ゼロの使い魔SSL×クロスアンジュGBW NOVEL大戦 MEGA STORM(140)

あの2つの作品が夢の共演!星の戦士と緑の侵略者が出会うとき、新たな伝説が幕を開く。
次元を超えた夢の戦い、ここに開幕!

ゼロの使い魔 星の戦士伝説
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クロスアンジュ ガンダムバトルウォーズ
クロスアンジュ ガンダムバトルウォーズ - SSまとめ速報
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コツコツ

モノクマ「ハルケギニアに降り立った星の戦士が、一人の少女とその仲間達と共に数々の試練や戦いを乗り越える物語。」

モノクマ「そして異世界からやって来た宇宙人達がノーマが存在する世界に降り立ち、ノーマの少女達と共に未来を切り開く物語。」

モノクマ「その2つの物語が交わる時、新たな伝説が幕を開ける・・・。」

ジャキッ

モノクマ「さあ、今から物語へと続く扉を開くね。それじゃ、ゲートオープン!」

ギイイイイイ

モノクマ「さあ、新たな物語の始まりだ!」

パアアアアアア

2年前、リアルアカウント世界

ゴオオオオオオ

「そんな・・・。ユウマだけじゃなく、チホやキリカまで殺されるなんて・・・。私、一人ぼっちになっちゃたよ・・・。う、うう・・・。」

ザッザッ

「大丈夫か?」

「あ、ありがとう・・・。あなたは?」

「あっしはマニューラ。さすらいの賞金稼ぎでさァ。アンタは?」

「私の名は・・・、上條あやめ・・・。」

ゴオオオオオオ

ハルケギニアにあるトリステイン魔法学院。ここの生徒であるルイズは使い魔を召喚する呪文を唱えた後、いきなりの爆発を起こした。
そして爆発が収まった後、カービィとポケモン達がルイズによって召喚されたのだ。
カービィ達はルイズや仲間達と共に様々な困難を乗り越え、役目を終えた彼等は元の世界に戻ったが、その数日後に奇跡の再会を果たしたのだ。
この物語はそれから1週間後の物語である。『ゼロの使い魔 星の戦士伝説』の新たな伝説、開幕!

ゼロの使い魔 星の戦士伝説【復讐の女アサシン】

OP: Ready Go!

現在、プププランド

ザッザッ

ルイズ「あれから1週間か。時が経つのは早いわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

シエスタ「ええ。私達の世界とカービィさん達の世界がつながりましたからね。今では交流も盛んですし。」

デルフ「まっ、仲間は多い方が楽しいからな!」カタカタ

カービィ「ぽよ!」

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「あっ、ニューラ達だ。」

シエスタ「何があったのでしょうか?」

マニューラ「ああ。あいつが帰ってくるのを心待ちにしているのさ。」ザッ

カービィ「マニューラ!」

ルイズ「あいつって?」

マニューラ「ああ。2年前にあっしが保護した少女が帰ってくるのでね。ニューラ達がお祝いの準備をしているのでさァ。」

シエスタ「どんな少女ですか?」

マニューラ「確かアサシンの能力を持っている少女だが・・・。」

ザッザッ

ニューラA「首領!姐さんが帰ってきました!」

マニューラ「おお!ついに帰って来たか!」

ザッザッ

デルフ「いったいどのような少女なんだ?」

バッ

あやめ「只今戻ったわ。」ニコッ

ニューラ達「姐さん!!」

カービィ「あやめ!」ダッ

ルイズ「あっ、カービィ!」

マニューラ「あやめ、よく無事に戻って来たな。」

あやめ「ええ。皆も相変わらずね。」

バフッ

カービィ「あやめ!あやめ!」スリスリ

あやめ「久しぶりね、カービィ。よしよし。」

ルイズ「えっ!?カービィ、あの人を知っているの!?」

あやめ「ん?あなたは誰?」

ルイズ「私?私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。」

シエスタ「メイドのシエスタです。」

デルフ「カービィの相棒のデルフだ。よろしくな!」カタカタ

あやめ「ルイズ、シエスタ、デルフね。貴方達の噂は聞いているわ。カービィの面倒を見てくれてありがとう。」

ルイズ「ま、まあ、これくらい当然の事よ。」

あやめ「私は上條あやめ。2年前にマニューラに拾われて、彼の元でアサシンになったの。」

シエスタ「アサシンですか・・・。すごいですね。」

あやめ「まあ、大したことじゃないけどね・・・。」ニガワライ

ニューラB「さっ、姐さん。今、お祝いの準備をしていやすぜ。姐さんの大好物も用意していやす!」

あやめ「ありがとう!楽しみにしているわ!」

マニューラ「よし!あやめも帰ってきたことだし、準備のスピードを速めるぞ!」

ニューラ達「ウス!」

あやめ「じゃあ、私はカービィ達と共に向こうに行って来るわね。」

マニューラ「ああ!気を付けてな!」

プププ広場

キュルケ「あなたが上條あやめね。私はキュルケ。で、こちらがタバサ。」

タバサ「よろしく。」

ティファニア「私はティファニア。ハーフエルフです。」

エーコ「私はエーコ。竜族の頂点たるアヴァロン聖竜皇家の皇女よ。」

あやめ「よろしくね、キュルケ、タバサ、ティファニア、エーコ。」

サンダース「で、旅はどうだった?」

あやめ「道中いろんな事があったけど、それなりに楽しめたわ。でも、心残りがあるの。」

ゲッコウガ「心残り?一体なんでござるか?」

あやめ「そうね・・・。その事については明日、皆の前で話すわ。それよりも何して遊ぶ?」

オコリザル「んじゃ、久々に皆で缶蹴りをするか?」

あやめ「いいわね!早速やりましょう!」

ルイズ「缶蹴りをするのはいいけど、4日前に人に激突する事はないでしょうね?」

ゾロアーク「大丈夫だって!今度は人に当たらないようにするからさ!」

あやめ「4日前にいったい何があったの?」

ルイズ「うん。私達がここで缶蹴りで遊んでいた時、ゾロアークが缶を蹴ったの。」

シエスタ「ところが缶は自転車に乗っていた人に激突し、さらに荷台に積んでいたロケット花火が打ち上げられて大パニックになりました。」

ティファニア「しかもその人が強盗犯だったから良かったけど、一般の人だったらどうなっていたのか分かりませんでしたね。

あやめ「そ、そんな事があったんだ・・・。」

ルイズ「まあね。おかげで大変だったわ。それじゃ、早速やるわよ!」

シエスタ達「おう!!」

カービィ「ぽよ!」

夕刻

カーカー

あやめ「ふう・・・。結構楽しんだわ。」

ルイズ「そうね。んじゃ、マニューラ達の元に行きましょう。」

あやめ「ええ。」

コツコツコツ

あやめ「ん?あの人・・・、何処かで見たような・・・。」

「あっ、あやめ!」

あやめ「青樹さん!」

ルイズ「知り合いなの?」

あやめ「うん。彼女はシリアルキラー事件の生き残りなの。」

シエスタ「シリアルキラー事件?」

香菜「この事についてはここで話すのはまずいわ。別の場所に移動しましょう。」

あやめ「あっ、はい!」

ナイトハンターのアジト

マニューラ「では、内容を説明してくれ。」

あやめ「ええ。当時、私は人が誘拐されるのを目撃したの。そしてその後を着いてみたら、絶壁の孤島に誘拐された人が放り込まれたわ。」

カービィ「ぽよ・・・。」

あやめ「私はすぐに司令室に入ってエレベーターを起動させた。そして誘拐された人たちと出会い、彼等に着いている腕輪を外したわ。」

香菜「あなたが来てくれなかったら死んでいたかもね。」

あやめ「そして皆を連れて外に出た途端、シリアルキラー事件を起こした黒幕を見つけたの。」

あやめ「私は黒幕を捕えようとしたその時、上空からいきなり発砲があったの。」

ルイズ「上空から発砲とは・・・、普通じゃ考えられないわね。」

カービィ「ぽよ・・・。」

あやめ「それに気付いた私が振り向いた途端、半数以上の人達が殺されていたわ。そしてもう一度黒幕の方を向いた途端、黒幕は既に姿を消していたわ。」

キュルケ「そんな・・・。」

タバサ「いくら何でも酷すぎる。」

カービィ「ぽよ!」

香菜「これによって参加者の中で生き残ったのは私、楓、美紀、唯柚、薫さん、紅春さんの6人。私の彼氏である昇は死んでしまったの・・・。」

ゲッコウガ「なるほど。で、黒幕の特徴については分かっているでござるか?」

あやめ「その事については知っているわ。2年前にリアルアカウントの世界で大量虐殺を起こした犯人と同一人物だという事が判明されたの。その犯人の名はマーヴル。」

カービィ「マーヴル?」

あやめ「リアルアカウント世界のデスゲームの主催者よ。彼はルール説明のためだけにプレイヤー一人を殺し、数百人の死者を出すことにもためらいがないという残忍なゲームマスターなの。」

ルイズ「だとしたら彼を放っておくと大変な事になるわね。」

リザードン「ああ。彼は犠牲者を増やす可能性が高いからな。」

マニューラ「そうだな。とりあえず今はパーティーを楽しんで、明日から作戦会議を開くとするか。」

エーコ「そうね。考えても仕方がないし。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「んじゃ、早速パーティを始めましょう!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ワイワイガヤガヤ

次の日、プププ街道

テクテク

ルイズ「とりあえずチームで別れて行動したけど、なかなか有力な情報が見つからないわね。」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「ええ。何か手がかりがあればいいのですが・・・。」

ピチュー「ピチュ・・・。」

あやめ「でも、この世界にいるという事は確かだけどね・・・。」

香菜「うん・・・。」

「おっ、香菜にあやめじゃないか。」

香菜「あっ、楓に美紀!」

美紀「お久しぶり!」

ルイズ「楓と美紀ってシリアルキラー事件の生き残りじゃない!貴方達も黒幕を追っていたの?」

楓「ああ。あの事件の黒幕の目的を調べたいからな。良かったら手伝ってくれないか?」

ルイズ「え、ええ・・・。」

公園

デルフ「なるほど。今のところ、殺戮を楽しんでいる事しか分からないという事だな。」

楓「ああ。奴がこの世界にいると聞いて来てみたのだが、奴はなかなか見つからないからな。」

美紀「ええ。動きも素早いし、神出鬼没ですからね・・・。」

シエスタ「これは困りましたね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「ところでシリアルキラー事件ってどのような事件なの?」

楓「黒幕であるマーヴルが非人道的な殺人ゲーム『シリアルキラーゲーム』を行おうとした。だが、あやめの乱入のおかげでゲームは実行される事はなかった。」

美紀「そして私達が屋上に出た途端、黒幕の姿を目撃した。」

シエスタ「それを見つけたあやめさんが黒幕に襲い掛かった直後、昇さん達が空中からの発砲にやられて死んでしまったのですね。」

ピチュー「ピッチュ。」

あやめ「ええ。私が黒幕を襲おうとしなければ、こんな事にはならなかったのに・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「後悔しても仕方がないわよ。で、シリアルキラー事件の起こった場所はどうなっているの?」

楓「そのまま残っている。しかも屋上には血の跡がかすかに残っているだろう。」

デルフ「なるほどな。とりあえずはあの場所に行ってみようぜ。何か手がかりがあるかも知れないからな。」

カービィ「ぽよ!」

美紀「いい考えだけど、どうやってあの場所に行ければいいのかな?」

ルイズ「だったら私に任せて!ゲート発動!」

パアアアア

ルイズ「さっ、あの場所に向かいましょう!」

あやめ「ええ!」

タタタタタ

一方、マニューラ達は・・・。

マニューラ「なるほど。これがシリアルキラー事件の真相か。」

ピカチュウ「ピッカ。」

ゲッコウガ「しかしマーヴルは殺戮だけでなく、何者かに操られている事が判明されていたとは驚いたでござるな。」

マニューラ「ああ。だがその事実を知った以上、皆に知らせなくてはならないな。すぐに全員に知らせるぞ!」

リザードン「分かった!俺はキュルケ達に伝えておく!」

ゲッコウガ「拙者はシエスタ殿達に伝えに行くでござる!」

マニューラ「分かった!あっしとピカチュウは部下達に報告する!」

ピカチュウ「ピッカ!」

リザードン「よし!行動開始だ!」

ドドドドドド

シリアルキラー事件現場

ルイズ「血の跡がかすかに残っている・・・。これは酷いわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

楓「8人が殺されていたからな。しかも小学生まで・・・。」

シエスタ「そんな・・・。」

美紀「そういえばゲッコウガ達はどうしているのかな?」

香菜「彼等も事件に関しての有力な情報を集めているからね。捜査開始から1時間経ったけど・・・。」

「やっぱり君達がここに来ると思っていたよ。」

あやめ「この声は!?」

シュン

「また会ったね。」

あやめ、香菜、楓、美紀「マーヴル!」

ルイズ(こいつがマーヴル・・・。)

カービィ(ぽよ・・・。)

楓「貴様!何故ここに来た!?」

マーヴル「決まっているじゃないか。君達が僕を探している事を知っているからね。だからわざわざ出てきてあげたのさ。」

楓「なら丁度いい。貴様の目的についてだが、殺戮を楽しんでいる事の他に何かあるのか?」

マーヴル「さあね・・・。どうしても理由を聞きたいのなら・・・。この僕を倒してからにしな!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

あやめ「やっぱり戦う事になったわね。すぐに戦闘態勢を!」

ルイズ「でも、楓達は戦えるの!?」

香菜「心配無用。こんな事もあろうかとデビルヴァリアントサイズを持っているわ。」

美紀「私はガンズトンファーなの!」

楓「私はマスターソードとハイリアの盾だ。」

ルイズ「ちゃんと許可は取ってあるでしょうね?」

楓「もちろん許可はとっている。」

シエスタ(何処で手に入れたのでしょうか・・・。)

マーヴル「さあ、始めようか。戦闘開始だ!」

ルイズ「望むところよ!シエスタ!」

シエスタ「はい!」

バッ

デルフ「お、おい!まさか・・・。」

ルイズ「そのまさかよ。カービィ、吸い込みよ!」

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウウウ

デルフ「ギャアアアアアアア!!やっぱりこうなるのか~!!!」

ゴックン

あやめ「うわ・・・・。何だか可愛そうな気が・・・。」

バッ

カービィ「はっ!」

パアアアアアア

美紀「姿が変わった!?」

ルイズ「そう。これがカービィの固有能力、コピー能力よ。今のこの姿はソードカービィなの。」

楓「なるほど。アニメやゲームで何度も見たが、実際に見たのは初めてだな・・・。」

香菜「ええ・・・。」

パアアアア、パシッ

デルフ「ふう・・・、酷い目に遭ったぜ・・・。んじゃ、戦闘開始と行こうぜ、相棒!」

カービィ「ぽよ!」

マーヴル「たとえ姿が変わってもこの僕には敵わないよ!ダークボール!」

ギュイーン

あやめ「ここは私に任せて!ナイフ連続投げ!」バッ

カカカカカ、ドゴーン

マーヴル「しまった!ダークボールが!」

楓「今がチャンスだ!トライフォースアタック!」ダッ

ズバババババ

マーヴル「くっ!」

美紀「さらに連続射撃!」ジャキッ

ドガガガガガガ

マーヴル「くっ!」

香菜「これは昇の仇よ!旋風斬!」

ズバアアアア

マーヴル「ギャアアアアアアア!!」

ルイズ「今よ、カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

バッ

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッカーン

ルイズ「やった!」グッ

シエスタ「ミス・ヴァリエール!あれを!」ユビサシ

ルイズ「!?」

シュウウウウウ

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

ルイズ「まだ立っていられるの!?」

シエスタ「普通なら立てないはずなのに・・・。」

ピチュー「ピチュ・・・。」

マーヴル「よくも僕を追い詰めてくれたね。だが、これならどうかな?」パチン

パアアアアアア

あやめ「こ、この光は!?」

ゴオオオオオオ

ピチュー「ぴ、ピチュー!?」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

ルイズ「巨大化した!?」

香菜「いくら何でもずるいわよ!」

マーヴル「うるさーい!元はといえばお前等が悪いんだ!覚悟しろ!」

あやめ「いったいどうすれば・・・。」

シュン

ゲッコウガ「間に合ったでござるな。」

シエスタ「ゲッコウガさん!」

ゲッコウガ「それだけではないでござるよ。」

ギュイーン

キュルケ「ヴァリエール!」

ルイズ「キュルケ!皆!」

楓「ほう。ルイズには多くの仲間がいたのだな。」

美紀「可愛い仲間もいますね。」

マーヴル「ええい!たとえ仲間が増えようとも、巨大化した僕には敵うまい!」

ゲッコウガ「それはどうかな?」

マーヴル「何?」

スッ

楓「何を取りだす気だ?」

バッ

香菜「おはぎ?」

パクパク
ズガーッ

香菜「こんな時におはぎを食べてる場合か!」

ゲッコウガ「いや、これからが本番でござるよ。」

香菜「へ?どういう事?」

バッ

楓「おお!今度はほら貝か!」

ゲッコウガ「巨大からくり炎(ほむら)、出現せよ!」

ブオオオーッ
ガシャンガシャンガシャンガシャン

香菜「神輿が変化し始めた!?」

ゲッコウガ「そう。実はこの神輿、かつて幕末から伝わる巨大からくり人形・・・。」

ドドーン

ゲッコウガ「炎(ほむら)でござる!」

香菜「こ、これが巨大からくり人形、炎(ほむら)・・・。」

ゲッコウガ「さて、始めるでござるよ!」バッ

<システム起動。戦闘開始。>

ガシャーン

マーヴル「ええい!こんなからくり人形、ぶち壊してやる!」

ブン

ゲッコウガ「甘い!」グイッ

ガキーン

マーヴル「うぐ・・・。」

楓「おお!マーヴルの攻撃を弾き返した!」

キュルケ「このような攻撃はまだ序の口よ。ここからが本番なんだから!」

ガキーンガキーン

マーヴル「おのれ!火炎放射!」

ゴオオオオオ

ルカリオ「させるか!骨如意棒!」バッ

ドゴオオオ

マーヴル「ぐはっ!」

ゲッコウガ「ナイス援護でござる!」

オコリザル「もう一発!」ドガッ

サンダース「ミサイル針!」バババババ

ティファニア「やっ!」バババババ

エーコ「えーい!」ズバアアアアア

マーヴル「くそ・・・。こんなアホな奴等に・・・、負けてたまるかァァァァァァァァ!!」

ルイズ「皆、離れて!」

バッ

マーヴル「はああああああ!」ゴオオオオオ

パアアアアア

タバサ「角と翼が生えた。もう完全に化物状態。」

プリン「こうなった以上は苦戦は免れないわね。何か弱点があれば・・・。」

ミュウツー「その弱点なら把握している。頭にある3本の角を破壊すれば倒せるだろう。」

ルイズ「分かったわ!ゲンガー、お願い!」

ゲンガー「任せろ!シャドークロー!」

ズババババ

マニューラ「よし!次はあっしの番だ!」

バッ

マニューラ「瞬影斬!」ズバッ

あやめ「残るはあと一本。カービィ!」

カービィ「ぽよ!」バッ

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

マーヴル「しまった!角が!」

ゲッコウガ「これで終わりでござる!ミサイル発射用意!」ポチッ

ガシャンガシャンガシャンガシャン

あやめ「まさかミサイルまで装備していたなんて・・・。」

ゲッコウガ「発射!」

ドンドンドーン

マーヴル「な、何!?」

ドゴーンドガーンドッゴーン

マーヴル「く・・・、今の攻撃で力が・・・。」

マニューラ「あやめ!止めを刺して来い!」

サーナイト「今までの戦いに決着を着けてきなさい!」

あやめ「もちろんよ!浅川さん、笹木さん、青樹さん、行きましょう!」

楓、美紀、香菜「了解!」

バッ

あやめ「合体攻撃発動!」

あやめ・楓、美紀、香菜「カルテット・ストームキック!!」ゴオオオオ

ドゴオオオオ

マーヴル「ギャアアアアアアアアア!!」カアアアア

ドッゴーン

ルイズ「やった!」

スタタタタタ

あやめ「やっと終わりましたね・・・。」

香菜「ええ。昇、仇は取ったわ。」

カイリキー「やったな、お前等。」

楓「ああ。」

キュルケ「マーヴルを倒したのはいいけど、これからどうするの?」

美紀「うーん・・・。」

マニューラ「彼女達についてはあっしが引き取るでさァ。仲間が増えた方が部下達も喜ぶからな。」

楓「そうか。なら、よろしく頼む。」

マニューラ「ああ、こちらこそ。」

カイリキー「やれやれ。これで一件落着だな。」

サーナイト「そうね。それじゃ、帰りましょう。」

「ほほう。まさかマーヴルを倒すとは驚いたな。」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

ルイズ「だ、誰!?」

パアアアアア

ティファニア「あなたは!?」

「俺の名はライト。あるお方から様子を見に来たのさ。因みにこいつは俺の部下だ。」

あやめ「部下ですって!?じゃあ、マーヴルはあなたの命令によって動いたの!?」

ライト「その通りだ。だが、リアルアカウント世界とシリアルキラー事件は彼自身が行った事だけどな。」

楓「なるほど。私達とは無関係のようだが、お前達は何を目的としているんだ?」

ライト「決まっているだろ。お前達を我々の世界へ連れに来たのさ。」

エーコ「何ですって!?私達を連れてどうするつもりなの!?」

ライト「あるお方の世話をしてもらうのさ。それっ!」バッ

ギュウウウウ

シエスタ「み、身動きが・・・!」

ルイズ「うう・・・。解けない・・・。」

ライト「それじゃ、貰っていくぜ。あばよ!」

シュウウウウウ

ルイズ「カービィ!」

カービィ「ルイズ!」

シエスタ「ゲッコウガさん!」

ゲッコウガ「シエスタ殿!」

キュルケ「ゾロアーク、フレイム!」

ゾロアーク「キュルケ!」

フレイム「きゅるー!」

タバサ「オコリザル、シルフィード!」

オコリザル「タバサ!」

シルフィード「お姉様!」

ティファニア・エーコ「ルカリオ!」

ルカリオ「ティファニア!エーコ!」

ギュイーン

ライト「返して欲しければその穴に飛び込むんだな。ヒャハハハハハ!!」

ギュイーン

ミュウツー「こうなった以上はやる事は一つ。すぐにその穴に飛び込むぞ!」

フレイム「きゅるきゅる!」

シルフィード「お姉様は絶対に取り返すのね!」

ゲッコウガ「もちろんでござる!神輿モード!」

ガシャンガシャン

ゲッコウガ「さあ、早く中へ!」

ドドドドド

ルカリオ「全員乗ったぞ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ゲッコウガ「よし!発進!」

ガラガラガラガラ

デルフ「相棒!絶対に娘っ子達を取り戻そうぜ!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

To be next stage…

ここはとある異世界。そこにある高層ビルではある大会を計画していた。

「コンドよ。参加者をうまく集めたようだな。」

「はい。今回の参加者は32人です。マルドール様。」

マルドール「まあ、抵抗している奴もいるかもしれないが、この大会は我々にとっての最後のチャンスだからな。」

コンド「ええ。他の放送局によって視聴率が低下していますからね。因みに賞金の方も用意しています。」

マルドール「で、いくらだ?」

コンド「100万です。」

マルドール「ならいい。さて・・・、前日放送を始めるか。司会者、うまく伝えておけよ!」

司会者「はっ!」

対ドラゴン用軍事基地『アルゼナル』。そこでは多くのノーマ達が収容されていた。
そんなある日、アンジュ率いるパラメイル第一中隊がドラゴンと戦い始めたその時、6つのモビルスーツと遭遇した。
モビルスーツの中に入っていたのはケロロ小隊の5人と深海の少女、イカ娘だった。
彼女達はケロロ達と共に多くの困難を乗り越え、黒幕であるエンブリヲ一味を見事撃破。それと同時に元の世界を取り戻したのだ。
そして終戦から1か月後・・・、平和を取り戻したケロロ達は異世界の戦いに巻き込まれてしまった。
果たして彼等はその戦いで生き残る事ができるのか!?『クロスアンジュ ガンダムバトルウォーズ』の新伝説、開幕!

クロスアンジュ ガンダムバトルウォーズ【禁断のバトルロワイアル】

OP:禁断のレジスタンス

クロスアンジュの世界、喫茶アンジュ

カラーン

アンジュ「いらっしゃー・・・、あら、ケロロ。」

ケロロ「おお、アンジュ殿。」

アンジュ「休憩中に来たの?」

ケロロ「まあ、そうでありますな。んじゃ、オレンジジュース。」

アンジュ「はいはい。」

カラーン

エルシャ「あら、アンジュちゃん。」

アンジュ「エルシャ、ヒルダ、ギロロ、タママ!」

ヒルダ「アンジュ、ちょっとテレビを着けさせてくれないか?今から重大発表があるんだ。」

アンジュ「重大発表?」

エルシャ「ええ。マックステレビで新企画があるという情報があるの。」

アンジュ「新企画ね・・・。分かったわ、モモカ。」

モモカ「はい!」

シルヴィア「マックステレビ?」

アンジュ「異世界のテレビ局だけど、他の放送局によって視聴率が低下しているの。」

シルヴィア「そうですか・・・。」

ピッ、ウィーン

「どうも!マックステレビの新企画発表の時間です!私は新企画の司会を務める事になったロッキードです!よろしくお願いします!」

モア「新企画か・・・。どのような企画なのでしょうか?」

モモカ「料理対決なら出場したいですね。」

エルシャ「あら。私もよ。」

ロッキード「まずは新企画の参加者についてです。今回の参加者は…なんと32人です!」

タママ「32人ってすごい数字じゃないですか!」

アンジュ「これだけの人数が参加するなんて・・・、何か裏があるに違いないわ。」

ヒルダ「確かに。」

ロッキード「それでは、新企画について発表したいと思います!その新企画とは・・・。」

ケロロ達「」ゴクッ

ロッキード「・・・オールスター・バトルロワイアルだ――――!!」

ウオオオオオオオ

ギロロ「オールスター・バトルロワイアルだと!?」

ヒルダ「嘘だろ・・・。新企画がバトルロワイアルだなんて・・・。」

アンジュ「ヒルダは知っているの?」

ヒルダ「ああ。バトルロワイアルは参加者で殺し合いをさせる残酷な戦いだ。これがテレビで公開されるなんておかし過ぎるにも程がある!」

ケロロ「まったくであります!だが、参加者が気になりますな。」

タママ「僕もそう思っていました。」

アンジュ「アンタ達・・・。」

ロッキード「なお、参加者についての情報は当番組で発表したいと思います。それでは、オールスター・バトルロワイアルでお会いしましょう!さようなら!」

プッ

エルシャ「これを聞いた以上、皆を集めて作戦会議を開かないといけないわね。」

アンジュ「そうね。明日の午後、喫茶アンジュに集合よ。」

ケロロ「我輩はクルルに頼んで参加者名簿を作らせてもらうであります!」

アンジュ「お願いね!」

次の日、喫茶アンジュ

アンジュ「全員集まったわね。クルル、新企画についての情報を教えて。」

クルル「了解。まずは日程についてだ。1週間後に異世界にある無人島『天王島』で大会が行われる。観客や主催者、司会者は豪華客船に乗り込むそうだ。」

ゾーラ「なるほど。参加者は?」

クルル「その事ならデータに記録してある。今から出すぜ。」

ウィーン

オールスター・バトルロワイアル参加者一覧 
今回の参加者:32名

問題児たちが異世界から来るそうですよ?:逆廻十六夜、黒ウサギ、久遠飛鳥、春日部耀
とある魔術の禁書目録:上条当麻、一方通行
ローゼンメイデン:桜田ジュン
Fate/stay night:衛宮士郎、間桐慎二
緋弾のアリア:遠山キンジ
めだかボックス:黒神めだか、人吉善吉
バカとテストと召喚獣:吉井明久、姫路瑞希、島田美波、坂本雄二、木下秀吉、土屋康太、霧島翔子、工藤愛子、木下優子、清水美春
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり:テュカ・ルナ・マルソー
ゼロの使い魔:平賀才人
ロザリオとバンパイア:青野月音
ニセコイ:一条楽
セイバーマリオネットJ:間宮小樽
アカメが斬る!:タツミ
織田信奈の野望:相良良晴
生徒会の一存:杉崎鍵
ストライク・ザ・ブラッド:暁古城
真・恋姫✝無双(ゲーム):北郷一刀

サリア「うわ・・・。すごいメンバーね・・・。」

ヴィヴィアン「うひゃー・・・。」

イカ娘「で、どの様な作戦で行くでゲソ?」

アレクトラ「その事についてはもう決まってある。」

サリア「アレクトラ!」

ロザリー「決まってるってどういう事だ?」

アレクトラ「この作戦は3つの部隊に分けて行う。」

クリス「3つの部隊?」

アレクトラ「そうだ。まずアンジュ、ケロロ、ヒルダ、ゾーラ、ギロロ、リディアの6人は島に上陸して参加者たちの救出を頼む。」

ケロロ「任せるであります!」

アレクトラ「次にエルシャ、タママ、シルヴィア、ココ、ミランダ、モモカ、モアの7人はアンジュ達によって救出された参加者を引き取り、元の世界へと送還してくれ。」

エルシャ「任せて!」

アレクトラ「最後にサリア、ドロロ、ロザリー、クリス、クルル、ヴィヴィアン、イカ娘の7人は豪華客船に入り込む。その中には証拠の品などが入っているはずだ。それを奪い取って来てくれ。」

サリア「了解!」

ロザリー「で、アレクトラ達は?」

ジャスミン「私達は新しく開発された戦艦『ファルコネア』で待機するよ。そこから指示を送るから。」

クリス「分かった。」

ゾーラ「なら、作戦はこれで決まりだな。」

ケロロ「もちろんであります!バトルロワイアルまであと6日!必ず野望を終わらせるであります!」

アンジュ「ケロロの言う通りね。皆、気を引き締めていくわよ!」

サリア達「オーッ!!」

そして6日後、運命の日がやってきたのだ。

豪華客船内

ロザリー「うひゃー・・・。すごいところだな・・・。」

クリス「こんな料理、食べた事ないよ・・・。」

ドロロ「隊長殿は大丈夫でござろうか・・・。」

サリア「アンジュやヒルダ、ゾーラ隊長までいるからね。まあ、海上にはエルシャ達もいるから大丈夫よ。」

イカ娘「そうでゲソ!私達は私達の役目をするべきでゲソ!」モグモグ

ヴィヴィアン「そうそう。」モグモグ

サリア「つまみ食いするな。」スパーン

ビーッ

クルル「おっ、始まるみたいだぜ。」

ロッキード「皆さん、こんばんわ!オールスター・バトルロワイアルの時間が始まりました!司会のロッキードです!本日はよろしくお願いします!」

ワアアアアアアア

ヴィヴィアン「おっ、面白いおっさんだね。」

サリア「静かに。」シーッ

ロッキード「まずは参加者紹介です。皆さん、モニターにご注目ください!」

ウィーン

参加者一覧
問題児たちが異世界から来るそうですよ?:逆廻十六夜、黒ウサギ、久遠飛鳥、春日部耀
とある魔術の禁書目録:上条当麻、一方通行
ローゼンメイデン:桜田ジュン
Fate/stay night:衛宮士郎、間桐慎二
緋弾のアリア:遠山キンジ
めだかボックス:黒神めだか、人吉善吉
バカとテストと召喚獣:吉井明久、姫路瑞希、島田美波、坂本雄二、木下秀吉、土屋康太、霧島翔子、工藤愛子、木下優子、清水美春
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり:テュカ・ルナ・マルソー
ゼロの使い魔:平賀才人
ロザリオとバンパイア:青野月音
ニセコイ:一条楽
セイバーマリオネットJ:間宮小樽
アカメが斬る!:タツミ
織田信奈の野望:相良良晴
生徒会の一存:杉崎鍵
ストライク・ザ・ブラッド:暁古城
真・恋姫✝無双(ゲーム):北郷一刀

ロッキード「この中でも特に注目するのは、古城選手、一方通行選手、逆廻選手、平賀選手、黒神選手、上条選手の6人です。彼等には特殊能力があるため、有力候補とも言えるでしょう。」

オオーッ

クルル「データで見たところ、一方通行、十六夜、才人には要注意だ。アンジュ達にも伝えておいたからな。」

イカ娘「下手に接触したらまずいでゲソ・・・。」

ロッキード「それでは、ルール説明です。ナビアン、ご説明を。」

ナビアン「はいはーい!進行役のナビアンでーす!ここからは私がルールの説明をしまーす!」

サリア「胸が大きい・・・、くっ!」

ロザリー「エルシャと同レベルか・・・。」

クリス「羨ましい・・・。」

ナビアン「では、ルールの説明です。今回の戦場は無人島である『天王島』。参加者はバラバラの場所からスタートしてもらって、最後の1人になるまで戦ってもらいまーす!」

イカ娘「うわ・・・。結構ハードじゃなイカ?」

ナビアン「しかも今回のプログラムは3日間!長いようで過ぎちゃうとあっという間なので、参加者の皆さんは全力で戦ってください!」

ヴィヴィアン「3日間か・・・。こうなると1日目で仕上げないとね。」

ナビアン「さらに参加者の皆さんには首輪を付けさせてもらいます!無理に外そうとしたり、不穏な行動を取ると爆発するので気を付けてください!説明は以上です!」

ロッキード「ありがとうございます。それでは、オールスター・バトルロワイアルの開幕だ!」

ワアアアアアア

サリア「よし!行動開始!」

イカ娘達「了解(でゲソ)!」

天王島

ザアアアア

「やっと始まったか・・・。さて、どの様な結末になるのか楽しみだな。」

ヒュン

ケロロ「ん?」

リディア「どうしたの?」

ケロロ「何でもないであります。では、アンジュ殿と我輩は真ん中、ヒルダ殿とギロロ殿は右、リディア殿とゾーラ殿は左に移動するであります。」

ゾーラ「了解した。もし、抵抗する奴がいたら?」

アンジュ「その時は殺すしかないわね。」

リディア「そうね。彼等に取っては悪いかも知れないけど、私達にも仲間がいるからね。」

ギロロ「その通りだ。すぐに移動するぞ!」

ケロロ「よし!行動開始!」

ダッ

海上

ザザーン

エルシャ「参加者たちがそれぞれの位置に着いたわね。」

シルヴィア「ええ。それと同時にアンジュリーゼお姉様達も動き出しました。」

モモカ「あっ、参加者が移動し始めました!」

ドンドーン

ココ「ついに始まったね・・・。バトルロワイアルが・・・。」

ミランダ「皆・・・、頑張って・・・。」

タママ「軍曹さん・・・。」

モア「おじ様・・・。」

ケロロside

タタタタタ

ケロロ「さて、最初の参加者は・・・。」

ザッ

アンジュ「ん?あの参加者・・・。姫路瑞希ね。」

瑞希「あれ?あなた達も参加していたのですか?」

アンジュ「違うわ。貴方達を助けに来たのよ。」

瑞希「助けに来たのですか?」

ケロロ「これが証拠であります!」

スパッ

瑞希「首輪が取れちゃいました!ありがとうございます!」

アンジュ「気にしないの。さっ、私達に着いて来て。」

瑞希「はい!」

ヒルダside

ギロロ「この辺りにもいないみたいだな。」

ザッ

ヒルダ「敵襲か!?」

めだか「貴様等も参加者の1人か?」

ギロロ「違う。俺達はバトルロワイアルに参加している者達を助けに来たんだ。」

めだか「本当なのか?」

ヒルダ「もちろん!これが証拠だ。」

スパッ

めだか「首輪が取れたか・・・・。感謝する。」

ヒルダ「気にするな。あと迎えが海上にいる。案内してあげるよ。」

めだか「ああ。よろしく頼む。」

タタタタタ

ゾーラside

ザッザッ

ゾーラ「抵抗する奴等がいるかもしれない。油断するな。」

リディア「ええ・・・。」

ガサッ

テュカ「誰!?」

ゾーラ「落ち着け。私達はアンタを助けに来たんだ。」

テュカ「助けに?」

リディア「今、首輪を取ってあげるわね。」

スパッ

テュカ「あ、ありがとう・・・。」

リディア「気にしないの。あと迎えが海上にいるからね。案内してあげるわ。」

テュカ「ありがとう。でも、なんで私を助けてくれるの?」

ゾーラ「このバトル・ロワイアルをぶち壊しに来たのさ。悲劇が起こる前にね。」

テュカ「悲劇が起こる前?」

ゾーラ「この事については後で話すよ。さっ、急ぐぞ。」

テュカ「うん。」

タタタタタ

一方通行「あいつ等、いったい何やってんだ?まっ、俺には関係ないから別にいいけど。」

ザッ

十六夜「アンタが一方通行だな。」

一方通行「あァ?何者だァ?」

十六夜「俺の名は逆廻十六夜。全力で倒しに行く!」バッ

一方通行「いいだろう・・・。相手になってやるぜ!」バチバチ

バッ、ドガガガガガガ

海上

スタタタッ

エルシャ「はい。テュカちゃん、めだかちゃん、瑞希ちゃんの救出は完了ね。」

タママ「これからどうするのですか?」

瑞希「私は明久君達が来るまで待ちます。」

めだか「私も善吉が心配だからな。」

テュカ「私はここに残って人数を確認しておくね。」

ココ「助かるよ。」

ケロロ「それじゃ、捜索再開であります!」

タタタタタ

ミランダ「いってらっしゃーい!」

天王島

シュパッ

黒ウサギ「あ、ありがとうございます!」

ケロロ「いえいえ。」

ドゴーン

アンジュ「この音・・・、すぐに急ぎましょう!」ダッ

黒ウサギ「待ってくださーい!」

タタタタタ

ケロロ「あ、あれ!」

アンジュ「遅かったわね・・・。」

ドーン

黒ウサギ「そんな・・・。飛鳥さん・・・、春日部さん・・・、どうして・・・。」

久遠飛鳥、春日部耀、死亡。
残り人数:26人。
因みにめだか、テュカ、黒ウサギ、瑞希は首輪を外されたので脱落者扱いされている。

ピピピピピ

アンジュ「ヒルダから連絡が入ったわ。」

ピッ

アンジュ「もしもし?アンジュだけど・・・。」

ヒルダ『おお、アンジュ!こちらも明久、雄二、康太、美波、秀吉、愛子、翔子、優子、美春の9人を解放した!だが・・・。』

ケロロ「だが?」

ギロロ『桜田ジュンが遺体で発見された・・・。』

アンジュ「そう・・・。こちらも久遠飛鳥、春日部耀が遺体で発見されたわ。」

ヒルダ『これで死亡者は3人か・・・。また何かあったら連絡する。』

ピッ

黒ウサギ「飛鳥さん達が死んだという事は・・・、もしや・・・。」

ドッゴーン

ケロロ「また爆発が起こったであります!」

アンジュ「すぐに急ぎましょう!」

一方、サリア達は・・・。

ガサゴソ

サリア「あったわ。これで重要な証拠が揃ったわね。」

ロザリー「ああ。あとはこれを公開するのみだな。クリス、大会の様子は?」

クリス「うん。次々と解放されたけど、死亡者も出ているんだ・・。今の結果はこうなっている。」

ウィーン

解放者:テュカ、めだか、瑞希、黒ウサギ、善吉、明久、雄二、康太、美波、秀吉、愛子、翔子、優子、美春
死亡者:飛鳥、耀、ジュン、小樽、良晴、鍵
生き残り:当麻、一方通行、衛宮、慎二、十六夜、キンジ、才人、月音、楽、タツミ、古城、一刀

ドロロ「ふむ・・・。やはりそう簡単にはいかないでござるな。」

ヴィヴィアン「そうだね。でも、証拠は十分にそろったし、後はそれを公開するのみだね。」

イカ娘「善は急げでゲソ!」

マルドール「おっと!悪いがそうはいかないよ。」

クルル「チッ、見つかったようだな。」

サリア「アンタがこの大会の首謀者ね。いったい何が目的なの?」

マルドール「決まっているだろ。この大会で視聴率を上げるのさ!」

クルル「確かに視聴率を上げる事はいい事だが、殺し合いを見せるのはお子さんに悪いと思うぜ。料理大会とか他にもあったはずだが・・・。」

マルドール「黙れ!私に逆らう奴は懲らしめてやる!コンド!」

コンド「はっ!」

サリア「そっちがその気なら・・・、バンシィ・ノルン!」

ロザリー「ガンダムF91PR!」

クリス「ガンダム試作3号機!」

ヴィヴィアン「ターンX!」

イカ娘「∀ガンダム!」

ドロロ「ガンダムトライゼータ!」

クルル「ウイングガンダムゼロ!」

サリア達「セットアップ!」

パアアアアア

マルドール「へ、変身しただと!?」

サリア「さあ、覚悟はできているかしら?」

マルドール「ま、待て、話せば分かる・・・。」

サリア「うるさい!ブラックユニコーンアタック!」バッ

ドガアアアア

コンド「がはっ・・・。」

ガシャーン

マルドール「コンド!」

ジャキッ

マルドール「ヒッ!」

ロザリー「ここで死ぬか、この戦いを終わらせるか、どっちか選びな・・・。」

マルドール「は・・・、はい・・・。終わらせます・・・。」

ガタッ

クリス「終わったようだね。」

ヴィヴィアン「うん!」

ピピピピピ

イカ娘「あっ、エルシャからでゲソ。」

ピッ

ドロロ「エルシャ殿、そっちはどうでござるか?」

エルシャ『緊急事態が発生したわ!古城君が暴走した事で衛宮君、慎二君、キンジ君、月音君、楽君、一刀君が死んでしまったの!』

イカ娘「そんな!アンジュ達は!?」

シルヴィア『アンジュリーゼお姉様達は大丈夫です!ですが、古城さんが暴走したままだと大変な事になってしまいます!』

ヴィヴィアン「分かった!こっちはどうにか終わらせるから、私達が来るまで持ちこたえて!」

モモカ『分かりました!』

ピッ

クルル「どうやら大変な事になったな。すぐに急ぐぞ!」

イカ娘「もちろんでゲソ!」

天王島

当麻「がは・・・。」

ズドーン

古城「グオオオオオオオ!」

一方通行「チッ・・・、上条まで脱落しやがったか・・・。」

タツミ「これで残るは俺、才人、一方通行の3人となってしまったか・・・。」

才人「十六夜の奴も勇敢に挑んだが、まさかの返り討ちに遭うとは驚いたぜ・・・。」

古城「殺ス・・・、全員殺シテヤル・・・。覚悟ォォォォォォォォ!!」バッ

タツミ「くっ!」

ガキン

古城「!?」

アンジュ「やれやれ・・・。何とか間に合ったみたいね。」

ゾーラ「もう少し遅れたら全員死んでいたかもな。」

才人「おお!巨乳の女が4人も!けど、あの2匹のカエルは邪魔だな・・・。」

ギロロ「何だと!?」

古城「邪魔ヲスル気カ!?」

ケロロ「当然であります!これ以上の悪行は見過ごせませんからな。」

アンジュ「さあ、覚悟はいいかしら?FAユニコーンガンダム・プランB!」

ケロロ「νガンダム!」

ヒルダ「ガンダムAGE-FX!」

リディア「ガンダムAGE-2 ダークハウンド!」

ギロロ「ガンダムEz8!」

ゾーラ「クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス!」

アンジュ達「セットアップ!」

パアアアアア

ケロロ「これで準備完了。さあ、戦闘開始であります!」

古城「小癪ナ!」バッ

アンジュ「そうはさせないわ!ガトリング発射!」

ドガガガガ

古城「クッ!」

ヒルダ「次はアタシだ!ドッズライフル!」

ドゴーンドゴーン

ゾーラ「シザー・アンカー!」バッ

グサッ

古城「グアアアアアア!!」

ギロロ「チャンスだ!喰らいやがれ!」ドガガガガ

リディア「覚悟しなさい!」ドギューン

ドゴーン

古城「クッ・・・、コンナ所デ負ケテタマルカァァァァァァ!!」ウガアアア

リディア「暴走したようね。こうなると手が付けられないわ。」

才人「ならここは俺に任せてくれ!デビルバースト発動!」

ゴオオオオ

ギロロ「腕が変化しただと!?」

才人「俺の左手にはデビルバーストの刻印が刻まれている。その刻印が光ると同時に、体の様々な部分が変化することができるのさ。」

ゾーラ「見た目は強そうだが、実力は大丈夫なのか?」

才人「んじゃ、見せてやるぜ。アームハンマー!」ブン

ドゴオオオオ

古城「ゴハッ!」

ヒルダ「おお!今の攻撃は効いたぞ!しかも大ダメージだ!」

才人「へへっ!これがおれの実力さ。」

一方通行「やるじゃねえか。なら、俺も本気を出すとするか!」

タツミ「ああ!やられた分はやり返すぜ!」

ドガッ、ズバアアアア

リディア「なら私も!AGEブラスト!」バッ

ズババババ

アンジュ「ケロロ、とどめを!」

ケロロ「了解であります!」

ジャキンジャキンジャキン

ケロロ「ファンネル一斉発射!」

ドガガガガガ

古城「グオオオオオオ!?」

ケロロ「そして、とどめであります!」バッ

ズバアアアアアア

古城「ギャアアアアアアアア!!」

ドッゴーン

ケロロ「終わったでありますな。」

タツミ「ああ。生き残ったのは俺たち3人だけだな・・・。」

当麻「おい・・・、俺を勝手に死なすなよ・・・。」ムクッ

才人「上条!無事だったのか!?」

当麻「ああ、気絶してしまったが、もう大丈夫だ。」

一方通行「悪運の強い奴だな。」

ギュイーン

リディア「あら。あれはサリアちゃん達だわ。」

サリア「皆、大丈夫!?」

アンジュ「ええ。そちらの方は?」

イカ娘「私達が強制終了をさせたおかげで、このバトルロワイアルは終わりとなったでゲソ。」

タツミ「そうか。やれやれ。これで一安心・・・。」

「と思ったら、まだ終わってないんだよねー。」

タツミ「ん?」

グサッ

タツミ「がはっ!?」

ケロロ達「!?」

才人「!?」

タツミ「う、嘘だろ・・・。俺が・・・、こんなところで・・・。」

パアアアアア

「はい、邪魔者の始末完了。」

アンジュ「あなたは誰なの!?」

「俺の名はレフト。あるお方の命令でこの世界に来たのさ。」

ドロロ「あるお方?」

レフト「その事について知りたいなら、俺たちの次元に来るんだな。あと、必要な物も奪ったし。」

ロザリー「必要な物!?」

ウィーン

黒ウサギ「助けてくださーい!」ジタバタ

クリス「黒ウサギ、テュカ、瑞希、めだかの4人が捕まっている!」

ヴィヴィアン「いったいどういう事なの!?」

レフト「ふっふっふ。お前達がここで戦っている間に海岸の方に行っていたからな。邪魔者となる参加者共は元の世界に送り返したぜ。」

一方通行「ほーう。お前、いいところあるじゃねーか。」

レフト「まあな。せっかくだからお前達も送り返してやるぜ!」パチン

ギュイーン

クルル「一方通行と当麻も送り返したようだな。」

才人「俺はまだ残っているけどな・・・。」

アンジュ「あら。」

レフト「彼女達を返して欲しければ、俺達の次元に通じる穴に飛び込むんだな。」

ゴオオオオ

ヴィヴィアン「おお!空の方に穴が姿を現した!」

レフト「んじゃ、また会おうぜ。」

ヒュン

ヒルダ「行ってしまったようだな。」

タタタタタ

ケロロ「おお!タママ達が駆けつけてきたであります!」

エルシャ「誘拐された4人は!?」

アンジュ「既にレフトによって、あの穴の中に連れ去られたわ。」

タママ「分かったですぅ。僕達もあの中に入りましょう!」

ヒルダ「そうするしか方法はないようだな。」

才人「だったら俺も協力するぜ。こうなった以上はやるしかないからな。」

ケロロ「頼りにしているであります!」

ギュイーン

ジル『全員、ファルコネアに乗りこめ!すぐに穴の中に向かうぞ!』

ケロロ「了解であります!」

ウィーン

ジル「発進!」

ドギューン

ケロロ「この穴の先には新たな戦いが待ち受けている・・・。だが、我々は一歩も引き下がらないであります!」

アンジュ「そうね。必ず瑞希達を救出し、皆で元の世界に帰りましょう!」

ケロロ「もちろんであります!」

ドギューン

To be next stage…

コツコツ

モノクマ「いよいよこの時が来た。2つの物語が新たな舞台で交わる・・・。」

モノクマ「果たして彼らは新たな地でどのような歴史を刻むのか・・・。」

モノクマ「さあ、夢の共闘の始まりだ!」

ゼロの使い魔SSL×クロスアンジュGBW NOVEL大戦 MEGA STORM

OP:GET MY FUTURE

闇の城

コツコツ

ルイズ「いったい何処に向かう気なの!?」

ライト「すぐに分かる。」

ピタッ

ライト「連れて参りました。」

レフト「右に同じく。」

「ご苦労。余計な奴等も連れてきたが、いいだろう。復活のために必要な素材はそろったからな。」

黒ウサギ「あなたは!?」

「私の名はファルタス。この世界の支配者だ。」

シエスタ「し、支配者!?」

ピチュー「ピチュ!?」

ルイズ「あなたは私達をここに連れ出して何をするつもりなの!?」

ファルタス「決まっている。お前と黒ウサギ。この2人を定位置の台に置かせて、封印されていた巨神兵を復活させるのだ。」

めだか「そいつを復活させて何をするつもりだ!」

ファルタス「さあな。レフト、ライト。お前たちはその2人を儀式の場へ連れ出せ!兵士達は残りの奴等を牢屋に入れておけ!」

兵士達「はっ!」

ザッザッ

瑞希「は、離してください!」

ティファニア「い、痛い・・・。」

シエスタ「早く来てください・・・。カービィさん・・・、ゲッコウガさん・・・。」

とある次元

ギュイーン

ゲッコウガ「やっと着いたでござるが、これは酷い有様でござるな・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

楓「どうやらここの支配者が滅茶苦茶にしたに違いないな。」

あやめ「確かにね。早くルイズ達を救出しないと。」

ギュイーン

ミュウツー「ん?戦艦が姿を現したぞ。」

マニューラ「しかも見た事のない戦艦だな。いったいどこから来たんだ?」

戦艦ファルコネア

ピコーンピコーン

パメラ「艦長!どうやら辿り着きましたが、見た事のない車が動いています。」

アレクトラ「もしかしたら我々と同じ目的で来た戦士達かも知れない。すぐに連絡を!」

オリビエ「はい!」

ウィーン

アレクトラ「そこの未確認車、話したい事がある。」

ウィーン

ゲッコウガ『何の用でござるか?』

エマ「か、蛙が喋った!?」

ゾロアーク『そんなに驚く事か?』

エマ「いや、普通は驚きますよ!」

アレクトラ「早速だが本題に入る。お前達は何故、この次元に来た?」

オコリザル『ああ。俺達は誘拐されたタバサ達を救うためにこの次元に来た。そっちは?』

アレクトラ「我々も誘拐された黒ウサギ達を救うためにここに来た。」

リザードン『分かった。とりあえずはあそこの平原で合流しよう。作戦会議はそれからだ。』

アレクトラ「いいだろう。すぐに平原に向かうぞ!」

ヒカル「はい!」

平原

ウィーン

香菜「あっ、戦艦から人が出てきたわ!」

コツコツ

サンダース「ゲッコウガと同じ蛙が5人出てきたぞ!種類は違うけど・・・。」

オコリザル「しかも女性がたくさんいるな・・・って、あーっ!才人!」

才人「お、お前はあの時の!」

あやめ「知り合いなの?」

サーナイト「ええ。オコリザルが彼を異次元に殴り飛ばしたからね・・・。」

あやめ「うわ・・・。」

オコリザル「お前、あの時死んでいなかったのか!?」

才人「確かに俺は死んでしまったが、神様によって生き返ったからな。あとあの時の恨みは忘れていないぞ・・・。」

オコリザル「ああ・・・、あの時は悪かった・・・。本当にごめんな・・・。」

才人「けど、おかげで貴重な体験をしたからな。プラマイ0だからこの事はこれで終わりにしようぜ。」

オコリザル「そうだな・・・。」

アンジュ「あなた達の事は噂に聞いているわ。ハルケギニアの英雄達って。」

ルカリオ「そっちもクロスアンジュの世界を救った英雄と聞いている。」

ケロロ「いやー、我輩達の噂は異世界まで伝わっていたでありますな。」

マニューラ「そっちもだけどな・・・。」

カービィ「ぽよ。」

ミュウツー「早速だが本題に入ろう。ルイズ達の救出はカービィ、ケロロ、アンジュ、マニューラ、あやめの5人だ。」

ミュウツー「他のメンバーは城に乗り込み、この世界を支配者を倒す。」

アレクトラ「分かった。この作戦で行こう。」

ケロロ「よし!作戦実行であります!」

アンジュ達「オーッ!!」

ドドドドド

闇の城 牢屋

キュルケ「駄目ね。魔法でもびくともしないわ。」

タバサ「しかも兵士がいるし、脱走は難しい。」

エーコ「このままだとまずいわね・・・。」

バキッドガッ

ティファニア「何の音でしょうか?」

タタタタタ

シエスタ「あっ、誰かがこっちに来ました!」

キキッ

あやめ「大丈夫?」

シエスタ「あやめさん!」

ピチュー「ピチュ!」

エーコ「そうね。

あやめ「待っててね。すぐに鍵を開けるから。ところでルイズは?」

めだか「ルイズは黒ウサギと共に儀式の場に連れて行かれた。支配者であるファルタスは封印された巨神兵を甦らせるつもりだ。」

あやめ「分かったわ。すぐに鍵を開けたら伝えておくわね。」

ガシャンガシャン、ギイイイイ

テュカ「急いで行きましょう!手遅れにならない内に!」

シエスタ「ええ!」

エーコ「皆、こっちよ!」

タタタタタ

儀式の場

ファルタス「では、早速儀式を行う。レフト、ライト。」

レフト・ライト「はっ!」

ケロロ「そこまでであります!」

ファルタス「な!?」

ドドーン

ルイズ「カービィ!」

カービィ「ルイズ!」

デルフ「どうやらお前の野望もこれまでだな。早くルイズと黒ウサギを返してもらおうか。」

ファルタス「ええい!レフト、ライト。こいつ等を倒せ!」

レフト「了解!」

ライト「行くぞ!」

アンジュ「レフトとライトは私とケロロが行くわ。あなたたちはルイズと黒ウサギを!」

マニューラ「分かった!」

カービィ「ぽよ!」

レフト「相手になるというのか。いいだろう。」

ライト「どこからでもかかってこい!」

アンジュ「もちろんそのつもりよ。ダブルオークアンタ フルセイバー!」

ケロロ「νガンダム!」

アンジュ・ケロロ「セットアップ!」

パアアアアアア

ケロロ「さあ、戦闘開始であります!」

レフト「いくら変身しても俺達には敵わない!バーニングショット!」ドゴーン

ライト「ライトニングソード!」バッ

ブン

ライト「な!?」

アンジュ「そのような攻撃はお見通しよ。トランザム発動!」

ゴオオオオオ

BGM:TRANSーMA RAISER

ケロロ「出たー!トランザム!!」

ライト「そんなのは見かけ倒しだ!一気に倒してやる!」

アンジュ「させるか!」ギュン

ビュンビュンビュンビュン

ライト「チッ!動きが追い付かないぜ!」

アンジュ「そしてそのまま・・・、クアンタムバースト!」

ゴオオオオオ

ライト「ぐわあああああああ!!」

レフト「か、体が・・・。」

アンジュ「今よ、ケロロ!」

ケロロ「よし!ファンネル発射用意!」

ギュイーン

ケロロ「撃てー!」

ドギュギュギュギュギューン

レフト「ぐあああああ!!」

ケロロ「さらに進化発動!Hi-νガンダム!」

<ガンダム進化!Hi-νガンダム!>

ギュイーン

アンジュ「ケロロの機体が進化した!?」

ケロロ「これで終わりだ!エクストラブレイド!!」

ズバアアアアア

レフト「そ、そんな・・・。俺達がこんなところで・・・。」

ライト「申し訳ありません・・・。ファルタス様・・・。」

ドッゴーン

アンジュ「よし!始末完了!」

ファルタス「馬鹿な!レフトとライトがやられただと!?」

マニューラ「おっと!あっし等も忘れずに。」

ファルタス「な!?」

カービィ(心の声)・デルフ『「ソードビーム!」』バッ

ガキーン

ファルタス「ちっ!」

マニューラ「今だ!マッハスラッシュ!」ジャキッ

ズババババ
パラリ

ルイズ「縄がほどかれたわ!」

黒ウサギ「今の内に逃げましょう!」

カービィ「ぽよ!」

ファルタス「させるか!ブラックキャノン!」ドゴーン

ルイズ「しまっ・・・。」

才人「レールガン発射!」

ドッゴーン

ファルタス「な!?」

才人「何とか間に合ったようだな。」

マニューラ「おお!才人!」

ルイズ(この人が・・・、平賀才人・・・。)

才人「とりあえず今はここを脱出しよう。あいつが襲い掛かってくる前に!」

ルイズ「そうね。みんな、行きましょう!」

タタタタタ

ファルタス「おのれ・・・、こうなったら・・・・、自らの手で起動させてやる!」

ダッ

ファルタス「彼女たちの足跡はついている。あとは封印を解くのみだ!」

バッ

ファルタス「封印されし巨神兵よ。今こそ目覚めたまえ!」

カアアアアアア

城の外

タタタタタ

ヴィヴィアン「皆、大丈夫!?」

アンジュ「ええ。全員無事よ。」

イカ娘「ここはいったん離れた方がいいでゲソね。」

サンダース「ああ。追手が来るうちに・・・。」

ゴゴゴゴゴ

ゾロアーク「な、なんだ!?」

ビシッビシッ

キュルケ「城が崩れ始めたわ!」

ゾーラ「全員逃げるぞ!」

ダッ

ガシャンガシャーン

メイ「この気配・・・、なんだか嫌な予感がする・・・。」

サリア「どういう事?」

メイ「あれ・・・。」ユビサシ

ゴゴゴゴゴゴゴ

ギロロ「!?」

クルル「ほう・・・。」

タママ「あの機体・・・。」

ドロロ「も、もしや・・・・。」

ガシャーン

ケロロ「デストロイガンダム!」

ドドーン

ファルタス「ついに復活したぞ!これでこの世界は私の物だ!フハハハハハ!!」

ヒルダ「こうなったら一斉攻撃だ!」

サリア達「おう!!」

ズバッ、ドガッ、ドゴーンドガーン

ファルタス「そんな攻撃は効かない!一斉射撃だ!」

ドガガガガガ

ヒルダ達「キャアアアアアアアア!!」

リディア「ヒルダ!」

アンジュ「皆!」

ドガッ、ドゴーン

ヒルダ「くっ・・・、今の攻撃でモビルスーツが解除されてしまった・・・。」

サリア「あう・・・。」

エルシャ「うう・・・。」

ヴィヴィアン「いつつ・・・。」

ココ「いたた・・・。」

ミランダ「立てる力は残っているけど、戦えないわ・・・。」

ロザリー「これで残るは私達だけとなったか・・・。」

クリス「でも、今のままだとまずいね・・・。」

ゾーラ「何かいい方法はないのか?」

ルイズ「いい方法と言われても分からないわ。何か打開策があれば・・・。」

才人「なら、俺に任せてくれ。」

ルイズ「サイト!?」

才人「俺のデビルバーストで攻撃を無効化する肩の部分を破壊すれば、攻撃が有効になるはずだ。」

シエスタ「でも、どうやって行くのですか?」

才人「こうするのさ。デビルバースト完全解放!」

ギュイーン

リザードン「背中に翼が生えた!?」

ゲンガー「しかも黄金の鎧が装着されているぞ!」

才人「これが俺の最強の姿だ。んじゃ、行ってくる!」

バッ

ルイズ「いくら究極モードでもこのままだとまずいわ!」

エーコ「だったら私達も急がないと!」

カービィ「ぽよ!」

「だったらいい考えがある。」

ルイズ「その声は・・・!」

ヒュンヒュンヒュン

ルイズ「メタナイト!ソードナイトにブレイドナイトまで!」

アンジュ「知り合いなの?」

ルイズ「うん。私達の仲間。」

メタナイト「お前達の戦いはモニターで見させてもらった。ソードナイト、ブレイドナイト。瑞希、テュカ、めだかにある物を渡してくれ。」

ソードナイト・ブレイドナイト「はっ!」

スッ

瑞希「これは?」

メタナイト「お前達の真の力を開放する道具だ。それを上に掲げてセットアップと叫べば、真の力が解放される。」

黒ウサギ「で、私は・・・?」

メイ「あなたはこれを使って。」スッ

黒ウサギ「このカードは?」

メイ「それはG-セルフのガンダムカード。これを掲げてセットアップといえばG-セルフに変身できるわ。」

黒ウサギ「ありがとうございます!では、早速!」

バッ

黒ウサギ「G-セルフ!」

黒ウサギ・瑞希・テュカ・めだか「セットアップ!」

ピカアアアアア

ファルタス「な、何だこの光は!?」

パアアアアアア

ルイズ「すごい・・・。瑞希の衣装が青い踊り子衣装、黒ウサギがG-セルフに変化した・・・。テュカとめだかは変わってないわね。」

カービィ「ぽよ。」

瑞希「すごい・・・。これが新たな力を得た姿・・・。」

テュカ「私たちは変化していないけど、新たな力が溢れてくるわ!」

めだか「うむ!これならいけるぞ!」

黒ウサギ「よし!援護に行きましょう!」

ドギューン

ヴィヴィアン「おお!空を飛んだ!」

ケロロ「なら我輩達も行くであります!」

ドギュギューン

ゲッコウガ「なら、拙者も!」

モグモグ

ゲッコウガ「巨大からくり炎(ほむら)、出現せよ!」

ブオオオーッ
ガシャンガシャンガシャンガシャン

ケロロ「おお!神輿が変化したであります!」

アンジュ「あれって神輿って言うんだ・・・。」

ゲッコウガ「巨大からくり人形、炎(ほむら)。いざ、参る!」

<システム起動。戦闘開始。>

ガシャーン

メタナイト「カービィにはこれを授けよう。」

クルル「そうだ。ケロロにはこのカードをあげるぜ。」

バッ、パシシッ

カービィ「ぽよ?」

ケロロ「このカードは?」

メタナイト「それはスーパー能力の腕輪。これを装着すればスーパー能力が発動できる。」

カービィ「ぽよ!」

クルル「そのカードはガンダム・バルバトス。新たなガンダムカードだ。」

ケロロ「なるほど。では、早速使用するであります!」

サッ

カービィ「ぽよ!」カチッ

パアアアアアア

デルフ「おお!俺も変化していくぜ!」

ケロロ「ガンダムチェンジ!ガンダム・バルバトス!」

<ガンダムチェンジ!ガンダム・バルバトス!」

パアアアアアア

アンジュ「ケロロとカービィが変身し始めたわ!」

ルイズ「どのような姿になるのかしら?」

パアアアアアア

ケロロ「おお!これは見事でありますな!」

カービィ「ぽよ!」

デルフ「おお!姿が巨大な剣に変わったぜ!」

アンジュ「ケロロ達も新たな姿になったし、私達も戦いましょう!」

ルイズ「ええ!この世界での争いを終わらせるためにも!」

ファルタス「いくら強くなってもこのデストロイガンダムには勝てぬ!」

ゲッコウガ「そうはさせぬ!」ガチッ

ガシャーンガシャーン

ファルタス「しまった!攻撃を無効化する装置が破壊された!」

パアアアアア

サーナイト「あっ、メガストーンに変わった!」

パシシシシシッ

ミュウツー「このメガストーンがあれば自力でメガ進化が可能だ。では、行くぞ!」

リザードン「ああ!」

リザードン・サーナイト・ルカリオ・ミュウツー・ゲンガー「メガ進化発動!」

ギュイーン

メガミュウツーX「これで準備は整った!さあ、行くぞ!」

リザードンX「ああ!」

シルフィード「きゅいきゅい!リザードン様、かっこいいのねー!」

ファルタス「おのれ!次々とパワーアップしおって!」ポチッ

ドンドーン

瑞希「そうはさせません!鋼の刃!」

ズバアアアア、ドッゴーン

ファルタス「馬鹿な!砲弾を真っ二つに斬り裂いただと!?」

リブロム「その鋼の刃は魔術で形成されているからな。どのような砲弾でも叩き割ることができるのさ。」

瑞希「あなたは?」

リブロム「俺はリブロム。お前の新たなパートナーだ。」

瑞希「本なのに喋れるのですね。私は姫路瑞希です。」

リブロム「ほう、いい名前だ。だが今は目の前の敵に集中しよう。話はその後だ。」

瑞希「分かりました!行きます!」バッ

ギュイーン

めだか「次は私の番だ!デビルバースト発動!」

ゴオオオオオ

才人「俺と同じデビルバーストを発動したようだな。どのような実力か見させてもらうぜ!」

めだか「行くぞ!真・黒神ファントム!」

ドゴオオオオ

ファルタス「くっ!武装が外れた!」

才人「やるじゃないか!なら、こちらも本気を出すぜ!」

ゴオオオオオオ

才人「エンペラーブラスト!」

ドゴオオオオオ

ファルタス「ぐわっ!!」

テュカ「あなたを倒す。絶対に!」

ギュイーン

キュルケ「弓矢の矢じりが虹色に光りだしたわ!」

テュカ「レインボー・アロー!」ヒュン

グサッ、ドゴーン

ファルタス「ぬおっ!装甲が!」

リザードンX「まだまだ行くぜ!火炎放射!」ゴオオオオオ

メガサーナイト「ムーンフォース!」パアアアア

メガルカリオ「波動弾!」ゴオオオオ

メガゲンガー「シャドーボール!」ドゴオオオオ

メガミュウツーX「サイコブレイク!」ギュイーン

ドゴーンドガーン

ファルタス「くっ・・・、なめるなァァァァァァ!!」

ガシャンガシャン

ルイズ「今度は私達の番ね。エクスプロージョン!」バッ

シエスタ「蒼月の刃!」バッ

キュルケ「ファイアーキャノン!」ドギュンドギュン

タバサ「ソードビーム!」バッ

ティファニア「PKスターストーム!」ギュン

エーコ「エクスカリバーショット!」ブン

ドゴーンドゴーンドガーンドゴーン

サンダース「これはついでだ!10万ボルト!」バリバリ

ピカチュウ「ヂュウ――――――!!」バリバリ

ピチュー「ピチュー!」バリバリ

ファルタス「ギャアアアアアア!!」バリバリ

オコリザル「一気に攻めるぞ!連続ラッシュ!」ドガガガガ

フレイム「きゅるー!」ゴオオオオオ

シルフィード「行くのねー!」ゴオオオオ

カイリキー「クロスチョップ!」ドガアアア

ゾロアーク「ナイトバースト!」ゴオオオオ

プリン「サイコキネシス!」ギュイーン

マニューラ「総攻撃開始!」

ニューラ「おう!!」バッ

ズババババババ

あやめ「一気に攻めるわよ!」ドンドン

楓「はっ!」ズバッ

美紀「えーい!」ドガガガガ

香菜「ヴァリアントスラッシュ!」ズバアアア

黒ウサギ「では、私も!トラクタービーム!」バッ

ドゴオオオオオ

ファルタス「馬鹿な!デストロイガンダムがダメージを受け続けているだと!?」

アンジュ「あなたの命運もここまでね。皆、行くわよ!」

ギュイーン

ファルタス「馬鹿な!先ほど喰らったのに復活しただと!?」

ヒルダ「メイに頼んで機体を修復してもらったのさ。」

メイ「私にかかればこんな物!」クルクル

ゾーラ「さーて、一斉攻撃開始だ!」

ドガガガガガガ、ズバッ、バシュッ、ドゴーン

ファルタス「ぐおおおお!!」

アンジュ「最後はケロロとカービィの番よ!」

ルイズ「最大の一撃であいつを倒して!」

ケロロ「おっしゃ!全力で倒すであります!」

デルフ「相棒!全力で行くぞ!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

ファルタス「そうはさせるか!叩き落としてやる!」

ブン

ケロロ「させるか!」ブン

ズバアアアア

ファルタス「馬鹿な!片腕が!」

デルフ「相棒!最大の一撃を喰らわせろ!」

カービィ「ぽよ!」ブン

ズバアアアア

ファルタス「馬鹿な!両腕が切り落とされた!」

ケロロ「これで終わりであります!」

カービィ「ぽよ!」

パアアアアアア

アンジュ「ついに出たわ・・・。」

ルイズ「これがカービィとケロロの合体技・・・。」

カービィ・ケロロ・デルフ「ダブルソウルブレイカー!!!」

ズバアアアアアア

ファルタス「ぐわああああああ!!!!」

ドッゴーン

カービィ「ぽっよーい!」ピョンピョン

ケロロ「やったであります!」

パアアアアアア

ルイズ「見て!景色が元に戻り始めたわ!」

アンジュ「これで戦いも終わったわね・・・。」

メタナイト「ああ。この世界にも平和が訪れるだろう・・・。」

パアアアア

ケロロ「わ、我輩達の体も光り始めたであります!」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

メタナイト「どうやらこの世界の敵を倒したことで、元の世界に帰る時が来たようだな。」

ケロロ「そうでありますか。カービィ殿。」

スッ

カービィ「ぽよ?」

ケロロ「別れるのは寂しいでありますが、カービィ殿と共に戦ったことは忘れないであります。またいつか、会うであります!」

カービィ「ぽよ!」

ガシッ

ルイズ「あなたと出会った事は忘れないわ。元の世界に帰っても元気でね。」

アンジュ「あなたもね。」

ギュッ

才人「オコリザル。タバサを幸せにするんだぞ。」

オコリザル「分かってるよ。タバサは俺の大切なパートナーだからな。」

タバサ「その通り。」コクリ

ロザリー「で、黒ウサギ達はどうするんだ?」

黒ウサギ「私はアンジュさん達と共に行く事を決意しました。これからもよろしくお願いします!」

クリス「そっか。これからもよろしくね。」

黒ウサギ「はい!」

テュカ「私達は元の世界に帰って仲間達の元に帰るわ。」

めだか「私もだ。」

瑞希「私は明久君達と再会した後、文月学園からサンクチュアリ学園に転校します。私はもう魔術師となっちゃいましたし。」

リブロム「そうそう。その証拠に俺がいるからな。」

ココ「うわっ!本が喋った!」

瑞希「彼の名はリブロム。不気味ですが、心優しいパートナーです。」

リブロム「不気味は余計だ!」バシッ

瑞希「いたっ!」

ミランダ「そ、そうなの・・・。ハハハ・・・。」

ヒルダ「それでサイトはどうするんだ?」

才人「俺は元の世界に帰るよ。あそこに待っている人がいるからな。」

ルイズ「そうなの。あなたも元気でね。」

カービィ「ぽよ!」

才人「ああ・・・。」

ケロロ「それじゃ、元の世界に帰るであります!」

パアアアアア

ED:forget-me-not 〜ワスレナグサ〜

1週間後、アルゼナル

アンジュ「あれから1週間か。皆、今頃どうしているのかしら?」

ケロロ「きっと元の世界で楽しく過ごしているであります。」

アンジュ「そうね。何事も起こらなきゃいいけど・・・。」

ケロロ「あとめだか殿、瑞希殿、テュカ殿はどうしているのでしょうか?」

アンジュ「サラ子から聞いたけど、瑞希はサンクチュアリ学園に転校し、めだかちゃんは箱庭学園を退学した後、アークスとして活動。テュカは仲間の元に帰ったわ。」

ケロロ「そうでありますか。さてと・・・。」

タタタタタ

アンジュ「あっ、サラ子。」

サラ「緊急事態です!エンブリヲが復活し、私達に復讐しようと立ち上がりました!」

アンジュ「なんですって!?」

ケロロ「まさかエンブリヲが復活するとは予想外でありますな・・・。」

アンジュ「こうしちゃいられないわ!すぐに皆を集めましょう!」

サラ「ええ!」

ケロロ「二度と悲劇を起こさないためにも!」

タタタタタ

プププランド

ルイズ「あれから1週間か・・・。皆、今頃どうしているのかな?」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「カービィさーん!ミス・ヴァリエールー!」タタタタタ

ピチュー「ピチュー!」タタタタタ

ルイズ「ん?シエスタにピチューじゃない。どうしたの?」

カービィ「ぽよ?」

デルフ「緊急事態だ!ケロロからの通信で『エンブリヲが復活したので、協力して欲しい』と頼まれた!」

シエスタ「どうします?ミス・ヴァリエール?」

ルイズ「決まっているじゃない。私達もすぐに向かうわよ!ケロロ達は私達の仲間なんだから!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「なら決定ですね。早く皆さんを集めましょう!」

ルイズ「ええ!」

タタタタタ

こうして彼等の物語は幕を閉じた。だが、彼等は合流し、再び共に戦うことになる。
その物語は別のお話で明らかになるだろう・・・。

Fin

以上で本編は終わりです。次は特別編の始まりです!

特別編 ゼロの使い魔SSL×クロスアンジュGBW ファルコネア密室殺人事件

ファルコネア

ウィーン

ケロロ「いやー、NOVEL大戦は面白かったでありますな!」

カービィ「ぽよ!」

アンジュ「そうね。特にケロロとカービィの活躍はかっこ良かったわ。」

ルイズ「それに2人は新たな機体や能力も手に入れたしね。羨ましいな・・・。」

ケロロ「まあまあ、アンジュ殿やルイズ殿にもその日が来るでありますよ。」

アンジュ「それもそうね。」

キャアアアアアア

ルイズ「あれはシエスタの悲鳴だわ!急ぎましょう!」

カービィ「ぽよ!」

ウィーン

ルイズ「シエスタ!どうしたの!?」

シエスタ「あ、あれ・・・。」ユビサシ

ルイズ達「!?」

ドーン

ルイズ「エーコじゃないの!しっかりして!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「ミス・ヴァリエール。私が駆けつけた時にはもう・・・。」

ルイズ「そんな・・・。」

ケロロ「ここは我輩の出番でありますな。」

アンジュ「ケロロ、犯人が分かったの?」

ケロロ「もちろんであります。では、今からそれを証明するであります。」

カービィ「ぽよ?」

ケロロ「まず殺人が行われたのは密室。しかも足跡はほとんど残っていない。」

ルイズ「この状態だと確かにそうかもしれないわね。」

カービィ「ぽよ。」

アンジュ「で、それを可能にできる犯人はいるの?」

ケロロ「もちろんであります。その事ができるのは忍者、つまり犯人は・・・、ゲッコウガ殿であります!」

イヨーッ

ケロロ「ゲロ!?」

ポン、ポンポンポンポンポンポンポンポン、ポポン

アンジュ「な、何!?」

カカン

ゲッコウガ「闇に紛れて悪を斬り、正義の為に戦い続ける。」

バッ

ゲッコウガ「ゲッコウガ、只今見参!」

カカン

ケロロ「ゲッ!ご本人の登場だ!」

ゲッコウガ「ちょっと待つでござる!拙者は忍者だからこのような事は可能だが、我が一族は善忍の家系でござる!」

ケロロ「へ?そうだったの?」

シエスタ「そうですよ!ゲッコウガさんがこのような事をするはずがありません!」

ケロロ「じゃあ、犯人は他にもいるのでありますか?」

ゲッコウガ「もちろんいるでござる。密室殺人を可能にできるのは忍者だけでなく、アサシンもできる。すなわち、犯人はあやめ殿でござる!」

バッ

あやめ「復讐の為に命を懸け、必ず任務を遂行させる。」

スタッ

あやめ「女アサシン、上條あやめ。只今参上!」

ゲッコウガ「あやめ殿、いつの間に!」

あやめ「あのね・・・。いくら私でもこのような事はしないわよ。そもそも私は因縁の相手と依頼人から頼まれた殺害対象しか殺さない主義なんだから。」

シエスタ「そ、そうでしたか・・・。」

あやめ「それにこの事ができるのは私だけじゃないわ。マニューラ、ドロロ、ニューラ達もできる可能性があるからね。」

ケロロ「まあ、確かに一理ありますな。」

ドロロ「うう・・・、酷いよケロロ君・・・。僕を犯人扱いするなんて・・・。」シクシク

ケロロ「あっ、ドロロ・・・。いたんだ・・・。」

キャアアアアア

シエスタ「この声は・・・、エルシャさんの悲鳴です!」

ケロロ「急ぐであります!」ダッ

カービィ「ぽよ!」ダッ

ウィーン

ケロロ「どうしたでありますか!?」

エルシャ「あっ、あれ・・・。」ユビサシ

ケロロ達「!?」

ドドーン

アンジュ「サラ子!なんでアンタが倒れているのよ!しっかりして!」

ウィーン

ナーガ「サラマンディーネ様!」

カナメ「何があったのですか!?」

エルシャ「私が見たときは既に・・・。」

アンジュ「そんな・・・。」

ナーガ「くっ・・・。」

カナメ「あれ?何か落ちていますよ。」

カービィ「ぽよ?」

スッ

ルイズ「このカード・・・。ガンダムAGE-FXじゃない!という事は・・・、犯人はヒルダね!」

ウィーン

<BGM:ガンダムAGE-FX>

ヒルダ「ふざけるな!なんでアタシが犯人なんだよ!決定的な証拠があるのか!?」

ルイズ「証拠ならあるわよ。ほら、このガンダムAGE-FXのカードが落ちてあるのが。」

ヒルダ「な!?」

ケロロ「そうか!つまりヒルダ殿はアンジュ殿と仲良くしているサラ殿に嫉妬し、殺したという事でありますな!」

ヒルダ「う・・・。気が付いた時には・・・って、だからアタシは犯人じゃないってば!」

ギャアアアアアアア

ヒルダ「この悲鳴、イカ娘だ!」

ドロロ「いったい何があったでござるか!?」

ウィーン

ヒルダ「何があった!?」

イカ娘「あ、あれ・・・。」ユビサシ

アンジュ達「!?」

ドドドーン

アンジュ「モモカ!しっかりして!モモカ!」

イカ娘「私が駆けつけた時には既に事切れていたでゲソ・・・。」

アンジュ「そんな・・・。」

ヒルダ「ん?このカード・・・。ストライクフリーダムガンダムだ!」

シエスタ「そう言えば、殺されたエーコさんの手元にはイージスガンダムのカードがありました!」

アンジュ「ストライクフリーダムにイージス・・・。確かに誰も使ってはいない・・・。けど、すべてのモビルスーツを動かす事が可能な奴がいるわね。そうでしょ、ケロロ?」

ケロロ「げ、ゲロ!?」

未完

ルイズ「確かにあり得るわね。」

カービィ「ぽよ。」

ケロロ「ちょっと!我輩は犯人じゃないであります!」

ゲッコウガ「いや、ケロロ殿は犯人ではないでござる。」

シエスタ「どういう事ですか!?」

ゲッコウガ「ケロロ殿はアンジュ殿と共に一緒にいた。陰からこっそりと見ていたでござるよ。それに・・・、この事件の謎が分かった。」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

ケロロ「本当でありますか!?」

ゲッコウガ「今から証明するでござる。この事件の真相を・・・。」

パッ

ゲッコウガ「まず、3つの密室連続殺人についてでござるが、殺された3人の手元には3つのガンダムカードが落ちていた。」

ゲッコウガ「これを見れば犯人はケロロ殿と確定でござる。だが、彼女達の手の甲にはある刻印が描かれていた。」

ルイズ「その刻印は?」

ゲッコウガ「デビルバーストのルーンの一つ、シャインソウルでござる!」

アンジュ「シャインソウル・・・。それを持っている人物って・・・、まさか!?」

ゲッコウガ「その通り!この連続密室殺人事件の真犯人は・・・、平賀才人でござる!」

ウィーン

才人「ふざけるな!なんで俺が犯人なんだよ!いくらシャインソウルの刻印が付けられても、俺が犯人とは限らないだろ!」

マニューラ「ほーう。なら、重要な証拠を見せてやろう。」

あやめ「マニューラ!」

バッ

マニューラ「彼女達の体を調べた結果、指紋が付いていた事が判明された。その指紋を見たら・・・、やっぱりアンタだったとは・・・。」

才人「うっ!」

クルル「そして犯行についてだが、シャインソウルの能力を利用した事が判明した。」

アンジュ「でも、シャインソウルは戦闘にしか使えないわ。いくら何でも密室での殺人は不可能よ。」

クルル「確かにそうだ。だが、シャインソウルには隠された能力があった。それは・・・、隠密能力だ!」

ケロロ「隠密能力!?」

カービィ「ぽよ!?」

ゲッコウガ「隠密能力とは姿を隠す事が可能。主に忍者や情報活動に従った下級武士が可能でござるよ。」

クルル「その通りだ。才人。お前は隠密能力を使ってそれぞれの部屋に潜入し、そのまま彼女達を殺した。これでもう言い逃れはできないぞ。さあ、どうする?」

才人「・・・ああ。俺が犯人だ・・・。」

アンジュ「そんな・・・!どうしてこのような事を!?」

才人「俺は聞いていたんだよ・・・。あの3人が俺の事を話していた事を・・・!」

回想

エーコ「ゼロの使い魔の原作を読んでみたけど、やはり才人はダメ人間ね。」

サラ「言われてみれば確かにそうですわね。呆れて物も言えませんわ。」

モモカ「それに比べてカービィさんはかっこいいですね。あの2人を見るとまるで親子だと感じます。」

エーコ「そうね。やはりルイズにはカービィがお似合いね。それよりもさ、新しいガンダムカードを見せ合いましょう。」

サラ「いいですね!」

モモカ「では、私も。」

才人「・・・。」

回想終了

才人「俺はあいつ等を許せなかった!だから殺したんだ!」

ルイズ「そうだったの・・・。でも、彼女達はあなたの事を心配していたのよ。」

才人「!?」

アンジュ「この間、モモカと才人の事で話し合ったの。才人さんの本当の居場所は何処にあるのか調べていたけど、なかなか見つからないって。」

才人「そんなに俺の事を心配していたのか・・・?」

ケロロ「彼女達だけではない。我輩達もあなたの事を思っていたでありますよ。」

カービィ「ぽよ!」

才人「そんな・・・、俺はそうとも知らずに彼女達を殺したのか・・・?俺は何て事をしたんだ・・・。」

ガクッ

ゲッコウガ「どうやら終わったでござるな。」

ファルコネアの外

ピーポーピーポー

ルイズ「サイト、あなたのやった事は決して許されない。けど、私達はあなたが無事に本当の居場所を見つける事を祈っているわ。」

才人「ルイズ・・・。」

ケロロ「才人殿が釈放される時はもう主役ではないかも知れませんが、一からやり直して頑張ってほしいであります。」

カービィ「ぽよ!」

才人「ケロロ・・・、カービィ・・・。」

アンジュ「皆、あなたを待っているわ。刑務所に行っても元気でね。」

才人「ああ・・・。行ってくるよ。」

コツコツ

モモカ「早く本当の居場所を見つけるといいですね。」

アンジュ「そうね・・・って、モモカ!?サラ子にエーコまで!」

ルイズ「殺されたんじゃなかったの!?」

モモカ・サラ・エーコ「いえいえ。」ブンブン

ルイズ「ええーっ!?さっき倒れていたじゃないの!」

カービィ「ぽよ?」

ピーポーピーポー

アンジュ「あっ、パトカーが!」

ケロロ「ちょっとー!ストーップ!」

ブロロロロロ

ルイズ「行っちゃった。」

ケロロ「まっ、いっか!」

オゲンキデー
バイバーイ
マタネー
タッシャデナー
ガンバレヨー

ケロロ「さーて、これからどうするでありますか?」

アンジュ「そうね・・・。せっかくだから昼飯でも食べない?」

ルイズ「いいわね!」

カービィ「ぽよ!」

ゾーラ「んじゃ、私がいいお店に案内してやるよ。」

ルイズ達「ゴチになります!」

カービィ「ぽよ!」

ワイワイガヤガヤ

アンジュ「まっ、こういう展開も悪くないわね。」

ルイズ「そうね。ふふっ。」

ED:カービィ☆ステップ!

以上で特別編を終了します。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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