三特亭　響

響「ロシアにはカラシニコフさんという偉ーい銃の設計をした方が居たんです。皆さんも映画かなんかで形だけは見たことがあると思います。」

響「この間楽屋でこの話をビスマルク師匠にしたら「ドイツにもそういう有名な人はいる」って言うんです。なんて言う人だいって聞いたら「コックさん」って」

響「体の大きい方々は皆食い意地が張ってるんですね、ピロシキ１個で２４時間持つ三特亭響です」

三特亭　暁

暁「猛暑日が連続して嫌になるくらい暑い日が続いてますね。ウチの響は寒いのには強いけど暑いのには弱くって毎晩布団を蹴飛ばしてお腹出して寝てるんです」

暁「そんなんじゃレディー失格よって言うんですけど暑いのには耐えられないよって言うもんだからウォッカのビンでも抱いて寝たら涼しいんじゃないって言ってやったんです」

暁「朝には３本空になってました。余計なこと言っちゃったかしら……三特亭暁です」

高速亭　比叡

比叡「せっかく呉に来たので昨日はビス子さんと大和ミュージアムを見学してきました。特に十分の一の大和の模型はすごい迫力で感動しちゃいました」

比叡「ところで、大和さんは私の装備のデータを元に作られたのですが…一回だけお姉さまって呼んでみて下さい

比叡「お姉さまは金剛姉さま一人ですが、妹はあわよくば増やしたい、高速亭比叡です」

高速亭 ビス子

ビスマルク「比叡さんも言ってましたが、昨日は二人で大和ミュージアムへ行って来ました。比叡さんが館内を回りながら展示してある諸々を説明してくれてとても勉強になりました」

ビス「今朝起きたら部屋に封筒が届いてました。中を見ますと『ミュージアム案内料300円、妹になればタダ』」

ビス「楽屋で10円玉30枚入れた袋を投げつけときました。高速亭ビス子です」

二特亭 曙

曙「今回の作戦はこれまでにないほどの作戦海域数、しかも多方面作戦とのことで普段出撃の機会のない方々も出番があるかも……と自主トレに励んでいるみたいです」

曙「私ももしかしたら……ちなみに昨日の私の仕事は一日中第４艦隊で防空射撃演習でした」

曙「訓練した分の仕事が与えられない、二特亭曙です」

一航亭 加賀

加賀「呉に来たので昨日の夕食は牡蠣の土手鍋とお好み焼きとあなご飯と府中焼きと紅葉饅頭でした。おいしいものを食べて、今度の大規模作戦も烈風を沢山飛ばしたいと思います」

加賀「ところで響師匠はもっと食べたほうがいいと思いますよ。肉が少ないと……ねぇ？」

加賀「食べるは人が良くなると書く、一航亭加賀です」

提督「続いて座布団を運んでいるとき以外はずーーーーーっと暇な瑞鶴くんのご挨拶どうぞ」

瑞鶴（赤白）

瑞鶴「今夜ーの勝負は引くに引けない、譲れはしない、女心よね～♪」

瑞鶴「あ、もう手拍子は結構ですよ。加賀さんの『加賀岬』いいですよね」

瑞鶴「加賀岬とかけまして、扶桑さんたちの艦橋とときます。その心は、頭が印象に残るでしょう」

瑞鶴「座布団と幸運を運ぶ、瑞鶴です」

提督「今週から新しい座布団十枚のキーワード。『金の成る木』、素晴らしい答えを期待します」

提督「さて、一問目ですが……瑞鶴くん、皆さんに例のものを配ってください」

瑞鶴「かしこまりました」

提督「こちらのフリップですね。今回は呉鎮守府にお邪魔しているのでこちらの「く　れ」が頭につく文章を考えていただきたい」

提督「お、ビス子さん早かった」

ビス「はい、第二次サーモン海戦海域に初めて挑んだ提督の言葉です。
く、苦しいのは
れ、レ級だけじゃなかったのか……」

提督「あぁ、あの海域はね。風が吹くから……」

提督「はい、曙さん」

曙「飲み会の席で酔った提督がセクハラをしてきました
く、食らえっ
れ、レモン汁！」

提督「視聴者の皆さん、あたしゃセクハラなんかしてませんからね」

提督「瑞鶴くん、ぼのさんの２枚取りなさい」

提督「次、加賀さん」

加賀「私に歌の仕事の依頼が来たんです、
く、クリスマス会で私に歌ってほしい？
れ、レッチリでいいかしら？」

提督「なんでだよ、そこは加賀岬やりなさいよ」

提督「瑞鶴くん、加賀さんの一枚持っていきなさい」

提督「比叡さん」

比叡「はい、私の呉での思い出です
く、呉海軍工廠で
れ、練習戦艦に改装しました」

提督「おおお、そうだね。きれいな答えだ一枚やろう」

響「はい」

提督「はい、響師匠」

響「最近の休日の過ごし方です
く、クーラーの効いた部屋で
れ、レコードを聴いています」

提督「なかなかいい趣味してるね」

暁「でも聞きながらお酒をがっぱがっぱ飲んでるのよ」

響「よせよ」

提督「はい、じゃあ勇気ある告発をした暁さん」

暁「買い物上手もレディーの条件です
く、クーポンを用意して
れ、レジに並ぶ」

響「この間間違ってスターバックスのクーポンをタリーズで出してたね」

提督「一人前にはまだまだ遠いな」

提督「はいビス子さん」

ビス「大規模作戦の基本です
く、空母には
れ、烈風を」

提督「そうだね、大事大事」

ビス「どこかの提督はMI作戦の時に機動部隊に艦載機を持たせるのを忘れて「なんで制空権がとれないんだ？」ってぼやいてましたね」

提督「……瑞鶴くん、ビス子さんに黙って３枚やっといて」

提督「加賀さんの視線が痛くなってきたところで２問目に参りましょう」

提督「最近若い人がインターネット上で「ハイエースする」とか「微レ存」とか新しい慣用句的な言葉を使うことが増えてるんだそうです」

提督「そこで皆さんには、まず最初にどんな意味の言葉かを言ってもらいたい」

提督「で私がなんて言うの？って聞きますので、新しい慣用句を言ってください」

提督「はい加賀さん」

加賀「たいした物じゃない、という意味です」

提督「なんて言うの？」

加賀「秋津洲の本気」

提督「はっはっは、悪いヤツだねぇー。一枚やろう」

提督「ビス子さん」

ビス「酷過ぎて反面教師にもならない、という意味の言葉です」

提督「なんて言うの」

ビス「比叡の料理教室」

提督「ビス子さん、そりゃあいくらなんでも、比叡師匠に失礼だろ……瑞鶴くん、ビス子さんに一枚やってくれ」

提督「比叡さん」

比叡「外国人選手も侮れないという言葉です」

提督「なんて言うの」

比叡「ドイツの都都逸」

提督「ほぉー、じゃあビス子さん。ドイツの都都逸をどうぞ」

※都都逸（どどいつ）/７・７・７・５で作る川柳みたいなもの

ビス「えっ！？えーーーーーっと……」

ビス「ドイツで子供が、悪さーしたら、お仕置き部屋に、住もーゼル」

提督「……ま、急に言われたにしてはよくやったよ」

提督「瑞鶴くん、比叡さんの一枚取ってビス子さんにやってくれ」

比叡「えー」

提督「はい暁師匠」

暁「大好きな物でも想定外のことがあると辛いという意味です」

提督「なんて言うの」

暁「響の目にもウォッカ」

提督「……入っちゃったんだ、目に」

提督「はい、曙さん」

曙「意味のない偽装に見えて実は巧妙に弱点を隠してます」

提督「なんて言うの」

曙「提督のハゲカツラ」

提督「……、瑞鶴くん、黙って２枚持っていきなさい」

提督「響師匠」

響「背伸びをして大人ぶるよりも、無理をしないのが大事、という言葉です」

提督「なんて言うの」

響「暁のコーヒーにこっそり砂糖」

暁「え！？」

提督「響の優しさだな、一枚やろうか」

提督「さて、三問目に参りましょう。大規模作戦が始まって、艦隊にも新顔がやって来るようです」

提督「そこでですね、新顔がみんなの名前を覚えられるように名前川柳といきましょう」

提督「誰でも構いません。艦娘の名前を使って五・七・五の川柳を作ってください」

提督「お、ぼのさん出来た？」

曙「はい、提督の秘書艦、長門さんで」

曙「国民に広く愛され名が通る」

提督「良いじゃない、一枚やろうか」

提督「なんだ今日はきれいな答えが多いな」

提督「他所の鎮守府にお邪魔してるからって猫被って」

提督「はい比叡さん」

比叡「はい、私の妹カッコカリ、大和さんで」

比叡「天一号、後は野となれ山となれ」




提督「……比叡さん大丈夫？悪いもんでも食べた？」

暁「比叡カレーじゃない？」

ビス「でもフグは自分の毒じゃ死なないじゃない」

提督「皆ね、普段からこれくらい真面目にやれば座布団が増えるんだよ」

提督「暁さん」

暁「早霜さんで行きます」

暁「五月雨をあつめて早し最上川!」

響「五月雨に、最上も居るね。ハラショー」

提督「でもそれは人のじゃないかよ。一枚持っていきなさい！」

響「はい」

提督「じゃあ響師匠いってみよう」

響「加賀さんで」

響「防空姫、たかが駆逐と、侮るな」

提督「ああ、その通りだ。一枚やろう」

提督「はい加賀さん」

加賀「では飛鷹さんで一つ」

加賀「打ち上げの、牡蠣鍋費用は、提督が」

提督「出しません」

提督「はいビス子さん」

ビス「レーベで、この大喜利の現状を伝えます」

ビス「なんとまあ、レーベルの低い、罵り合い」

提督「あんたも率先してロシアとやりあってるじゃない」

提督「はい比叡さん」

比叡「えー、球磨さんで」

比叡「甲作戦、大破ばかりで…」

提督「あー、球磨っちゃうんだな」

比叡「あらー……」

提督「もう比叡の腹は読めてんだよ」

提督「はいぼのさん」

曙「じゃあ、新人の瑞穂さんで」

曙「さあ選べ、水炎草、どのポ〇モン？」

提督「そっち方面にケンカ売るのはまずいって」

響「はい」

提督「響師匠」

響「木曾さんで行きます」

響「比叡カレー、さっき食べたら、吐きそうだ」

比叡「……」

比叡「はいっ！」

提督「はい比叡さん」

比叡「木曾さんで」

比叡「比叡カレー、さんざ言われて、泣きそうだ」

提督「かわいそうだ、比叡さんに一枚やろう」





提督「というところで、そろそろお別れのお時間でございます」

提督「今週は呉鎮守府からお送りしました。またお会いしましょう」