【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.3 (946)


注意事項

・原作のネタバレを含みます
・オリジナル展開を含みます
・主人公の性格上、原作キャラを貶すような表現を含みます
・安価、コンマによる進行を含みます



プロローグ~Chapter2 非日常編
彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」
彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439281092/)

Chapter2非日常編~chapter3終了
【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.2
【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440251375/)




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441559873

いつも通り書き溜めも必要だから
再開は暫く先になります

対策として学級裁判に関しては
・答えの形式をなしていない場合
・同じ間違え方をした場合
・どうみてもわざと間違えようとしていると分かる場合
(例:あの証言を提示する、などのヒントが出ているのに証言以外から選択)

以上全て安価下とします

その他、答える前に「参加」というレスを最初にして頂いた上で、2度目のレスから適用する、なども考えています(単発防止)

末尾Oに限って単発禁止、は今のところするつもりはないです


日常パートに関しては
・メダルを無条件配付
(自由行動時間の安価を同一人物が取り続ける可能性を考えて)

落ちないぞ
HOP-UPしてるからな

明日~明後日辺りには始められそうです


Chaptar 4 (非)日常編
 

-day14 NIGHT TIME-


-大浴場 脱衣所-

霧切「後ろから殴られた……?」

苗木「うん……それで気絶しちゃってたみたいで……」

苗木「目が覚めたら、そこにあった資料は全部消えてたんだ……」

葉隠「ゆ、ゆ、幽霊だべ……」

葉隠「きっと苗木っちは、男子トイレで死んだ男の亡霊に……」

葉隠「ああああぁぁぁあああ!助けてくれぇええええええ!!!」

苗木「いや……それはないと思うけど……」

霧切「……黒幕側の人間の行動と考えるのが自然ね」

霧切「恐らく、あそこの資料を見られるのは、黒幕にとっても想定外だったんでしょう」 

霧切「苗木君、どんな些細なことでも良いわ。何かそこの資料から得た情報はないかしら?」

苗木「うーん……確か……」

苗木「ここから出てはいけない……って書いてある紙を見つけたのと……」

不二咲「ここから……出てはいけない……?」

葉隠「……なんか聞いたことある気がするべ」

苗木「は、葉隠クンも?」

苗木「実はボクも、その言葉が妙に引っ掛かってて……」

苗木「……でも、それ以上は分からないんだよね」

霧切「……思い出せないなら、今考えても仕方ないわね」

霧切「他には?何かなかったかしら?」

苗木「……あと……」

彡(゚)(゚)「お、葉隠に霧切ちゃんに不二咲やんけ」

葉隠「おっす、やきうっち。こんな時間にどうしたんだべ?」

彡(゚)(゚)「こっちのセリフや。ワイはちょっと眠れなくて倉庫に食糧取りに来ただけやで」

彡(゚)(゚)「その途中、葉隠の叫び声がしたから、帰りに寄ってみただけや」

葉隠「照れるべ」

苗木「……わざとだと思うけど、一応ボクもいるよ」


彡(゚)(゚)「そんで、何の話してたんや」

霧切「……悪いけど、いちいち説明するのは面倒だわ」

霧切「何より、長時間ここに大人数で集まっているのは避けたいから……」 

霧切「話を聞くのは構わないけど、途中からで我慢してちょうだい」

彡(゚)(゚)「……了解」

苗木「それで、続きだけど……」

苗木「あの隠し扉の部屋には……希望ヶ峰学園の生徒名簿もあったんだよね」

不二咲「それって……ボク達の先輩が載ってる……?」

苗木「いや……ボク達もちゃんと載ってたんだけど……」

苗木「その名簿の中に、ボク達の同期生なのに、この中にいない人物と……」 

苗木「この中にいるのに、名簿には名前がない人物がいたんだ」

彡(゚)(゚)「ほーん……何て名前の奴や?」

苗木「名簿に名前があって、ここにいないのは、戦刃むくろ……」

苗木「名簿に名前がなくて、ここにいのは……やきうみん君、キミだった」

彡(゚)(゚);「ファッ!?」

霧切「戦刃むくろ……調べる必要がありそうね」

不二咲「も、もしかして、その人が黒幕……なのかな?」

葉隠「俺らと同期生なんだろ?なのにいねーのは、怪しすぎるって」 
 
霧切「同期生ということは、その戦刃むくろという生徒にも、何かしらの才能があったということよね」


霧切「関連する書物がないか……今度書庫を調べておくわ」

葉隠「うし、その辺は霧切っちに頼んだべ」

彡(゚)(゚)「……ちょっと待てやお前ら。ワイのことはスルーかいな」

彡(゚)(゚)「普通ちょっとは怪しむやろ。ワイがお前らの同期生じゃないって」

霧切「……才能、なさそうだものね」

不二咲「うん……」  

葉隠「だべ」

彡(゚)(゚)「うーん、この」

彡(゚)(゚)「毎度毎度、裁判で活躍しまくってるんだよなぁ」


霧切「……それじゃあ、この情報は、他の誰にも漏らさないようにしてちょうだい」

霧切「今日はもう寝ましょう……もう夜も遅いわ」

彡(゚)(゚)「……そういえば、苗木不二咲はまだ分かるけど、何で葉隠もおるんや」

葉隠「ん?どう見ても裏切り者じゃなさそうだからじゃねーか?」

葉隠「まあ俺ほど誠実な人間は他にいねーし……信頼されるのは当然だべ」

霧切「……元々呼んでいなかったんだけど、勝手に来たのよ……貴方と同じように」

彡(゚)(゚)「おいおい、葉隠と同列か」

霧切「……それに、仮に裏切り者なんて存在がこの中にいたとしても、問題ないわ」

霧切「この情報を私達が得たと黒幕が知ったことが分かれば……裏切り者を絞り込むことができる」

葉隠「なーるほど。じゃあ報告できねーな」

不二咲「……え?」

葉隠「……ん?」

葉隠「ああ……今のは違うべ?仮に裏切り者がいても、報告できねーなって話で……」

葉隠「ちょ……そんな目で見るなって……ははは」

彡(゚)(゚)「自分から怪しくなっていくスタイルやめーや」


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「……さて、お菓子の調達完了や」

彡(゚)(゚)「眠くなるまで適当につまみながらゴロゴロしとくか」

彡(゚)(゚)「……それにしてもワイ、名簿ではあいつらと同期生じゃないんやな」

彡(゚)(゚)「何かの手違いか……それともあいつらの上級生か?」

彡(゚)(゚)「下級生ってことはないやろなぁ……あいつら入学したばっかやし」

彡(゚)(゚)「うーん……わからん……」

彡(゚)(゚)「……あ、ちょっと眠くなってきた」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(-)(-)「…………」ウトウト

彡(-)(-)「…………」Zzz…



-day14 終了-


-day15-

-やきうみんの個室-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

彡(-)(-)「ふぁあ……」

彡(-)(-)「……眠い」

彡(-)(-)「でも朝食会行かな……学級裁判の次の日やし、新しく探索できるとこも増えとるやろか……」

彡(-)(-)「……朝食は誰と食べよかな」


↓2 生徒1-4名指定


-食堂-

彡(゚)(゚)「おはよう、珍しい面子で食べとるな」

不二咲「あ……やきうみん君、おはよう」

彡(゚)(゚)「おう不二咲。大和田はほっといてええんか?」

不二咲「うん……食堂にいる間は、一緒にいなくても大丈夫だって、霧切さんが」

霧切「……ずっと監視するのは、不二咲君にとってもつらいでしょう」

彡(゚)(゚)「まあせやな。それがええんちゃうか」

彡(゚)(゚)「……んで、たえこは何で不機嫌なん」

セレス「……別に、不機嫌ではありませんが」

不二咲「山田君と食べたかったんだよね……ごめんね、誘っちゃって」

セレス「違……不機嫌かどうかはともかくとして、それでなぜ私があの男と食べたいということになるのです?」

霧切「素直になるのが1番よ、セレスさん」

彡(゚)(゚)「せやせや、ありのままの姿を見せるんやで」

不二咲「うん、すっごくお似合いだと思うよ」

セレス「……皆さんどうなされたのですか?まだ寝惚けていらっしゃるのですか?」



★霧切、不二咲、たえことの友好度が上がった


朝食後……



苗木「あ……舞園さん、大神さん、どうだった?」

舞園「予想通り……学園エリアの4Fが開放されていました」

大神「また、脱出に繋がるものが見つかるかもしれぬ……」

大神「すぐにでも、探索に行くとしよう」

彡(゚)(゚)「やっぱり開放されてたんか」

彡(゚)(゚)「朝食のすぐ後やから動きたくないけど、探索は大事やしな……。」

彡(゚)(゚)「……さて、誰と探索しよかな」



↓2 生徒1-4名指定


-学園エリア 4F-

舞園「あら、やきうみん君と2人ですか」

彡(゚)(゚)「まあ4Fは部屋が多いみたいやからな。2人のグループが出てもしゃーない」

舞園「でもいつも思うんですけど、みんな結局全部調べますから、手分けできてませんよね?」

彡(゚)(゚)「……細かいことは気にしなくてええんやで」

彡(゚)(゚)「さて、階段に近い部屋からチェックして行こか」


-情報処理室前-


『ガチャガチャガチャ』


彡(゚)(゚)「開かんやんけ」

舞園「開きませんね」

彡(゚)(゚)「情報処理室か……なんや見せられんもんでもあるんかな」

舞園「最初の大浴場や倉庫と同様に、一部まだ開放されてないだけでは?」

彡(゚)(゚)「いや、ああいうとこはちゃんとテープとか鎖でもロックされてたやん」

彡(゚)(゚)「ここは鍵閉まってるだけ……人の出入りがあるってことかもな」

舞園「なるほど……ならもしかすると、黒幕がここに潜んでたりして……」

彡(゚)(゚)「その可能性もあるな。後で工具セット持ってきて壊してみよか」


-音楽室-

彡(゚)(゚)「音楽室やな」

舞園「壇上には高そうなピアノがありますね」

舞園「私、ピアノ結構弾けますよ」

彡(゚)(゚)「ほーん、今度聞かせてくれや」

舞園「もちろんです。曲はドレミの歌で良いですか?」

彡(゚)(゚)「……まさか、指一本で弾くんちゃうよな」

舞園「あはは、何言ってるんですか。そんなわけありませんよ」 

舞園「もちろん、ちゃんと片手で弾きます」

彡(゚)(゚)「……それ言うほど弾けてるか?」


-職員室-

彡(゚)(゚)「ここは……職員室みたいやな」

舞園「……なんだか、不気味です」

彡(゚)(゚)「机に1つずつ向日葵が置かれてるせいやろな……何なんやこれ」

舞園「向日葵の花言葉って、何でしたっけ」

彡(゚)(゚)「……ワイが知ってるように見えるか?」

彡(゚)(゚)「でも少なくとも、死人に添えるとか、そんな花ではないと思うんやけどな」

舞園「どういう意味があるのか全く分かりませんね……」

彡(゚)(゚)「うーん……まあ重要な意味があるならクマカスが教えに来るやろ(適当)」

彡(゚)(゚)「それ以外に気になるとこは特にないし、次行こか」


-学園長室前-


『ガチャガチャガチャ』


彡(゚)(゚)「……ここも開けへんな」

舞園「うーん……同じく見られたくないものがあるから……でしょうか?」

彡(゚)(゚)「開けへん部屋があって、しかも2つ……こんなん初めてやな」

彡(゚)(゚)「また食堂に戻ったあと、対策を話し合おか」

舞園「ですね。……あと調べてない部屋は……」

舞園「……あの角を左に曲がったところにある、化学室だけみたいです」

彡(゚)(゚)「よし、ほなそこ行こ」


-化学室-

舞園「……あ、大神さん」

大神「む……やきうみんに舞園か!」

大神「見よ……!このプロテインを……!」

彡(゚)(゚)「ん……ん?プロテイン?」

大神「そうだ……これは超高級プロテイン、プロドルメンX……!」 

大神「海外製で、入手も難しい……知らぬ存ぜぬではまかり通らぬぞ……」

彡(゚)(゚)「お、おう……そうなんや……」

彡(゚)(゚)「超高級プロテインね……全然味の想像がつかんわ」

舞園「まあつまり……それさえあれば、大神さんは、より人類最強に近づけるということですね!」

彡(゚)(゚)「いや、既に最強やんけ、どう見ても」

彡(゚)(゚)「……でも良かったな。これでさくらちゃんも楽しみが増えたやろうし」

大神「楽しみ…………?」

大神「……楽しみ……か」

彡(゚)(゚)「……?」

彡(゚)(゚)「そのプロテイン、好きなんやろ?」

大神「む……ああ……それはもちろんだ……」

大神「……だが……我にはもう、共に身体を鍛え、共にこのプロテインを味わう仲間はおらぬ」

大神「欲を言うのであれば、朝日奈と共に飲み……味わいたかったものだ」

彡(゚)(゚)「ああ……それはなぁ……」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「…………!」ピーン

彡(゚)(゚)「せや……」

彡(゚)(゚)「さくらちゃん、そういえばワイ、実はカナヅチでな……」

彡(゚)(゚)「この年でプールで溺れるのも情けないし……いい加減泳ぎの練習したいと思っとるんや」

彡(゚)(゚)「良かったら今度、泳ぎ教えてくれんか?」

大神「?……ああ、そういうことなら、もちろん構わぬが……」

彡(^)(^)「……そんで練習終わりは一緒に、それ使って作ったプロテインコーヒーでも飲もうや」

大神「……!」

大神「…………そうだな」

大神「少し元気が出た……。気遣い感謝するぞ、やきうみん」

彡(゚)(゚)「ん?何のことやろなぁ」

大神「ふっ……とぼけおって」






舞園「……あ、そろそろ食堂に戻るように言われてた時間ですね」

舞園「それじゃあ、探索はこの辺で打ち切って、報告会に行きましょうか」

彡(゚)(゚)「ん、了解やで」


-食堂-

霧切「……全員揃ったようね」

霧切「それじゃあ……それぞれ探索して気になったことを報告してくれるかしら」



大神「……我は化学室を重点的に調べたが……」

大神「あそこにはさまざまなサプリメントが揃っていた……しかしその中に、毒薬もあったのが気がかりだ」

大神「あそこの薬品を使用する際は、瓶を取り違えないように気を付けねばな……」

彡(゚)(゚)「毒薬……変な使い方するやつがおらんかったらええけどな」

葉隠「……何で俺の方を見て言うんだべ?」



不二咲「僕と大和田君は、職員室を調べてたんだけど……」

不二咲「最初あそこに入ったとき、気になる写真を見つけたんだよねぇ……」

不二咲「……モノクマに没収されちゃったけどさ」

山田「気になる写真……ですと?」

不二咲「うん……腐川さんと十神君が写ってたんだけど……」

葉隠「な、なんだ?あいつら仲悪そうな感じだったのに、写真なんか撮ってたんか?」

不二咲「……そうでもないみたいなんだぁ」

不二咲「だってその写真……この学園の教室で撮られたみたいなのに……」

不二咲「『窓に鉄板がなかった』んだもん……」

彡(゚)(゚)「……は?」

舞園「写真では、教室から外の景色が見えていた……ってことですか?」

不二咲「うん……」

不二咲「変……だよねぇ……」

霧切「……でも没収されたなら私達は確認することは出来ないわ」

霧切「それに関しては、今は一旦置いておきましょう」

葉隠「まあ実際、モノクマが偽もんを作って俺らを混乱させようとしただけだろ」

彡(゚)(゚)「……そうやとしても、葉隠に見破られてるようじゃ全く混乱させられてないな」

葉隠「あぁ!?どういう意味だべ!!」

彡(゚)(゚)「そのまんまの意味なんやで」


舞園「そういえば……皆さん、入れない部屋が2つあったのは確認しましたか?」

葉隠「おう、もちろんだ。情報室トイレと、学園長処理室だべ!」

舞園「…………」

霧切「葉隠君のことは無視しておくとして……」

葉隠「……ひどいべ」

彡(゚)(゚)「残当」

霧切「今回は今までとは違って、開放されたフロアにモノクマが入られたくない部屋が存在した……と考えられるわね」

彡(゚)(゚)「まあこっちには霊長類最強のさくらちゃんがおるし」

葉隠「だべ。オーガに壊してもらえば、万事解決だ!」

モノクマ「ダメだよ!」ヌーン

不二咲「あ……モノクマ……」

舞園「ダメって……何がですか?」

モノクマ「だから!鍵のかかってる扉を壊すのは、ダメだって言ってんの!」

モノクマ「全く……最近の若者はすぐ暴力で解決しようとするんだから……」ブツブツ

霧切「ダメと言われても……校則では校内を調べるのは自由と書いてあるはずよ」

モノクマ「はぁ?……なら、訂正しますよ!」

モノクマ「鍵のかかっていないエリアに関しては、自由に調べてOK!」

モノクマ「ただし、そうでないエリアは……調べたいからって、扉を壊すことは禁止します!」

モノクマ「これは校則に追加……」

モノクマ「……あ、その前に……だ」

モノクマ「ついでだし、オマエラ、体育館に集合してください!」

モノクマ「もう1つ、加えたい校則もあるから……その説明も済ませておくよ!」

葉隠「……今ここに全員集まってるんだから、ここで言えば良いべ」

モノクマ「うるさーい!こういうのは、雰囲気が大事なの!」

モノクマ「分かったら、さっさと集合しろよ!ほら!動け動け!」プンプン




彡(゚)(゚)「……しゃーない。行くか」


-体育館-

モノクマ「やぁやぁオマエラ!久しぶりだね!」

山田「……5分ぶりくらいですが」

モノクマ「うるせぇ!細かいことは気にしなくていいんだよ!」

モノクマ「さてさて、体育館に集められたんだから、もう分かりますよね?」

モノクマ「今回も!動機!ちゃんと用意してあげました!」

モノクマ「そして、それに伴って、校則の追加も行うのです!」

モノクマ「ボクは気づいてしまったんだ……動機がないと、この前みたいに、ただ殺したかっただけ、みたいな奴が出てくるんだよ……」

モノクマ「コロシアイが起こること自体は嬉しいけどさ、そういうのって寂しいじゃない?」

霧切「……さっさと内容を言って」

モノクマ「はあ……全くもう。霧切さん、苗木クンと喧嘩したからって、関係ない人に当たるのはダメでしょ」

霧切「……早く言って」ギロリ

モノクマ「アハハ!良い反応!図星だったんだ!」

モノクマ「さて、軽く霧切さんで遊んでウォーミングアップしたところで……動機の発表に移りましょうか!」

モノクマ「今回の動機は……ある衝撃の事実なのです!」

彡(゚)(゚)「衝撃の事実……?」

モノクマ「そうです!な、なんと!?まさかの!?実は!?驚いたことに!?」






モノクマ「この中に!裏切り者がいるのでーす!」





モノクマ「そして今回は出血多量の特別大サービス!」


モノクマ「誰が裏切り者なのか……教えちゃいます!」

モノクマ「良い?言うよ?言っちゃうよ?」



モノクマ「恐らく人類最強……いや、霊長類最強!」

モノクマ「超高校級の格闘家、大神さくらさん!!!」

 



モノクマ「彼女は……裏切り者だったのですっ!」




彡(゚)(゚)「……は?」



苗木「や、やっぱり……」

葉隠「え……オーガが……裏切り者?」

山田「い、いや……まさかそんな……」

山田「裏切り者なんて……いるはずが……」

舞園「……嘘ですよね?大神さん」

大神「…………」

大神「……すまない」

大和田「すまないって……てめェ……!」

大和田「本当に裏切り者なのかよ……!」

彡(゚)(゚)「ほ、ほんまにさくらちゃんが裏切り者なんか?」

大神「ああ……だが、正確には……裏切り者『だった』……だ」

大神「もう……黒幕には従わぬと決めた」

大神「我は……とんでもない過ちを犯してしまったのだ……」

大神「我が弱いばかりに……大切なものを犠牲にしてしまったのだ……!」

葉隠「で、でも……いくらもう従わねぇ……って言われたって……」

セレス「信用なんて、出来るはずありませんわね」

モノクマ「うぷぷぷぷ……そりゃそうだよねぇ!」

モノクマ「安心しなよ!それで正解だからさ!」

モノクマ「オマケにもう1つ教えておいてあげるとね……ボクは裏切り者に1つ命令をしているんだよ」

苗木「命令……?」

モノクマ「そ!裏切り者としての仕事を命じてるの!」 





モノクマ「明明後日の昼時間終了までに……この中にいる誰かを殺せっていう仕事をね!」





彡(゚)(゚)「……は?(2回目)」



葉隠「こ、ここここ、殺す!?」

葉隠「ああああああああありえねぇぇえええええええ!!!」

大神「ん……?待て……我は確かに……」

山田「イヤァァァア!!!近づかないでぇぇええええ!!!」

大和田「ど、どういうことなんだよ大神!」

不二咲「そ、そんな……僕たちの中の誰かを……」

不二咲「殺す……つもりだったの……?」

モノクマ「うぷぷぷぷ……良い反応だねぇ!ワクワクしますねぇ!」

モノクマ「でも、こんなこと言われたら、皆殺しにされないか不安になっちゃう人もいるよね!」

モノクマ「そんなひ弱なオマエラのために、この新しい校則があるのさ!」



-新校則-
 

『コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは2人までとします』


『鍵のかかってるドアを壊すのは禁止とします』




葉隠「ふ、2人まで……」

葉隠「ってことは……俺以外から2人殺されたら、死ななくて済むんか!?」

葉隠「お願いだべオーガ!俺以外の奴を殺してくれって!」

彡(゚)(゚)「いくらなんでもクズ過ぎやろ」

大神「話を聞いてくれ……我はそんな命令は……」

モノクマ「それじゃ!以上が今回の動機と、新しい校則ということで!」 

モノクマ「誰も殺されたくないなら……裏切り者を殺すってのもアリだよねぇ!」

モノクマ「ま、殺せるなら、だけどさ!アーッハッハッハッハ!」ヌーン





彡(゚)(゚)「そう言って、不気味な笑い声と共に、モノクマは壇上から姿を消したのだった……(ナレーション)」


葉隠殺せ(直球)



「…………」


彡(゚)(゚)「……えーっと」

彡(゚)(゚)「とりあえずワイはさくらちゃんの話をちゃんと聞いた方がええと思うんやけど……」

葉隠「はぁ!?や、やきうっち、死ぬ気か!?」

葉隠「あ、いや……でもやきうっちが死んでくれるなら枠が1つ……」
 
彡(゚)(゚)「お前が死ね(直球)」

霧切「私も、やきうみん君に賛成よ……」

葉隠「霧切っちも!?」

霧切「……断っておくけど、葉隠君が死ぬべきだって意見の方じゃなく、大神さんの話を聞くべきだ、という意見にね」

霧切「でも……聞きたくない人は聞かなくて良いわ」

霧切「ここで、大神さんの話を聞かないまま、モノクマの一方的な情報で判断するなら……」

霧切「今すぐ、ここから去ってくれて構わない」


セレス「……そうは言いますが……今回モノクマが開示した情報は、あくまで動機として……です」

セレス「……皆さん、2つ目の動機を思い出して見てください。」

セレス「答えなくても結構ですが……知られたくない過去の事実を書いた紙を、1人ずつ配られましたね?」

セレス「あそこに書いてあることに、嘘はありましたか?」


「………………」 


セレス「……少なくとも私の紙に書いてあったことは真実でした」

苗木「で、でも……1つ目の動機は真実かどうか分からないよね?」

セレス「ええ……つまり、今までの動機に嘘があったかは分かりませんが……真実があったのは確かなのです」

セレス「そして今回の動機に関しても……大神さんは裏切り者であることを認めている」

セレス「その流れから判断して……モノクマが部分的に嘘をつく、というのは、少し考えにくいですわ」

セレス「大神さんは想定外のことまでバラされてしまって……否定するしかなくなったのではありませんか?」

セレス「次のクロが初めから自分だとバレていては……当然逃げ切れませんものね」

大神「そう疑うのは最もだ……」

大神「だがセレスよ……本当に違うのだ。」

大神「我はモノクマから、先程言われたような命令は受けていない」

大神「……信じてくれ」

セレス「無理ですわ」ニコッ

セレス「それでは私、個室に戻らせて頂きますので……」

セレス「皆さんも……あまり命を粗末にしませんよう」


彡(゚)(゚)「そう言って、1人……」


山田「せ、拙者も……正直信じるのは難しいというか……」

山田「……すみません」


彡(゚)(゚)「また1人……」


葉隠「……ふつーに考えて、この状況で信じるなんて無理だべ」


彡(゚)(゚)「そしてまた1人」


大和田「……オレも戻らせてもらう」

不二咲「……えっ、大和田君……」

不二咲「ま、待ってよ……!……ぼ、僕も……一緒に」 

大和田「お前は来るな、不二咲」

大和田「……そっちにいたいんだろ」

不二咲「え…………」
 
大和田「俺に……流される必要なんてねェよ」

不二咲「で、でも…………」

不二咲「…………分かった」シュン



彡(゚)(゚)「たえこ、山田、葉隠、大和田の、合計4人……その場から立ち去った(ナレーション)」



彡(゚)(゚)「……ええんか霧切。ここで対立なんかしたら、クマカスの思う壺やろ」

霧切「……無理矢理残して、大神さんの話を聞かせた方が良かった?」

霧切「過半数がここに残っている以上……やろうと思えば出来たかもしれないわね」

霧切「でも、動機提示の直後で動揺している時に、そうやって無理に丸め込もうとしても……彼らはきっと、不安や疑念を抱えたままになるわ」

霧切「今はまず、誰がどちらの立場に身を置いたかをハッキリさせて……」

霧切「……それからきっちり話し合って、納得させた上で、こちら側に引き込むべきよ」

苗木「でも……セレスさんは説得して揺らぎそうな性格じゃないし……」

苗木「葉隠クンも聞く耳持たずって感じで……大和田クンは不二咲クンを突き放してまで向こう側に回って……」

苗木「唯一揺らぐ可能性がありそうな山田クンも、セレスさんに簡単に取り込まれそうだよ……」

彡(゚)(゚)「……そんなネガティブなこと言ってても始まらんやろ」

彡(゚)(゚)「とにかく……もうこれ以上コロシアイなんか起こしたらアカン」

彡(゚)(゚)「さくらちゃんの話をちゃんと聞いて……それを信じてもらう為に、ここにおる6人で頑張るしかない」

舞園「……ですね」

不二咲「……うん」

彡(゚)(゚)「(……正直、舞園ちゃんと不二咲にはまだ迷いがあるように見えるな……)」

彡(゚)(゚)「(苗木はどうせ役に立たんし……実質的にはワイと霧切ちゃんしか説得要員がおらんことになる)」

彡(゚)(゚)「(……厳しいな)」

大神「……感謝するぞ。苗木、霧切、不二咲、舞園、やきうみん」

大神「だが……去った者達のことも、責めないでやってくれ」

大神「全て……我に責任があるのだ」

大神「……ここで立ち話というのもな。……我の個室に来ると良い。」

大神「そこで、我の知っていることの……その全てを話すとしよう」


-大神の個室-

彡(゚)(゚)「(個室に移動した後……さくらちゃんがどんな経緯で裏切り者になり……どんな命令をされてきたのかを聞いた)」

彡(゚)(゚)「(先祖から受け継いだ道場を脅迫材料として使われていたこと……)」

彡(゚)(゚)「(コロシアイが停滞した時、生徒の中の誰かを殺せと言われていたこと……)」

彡(゚)(゚)「(黒幕の正体に関しては、裏切り者の立場からも分からなかったということ……)」

彡(゚)(゚)「(ただ、明明後日までに誰かを殺せ、なんて命令は受けていないということ……)」

彡(゚)(゚)「(昨夜モノクマに力で抵抗しようとしたところを、どうやら苗木が見ていたらしいこと……)」

彡(゚)(゚)「(そして……)」



霧切「最初の事件が……仕組まれたものだった?」

大神「ああ……間違いない」

大神「本来我が動くはずだったところが、急遽取り止めとなったのだ」

大神「その時……モノクマはこう言っていた」



モノクマ『ホント、残念な姉を持つと困っちゃうよね……』

モノクマ『もっと面白いところで使いたかったけど……』

モノクマ『……こんなザマじゃやむを得ないね。もう動いてもらお』

モノクマ『……あ、そうだ。代わりに……』



大神「……ここから先はよく聞こえなかったが」

霧切「第一の事件……加害者は江ノ島さんだったけれど……」

彡(゚)(゚)「いや、だからあの江ノ島盾子は明らかに偽者やん?分からん?流石に胸の大きさとか顔のそばかすとか本人と違ったのは気づいとるよな?舞園ちゃんに確認したらそばかすに関しては誤魔化せるかもしらんけど胸の大きさに関しては微妙なとこや言うてたで可能かもしれんとは言うとったけどそれは超高校級のギャルってのを加味した上でやしその他にも自分がクロって異様なまでにあっさり認めたりワイがランドリーで会話したときなんかモノクマのこと聞いたらしどろもど

苗木「つまり、黒幕は江ノ島さんの妹である可能性が高い……ってことになるのかな」

彡(゚)(゚)「うーんこの無能。話聞けや。ワイらが見てた江ノ島が偽者なんやから、黒幕は江ノ島盾子の方や」

霧切「……やきうみん君、何を言っているの?それは少し飛躍し過ぎよ」

彡(゚)(゚)「……ネタで言うとるん?わざと気づかんフリしてんのか?」

舞園「でも……江ノ島さんに妹がいるなんて、聞いたことありませんよ」

彡(゚)(゚)「そらそうやろ。黒幕が江ノ島盾子なんやから、姉がおるんや。妹はおらん」

大神「ふむ……同じ芸能界にいた舞園がそう言うのであれば、聞き間違いだったのかもしれぬな」

苗木「なんだ……結局黒幕に関する情報はナシってことか」

彡(゚)(゚)「ファーwwwwwwwwwwwww」

不二咲「……さっきからどうしたの?やきうみん君」

彡(゚)(゚)「……いや、もうええ。お前らがそういうことにしたいんやったら、もう諦めるわ」

苗木「???……何があったのか知らないけど、しっかりしてよ、やきうみんクン。」

彡(゚)(゚)「こっちのセリフじゃボケナス」

霧カス「戦刃むくろに気をつけて(キリッ


ファーーーーーwwwwwwwwwww


大神「これで……我が話せることは全て話した」

苗木「問題は、これからどうするか、だね」

舞園「……皆で手分けして、説得に回りますか?」

霧切「いえ、全員が動く必要はないわ」

霧切「むしろ何人かは……今まで通り、あの4人と接する人間も必要よ」

彡(゚)(゚)「……まあ、さくらちゃんの件を巡って意見が分かれただけで、喧嘩してるわけじゃないからな」

彡(゚)(゚)「変にこっちから距離作るのも良くないと思うわ」

彡(゚)(゚)「てことで、説得の方はワイと霧切ちゃんで十分やし、他の3人はいつも通りにしといてくれ」

霧切「あら……悪いけど、私は無理よ」

彡(゚)(゚)「……え?」

霧切「その……『アレ』の件で、少し状況を確認しないといけないから」

霧切「どうやら明日あたり、その……『アレ』が終わるみたいなのよ」

彡(゚)(゚)「……ああ」

彡(゚)(゚)「(たぶん、アルターエゴのデータ解析の件やな)」

苗木「なら……霧切さんの代わりに、ボクが説得に回るよ」

彡(゚)(゚)「すっこんでろ」

霧切「そう……じゃあ、お願いするわ」

彡()()「」

霧切「……ただ、くれぐれも彼らを刺激しないように、時間をかけて説得してちょうだい」

霧切「絶対に焦ってはダメ……良いわね?」

苗木「うん、分かった」

彡(゚)(゚)「……ていうか、お前ら何か喧嘩してたんちゃうんかいな」

霧切「……もう、いいのよ」

霧切「彼がああいう態度を取っていた理由は……分かったから」

彡(゚)(゚)「……あっそ。何かワイの知らんとこで話進んでるみたいやけど面倒くさいから突っ込まんとくわ」



彡(゚)(゚)「(チッ……苗カスと一緒に説得かいな……)」

彡(゚)(゚)「(いや、一緒にやる必要はないか?……でもワイの知らんとこで変に引っ掻き回されてもな……)」

彡(゚)(゚)「(……だる)」


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「……とりあえず、一旦解散になったで」

彡(゚)(゚)「さて……結構色んなことした気がするけど、まだ昼間か」

彡(゚)(゚)「……じっとしてるのは良くないよな。」

彡(゚)(゚)「こっち側のワイが率先して怖がる必要ないって行動で示さなアカン」

彡(゚)(゚)「……どうしようかな」




彡(゚)(゚)「……お?こんなところにモノクマメダルがあるやんけ。やったぜ(棒読み)」



ー自由行動時間ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:30)
4.休憩する

↓2


※説得に回る場合は1-苗木を選択


-購買部-

彡(゚)(゚)「ここに来るのも久しぶりやな」

彡(゚)(゚)「現状アイテムをGETすることに特に意味はないんやけど」

彡(゚)(゚)「……脱出スイッチとか入ってへんかな」

彡(゚)(゚)「さて、何回まわそか」


↓2 1~10までの中から回数選択


彡(゚)(゚)「ここは控えめに4回でいっとこか」

彡(゚)(゚)「ほな、回すでー」


↓4まで コンマ判定


75万力
66ミレニアム懸賞問題
50むらまさ




彡(゚)(゚)「……むらまさって妖刀やんな。葉隠とか好きそうや」

彡(゚)(゚)「ミレニアム懸賞問題……?不二咲がこういうの解くの好きかな」

彡(゚)(゚)「万力は……うん。誰も喜ばんやろな」

彡(゚)(゚)「ん……最後に出てきたこれはなんや……?」


原作の98番目のアイテムは
プレゼントに出来なかったため……


出てきたアイテムは?
↓2


彡(゚)(゚)「これは……脱出スイッチ!?」

彡(゚)(゚)「押してみるやで」ポチー



『ゴォォォオオオ』



彡(゚)(゚)「ファッ!?玄関ホールの扉が開いた!!」

彡(゚)(゚)「これで出られるやで!!もうコロシアイ学園生活は終わりなんや!」

彡(゚)(゚)「ここから出て苦しいこともあるかもしれんけど……ワイらは頑張って乗りきって行く!」




彡(^)(^)「希望は前に進むンゴ!」



(完)


彡(゚)(゚)「って感じでマジで当たったらわろてまうわ」

彡(゚)(゚)「まあ実際当たったのは希望ヶ峰の指輪やったけどな。これは大抵の人が喜ぶやろ」

彡(゚)(゚)「上々の結果やったで。ほな、個室戻ろ」


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「よっこらせっと……プレゼントは引き出しに入れとこ」

彡(゚)(゚)「誰かにあげるときはワイのポケットの中に瞬間移動させればええわ」

彡(゚)(゚)「……まだ時間はあるな」

彡(゚)(゚)「じっとしてても以下略」

彡(゚)(゚)「……なにしよかな」



ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:26)
4.休憩する

↓2


-個室前廊下-

彡(゚)(゚)「おい苗カス、早速説得に回るで」

苗木「よし、頑張って全員をこっち側に引き込もう」

苗木「あ、でも焦りすぎちゃダメなんだったよね……そこは気を付けないと」

彡(゚)(゚)「お前に言われんでも分かっとるで」

彡(゚)(゚)「(なんかこいつと話してたらイライラするし、それ以上にモヤモヤするわ)」

彡(゚)(゚)「(昔、似たようなやつと仲良かったんかも……)」

彡(゚)(゚)「うっ……急に頭痛が……」




『ザーッ』

───────────────────


???「やきうのお兄ちゃん、球場行こうよ」


───────────────────


『ザーッ』

 

彡(゚)(゚);「……な、何や今の。こんな記憶……ワイには……」フラフラ

苗木「やきうみんクン?聞いてる?大丈夫?」

彡(゚)(゚);「……あ、ああ」

苗木「ああ……じゃなくてさ、誰の説得に行くか、って聞いてるんだけど」



↓2
葉隠、山田、セレス、大和田から生徒指定


彡(゚)(゚)「葉隠のとこ行こか。アホそうやし、丸め込めるかもしれん」

苗木「よし、やきうみんクンが言うなら、そうしようか」



-葉隠の個室前-

『ピーンポーン』

彡(゚)(゚)「…………」

『ピーンポーン』

彡(゚)(゚)「…………」

『ピーンポーンピーンポーン』

彡(゚)(゚)#「…………」

『ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーンピーンポーン』

『ガチャ』 

葉隠「うるせぇえええええ!!!!」

彡(゚)(゚)#「居留守使うからじゃボケ」

葉隠「あ……くっそ……面倒くさいから無視しようと思ってたのに……」

葉隠「お、俺は説得なんかに応じねーからな!?」

葉隠「オーガは裏切り者なんだろ!?信用できる分けねーって!」

彡(゚)(゚)「……まだ何も言ってないんやけどな」

彡(゚)(゚)「(さて……何て言って説得するか)」


1.さくらちゃんは力を使う相手は選ぶ人間や。だから怖がる必要ない。

2.そっち側におっても少数派。いつかは多数派に呑まれるから今のうちにこっちに来とけ。
 
3.実は良い儲け話があってな。さくらちゃんを利用するんやけど……。


↓2


彡(゚)(゚)「葉隠、そっち側におるのはたえこ山田大和田とおまえだけやろ」

彡(゚)(゚)「10人中4人、少数派や。いずれは多数派に呑まれるぞ」

彡(゚)(゚)「今のうちにこっちに来といた方が、皆の心象は良いと思うけどな」

葉隠「ま、まじでか?ならそっち側に……」 

彡(゚)(゚)「(ちょろい)」

葉隠「行くわけねーだろっ!そんな説得の仕方、セレスっちがお見通しだったべ!」

彡(゚)(゚)「(チッ……)は?たえこが?」

葉隠「だべ。こっちは4人、向こうは6人。数で圧迫しようとしてくるなら、こっちの数を増やせば良いって言ってたべ」

葉隠「舞園っちと不二咲っち辺りをこっち側に引き込めたら……形勢逆転!こっちの勝ちだべ!」

葉隠「……あれ?これ言って良かったんか?」

彡(゚)(゚)「(……そうか。向こうもそうやって動いてくるんか)」

葉隠「まーとにかく、おめーらの説得には俺ぁ乗らねーからな!」

葉隠「んじゃ!二度と来るなよ!」


『ガチャ』


苗木「うーん……失敗しちゃったね……」

彡(゚)(゚)「……出直すか」


★葉隠の説得に失敗しました


-やきうみんの個室-


『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』



彡(゚)(゚)「……これで15日目が終了……か」

彡(゚)(゚)「動機で言ってた、裏切り者の殺人期限は明明後日の昼時間終了まで……」

彡(゚)(゚)「つまり、18日目の夜までやんな」

彡(゚)(゚)「それまで待てば、さくらちゃんが動かんのを知って、皆こっち側に回ってくれるやろか」

彡(゚)(゚)「……いや、問題はそれまでにさくらちゃんを殺そうとしたり、さくらちゃんに罪を着せようとして誰かを殺したりするやつがおらんか、やな」

彡(゚)(゚)「やっぱり、どうにかして全員を説得せんと……」

彡(゚)(゚)「……まあ、もう今日は寝るやで」

彡(゚)(゚)「おやすミンチェ」

彡(-)(-)「…………」

彡(-)(-)「…………」zzz…


- day15 NIGHT TIME -

???「……さてさて、この次は、お姉ちゃんに動いてもらうからね」

???「序盤の演技は、妹として情けなかったんだから……」

???「汚名返上できるよう、頑張ってくださいよ!」

???「うん……でも、何をすれば良いの?」

???「ハァ!?決まってんじゃんか!!」

???「あの厄介な男を、殺してもらうんだよ!!」

???「超高校級の生徒よりある意味恐ろしい……あの、やきうみんって男!」

???「うぷぷぷぷぷ……これでお前も終わりだよ!!やきうみんクン!!」

???「アーッハッハッハッハッハ!」



-day15 終了-

彡(^)(^)「苗カスシールドで回避余裕や!」

幸運「すまんな」ヤキウミンザクー

彡()()「」

こうですかわかりません><


-day16-


『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……そろそろ起きたときに言うこともなくなってきたで」

彡(゚)(゚)「大体毎日同じ時間に寝てるのに、起きてすぐそんな言うことないんだよなぁ」

彡(゚)(゚)「……さて、朝食は誰と食べよ」


↓2  1~4名選択

※葉隠、セレス、山田、大和田を説得する場合は苗木のみを選択


-個室前廊下-

彡(゚)(゚)「おい無能アンテナ、説得に回るぞ」

苗木「分かった。今日は誰を当たろうか」

彡(゚)(゚)「まあ昨日の話聞くと、セレス以外から攻めていくのが良さそうやな」

苗木「うん……セレスさんが向こう側を指揮してるみたいだし、そこは最後にした方が良いよね」

彡(゚)(゚)「逆に言えばたえこさえ説得出来たら殆ど説得完了なんかもしれんな」

彡(゚)(゚)「(ほな……誰を説得しよかな)」



↓2 葉隠、山田、大和田、セレスから選択


-食堂-

葉隠「……ゲッ」

彡(゚)(゚)「何が「ゲッ」やねん。前座らせてもらうで」

葉隠「あのさ……やきうっち、まじでもう関わらんでくれって……」

彡(゚)(゚)「悪いけど、そういうわけにもいかんのや。」

彡(゚)(゚)「こうやって対立している状態が続くのはモノクマの思う壺……」

彡(゚)(゚)「さっさと団結するためにも、お前らにはこっち側に来てもらわなあかん」

葉隠「な、なら……やきうっち達がこっちに来れば良いべ?」

彡(゚)(゚)「それじゃさくらちゃんが孤立するんやから、全員で団結出来んやろ」

葉隠「いや、オーガは裏切り者なんだから、俺達の仲間なんかじゃ……」

彡(゚)(゚)「……裏切り者やけど、もうモノクマに従うのはやめたって言ってたやろ」

葉隠「だから信用できねーんだって。それだけのことをあいつはしただろ?」

彡(゚)(゚)「(……埒が明かんな)」

彡(゚)(゚)「(うーん……葉隠をこっち側に寝返らせるのに有効な言葉は……)」


選択肢>>216と同様

↓2


彡(゚)(゚)「お前もアホやな。これは金を稼ぐ絶好のチャンスやのに」

葉隠「……あ?」

彡(゚)(゚)「今のうちにこっち側に来といて、さくらちゃん貸しを作っとくんや」

彡(゚)(゚)「あいつは義理堅い。言えば必ず恩は返してくれるはず」

彡(゚)(゚)「さくらちゃんを利用して一儲けする方法……ワイなら教えられるんやけどなぁ……」

葉隠「な、なんだ……?その方法って……」

彡(゚)(゚)「ん?興味あるんか?」

彡(゚)(゚)「お前寝返る気はないんやなかったっけ?あれ?おかしいな?」

葉隠「い、いや、き、聞くだけ聞いてやるだけだべ!仕方なくな!」

彡(゚)(゚)「あっそ。じゃあ教えん」

葉隠「えっ……ちょっ!冗談だって!」

葉隠「やきうっち!お願い!教えて!この通り!」

彡(゚)(゚)「しゃーないな……よう聞けよ?」

彡(゚)(゚)「お前いっつもいかがわしいもん売りつけたり騙したりして、金ぼったくっとるんやろ?」

彡(゚)(゚)「それを繰り返してたら、いつかは信用を失って、誰もお前が売るものを買ってくれなくなる……分かるな?」

葉隠「ま、まあ……いずれは通用しなくなる気もしてるべ」

彡(゚)(゚)「そこでや……さくらちゃんに協力してもらうんや」

彡(゚)(゚)「あらかじめ打合せしといて、その売りつけるもんがどんな効果を持つ設定かをさくらちゃんに教えとく……」

彡(゚)(゚)「そしてその効果がハッキリ現れてることを、客の前でさくらちゃんに証言してもらえば……どうなるか分かるか?」

葉隠「失った信用を取り戻せて……沢山売れる……?」

彡(゚)(゚)「しかもさくらちゃんは超高校級の格闘家……そんな奴が宣伝する栄養剤やドリンクなら、例え安物でも……?」

葉隠「た、高い値段で……売れる……?」

彡(゚)(゚)「これが……さくらちゃんが超高校級のサクラちゃん作戦や!」

葉隠「お……おお……!!!」

彡(゚)(゚)「しかもさくらちゃんに用心棒を頼めば、借金取りの手からも逃れることができる!一石二鳥!」

葉隠「おおおおおおおおおおお!!!!!!!」

彡(゚)(゚)「……さて、今一度問おう……さくらちゃんはワイらの何や?」

葉隠「仲間だべ!」

彡(^)(^)「やったぜ」



★葉隠の説得に成功しました


彡(゚)(゚)「まず1人、なんとか成功したな」

苗木「残るは山田クン、大和田クン、セレスさんか……間に合うと良いけど」

彡(゚)(゚)「……ちょっと思ったんやけど」

苗木「ん?どうしたの?」

彡(゚)(゚)「お前昨日も今日も肝心の説得の時ずっとワイの後ろで突っ立ってるだけやんか。要らんやろ」

苗木「えっ、やだなぁ……そんな」

苗木「確かに何もしてないように見えるかもしれないけど、ちゃんと心の中で応援してるって」

彡(゚)(゚)「……お前最初からそんなにアホやったっけ。1回目の学級裁判の時とか、もうちょいマシちゃうかったか。」

苗木「???……ちょっと何を言ってるか分からないけど、ボクのことなら大丈夫だよ。心配しないで」ニコッ

彡(゚)(゚)「………………」


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「……さて、特にやることもなくなった」

彡(゚)(゚)「そういえば霧切ちゃんがアレの経過を調べといてくれるんやったっけ」

彡(゚)(゚)「夜にその様子だけ見に、脱衣所に顔出しとくくか」

彡(゚)(゚)「……それまでどうしよかな」


ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:26)
4.休憩する

↓2

※説得に回る場合は1-苗木を選択


-音楽室-

彡(゚)(゚)「……おう、たえこ」

セレス「あら、やきうみん君ですか」

セレス「先ほど、豚から報告を受けました」

セレス「葉隠君が大神さんを受け入れる側に寝返り、次の被害者になることが決定的……と」

セレス「やきうみん君は、私も被害者にするために来たのですか?」

彡(゚)(゚)「……さくらちゃんはそんなことせえへんって」

彡(゚)(゚)「それに、別に説得しに来たわけじゃないで」

彡(゚)(゚)「24時間さくらちゃんの件について考えてるわけでもないしな。それ以外のことで対立してもない」

セレス「……その手には乗りませんわ」

彡(゚)(゚)「疑い過ぎや。ほんまに何もないて」

彡(゚)(゚)「(……ちょっと警戒されてるな。)」

彡(゚)(゚)「(さて、何について話すか……)」



1.メダルを賭けてゲームをする
2.餃子について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「(来たはええけどあんま話すこと思い浮かばんな……)」

彡(゚)(゚)「(……もう適当な話題でええか)」

彡(゚)(゚)「あー、せや、餃子のことなんやけど……」

セレス「餃子?」

彡(゚)(゚)「そう、餃子……の美味しい作り方……とか」

セレス「まあ……!」

セレス「やきうみん君が餃子に興味を持っていたなんて……今まで私、気づきませんでしたわ!」

彡(゚)(゚)「いや、そこまで興味あるわけじゃないんやけど……ってか何でそんなテンション上がってんねん」

セレス「私で教えられることなら何でもお教えしましょう!しっかりメモを取るのですよ!?」

セレス「まず生地の話ですがやきうみん君のことですから小麦粉と水と食塩だけで簡単に作れると勘違いしているのではなくて?甘い!甘いですわ!まず見るべきなのは小麦粉の灰分含有量でこちらが多過ぎると作った餃子を次の日に残した場合皮が黒ずんでしまうのです実はこちら大抵の小麦粉に多く含まれており餃子の皮に使うのは専用の灰分含有量を少なくした小麦粉でないといけないのですわ当然水にも拘って……」

彡(゚)(゚)「」 


──────1時間後



セレス「次にタネの話ですが宇都宮流の作り方をお教え致しましょうまず日本の餃子において非常に重要なニンニクですこちら味と香りに定評のある青森県産を使用しておりますニンニクの味と香りには食欲増進の効果があり良質なものを使えば餃子を美味しく食べられること間違いなしなのですわそして次にニラの話です勿論やきうみん君も餃子の作り方を学ぶというからには宇都宮餃子のニラには栃木県産のものを使っていることくらいは頭に入っていることかと思いますが……」

彡(-)(-)zzz……


────────1時間後



セレス「焼き方にも拘りがありましてよまず皆さんよくお作りになるときは水の量を気になさっていますがそれ以上に大切なのは最初に敷く油の量でしてこちらを多めに入れておくことで焼き目が綺麗につきフライパンに餃子が焦げ付くということも少なくなるのですわフライパンによっては油が要らないというものも最近はありますがこちら絶対に入れておいた方がよろしくてよそれというのも……」

彡(^)(^)「……(放心)」


────────1時間後



セレス「……というところで、ザックリとではありますが一通りの説明は終わりましたわね。しかしまだ細かいところは説明しきれていませんので、聞きたいことがありましたら遠慮なく……」

彡(○)(○)「……ギョウザ……カワ……」

彡(○)(○)「タネ……ヤキメ……ラーユ……」

彡(○)(○)「スイギョウザ……アゲギョウザ……」



★セレスとの友好度が上がった


-やきうみんの個室-

彡(^)(^)「酷い夢を見ていた気がする」

彡(^)(^)「……さて、まだ時間はあるなぁ」

彡(^)(^)「1人で個室にいてじっとしていても気が滅入るだけだ。とにかく何かしていたいけど……」

彡(^)(^)「……さて、どうしようかな?」



ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:26)
4.休憩する

↓2


-物理室-

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「……舞園ちゃん、何してるんや」  

舞園「……ここが1番、外の空気に近い気がして」

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「(……ちょっと気分落ち込んでる感じなんかな)」

彡(゚)(゚)「(さくらちゃんの件に関しても、結構迷ってるように見えたしなぁ……)」

彡(゚)(゚)「(……何について話そか)」



1.大神について
2.朝食会について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「あー……そういえば、この前の豪華な朝食会あったやん?」

彡(゚)(゚)「あれ機会あったらまたやって欲しいなー、とか思っとるんやけど……」

彡(゚)(゚)「ほ、ほら、ワイ栄養とか気にして食生活管理するの苦手やし」

舞園「…………」

舞園「…………クスッ」

彡(゚)(゚)「……ん?な、なに笑とるんや?」

舞園「うふふ、なーんでもありません」ニコッ

舞園「そうですね……どうしてもって言うなら、また作ってあげても構いませんよ」

彡(゚)(゚)「ホンマか?やったぜ」

彡(゚)(゚)「舞園ちゃんの料理美味しかったからな。楽しみにしとくで」

舞園「ええ、期待に応えられるように、腕によりをかけて作りますね」

舞園「……今度は、やきうみん君の為だけに」

彡(゚)(゚)「砂丘民族の種田ケニー?(難聴)」

舞園「……その手には乗りませんよ!2回も言いませんからっ!」

彡(゚)(゚)「ええ……ホンマにそう聞こえたんやけど……」



プレゼントを渡しますか?
1.はい(プレゼント選択)

2.いいえ 
 
↓2



-プレゼント一覧-
a万力
bミレニアム懸賞問題
cむらまさ
d希望ヶ峰の指輪 
e最速カップラーメン
hキャットドッグプレス
i超技林
j対腐川専用ジャージ


彡(゚)(゚)「舞園ちゃん、これやるわ」

舞園「まあ……!これは……!」

舞園「…………何ですか?」

彡(゚)(゚)「モノモノマシーンから出た指輪やで」

彡(゚)(゚)「希望ヶ峰学園の校章が刻まれとるから、スクールリングってやつちゃうか」

舞園「なるほど……スクールリング……」

舞園「って待ってください!?そのやきうみん君のスクールリングを私にくれるってことは……」

舞園「こ、これは、そういう意味での指輪なんですか……?」

舞園「……あ、でも私の方はスクールリングを持ってなくて……その、交換とかは……」

彡(゚)(゚)「???……何を言うとるんや?」

舞園「…………ですよね。知ってて渡すわけありませんよね」

舞園「……ありがとうございます。大切にしますねっ」ニコッ

彡(゚)(゚)「(喜んではくれたみたいやけど……)」

彡(゚)(゚)「(なんや、スクールリングってそんな重要な意味を持つもんなんか?)」



★舞園との友好度が上がった


-大浴場 脱衣所-

彡(゚)(゚)「……よう、ちょっと除きに来たで」

不二咲「あ……やきうみん君」

霧切「こんばんは。説得の方は順調かしら?」

彡(゚)(゚)「葉隠は何とか丸め込んだけど……他はまだ当たってないな」

彡(゚)(゚)「大和田に関しては、出来れば不二咲にも協力して欲しいんやけど……」

不二咲「……ごめん。僕はその件について大和田君と話すのはちょっと……」

彡(゚)(゚)「(……あのとき大和田にきつめに言われたのが効いてるんやろか)」

彡(゚)(゚)「まあ無理にとは言わんわ。こっちで何とかできるように頑張るで」

彡(゚)(゚)「……それで、アルターエゴから何か情報は聞けたんか?」

霧切「ちょうど、今から報告を聞くところよ」

彡(゚)(゚)「そうか。なら一緒に聞くわ」

不二咲「それじゃあアルターエゴ、報告をお願い」

『ブォン』

アルターエゴ『はい!ご主人タm

不二咲「わーーーーーーっ!!!」

霧切「……どうしたの不二咲君。急に大声を出して」

不二咲「ア、アルターエゴ、出来れば、僕がいるときは誰か他の人の声でお願い出来るかな……」

不二咲「あ、あと!ご主人タマ……っていうのも、ナシで……」

アルターエゴ『分かりました……じゃあ……』

『ブォン』

アルターエゴ『……これで満足か?』

彡(゚)(゚)「お!かませ眼鏡ゥー!」

不二咲「う、うん……それで問題ないよ」

アルターエゴ『では改めて……ここまでのデータ解析で分かったことを伝えるぞ』


アルターエゴ『今日の昼頃、ハードディスクに入っていたデータの解析が全て終了した……』

アルターエゴ『かなり膨大な量で、厳重にロックされていたが……何とか、な』

アルターエゴ『それにより、学園に関する情報が入ったファイルも開くようになった』

彡(゚)(゚)「んで、何がわかったんや」

アルターエゴ『どうやら、希望ヶ峰学園に高校生達を隔離し、共同生活を遅らせる……そんな計画が、この学園で進行中だったようだ』

アルターエゴ『しかも、その共同生活も、ただの共同生活じゃなく……隔離される高校生達は、場合によっては学園内で一生を過ごさなければならない……というものだったらしい』

アルターエゴ『そして驚くべきことに、そんな計画を立てたのは、他でもない希望ヶ峰学園の事務局だったのだ』

彡(゚)(゚)「ファッ!?なんやこの学園。頭おかしいんちゃうか」

不二咲「希望ヶ峰学園の事務局が……そんなことを……?」

霧切「……他にわかったことはある?」

アルターエゴ『……なぜそんなことをしたのか、についてだが』

アルターエゴ『原因は、1年前に起きたある事件にあるらしい。その事件については……こんな風に書いてあった』

アルターエゴ『人類史上最大最悪の絶望的事件』

彡(゚)(゚)「……なんやそれ」

アルターエゴ『詳細は分からん……ただ、かなり悲惨なものだったのは確かだ』

アルターエゴ『……その事件のせいで希望ヶ峰学園は、教育機関としての機能を失って、閉鎖に追い込まれたんだからな』

彡(゚)(゚)「閉鎖……?」

彡(゚)(゚)「そんな予定があったなら、なんでワイらは入学できたんや」

霧切「……もしかしたら、私たちの代で最後だったのかもしれないわね」



アルターエゴ『最後に……これは黒幕に関係してるかもしれないことだ』

アルターエゴ『共同生活の計画を立てた、希望ヶ峰学園事務局の責任者は……どうやら、希望ヶ峰学園の学園長だったらしい』

霧切「え……!?」

アルターエゴ『学園長は30代後半の男……しかも、今もこの学園内にいる可能性が高い』

アルターエゴ『1人で出歩く時は十分に注意することだ……。鍵のかかっている部屋の近くは特に、な』

アルターエゴ『……報告できることは以上だ。もうここに残っている情報はない』

彡(゚)(゚)「……そうか。よく頑張ってくれたな。ゆっくり休んでくれや」

アルターエゴ『ああ……そうさせてもらうとしよう』

『……ブォン』



彡(゚)(゚)「学園長が黒幕……か。まあ間違った情報やな。黒幕は江ノ島盾子やし」

不二咲「あ……やきうみん君、まだそれ言ってるんだ……」

彡(゚)(゚)「お前らこそ、まだこれ理解出来てないんやな(呆れ)」

霧切「……黒幕であろうと、なかろうと」

霧切「学園長は……必ず私が見つけるわ」

霧切「そうしないと、いけない気がするの……」

彡(゚)(゚)「どうしたんや霧切ちゃん。学園長は生き別れた父親で自分は父親に会うために直接学園に才能を売り込んで入学して結果として無事に再開したけど記憶を失ってるから学園長に会ったことを覚えてなくて既に達成した目的をもう一度達成しようとしてるみたいな顔してるで」

霧切「……私のことはいいわ。自分で解決するから」

彡(゚)(゚)「なんやこいつ」

霧切「貴方達は、他の皆にはまだこの情報を言わないで頂戴。いいわね?」

不二咲「うん……分かった」

霧切「それじゃあ……今日は解散にしましょう」


-やきうみんの個室-

『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』

彡(゚)(゚)「もう夜時間か。そろそろ寝よ」

彡(゚)(゚)「説得は全員回るのはきついかもな……でも、1人でも多く、やな」

彡(゚)(゚)「……んじゃ、明日に備えて寝るとするで」

彡(゚)(゚)「おやすミンチェ」

彡(-)(-)「…………」

彡(-)(-)「…………」zzz…


-day16 終了-


-day17-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……夜10時に寝て朝7時に起きる。入学する前やったら考えられへんな」

彡(゚)(゚)「そうなった理由があんな無能達と朝食を一緒に食べるためってのも考えられへんな」

彡(゚)(゚)「学園生活のルールも含めて、考えられへんことだらけで頭爆発しそうや」



彡(゚)(゚)「……さて、朝食は誰と食べよ」

↓2  1~4名選択

※葉隠、セレス、山田、大和田を説得する場合は苗木のみを選択


彡(゚)(゚)「おい無能アンテナ。説得に行くで」

苗木「おはようやきうみんクン。良い朝だね」

彡(゚)(゚)「……お前にはプライドは無いんか」

苗木「???……何のこと?」

彡(゚)(゚)「……何もない。誰の説得に行くか決めるで」



↓2 山田、大和田、セレスから選択


-食堂-

彡(゚)(゚)「大和田、おはようやで。前、座ってもええか?」

大和田「……おう。好きにしろ」

彡(゚)(゚)「サンキュー。……で、何のために話しに来たかは分かってると思うんやけど」

大和田「……大神のことだろ?」

彡(゚)(゚)「せや。ワイらとしてはさくらちゃんのことを信用してええと思っとる。」

彡(゚)(゚)「出来れば大和田にも、こっち側に来て欲しいんやけどな」

大和田「悪ィが……そりゃ無理な話だな」

彡(゚)(゚)「なんでや?今までさくらちゃんを見てきて、そこまで信用出来ん人物に見えたか?」

大和田「…………。」

彡(゚)(゚)「(もう一押し、大和田に有効な言葉は……)」



1.もし現状を石丸が見たら、どう思うんやろな
2.不二咲も大和田がこっち側にいれば心強いと思うけどな
3.裏切りって、そんなに許せんことなんやろか?

↓2


彡(゚)(゚)「もし現状を石丸が見たら、どう思うんやろな」

大和田「……あ?」

彡(゚)(゚)「お前が兄弟と呼び合ってた石丸は……皆の団結の為に、十神を殺したんやなかったか」

彡(゚)(゚)「全員で結束することを第一として、それを乱す者は許さん。少なくとも生きてた頃のあいつはそういう姿勢やったやろ」

彡(゚)(゚)「それが今どうなっとる……結束のけの字もない状況やんけ」

彡(゚)(゚)「……お前はこんなんでええと思ってるんか」

大和田「…………」

大和田「俺には……もうアイツを兄弟なんて呼ぶ資格はねェんだよ」

大和田「他でもない俺が、アイツを殺したんだ」

大和田「だから……もう俺は戻れねェ」

大和田「今更アイツが望んでいた形を実現するなんて、俺には……

彡(゚)(゚)「 あ ほ く さ 」

大和田「……ンだと?」

彡(゚)(゚)「なんや資格って。そんなもん誰も気にしてないわ」

彡(゚)(゚)「大事なんはお前がどうしたいかやろ。お前はどっちが良いと思ってんねん」

大和田「…………」

大和田「そりゃァ、対立してる今の状況が良いだなんて思ってねェよ」

大和田「だが…………」

彡(゚)(゚)「だがもしかしもあるか。今のお前の本音が1番大事なんや」

彡(゚)(゚)「良いと思ってないんやったら、この状況を打破すべきやろ」

大和田「…………」

大和田「……そう……か」

大和田「分かったよ……オレなりにケジメのつけ方を考えさせてもらう」

大和田「……だから、その答えが出せるまでは……まだ反対派ってことにしといてくれ」

彡(゚)(゚)「……分かった。近いうちにその答えはちゃんと聞かせてくれよ」

大和田「……あァ、どんな形になるかは分からねェが、必ず伝える」



★大和田の説得に成功しました(?)


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「……今日もこれから暇やな」

彡(゚)(゚)「アルターエゴから情報を得られなくなった今、何に期待して過ごせばええんやろ」

彡(゚)(゚)「…黒幕を倒しても出られる保証ないしなぁ」




彡(゚)(゚)「……さて、なにしよかな」


ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:26)
4.休憩する

↓2

※説得に回る場合は1-苗木を選択


彡(゚)(゚)「ワイがもしここから出るために誰か殺すとしたら多分お前やわ」

彡(゚)(゚)「でもお前もさすが超高校級の幸運やな。ワイは今のところ人殺しになる予定はない」

苗木「……急にどうしたの?ダメだよ、人を殺すなんて」

彡(゚)(゚)「お前に言われんでも分かっとるんやで」

苗木「やっぱりそうだよね。それじゃあ、誰の説得に行くか決めようか」

彡(゚)(゚)「理不尽な展開に耐性付きすぎやろ」


↓2 山田、セレスから選択


-娯楽室-

彡(゚)(゚)「……お、山田もおるんか」

彡(゚)(゚)「たえこに用事やから、ちょっと外してくれるか」

山田「え……ですが、チェスに付き合わされ……もとい付き合わせて頂いているところですので……」

彡(゚)(゚)「どうせお前負けるやん。ワイが代わったる」

山田「……そうですか。じゃあ僕はぶー子と遊んできます」

彡(゚)(゚)「よいしょっと……んでたえこ、話なんやけど」

山田「……聞かないんですか?ぶー子について」

彡(゚)(゚)「は?聞かへんわ邪魔すんなや」

山田「僕がようやく完成させた、外道天使もちもちプリンセスぶー子の彫刻……ほら、これなのですが」

山田「上手くできてるでしょう?自信作でして……最近は常に彼女が僕の隣にいr

彡(゚)(゚)#「聞かへん言うとるやろ。はよ出ていけや」

山田「…………」ショボーン



セレス「……やきうみん君も大変ですわね」

セレス「動機が発表されてから、ずっとそうやって説得に回って」

セレス「正直、そこまで愚か者だとは思っていませんでしたわ」

彡(゚)(゚)「……どっちが愚か者かは、まだ決まってないけどな」

彡(゚)(゚)「(……さて、たえこに有効な言葉は……)」



1.たえこは怖いだけなんやないか?
2.不二咲や舞園ちゃんを説得しても無駄やぞ
3.これは賭けや。お前はホンマにそっちに賭けるんか

↓2


彡(゚)(゚)「これは賭けや。お前はホンマにそっちに賭けるんか?」

セレス「そっち……とは?」

セレス「大神さんを信用しない……それが正解、という選択のことでしょうか?」

セレス「もし、そうだとするなら……これを賭けとみなし、私に警告をしにやって来る貴方のことの方が、少々心配になってくるくらいですわ」

彡(゚)(゚)「……どういうことや」

セレス「もし、私の考えが当たっていた場合……つまり、やきうみん君が賭けに負けた場合、大神さんは明日までにこの中の誰かを殺すことになります」

セレス「誰を殺しやすいか……当然、自分を警戒していない人物の方が手っ取り早く殺せるに決まっていますわ」

セレス「要するにやきうみん君……貴方達は命を賭けているのです」

セレス「対して私の予想が外れていた場合……つまりやきうみん君が賭けに勝った場合はどうでしょうか?」

セレス「大神さんが本当にモノクマに背いており、何も行動を起こさないなら……誰にも被害はありません」

セレス「結果的に、私に不利益なことは何もないのです」

セレス「あったとしても、せいぜい数名から白い目を向けられる程度のこと……痛くも痒くもありませんわ」

セレス「お分かりですか?やきうみん君……私と貴方では、そもそも賭けているものが違うということが」

セレス「無理やりにでも、互いの賭けているものを命だと見なすのであれば……私は、絶対に負けない賭けをしているのことになるのです」

彡(゚)(゚)「……まあ、確かにその通りかもしれん」

彡(゚)(゚)「でも何でわざわざそんなこと言うんや。黙ってても良かったんちゃうんか」

セレス「別に……。ただ、貴方が何も分かっていないようでしたから」

セレス「……警告してあげたのです。私、来るものは拒みませんので」

セレス「……私の方からも、同じことを言わせて頂きますわ」

セレス「これを賭けだとするならば……貴方は本当にそちらに賭けていて良いのですか?」

彡(゚)(゚)「…………」

セレス「……それでは」




彡(゚)(゚)「(クッソ……完全に向こうのペースに巻き込まれた……)」

彡(゚)(゚)「(しゃーない。苗カスに罵声浴びせて憂さ晴らしするンゴ)」

★セレスの説得に失敗しました


-やきうみんの個室- 

彡(゚)(゚)「全く、ほんま苗カスは役に立たんな」

彡(゚)(゚)「だからおらん方がええって言うたのに。今からでも霧切ちゃんにチェンジせーや」




彡(゚)(゚)「……まだ時間はあるな」

彡(゚)(゚)「さて、何して時間潰すか……」


ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:26)
4.休憩する

↓2


※説得に回る場合は1-苗木を選択


彡(゚)(゚)「ちょっと休憩するか」

彡(゚)(゚)「毎日毎日個室の外に出て時間潰してたし、たまにはこういうのもええやろ」

彡(゚)(゚)「倉庫漁っておやつ調達してこよ。徹底的にぐだぐだするで~」





やきうみんを除く生徒同士の会話に移ります。

↓1 視点を変更する生徒指定

↓3 その他の会話に参加する生徒1-3名指定 


-舞園の個室-

……朝食の後、霧切さんに呼び出されて

アルターエゴが得た情報を聞いた

結局、脱出に繋がる手がかりはなかった

あれでもう、得られる情報は終わり……

期待外れ……なんて言ったら不二咲君に失礼かな



……ここから出られるのは、いつになるんだろう

……どうにかして黒幕を倒すしか、方法はないのかな

でも……そんなのどうやって……

………………

…………



ダメだ、個室でじっとしていたら

ネガティヴなことばっかり考えちゃう

……大浴場にでも行こう

あそこにはよく、霧切さんや不二咲君

それに、やきうみん君がいるし……


-大浴場 脱衣所-

霧切「……あら」

不二咲「……あ」

舞園「え……あの……」

舞園「霧切さんが不二咲君を押し倒してるようにしか見えないんですけど……これはどういう……」

霧切「……勘違いしないで。これは事故よ」

舞園「……なんだか、どこかで聞いたような台詞ですね」

不二咲「ぼ、僕がアルターエゴを運ぼうとしたんだけど、パソコンを持ち上げたときに体勢を崩しちゃって」

霧切「私が転けるのを防ごうと不二咲君の腕を掴んだけど、失敗して一緒に転けてしまった……それだけのこと」

……ベタだなぁ 

でも、それよりも気になるのは……

舞園「アルターエゴを……運ぼうとした?」

霧切「……アルターエゴ自身が、それを望んでいるのよ」

望んだ……?

舞園「どういうことですか?説明してください、霧切さん」

霧切「……もう、これ以上得られる情報はない」

霧切「それは、この脱衣所はネットワーク接続ができない場所だから」

霧切「なら、それが可能な場所にアルターエゴを移せば……?」

……ああ、なるほど

舞園「新しい脱出の手がかりが得られるかもしれない……ですか」

霧切「そういうことよ。幸いにも、ネットワーク接続が可能な場所には、心当たりがあるわ」

霧切「……貴方には教えられないけれど、悪く思わないで」

舞園「いえ、相変わらずというか、霧切さんらしいです」

舞園「……ところで、これを運ぶのは霧切さんと不二咲君なんですか?」

舞園「こういう危険な作業は、苗木君が適任なのではないかと思いますけど……」

不二咲「僕達もそう思ったんだけど……どうやら苗木君、個室で寝てるみたいで」

霧切「移すのは早い方が良いし……やむなしよ」 

霧切「それじゃ、私と不二咲君は行くから……」

霧切「せっかくだし舞園さんには、モノクマを呼び寄せて、時間稼ぎでもしてもらおうかしら」

舞園「脱衣所の外は監視カメラがありますもんね……。分かりました。任せておいてください」

霧切「ありがとう。モノクマを引き付けている間は、適当に質問でもしておけば良いと思うわ」

霧切「あくまで推測だけど、多分黒幕は、モノクマの操作と私たちの監視を同時にすることができないから」

舞園「適当に質問……ですか。分かりました」

霧切「……それじゃあ、また後で」


-食堂前-

舞園「……この辺りで良いかな」

あとは、監視カメラに向かって……

舞園「モ、モノクマー!出てきてくれますかー!?」

モノクマ「」ヌーン

舞園「あ、ほんとに出てきた」

モノクマ「いやぁ、超高校級のアイドルに呼ばれて、出てこないわけにはいかんでしょう!」

モノクマ「……んで?何の用?」

……あ、何を聞くか考えてなかった

うーん、時間を稼げそうな質問は……



↓2 質問内容指定


舞園「大神さんについてなんですけど」

舞園「こう……ど、どんな感じだったですか?」

モノクマ「どんな感じって?」

舞園「その、裏切り者として、どんなことを話し合ってたか、とか」

モノクマ「……なんだ、そんなことか」ショボーン

モノクマ「つまんないから答えなくても良いかな?色んなことだよ、色んなこと」

モノクマ「色んなことを、嫌というほど、たっくさん」

モノクマ「全く、あいつの操縦には苦労したよ……。不器用というか、下手くそというか」

モノクマ「挙げ句、今回は命令に従わないってさぁ!なんなんだよほんと!」

舞園「……え?」

モノクマ「……ん?」

舞園「動機提示のとき、裏切り者は命令に従うことを呑んだって言ってませんでした?」

モノクマ「…………」

舞園「…………」

モノクマ「……クマー!」

舞園「誤魔化せてませんよ!?」

モノクマ「知らない知らない!ボクはなーんもしーらない!」

モノクマ「ばいばい!クソビッチの枕園さん!」プンスコ

……あ、どこかへ行っちゃった

あんまり時間は稼げなかったけど、大丈夫かなぁ



……っていうか、私はクソビッチじゃない!



★舞園視点を終了します


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「ふぁー、よく寝たンゴ」

彡(゚)(゚)「部屋に何も娯楽ないし、ぐだぐだしてたら眠くなってまうわ」

彡(゚)(゚)「……さて、食堂に行って、目覚ましの珈琲でも飲むか」



『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』



彡(゚)(゚)「……」

彡(゚)(゚)「うーん、この」



-day17 終了-


-day18-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「……あんま寝れんかった」

彡(゚)(゚)「……時間やな。食堂行くか」



-食堂-

彡(゚)(゚)「(……そういえば、今日が動機で言われてた期限の日か)」モグモグ

彡(゚)(゚)「(終日まで……さくらちゃんのことは信用してるけど、一応警戒やな)」モグモグ

彡(゚)(゚)「(……いや、してるからこそ、か)」モグモグ



霧切「……全員、ちょっと聞いて頂戴」

彡(゚)(゚)「?……どうしたんや」

霧切「皆も分かってると思うけど……今日が、動機で発表されていた『裏切り者による殺人』の期限の日よ」

霧切「大神さんのことを疑うわけじゃない……でも、今日は全員、極力個室にいた方が良いかもしれないわ」

セレス「あら……今更になって、私の考えを採用するのですか?」

霧切「……いいえ。貴方の考えとは、根本から違う」

セレス「うふふふふふ……果たして、どうでしょうね」

セレス「……ともかく、私は命令に従う気はありませんわ」

セレス「私は私の意思で、自由に行動させて頂きますので」

霧切「……好きにして。私は警告をしたまでよ。」

大神「……我は、今日は女子更衣室に籠っているとしよう」

大神「我を警戒している人間は、そこを避けて動くと良い」

大神「何があっても、今日1日女子更衣室から出ることはない……約束だ」

霧切「分かったわ。でも、大神さん自身も、自分の身には気を付けてね」

大神「気遣い感謝する……だが、我は大丈夫だ」





彡(゚)(゚)「……全員、食事を終えて食堂から出ていったな」

彡(゚)(゚)「ワイはどうするかな……事件が起こりそうな予感はするんやけど、確定ってわけじゃないし」

彡(゚)(゚)「何よりワイが不審な動きして無能どもに疑われたらめんどくさいし」

彡(゚)(゚)「……せや、ランドリーにおればええ。あそこから廊下を監視すれば、誰が個室に戻ったか分かるやん」

彡(゚)(゚)「個室に戻った人間とそうでない人間をあらかじめ知っとけば、怪しい動きしてるやつを特定できるで」








- ランドリー -


彡(゚)(゚)「……誰も通らンゴ」


彡(゚)(゚)「全員食堂から移動した後だから何も分からないンゴ」


彡(゚)(゚)「ワイ、無能だった」

 


「ぎぃぃぃぃいいいいにやぁぁぁぁあぁぁぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!」




彡(゚)(゚)「なんや今の音!?」

彡(゚)(゚)「随分遠いところから聞こえてきたで」

彡(゚)(゚)「……こんなん嫌な予感しかしませんやん……」

彡(゚)(゚)「……でも、向かうしかないよな」

彡(゚)(゚)「…………行こ」


-2F 水練場前-

彡(゚)(゚)「ザっと見た限り、1Fでは何も起こってなかったな……」

彡(゚)(゚)「……あ、さくらちゃん呼んどくか。おった方が頼りになるし」




-女子更衣室前-

『ドンドンドンドンドンドン!』

彡(゚)(゚)「さーくーらーちゃーん!」

彡(゚)(゚)「出ーてーきーてーくーれーやー!」

彡(゚)(゚)「……聞こえとるんかな、これ」

『ガチャ』

大神「……やきうみんか。どうした?」

彡(゚)(゚)「お、良かった。聞こえたか」

大神「……いや、何者かの気を、扉の前から感じ取っただけだが」

彡(゚)(゚)「……この際そこはどうでもええわ。さっき誰かの叫び声が聞こえてん。一緒に来てくれへんか」

大神「誰かの叫び声……?」




山田「だーれーかー!だーれーかー!」




彡(゚)(゚)「!!!……豚の鳴き声や!」

大神「……どうやら、緊急事態のようだな……」

大神「仕方ない。約束を破ることになるが、我も向かおう」

彡(゚)(゚)「サンキュー大天使」


-娯楽室前-

山田「ぁぁぁあ!!!やきうみん殿!大神さくら殿!こっち!こっち!」

彡(゚)(゚)「また娯楽室か……娯楽どころじゃないやんけこの部屋」

彡(゚)(゚)「んで、なんなんや。一体何が……」

彡(゚)(゚)「…………!!!」

大神「これは……どういうことだ……」



『ピーンポーンパーンポーン!』


『死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!!!』



彡(゚)(゚)「(そこにいたのは、入り口付近で頭から血を流して倒れている大和田と……)」

彡(゚)(゚)「(部屋の奥の壁にもたれかかっている、たえこティアさんの姿やった……)」

彡(゚)(゚)「なんなんやこれ……」

彡(゚)(゚)「第2の事件を、思い出させるような……」


彡(゚)(゚)「おい、たえこ!大丈夫か!」ユサユサ

セレス「…………ぅ」

セレス「……やきう……みん……君?」

彡(゚)(゚)「どうしたんや!何があった!」ユサユサ

セレス「じ、実は……」

彡(゚)(゚)「誰が何をしてこうなったんや!答えろ!」ユサユサ

彡(゚)(゚)「そもそも意識はあるか!?名前言えるか!?自分の名前!」ユサユサ

セレス「名前……セレス……ティ……」

彡(゚)(゚)「言えてないやんけ!これはもうおしまいですわ。悲しいなぁ」ユサユサ

セレス「……そ、それより……」

彡(゚)(゚)「ん?なんや?」ユサユサ

セレス「揺さぶり過……気分が……」

彡(゚)(゚)「なんやて!?はっきり言えや!」ユサユサ

セレス「揺さぶりすぎだって言ってんだろ聞こえねーのかビチグソがぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」

彡(゚)(゚)「元気やんけ。心配して損した」ポイー 

モノクマ「……オマエラも、慣れたもんだよね」ヌーン

彡(゚)(゚)「まあ、それなりにな」

モノクマ「……でもさ、今回は、まだ終わってないよ?」

モノクマ「早く見つけてあげなよ……もう1つの死体を」

彡(゚)(゚)「……は?」


舞園「……大和田……君?」

霧切「…………」

苗木「うわっ!……な、なんで大和田クンが……!」

不二咲「ぁ…………」

不二咲「……そん……な……」

不二咲「嘘だ……嘘だぁぁぁあ……」


彡(゚)(゚)「……おい、待てや」




彡(゚)(゚)「……葉隠は……どうした?」




モノクマ「さぁねぇ、どうしたんでしょうねぇ」

モノクマ「うぷぷぷぷ……ヒントをあげましょう!2Fの水練場です!」

彡(゚)(゚)「答えやんけ!舞園ちゃん、一緒に向かうで!」

舞園「え……何で私……」

彡(゚)(゚)「もう1人、被害者がおるなら、まだ捜査時間と見なされてるかは分からんやろ」

彡(゚)(゚)「ワイだけじゃ女子更衣室調べられんし、ついてきてくれ」

舞園「……そう……ですね。……分かりました」




彡(゚)(゚)「(葉隠……お前はポジション的に死んだらあかんやろ……!)」


- プール -

彡(゚)(゚)「男子更衣室は何も異常なし……」

舞園「女子更衣室にも問題ありません……ってことは」

舞園「……きゃっ!?や、やきうみん君、そこ!」

彡(゚)(゚)「…………おった」



『ピーンポーンパーンポーン!』

『死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!』



彡(゚)(゚)「(男子更衣室を出てすぐ……プールの隅っこで)」

彡(゚)(゚)「(葉隠の死体は、うつ伏せになって浮かんでた……)」




舞園「なんで……?なんでこうなっちゃうんですか……?」




Chapter4 (非)日常編



chapter4 非日常編


-捜査開始-

モノクマ「ぶひゃひゃ!まあこんなもんだよね!」

モノクマ「友情なんて、信用なんて、圧倒的な力の前では呆気なく散ってしまうんだよ」

モノクマ「ということで!はいどうぞ、モノクマファイル4!」



コトダマGET!!【モノクマファイル4】
『被害者は大和田紋土と葉隠康比呂。大和田は娯楽室、葉隠はプールで発見された。』



彡(゚)(゚)「……何の参考にもならんやんけ」

モノクマ「まあ、後半になるにつれて、情報を出し惜しむのは当然だよね」

モノクマ「そんじゃ!あとは頑張って!」

モノクマ「キミには期待してるよ、やきうみん君……」

モノクマ「何たって、これがキミにとって最後の……」

モノクマ「おーっと!これ以上は言えません!」

モノクマ「そんじゃ!まったねー!」




彡(゚)(゚)「……クマカスの言うことは無視して、捜査するか」

暫く安価なしなので勝手に進みます
明日の22:30から
学級裁判開始予定です
よろしくお願いします


彡(゚)(゚)「さて、まずは状況をまとめるか……死体発見アナウンスは、葉隠れはワイと舞園ちゃん、大和田はワイとさくらちゃんと山田の発見……でええかな」

彡(゚)(゚)「……そういえば、これって犯人の目撃は含むんやろか」

彡(゚)(゚)「……モノクマに聞いとこ」

彡(゚)(゚)「おーい、クマカスー!」

モノクマ「ボクのいないところでモノクマって呼んでるのに、なんでわざわざ変えるんだよ!」ヌーン

彡(゚)(゚)「うっさい死ね。死体発見アナウンスって犯人による発見は含むんか?」

モノクマ「……すごく微妙なところだから、答えたくないんだけど」

彡(゚)(゚)「答えろや」

モノクマ「そんなこと言われても、柔軟性がないとこっちとしても困るというか……」

モノクマ「……まあいいか。でも、これは今回の事件に限るよ?」

モノクマ「あくまで今回は……それぞれを殺した犯人の目撃は、含まれてないかな」

彡(゚)(゚)「ほーん、たまには使えるやんけ。記録しとこ」


コトダマGET!【死体発見アナウンス】
『大和田は山田、やきうみん、大神の3人の発見、葉隠はやきうみん、舞園の発見により死体発見アナウンスが鳴ったと思われる。モノクマによると、今回犯人の目撃は死体発見の人数に入れていないらしい』


彡(゚)(゚)「他は……今回の被害者は二人、か。あの校則についてもまとめとくべきやな」


コトダマGET!【新しい校則】
『事件発生前から、1人の生徒が殺せるのは最大で2人までとする、という校則が追加されていた』


彡(゚)(゚)「……よし、ほな本格的に捜査するで」


彡(゚)(゚)「まずは葉隠の死体をプールサイドにあげて……っと……」

彡(゚)(゚)「ん、前頭部に打撲痕あるな」

彡(゚)(゚)「……これはメモしとこ」


コトダマGET!【葉隠の死体の状況】
『前頭部に打撲痕。更衣室付近の位置でプールにうつ伏せに浮かんだ状態で発見された。』


彡(゚)(゚)「他は特に外傷なしか……」

彡(゚)(゚)「服の中からも、オカルト関連っぽいものしか出てけえへんな」

彡(゚)(゚)「プールにも証拠はなさそうやし……」

彡(゚)(゚)「……大和田の方の現場見に行くか」


-娯楽室-

彡(゚)(゚)「見張りは霧切ちゃんとカスなんやな」

苗木「もはや苗すら付けてくれないの!?」

彡(゚)(゚)「はいはい、おもろいおもろい」

彡(゚)(゚)「さて、死体の方は……」ペタペタ

彡(゚)(゚)「ん、こいつは後頭部に打撲痕か。後ろから殴られたみたいやな」

彡(゚)(゚)「入り口付近で後ろから……倒れてるのは部屋側に頭向けてやし、たえこのおった奥の位置からは襲撃不可能か?」

彡(゚)(゚)「この倒れかたは第3の事件に似てるんよな……」

彡(゚)(゚)「……まあ、後で話聞いとこ」  

彡(゚)(゚)「後頭部は結構固いもので、強めに殴られてるな。床にまで血が垂れて、広がっとるわ」


コトダマGET!【大和田の死体の状況】
『後頭部に打撲痕。娯楽室の入り口付近で、部屋側に頭を向けて、うつ伏せになって倒れていた。後頭部から流れた血は頭を蔦って床にも広がっていた』


彡(゚)(゚)「他は……このダンベルやな。なんでこんなもん右手に握っとるんや」

彡(゚)(゚)「見たところ男子更衣室のもんやろうけど……特に血とかはついてないな」

彡(゚)(゚)「右手自体が身体の下にあったから、ダンベルも死体の下敷きになってた形やな……」


コトダマGET!【ダンベル】
『大和田が右手に握りしめており、死体の下敷きとなっていた、男子更衣室のダンベル。血はついていない』


彡(゚)(゚)「大和田の死体から少し奥、つまり娯楽室の真ん中あたりには、茶色の破片が落ちとるな。」

彡(゚)(゚)「…の何の破片やろ?これもメモしとこ」


コトダマGET!【茶色の破片】
『大和田の死体の少し奥に落ちていた、茶色の破片』



彡(゚)(゚)「ん、たえこは左奥の壁にもたれかかってたけど、その近く……ここにあったモノクマボトルが減ってるな」

彡(゚)(゚)「モノクマボトルの瓶の色は茶色……やな」

彡(゚)(゚)「……何の破片やろなぁ(すっとぼけ)」


コトダマGET!【モノクマボトル】
『娯楽室のモノクマボトルは、事件前より1つ減っていた』




彡(゚)(゚)「……ん、なんやこれ」 


『朝食後プールに来てほしい。』


彡(゚)(゚)「メモ用紙……やな」

彡(゚)(゚)「プールに来てほしいって……一体どういうことなんや」


コトダマGET!【メモ用紙】 
『学園から出る手段を発見した。朝食後プールに来てほしい。と書いてあるメモ用紙。大和田のポケットに入っていた。』


彡(゚)(゚)「……よし、現場はこんなもんでええかな」

彡(゚)(゚)「あとは気になる人間から話を聞くとするで」


彡(゚)(゚)「山田、たえこ、話聞かせてや」

山田「え、ええ……構いませんぞ」

セレス「…………」

彡(゚)(゚)「山田は、どういう経緯で死体を発見したんや」

山田「えーっと……実は、今日はセレス殿と娯楽室でトランプやチェスをする予定がありまして……」

山田「朝食後、図書室に寄ってから娯楽室に向かったら……この有り様で」

彡(゚)(゚)「図書室では何をしてたんや?」

山田「チェスの約束は昨日からしていましたので……そのルールを覚えるための本を返却してました」

山田「その後、少し面白そうな本がないか探しておりましたが……何も持ち出してはいませんぞ」

彡(゚)(゚)「ほーん……まあ特に変なところはない……か」

彡(゚)(゚)「ほな、たえこの話や。何が起こってあんなとこで倒れてたんや」

セレス「……ハッキリとは、覚えておりません」

彡(゚)(゚)「は?」

セレス「非常に……曖昧なのです」

セレス「山田君を待っていたら……大和田君……?のような大男が入ってきて……」

セレス「ダンベルを……持っていたような気がします」

セレス「それで、私は部屋の奥に追い詰められた……かもしれません」

セレス「……そこからは完全に記憶がありませんわ」

セレス「恐怖のあまり、気絶してしまったのではないか……と思われます」

彡(゚)(゚)「……そうか。まあ曖昧なら詳しくはメモせんとくわ」

彡(゚)(゚)「時間が経って整理がついてきたら、また教えてくれや」

セレス「ええ……分かりました」


コトダマGET!【山田とセレスの証言】
『2人は朝食後、娯楽室でトランプやチェスをする予定があったという。山田は図書室に寄った後、娯楽室に向かった。セレスは先に着いて山田を待っていたらしいが、それ以降の記憶が曖昧』


彡(゚)(゚)「そういえば、苗木達はアナウンス聞いてから何ですぐここに来れたんや」

苗木「え?……ボクと不二咲クンは、山田クンが呼びに来てくれたけど」

山田「ええ……ほとんど皆、個室にいると思っていましたから……」

山田「やきうみん殿と大神さくら殿が来たあと、個室に向かいましたが」

彡(゚)(゚)「それなら、ワイらのことも直接呼びに来たら良かったやん」

山田「いや、やきうみん殿がどこにいたかなんて知りませんし……」

山田「第一、僕がいない間に犯人が戻ってきて細工でもしてたらマズイでしょう」

彡(゚)(゚)「……豚の癖にまともな判断やな。逆に怪しい」

山田「……ひどい。ひどいよこんな扱い……」

彡(゚)(゚)「ほな、霧切ちゃんはどうやってここが現場って分かったんや」

霧切「私は……体育館でモノクマと話をしていたから」

霧切「……内容は伏せるけど、少しモノクマを問い詰めていたところで、アナウンスが鳴って」

霧切「それ以上問い詰めても、事件が起こってるから、と言って取り合ってくれなくて」

霧切「仕方なく、教えられた現場に来たのよ」

彡(゚)(゚)「……なるほど。メモしとくわ」


コトダマGET!【霧切の証言】
『朝食後から事件発生まで、霧切は体育館でモノクマと話をしていたらしい』


彡(゚)(゚)「(……この証言が正しいなら、かなりまずいことになるよな)」


彡(゚)(゚)「舞園ちゃんは、どうやって現場がここやって分かったんや?」

舞園「私は……化学室にいたので、ある程度近いフロアからの叫び声だってことは分かって」

舞園「でもすぐには分からなくて……3Fの物理室と美術室の様子を確認してから娯楽室に来たので、やきうみん君よりは遅れた……というところですね」

彡(゚)(゚)「ふむ……なるほど、分かったやで」




彡(゚)(゚)「さくらちゃん、話聞かせてもらってもええか」

大神「……やきうみんか。構わぬぞ」

彡(゚)(゚)「さくらちゃんは、朝食後からずっと女子更衣室におったんやな?」

大神「無論、そういう約束だったからな」

彡(゚)(゚)「その間、来訪者とかはおったか?」

大神「いるわけがなかろう……。裏切り者と疑われている身、当然のことだ」

彡(゚)(゚)「葉隠がプールで殺されてたのも認知せず、か?」

大神「ああ……プールの方に、何者かがいる気配はしていたのだが」

大神「誰かが泳いでいるだけかもしれん上に、出てはいけないという約束もあって、見ることはなかったな」

彡(゚)(゚)「……そうか、分かった。サンキューやで」


コトダマGET!【大神の証言】
『大神は朝食後から女子更衣室にいたが、来訪者はおらず、葉隠がプールで殺されたことに関しても認知したのはアナウンス後だという』


『ピーンポーンパーンポーン!』

『オマエラ!学級裁判の準備が整いました!』

『いつも通り、1F学園エリアの、赤い扉の部屋に集合してくださーい!』



彡(゚)(゚)「……よし、行くか」

彡(゚)(゚)「残った人数も、遂に半分になってもうたな」

彡(゚)(゚)「……まあ、これから更に減る予定なんやけど」

彡(゚)(゚)「減るのは犯人だけやろうけど、な。ワイは絶対生き残るし」

彡(゚)(゚)「負ける気せーへん4回目やし」


-赤い扉の部屋-

モノクマ「よし、全員揃ったね!」

モノクマ「それにしても、オマエラって弱いよね……結局、裏切り者に好きなようにさせちゃって」

モノクマ「今回の事件も、裏切り者が引き起こしてるわけだし……はっ!言ってしまった!」

霧切「……無視しましょう」

彡(゚)(゚)「わざとらしすぎて草も生えん」

モノクマ「し、辛辣だなぁ……ボクは嘘ついてないのに、酷いよ」

山田「そうだよ……僕だけこんな扱い……酷いよ……」

彡(゚)(゚)「……はぁ、アホらし。ワイ先にエレベーター乗っとくで」

霧切「私も……付き合ってられないわ」  

山田「ちょ、ちょっと待って!置いてかないで!」

彡(゚)(゚)「くっつくなや暑苦しい」



モノクマ「……いやはや、慣れって怖いねぇ……」

モノクマ「うぷぷぷぷ……それでは、第4の学級裁判、始まっちゃいまーっす!」



コトダマGET!【モノクマの証言】
『モノクマによると、今回の事件は裏切り者によって引き起こされたものらしい』


コトダマまとめ

【モノクマファイル4】
『被害者は大和田紋土と葉隠康比呂。大和田は娯楽室、葉隠はプールで発見された。』

【死体発見アナウンス】
『大和田は山田、やきうみん、大神の3人の発見、葉隠はやきうみん、舞園の発見により死体発見アナウンスが鳴ったと思われる。モノクマによると、今回犯人の目撃は死体発見の人数に入れていないらしい』

【新しい校則】
『事件発生前から、1人の生徒が殺せるのは最大で2人までとする、という校則が追加されていた』

【葉隠の死体の状況】
『前頭部に打撲痕。更衣室付近の位置でプールにうつ伏せに浮かんだ状態で発見された。』

【大和田の死体の状況】
『後頭部に打撲痕。娯楽室の入り口付近で、部屋側に頭を向けて、うつ伏せになって倒れていた。後頭部から流れた血は頭を蔦って床にも広がっていた』

【ダンベル】
『大和田が右手に握りしめており、死体の下敷きとなっていた、男子更衣室のダンベル。血はついていない』

【モノクマボトル】
『娯楽室のモノクマボトルは、事件前より1つ減っていた』

【茶色の破片】
『大和田の死体の少し奥に落ちていた、茶色の破片』

【メモ用紙】 
『学園から出る手段を発見した。朝食後プールに来てほしい。と書いてあるメモ用紙。大和田のポケットに入っていた。』

【山田とセレスの証言】
『2人は朝食後、娯楽室でトランプやチェスをする予定があったという。山田は図書室に寄った後、娯楽室に向かった。セレスは先に着いて山田を待っていたらしいが、それ以降の記憶が曖昧』

【霧切の証言】
『朝食後から事件発生まで、霧切は体育館でモノクマと話をしていたらしい』

【大神の証言】
『大神は朝食後から女子更衣室にいたが、来訪者はおらず、葉隠がプールで殺されたことに関しても認知したのはアナウンス後だという』

【モノクマの証言】
『モノクマによると、今回の事件は裏切り者によって引き起こされたものらしい』


学級裁判について

・基本安価進行

・【】←カッコの中の発言に異議を唱える
《》←カッコの中の発言に同意する

・【】、《》内の言葉を抽出してコトダマとすることも可 

・コトダマ(証拠)リストは>>544


-重要-

・参加者は、最初に『参加』という書き込みをよろしくお願いします。裁判では2度目のレスのみ採用←new

前回から大分期間が空いてるので荒らしはもういないかもしれませんが、一応追加します


22:40から投下始めます

学 級 裁 判 、 開 廷 !


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票により、決定されます!」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがお仕置き。だけど……もし間違った人物をクロとした場合は……」

モノクマ「クロ以外の全員がお仕置きされ、皆を欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「それでは、議論を始めてください!」

不二咲「ぎ、議論なんて……必要ないよ……」

彡(゚)(゚)「因みに今までその台詞言って犯人当てたやつおらんで」

不二咲「だ、だって……もうモノクマが答えを言ってるじゃないか……!」

山田「答え……?」

山田「い、一体、どういうことですかな……?」

不二咲「モ、モノクマの証言は、みんな聞いたでしょ!?」

不二咲「この事件は……裏切り者によって引き起こされたものだって……」

不二咲「確かにモノクマはそう言ってた!だったら……」

不二咲「は、犯人は……大神さんしかいないよ!」

彡(゚)(゚)「はいさくらちゃん確定白」


霧切「……不二咲君、本当にそう思うの?」 

不二咲「……え?」

霧切「大神さんが犯人……それは貴方自身の推理で導き出した答えなの?」

霧切「もしそうでないなら貴方は……モノクマの証言を信じて、それに頼りきっているだけよ」

不二咲「そ、それは……」

霧切「モノクマの言うことを信じるの?私達を今まで苦しめてきた存在の証言を?」

不二咲「…………」

霧切「……それは、逃げでしかないわ。私達は……私達の推理で結論を出すべきなの」

霧切「結果として結論が同じになったとしても……ね。」

霧切「それに……貴方は決めたんでしょう?強くなる……って。」

不二咲「!…………」

不二咲「……そっか……そうだね」

不二咲「ぼ、僕が間違ってたよ……ちゃんと、議論をして結論を出そう……!」

彡(゚)(゚)「……おう、なんや知らんけど落ち着いたみたいで良かったわ」


モノクマ「ねぇ、なんかボクを信用することなんて出来ないみたいな流れだけどさぁ」

モノクマ「ボクはね、こういうことに関しては、絶対に嘘をつかないんだよ」

モノクマ「つまり、あのボクの証言がウソだってことは、ありえないの!」

霧切「無視して続けましょう。まずは、大和田君の事件についての議論で良いかしら?」

彡(゚)(゚)「まあどっちからでもええやろ。どうせ両方やることになるし」

モノクマ「酷いなぁ……。不良が多くて、学園長は悲しいですよ……」

舞園「大和田君の事件……セレスさんは記憶が曖昧なんでしたっけ」

セレス「ええ……大変申し訳ありませんが、今のところは」

大神「ふむ……証言に頼れないとなると……やはり証拠から推測していくしかあるまい」

大神「その過程で、我の無実が皆に判れば良いのだが……」

苗木「大神さんが本当に無実なら……きっとそれは明らかになると思うよ」

彡(゚)(゚)「せやな。やることは今までと一緒や。」

彡(゚)(゚)「しっかりと議論して、容疑者を絞り込んでいくで」


ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽メモ用紙
▽モノクマファイル4
▽ダンベル


霧切「まずは大和田君の事件に関して議論しましょう」

苗木「【外傷は後頭部の打撲痕のみ……】」

苗木「【死に至ったのも、この傷が原因と見て良いよね】」

不二咲「【娯楽室に呼び出された大和田君】は……」

不二咲「《そこで待っていた犯人に、頭を殴られちゃった》のかなぁ」

セレス「……それは、私を疑っているということでよろしいですか?」

不二咲「い、いや……」

不二咲「そういうわけじゃ……ないんだけど……」

↓2


メモ用紙→娯楽室に呼び出された大和田君

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「いや……大和田は娯楽室に呼び出されたわけじゃないで」

不二咲「……え?」

彡(゚)(゚)「あのメモをよく見てくれ」


『朝食後プールに来てほしい。』


不二咲「あ……ほんとだ……!」

舞園「大和田君はプールに呼び出されていた……ということでしょうか」

山田「し、しかし……そのプールでは葉隠康比呂殿が……」

セレス「つまり、プールには葉隠君も呼び出されていた……こういうことですか?」

霧切「……そうかしら」

霧切「大和田君の死体からはメモが見つかったけど……葉隠君からは見つかっていない」

霧切「同じ人物が2人を同時に呼び出したなら、葉隠君もメモを受け取っているべきじゃない?」

セレス「それは……」

セレス「……もしかしたら、個室にメモを置いて来たのかもしれませんわ」

彡(゚)(゚)「要するにセレスは、葉隠と大和田がプールに呼び出されて……」

彡(゚)(゚)「2人ともそれに従ったところ、呼んだ何者かによって殺された……そう言いたいんか?」

セレス「ええ……その通りです」

彡(゚)(゚)「(……果たして、そんなことがあり得るんやろか)」



ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽大和田の死体の状況
▽葉隠の死体の状況
▽メモ用紙


彡(゚)(゚)「2人共がプールで呼び出され、そこで殺された……」

彡(゚)(゚)「そんなことがあり得るやろか」

セレス「あり得ないと言い切れますか?」

セレス「犯人は2人を呼び出し……」

セレス「【そこで2人の頭を何かで殴って殺した……】」

セレス「【そして葉隠君はプールに沈め……】」

セレス「【大和田君を娯楽室へ運びました】」

セレス「【そして大和田君にダンベルを握らせ、それを死体の下敷きとなる形にした……】」

セレス「こうして、あの状況が出来上がったのですわ」

大神「むぅ……回りくどい手段だな……」


↓2


大和田の死体の状況→大和田君を娯楽室へ運びました

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「いや……やっぱりその可能性はないな」

セレス「あら……どうしてですか?」

彡(゚)(゚)「現場……大和田が殺されてた娯楽室の方を思い出してくれ」

彡(゚)(゚)「あそこには後頭部から流れた血が、床にまで垂れてたやんか」

大神「そうか……死んでから運ばれたのであれば……」

彡(゚)(゚)「もしそうなら、運ばれてる間も血が滴り落ちてたことになる」

彡(゚)(゚)「でも、プールから娯楽室までの廊下にそんな跡はなかったやろ」

苗木「確かに……」

苗木「じゃあ、大和田君は、自分の足で娯楽室に向かったってことになるよね」

彡(゚)(゚)「ああ、そういうことや」

霧切「プールには葉隠君と大和田君がいた……」

霧切「そして大和田君は、自分の足で娯楽室へ向かった……」

霧切「ここまで言えば……もう分かるわよね」

不二咲「な、何が……?」

霧切「もちろん、葉隠君を殺した犯人のことよ」

彡(゚)(゚)「(葉隠を殺した犯人……)」

彡(゚)(゚)「(ここまでの推理で……もう導き出せるはずや……!)」



ロジカルダイブ 開始!

Q1.朝食後、プールに集まったのは何人?

1.1人
2.2人
3.3人


Q2.大和田は呼んだ側?呼び出された側?

1.呼んだ側
2.呼び出された側
3.どちらでもない


Q3.葉隠康比呂を殺したのは?

1.大和田紋土
2.大神さくら
3.葉隠康比呂


↓2


2-1-1

正解!

彡(゚)(゚)「推理は繋がったで!」

COMPLETE!!


彡(゚)(゚)「葉隠を殺したのは……大和田やとしか考えられへんな」

不二咲「え……!?」

彡(゚)(゚)「大和田が自分の足で娯楽室へ向かった……」

彡(゚)(゚)「大和田と葉隠がプールにいたのは確実……」

彡(゚)(゚)「そして、プールでは葉隠が殺されていた……」

彡(゚)(゚)「ここから考えると、どう推理しても大和田がやったとしか思えんのや」

不二咲「ちょ……ちょっと待ってよぉ!そんなはずないって!」

不二咲「大和田君が……そんな……!」

彡(゚)(゚)「……残念やけど、他の可能性が考えられへん」




不二咲「そんなの……認めない!」反論!



不二咲「おかしいよ……」

不二咲「大和田君が犯人なんて……絶対おかしいよ!」

不二咲「そんなはずない……大和田君は……」

不二咲「大和田君は…………!」



反論ショーダウン 開始!

ーコトノハー
▽大和田の死体の状況
▽葉隠の死体の状況
▽ダンベル



不二咲「【大和田君が犯人】なんて……」

不二咲「そんなの……絶対おかしい!」

不二咲「【モノクマは嘘をついてない】って言ってるし……」

不二咲「だとしたらやっぱり、あの人が犯人なんじゃないの!?」

不二咲「今度は……ちゃんと、僕自身の推理で主張するよ!」

不二咲「彼女が犯人かもしれない、その可能性を……僕は提示できる!」



矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2



─発展!─

彡(゚)(゚)「モノクマの証言に頼らない推理が出来てるってことか?」

彡(゚)(゚)「ほな、その人物と、可能性とやらを提示してくれや」



不二咲「事件当時、【大神さんは女子更衣室にいた】んだよね?」

不二咲「大和田君と葉隠君が、大神さんにプールに呼び出されて……」

不二咲「そこで葉隠君はダンベルで殺された後、プールに沈められちゃって……」

不二咲「なんとか大和田君は逃げることに成功したけど……」

不二咲「でも娯楽室で追いつかれちゃって、同じくダンベルで殺されちゃったんだ!」

不二咲「そのままダンベルを身体の下に置けば……」

不二咲「【それで現場と同じ状況ができあがる】でしょ!」

不二咲「だから、大神さんが犯人だって可能性もあるよ!」


矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2

 
ダンベル→現場と同じ状況が出来るでしょ!

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!

BREAK!!


彡(゚)(゚)「いや……やっぱりそれじゃおかしいで」

不二咲「え……ど、どうして……!?」

彡(゚)(゚)「現場のダンベルを見てくれや」

彡(゚)(゚)「まず、これは男子更衣室のダンベルやから……」

彡(゚)(゚)「女子であるさくらちゃんに取ることは出来んのや」

彡(゚)(゚)「……しかも、このダンベル、血が付いてないやろ」

彡(゚)(゚)「大和田がダンベルで殺されたなら……血が付いてないとおかしいやろ」

霧切「そもそも、大和田君が大神さんから逃げたのであれば」

霧切「娯楽室なんかに逃げ込まず、男子更衣室に籠っていれば良い話じゃない」

霧切「その時点で、大和田君がプールで女子に襲われて逃げた、というのはあり得ないわ」

苗木「逆に男子の誰かがプールで2人を襲ったんだとしても」 

苗木「その場合、男子更衣室の入り口が犯人によって塞がれるわけだから、大和田君に逃げる余地はないよね」

彡(゚)(゚)「そう……つまり、大和田が葉隠を殺したのは確定なんや」

彡(゚)(゚)「その他の可能性が、考えられへん」

不二咲「そ、そんな……」

不二咲「大和田君……どうして……」

山田「あ、あのー……と、いうことはですよ?」

山田「結局、モノクマの言っていた、裏切り者が事件を引き起こした、というのは……」

セレス「嘘……ということになりますわね」

モノクマ「はぁ?どうしてそうなるのさ?」

モノクマ「あのさぁ、現実逃避はやめなって」

モノクマ「ボクは嘘をついてません!これだけは本当の本当に本当なの!」

彡(゚)(゚)「……1つだけ、モノクマの証言と矛盾することのない可能性がある」

不二咲「……それって?」

彡(゚)(゚)「(今回の事件を引き起こしたのが裏切り者やとするなら……)」

 
1.大和田だけが裏切り者
2.大神だけが裏切り者
3.裏切り者は2人いた
4.裏切り者はいなかった

↓2


3正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「……裏切り者は、1人じゃなかったということや」

大神「……何?」

大神「つまり……大和田も我と同様、裏切り者だったということか?」

彡(゚)(゚)「ああ。そういうことや」

不二咲「そ、そんなわけ……!」

モノクマ「ピンポンピンポーン!大正解!」

モノクマ「裏切り者の正体は、大和田紋土クンと、大神さくらさんの、2人なのでした!」

不二咲「……!?」

霧切「モノクマは、大神さんを裏切り者だと断言したにも関わらず」

霧切「殺人を行うよう命令した相手や、今回の事件の引き金となった人物については」

霧切「なぜか名を出さずに……『裏切り者』としか言わなかったわ」

苗木「それは……大和田君が裏切り者であることを隠すため……」 

苗木「それと、ボク達にミスリードさせるためだったんだね」

大神「そうか……そういうことだったのか」

大神「殺人を命じられていたのは……大和田だったのだな」

不二咲「で、でも……どうして……」

不二咲「どうして大和田君は……僕達を裏切ったの……」

彡(゚)(゚)「……きっとそれは、大和田の才能に関係してるんちゃうかな」

彡(゚)(゚)「大和田の才能は……」



1.超高校級のモロコシヘッド
2.超高校級の口臭
3.超高校級の暴走族

↓2

3正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「あいつの才能は、超高校級の暴走族……」

彡(゚)(゚)「もしかしたら、自分の所属してたグループのメンバーを人質に取られてたんかもしれん」 

霧切「今日はいつになく真面目ね、やきうみん君」

彡(゚)(゚)「は?いつも真面目やぞ」

苗木「確かに……大神さんも、才能に関係ある道場を脅迫の材料として使われてたもんね」

彡(゚)(゚)「……きっと、大和田もさくらちゃんと同じ気持ちやったんちゃうかな」

彡(゚)(゚)「人質の安否や、皆を裏切っているという後ろめたさを考えると……」

大神「ぬぅ……」

霧切「……ともかく、これで大和田君の動機については大体の予測ができたわね」

霧切「問題はこの後……むしろここからが本番よ」
 
不二咲「そっか……葉隠君を殺した大和田君を……」

山田「この中の誰かが殺した……ということですか?」

セレス「大和田君は後頭部を殴られて死んでいたのですから……そうなりますわね」

霧切「そうよ……犯人の一人である大和田君が殺されている以上……」

霧切「その人物が、私達が投票するべきクロということになるわ」

彡(゚)(゚)「(大和田を殺した犯人……)」

彡(゚)(゚)「(次はそれを絞り込むための議論やな)」



ノンストップ議論 開始!-HEAT UP!-

【コトダマ】
▽新しい校則
▽メモ用紙
▽モノクマファイル4
▽死体発見アナウンス
▽ダンベル


苗木「大和田君は何故娯楽室に移動し……」

苗木「そしてどうやって犯人に殺されたんだろうね?」

セレス「その前に……」

セレス「私は犯人候補から除外できますわね?」

山田「ま、まあ【大和田紋土殿は後ろから殴られている】わけですし……」

山田「セレス殿のいた位置から犯行が難しいのは確かかと」

苗木「それで……まずは娯楽室に移動した理由だけど……」

舞園「《最初から2人殺すつもりだったとか……?》」

霧切「《葉隠君を殺したのを誰かに目撃されて、殺すしかなかったのかもしれないわ》」

山田「《もしかしたら、娯楽室に必要なものがあったのかも……》」

セレス「ふむ……」

セレス「《この中には正解がない》という可能性もありますわね」


↓2


彡(゚)(゚)「うーん、この中に正解は」

霧切「…………」

苗木「…………」

大神「…………」

彡(^)(^)「っと今のは独り言で……」 



彡(゚)(゚)「(答えるのは突きつけるコトダマか発言も一緒に……やったな)」

再安価↓2


死体発見アナウンス→葉隠君を殺したのを誰かに目撃されて、殺すしかなかったのかもしれないわ

正解!

彡(゚)(゚)「それに賛成や!」同意!



彡(゚)(゚)「霧切ちゃんの意見に賛成やな……」

彡(゚)(゚)「大和田は誰かに犯行を目撃されたんちゃうか」

苗木「……その根拠は?」

彡(゚)(゚)「死体発見アナウンスや」

彡(゚)(゚)「葉隠の死体発見アナウンスは……ワイと舞園ちゃんの2人が発見して鳴ったんや」

不二咲「あれ……?でもそれって……」

霧切「ええ、本来あれは死体が3人以上の生徒に発見されたときに鳴るもの……」

霧切「つまりやきうみん君と舞園さん以外の誰かが……葉隠君の死体を目撃しているはずなのよ」

大神「葉隠がプールに沈められて死んだあとに……凶器を持った大和田を目撃したということか」

霧切「そういうことね」

霧切「凶器はほぼダンベルで間違いない……」

霧切「大和田君は目撃した人物を殺す為に、ダンベルの血をプールで洗って」

霧切「そのあと、逃げた目撃者を追ったんじゃないかしら」

彡(゚)(゚)「だからダンベルには血がついてなかった……ってことやな」

彡(゚)(゚)「しかも、裏切り者関連の話で、昼時間とはいえ、個室に籠っとけと霧切ちゃんの忠告があった」

彡(゚)(゚)「それで大和田は、ダンベルを持って彷徨いても大丈夫やと判断したんやろ」

霧切「まあ……実際は10人中8人が個室以外の場所にいたわけだけど」

山田「確かに……僕が呼んだのはちーたんと苗木誠殿だけですから、そういうことになりますな」


大神「それで……問題はその目撃したのは誰かという話だが」

苗木「……誰も名乗り出て来ないよね、目撃した人」

彡(゚)(゚)「恐らく……目撃したのは犯人や」

彡(゚)(゚)「この場に犯人以外に犯行を目撃した人物がいるなら……名乗り出てるはずやからな」

舞園「念のため聞きますが、大神さんが目撃したけど、モノクマに命じられて黙っているということは……」

大神「……誓って、ない。」

大神「我はもう……奴の命令には従わぬと決めたのだ」

モノクマ「そんなこと言って……さっき、黙ってるって約束したじゃないかぁ~」

舞園「モノクマがそう言うなら、大神さんを信じて良さそうですね」

モノクマ「……最近の子ども達ってさぁ、教師が手を出せないのを良いことに、何を言

彡(゚)(゚)「ということで、犯人が目撃したということで間違いなさそうやな」 





山田「ちょぉっと待ったぁ!」反論!




山田「いやいや、やきうみん殿……そう断定するのは少ーし早すぎる気がしますな!」

彡(゚)(゚)「……どういうことや」

山田「つーまーり!目撃したのは犯人ではない可能性があるということです!」

モノクマ「そうだそうだ!山田クン!頑張れー!」



反論ショーダウン 開始!

ーコトノハー
▽モノクマファイル4
▽大和田の死体の状況
▽大神の証言
▽葉隠の死体の状況
▽新しい校則



山田「【犯人が大和田紋土殿の犯行を目撃した】ですと!?」

山田「まだそう断定することは出来ませんな!」

山田「だってまだ1人だけ……」

山田「犯人以外に、目撃者となった可能性のある人物がいるのですから!」


矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2



ー発展!ー

彡(゚)(゚)「勿体ぶらんでええねん」

彡(゚)(゚)「はよその可能性のある一人が誰か言えや」



山田「もちろん!【可能性があるのはセレス殿です!】」

山田「【彼女は事件前後の記憶が曖昧】となっていて……」

山田「なおかつ、【犯人ではないのが殆ど確定】している!」

山田「大和田殿はセレス殿に目撃され、それを追いかけて娯楽室へ向かったのです!」


矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2


大神の証言→可能性があるのはセレス殿です!

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!



彡(゚)(゚)「いや、たえちゃんが犯行を目撃したってのはありえんな」

山田「なぬっ!?」

彡(゚)(゚)「現場はプールや……たえちゃんが目撃するためには、女子更衣室を通過する必要がある」

彡(゚)(゚)「そしてそこには……さくらちゃんがおったはずやろ!」

大神「ああ……念のため証言しておくが、女子更衣室にセレスは来ていない」

セレス「そうでしたかしら……まだ頭を殴られたショックでよく思い出せませんわ」

彡(゚)(゚)「何をわけのわからんこと言うとんねん。しっかりせぇや」

山田「ぐぬぬ……ぬぬぬぬ……!」

彡(゚)(゚)「……だから、やっぱり目撃したのは犯人なんや」

彡(゚)(゚)「そしてなおかつ、そいつの性別は……」



1.男子
2.女子
3.わからない

↓2

1正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「犯人が目撃時に女子更衣室を通ってない以上、男子に犯人がおるな」

霧切「この中の男子は……」

舞園「やきうみん君、山田君、苗木君、不二咲君の4人ですね」

不二咲「……女子が死んだ男子の生徒手帳を使った可能性はないの?」

霧切「それに関しては、目撃の原因を考えれば分かると思うわ」

大神「目撃の原因……?」

霧切「犯人がどうやって、大和田君の犯行を目撃するに至ったのか、ということよ」

苗木「ボクもそこを考えてたんだけど……少しおかしい部分があるよね」 

苗木「大和田君は犯人を追いかけたはずなのに、犯人は大和田君を後ろから殴っていて……」

舞園「あ……確かに、変ですね」

舞園「本当なら、犯人は追い詰められていないとおかしい……」

彡(゚)(゚)「でも実際は、追い詰められてたのはたえちゃんやった」

彡(゚)(゚)「……そこから自然と、犯人も導き出せそうやな」

セレス「あら……では例のごとく、やきうみん君に答えて頂きましょうか」

セレス「この事件の犯人が、一体誰なのか……」

彡(゚)(゚)「(追い詰められた立場にない以上、犯人は一度、大和田を振りきってるんや)」 

彡(゚)(゚)「(そこから考えると……)」


【怪しい人物を指摘しろ!】
↓2


山田一二三 正解!

彡(゚)(゚)「これがワイの答えや!」解!



彡(゚)(゚)「山田……お前が犯人なんちゃうか」

山田「……はい?」

舞園「根拠を聞かせてもらえますか?」

彡(゚)(゚)「犯人は一度大和田を振り切った後、娯楽室に向かったとしか考えられへんのや」

彡(゚)(゚)「分岐点は1つ……水練室を出てすぐ、1階に下りる階段と3階に向かう廊下に分かれるところや」

彡(゚)(゚)「大和田はダンベルの血を洗ったり、その水を拭いたりで少し追いかけるのが遅れたはず」

彡(゚)(゚)「そこで犯人は恐らく1Fへの道を……」 

彡(゚)(゚)「大和田は犯人が3Fによくいることを知ってて、3Fへの道を選んだんちゃうか」

彡(゚)(゚)「そういえば山田、お前がよくおったのは美術室……3Fやな?」

山田「……まあ、確かに美術室にはよくいましたな」

彡(゚)(゚)「そして1Fの階段を下りて購買部辺りまで走ったころ……犯人は気づいたんや」

彡(゚)(゚)「大和田が追って来てないことに、な」

彡(゚)(゚)「大和田にとっては目撃者がいたら即処刑が決まる……」

彡(゚)(゚)「脅されて殺したとはいえ、アイツもクロとして逃げ切る算段やったんやろう。当然死ぬ気で山田を始末しようとするはずや」

彡(゚)(゚)「そのはずやのに……大和田が追ってこない。そこでお前は大和田が3Fに向かったと推測した」

彡(゚)(゚)「そしてその大和田が自分を殺すための凶器も持っており……なおかつ、3Fには自分を待つたえちゃんがおることも濃厚やった」

山田「…………。」

彡(゚)(゚)「後は大体分かるやろ……。急いで娯楽室に向かって、後ろから大和田を殴り殺した……」

彡(゚)(゚)「理由に関してはまだ分からんけど、これが真実や」

大神「山田を疑う理由は分かった……。だが、他の3人が犯人の可能性はないのか?」

彡(゚)(゚)「……ほな、まずワイが犯人じゃない証拠を提示しとこか」

彡(゚)(゚)「(ここまでの推理が正しいなら、ワイの無実は立証できるはずや)」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


【死体発見アナウンス】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「死体発見アナウンス……葉隠の方を思い出してくれ」

彡(゚)(゚)「あれは、ワイと舞園ちゃんの発見で鳴ったやろ」

彡(゚)(゚)「今回の事件の犯人は目撃者……ワイが犯人やとそれは通らなくなる」

霧切「ええ、そうなるわね」

霧切「ついでに、苗木君と不二咲君の無実がどうやって分かったのかも聞いておきましょうか」

彡(゚)(゚)「……それに関しては、証言できる人物がおる」

彡(゚)(゚)「(苗木と不二咲の無実、証言できるのは……)」


【怪しい人物を指摘しろ!】

↓2


彡(゚)(゚)「豚……お前が証言できるんちゃうか」

山田「んん?なーんの話ですか?さーっぱりわかりませんな」

彡(゚)(゚)「(……しまった、今犯人やと指摘してる人物に、他の奴の無罪を証明させるなんて無理に決まっとる)」


発言力
⭐⭐⭐⭐⭐→⭐⭐⭐⭐


彡(゚)(゚)「(考え直すか……)」


↓2

参加ゥー

男って
不二咲苗カス彡(゚)(゚)がおるやろ?


彡(゚)(゚)「霧切ちゃんは、あの山田の発言覚えとるよな?」

霧切「ええ……もちろん」

霧切「2人は個室にいた……間違いなく彼はそう言ってたわね」

山田「ぐ、ぐぬ……そ、それはどうですかな?」

山田「仮に、拙者がそう言ったとしましょう……でも、それは犯行後に、個室に戻っていただけかもしれない」
 
山田「拙者は娯楽室に向かう前、図書室に立ち寄っていた……その間、苗木誠殿かちーたんが犯行を終えて戻っていたならば……」

彡(゚)(゚)「……残念やけど、それもないぞ」 

山田「……へ?」

彡(゚)(゚)「(もっと決定的な部分を証言できる人物……おるはずや)」


↓2

わかんねさくらちゃんは違うだろうし

安価した

彡(゚)(゚)は選択肢から消してたわ


やきうみん 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」正解!



彡(゚)(゚)「ワイが証言できるんや」

不二咲「やきうみん君が……?」

彡(゚)(゚)「ワイは朝食後から、ずっとランドリーにおったんやけど……」

彡(゚)(゚)「誰1人として、ランドリー前を通過した奴を見てないねん」

苗木「つまり、どういうこと?」

彡(゚)(゚)「……なんかお前、以前と比べて頭悪くなってないか」

苗木「……え?そう?」

苗木「葉隠クンと大和田クンがいなくなったから、そう見えるだけじゃないかな。ははは」

彡(゚)(゚)「(ははは、じゃないんだよなぁ。被害者2人に失礼やぞ)」 

彡(゚)(゚)「……で、説明すると、事件発覚後、山田が個室の生徒を呼びに行った時……」

彡(゚)(゚)「苗木と不二咲しか個室におらんかったって言ってたやろ」

彡(゚)(゚)「つまり、ワイがランドリーに行く前に苗木と不二咲は個室に戻ってたことになるんや」

彡(゚)(゚)「んで、ワイがランドリー前を通った人物を見てないということは……」

大神「……なるほど。苗木と不二咲は朝食後から事件発覚後までの間、個室を出ていないのか」

彡(゚)(゚)「そういうことや。だから犯行は不可能やねん」

彡(゚)(゚)「どうや山田、これがワイの推理やけど、認めるか」

山田「…………」

山田「……認める?」

山田「認めるも……何も……」

山田「僕は……人殺しなんてやってなぁぁあい!」

山田「その決定的証拠だって、ありますぞぉお!」



ノンストップ議論 開始!-HOPE vs DESPAIR-

【コトダマ】
▽大和田の死体の状況
▽葉隠の死体の状況
▽モノクマファイル4
▽新しい校則
▽死体発見アナウンス


山田「僕はやってない!」

山田「その証拠だって、あるんですからね!」 

苗木「それって一体……?」

山田「死体発見アナウンスですよ!」

山田「【セレス殿は気絶していました】から……」

山田「【大和田紋土殿の死体を発見したのは……僕とやきうみん殿と大神さん】でしょお!」

山田「【モノクマが犯人の発見は含んでいない】と言っていたのをお忘れですか!」

山田「だから……犯人は僕じゃないんだぁぁあ!」

霧切「やきうみん君……落ち着いて考えて」

霧切「【犯人が彼しか考えられない】以上……」

霧切「情報のどれかが【嘘】ということになるわ」


↓2

嘘→セレス殿は気絶していました

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!


彡(゚)(゚)「…………。」

舞園「……どうしたんですか?やきうみん君」

彡(゚)(゚)「いや……ちょっと行き着いた結論が……」

霧切「……信じられない?」

霧切「でも……貴方は間違ってないわ」

霧切「……このまま進めて頂戴。」

霧切「今も……そしてこれからも、私達にはその覚悟が必要なのよ」

彡(゚)(゚)「……せやな」

彡(゚)(゚)「考えられるのは1つや……死体を発見したのは、山田を除く3人」

彡(゚)(゚)「……すなわち、たえちゃん、ワイ、さくらちゃんや」

舞園「タエコティ……セレスさんが……!?」

大神「セレスの曖昧な記憶によると、大和田に襲われそうになったところで気絶したそうだが」

大神「それは嘘ということになるのか?」

彡(゚)(゚)「……そういうことやねん。」

彡(゚)(゚)「だから……理由が分からんのや。」

彡(゚)(゚)「なんで、そんな嘘をついたんか」

セレス「…………」

セレス「……みなさん、想像力が豊かなのですね」

セレス「しかし……残念ながら、認めるわけにはいきませんわね」

セレス「根拠がなければ……想像は推理にはなり得ないのです」

霧切「……つまり、貴女が嘘をついている証拠を提示すれば良いのね?」

セレス「ええ……出来るのですか?」

霧切「もちろん可能よ……でもその為に」

霧切「もう一度、その時のことを振り返って証言をしてくれるかしら?」

セレス「……仰せのままに」

セレス「私もようやく、その時の記憶がハッキリし始めてきたところですので」



ノンストップ議論 開始!-HEAT UP!-

【コトダマ】
▽死体発見アナウンス
▽モノクマファイル4
▽茶色の破片
▽モノクマボトル
▽新しい校則


霧切「貴女の証言の矛盾を指摘するために……」

霧切「もう一度、大和田君に襲われたときのことを証言してくれるかしら?」

セレス「もちろん、構いませんわ」

セレス「【私は朝食後……少ししてから娯楽室へ向かいました】」

セレス「【山田君に、ゲームの相手でもさせようかと思いまして……】」

セレス「【娯楽室に来るよう言っていたのですが、来るまでの暫くは1人でリラックスしていましたわ】」

セレス「【……恐らく娯楽室へ向かうまでに寄り道はしていません】」

セレス「【そして、娯楽室で暇を潰していると……大和田君がダンベルを持って娯楽室に入って来たのです】」

セレス「【なにか焦っていた】様子で……私、不運でしたのね、あんな状態の彼に会うなんて」

セレス「【彼は私にダンベルを持って校内を彷徨く姿を見られ、まずいと思ったのでしょう】」

セレス「【娯楽室に来たのは葉隠君を殺した後】であるわけですから……【私は大和田君の目撃者として、証人になってしまいます】」

セレス「彼はクロとしてここから出るつもりでいた……だから……」

セレス「【全てはここから出るため……目撃者を消そうと、私を殺すことに決めたのだと思われますわ】」

セレス「【すぐに部屋の奥まで追い詰められ……】そこで私の記憶は途切れました」

セレス「あまりの恐怖に……気絶してしまったのですわ」

セレス「【そして目が覚めた時には、既に彼は何者かに殺されていた……】」

セレス「……以上が、事件発生までの流れです」

霧切「どう?やきうみん君には分かったかしら?」

霧切「やっぱり彼女の証言には……決定的におかしい部分があるわ」

霧切「証拠を突きつけて、真実を暴きましょう!」

↓2


新しい校則→全てはここから出るため……目撃者を消そうと、私を殺すことに決めたのでしょう

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「たえちゃん……やっぱりその証言はおかしいわ」

セレス「……どこが、ですか?」

彡(゚)(゚)「大和田は娯楽室に来たとき……既に犯人に犯行を目撃されてるんや」

彡(゚)(゚)「そんな状態でたえちゃんに目撃されても……殺意なんて芽生えへんはずやで」

彡(゚)(゚)「1人の生徒が殺せるのは最大で2人……たえちゃんを殺したら、大和田は犯人を殺せなくなる」

彡(゚)(゚)「1番決定的な瞬間を見た人物を、始末できなくなってしまうんや」

彡(゚)(゚)「だから、大和田はたえちゃんに遭遇したとき……きっと諦めたはずやねん」

彡(゚)(゚)「もう生きてここを出ることは難しくなった……ってな」

セレス「………………」

セレス「……そう……ですか」

セレス「……悪く思わないでください」

セレス「私は……犯人の賭けの結末を、見届けることしか出来ないのです」

霧切「……どういうこと?」

セレス「……後ほど、お話し致しますわ」

不二咲「と、ともかく……」

不二咲「セレスさんは気絶していなかった……っていう結論で……良いんだよね?」

彡(゚)(゚)「ああ、大和田に殺意がなかったなら、それを見たたえちゃんが追い詰められて気絶するなんてこともなくなる」

彡(゚)(゚)「山田……もう言い逃れのしようはないやろ」

山田「……ま……まだ……!」

山田「まだ明らかになっていないものが、ありますぞ!」

山田「そう……凶器!凶器のことがまだ……!」 

彡(゚)(゚)「(ほんま諦めの悪いやつばっかやな……)」



ノンストップ議論 開始!-HOPE vs DESPAIR-

【コトダマ】
▽大和田の死体の状況
▽ダンベル
▽霧切の証言
▽山田のセレスの証言
▽大神の証言


山田「現場を見る限りでは、凶器はモノクマボトルなのでしょう!?」

舞園「【ダンベルが大和田君の事件に使われていない】以上……」

舞園「確かに【1つ減っていたモノクマボトル】は怪しいです」

山田「ならば!拙者がどうやってボトルを処分したと言うんですか!」

苗木「そういえば【現場には、割れたボトルの破片くらいしか残ってなかったね】」

苗木「少量だったし、全部繋ぎあわせても1つ分にはならない気がするよ」

山田「そうでござるっ!その処分方法を立証できないならば……」

山田「《モノクマボトルは凶器ではない!》」

山田「《そして……僕が犯人だとも言えない》はずなんだぁぁあ!!!」

彡(゚)(゚)「いや……」

彡(゚)(゚)「モノクマボトルが凶器かどうかとお前が犯人かどうかに関係性はないけどな」

山田「だあぁぁぁあ!!!うるさあぁぁぁあい!!!!!」

彡(゚)(゚)「ええ……(困惑)」


↓2

 
苗木「うーん……山田君とセレスさんの証言は関係なくないかな?」 

苗木「そもそもそれって、山田君が自分を第一発見者だと主張してたときの証言だし」

苗木「当たり前だけど、いくらでもねじ曲げられるよ」

彡(゚)(゚)「……うざっ」

苗木「辛辣過ぎないかな!?」


発言力
⭐⭐⭐⭐→⭐⭐⭐


彡(゚)(゚)「(しゃーない。考え直すか)」

↓2


苗木「床に割れたボトルの破片くらいしかないこと自体では、ボトルが凶器であることを否定できないよ」

苗木「問題だったのは、もっと根本的な部分……分かるよね?」

苗木「さぁ、どうしたのやきうみん君!いつもの華麗な名s

彡(゚)(゚)「うるさい」


発言力
⭐⭐⭐→⭐⭐


彡(゚)(゚)「(考え直すで)」


↓2


大和田の死体の状況→モノクマボトルは凶器ではない!

正解!

彡(゚)(゚)「それに賛成や!」同意!



彡(゚)(゚)「その通りやな……」

彡(゚)(゚)「モノクマボトルは、凶器じゃない!」

山田「は……!」

山田「はぁぁぁああああああああ!?!?!?」

不二咲「ど、どういうこと?やきうみん君」

彡(゚)(゚)「あれが凶器なんて、現場の状況からしてあり得ん……」

彡(゚)(゚)「だって、大和田は入り口付近で背後をとられて殺されてるのに……」

彡(゚)(゚)「モノクマボトル自体は娯楽室の奥にあるんやぞ!」

苗木「なるほど、犯人が娯楽室に入って、ボトルを取ってから大和田君に襲いかかったんだとしたら……」

苗木「大和田君が背後を取られることもないし……第一あんなところで死んでないはずだ!」

山田「ぐ……な、なら……」

山田「凶器は一体、何だったと言うんですか!!」 

山田「ええ!!答えてみろ!!ほら!!早く!!」

彡(゚)(゚)「(凶器が大和田の頭を殴れるような固いものであることは間違いない……)」

彡(゚)(゚)「(あいつが犯人やとしたら……導き出せる凶器は……!)」



-パニックトークアクション 開始!-


山田「横暴ですぞ!」

山田「嘘に決まってる!」

山田「このカスがァーッ!!!」

山田「イヤァァァア!!!!!」



山田「【モノクマボトルが凶器でないなら、本当の凶器は何だって言うんだ!!】」




Aプリンセス 

B外道天使 

Cぶー子 

Dもちもち



【並び替えて突きつけろ!】

↓2


【外道天使もちもちプリンセスぶー子】正解!

彡(゚)(゚)「これで終わりや!」
 
COMPLETE!!



───────────────────


山田「僕がようやく完成させた、外道天使もちもちプリンセスぶー子の彫刻……ほら、これなのですが」

山田「上手くできてるでしょう?自信作でして……最近は常に彼女が僕の隣にいr

彡(゚)(゚)#「聞かへん言うとるやろ。はよ出ていけや」

山田「…………」ショボーン


───────────────────


彡(゚)(゚)「お前が作ったって言うてた、外道天使もちもちプリンセスぶー子の彫刻……」

彡(゚)(゚)「あれが凶器なんちゃうか!」

山田「ひぎゃあ!!!」

彡(゚)(゚)「お前が娯楽室に引き返したのは、計画的な行動じゃなかったはずや!」

彡(゚)(゚)「やとしたら……お前は普段から持ってた凶器になり得るものを使ったはず」

彡(゚)(゚)「あの彫刻しかあれへんやろ!見せてみぃ!」

山田「あば……あばばばばばばば」

霧切「どうやら……ここまでのようね?」

セレス「…………。」

彡(゚)(゚)「……ほな、一連の事件の流れを振り返った後」

彡(゚)(゚)「洗いざらい吐いてもらうで……!」

彡(゚)(゚)「お前の行動の理由を、1つ残らずな!」

苗木「…………」

苗木「(……あれ?)」

彡(゚)(゚)「(やったぜ)」

次ぐらいで苗カスが犯人か被害者やろ(適当)


-クライマックス推理-

act.1
『まず、被害者の1人であり、もう1人の裏切り者やった(A)が葉隠を(B)に呼び出したことから、この事件は始まったんや。(A)は初めから葉隠を殺すつもりで呼び出したんやな』

act.2
『そして(A)が(B)に向かう途中、恐らく階段の近くで犯人は(A)が水練場に入っていくのを見たんやろな。女子更衣室には(C)がおるという約束やった。わざわざその方向に向かっていく(A)を犯人は不思議に思って、最初は興味本意で後を追ったんやろ』

act.3
『犯人が(A)を追って(B)に入ると、何と葉隠が(D)で殺されてたんや。犯人は(A)に追われて逃げ、一旦は何とか振り払うことができた。その間、(A)はメモ用紙の回収や(D)についた血の洗い流しをせなあかんかった』

act.4
『その後、(A)が追ってこないことに気づいた犯人は娯楽室で自分を待ってる(E)に危険が及ぶのではないかと考えた。それが理由でもう一度引き返して、今度は娯楽室へ向かった』

act.5
『娯楽室に着くと、案の定そこには(A)と(E)がおった。実際(A)は詰んでたんやけど、何を思ったか犯人は持っていた(F)で(A)を殺したんや』

act.6
『犯人が、その間(E)が気絶してなかったのに気づいたのは捜査中やろな。ともかく、殺した直後は犯人は偽装工作を始めてたはずや。凶器を(G)に見せかけるために、わざとそれを割って、欠片を残したり、自分を第一発見者ということにしたり、な』


以上を実行した犯人は……
(H)!お前しかおらんで!



ヒント
A…人物名
B…場所
C…人物名
D…凶器1
E…人物名
F…凶器2
G…娯楽室から1つ減っていたもの
H…犯人

↓5までに正解があれば進行


-クライマックス推理-

act.1
『まず、被害者の1人であり、もう1人の裏切り者やった大和田が葉隠をプールに呼び出したことから、この事件は始まったんや。大和田は初めから葉隠を殺すつもりで呼び出したんやな』

act.2
『そして大和田がプールに向かう途中、恐らく階段の近くで犯人は大和田が水練場に入っていくのを見たんやろな。女子更衣室にはさくらちゃんがおるという約束やった。わざわざその方向に向かっていく大和田を犯人は不思議に思って、最初は興味本意で後を追ったんやろ』

act.3
『犯人が大和田を追ってプールに入ると、何と葉隠がダンベルで殺されてたんや。犯人は大和田に追われて逃げ、一旦は何とか振り払うことができた。その間、大和田はメモ用紙の回収やダンベルについた血の洗い流しをせなあかんかった』

act.4
『その後、大和田が追ってこないことに気づいた犯人は娯楽室で自分を待ってるたえこに危険が及ぶのではないかと考えた。それが理由でもう一度引き返して、今度は娯楽室へ向かった』

act.5
『娯楽室に着くと、案の定そこには大和田とたえこがおった。実際大和田は詰んでたんやけど、何を思ったか犯人は持っていた外道天使もちもちプリンセスぶー子の彫刻で大和田を殺したんや』

act.6
『犯人が、その間たえこが気絶してなかったのに気づいたのは捜査中やろな。ともかく、殺した直後は犯人は偽装工作を始めてたはずや。凶器をモノクマボトルに見せかけるために、わざとそれを割って、欠片を残したり、自分を第一発見者ということにしたり、な』


以上を実行した犯人は……
豚……山田一二三!お前しかおらんで!


COMPLETE!!


モノクマ「議論の結論が出たようですね!」

モノクマ「それでは、投票タイムに移るとしましょうか!」

モノクマ「果たして、投票の結果クロとなるのは誰なのか!」

モノクマ「そしてそれは、正解なのか、不正解なのか!」

モノクマ「それでは参りましょう!運命の!投票ターイム!」





......MONOKUMA......
........VOTE........
||ヤマダ||ヤマダ||ヤマダ|| テテー♪





───────学級裁判、閉廷!


モノクマ「はーい、またまた大正解ー!」

モノクマ「今回の事件の犯人は超高校級のデブ、もとい同人作家、山田一二三クンなのでしたー!」

モノクマ「えーっと、何だっけ?オシオキタイム?いきましょうか!」 

舞園「……何だか適当になってませんか?」

モノクマ「まあぶっちゃけ、退場する人間が妥当な位置過ぎるよね(本音)」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ。」

苗木「まだ色々、聞けてないこともあるし……」

モノクマ「えー……毎度毎度、よくやるよねオマエラ。面倒くさいなぁ」

彡(゚)(゚)「それで……山田、何で大和田を殺したりなんかしたんや」

彡(゚)(゚)「たえちゃんを守るため……ではないやろ」

彡(゚)(゚)「さっきも言ったけど、あの時点で大和田の詰みは決まってたわけで」

彡(゚)(゚)「たえちゃんが殺される可能性は低かったわけやし」

山田「そんな……」

山田「そんなところまで……頭は回りませんよ……」

彡(゚)(゚)「……は?」

山田「僕だって……必死だったんだ……」

山田「殺されそうになって……なんとか逃げて……」

山田「今度はセレス殿の方に向かったかもしれなくて……そんな時に……」

山田「新しい校則がどうとか……状況的に詰みだとか……!」

山田「そんなところまで、頭が回るわけないじゃないかぁぁぁあ!!!」

彡(゚)(゚)「……じゃあ、ホンマにたえちゃんを助けるためだけに?」

彡(゚)(゚)「でも、それなら偽装工作とかして逃げようとするのはおかしいやろ。」

山田「うぐっ……そんな……出来るなら、死にたくないに決まってるじゃないですか……」

山田「娯楽室で大和田紋土殿を殴るまでは勢いでやっちゃったけど……」

山田「彼が死んだって分かった途端、頭が真っ白になって……それで……」

山田「……セレス殿に罪を着せる……とかも、正直考えましたけど……」

彡(゚)(゚)「台無しやんけ」

山田「だ、だって……皆が皆、固い意思を持って、強い動機を持って、それを貫くわけじゃないんだ!!」

山田「でも……でも!殺すつもりなんてなかった……!」

山田「本当に……最初は……!」

山田「びぇー!それだけは信じてくださいよぉー!」

苗木「や、山田クン……泣かないでよ……」



霧切「……きっと、セレスさんもそれを分かってたのよね」

セレス「……はい?」

霧切「貴女も……山田君の気持ちを汲んで、敢えて事件に関する証言はしなかったんじゃないの?」

霧切「たとえ勘違いしていた部分はあったとしても……山田君の貴女を守りたいという気持ちは本物だった」

セレス「……随分と私の行動を美化するのですね」

セレス「しかし残念ながら……そんな気はさらさらありませんでしたわ」

大神「……ならば、何故気絶していたなどと嘘をついたのだ?」

セレス「私は……ただ、犠牲を無駄にしたくなかっただけなのです」

セレス「ここから出る為に、必要な犠牲を……」

不二咲「ひ、必要な……犠牲……?」

セレス「何故私達がこのような事件に巻き込まれているのか……」

セレス「それは一重に、モノクマが疑い合い、憎み合い、そして殺し合う私達を見て……楽しむ為、なのです」

セレス「逆に言えば……モノクマを十分に楽しませさえすれば、この学園生活は終わるかもしれないでしょう?」

セレス「……いえ、そう信じるしかないのですわ。」

セレス「もう『アレ』も、どうやら役には立たなさそうですし……」

霧切「だったら貴女は……モノクマを楽しませる為に、あえて事件の真相を暴きにくくさせた、とでも言うの?」

セレス「ええ、その通りですわ」

セレス「ですから霧切さん、貴女の気持ちの悪い妄想を押し付けないで頂けますこと?」ニコッ

霧切「……そう」

霧切「貴女があくまでそう主張するなら……私から言うことは何もないわ」

山田「……ですよね……」

山田「僕の為に、なんて……セレス殿が……するわけないですよね……」

山田「結局……僕1人で勝手に空回りして……」

彡(゚)(゚)「(いやお前もたえこに罪着せようとしてるから大差ないやろ)」

セレス「……当然ですわ。」

セレス「前にも言ったように、私はこの中の誰も信用していませんので」

セレス「ですから……自惚れないでくださいな」

セレス「貴方は……山田君は、所詮……」




セレス「……Dランク……なのですから」




山田「え……D……え?」

山田「で、でも、この前は……Eとかなんとか……」

山田「…………」ブワッ

彡(゚)(゚)「ええ……泣くなや……(困惑)」

モノクマ「はーい、じゃあ良い感じにまとまったみたいなんで参りますかー!」 
 
山田「D……」ブワッ


山田「ううっ……ぐすっ……」

モノクマ「ワクワク!?ドキドキー!?」

モノクマ「オシオキターイム!」

セレス「…………」


GAMEOVER

ヤマダクンがクロにきまりました。

オシオキを開始します。


───────────────────

───────────────

─────────


真っ暗闇に放り出された山田クン

そして、彼の近くに落ちてきたのは……

1つのノートパソコン

……人工知能、アルターエゴです

山田クンは、ノートパソコンを抱き

必死に走ります

死から逃れようと

がむしゃらに走ります

『ズドン!』

しかし立ちはだかったのは

巨大な外道天使もちもちプリンセスぶー子の彫刻

『ズドン!』

『ズドン!』

『ズドン!』

たちまち、山田クンとアルターエゴは

巨大なぶー子に取り囲まれてしまいました

身動きが取れなくなった2人

そして……

『ズドン!』

最後は、山田君とアルターエゴがいたところに

ぶー子の彫刻が落ちてきてしまいました……




こうして

芯のないふにゃふにゃの山田クンは

ぷー子の手によって

ぺっしゃんこにされてしまいましたとさ!

めでたしめでたし!

うぷぷぷぷぷぷ…………


モノクマ「ひゃっほう!今回のはなかなか爽快感ありましたねぇ!」

不二咲「あ……今……の……」

彡(゚)(゚);「……アルターエゴ」

モノクマ「ん?ああ……あれね」

モノクマ「元々、キミ達に情報を少しずつ与えてあげるために、わざとあんなところに置いてあったんだけどさ」

モノクマ「ネットワーク回線に繋いで、情報を得ようとしたのは予想外だったんでね!それはやり過ぎ!」

モノクマ「ということで、没取しまーっす!アーッハハハハ!」

霧切「…………」ギリッ 

霧切「おかしいとは……思ってたわ」

霧切「事件は、私が体育館でモノクマを問い詰めてる途中に起きていて……」

霧切「なのに、黒幕は事件の犯人を認知していた……」

霧切「私達の監視と、モノクマの操作、同時にできないという仮説は……」

モノクマ「ぶっひゃっひゃ!なにその仮説!間抜けだなぁ、霧切さんは!」

大神「貴様……よくも……ッ!」ゴォッ

モノクマ「おー……怖い怖い。何度も言うけど、最近の若者は短気だからねぇ……さっさと退散するに限るよ」ハァハァ

モノクマ「さて、と。じゃあそういうことで!居心地が悪くなったし、バイニャラ~♪」

モノクマ「オマエラも、さっさと個室に帰って、大人しくしとけよ!」ヌーン

舞園「そ、そんな……!」

舞園「ここから出る為の……唯一の希望だったのに……!」

セレス「……だから言ったでしょう。役に立ちそうもない、と。」

霧切「……ごめんなさい。私の判断ミスだわ」

苗木「そ、そんな、霧切さんが悪いわけじゃ……」

不二咲「ネットワーク回線に繋ぐとバレちゃうんなら……」

不二咲「また作り直しても、これ以上の情報は得られないよね……」

舞園「じゃあ……どうすれば……?」 

舞園「どうすれば……脱出に繋がる情報を得られるんですか……!?」

舞園「私達はこれから……何に希望を持てば良いんですか!?」

「……」

「…………」

「……………………」



-寄宿舎エリア 食堂前-

彡(゚)(゚)「…………」

セレス「これで……良かったのでしょう?」

彡(゚)(゚)「……何がや」

セレス「……幾ら私でも、これから死ぬ人間に情くらいは……」

彡(゚)(゚)「あー、はいはい。そんな照れ隠し要らんて」

セレス「な……そういうことではありませんわ」

セレス「貴方という人は、本当に……」

セレス「…………」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……まあ、今日はもう帰って寝とけや」

彡(゚)(゚)「明日から色々と考えなあかんことも、増えてもうたし」

セレス「……そう……ですわね……」

セレス「…………」

セレス「でも、その前に……」

セレス「やきうみん君」

彡(゚)(゚)「?……何や」






セレス「……私に、ロイヤルミルクティーを淹れていただけませんこと?」






彡(゚)(゚)「………………」

彡(゚)(゚)「は?嫌やけど」





Chapter4 -end-

生き残り人数10→7

To be continued…

今日はここまでで
ここからは書き溜めの為に 
暫く更新なし、とかはないです
たぶん明日も更新できます
参加ありがとうございました


Chapter5 (非)日常編


-???-

???「さて!使える裏切り者もいなくなったし、とうとう出番ですよ!」

???「ここで活躍してこそ、生かしておいた価値があったってもんです!」

???「残姉ちゃん……いや、残刃むくろ!キミに決めたぁっ!」

戦刃「……うん、頑張るね」


-day19-

-やきうみんの個室-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』



彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……よう寝た」ボリボリ

彡(゚)(゚)「結局……昨日の裁判のあとは、他のみんなも個室で過ごしたみたいやな」

彡(゚)(゚)「……さて、朝食会行くか」


-食堂-

彡(゚)(゚)「……これで全員か。少ないな」

苗木「本当にね……。つい2週間半前には……」



江ノ島「あーもー、朝食会の時間早すぎっしょ~。化粧してくる時間もねぇよ~」パタパタ

桑田「おいやきうみん!それ舞園ちゃんが作った卵焼きだろ!寄越せ!コラ!」

石丸「ハッハッハ!兄弟!今日も素晴らしい朝だな!」

大和田「おう兄弟!……お、やきうみんも一緒に食うか?」

朝日奈「あ!やきうみん!おはよう!こんな状況でも、ちゃんと食べなきゃダメだよ!」

朝日奈「はいこれ!特製プロテイン!」

腐川「な、なによ……こっちを見ないでくれる……?」

腐川「どうせまた、息が臭いって罵るんでしょう……分かってるんだから……」

葉隠「ん、やきうっち、占って欲しそうな顔してんな?一丁いっとくか?……よっしゃ!5万円だべ!」

山田「やきうみん殿ー!セレス殿がまた苛めてくるでござるー!」ブワッ




霧切「……懐かしい話ね」

彡(゚)(゚)「いや、そんな思い出ないけど」

苗木「そうだったかもしれないじゃないか!やきうみんクン!希望を持つんだよ!」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「ガイジだな(確信)」


霧切「……じゃあ、恒例の探索に行きましょうか」

苗木「うん、さっき見てきたけど、やっぱり5Fが開放されていたよ」

彡(゚)(゚)「……せやな。少しでも手がかりは欲しいし、いつも通り動こ」

不二咲「……いつも通り……かぁ」
 
大神「…………」



彡(゚)(゚)「(さて、誰と探索に行こかな)」

↓2  1-2名選択可

本編踏襲なら苗カス死にそうやな


彡(゚)(゚)「舞園ちゃん、探索行こか」

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「……舞園ちゃん?」

舞園「……え?ああ……た、探索ですね!行きます行きます!」

彡(゚)(゚)「ぼーっとし過ぎやろ。学園エリアの5F、行くで」


-5F 階段前-

彡(゚)(゚)「おお……どうやらここが最上階みたいやな」

舞園「……ですね」

彡(゚)(゚)「さて、じゃあ調べていくか……何か脱出に繋がるものがあればええけど」 

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「……お、なんかあそこに明るい部屋あるな。行ってみよか」


彡(゚)(゚)「突然めんどくさくなったからダイジェスト版に切り替えるで」

彡(゚)(゚)「植物庭園では色んな植物とかニワトリが育てられてたで」

彡(゚)(゚)「室内やったとしても、こういう空間はリラックスできてええな」

彡(゚)(゚)「その他、スプリンクラーの制御パネルがあったで。どうやら毎朝7:30に庭園の植物に水がかかるらしいわ」

彡(゚)(゚)「あと、植物庭園内の小屋には大和田の所属してた暴走族の名前が書いてあるツルハシとかあったで」

彡(゚)(゚)「生物室は鍵がかかってて開かんかったで。今のところは調べられそうにないな」

彡(゚)(゚)「5-C教室はなんか知らんけどめっちゃ荒れてたし、古い血が壁や床に染み付いてたで。死人も出たみたいや」

彡(゚)(゚)「武道場にはアーチェリー用の弓矢と、ロッカーがあったで。他にも作り物の桜が舞ってて綺麗やった」

彡(^)(^)「以上!探索パート、なし!w」


-食堂-

彡(゚)(゚)「いやぁ、これ以上ないほどに探索したな」

舞園「ええ、あんなところやそんなところまで調べちゃいましたね」

彡(゚)(゚)「こんなに探索したのは小学校の頃初めて校区外に出たとき以来や」

彡(゚)(゚)「……よし。ほな、報告会も済んだ(ことにした)し、あとは自由行動で……」

霧切「……まだよ」

彡(゚)(゚)「へ?」

霧切「もう少しだけ話したいことがあるから……全員、大浴場に集まってくれるかしら」

大神「大浴場、ということは……そういうことか……」

霧切「……ええ、そういうことよ」

彡(゚)(゚)「どういうことやねん」


-大浴場 脱衣所-

彡(゚)(゚)「で、話したいことってなんやねん」

霧切「……黒幕について、少し分かったことがあるの」

霧切「前回の事件を思い出してくれるかしら」
 
霧切「あの事件は……私が体育館でモノクマから話を聞いている最中に起こった」

霧切「これが何を意味するか……分かるわね?苗木君」

苗木「……いや、全く分からない」

霧切「そうよ……つまり、黒幕はモノクマの操作と私たちの監視を同時にできているということなの」

彡(゚)(゚)「そうよ……じゃないやろ。なに苗木が分かった体で話しとんねん」

霧切「ここからは、また私の推測なんだけど……まだ黒幕側には、黒幕以外にもう1人、協力者がいるんじゃないかしら」

霧切「その協力者と一緒に、モノクマ操作、私たちの監視を二人で分けて行っている……それなら、同時に2つのことが出来るのも頷ける」

彡(゚)(゚)「江ノ島盾子(偽)やろ」

霧切「そして黒幕か協力者、そのどちらかは戦刃むくろだと思われるわ」

彡(゚)(゚)「江ノ島盾子は偽物やったから、安全な位置にいた江ノ島盾子(本物)が黒幕で、江ノ島盾子(偽)が協力者やろ。てことは江ノ島盾子(偽)が戦刃むくろやな」

霧切「さっき私たちは5Fを捜索したけど、脱出に繋がる手がかりはなかった」

彡(゚)(゚)「せやな。人類史上最大最悪の絶望的事件があったと思われる、つまり学園閉鎖の原因だったと思われる5-Cを探索できたのは収穫やけどな」

霧切「となると……やっぱり、鍵のかかった生物室、情報処理室、学園長室にその手がかりがあると見るしかないわ。だから黒幕は私たちを入らせてくれないのよ」

彡(゚)(゚)「まあ確かに」

舞園「でも……鍵を壊すのは校則で禁止になってますよ?調べるのは不可能なんじゃ……」

大神「……いざとなれば、我が無理矢理にでも壊そう……。たとえ罰せられようと、それがせめてもの……

不二咲「そ、そんなの、ダメだよ!」

大神「……何?」

不二咲「も、もう……1人も犠牲者なんて出したくないんだ……」

不二咲「だ、誰にも、危険なことはしてほしくない!もちろん、大神さんにも!」

不二咲「つ、強いからって……無理しちゃダメだよ……自分の命を……粗末にしないでよ……!」

大神「不二咲……」

大神「……すまなかった……だが我はまだ、皆を裏切ったことに対する罪滅ぼしが出来ておらんのだ」

大神「何か……どんな形でも良い……その罪滅ぼしをするためには、多少の危険は……」



霧切「……方法なら、あるわ」

大神「……!それは本当か、霧切」

霧切「ええ……鍵のかかった部屋に、校則を破らずに入る方法……」

霧切「それは、黒幕側の人間から、鍵を奪うことよ」

苗木「奪う……!?そ、そんなの、できるわけが……」

苗木「大体、黒幕側の人間が僕らの前に姿を現すとは思えないよ」

霧切「そんなことないわ。現に、苗木君の前に1度現しているじゃない」

苗木「……!……それって、2Fのトイレの隠し部屋を探索したときの……?」

霧切「そう。あのときに苗木君を襲ったのは、恐らく黒幕じゃなく、その協力者よ」

霧切「つまり……協力者をどうにかして誘き寄せ、捕獲……ロックされている部屋の鍵を奪う」

大神「……その捕獲役を我に、というわけか」

霧切「ええ……さっきも言った通り、黒幕か協力者のどちらかは戦刃むくろ。その才能は……」

苗木「超高校級の軍人……」

苗木「確か、僕が隠し部屋で見つけた資料には、そう書いてあったよ!」

霧切「武闘派には、武闘派を……ということよ」

霧切「私は協力者の方が戦刃むくろである可能性が高いと考えているわ。そして、黒幕は知能派の人間……」

彡(゚)(゚)「それはさっきワイが言うた」

霧切「……とにかく、まずは協力者を誘き出す方法を考えましょう」

霧切「恐らく、黒幕にとって調べられるとまずい場所に踏み入ろうとすれば、協力者は動くはず……」

霧切「暫くは、鍵のかかった部屋の扉付近で、ピッキングをするフリをしてみて、様子を見るわ」

彡(゚)(゚)「そこだけいやに原始的やな」

霧切「大神さんには、その近くの開放済みの部屋で待機……もしも協力者を誘き出せたら、取り押さえ」

霧切「もちろん、念のために他の6人も協力してそれに参加……」

霧切「……どう?これを実行することに、異議のある人はいるかしら?」

「…………」

彡(゚)(゚)「まあええんちゃう。やるだけやってみよーや」

霧切「なら早速……今日は私と苗木君、大神さんで、学園長室前で行うわ」

霧切「他の皆も、出来るだけ4Fにすぐに駆けつけられる位置にいてくれると嬉しい」

彡(゚)(゚)「ふむふむ……3F-5Fあたりやな。了解やで」


-3F 娯楽室前-

彡(゚)(゚)「さて、極力このあたりで過ごしたいけど」

彡(゚)(゚)「……何しよかな」



ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:36)
4.休憩する

↓2

※1-苗木、霧切は選べません


彡(゚)(゚)「ちょっと娯楽室で休憩するかな……」





↓2
視点変更するキャラを選択

※苗木、霧切は選べません


-音楽室-

舞園「……はぁ」

することがなくて

ピアノを弾いてたけど……

あんまり気は紛れない

いつ黒幕の協力者が現れるかも分からないし……

………………

ちょっと散歩でもしようかな

もちろん、学園長室から離れすぎない範囲で……



……どこに行こう


1.職員室
2.物理室
3.武道場

↓2


-武道場-

舞園「……あ、セレスさん」

セレス「…………」

あ、あれ?無視されてる……?

舞園「こ、ここで……何をしてるんですか?」

セレス「……私、桜は嫌いですわ」

舞園「……え?」

ここでひらひらと舞っている

作り物の桜の花びらのことかな?

結構綺麗だと思うんだけど……

舞園「……じゃあ、どうしてここに?」

セレス「植物庭園などという不潔で野蛮な場所よりはましですので」

……随分、偏見が入ってるような

舞園「……?4Fも空いてますけど……」

セレス「毒薬の近くにでもいれば良い……と?」

舞園「い、いやいや!な、なら、3Fの部屋でも……」

セレス「……私、3Fは存在自体が嫌いですわ」

舞園「そんな滅茶苦茶な!?」

……なにか、良からぬことを企んでないと良いけど




……次は、どうしようかな

1.もう少しセレスと話す
2.職員室に移動
3.物理室に移動

↓2


もう少しこの人と話してみようかな

舞園「セレスさんは、今回の作戦、どう思いますか?」

セレス「どう……とは?」

舞園「……本当に、実行することに、異議はなかったんですか?」

舞園「貴方はどちらかと言うと、ここでの生活を受け入れ、適応する、というスタイルでしたよね」

舞園「こういう、黒幕に歯向かうような作戦に、簡単に加担するのかなって思って」

セレス「……校則には違反していないのですから、黒幕に歯向かってはいませんわ」

セレス「この状況で黒幕が手を出してこないならば……『これすらも計算内』……ということなのでしょう」

舞園「手を出してこない……ということは、何をしても協力者が現れない状況ってことですか?」

セレス「…………」

答えてくれない

セレス「……1つだけ言えるのは」

セレス「私は、自分の身に危険を感じたら、真っ先にこの作戦から降りる、ということです」

セレス「……たとえ、それが作戦の実行中であったとしても」

舞園「えっ……」

そ、それって、とても困るような……

今日は苗木君と霧切さんが組んだ……

つまり、私か不二咲君かやきうみん君は

この人と組むということ……

…………

嫌だ…………

セレス「うふふふふふ、そんな顔をなさらないで」

セレス「驚くようなことでもないでしょう……だって……」






セレス「皆を裏切ろうとしているのは、舞園さん、貴方も同じなのですから……ね?」
 




……え?



★舞園視点を終了します


彡(゚)(゚)「」ハッ

彡(゚)(゚)「危ない危ない……うとうとしてたで」

彡(゚)(゚)「個室の外で寝たら校則違反やからな……こんなしょうもないことで死ねるか」

彡(゚)(゚)「……結構時間経ったけど、まだ暇やな」




彡(゚)(゚)「……何しよ」

ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:36)
4.休憩する

↓2

※1-苗木、霧切は選べません


-音楽室-

舞園「……あ、やきうみん君」

彡(゚)(゚)「……おう、なんか汗かいてないか?」

舞園「さ、さっきまで色んなところを動き回ってましたから……そのせいじゃないですかね?」

彡(゚)(゚)「……そうか(なんか慌ててるように見えるけど)」

舞園「き、気のせいです!」

彡(゚)(゚)「(エスパーかな?)」




彡(゚)(゚)「(さて、何について話すかな……)」

1.作戦について
2.黒幕について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「作戦についてなんやけど……」

舞園「そ、そうでした!やきうみん君、私と組みませんか!?」

彡(゚)(゚)「え……おう、それは別に良いけど……」

舞園「やった!」

彡(゚)(゚)「(……どういうことや、わざわざ2人組の相手指定してくるなんて……)」

彡(゚)(゚)「(…………あ)」

彡(^)(^)「(なんやそういうことか……モテる男はツラいで)」

舞園「やきうみん君?何ニヤニヤしてるんですか?」

彡(゚)(゚)「ん?……ああ、いや……」

彡(゚)(゚)「まあ他にロクな男おらんからな……気持ちは分かるで」

舞園「……???」

彡(゚)(゚)「苗木とかアレやし、不二咲もアレやもんなぁ……」

舞園「苗木君に……不二咲君……?」

舞園「……いや、私が問題にしてるのはその2人じゃなくて……」

彡(゚)(゚)「ファッ!?」

彡(゚)(゚)「(ホモが消えたと思ったらレズとは……たまげたなぁ)」

彡(゚)(゚)「(誰に迫られてるんやろ……霧切か、セレスか……或いはさくらちゃん!?)」

彡(゚)(゚)「(……でもあんまりワイが深入りしてもなぁ……そっとしとくか)」

彡(゚)(゚)「ま、まあ、お互い傷つかんように終えられたらええわな」

舞園「……はい?」

彡(゚)(゚)「ん?」



★舞園との有効度が上がった

プレゼントを渡しますか?
1.はい
2.いいえ


-プレゼント一覧-
a最速カップラーメン
bキャットドッグプレス
c超技林
d対腐川専用ジャージ
e万力
fミレニアム懸賞問題
gむらまさ


彡(゚)(゚)「舞園ちゃん、これやるわ」

舞園「……?」

舞園「刀……ですか?」

彡(゚)(゚)「作り物やけどな。なんか有名な妖刀をモチーフにしてるらしいで」

舞園「……なんだか、あの模擬刀のことを思い出しちゃいます」

舞園「……それで、やきうみん君を……殺そうとしたときのこと……も」

彡(゚)(゚)「……ああ」

舞園「あれから随分経ったけど……やきうみん君がいたから、私はここまで来れたんだと思います」

舞園「……本当に、ありがとうございました」

彡(^)(^)「はは……なんかもうこれで終わりみたいな言い方やんけ」

彡(゚)(゚)「まだ終わってないやろ。黒幕を倒して、今いる7人でここから出る……」

彡(゚)(゚)「終われるのは、それを達成してからや」

舞園「……ですね」

舞園「きっと……皆で出られますよね」

彡(゚)(゚)「おう、当然よ」



★舞園との友好度が更に上がった


『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


彡(゚)(゚)「夜時間……か」

彡(゚)(゚)「結局今日は、協力者を誘き出すことは出来んかったな」

彡(゚)(゚)「……霧切ちゃんたちも夜はやらんやろうし、個室に戻って寝るとするで」

彡(゚)(゚)「おやすミンチェ」


-day19 終了-


-day20-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……20日目、か」

彡(゚)(゚)「長いな。ほんまに長い」

彡(゚)(゚)「でも……もうそろそろ終わらせなあかんやろ」

彡(゚)(゚)「……ワイらの手で」

彡(゚)(゚)「ちょっとカッコいい感じで起床時間を迎えたところで、食堂行こか」

彡(゚)(゚)「……誰と朝食食べよかな」



↓2 生徒を1-3名指定


-食堂-

彡(゚)(゚)「お、舞園ちゃん、霧切ちゃん、おはようやで」

苗木「おはよう、やきうみんクン」

舞園「おはようございますっ」

霧切「……おはよう」

彡(゚)(゚)「結局、昨日は協力者現れへんかったな」

霧切「暫くは仕方ないわね……動いてくるかは向こう次第だから」

霧切「今日は、舞園さんとセレスさん、そして私で、情報処理室前で同じことを行うわ」

霧切「もちろん大神さんは、近くの教室で待機……」
 
舞園「えっ……私、やきうみん君と組もうかな……って……」

舞園「……っていうか、今日は4人でやるんですか?」

霧切「……グループは私が決める。セレスさんと私とじゃ絶対にダメという理由はある?」

舞園「……それは、ありませんけど」

霧切「なら……これで決まりね」

彡(゚)(゚)「組み合わせに理由があるんか?」

霧切「黒幕に立ち向かう為には、全員で結束する必要があるから……あまり話したことのない人達とも、親睦を深めておいた方が良いと思うの」

霧切「だから、1つの作業を協力して行ってもらう……。大した効果は見込んでいないけど」

彡(゚)(゚)「ほーん……」

彡(゚)(゚)「となると、ワイは誰と組まされるんやろ……あんまり仲良くない人……」

彡(゚)(゚)「…………」チラッ

苗木「……え?何でボクを見るの?」

彡(゚)(゚)「苗木は全員と組んだ方がええな」



★霧切、舞園、苗木との友好度が上がった


-3F 娯楽室前-

彡(゚)(゚)「……さて、今日もこの辺りで過ごすか」

彡(゚)(゚)「とはいえ夜時間まではめちゃくちゃ時間ある……」

彡(゚)(゚)「……何しよかな」



ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:36)
4.休憩する

※1-霧切、舞園、セレスは選べません

↓2


- 5-C -

苗木「…………」

彡(゚)(゚)「……こんなとこで何しとるんや」ガラッ

苗木「……ああ、やきうみんクン」

苗木「ここで人類史上最大最悪の絶望的事件が起こったとして……」

苗木「そして、それによって希望ヶ峰学園が閉鎖に追い込まれたとして……」

苗木「犯人はどこの誰で……その目的はなんだったんだろう……って考えてたんだ」

彡(゚)(゚)「いつになくマトモなこと考えてるな」

彡(゚)(゚)「……まあ、セキリュティ面を考えても外部から侵入したとしたら膨大な戦力が必要なのは確かやな」

苗木「うーん、そうだよね……。やっぱりそれは無理がある……のかなぁ」



彡(゚)(゚)「(……何について話そかな)」

1.黒幕について
2.他の生徒について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「珍しく真面目モードみたいやから聞いてみるけど」

彡(゚)(゚)「黒幕について、どう考えとる?」

苗木「黒幕……?」

苗木「……正体は、まだ分からないよね」

彡(゚)(゚)「ヒント1:協力者が戦刃むくろ」

苗木「戦刃さんの知り合い……かな?」

彡(゚)(゚)「ヒント2:戦刃に命令できる立場」

苗木「先輩とか家族とか……その辺りになるよね」

彡(゚)(゚)「ヒント3:黒幕には残念な姉がいるとさくらちゃんが証言」

苗木「……黒幕の姉が、協力者?」

彡(゚)(゚)「ヒント4:戦刃むくろは江ノ島盾子になりすましていた」

苗木「え?なんでそうなるの?」

苗木「……あ!そうか分かった!」

彡(゚)(゚)「やっと分かったか……」

苗木「黒幕は戦刃さんの知り合いの軍人で、江ノ島盾子のファンなんだよ!」

彡(゚)(゚)「」

苗木「だから姉にそのコスプレをさせて、この学園生活に紛れ込ませたんだ!」

彡(゚)(゚)「」

苗木「なるほど、つまり誰かに江ノ島さんのコスプレをしてもらえば、黒幕を誘き寄せられる……?」

苗木「ありがとうやきうみん君。霧切さんに相談してみるよ」

彡(゚)(゚)「」

彡(゚)(゚)「」


★苗木との友好度が上がった

プレゼントを渡しますか?
1.はい
2.いいえ

↓2


-プレゼント一覧-
>>843のg以外から


彡(゚)(゚)「苗木、これやるわ」

苗木「これは……ペットの飼育本?」

彡(゚)(゚)「表面上はな」

彡(゚)(゚)「枕園ちゃんと読むとエエで。楽しいから」

苗木「ふーん……ありがとう、時間がある時にそうしてみるよ」

彡(゚)(゚)「(キャットドッグプレス:犬と猫の表紙が特徴的な雑誌。一見、ペット飼育の本に見えるが、ベッドの話題のほうが多い。中高生の保健体育に役立つと評判。……原作より)」


★苗木との友好度が更に上がった


彡(゚)(゚)「まだ時間はあるな」

彡(゚)(゚)「ほんま、協力者が現れてくれんかったら暇でしゃーないな」

彡(゚)(゚)「……なにしよかな」



ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:36)
4.休憩する

↓2

さーせん

>>855同様

霧切、舞園、セレスは選べません 

再安価↓1


-化学室-

苗木「……あ、やきうみん君」

彡(゚)(゚)「……なんで毒薬の棚をいじっとるんや」

苗木「あ、いや、これは……」

彡(゚)(゚)「なるほどな。ついにお前にもクロになるときが来たか」

彡(゚)(゚)「グッバイ苗木、フォーエバー苗木。苦しんで死ね」

苗木「ちょっと棚を調べてただけで言い過ぎじゃないかな!?」

苗木「……っていうか、そんな目的でここを見てたんじゃないって」

苗木「昨日と、この毒薬の棚の瓶の並びが変わってる気がして、減ってる薬が無いかを見てただけだよ」

彡(゚)(゚)「……怪しい」

苗木「本当に違うってば……」




彡(゚)(゚)「(さて、何について話すか……)」

1.他の生徒について
2.苗木の幸運について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「そういえば、お前の幸運の才能って、どういうとこで発揮されてるんや」

彡(゚)(゚)「今んとこ特に『こいつ運ええな』とか思ったことないんやけど」

苗木「うーん……それが、ボクにも分からないんだよね」

苗木「この才能って、全国の高校生の中から抽選で選ばれた1名に与えられる、ってだけだからさ」

苗木「例えばだけど、宝くじの1等を当てた人は普段から幸運なのか?っていうと、そうとは限らないわけで」

苗木「多分この才能は、皆のものとは少し違う、異質なものなんだろうね」

苗木「ボク自身、この才能で生徒に選ばれたこと以外に、幸運だと感じたことはあんまりないよ」

彡(゚)(゚)「……なるほどな。基本的には凡人なわけか」

苗木「うっ……痛いところを……」

彡(゚)(゚)「なんや、気にしてんのかいな」

彡(゚)(゚)「まあ何故かワイ以外からの人望はそこそこみたいやから、一応バカに出来ん部分もあるで」

苗木「……そうなのかな?」

苗木「その割には、最近やたら危険な仕事を任されたりして、雑に扱われるんだけど……」

彡(゚)(゚)「頼られてるからこそやろ、知らんけど」ハナホジー



★苗木との友好度が上がった

プレゼントを渡しますか?
1.はい
2.いいえ

↓2

-プレゼント一覧-
a最速カップラーメン
b超技林
c対腐川専用ジャージ
d万力
eミレニアム懸賞問題


彡(゚)(゚)「苗木、これやる」

苗木「……なにこれ。ジャージ?」

彡(゚)(゚)「ただのジャージやないぞ。十神様の香り付きや」

彡(゚)(゚)「腐川が死んだから誰かに効果があるわけじゃないけど、十神様を肌で感じたいときに有用やぞ」

苗木「……そんな気持ちになること無いんだけど」

彡(゚)(゚)「まあまあそう言わずに。持ってて損はないやろ」

苗木「いや、要らな……っていうか、ボクに不要なもの押し付けてない?」

彡(゚)(゚)「は?人が親切で色々とプレゼントしてやっとるのに、何ちゅう言いぐさや」


★苗木との友好度が更に上がった


『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


彡(゚)(゚)「……夜時間か」

彡(゚)(゚)「うーん、今日も協力者は誘き出せんかったな。もしかして効果ないんやろか」

彡(゚)(゚)「明日はワイが担当やろうけど、無駄な気もするで」

彡(゚)(゚)「とりあえず、今日は個室に戻って寝るか」

彡(゚)(゚)「おやすミンチェ」


-day20 終了-


-day21-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……今日はワイがピッキング担当やろな」

彡(゚)(゚)「効果があるか疑わしくなってきたけど、やるしかないか」



………………



彡(゚)(゚)「……よし、準備済んだ。朝食会行くで」

彡(゚)(゚)「ちゃんと個室の鍵を閉めて……と」

『ガチャガチャ』

彡(゚)(゚)「おし、行こ」スタスタ



???「…………」ジー



↓2 一緒に朝食を食べる生徒1-3名指定


-食堂-

彡(゚)(゚)「よう、霧切ちゃん、苗木。ここ座るで」

霧切「あら、ちょうど良かったわ、やきうみん君」

霧切「今日の担当は、貴方と苗木君と不二咲君よ。場所は、生物室前ね」

霧切「ちょっと血生臭くて申し訳ないけど……大神さんには5-Cで待機してもらうわ」

彡(゚)(゚)「……まあ、昨日の面子からすれば今日はそうなるよな」

彡(゚)(゚)「生物室の付近って暗いからなー……後ろから誰か来ても、気づくの難しいかもしれん」

苗木「足音は5-Cからでも聞こえるだろうから、大神さんがこまめに確認してくれると思うよ」

苗木「長丁場になるけど頑張ろうね、やきうみんクン」

彡(゚)(゚)「ホンマ暇になりそうで困ってるわ」

彡(゚)(゚)「あ、それより霧切ちゃん、これはいつまで続けるんや?」

霧切「……正直、今日効果がないようなら、諦めて他の方法を探そうかと思っているわ」

霧切「同じことをずっと続けても意味はないだろうし……特に、今回のような作戦の場合は」

彡(゚)(゚)「ワイもそれに賛成やわ。鍵のかかった部屋は生物室で最後やし、今日で終えたらキリもええ」

霧切「……なら、それで良さそうね。あとは、この次に実行する作戦だけど」

霧切「良ければ、他の方法について、やきうみん君の方でも少し考えておいてくれない?」

彡(゚)(゚)「おう、まあ今日作業しながら色々考えとくわ」


-生物室前-

彡(゚)(゚)「……」ガチャガチャ

苗木「……」カタカタ

不二咲「……」ウロウロ

彡(゚)(゚)「改めて地味さと面倒くささを実感できるなこれ」ガチャガチャ

苗木「だよね」カタカタ

不二咲「うん……」ウロウロ

彡(゚)(゚)「……」ガチャガチャ

苗木「……」カタカタ

不二咲「……」ウロウロ

彡(゚)(゚)「……飽きた」ポイー

苗木「えっ……ちょっと、ダメだって」

彡(゚)(゚)「いやこれ絶対無駄やわ。なんやねんひたすらそれぞれで不審な動きするって」

彡(゚)(゚)「こんなん5時間も6時間も続けてたら気狂うぞ。やめやめ」

彡(゚)(゚)「どうせ効果ないんやし、霧切ちゃんに報告して、今日は個室帰るで」

苗木「ええ……ちょ、ちょっと待ってよ、やきうみん君。ボクも一緒に行くって」 

彡(゚)(゚)「ほら、お前も何だかんだで嫌なんやろ」

彡(゚)(゚)「ほら不二咲も、一旦戻るで。仮に続けるにしても、少しは休憩必要やろ」

不二咲「い、良いのかなあ……」


-娯楽室前-

彡(゚)(゚)「あ、おった。霧切ちゃん、もう疲れたからやめてええか」

霧切「……一応、今日までは続けようかと思ってたんだけど」

彡(゚)(゚)「でも疲れたわ。休憩させてくれや」

霧切「……そうね。じゃあ、昼休憩ということで、1時間くらい休憩しても構わないわ」

彡(゚)(゚)「やったぜ。一旦個室戻ろ」




-やきうみんの個室-

『ガチャ』

彡(゚)(゚)「ふー、しんどかった」

彡(゚)(゚)「もう絶対あんなんやりたくないわ。このまま個室に籠ったろかな」

彡(゚)(゚)「……ん、なんやこの紙。こんなんテーブルの上に置いてたっけ」



『明日の午前10時、プールに来てください』



彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「これ、テーブルの上にあるってことは個室の鍵を開けて入ってきたわけで」

彡(゚)(゚)「他の生徒はワイの個室の鍵なんか持ってるわけないよな」

彡(゚)(゚)「つまりこれは黒幕か協力者からのメモや」

彡(゚)(゚)「いったらころされそう(小並感)」

彡(゚)(゚)「……流石に、皆にも見せとくか。何かこれを利用して作戦を立てられるかもしれんし」


-大浴場 脱衣所-

霧切「……確かに、聞く限りでは黒幕からのメモということになるわね」

苗木「こんなの……応じる必要ないよ」

不二咲「絶対危険……だよね」

大神「黒幕が、やきうみんを殺そうとしているということか?」

舞園「敵からの呼び出しなんて……良いことが起こらないのは確かですよ」

セレス「……逆に言えば、黒幕か協力者はやきうみん君の前に姿を現す、と」

セレス「この機会を逃すわけには行かないでしょう」

霧切「現れた協力者から、鍵を奪う……ということ?」

セレス「苗木君が隠し部屋で襲われたことがあることからも、黒幕がこの建物の中に潜んでいることは明白ですわ」

セレス「潜んでいるのは鍵のかかった部屋……当然そこから出るときに鍵は閉めますから、やきうみん君の前に現れた黒幕か協力者は、鍵を所持しています」

大神「確かに、捕まえられるなら我等の目的を達成することが可能だが……」

彡(゚)(゚)「ワイは多少の危険なら背負うで」

不二咲「だ、だったら、皆で水練場の前で待ち伏せしておいて」

不二咲「やきうみん君を襲うためにそこに入るところを全員で捕まえれば良いんじゃないかな」

霧切「……やるんだとしたら、それじゃあダメね」

霧切「待ち伏せに気づかれたら、簡単に逃げられてしまうわ」

舞園「だったら……どうするんですか?」

霧切「……水練場から出てきたところを捕まえれば、戻っても行き止まりなわけだから、逃げようがない」

苗木「や、やきうみんクンを襲わせるって言うの!?」

霧切「捕まえるんだとしたら、そうするしかないという話よ」

霧切「もちろん最終決定は、恐らく1番危険な役になる、やきうみん君に任せるわ」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……やるしかないやろ」

舞園「で、でも、やきうみん君の命に関わるかもしれないのに……」

彡(゚)(゚)「いや、多分大丈夫なはず……や」

彡(゚)(゚)「これ見る限りでは、やけど」

苗木「…………?」


-やきうみんの個室-

彡(゚)(゚)「……夜時間まで、ちょっとだけ時間あるな」

彡(゚)(゚)「明日は朝から呼び出されとるから、自由行動どころじゃないやろうし……」

彡(゚)(゚)「……場合によっては、これが最後か」


彡(゚)(゚)「……何しよかな」

-自由行動時間-

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:36)
4.休憩する

↓2


-玄関ホール-

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「舞園ちゃん」

舞園「……あ」

彡(゚)(゚)「最近、そうやってボーッとしてること多いな」

舞園「心配事が……多すぎるんですよ」

舞園「……やきうみん君」

彡(゚)(゚)「ん?なんや?」

舞園「殺されたり、しないでくださいね」

彡(゚)(゚)「うーん……大丈夫やろ、多分」

舞園「…………」




彡(゚)(゚)「(……さて、何について話そ)」

自由安価(内容指定)↓2


彡(゚)(゚)「苗カスについて、どう思ってるんや」

彡(゚)(゚)「前々回の事件で疑われたりして、まだちょっとぎこちない感じなんか」

舞園「そんなことありませんよ。……普通、です」

舞園「ただ……あのときショックだったのは確かですね」

舞園「苗木君なら、最後まで私を信じて戦ってくれる……と思ってましたから」

舞園「もちろん、状況として私が疑わしかったのは確かですけど」

彡(゚)(゚)「……信じたいからこそ疑う、って言葉もあるで」

舞園「……ですね」

舞園「これから、私達は黒幕に立ち向かって行かなきゃいけなくて」

舞園「それに対する苗木クンの姿勢次第で……また印象は変わるのかな、と思います」

彡(゚)(゚)「……まあ、あんまり雑に扱い過ぎんようにしときや」

舞園「うふふ、心配しなくても大丈夫ですよっ」

舞園「最近は、簡単な"お願い"をしているだけですから」

彡(゚)(゚)「怖E」



★舞園との友好度が上がった

プレゼントを渡しますか?
1.はい
2.いいえ

↓2

-プレゼント一覧-
>>878のc以外から


彡(゚)(゚)「舞園ちゃん、これやるわ」

舞園「あっ、これ知ってます。有名な学者さんが出した問題ですよね」

彡(゚)(゚)「1問でも解けたら賞金100万ドルらしいな」

舞園「でも私、数学はさっぱりで……一緒に解いてくれませんか?」

彡(゚)(゚)「ワイも得意な方ではないけど、また時間があれば付き合うで」

舞園「良かった!じゃあ、また今度よろしくお願いしますね」ニコッ

彡(゚)(゚)「おう」


★舞園との友好度が上がった


『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……寝るか」


-day21 終了-


-day22-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』


彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……午前7時」

彡(゚)(゚)「指定の時間まであと3時間か」

彡(゚)(゚)「多少、緊張してきたわ」

彡(゚)(゚)「……とりあえず、いつも通り食堂行くか」


-大浴場 脱衣所-

彡(゚)(゚)「……皆ここにおったんか」

不二咲「あ……おはよう、やきうみん君」

彡(゚)(゚)「おう、おはよう。食堂に誰もおらんからビックリしたわ」

霧切「今日の作戦を練っていたのよ……やきうみん君は、プールで待機していてくれたら構わないわ」

霧切「武器か何か、持っていっておく?」

彡(゚)(゚)「いや、協力者がプールにおるワイをカメラで確認してから出てくる予定やったら、無駄になるやろ。要らんわ。」

彡(゚)(゚)「それより、ザックリでエエから、決めてた取り押さえの流れを教えてくれや」

霧切「……分かったわ。取り押さえの場所は、水練場を出てすぐの、T字に道が分かれている廊下よ」

霧切「まず苗木君に階段の踊り場の影から水練場前を監視してもらって、何者かが水練場に入って行くのを見たら、1Fにいる私達に連絡」

霧切「それまでの間は、私達は怪しまれないように1Fの範囲内で出来るだけ散らばっておくわ」

霧切「苗木君からの連絡があったら、6人で水練場前に移動。近くのトイレの中と踊り場の影に隠れる」

霧切「そして黒幕か協力者が水練場から出てきたら、全員で取り押さえにかかる。大神さんには胴体を、他4人で手足1つずつ」

霧切「そうやって押さえつけた状態で、残った1人がその人物の身体を調べて、鍵を奪う……」

彡(゚)(゚)「……なるほど。ワイが上手くやりさえすれば、問題なさそうや」

不二咲「や、やきうみん君……本当に大丈夫なの?」

彡(゚)(゚)「大丈夫や。何とかなると思うで」

彡(゚)(゚)「流石に自信があるわけではないけどな」


彡(゚)(゚)「9時50分……か」

彡(゚)(゚)「そろそろ行こかな。皆も準備の方頼むわ」

彡(゚)(゚)「特に苗木、へまするなよ」

苗木「だ、大丈夫だって……」

彡(゚)(゚)「じゃあ、後は頼んだで。ほな、また……」

舞園「な、なんて声を掛けたら良いのか分かりませんけど……無事で帰って来てくださいね」

不二咲「頑張ってね……やきうみん君。僕も……頑張るから。」

大神「……武運を祈っているぞ」

セレス「せいぜい、重症で済むと良いですわね」ニコッ





霧切「…………ごめんなさい」

霧切「……こんな方法でしか黒幕に立ち向かえなくて……本当に、ごめんなさい」


-プール プールサイド付近-

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……10時や」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……まだ来んな」


『……ギィィ』


彡(゚)(゚)「(!……女子更衣室の扉が……!)」

???「…………」スタスタ

彡(゚)(゚)「(覆面つけてて顔は分からん……こっちに向かってきよる)」

???「……貴様がやきうみんで間違いないな」

彡(゚)(゚)「(しゃ、喋った。でも変声機か何か通しとるな)」

彡(゚)(゚)「……おう、そうやで」



???「……よし。ならば」



???「死ね」ケリー

彡()()「グエッ」


『バシャァン!』


彡()()「(プ、プールに突き落とされた……!不意打ちとは言え、力強杉内投手)」バシャバシャ

彡(゚)(゚)「げぼっ!がはっ!ちょっ、死……」バシャバシャ

彡(゚)(゚)「溺れ……頭押さえんなy……ごふっ……」ブクブク…

???「…………」

彡(゚)(゚)「あああああ!!!!!鬱陶しい!お前も引きずり込んだるわ!」ヒキコミー

???「!?」ズルッ

彡(゚)(゚)「ごぼっ……ぼぼばべぶぶばいがっばばがびぶびびびばう!(殺されるくらいやったら相打ちにしたる!)」バシャバシャ

???「……っ!」ボコー

彡()()「ゴハッ!……グッ……」

彡()()「ババン……びばばぼばばばびぶびば……(アカン……力の差がありすぎた……)」

彡()()「…………」

彡()()「…………」

彡()()「…………」プカー


『バシャッ』


???「……ふん」

???「濡れてしまった……着替えないと」スタスタ


『ギィィ……』


『……バタン!』


彡()()「」プカー

彡(゚)(゚)「」プカー

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「よっこいしょ……っと」

彡(゚)(^)「想定の範囲内やな」ドヤッ

彡(゚)(゚)「プールに呼び出された時点で、ワイがカナヅチであることに漬け込もうとしたのは読めてたで」

彡(゚)(゚)「でも、ワイは既にカナヅチやない……さくらちゃんに鍛えてもらったからな!」


───────────────────


彡(゚)(゚)「さくらちゃん、そういえばワイ、実はカナヅチでな……」

彡(゚)(゚)「この年でプールで溺れるのも情けないし……いい加減泳ぎの練習したいと思っとるんや」

彡(゚)(゚)「良かったら今度、泳ぎ教えてくれんか?」

大神「?……ああ、そういうことなら、もちろん構わぬが……」

彡(^)(^)「……そんで練習終わりは一緒に、それ使って作ったプロテインコーヒーでも飲もうや」


───────────────────


彡(゚)(゚)「あれから実は、夜時間に大浴場でさくらちゃんと何度か練習してたわけやな」

彡(゚)(゚)「それによって多少泳げるようになった上に、息を止められる時間も長くなった」

彡(゚)(゚)「でも溺れてるフリ、死んでるフリしとかなホンマに殺されるからな。そこは演技よ」

彡(゚)(゚)「あいつもなかなか詰めが甘いで……いつやったか、ワイがプールで溺れてたの見てこうしたんやろうけど」

彡(゚)(゚)「プールでやったら溺れるから大浴場でやってたわけやけど、監視カメラが無かったのが功を奏したわ」

彡(゚)(゚)「……もしかして、残念な姉、ってこういうとこなんかな」

彡(゚)(゚)「さて、解説編も終わったところで、ちゃんと取り押さえられてるか見に行くか」


-水練場前-

彡(゚)(゚)「……おっ、取り押さえられとるやん」

不二咲「あっ……!やきうみん君!無事だったんだねぇ」

不二咲「良かったぁ……本当に……」

霧切「……どうやら、何か策があったようね」フキフキ

彡(゚)(゚)「いや、策っていうほどのもんでもないけどな」

霧切「こっちも、さっき鍵を回収できたところよ。彼女の胸ポケットに入っていたわ」

彡(゚)(゚)「彼女……ってことは、やっぱり女か」

霧切「ええ……苗木君に顔を確認してもらったけど、戦刃むくろで間違いないんじゃないかしら」

彡(゚)(゚)「……そうか」

苗木「とにかく……作戦が成功して、良かったね」

舞園「ですね……ホッとしました。これで一件落着、ということで……




『ピーンポーンパーンポーン!』



『死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!』




彡(゚)(゚)「……は?」


舞園「え……」

霧切「何……どういうこと……?」

苗木「!……大神さん!戦刃さんを離してみて!」

大神「なに……?まさか……」

戦刃?「…………」

苗木「…………!」

苗木「死ん……でる……!」

舞園「えっ……」

霧切「っ!?さっきまで抵抗して……」

セレス「そんな馬鹿なことが……」

不二咲「え?……え?ど、どういうことなの……?」

彡(゚)(゚)「……いやいや……うせやろ?」



Chapter5 (非)日常編



Chapter5 非日常編

このまま続けると捜査と裁判でスレを跨いで見にくくなると思うので次スレ立てておきました。続きはこちらで。捜査は明日以降、自動進行の形式で進めます

【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.4
【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445157931/)

今日の夕方から次スレで再開します
学級裁判は進度次第ですが
金土日のどこかの夜にやりたいと思っています
よろしくお願いします

        ,;゙::j)厂\__    」{ {    {(`ー --=ニこ_\入   いY :,
         ∥:j小: : :∥: : `:(∨:j(心、  ゚(:、        ヾハ   | ⅱ !
         {:{: j川: : :j{::fV/彡 Vj(`寸ー‐%k,\__心,__( Ⅵ__j__}レ1
       い(爪{: : {i彡 V/∧ 狄\\: : ゚%lk:.\: :ヾik,: : :‘(狄: : :}: j}: |:}

         ⅦI川: : {レ公 V/彡'⌒\\\: ゚%冬心辷弐lk_;:;)jr─‐爻: j:}
          ⅥiЛ: :{ルッぅゞ''゛      \\\込`'冬心必込(j「 ̄´:小l:リ
          Vj{ ト(::i:i「 _メゝ==ミ、   ̄`'ミ三幺=-``ー=ッ}ij: ル似リ′
          狄 い:i:|i アメ¨¨¨⌒ヾ       ァ彡宀ミメ、 爪ソ) }リ′
            '尓寸i:|i:, . : : : .          . : : : : .`ヾ,小ソ/ ,ノ
          犾k,jj小, : : : : :      .,    : : : : : : ,小ソ) .イ
            }州N:i:小,                    ,小ル'(jリ
           }l州l|:i:i:i込、    ヽ.,_ _,.ノ      ,;久川州「
           }l州l|:i:i:i:i:}lilh、              ,.ィ紗仏イ州{
             川州:i:i:i:i:}ル'⌒ж:..._     .、rf炙炎沙ク灯|l{
          /八洲:i:i:iル'  /  )-ふー::''゛__j癶__,‘夲祈弘从
            //,小|li|jル'_,..'゙ ,/ / `Y ,.癶、\ \ ‘夲祈(:i:λ
     __//幺山li|:ik r  '´  ,ノ  ,: }{:f   ヽ、\ \‘夲心:乢,,_
   ,ィ炙爻x爻x_=ニニ7:i|:ik  r '  〈_/{λ   ` _; _; 爪_ー=x爻x爻k
  j:;'⌒ヾ``'爻x爻x7:i:i|:i:i:i:,   r   「  ∨  '^    ,小Yi爻x㌻> '⌒ヾ;
  {:i   \  `爻x'.:i:i:从i:i:i,        辷y′     _,;幺衣{㌻´/     j:}

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月24日 (土) 13:54:43   ID: knHs0fDn

やきうみん死んでまうん?

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom