中沢「お、これは>>2か?」後編 (106)

け、消されちまった……

という訳なのでまたスレ立てですよ

訳の分からない人はsea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ssplus/1441881698-3.htmlを参照

また最初からと冷や冷やしたわ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1442110769

くっさ

中沢「あ、ありのままに今起こってる事を話すぜ!(というかそうしないとヤバイ)」

中沢「俺はゆっくり風呂に入って疲れがとれたとドアを開けた瞬間友達が笑って殺すとか言ってきた!」

中沢「……まあ何言ってるか分かんないよね~」

中沢「そして時は動き出す」



中沢「……」

中沢(……どうする……)

中沢(なんか見た目冗談言ってる様には思えないが……)

中沢(てか爪っ!?え、ヒロインの武器が爪ってどうよ?)

中沢(あっ、こっちにニコって笑って爪で狙い定めてるよ)

中沢「………」

中沢(……だが、俺だぞ?全国ピンポンダッシュ大会13位に輝いた俺だぞ?)

中沢(ただでさえここは俺の家、あらゆる物は把握してある、こちらの方に利があるぞ)

中沢(………ただ、ブルーベリーみたいにガチャって扉開けられたらそれはそれでおしまいだが)

中沢「くそ……もうタイムリミットか!」

↓どうする?

中沢(と、とにかく逃げるが勝ち!)ダッ

キリカ「……ふーん。いいよ?それじゃしようか。命を賭けた、鬼ごっこ」



中沢「…て言ったってどこに行きゃ良いんだよ!」

中沢「追ってくる間に……どうする?出るか?隠れるか?」

↓どうする?

中沢(脱出する→火をつける)

中沢「よし、流石に火には耐えられないだろ……」

中沢(……少し抵抗あるがな……)

中沢(……ごめんなさいキリカさん!!)

中沢「よしドアだ!!外に出r」

ガチャガチャ

中沢「?」

ガチャガチャガチャ

中沢「Whyyyyyy!!!?」

中沢「え、あれ内側って普通鍵使わずに開けれるよね?てか開いてるよね?え?」

中沢「くっそ!これじゃ火つけたところで自爆するだけじゃん……」

中沢「えっと……どうしよ」

↓どうする?

中沢(……ふふ、だがこんな事もあろうかと、対ヤンデレ用地下室を用意した)

ガチャ

バタン

中沢(流石にここはばれない様だな……これで俺も死なずキリカも死なず、ハッピーエンドまっしぐらやで!!)

テクテク………

キリカ「居ないなあ~どこに行ったんだろ、外には行ってないよね?」

テクテク………

中沢「………ふう。行っ(ry

ドオオンッ

中沢「」

キリカ「まあ上にも四方にも居ないなら下だよねえ~」

中沢「逃げ……

中沢(れねえーー!隠れる場所なんか作ってっかよ!)

中沢(あれこれ……\(^o^)/)

↓どうする?

中沢(こうなりゃ倒すしかないか…?)

中沢(つったって、素手だぞ?なに?二重の極み〔笑〕てかっこ悪く死ねってのか?ごめんだね)

中沢(どうする……ん?ヤンデレ……変態……)



中沢(クックック。成る程。この絶体絶命の状況を打破する策が一つあったな)

キリカ「さあてとそろそろ鬼ごっこもお開きに…」

ダッ

中沢「ぬおおおおお!!!」

キリカ「っなっ!?」

ダキッ

キリカ「えっ……?」

チュ~

キリカ「↓○2+4☆☆◎☀︎♨︎!?」

レロ……

中沢(最後の足掻きだ。これで立ってたらアンタの勝ち、堕ちたら俺の勝ちだ……!)

クチュクチュ

キリカ「っ……んっ……んん!」

中沢(正気に戻れええええ!!)



中沢「はあ、はあ…全く。世話が焼ける。ま、俺のキスには敵わなかったけど」

中沢「俺はこれでも模擬練習を何度もしてるんだぜ?(人ではやってない)」

中沢「……寝顔可愛い………」

中沢「……ちょっとぐらい、いいよね?」

スクッ

中沢「」

キリカ「ああ~気持ち良かったよ、恩人」

中沢「なっ!俺のキス力は8000以上(適当)だぞ!?気絶しないだと……」

中沢(はっ!そうか魔法少女にはエロ耐性があるのか!くそ!誤算だった!)

キリカ「……」スタスタ

中沢「もう駄目だ……策尽きた…」

中沢(煮るなり焼くなり好きにしろおお!くそ!)

キリカ「」スッ

中沢(でも可愛い。しゃがんで顔見せてるけど可愛いじゃん……)

キリカ「…ありがと」

チュッ

中沢「………え……」

ズッ

中沢「キ……カ……さ……」

ドサッ

キリカ「……」


織莉子「……はあ。なんと言うかコメント出来ないわ」

織莉子「まあ、確かに死んでるわね…心臓が動いてない…」

織莉子「その死体、貴女にあげるわ」

キリカ「……」



中沢「ん……ん?」


中沢「うっ!げほっけほ!はあ、はあ…」

キリカ「大丈夫?」

中沢「大丈夫な訳ないでしょう!心臓貫かれて生きてる人がどこ……あれ、生きてる…」

ゆま「お兄ちゃん、大丈夫?」

中沢「あ、確かゆまちゃんだっけか…?どうしてこうなってるんだ?」

キリカ「……織莉子に命令されて、殺したんだよ」

中沢「え、それじゃなんで俺は……」

ゆま「キリカはお兄ちゃんを連れてきて、治してって言ってきてね…」

中沢「は?……えとつまり…」

キリカ「……私の魔法は標的の速度を低下させる事。心臓を貫く直後に魔法を発動させておいた」

キリカ「それでも限界がある。だからこそ成功した」

中沢「……」

キリカ「心臓が止まったら人は死ぬ、その心理を利用して、織莉子を騙した」

ゆま「まあ、治す時のスピードが遅くなるといけないからその時は戻してもらったから、もしかしたら治してる時に2、3秒は死んでたかもね」

中沢「…….おい。それアウトじゃない?」

ダキッ

中沢「っ!?」


キリカ「……生きてて良かった……」

ギュッ

中沢(……え、なにこれ?こんな積極的でしたっけキリカさん?)

キリカ「ごめんね……ごめんね…コレしか私には解決の方法が見つかれなかった…」

キリカ「良かった……恩人…いや、中沢君……」



中沢「……え……」

中沢(完全に今中沢って言ったよな?な?あれ、なんで俺の名前知ってんだろ……)

織莉子「……全く何してるんだか」

中沢「!お、織莉子さん……」

キリカ「………織莉子……」

織莉子「何よその面は……騙したのばれちゃったって顔ね」

キリカ「……ごめん織莉子。でも今回に関し

織莉子「……馬鹿かしら?貴女」

キリカ「!?」

織莉子「私は『一度お灸を据える必要がある』と言ったのよ」

織莉子「………2、3秒はお花畑に行ったんでしょう?」

キリカ「え……てことは………」

織莉子「……ご苦労様。後、その子は貴女が何とかして頂戴」

織莉子「今夜は私が出る幕じゃないわね……ぷぷ」



キリカ「っやったあああああ!良かったよおおお!」ギュッ

ゆま「良かったね!キリカ!」

キリカ「ううう、頑張った甲斐があったよう……」

ボキボキ…

ゆま「ねえ、キリカ」

キリカ「え?……あっ」

中沢「」

ゆま「骨……折っちゃうよ……」



キリカ「ふう………」

中沢「zzzz」

キリカ「ふふ。どんな夢見てるのかな……」

キリカ「……さてと、今10時か……何かしようかな……」


↓何をしよう?

キリカ「こ、これは鹿目まどか……」(中沢の携帯調査中)

キリカ「………」プルルルル

キリカ「っ出ないな」

キリカ「……確か暁美ほむらが知り合いって織莉子も言ってたような……」

キリカ「試しに……」



ほむら「?あ、中沢さん…なんだろ」ピッ

キリカ『こんばんは』

ほむら「!?あ、貴女は誰……」

キリカ『?私はそうだな……通りすがりの魔法少女とでも言おうか……』

ほむら「魔法少女……貴女も……?」

キリカ『うん……君、鹿目まどかって人知ってるかな?』

ほむら「は、はい……」

キリカ『実は伝言があってね………』


キリカ『明後日、いやほとんど明日か、水曜日、12時に見滝原公園に来て欲しいってね』

キリカ『貴女を殺します……とも伝えて…』

ほむら「っ!?……え、ちょ、ちょっと!?」


キリカ「ふーん、色々な人の電話番号知ってるんだね……?」

中沢「………ん、ふぁ、ファッ!?」

キリカ「うわっ!びっくりした…起きちゃったんだね…」

中沢「あわわわ。え、えっと……キリカさん…プラウザ見てませんね?」

キリカ「え、見てないけど…」

中沢(大体なんでパスワードしってるの…)

キリカ「zzzz…むにゃむにゃ」

中沢「ふう、寝たか…あーもう起きたらもう1時だよ」

中沢「寝れないな……」

じゃあいい夢見せてあげようか?


中沢「………何しに来た……QB……」

QB「いや、決戦の前に一回顔を合わせてみたかっただけさ。そして実際僕が喋るのも証明できた」

中沢「………いい夢ってなんだよ」

QB「君と呉キリカの昔の話さ」

中沢「やっぱり俺はこの人を知っていたのか?」

QB「呉キリカは違う自分になりたいという願いで魔法少女になったんだ」

中沢「違う自分に……?」

QB「まずは思い出させてあげようか。君の過去を」



ちょいとid変えますぜ旦那

中沢『ほら行こーぜ!』

キリカ『ええ…子供だけで遊ぶなって先生も言ってたんでしょ?』

中沢『全くビビりだな…そんな死ぬような事めったに起きないってば』

キリカ『あうう……う、うん』



中沢『うっわ広い……』

キリカ『あっ。この貝綺麗…』

中沢『?おお!なんか珍しい形!持って帰ろう』

キリカ『ええ…お母さんに怒られるよ…』


ザーッ

中沢『うわーー!降ってきたーー!』

キリカ『だからやめよって言ったのにーー!!』

中沢『あ、あそこ!橋の下なら…』



中沢『うう…寒い…』

キリカ『家に帰りたいよ……お腹空いた』ギュルル…

中沢『……よっと』パリッ

キリカ『?』

中沢『ほら、うんまい棒半分!』

キリカ『』ゴクリ

サクサク

中沢『へへ。こっそり家から持ってきた甲斐があったぜ』



中沢『zzzzz』

キリカ『zzzzz』

中沢「……お陰で思い出せたよ……忘れたい事まで…」

QB「全く。人間は欲張りだね。そういう風に一度言ったことを撤回する」

中沢「………」

中沢(俺の小学生の頃の友達……だった奴だ。成績がビリから数えられる程の落ちこぼれ、勿論体育も苦手。さらには暗くて内心的。友達も作れやしなかった)

中沢(普通なら可哀想だと思うだろ?唯一声を掛けれたのが俺だ)

中沢(いじめも何回かあっており、たまに不登校の時もあった)

中沢(……許せなかった。だって酷いじゃん。何も悪い事をしてないのに)


中沢(仲をを深めていく内にたまに休日に遊んだり、勉強を教えたり、それなりにいい関係を築けたと思う)

中沢(こいつには誰か支えてもらわないと生きていけない、こいつには、俺が必要なんだ、接していく内に分かっていった)

中沢(だが……何時の間にか、ある日を境にあいつは変わっちまった…)

中沢(明るくて、友好的で、ノロマノロマ言われてたのが体育でトップとっちまって……)

中沢(……それと同時に俺はあいつと距離を置き始めた)

中沢(もう、俺が見てやらなくとも困らないぐらいに……成長しちまった……)


中沢(そら、喜ぶところでだろうな普通)

中沢(でもな、怖かった……)

中沢(自分が何処か別の場所へ置いてかれちまった様な感じがした…)

中沢(終いには泣いちまったよ…)

中沢(……馬鹿だよなあ……俺はあいつに必要奴だと思われたかっただけ……)

中沢(……あいつに、大切な存在とされて欲しかったため……それだけのために…)

中沢(自分が一番あいつを苛めてたんじゃないかな……)

中沢(その時思ったんだ……俺の中の呉キリカは死んだんだ…そう思いたかった…)

中沢(………それ以降、今まで泣いた事は無かった)


中沢「ああ、今までな……いや、今はもう違うか…」

中沢「…………俺を、覚えてくれて……ありがとう゛……」ポタポタ…

中沢「………ううっあう……」




中沢「………」

チュンチュン

中沢「あ、ううん……ああそうだっけ俺泣いちまったんだっけ……」

中沢「………キリカ………」

中沢「……なにが御免だよちくしょう……こっちの台詞だよ…」

中沢(タイムリミットまで後27時間……あれから半分切っちまった…)

中沢「……俺に何か出来ることはねえのか……!?」

↓自由に行動


キリカ「……ん、?あっ。中沢君……」

中沢「……中沢、でいいよ。キリカ」

キリカ「……思い出した?」

中沢「…………」

キリカ「…………」

ギュッ

キリカ「……ありがと……中沢……」

中沢「何言ってるんだよ、俺の方が迷惑掛けちまった…」

キリカ「ううん。携帯も見つけてくれたし、ペアチケットで私を選んでくれたし、こっそり3DSくれたし」

中沢「まあ……お前のその迷惑でまたこうして会えたからな……」

中沢「……性格が変わっても……キリカはキリカだよ……」

中沢「俺はただの臆病者だったな……」

キリカ「やめて!」

中沢「!?」

キリカ「……私は…織莉子に助けられて自分もそんな存在になりたかった…だから今までの自分を……断ち切りたかった……」

キリカ「でも……一番大切な人は…もっと身近にいたのに……私は…見捨ててしまった…」

キリカ「私がこんな事しなければ…」

中沢「……キリカ、もうこの話は止めだ」

キリカ「えっ……」

中沢「俺たちは、ちゃんと本人に謝れた…それでもう…いいだろう?」

キリカ「……うん」

中沢「よし!なんか朝飯でも食うか!」

キリカ「…………あれ?学校は?」

中沢「………え?今日って確か火曜じゃ無かったか?」

キリカ「いやだから行くんじゃないの?」



中沢「\(^o^)/」

キリカ「\(^o^)/」



さやか「………」

上条「今日は3人も休みだなんて珍しいね」

早乙女「なんで今日に限っていないんですかね……」ボキッ!

猿人間(あのおばさんやっぱり怖いわ~)



中沢「ふう。朝飯も食べた事だしなんかするか……」

中沢「……てのんびりしてらんねえええ!」

中沢「気付いたら1時間過ぎたじゃん!やだあああ!」

中沢「ああ!今のを後26回繰り返したら俺女になんないといけないの?やだあああ!」

中沢「て寝る時間も差し引いたらそんな時間ないじゃん!!ぐおおお!!」

中沢「やばい!色々やばいよ!」

中沢「慎重に行動しないとGAME OVER真っしぐらだよ!」

中沢「……ま、なんとかなるさー」

↓自由に行動

中沢「……そういやあの夢に出てきたのって…」

まどか『』

中沢「とすると鹿目さんもって事になるよなあ……」

中沢「携帯で呼び出すか」



中沢「……て言ってるけど今日学校じゃん……」

中沢「駄目元でやってみるか……」ピッピッ

中沢(あれ?鹿目さんに暁美さん……発信した覚えないけどな…)

中沢「……」プルルルル

中沢「やっぱり駄目か」



中沢「……て出る訳ないじゃん!何俺言ってんの!」

中沢「俺はさやかからもらっただけであり鹿目さんにとっちゃ誰これて奴じゃん!」

プルルルル

中沢「え………あれ………」

中沢(はっ!まさかさやかの奴言いふらしたのか!そーなのかー!くそ!この後何か脅してくるに決まってる!)

中沢(あの人ティヒティヒ言って可愛いけどさやかとつるんでる時点で嫌な予感しかしないんだよ!!)


中沢(えーい!どうにでもなれ!)

ピッ

中沢「えーともしもし中沢ですよっと」

まどか『…』

中沢(俺の人生オワタ……)

まどか『中沢君……少し、話したい事があるの…』

中沢「ん?え?なんと?」

まどか『公園に来て』

ツーツー

中沢「え、ちょっと!?鹿目さん?おーい!」

中沢(え?何?公園て何?てか休んでんの?え?何なの?)

中沢「……そうか!これはいわゆる告白イベントか!いやあモテるって怖いなあ!」

中沢「だが俺は二股になんかなるかよ。ちゃんと断ってきてやるぜ!」

中沢「……それに聞きたい事もあるしな…」


まどか「あ、中沢くん!」

中沢「鹿目さん…すまないけどその…僕には…」

まどか「とりあえず腕をへし折っていい?」

中沢(おお、怖い怖い)

まどか「………中沢くん、もしかして私達のことってよく知ってる?」

中沢「………まあ、予測は立っているかな」

まどか「!」

中沢「魔法少女、かな?」

まどか「……そこまで知ってるなら話が早いね」


まどか「……説得してくれないかな?」

中沢「…?」

まどか「ほむらちゃんね、誰か知らない人から電話が来たらしいんだ」

まどか「そして私達を殺すって……」

中沢「……え?」

中沢「…………」

中沢「…………」

中沢「ええええええええ!?」

まどか「それで何行使ってるの……」

中沢「え、ちょ、話が追いつけませんよ!」

中沢「こ、殺すってどういう…」

まどか「…明日、台風が来るらしいの」

中沢「台風?」

まどか「QBが言っていた。とびっきりの魔女が来るって…だからそんな暇ないの」

まどか「むしろ、その人が魔法少女なら協力してほしいの」

まどか「お願い!協力して!」

中沢「……は……?」




中沢「……」

中沢「嘘だろ…キリカが殺すなんて…」

中沢「…確かめてみるしかないな…」



織莉子「…で来たと」

中沢「貴方なら知っていると思って…」

織莉子「……魔法少女狩り…」

中沢「え……?」

織莉子「来るべき日、最悪の魔女が誕生する…その魔法少女を探すためにそれをやってきた…」

織莉子「おの魔女達が説明したんでしょう?魔法少女は魔女になると」

中沢「……」

織莉子「素質が良ければその分、頼もしい仲間が出来る反面、……とんでもない魔女が誕生する……」

織莉子「…決戦は明日よ……あの子をなんとかして仕留めないと皆死んでしまう…」

織莉子「私はある願いで予知能力を得た。決して嘘はついてない」


中沢「……」

中沢(どちらでも俺の夢は成立する……!)

中沢(戦った結果、相打ちになった…)

中沢(共闘した結果、敗けた……!)

中沢(…どちらも嘘をついてない…)

中沢(…だが、何かしら食い違いがある…)

中沢(どっちが真実なんだ……?)

