【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.2 (1000)


注意事項

・原作のネタバレを含みます
・オリジナル展開を含みます
・主人公の性格上、原作キャラを貶すような表現を含みます
・安価、コンマによる進行を含みます



※前スレ
彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」
彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439281092/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440251375


ー赤い扉の部屋ー

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……全員、集まったみたいだね!」

大神「全員……?」

彡(゚)(゚)「えーっと……大和田は生きとるんやんな?」

彡(゚)(゚)「……ここにはおらんみたいやけど」

モノクマ「ああ……彼には特別に、学級裁判の欠席を認めましたよ!」

モノクマ「ていうか、まだ寝てるしね……。どうしようもないよ……。」

モノクマ「あ、もちろん、大和田クンがクロで投票によって選ばれたら処刑するし……」

モノクマ「大和田クンがシロで、オマエラがクロを外しても、大和田クンはもちろん処刑されるよ」

山田「ふむ……痛いのは大和田紋土殿の証言が聞けないことですな……」

山田「彼が事件に深く関わっているのは、確かでしょうし……」

モノクマ「はいはい!無駄話はそこまで!」

モノクマ「そろそろ、奥のエレベーターに乗って、それぞれの席に移動してくださーい!」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……。第2の学級裁判、はじまりはじまりー!」


ーコトダマまとめー

【モノクマファイル2】
『被害者は超高校級の御曹司、十神百夜。発見場所は図書室。死亡推定時刻は午前6時頃。』

【金の仏像】
『体育館前ホールにあった金の仏像は、図書室で眠った大和田が握った状態で発見された。』

【眠っていた大和田】
『図書室で発見された大和田は、血痕が付着した金の仏像を握ったまま、入り口付近で眠っていた。』

【大和田宛のメモ】
『眠っている大和田のポケットから発見されたメモ。図書室に来て欲しい、とだけ書いてあった。用紙は図書室にあるもののようだ。』

【死体の状況】
『十神の死体は図書室の奥の隅にもたれ掛かった状態で発見され、頭から首にかけて血が流れていた。』

【絞められた痕】
『十神の首にはロープ状の何かで絞められた痕があった。』

【打撲痕】
『十神の頭部には打撲痕が。何か重いもので強く殴られたようで、出血も多量。』

【延長コード】
『図書室で使われていた延長コード。特に変わった部分はない。』

【飲みかけの珈琲】
『図書室のテーブルの上にあった珈琲は、飲みかけの状態だった』

【睡眠薬】
『図書室のテーブルの上にあった睡眠薬。どうやら2錠減っているらしい。1錠でも十分すぎるくらいに強い効果を持つ。』

【ガムテープと絵本の棚】
『どちらも図書室のもので、事件発覚前、この2つによって図書室の扉が塞がれていたと思われる。』

【書庫の書物】
『書庫にあった書物は一般に流通しているようなものではなく、極秘資料などが多数あった。十神はそれらを好んで読んでいた。』

【不二咲の証言】
『事件当日の午前5時から午前6時過ぎまで、不二咲と大和田は男子更衣室で秘密特訓を行っていた。6時30分まで続けるつもりだったが、不二咲は疲れて6時10分ごろ先に更衣室を後にしたという。不二咲は秘密特訓のことを口外していなかったらしい。』

【腐川の証言】
『腐川は図書室が解放されてから、夜時間も含めて昼夜問わず1日に何度も図書室に赴いていた。だが事件前日の夜時間は行かなかったと言う。』

【霧切の証言】
『電子生徒手帳は熱に弱く、1F学園エリア玄関ホールにあるレターケースの中の桑田と江ノ島の生徒手帳は、霧切がday7に壊したらしい。』

【根性比べ】
『大和田と石丸はday9深夜にサウナで根性比べをしていたらしい。大和田は服を着たままサウナに入ったという。立会人は苗木。』


学級裁判について

・基本安価進行

・【】←カッコの中の発言に異議を唱える
《》←カッコの中の発言に同意する

・【】、《》内の言葉を抽出してコトダマとすることも可 ←New!

・コトダマ(証拠)リストは>>5



学 級 裁 判 、 開 廷 !


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票により、決定されます!」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがお仕置き。だけど……もし間違った人物をクロとした場合は……」

モノクマ「クロ以外の全員がお仕置きされ、皆を欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「それでは、議論を始めてください!」


腐川「ぎ、ぎぎ、議論なんて必要ないわよ……」

苗木「……え?」

腐川「は、犯人は……今欠席してる、あの暴走族の男に決まってるでしょう!?」

大神「……大和田のことか。」

朝日奈「確かに、密室の部屋で見つかったのは……」

朝日奈「被害者の十神と、大和田だけだもんね……。」

石丸「何を馬鹿な……!」

石丸「兄弟が……兄弟がそんなことするわけないだろう!」

腐川「ば、馬鹿ですって……?」

腐川「ふ……ふふふ……これだけは覚えておきなさい……!」

腐川「馬鹿って言った方が……馬鹿なのよ……!」

葉隠「……言ってることが小学生レベルだべ。」

霧切「仮に腐川さんの言うことが正しいとしても……結論を焦る必要はないわ。」

苗木「うん……まずは議論を重ねて、分かっていることを整理していこう。」

霧切「……そうね。でも、皆が大和田君を怪しんでいるなら……」

霧切「まずはそれについての議論から始めましょうか。」

彡(゚)(゚)「(十神を殺したのは大和田……)」

彡(゚)(゚)「(……ホンマにそうなんか?)」


ーノンストップ議論 開始!ー

【コトダマ】
▽モノクマファイル2
▽絞められた痕
▽打撲痕
▽延長コード
▽睡眠薬


霧切「犯人が大和田君だったとして……」

霧切「十神君の死因は一体何だったのかしら?」

朝日奈「え?そんなの……」

朝日奈「【モノクマファイルを見れば書いてある】んじゃないの?」

葉隠「俺の占いによると……」

葉隠「十神っちは、《桑田っちに呪われちまってた》んだべ!」

葉隠「《桑田っちの死を笑った罰が当たったんだ!》」


↓2


モノクマファイル2→モノクマファイルを見れば書いてある

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!


彡(゚)(゚)「いや……モノクマファイルには死因は明記されてないで」

朝日奈「え……そうだったっけ?」

舞園「確か、前の事件の時も、死因に関しては書かれていませんでしたね」

山田「ですな。前回も、死因は皆で議論して解き明かしましたぞ。」

葉隠「全く……朝日奈っちは何を勘違いしてたんだべ?」

彡(゚)(゚)「議論中にオカルト持ち出してたお前に言われたくないと思うけどな……」

葉隠「ん?俺はオカルトなんて信じてねーべ?」 

彡(゚)(゚)「(……ガイジかな?)」

霧切「……議論に戻りましょう。大切なのは……」

セレス「十神くんの死因は一体何なのか……ですわね」

石丸「ふむ……モノクマファイルに書いていない以上、我々で推理するしかあるまい。」

苗木「うん……それについて議論を続けようか。」


ーノンストップ議論 開始!ー

【コトダマ】
▽モノクマファイル2
▽金の仏像
▽打撲痕
▽延長コード
▽睡眠薬


苗木「十神くんの死因は何だったんだろうね?」

不二咲「考えられるのは……」

不二咲「《ロープ状の何かで首を絞められたこと》か……」

不二咲「《重くて固い何かで頭を殴られたこと》……だよね……」

大神「ふむ……」

大神「【その2つのどちらかであることは間違いなさそうだ……】」


↓2


不正解!



不二咲「いや……睡眠薬は死因にはならないと思うよ……」

舞園「大量に飲んだならまだしも……無くなってるのは2錠でしたからね」

彡(゚)(゚)「(……クソッ、考え直すか)」


発言力☆☆☆☆☆→☆☆☆☆


↓2


不正解!

大神「む……?」

大神「我は絞められたことか殴られたことかの、どちらかが死因にであると言っているのだぞ……」

大神「その金の大仏は……大和田を殴ったと思われるもの」

大神「それを死因だとするなら……我の言ってることは間違ってないな」

彡(゚)(゚)「(クソッ……考え直すか)」


発言力☆☆☆☆→☆☆☆


彡(゚)(゚)「(絞められたことと殴られたこと……どっちかは死因なはずや)」

彡(゚)(゚)「(問題はそれがどっちか……。死因として正解やと思われる方で同意するで!)」


↓2


延長コード→ロープ状の何かで首を絞められたこと

正解!

彡(゚)(゚)「それに賛成や!」同意!



彡(゚)(゚)「死因は……首を絞められたことによる窒息死やろな」

葉隠「むむっ!桑田っちと同じってことか……」

葉隠「やっぱり、十神っちは、死んだ桑田っちに呪われてんだべ!」

彡(゚)(゚)「……だからそれオカルトやん」

葉隠「ん?俺はオカルトなんて信じてねーって」

彡(゚)(゚)「………………」

彡(゚)(゚)「……もうええわ。あほくさい。」

霧切「私もやきうみん君と同じ意見よ」

霧切「十神君は、首を絞められて殺された。」

霧切「その時に使われたのが……」

彡(゚)(゚)「この延長コード、っちゅうわけやな。」




舞園「私の声を聴いてください!」反論!




舞園「やきうみん君……本当にそうなんでしょうか?」

彡(゚)(゚)「……どういうことや?」

舞園「私は……そうじゃないと思うんです」

舞園「十神君の死因は他にあった……と!」


ー反論ショーダウン 開始!ー

ーコトノハー
▽打撲痕
▽モノクマファイル2
▽腐川の証言
▽延長コード
▽眠っていた大和田


舞園「十神君には首の絞められた痕以外にも……」

舞園「【頭部に打撲痕がありました】」

舞園「【そちらの傷も、死因になりえるレベルのもの】ですよね?」

舞園「ましてや、今は大和田君を怪しんでいる前提で議論を進めています」

舞園「【眠っていた大和田君は、血痕が付着した金の仏像を持っていた】んですよ?」

舞園「【あれで頭部を殴った】とするならば……」

舞園「【どう見ても頭部を殴打されたことが死因】じゃないですか!」



矛盾するポイントがあるなら指摘
なければナシでお願いします

↓2


不正解!

彡(゚)(゚)「ここに論破するポイントはない……」

霧切「……いいえ、あるわ」

霧切「よく考えて。もしも殴打によって殺された後に首を絞められたんだとしたら……」

霧切「【決定的におかしい部分】が出てくるはずなの」

彡(゚)(゚)「クソッ……考え直すか」


発言力☆☆☆→☆☆


彡(゚)(゚)「発言力はなくなってもモノクマメダルで回復できる……」

彡(゚)(゚)「積極的に発言していくで!」


↓2


延長コード→どうみても頭部を殴打されたことが死因

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!




彡(゚)(゚)「いや……頭部を殴られたことによって死んだってのはあり得へんな!」

舞園「そんな……」 

舞園「い、一体、どうしてですか!?」

山田「そーですぞ!一体どうしてでござるか!」

彡(゚)(゚)「どうしてもなにも……」

彡(゚)(゚)「この延長コードが、全てを物語っとるやん!」

彡(゚)(゚)「あと豚は黙っとけや」

山田「また人間として扱ってもらえてない!?」

大神「ふむ……延長コードか……」

大神「だが見たところ……何もおかしなところはないが?」

彡(゚)(゚)「それがおかしいんや!」

彡(゚)(゚)「仮に頭部を殴打されて死んだ後に延長コードで首を締めたなら……」

彡(゚)(゚)「延長コードにアレが付いてないとおかしいやろ!」


1.血
2.傷
3.指紋

↓2


1.血 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「血が付いてないとおかしいやろ!」

不二咲「あっ……」

石丸「た、確かに!」

石丸「死体の状況を見る限りでは……」

石丸「十神君は頭部を殴打されたことにより、首のあたりまで流血しているではないか!」

彡(゚)(゚)「せや。その上から延長コードで首を締めたなら……」

霧切「……当然、延長コードに血が付着するはずね。」

舞園「で、でも……待ってください」

舞園「犯人が、延長コードに付着した血を拭き取った可能性もありますよね?」

彡(゚)(゚)「それに関しては、さっき舞園ちゃんが言った通りの反論になるで」

彡(゚)(゚)「今、議論は大和田が怪しいという前提で進んでいる」

舞園「……あ。」

彡(゚)(゚)「眠っている大和田から、血を拭き取ったと見られる証拠は見つかったか?」
  
苗木「……見つかってないね。」

霧切「ええ……私も隅々まで探したけど……」

霧切「図書室全体を見ても、そういったものは見つからなかったわ。」

舞園「なるほど……。納得しました。」

舞園「現状、死因は首を締められたことによる窒息死……ですね。」

葉隠「ん?つーことは……」

葉隠「……なんか、おかしなことにならねーか?」

朝日奈「おかしなこと……?」

葉隠「……だべ。どう考えてもおかしなことだべ。」

彡(゚)(゚)「(そう……ここまで推理すると明らかに不自然な点が出てくる……)」

彡(-)(-)「(皆に説明するためにも、きちんとその不自然な点を整理しておくで!)」


ーロジカルダイブ 開始!ー

Q.1
十神を殺すことに使われたのは?

1.金の仏像
2.延長コード
3.絵本の棚

Q.2
十神が頭部を殴打された理由は?

1.死因を勘違いさせるため
2.まだ死んでいないと思われたから
3.十神が誰かを殺そうとしたから

Q.3
眠っていた大和田が持っていたものとは?

1.金の仏像
2.延長コード
3.何も持っていない

Q.4
以上のことから、大和田は?

1.犯人である
2.犯人ではない

↓2


2-1-1-2

正解!

彡(゚)(゚)「推理は繋がったで!」

COMPLETE!!


彡(゚)(゚)「ここまでの推理が正しいなら……」

彡(゚)(゚)「大和田は犯人ではあり得ないんや」

不二咲「ほ、ほんと!?」

彡(゚)(゚)「ああ、ホンマやで。」

セレス「あらあら……」

セレス「どういうことか、説明していただけますこと?」 

彡(゚)(゚)「まず……金の仏像によって十神が殴打された理由……」

彡(゚)(゚)「それは、死因を惑わせる為としか考えられないやろ?」

舞園「まあ……それはそうですよね。」

舞園「事実、私も惑わされました。」

彡(゚)(゚)「つまり、犯人は金の仏像が凶器やとミスリードさせたかったことになるんや」

彡(゚)(゚)「……ここで、眠っていた大和田が持っていたものが何かを確認してみてくれ。」

朝日奈「それは……もちろん金の仏像……」

朝日奈「……あ!」

石丸「……ど、どういうことだね?」

彡(゚)(゚)「おかしいんや。犯人がもし大和田やとしたら……」

彡(゚)(゚)「大和田が狙った通りにミスリードした結果、至る結論が『大和田が犯人』なんや」

霧切「そう……つまり大和田君は犯人とは考えにくい。」

霧切「犯人は……この中にいるのよ。」

大神「なるほど……確かにそういうことになる……。」

葉隠「でもそうすっと……」

葉隠「犯人に繋がる手がかりが、ぜんぜん見当たらねぇんだけど……」

苗木「……なら、これを踏まえた上で……」

苗木「大和田クンが何故あんなことになっていたのか、考えてみよう」

苗木「そこから、何か導き出せるかもしれない。」

彡(゚)(゚)「(大和田が図書室にいた理由……)」

彡(゚)(゚)「(確かにそれは、この事件の鍵になるはずや!)」



ーロジカルダイブ 開始!ー

Q.1
現場の密室を作り上げたのは?

1.大和田
2.犯人
3.十神

Q.2
金の仏像を大和田に持たせたのは?

1.大和田
2.犯人
3.十神

Q.3
大和田を眠らせたのは?

1.大和田
2.犯人
3.十神

Q.4
大和田は何故図書室にいた?

1.犯人に罪を着せられた
2.犯人の罪を被ろうとした


↓2

2221 不正解!


霧切「……そうじゃないわ」

霧切「よく考えて……事件発覚まで、図書室は密室だったのよ」

霧切「そして、犯人が大和田クンでないなら……」

彡(゚)(゚)「あ……そういうことか」


発言力☆☆→☆


彡(゚)(゚)「もう一度考え直すで!」

↓2


1-1-1-2

彡(゚)(゚)「推理は繋がったで!」

COMPLETE!!


彡(゚)(゚)「全部……大和田がやったんや……」

大神「……どういうことだ?」

腐川「そ、そうよ!あ、あんた、さっき自分で……」

腐川「大和田は犯人じゃないって言ったばっかじゃない!」

彡(゚)(゚)「もちろん十神を殺したのは大和田じゃない」

彡(゚)(゚)「ただ、それ以外は……」

彡(゚)(゚)「図書室の密室を作ったのも……」

彡(゚)(゚)「金の仏像で十神を殴って死因を誤魔化そうとしたのも……」

彡(゚)(゚)「睡眠薬を飲んで金の仏像を持ったまま眠ったのも……」

彡(゚)(゚)「……それらは全て、大和田がやったことやったんや」

石丸「ふむ……そう言うからには……」

石丸「当然、根拠があるのだな?」

彡(゚)(゚)「(そもそも、現場に細工できたのは大和田だけ……)」

彡(゚)(゚)「(なら大和田をあんな状態にした人物も明らかやんけ。)」

彡(゚)(゚)「(大和田だけが可能やった……それを示す証拠を突きつければええ!)」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


【ガムテープと絵本の棚】

正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「事件発覚まで、図書室は密室やった……」

彡(゚)(゚)「それは、内側から細工して扉が開かないようにする形で、や。」

石丸「それが……どうしたと言うのだ?」

彡(゚)(゚)「密室を作ったのは誰か……」

彡(゚)(゚)「現場を見れば一目瞭然やったんや」

苗木「図書室にいたのは、大和田クンを除けば……」

苗木「被害者である十神クンしか残らない」

霧切「つまり……密室を作ったのは大和田君以外に考えられない」

彡(゚)(゚)「となると、当然睡眠薬を飲んだのも……」

不二咲「大和田君……ってことになるね……」

石丸「す、全て兄弟が自分でやったことだと言うのか!?」

山田「現状……そうとしか考えられませんな」

大神「……待て。」

大神「その睡眠薬だが……減っていたのは2錠ではないのか?」

大神「1錠は大和田が飲んだとしよう……。ならば、もう1錠はどうなる。」

彡(゚)(゚)「(大和田以外に睡眠薬を飲んだ人物……)」

彡(゚)(゚)「(考えられるのは……)」


1.犯人
2.十神
3.やきうみん

↓2



2十神

正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「十神が飲まされたんやろな」

彡(゚)(゚)「恐らく犯人は、十神と争いになることを恐れた。」

彡(゚)(゚)「あらかじめ無力化してから殺したんやろ」

大神「……そうか。」

大神「つまり、睡眠薬は犯人が図書室に持ち込んで来たのだな。」

彡(゚)(゚)「そういうことになるな。」

不二咲「現場に細工したのは大和田くんだけど……」

不二咲「それに使った睡眠薬は……犯人が持ち込んでものなんだね……」

朝日奈「んー……ちょっとこんがらがってきたかも。」

葉隠「俺もだべ。ちなみに、今何の話してんだ?」

彡(゚)(゚)「……もう葉隠は黙っててもええで。」

霧切「そうね……葉隠君は後で黙らせるにしても……」

霧切「このへんで一旦、整理した方が良さそうなのは確かみたい。」

彡(゚)(゚)「……せやな。分かったことをまとめよか。」

葉隠「おう!そうしてくれ!」

葉隠「そこまで言われちゃ、俺も黙っていられねーべ!」


ーノンストップ議論 開始!ー

【コトダマ】
▽死体の状況
▽不二咲の証言
▽霧切の証言
▽腐川の証言
▽大和田宛のメモ


霧切「ここまでで分かったことをまとめてみましょう」

不二咲「まず……【大和田君は犯人でないことが濃厚】なんだよね」

山田「大和田紋土殿が犯人だとすると……」

山田「【死体の細工と大和田紋土殿の状況が噛み合わない】のでしたな」

石丸「だが……【死体や現場に細工をしたのは兄弟で間違いない】ようだ」

セレス「【偶然図書室に訪れた大和田くん】は……」

セレス「犯人を庇うため、【現場での工作を開始した】」

苗木「密室を作ったのも……」

苗木「犯人を自分に見せかけるようにしたのも……」

苗木「【それらは全部大和田クンの行動】だ……ってことになるんだよね」

葉隠「でも、【睡眠薬は犯人が持ち込んだ】んたったか?」

葉隠「その睡眠薬は大和田っちが自分で飲んだだけじゃなく……」

葉隠「【犯人が十神っちにも飲ませた】んだったな」

霧切「ええ……ある一点を除いては、大体そんなところね……」


↓2


大和田宛のメモ→偶然図書室に訪れた大和田さん

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!


彡(゚)(゚)「いや……大和田は偶然図書室に訪れたわけではないな……」

彡(゚)(゚)「大和田のポケットに入ってたメモ……」

彡(゚)(゚)「これがそれを証明してくれるはずや」

セレス「あら……何ですかそれは?」

葉隠「んー、なになに……」

葉隠「『図書室に来て欲しい』……とだけ書いてあるべ」

不二咲「え……?」

不二咲「差出人も、時間も書いてないの?」

苗木「それだけじゃない……宛名も書いていないよ」

大神「だが、大和田が持っている以上は大和田宛のメモだろう……」

石丸「そうだな……。兄弟が犯人でないとするならば……」

山田「それは犯人から大和田紋土殿に宛てられたメモ……ということになりますぞ!」

彡(゚)(゚)「せやな。そしてこれを見て大和田が図書室を訪れたのも確かや。」

セレス「ですが……宛名、差出人、来て欲しい時間も書いていないのは不自然ですわね……」

霧切「そうね……。問題なのは、なぜ書いていないのかだけど……」

霧切「やきうみん君、あなたにはわかる?」

彡(゚)(゚)「(なんやこいつ、急にニヤニヤしながらワイに振って来やがった)」

彡(゚)(゚)「(挑発かな?)」

彡(゚)(゚)「……分かるに決まっとるやろ。」

セレス「まぁ……流石やきうみん君ですわ。」

セレス「是非私にも、教えていただけますこと?」

彡(゚)(゚)「……おう。」

彡(゚)(゚)「犯人が宛名、差出人、来て欲しい時間を書かなかったのは……」


1.書かなくても分かるから
2.書き忘れてしまったから
3.書けない状況にあったから

↓2


1.書かなくても分かるから

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「書く必要がなかった……」

彡(゚)(゚)「ただ、それだけのことやろ」

霧切「ええ……正解よ」

舞園「書く必要がない……ということは……」

舞園「………………」

舞園「……どういうことですか?」

霧切「そのままの意味よ」

霧切「わざわざ書かなくても、伝わったということ。」

山田「ふむ、それはつまり……」

山田「どこかに、それらが断定できる要素があったということですか?」

霧切「そういうことよ。このメモ用紙は……」

セレス「お待ちください、霧切さん。」

セレス「これは……やきうみん君が言い出したことですわ。」

セレス「ここは責任を持って、最後までやきうみん君に解き明かして頂きましょう。」

霧切「……それもそうね。」

彡(゚)(゚)「……言い始めたのは霧切に話振られたからやけどな。」

彡(゚)(゚)「まあええわ。答えたる。」

セレス「ああ、あと当然ですが……」

セレス「答えの提出は、そうだと考えられる根拠と共に、してくださりますよね?」

彡(゚)(゚)「(……これは日頃たえちゃんって呼んでる恨みを晴らしに来とるな。)」

彡(゚)(゚)「ああ、ええで。そうするわ。」

セレス「ふふふ……ありがとうございます。」

彡(゚)(゚)「……ほな、答えるぞ。」

彡(゚)(゚)「大和田に、差出人、宛名、来て欲しい時間が分かった理由は……」


選択肢を選び
【根拠となるコトダマを提示しろ!】

1.それが置かれた場所に関係している
2.それが書かれたメモ用紙に関係している
3.オカルトに関係している

↓2


彡(゚)(゚)「オカルトが関係してるんやで」

葉隠「あぁ?オカルトだぁ?」

葉隠「じょーだんはよせってやきうっち!」

葉隠「それじゃまるで、大和田っちに特殊な能力があったみてぇじゃねえか!」

彡(゚)(゚)「そういうことになるな」

舞園「…………やきうみん君、真面目に推理してますか?」

彡(゚)(゚)「してるに決まってるやんけ!」

彡(゚)(゚)「大和田は特殊な力を使って……メモ用紙1枚から全ての情報を割りだしたんや!」

霧切「…………無視して議論を進めましょう」

彡(゚)(゚)「アッ……ちょっと待って、ふざけすぎた。すまんな」 

葉隠「……こりゃ正真正銘のバカだべ」


発言力☆→0

モノクマメダルを使用して
発言力を回復します……

発言力0→☆☆☆

モノクマメダル4→3

彡(゚)(゚)「こ、今度は真面目に答えるで!」

霧切「……早くしてちょうだい。」


選択肢同様↓2


彡(゚)(゚)「これや!」

霧切「…………はぁ。」 

苗木「…………」

腐川「……つ、使えない男ね……」

セレス「……回答方法は【選択肢とコトダマの提示】です」

セレス「もう一度答え直してください」

彡(゚)(゚)「……重ね重ねすまんな」

↓2


彡(゚)(゚)「メモを置いた場所が関係してるはずや!」

霧切「ええ……それは正解ね」

セレス「それで……根拠は何なのですか?」

彡(゚)(゚)「……このメモ用紙に根拠があるんちゃうか?」

苗木「……メモ用紙から情報が得られないから、その理由を考えてるのに?」

彡(゚)(゚)「…………」


発言力☆☆☆→☆☆


彡(゚)(゚)「(メモを置いた場所が重要なのは分かった……あとは根拠……)」

彡(゚)(゚)「(場所が重要なら……事件が起きた時間、大和田がどこにおったかが根拠ちゃうか?)」

↓2

1-不二咲の証言

正解!

