何かの勧誘かと思った。
それとも新手の詐欺か?
目の前の女の人は聞こえなかったのかとでも言わんばかりに小首を傾げて。
また言った。
女「あの、地獄って素敵だと思いませんか?」
男~学校にて~
教諭「えー次、男君」
男「はい」
もらった解答用紙を見ずに席に戻る。
さて、これですべてが決まる。
男(まずは6。ここまでは順調だな)
男「...」ペラ
男「だーしくじった!!」
「「「「!?」」」」」
教諭「あの、男君?」
男「なんで4なんだよ!」
男「3だったら」
男「スリースリー達成してたのに!」
男「なんで64点なんだよー!!」
教諭「男君またそんなことを」
友「あー惜しかったね、俺も62点だったよ。二人ともニアピンだねー」
女「またやってたんですか」
教諭「三人とも静かにー。まだ全員返してませんよ?」
男「」チーン
教諭「お、男君?」
友「そっとしといたほうがいいですよ」
女「あなた達アホですね」
男友「「ほっとけ」」
授業終了
教諭「男君と友君ちょっと」
廊下
教諭「あのね、試験は本気でするものですよ?」
男「本気ですよ」
友「ちゃん点を取りにいってます」
教諭「だから、狙いどうりの点を取るのではなく、高得点を取りにいきなさいって言ってるの」
男「高得点を取るなんて、普通の高校生がする事です」
友「そんな普通の事に興味ないですよ」
教諭「あのね、あなた達のような人、誰一人いないのですよ?あなた達はおかしいんですよ?分かってますか?」
男「俺達のモットーは」
友「誰もやろうとしない」
男「やろうと思ってもできない」
男友「「だからこそやってみたい、ですから!」」
補足 スリースリーとは
五教科の合計が333点のこと。
俺はニアピンすら取ったことないから男達すげぇなw
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