↓協力させるor殺しに協力する

中沢「少し…質問させてください」

織莉子「?」

中沢「……何か隠していますよね?」

織莉子「……」

中沢「鹿目さんはこういう風に言ってました。明日とてつもない程強い魔女が現れるって」

中沢「予測出来るなら、なんでそんな事を……」

織莉子「……分からない」

中沢「?」

織莉子「この状況を打破する策が見えないのよ…」

中沢「え……」

織莉子「確かに…明日はワルプルギスの夜が来る日、だからこそ、多くの魔力を消費してしまうから魔女化してしまう、なら協力しろですって?」

織莉子「…どの未来でも…魔女化する未来しか見えないのよ…」

中沢「!!」

織莉子「それ程化物クラスってことよ」

織莉子「魔女化されるのは困る、だから事前に殺して、あとは私とゆまとキリカでなんとかする…」

織莉子「……まあ、それでも勝てないかもしれないけどね…」



中沢「え………」

織莉子「安心なさい。私達の最低限の目標は市民の避難。なんとかして持ち堪えてみせる」

中沢「………聞いていたかい?鹿目さん」

織莉子「!?」

まどか『……はい』

織莉子「…鹿目さん。貴方はまずいわ。最悪死に損なった場合、街が崩壊するではすまない」

まどか『……分かっています…でも、私だって…マミさんが…守ってくれたこの街を守りたいんです』

まどか『私だって、魔法少女です。足手まといになるかもしれないけど…マミさんを守れなかった分……皆を守りたいんです…』

織莉子「……はあ」ぽりぽり

織莉子「分かったわ。ただし、自殺するなんて事は出来ればしたくないでしょう?」

まどか「……その時は……」

織莉子「……成立ね。分かったわ。明日、なんとかして守りましょう」


織莉子「……」

中沢「…あ、あの…」

織莉子「少し考え事をするから、1人にさせて頂戴」


中沢「………どうする……俺は…何も出来ないのか…」

中沢「…とにかく時間がない…まだ今日は活動できる」

↓自由に行動



中沢「」ペラペラ

シャルロッテ「…よし心得た!俺達はなんでも協力してやるぞ!」

中沢「まず……お前らには避難所のサポートを行ってもらう」

キャンデロロ「避難所の…」

中沢「恐らくこの戦いに勝つ方法はないと思う」

シャルロッテ「ちょ、何弱音吐いてんの…」

中沢「だから最後まで聞けや。いいか、今回の最低目標は市民の避難、そうすれば街は崩壊しても人は助けられたから結果オーライ」

中沢「……だが何かトラブルが起きる可能性も無くはない」

中沢「例えば、使い魔がこっちに来たりした場合、なんとか食い止めてほしい」

シャルロッテ「承知!」

中沢「それと…出来るだけ仲間を集めてくれ!なんとか話の通じる魔女を連れてきてくれ!」

キャンデロロ「僕はその捜索に行くからシャルロッテは作戦会議に行ってよ」

シャルロッテ「おうよ!」


織莉子「皆来たわね…」

キリカ「うん…」

ゆま「おーなんかすごいメンバー!」

まどか「……」

中沢「と、とりあえず魔女がいるのは気にしないでください」

シャルロッテ「じゃ、始めよーぜ」



織莉子「……いいかしら、魔女は避難所からある程度離れた場所に出現する」

織莉子「そうね…避難所に着くまで10分て感じかしら…まあ、使い魔なら速くて5、6分で攻めてくるでしょうけど」

織莉子「とにかく早めに避難させるわよ」

織莉子「とはいえ街の皆が避難所の揃うのがいつか正確には分からない。だから魔女が現れた時点でこの作戦を決行するわ」

織莉子「まず…あらかじめ避難所の近くの建物を破壊する」

シャルロッテ「え、おい最初から何やってんだよ…」

織莉子「そりゃ何か異変が起きないと避難所から別の街に避難するというのはないでしょう…」

織莉子「……それで皆移動し始めたら、魔女をなんとか食い止めてるわ」

シャルロッテ「それって流石に無理があるんじゃ…」

織莉子「これしか思いつかなかったのよ!」



織莉子「キリカ、ゆま、鹿目さん、出来るだけ魔力を消耗せずに、出来れば誘導するようにやって」

キリカ ゆま まどか「はい!」

織莉子「シャルロッテ、及び魔女達は市民を徹底的にサポート!何としても守り抜くのよ!」

シャルロッテ「任せろ!!」

織莉子「そして…中沢君は何かあった時の連絡係…だけど主に魔女達の手伝いをして。貴方にらこれぐらいしかやれることはないわ」

中沢「……はい!」

織莉子「じゃあ各自明日に備えて早めに寝る事!そして…あらかじめイメージトレーニングなりなんなりして頂戴!」

織莉子「…何とかして皆無事に帰ってきましょう!」

皆「応っ!!」

こうして、地球防衛軍による地球の命運を賭けた静かなる戦いが始まろうとしていた!!

中沢『……』

QB『残り10時間のお知らせをしに来たよ~』

中沢『明日……皆死んじまうのか?』

QB『さあ?君の選択次第では助かるかもしれないし、助からないかもしれない』


織莉子『この状況を打破する策が見えないのよ…』


中沢『…』

QB『でも、確かにワルプルギスの夜は強い、そんな簡単には君たちの思惑通りにはいかないだろう…』

中沢『お前は……お前には何のメリットがあるんだ?』

QB『………しょうがないな。話してあげよう。僕達インキュベーターの秘密を…』



中沢『……う、宇宙の?』

QB『そう。魔法少女達のエネルギーを使って宇宙が崩壊しない様に』

中沢『言ってる事がめちゃくちゃだろ!それで地球がなんで犠牲にならないといけないんだよ!』

QB『…君が反対の立場ならどうかな?』

中沢『……!?』

QB『他人事とし、自分の利益しか考えないだろう?』

中沢『そんな事は……』

QB『口では何とでも言えるさ』

QB『まあ、よく考えてみなよ。地球を犠牲にして宇宙の英雄になるか、はたまた、地球を救って宇宙の悪魔になるか』

QB『選択肢は一つしかないと思うけどね…』



中沢(……前々から思う……地球?今やってる事は見滝原市の話だろ?)

中沢(お前は何を目論んでいるんだ……特別な素質だからなんなんだ……)

中沢(……いや、寝よう…)

おまけ

織莉子「皆大好き織莉子様が舞い降りてきてやったわよ」

織莉子「……というのは置いといて貴方達意見聞きたいわ…どうすればワルプルギスから皆を助けられるのか」

織莉子「出来れば>>1にえっ、お前これ考えてなかったの?ワロスwwと言えるような作戦を頼むわ!」

織莉子「じゃあまずそこの貴方!貴方よ!分からないの!?」

失礼します。あ、織莉子さんどいて。

ふう。とりあえず今日はこれで終わりです

明日でいよいよ完結(多分)です!

最後まで見てくれる方は是非見ていってくださいな!

ほむらの時間遡行で因果が溜まった挙げ句まどかは最悪の魔女候補へと成長したんだから最初の周で魔女化しても大したことにはならないのでは

>>50
そりゃそうなんだけど、他にもグンマーに海ないだろとか、たとえ小学生で友達だったとしても学年クラスちがくてイジメがどうのとかわかるのかよとかいろいろあるんだけど、こまけぇことは気にするな精神で応援している
まぁ、ワルプル倒すネタ思いつくなら自分でつかうわとも思うけど…キリカちゃんに免じて考えてやるよ
どうせ採用されないだろうけど

案1:「女の子になりたい!」そう願った中沢の個有魔法はあらゆるものを女の子にする能力だった。ワルプルからなんからおにゃのこ化してハーレムEDなのだが、ぷすっとはできないのだった

案2:「恭介のことかァ―――――ッッ!!!!」上条の死に猿が突如として覚醒、ワルを撃破する。悲しみにくれるさやかと猿に織莉子は言う「天竺にはどんな願いもかなえることができる七つの石があるというわ」こうしてマミとオフィーリアをくわえた一行は旅立ち、中沢らはそれを見送るのだった

案3:避難所にみんな入ったらシャルの魔女結界にとりこむ。ワル抜けたら解除。町はこわれちゃったけどみんな無事でよかったね!というノーリスクノーエンタメな策

あ、オフィーリアは馬のみね。織莉子が乗ればいい

中沢「……」

中沢(……朝起こされて出掛けると言われた…避難指示が出たのだ)

中沢(とりあえず避難所に着き、現状を把握した所だ…)

中沢「…後……2時間か…」

中沢「誰かと話そう…」

↓話し相手

中沢「……キリカと話そう」


キリカ「……どうしたの?」

中沢「……あのさ、もし、もしもだけど…お前が死ななければ、仲間達を殺すって言われた場合、キリカはどうする?」

キリカ「……私は……分からない。どうすればいいか」

キリカ「どちらかと言えば…うーん…」

中沢「もし、そんな時、お前ならどういう行動をする?」

↓中沢へのアドバイス

キリカ「……私は、自分が一番だと思う事をやる…例えそれが皆が死んでしまうような結末を迎えても…」

キリカ「後悔しない…」

中沢「……そう、か」




ワルプルギス「……キャハハハハ!」

織莉子「……キリカ、怖い?」

キリカ「……ううん、怖くない。織莉子がついてるんだもん」

まどか「……」

ゆま「す、すごーい!でかい!」


ドオオンッ

市民「!?」

キャンデロロ「始まったな…」

エリー「じゃあ、早速始めるか」

フッ

ザワザワ…

市民「ここは…?」

エリー「私の魔力でこいつらに幻覚を見せる」

シャルロッテ「え、お前って未来も写せんの?」

エリー「ああ。織莉子の予知能力のデータを解析し、予測し作ったムービーだが」

キャンデロロ「これで皆、慌てて逃げ出すかな…」



まどか「…っ!」ヒュンッ

ワルプルギス「キャハハハハ!」

まどか「だ、駄目!効いてない!?」

キリカ「くっ!使い魔も霧が無い……」

織莉子(……あまり消費したくないけどそうも言ってられないわね…)

織莉子「喰らいなさい、化け物」

ワルプルギス「!!」

ドオオッッ

ゆま「あ、あああれはビーム!?」

キリカ「よし!吹っ飛んだ!」

織莉子「……あまり…効いてるようには見えないけどね…」

ワルプルギス「キャハハ!」

中沢「…」

QB「どうしたんだい?中沢」

中沢「……っ!お前は…」

QB「何時でも僕は契約する準備は出来てるからね?」

中沢「……分かってるよ…」



ズドドッ

キリカ「攻撃方法が…ビルの投擲って…何なの!」

まどか「うわわわ…」

織莉子「……キリカ!危ない!」

ドンッ

キリカ「…!」

ドオオンッ……

織莉子「ぐ、ぐはっ…」

キリカ「お、織莉子!っお前……!」

ゆま「キリカー!で、でもおりこも助けないと…」

織莉子「……っ…」

ゆま「…今治すから…」

使い魔「♪~」

まどか「こっちに来るなあ!」

ヒュヒュ……ドオオッ

まどか「何とか時間を稼ぐから!」

ゆま「う、うん」コクッ



キリカ「っこの!」

ガキィッ…

キリカ「き、傷が付かない…!」

キリカ(まずいよ…もうすぐついちゃうよ…)





皆「ぎゃあああ!逃げろおお!」

シャルロッテ「よし!後はこいつらを追っ払えればOKだ!」

ダダダ…

中沢「………皆……」

さやか「はあ、はあ…どこ行ってんの…まどか…」

中沢「!さ、さやか!何やってる!早く逃げろ!ここも時期に危なくなる!」

さやか「じゃあ…勝手に行ってなさいよ!…誰が親友残して逃げれるか…!」

上条「エイミー、鹿目さんの匂いを嗅いで追いかけるんだ!」

猿人間「……え、俺そんな変態じゃねえよ流石に…知るかよ匂いなんか…」

仁美「……鹿目さーん!どこにいるのですかーー?」

中沢「…お、お前ら…早くしないと死んじまうかもしれないぞ!?さっきのなんか変な映像見たろ!?」

さやか「はあ…台風ごときでこの街が吹き飛ぶなんて馬鹿な話ないでしょう…!」

さやか「あーくそ!ここにも居ない!もしかして先に行っちゃ…」

中沢「……分かったよ。俺も手伝う。俺は外探すから、お前らは中をもっちっと探せ」

中沢「もし見つけたら必ず追いかける…」

さやか「え、あ…うん…」

さやか(中沢…あんたは……あの化け物の所にまどかが居るって言うの……?)

さやか「何それ?厨二病wwとか終いには言われたよ。なんで皆見えないのよ…」グスン



中沢「……」テクテク…

ほむら「な、中沢さん!どこに行くんですか?」

中沢「……何処って…決まってますよ」

ほむら「……止めて!私達が行ったって何の役にも…」

中沢「そう思うなら、そうかもしれませんね」



中沢(……キリカ…お前は言ったよな?…どんな結果になろうと後悔はしないって…それが最善の策だったからって…)

中沢(俺が今からする行動も…お前は許してくれるのか…?)

QB「……」

QB「ふう。やっと止まったかい。これならいっそ、ここで待てばよかった…」

中沢「……」

QB「…見ての通り…今彼女達苦戦している…今助けられるのは精々…君か、暁美ほむらぐらいだろうね…」

QB「だからと言って、助ければ勝てるとも限らない」

QB「……1つ忠告しよう…」


QB「君達は絶対に、どんな方法を使ってもワルプルギスの夜には勝てない」

QB「これが最後の助言だよ」

中沢「……」

QB「最後まで希望を捨てず…魔法少女になるか…それともこのまま彼女らの最期を見届けるか…」

QB「……君が選びなよ、運命の選択肢を」

中沢「……俺は…俺は……」

↓戦うor…

中沢「……おい!ワルプルギス!お前どれだけ人に迷惑掛けてると思ってる!いい加減帰りやがれ!」

キリカ「……中沢…」

ワルプルギス「……?キャハハハ!」

中沢「お、おい!何とか言え!」

QB「……あの魔女達は何故か知らないけど君の意思が伝わるようだね…」

QB「…とはいえ、あの魔女達を魔法少女にする時に何らかのバグが起きただけだろうけど」

QB「最後の策、切れたかな?」

中沢「……くそ…」

↓戦うor…

中沢「……キリカあああ!!!」

キリカ「…中沢?どうしたの!?」

中沢「俺は、俺は俺は俺は俺はあ!お前の事がああ!」

スゥ~~~

中沢「大大大大大っ~~好きなんだよおおおおお!!!」

キリカ「……ふえ?」

中沢「だからあ!お前は俺が好きなのか!?」

ズドド…

キリカ「好きに決まってるでしよおおお!?」

中沢「……俺が変になっても…俺を受け止めて愛してくれるかいいいいい!?」

キリカ「なんで今そんなこと聞くのおおおお!?」

中沢「今だから聞いてんだあ!答えてくれえええ!」



キリカ「私は絶対っ、見捨てないいいいいいい!!///」

中沢「okサインもらいましたぜ」

QB「………訳が分からないよ……で、契約するんだね?」

中沢「ああ…俺を女にしてくれ……!」

QB「君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その力を…!」

中沢「………済まない…キリカ…でもこれぐらいしかもう手が無かった………」

中沢「最後ぐらい、カッコつけさせろ!!」



ワルプルギス「…キャハハハ!」

ドッ

キリカ「がっ!」

キリカ「げほっげほ!」

まどか「キリカちゃん!」

ゴオオオ…

織莉子「……ま、まずい…あんな、でかいの……喰らったら…」

まどか(……離れたら……っ!)

キリカ「………!」

キリカ(ごめん……中沢君……私……)

ヒュゥゥ………





ガッ!

キリカ「……?」





中沢「………くお………らあっ!!」ドッ…


まどか「な、中沢……君!?」

キタ―――――――!!!!!!

キリカ「な、中沢…っ!」

ガシッ

中沢「……」コクッ

キリカ「……うん……!」コクッ

中沢 キリカ「おおおおおおらあああああああああッッッ!!!」

ドガァッ

まどか(……カップルの、力って、すげー)

ゆま「……終わったよ!」

織莉子「……ありがとう……」

ワルプルギス「キャハハハハ!!!」


中沢「……行くよ!鹿目さん、織莉子さん、ゆま、キリカ!!」


まどか「はっ!!」ヒュンッ

ドオッ

キリカ「喰らえ!」

ガキィッ

中沢「……っ!」

ボオオッ!

ワルプルギス「!!!」



QB「……人間はなんと愚かな生物だ。何故目先の事しか考えない……君達は今、宇宙を破滅の道へ導いているんだぞ……?」

中沢「……なんか勘違いをしてるから一つ言わせてもらうが……っ!」

…シュゥゥ…

織莉子「……」

ゆま「……」

中沢「運命とか未来とか……決まってるとか知らねえけどよ……」ゴゴ……

まどか「……」

キリカ「……」



中沢「…そういうのは…自分達で切り開くもんだろうがああっ!!」

ボオオオッッ

ワルプルギス「キャ……ハハハハ……?」

……ピキピキ……


ワルプルギス「ハハアァァァ゛……」

ドオオンッッ

……ドドドド……



中沢「……お前らが人間の価値を語るなんざ、53万年早いぜ!!!」






中沢「き、決まった………ぜ……」

まどか「大丈夫?」

織莉子「馬鹿ね……そんな無茶するから……私達のエネルギーを分けたからって…実際放つときはかなりの魔力を消費するわよ?」

ゆま「兄ちゃんカッコよかった!棒からビーム撃って!」

キリカ「…全く…無茶しないでよ……」

中沢「ま、俺は勝つ気満々だったがな!」

まどか「今からグリーフシード取ってくるよ!」

織莉子(………おかしい……なんというか…鮮やかすぎる…そりゃ嬉しいけども…)

織莉子(何よ……この妙な胸騒ぎ…)

まどか「……あ、あれ?」

キリカ「……嘘……こ、これって……」

中沢「まだ……光ってる?た、倒したはずだろ?それとも残りの使い魔……?」

織莉子(…違う!確かにさっき一瞬光らなくなった……けど……勝てない…ま、まさか…)

QB「ふう。全く驚かしてくれるね、君らは。だけどそんな予想外の事態の時の為の策を何も考えてないと思ったかい?」

QB「この魔女に絶対に勝てない理由……それは………」


ワルプルギス「……キャハハハ!」

QB「相手から受けたエネルギーを吸収するからさ」

QB「更にそのエネルギーを宇宙のバランスを保つ為のエネルギーとして利用する。我ながら効率の良い集め方」

QB「君達の世界で言えば、一石二鳥だね」

中沢「な、なんだよそれ……どこのチートラスボスだよ……」

織莉子(…エネルギーを吸収……待てよ……)




織莉子「……まずい!皆今すぐに……」

ゴゴゴ………

QB「勿論、吸収するだけじゃない。その度に、学習する」

QB「学習とは言っても何を学ぶかと言えばね……」

QB「例えば君らがさっき放った光線…それを受けて学習したワルプルギスの夜は……」

ワルプルギス「………」ゴゴゴ……

ゆま「あ、あれはさっきの…」

キリカ「で、でもなんで私達より下を狙って……え」

中沢「ま、まず……




ワルプルギス「キャハハァァァッ!!!」

ボオオッッ






シャルロッテ「あ、あれは…」

キャンデロロ「え、な、なに!?」

エリー「くそ…まだ全員は避難してないぞ……」

カッッ


中沢「っ!」

織莉子「ビームにバリアってあなた本当便利ね!」

まどか「そんな事言ってる場合じゃないですよ!!」

ググッ……

キリカ「あいつ…避難所ごと吹き飛ぶすつもり!?」

中沢「そんなことさせるかあ…っ!」

ボボボ……

中沢「……っ!……かはっ……」

…ピキピキ……

ゆま「っつっ!まずいよ!壊れてきた!」

織莉子「っ!んっ……!」

中沢「っあっ………」

まどか「くおおおっ……!」

キリカ「ぐぐぐ……」

中沢「っ……かはっ……」

……シュゥゥ……


織莉子(……くそ!さっきソウルジェムを壊しておけば……だ、だけど……今離れたら……!)

……ドオオンッ…


仁美「きゃああ!!」

恭介「志筑さん!大丈夫か!?」

猿人間「何?あの変な光!?」


中沢「……あ………」


ほむら「……か、鹿目さん……中沢さん……」

さやか「……もういいよ……もう十分だよ…止めて…もう止めてよ…まどか…中沢……」

シュゥゥ……………























中沢(俺達は絶対………負け……な……い………!)

織莉子(終わった…何もかも…もう……止めまし…

キリカ「……いで…」

織莉子「?」

キリカ「諦めないで……」

織莉子「……キリカ……」

キリカ「……皆で無事に帰ろうって言ったじゃない?…なんで約束破ろうとしているの……折角、私達…戻ってこれたんだよ?だから……だから…だから゛、」


キリカ「諦めるなあっ!!!」

カッッ

ゆま「っ!」ガッ

まどか「……?……」

織莉子「あ……あ?」


シュゥゥ…


恭介「……な、なんだよあれ…」

仁美「か、鹿目さん……と中沢君……?」

猿人間「……」


ほむら「私は…何が…」

さやか「……綺麗……」



使い魔「!!!」

……モグモグ

シャルロッテ「あ、ありゃなんだよ……」

キャンデロロ「知らないよ…聞かれたって…」

シャルロッテ「なんで皆揃ってきらびやかな光放ってんだよ?」

市民「……」ザワザワ……

タツヤ「ねーちゃ!ねーちゃ!」

詢子「まどか……」

早乙女「あ、あれは一体…」

シュゥゥ……














中沢「………」

……起きて、起きて中沢君

中沢「……?そうか…俺死んじまったのか……」

中沢「……魔女になっちまったのか…」

……見て、よく

中沢「……皆……なんだ…あれは……」

……皆、頑張ってる…だから希望を捨てちゃ駄目

中沢「……あんた…誰だ…聞き覚えのある声だが……」

……うーん……神様、かな?

中沢「……神様、か。なら、俺の願いも聞いてはくれるのかな?」

………

中沢「皆を……助けられる力が欲しい…皆を……幸せにできるような力が欲しい…」

………中沢君には、もうその力はあるよ………



















中沢「………ああああああああああああ!!!」



織莉子「も、もう駄目……」

ピキピキピキピキ……

QB「な、なんだあれは……!?」


……ボオオッッ!

ワルプルギス「!?」

QB「な、…跳ね返した……そんな力がどこに…」



織莉子「あ、あ…」

ゆま「わあ……」


まどか「……わ……」

さやか「…あ、あれは……」


キリカ「……中沢っ!!!」



中沢「……はっ!」

…フッ……

シャルロッテ「なっ!つ、使い魔が消えちまった!?」

QB「どういう事だ……何が起きたんだ?」

中沢「今度こそ、ケリを付けてやるぜ!」

中沢「はっ!………らあっ!」

ボオッ

キリカ「な、なにこれ……弓矢?」

中沢『俺を撃て!当たれば絶対に勝てる!』

キリカ「…う、うん!」

ゴゴゴ……!

キリカ「くっ……コントロールが難しい…!」


QB「確実に勝てる?今のワルプルギスの夜にどう勝とうと言うんだ?今度こそ確実に……」

ワルプルギス「キャハハハ!!」

ゴゴゴ……!



キリカ「………!」ゴオオオ……

ワルプルギス「キャハ!」ゴオ……

織莉子「まずい!」

ゆま「先に撃たれちゃう!」

織莉子「そうはさせない!」ドオンッ

ゆま「ほらほら!こっちだよ!」ヒョイッヒョイッ


キリカ「あと少し…」

ワルプルギス「!!」

織莉子「またビ…

ズドオッ


キリカ「織莉子!ゆま!」

ワルプルギス「キャハハハァァァ!!」

ボオオッッ


……ボオッ

QB「やったか?…いや待てよ、なんで後ろに避難所がない!?」



まどか「……私、これでも裁縫得意でね………」

まどか「知らなかった?」

QB「そ、それはマミのリボン技!?いつそんなのを習得した!?」

織莉子「うまくいったみたいね」

ゆま「へへ!ばーかっ!」


中沢『ワルプルギス!受けてみろ!』


中沢 キリカ「これが…俺(私)達の、光だああああっ!!!」

ボオオッッ !!

ズドオッッ!

ワルプルギス「っ!!キャ、キャハァ、ァァァァァァァァァ………ァ゛ァ゛!?」

ワルプルギス「………ァァァァァァ!!!」




ゴゴゴ……

まどか「な、なにあれ!?」

織莉子「ブラックホール?」

ゴオオオッッ


キリカ「……ま、まさか……」





















キリカ「ま、待ってえっ!!!」

中沢「………」

ワルプルギス「」

QB「これが…君が選んだ答えかい……?」

中沢「……はあ、なんで余計なのがくっついてくんのかねえ……」

QB「まさか、別次元に飛ばすだなんて誰も思いつかない。成る程。嫌でも勝ててしまう訳だ」

QB「……二度と戻れないけどね」

中沢「………キリカ……怒ってるかな……泣いてるのかな………」

中沢「…俺は……これを選んで…良かったんだよな?これが…HAPPY END、なんだよな」

中沢「皆………さようなら」

中沢「今まで…ありがとう…」











QB「……えっと…感動のシーンの所悪いけど……そろそろ時間だよ?」

中沢「え?何の……てえ?え、えと……なんすかそのリボン……」

QB「さあ、帰ろうか。僕達の世界へ」



中沢「話くっそメッチャクチャやんけ>>1いいいいいいい!!!!」



グググ……

キリカ「うぬぬ……」

まどか「……な、なんとか引っ張れてきた…」

織莉子「も、もう駄目私死ぬわ。もう死ぬわ」

ゆま「いい加減手が痛いよおお」


グググ………ポンッ


ドドドド…


中沢「あばばばばなばなまなまななじ!?」

QB「さまねのまやわまゃまままやなやな!!!」

中沢 QB「ギャアアア!!」


ガシッ

中沢「え?」

キリカ「……」




ヒュウウウ………

QB「少しは僕に感謝して貰いたいね!うんッッ!!」

ドオオッ

これが自由か

キリカ「……」

中沢「あ、えーとなんと言いますかその……ただいま」

キリカ「……この、」

キリカ「この馬鹿沢があああっ!!!」

中沢「うわっ!だ、抱きつかないで!恥ずかしいだろ!皆見てる!!///」


キリカ「もう、一生、会えないかと思ったじゃん……ぐすっ」

中沢「………よしよし。ありがとよ。心配してくれて」

中沢(神様、キリカ、皆、ありがとう………)



織莉子「……」

ゆま「うん」


中沢「……」

まどか「ほら、中沢君!」

中沢「え?あ………」

市民「……」

魔女共「……」

さやかと愉快な仲間たち「……」

中沢「………はあっ!」

カッッ


市民「あ、あれ、街がみるみる……」

エリー「……なあに。あいつはただ建物の時間だけを壊れる前に戻しただけだ」

まどか「……」

織莉子「……」

ゆま「……」

中沢「……」

キリカ「………じゃあ帰ろっか」


キリカ「私達の家へ!!!」



皆「応ッッッッ!!!」

まどか「って事で!ワルプルギス撃破!&バカップル誕生!……ついでにマミさん復活記念に」

マミ「私だけ扱い雑じゃないかしら!?」

まどか「乾杯ッッッッ!!」

皆「乾杯ッッッッーーー!!」

ワイワイ

中沢「ほらほら食え!食いまくるぞ!!」

恭介「こらこら慌てなくても飯は残るぞ?エイミー」

猿人間「分かってんだけどこんなうめえの初めてだから…」

仁美「うう……フラグが成立してもうすぐ子作り突入しそうだったのに…悔しいですわ」

さやか「しかたないね」

ゆま「うむうまうむうまうま!」

織莉子「あらあら、はしゃいじゃって…」

ほむら「あっはははは!」

キリカ「ははは!」

中沢「へへへへ!」




QB「………」

マミ「……どうしたの、キュウべえ、食わないの?」

QB「マミは……怒らないのかい?」

マミ「…?」

QB「僕は……嘘をついてしまった…その挙句、君は魔女になった……」

QB「君は…僕を恨まないのかい?」

マミ「……全く、貴方は賢い賢い宇宙人さんじゃなかったのかしら?」

QB「…?」

マミ「確かに、知った時は傷ついたよ。でもね…実際なんと言われようとあの時契約したと思う」

マミ「QBは私の……恩人。だから、私は貴方を見捨てない」

マミ「どれだけ酷いことをしても……私は文句を言わない」

QB「全く…人間というのは……」


QB「……いや、今なら理解できるかもしれない」

皆「zzzzz」

中沢「あー楽しかった。にひひ。あ、そういやキリカが居ないな…」

中沢「どこだ?もしかして、外か?」

中沢「……あ、いたいた!」

キリカ「……あ、中沢…」

中沢「何してんだ?もう皆寝てるぞ?」

キリカ「……なんというか眠れない」

中沢「……奇遇だな。俺もだよ」

キリカ「…私は、貴方に会えて、本当に良かった…」

キリカ「皆、こんな笑顔に溢れてて、楽しい世界なんて想像もつかなかった…」

中沢「……そうか」

キリカ「……」

中沢(ちな俺はもう男に戻ってるぜ)

中沢(……なんでこんなことを今言うかって?)

中沢(いやその…察してくれよ)

中沢(ほら、早いもん勝ちだよ、そこのあんたの願い、叶えてやるよ」



↓最後の最後の安価ですよ!煮るなり焼くなり好きにしやがれ!

中沢「……寒いな……」

キリカ「……私も……」

中沢「ちょ、ちょっとシャワー浴びてくるわ」



中沢(……駄目だ駄目だ駄目だ!今までのを思い出す度にカァっとなっちまう!

中沢(心を清めよう。そう、それがい

ガチャ

キリカ「……」

中沢「え……(^o^)」

中沢「き、きききききキリカ!な、なんでこんなとこ

キリカ「…駄目?」

中沢「………言うわけないだろ」



中沢(シャワーの予定が…湯船にも入っちまった…)

キリカ「……暖かい。ぽっかぽかな太陽の光に当たってるような…優しいかんじ…」

中沢「………」

キリカ「……中沢…」

バシャアッ!

中沢「………」

キリカ「……いつかのとき、私にキスしてくれたよよね?」」

中沢「……」

キリカ「私も…その、お返しを……したい。……いい?」

中沢「……ああもう。こんなに可愛い娘に目を合わせて言われたら断ろうにも断れませんよ」

キリカ「……愛してる…」

中沢「……俺もだよ、キリカ……」








こうして、下らない事から始まった俺の摩訶不思議な長い長い一週間は終わりを遂げた

また、普通な、平凡な一週間が始まろうとしていた

俺は…今とても幸せだ。仲間も、家族も、そして、愛する人も守る事が出来た……

……まあ、翌日、二人揃って風邪ひいてまどかやさやかにぶち殺されそうになったのは……

別の機会に話すとしますか



お し ま い

疲れた!とりあえず疲れただけ言わせて!

さてと、このssもとうとう終わりの時が来たようだな…

まあ、皆色々言いたい事あると思うけど、私の中からちょっと言いたい事だけ言わせて終わらせて貰いますわ

まず、おりこキャラについて、そもそもこんなシリアスにする予定もこれっぽっちもなかったけど…それはキリカが登場してから変わりました

色々矛盾があったりめちゃくちゃだったけど、最後まで見てくれる人が居てくれる程誤魔化せたのかなとおもったよ

実はそれほど読み込んでなかったんだよね…

次、色々トラブルが発生した件、ごめんなさい

最後 とりあえず、最後まで見てくれた人サンキュー!!

え、最初の一つしかまともにコメントしてないって?



………>>1は国語が苦手なんです。察してやってください


つーわけでこれにてこのSSは終了します!ありが






とでも思ったかい?残念!QBちゃんでした!

良かったねで終わらせて貯まるか!と言うわけで皆の反応を見て、明日、BAD ENDを投下するよ!

……え?幸せエンドだけでお腹一杯?それじゃこれから下は見ないほうがいいかもね

まあ皆絶望したいと言うのならばその願い


叶えてあげましょう……ティヒヒ…アルティメットまどかちゃんからでした!

明日…会いましょう

………

中沢「……俺は…どうすればいいんだ……」

中沢「変身したって…足手まといになるかもしれないし、魔女になっちまう可能性だってある…」

中沢「……でもこのまま放っておいたら……」

中沢(……くそお!決めるんだ!漢中沢!俺がやらなきゃだれがやるんだよ!)

中沢(……だが……)


ワルプルギス「キャハハハ!!」

ヒュゥゥ……

中沢「あ、あれは建物の残g……」



ドッ

キリカ「退いて!」

中沢「お、おま…」







ワルプルギス「キャハハハ!!」

QB「……残念、時間切れだね。君なら馬鹿らしく熱くなって突撃すると思ったけど……」

QB「まあ、時期に…魔女になる……」

QB「後数秒……二人っきりにするぐらいは好きにさせるか…」





~魔女空間内~

中沢「………」

ギリギリ……ッ

キリカ「……」

中沢「…なんで…こんな事したんだよ…」

中沢「俺なんか構わなくて良かったのに……」

キリカ「……とりあえず、首絞めんのやめて?」

中沢「……へいへい」


キリカ「……」

中沢「お前凄いよな、魔女になってないのに空間作るって」

キリカ「…私の願いが…届いたの…かもね」

中沢「……」



キリカ「怖い?」

中沢「……いいや。お前の決めた事だ。俺は反対しない」

キリカ「……ごめんなさい…私がもっと…」

中沢「……喋れる体力があるならさっさと終いにしようぜ。もう、殆ど黒くなってるじゃねえかよ」

キリカ「……そう…だね」

中沢「いっせーの、でやるぞ?」

キリカ「……貴方は……時間かかるじゃない?」

中沢「思い切りやりゃ2、3秒でお花畑行きですよ」

キリカ「……うん」

キリカ「ありがとう。最後まで付き合ってくれて…」

中沢「……何言ってんだよ」

キリカ「?」

中沢「これからも、だろ?」

キリカ「……そうだったね」

中沢「そんじゃ行くぞ?いっせーのー……」






ある人が言った……

崩壊した街の真ん中で…



手を繋ぎながら、微笑んで、男女二人が横たわっていたと……

お し ま い

あー少々短かったかどどうかな?これが自分で一番納得できる死亡ENDだと思う

てかGodokaさんがなにか手紙置いてってんだけどあのツイン天使め……


阿保の>>1

このスレを一定時間乗っ取ってましたざまあみろww

ねえ、今どんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?

P.S 置き土産を残しておいたよ


そこら阿保じゃなくてバカにしろよ!阿保って言われるの嫌いなんだよ!漢字が阿部さんみたいだから!やらないかじゃねえから!

ふう…置き土産ってこのメロンゼリーか…Godokaさん相変わらずメロン好きだな…今度から妖怪メロンレズ女てあだ名にしたろか

さてと…最後の投稿の確認したら終わ……



中沢「お、これは>>2か?」 2ループ目 (1)


…………



ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑッッッッ?

To be continued……

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