ゴヨウ「チェイサーにプレデター、ディフェンダーにキングって感じだったっけ」
ヘルウェイ「ゴヨウの大盤振る舞いっすね」
ゴヨウ「けっこうなチート効果持ちらしいな」
ヘルウェイ「やはりシンクロは悪……」
ゴヨウ「やかましい……まあ実際に見たことねーから何とも言えねえけど」
ヘルウェイ「まあ敵にさえならなけりゃどんなチートでもいいっす」
ゴヨウ「違いねえや。さて、パトロールに行くぞ」
ヘルウェイ「へーい」
ゴヨウ「それじゃあまずは→2に向かうか」
ヘルウェイ「合点承知!」
前作
ゴヨウ・ガーディアン「DM界の秩序は俺が守る!」
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【遊戯王】 ゴヨウ「何?有給休暇なら仕事は0ではないのか!?」
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ゴヨウ「不意に休暇がBu,Bu,Bu,Burn!」 ヘルウェイ「リアルの幕開けっすよ」
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ヘルウェイ「最近あいつ調子乗ってますよね」
ゴヨウ「まああいつだけが悪いってわけじゃないが、とりあえずちょっと注意しに行くぞ」
ヘルウェイ「へい! ……つってもどこ行けばいるんすかね?」
ゴヨウ「あいつは最近歯車街を根城にしてるらしいからそこ行くぞ」
ヘルウェイ「加速する疾風に乗って飛ばしますぜ!」
ゴヨウ「速度制限は守れよ」
ヘルウェイ「本当に今更っすね」
ヘルウェイ「着きやした!」
ゴヨウ「さてとあいつは……いたいた」
インフィニティ「zzz……」
ゴヨウ「暢気に寝てやがる……」
ヘルウェイ「てか機械族のくせに睡眠取るんすね」
ゴヨウ「ああ……しかし攻撃力3300か。吸収しすぎだろこいつ」
ヘルウェイ「下手に起こすと危ないっすね」
ゴヨウ「まあ任せろ。俺に考えがある」ピポパポ
ヘルウェイ「誰に連絡を?」
ゴヨウ「へっへっへ、それは秘密よ」
ゴヨウ「おい起きろ」
インフィニティ「……グウ?」
ゴヨウ「あ~俺はゴヨウってもんだ。こっちはヘルウェイ」
ヘルウェイ「どもっす」
インフィニティ「……ナンノヨウダ?」
ヘルウェイ「あっ、普通にしゃべれるんすね」
ゴヨウ「最近お前の暴れっぷりが目に余るんでな。少し注意しに来た」
インフィニティ「オレニチュウイダト……ナマイキナ」
ゴヨウ「むやみに市民を害するやつを見逃すわけにはいかなくてな」
インフィニティ「フン……シッタコトカ」
ヘルウェイ「話の通じないタイプっすね」
ゴヨウ「こりゃお灸をすえないとだな」
インフィニティ「キサマラゴトキニナニガデキル?」
ゴヨウ「そりゃやってみなけりゃわかんねえだろうよ」
ヘルウェイ「目にもの見せてやりますぜ!」
インフィニティ「オレニハアラユルコウカヲムコウカスルノウリョクガアルンダゾ?」
ゴヨウ「百も承知よ」
インフィニティ「……?」
ヘルウェイ「ふっふっふ、こっちには秘密兵器がいるんすよ」
ゴヨウ「ああ……いでよ!」
ドラゴリッチ「……」
インフィニティ「グッ……ウゴケヌ。チカラモハイラン……」
ゴヨウ「ちなみに俺も動けねえ!」
ヘルウェイ「なにやってんすか兄貴」
ゴヨウ「しょうがねえだろ!そういう効果なんだから!」
インフィニティ「ナゼオレノノウリョクガハツドウシナイ……?」
ゴヨウ「それはコ○マイにでも聞くんだな!いけドラゴリッチ!」
ヘルウェイ「骨骨アターック!」
ゴヨウ「センスの欠片もねえな」
ドラゴリッチ「グオオッ!」ドゴッ
インフィニティ「ギャアアアア!!」
ゴヨウ「これでしばらくあいつも大人しくなるだろ」
ヘルウェイ「また一つ悪を成敗したっすね」
ゴヨウ「ああ……とりあえずお疲れドラゴリッチ」
ドラゴリッチ「ガウ」
ヘルウェイ「こいつを派遣してくれた署長には感謝しないとっすね」
ゴヨウ「まったくだ」
ヘルウェイ「ていうかいつまで寝そべってるんすか兄貴」
ゴヨウ「うるせえ」
ゴヨウ「さて、次はどこへ向かうかね?」
ヘルウェイ「大変っす兄貴!」
ゴヨウ「何事だ!?」
ヘルウェイ「死皇帝の陵墓で→2が暴れてるとのことっす!」
ゴヨウ「すぐに向かうぞ!」
ゴヨウ「あいつとは相性悪いんだよな俺……」
ヘルウェイ「まあそういうやつは多いっすから仕方ないっすよ」
ゴヨウ「先出しでも後出しでも戻されるしなあ……」
ヘルウェイ「かっとビングっすよ兄貴!」
ゴヨウ「人様の持ちネタをパクるんじゃない」
ヘルウェイ「着きやした!」
月華竜「シャアアアア!」
ゴヨウ「ちっ、片っ端からローズレクイエムしてやがる!」
ヘルウェイ「早く止めましょう!」
ゴヨウ「おう!」
月華竜「グルル……」
ヘルウェイ「こっちに気づいたみたいです!」
ゴヨウ「よし、行けヘルウェイ!」
ヘルウェイ「えっ?」
ゴヨウ「俺が行ったらバウンスされるからな」
ヘルウェイ「いや俺じゃあ単純に力負けしますって」
ゴヨウ「ちっ、根性が足りねえな……」
ヘルウェイ「根性論で格上倒せたら苦労しませんって」
月華竜「キシャアアアア!!」
ヘルウェイ「こっちに向かってきます!」
ゴヨウ「ちっ!」
ゴヨウ「こうなったら致し方ない……」
ヘルウェイ「なんか手があるんすか?」
ゴヨウ「ここは死皇帝の陵墓……眠れる神を呼び起こす!」
ヘルウェイ「おお! なんかすげえ!」
ゴヨウ「というわけでライフを2000払う必要があるんだが……」
ヘルウェイ「……もしかして俺も払うんすか?」
ゴヨウ「折半だからいいだろう」
ヘルウェイ「え~……」
ゴヨウ「あとでレッドデーモンズヌードルの新作奢ってやるから」
ヘルウェイ「う~ん仕方ないっすねぇ」
ゴヨウ「よし、さっそくやるぞ!」
ヘルウェイ「で、どうやって神を呼び起こすんすか?」
ゴヨウ「ちょっと待て今マニュアルを読んでる」
ヘルウェイ「マニュアルとかあるんすね……」
月華竜「キシャアアアア!!」
ヘルウェイ「やべえ! もうそこまで来てる!」
ゴヨウ「え~と、ここをこうして……おっしゃ! 準備完了!」
ヘルウェイ「いったい何を呼び出すんすか!?」
ゴヨウ「ふっふっふ、まあ見てろ」
ゴヨウ「よし、ライフを払うぞ!」
ヘルウェイ「合点承知!」
ゴヨウ「スイッチオン!」ポチッ
ヘルウェイ「ほわああああああ!?」ライフマイナス1000
ゴヨウ「おおおおおおおお!?」 ライフマイナス1000
ゴヨウ「俺たちの魂を生贄に降臨せよ! 地縛神コカパクパ……コカパクアプ!」
ヘルウェイ「締まらないなあ……」
ゴヨウ「うるせえ!」
コカパクアプ「ぬみょ~ん」
ヘルウェイ「で、でけえガチャピンだ!」
ゴヨウ「似てるけど言うんじゃない」
月華竜「グオッ!?」
コカパクアプ「マンゾクサセテクレヨ?」
ヘルウェイ「なんかよくわかんないことつぶやいてますよ?」
ゴヨウ「ずっと眠っててボケてるのかもしんねえな」
ヘルウェイ「なるほど……」
ゴヨウ「まあいい、行けコカパクアプ! 捻り潰せ!」
コカパクアプ「ぬ~ん!」
月華竜「シャアアアア!?」グシャ
ヘルウェイ「うわ~容赦ねえ……」
ゴヨウ「因果応報だ」
ヘルウェイ「しかしライフ払った分少し疲れましたね……」
ゴヨウ「こんくらい我慢しろ」
ヘルウェイ「とは言ってもなあ……」
ゴヨウ「まったくだらしねえな……ん?」
ヘルウェイ「どうしたんすか兄貴……って、あれは!」
ディアンケト「あらあらあんたたち、久しぶりじゃないの~!」
ゴヨウ(キス魔のディアンケト! ライフ回復を口実に無理やりキスをしてくる変人だ!)
ヘルウェイ(や、やべえ人に会っちまった!)
ゴヨウ(ライフが減ってることに気づかれる前に逃げねえと……!)
ディアンケト「あんたたちこんなところで何してんのよ~?」
ゴヨウ「は、はは……ちょっとパトロールをですね!」
ヘルウェイ「そうっす! なんも異常ありませんでした!」
ディアンケト「そうかい……ん? 死皇帝の陵墓を使った跡があるねえ」
ゴヨウ(ま、まずい!)
ディアンケト「あっ、よく見るとあんたたちライフが減ってるじゃないか! 回復しないといけないねえ!」
ゴヨウ「い、いや、大したことはないから心配ないです!」
ヘルウェイ「そうっすそうっす!!」
ディアンケト「がはは! なに若いもんが遠慮してんのさ!」
ゴヨウ(若いもんだから遠慮してんじゃねえか! 若くなくても嫌だけど!)
ヘルウェイ「俺たちパトロールがあるんでまた!」
ゴヨウ「じゃあなおばさん!」
ディアンケト「なんだいなんだい」
ヘルウェイ「クリアマイン――」
ガシッ
ディアンケト「どこへ行こうってんだい?」
ヘルウェイ(嘘だろ……バイクがピクリとも動かねえ……)
ディアンケト「回復していきな……ねっ?」
ゴヨウ「あ、あはは……」
ヘルウェイ「へ、へへへ……」
ディアンケト「笑みが出るほど嬉しいとはねえ……治療の神冥利に尽きるよ」ジリッ
ゴヨウ「走って逃げるぞヘルウェイ!」ダッ!
ヘルウェイ「言われるまでもないっす!」ダッ!
ディアンケト「遠慮はいらないって!」ダッ!
イヤダー! ツカマリタクネー!
ゴヨウ「はあはあ……なんとか逃げ切ったか」
ヘルウェイ「俺のバイク……」
ゴヨウ「あれはあきらめろ。また署から支給してもらえるしな」
ヘルウェイ「くっそー! いいかげんにしろよあのばあさん!」
ゴヨウ「とりあえずお前はいったん署に戻ってこれまでのことを報告。新しいバイクをもらってこい」
ヘルウェイ「バイク紛失した理由をどう説明しましょう?」
ゴヨウ「適当にでっち上げろ」
ヘルウェイ「兄貴ってたまにクズっすよね」
ゴヨウ「酸いも甘いも嚙み分けるだけだ」
ヘルウェイ「意味違くないっすか?」
ヘルウェイ「じゃあ署に戻りま~す」
ゴヨウ「おう、気をつけて帰れよ」
ゴヨウ「さて……俺だけでもパトロールを続けるかね」
???「お前は……ゴヨウじゃないか」
ゴヨウ「おお、↓2か。久しぶりだな」
魔界バス「こんなところで何をしてるんだ?」
ゴヨウ「ちょっとパトロールをな……って、そういやここ魔界か。慌ててたから気づかなかったぜ」
魔界バス「現世に戻るんだったら乗って行け」
ゴヨウ「そうだな……魔界には魔界の官憲がいるし、現世に戻るとするか」
魔界バス「そうか。お盆も近いから最近は混んでいてな……乗るんなら早くしな」
ゴヨウ「おお、了解……ところでよ」
魔界バス「ん?」
ゴヨウ「お前ってどうやって声を出してるんだ?」
魔界バス「……禁則事項だ」
ゴヨウ「はあ」
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