ちひろ「愛海ちゃんとモバPさんがじゃれ合ってる」愛海「女P編!」 (35)


・モバマスss

・キャラ崩壊

・女性P

・色気無し

・下記作品の続編非夢オチvar

千川ちひろ「愛海ちゃんがモバPさんの様子をずっと伺ってる」
千川ちひろ「愛海ちゃんがモバPさんの様子をずっと伺ってる」 - SSまとめ速報
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千川ちひろ(モバPさんに対する自分の邪な欲望を満たすため、策略?を張り巡らせた愛海ちゃん)

ちひろ(その目論見は互いに傷付け合った挙げ句、詰めを誤ってモバPさんにバレてしまい、彼女による制裁という形で決着と成りました)

ちひろ(……しかし)

ちひろ(制裁の最中何があったのかまでは判りませんが、モバPさんが愛海ちゃんのライフワークに感化されたと言うか、おっぱい星人に目覚めたと言うか)

ちひろ(とにかく前以上に理解を示してしまったんです)

ちひろ(もっともそこは彼女も社会人で且つアイドルのプロデューサー)

ちひろ(事務所のアイドルや他の女性スタッフに迷惑をかける様なことはしませんし、愛海ちゃんにもさせません)

ちひろ(……むしろ事務所内で、内輪でバカやる分にはまだ良かったんです)

ちひろ(事務所の垣根を越えたアイドルによるバラエティー番組)

ちひろ(そこに愛海ちゃんのコーナーをねじ込みやがったんです)


ちひろ(愛海ちゃんと他のアイドルによる一対一、十分間の屋外鬼ごっこ)

ちひろ(愛海ちゃんがある部位を掴まえられれば愛海ちゃんの勝ち。残った時間楽しめます)

ちひろ(時間いっぱい逃げ切ればアイドルの勝ち。常識的な範囲で事前に望んでいた品を譲渡されます)

ちひろ(最後に次の犠牲者……巻き添え……対戦相手をアイドルに指名されて締め、といった流れです)

ちひろ(対戦の場は相手アイドルが指定し、愛海ちゃんが勝っても堪能出来る時間は延長無しの残り時間内のみ)

ちひろ(また、勝負が決まってもアイドル側の抵抗は許され、別に相手は女性アイドル限定とは言ってない、など)

ちひろ(そんな愛海ちゃんに酷く不利なルールを課せられていますが、日々のレッスンの頑張りに加え、なんでプロデューサーなんかやってるんだってレベルで体術に優れたモバPさんの指導で、戦績は悪くありません)

ちひろ(内容が内容なのに、評判もそこまで悪くないとか。そんな馬鹿な)

ちひろ(で、明日は元女装アイドル秋月涼さんとの番組完全に間違えていた一戦の後、次の収録日が決まった日なんですが)


棟方愛海「やああっ!」

モバP「もっと速く!最短距離を貫き、ただ力強く!」

愛海「で、でもプロデューサー。それだと相手のお山を最悪傷付けちゃう!」

モバP「あなたのその敬意は確かな力になってきた。でも今は置いておきなさい」

モバP「今のあなたでは絶対次の相手には勝てない。それを言い訳にする無様しか晒せない!」

愛海「……っ」

モバP「大丈夫。忘れる必要も、捨てる必要もない。だけど今は少しでも身体を鍛えることに集中して。……あなたならすぐに迎えに行けるから」

愛海「……うん。よし、あたし頑張るよ!」

ちひろ(なんか始まってる)


とりあえず導入終わりです。
本文は19時頃になります……メイビー

見てくれる方に感謝を

var……

……ver

>>10
……なんというなんという
指摘ありがとうございます
あと>>4ラストは

× ちひろ(で、明日は元女装アイドルの秋月涼さんとの番組完全に間違えていた一戦の後、次の収録日が決まった日なんですが)

○ ちひろ(で、今日は元女装アイドルの秋月涼さんとの番組完全に間違えていた一戦の後、次の収録日が決まった日なんですが)

です
では次から本文です


ちひろ「あの、モバPさん。愛海ちゃん」

モバP「あ、ごめんねちひろ。うるさくして」

愛海「あたしからもごめんなさい、ちひろさん」

ちひろ「いえ、それは良いんですけど」

ちひろ「今回はそこまで根詰めているんですね。秋月さんとの時もそこまでじゃなかったのに」

モバP「それだけの相手だからね。むしろ全然時間が足りない」


ちひろ「でも次の相手、秋月涼さんが指名した相手って秋月律子さんですよね?アイドルとしてスゴい人なのは知っていますが、そこまで身体能力秀でた方でしたっけ?」

モバP「あ、ううん。秋月律子さんじゃないよ」

ちひろ「あれ、違いました?」

モバP「うん。次の相手は日高さん。日高舞さんだよ」

ちひろ「へえ、そうなんですか。それはスゴいですね」

ちひろ「……?……はい?……はいっ!?」


モバP「うわっ。びっくりした」

ちひろ「それはこっちの台詞です!行間大きく空ける訳でも、一レス消費する訳でもなく、普通に切り出してるから流すとこだったじゃないですか!」

モバP「ちひろの言ってることが一部わからない」

ちひろ「うっさい!大体レジェンドですよ?私達の世代が女の子だったとき、誰もが憧れたお方ですよ?そしてこの業界入って破天荒な武勇伝聞いて少し複雑な感情抱くようなお人ですよ!?」

モバP「でも引退された時は泣いたよね?」

ちひろ「……はい」

モバP「さっきの質問だけど、秋月涼さんとの一戦見た日高さんが、闘志疼いちゃったからねじ込んだって。なんでも入ってた予定キャンセルまでしてくれたとか。光栄だよね。フットワーク軽いよねアハハハ」

ちひろ「あの、テレビ放送まだなんですけど。そこもっと突っ込んで良かったのでは。あと声乾いてますよ」


ちひろ「それにしても愛海ちゃんは結構いつも通りですね」

愛海「あたしは二人と違って、とても凄い人だとは理解してるけど、どう凄いのかまでは理解が及んでいないと言うか。正直なところ、実感ないってのが正解かも」

モバP「まあ復帰したとはいえ、愛海が産まれる前に活動してた人だし、直接の面識もないしね」

愛海「それに応援してくれる人が近くにいるんだもん。退けないよ。あたしは全力で挑むだけだよ」

モバP「愛海……」

ちひろ「台詞だけは格好良く聞こえますね。目的はアレなのに」

愛海「声に出てるんだけど。……まあその通りだけどさ」

愛海「と言うわけでプロデューサー。頑張るためにも今日のお指の運動を……!」

モバP「いや、当日まで禁欲だって決めたでしょ。頑張るために」

愛海「……やっぱり頑張るのはほどほどで良い?」

ちひろ「目先の欲望に弱すぎます」


ちひろ(そんなこんなであっという間に収録日当日なのですが)

ちひろ「えっと、ここが日高さんの指定した、今日の収録の、対戦の場所ですか?」

モバP「まあそんな反応にもなるよね」

ちひろ「ここスタジオですよね?」

モバP「うん。空いてた一角だね」

ちひろ「客席にファンの方々普通に居ますけど」

モバP「昨日日高さんが収集かけたら普通に集まったらしいよ。満席だね」

ちひろ「訓練されすぎぃ!?」


モバP「ちなみに鬼ごっこするのはテレビ局全体、とかではもちろんなく、このスタジオ内だけだそうな」

ちひろ「あと私普通に連れて来られちゃったんですけど」

モバP「大丈夫でしょ。やることもう済ませて来たんだし」

ちひろ「いえ、そういうことではなくて」

モバP「それともちひろはこんな内容だけど、かつての憧れの人や自分の所のアイドルが活躍する姿は見たくないの?」

ちひろ「それはまあ、見たいですが」

モバP(それにちひろが居ないとツッコミ居なくなるしね)

ちひろ「今なにか不穏なこと考えませんでした?」

モバP「うん」

ちひろ「素直だ……じゃない!」

モバP「まあまあ。そろそろ始まるみたいだから、静かにしないと」

ちひろ「うぅ、逸まったかな」


モバP「始まってるのに日高さん腕組んだまま開始位置から動かないね」

ちひろ「開始三十秒は鬼が、愛海ちゃんが動けないんでしたっけ?それも制限時間の十分に含まれると」

モバP「それくらいしとかないとね。しかし日高さんもしかして正面から愛海を迎え撃つつもりかな」

ちひろ「それもう鬼ごっこじゃないんじゃ。いえ、先週の見るに今さらですけど」

愛海「やああっ!」

ちひろ「おお。鬼の開始時間と同時に、悠然と向かって行ってます」

モバP「よしよし。教えたこと身に付いてるみたいだね。それだけでも嬉し」

愛海「う、うわー!?」

モバP「あれ、もうオチ?」

ちひろ「他人には意地悪な反応返すくせにこの人は……って言ってる場合じゃなかった!愛海ちゃんが日高さんに飛びかかったのと同じか、それ以上の勢いで客席に吹っ飛んで行ったんですけど!」


モバP「ファンの一人がごく自然に取り出したクッションで愛海を受け止めたね。……訓練されたファンってこういうこと?」

ちひろ「さ、さあ。それにしても愛海ちゃん酷い体勢でしたね。スカートの中が……」

モバP「一応スパッツ、今はレギンスだっけ。履いてるから大丈夫、だと思いたい」

ちひろ「う、うーん?まあ正面にあたるのは私達の居る所ですし、大丈夫、なんですかね」

ちひろ(それから)

ちひろ(それからも愛海ちゃんは果敢に日高さんに挑みました)

ちひろ(しかしその度に吹き飛ばされ、同じ客席に突っ込んで恥ずかしい姿を晒す。その繰り返しでした)

ちひろ(どうやらクッションを持って来てるのはそこだけみたいです)

ちひろ(それはともかく、それでも闘志に陰りが見えない愛海ちゃんを、私達は時間を忘れ、見守っていたのですが)


モバP「……おかしい」

ちひろ「え?」

モバP「今の愛海は一週間、秋月さんのが対象外だったらそれ以上禁欲中のベストコンディション」

ちひろ「スゴい嫌な表現のベストコンディションですね」

モバP「今の愛海は空腹で堪らなく、目の前には餌が有る状態。なのにもう肩で息してる」

ちひろ「それは、まああれだけ投げ飛ばされればそうもなりますよ」

モバP「その投げ飛ばしている日高さんの動きも腑に落ちないの」

ちひろ「はい?」

モバP「日高さんが全く動かないから、愛海も正面からだけじゃなく、色んな角度から攻めてる。なのにその全てに対応し、同じ場所に投げるなんて行動が全部目で追えないなんて……」

ちひろ「……モバPさんは学生の頃、常人にとっては同じ位のスピードで、痴漢の股間を打ち砕いてきたと聞いたんですが」

モバP「やだなぁちひろ。まだ力も付いてなかったし、砕いてはいないよ?」

ちひろ「いや、そこじゃなくて」


モバP(それにさっきから感じるこの視線はなに?このどこか挑発的な色を含むこの視線)

モバP「……そうか!」

ちひろ「ん?あれ?モバPさん?モバPさーん!?」

モバP(愛海のプロデューサー、パートナーである私に挑発的な視線を送る、その理由!)

モバP「私も一緒に、共に日高さんに挑戦しろということね!」

愛海「プ、プロデューサー?」

ちひろ(暴走したーっ!)

モバP(あれ、視線にあからさまに落胆の色が)


モバP「とにかく!」

愛海「とにかく?」

モバP「そう、とにかく!日高さんの動きは私が止める。だから愛海はただ突っ込みなさい」

愛海「うん!」

ちひろ(即座にノりおった……)



モバP「……ぐっ」

愛海「プロデューサー!?」

モバP「いいからっ」

モバP(やっぱり見えない。けど来る場所は大体予測通り。だから耐えられた。このまま!)

愛海「羽交い締め!?」

ちひろ(絵面悪っ)

モバP「今だよ愛海!」

愛海「よし!取ったあ!」


「まあ及第点としてあげる」

モバP・愛海「うわぁ!?」

ちひろ(日高さんが爆発した!?……いや!)

「私自身の居場所のヒントとして視線を送ったのに、どういう勘違いをしたのやら。面白かったし、そっちの私には勝てたから良しとしてあげるけどね」

「……さあ第二形態よ?」

ちひろ(散々愛海ちゃんを受け止めてた所から日高さんが!衣装もさっきまでと違う!……関係ないけどモバPさんの顔が見たことないくらい紅い)

愛海「えっと、プロデューサー、大丈夫?」

モバP「だ、大丈夫に決まってるし?私、別に、渾身のドヤ顔とか?晒してないし……晒してないし!」

愛海「あ、うん」


モバP「しかし迂闊だったわ。日高さん程の人が、カリスマオーラを使えない筈がないのに」

愛海「カリスマオーラ?」

モバP「そう、トップアイドルやその資質を持つ極一部の人間しか纏えない物理的なオーラ。それがカリスマオーラ!」

愛海「そ、そんなモノが」

ちひろ(いや、なんなんですかそれ!)

モバP「今までの日高さんはオーラで作られた分身だったのね。カリスマオーラは、触れた人間や格下のアイドルの戦意を失わせるという。だから愛海の体力の消費も早かったんだ」

愛海「くっ、通りで!」

ちひろ(そんな、アイドルを別種の生き物みたいに言わないであげてください)

モバP「そんな性質だからか、アイドルの仕事では使わないのが美徳とされ、普段は布団から出たくない時に着替え持ってきたり、コタツから出られない時にミカンとか取るのに重宝されるらしいよ?」

愛海「一気に庶民くさいね」

ちひろ(モバPさんはなんでそんなに詳しいんですか)


モバP「……ふぅ。愛海、今の相手は日高さん本人。さっきまでの分身より弱いなんてことはないと思う」

愛海「うん。さっきからカリスマオーラ?それが舞さんの上でスゴい渦巻いてるし」

モバP「そして私もあなたもそのオーラで満身創痍。打てる手はそんなにない」

愛海「…………」

モバP「だから私はカリスマオーラを抑えるのに全力を尽くす。だからあなたも全力で掴み取りなさい!」

愛海「……わかった!」

モバP「!来た!行って!」

ちひろ(思い切り目の前で作戦立ててるのにちゃんと待ってくれて、それに合わせて攻撃してくれてる辺り凄く器の大きい方ですね、日高さん)


愛海「今度こそとっ、う、うわーっ!」

ちひろ(動きこそ見えたけど、今までで一番の勢いでモバPさんに向かって愛海ちゃんが投げ返された!)

日高舞「いや、別にこれ使ってるからって五体動かせない訳じゃないのに、今までと実質同じことして勝てるわけないでしょ?」

愛海「……きゅう」

舞「その子は流石に限界よね。トドメさす前にあなたに言っとくけど」

モバP「は、はい」

舞「……行動目的下品なのに、それっぽい会話で錯覚させようとするのはどうかと思う」

モバP「ごもっともで、う、うわーっ!」

ちひろ(ですよねー)


翌日

モバP「大御所にマジトーンで説教。……ちょっとは自重しないと」

愛海「ところでプロデューサー。勝敗はともかく、禁欲自体はやり切ったんだから、良いでしょ?」

モバP「愛海はぶれないよね。いや、良いけど」

愛海「それにしてもあの舞さんのカリスマオーラ、ちゃんと映るのかな?何も無い所に飛びかかったり、弾き飛ばされるあたしたちが映るだけだったりして」

モバP「白坂辺りが喜びそうね」

ちひろ「いや、モバPさん?」

モバP「どうしたの?」

ちひろ「一対一なのにモバPさん参加したり、開始位置に実は日高さん居なかったり、次のアイドル聞いてなかったり、何より後で知ったんですが、制限時間倍くらいオーバーしてたり。これって……」

モバP「あ」

とある横やりで、番組のスペシャル時に放送、次の相手は本来の秋月律子、という形でお蔵入りは逃れたそうな

ちひろさんにツッコミ役全部押し付ける酷い輩がいるらしい。自分です
それでは男P編をアナログで書き溜める作業に戻りますので
拙い過去作はまた明日にでも張らせていただきます

見てくれた方に感謝を

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