彡(゚)(゚)「これや!」


彡(゚)(゚)「まるで抑えで出てきたのに必ず相手チームに得点をプレゼントする某球団の呉を見守っているような心境」

苗木「……え?」

朝日奈「やきうみん……何言ってんの?」

彡(゚)(゚)「いや、こっちの話や」

彡(゚)(゚)「そんで、話戻すけど……」

彡(゚)(゚)「そのメモが置かれてた場所で、全てが分かったからちゃうか」

彡(゚)(゚)「不二咲の証言が根拠や。」

彡(゚)(゚)「……これは重要なことや。言ってええな?」

不二咲「…………」

不二咲「うん……いいよ……」

彡(゚)(゚)「……よし、よく言った。」

彡(゚)(゚)「ほな、皆聞いてくれ。説明すると長いんやがな……」



…………


彡(゚)(゚)「……ということなんや」

朝日奈「ふ、不二咲ちゃんが……男……!?」

大神「なんと……」

葉隠「全っ然気づかなかったべ……」

山田「ちーたんが……ちーたんが……ちーたんは天使……なのに……」ブツブツ…

彡(゚)(゚)「……一部変な落ち込みかたをしてる豚もおるけど、それが事実や」

不二咲「ご、ごめんね……騙してて……」

腐川「そ、そうよ……!」

腐川「この男はあたし達を騙してたのよ……!」

腐川「簡単に……許せるわけないわ……!」

彡(゚)(゚)「(……まあ……これが普通の反応か)」

山田「……イけますな!」

朝日奈「え……?」

山田「ちーたんが男でも……僕は問題ないでござるよ!」

山田「僕的には……『むしろ、それもアリ!』」

不二咲「や、山田君……」

不二咲「あ……ありがとう……本当に……」

彡(゚)(゚)「(……きもい豚やけどまあ今のは許しといたる。サンキューピッグ。)」

腐川「ぐ……ぐぎぎぎ……」

彡(゚)(゚)「はだしのゲン定期やめろや」

石丸「ふむ……ともかく、今日の早朝、不二咲君と兄弟は男子更衣室にいたわけか。」

セレス「それで……その件を事件発生までに知っていたのは……」

不二咲「僕は、大和田君以外には誰にも言ってなかったから……」

大神「大和田が口外していなければ……不二咲と大和田以外には知られていなかったことになる。」

朝日奈「でも、やきうみんの推理だと……それじゃおかしいんだよね?」

彡(゚)(゚)「ああ、ワイの推測では、メモが置かれていたのは……」


1.男子更衣室前
2.女子更衣室前
3.大和田の個室

↓2

1男子更衣室前 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「メモは……男子更衣室の前に置かれてたんやと思うねん」

セレス「男子更衣室の……前……?」

彡(゚)(゚)「まず、来て欲しい時間やけど……」

彡(゚)(゚)「そもそもメモが置かれた時間が分かるなら、時間が書いてなくてもええやろ」

彡(゚)(゚)「置かれた時間が発見した時間とそう変わらないことが分かれば、大和田はすぐに図書室に向かうはずや」

彡(゚)(゚)「不二咲と大和田が男子更衣室前で秘密特訓してたのを、犯人が知ってたとしたら……」

彡(゚)(゚)「不二咲はそれを口外してないわけやから、大和田からしたら置いたのは自分が教えた人間や」

彡(゚)(゚)「そして、置かれた時間も、入るときになかったものが出るときにあれば、大体分かる」

彡(゚)(゚)「どうや?ワイはこう思うねんけど……」

不二咲「……僕は……大和田君にも口外しないように言ったんだけどなぁ……」

不二咲「……大和田君が……この中のだれかに言ったってことになるの……?」

大神「……大和田は口は悪いが……義理堅い男だと認識している」

大神「……本当にそれが真実なのか?」

セレス「それに……その方法では不二咲くんにもメモが見られる可能性があったのではなくて?」

彡(゚)(゚)「……それに関しては、不二咲が更衣室を出て1Fに降りるところを、図書室から出た犯人が見たんちゃうかと思ってる」

彡(゚)(゚)「十神の死亡推定時刻と、不二咲が男子更衣室から出た時間……ほとんど変わらんからな」

彡(゚)(゚)「でも、口外した理由は……分からん。」

セレス「…………」

セレス「では……こんな可能性はありませんか?」

セレス「犯人は大和田くんが秘密特訓をしていることを知らず……」

セレス「メモを大和田くんの個室に入れておいた……」

セレス「そして秘密特訓から帰ってきた大和田くんがそれに気づき、図書室に向かった……」

セレス「この場合でも、男子更衣室前で気づくか、個室で気づくか……時間的な差はほとんどありませんが?」

彡(゚)(゚)「いや、結果的にはそうなるけど……」

彡(゚)(゚)「犯人がどういうつもりやったか、を考えたらそれはないやろ」

彡(゚)(゚)「犯行時刻は6時ごろ……メモを置くのは6時過ぎになる。」

彡(゚)(゚)「犯人が大和田は個室で寝てると思ってるなら……」

彡(゚)(゚)「少なくとも犯人の計算では、メモに気づいてもらえるのは朝食会前やから、7時を過ぎてからやったことになる」

彡(゚)(゚)「他の誰かが来る可能性もあるのに、1時間以上も現場を放置して大和田を待つ計画を実行するか?」

セレス「……なるほど。」

セレス「対して大和田くんが男子更衣室から出る予定だったのは……6時30分ごろですか」

セレス「やきうみんくんの推理の方が行動として自然ですわね……。」

苗木「………………」

苗木「ところで……さっきやきうみん君が言ってた、大和田クンが秘密特訓について口外した理由だけど……」

苗木「どうしても……言わなければならない理由があったとしたら?」

山田「ん……?言わなければならない理由……?」

山田「それって一体、何ななのですかな?」

苗木「いや……それはまだ分からないんだけど。」

苗木「でもボクも、大和田クンが理由もなく約束を破る人だとは思えないから……。」

苗木「何か……重要な理由があったと思うんだよね」


朝日奈「うーん、仮にそうだとしても……」

朝日奈「肝心のその理由の見当がつかないなら、今は置いとくしかないんじゃないかな?」

彡(゚)(゚)「せやな……一旦置いとこ」

石丸「それよりも……ここまでの推理で、1つ分かったことがあるぞ」

石丸「そちらの方が、重要なのではないか?」

葉隠「ん?それって何だべ?」

石丸「犯人の……性別だ。」

彡(゚)(゚)「(犯人の性別……?)」

彡(゚)(゚)「(そうか……わざわざ男子更衣室に入らず、メモを置いて呼んだってことは……)」


1.犯人は女子
2.犯人は男子
3.犯人はモノクマ

↓2


1 犯人は女子


彡(゚)(゚)「犯人が女子……ってことか」

舞園「そうなりますよね……」

舞園「男子が犯人なら、更衣室に入って呼べば良いですし……」

舞園「メモを置くなんて回りくどい手法……使うとは思えません」

彡(゚)(゚)「うん、だから犯人は男子ではないと思うわ」

霧切「…………違う。」

舞園「え……?」

霧切「犯人が女子……その推理は間違っているわ」

彡(゚)(゚)「……どういうことや」

霧切「やきうみん君……あなたにも分かるはずよ」

霧切「ただ……そう、ほんの少し視点を変えるだけで……」

霧切「犯人は女子、という結論が、真逆にまで変わるはず。」

山田「つ、つまり霧切響子殿は……」

石丸「犯人は……男子だと言いたいのかね?」

霧切「ええ、その通りよ。」

彡(゚)(゚)「いや……んなあほな……」

霧切「……ある3つの証拠を繋げて考えれば……その結論に辿り着ける」

霧切「やきうみん君、ここまで言えば分かるわね?」

彡(゚)(゚)「(やばい、全然分からないンゴ)」

彡(゚)(゚)「(で、でも……ここは考えるしかないで)」

彡(-)(-)「(ある3つの証拠……それで結論が真逆に……)」

霧切「1つ目の証拠は……他ならぬ私が発見した事実。」

霧切「……電子生徒手帳について、よ。」

彡(゚)(゚)「ん……それって……」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


【霧切の証言】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「霧切の証言……これやな?」

霧切「ええ……正解よ」

葉隠「その証言って……どういう内容なんだべ?」

朝日奈「2人だけで納得してないで、私達にもちゃんと説明してよ」

彡(゚)(゚)「ああ……証言の内容は電子生徒手帳の性質についてなんやけど……」

彡(゚)(゚)「霧切によると……これは熱に弱いらしいんや。」

不二咲「ね、熱……?」

霧切「そう……熱よ。」

霧切「たとえば、焼却炉で燃やしたり……」

霧切「熱いお湯で煮てしまったり……」

霧切「サウナに長時間放置したりすると、壊れてしまうの」

霧切「事実、2Fが解放された次の日に、その方法で桑田君と江ノ島さんの電子生徒手帳を、私が壊したわ。」

山田「あ……それは僕も知ってますぞ。」

山田「昨日でしたか……レターケースに電子生徒手帳が2つあるのを偶然見つけましたが……」

山田「2つとも、全く動かかったですから。」

朝日奈「それが……1つ目の証拠?」

彡(゚)(゚)「ああ、1つ目の証拠は霧切の証言やったんや。」

大神「ふむ……では2つ目は?」

霧切「2つ目の証拠は……1つ目の証拠を元にすれば分かるわ」

霧切「この前提から考えると、ある人物にトラブルが発生していたはずだから」

彡(゚)(゚)「(電子生徒手帳が熱に弱い……)」

彡(゚)(゚)「(それに関連するトラブルが起こっていた可能性を示す証拠は……)」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


【根性比べ】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「…………なるほどな。」

彡(゚)(゚)「(どうやら……ちょっと見えてきたわ)」

彡(゚)(゚)「次の証拠は苗木の証言や……」

彡(゚)(゚)「一昨日の夜、大和田と石丸がサウナで根性比べをしていた……」

彡(゚)(゚)「その際、大和田は服を着たままサウナに入った……」

彡(゚)(゚)「間違いないな?苗木」

苗木「うん……合ってるよ。」

山田「ん……?ちょっと待ってくだされ」

山田「今……服を着たまま、と言ったでごさるか?」

彡(゚)(゚)「ああ……それこそがこの事件の鍵になるんかもしれん。」

舞園「服を着たまま……ということは……」

舞園「普段持ち歩いているものも、一緒にサウナに入れられたってことですよね……。」

朝日奈「……あ!もしかして、電子生徒手帳も!?」

霧切「ええ……その通りよ」

霧切「立会人である苗木君の証言が正しいなら……」

霧切「大和田君の電子生徒手帳は、その日故障したはずなの」

彡(゚)(゚)「というか、間違いがないかは石丸に聞けば分かるやろ」

彡(゚)(゚)「どうや石丸?苗木の証言に間違ってるとこはあるか?」

石丸「いや……今のところ、ないな。」

霧切「なら、このまま進めて良いわね」

葉隠「んで最後の……第3の証拠は何なんだべ?」

霧切「……もう、分かるでしょう?」

霧切「大和田君の電子生徒手帳が壊れていたとすると……」

霧切「明らかな矛盾が生まれるものね?」

彡(゚)(゚)「…………せやな。」

彡(゚)(゚)「第3の証拠は……」



【コトダマを提示しろ!】

↓2


【不二咲の証言】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「不二咲の証言に……矛盾が出てくるな」

不二咲「そう……なるよね……」

葉隠「ん……どこが矛盾してるんだべ?」

彡(゚)(゚)「……大和田は電子生徒手帳を使えなかったはずや。」

彡(゚)(゚)「でも、男子更衣室に入る為には、電子生徒手帳が必要なはずやねん。」

苗木「つまり……本来、大和田クンは男子更衣室に入れたはずがない……」

朝日奈「え……それって……」

朝日奈「不二咲ちゃんが、嘘ついてる……ってこと?」

彡(゚)(゚)「いや、男子更衣室には筋トレをした痕跡はあったし……」

彡(゚)(゚)「ランドリーにでも行けば、その時に使ったジャージがあるんちゃうか?」

不二咲「うん……今洗濯してるところだと思う」

山田「ちーたんのジャージ……クンカクンカ……」

葉隠「……こいつぁ隔離しといた方が良さそうだべ」

舞園「秘密特訓の痕跡が残っているなら……」

舞園「不二咲君の言っていることは、事実ということに……」

舞園「でも、電子生徒手帳も壊れていたはずで……」

腐川「そ、そうよ……!どう考えてもおかしいわ……!」

彡(゚)(゚)「……その矛盾を解消する、1つ可能性があるんや」

セレス「……では聞きましょう。」

セレス「その可能性とは、一体何なのですか?」

彡(゚)(゚)「(どちらの証言も間違ってないとするなら……)」

彡(゚)(゚)「(大和田は、何かしらの策を施して、男子更衣室に入ったことになるんや……)」

彡(゚)(゚)「(つまり……)」


1.電子生徒手帳を修理した
2.扉を突き破った
3.誰かの電子生徒手帳を借りた

↓2


3.誰かの電子生徒手帳を借りた 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「誰かの電子生徒手帳を……借りたんちゃうか?」

朝日奈「えっ……でもそれって……」

霧切「ええ……貸した側は校則違反ね……」

霧切「でも問題ないわ。なぜなら、その貸した生徒こそが……」

霧切「この事件の犯人であり、これから処刑される対象なのだから」

山田「ですが……本来は校則違反をした時点で、すぐモノクマに処刑されるはずなのでは……?」

彡(゚)(゚)「……その辺はモノクマの裁量やから何とも言えんな」

モノクマ「…………。」

彡(゚)(゚)「(そもそも前回の事件も黒幕が裏で手を引いて無理矢理起こしたようなもんやし校則違反なんてつまらん理由で生徒が減るのを黒幕が望むはずがないんだよなぁ尚且つ黒幕は生徒を24時間監視カメラで監視できたわけやし今回犯人になった人物を観察してて誰かを殺しそうな動きとかそういう思いを孕んでいそうな空気を察知したとしたらそれは十分校則違反を一時的に見逃す材料になるはずやそいつが事件起こさんかったら場合によっては校則違反の件を持ち出して脅すことも可能やしコロシアイ発生に餓えてる黒幕からしたらすぐに処罰するなんて選択できなかったやろなぁ)」

不二咲「あ……もしかして……」

不二咲「大和田君は、電子生徒手帳を借りる時に……」

不二咲「やむをえず……その理由を言っちゃったのかな……」

大神「なるほど……」

大神「確かに、他人から電子生徒手帳を借りるともなれば……」

大神「その理由くらいは、言っておくのが筋だろうな」

霧切「ええ……その推測は正しいと思うわ」

霧切「だからこそ……私は犯人を男子だと推理したの」

山田「はっ……!なるほど……」

山田「ここまでの議論が正しいのであれば……」

山田「犯人は大和田紋土殿が男子更衣室で秘密特訓をしていたことを知っている人物……」

山田「それはピッタリ……大和田紋土殿が電子生徒手帳を借りた人物に、当てはまりますぞ!」

霧切「そう……大和田君は、犯人に電子生徒手帳を借りる時、その理由を言わざるを得なかった……」

霧切「だから犯人は、大和田君の秘密特訓の件を知っていたのよ」

大神「そもそも……男子更衣室に入るためには、男子の電子生徒手帳が必要だ」

大神「大和田が電子生徒手帳が犯人なのであれば……男子に違いあるまい」

彡(゚)(゚)「……そういうことやな」

彡(゚)(゚)「(霧切こいつ……なかなか良い推理するやんけ……)」


霧切「さて……もうここまでで大分犯人は絞れたはずよ」

不二咲「え……ほんとに?」

霧切「まず、犯人は男子……」

霧切「そして不二咲君と大和田君は、犯人ではない……」

霧切「可能性があるのは、やきうみん君、山田君、石丸君、葉隠君、苗木君……」

霧切「現段階で、5人まで絞れているわ」

山田「なるほど……その中に犯人が…」

山田「……って僕も入ってるの!?」

朝日奈「でも……さらに絞りこむ方々なんて、あるの?」

霧切「…………そうね」

霧切「なら次は……この5人の中の誰が犯人か……」

霧切「それに関する議論をしましょう」

彡(゚)(゚)「(誰が犯人か……)」

彡(゚)(゚)「(次の議論で、完全に分かるんか……?)」


ーノンストップ議論 開始!ー

【コトダマ】
▽死体周辺の状況
▽腐川の証言
▽霧切の証言
▽不二咲の証言
▽ガムテープと絵本の棚


舞園「【犯人は男子】……」

舞園「そして【可能性があるのは5人】にまで絞り込めました」

不二咲「【山田君】……」

不二咲「【葉隠君】……」

不二咲「【やきうみん君】……」

不二咲「【石丸君】……」

不二咲「【苗木君】……」

不二咲「この……5人だよね……」

大神「だが、事件発覚後……」

大神「【5人の中に不自然な動きをしていた人物は見当たらないな……】」

霧切「本当にそうかしら?」

霧切「……犯人の特徴をまとめてみましょう」

霧切「まず……【電子生徒手帳を大和田君に貸与】した」

霧切「且つその人物は……【大和田君からかなりの信頼を得ている】ようよ」

朝日奈「口止めされてる約束のことを……」

朝日奈「【やむをえず、とはいえ漏らしちゃった】んだもんね……」


↓2


彡(゚)(゚)「名推理定期」

霧切「……?」

苗木「ど、どうしたの……やきうみんクン」

彡(゚)(゚)「あ……いや……」

彡(゚)(゚)「き、霧切が……ええ推理するなー、と思ってな」

霧切「……それはどうもありがとう」

彡(゚)(゚)「お、おう……」

彡(゚)(゚)「……さ、さぁ!議論に戻るで!」


再安価↓2

【5人の中に不自然な動きをしていた人物は見当たらないな……】←【石丸君】

てかウィークポイントをコトダマにするのってできるんか?

>>147採用
>>150 >>6で言ってあるよ
───────────────

石丸君→5人の中に不自然な動きをしていた人物は見当たらないな……

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「いや……不自然な動きをしてたやつならおった」

彡(゚)(゚)「……そうやな?石丸」

舞園「え……石丸君が……?」

石丸「……な、なにを言っているのだね……やきうみん君」

石丸「僕は、不自然な動きなどした覚えはないが……?」

彡(゚)(゚)「いや……確かあれは捜査の時や……」

彡(゚)(゚)「男子更衣室之前で、電子生徒手帳を個室に忘れたって言って、突っ立ってたやんけ」

山田「なぬ……電子生徒手帳を……!?」

石丸「い、いや、待ってくれ。」

石丸「あれは……本当に部屋に忘れていただけなのだ。」

石丸「ただ、1Fまで取りに行くのが煩わしかっただけでだな……」

霧切「……それ以外にも、石丸君が怪しい根拠はあるわ。」

石丸「…………!!」

彡(゚)(゚)「ああ……確かにあるな。」

彡(゚)(゚)「(石丸なら……あの件について知る機会があったはずなんや!)」

彡(゚)(゚)「(これで……終わらせたる!)」

彡(゚)(゚)「これが、石丸が犯人だと言える根拠や!」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


彡(゚)(゚)「まあ石丸やろなぁ」

朝日奈「だからその根拠を聞かれてるんでしょ?」

霧切「……しっかりして、やきうみん君。」

霧切「最後くらい、シャキッとしてちょうだい」

彡(゚)(゚)「……ウィッス」

彡(゚)(゚)「(石丸には明らかに大和田の電子生徒手帳の故障に気づける機会があった……それを提示や!)」


↓2


【根性比べ】 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「大和田の電子生徒手帳が壊れた原因となった根性比べ……」

彡(゚)(゚)「あれには、お前も参加してたはずやろ!石丸!」

石丸「そ、それが何だと言うのかね……!」

彡(゚)(゚)「その次の日の朝の会話を思い出してみるんや!」

──────────────────

彡(゚)(゚)「いま大和田が半裸になってるのも、それが関係してるんか?」

大和田「ん?ああ……ちょっと制服が汗まみれになっちまったからな」

大和田「今、洗濯してるところなんだよ」

石丸「そうさ!兄弟は制服を来たままサウナに入ったからな!」

石丸「ちなみに、兄弟が制服を入れてる洗濯機には、僕の下着も入っているぞ!」

石丸「兄弟と僕はもう……同じ洗濯機で下着を洗い合った仲だ!」

──────────────────


彡(゚)(゚)「お前は……大和田の制服と自分の下着を一緒に洗った、って言ってたやんけ!」

石丸「……!」

苗木「その時……当然大和田クンは制服から電子生徒手帳を取り出さなければいけない」

苗木「つまり洗濯の前の時点で大和田君は……」

苗木「自分の電子生徒手帳が壊れていることに気づいたはずなんだよ!」

霧切「そして……石丸君が自分の下着を一緒に洗濯したのであれば……」

不二咲「あ……!石丸君も、それに気づいたはずなんだ……!」

霧切「ええ……その通りよ」

霧切「石丸君……あなたは大和田君の電子生徒手帳が事件の鍵になることを知っていた……」

霧切「だから保身に走るあまり……不二咲君の証言が提出された際、その矛盾を指摘しなかった……!」

彡(゚)(゚)「そう……事件前日のお前の動きを考えたら……」

彡(゚)(゚)「あれは仮にお前がシロでも、指摘できるはずの矛盾やったのに、や!」

石丸「く…………!」

石丸「ま、待て……!君達は何か勘違いをしているようだ……」

石丸「そう……そもそも……」

石丸「推理の根本である殺害方法から……君達の推理には致命的な穴がある!」

彡(゚)(゚)「致命的な……穴……?」

石丸「そうだ……君達の推理では……」

石丸「犯人は十神君に睡眠薬を飲ませたそうじゃないか!」

石丸「だが……そんなもの、どうやって飲ませると言うのだ……?」

石丸「不可能なのだよ……!」

石丸「そんなこと……無理に決まっている……!」

彡(゚)(゚)「どうやって飲ませたって……」

彡(゚)(゚)「(そんなもん、これしかないやろ)」


【コトダマを提示しろ!】

↓2


【飲みかけの珈琲】 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「んなもん、珈琲に盛れば良いだけの話やんけ」

朝日奈「確か睡眠薬は……1錠でも十分すぎるくらい効果があるんだったよね」

葉隠「そうすっと……睡眠薬が溶かされた珈琲を十神っちが口にして……」

葉隠「飲み干す前に効いてきて、眠っちまったってことになるな!」

石丸「違う……僕が言いたいのはそういうことではない!」

石丸「十神君が図書室で本を読んでいたのであれば……」

石丸「薬を盛るために近づく時点で、十神君に気づかれるはずだろう!」

石丸「そうなると、当然抵抗を受け、争いとなる!」

石丸「だが現場を見てみたまえ!」

石丸「図書室には……一切争いの痕跡などないではないか!」

石丸「つまり……珈琲に睡眠薬を盛った、という推理から……」

石丸「君達の推理は、完全に破綻しているのだよ!」

大神「むぅ……確かに石丸の主張も一理ある……か」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……いや、十神は犯人の姿を見てないんちゃうか」

石丸「……どういうことだね」

彡(゚)(゚)「(だって、十神が興味を示していたのは……)」

彡(゚)(゚)「(……うん、これで合ってるはずや)」

彡(゚)(゚)「きっと十神は、ここにいたんや!」



【選択肢を選び】
【根拠となるコトダマを提示しろ!】

1.図書室
2.書庫
3.男子更衣室

↓2


彡(゚)(゚)「そう……答えは書k

霧切「根拠となるコトダマも提示しなさいって言ってるでしょう!!!」

彡(゚)(゚)「」ビクッ

葉隠「うーわ完全にキレちまったべ」

山田「まーこれはやきうみん殿が悪いですな」

彡(゚)(゚)「……す、すまんな……割とマジで」

霧切「…………」ギロッ

彡(゚)(゚)「(ヒエ~ッ、怖杉内)」

彡(゚)(゚)「(ちゃんと答え直すやで)」


↓2


2-【書庫の書物】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「十神は、書庫の書物に興味を持ってたんや」

彡(゚)(゚)「あそこには色んな極秘資料が詰め込まれてて……」

彡(゚)(゚)「本来は警察上層部の人間しか知ることができない情報もあった」

霧切「そうね……十神君は、珈琲とスタンドライトを用意して……」

霧切「その後、書庫の書物を読み漁っていたんでしょう」

彡(゚)(゚)「そういうことや」

彡(゚)(゚)「犯人が図書室に入ったとき……十神は、書庫にいた!」

彡(゚)(゚)「だから犯人は簡単に睡眠薬を盛ることができたんや!」




石丸「異議あり!」反論!




石丸「み、認めないぞ……!」

石丸「僕は……僕は犯人ではない!」

石丸「その推理は……どこかが確実におかしいのだ!」

彡(゚)(゚)「(まだ粘るんか……いい加減諦めろや)」



ー反論ショーダウン 開始!ー

ーコトノハー
▽眠っていた大和田
▽現場の状況
▽不二咲の証言
▽腐川の証言
▽延長コード



石丸「【十神君が書庫にいた】としても……」

石丸「【図書室の扉を開ければ音が聞こえる】はずだ!」

石丸「【彼はコロシアイ学園生活に関しては人一倍意識していた……】」

石丸「そんな彼が、【夜時間、図書室に誰かが来たことを警戒しないはずがない!】」

石丸「まずそんな音を聞いたら、書庫から出てくるだろう!」

石丸「つまり、その推理でも、十神君は犯人に抵抗したことになる!」

石丸「やはり君達の推理は、どこかで間違っているのだ!」



矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします

↓2


腐川の証言→夜時間、図書室に誰かが来たことを警戒しないはずがない!

正解!


彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!


彡(゚)(゚)「いや……十神は警戒しなかったはずや!」

石丸「何……!?」

彡(゚)(゚)「腐川の証言が……それを物語っとる。」

腐川「え……」

腐川「あ……あたし……?」

彡(゚)(゚)「腐川……おまえ十神のストーカーしてたやろ」

朝日奈「え……ストーカーって……」

腐川「あ……え……」

彡(゚)(゚)「……まあお前がそう思ってなくても、十神はそう思ってた」

彡(゚)(゚)「腐川は事件前日を除いて、昼時間夜時間に関係なく、頻繁に十神のいる図書室に出入りしていたんや」

彡(゚)(゚)「毎日毎日そんなことされてるなかで、朝方に扉の開く音がしても……」

舞園「……『また腐川が来たのか』」

舞園「そうとしか……思いませんね」

葉隠「なーるほど!だから警戒しなかったんか!」

霧切「腐川さんに十神君への殺意がないのは、十神君も重々分かっていたはず……」

霧切「それゆえに……彼は警戒を怠った」

山田「書庫を出て誰もいなくても……腐川冬子殿に頻繁に出入りされていたなら……」

大神「……特に怪しみはしないだろうな」

彡(゚)(゚)「ともかく……これで疑いなく石丸に投票できるやろ」

不二咲「そ、そうだね……」

朝日奈「石丸……なんで……」

石丸「…………。」

石丸「…………ここまでか。」

舞園「石丸君…………」

苗木「……認めた……みたいだね」

苗木「じゃあ最後に……一連の事件を振り返ってから……」

苗木「この学級裁判を……終わらせよう」

苗木「ボクたち全員の……投票で。」

彡(゚)(゚)「(……これ要るか?はよ投票させろや)」


ークライマックス推理ー

Act.1
『まず事件前日の夜……犯人は大和田クンに(A)を貸したはずだ。もしかするとその際、監視カメラのない大浴場かトイレを使ったのかもしれない。犯人がこの時から事件を起こすことを決めていた可能性もある。』

Act.2
『そして犯人は今日の早朝、図書室を訪問した。まず(B)に(C)を盛り、十神クンがそれを飲んで眠るのを待った。十神クンが犯人の訪問に警戒しなかったのは、その時(D)にいて、訪問者は(E)さんだと思ったからだったね。』

Act.3
『暫くして十神クンが眠ったと思われる頃、犯人は再び図書室を訪れる。そして(F)を使用して十神クンを殺害。その後一旦また、図書室を出たはずだ。』

Act.4
『一方そのころ男子更衣室で秘密特訓をしていたのは、大和田クンと(G)クンだった。本来は昼時間前までする予定だったけど、(G)クンは疲れて先に個室に戻ってしまった。きっとその(G)クンが階段を降りていくのを、図書室から出た犯人は目撃したんだ』

Act.5
『もう一度図書室に戻り大和田クンへのメモを用意した犯人は、それを(H)に置いた。時を待たずして、そのメモを見た大和田クンが図書室に向かう。』

Act.6
『図書室の惨状を見た大和田クンは、犯人を庇うことを決意した。犯人を図書室から追い出し、(I)を使って図書室を密室にする。殺害に使用された(F)は元通りコンセントに差し、さらに偽装工作の為に(J)を体育館前ホールから調達。それで十神クンの頭部を殴り、自分はそれを持ったまま、(C)を飲んで部屋の隅にもたれかかった』

Act.7
『最後に、犯人は何事もなかったかのように朝食会のために食堂へ向かった。そして大和田クンが来ないことは自然と発覚し、皆と共に捜索、そして同じく皆と共に図書室で十神クンと大和田クンを発見した……。』


以上を実行した犯人は……
(K)!キミなんだ!


ヒント
A 本来渡すと校則違反となるもの
B Cを何に盛ったか
C 倉庫にあったもの
D 十神が興味を示す本があった場所
E 人物名
F 十神を何で殺したか
G 大和田と秘密特訓をした人物
H メモが置かれた場所
I 何と何で入り口を塞いだか
J 死因偽装に使った偽の凶器
K 人物名

↓5までに正解があれば進行


ークライマックス推理ー

Act.1
『まず事件前日の夜……犯人は大和田クンに電子生徒手帳を貸したはずだ。もしかするとその際、監視カメラのない大浴場かトイレを使ったのかもしれない。犯人がこの時から事件を起こすことを決めていた可能性もある。』

Act.2
『そして犯人は今日の早朝、図書室を訪問した。まず珈琲に睡眠薬を盛り、十神クンがそれを飲んで眠るのを待った。十神クンが犯人の訪問に警戒しなかったのは、その時書庫にいて、訪問者は腐川さんだと思ったからだったね。』

Act.3
『暫くして十神クンが眠ったと思われる頃、犯人は再び図書室を訪れる。そして延長コードを使用して十神クンを殺害。その後一旦また、図書室を出たはずだ。』

Act.4
『一方そのころ男子更衣室で秘密特訓をしていたのは、大和田クンと不二咲クンだった。本来は昼時間前までする予定だったけど、不二咲クンは疲れて先に個室に戻ってしまった。きっとその不二咲クンが階段を降りていくのを、図書室から出た犯人は目撃したんだ』

Act.5
『もう一度図書室に戻り大和田クンへのメモを用意した犯人は、それを男子更衣室の前に置いた。時を待たずして、そのメモを見た大和田クンが図書室に向かう。』

Act.6
『図書室の惨状を見た大和田クンは、犯人を庇うことを決意した。犯人を図書室から追い出し、ガムテープと絵本の棚を使って図書室を密室にする。殺害に使用された延長コードは元通りコンセントに差し、さらに偽装工作の為に金の仏像を体育館前ホールから調達。それで十神クンの頭部を殴り、自分はそれを持ったまま、睡眠薬を飲んで部屋の隅にもたれかかった』

Act.7
『最後に、犯人は何事もなかったかのように朝食会のために食堂へ向かった。そして大和田クンが来ないことは自然と発覚し、皆と共に捜索、そして同じく皆と共に図書室で十神クンと大和田クンを発見した……。』


以上を実行した犯人は……
石丸清多夏クン!キミなんだ!


COMPLETE!!


モノクマ「議論の結論が出たようですね!」

モノクマ「それでは、投票タイムに移るとしましょうか!」

モノクマ「果たして、投票の結果クロとなるのは誰なのか!」

モノクマ「そしてそれは、正解なのか、不正解なのか!」

モノクマ「それでは参りましょう!運命の!投票ターイム!」





......MONOKUMA......
........VOTE........
||イシマル||イシマル||イシマル|| テテー♪





─────────学級裁判、閉廷!

今夜はここまでで
明日Chapter2終了まで書き終えます
3時間近くお付き合いいただき
ありがとうございました

Act6の【犯人を図書室から追い出し】の箇所

犯人ってその時まだ図書室にいたの?

>>214
俺もこれがよくわからん
誰か教えてくれさい


モノクマ「うぷぷぷぷ……今回も大正~解~!」

モノクマ「十神白夜クンを殺した犯人は……」

モノクマ「なんとなんと、超高校級の風紀委員!石丸清多夏クンなのでした!」

大神「正解……か……」

朝日奈「な、なんで石丸が……?」

山田「た、確かに……超高校級の風紀委員である石丸清多夏殿が殺人なんて……」

葉隠「なーに言ってんだべ……。人間なんて、追い込まれたら分からんもんだぞ?」

葉隠「今明かされたのは紛れもない真実!これがっ!石丸っちの本性なんだべ!」

苗木「ち、ちょっと葉隠クン……言い過ぎだよ」

セレス「それで……動機は何だったのですか?」

セレス「やはり、何かバラされたくないことが?」

石丸「……いや、違う」

不二咲「……え?」

石丸「僕には……バラされたくないことなど、ない」

石丸「そんな理由で……十神君を殺したのではないさ」

苗木「……じゃあ、どうして?」

石丸「……それは……」


石丸「僕が彼を殺した理由……それは……」


石丸「十神白夜君こそが……ジェノサイダー翔だからだ!」



彡(゚)(゚)「……えっ」

山田「なぁぁぁぁぁあ!?」

舞園「そ、それは……本当なんですか?」

石丸「だって彼は……どう考えても事件について知り過ぎていたではないか!」

石丸「犯人しか知り得ないような情報を、沢山持っていただろう!」

葉隠「ま、まあ……あの日食堂で話してたことも……」

霧切「……確かに、ニュースでは公開されていないような情報だったかもしれないわね。」

霧切「でもそれは……」

石丸「そうだ!僕は毎日欠かさず新聞も読むし、ニュースにも目を通しているが……」

石丸「彼の言ったような記述は……報道は……一切なかったと記憶している!」

石丸「あれは……我々の不安を煽ろうとしたのではなかった……」

石丸「ジェノサイダー翔による、『殺害予告』!一種のそれだと受けとるべきだったのだ!」

石丸「これ以上……これ以上犠牲者を出すわけにはいかなかった……」

石丸「だから……僕は……」

舞園「石丸君……」

石丸「しかし……実行したあとで……怖くなってしまった」

石丸「僕の心が弱いあまり……兄弟にまで犯罪の片棒を担がせる結果に……」

石丸「すまない……兄弟……!!!」

モノクマ「なるほどねぇ……切ない友情物語ですなぁ……」

モノクマ「うぷ……うぷぷぷぷ……」

山田「……な、何がおかしいのですか?」

モノクマ「だーってさ!何もかも、石丸君の勝手な妄想なんだもん!」

モノクマ「ネタバラシしちゃうと、十神クンはジェノサイダー翔じゃないしね!」

石丸「な……!?」

モノクマ「十神クンがジェノサイダー翔について詳しかったのは、十神財閥が極秘資料を管理していたからで……」

モノクマ「それらの資料は、図書室にもあったんだけどねぇ。」

モノクマ「まあ図書室はずっと彼が占拠してたから……知らなくても仕方ないけど。」

モノクマ「つまり、残念ながら石丸クンは、何の罪もない高校生を殺してしまったんだよ……」ガックシ

石丸「そ、そんな馬鹿な……僕は……一体……」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……良い顔だねぇ……ずっと見ていたいくらいだよ!」

石丸「僕は……僕は…………」

モノクマ「でも!時間が押してるからね!サクサクいきまーす!」

石丸「…………………」

モノクマ「それでは参りましょう!ワクワクドキドキ!オシオキターイム!」

石丸「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


GAMEOVER

石丸クンがクロにきまりました。

オシオキを開始します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーー


ー石丸清多夏 首相就任パレード!ー


今日は豪華なパレード

群衆であるモノクマ達が

「石丸首相万歳!」のプラカードを持ち

新首相の就任を祝います

石丸新首相は車の上から

笑顔でその声援に応えます

しかし、次の瞬間

『パンッ』

という、乾いた音と共に

新首相は倒れ込みました

血に染まる車上

共鳴する叫び声と泣き声

遠くにはライフルを手に颯爽と立ち去る影

太い眉に煙草をくわえたその姿は

まるであの伝説の殺し屋のようだったといいます……



うぷぷぷぷぷぷ……可哀想な新首相!

でも、自分の勝手な妄想に、国民を巻き込むような政治をする前に死ねて……ある意味、良かったんじゃない?


モノクマ「ひゃっほう!エクストリーム!」 

モノクマ「……ってほどでもないか。なんか地味だなぁ……本人同様。」

不二咲「うっ……ひぐっ……」

彡(゚)(゚)「……泣くな、不二咲」

不二咲「……うっ、うん……ごめん……」グスッ

モノクマ「さて!楽しい楽しい学級裁判が終わっちゃいました!」

モノクマ「オマエラ!さっさと帰って、次のコロシアイに備えなさい!」

モノクマ「せ、先生は、不真面目な生徒ばかりで悲しいですよ!」ズーン

朝日奈「誰が……人殺しなんか……!」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ……その威勢もいつまで続くかなぁ……」

モノクマ「あ、そうそう……大和田クンは、新しく解放された、保健室に寝かせてるからね」

モノクマ「ちゃんとメンタルケアしてあげないと……彼、暴れだしちゃうかもよ?」ニヤリ

モノクマ「そんじゃ、まったねー!」




彡(゚)(゚)「今まで、自分達をまとめてくれていたリーダーを失った生徒達……」

彡(゚)(゚)「だが同時に……コロシアイに肯定的だった危険人物も舞台から姿を消した」

彡(゚)(゚)「生き残った12人は……これからどのように、この最悪な学園生活に立ち向かっていくのか……!」

彡(゚)(゚)「Chapter3に続く……(ナレーション)」



Chapter 2 -end-

生き残り人数 14→12

to be continued…

>>214
>>220

石丸が図書室にいなくても
大和田が呼び出された意図にさえ
気づけば事件としては筋が通るけど
短時間とはいえ現場を放置して
個室に戻るか、という点と
石丸から呼び出された大和田が
説明なしで全て理解し
行動できるか、という点から
図書室にまだ残っていたという苗木の推理



あと前スレってhtml化依頼みたいなの出しとかないといけないんだっけ

色々指摘ありがとう
原作キャラの性格の把握不足だと思う
原作プレイ済の人には申し訳なかった
Chapter3はもうちょっと練ってから投下するよ


Chapter3 (非)日常編



day10 PM.19:00

─保健室─

『ガララ……』

不二咲「あ……やきうみん君」

彡(゚)(゚)「おう不二咲……晩飯はええんか?」

不二咲「……うん。まだ……いいかな」

彡(゚)(゚)「……そうか」

彡(゚)(゚)「(せっかくやし、大和田のことについてとか……気になることを不二咲から聞いとこか)」



1.大和田について
2.不二咲の服装について
3.新しく開放された場所について

↓2


彡(゚)(゚)「大和田の様子はどうや?」

不二咲「うん……僕が来てから、1度だけ目を覚まして……」

不二咲「それで……その、学級裁判の結果だけ伝えたんだけど……」

不二咲「その後……また寝ちゃった」

彡(゚)(゚)「……そうか」

不二咲「あ……モノクマには許可を貰ってて……」

不二咲「大和田君に限って、しばらくは保健室で寝ることを許されたよ」

彡(゚)(゚)「ほーん……どういう風の吹き回しやろか」

不二咲「うーん……療養目的なら大丈夫……なのかなぁ」

不二咲「でも大和田君は、怪我してるわけじゃないよね……」

彡(゚)(゚)「……まあそのへんはモノクマの裁量次第やからなぁ」



彡(゚)(゚)「(他に話しとくことは……)」


1.不二咲の服装について
2.新しく開放された場所について

↓2


彡(゚)(゚)「新しく開放された場所には行ったか?」

不二咲「ううん……ここ……保健室以外は、まだなんだ」

彡(゚)(゚)「……ほな、後でワイと一緒に見に行こか」

不二咲「あ……うん、そうしようかな」

不二咲「……ありがとう」

彡(゚)(゚)「いやいや、ワイもさらっとしか見て回ってないし、ええんやで」




彡(゚)(゚)「(……ほな、最後に不二咲の服装について聞いとこかな)」


彡(゚)(゚)「不二咲、その服……」

不二咲「あ……うん……」

不二咲「ジャージに……着替えたんだ」

不二咲「男の子だってみんなに言ったのにスカートのままは……おかしいし」

彡(゚)(゚)「(……ワイは前の服も似合ってたと思うけど)」

不二咲「倉庫にあった赤のジャージを着てみたんだけど……変かなぁ?」

彡(゚)(゚)「いや、似合っとるわ。ええんちゃうか」

不二咲「ほんと?……えへへ、良かった」





彡(゚)(゚)「……ほな、大和田も起きそうにないし、開放された3F見に行こか」

不二咲「うん……そうしようかな」

彡(゚)(゚)「……って言うても2人は寂しいな。他にも誰か誘ってみよ」


↓2まで 
大和田と不二咲以外から生徒1人ずつ指定


彡(゚)(゚)「たえちゃんと舞園ちゃんを呼んだで」

セレス「……いつになったら名前で呼んでくださるんでしょうか」

彡(゚)(゚)「ずっと名前で呼んでるんやで」

不二咲「舞園さんも……わざわざありがとう」

舞園「いえいえ、個室に1人でいても気が滅入ってしまうので、ちょうど良かったですよ」

彡(゚)(゚)「ほな……どこから回ろかな」



1.美術室
2.娯楽室
3.物理室

↓1


─娯楽室─

彡(゚)(゚)「ここは……」

セレス「娯楽室ですわ」

セレス「ダーツやビリヤード……オセロ盤や将棋盤もありましてよ」

セレス「その他雑誌やトランプなどもありますし、ソファでくつろぐことも可能ですわ」

不二咲「へぇ……今までになかった感じの場所だね……」

彡(゚)(゚)「心なしかたえちゃんのテンションも高いな」

不二咲「そっか……トランプがあったりするのは、セレスさんにとっては嬉しいよね」

舞園「最初に来たときはもっとはしゃいでましたよ」

セレス「……はしゃいでなんていませんわ。」

セレス「舞園さん、いい加減なことを言うのはやめて頂けますか?」

セレス「……特に、この男の前では。」

彡(゚)(゚)「まあまあそんな照れんでも」

セレス「…………」




彡(^)(#)「ほな、次はどこ行こかな」

1.美術室
2.物理室

↓1


─美術室―

彡(゚)(゚)「お、豚がおるやん」

山田「おやおや……セレス殿に不二咲千尋殿に舞園さやか殿ではないですか」

彡(゚)(゚)「……おい、豚の癖に無視すんな」デシッデシッ

山田「痛い痛い、蹴らないで……はいはい、やきうみん殿にも気づいてますから、やめてくだされ」

不二咲「ここは……美術室かぁ」

セレス「ええ……豚、説明しなさい」

山田「かしこまりました!セレス殿!」

彡(゚)(゚)「すっかり調教されとるな」

山田「えー、美術室には彫刻や絵画が沢山ありまして……」

山田「もちろん自分で描いたり作ったりすることも可能です。その為の道具もありますぞ」

山田「ただ……仕方のないことなのですが、準備室には彫刻刀やハンマーもあります。」

山田「その……凶器になるような道具がまた増えてしまった、という不安も……ね。」

舞園「そういう視点で道具を見るようになってしまいますよね……」

彡(゚)(゚)「……誰も変な気を起こさんのが1番やけどな」

彡(゚)(゚)「まあ美術室に関しては大体分かったわ。サンキューピッグ」





彡(゚)(゚)「ほな、最後は物理室に行って探索を終わりにしよか。」


ー物理室ー

不二咲「うわぁ……この大きな機械は何?」

舞園「確か、空気清浄機だとモノクマが言っていましたよ」

舞園「この閉鎖空間ですから……この空気清浄機がないと、私達はここで生活なんて出来ていないらしいです」

セレス「最初に来たときは、モノクマがこれをタイムマシーンだと言って……」

セレス「舞園さんは騙されていましたわね」

舞園「……もしかしてそれ、さっきの仕返しですか?」

セレス「あら……何のことでしょうか」

セレス「うふふふふふ……」

彡(゚)(゚)「物理室準備室には何があるんや?」

舞園「薬品……なんでしょうか?よく分からないものが沢山ありました」

彡(゚)(゚)「薬品……混ぜたら毒ガス発生したりせーへんやろな」

不二咲「そ、そもそも混ぜなければ良いんじゃ……」

舞園「日常生活に関してはそうですが……さっきの山田君の話のように、コロシアイに使われたら怖いですよね」

彡(゚)(゚)「そのへんはまた霧切ちゃんにでも聞いとこか」

彡(゚)(゚)「あと腐川とかもこういう薬品とか詳しそうやな。あいつサスペンスとか書くんちゃうん」

舞園「……恋愛小説だった気が」

彡(゚)(゚)「あっ、ホンマ……」

彡(゚)(゚)「(なんか意外やな、口臭いのに恋愛小説書くって)」


彡(゚)(゚)「……開放された部屋は、これで全部見回れたかな」

彡(゚)(゚)「そろそろ不二咲も飯食わなあかんやろうし、ここで解散にしよか」

不二咲「うん……みんなわざわざ付き合ってくれてありがとう」

舞園「どういたしまして。楽しかったですよ」

セレス「……まあ、嫌ではありませんでしたわ。」

彡(゚)(゚)「ほな、ワイも個室に戻るわ。また明日な」

不二咲「うん……また明日」






彡(゚)(゚)「(凶器になるような物が増えた……か。)」

彡(゚)(゚)「(…………)」

彡(゚)(゚)「(腐川の口臭って、ホンマに凶器にならへんのやろか)」



―day10 終了―


-day11-

―やきうみんの個室―

彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「よっしゃ、今日もちゃんと起きれたで」

彡(゚)(゚)「……そういえば朝食会を仕切ってた石丸がおらんねんな」

彡(゚)(゚)「まだ続けるんやろか……。ワイはゆっくり寝たいしやめてくれてもええねんけどな」

彡(゚)(゚)「……ま、今日はたぶん皆集まってるやろうし、いつも通り食堂行くか」


―食堂―

霧切「あなたは自分のしたことを分かっているのかしら」

霧切「殺人犯を庇い……無実の人間11人を巻き込んだ自己犠牲」

霧切「そんなことをしておいて、よく堂々と食堂に来ることができるわね」

不二咲「き、霧切さん……そこまで言わなくても……」




彡(゚)(゚)「……なんや、何か揉めてんのか」

朝日奈「うん……ちょっと、大和田と霧切ちゃんが。」

彡(゚)(゚)「ほーん。遂にあの女事件起こってないのに出しゃばってきたか」




霧切「そこまで言うことよ。この男は……私達の命を売ろうとしたんだから」

不二咲「で、でも、きっと事情があって……!」

大和田「不二咲……やめてくれ」

大和田「……悪かった。」

霧切「……なぜあんなことをしたのか、理由を言ってくれるかしら?」

大和田「…………すまねェ。」

霧切「……そう、言わないつもりなのね」

大和田「………………」

霧切「……暫く大和田君には監視をつけるわ。」

霧切「基本的には保健室にいてちょうだい。そこから出るときは……」

霧切「……不二咲君、あなたが同伴するようにして」

不二咲「……うん、分かった」



彡(゚)(゚)「(理由なんかどう考えても大和田が不二咲より石丸を選んだからなんだよなぁ)」

彡(゚)(゚)「(やっぱり両刀なんてあり得なかったんやね)」

彡(゚)(゚)「(……あ、でも不二咲も男やった)」

彡(^)(^)「(結局どっちを選んでもホモか。やったぜ)」


彡(゚)(゚)「……取り敢えずゴタゴタは終わったみたいや」

彡(゚)(゚)「霧カスのせいで全体的に暗い雰囲気になっとるけど……」




彡(゚)(゚)「……さて、誰と食べよかな」

↓2まで生徒1名ずつ指定


彡(゚)(゚)「霧カ……霧切ちゃんと舞園ちゃんと食べるで」

舞園「なんだか新鮮なメンバーですね」

彡(゚)(゚)「せやな。」 

彡(゚)(゚)「そういえば、霧切ちゃんっていつも誰と食べてるんや?」

霧切「……1人よ。」

霧切「……たまに、苗木君が隣に座るけれど」

彡(゚)(゚)「あっ、ふーん……」

舞園「どうして1人で?皆で食べた方が美味しいですよ?」  

舞園「霧切さんはまず、色んな人と積極的に話しましょう!」 

彡(゚)(゚)「せやせや、ワイみたいなのとも仲良くするんやで」

霧切「……そうね」

彡(゚)(゚)「……学級裁判の時とテンション違いすぎやろ」

彡(゚)(゚)「あ、事件が起こると血が騒ぐとかか?超高校級の探偵かな?」

舞園「それありそうですね!霧切さん、とっても推理上手ですし!」

彡(゚)(゚)「うん、ワイほどではないけど、まあまあやな」

霧切「……頭が痛いだけよ、気にしなくていいわ」 

彡(゚)(゚)「なんや頭痛なんか。いつからや?」

霧切「さっき急に……。ここに来てから、たまにあるの。」

霧切「でも、原因が分からなくて……」 

彡(゚)(゚)「ほーん……原因分からんのはちょっと怖いな」

彡(゚)(゚)「まあ保健室開放されたし、頭痛薬でも飲んどけばええんちゃうか」

舞園「こんな異常な空間ですし、普段ないような症状が現れてもおかしくありませんけど……」

舞園「ちゃんと休息は取らないとダメですよ、霧切さん」

霧切「……ええ、ありがとう」



★霧切、舞園との友好度が上がった


彡(゚)(゚)「ふー、食った食った」 

不二咲「…………」

彡(゚)(゚)「……ん、どうした不二咲」

不二咲「…………」スッ

彡(゚)(゚)「ん、なんやこの紙……えー、15時に大浴

不二咲「ちょ、ちょっと!読み上げたら意味なくなっちゃうよ!」

彡(゚)(゚)「ええ……何がしたいんかサッパリ分からんのやけど」

不二咲「ほら……あの、パソコンの話……」

彡(゚)(゚)「パソコン……あー、はいはい、パソコンか。」

彡(゚)(゚)「あれは確かに聞かれたらまずいな。すまんすまん」

彡(゚)(゚)「んで、この時間にこの場所ね……ほな、また後で行くわ。」

不二咲「うん……よろしく」



彡(゚)(゚)「(15時に大浴場……忘れんようにしとかなあかんな)」


ーやきうみんの個室ー

彡(゚)(゚)「よっこらせっと……あー、満腹や」

彡(゚)(゚)「15時に大浴場……でもまだ時間はあるな」

彡(゚)(゚)「うーん、個室おっても暇やしな……」

彡(゚)(゚)「購買部に行くとメダルが貰える予感もするで」

彡(゚)(゚)「……さて、どうしよか」


ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:3)
4.休憩する

↓2


ー食堂ー

舞園「あ、やきうみん君」

舞園「……最近よく会いますね?」

彡(゚)(゚)「せやな、奇遇なこともあるもんや」 
 
舞園「………………」


舞園「もし……もしですけど……」

舞園「あの件で私のことを気遣ってずっと来てくれてるなら……心配要りませんよ?」

舞園「今は、他にも大変な人が沢山いますし」

舞園「……って、これ全部私の勘違いだったら凄い恥ずかしいですね。うふふ」

彡(゚)(゚)「……まあ言うほど勘違いでもないで」

舞園「本当ですか?……ちょっぴり嬉しいです」




彡(゚)(゚)「(……さて、何について話そかな)」

1.不二咲について
2.大和田について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「じゃあセックスしよか」

舞園「……え?」

彡(゚)(゚)「ん?聞こえへんかったか?」

彡(゚)(゚)「じゃあセックスしよかって言ったんやで」

舞園「……やきうみん君?急にどうしたんですか?」

彡(゚)(゚)「いやどうしたも何もそのまんまの意味やん」

彡(゚)(゚)「はよセッk

『ゴッ!!!』

彡()()「」

大神「……無事か。舞園よ。」

舞園「え、ええ……私は大丈夫なんですけど……」

大神「……長い間こんな空間にいては、突然我を失ってしまうこともあるだろう」

舞園「我を失った結果出てくる言葉があれっていうのも、幻滅しちゃいますけど……」

舞園「……あ、そろそろ時間だ。大浴場に行きましょうか」

大神「うむ……だが、この男はどうしたものか」

舞園「放っておいて良いですよ。悪いのはやきうみん君ですし」




★舞園との友好度が下がった


ー大浴場ー

彡()()「」

不二咲「……それで結局引きずって来たの?」

大神「うむ……あんなところで倒れているのをそのままにもしておけぬからな」

苗木「まあやきうみん君なら、気絶しながらでも内容を把握するくらいは出来るんじゃないかな」

山田「いや……無理でしょ……」

朝日奈「と、とにかく……早く本題に入ろ?」

朝日奈「全員集まってて長い間出てこないのも、怪しまれるだろうし」

葉隠「まー確かに、いくら監視カメラがないって言っても、モノクマが直接入って来たらマズイしな」

舞園「それで……話したいことって何なんですか?不二咲君」

不二咲「うん……実はね、この前図書室で見つけたパソコンなんだけど……」

不二咲「昨日……使えるようになったんだ。」

彡(゚)(゚)「そマ?すごいやんけ」

朝日奈「……あ、起きたんだ」

彡(゚)(゚)「ん?何のことや。ワイは何も覚えてないで」

舞園「……すごく怪しいですけど、まあいいです。」 

舞園「不二咲君、続けてください」

不二咲「うん……それで今は……」

彡(゚)(゚)「ほーんなるほどパソコンのハードディスクに入ってた膨大な量のデータを解析する作業に入ってるけど不二咲がずっと大浴場に籠って作業してたら当然モノクマに疑われてまうから学習型の人工知能アルターエゴを搭載してそいつにそのデータの解析を任せてるわけやなでもなかなか厳重なロックで時間がかかりそうやから長時間ここに置いておく必要があってその間にモノクマにパソコンの存在がばれたらまずいから誰かに監視役を任せたかったわけやそれなら霧切ちゃんがええんちゃうか本人もやりたそうにしてるしなぁ霧切ちゃんやりたいよな?ほらやりたいって言うとるわロッカーの鍵は霧切ちゃんに預けてモノクマがマスターキーとか持ってるとまずいからアルターエゴには不審な人物が大浴場に来たら声をあげるように設定する霧切ちゃんは夜個室のドアを開けて寝るようにすればその声が聞こえるというわけやなえ?霧切ちゃんが殺される?ないやろ大丈夫大丈夫」

朝日奈「……やきうみん、どうしちゃったの」

大神「むぅ……少し当たりどころが悪かったか。すまぬ。」

彡(゚)(゚)「アルターエゴが不二咲のことを御主人タマって呼ぶのを聞いてこれは不二咲の趣味なんか?って煽るとこまでやりたかったけどこの辺にしとくわ。ほな、また」スタスタ

「………………」

不二咲「……そ、そういうことらしいから……じゃあ霧切さん……お願いします」

霧切「……御主人タマって呼ばせてるのは、本当なの?」

不二咲「えっ……その……そ、そういう設定にしか出来なかったんだ!」

不二咲「ほ、ほら……このパソコン、壊れてたし……」

霧切「…………クスッ」

不二咲「わ、笑わないでよぉ!」

霧切「わ……笑ってないわ。さぁ、鍵を貸して。」

不二咲「……はい。じゃあ管理の方、ちゃんとお願いね。」

霧切「ええ、任せて頂戴……御主人タマ。」

霧切「…………クスッ」

不二咲「……やっぱり笑ってるじゃないか!」


ーやきうみんの個室ー

『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


彡(゚)(゚)「……はっ、もう夜時間か」

彡(゚)(゚)「晩飯食って寝てもうてたわ。」

彡(゚)(゚)「ってか、さくらちゃんに殴られたところまだ痛いやんけ……強く殴り過ぎィ!」ズキズキ

彡(゚)(゚)「全くちょっとふざけただけで散々やで……」

彡(゚)(゚)「……氷枕でも用意してもっかい寝よ」



-day11 終了-

安価に関しては自由に内容指定できる選択肢を設けてるわけだし余程酷いもの以外は適当に処理する。むしろ主人公の性格上そういうのが適度にあって良いと思ってる

それによってストーリーの流れが大きく変わるとかもないようにするし、そんなに重要な選択肢の時は大抵↓5までで多数決とかにしてるから大丈夫なはずです


-day12- 

ーやきうみんの個室ー

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』

彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「……頭痛はある程度収まったな」

彡(゚)(゚)「さて……ほな、食堂行こか」

彡(゚)(゚)「今日は誰と朝食食べよかな……」


【選択方法変更】
↓2 生徒指定(複数指定可)


ー食堂ー

彡(゚)(゚)「こっちが人数を指定すると、組み合わせに幅を作ってしまうからなんやで」




彡(゚)(゚)「さて、今日はさくらちゃんと食べるで!」

大神「む、やきうみんか……」

大神「昨日我が殴打してしまったところは大丈夫か?」

彡(゚)(゚)「ああ、痛みは引いたで。でもちょっと強く殴り過ぎや」

大神「むぅ……すまぬ。少し加減を間違えてしまったようだ」

彡(゚)(゚)「ええんやで。原因作ったのはワイやし」

彡(゚)(゚)「……ところでそれ、またプロテイン入りの朝食なんか?」

大神「もちろんだ……食べるか?」

彡(゚)(゚)「ほなちょっとだけ貰うわ……ウマッ」

彡(゚)(゚)「そういえば、さくらちゃんはなんでこんなにプロテインが好きなんや。」

彡(゚)(゚)「いくらなんでも朝食にまで混ぜるのは…………旨いけど」

大神「ふっ……プロテインは万病に効くのだ……」

大神「やきうみんの傷も、プロテインを接種すればすぐに治るぞ」

彡(゚)(゚)「ええ……(困惑)」

彡(゚)(゚)「でもそれならちょうどええわ。霧切ちゃんにあげてくれや」

彡(゚)(゚)「あいつ確か頭痛に苦しんでたで」

大神「ほう……ならば霧切にはこのプロテインコーヒーを……」

彡(゚)(゚)「ファッ!?飲み物にまで溶かしてるんかいな」

大神「当然だ……プロテインを入れられないものなどない」

彡(゚)(゚)「……やとしても、無理矢理混ぜ混んでるだけやと思うんですけど」



★大神との友好度が上がった


ーやきうみんの個室ー

彡(゚)(゚)「ふぅ……食った食った」

モノクマ「」ヌーン

彡(゚)(゚)「おっ、クマカスゥー!なんか久しぶりやな」

モノクマ「やあやあ、やきうみんクン……そんなに久しぶりだったっけ?」

モノクマ「まあいいや!それより、ボクはちゃんとした用があってここに来たんだよ!」

彡(゚)(゚)「用……?」

モノクマ「はい、これ!トラッシュルームのシャッターの鍵!」

モノクマ「本日のゴミ当番は、やきうみんクンに決定したからね!」 

彡(゚)(゚)「ああ……ゴミ当番ね。そんなのもあったな。」

彡(゚)(゚)「…………めんどくさ」

モノクマ「じゃそういうことで!面倒くさくてもちゃんとゴミは捨てといてよ!」

彡(゚)(゚)「……しゃーない。厨房のゴミ回収しに行こか」

彡(゚)(゚)「それ終わった後は、どうしよかな」



ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く
4.休憩する

↓2


彡(゚)(゚)「ふぅ……ゴミ出し完了や」

彡(゚)(゚)「ほな、指定しただけで荒らし扱いされる葉隠のとこに行くで」



ー娯楽室ー

葉隠「おう、やきうっち」

彡(゚)(゚)「何しとんのや1人で……トランプ?」

葉隠「ん、ああ……何でもねーべ」コソコソ

葉隠「それよりやきうっち、後でこのトランプで賭けをしねーか?」

葉隠「気軽に1ゲーム10万くらいで良いべ。な?」

彡(゚)(゚)「……なんかイカサマされそうやから嫌や」

葉隠「……ちっ、バレたか」

葉隠「実はこのトランプ、全部裏の模様が微妙に違っててな……」

葉隠「模様でどのカードかを見抜く練習をしてたんだべ」

葉隠「これを習得するだけで、数百万……いや、8ケタもやりようによっては、だべ!」

彡(゚)(゚)「……相変わらずやな。」

葉隠「ん?そんなに誉めるなって。照れるべ」

彡(゚)(゚)「………………。」



彡(゚)(゚)「(……さて、何について話そかな)」

1.オカルトについて
2.占いについて
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「オカルトについてなんやけど……」

葉隠「オカルト?まーたその話か」

葉隠「俺はそんなん信じてねーべ。目に見えるもんがすべてだべ。」

彡(゚)(゚)「…………ホンマに?」

葉隠「マジだべ。ま、金儲けには利用するけどな」

彡(゚)(゚)「…………」

葉隠「…………」

彡(゚)(゚)「あっ!後ろに石丸の幽霊が!」

葉隠「ゆゆゆゆゆ幽霊!?どどどどどどこだべ!?」

葉隠「ちょっ、やきうっち!離れないで!待って!」

彡(゚)(゚)「……オカルトは?」

葉隠「オ、オカルト……?」

葉隠「な、なに言ってるんだべ。んなもん全然信じてねーべ……」

彡(゚)(゚)「…………」

葉隠「…………」

彡(゚)(゚)「あっ!後ろに苗木の幽霊が!」

葉隠「ひぎゃぁぁああああ!!!???」

葉隠「な、苗木っち!成仏してくれぇぇええ!!!」

苗木「えっ……入っていきなり幽霊扱い……なんの話してたの?」



★葉隠との友好度が上がった


彡(゚)(゚)「……せや、プレゼントはどうしよかな」


1.あげる
2.あげない


ーアイテムリストー
軽石
最速カップラーメン
イン・ビトロ・ローズ
キャットドッグプレス
超技林
十神の部屋の空気
対腐川専用ジャージ

↓1


彡(゚)(゚)「葉隠、これやるわ」

葉隠「ん……なんだべこれ」

彡(゚)(゚)「まあええからこの中の空気吸ってみ」



『スゥゥー』



彡(゚)(゚)「……どうや?」

葉隠「…………」

葉隠「チカヅクナ、グミンドモガ」

苗木「えっ……葉隠クン?」

葉隠「ホゥ……コノオレサマニサカラウトイウノカ……?」

葉隠「ククク……オモシロイジャナイカ」

彡(゚)(゚)「ほうほう、こういう効果があるんやな……」

苗木「一体何を吸わせたんだ……」

葉隠「ナエギ、オマエハダマッテイロ」

苗木「えっ!?」


★葉隠との友好度が更に上がった


ーやきうみんの個室ー

彡(゚)(゚)「あの後しばらくして葉隠は正気に戻ったで」

彡(゚)(゚)「なかなか面白い発見やったわ」

彡(゚)(゚)「……まだ時間はあるな。」

彡(゚)(゚)「個室におっても暇なだけやし……どうしよか」



ー自由行動時間2ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:3)
4.休憩する

↓2


ー食堂ー

セレス「あら、やきうみん君ではありませんか」

彡(゚)(゚)「おっす、ティータイムか?」

セレス「ええ……やきうみん君もいかがですか?」

セレス「豚、やきうみんさんにも飲み物を」

山田「はいっ!かしこまりましたぁ!」

彡(゚)(゚)「すっかり主従関係が成立しとるな」

彡(゚)(゚)「そこの厨房に1番近いテーブルも、たえちゃんと豚の専用席みたくなっとるし」

セレス「私、ここが気に入っていますの」

セレス「豚がまずいミルクティーを入れたら……すぐに壁に投げつけられますから」

セレス「うふふふふふ……」

彡(゚)(゚)「……相変わらず恐ろしい」



彡(゚)(゚)「(さて……何について話そかな)」

1.学園生活について
2.山d……豚について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「100億円についてどう思う?」

セレス「……はい?」

彡(゚)(゚)「いや、たとえばの話やけど」

彡(゚)(゚)「もしコロシアイの動機として、脱出したクロに100億円ってのが提示されたとしたら……」

彡(゚)(゚)「たえちゃんはどうする?」

セレス「……面白い質問ですわね」

セレス「ですが、お答えすることはできませんわ」

彡(゚)(゚)「……知られたら困る答えやってことか?」

セレス「さぁ?どうなのでしょう?」

セレス「しかし……そうですね、答えられない1番の理由は……」

セレス「やきうみん君が、所詮Dランクだから……ということでしょうか」

彡(゚)(゚)「D……?どういうことや」

セレス「私の中で、他人のランクをA-Fで区別しておりますので……」

セレス「せめてCランクくらいにはなって頂かないと、ということですわ」

彡(゚)(゚)「ええ……ワイらはたえちゃんの中でランク付けされとるんか……。」

彡(゚)(゚)「因みに他のやつはどんな感じなんや?」

セレス「大体の人間がDランクですね……。現状ここにいる生徒は全員……」

山田「お待たせいたしましたぁ!やきうみん殿、コーヒーでございます!」タッタッタッ

山田「あっ」ツマヅキー

『ガッシャーン!!』

セレス「…………」

彡(゚)(゚)「…………」

セレス「……豚はEランクですわね」

彡(゚)(゚)「悲しいなあ」


★セレスとの友好度が上がった



プレゼントを渡しますか?
1.はい(プレゼント選択)
2.いいえ

ーアイテムリストー
A軽石
B最速カップラーメン
Cイン・ビトロ・ローズ
Dキャットドッグプレス
E超技林
F対腐川専用ジャージ

↓2


彡(゚)(゚)「たえちゃん、これあげるわ」

セレス「あら、これは……」

セレス「薔薇……ですか。花言葉は愛情……」

彡(゚)(゚)「……気に入らんか?」

セレス「Dランクにしては少々生意気なプレゼントですわね」

セレス「ですが……まあ特別に受け取って差し上げましょう」

セレス「やきうみん君のCランク昇格への期待を込めて、です」

彡(゚)(゚)「……それはどうも。」

彡(゚)(゚)「因みに、たえちゃん的にはワイがCランクに昇格する可能性はどれくらいあるんや」

セレス「ふむ……確率に関しては明言できませんが……」

セレス「……少なくとも私のことをたえちゃんと呼んでいる間は、その時は訪れないかと」ニコッ

彡(゚)(゚)「なんや一生昇格できんやんけ。残念やけど諦めることにするわ」

セレス「……名前で呼ぶことを何故そこまで嫌がるのか、理解しかねますわ」

彡(゚)(゚)「ずっと名前で呼んでるんやで」



★セレスとの友好度が更に上がった


ーやきうみんの個室ー

『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


彡(゚)(゚)「もう夜時間か……なんか1日経つの早く感じるな」

彡(゚)(゚)「ほな、寝よかな。明日も7時に起きなあかんやろし……」 


『ピーンポーン』


彡(゚)(゚)「……ん?こんな時間に誰や」

 

『ガチャ』


腐川「…………」

彡(゚)(゚)「息臭いぞ。出直してこい」

腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……!」

腐川「よ、用があるから来てるのに……酷い仕打ちじゃない……!」

彡(゚)(゚)「だからまず口臭を……」

腐川「こ……これ……!」


『ドサッ』


彡(゚)(゚)「……なんやこの段ボール箱。中に何入ってんねん」

腐川「そ、そんなこと……どうでもいいじゃない……!」

腐川「あんた……今日ゴミ当番でしょ……。それ捨てといてちょうだい……」

腐川「中は……見ないでよ……!」

彡(゚)(゚)「(なんかこの展開既視感あるで)」

彡(゚)(゚)「……まあええわ。とりあえず受け取っとくからはよ帰れや」

彡(゚)(゚)「あとほんま息臭いからせめて鼻で呼吸してくれや」

腐川「ぐ……ぎぎ……覚えときなさいよ……」


『バタン』
 

彡(゚)(゚)「……さて」

彡(^)(^)「開けるか」


彡(゚)(゚)「さてさて、腐川は一体何を捨てようとして……ヒェッ」

彡(゚)(゚)「え、なにこれは……(ドン引き)」

彡(゚)(゚)「段ボール箱にぎっしりと詰め込まれたハサミ……何本あるんやこれ……」

彡(゚)(゚);「……な、何か気味悪くなってきたで。はよ捨てにいこ」

彡(゚)(゚)「ていうか、よう考えたらこんなもんトラッシュールームに捨てても燃えへんやろ……。」

彡(゚)(゚)「チッ……いらんもん押し付けやがって……。や腐糞」





ートラッシュールームー


『ガラガラガラ……』


彡(゚)(゚)「ふぅ……重たっ」

彡(゚)(゚)「どーしよかな……焼却炉入れても燃えへんねんけど」

彡(゚)(゚)「……まあええか。スイッチ付けずに中身だけ焼却炉に詰め込んどこ」

彡(゚)(゚)「ちょっとくらい燃えへんゴミ入っててもバレへんやろ」ドサー

彡(゚)(゚)「……よっしゃ、これで義理は果たしたで」

彡(゚)(゚)「さっさと個室に戻って寝るンゴ。腐川のせいで無駄なに体力使ったわ」



-day12 終了-


-day13-

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 
朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~!』



彡(゚)(゚)「」ムクッ

彡(゚)(゚)「ふぁあ……なんとか起きれたで」

彡(゚)(゚)「……さて、朝食会行こか」

彡(゚)(゚)「今日は誰と朝食食べよかな」



↓2 生徒指定(複数指定可)


ー食堂ー

舞園「あ、やきうみん君、おはようございますっ」

彡(゚)(゚)「おはようやで舞園ちゃん。ここ座ってもええか?」

舞園「ええ、どうぞ。空いてますよ。」

舞園「……あ、やきうみん君にも言っておいた方がいいかな……忘れないうちに」

彡(゚)(゚)「……ん、何の話や?」

舞園「明日の朝食のことなんですけど……ちょっと豪華な感じにしようかと思ってて」

舞園「ほら、ここに来てから、バランスの良い食事を出来てない人もいるでしょう?」

舞園「……そのやきうみん君の朝食も、全然野菜入ってませんし」

彡(゚)(゚)「……いかんのか?」

彡(゚)(゚)「朝から野菜なんか食べる気せーへんねん(昼も夜も食べてへんけど)」

舞園「そういう人もいると思って……何人かの女子と、あと苗木君で、明日はみんなの分の朝食を作ることにしたんです」

彡(゚)(゚)「まーた苗木か。ちょろちょろすんな」

舞園「……ということなので、明日は絶対に遅れずに朝食会に来てくださいね。」

舞園「私が腕によりをかけて、やきうみん君の分も作っておいてあげますから」

彡(゚)(゚)「お、舞園ちゃんの手料理自体は楽しみやな。」

彡(゚)(゚)「明日の朝食ね……よっしゃ、分かったで」



★舞園との友好度が上がった


ー保健室ー

不二咲「ふー、朝食美味しかったね、大和田君」

大和田「……ああ」

不二咲「………………」

不二咲「……あ、そ、そうだ」

不二咲「また……さ、男子更衣室で、僕の特訓に付き合ってくれないかな?」

不二咲「リ、リフレッシュにもなるかもしれないし」

大和田「……ワリィ。今度にしてくれ」

不二咲「あ……うん、そっか。……分かった」

大和田「……もう行っていいぜ。いつも悪いな」

不二咲「…………うん。」

大和田「…………」

不二咲「あ、あの……大和田君」

不二咲「ぼ、僕……待ってるからね」

不二咲「男らしくて……強い大和田君を尊敬してるし」

不二咲「……そんな大和田君に戻ってくれるまで、待ってるから」

不二咲「だから……あ、焦らずに、ゆっくりで良いから……元気になって……ね?」

大和田「…………」

不二咲「……そ、それじゃ……また……ね」



『ガラララ……』



大和田「オレが……強い……?」

大和田「……バカ言ってんじゃねェよ」

大和田「オレは…………」

大和田「オレは…………っ!」


ーやきうみんの個室ー

彡(゚)(゚)「ふぅ……また今から暇やな」

彡(゚)(゚)「ずっと個室におってもしゃーないしな……」

彡(゚)(゚)「いつも通りどうにかして時間潰したいけど」

彡(゚)(゚)「……さて、どうしよかな」



ー自由行動時間1ー

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.どこかへ探索に行く(場所指定)
3.購買部へ行く(メダル:3)
4.休憩する

↓2


―倉庫―

葉隠「お、やきうっちか」

彡(゚)(゚)「何しとるんやこんなとこで」

葉隠「いや……舞園っちから、この辺に珍しいメダルがあるって聞いたんだが……なかなか見つからねーんだべ」

彡(゚)(゚)「……ああ、モノクマメダルか?手に入れてどうするつもりなんや」

葉隠「ん?そりゃもちろん、ここから出たときに売るに決まってるべ」

葉隠「聞くとここにしかねぇメダルなんだろ?きっと高く売れるぞ」

彡(゚)(゚)「……お前はホンマに安定してるな」

葉隠「照れるべ」



彡(゚)(゚)「(……さて、何について話そかな)」

1.明日の朝食会について
2.金に拘る理由について
3.自由安価(内容指定)

↓2


彡(゚)(゚)「葉隠はなんでそんなに金に拘ってるんや」 

葉隠「ん?そりゃもちろん、必要だからだべ」

葉隠「ま、沢山あって困ることはねーからな……集められるだけ集めとくに限るべ」

彡(゚)(゚)「うーん……それにしても異常な執着心やろ」

彡(゚)(゚)「……今もワイと話しながらメダル探しとるし」

葉隠「まあリアルな話、色んなとこから借金してるからな……余裕がねーんだべ」

葉隠「ある意味、この学園生活を続けている方が俺は長生き出来るかもしれねーぞ」

葉隠「ここから出れないと同時に、借金取りにも追われねーからな!ハッハッハ!」

彡(゚)(゚)「……ここから出たらどうするつもりなんや」

葉隠「だからその時のために、今稼げるだけ稼いどかないとまずいんだべ!」

葉隠「……あ、同情したならやきうっちも協力して欲しいべ」

彡(゚)(゚)「どこに同情する要素があったんですかね……」

葉隠「まあまあそう言わずに。腎臓1つくらい良いだろ?」

彡(゚)(゚)「ファッ!?うーんこの屑。いきなり遠慮なさすぎやろ」

葉隠「大丈夫だって。すぐ終わるべ」

彡(゚)(゚)「……ここから出たら以降お前とは他人のふりするわ」

葉隠「まーたまた、冗談きついべ、やきうっち」

彡(゚)(゚)「(……割りとマジなんやけど)」



★葉隠との友好度が上がった

プレゼントを渡しますか?
1.はい→アイテム選択
2.いいえ


ーアイテムリストー
A軽石
B最速カップラーメン
Cキャットドッグプレス
D超技林
E対腐川専用ジャージ

↓2


彡(゚)(゚)「葉隠、これやるわ」

葉隠「ん、なんだなんだ?くれるなら何でも貰うべ……」

葉隠「……って、ただの石じゃねーか。はぁ……いらねーべ。」

彡(゚)(゚)「今何でも貰うって言ったなんけ」

葉隠「金になるもんなら、に決まってんだろ?ただの石は金にならねーって」

彡(゚)(゚)「……まあそう言わんと、ちょっとこれ握りしめてみーや」

葉隠「ん……何だべ?」ギュッ

彡(゚)(゚)「どうや……わかるか?」

         アースパワー
彡(゚)(゚)「これが大地の力や……お前も占い師、感じる部分があるやろ」

葉隠「お……おお……」

葉隠「おおおおおお!なるほど!」

彡(゚)(゚)「(ちょろい)」

葉隠「そういう手法で金を騙しとれば良いんだな!」

彡(゚)(゚)「」

葉隠「マジでサンキューだべやきうっち!」

葉隠「よーし、まずは苗木っちを……」スタスター

彡(゚)(゚)「………………」

彡(゚)(゚)「……渡さん方が良かったかな」


★葉隠との友好度が更に上がった


ー食堂ー

舞園「ちょ、ちょっと腐川さん!暴れないでください!」

腐川「だぁってろクソビッチ!ゲラゲラゲラ!」



彡(゚)(゚)「……なんや、何か揉めてんのか」

朝日奈「うん……ちょっと、腐川ちゃんと舞園ちゃんが。」

彡(゚)(゚)「ほーん。遂にあの女口臭いのに出しゃばってきたか」

彡(゚)(゚)「にしてもこの時間に食堂に全員集まっとるって珍しいな」




舞園「だから……明日の朝食会に……」

腐川「あーうっさいうっさい!聞きたくねーっつーの!」

腐川「アタシさー、そうやって束縛されるのって超嫌いなんだよねー」

苗木「あ、あのさ……とりあえずその辺で……」


『キーンコーンカーンコーン』

『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより“夜時間”になります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す。ではでは、いい夢を。おやすみなさい…。』


大和田「……そこまでにしとけ。もう夜時間だ。」

不二咲「あ……そっか。食堂は閉まっちゃうね……早く出ないと……」

大神「……ともかく、朝には元に戻ってるかもしれん。」

大神「こやつは一旦、個室に押し込んでおくとしよう」

霧切「……そうね。」

霧切「腐川さんは明日の朝、私達でまた迎えに行くわ」

大和田「んじゃ、俺が個室に運んでおいてやるよ」

大和田「てめェらに任せて、また暴れ始めて手がつけられねェ……なんてことになると二度手間だからな」

苗木「……うん、じゃあ大和田クンにお願いしようかな」



彡(゚)(゚)「なんか落ち着いたみたいやな」

朝日奈「うん……ほんとどうしちゃったんだろうね、腐川ちゃん」

彡(゚)(゚)「自分の口臭に耐えられなくなったんやろ(適当)」


ーやきうみんの個室ー

彡(゚)(゚)「よっこらせ……っと」

彡(゚)(゚)「今日も何事もなく終わったな……ええことや」

彡(゚)(゚)「さて……明日は確か豪華な朝食会やったな」

彡(゚)(゚)「遅れるわけにはいかんで。はよ寝とこ」

彡(゚)(゚)「ほな、おやすミンチェ」

彡(-)(-)「…………」

彡(-)(-)「…………」zzz…


-day13 終了-


-day14-

ー食堂ー

舞園「あ、やきうみん君!おはようございます!」

腐川「あー?あんた誰?」

腐川「あ!分かった!クソビッチの援交相手じゃないの!ギャハハハ!」

彡(゚)(゚)「おう、おはよう」

彡(゚)(゚)「……まだこいつこんな感じなんか」

舞園「……ええ、そうみたいです。」

舞園「朝食準備からも逃げようとして、霧切さんに捕獲されてました。」

彡(゚)(゚)「……お疲れさんやで。」

彡(゚)(゚)「(口臭いだけでこうも印象変わってしまうんやな……こわE)」




彡(゚)(゚)「それにしても……随分食堂の感じ変わったな」

彡(゚)(゚)「床やテーブルは前にも増して綺麗やし……」

彡(゚)(゚)「テーブルクロスが使われてたり、調味料がテーブル毎に置かれてたり……ちょっとした飲食店みたいやん」

舞園「でしょう?その点は、腐川さんも頑張ってくれたんですよ」

舞園「……まあ、かなり無理矢理動かしたんですけど」

舞園「さ、どうぞ適当に座っておいてください。もうすぐ出来上がりますから」

彡(゚)(゚)「そうするわ。サンキューやで」


朝日奈「おー!いいにおい!」

朝日奈「運動した後のご飯……たまりませんなぁ……」

大神「うむ……楽しみだ」

舞園「うふふふ、いらっしゃいませ。お好きな席に座ってお待ちください」


『ガッシャーン!』


舞園「あっ……ちょっと腐川さん!フラフラしないでください!」

 

───────────────

山田「おぉぉ~これは……」

山田「良い匂い……徹夜で作業していた身に染み渡ってゆく……」

彡(゚)(゚)「なんや、また美術室に籠ってたんかいな」

山田「ええ……あそこは拙者にとってはオアシスのような場所なのでね」

山田「実はあそこにある素材で今度、外道天使 もちもちプリンセス ぶー子のフィギュアを作ろうかと思っておりまして……」

彡(゚)(゚)「そう……(無関心)」



───────────────

葉隠「おっ、なんだなんだ。パーティーでもすんのか?」

彡(゚)(゚)「昨日そう言ってたやろ」

葉隠「んー……?そうだったか?忘れたべ」

葉隠「それより!パーティなら余興に俺の占いはどうだべ?」

葉隠「特別価格の1人5万で占ってやるべ!」

彡(゚)(゚)「…………」

葉隠「……無視はひどいべ」

彡(゚)(゚)「最近のお前の発言の方が色々とひどいわ」



───────────────

不二咲「わぁー!すごい!ね!大和田クン!」

大和田「……だな。」

彡(゚)(゚)「お、二人ともおはようやで」

不二咲「おはよう、やきうみん君!」

大和田「……おう」

彡(゚)(゚)「(相変わらず大和田は元気ないな)」

大和田「寝起きだからってだけだ。……心配すんな」

彡(゚)(゚)「(……エスパーかな?)」


苗木「ふぅ……やっと作り終わった!」

舞園「じゃあ私、出来た料理をみんなに取り分けてきますね」

霧切「なら、私とセレスさんは厨房の片付けを先にしておきましょうか」

セレス「了解ですわ」

山田「セレス殿~!砂糖はどれくらい入れますか~?」

霧切「ふふ、待ってくれてる人もいるみたいだし、早く終わらせましょう」

セレス「……待っているのが豚では全く嬉しくありませんわ」

 

───────────────

舞園「……よし、あとはセレスさんと霧切さんを待つだけですね!」

彡(゚)(゚)「お~、うまそうやな」

苗木「あ、やきうみん君、これボクが作ったんだ。あとで食べてみてよ」

彡(゚)(゚)「……舞園ちゃんが作ったのはどれや?」

苗木「えっ……無視?ひどくない?」

舞園「えーっと、私が作ったのは……これとこれと……」

セレス「……お待たせしました。厨房の片付けも終わりましたわ」

山田「よし……では早く食べましょう!」

山田「あ、セレス殿!どうぞ、こちらの席に……」

山田「ロイヤルミルクティーもちゃんとありますぞ!」

セレス「……まあ用意して頂いたなら、そちらに座って差し上げましょう。……仕方なく。」

舞園「それじゃあ皆さん、手を合わせて……」

舞園「頂きまーす!」


彡(゚)(゚)「ふぅ……うまかったで」

彡(゚)(゚)「特にたえちゃんが作った餃子はピカイチやったな」 

セレス「うふふふふ……ありがとうございます」

苗木「……それにしても、ことごとくボクの料理を避けて食べてたね」

朝日奈「あはは、大丈夫だよ。苗木のも美味しかったって」




彡(゚)(゚)「さて、今日もまたこれから暇か……」

彡(゚)(゚)「いっぱい食ったし、暫くあんまり動きたくないな」

彡(゚)(゚)「……せや、購買部の前にベンチあったやろ」

彡(゚)(゚)「あそこでちょっと横になろかな。校則でも横になるだけならセーフなはずやし」


ー購買部前ー

彡(゚)(゚)「お、舞園ちゃんやん」 

舞園「あら、本当に最近よく会いますね」

彡(゚)(゚)「せやな、このレベルになるともはや運命……ってなんやその袋。めっちゃ重そうやな」

舞園「ああ、これは……モノクマメダルです」

彡(゚)(゚)「ファッ!?貯めすぎやろ。」

彡(゚)(゚)「ワイは舞園ちゃんから貰って以降1枚も集めてないというのに……」

舞園「うふふ、色んなところで拾ってたらいつのまにかこんなに貯まっちゃってて」

舞園「今から、購買部で全部使ってきます」

彡(゚)(゚)「お、おう、長丁場になりそうやけど頑張るんやで」






彡(゚)(゚)「いやー、それにしても、たまにはこういうとこでのんびりするのもええもんやな」

彡(゚)(゚)「外の空気が吸えたらもっとええんやけど……わがままはアカン」

彡(゚)(゚)「……にしても、いつになったら出れるんやろな。もう2週間やぞ」

彡(゚)(゚)「クマカスは一生ここで過ごさせるって言ってたけど、ホンマにそうなるんやろか……」

彡(゚)(゚)「はぁ……それはちょっと嫌やなぁ。ここじゃ野球も見れんし」

彡(゚)(゚)「あ、不二咲が解析してるパソコンのデータから何か脱出に繋がることが分かれば……」

彡(゚)(゚)「……というか、それ以外に希望が全くないのがな。厳C」




『ピーンポーンパーンポーン』




『死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!』






彡(゚)(゚)「ファッ!?」


『ガチャ』

舞園「あっ……やきうみん君!今……」

彡(゚)(゚)「……ああ、死体発見アナウンスや」

舞園「ほ、ほ……ほんとに……また……?」

彡(゚)(゚)「気持ちは分かるけど、ぐずぐずしてられへんで」

彡(゚)(゚)「すぐ現場がどこか探しに行こ!」





ー娯楽室前ー

彡(゚)(゚)「2Fは何もなかった……ここか?」

葉隠「あ……やきうっち……」

彡(゚)(゚)「お、葉隠。現場はここなんか」

葉隠「そ、そうだべ……こん中だ……」

葉隠「ただ……今は取り込み中かもしれんべ」

彡(゚)(゚)「は?取り込み中?」

彡(゚)(゚)「そんなん関係あるかいな。一刻も早く捜査せな、ワイらの命も危ないんやから」

彡(゚)(゚)「おーい、大丈夫か?入るで」コンコンガチャ




大神「うぉぉおおおおおおおおお!朝日奈ぁぁぁぁあああ!!!!!」



彡(゚)(゚)「っ……これは……」



大神「我が……!我が一緒にいさえすれば……!」

大神「おのれぇえええ!許さぬ……!許さぬぞ……!」

大神「犯人を……!!!必ず……!!!」

霧切「……大神さん、一旦離れましょう。冷静になってちょうだい」

山田「あばばばばばばばばば……また始まってしまうのですか……」



彡(゚)(゚)「うつ伏せに倒れて……首をハサミで刺されとる……」



彡(゚)(゚)「朝日奈ちゃん……なんか……?」



彡(゚)(゚)「また……犠牲者が……」




Chapter3 (非)日常編



Chapter3   非日常編

前回手探りで捜査進めてとんでもなく時間がかかったので、今回は最短ルートで捜査するダイジェストにします


セレス「ふむ……今回の被害者は朝日奈さんですか……」

腐川「な、なに……?そこで誰か寝てるの……?」

大和田「バカヤロー!人が死んでんだよ!」

不二咲「う……うう……朝日奈さん……」

霧切「……現場保全は、大和田君と不二咲君に任せるわ」

霧切「大神さんは、保健室で暫く休ませるから」

霧切「他の皆は各自で捜査をしてちょうだい」

彡(゚)(゚)「……了解やで」





彡(゚)(゚)「さて……捜査、か」

モノクマ「捜査となると、まずはこれを貰わないと、話にならないよね!」ヌーン

モノクマ「はい!モノクマファイル3~!」

モノクマ「それじゃ、ボクはこれで……今回もやきうみんクンの活躍に、期待してるよ!」


コトダマGET!!【モノクマファイル3】
『被害者は超高校級のスイマー、朝日奈葵。発見場所は娯楽室で、首をハサミで貫かれ死亡していた。死亡推定時刻は午前9時過ぎ。』


彡(゚)(゚)「午前9時過ぎ……朝食会が終わってから1時間後くらいか」

彡(゚)(゚)「……購買部前でのんびりしてる場合じゃなかったな」


彡(゚)(゚)「……まずは、死体付近に関してのことを記録しとこか」

彡(゚)(゚)「うつ伏せで……娯楽室の入り口付近で倒れとるな」

彡(゚)(゚)「刺されたハサミを見るに、後ろから刺されたんか……」


コトダマGET!!【死体の状況】
『発見された朝日奈は娯楽室の入り口付近で入り口側に足を向けて倒れており、首を後ろから鋭いハサミで刺されていた』


彡(゚)(゚)「こんなもんかな」





彡(゚)(゚)「それにしても、凶器がハサミか……」

彡(゚)(゚)「凶器にハサミ……何か思い当たることがあるような……」

彡(゚)(゚)「………………」

彡(゚)(゚)「……!せや、ジェノサイダー翔の資料を見たとき、被害者が磔にされてる写真があった」

彡(゚)(゚)「あれたしか、ハサミを使ってた気がするで!」

彡(゚)(゚)「よし、早速確かめに行ってみよ。えーっと、確か書庫に……」


ー書庫ー

彡(゚)(゚)「これやこれ。この資料や」

彡(゚)(゚)「えーっと……あ、この辺か?」

彡(゚)(゚)「ジェノサイダー翔事件の標的は必ず男性……磔にするために使うのは必ずハサミ……」

彡(゚)(゚)「死体の近くにはチミドロフィーバーの血文字……と」

彡(゚)(゚)「よっしゃ、この辺りは全部メモしといたで」


コトダマGET!!【ジェノサイダー翔事件】
『ジェノサイダー翔事件の標的は必ず男性。ハサミで磔にされた後、死体の近くにはチミドロフィーバーの血文字が残される。』


彡(゚)(゚)「あとは……ハサミといえば、腐川から捨てるように頼まれたアレか」

彡(゚)(゚)「まだトラッシュルームのシャッターの鍵はワイが持っとるし、ちょっと確認しに行こか」


ートラッシュルームー

『ガラガラガラ……』

彡(゚)(゚)「さて、中は……」

彡(゚)(゚)「ってあれ、ハサミ残ってるやん」

彡(゚)(゚)「ここのハサミを誰かが使った……と思ってんけどな」

彡(゚)(゚)「……いや、そもそもここの鍵はワイが持ってるわけやし、それはないか」

彡(゚)(゚)「じゃあ凶器のハサミは一体どこから……」

彡(゚)(゚)「……あとこのハサミ、ジェノサイダー翔事件のファイルに載ってたハサミと形が同じやな」

彡(゚)(゚)「もしかして、ホンマにワイらの中にジェノサイダー翔が……?」


コトダマGET!!【処分したハサミ】
『day12夜にゴミ当番であるやきうみんは腐川に頼まれ複数のハサミを焼却炉に捨てた。ジェノサイダー翔事件のファイルに載っていた凶器のハサミと型が一致している』


彡(゚)(゚)「……こんなもんか」

彡(゚)(゚)「よし、他の場所を調べに行くで」


ー娯楽室前ー

山田「あ……やきうみん殿ではありませんか」

彡(゚)(゚)「おう、豚」

山田「いやぁ……まさかこんなことになるなんて……」

山田「は、犯人は一体誰なんでしょうなぁ……ははは」

彡(゚)(゚)「(なんやこいつあからさまに怪しいな。聞き込みしとくか)」

彡(゚)(゚)「……ところで、豚は事件発生時刻頃のアリバイはあるんか?」

山田「あ、アリバイ?い、いえ……ありませんが……」

山田「1人で、美術室にいましt……あ」

彡(゚)(゚)「ん?なんや」

山田「いや、ええ……ははは……」

山田「そ、それでは、そういうことで!」ドスドスドス

彡(゚)(゚)「ええ……逃げよった」

彡(゚)(゚)「なんであんな慌ててんねん。わけわからん」

彡(゚)(゚)「……美術室って言うてたな。行ってみるか」


ー美術室ー

彡(゚)(゚)「うーん……特に変わったところはないように見えるけど」

彡(゚)(゚)「山田がここにおったのもホンマっぽいな……美術用具使いっぱなしやし」

彡(゚)(゚)「……いや、昨日の夜からここにおったわけやから、一時的に離れても使ってた跡は残るか。」

彡(゚)(゚)「アリバイにはなれへんな……ん、この箱は何や」

彡(゚)(゚)「ファッ!?ハサミやんけ!」

彡(゚)(゚)「ワイが腐川から預かったハサミと同じ……何でこんなとこにあるんや」

モノクマ「」ヌーン

彡(゚)(゚)「おっ!クマカスゥー!」

モノクマ「はぁ……ことあるごとにボクをカス呼ばわりするのやめてくれない?」

モノクマ「せっかくこのボクが、ヒントをあげるために出てきたのにさ!」

彡(゚)(゚)「ヒント?」

モノクマ「そのハサミだよ!何でそんなところにあるか気になるでしょ?」 

モノクマ「でもキミがそんな態度じゃあ、ボクも教えたくなくなっちゃうなぁ」ショボーン

彡(゚)(゚)「あー、まあそれは気になるな。重要な証拠になりそうやし」

彡(゚)(゚)「教えてくださいモノクマさん、なんでもしますから!」

モノクマ「うぷぷぷぷ……仕方ないなぁ……」

モノクマ「では教えてあげましょう!心して聞くように!」

彡(゚)(゚)「(めっちゃ嬉しそうやんけ)」

モノクマ「ま、そんなに複雑な事情ってわけでもないんだけどね」

モノクマ「実はそれ、ボクが昨日の午後10時より少し前に、トラッシュルームから移動させたんだよ」

彡(゚)(゚)「は?お前がやったんかいな。やモ糞」

モノクマ「だって……だってさ!」

モノクマ「勿体ないじゃないか!せっかく凶器になりそうなものが増えたのに、すぐにごみ箱行きなんて!」

モノクマ「キミはハサミの気持ちを考えたことがあるの!?ねぇ、どうなの!?」

彡(゚)(゚)「…………」カキカキ


コトダマGET!!【美術室のハサミ】
『美術室のハサミはday13夜に突然現れていたらしい。移動させたのはモノクマだと言う。ハサミは処分したハサミの型と一致。』
 

モノクマ「こら!無視するなー!」

彡(゚)(゚)「よっしゃ、違うとこ調べに行こ」

彡(゚)(゚)「他の奴からも証言聞いとかなあかんな……苗カスのとこにでも行くか……」


ー食堂ー

彡(゚)(゚)「お、ここにおったか」

苗木「あ……やきうみんクン」

霧切「…………」

彡(゚)(゚)「……霧切ちゃんは不機嫌なんか」

霧切「……ちょっと、頭が痛くて」

彡(゚)(゚)「ほーん……ってまたかいな。頭痛薬飲んでも治らんのか」

霧切「気にしなくていいわ……」

霧切「今は……それどころじゃないから」

彡(゚)(゚)「……まあ、せやな」

彡(゚)(゚)「さて……じゃあ二人に聞き込みさせてもらうで」

彡(゚)(゚)「まず、おまえらアリバイはあるか?」

苗木「えっと……朝食後から発見までだよね」

苗木「それなら、ボクと霧切さんは、朝食会の片付けをしたあと、ずっと食堂で一緒にいたから……」

苗木「アリバイは、成立しているはずだよ」

彡(゚)(゚)「ふむふむ……メモしとくか」

コトダマGET!!【苗木と霧切のアリバイ】
『2人は事件当日の朝食後から、ずっと食堂にいたという。』


彡(゚)(゚)「他は……せや、腐川についても確認しときたいねん」

彡(゚)(゚)「(ジェノサイダー翔は多重人格……そういう記述もあったからな)」

彡(゚)(゚)「あいつ今日の朝、何かいつもと違ったよな?」

苗木「ああ、確かに……何て言うか、印象が変わったよね」

霧切「……そうね。」

霧切「普通……昨日までの腐川さんを普通と表現するなら……」

霧切「今日の彼女は、少し違った気がするわ」

彡(゚)(゚)「……やんな。やっぱり間違いないか」


コトダマGET!!【苗木と霧切の証言】
『苗木と霧切も、事件当日の朝食時、腐川について印象が変わった、今までと少し違った、と語っていて、やきうみんの勘違いではなさそうだ。』



彡(゚)(゚)「……よし。」

彡(゚)(゚)「ほな、ワイ違う人にも聞き込み行かなあかんから」

彡(゚)(゚)「あ、霧切ちゃんはあんまり無理したらあかんで」

霧切「……ええ、ありがとう」

彡(゚)(゚)「えーっと、次は……大和田と不二咲にも話聞いとこかな」

空いてる時間見つけてちょいちょい投下してるけど今日の22:00から学級裁判始められるようにはするんで参加よろしくお願いします


ー娯楽室ー

不二咲「あ……やきうみん君」

大和田「…………」

彡(゚)(゚)「2人に話聞きたいんやけど、ええか?」

不二咲「うん、大丈夫……だよね?大和田君」

大和田「……あぁ、構わねぇよ」

彡(゚)(゚)「サンキューやで。えーっと、まずはアリバイのことなんやけど……」

彡(゚)(゚)「2人は事件発生の時間のアリバイはあるか?」

不二咲「えっと……朝食後からは大和田君と行動してたよ……」

不二咲「暫く食堂にいた後……保健室に戻って……」

不二咲「それで……アナウンスを聞いたかな」

彡(゚)(゚)「その間、2人はずっと一緒やったか?」

不二咲「うん……トイレにも行ってないし、そうなるね」

彡(゚)(゚)「(アリバイ成立か……記録しとこ)」


コトダマGET!!【不二咲と大和田のアリバイ】
『2人は事件当日の朝食後から、暫く食堂にいた後は、ずっと保健室にいたという。』


彡(゚)(゚)「他に気になったこととかないか?」

大和田「下剤が消えてた……ってことがあったな」

大和田「事件と関係あるかは分からねェが」

彡(゚)(゚)「下剤……?」

大和田「あぁ……今日の早朝のことだ」

大和田「朝食会に行こうとしたとき、下剤が入った箱が無くなっててな」

大和田「朝食後に戻って来たときは、また元に戻ってたんだよ」

大和田「ただ……いつ誰が持って行ったのかが覚えてねェんだよな……」

彡(゚)(゚)「下剤……か。今のところ関係してるかは分からんけど、記録しとくわ」


コトダマGET!!【消えた下剤】
『大和田によると事件当日の早朝、保健室にあった下剤が消えていたらしい。朝食後保健室に戻ると、下剤は戻っていたという。』


彡(゚)(゚)「……ところで、いつ盗られたかわからんって言うても、保健室が開放された日に調べたときはあったんやんな?」

大和田「あァ……そりゃもちろんだ。」

大和田「と言っても調べたのは学級裁判の次の日だが……その日俺が調べたときは間違いなくあった」

彡(゚)(゚)「なら、その日から今日までに、保健室に誰が来たかとか覚えとるか?」

大和田「……昼時間に限るなら、苗木、霧切、舞園……あと当然だが、不二咲だった、と思う」

彡(゚)(゚)「ふむふむ……これも記録……と。」


コトダマGET!!【大和田の証言】
『day11朝からday14朝食前までの昼時間、保健室に訪れたのは苗木、霧切、舞園、不二咲の4人らしい。』


彡(゚)(゚)「二人に聞けるのはこれくらいかな……」

彡(゚)(゚)「ほな、この辺にしとくわ。二人ともサンキューやで」

不二咲「うん……捜査、頑張ってね」

彡(゚)(゚)「おう、二人は見張りやから十分に出来んやろうしな。その分も頑張るわ」


ー食堂前ー

彡(゚)(゚)「……あ、葉隠」

葉隠「おう、やきうっちじゃねーか」

彡(゚)(゚)「(……こいつから重要な証言が得られる気はせんのやけど)」

葉隠「……なんか今、失礼なこと考えてねーか?」

彡(゚)(゚)「ん?気のせいやろ」ハナホジー

彡(゚)(゚)「で、事件に関してなんか証言出来そうなことあるか?」

葉隠「へへへ……実はあるんだべ」

彡(゚)(゚)「(とか言いながらしょーもないことなんやろなぁ)」

葉隠「……やっぱりなんか失礼なことを……」

彡(゚)(゚)「気のせいやて、はよ何か教えろや」

葉隠「……まあいいべ。」

葉隠「実はな……死体を発見する少し前……9時頃のことなんだが……」

葉隠「3Fの男子トイレの個室から、山田っちの唸り声が聞こえてきたんだべ」

彡(゚)(゚)「……は?」

葉隠「んでも、あいつ頑なに美術室にずっといたって言ってるだろ?」

葉隠「ありゃ嘘だべ。大嘘だ」

葉隠「あいつは事件が起こった時間……ウンコをしてたんだべ!」

彡(゚)(゚)「…………」

彡(゚)(゚)「……マ、マジで聞いてんな?山田の声」

葉隠「マジだべ!じっちゃんの名に賭けてな!」

彡(゚)(゚)「(……これは流石に重要っぽいな)」メモメモ



コトダマGET!!【葉隠の証言】
『事件当日の午前9時ごろ、3F男子トイレの個室から山田の唸り声が聞こえてきたらしい。』



彡(゚)(゚)「……よし。思ったより重要な証言やったわ。どうせしょーもないこととか思っててすまんな」

葉隠「やっぱり失礼なこと考えてたんじゃねーか……ひでぇ奴だべ」

彡(゚)(゚)「(さて……山田からもう1回話を聞いとこか)」


ー娯楽室前ー

山田「……げ」

彡(゚)(゚)「何が「……げ」やねん。しばいたろか」

山田「ヒィィイ……こわいこわい……今度は一体何なんでござるか……」

彡(゚)(゚)「(……ここは葉隠の証言を出すのはやめといて、証言を引き出しとこ)」

彡(゚)(゚)「もう1回確認やねんけど、お前は事件発生まで、ずっと美術室におってんな?」

山田「え、ええ……昨日の夜時間から美術室にいて……」

山田「朝食会を挟んで、美術室に戻って……」

山田「……その後は、ずっと美術室にいましたぞ」

彡(゚)(゚)「少しも美術室を離れてないか?」

山田「は、はい……離れてませんな」

彡(゚)(゚)「……因みに、その間美術室に訪れた人間はおったか?」

山田「いえ……いませんでした」

彡(゚)(゚)「ホンマか?」

山田「ほ、本当です!どこまで疑っているんですか!し、し、失礼な!」

彡(゚)(゚)「……分かった。記録しとくからな」


コトダマGET!!【山田の証言】
『山田は事件前日の夜時間から、朝食時を除いてずっと美術室にいたらしい。その間、美術室に訪れた人物はいないという。』


彡(゚)(゚)「(……ほぼ嘘やろうけどな)」


ー保健室ー

彡(゚)(゚)「……さくらちゃん、話聞かせてもらってもええか」

大神「……ああ。構わぬ」

大神「いつまでも……塞ぎ込んでるわけにはいかないからな」

彡(゚)(゚)「……サンキューやで」

彡(゚)(゚)「えーっと……(時間ないから)できればアリバイも含めて、今日の朝からの行動を教えてくれんか」

大神「ふむ……良いだろう。少し長くなるが……」


───────────────────



大神「……という流れだ」

彡(゚)(゚)「なるほどな……全部しっかりメモしとくわ。」


コトダマGET!!【大神の証言】
『大神は早朝、朝日奈と女子更衣室でトレーニングをしていた。朝食後は1人でプールで泳ぎ、その休憩に娯楽室に向かったところ、閉まった扉の窓から誰かが倒れているのが見え、死体発見に至ったと言う。発見直後、死体はまだ温かかった。その後、現場に葉隠とセレスが現れ、アナウンスが鳴ったらしい』



彡(゚)(゚)「……ほな、ワイ他の人にも証言聞いてくるから」

大神「ああ……我もそろそろ動くとしよう」

大神「……すまないな。取り乱して、迷惑をかけてしまった」

彡(゚)(゚)「いやいや……ワイも皆も気にしてないと思うで」


ー購買部前ー

舞園「…………」

彡(゚)(゚)「舞園ちゃん、話聞かせてもらってええか?」

舞園「……やきうみん君」

舞園「ええ……なんでもどうぞ」

彡(゚)(゚)「(……舞園ちゃんも、かなり落ち込んでるな)」

彡(゚)(゚)「(これで3回目の事件……4日目から苦しそうにしてたし、当然か)」

彡(゚)(゚)「(……またメンタル的に、ケアもしてあげなあかんかもな)」

舞園「……やきうみん君?聞かないんですか?」

彡(゚)(゚)「ん、ああ……いや、聞くで」 

彡(゚)(゚)「せやな……今日の朝食会やけど」

彡(゚)(゚)「あの準備に参加してたのは、誰なんや?」

舞園「えーっと……私、苗木君、霧切さん……あと、セレスさん、腐川さんですね」

彡(゚)(゚)「全員自主的に参加したんか?」

舞園「腐川さんを除いて……そうですね」

舞園「その腐川さんも、食堂に引っ張って来てからは、特に嫌がらず手伝ってくれてましたけど」

彡(゚)(゚)「ふむふむ……メモしとくわ」


コトダマGET!!【朝食準備班】
『事件当日、早めに来て食事の準備をしていたのは、舞園、苗木、霧切、腐川、セレスの5人だったらしい』





『ぴーんぽーんぱーんぽーん!』

『やあやあ!皆さん!捜査は順調に進みましたか?』

『さて、学級裁判の準備が完了しました!』

『もう分かってると思うけど、1F赤い扉の部屋まで、集合してくださーい!』


彡(゚)(゚)「……捜査時間終了か」

舞園「行くしか……ないんですよね」

彡(゚)(゚)「……せや。」

彡(゚)(゚)「皆つらいし、苦しいけど……」

彡(゚)(゚)「それに立ち向かおうと頑張ってるんや」

彡(゚)(゚)「ワイも……頑張るしかないやろ」

彡(゚)(゚)「(せや……生き残るために……)」

彡(゚)(゚)「(今回も必ず……犯人を暴く!)」




彡(゚)(゚)「……こんな感じでええかな」

彡(゚)(゚)「流石に3回目やからこの演技も慣れてきたわ」


──────────操作時間、終了!



ー赤い扉の部屋ー

彡(゚)(゚)「なぁ苗木、捜査と操作ってややこしいと思わんか」

苗木「えっ……急にどうしたの?」

苗木「ていうか、口頭だとどっちも同じに聞こえるんだけど……」

彡(゚)(゚)「……相変わらず空気読めへんやつやな」




モノクマ『はい!全員集合したようですね!』

モノクマ『それではいつも通り、前のエレベーターへお乗りください!』

モノクマ『うぷぷぷぷ……3回目にして遂に!動機無しに発生したコロシアイ!』

モノクマ『いやぁ……ワクワクするなぁ……ドキドキするなぁ……!』

モノクマ『ではでは、楽しい楽しい学級裁判の、始まりでーーっす!』

コトダマまとめ

【モノクマファイル3】
『被害者は超高校級のスイマー、朝日奈葵。発見場所は娯楽室で、首をハサミで貫かれ死亡していた。死亡推定時刻は午前9時過ぎ。』

【死体の状況】
『発見された朝日奈は娯楽室の入り口付近で入り口側に足を向けて倒れており、首を後ろから鋭いハサミで刺されていた』

【ジェノサイダー翔事件】
『ジェノサイダー翔事件の標的は必ず男性。ハサミで磔にされた後、死体の近くにはチミドロフィーバーの血文字が残される。』

【処分したハサミ】
『day12夜にゴミ当番であるやきうみんは腐川に頼まれ複数のハサミを焼却炉に捨てた。ジェノサイダー翔事件のファイルに載っていた凶器のハサミと型が一致している』

【美術室のハサミ】
『美術室のハサミはday13夜に突然現れていたらしい。移動させたのはモノクマだと言う。ハサミは処分したハサミの型と一致。』

【苗木と霧切のアリバイ】
『2人は事件当日の朝食後から、ずっと食堂にいたという。』

【苗木と霧切の証言】
『苗木と霧切も、事件当日の朝食時、腐川について印象が変わった、今までと少し違った、と語っていて、やきうみんの勘違いではなさそうだ。』

【不二咲と大和田のアリバイ】
『2人は事件当日の朝食後から、暫く食堂にいた後は、ずっと保健室にいたという。』

【消えた下剤】
『大和田によると事件当日の早朝、保健室にあった下剤が消えていたらしい。朝食後保健室に戻ると、下剤は戻っていたという。』

【大和田の証言】
『day11朝からday14朝食前までの昼時間、保健室に訪れたのは苗木、霧切、舞園、不二咲の4人らしい。』

【葉隠の証言】
『事件当日の午前9時ごろ、3F男子トイレの個室から山田の唸り声が聞こえてきたらしい。』

【山田の証言】
『山田は事件前日の夜時間から、朝食時を除いてずっと美術室にいたらしい。その間、美術室に訪れた人物はいないという。』

【大神の証言】
『大神は早朝、朝日奈と女子更衣室でトレーニングをしていた。朝食後は1人でプールで泳ぎ、その休憩に娯楽室に向かったところ、閉まった扉の窓から誰かが倒れているのが見え、死体発見に至ったと言う。発見直後、死体はまだ温かかった。その後、現場に葉隠とセレスが現れ、アナウンスが鳴ったらしい』

【朝食準備班】
『事件当日、早めに来て食事の準備をしていたのは、舞園、苗木、霧切、腐川、セレスの5人だったらしい』

学 級 裁 判 、 開 廷 !


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果は、オマエラの投票により、決定されます!」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがお仕置き。だけど……もし間違った人物をクロとした場合は……」

モノクマ「クロ以外の全員がお仕置きされ、皆を欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「……ま、もうみんな分かってるよね」

モノクマ「それじゃ、議論を始めてください!」




葉隠「とうとう……動機も出てねーのに起こっちまったな……」

不二咲「犯人は……どうして朝日奈さんを殺したんだろうね」

大和田「どうしてって……ここから出たかったからじゃねーのか?」

不二咲「……ううん、そういう意味じゃなくて……」

不二咲「現場を見るとね……朝日奈さんは不意討ちで殺されたように見えるから……」

山田「不意討ち……ですと?」

不二咲「あ、あれ……?そう見えないかな……?」

大神「ふむ……では、まずは不二咲の推理を聞いてみるとしよう」

大神「そこから始めて……必ず……」

大神「朝日奈を殺した犯人を……突き止める……!」



ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽モノクマファイル3
▽死体の状況
▽大神の証言


腐川「そもそも被害者は誰だったかしら……」

葉隠「はぁ!?」

葉隠「【朝日奈っちに決まってんだろ!!】」

大神「そして……」

大神「今から不二咲の推理を聞くところだ」

不二咲「す、推理ってほどのものでもないけど……」

不二咲「現場を状況から朝日奈さんは……」

不二咲「【入り口の扉から娯楽室に入った】ところを……」

不二咲「【後ろからハサミで刺されて殺されてる】よね……?」

不二咲「それで……不意討ちって表現をしたんだけど……」

不二咲「でもだとすると……突発的に起こった殺人に思えるんだよね……」

不二咲「だから……どうして朝日奈さんを殺したのか、疑問なんだ……」

山田「ふむ……」

山田「果たして本当にそうでしょうか?」

山田「少なくとも僕の推理では……」

山田「《ちーたんの推理は間違い》ですぞっ!」

不二咲「ええ……!?」

セレス「豚……どういうことですか?」

山田「ふっふっふ……教えて差し上げましょう……」

山田「朝日奈葵殿は娯楽室に呼び出されたのですよ……!」

山田「そして娯楽室に入った時、中にいた犯人から殺意を感じ取り……」

山田「【そこから背を向け、逃げようとしたところを刺された……】」

山田「つまり、不意討ちなどではなかったのですっ!」

葉隠「なーるほど……」

葉隠「……で、どっちの言ってることが本当なんだべ?」

↓2

死体の状況→そこから背を向け、逃げようとしたところを刺された

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「……不二咲の主張が正しいな」

山田「なぁんですとぉ!?」

山田「やきうみん殿……いくらちーたんが可愛いからって……」

山田「それだけで肩入れするのはやめて頂けますかな!?」

彡(゚)(゚)「いや……ちゃんと根拠もあるんやけど」

山田「……へ?」

彡(゚)(゚)「死体の状況を思い出してみーや」

彡(゚)(゚)「朝日奈ちゃんは……足を入り口側に向けて倒れてたやろ」

葉隠「……どういうことだべ?」

苗木「そうか……さっき山田クンが言ってた流れで朝日奈さんが殺されたなら……」

苗木「朝日奈さんは、入り口側に頭を向けて倒れていないとおかしいよ……!」

彡(゚)(゚)「(まーた苗カスが出しゃばって来たのか)」イラッ

彡(゚)(゚)「……まあ、そういうことや」

山田「ぐ……ぐぬぬぬぬ……」

山田「確かにそうなる……か……」



大和田「つーことは……犯人は娯楽室の中にいたわけじゃなかったんだな」

大和田「……つまり、現場にはこれ以上の証拠は残ってねぇ……ってことか?」

霧切「……そうね。」

霧切「殺害方法に関しては、至って単純……」

霧切「そこから犯人を割り出すのは難しいわ」

彡(゚)(゚)「現場の娯楽室も……朝日奈ちゃんが娯楽室に入って間もなく、犯人が後ろから刺しただけやとしたら……」

苗木「……証拠は残ってないだろうね」

腐川「な、なによ……一気に手詰まりっぽくなってるじゃない……!」

山田「いや……というか……」

山田「今回の事件、犯人を暴くという一点に絞るなら……」

山田「もう既に、拙者にも分かってしまっているほど簡単ですぞ?」

葉隠「ま、まじでか!?」

セレス「あら……それが本当なのでしたら……」

セレス「山田くんは、豚卒業ですわね」

セレス「うふふふふふ……」

彡(゚)(゚)「(山田には……犯人が分かってる?)」

彡(゚)(゚)「(どうせ間違ってると思うけど、一応聞いてみよか)」

山田「こらそこぉ!失礼なことを考えるでない!」

彡(゚)(゚)「……いかんのか?」



ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽ジェノサイダー翔事件
▽モノクマファイル3
▽美術室のハサミ


山田「僕の推理によると……」

山田「《犯人はジェノサイダー翔》なのですっ!」

大神「なんだと……?」

セレス「根拠はあるのですか?」

山田「【凶器のハサミ】です!」

山田「【ジェノサイダー翔も、犯行にハサミを使ってた】でしょ!」

山田「つまり……【この事件はジェノサイダー翔の犯行手口と完全に一致してる】のでござる!」

セレス「ふむ……それが事実だとするなら……」

セレス「【ジェノサイダー翔がこの中に紛れ込んでいる】ということですか?」

山田「無論、そういうことになりますな!」

山田「ふっふっふ……山田一二三、この華麗な推理で豚卒業でござる!」

↓2


ジェノサイダー翔事件→この事件はジェノサイダー翔の犯行手口と完全に一致してる

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「山田……おまえはやっぱり豚やわ」

豚「なぬ……!?また間違っていると!?」

彡(゚)(゚)「確かに、ハサミで殺されてることに関してはジェノサイダー翔事件と一致しとる」

彡(゚)(゚)「でも……それ以外はどうやろな?」

彡(゚)(゚)「ここに、ジェノサイダー翔事件の詳細が載ってるファイルがあるで」

山田「むむ……見せてくだされ」

山田「えー、なになに……『磔』……?『チミドロフィーバー』……?」

山田「『被害者は共通して男性』……ぐふぬっ!!」

彡(゚)(゚)「そう……ハサミで殺されてること以外の条件に関しては、何1つ満たしてないんや!」

山田「ぬぬぬぬぬぬ……で、ですが……」

山田「も、『模倣犯』の可能性は……あるのではありませんか?」

大和田「あぁ……?模倣犯だぁ?」

山田「そう……例えば拙者のように、事件の詳細を知らなかったならば……」

セレス「あり得ませんわ」

山田「……へ?」

セレス「だって……私たちは『彼』から聞いたではありませんか」

彡(゚)(゚)「……十神のことか」

セレス「ええ、正解です」

セレス「被害者が共通して男性、という点はともかく……」

セレス「被害者が磔にされている点に関しては、彼が言い残していました」

セレス「しかし今回の事件は、その磔にされている、という条件も満たしておりません」

苗木「だから模倣犯の可能性はない……か。なるほど。」

セレス「最も……そこの豚が犯人ならば話は別ですが」

山田「んひぃっ!!!」

不二咲「…………」

不二咲「本当に……そうなのかなぁ……」

大神「……どうした?不二咲。」

不二咲「んーと……山田くん以外が犯人でもね……」

不二咲「犯人がジェノサイダー翔事件を模倣しようとした可能性はあると思うんだ……」

山田「ち、ちーたん……!」ウルウル

彡(゚)(゚)「(ふむ……豚じゃなく不二咲の主張なら、ちゃんと聞いとこか)」

山田「こらそこぉ!失礼なことを考えるでない!」

彡(゚)(゚)「……いかんのか?」



ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽山田の証言
▽葉隠の証言
▽大神の証言
▽大和田の証言
▽苗木と霧切の証言



不二咲「現場を見ると模倣したようには見えないけど……」

不二咲「【模倣しようとした可能性ならある】と思うんだ」

苗木「どういうこと?」

不二咲「【犯人はハサミで朝日奈さんを刺した】あと……」

不二咲「本当は他のハサミで磔にするつもりだったけど……」

不二咲「【それが出来なくなっちゃった】んじゃないかなぁ……」

山田「ふむ……出来なくなった……というのは?」

不二咲「たとえば……《すぐに人が来ちゃった》……とか……?」

不二咲「可能性としては、あると思うんだよね……」


↓2

大神の証言→すぐに人が来ちゃった

正解!

彡(゚)(゚)「そうかもしれん!」同意!




彡(゚)(゚)「……不二咲の言う通り……模倣犯の可能性はあるのかもしれん」

不二咲「や、やっぱり……!」

彡(゚)(゚)「さくらちゃんが死体を発見した時、死体はまだ温かかった……」

彡(゚)(゚)「これは確かやねんな?さくらちゃん」

大神「ああ……間違いない」

彡(゚)(゚)「なら、本当はハサミで殺したあと磔にしようとしてたけど……」

彡(゚)(゚)「近づいてくる足音に気づいて、中止して逃げた可能性はあるな」

セレス「では、犯人は以前十神くんから聞いた情報をもとに……」

セレス「ジェノサイダー翔に罪を被せようとしたということですか?」

彡(゚)(゚)「あくまで可能性やで。そうかもしれんなって話や」

舞園「……もし、その可能性を追うのであれば……」

舞園「先程セレスさんが山田くんに聞いていたように……」

舞園「この中にジェノサイダー翔がいるということになりますよね」

舞園「模倣するということは、ジェノサイダー翔に罪を着せたかった……ということですから」

彡(゚)(゚)「…………せやな」

彡(゚)(゚)「ジェノサイダー翔は、この中におると思うで」

葉隠「いや……流石にそりゃねーべ」

葉隠「ジェノサイダー翔って……聞いたところによると、すげぇ凶悪な連続殺人鬼なんだろ?」

葉隠「そんな風に見えるやつ……こん中には……」

葉隠「……あ」

大神「……なぜこちらを見る?」

葉隠「い、いや……なんもねーべ」

霧切「じゃあ……聞かせて頂戴、やきうみん君」

霧切「あなたの推理では、ジェノサイダー翔は誰なの?」

彡(゚)(゚)「(ジェノサイダー翔……その特徴と一致するのは……)」 

【怪しい人物を指摘しろ!】

↓2



【腐川冬子】正解!


彡(゚)(゚)「おまえや!」



彡(゚)(゚)「腐川冬子……おまえがジェノサイダー翔やろ」

腐川「え……!?」

不二咲「ふ、腐川さんが……!?」

大和田「オイオイ……流石にそりゃァ無いんじゃねェか?」

山田「確かに……どう見ても殺人鬼という感じでは……」

腐川「そ、そうよ……あ、あたしがジェノサイダー翔なわけ……」

彡(゚)(゚)「いや……ジェノサイダー翔は腐川冬子や」

彡(゚)(゚)「ちゃんとした根拠もある!」




腐川「あ、あり得ないわ……」反論!




腐川「デタラメよ……全部デタラメに決まってる……」

腐川「だ、だってあたしは……ジェノサイダー翔なんかじゃないもの……!」 


反論ショーダウン 開始!

―コトノハ―
▽山田の証言
▽葉隠の証言
▽大神の証言
▽大和田の証言
▽苗木と霧切の証言



腐川「あ、【あたしがジェノサイダー翔】ですって……!?」

腐川「適当なこと言うんじゃないわよ……!」

腐川「ジェノサイダー翔事件の犯人は……」

腐川「【猟奇的で無慈悲な連続殺人鬼】なの!」

腐川「【あたしは仮にも繊細で純粋な恋愛を描く作家】であるつもりよ……」

腐川「そんな犯人像には当てはまらないでしょ……!」



矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2

ナシ 正解!


―発展!―

彡(゚)(゚)「確かに今のお前は当てはまらんかもしれんな……」

彡(゚)(゚)「でも今日の朝食の時のお前はどうやった?」

彡(゚)(゚)「明らかに普段とは違って、様子がおかしかったやろ!」



腐川「【そ、そう思ってるのはあんただけよ!】」

腐川「だ、大体、仮に少し様子がおかしかったとしても……」

腐川「【それがイコール、ジェノサイダー翔だってことになる】って言うの……!?」

腐川「暴論よ……!暴論過ぎるわ……!」


矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2


苗木と霧切の証言→そ、そう思ってるのはあんただけよ!

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!



彡(゚)(゚)「ワイ1人の勘違いではない……」

彡(゚)(゚)「それは、苗木と霧切が証言してくれるで!」

腐川「は……!?」

苗木「確かに……今日の朝食の時の腐川さんは、少しおかしかったよ」

霧切「そうね……まるで……」

霧切「『人格でも入れ替わったみたい』だったわ」

腐川「な、な、な、なによ……何なのよ……」

腐川「そうやって皆して……あたしを犯人に仕立てあげようと……」

彡(゚)(゚)「いや……今んところそんな話は出てないけど」

腐川「そ、そもそも……少し様子がおかしかったくらいで殺人鬼扱いされるなんて……」

腐川「そんなこと言い出したら、そこの豚や葉隠なんて、24時間ジェノサイダー翔じゃない!」

山田「ちょっとぉ!豚はともかく、殺人鬼扱いは見過ごせませんな!」

不二咲「豚はともかく……で良いんだ……」

腐川「どうなのよやきうみん!」

腐川「こ、これでもまだ、あたしがジェノサイダー翔だって言うの!?」

彡(゚)(゚)「いや、少し様子がおかしかったってのは……」

彡(゚)(゚)「少なくとも、ジェノサイダー翔やと疑う1要素にはなるで」

彡(゚)(゚)「それはジェノサイダー翔の、ある特徴と一致するんや」

彡(゚)(゚)「(考えろ……そのジェノサイダー翔の特徴は……)」



ー閃きアナグラムー

く     ん

     じ      か 
    
   た
     ゅ     う

○○○○○○○○
(2回使用文字1つあり) 


↓2


たじゅうじんかく

正解!

彡(゚)(゚)「そうか分かったで!」解!

COMPLETE!!



彡(゚)(゚)「多重人格……ジェノサイダー翔事件の資料に載ってた情報や」

腐川「ひぃっ……!」

彡(゚)(゚)「犯人は解離性なんとか障害……多重人格の可能性がある!」

彡(゚)(゚)「ワイらが朝に見た様子がおかしかった腐川は……人格が変わってたんちゃうんか?」

彡(゚)(゚)「試しに腐川……今日の朝からの行動を振り返ってみてくれや」

彡(゚)(゚)「人格が変わってないなら、朝食の時の記憶はあるはずやな?」

腐川「そ、そんなの……」

腐川「違うわ……違う……あたしはジェノサイダー翔なんかじゃない……」

腐川「そうよ……今日は朝から体調が悪くて…………」

彡(゚)(゚)「(ちょっと往生際悪すぎんよ~)」

腐川「そ、それだけのことなのよ……」

腐川「それとも何かしら……他に証拠でもあるの……?」

腐川「な、ないわよね……あるわけないわ……」

腐川「うふふふ……うふふ……」

彡(゚)(゚)「(……あるけどな)」

彡(゚)(゚)「腐川……そろそろ認めてくれや」

彡(゚)(゚)「お前がジェノサイダー翔なんや!他の証拠もある!」



マシンガントークバトル 開始!


腐川「迷惑なのよ!」

腐川「全部言いがかり……」

腐川「諦めなさいよ……!」

腐川「ち、違う違う違う!」






腐川「【あたしがジェノサイダー翔だって証拠なんてあるわけないじゃない!】」



【コトダマ】
▽美術室のハサミ
▽処分したハサミ
▽消えた下剤

↓2


【処分したハサミ】正解!

彡(゚)(゚)「これで終わりや!」

COMPLETE!!



彡(゚)(゚)「腐川……証拠はおまえ自信がワイに渡してるぞ」

彡(゚)(゚)「おまえが処分を頼んだこのハサミ……」

彡(゚)(゚)「ジェノサイダー翔の事件ファイルに載ってるハサミと一致しとる!」

腐川「っ……!!」

葉隠「ま、まじで、腐川っちがジェノサイダー翔なんか?」

腐川「……」

腐川「…………」

腐川「………………」

葉隠「……黙っちまったべ」

霧切「……ジェノサイダー翔が腐川さんであることに間違いはないと思うわ」

霧切「ただ……問題はその後なのよね……」

舞園「その後……?」

霧切「…………」

霧切「……何でもないわ。議論を続けて頂戴。」

彡(゚)(゚)「ええ……何やねんそれ」


大神「それで……ジェノサイダー翔の正体は腐川ということで、議論を進めて良いのだな?」

彡(゚)(゚)「おう、それでええよ」

腐川「…………」

舞園「そして……今回の事件の犯人はジェノサイダー翔に罪を着せようとした」

舞園「……その可能性があるんでしたよね」

苗木「でも……そうなると、犯人って1人しかいないんだよね」

彡(゚)(゚)「(まーた犯人分かった宣言か。大体ハズレてるんだよなぁ)」

セレス「あら……それは一体誰なのですか?」

苗木「やきうみんクン……キミが犯人だよね」

彡(゚)(゚)「ファッ!?うーんこの無能」

舞園「や、やきうみん君が……?本当に……?」



ノンストップ議論 開始!-HEAT UP!-

【コトダマ】
▽処理したハサミ
▽美術室のハサミ
▽ジェノサイダー翔事件
▽モノクマファイル3
▽死体の状況


苗木「【犯人が使った凶器であるハサミ】は……」

苗木「ジェノサイダー翔のものと同じなんでしょ?」

舞園「【それは間違いありませんね】」

苗木「そして【腐川さんは、やきうみんクンにそのハサミを預けた……】」

苗木「【そしてやきうみんクンは、それをトラッシュルームに捨てた】んだよね?」

彡(゚)(゚)「ああ、せやな」

苗木「【ならハサミを使えたのは、やきうみんクンだけじゃないか!】」

苗木「【トラッシュルームのシャッターの鍵を持ってるのは……」

苗木「ゴミ当番であるキミだけ】なんだから!」

葉隠「なーるほど!確かにその通りだべ!」

葉隠「やきうっち!てめーが犯人だったんだな!」 

彡(゚)(゚)「いや……違うねんけど」

↓2


美術室のハサミ→ならハサミを使えたのは、やきうみんクンだけじゃないか!

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!

BREAK!!



彡(゚)(゚)「いや……ワイにしかハサミが使えんってのは違うやろ」

苗木「……どういうこと?」

彡(゚)(゚)「美術室のハサミを知ってるか?」

彡(゚)(゚)「事件前日の夜……そのハサミは突然現れたんや」

彡(゚)(゚)「……まあ、真相はモノクマがトラッシュルームから移動させただけなんやけど」

モノクマ「その通り!ボクがやりました!」

モノクマ「だってさぁ、あんな素晴らしい凶器を、ゴミとして捨てちゃうなんて……勿体無いじゃん?」

彡(゚)(゚)「……ということや」

大神「つまり、やきうみんの主張は……」

大神「犯人はモノクマが美術室に移動させたハサミを使った……ということか?」

彡(゚)(゚)「ああ、凶器がハサミである以上、そういうことになるな」



苗木「それは違うよ!」反論!



苗木「やきうみんクン……残念だけど、その主張は通らないよ」

苗木「やっぱり……犯人はキミなんだ!」

彡(゚)(゚)「(なんやこいつ……)」


反論ショーダウン 開始!

ーコトノハー
▽処理したハサミ
▽美術室のハサミ
▽山田の証言
▽葉隠の証言
▽大和田の証言


苗木「【確かに美術室にもハサミはあった】けど……」

苗木「そこには山田クンがいたはずだよね」

苗木「【犯人があそこからハサミを取った】なら……」

苗木「山田クンに目撃されてるはずなんだ!」

苗木「【山田クンは昨日の夜から美術室を一度も離れていない】らしいし……」

苗木「朝食の時に関しては、全員が食堂に集まっていたでしょ」

苗木「だから、犯人が美術室に訪れていないのも確定だよ!」

苗木「やっぱり犯人はやきうみんクン……キミなんだ!」



矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2


不正解!

葉隠「ん……いや、苗木っちの言ってることに、おかしいとこがあるべ?」

葉隠「やきうっち!しっかりしろって!」

彡(゚)(゚)「ぐっ……葉隠に言われるとは…………考え直すわ」


↓2

書き忘れ
発言力☆☆☆☆☆→☆☆☆☆

────────────────

葉隠の証言→山田クンは昨日の夜から美術室を一度も離れていない

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!



彡(゚)(゚)「山田が一度も美術室を離れてない……」

彡(゚)(゚)「果たして、ほんまにそうやろか?」

苗木「……どういうこと?」

彡(゚)(゚)「葉隠、ワイに教えてくれた情報を皆にも聞かせたってくれ」

葉隠「……ん?俺?何のことだべ?」

彡(゚)(゚)「ほら……トイレの……ってお前たった今ワイに指摘したやんけ」

葉隠「へへっ、そう焦るなって。冗談だべ。」

葉隠「そうだべ!確かに俺は聞いたんだ!」

葉隠「トイレの個室から、山田っちの呻き声をな!」

葉隠「いや……唸り声だったっけ……?」

山田「な、な、な、なぬっ!?」

苗木「え……!?」

苗木「葉隠クン、それっていつのこと?」

葉隠「んー、確か……朝日奈っちの死体が見つかる少し前くらいだったべ?」

大神「1番重要な時間帯ではないか……」

苗木「……山田クン、どういうことか、説明してくれるかな」

山田「いやー、その……これはですね……はは……」

セレス「豚……とっとと吐きなさい」

山田「……はい。」

山田「実は……朝食後少しして、急にお腹が痛くなってしまいまして……」

山田「その……ずっとトイレに籠っておりました」

大神「なぜそんな重要なことを隠していた?」

山田「だって……凶器はどうみても美術室にあったハサミで……」

山田「犯行の時刻はトイレに行ってました……なんて言ったら……」

山田「どう考えても疑われるじゃないですかぁ!」

山田「んひぃー!許してくだされ!なんでもしますから!」

彡(゚)(゚)「ん?今」

舞園「確かに……凶器があった部屋にいた山田君は疑わしいですけど……」

霧切「結果的には良かったじゃない。葉隠君のお陰で、アリバイ成立よ」

山田「むぅ……この男のお陰で……」

山田「何だか癪ですな」

葉隠「あぁ!?俺だって豚のアリバイなんて証明したくてしてるわけじゃねーべ!」

彡(゚)(゚)「……喧嘩は後にして、今は議論を進めるで」


苗木「結局……凶器は美術室のハサミなんだよね」

霧切「仮にやきうみん君が犯人だとしても……わざわざ1Fのトラッシュルームのハサミを使う意味はないわ」

霧切「犯人は山田君が腹痛で席を立っている間にハサミを入手し、朝日奈さんを殺害した……」

大神「現状、犯人であり得ないのは……」

葉隠「えーっと、苗木っちと霧切っちはアリバイ成立してて……」

葉隠「大和田っちと不二咲っちもアリバイ成立……」

霧切「そして山田君……あと葉隠君もほぼアリバイ成立よ」

霧切「彼は山田君がトイレに入っていたことを言い当てているし……」

霧切「葉隠君が犯人だとして、山田君が席を離れたのを証言することに、一切メリットがないわ」

セレス「あとは……やきうみん君も犯人である可能性は薄いですわね」

セレス「模倣することによるメリットよりも……」

セレス「ゴミ当番という理由で疑われるデメリットの方が上回っていませんこと?」

彡(゚)(゚)「……まぁ、そこは確定じゃないから置いといてええよ」

葉隠「あ、腐川っちも忘れちゃダメだったな!」

葉隠「ジェノサイダー翔なら女は殺さねーし……」

葉隠「腐川っちとして犯行を行うとしても、ハサミなんて使ったら自分を疑えって言ってるようなもんだべ?」

苗木「じゃあ……今のところ犯人候補は……」

苗木「大神さん……舞園さん……セレスさん……」

苗木「あと……一応やきうみんクン……」

苗木「この4人ってことになるのかな」

彡(゚)(゚)「ああ、そういうことやな」


セレス「ところで……1つ気になっていることがあるのですが……」

不二咲「気になること……?」

セレス「ええ……聞いていただけますか?」

大神「うむ……言ってみよ」

彡(゚)(゚)「聞かんわけにはいかんやろ」

セレス「うふふふふ……ありがとうございます」

セレス「実は……先ほど言っていた、山田君の腹痛についてなのですが……」

セレス「その腹痛……果たして偶然なのでしょうか?」

舞園「……え?」

苗木「セレスさんは……偶然じゃないって言いたいの?」

セレス「ええ……だって、出来すぎですもの」

セレス「たまたま犯人が美術室にハサミを取りに行った時間に、山田君が御手洗いにいて……」

セレス「同刻、私も腹痛に見舞われていた……なんて」

大神「何……?」

苗木「え……セレスさんも……?」

彡(゚)(゚)「(山田が腹痛に襲われた同じ時間に、セレスも腹痛……?)」

彡(゚)(゚)「(一体、どういうことなんや……)」



ノンストップ議論 開始!-BREAK-

【コトダマ】
▽美術室のハサミ
▽処理したハサミ
▽消えた下剤
▽山田の証言
▽葉隠の証言


セレス「山田君の腹痛は……」

セレス「本当に偶然だったのでしょうか?」

大神「とはいえ腹痛に見舞われたのはたった2人……」

大神「《偶然でも済ませられる》範囲ではないか?」

不二咲「仮に偶然じゃなかったとしたら……」

不二咲「原因はどこにあったのかな?」

大和田「《朝食に何か盛られたん》じゃねーか?」

苗木「《飲みものに関係あった》のかも……」

舞園「《調味料に何か混ぜられていた》とかでしょうか……」

葉隠「んー……」

葉隠「一体、どれが本当なんだべ?」

彡(゚)(゚)「(今日の朝の会話をよく思い出して……)」

彡(゚)(゚)「(可能性があるのは、どれか……)」

↓2


不正解!

彡(゚)(゚)「(……答え方を間違えたみたいや……)」

発言力
☆☆☆☆→☆☆☆

↓2


彡(゚)(゚)「腐川の唾え……っ」

苗木「……え?」

彡(゚)(゚)「ウップ……いや、なんもない」

彡(゚)(゚)「(危ない危ない……言うだけで吐きそうになったわ)」

彡(゚)(゚)「(考え直せ……確かたえちゃんのロイヤルミルクティーを準備したのは山田……)」

彡(゚)(゚)「(その山田も腹痛に襲われてるってことは……)」



発言力☆☆☆→☆☆


↓2

コトダマにすらないものを採用したらこれから全部狙ってくるから流石にスルーでしょ
安価下


彡(゚)(゚)「飲み物に下剤が混ざってたんちゃうか?」

山田「え……セレス殿のロイヤルミルクティーは、拙者が用意したのですぞ?」

山田「やきうみん殿は拙者が下剤を盛ったと言いたいですか……ガクガク」

霧切「……山田君はセレスさんと同様に腹痛に襲われたと証言していて、葉隠君もその様子を証言しているわ」

霧切「わざわざセレスさんだけでなく、自分に下剤を盛ったことにして、挙げ句ただトイレに籠るだけ……それに意味はある?」

彡(゚)(゚)「クソッ、考え直すか……」




発言力☆☆→☆

↓2


消えた下剤→調味料に何か混ぜられていた

正解!

彡(゚)(゚)「そうかもしれん!」同意!



彡(゚)(゚)「もしかしたら……調味料に下剤が盛られてたんかもしれん」

彡(゚)(゚)「事件当日の朝食時、保健室から下剤が消えてたんや」

セレス「調味料に……下剤?」

彡(゚)(゚)「ほら、たえちゃんと山田は、最近決まって厨房に近いテーブルを使ってたやろ」


───────────────────
彡(゚)(゚)「すっかり主従関係が成立しとるな」

彡(゚)(゚)「そこの厨房に1番近いテーブルも、たえちゃんと豚の専用席みたくなっとるし」

セレス「私、ここが気に入っていますの」

セレス「豚がまずいミルクティーを入れたら……すぐに壁に投げつけられますから」

セレス「うふふふふふ……」

───────────────────

山田「あー……確かに……」

山田「セレス殿の奴隷みたくなってからは……そうでしたな」

彡(゚)(゚)「そして、事件当日は、調味料はテーブル毎に置かれていたはずや」


───────────────────


彡(゚)(゚)「それにしても……随分食堂の感じ変わったな」

彡(゚)(゚)「床やテーブルは前にも増して綺麗やし……」

彡(゚)(゚)「テーブルクロスが使われてたり、調味料がテーブル毎に置かれてたり……ちょっとした飲食店みたいやん」


───────────────────


大神「ならば……犯人は最初からセレスと山田を狙っていたということか?」

彡(゚)(゚)「そういうことになるな。」


大和田「でも待てよ……セレスが山田の料理に下剤を盛った可能性はねェのか?」

大和田「そこの二人は、同じテーブルで食ってたじゃねェか」

彡(゚)(゚)「いや……朝食の時を会話を思い出してくれ」

彡(゚)(゚)「セレスは準備の後、先に厨房の片付けに回ってたはずや」


───────────────────

苗木「ふぅ……やっと作り終わった!」

舞園「じゃあ私、出来た料理をみんなに取り分けてきますね」

霧切「なら、私とセレスさんは厨房の片付けを先にしておきましょうか」

セレス「了解ですわ」


───────────────────


彡(゚)(゚)「そして戻ってきたのは最後……そのまま山田と一緒に食ったんやから、山田の料理に触れる隙はないで」

霧切「そうね……犯人は予め保健室から下剤を入手しておき……」

霧切「朝食準備の際に、セレスさんと山田君が座るテーブルの調味料に下剤を盛っておいた……そう考えられるわ」

舞園「準備に参加したのは5人……しかも全員慌ただしく動き回っていて、監視なんてしてませんから……」

舞園「テーブルを整えるフリして盛ることは、可能だったと思います……」

セレス「でしたら……たとえば砂糖にでも盛られていたのしょうか」

山田「む、確かに……」

山田「拙者はコーヒー、セレス殿はロイヤルミルクティーと、飲み物は違いましたし……」

山田「食事は全テーブルに舞園さやか殿が同じものを取り分けていますから……盛るタイミングがありませんぞ」

大神「うむ……もし舞園が盛っていたなら、全員が腹痛に襲われるはずだからな」

彡(゚)(゚)「きっと犯人は、デブやから何かしらに砂糖使うのは当然やと思ったんやろな」

葉隠「そして、結果的に犯人の思惑通りになったわけってわけか……」

山田「いや……コーヒーにくらい砂糖入れても良いじゃないですか……」


苗木「となると、セレスさんも容疑者から除外出来るね」

山田「まあ確かに、セレス殿が砂糖を使用していたのは、僕も見ていましたし……」

彡(゚)(゚)「山田と同じ時刻に腹痛に襲われたなら、凶器のハサミも取れんわな」

葉隠「そんで、やきうっちと大神っちも、シロで良くなるんじゃねーか?」

葉隠「二人は朝食準備には関わってなかったし……下剤を盛れねーべ!」

不二咲「葉隠君が……マトモなことを言ってる……!?」

山田「あれ……?そうなると……」

山田「犯人はもう、1人しかいないのでは?」

セレス「……ここまで消去法的に犯行が可能かどうかを検討してきましたが……」

セレス「どうやら……最後には1人になってしまったようですわね」

彡(゚)(゚)「(……そうやねんな)」

彡(゚)(゚)「(そもそも下剤を盛れたのは朝食準備に関わってたやつだけ……)」

彡(゚)(゚)「(その中で苗木と霧切にはアリバイがあって……)」

彡(゚)(゚)「(たえちゃんはむしろ盛られた側……腐川はジェノサイダー翔の犯行方法からあり得ん……)」

彡(゚)(゚)「(となると、残るのは1人……)」

彡(゚)(゚)「(その人物は、料理に下剤を盛ることは不可能でも調味料に盛ることは不可能ではなかったはず……)」



【怪しい人物を指摘しろ!】

↓2


【舞園さやか】

彡(゚)(゚)「…………。」



彡(゚)(゚)「舞園ちゃんしか……残れへんな」

舞園「え……!?」

不二咲「ま、舞園さんが……朝日奈さんを……?」

大和田「……そういうことになるな」

舞園「ちょ……ちょっと待ってください!」

舞園「私……やってませんよ!」

霧切「…………」

苗木「舞園さん……残念だけど……」

舞園「……!!」

舞園「そんな……苗木君まで……!?」

苗木「ボクだって!……こんなの……信じたくないよ……!」

大神「……下剤を盛った人物と犯人が、別人という可能性はないのか?」

不二咲「……だとしたら、下剤を盛った人物も山田クンがいない美術室に用があったことになるから……」

不二咲「その場合、下剤を盛った人と犯人とが、美術室でかち合うことになるはずだよ……」

山田「なるほど……それを証言する人物がいないということは……」

セレス「下剤を盛った人物は犯人……」

セレス「舞園さやかさん……ということになりますわね」


彡(゚)(゚)「(……ほんまに、舞園ちゃんが犯人なんか?)」



───────────────────

彡(゚)(゚)「ああ、もう少しでええ。次、無理やと思えるところまででええ。」

舞園「なら……」

舞園「もう少しだけ、やきうみんくんが信じてくれた自分を……そこまで言ってもらえる自分を……」

舞園「私も……信じてみようと思います。」

───────────────────



彡(゚)(゚)「(よく考えるんや……本当にこれが真実か……)」



1.舞園が犯人
2.舞園は犯人ではない

↓2


2舞園は犯人ではない 正解!

彡(゚)(゚)「これや……!」解!



彡(゚)(゚)「いや……舞園ちゃんは犯人じゃないはずや!」

苗木「え……?」

大神「……どういうことだ?」

彡(゚)(゚)「そうや……ちゃんと……ちゃんとワイが証言できるんや」

彡(゚)(゚)「舞園ちゃんは事件発覚の死体発見アナウンスが鳴った時、購買部から出てきてた!」

彡(゚)(゚)「入ったところも見てるし……朝食後ずっとそこにおったはずや!」

霧切「……それは本当なのね?」

彡(゚)(゚)「間違いないわ。舞園ちゃんに犯行は不可能やぞ!」

霧切「そう……なるほどね。」

葉隠「となると犯人は……」

葉隠「…………」

葉隠「……いない!?」

山田「分かりましたぞ!この事件は朝日奈葵殿の自殺だったのです!」

不二咲「後ろから刺されてるのに……?」

大神「むぅ……どういうことだ……」

霧切「落ち着いて。1度事件を整理しましょう」

霧切「そうすれば……きっと見えてくるわ」

霧切「誰が犯人なのか……その答えが」

彡(゚)(゚)「(いや、答え分かったならさっさと教えてくれや)」



ノンストップ議論 開始!-HOPE vs DESPAIR-

【コトダマ】
▽モノクマファイル3
▽大和田の証言
▽苗木と霧切の証言
▽大神の証言
▽死体の状況


葉隠「は、犯人がいない……?」

葉隠「どどど、どーなってんだべ!?」

霧切「落ち着いて全員をシロと見なした理由を考えてみましょう」

霧切「どこかに【綻び】があるはずよ」

山田「えー、まず……」

山田「【僕が下剤を盛られている】以上……」

山田「【それを実行できるのは朝食準備班の方だけ】ですな」

不二咲「準備班のメンバーは5人……」

不二咲「舞園さんと……」

不二咲「腐川さんと……」

不二咲「苗木君と……」

不二咲「霧切さんと……」

不二咲「セレスさんだったよね……」

大和田「まず【苗木と霧切にはアリバイがある】んだろ?」

大神「【セレスも山田と共に下剤を盛られていたはずだ】」

葉隠「【腐川っちはジェノサイダー翔だから……女は絶対に殺さねぇんだったよな!】」

苗木「そして普段の腐川さんの人格の状態で殺したんだとしたら……」

苗木「【わざわざハサミを使って、ジェノサイダー翔の犯行に見せかけるのはおかしいよ】」

葉隠「【普段の人格なら、ジェノサイダー翔と違って殺害方法に拘りもねぇ】もんな……」

セレス「【そして舞園さんは……やきうみん君によってアリバイが証明された……】」

葉隠「で、結局……」

葉隠「やっぱり犯人がいないってことになるんじゃねーのか!?」


↓2


>>659の要望もあるので
答えになってないものは安価下とみなします

再安価↓2


不正解!


大神「いや……それは我の証言とは関係ないだろう」

彡(゚)(゚)「うーん……考え直すか」


発言力☆→

モノクマメダルを使用し、
発言力を回復します…

モノクマメダル3→2

発言力 ☆☆☆

↓2


不正解!

彡(゚)(゚)「たえちゃんの下剤盛られたってのは嘘なんちゃうか?」

霧切「よく考えて……セレスさんは確実に下剤を盛られていたはずよ」

霧切「まず、下剤が盛られたのが調味料であると推理出来るのは分かるわね?」

霧切「そして、それが二人が共通して使っていた調味料……砂糖であると絞り込めた」

霧切「そこで、朝食時の会話を思い出してみて」


───────────────────

山田「セレス殿~!砂糖はどれくらい入れますか~?」

霧切「ふふ、待ってくれてる人もいるみたいだし、早く終わらせましょう」

セレス「……待っているのが豚では全く嬉しくありませんわ」

───────────────────


山田「ええ……先程も言ったとおり、僕はセレス殿が砂糖を使用したロイヤルミルクティーを飲んでいるのを見ましたから……」 

彡(゚)(゚)「じゃあ、たえちゃんが下剤を盛られたのはほんまなんか……」

彡(゚)(゚)「……でも、死体発見の時、現場に駆けつけてたんやろ?」

セレス「それはそうですが……アナウンスを聞いてすぐ駆けつけたやきうみん君が死体を発見した時、山田君も現場にいたでしょう?」


───────────────────

大神「我が……!我が一緒にいさえすれば……!」

大神「おのれぇえええ!許さぬ……!許さぬぞ……!」

大神「犯人を……!!!必ず……!!!」

霧切「……大神さん、一旦離れましょう。冷静になってちょうだい」

山田「あばばばばばばばばば……また始まってしまうのですか……」

───────────────────


セレス「ですから、私と葉隠君が駆けつけた大神さんの発見より少し後……」

セレス「その時は、一旦、その……お花の収穫が中止されていた時だったのです」

彡(゚)(゚)「ぬぅ……分かった。考え直す」

↓2


不正解!


彡(゚)(゚)「通常時の腐川でも、裏をかいて自分の犯行に見せかけることも……」

霧切「……だとしても、腐川さんは血が苦手なはずよ」

霧切「それは血を見ただけで気絶してしまうほどだし……(原作設定)」

霧切「……今回の死体発見の時は、『誰かが寝ている』と勘違いしていたみたいだけど、もし通常時の腐川さんが犯人なら、刺したときに出た血を見て、気絶してしまうでしょうね」

彡(゚)(゚)「は?原作設定なんか知るか」

苗木「まあまあ、そう言わずに……もう一度考え直して欲しいな」



↓2

綻び→腐川っちはジェノサイダー翔だから……女は絶対に殺さねぇんだったよな!

正解!

彡(゚)(゚)「それは違うで!」論破!



彡(゚)(゚)「そういうことか……」

彡(゚)(゚)「……もしかしたら」

彡(゚)(゚)「今までワイ達は……とんでもない思い違いをしてたんかもしれん」

大神「……どういう意味だ?」

霧切「ジェノサイダー翔が女性を殺さない……」

霧切「本当にそうだったのか、という話よ」

腐川「え……?」

霧切「そもそも、下剤を盛ったのが犯人であることは分かっていて……」

霧切「そしてそれが出来たのは、朝食を準備していた5人……これも間違ってない」

霧切「そのうち、私と苗木君と舞園さんのアリバイが成立……」

霧切「調味料に下剤が盛られていて、それをセレスさんも使用している以上、セレスさんも無実」 

霧切「残る候補は……1人しかないの」

セレス「ここから出るためならば……たとえジェノサイダー翔でも、自らのルールを破る……ということですか?」

彡(゚)(゚)「……まあ、その可能性もなくはないな」

彡(゚)(゚)「でも、もっと単純に……」

彡(゚)(゚)「あの疑問も解消される答えがあったんや」

不二咲「あの疑問……?」

彡(゚)(゚)「なぜジェノサイダー翔の犯行に見せかけようと、山田に下剤を盛ってまでハサミを使ったのに、磔にしなかったのか……」

彡(゚)(゚)「その疑問の答えも、これで分かるんや」

腐川「ちょ、ちょっと待ちなさいよ……」

腐川「そ、それって……犯人があたしだって言いたいの……!?」

彡(゚)(゚)「……厳密にはジェノサイダー翔やけど、そういうことや」

腐川「そ、そんな……嘘よ……」

腐川「あいつが……女を殺すはずがない……」

彡(゚)(゚)「でも今回は違う。ジェノサイダー翔は、女を殺してしまったんや」

彡(゚)(゚)「(その理由……もう分かるはずや。ジェノサイダー翔は……)」



1.男性だと思って朝日奈を殺した
2.女性だと思って朝日奈を殺した
3.黒幕だと思って朝日奈を殺した

↓2


不正解!


彡(゚)(゚)「(いや……違うな)」

彡(゚)(゚)「(ジェノサイダー翔が女性を女性と認知して殺すわけない……)」

彡(゚)(゚)「(それはあいつの殺しの流儀やったはずや)」

彡(゚)(゚)「(きっと、実際は……)」

発言力☆☆→☆


↓2


不正解!

彡(゚)(゚)「黒幕やと思って殺したんちゃうか」

モノクマ「はぁ?ボク、死んでませんけど!」

霧切「黒幕なら、女性でも殺すということかしら?」

霧切「それも違うわ……彼女は絶対に女性を殺さない」

霧切「そう……真実は……」


モノクマメダル2→1

発言力→☆☆☆


自動的に1を選択し進行します


1.男性だと思って朝日奈を殺した

正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!


彡(゚)(゚)「ジェノサイダー翔は……男性やと思って朝日奈ちゃんを殺したんちゃうか」

不二咲「え……!?」

葉隠「いや……そりゃねーべ……」

葉隠「あんなんどっからどう見たって、男には見えねーぞ?」

霧切「それが……見える状態だったのよ」

霧切「ちゃんとした証拠もあるわ」

苗木「え……本当に……?」

霧切「そう……ずっと頭から離れなかった違和感はこれだったのね」

霧切「私達は腐川さんに対する印象の変化による衝撃と……」

霧切「彼女の正体がジェノサイダー翔だという事実への衝撃とを、混同してしまったのよ」

霧切「やきうみん君……ここまで言えば分かるわね?」

彡(゚)(゚)「ああ……分かっとる」

葉隠「……こっちはサッパリわからんべ」

彡(゚)(゚)「(腐川に対する違和感の正体……今度こそ解き明かせる!)」



【コトダマを提示しろ!】

↓2


不正解!

霧切「違うわ……そうじゃない」

霧切「腐川さんに対する印象の変化……それに関する証拠よ」

霧切「まだ気づかないかしら?明らかにおかしかったのよ……あれは」


彡(゚)(゚)「クソッ……考え直すか」


発言力☆☆☆→☆☆

↓2


不正解!


霧切「そうじゃない……あの証言よ」

霧切「あなた自身も感じていた彼女への違和感……私たちで確かめたでしょう?」




彡(゚)(゚)「クソッ……考え直すか」


発言力☆☆→☆


↓2


【苗木と霧切の証言】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「苗木と霧切……いや、それ以外にも気づいた奴はおるかもしれんな」

苗木「……それって、腐川さんの印象が変わったって話?」

霧切「ええ……そうよ」

霧切「私達はその印象の変化を……腐川さんがジェノサイダー翔という人格も持っている、という事実によるものだと勘違いしてしまった」

舞園「勘違い……ということは、違和感の正体は他にあったのですか?」

彡(゚)(゚)「そもそも……人格の変化に対して『印象が変わった』って感想は微妙にズレとるし……」

彡(゚)(゚)「様子がおかしかったのは、昨日の夜も同じやったはずやねん」

セレス「確かに……二重人格の持ち主だと分かった今では……」

セレス「昨夜の食堂での騒動のも……人格が変わっていたと考えられますわね」

霧切「でも私達が『印象が変わった』と感じたのは……『今日の朝』のことよ」

大神「ならば……本当の違和感の正体は何だったのだ?」

霧切「その答えは……腐川さんの死体発見時の反応や……」

霧切「学級裁判の最初の議論での発言から導き出せるわ」 

霧切「2つの発言に共通する部分……それを考えて」

彡(゚)(゚)「(たぶん腐川の印象が変わったのは……)」 



1.視力に問題があった→眼鏡が違う
2.髪の毛を気にしていた→髪型が違う
3.服を気にしていた→服装が違う

↓2


不正解!

彡(゚)(゚)「(いや……自分の服装を気にしていた様子はなかった……)」

彡(゚)(゚)「(もう1回考え直すで)」


モノクマメダル1→0

発言力☆☆☆


↓2


1.眼鏡が違う 正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「腐川……その眼鏡やけど……」

腐川「ギクッ!」

葉隠「うーわ、分かりやすい反応だべ」

不二咲「あっ、その眼鏡……!」

不二咲「もしかして……十神君の……?」

腐川「あ……そ、それは……」

霧切「今日の腐川さんは明らかにおかしかったわ」

霧切「死体発見時、どう見ても血を流して死んでいる朝日奈さんを見て、『誰かそこで寝ているの?』と言ったり……」

霧切「学級裁判の最初に、被害者の確認をしていたり……」

霧切「恐らくその眼鏡……度が合っていないんでしょう?」

腐川「な、なんで……そこまで……!?」

彡(゚)(゚)「いや……他人の眼鏡やし、そら度が合ってる方が奇跡やろ」

彡(゚)(゚)「腐川は十神の遺品である眼鏡を何らかの方法で入手し……」

彡(゚)(゚)「それを今日から、掛け始めてたんや」

舞園「遺品の管理なんて……していそうなのはモノクマくらいですけど」

モノクマ「ギクッ!」

葉隠「……こっちも分かりやすかったべ」

山田「ですが……それでも朝日奈葵殿を男と見間違えるでしょうか……?」

彡(゚)(゚)「いや……厳密には、男というより、『特定の誰か』と見間違えてん」

彡(゚)(゚)「見間違えることになった条件が他にもあるんや」

苗木「……提示してもらえるかな」

彡(゚)(゚)「(娯楽室の特徴を含む証言しとるやつがおるはず……。それを突きつけるで!)」



【コトダマを提示しろ!】
↓2



彡(゚)(゚)「(いや……葉隠の証言でもなかったはずや)」

彡(゚)(゚)「(娯楽室の情報を含んでる証言は1つしかない……よく確認するで)」


発言力☆☆☆→☆☆


↓2


【大神の証言】正解!

彡(゚)(゚)「これや!」解!



彡(゚)(゚)「さくらちゃんの証言に、その情報が含まれとる」

彡(゚)(゚)「カギになるのは……娯楽室の扉や」

大神「娯楽室の扉……?」

霧切「大神さんは扉についてる窓から、誰かが倒れているのが見えたのよね?」

大神「ああ……そうだ」

霧切「でもそれは、大神さんの身長が高いから……」

霧切「例えば腐川さんくらいの目線なら、あの扉の上半分にしかないような窓からじゃ、扉付近の床まで見えないわ」 

葉隠「まぁ、そうなるだろうな……」 

葉隠「腐川っちとオーガって、身長差30cmくらいあるべ?」

彡(゚)(゚)「なら……ほぼ窓と同じくらいの目線から中を見たとして……」

彡(゚)(゚)「入口付近に立ってる後ろ姿の朝日奈ちゃんを視力が低下してる状態で見たら……」

彡(゚)(゚)「一体どう見えるやろうな?」

山田「それは……上部にしか窓がない扉の近くで……しかも立っていたら上半身くらいしか見えないでしょうし……」

山田「『赤いジャージ』……という情報くらいしか……ん?」

霧切「そう……後ろ姿の朝日永さんの上半身を見たとき……まず目につくのは、赤いジャージ……」

霧切「偶然にも、同じ特徴の男子がこの中にいるわね?」

彡(゚)(゚)「……そういうことやな」

彡(゚)(゚)「(そう……とあるカミングアウトをしてから、服装を変えた人物……)」

彡(゚)(゚)「(ジェノサイダー翔は……後ろ姿の朝日奈ちゃんを、あいつと見間違えたんや!)」
 


【怪しい人物を指摘しろ!】
↓2


【不二咲千尋】正解!

彡(゚)(゚)「これがワイの答えや!」解!



彡(゚)(゚)「不二咲……お前は前回の事件で男子やとカミングアウトした後……」

彡(゚)(゚)「倉庫にあった赤のジャージを、ずっと着てたな?」

不二咲「う……うん……」

不二咲「もしかして……朝日奈さんは僕と間違えられて……?」

彡(゚)(゚)「……ああ、そうや。」

彡(゚)(゚)「恐らく朝日奈ちゃんは……娯楽室に入って、その扉を閉めた」

彡(゚)(゚)「直後、度が合ってない眼鏡を付けた状態でハサミを手に入れたジェノサイダー翔が娯楽室の前を通過した」

彡(゚)(゚)「最初から不二咲を狙ってたんやろう……ジェノサイダー翔は標的を発見したと勘違いし、後ろから朝日奈ちゃんを刺した」

霧切「そしていざ磔にしようと刺した人物を触って確認すると……」

霧切「どう見ても不二咲千尋ではない……女性だということに気づいたのよ」

霧切「自らのルールを破るような行為をしてしまった彼女は……磔をしないまま現場を立ち去った」

霧切「これが……事件の真相よ」




腐川「み、認めないんだから……っ!」反論!




腐川「あ、あり得ないわ……そんなのおかしいのよ!」

腐川「あたしは……あたしは無実よぉ!」



反論ショーダウン 開始!

―コトノハ―
▽大和田の証言
▽大神の証言
▽苗木と霧切の証言
▽山田の証言
▽葉隠の証言



腐川「あ、【あたしが犯人】なんて……」

腐川「どどどどう考えてもおかしいじゃない!」

腐川「そもそもあんた達の推理は筋が通ってないわ……」

腐川「決定的におかしい部分があるんだからっ!」


矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2


ナシ 正解!


―発展!―

彡(゚)(゚)「どこがおかしいんや?」

彡(゚)(゚)「具体的にその部分を挙げてくれ」



腐川「そ、そもそも【下剤は保健室にあった】んでしょ!?」

腐川「大和田の証言を聞いてないのかしら!!」

腐川「【事件当日の朝食までの昼時間……」

腐川「あたしが保健室に行ってないのは証明されてるわ!】」

腐川「【だからあたしには、そもそも下剤を手にするなんて不可能なのよ!】」



矛盾する点があれば指摘
なければナシでお願いします
↓2




コトノハから選択していないので、答えになってないものは安価下とする為ナシを採用


不正解!




腐川「なによ!まだ何かあるって言うの!?」

彡(゚)(゚)「くっ……これ以上の発言は引き出せんか」

彡(゚)(゚)「(考えろ……あくまで大和田が証言したのは、自分が起きているときの話や)」

彡(゚)(゚)「(あいつの主張は、間違いなく通用せーへん……!)」


発言力☆☆→☆


↓2

>>756で1度選択した選択肢を消去して自動進行してるので同じ「なし」で間違えたものは無効で良いですか?

安価下を取ります


大和田の証言→だからあたしには、そもそも下剤を手にするなんて不可能なのよ!

正解!

彡(゚)(゚)「その言葉、斬らせてもらうで!」斬!



彡(゚)(゚)「あくまでそれは昼時間の話や!」

彡(゚)(゚)「大和田が寝てた夜時間に関しては……」

彡(゚)(゚)「大和田は何も証言してないぞ」

腐川「ぐぎゃっっっ!」

彡(゚)(゚)「……もう、諦めてくれ」

彡(゚)(゚)「おまえ以外に、犯行が可能やった奴はおらんねん」

彡(゚)(゚)「やったのはジェノサイダー翔やから……受け入れにくい気持ちは分かるけどな」

腐川「そ、そんな……そんな……」

腐川「そ、そうよ……あ、あたしは……わ、わわ、悪くない……」

腐川「や、やった……の……は……」

腐川「あ……いつ……」

腐川「…………」フラッ…

腐川「」バタッ

葉隠「……気絶しちまったべ」

 





苗木「じゃあ……最後にこの事件を振りk

彡(゚)(゚)「あー、はいはい、流れの確認」

苗木「……そして、この事件を終わらs

彡(゚)(゚)「はい!ワイ達の投票で終わらせます!サクサクいきましょう!」

苗木「…………。」


―クライマックス推理―

Act.1
『まず始まりは、犯人が(A)を変えたことだった。犯人は事件前日、掛けている(A)を十神君のものと交換していたんだ』

Act.2
『そして今日の早朝……人格が変わっていた犯人は、予め保健室から(B)を盗んでおいた。恐らく(C)が美術室にあることを知って、そこにいた邪魔な(D)を退かそうとしたんだろうね』

Act.3
『そして昼時間になって……犯人は強制的に朝食準備に参加させられていた。その際、隙を見て(B)を(D)とセレスさんが使うテーブルの調味料に盛っておいたんだ』

Act.4
『朝食後……案の定(D)は腹痛に襲われた。それは(E)も証言しているね。犯人はその間に、美術室の(C)を取り戻した』

Act.5
『最後にその帰り……度の合っていない(A)を掛けていた犯人は、扉の窓から見えた(F)で、朝日奈さんを(G)だと勘違いし、すぐに犯行に及んでしまった……。その勘違いに気づいたのは、殺してしまった後……磔にしようとした時だった。だから犯人は、朝日奈さんを磔にしなかったんだ』


以上を行った今回の事件の犯人は……腐川冬子さん……

いや、(H)!キミなんだ!



-ヒント-
A…犯人が身につけていたもの
B…保健室から消えたもの
C…凶器
D…下剤を盛られた内の1人
E…Dがトイレにいたのを証言した人物
F…朝日奈が来ていた服
G…犯人は朝日奈と誰を勘違いしたか
H…犯人の別人格の呼ばれかた


↓5までに正解があれば進行

>>692の通り答えの形式をなしていないものは範囲からズレます
───────────────────


―クライマックス推理―

Act.1
『まず始まりは、犯人が眼鏡を変えたことだった。犯人は事件前日、掛けている眼鏡を十神君のものとこうかんしたんだ』

Act.2
『そして今日の早朝……人格が変わっていた犯人は、予め保健室から下剤を盗んでおいた。恐らくハサミが美術室にあることを知って、そこにいた邪魔な山田クンを退かそうとしたんだろうね』

Act.3
『そして昼時間になって……犯人は強制的に朝食準備に参加させられていた。その際、隙を見て下剤を山田クンとセレスさんが使うテーブルの調味料に盛っておいたんだ』

Act.4
『朝食後……案の定山田クンは腹痛に襲われた。それは葉隠クンも証言しているね。犯人はその間に、美術室でハサミを取り戻した』

Act.5
『最後にその帰り……度の合っていない眼鏡を掛けていた犯人は、扉の窓から見えた赤いジャージで、朝日奈さんを不二咲クンだと勘違いし、すぐに犯行に及んでしまった……。その勘違いに気づいたのは、殺してしまった後……磔にしようとした時だった。だから犯人は朝日奈さんを磔にしなかったんだ』


以上を行った今回の事件の犯人は……腐川冬子さん……

いや、ジェノサイダー翔!キミなんだ!


COMPLETE!!


モノクマ「議論の結論が出たようですね!」

モノクマ「それでは、投票タイムに移るとしましょうか!」

モノクマ「果たして、投票の結果クロとなるのは誰なのか!」

モノクマ「そしてそれは、正解なのか、不正解なのか!」

モノクマ「それでは参りましょう!運命の!投票ターイム!」





......MONOKUMA......
........VOTE........
||フカワ||フカワ||フカワ|| テテー♪





─────────学級裁判、閉廷!


モノクマ「うぷぷぷぷ……またまた大正解!」

モノクマ「今回の事件の犯人は、腐川冬子さん……もとい……」

モノクマ「超高校級の殺人鬼!ジェノサイダー翔さんなのでした!」

彡(゚)(゚)「翔さん……悲しいなぁ」

モノクマ「それでは早速、本人からお話を聞きましょうか!」

大神「本人……だと?」

腐川?「」ユラッ

葉隠「おっ、腐川っち……目を覚ましたみたいだべ」

腐川?「あー……ったく……めんどくせぇなぁ!」

山田「こ、これは……」

腐川?「やーっと登場できたと思ったらもう退場?みたいな流れじゃん?」

腐川?「こっちからしたら溜まったもんじゃないのよねー!」

腐川?「あ、申し遅れました!アタシの名前は……ジェノサイダー翔!」

ジェノサイダー翔「うっかり牛乳女を殺しちゃいました、超高校級の殺人鬼でーっす!ギャハハハ!」

ジェノサイダー翔「あ!今のは牛乳じゃなくて牛乳って読むから……ってわかんねーっつーの!ゲラゲラゲラゲラゲラ!」

大神「貴様……!」ゴゴゴ…

葉隠「確実にネジ飛んでんべ……」

ジェノサイダー翔「いや~、ぶーたん聞いてよ~。本当はさ、ちーたんを殺そうとしててさ~」

彡(゚)(゚)「…………」

ジェノサイダー翔「オイコラ!聞けっつってんだよ!」

彡(゚)(゚)「……え?ぶーたんってワイかいな」

ジェノサイダー翔「焼き豚なんだからぶーたんだろーが!いちいちつまらんこと聞きなさんな!」

彡(゚)(゚)「焼き……豚……?」

ジェノサイダー翔「アタシ的に男の娘って超萌えるわけよ。だから殺そうとしたのにさ~……」

ジェノサイダー翔「あ!ってか今殺していい?」

不二咲「ええっ……!?だ、駄目です……」

ジェノサイダー翔「きゃー!そんな反応も萌えるわ!」

ジェノサイダー翔「ねぇお願い!先っちょだけでいいから!殺させて!」

モノクマ「ちょっとちょっと、今ここでコロシアイなんて、つまらないことはやめてくださいよ」

ジェノサイダー翔「えー、そんなこと言われてもねー、アタシは別にここから出たくて殺そうとしたんじゃないし?」

ジェノサイダー翔「それに、どうせ今からつまんないルールのせいで殺されるんでしょ。」

ジェノサイダー「なら……今しかチャンスないじゃん!」

ジェノサイダー翔「ギャハハハ!いっきまーす!」



『ガシッ』



ジェノサイダー翔「グエッ!」

モノクマ「はいストーップ!」

ジェノサイダー翔「あらなに?この首輪。もうタイムアップかしら?」

モノクマ「本当はもう少し話をさせてあげたかったけど……」

ジェノサイダー翔「まあまあ待ってよ、もう少しくらい良いじゃん?」

ジェノサイダー翔「いくら原作で最後まで生き残ったからって、アタシだって途中退場で納得してるわけじゃ……」 

モノクマ「これ以上放置しとくと更に死人が出そうなので……」

ジェノサイダー翔「そういえばこの眼鏡……これのせいでアタシは女なんか殺しちゃったのよね」

ジェノサイダー翔「白夜様って罪な男だわ……。死してなお、アタシの人生に影響を与え続けるなんて……ニクい人!♥」 

モノクマ「さっさと参りましょう!ワクワクドキドキ!オシオキターイム!」

ジェノサイダー翔「そういや眼鏡は偶然なんだけど美術室にハサミがあるっていうのはぁぁぁぁあ」ズルズルズル

ジェノサイダー翔「ちょっと!引き摺んなっつーのぉぉお!もう少し喋らせなさいよぉぉおおおお!」ズルズルズル

ジェノサイダー翔「あああ
ぁぁぁあ白夜様ぁぁあ今逝くわぁぁぁぁぁあ♥」ズルズルズル

彡(゚)(゚)「(なんやこれ……)」


GAMEOVER

ジェノサイダー翔さんがクロにきまりました。

オシオキを開始します。


───────────────────

───────────────

─────────


真っ暗闇に放り出された

ジェノサイダー翔さん

遠くには愛する十神白夜クンの姿が

ジェノサイダー翔さんは

必死で彼のもとへ走っていいきます

が、もう少しで辿り着くというところで

十神クンの姿は消えてしまいます

代わりに現れたのはハサミを持った

今までに彼女に殺された被害者達

その中には当然、朝日奈さんの姿もあります

ジェノサイダー翔さんは

一瞬、真顔になりましたが

すぐにニヤリと笑い

自分もハサミを取り出しました

被害者の男達はみるみるうちに

また彼女に殺され、倒れていきます

最後に、朝日奈さんが残りました

数秒の睨み合いの末

ジェノサイダー翔さんは

また笑い

そしてハサミを捨てます

グサリ!

朝日奈さんの手によって

殺人鬼は遂に倒れました!



その後すぐに

朝日奈さんは萎んでゆき

モノクマの姿に戻りました

ま、死人が甦るわけないもんね!

うぷぷぷぷぷぷ…………


モノクマ「ひゃっほー!エクストリーム!」

セレス「…………」

セレス「先程の彼女の発言……何を言おうとしてたんでしょうか?」

苗木「……え?」

セレス「犯行時に十神君の眼鏡を掛けていたのは偶然……」

セレス「美術室にハサミがあることを知ったのは……偶然ではなかった?」 

セレス「そう言いたいような口振りでしたが」

彡(゚)(゚)「……誰かがジェノサイダー翔に吹き込んだってことか?」

セレス「思えばおかしいのですわ……腐川さんが保健室に下剤を取りに行ったのは夜時間……」

セレス「同刻……既に山田君は美術室にいたはずです」

山田「あれ……確かに……」

山田「僕が美術室に入る前に気づいたなら、その時取ることができるし……」

山田「僕が美術室に入った後は……朝食時まで来訪者はいませんでしたぞ」

セレス「一体どうやって……彼女は美術室にハサミがあることを知ったのでしょうか?」

彡(゚)(゚)「……どうせモノクマが腐川に教えたんやろ」

モノクマ「いやいや、ボクじゃありませんよ!」

モノクマ「なんでもかんでも、ボクのせいにするのはやめてよね!」

苗木「じゃあ……誰が?」

セレス「……『裏切り者』なんていたりして……」

セレス「腐川さんはその『裏切り者』にそそのかされた……」

セレス「そうは考えられませんか?」

彡(゚)(゚)「ちょ……怖いこと言うのやめーや」

セレス「うふふふふふ……失礼致しました」

セレス「しかし……改めて確認しておくべきですわ。この状況下……」

セレス「決して、この中の誰であっても……他人を信頼してはいけないことを」

彡(゚)(゚)「(…………信用してはいけない、か)」


───────────────────

舞園「ちょ……ちょっと待ってください!」

舞園「私……やってませんよ!」

霧切「…………」

苗木「舞園さん……残念だけど……」

舞園「……!!」

舞園「そんな……苗木君まで……!?」

───────────────────


彡(゚)(゚)「(もしあのとき、舞園ちゃんの無実を知らん立場やったら……ワイは……)」

彡(゚)(゚)「(………………)」




Chapter3 -END-

生き残り人数12→10

To be continued…

今日はここまでで
キリが良いので次スレを立てて
そっちでchapter4を始めます
立てたらurlも貼っときます


【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.3
【ダンガンロンパ】彡(゚)(゚)「コロシアイ学園生活?」 Part.3 - SSまとめ速報
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