ちひろ「差し入れのお弁当です♪」 モバP「いくらですか?」 (46)


モバマスSSです。

・キャラ崩壊注意
・たくさんアイドルを出したかったので、ちょっとゴチャゴチャしてるかも

それでもよろしければお付き合いください。

過去作品

ちひろ「346プロの日常」

楓「チョコっとだけ」



事務所


ちひろ「え?」

モバP「いや、ちひろさんからお弁当をを貰えるんですよね?」

ちひろ「あ、はい。そうです!! いつも頑張ってるプロデューサーさんに...」

モバP「もしかして手作りですか?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438022206


ちひろ「えっと...そう、です///」

モバP「ありがとうございます!! ちひろさんから貰えるなんて嬉しいですね~」

ちひろ「ふふ、なんだか照れますね///」



モバP「それで、そのお弁当を貰うにはいくら払えばいいんでしょうか?」

ちひろ「え? 」


ちひろ「...いや、お金は要りませんよ?」

モバP「え~と、それじゃあドリンク何本買えばいいんでしょうか?」

ちひろ「いや、ドリンクを買う必要もないですよ?」

モバP「え~... じゃあ、どうすればそのお弁当を貰えるんですか?」


ちひろ「いや、何もしなくてもあげますけど...」

モバP「...無料で?」

ちひろ「無料で」

モバP「貰う代わりに一ヶ月間、不眠不休で働かされるとか?」

ちひろ「そんなことさせません!! むしろ働きすぎなので休んでください!!」


モバP「お弁当の代金を僕の給料から天引きするとか...」

ちひろ「しませんって!!」

モバP「本当に無料でくれるんですか?」

ちひろ「本当の本当に無料で差し上げます!!」

モバP「......」


ちひろ「あ、あのプロデューサーさん?」

モバP「...ぜ」

ちひろ「ぜ?」



モバP「全員集合ーーーーーーっ!!」スイッチ ポチッ


ジリリリリリリリ!!


ちひろ「な、何っ? なんなの、このサイレンは?」


ドタドタドタ!!


早苗「どうしたのP君!?」

拓海「抗争か!? どこの族だっ!?」

巴「うちのプロダクションに殴りこみとは、ええ度胸しちょるのぉ」

ちひろ「いや、そんなのじゃなくて。え、なにこれ?」


モバP「大変だ、皆!! ち、ちひろさんが...」

涼「ちひろさんがどうかしたのか?」



モバP「ちひろさんが、『無料』で俺に手作りのお弁当をくれるそうなんだ...」



アイドル達『な、なんだってーーーーーっ!?』


あい「そ、そんな...あのちひろさんが...?」

都「こ、これは大事件ですよ!!」

礼「これは難しいなぞなぞね...」

瑞樹「さすがの私もわからないわ」


ちひろ「あの... 皆さん?」


智絵里「手作りでさらに無料だなんて... う~ん...」ドサッ

麻理菜「ち、智絵里ちゃん!? しっかりして!!」


ちひろ「えっと...」


麗奈「わかったわ!! 具材にわさびを仕込んでるのね!!」

笑美「なるほど、ロシアン弁当ってわけやな。これは良いリアクションせんとあかんな~」

瑛梨華「リアクションならO・MA・KA・SE!!」


ちひろ「いや、そういうつもりじゃなかったんですけど...」


奈緒「じゃあ、本当にPさんのために?」

加蓮「わざわざ手作りのお弁当を?」

凛「これは一大事だね、プロデューサー。とりあえずシャツの匂いを嗅がせて」ワクワク

モバP「凛の言うとおりこれは緊急事態だ...  皆、手を貸してくれ!!」


アイドル達『おーっ!!』


凛「ねぇ、プロデューサー早く早く」ワクワク

ちひろ(私ってどんな風に思われてるんだろう...)


モバP「まずは大人組!! ちひろさんに何かあったのかこっそり探ってきてください!!」

レナ「OK、まかせて。ポーカーフェイスには自信があるの」

楓「この任務、ポカはできませんね、ポーカーフェイスだけに。ふふ♪」



ちひろ「丸聞こえなんですけど」


ミッション1 大人組


礼子「ちひろちゃん、最近どう? 何か悩みでもあるの?」

美優「私達でよかったら、話してくれませんか?」

志乃「話しづらいこと?だったらワインでも飲みながらなんてどうかしら?」

早苗「いいねー!! じゃあ、今日は皆で飲みに行きましょ!!」

友紀「よっしゃー!! あ、Pさんも来るでしょ?」

ちひろ「いや、その...」


真奈美「...途中からただの飲み会の話になっているな」

モバP「あ、真奈美さんも来ます? 駅前に美味しい店があるんですよ」

・・・・・
・・・・
・・・


礼子「ごめんなさい、P君。失敗したわ」

楓「このミスは水に流しましょう、なんて♪」

美優「私達にも話しづらいことなのでしょうか...?」

志乃「お酒で全て忘れたい、というわけではないみたいね」


早苗「うーん... 事務職も色々、大変なのね」

友紀「あたしもキャッツが負けたら落ち込んじゃうしなー」

レナ「あ、Pさん。駅前の店、予約取れたわよ」

モバP「ありがとうございます、レナさん。これは今日の飲み会で反省会をしないと!!」

大人組『さんせーい!!』


モバP「つづいては学生組!! 頼むぞ!!」


卯月「はい!! 島村卯月、頑張ります!!」

未央「ふっふっふ。この未央ちゃんにまっかせなさい!!」

美嘉「よく莉嘉の相談に乗ってるからね~。悩み事解決はまかせて♪」

凛「待って、プロデューサー。もうちょっと匂い嗅がせて」クンクン


ミッション2 学生組


かな子「ちひろさん、お菓子作ってきたんです。よかったらいかがですか?」

ちひろ「あ、いただきます...」

法子「あ、ドーナツもありますよ」

みちる「パンもあります!! さぁ、一緒に食べましょう!!」フゴフゴ


茜「おお、これは盛りだくさんですね!! 燃えてきましたよー!!」

きらり「うきゃー☆ 皆と一緒にお食事できて、きらり、超たのすぃー!!」

フレデリカ「フンフンフフーン♪ あ、ちひろさんの悩みを聞き出すんだっけ?」

志希「にゃはは~。すっかり忘れてたよ~」


モバP「うんうん、皆と一緒に食事って楽しいんだよなー」

奏「Pさんは別の意味で楽しそうだけど?」

杏「絶対、わかっててやってるよね...」


モバP「お次は年少組!! 感謝のお手紙作戦だ!!」

薫「はーい、がんばりまー!!」

由愛「えっと... が、がんばります」

雪美「P... 終わったら、膝に乗せて...?」


ミッション3 年少組


年少組『ちひろお姉さん、いつも私達のために頑張ってくれてありがとう(ごぜーます)』

年少組『いつも事務のお仕事、お疲れ様です(ごぜーます)』

年少組『あまり無理をしないでたまにはお休みしてください(してくだせー)』

ちひろ「...」グスッ


亜紀「P殿!! 効果はばつぐんであります!!」

モバP「よし、セレブ組!! たたみかけろ!!」

雪美「...P、私頑張ったから...膝、乗せて」

ありす「待ってください。私も頑張ったので、膝に乗せてもらう権利があります」

モバP「はいはい、順番に抱っこしてやるからなー」


ミッション4 セレブ組

琴歌「ほら、ちひろさん。お暑いですよね? 札束で扇いで差し上げますわ」パタパタ

星花「私も扇いで差し上げます」パタパタ

雪乃「では、私も」パタパタ

ちひろ「...」


桃華「Pちゃま、これはあまりにも...」

モバP「う~ん、そうか。やっぱりまだ足りないか」



ちひろ「...」ブチッ


桃華「Pちゃま、これはあまりにも...」

モバP「う~ん、そうか。やっぱりまだ足りないか」



ちひろ「...」ブチッ


ちひろ「オラァァァッ!!」ドゴッ

モバP「いってぇぇぇぇぇ!!」



つかさ「ま、当然だな」


心「優しいはぁとでも、あれは怒る☆ てか、コ○ス☆」

小梅「あ、あの子も『あれはやりすぎ』って言ってる」

周子「あたしだったら顔面ダーツの刑にするかなー」


モウ、オコリマシタヨ

チョ、チヒロサン オチツイテクダサイ

マズハ スミマセン ダロウガァァァァッ!!

イテェェェ!! スミマセン、チョウシニノリマシタ!! マジデスミマセン!!

ウルセェェェ!! レアメダルニシテヤルァァ!!

・・・・・
・・・・
・・・


モバP「まことに申し訳ございませんでした」ドゲザ

ちひろ「駄目です。許しません」

モバP(あれだけ殴られたのに...)

ちひろ「不服なら、レアメダルになってみます?」

モバP「とんでもございません。何でもしますので、どうかお許しを」


ちひろ「そうですねぇ...」

モバP「...」ドキドキ

ちひろ「...じゃあ、モバPさんの来月の休みは全部、私に付き合ってもらいます。」

モバP「えっ? それでいいんですか?」


アイドル達『っ!?』


ちひろ「一日中、ですからね?」 

モバP「でも二人同時に休むのは...」

ちひろ「それはモバPさんがなんとかしてください」

モバP「わ、わかりました...」

ちひろ「さて、来月が楽しみですね~♪ あ、またお弁当作ってあげますからね!!」

モバP「いや、勘弁してください」


このあとアイドル達もモバPのためにお弁当を作ってくるようになり、事務所が修羅場になるが、

モバPがアイドル全員と結婚して解決。

ちひろの手腕とセレブ組の財力と村上組の圧力で、末永く幸せに暮らしたのはまた別のお話...


これにて終了です。至らない点があるかもしれませんが、不慣れなのでご了承ください。

またSSを投稿したときはぜひともお付き合い願います。過去作品のほうもよろしければ読んでみてください。

改めて読んでいただいてありがとうございました。

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