ゴヨウ「最近俺がシリーズ化されたらしい」 ヘルウェイ「マジっすか?」 (31)

ゴヨウ「チェイサーにプレデター、ディフェンダーにキングって感じだったっけ」

ヘルウェイ「ゴヨウの大盤振る舞いっすね」

ゴヨウ「けっこうなチート効果持ちらしいな」

ヘルウェイ「やはりシンクロは悪……」

ゴヨウ「やかましい……まあ実際に見たことねーから何とも言えねえけど」

ヘルウェイ「まあ敵にさえならなけりゃどんなチートでもいいっす」

ゴヨウ「違いねえや。さて、パトロールに行くぞ」

ヘルウェイ「へーい」

ゴヨウ「それじゃあまずは→2に向かうか」

ヘルウェイ「合点承知!」


前作
ゴヨウ・ガーディアン「DM界の秩序は俺が守る!」
ゴヨウ・ガーディアン「DM界の秩序は俺が守る!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426174671/)

【遊戯王】 ゴヨウ「何?有給休暇なら仕事は0ではないのか!?」
【遊戯王】 ゴヨウ「何?有給休暇なら仕事は0ではないのか!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426255757/)

ゴヨウ「不意に休暇がBu,Bu,Bu,Burn!」 ヘルウェイ「リアルの幕開けっすよ」
ゴヨウ「不意に休暇がBu,Bu,Bu,Burn!」 ヘルウェイ「リアルの幕開けっすよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426593955/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1439095035

ヘルウェイ「最近あいつ調子乗ってますよね」

ゴヨウ「まああいつだけが悪いってわけじゃないが、とりあえずちょっと注意しに行くぞ」

ヘルウェイ「へい! ……つってもどこ行けばいるんすかね?」

ゴヨウ「あいつは最近歯車街を根城にしてるらしいからそこ行くぞ」

ヘルウェイ「加速する疾風に乗って飛ばしますぜ!」

ゴヨウ「速度制限は守れよ」

ヘルウェイ「本当に今更っすね」



ヘルウェイ「着きやした!」

ゴヨウ「さてとあいつは……いたいた」

インフィニティ「zzz……」

ゴヨウ「暢気に寝てやがる……」

ヘルウェイ「てか機械族のくせに睡眠取るんすね」

ゴヨウ「ああ……しかし攻撃力3300か。吸収しすぎだろこいつ」

ヘルウェイ「下手に起こすと危ないっすね」

ゴヨウ「まあ任せろ。俺に考えがある」ピポパポ

ヘルウェイ「誰に連絡を?」

ゴヨウ「へっへっへ、それは秘密よ」

ゴヨウ「おい起きろ」

インフィニティ「……グウ?」

ゴヨウ「あ~俺はゴヨウってもんだ。こっちはヘルウェイ」

ヘルウェイ「どもっす」

インフィニティ「……ナンノヨウダ?」

ヘルウェイ「あっ、普通にしゃべれるんすね」

ゴヨウ「最近お前の暴れっぷりが目に余るんでな。少し注意しに来た」

インフィニティ「オレニチュウイダト……ナマイキナ」

ゴヨウ「むやみに市民を害するやつを見逃すわけにはいかなくてな」

インフィニティ「フン……シッタコトカ」

ヘルウェイ「話の通じないタイプっすね」

ゴヨウ「こりゃお灸をすえないとだな」

インフィニティ「キサマラゴトキニナニガデキル?」

ゴヨウ「そりゃやってみなけりゃわかんねえだろうよ」

ヘルウェイ「目にもの見せてやりますぜ!」

インフィニティ「オレニハアラユルコウカヲムコウカスルノウリョクガアルンダゾ?」

ゴヨウ「百も承知よ」

インフィニティ「……?」

ヘルウェイ「ふっふっふ、こっちには秘密兵器がいるんすよ」

ゴヨウ「ああ……いでよ!」

ドラゴリッチ「……」

インフィニティ「グッ……ウゴケヌ。チカラモハイラン……」

ゴヨウ「ちなみに俺も動けねえ!」

ヘルウェイ「なにやってんすか兄貴」

ゴヨウ「しょうがねえだろ!そういう効果なんだから!」

インフィニティ「ナゼオレノノウリョクガハツドウシナイ……?」

ゴヨウ「それはコ○マイにでも聞くんだな!いけドラゴリッチ!」

ヘルウェイ「骨骨アターック!」

ゴヨウ「センスの欠片もねえな」

ドラゴリッチ「グオオッ!」ドゴッ

インフィニティ「ギャアアアア!!」

ゴヨウ「これでしばらくあいつも大人しくなるだろ」

ヘルウェイ「また一つ悪を成敗したっすね」

ゴヨウ「ああ……とりあえずお疲れドラゴリッチ」

ドラゴリッチ「ガウ」

ヘルウェイ「こいつを派遣してくれた署長には感謝しないとっすね」

ゴヨウ「まったくだ」

ヘルウェイ「ていうかいつまで寝そべってるんすか兄貴」

ゴヨウ「うるせえ」



ゴヨウ「さて、次はどこへ向かうかね?」

ヘルウェイ「大変っす兄貴!」

ゴヨウ「何事だ!?」

ヘルウェイ「死皇帝の陵墓で→2が暴れてるとのことっす!」

ゴヨウ「すぐに向かうぞ!」

ゴヨウ「あいつとは相性悪いんだよな俺……」

ヘルウェイ「まあそういうやつは多いっすから仕方ないっすよ」

ゴヨウ「先出しでも後出しでも戻されるしなあ……」

ヘルウェイ「かっとビングっすよ兄貴!」

ゴヨウ「人様の持ちネタをパクるんじゃない」



ヘルウェイ「着きやした!」

月華竜「シャアアアア!」

ゴヨウ「ちっ、片っ端からローズレクイエムしてやがる!」

ヘルウェイ「早く止めましょう!」

ゴヨウ「おう!」

月華竜「グルル……」

ヘルウェイ「こっちに気づいたみたいです!」

ゴヨウ「よし、行けヘルウェイ!」

ヘルウェイ「えっ?」

ゴヨウ「俺が行ったらバウンスされるからな」

ヘルウェイ「いや俺じゃあ単純に力負けしますって」

ゴヨウ「ちっ、根性が足りねえな……」

ヘルウェイ「根性論で格上倒せたら苦労しませんって」

月華竜「キシャアアアア!!」

ヘルウェイ「こっちに向かってきます!」

ゴヨウ「ちっ!」

ゴヨウ「こうなったら致し方ない……」

ヘルウェイ「なんか手があるんすか?」

ゴヨウ「ここは死皇帝の陵墓……眠れる神を呼び起こす!」

ヘルウェイ「おお! なんかすげえ!」

ゴヨウ「というわけでライフを2000払う必要があるんだが……」

ヘルウェイ「……もしかして俺も払うんすか?」

ゴヨウ「折半だからいいだろう」

ヘルウェイ「え~……」

ゴヨウ「あとでレッドデーモンズヌードルの新作奢ってやるから」

ヘルウェイ「う~ん仕方ないっすねぇ」

ゴヨウ「よし、さっそくやるぞ!」

ヘルウェイ「で、どうやって神を呼び起こすんすか?」

ゴヨウ「ちょっと待て今マニュアルを読んでる」

ヘルウェイ「マニュアルとかあるんすね……」

月華竜「キシャアアアア!!」

ヘルウェイ「やべえ! もうそこまで来てる!」

ゴヨウ「え~と、ここをこうして……おっしゃ! 準備完了!」

ヘルウェイ「いったい何を呼び出すんすか!?」

ゴヨウ「ふっふっふ、まあ見てろ」

ゴヨウ「よし、ライフを払うぞ!」

ヘルウェイ「合点承知!」

ゴヨウ「スイッチオン!」ポチッ

ヘルウェイ「ほわああああああ!?」ライフマイナス1000

ゴヨウ「おおおおおおおお!?」 ライフマイナス1000

ゴヨウ「俺たちの魂を生贄に降臨せよ! 地縛神コカパクパ……コカパクアプ!」

ヘルウェイ「締まらないなあ……」

ゴヨウ「うるせえ!」

コカパクアプ「ぬみょ~ん」

ヘルウェイ「で、でけえガチャピンだ!」

ゴヨウ「似てるけど言うんじゃない」

月華竜「グオッ!?」

コカパクアプ「マンゾクサセテクレヨ?」

ヘルウェイ「なんかよくわかんないことつぶやいてますよ?」

ゴヨウ「ずっと眠っててボケてるのかもしんねえな」

ヘルウェイ「なるほど……」

ゴヨウ「まあいい、行けコカパクアプ! 捻り潰せ!」

コカパクアプ「ぬ~ん!」

月華竜「シャアアアア!?」グシャ

ヘルウェイ「うわ~容赦ねえ……」

ゴヨウ「因果応報だ」

ヘルウェイ「しかしライフ払った分少し疲れましたね……」

ゴヨウ「こんくらい我慢しろ」

ヘルウェイ「とは言ってもなあ……」

ゴヨウ「まったくだらしねえな……ん?」

ヘルウェイ「どうしたんすか兄貴……って、あれは!」

ディアンケト「あらあらあんたたち、久しぶりじゃないの~!」

ゴヨウ(キス魔のディアンケト! ライフ回復を口実に無理やりキスをしてくる変人だ!)

ヘルウェイ(や、やべえ人に会っちまった!)

ゴヨウ(ライフが減ってることに気づかれる前に逃げねえと……!)

ディアンケト「あんたたちこんなところで何してんのよ~?」

ゴヨウ「は、はは……ちょっとパトロールをですね!」

ヘルウェイ「そうっす! なんも異常ありませんでした!」

ディアンケト「そうかい……ん? 死皇帝の陵墓を使った跡があるねえ」

ゴヨウ(ま、まずい!)

ディアンケト「あっ、よく見るとあんたたちライフが減ってるじゃないか! 回復しないといけないねえ!」

ゴヨウ「い、いや、大したことはないから心配ないです!」

ヘルウェイ「そうっすそうっす!!」

ディアンケト「がはは! なに若いもんが遠慮してんのさ!」

ゴヨウ(若いもんだから遠慮してんじゃねえか! 若くなくても嫌だけど!)

ヘルウェイ「俺たちパトロールがあるんでまた!」

ゴヨウ「じゃあなおばさん!」

ディアンケト「なんだいなんだい」

ヘルウェイ「クリアマイン――」

ガシッ

ディアンケト「どこへ行こうってんだい?」

ヘルウェイ(嘘だろ……バイクがピクリとも動かねえ……)

ディアンケト「回復していきな……ねっ?」

ゴヨウ「あ、あはは……」

ヘルウェイ「へ、へへへ……」

ディアンケト「笑みが出るほど嬉しいとはねえ……治療の神冥利に尽きるよ」ジリッ

ゴヨウ「走って逃げるぞヘルウェイ!」ダッ!

ヘルウェイ「言われるまでもないっす!」ダッ!

ディアンケト「遠慮はいらないって!」ダッ!

イヤダー! ツカマリタクネー!

ゴヨウ「はあはあ……なんとか逃げ切ったか」

ヘルウェイ「俺のバイク……」

ゴヨウ「あれはあきらめろ。また署から支給してもらえるしな」

ヘルウェイ「くっそー! いいかげんにしろよあのばあさん!」

ゴヨウ「とりあえずお前はいったん署に戻ってこれまでのことを報告。新しいバイクをもらってこい」

ヘルウェイ「バイク紛失した理由をどう説明しましょう?」

ゴヨウ「適当にでっち上げろ」

ヘルウェイ「兄貴ってたまにクズっすよね」

ゴヨウ「酸いも甘いも嚙み分けるだけだ」

ヘルウェイ「意味違くないっすか?」

ヘルウェイ「じゃあ署に戻りま~す」

ゴヨウ「おう、気をつけて帰れよ」



ゴヨウ「さて……俺だけでもパトロールを続けるかね」

???「お前は……ゴヨウじゃないか」

ゴヨウ「おお、↓2か。久しぶりだな」

魔界バス「こんなところで何をしてるんだ?」

ゴヨウ「ちょっとパトロールをな……って、そういやここ魔界か。慌ててたから気づかなかったぜ」

魔界バス「現世に戻るんだったら乗って行け」

ゴヨウ「そうだな……魔界には魔界の官憲がいるし、現世に戻るとするか」

魔界バス「そうか。お盆も近いから最近は混んでいてな……乗るんなら早くしな」

ゴヨウ「おお、了解……ところでよ」

魔界バス「ん?」

ゴヨウ「お前ってどうやって声を出してるんだ?」

魔界バス「……禁則事項だ」

ゴヨウ「はあ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom