男「え?」
女「その風情というかロマンみたいなのが足りない」
男「えーと…でお返事は」
女「ちゃんと告白ぐらいしなさい。返事はそれから」
男「じゃあどんな感じにすればいい?」
女「それをいったらおしまいじゃない。自分で考えなさい。ヒントはさっき言った」
男「......わかった。もう一回やるよ」
男「女さん。君の瞳は星のようn
女「ストップ」
男「え、駄目だった?」
女「よくそんな事を言おうと思ったものね」
男「けどまだ途中だ」
女「大体想像はつく」
女「ロマンからの安易な発想でしょうけどそれにしても酷い」
女「あんなこと言える神経は賞賛すべきものね」
男「今のは褒めた?」
女「全然褒めてない」
男「...もう一つヒントをくれ」
女「じゃあ奇をてらわず自分の思いを伝えてみれば」
男「......よし浮かんだ」
男「これから毎朝味噌汁を作ってくれ」
女「こ、こちらこそ//」
女「じゃなくてそれは違う」
男「その割に乗り気だったような」
女「さっきのは違う、なし」
女「本題に入るわ。ベタな台詞は許容範囲ね。だけど結婚は本気じゃないでしょ、嘘は駄目」
男「俺は本気だ」
女「けけ、けど今回は付き合うための告白だからなし//」
女「早く次のを」
男「ところでで女さん。何でこんなことするの?」
女「あなたがちゃんと告白できるぐらいの人だったら返事をしてもいい」
男「よくわからないな。告白ってそんなに重要か?」
女「重要よ!しかも初めてとなるとさらに」
×さらに
○さらにね
男「じゃあどんなのがちゃんとした告白なんだ?」
女「さっきも言った通りそれを言ったらおしまいでしょ。色々やってみたら」
男「はいはい...じゃあこれだ」
男「あれ、俺達付き合ってるよな?」
女「...まだ付き合ってないですし。それは告白と呼べない」
男「だめか」
女「やっぱりだめね」
女「」
ミスった今のナシ
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