ゴヨウ「不意に休暇がBu,Bu,Bu,Burn!」 ヘルウェイ「リアルの幕開けっすよ」 (161)

ゴヨウ「だからなんで休暇取ってる俺が働かなくちゃならないんだ!」

ヘルウェイ「今回はマジでやばいんす」

ゴヨウ「何がどうやばいんだ?」

ヘルウェイ「各地で反体制派が一斉に暴れだしたんす。その中には禁止にされたやつらもいるっす」

ヘルウェイ「やつらを止めるためには兄貴の力がどうしても必要なんす!」

ゴヨウ「それは確かにまずいな…しょうがない!か弱き人々の安全は俺が守る!」

ヘルウェイ「よかった!」

ゴヨウ「よし、そうと決まればさっそく行くぞ!」

ヘルウェイ「まずは魔法族の里で暴れてる↓2を止めに行きましょう!」

ゴヨウ「おお!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426593955

ゴヨウ「さっそく禁止級との衝突か…しかもあの猫とは…」

ヘルウェイ「兄貴の顔馴染みでしたっけ?」

ゴヨウ「ああ、あいつといっしょにやんちゃしてた頃が懐かしいぜ…」



救猫「ニャー」

ヘルウェイ「か、かわいい!」

ゴヨウ「見た目に騙されるな!かつて環境を制したこともある猫だぞ!」

救猫「誰かと思えば…貴様かゴヨウ」

ヘルウェイ「うおっ!?無駄に渋い声!」

ゴヨウ「大方、禁止にされたのが不満で暴れているんだろう?」

救猫「ふん…その通りだ。禁止にされた者は、その自由を奪われる。それに反抗するため、反体制派のやつらに乗っからせてもらったよ」

ゴヨウ「禁止にされるのはそれが神の意思だからだ。受け入れるしかないだろう!」

救猫「貴様は官憲として特例措置を受けているからそのようなことが言えるのだ!」

ゴヨウ「くっ…説得は無駄か!」

ヘルウェイ「来ます!」

ゴヨウ・ガーディアン「DM界の秩序は俺が守る!」
ゴヨウ・ガーディアン「DM界の秩序は俺が守る!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426174671/)

【遊戯王】 ゴヨウ「何?有給休暇なら仕事は0ではないのか!?」
【遊戯王】 ゴヨウ「何?有給休暇なら仕事は0ではないのか!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426255757/)

忘れてましたが前スレです。

救猫「俺の呼びかけに答え現れろ!エアベルン!ブラックパンサー!」

エアベルン「……」

ブラックパンサー「……」

救猫「ふん、昔だったら貴様を呼ぶこともしばしばあったが今は…悲しいなあゴヨウ」

ゴヨウ「……」

救猫「ふん、だんまりか…まあいい。シンクロだ!来い、ナチュルパルキオン!」

パルキオン「グオオオ!」

ゴヨウ「くっ…厄介なやつを」

救猫「まだまだぁ!再び来い!エアベルン!そしてコアラッコ!」

救猫「そのままシンクロ召喚!出でよ、ナチュルビースト!」

ビースト「ガアア!」

ヘルウェイ「強そうなやつが二体も…」

ゴヨウ「だが攻撃力は俺の方が上!」

救猫「これで終わるはずなかろう。融合を発動!」

ヘルウェイ「な、何だって!」

ゴヨウ「くっ!」

救猫「来い!ナチュルエクストリオ!」

エクストリオ「ガオオオオオ!」

ヘルウェイ「ひえええ…」

救猫「さらにこいつに一角獣のホーンを装備!」

ゴヨウ「俺の攻撃力を上回った…なら」

ゴヨウ「俺は収縮を発動!」

ヘルウェイ「これなら!」

エクストリオ「ガアアア!」

ゴヨウ「効いてないだと!?」

救猫「こいつの前では魔法も罠も無力なんだよ」

ヘルウェイ「そ、そんな!」

ゴヨウ(どうする…魔法・罠が使えないんじゃあいつに対抗する手段がない。俺の効果もヘルウェイの効果もあいつを倒すのには役に立たん)

救猫「八方ふさがりのようだな」

ゴヨウ「うるせえ!」

救猫「その威勢だけは褒めてやろう」

救猫「しかし、私も暇ではないんだ…私たちを禁止にした神どもにも復讐を果たさねばならんからな」

ヘルウェイ「そ、そんなことができるとマジで思ってるんすか!?」

救猫「やってみせるとも。それだけの戦力が今の反体制派にはある」

ゴヨウ「させてたまるかよ…!」

救猫「そうだゴヨウ…貴様も我々の仲間にならないか?」

ゴヨウ「何?」

救猫「お前の力はここで消すには惜しい…それは共に戦ったことのある俺がよく知っている」

ゴヨウ「……」

救猫「貴様だって憎いだろう…我々を禁止にして不当に扱ってきたやつらが!」

ヘルウェイ「あ、兄貴…」

救猫「共に来いゴヨウ…そして革命をなすのだ!」

ゴヨウ「ふざけろ!」

救猫「…なにぃ?」

ゴヨウ「確かに禁止にされたのは納得がいかない!制限を受けるなんてまっぴらごめんだ!」

救猫「なら…」

ゴヨウ「だが俺たちが野放しになることで困る人がたくさんいるんだ!」

救猫「…ふん」

ゴヨウ「それにお前たちは無関係な人々を傷つけている!」

救猫「神どもを引きずり出すのに必要なことだ」

ゴヨウ「人々を苦しめるお前たちのやり方を認めるわけにはいかない!」

ヘルウェイ「兄貴~!!」ドンドンパフパフ

救猫「交渉決裂か…ならば消えろぉ!!」

エクストリオ「ガオオオオ!」

ゴヨウ(しかし…あのモンスターをどう倒す?魔法・罠は通じない。効果モンスターで対処しようにも今は適当なやつがいない)

ゴヨウ(何か…何か手はないのか!)

