長門「そこに正座」 (108)
長門「このスレを艦これだと思って開いた人間は、全員そこに正座」
長門「SSで長門と言えば、昔からわたしを指す。だから、反省の為に正座」
長門「この時点でわたしが誰かもわからない人間は、全員そこに逆立ち」
長門「正直、向こうの長門よりもわたしの方が強い。わたしなら敵を五分以内で殲滅出来る」
長門「わたしの方が可愛さ含めてあらゆる面で勝っている」
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綾波「でも、知名度で言えば私の方がずっと上……」
綾波「あなたは私のコピーみたいなもの。コピーはオリジナルには勝てない」
長門「わたしの方が強い」
綾波「今は知名度の話をしているわ」
長門「わたしの方が可愛い」
綾波「…………」
初春「それに比べて私は間違われる事はまずないですよね」
長門「あなたの場合、そもそもスレタイで出てくる事がごく稀」
初春「うっ……!」
長門「しかも、『初春』でGoogle検索すると艦これの方が出てくる」
初春「で、でも、変換予測では私の方が先に出てきます!」
長門「どちらにしろ、マイナー。メジャーではない。SSの主役にはどちらもなかなかなれない」
初春「ひ、酷いです!」
長門「今、聞き捨てならない事を聞いた」
長門「わたしの方が胸が小さい。だから需要があるという事。これはステイタスの一つ」
長門「巨乳担当であるメイド牛と、貧乳担当であるわたしの人気の差を見ればそれは一目瞭然」
長門「キャラクターソングの売上はわたしが二回とも一位。メイド牛は一回目は三位、二回目に至っては五位」
長門「だから、胸も実質的にはわたしの方が勝っている」
青葉「その点、俺たちは誤解される事が滅多にないな」
日向「まあ、元々出番が少ない方だしな……」
長門「あなた達は、スレタイに出てくる事が皆無に近い」
青葉「ぶっちゃけその通りなんだが……」
日向「もう少し言い方ってものを選んでくれないか。悲しくなるだろ」
長門「事実」
青葉「二文字で心を抉るか……」
長門「特に、青葉と言えば、今や艦これの方を指す。あなたの存在価値はゼロに等しい」
青葉「おい、ちょっと」
長門「確かにわたしの類似キャラは多い。これもわたしの人気がなせる業」
綾波「あなたもその一人……。それは事実」
長門「わたしはオリジナル。読書好きという設定も、無口で無表情という設定も、ショートカットも、全部わたし独自のもの」
綾波「……それは全部、私と共通し」
長門「わたしの方が可愛い。可愛いは正義」
綾波「…………」
朝倉「そもそもぶっちゃけた話をすれば、わたしたち全員がエヴァを参考にしてキャラ作りされてるから……」
惣流「そして、アタシ達は戦艦の名前が元だからね。そりゃそうなるわよね」
涼宮「実際、あんたとあたし、口調はほとんど同じだしね」
式波「性格もかなり似てるわよ。アンタの方がぶっ飛んでるけど」
碇「あの……僕は?」
葛城「あなただって『イカリ』で海洋関係でしょう? そういう事よ」
赤木「私、漢字違うんだけど……」
アカギ「ククク……。その点、俺は常にカタカナ表記……。誤解を生む事は皆無だ」
ざわ……ざわ……
……ざわ……ざわ……
長門「あなたは元から数が少ない。誤解されるほど、量産されてない」
アカギ「ククク……。確かに……」
ざわ……ざわ……
……ざわ……ざわ……
赤木「いいからテーピングだ!!」
長門「あなたも黙ってて。話がややこしくなる」
長門「スレタイでも、大淀、夕立、榛名、球摩、扶桑、那珂あたりは別にいい。誤解のしようがないから」
長門「でも、長門には【艦これ】とつけるべき」
長門「『長門 SS』でGoogle検索すると必ずわたしの方が先に出てくる。だから、そうするべき」
長門「これは決してわたしのわがままではない。わたしの方が知名度が上だからそう言っているだけ」
長門「そして、わたしは珍しくかなり喋っている。これも別にムキになっているという訳ではない。わたしの地位は脅かされてなんかいない」
長門「凛は確かに多い」
長門「fate、Free!、アイマス、ラブライブ、ToLOVEると、有名どころで五人もいる」
長門「凛、だけでスレタイに出されると、最早誰なのかわからない」
長門「ことり、あかり、も地味に多い」
長門「特にあかり。あかりと言えば、わたしの中ではヒカルの碁しか出てこない」
藤崎「だよね♪」
長門「でも、藤崎だけだと、余計にわからない。むしろ、誰も出てこない」
藤崎「何で!?」
響「はいさーい、自分呼ばれたか?」
長門「あなたもややこしいと評判。スレタイで喋る時はそういう風に口調で判断出来るようにするべき」
響「自分、完璧だからな」ドヤッ
長門「だけど、わたしの目は誤魔化せない。あなたは艦これの方。その口調は混乱させるだけ」
響「……バレてましたか」
長門「」コクッ
我那覇響「やっぱり、こういう風にフルネームにするのが一番だな」
長門「そう。本来ならそうするべき。わたしを除いて全員がフルネーム表記にすれば問題ない」
黒猫「わたしみたいなのは、どうしろというの? フルネームにすると逆にややこしくなると思うのだけど」
長門「あなたの場合、擬人化や普通の黒猫と間違われる可能性が非常に高い。スレタイに【俺妹】と入れるべき」
暦「その点、僕は構わないだろ。暦という名前は恐らく僕しかいない」
月火「だよね。お兄ちゃんも私もかなり珍しい名前だし」
長門「あなたたちは以前、曜日の擬人化SSと間違えた事がある。揃って出てこないで欲しい」
月「僕は新世界の神になる!」
長門「あなたもややこしい。クロスされると、混乱する」
キラ「本当にその通りだと思う。君のせいで僕が迷惑をかぶる事がある」
長門「このタイミングであなたが出てくると更に混乱する」
夜空「わ、私は大丈夫だよな……?」
長門「名字でもややこしい」
三日月「私が艦これにいます!」
長門「マイナーで滅多に出てこないが、いるにはいる」
三日月「毒舌過ぎないですか!?」
長門「卯月、睦月、如月とか、この月シリーズもかなりいる」
長門「そもそも、大日本帝国時代の兵器の名前は人名に使われるものも多数ある」
長門「戦闘機でも、疾風、銀河、彗星、流星、桜花、橘花、紅葉、蒼空といかにもありそうなものが揃っている」
長門「そして、段々何を言いたかったのかが、わたしにもわからなくなってきた」
長門「最近は、歴史上の人物もそう」
長門「幸村や政宗とか、ゲームなのか実在した方なのかわかりにくい」
長門「Google検索すると、ゲームの方が先に出てきたりする」
長門「そして、そのゲームも何種類かあって更にわかりにくい」
長門「これも一種の風評被害」
長門「そして、ジャイアントロボには諸葛亮孔明がいる」
幸村「わたくしは……?」
長門「あなたは、はがない」
信長「我は?」
長門「あなたは、料理漫画」
竜馬「俺は?」
長門「ロボットアニメ」
呂蒙「私は?」
長門「あなたはお色気担当。そして、色々キャラかぶりし過ぎ」
総悟「だから、歴史物をやる時は俺らみたいに微妙に変えるべきなんすよね、ねえ、肘肩さん?」
十四郎「おい、お前、今なんつった? 勝手に人の名字を体のパーツにすんじゃねえよ」
新八「まあ、僕たちはギャグ漫画って位置付けですし。そういうのもありだと思いますが……」
長門「あと、『藤崎 キャラクター』でGoogle検索してみた結果、一番最初に出てきたのは、ゆるキャラのふじ丸君だった」
長門「名前をよく間違われる人もいる」
長門「特にあなた」
羽入「あうあう……。そうなのです。将棋の人とよく間違われるのです」
長門「それと、以前、一度だけ、フルネーム表記なのに間違われた人を見た事がある。それはあなた」
千石撫子「ありましたね……」
長門「戦国撫子になっていた。戦場ヶ原ひたぎと合わせると、とても強そう」
戦場ヶ原ひたぎ「二人で無双出来そうよね」
長門「そろそろ言う事が無くなってきた」
キョン「原作の百倍は喋っていたからな」
長門「全く関係ないけど、『キョン』で検索すると先に深田恭子が出てくる」
キョン「マジか!」
長門「日本で一番有名なアニメはサザエさんで、二十年以上、視聴率で抜かされた事はない」
キョン「そりゃ国民的アニメだしな、あれ……」
長門「日本で一番有名なロボットアニメと言えば、ガンダムだと思われがちだが、実際はドラえもん」
キョン「盲点ってやつか……」
長門「本当にもう喋る事がない」
朝倉「そろそろ畳みましょうか」
長門「同意」
古泉「僕も元首相と名前を間違われる事がたまにありますけどね」
朝比奈「そう言えばそうですね」
春日「へっ」
キョン「誰だ今の」
長門「とにかく、長門と言えばわたし。そこは譲れない」
長門「お前には下の名があるのだから、お前がフルネーム表記にすればいいだけの話ではないのか?」
長門「急に出て来ないで。主役はわたし」
涼宮「主役はあたしよ! 何なのこのカオスっぷりは!」
ゆき「私もゆきで主役だけどねー」
長門「こうして集まると最早誰が誰なのかわからないな」
長門「同意」
キョン「で……どうまとめるんだ?」
長門「丸投げ」
キョン「おい!」
終わる。正直、間違える事が増えたのでカッとなってやった。後悔はしていない
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