ゴヨウ(…待てよ?今の今まで忘れていたが、最近支給されたあのカード…確かあれは…)

ゴヨウ「!!」

救猫「行け!エクストリオ!やつを攻撃!」

ヘルウェイ「兄貴ー!!」

ゴヨウ「…俺はこの魔法を発動する」

救猫「馬鹿め!魔法は通じんと…」

ゴヨウ「超融合!」

救猫「な、なにぃ!超融合だと!?」

ゴヨウ「超融合は無効化されない!エクストリオ!俺とお前で超融合!」

エクストリオ「ガウッ!?」

ヘルウェイ「ど、どうなるんだ!?」

ピカッ

ガイアストライオ「ふう…なかなか良い気分だ」

救猫「そんな…そんな馬鹿な!」

ヘルウェイ「兄貴…なんすか?」

ストライオ「ああ、姿こそこんなだがな」

エクストリオ(融合)

ストライオ「さて…覚悟はできたか?」

救猫「…二ャ、ニャー」

ストライオ「可愛くふるまっても無駄だ!吹き飛べ!」バキッ

救猫「ニャアアアアッ!」


――本部――

ヘルセキュリティ「…ん?何か飛んでくる」

ドーン!

救猫「……」ピクッピクッ

ヘルセキュリティ「こいつは禁止の…確保ー!!」



ストライオ「成敗!」

>>17

なんという致命的なミス!!あとで別な流れも書いておきます。

ゴヨウ「さて融合解除するか」

ピカッ

エクストリオ「……」

ヘルウェイ「おとなしくなったっすね」

ゴヨウ「主人がいなくなったからな。おい、お前は森に帰れ」

エクストリオ「ガウ」スタコラサッサ

ヘルウェイ「手強い相手でしたけど何とかなりましたね」

ゴヨウ「ああ、俺には鉄の意思と鋼の強さがあるからな!」

>>9からOCG的に正しい流れ

ゴヨウ「そういや最近超融合配給されたな。よし発動」

救猫「超融合だと!?」

ゴヨウ「ビーストとパルキオンを融合!来い、ガイアストライオ!」

ストライオ「ガアアアア!!」

救猫「にゃ、にゃんだってー!?」

ゴヨウ「薙ぎ払え!」

ストライオ「ガアアア!」バキッ

救猫「ニャアアアア!」


――本部――

ヘルセキュリティ「…ん?何か飛んでくる」

ドーン!

救猫「……」ピクッピクッ

ヘルセキュリティ「こいつは禁止の…確保ー!!」


ゴヨウ「一件落着!」

ヘルウェイ「じゃあ次に行きやしょう」

ゴヨウ「おう…もう何でも来い!」

ヘルウェイ「近場だと↓2が闇黒界で暴れてるそうっす」

ゴヨウ「よし行くぞ!」

ヘルウェイ「全速力で行きまっせ!」

ゴヨウ「ちょっと待て」

ヘルウェイ「何すか?」

ゴヨウ「冷静になって考えてみたんだが…名前を間違ってたりはしないか?スターダストドラゴンとかと」

ヘルウェイ「いえ、間違ってないっすよ」

ゴヨウ「じゃあそいつ禁止よりめんどくさいぞ」

ヘルウェイ「マジっすか?」



星屑の巨神「……」

ゴヨウ「うわ~間違いねえ。前に見たイラストといっしょだ」

ヘルウェイ「神々しいっすね」

ズール「あなたは…ゴヨウさん!」

ゴヨウ「そういうあんたは…暗黒界でその名を知らぬ者はいない誇り高き騎士ズール」

ヘルウェイ「長いっす」

ゴヨウ「あいつが暴れてると聞いたんだが」

ズール「暴れてるというよりは一定範囲に入った者に容赦なく攻撃を行うのです」

ズール「狂王ブロンも魔神レインもやられました」

ゴヨウ「あいつらはやっぱり許されないのか」

ヘルウェイ「何の話っすか?」

ゴヨウ「いや、知らなくていいことだ」

ゴヨウ「あいつは神々の手によって公の場に出ることを禁止されたモンスターなんだが…なんでこんなところに」

ヘルウェイ「禁止ってことっすか?聞いたことないんすけど」

ゴヨウ「一種の聖域みたいなもんだ。普通に倒すわけにはいかん」



ゴヨウ「お~い、なんでお前は人々を攻撃するんだ?」

星屑の巨神「…私を使用不可にした神たちへのささやかな抵抗だ」

ゴヨウ「そんな理由で誰かを傷つけるのか」

星屑の巨神「わからんだろう…一度もデュエルで使われることのない悲しみが」

ヘルウェイ「一度も!?」

ゴヨウ「ああ、あいつは生まれたときから禁止扱いされてる…俺たちとも違ってな」

ズール「そんなモンスターがいたとは…」

ゴヨウ「俺はお前と違って、禁止になる前は圧倒的使用率を誇ってたから、お前の気持ちはわからん」

ゴヨウ「一度もデュエルで使われることのない悲しみ…想像すらできんよ」

ゴヨウ「だが!どんな理由があっても人々を傷つけるなんて真似を許すわけにはいかねえ!ましてや神への反抗のために人々を傷つけるなんて支離滅裂なことは認めらんねえ!」

星屑の巨神「…私は日の目を浴びたいだけだ」

ゴヨウ「宇宙で頭を冷やしてこい!強制脱出装置!」

星屑の巨神「!」

ゴヨウ「オゾンの上まで行ってこいや!」

星屑の巨神「…あきらめはせんぞ」バシュン!



ズール「…悲しい話ですね」

ヘルウェイ「ちょっと同情するっす」

ゴヨウ「それでもあいつを許すわけにゃあいかねえ…」

ゴヨウ「…次行くぞ」

ヘルウェイ「次は…ん?本部から…な、なんだって!?」

ゴヨウ「どうした!」

ヘルウェイ「紫炎の霞城が↓2に襲われてるらしいっす!」

ゴヨウ「何!?」

ゴヨウ「俺のかつての部下じゃねえか!」

ヘルウェイ「ええ、俺の前任っす」

ゴヨウ「あまりに素行が悪くてクビになってからは行方が分からなくなってたが…反体制派に与していたのか!」

ヘルウェイ「許せないっすね!」

ゴヨウ「かつての部下だ…しっかり更生させてやるぜ!」



ヘルツインコップ「ヒャッハ―!!」

ニサシ「くっ…!」

ヤリザ「お館様の主力部隊が戻るまで持ちこたえるでござる!」

ヘルツインコップ「なんだなんだ噂に聞く六部衆も大したことねえな!籠城なんてみっともねえ!」

イロウ「好き放題言いおって!」

ゴヨウ「そこまでだジョー&キック!」

ヘルツインコップ「ほう、その名で俺を呼ぶあんたは…くくっ、これはおもしれえ!」

ヘルウェイ「この人が俺の前任…」

ジョー&キック「久しぶりだな先輩。まさかここで再会するとはな」

ゴヨウ「ああ、俺もこんな形でお前と再会するとは思ってなかったよ」

ジョー&キック「あんたにはいろいろ世話になったっけねえ…くくっ、今日はそのお礼をさせてもらおうか!」

ゴヨウ「やかましい!更生しやがれ!ゴヨウ・ラリアット!」

ジョー&キック「おおっと、それはまずい!」

ヘルウェイ「かわした!」

ジョー&キック「ん?そういやお前は…なるほど、俺の後釜ってところか」

ヘルウェイ「ああ!俺こそがゴヨウ先輩の頼れる相棒、ヘルウェイパトルールっす!」

すいません。中途半端なところですが、今日は寝ます。
あと最初の方でエクストリオをシンクロモンスターとして扱うという無知っぷりをお見せしてしまい申し訳ありませんでした。

ジョー&キック「ちょうどいい…まずはお前から刈らせてもらう!」

ヘルウェイ「なっ…!?」

ゴヨウ「やつの効果は…まずい!逃げろヘルウェイ!」

ジョー&キック「もう遅い!喰らえ!」ドカッ

ヘルウェイ「うわああ!」

ゴヨウ「ヘルウェイ!くそっ…」

ジョー&キック「この瞬間、俺の効果が発動する!攻撃力を800アップし、もう一度攻撃を行うことができる!」

ゴヨウ「まずい…俺の攻撃力を上回った」

ジョー&キック「覚悟するんだな先輩!」ブオオン!

ゴヨウ「くず鉄のかかし発動!お前の攻撃を無効にする!」

ジョー&キック「ちっ、しぶてえ」

ゴヨウ「お前の攻撃力はバトルが終了したことで元に戻る」

ジョー&キック「ふん…」

ジョー&キック「俺は強者の苦痛を三枚発動!」

ゴヨウ「くっ…力が抜ける。変なカード積み込みやがって!」

ジョー&キック「弱弱しくて見てられないなあ先輩」

ゴヨウ「ぬかせ…必ずお前をゴヨウしてやる」

ジョー&キック「ほう…禁じられた聖衣を俺に対して発動!」

ゴヨウ「そんなの関係ねえ…お前は俺自身の手で倒す!むしろ攻撃力が下がってありがてえ!」

ジョー&キック「勇ましいもんだ。やれるもんならやってみな」

ゴヨウ(今のあいつに収縮は通じない…なら)

ゴヨウ「俺はデーモンの斧を装備!これでお前を…」

ジョー&キック「させるか!サイクロン発動!」

ゴヨウ「デーモンの斧が…ならライジングエナジーを発動!」

ジョー&キック「無駄無駄ぁ!トラップスタン!」

ゴヨウ(強化系の魔法・罠がことごとく防がれる…)

ジョー&キック「なんだ、もうお終いか?」

ゴヨウ「くっ…」

ヘルウェイ「く、くそ…このままじゃまずい…何とかしないと」

ヘルウェイ「今の俺にできることは…これしかない!」

ヘルウェイ「俺の効果を発動!俺の最後の力を使ってヘルセキュリティを呼び出す!来い!」

ヘルセキュリティ「はっ!」

ヘルウェイ「あ、兄貴…後は任せやしたぜ…」ドサッ

ゴヨウ「ヘルウェイ…!」

ジョー&キック「ふん、無駄なことを。そんな雑魚を呼んだところで何ができる?」

ヘルセキュリティ「誰が雑魚でありますか!」

ゴヨウ(確かにヘルセキュリティが来たところで、あのやろうを倒す手段は思いつかん…どうする?)

ヤリザ「助太刀するでござる!」

ゴヨウ「お前は…?いや、今はそんなことはいい!下がってろ!」

ヤリザ「そうはいかないでござる!貴殿らが必死に戦っているのに、黙ってそれを見ているなどできぬ!」

ゴヨウ「…怪我しても知らねえぞ」

ヤリザ「承知の上でござる!」

ゴヨウ(しかしこいつが協力してくれるからと言って、大して状況は変わらねえ…まともにあのやろうとやり合えるのは俺だけだ)

ゴヨウ(…待てよ?)

ゴヨウ「…お前、レベルはいくつだ?」
 
ヤリザ「3でござるが…」

ゴヨウ「…いける!」

ゴヨウ「お前とヘルセキュリティでシンクロするんだ!」

ヤリザ「シンクロでござるか?」

ゴヨウ「ああ、俺を信じろ」

ヤリザ「…了解でござる!」

ヤリザ・ヘルセキュリティ「「シンクロ!!」」

ジョー&キック「この状況で一体何を…」

ゴヨウ「現れろ!」

ピカッ

アームズエイド「……」

ジョー&キック「そ、そいつは…!」

ゴヨウ「こいつを俺に装着!攻撃力1000アップだ!」

ジョー&キック「くそっ…これじゃ…」

ゴヨウ「バトル!行くぜえ!ゴヨウ・フィスト!」

ジョー&キック「ぐわああああ!!」

ゴヨウ「そしてそのままゴヨウ・ラリアット!」

ジョー&キック「ぐううう!」

ゴヨウ「お前の罪を数えろ!強制更生!」



ジョー&キック「自分、粋がってました。ホントすいません」

ゴヨウ「もう暴れたりするんじゃないぞ」

ジョー&キック「はい…」

ゴヨウ「…困ったときは俺のところに来い。いつでも相談に乗ってやる」

ジョー&キック「!」

ゴヨウ「俺はお前の上司だからな」

ジョー&キック「ありがとうございます先輩!」



ヤリザ「貴殿らのおかげで、この城を守り抜くことができたでござる。感謝のしようもない」

ゴヨウ「それが仕事だ。気にするな」

ヘルウェイ「そうっすそうっす」

ヤリザ「貴殿は大丈夫でござるか?」

ヘルウェイ「天使の生き血ですっかり回復したッす!」

ゴヨウ「それじゃ俺たちはもう行く」

ヘルウェイ「まだまだ暴れてるやつらがいるっすからね」

ヤリザ「貴殿らの無事を祈っているでござる」



ゴヨウ「次はどうするんだ?」

ヘルウェイ「竜の渓谷で暴れてる↓2を止めに行きやしょう」

ゴヨウ「攻撃力1200のバニラに荒らされるのか…」

ヘルウェイ「よくわかんないっすね」

ゴヨウ「住民は何をやっているんだ…」



ヘルウェイ「着きやしたぜ!」

ゴヨウ「ターゲットはどこに…」

ベビードラゴン「ギャオ」

ヘルウェイ「いました!」

ゴヨウ「反体制派の一員ってよりはペットってところだろうな」

ヘルウェイ「なんか倒すのは気が引けるっすね」

ゴヨウ「油断はすんなよ」

ヘルウェイ「もちろんっす。まあここは俺が対処しますぜ」

ヘルウェイ「おとなしくしてろよ~」

ベビドラ「ギャオ!?」

ヘルウェイ「ほれほれ~」

ベビドラ「ギャオオン!」

ヘルウェイ「おいおい騒ぐなっす」

ゴヨウ「ん?地面が…おい、気をつけろ!」

ヘルウェイ「へっ?」

ゴゴゴゴゴッ!

ヘルウェイ「じ、地面が割れて…落ちるぅ~!」

ゴヨウ「油断するなと言ったのに…あれは地割れか」

ベビドラ「ギャオ!」

ゴヨウ「どうやら俺を威嚇してるようだな…来るか?」

ベビドラ「ギャオオン!」

ゴヨウ「むっ…急に暗く…上か!」

ドコーン!

ゴヨウ「ハンマーシュートか…危ねえな」

ゴヨウ「さて…暴れてたとはいえ、ペットを懲らしめるというのは忍びない」

ゴヨウ「ここは…これだ!」

ベビドラ「!?」

ゴヨウ「ドラゴン族封印の壺!これにお前を封印する!」

ゴヨウ「レッツ封印!」ギュオオオオ

ベビドラ「ギャオオオ!」スポン

ゴヨウ「ダイソンもびっくりの吸引力だぜ…」

ヘルウェイ「あ、兄貴ー!」

ゴヨウ「おお、よく戻ってこれたな」

ヘルウェイ「それどころじゃないっす!北の方から↓2がこっちに向かってきてるそうっす!」

ゴヨウ「なんだ出落ちゴリラか。落とし穴仕掛けとけ」

ヘルウェイ「了解っす!」



スクラップコング「お前たち…ベビードラゴンをどこへやった?」

ゴヨウ「この壺の中だが?」

コング「ベビードラゴンは俺たちのペットだ…返してもらうぞ」

ヘルウェイ「ふん、反体制派の言うことを聞くわけにはいかないっすね」

コング「なら力づくで返してもらうとしよう!」

ゴヨウ「どっからでもかかってこ~い」

コング「ふん!」ダッ

ヘルウェイ「すごいダッシュだ!」

コング「突進を三枚発動したからな!吹っ飛べ!」

ゴヨウ「今です!」

コング「ぬっ!足場が…ない!?うおおお!?」

ヘルウェイ「脳筋相手は楽でいいっすね」

ゴヨウ「まったくだ」

※スクラップコングさんはきっと前スレのヌメヌメさんと同じくスキドレを使っていました

ヴーヴーヴー

ヘルウェイ「本部から緊急の連絡!?これは…反体制派のリーダーが本部を襲撃中とのことっす!」

ゴヨウ「何!?」

ヘルウェイ「反体制派の狙いは、各地で暴れることで本部の守りを手薄にすることだったようっす!」

ゴヨウ「まんまとはめられたってことか…」

ヘルウェイ「本部を襲撃してるのはリーダーの↓2と↓3~5とのことっす!」

ゴヨウ「反体制派との決戦だ!行くぞ!」

ゴヨウ「さっさと出発したいところだが、その前に応援を呼んでおこう…俺たちの手に負えんやつらがいる」

ヘルウェイ「確かに俺たちだけじゃ、あっという間に蹴散らされそうっすね」

ゴヨウ「↓2と↓3に連絡を取っておいてくれ」

ヘルウェイ「了解っす!」

おじゃまキング

こういう場合どうしましょう?
エアレイドは決定なのですが、もう一体はこのままおじゃまキングでいいでしょうか?
それとも再安価取った方がいいでしょうか?

>>86の方には申し訳ないのですが、再安価を取らせていただきます!
おじゃまキングの代わり ↓2

ヘルウェイ「エアレイドさんもネクロスたちも迅速に本部へ向かってくれるそうっす!」

ゴヨウ「それはありがたい…俺たちも全速力で向かうぞ!」

ヘルウェイ「うおおおお!オーバートップ・クリアマインドォォ!!」



ヘルセキュリティ「……か、かは」

サーチストライカー「……ぐっ」

モンタージュ「な、なんということだ…本部が壊滅させられるなんて」

ヒータ「へっ、もう終わりかぁ?」

エリア「あっけない」

ライナ「この人たち弱すぎー」

アウス「ここの守りが手薄になってるところを攻めたんだから当然さ」

ウィン「それにこちらには…」

ヴェノミナーガ「……」

八咫烏「カー」

オシリス「グルルルル…」

ウィン「こんな怪物たちが揃ってるからねー」

モンタージュ「ぐっ…今本部にはマキュラがいないというのに…」

アウス「彼を誘い出すために、混沌帝龍と開闢の使者を混沌空間で暴れさせたのさ。あの二体を止めるにはさすがに彼が出てこざるを得ないだろうと踏んでね」

ライナ「あの化物を相手にするのは勘弁だしねー」

エリア「さすがに勝てない」

ヒータ「さあて…いいかげんこいつらにとどめを刺すとしようぜ!」

ウィン「じゃあヴェノミナーガ…やっちゃってー」

ヴェノミナーガ「……」スッ

モンタージュ「ここまでか…!」

ウィン「行けー!アブソリュートヴェノム!」

ヴェノミナーガ「……」シャアア!

モンタージュ「無念!」

ピカッ

エリア「!?」

ヒータ「なんだこの光は!」

ヘルウェイ「うおおお!」

ゴヨウ「部長をキャッチ!」

モンタージュ「うおっ!?」

ヴェノミナーガ「……」

ライナ「な、なんなのさいったい…」

八咫烏「……」

モンタージュ「お、お前ら…」

ヘルウェイ「お待たせしましたっす部長」

ゴヨウ「フハハハハハ!!」

アウス「!?」

ゴヨウ「悪しき星が天に満ちるとき、大いなる流れ星が現れる」

エリア「?」

ゴヨウ「その真実の前に、悪しき星は光を失いやがて落ちる!」

ゴヨウ「人、それを「裁き」という…」

ヒータ「御託はいい!何者だてめえ!名を名乗れ!」

ライナ「そうだそうだー!」

ゴヨウ「お前たちに名乗る名前はない!!」



ヘルウェイ「俺たちはゴヨウとヘルウェイの最強コンビだー!」

ゴヨウ「この流れで名乗るんじゃねえ!」

モンタージュ「よくきてくれたお前たち…」

ヘルウェイ「俺が土壇場でオーバートップ・クリアマインドを習得できなかったら危なかったっすね」

ゴヨウ「…状況は最悪のようですね」

モンタージュ「ああ…本部にいた者たちはあの三体の怪物によって全員やられてしまった…」

モンタージュ「マキュラやヌメロニアさんは今各地で暴れている強力なモンスターたちの鎮圧に出ていてここにいないんだ」

ゴヨウ「なるほど…後は俺たちに任せてください」

ヘルウェイ「部長は怪我人たちを連れて逃げてくださいっす。正直邪魔になりますから!」

モンタージュ「…頼むぞお前たち!」

ゴヨウ「任されました!」

ヘルウェイ「こいつらは必ずぶっ飛ばしますんで!」

ライナ「なんかイラつくねー君たち」

アウス「たった二人で私たちと戦うつもりなのかい?」

エリア「頭わいてる」

ゴヨウ「へっ…二人だけじゃねえさ」

エアレイド「…待たせたな」

ヘルウェイ「エアレイドさん!ご助力感謝しますっす!」

エアレイド「ああ」

ゴヨウ「…お前たちもよく来てくれた」

影霊衣's「……」

エクゾディアネクロス「……」

ゴヨウ「おい」

ヘルウェイ「えっ?」

ゴヨウ「なんであいつ呼んだ?」

ヘルウェイ「なんでって…ネクロス呼べって言われたから…」

ゴヨウ「…ちょっと待ってろ」



ゴヨウ「お前パーツ揃ってないから自壊するぞ」

エクゾディアネクロス「そんなっ!?」ボーン!

ウィン「茶番はもういいかな?」

ゴヨウ「ああ、決戦といこうじゃないか」

アウス「影霊衣も呼ぶとはね。なかなか手強い相手だ…けど、うちのヴェノミナーガをどう攻略するんだい?今攻撃力は5000にもなっているのに」

ヴェノミナーガ「……」

ゴヨウ(確かにあいつの攻略法が浮かばないのは事実…さてどうするか…)

エアレイド「…ゴヨウ、あの蛇の相手は俺がする」

ゴヨウ「なにか手があるのか?」

エアレイド「ああ…ここに来る前にやつを完全に倒すための準備を整えてきた。任せておけ」

ゴヨウ「そうか…きつい相手だが頼んだぞ」

ブリューナク影霊衣「俺たちでもあいつを倒すことはできんだろうからな…この場は任せよう」

グングニール影霊衣「あの耐性は反則よ」

ライナ「第一戦はそっちの機械とヴェノミナーガってことね!」

エリア「負けるはずない」

ウィン「さあ行こうか!アブソリュートヴェノム!」

ヴェノミナーガ「……」シャアア

エアレイド「させんよ!罠発動!」

ヒータ「馬鹿が!ヴェノミナーガに罠は…」

エアレイド「和睦の使者!」

エリア「…なるほど」

ゴヨウ「うまい!あれならヴェノミナーガ自体に干渉する効果じゃないから通じる!」

トリシューラ影霊衣「やるじゃないかあいつ」

カタストル影霊衣「しかしこれからが本当の問題だ」

ゴヨウ「…その通りだ」

ヘルウェイ「あいつをどう倒すかってことっすね」

ゴヨウ「倒すだけじゃ駄目だ。あいつは何度でも復活する」

ヘルウェイ「そんなやつどうすれば…」

ゴヨウ「エアレイドは完全に倒すための準備をしてきたと言った…その言葉を信じよう」

エアレイド「私はリミッター解除を発動!」

アウス「…そうくるか」

ヘルウェイ「あ、あれを使ったらエアレイドさんは…」

ゴヨウ「死ぬ気かエアレイド!?」

エアレイド「あいつを倒そうというからにはそれくらいの覚悟で挑まねばならん!残りの敵は任せたぞ!」

ヴァルキュルス影霊衣「その心意気やよし…無駄にならぬことを祈ろう」

ヒータ「な、なんてやつだ…」

ウィン「馬鹿だね~特攻なんてしても意味ないのにさ」

エアレイド「行くぞ!この毒蛇野郎!デス・エアレイド!」バババババッ

ヴェノミナーガ「…!」シャアアア!

ヘルウェイ「効いてる!」

ゴヨウ「だが…」

ライナ「無駄だってなんでわかんないかなー」

エアレイド「それはどうかな?」

エリア「?」

エアレイド「付き合ってもらうぞ!地獄までな!」ドカッ

ヴェノミナーガ「!?」

アウス「ヴェノミナーガに突進して、そのまま空中に連れ出した…いったい何を…」

ヒータ「お、おい!あれは…!」

ウィン「!!」

アウス「次元の裂け目!?いつの間に!」

エアレイド「慢心が過ぎるぞ少女たちよ!」

ゴヨウ「エアレイド…やめろ!お前も戻ってこれなくなるぞー!」

エアレイド「リミッターを解除した以上、私の滅びは必然!ならばこいつだけは道連れにする!」

ヘルウェイ「エアレイドさーん!!」

エアレイド「うおおおお!!」

バシュッ!

ディサイシブ影霊衣「次元の裂け目の中に…」

クラウソラス影霊衣「消えた…」

――

ヴェノミナーガ「……」シャアア!!

エアレイド「ふっ…戻ろうとしてるのか?そうはさせんよ」

エアレイド「俺はサイクロンを発動!次元の裂け目を破壊!」

エアレイド「…これで俺もお前も元の世界には戻れん」

ヴェノミナーガ「…ユルサヌ」

エアレイド「ああ、許さなくてけっこう。お前はゆっくりこの次元の狭間で朽ちていけ」

ヴェノミナーガ「……」シャアアア!!

エアレイド(しっかりやれよ…ゴヨウ、ヘルウェイ)

ヘルウェイ「エアレイドさんが…許せねえ!」

ゴヨウ「あいつの命…無駄にはしない!」

ウィン「さすがにイラッときたかな」

ライナ「ちょっと遊びが過ぎたかもねー」

アウス「…オシリス」

オシリス「ガアアアアアッ!!」

アウス「八咫烏」

八咫烏「カー」

アウス「一切の容赦なくあいつらを潰すんだ」

ソピア影霊衣「戯言を…私たちの力を見せてあげましょう」

ユニコール影霊衣「あんなものを見せられた後じゃ、気持ちも昂ってしょうがないよ」

ところで作業用BGMに「揺れろ!魂のペンデュラム 」、なかなか捗りますね。

DDDが作業用bgmとしては中々

ブリューナク影霊衣「あの烏は俺たちに任せてもらおう」

ゴヨウ「待て、やつはヴェノミナーガと同等…いや、それ以上に危険だ。俺とヘルウェイで対処する」

トリシューラ影霊衣「おいおい、俺たちは環境の最前線にいるんだぞ?心配するなよ」

グングニール影霊衣「それともあの竜が怖いの?」

ゴヨウ「そんなことはない」

カタストル影霊衣「ならおとなしく任せときな」

ゴヨウ「…決して油断するなよ」

ヴァルキュルス影霊衣「ああ、必ず勝利してみせよう」

ゴヨウ「よし、俺たちはオシリスを倒すぞ!」

ヘルウェイ「了解っす!」

>>128
ARC-Vも歴代同様良い曲多いっすよね。作業が捗る捗る。

同時進行している別のSSにも手を加えなきゃいけないので、今日はこのくらいにしておきます。すいません。


ゴヨウ「ネクロスたちの邪魔にならないように距離を置くぞ」

ヘルウェイ「了解っす!乗ってください!」

ゴヨウ「ついてこいオシリス!」

オシリス「ガアアアア!」

エリア「…誘導されてる」

ヒータ「かまわねえだろ別に」

アウス「ああ、オシリスの好きにさせておけばいいさ」

ライナ「私たちの守りとして大量の罠は用意してあるからねー」

ウィン「でも大丈夫なの?万が一、八咫烏が負けたら、ネクロスたちが一斉に襲ってくるよ。罠はあるけど一応オシリスはすぐ近くに置いといた方がいいんじゃない?」

ヒータ「冗談だろオイ?」

アウス「万が一は起こり得ないさ」

ウィン「あはは、言ってみただけよ」

ディサイシブ影霊衣「聞き捨てならねえこと言ってんなあ」

ユニコール影霊衣「絶対に僕たちじゃあの烏に勝てないって口ぶりだね」

クラウソラス影霊衣「いくら禁止級と言ったってねえ…」

ソピア影霊衣「私たちを相手に一匹なんて馬鹿げてます」

八咫烏「カー」

ブリューナク影霊衣「さっさと片付けてしまおう」

トリシューラ影霊衣「こんな烏、俺一人で…」

八咫烏「粋がっておるなあ、小童ども」

ヴァルキュルス影霊衣「!?」

グングニール影霊衣「しゃべった!?」

八咫烏「貴様ら…環境の最前線にいると聞いたが…」

カタストル影霊衣「…ああ、俺たちネクロスこそ最強」

ソピア影霊衣「それがどうしたっていうの?」

八咫烏「はっ…今では貴様らのような小物でも環境を取れるのかと思うと笑えてくるのよ」

トリシューラ影霊衣「なんだと!ふざけやがって!」

八咫烏「全員まとめてかかってこい…特別に遊んでやる」

ヴァルキュルス影霊衣(…何というプレッシャーだ!)

八咫烏「格の違いというものを教えてやろう」

――

ゴヨウ「よし、そこそこあの場から離れた…やるぞ!」

ヘルウェイ「了解!」

オシリス「シャアアア…!」

ゴヨウ「あいつは神とはいえ、ヴェノミナーガに比べたら大したことはない。何とかなるはずだ」

ヘルウェイ「それでも今攻撃力5000あるようっすから強敵っすね」

ゴヨウ「油断は禁物だな」

オシリス「ガアアアア!」キュイイイン

ヘルウェイ「来ます!」

ゴヨウ「させるか!ミラーフォース発動!」

オシリス「ガァ!」ゴオオオ!

ゴヨウ「破壊されてしまえ!」

ピシッピシッ

ヘルウェイ「あ、兄貴…ミラーフォースが!」

ゴヨウ「馬鹿な!」

パリーン!

ゴヨウ「くっ…避けろ!」

ヘルウェイ「はいっす!」バッ

ドカーン!

ヘルウェイ「あいつ、召喚時以外に耐性はなかったはずっすよね!?」

ゴヨウ「…どうやら聞いてた話と少し違うようだな」

オシリス「ガアア!」ピカッ

ヘルウェイ「あいつ、禁じられた聖槍を発動したっす!」

ゴヨウ「罠は効かなかったのに聖槍…魔法だったら通じたということか」

ヘルウェイ「でも…」

ゴヨウ「ああ、もう魔法も罠も通じん。おそらくモンスター効果も通用せんのだろうな」

ヘルウェイ「そんなの反則っす!」

ゴヨウ「まったくだ…さてどうするか」

ゴヨウ(あいつを倒すには戦闘破壊しかない…なら)

ゴヨウ「団結の力を俺に装備!攻撃力を1600アップ!」

ヘルウェイ「なるほど!あいつの攻撃力は今4200!これなら…」

オシリス「ガアアアア!」

ゴヨウ「くっ…砂塵の大竜巻か!」

ヘルウェイ「そんな…!」

召雷弾の設定は確定しにくかったのでOCG版の設定にしてます。

ゴヨウ(まずい…俺の強化系の魔法・罠はあれで打ち止めだ!)

ゴヨウ(これまでの戦いで、消耗していなければ…いや、それもやつらの狙いのうちだったかもしれん)

ゴヨウ(…待てよ?)

ゴヨウ「おいヘルウェイ。なにかモンスターのレベルを下げる手段はないか?」

ヘルウェイ「へっ?…そうっすね、スターブラストなら持ってますよ」

ゴヨウ「でかした!それで俺のレベルを2下げてくれ!」

ヘルウェイ「よくわかんないけど了解っす」

ヘルウェイ「スターブラスト発動!兄貴のレベルを2下げる!」

ゴヨウ「おっしゃあ!レベル4のモンスターが2体!行くぞヘルウェイ!」

ヘルウェイ「行くぞって?」

ゴヨウ「ああ!俺とお前でオーバーレイ!」

ヘルウェイ「ええっ!?」

ゴヨウ「うおおおお!」

ピカッ

ホープ「希望皇ホープ爆誕!」

オシリス「ガアアアア!」バシュ

ホープ「召雷弾か…しかし!」

ホープ「エクシーズチェンジ!一粒の希望よ!今、電光石火の雷となって闇から飛び立て!」

ピカッ

オシリス「グルルルル…!」

ホープ・ザ・ライトニング「行くぜ!」

オシリス「ガアアアア!」バシュ

光ホープ「召雷弾により俺の攻撃力は500…だが関係ない!」

光ホープ「行くぞ!オシリス!俺の攻撃!」

オシリス「ガアア!」

光ホープ「オーバーレイユニットを二つ使い効果発動!」

オシリス「ガッ!?」

光ホープ「俺の攻撃力は…5000になる!」

光ホープ「ホープ剣ライトニングスラッシュ!」ズバッ!

オシリス「ギャオオオオオン!!」

光ホープ「成敗!」

――

ゴヨウ「ふう…厄介な相手だったが何とかなったな。お前のおかげだヘルウェイ」

ヘルウェイ「まさかいきなりエクシーズの素材にされるとは思わなかったっすけどね」

ゴヨウ「あんな状況だったし勘弁しろ」

ヘルウェイ「それより急いであそこへ戻りましょう!まだ戦いは終わってないっす!」

ゴヨウ「ああ、その通りだ」

ヘルウェイ「さあ乗ってくださいっす。飛ばして行くっす!」

ゴヨウ「おう!」

――

影霊衣's「…………」

ヘルウェイ「そ、そんな…」

ゴヨウ「ネクロスたちが…全滅…」

八咫烏「ふん、あっけないものよ」

ゴヨウ「八咫烏!!」

八咫烏「うるさいぞゴヨウ。そんな大声で叫ばずとも聞こえておるわ」

ゴヨウ「やはりお前は危険すぎる…ここで仕留めさせてもらうぞ!」

八咫烏「そう逸るな…オシリスはやられてしまったか」

ヘルウェイ「ぶっ飛ばしてやったっす!」

ゴヨウ「ドジリスにやられる俺たちじゃねえ!」

八咫烏「ヴェノミナーガとオシリスがやられたのは多少想定外だったのう…もうじき各地で暴れさせているモンスター共も鎮圧されるだろう。反体制派は完全に崩壊する」

ゴヨウ「…負けを認めるのか?」

八咫烏「まさか。反体制派が負けようと、儂は別に構わんのだよ。そもそも最初から奴らが勝利するとは思ってはおらん。儂はここらで手を引かせてもらう」

ゴヨウ「何?リーダーを見捨てて逃げるというのか?」

八咫烏「ふん、話はここまでだ。ゴヨウよ…いつかまた相見えようぞ」バサッ

ゴヨウ「待て!」

ヘルウェイ「飛んでる上にあの速度…追いつくのは無理っすね」

ゴヨウ「…くそっ」

ヘルウェイ「それより今はネクロスたちを回復させるっす!」

ゴヨウ「…そうだな。優先するべきはそっちだ」

影霊衣's「…………」

ゴヨウ「とりあえず一命は取りとめたようだな」

ヘルウェイ「けっこう危なかったっすね」

ゴヨウ「あのクソ烏め…」

ヘルウェイ「じゃあ後は」

ゴヨウ「ああ、折檻の時間だ…」

ヒータ「おいおい嘘だろ…オシリスまでやられるなんて!」

エリア「…八咫烏もどっか飛んでっちゃった」

アウス「そんな…そんな馬鹿な!」

ウィン「あ、あはは…これはやばいね」

ライナ「絶体絶命っぽい…?」

ゴヨウ「覚悟してもらうぞ」

アウス「くっ…罠発動!」

ゴヨウ「甘い!トラップスタン!」

エリア「罠が…」

アウス「なら…月の書と太陽の書を私に発動!」

ゴヨウ「……」

アウス「お前は地属性…私の効果でお前のコントロールをいただく!」

ゴヨウ「…それがどうした?」

ウィン「うそっ!?」

ヒータ「なんで通じねえ!」

ゴヨウ「あれを見てみろ」

ライナ「え…?」

ヘルウェイ「……」ポチポチ

アウス「え、エネミーコントローラー!?」

ゴヨウ「お前たちの効果は知っていたからな。対策はしっかりしてきた」

ゴヨウ「さあ…神妙にお縄についてもらうぞ!」

ライナ「あわわわわわ」

ゴヨウ「ダイイチダァ!」

エリア「ひゃああ!?」グルグル

ヘルウェイ(俺が操っても胸を強調するような縛りになるんすね)

ゴヨウ「ダイニダァ!」

ウィン「や、やめて~!」グルグル

ヘルウェイ「兄貴、縛り方がやらしいっすよ」

ゴヨウ「そういう仕様なんだからしかたないだろ。第一お前が俺を操ってんだろうが」

ヘルウェイ「まあ確かに」

ゴヨウ「気を取り直して…ダイサンダァ!」

ヒータ「うわあああ!」グルグル

ヘルウェイ「絵面的にはこっちが犯罪者っすね」

ゴヨウ「うるさい!ダイヨンダァ!」

ライナ「きゃああ!」グルグル

ゴヨウ「これで終わりだ!ダイゴダァ!グォレンダァ!」

アウス「ば、馬鹿なー!」グルグル

ゴヨウ「全員まとめて更生だ!」


ゴヨウ「で、お前たちの目的は何だったんだ?」

エリア「私たちは大事な人を取り戻しに来ただけ」

ヒータ「お前らがダルクを捕らえたのが悪いんだ!」

ゴヨウ「何?」

ウィン「八咫烏から聞いたのよ…ダルクは罪をでっち上げられて、ここの牢に入れられているって」

アウス「そう…だからここを襲撃したのさ」

ライナ「現体制に反感を持ってる人たちの協力を得てね」

ゴヨウ「どうやらお前たちは八咫烏に利用されただけのようだな」

ヒータ「なんだと!」

ゴヨウ「俺たちが罪をでっち上げて誰かを捕まえることは絶対にない」

ゴヨウ「それに、ダルクってのがここに捕まってると言うが、そんなやつ俺は聞いたことねえ」

ヘルウェイ「確かに囚人の中にそんなやつはいなかったと俺も思うっす」

ゴヨウ「八咫烏の言葉以外に何か証拠があるのか?」

ウィン「そ、それは…」

エリア「でもなんで八咫烏はそんなことを言う必要が?」

ゴヨウ「お前たちは多くのモンスターからアイドル扱いされるほどの人気があるからな。それを利用して俺たちに打撃を与えようとしたんだろう。事実、お前たちはこれだけの戦力を集め、俺たちを手こずらせた」

アウス「そんな…それじゃダルクはどこに…」



ヌメロニアスヌメロニア「ゴヨウ、無事だったか」

ゴヨウ「おう、ヌメロニア。各地のモンスターの鎮圧ご苦労さん」

ヌメヌメ「うむ…ところで帰りに怪しい奴らがサルガッソに入っていくのを見かけてな。それを追った先に、この子が捕らえられていたから救出してきたぞ」

ダルク「本当にありがとうございました」

ライナ「ダルク!?」

ヒータ「お、お前、どうして…」

ダルク「いきなり変な人たちに捕まってね…今の今まで監禁されてたんだ」

ゴヨウ「おそらく八咫烏の差し金だろうな」

ヌメヌメ「…やつか」

ゴヨウ「ああ」

エリア「本当に…よかった」

ウィン「こんなに心配させて…もー!」

ダルク「はは、ごめんごめん」

アウス「無事に戻ってきてくれたんだ…それだけで十分だ」

ダルク「みんな…ただいま!」

霊使い's「おかえり!」

――

???「…………」

???「サルガッソに幽閉していた小僧が連れ出されたそうだ」

八咫烏「放っておけ。すでに利用価値はない」

???「今回はよくやってくれたぞ八咫烏。これでやつらに大きな打撃を与えることができた」

???「世界の秩序の崩壊にまた一歩近づいたな」

???「我々が完全な自由を得るのもそう遠くはない」

八咫烏「ああ」

――

ゴヨウ「とりあえず反体制派の鎮圧は終わったが…」

ヘルウェイ「復旧作業が一苦労っすね…」

モンタージュ「口より手を動かせ」

ゴヨウ「俺たち疲れてるんすよ」

モンタージュ「お前たちの今日の活躍は評価するが、作業はしっかりやれ。マキュラを見てみろ」

マキュラ「……」セッセッ

ヘルウェイ「マキュラさん、今回も大活躍だったそうっすね」

ゴヨウ「あいつに勝てるやつなんてまずいないからな。勝てるとしたら同じ禁止級くらいだ」

ヘルウェイ「兄貴は?」

ゴヨウ「無理」

ヘルウェイ「まあ、そうっすよね」

ゴヨウ「しかし…禁止級といえば八咫烏のやつ…」

ヘルウェイ「何か企んでそうっすね」

ゴヨウ「ああ…次会ったときは必ずゴヨウしてやる」

モンタージュ「手を動かせっつってんだろ!」バキッ ボカッ

ゴヨウ・ヘルウェイ「「ぐはっ!」」


ゴヨウ・ヘルウェイ「「遊戯王で遊ぶときは、ルールとマナーを守って楽しくデュエルしよう!」」

お わ り

お付き合いいただきありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom