京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 (1000)
※咲-saki-のSS
※京太郎もの
※基本非安価
※のんびりまったり
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436256165
葵て何者なの
―――宮守高校麻雀部部室
葵「いや、なんでこうなった……」
京太郎「それは同感なんですが」
トシ「なにがだい?」
京太郎「わかってるでしょーに」
トシ「フフっ、まぁね……せっかくだ、京太郎も無事個人戦全国大会出場なんだしあんたも出ときな」
葵「……なぜ、こんなことに」
京太郎「あはは、が……頑張りましょ?」
-岩手県個人戦代表-
1位 宮守高校 姉帯豊音
2位 宮守高校 宇夫方葵
3位 宮守高校 臼沢塞
京太郎(さて、時を少し遡ろう……俺と、そして葵さんが麻雀部に入る少し前まで)
>>2
説明しよう!
宇夫方葵とは、シロをお昼に誘ってた真ん中分けの彼女である
―――約2ヶ月前
京太郎「さて、部活ってもなー」テクテク
京太郎(そもそも越してきたばかりだし知り合いもいない、挙句ハンドボール部もない……つい最近まで女子高だったんだし当然なんだけど)
豊音「それでねー、東京行ったらきっと」
白望「んー」
胡桃「気が早い!」
京太郎「デ―――ッ!?」バッ
京太郎(あぶねぇ、女子にデカいは禁句だぜ……隣の白髪の人は、おもちがデカいか)ウム
豊音「で?」
白望「で?」
胡桃「で?」
京太郎「で……で……デートでもいかがですか?」
豊音「わわっ! ナンパはじめてだよ!」キャッキャッ
胡桃「軽い!金髪!軟派! 気を付けて豊音!」バッ
京太郎(ですよね)
白望「ちょいタンマ……」スッ
京太郎「?」
白望「……誰、誘ったの?」
京胡「そっち!?」
―――宮守高校 麻雀部 部室
塞「で、連れてきたの?」
豊音「新入生だしー、入部希望かなーって?」
塞「捨ててきなさい」ビシッ
京太郎「捨て犬扱い!?」
豊音「良いでしょ良いでしょー、入部させてあげてよー!」
胡桃「めっ! ばっちぃから!」
京太郎「なんでこんな辛辣!?」
白望「そりゃ開幕ナンパ」
京太郎「あっ(察し)」
塞「……まぁ冗談はさておき」
京太郎(冗談だったのか、良かった)
塞「入部したいの?」
京太郎「いえ、なんとなく連れてこられて……」チラッ
豊音「?」
塞「……やっぱり豊音は勝手に連れてきて」ハァ
豊音「うぅ、ナンパされたしー」
塞「デートだっけ?」
京太郎(誤解と言えない)
塞(どーせ『デカい』とか言いかけたんだろうなぁ)
京太郎「……いかように」
塞「えっと、とりあえず入部したいわけじゃないんならこのまま返してあげれば良いかなと思うんだけど」
エイスリン「New member!?」
塞「なんで?」
豊音「メールしちゃったー」
胡桃「いよいよ後戻りできないよ、ナンパくん」
京太郎「あだ名にする気!?」
京太郎(いやしかし、後戻りできないわけじゃないだろ)
塞「えっと、ごめんね?」
胡桃「ナンパくんに謝った!」
京太郎「ナンパちが……く、ないです」クッ
京太郎「っていうか、ここ麻雀部ですよね?」
豊音「すごい! エスパー!?」
京太郎「いやいや、雀卓雀卓、その他もろもろヒント一杯ですから」
塞「麻雀部だよ、宮守高校麻雀部……今年は全国目指して頑張ってるって、あれだね、知ってるよね」
京太郎「まぁ部活紹介の時にも見ましたしね」
京太郎(いい腰してるから覚えてた、さすが俺)
京太郎「麻雀ルールもわからないんですよ」アハハ
豊音「教えるよ!」パァッ
京太郎「いえいえ、全国目指してるならご迷惑にならない内に他の部活にでも」
エイスリン「……」ショボン
豊音「……」シュン
京太郎(なにその表情っ!?)
京太郎(でも、まだよさげな部活も見つけてないんだよなぁ……雰囲気は悪くないか、それに)チラッ
豊音「しょうがないね」ショボン
エイスリン「ウン」シュン
京太郎(あれを見て断っちゃ男が廃る……運動はもう良いって思ってたし丁度良いか)
京太郎「えっと、お邪魔にはなりませんので入部しても……?」
塞「へ?」
豊エ「!」パァッ
京太郎「そのですね、えっと……とりあえず体験入部って感じで、雑用とかなら一年の男子なんで任せてください、そっちの子だけじゃ」
塞「ちなみに君以外全員3年生だよ」
京太郎「……」
胡桃「……」ジトー
京太郎「……」メソラシ
京太郎「ま、まぁ雑用なんかもしつつたまに教えてもらうぐらいで構わないので」
??「そうはいかないね」
京太郎「何奴!」
豊音「せんせー!」
トシ「顧問の熊倉トシ……ここに入るからには、あんたにも全国を目指してもらうよ」
京太郎(ああ、教員の)
トシ「まぁ、才能無かったら無理だけどね」
京太郎「手厳しい!」
胡桃「ね?」
京太郎「え?」
胡桃「後戻りできないでしょ?」
京太郎「……ですねー」ハハッ
胡桃「でも豊音たちに手を出したら許さないから」ギラッ
京太郎「こっちも手厳しい!」
―――そして、須賀京太郎の宮守高校麻雀部の一員として5日が過ぎた
塞「今日も元気に朝練!」
白望「ダル……」
京太郎「おはようございます……」
塞「死相が出てる!?」
エイスリン「Oh…」
京太郎「役はおぼえました……あとは待ちとか、ああこうやって喋ってる間に口から出て行ってる気がする」グッ
胡桃「前までセットしてた髪とかも適当でしょ」
京太郎「はい、そんなことしてる暇は……」ゲッソリ
白望「ん……ダル」グデェ
豊音「……似てる!?」
塞「ホントだ、どことなく……」
エイスリン「!」カキカキ バッ!
絵(二人の絵)
京太郎「……そんな?」
胡桃「うん、血繋がってる?」
白望「……」
京太郎「……ねーさん」スゥッ
塞「こら、抱き着こうとしない」ペチッ
京太郎「あぅ」
胡桃「シロも受け入れようとしない!」
白望「別に、減るもんじゃないかなって……」
京太郎「そうだよ(便乗)」
塞「調子に乗らない」ハァ
塞「大変、京太郎の死相が! 死なないで京太郎、ここで死んだら全国に行く約束はどうなるの!?」
エイスリン「ジカイ!」
胡桃「京太郎、死す」
トシ「まったくなにやってんだい」ハァ
豊音「大変だよー、京ちゃんが!」
トシ「ほら京太郎、栄養ドリンク」
京太郎「つばさ……つばさを授けてレッド〇ルー」ゴクッゴクッゴクッ
シャキッ!
京太郎「よっしゃぁ!」バッ キラキラ
豊音「京ちゃんが復活したよー!」
白望「ん……」
京太郎(まぁホント、フレンドリーな人たちだよなぁ……まさか5日で全員から名前呼びとは、豊音さんに至ってはあだ名)
京太郎「よっし、練習開始しますか……!」バシッ
胡桃「いつになるやる気だね」
京太郎「今の俺には翼がありますから」フッ
―――数分後
豊音「ロン!」
京太郎「ぐふっ!?」
塞「京太郎また飛ばされたー!」
トシ「にぎやかだねぇ」
―――そして、放課後
京太郎「……おっ、これでツ」
バンッ
豊音「ひゃっ!?」ビクッ ガチャッ
塞「あ、倒れた、崩れた」
胡桃「ちょんぼだね」
京太郎「あー!? 俺のツモがぁ、なにしとんじゃぁっ!?」
豊音「ひぅっ……うっ、ご、ごめんね京ちゃん」グスッ
京太郎「あっ、ちちち、違いますって! あはは、は……」
胡桃「役満?」
京太郎「いえ、タンヤオのみ!」ドヤッ
塞「クズ手!? しかも喰いタン!?」
トシ「というよりお客の相手をしなさいあんた」
京太郎(先生しないんだ)
塞「どちらさま……って宇夫方さん」
京太郎「?」
胡桃「宇夫方葵、シロをビーストアイズで狙うペンデュラムな感じの」
葵「小瀬川さんそっくりの子がいると聞いて!」パァッ
京太郎(うわぁ、ガチの人だぁ)
エイスリン「キョータロ!」
葵「……男子!? しかも、似てる、どことなーくだけど」
塞「ほら、ガチでしょ?」
葵「ガチじゃないよ!?」
京太郎「今更信用できない」
白望「ん……どしたの?」ダルゥ
葵「小瀬川さん!」パァッ
京太郎「やっぱりガチじゃないか」
葵「違う!」
葵「こほん、改めて三年の宇夫方葵……よろしくね?」
京太郎「あ、はい、よろしくお願いします」
葵「いや、本当にどことなーく似てる」
京太郎「そうですか?」
葵「うん」
白望「んー」
葵「小瀬川さんこのあと晩御飯を一緒に」
白望「ダルぅ」
葵「またダメかぁ」
京太郎「……」
葵「そんな目で見ないでよ、というより一度も小瀬川さんとお昼一緒したことないんだよ私!」
京太郎「麻雀部入れば良いんじゃないですか?」
葵「え?」
京太郎「そうすれば昼はみんなそろってなんで」
葵「君さては天才だね、明日からはお弁当とかパンにすればこの部室で!」ハッ
胡桃「というよりもともと弁当とかにすればシロも一緒に食べれたよね?」ボソッ
塞「しっ、可哀想な子なの」ボソッ
豊音「なんの話ー?」
エイスリン「?」
胡桃「なんでもないなんでもない」
塞「そうそう!」
葵「ということで熊倉先生、私麻雀部に入ります! 雑用でもなんでもやりますから!」
京太郎「ん、今?」
塞「はい、京太郎はだまってよー」ガシッ
京太郎「んむっ!?」
豊音「そこは口で塞ぐとこだったよ!」パァッ
塞「漫画の読みすぎだから」
トシ「まぁ増えて困ることもないからねぇ、良いよ」
葵「よっし、君は私の救世主だよ……えっと?」
京太郎「んむっ……須賀京太郎です」
葵「そっか、これからよろしく須賀君」ニコッ
京太郎(ガチなのが勿体ない)
葵(せめてガチの疑惑だけでも払拭しておこう、あれでも小瀬川さんと同じ部活入った時点でさらに加速が……どーしよう)ダラダラ
―――俺と葵さんが麻雀部に入った経緯は、そういうわけである
京太郎(そして数日にわたる積め込み……もうゆとりとは言わせん)
葵「まさか三年になってから麻雀部に入ることになるとは」タンッ
京太郎「人生なにが起こるかわかりませんねー」タンッ
トシ「……まぁおかげで八人、四人二組で別れられるようになったんだけどね」タンッ
エイスリン「Yes!」タンッ
葵「初心者三人と指導者一人、組み合わせ的には良い感じ?」タンッ
京太郎「ですね……あれ、でもトシさん向こうの指導は良いんですか?」タンッ
トシ「それなりにあの子たちも詰め込んだからねぇ、もう教えることはないね……あとは経験だよ、経験」タンッ
葵「へぇ……」タンッ
京太郎「お、ツモ! 自風と場風にドラ2で2000・4000!」
トシ「結構綺麗につくったね」フム
葵「こっちも負けてられないね」
エイスリン「ガンバル!」グッ
―――自宅
京太郎「って感じだよこっちは……そっちはどうだ咲?」
咲『麻雀部かぁ……麻雀』
京太郎「お前もはじめてみろって、結構おもしろくてさ」
咲『私、麻雀嫌い』
京太郎「そんなこと言うなよ……全国で会おうぜ!」
咲『えー、東京……東京かぁ』
京太郎「なんだ、都民に家族でも殺されたか」
咲『うぅん、なんていうかその……むぅ』
京太郎「悩んでても仕方ないと思うんだけどなぁ、久しぶりに会って話とかしたいし」
咲『え、京ちゃん私のこと好きなの? ごめん、今更男として見るのは』
京太郎「ちげーよ!」
咲『ま、機会があったらね……ちょっとだけ見てみる。というよりうちって麻雀部あるのかなぁ?』
京太郎「知らんけど」
咲『……見るだけ見て、みよっかな』
京太郎「おう、それじゃ全国でな!」
咲『気が早い!』
―――宮守高校麻雀部部室
白望「ちょっとタンマ……」
京太郎(来たかマイヒガ……迷い家か)フム
葵(二人して考え込んでると、本当に似てるなぁ……あ、でも須賀君の方がちょっと男前、って私はなにを)
豊音「えへへ、楽しいなー」ニコニコ
白望「ん」タンッ
京太郎「ポン!」ジャッ タンッ
葵(鳴いた……)タンッ
京太郎「ポン!」ジャッ タンッ
葵「えっ……」タンッ
豊音「ぼっちになっちゃうよー?」タンッ
京太郎「ポン!」ジャッ
葵(裸単機!?)タンッ
豊音(……?)タンッ
白望「……」タンッ
京太郎「……ぼっちじゃないよー、ってな」パシッ
豊音「!?」
ダンッ
京太郎「ツモ! 対々和、混老頭、ドラ5……8000オール!」
トシ「ほぉ……」
豊音「わわっ!」
葵「跳んだ」
白望「んー」
とりあえず今日はここまで
ヒロインは葵含めた宮守勢!
むしろ葵メインでやってきたい、各々のルートとかも書いていきたいけど
咲ちゃんは今回は普通に幼馴染ということ
麻雀もやりつつ、熱い闘牌を求めて、点数計算とか怖いけどなんとかだましだましって感じで
それではー
分割(八つ裂き的な意味)エンドはやめてくれよ、たのむぞ・・・・
トリップ調べたらふたなりマジキチスレの人か、びっくりした
本当に多才なんだね
なんでや!(分割以外)宮守スレは傑作やろ!
岩手スレの話ばっかしてたらイッチ可哀想やろ!
いい加減にしろ!…でもこのイッチは分割エンドどころじゃないマジキチエンドやりそう
渋に宇夫方さんの記事があって草
オッスオッス!
深夜からちらっと投降していくスタイル
はぇ~(感想)すっごいおおい
あとまぁ岩手系のスレでハーレムって言ったら岩手スレの分割エンド……うん(メソラシ)
>>27
フリかな?(すっとぼけ)
>>31
くっ、バレるのが早かった!
多才とか言われると照れる
>>37
分割エンドも傑作やろ!
>>39
マジキチは入れてないだろ! ホモはせっかち(確信)
>>40
可愛いよね、いじらしくて「まただめか~」と言いつつ何回も誘ってんだろなってとことか
京太郎「連壮行こうぜぇ~」
葵「いやとんだし……」ツゥー
京太郎「んなっ!」
葵「鬼」グスッ
白望「悪魔」
「ちくわ大明神」
豊音「鬼畜!」
京太郎「誰だ今の!」
トシ「ん~、もう一回このメンツで打ってみてくれるかい?」
葵「よっし、今度は負けない!」
京太郎「嘘泣きかよ!」
白望「ダル……」
豊音「ダイスロール!」
京太郎「よっし俺が親ァ!」
白望「今日、絶好調だね?」
葵「京!? いつからそんな呼び方に!?」
白望「ちが……それで良いか、言いやすいし」
京太郎「自然な流れであだ名が決まった、というより文字数そんなに減らしたいのか……たまげたなぁ」
葵「意図せず距離を縮めてしまった! むぅっ……ほら早く打って!」プンスコ
京太郎「レズはせっかち」
葵「レズじゃない!」
豊音「?」
京太郎「ともかく、俺はやるぞ!」
豊音「よーし、今日は京ちゃんに満貫決められちゃってるから、今度は……倍返しだ!」
京太郎「豊音さんが言うとシャレにならない!?」
トシ(ほう……)
豊音「んー京ちゃん?」タンッ
白望「全然、和了らないね」タンッ
京太郎「う、うぇいと……ノーウェイノーウェイ」タンッ
葵「んーさっきの余裕はどこいったのかな~お姉さん聞きたいな~」ニコッ タンッ
京太郎「……きたっ! ポン!」ジャッ タンッ
葵「なっ……ぐ、偶然偶然」タンッ
京太郎「チー!」ジャッ タンッ
葵「!?」タンッ
豊音「わわっ」タンッ
白望「……っと」タンッ
京太郎「ポン!」ジャッ タンッ
葵「これ……で!」タンッ
京太郎「……」ニヤッ
葵豊「!?」
白望「……」
京太郎「どーぞ」
葵「なんもないの!?」
豊音「えー」タンッ
白望「ん」タンッ
京太郎「海底……!」スッ
葵豊「!?」
白望「……」
京太郎「ならず、流局と……だがテンパイ!」
葵「どれどれ……はっ!? あれは須賀君の得意の方!」
豊音「出たよー!」
白望「ん……ダル」
トシ「?」スッ
京太郎「 タ ン ヤ オ の み ! 」バァァァァンッ!
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トシ「紛らわしい真似すんじゃないよ!」ポカッ
京太郎「あいたっ!」
京太郎「んーでも、さっきまでの流れがどーも来ない」フム
葵「流れってそんなオカルト……うん、ありえる」チラッ
豊音「?」
白望「?」
塞「え?」
トシ「んー、あれは友引だったね」
豊音「うん、京ちゃんちょーすごいよー!」パァッ
京太郎「これが俺の本気っす」キリッ
豊音「おそろいだよー!」ギュッ
京太郎(やらかいやらかいやらかいやらかい)モンモン
塞「ん、父さん妖気が!」
胡桃「私じゃないよね、目玉の親父」
京太郎「と、ともかく……」スッ
豊音「あ、えへへ、つい抱き着いちゃったー」
京太郎「いつでもwelcomeっす!」グッ
葵「女の子と密着した後に英語の発音が良くなるオカルトかぁ、たまげたなぁ」
京太郎「と、ともかく! 俺がオカルト手に入れたとしたらこのタンヤオのみはなんですか!」
トシ「あんたの本来の力になるね」
京太郎「SOA、SOA! 俺の本来の実力(じつりき)はさっきの裸単機!」
トシ「いや、あれはオカルトなにおいがするからタンヤオのみがあんたの実力だね」
京太郎「オーマイガッ!」
葵「あ、オカルトが切れた」
京太郎「俺のオカルト英語の発音良くなるのじゃねぇから!」
塞「あの二人、仲いいねー」
胡桃「出会って一ヶ月もしてないよ」
塞「……ちょっとうらやましい」
胡桃「!?」
トシ「ん~なんの能力なんかねー」
京太郎「ちくしょぉ」
葵「フッ、頑張って」グッ
京太郎「鼻で笑った! この人は鼻で笑った! シロさぁ~ん!」
白望「おいで京」ギュッ
京太郎「マジで!?」
白望「……来ないの?」
京太郎「だ、大丈夫です」カァッ
塞「ヘタレた」
胡桃「ヘタレたね」
京太郎「うるさいそこ!」
胡桃「とられた!?」
豊音「それじゃ私が突撃ー!」ギュゥッ
京太郎(やっぱり豊音さんが№わ……)
京太郎「ダメだ、一位なんて決められない」
塞「突然悩みだした!?」
京太郎「すみません塞さん、俺みんなが一番なんです」クッ
塞「告っても無いのに振られた私!? 人生初の振られがこれっ!?」
胡桃「元気出して」
葵「なんか食べに行く?」
塞「違うから!?」
京太郎「さて、麻雀つづけますか」
塞「私は放置か!?」
胡桃「お、京太郎の膝悪くない」
京太郎「そうですか?」
胡桃「シロがダルがってる時とか以外は使ってあげてもいいよ、代用品として!」
京太郎「そうですか、へーへー」
塞「この無視野郎ぉ!」
ガチャッ
エイスリン「エッ、ナニコレハ」
トシ「カオスだよ」
エイスリン「ミンナ!」
京太郎「あ、おかえりなさいエイスリンさん、ところで今までどこに?」
エイスリン「カイモノ!」
塞「あ、ごめんねエイスリン……画板に沢山飲み物乗っけて……」
京太郎「超便利」
葵「持ち歩こうかな……私も耳のとこにペン乗っければ天使と呼ばれ」
京太郎「そのままでも可愛いっすから」
葵「えっ」カァッ
胡桃「え、なにその反応」
京太郎「ありがとうございますエイスリンさん、今度からは俺も行きますから声かけてくださいね」ニコッ
エイスリン「ウン、アリガト!」ニパァッ
京太郎(ああ天使、これが天使か……)
京太郎「シロラッシュ、僕なんだ眠いや……」
白望「寝る?」
塞「フランダースの犬!? ネロ気取りか厚かましい!」
京太郎「ひでぇ!」
エイスリン「サエ、キョータロ、カワイソウ……メッ!」
塞「うっ、エイスリンに言われたらこっちも形無しだわ」
豊音「そう言えば冷蔵庫にアイス入れてあるんだったー!」
京太郎「ところであの小さい冷蔵庫誰が持ってきたんですか?」
塞「ああ、それはシロが自分で台車に載せて」
京太郎「塞さん……病院行きます?」
葵「うん、その方が良いかも、痴呆かな?」
塞「ひどくない!?」
胡桃「その反応は正しいけどね」
京太郎「んー、うまい……このアイスは?」
トシ「そりゃ部費さ」グッ
京太郎「!」グッ
豊音「それじゃあ今日頑張った京ちゃんにはご褒美だよー、あーん」
京太郎「んむ、あ、そっちの味もおいしいですね、それじゃこっちもおすそ分け、あーん」
豊音「わわっ、お、男の子からあーん!?」
京太郎「今俺にしてたでしょうに……」
豊音「そ、そう言えばそうだけどぉ……ん、あむっ……おいしい!」ニパァッ
塞「仲良いなぁ」
葵「おやおや嫉妬? ジェラシー?」
塞「うざっ!」
胡桃「レズはしつこい」
葵「最近遠慮なくなってきたよね、レズじゃないってば」
塞「持ちネタかぁ、新喜劇みたいだね」グッ
葵「よ、喜んでもらえたならなにより……じゃないから!」
エイスリン「ジャパニーズ、ノリツッコミ!」パァッ
葵「お、うん……」
胡桃「京太郎、私のも食べる?」アーン
京太郎「あざっす! んまい!」パクッ
胡桃「そっか」
京太郎「それじゃこっちも、あーん」
胡桃「あ、あーん……」パクッ
豊音「それじゃあもう一回、私もー!」ニコニコ
京太郎「もちろんですよ」ニコッ
塞「ナチュラルにいちゃついてる!?」
白望「んー」
葵「まぁ、良いんじゃない?」
塞「いや、悪かないけど」
エイスリン「プレイボーイ!」
葵「まぁ普通にしてればモテそうだけどね……実際モテてるみたいだし」
塞「へぇー……って、えぇッ!?」
葵「お、臼沢さん知らない? 結構モテるよ……お昼とか結構誘われてるし」
塞「……またまた~」アハハ
葵「結構気遣いできるし、ほらああ見えて顔も良いし気遣いもできるしで、競争率は中々」
塞「……嘘ぉ?」
胡桃「知ってた!」グッ
白望「んー、うちのクラスでも話が出てる……ダルいけど」
塞「……でぇぇぇえっ!!?」ガタンッ
白望「塞、うるさい」
京太郎「塞さんうるさい」
豊音「もー、どうしたのー?」
塞「 辛 辣 ! じゃなくて、京太郎あんたモテんの!?」
京太郎「まさかぁ」
塞「いやいや、お昼とか良く誘われるらしいじゃん!」
京太郎「あ……まぁ、それなりに?」
胡桃「上級生とかからも誘われるでしょ?」
京太郎「たま、に?」
葵「入学一ヶ月ぐらいで『たまに』かぁ、たまげたなぁ」
塞「お、女に興味がないとか!?」
京太郎「なんでそうなる!?」
白望「たんま……京が執事と一緒になるビジョンが見えた」
京太郎「ん~、こわい!」
京太郎「いや、普通に今は……塞さんたちと一緒にいる時間を大事にしたいなって……」ポリポリ
塞「なんでまた……放課後とか朝も一緒なのに」
京太郎「みんな3年生で部活を引退したら会える時間減るじゃないですか、それならって……俺、短い間ですけどこの部活とみんなのこと、大好きなんで」エヘヘ
塞「京たr」
豊音「京ぢゃぁぁぁん゛っ!」ガバァッ
エイスリン「ギョーダロ゛ー」ギュゥッ
京太郎「ぐおっ!!」ガンッ
白望(あ、後頭部ぶつけた)
豊音「京ちゃんはやっぱり最高だよぉぉぉ!」ブワッ
エイスリン「キョータロー!」ボロボロ
京太郎「痛いんだよおおおお!」
豊音「京ちゃん~!」ギュゥッ
エイスリン「キョータロー is angel!」
京太郎「聞いてねぇっ!」
白望「あばれんな、あばれんなよ」スルッ
京太郎「こいつ、どさくさに紛れて俺の胸板を枕に寝ようと……!?」
京太郎(あー、やらかいんじゃー)
塞「真面目なパート続かないな!」
葵「しょうがない、麻雀部だから」
胡桃「だね!」グッ
塞「自慢にならんわ!」
とりあえずここまでってことで、次の更新は近々する予定っす(近いとは言ってない)
なんでこんな遅くまでやってしまったのか、とりあえずギャグでせめてって
次あたりにじわじわとキャラを京ちゃんがねぇ……落としてきます(ねっとり)
まぁ真面目に麻雀とかもするんでそこんとこ、オナシャス!センセンシャル!
ではまたー
さて、ちょっとだけ投降するんじゃ
このノリ好きって言ってくれる人が多いけど、いつまで続くかな!
とりあえずイチャラブしはじめたら続くかどうか…(
何度も言うけど、真面目パートもあるんでそこんとこよろしこ
京太郎「いやぁ、まさか毎日三人一緒とは」
塞「帰り道がほとんど一緒だしねー」
葵「うん、もしかしたら須賀君も中学一緒だった可能性」
京太郎「いや、それはないっすわ、俺は春にこっち越してきたばっかですし」
塞「えっ!?」
葵「はじめて知った」
京太郎「あれ、言ってなかったですか?」
塞「聞いてないから、どこにいたの?」
京太郎「長野っすよ……って言ってないなら俺、またこの話することになりません?」
葵「それじゃ明日聞けばいいかな」
京太郎「明日部活休みですよ」
塞「それじゃみんなで京太郎の家行ってみようか、行ったことないし!」
葵「それある!」グッ
京太郎「ねーよ! ってちょっと待って明日っすか!?」
塞「んー不都合?」
京太郎「ありませんけど、掃除しなきゃ(使命感)」
葵「そのままでも良いんじゃない? おもしろそうだし」
塞「あー確かに」
京太郎「そんな散らかってるわけじゃないですけど、男の子には色々あるんです」フム
塞「……むしろ今から」
京太郎「ダメに決まってるでしょ!」
葵(一体なにがあるんだ……)
京太郎「ともかく、めっ!」
塞「つまらないなー」
京太郎「塞さんがそういうこと言い出したら麻雀部終わりですよ!」
塞「そこまでか」
葵「そこまでだよ」
京太郎「あー、そういや塞さんと今度打ってみなきゃですね」
塞「なんでまた?」
京太郎「ほら、俺にオカルトがあるとすればモノクルが曇るでしょ? 検証も必要かなって」
葵「しっかり考えてるんだね、オカルトかぁ……ちょっと憧れるよね」
京太郎「そうそう……」カァッ
塞「え、なにその反応」
葵「黒歴史でも思い出したんじゃない?」
塞「ああ~」
京太郎(須賀って苗字だからスサノオとか考えて、黒い炎とか……ぐわぁぁぁっ!)
京太郎「……っ!」ゾワッ
塞「重傷だね」
葵「満身創痍だ」
京太郎「言いたい放題か!」
塞「ってより、あれがオカルトだとしても基礎雀力上げなきゃね」
京太郎「そう言えばそうっすね、あとは経験なんでしょうけど」
葵「麻雀やりまくらなきゃかぁ、ネトマやってるんだけどね……小瀬川さん誘って!」
塞「え、シロがやってくれるの?」
葵「結構付き合ってくれるんだよね~♪」
京太郎「またレズか、壊れるなぁ」
塞「葵はレズ、はっきりわかんだね」
葵「だからそれやめて!?」ガーン
塞「まぁ葵の持ちネタは置いといて」
葵「やめて欲しいんだけどなぁ」
塞「二人とも経験積まなきゃだよね、豊音が一番なんだけど豊音とだけ相手しててもしょうがないし……」
京太郎「徹マンとか?」
塞「それだ! 来週京太郎の家に泊まろう!」
京太郎「俺の家!?」
葵「良いの? そういうの臼沢さんが一番怒ると思ってたけど」
塞「麻雀部のため、そして京太郎と葵のためだからね……ここは黙ってるよ、それに女子6人に、というより女子に乱暴できるタイプじゃないし……ヘタレだし」クスッ
京太郎「ぐぬぬ、反論できない!」
塞「よぉし、そうなったらさっそくみんなに連絡しなきゃ!」
京太郎「俺も許可とっときますね、大丈夫でしょうけど」
葵「でも男の家に泊まる……いや、女子沢山とって言えばワンチャン……?」
京太郎「そういえば、徹マンってはじめて聞いた時ドギツイ下ネタかと思ったんですよね」
塞「」ウワァ
葵「ああ、わかる」
塞「マジで!?」
―――翌日
京太郎「で、真っ先に来たのがよもや豊音さんとは」
豊音「うん! 京ちゃんの家なんてワクワクして寝られなかったよっ!」
京太郎(かわいいなぁ)
京太郎「それじゃどうぞ」
豊音「大きいね!」
京太郎「わりと金持ちですからね」
豊音「お邪魔しますっ!」
須賀母「あらあら、京太郎ーこの子が豊音ちゃん?」
豊音「あ、京太郎くんとはえっと……と、友達以上恋人未満な」
京太郎「いやいやいや、普通に友達ですって」
豊音「ただの友達じゃないかなって思って、ほら……ぎゅってしたりああーんってしたりするしぃ」カァッ
須賀母「へぇ~」
京太郎「友達!友達の範囲です!」
豊音「えっ、じゃあ恋人ってどんなことしちゃうの!?」カァッ
京太郎「そんなことは良いですから! 上行きましょう、みんなが来るまでまだ暇ですからね!」
須賀母「あら、私もっと豊音ちゃんとお話しを」
京太郎「うっさい!」
豊音「はわわ、えっと……ふ、ふつつかものですが!」
京太郎「良いですから! 構わなくて良いですから!」
須賀母「可愛い子ね~、こういう子が京太郎の彼女だったら」
京太郎「もうやめて!」
バタンッ
京太郎「あ~疲れた!」
豊音「えへへ、京ちゃんの家は賑やかで楽しいねー」ニコッ
京太郎「そ、そうっすか……とりあえずそろそろ来るって聞いてお茶とかも用意したんで、そこのジュースとか飲んでください」
豊音「ありがとー、えへへ、二人きりなんてはじめてだね?」ニコッ
京太郎(おおう、座ってる豊音さんの見上げ笑顔はクる、クるものがあんぜ……というより誘ってんのか!)
京太郎「そうですね」キリッ
豊音「えへへ~……あぁっ!?」
京太郎「ど、どうしました!?」
豊音「そういえば京ちゃんにデートお願いされたのに言ってない!」
京太郎(完全に忘れてたぁぁぁぁっ! 初対面の時に、ってかあれはうやむやになったんじゃっ!?)
豊音「あ、でも誰にデート申し込んでたんだっけ?」
京太郎(ここで豊音さんと言えばなんか変な雰囲気になるかもしんないし……)
京太郎「えっとその、シ」
豊音「シロ、なの……?」シュン
京太郎(なんでこの人、ちょっとシュンとしてんの? かわいいんですけど、なに、誘ってんの? 俺に気があるの? いや待て俺、落ち着け!)
京太郎「シ……しょうがない、白状します!」
豊音「うん!」
京太郎「そりゃもちろん豊音さんです」キリッ
豊音「!」パァッ
京太郎(ううん! 守りたい、この笑顔!)
京太郎(てか……ホント、この人は警戒心薄すぎないっすかねぇ、ここ男の家よ?)
京太郎「豊音さん、一応注意すると」
豊音「えへへ、ちょーうれしーよー!」ガバッ
京太郎「のわっ!」フラッ
豊音「ひゃわっ!?」
ドタバタンッ
須賀母「なにごと!?」
豊音「あぅっ」(上)
京太郎「あ」(下)
須賀母「……えっと、これ使って」スッ
京太郎「なんでそんなの持ってんだよ!?」
豊音「これなに京ちゃん?」スッ
京太郎「ダメ!そんなの持っちゃだめ!」
須賀母「母親の前で騎乗位かぁ、たまげたなぁ」
京太郎「息子の前でそんなこと言わないで!」スクッ
須賀母「次は対面座位なんて、壊れるなぁ……」
京太郎「 だ か ら ! 」
豊音「なぁに、これ?」
京太郎「ぐおっ! 豊音さんそれ手で持つのやめて! 俺にダメージが、いやむしろ回復だけど!」
須賀母「楽しいことしてんじゃーん」
京太郎「やめろ言うてんだろ!」
ピンポーン
京太郎「あ、誰か来た!」
須賀母「お母さんが代わりに出るからゆっくりし」
京太郎「やめて! 俺が行く!」
京太郎「いらっしゃい!」
塞「うん、もう誰か先に来てる?」
京太郎「はい、豊音さんが」
塞「そっか、それじゃお邪魔しまーす」
京太郎「はいはい……あれ、母さんは」
塞「二階?」
京太郎「はい、行きますか」
京太郎「豊音さん、塞さんが」
須賀母「それでそれで!?」
豊音「えっと、京ちゃんが会ったばかりの私にデートを」
京太郎「なにやってんのあんた!?」
須賀母「そりゃなれ初め聞くでしょ! ってあんたなに他の女の子連れ込んでるのよ!?」
京太郎「友達呼ぶって言ったらだろうこのバカチンが!」
須賀母「豊音ちゃんだけじゃないってあんた最低!」
京太郎「聞けばか!」
須賀母「アレ一つじゃ足りないじゃない!」
京太郎「テメェ息子なんだと思ってんの!?」
塞「……ねぇ京太郎?」
京太郎「はい?」
塞「豊音の持ってた、コレ……なにかな?」スッ
デデデンッ(迫真)
京太郎「ファ!?」
須賀母「ああ、それは京太郎が使うはずのコンん゛」ガシッ
京太郎「なんでもない、なんでもないんです……は、話を」
塞「うん、聞くよ」ニッコリ
京太郎「え、えっと……使おうとか一切考えて無くって、そのですね……母親が渡してきて」
塞「……お母さんかい!?」
須賀母「お母さんで~す♪」
京太郎「ぶっ飛ばすぞこの野郎!」
須賀母「野郎じゃないもーん」
京太郎「出てけ!」
バタンッ
京太郎「し、死ぬ……!」ゼェハァ
塞「……と、ともかくこんなのしまいなさい! みんなの目に入る前に!」カァッ
豊音「ねぇ塞、あれなにー?」
塞「豊音は知らなくて良いから!」
豊音「えー! 酷いよー!」グスッ
塞「え、えっと! ……ふ、風船?」
京太郎(あれが風船か、ぐっ……塞さんが膨らまそうとしてる姿を想像してしまった!)
豊音「そうなんだー」
京太郎「と、ともかく飲み物でもいかがっすか?」
塞「ああうん、もらうよ」
須賀母「で、京太郎はどっちが本め」
京太郎「だーってろ!」
塞(どっちが本命……でも、どっちがタイプかは気になる、かも)
ピンポーン
ガチャッ
<アラヤダカワイイ!
<what!?
京太郎「ま、またか……」
塞「あれ、麻雀やる前に疲れるんじゃ」
豊音「えへへ、京ちゃんの匂いで一杯だー」
塞「変態っぽいよ?」
豊音「えっ!?」
塞「ところで麻雀マット持ってるって言ってたけど……?」
豊音「牌はベッドの下って言ってたよー」
塞「べ、ベッドの下!?」
塞(き、禁断の地に私はとうとう足を踏み入れる……いや、入れるのは手だけど……)スッ
豊音「?」
塞「……これは!」スッ
豊音「あ、牌の入れ物だー!」
塞「それじゃない!」
豊音「?」
須賀母「外国の子にまで手を出すなんて隅におけないわねぇ!」
京太郎「違ぁう!」
須賀母「ニュージーランドの子ですって!? 良いじゃない国際交流(意味深)!」
京太郎「やめろ!」
須賀母「そういえばニュージーランドってあれよね、コロニー落としされた」
京太郎「唐突だな!?」
エイスリン「……?」
/ / \\ (⌒)
´ ´ / ヽ ヽヽ 「
/ / // / ヽ ヽ ヽ o
/ / // i{ /i } ', ', ',
| ,' !ハ{ ! ! / }! /ハ }レ } l
| | |ト-l-、_ハl, { }_レ!7´/| ! l
| | ハ__ヽヽハヽi ノノ__レ_ノl V l
| | l /イ⌒ヾ ` ´ イ⌒ヾヽ', V│
| ハヽ 廴_ノ 廴_ノ ´人 ∨!
| /、l 、 U lノ\ \
| /i ヽ " " / i ヽ ヽ
(⌒) ,' / l \U ヽ ' イ j 人 ヽ
「 / /∧ ヽ ヽ ヽ> _ イ iノ ノ ノノ ヽヽ
o / / lVヽ ヽ ヽ/ } { \' ノ ノノ ヽ )
オーストラリアじゃないの?シドニー。
エイスリン「?」
塞「大騒ぎだったね、下」
豊音「えへへ、楽しいおうちだねー、私京ちゃんの家に住みたいぐらいだよー」
須賀母「良いわよ~」ニコニコ
塞「のわっ!?」
エイスリン「!?」
須賀母「いつでも泊まりに来てね~」ニコニコ
豊音「わーい!」パァッ
京太郎「なぁにを拭きこんどるかお前は」ガチャッ
須賀母「あら、また女の子ばっか……もうちょっと部屋狭くすれば良かったわー」
京太郎「そんなことしたら密着してドキドキしちゃうだろってなに言わすか」
塞(ど、ドキドキするんだ……)カァッ
エイスリン「?」
豊音「?」
塞(あ、いつも密着してる人でしたね)
京太郎「どうぞ」
白望「お邪魔します」
葵「お邪魔しまーす」
胡桃「お邪魔します!」
須賀母「お邪魔なんてこと、泊まって行っても良いのよー」ニコニコ
葵「あ、来週泊まらせてもらうんだった」
須賀母「!?」
京太郎「ああ、そうでしたね」
胡桃「!?」
エイスリン「!?」
豊音「えーずるいよー」
葵「あれ、臼沢さん?」
塞「連絡忘れてた」
須賀母「あらあらー、そそそ、それじゃあ例のものを1ダースは」
京太郎「無理だろ! じゃなくて誤解だろ!」
葵「例のものって?」
塞「あ、あはは……」カァッ
>>77
落とされた場所はシドニーっす、コロニー落としされたとこのすぐ東、までが完全な台詞です
京太郎「さて、やりますか!」
白望「休みの日にまで麻雀とか、ダル……」
京太郎「と言いつつ、しっかり集合してくれるシロさんなのであった」
胡桃「変なモノローグ入れない!」
白望「とりあえず横になってるからやってて」
豊音「あー」
京太郎「自分から(ベッドに)入ってくのか……(困惑)」
葵「男のベッドに横になるって、京太郎じゃなかったらどうなってたか」
京太郎「信用されてるようでなによりっす」
塞「ヘタレだと思われてるだけだと思うよ」
胡桃「間違いない!」
葵「だね」
京太郎「ヘタレキャラ定着させんなよ!?」
豊音「そうだよー、京ちゃんはヘタレなんかじゃないよー! 体育の時凄いカッコ良かったもんね!」ニコッ
京太郎「ってなんで知ってるんですか豊音さん?」
エイスリン「トヨネ! マドギワ!」
胡桃「なるほど、授業中に京太郎が見えたと、見てたと」
豊音「う、うんっ!」
京太郎(あ^~心がピョンピョンするんじゃ^~)
京太郎「あ、でもシロさん葵さんのベッドは気を付けてくださいね、横になると襲われますよ」
塞「一理ある」
胡桃「うん」
葵「だからそういうキャラ定着させないで!?」
京太郎「お返しっす!」フフン
葵「ぐぬぬ、この屈辱は倍満にして返す!」
京太郎「こいよ! 立直棒なんて捨ててかかってこい!」
豊音「えー、追っかけられないよー!」
京太郎「さて、とりあえず始めたはいいものの……」タンッ
塞「四人暇になるんだったね」タンッ
葵「しょうがないけどさ、普通に一家に一つ以上必要ない……し!」タンッ
豊音「うん、順番順番にだね」タンッ
京太郎「さて、立直……どうします豊音さん?」タンッ
塞「へぇ、早いね」
葵「んー、手変えなきゃ良かったなぁ」タンッ
豊音「追っかけるけどー」スッ
塞(モノクルが曇った……豊音の追っかけ立直か……でも、これは塞がない)
京太郎「おっ……ツモ!」
豊音「和了れなかったー」
京太郎「これが実力、立直棒もいただいていく!」
豊音「ううー」
京太郎「さって、連壮行きますよ!」
塞(ん、曇りっぱなし?)
京太郎「いやー、調子が良い!」タンッ
塞「オカルトじゃないけどね」タンッ
葵「単純に上がったってことかな……通らば立直!」タンッ
豊音「へぇ、京ちゃん凄いね! それじゃ、追っかけるけどー」タンッ
京太郎「そうですかね、それじゃ俺も追っかけ!」タンッ
塞「なにこれ怖い」タンッ
葵「あはは、だね」タンッ
豊音「ロン!」
京太郎「ロン!」
葵「ダブロン!?」
塞「へー……ご愁傷さま」
葵「どーせ、私なんてさぁ~」ガクッ
京太郎「良いぜ良いぜ、燃えてきた!」
胡桃「んー終わったー?」
エイスリン「ヤル!」
京太郎「それじゃ俺は」
胡桃「だめ!」
塞「そう、二人は詰め込みでやんないと」
京太郎「……だ、そうです」
葵「んー、けど私レギュラーには入れないだろうし、普通に」
豊音「ふふふ、それでも一つ!」
葵「ん?」
エイスリン「コジンセン!」
京太郎「ですね」
葵(いや、レギュラーは入れないのに五人出る個人戦で勝てるわけが……いや言うまい)
京太郎「さて、頑張りますかー!」
葵「だね」フフッ
白望「……」スゥ
エイスリン「シロ、ネテル!」
京太郎「んー? まぁ良いですけど」
塞「やっぱ安心感ある匂いだしね」
葵(ん……やっぱ?)
つかれたもぉぉぉん!
今回は後半ちょっと真面目な感じで、麻雀をさらっとやりつつ
日常を描いてくとそこそこ長くなっちゃうわ
なんとかこまめに投下してって早く進めたいけど
ちゃんと攻略してるとことか書くと結構な長さになりそう
ではまたー
シロちゃん好きとしてはスレタイシロちゃんメインを期待(恋愛的な意味では)してたが
面白いし期待
この娘達も後ろ狙ってるんですかね……
乙!
ちょっとハッチャケた咲日和(宮守編)を読んでる感じでとてもすばら!
レズかわいい
麻雀詳しくないんだけど連荘って壮でも合ってるの?
カピは居るのかな
追いついた
とりあえず>>1がホモということはわかった
淫夢ネタ無くても十分テンポいいし
それなのに唐突に出される方がテンポ悪くしてると思うわ
須賀母が言い出した時とかそこでこけたし
ネタがそれしかないにしても過去作と違って使う必要性を感じない
まぁ、>>1がやりたくてやってるだけだろうし滑っても仕方ない
それでも始まったばかりだし今後の展開しだいだけど
>>107
え?チンポいい?(難聴)
>>107
え?チンポいい?(難聴)
さて、再開していくぜよ
プロットにその日肉付けして投降していくってスタイルなんで、淫夢ネタとかはその日の気分とかになるんで絶対入れないとは言えない、うごご…
ゆえに多少のことには寛容じゃないと読めないかもって感じっす
まぁなにはともあれ、読んでくれた人はそれだけいるってことで、ありがとうございますー
>>89
女の子に後ろを狙われるのは感無量だと思……
>>90
あざっす!咲日和のネタとかもぶち込んでいきたい
>>92
おうミスってた、連荘ですね()
>>93
おるぜよ
>>102
イッチはノンケやで!
塞「そーいや今のって追っかけリーチだよね?」
京太郎「ん、そう言えばそうです……けど」
葵「偶然じゃないの?」
塞「まぁ、モノクルは京太郎の番で曇ってはいないけど……豊音のせいで曇ってそのまま」
京太郎「ふむ、それじゃあれですか、豊音さんが何も発動しないままやってみるとか」
葵(ナチュラルに言ってるけど、発動ってなんだ……いや、麻雀だし)
豊音「それじゃ……もう一回だねっ!」
京太郎「楽しそうですね」フッ
豊音「もちろんっ!」
白望「んむぅ……うるさぃ」
胡桃「寝ないそこ!」ビシッ
エイスリン「ワタシモ!」ボフッ
京太郎「ダブルだから広いでしょ?」
塞(ダブルベッドってことは、二人で寝ても平気なんだ……っ!)カァッ
豊音「どうしたの塞ー?」
塞「へっ!? う、ううん、なんでもないから!なんでも!」
葵「ふぅ~ん、ムッツリさんめ」ボソッ
塞「!?」ボンッ
葵「へぇ~」ニヤニヤ
塞「レズがニヤニヤしながら見てくる!」
京太郎「塞さんは俺が守る!」ギュッ
塞「ふぁっ!?」
豊音「じゃあ私もーっ!」ギュッ
京太郎「ファ!?」
葵「またこの扱い!?」
豊音「ところで、いつも言ってるレズってなにー?」
葵「やめて!」
葵「っていうか、さりげになんで臼沢さんにくっついてるんですかねぇ?」
京太郎「……あ」
塞「え、えっと、その……」マッカ
京太郎「……の、ノリで」
塞「の、ののの、ノリなんかで抱き着くなぁ!」ポカッ
京太郎「あ痛っ!?」
葵(ノリじゃなきゃ良いんだぁ……たまげたなぁ)
塞「と、ともかく麻雀!麻雀を続ける!」
京太郎「ですね、塞さん早くしてください」
豊音「待ってるよ?」
葵「早くしてよね」
塞「こ、これは私のせいだからぐうの音も出ない……!」
葵(それにしても、須賀君いつの間に臼沢さんを……いや、まだなのかな?)チラッ
塞「ん、どうしたの?」
京太郎「狙われてますよ」
葵「だから無理矢理そっち持ってかないでよ!?」
白望「んぅ……」zzz
エイスリン(この匂い……なんだか良い、かも……)スンスン
胡桃「なにやってるのエイちゃん?」
エイスリン「ネムイ、ダケ!」バッ
胡桃「……そうなんだ?」
葵(ウィッシュアートさんは、いやあれは違う、かな……?)
葵「ロン! リーチ、一発、平和、ドラドラ! 8000の一本場は8100!」ダンッ
京太郎「普通に負けたんですけど!」ガーン
塞「だね、まったくモノクル曇らないし」
豊音「えっと……京ちゃん、普通?」
京太郎「なんだか悔しい! なんだか悔しい!」
塞「そんなこと言ってもね、まだまだデジタルの勉強しようってことだね、それじゃチェンジ! 私と豊音に代わりまして!」
豊音「代打バッタだね!」
葵「どこのバッタそれ、それを言うなら代打バッターね」
胡桃「とうとう私の出番!」
エイスリン「!」ニコッ
京太郎「ふっ、かかってくるが良いよ!」ドヤッ
塞「飛ばしちゃって」
胡桃「うん」
京太郎「なんで!?」
京太郎「海底ロン!」ダンッ
胡桃「……和了った!? 私が放銃!?」
京太郎「タンヤオのみ!」
エイスリン「oh…」
京太郎「エイスリンさんまでその反応とは……」
塞「ゴミ手、だからねぇ」
京太郎「ひどい! タンヤオは友達怖くない!」
葵「でもまぁ、これで一位なんだよね今回……」
胡桃「聴牌してた感じしなかった、けど」
京太郎「フッフッフッ、これが俺のオカルト」
胡桃「かぶってるからダメ」
京太郎「そんな理由!?」
塞「そういや能力がカブってる人って見たことないよね」
胡桃「先生に聞いてみる?」
葵「……おかしい」
豊音「?」
葵「……麻雀で能力、いやおかしい」
京太郎「……ハッ! つい俺の常識が!」
豊音「宮守に常識は通用しないよー!」
京太郎「自慢ですか?それ自慢になりますか?」
塞「あー、私たちにもそう思ってた時期があったよね」トオイメ
胡桃「うん、かれこれ数ヶ月前……」トオイメ
白望「……そう?」
京太郎「いつの間にか起きてた!っていうかポイですよね、すぐ適応しそう!」
―――かれこれ夕方
京太郎「……も、もうらめ……」グッタリ
葵「……」レイプメ
塞「ほらほら、根を上げない!」
京太郎「順番にかわるがわるやってたみなさんと違って俺ら二人ずっとですよ!?」
胡桃「そのぐらいしなきゃ生き残れない!」
エイスリン「タタカワナケレバ、イキノコレナイ!」
豊音「フィナーレだ!」ドヤッ
白望「ダル…」グテー
京太郎「一人だけマジでやる気ない人いるんっすけど!?」
豊音「でもシロがこんなに打つなんて珍しいよっ」
葵「確かに、小瀬川さんは私が1年の時から何度お昼に誘っても数回ほどしか」
京太郎「出た、あれは葵さんのクレイジーサイコ武勇伝!」
葵「だからそれやめろって!?」
塞「まぁ、それだけ二人のことを思ってるってことじゃない?」フフッ
葵「えっ」カァッ
京太郎「え、なにその反応は」
葵「ふ、普通に好かれてないと思ってる相手からそんな優しさ向けられたら恥ずかしくなるでしょ!」
京太郎「わからないんでもないんですけど、葵さんがやると……」
葵「だからぁっ!」
豊音「むー、二人だけ楽しそうでずるいよー」
葵「全然楽しそうじゃないから!」
京太郎「真っ向否定ですか…」
豊音「でもそろそろ帰らないとー、寂しいけどー」
京太郎「まぁまた来てくださいよ、いつでも良いですから」
豊音「ホント!?」
京太郎「いつでもってのは嘘として、まぁ連絡してくれればいつでも」
塞「気を付けて豊音、なにされるかわからないよ!」
豊音「なにされるの!? あ、でも……か、壁ドンとかなら」カァッ
白望「豊音にはむぐぅっ」ガシッ
京太郎「あはは、そんな感じっす」ハハッ…
豊音「そ、それじゃあ来るね!」
京太郎(誘ってるんだろうか……?)
葵(無邪気だなぁ……男相手には悪い意味で)
―――須賀家、前
塞「まぁとりあえず送って行ってあげて、シロだるくて途中のベンチで休みすぎる可能性があるから」
京太郎「了解です」
葵「小瀬川さんにくれぐれも変なことしないように!」ビシッ
京太郎「はいはい」
葵「なにその反応!?」
胡桃「普段の行い?」
葵「私なにもしてないよ!?」
葵(まぁただ、須賀君はあきらかに巨乳好きだから心配なんだよねー)チラッ
白望「京、ダルいから寄りかからせて」スッ
京太郎(シロさんのおもちが、おもちが当たっておもちおもちおもちおもち)
葵「……んー私もやっぱ着いて」
塞「はい、帰ろうね。職質されるよ」ガシッ
葵「花の女子高生にそれっ!?」
やばい寝てた、ここまでで
のんびりゆっくり進めてくんで、まだまだ続くんじゃ
ギャグ要素が少なくなってくのは真面目な部分とかも増えるんで仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、どーにも
なにはともあれ、ではまたー
乙
少なめ…?ところで、葵さんはレズじゃなくてバイなの?
姉帯さん……? こんなんやろ
∨/:\ __ /:\__/
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∨: : ∧:::/:x≠ミ \{≠ミ::::::l::|:.: : : :/
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∨.: : :.l込、 乂__ノ \:::: |: : /. │ __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ │
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/∨リリ:〈 ∧Y^Y /: :{|:::l:Χ. │、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ ..│
/::::::/:/:./:/:∧}ハ{∧:/:.∨::::::\. │ `  ̄ >' / ,: | ∧/! | } ヽ ヽ │
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{::::::::::::/:::/::::::/: 、: : :\: : :./: : : : :∨::::::::::}\:::::::::::゙│ 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 ....│
{:::::::: //:::::::::/: : : : --: : -/: -: : : : :∨::: : | \:::::::│ 、 イj / / ..│
{::::::://:::::::::/\: : : : : : : ∧: : : : : : : :〉::: : | ∨ │ :. < |' /}/ │
八:::/ {:::::/: : :/: \:_:_:_:_/: :∨: : : :./',:::: : | ∨│ 、__ ´ } イ从/ ....│
. )' {/:/: :./: :/: /: : :l: : : : :∨_/ |: :∨::::| } │ | |/ .│
/: :./: :./: :/: /: : : :|: : : : : |: : : : |: : :∨ ! } │ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} │
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∨: : /: : /: :./: :/: : : :.|: : : : |: : : : : |: : : : |: :|: : :, └──────────────────────┘
∨: : :.:/: : : /: :/ : : : : |: : : : |: : : : : |: : : : |: :|: : ::, ↓
\/: : : : /: :/ :.:..: : l|: : : : |l : : : : |: : : : |: :|l : :.| 人
. /: : : : : :/: :/: : : : : :.ll|: : : : |ll : :..:.::|: : : : |: :|ll : :|:,
. \: : : : :/: :/: : : : : : /l|: : : : |ll : :..:l::|: : : : |: :|ll: : |::,
┌─────────────────┐
│. ,..-、,、__ ..│
│ ,.ケ. . . .゙、. . `ヽ、 ....│
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___ │ /イ.VヒVi.i. | _. . . .! │
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/二二二二{/ / │. !_ -イ,_/ ...│
|二二二二ニソ{ -くニ=- 、│. 丶--、 |o└--、 │
__人二斗= ''" /}__〉二....│ r'´:「ヘ-「::::::::::::::|:\ ....│
γ二ニニ=---=ニ二二二斗〈......│ |:゙、::::::::Y::::=::::::|:::::::\ .│
乂二二二二二二斗.::、:::::::::: │. /::::ヽ::::::o:::::::::::::::ト、/::::::ヽ │
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iiiiiiii| 「三三 |iiiiii|llllllllllll|zL..L| ̄:|++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─┤|≡|H|≠≠| lココココ
fエ| lユユ |/| lコココココココココココ | ロ |++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─|三三三三三三|≡≡|
7ミ| 「厂厂| lコココココココココココ | ロ |++|llllllll|iii|+||llllllllllll|├─|三三三三三三|≡≡|
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.. / ,:´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | | ::/:::::/::::::}\/ `ニ゚ /::::∨
.. /\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{....::/:::::::::|/_≧=┬ ...イ::::l|:::::|
////\ r--- ´八 !∧  ̄ ,: :.:.: }/ノ/ リ/:::::::::::::/ /_〕 ̄]:::/l|:::::|
. ///////\ \}∧ u 八/.::/:/:::::::::::::/---=ニ二\/::/ |:::::|
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.////// /´// {////////ー '|////| , |///l|:::/}二二二|二二ニニニニ/ニニニ、
/////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、. 二二|二二二二/二二二}
//////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、
さて再開、ラブコメするぞ!ラブコメするぞ!ラブコメするぞ!
>>130
葵はノンケ、はっきりわかんだね
京太郎(そして帰り道、途中まで一緒だった胡桃さん、豊音さん、エイスリンさんと別れて……)
京太郎「あれ、寄りかかられてるはずがいつの間にかおんぶになってるぞ?」
白望「凄いね、かれこれ何分も歩いてるよ、このまま」
京太郎「鍛えてますから」キリッ
京太郎「じゃなくて! なんでおんぶなんですか!?」
白望「ダルいから」
京太郎「そうじゃなくてさ! っていうか……ああもう、無防備すぎませんか? 胡桃さんと塞さんと葵さんは普通ですけど、半数が無防備すぎっすよ」
白望「別に……」
京太郎「?」
白望「京だから、別に良いかなって……豊音もエイスリンも」
京太郎「まだ一ヶ月ぐらいっすよ?」
白望「それでも……京だって気づいてるでしょ、豊音が京に向けるのは、普通の友達に向けるのとは違う」
京太郎「……同年代の男と接する機会が少ないって言ってたじゃないですか」
白望「それでも、豊音は京のこと、好きだよ」
京太郎「だぁぁぁぁっ! わかんないって、シロさんも豊音さんのことを勝手に推測しない!」
白望「逃げるのは、良くない」
京太郎「戦術的撤退です!」
白望「逃げたって認めたよね?」
京太郎「ぬぐぅ……いやまぁ、気づいてないわけじゃないですけど、ねぇ?」
白望「?」
京太郎「その、正直言うと俺……ほら、女の子と付き合ったこととか、無いじゃないですか?」
白望「……え」
京太郎「俺のことなんだと思ってたの!?」
白望「チャラ男」
京太郎「払拭したよね! その悪印象って払拭したよねぇ!?」
白望「ま、それは良いけど」
京太郎「俺良くないっすけど」
白望「……どうするの?」
京太郎「いや、そもそもね……豊音さんが俺を好きになる理由ってないじゃないですか?」
白望「理由?」
京太郎「麻雀関連なら、誰でも良かったでしょうし、同年代の男と、とかならもっと誰でも良いです。それに……」
白望「京」
京太郎「はい?」
白望「めんどくさい」
京太郎「」
京太郎「せ、背中に乗った女に『めんどくさい』なんて言われること、人生に一度あるかないか……」
白望「めんどくさいめんどくさい」
京太郎「ダルがる人が二回同じことを!?」
白望「だって……一々人を好きになるのに、理由が欲しいなんて言う?」
京太郎「そう言われると、弱いですけど……」
白望「京、人を好きになったことないの?」
京太郎「うわ、なんか俺が人でなしみたいな言い回しですね」
白望「そう言ったつもり、だけど」
京太郎「酷いなぁ……そっか、そうですねー、素直に好意はありがたく思うのが良いんですかね」
白望「ん、人の好意を無駄にすると一生後悔するよ?」
京太郎「それじゃ、人の好意は後悔しないように生きますか」
白望「ってことで一つ」
京太郎「はい?」
白望「好き」
京太郎「……すみません、もういっか」
白望「好き」
京太郎「……は?」
―――自宅
京太郎「……」モグモグ
白望『理由は聞かない、よね……理由なんて、わからないし私も』
白望『それじゃ家、近いしここまでで良いから……それじゃ、またね』
白望『誰にも負ける気、ないから……』
京太郎「……」モグモグ
須賀母「でねでね! 豊音ちゃんったら絶対あんたのこと大好きだと思うのよね! だからこう……押し倒すチャンスよ!」
京太郎「……」モグモグ
須賀母「これで童貞卒業ね!」
京太郎「誰が童貞だ!」バンッ
須賀母「よーやく反応した」
京太郎「なんだよ、息子が必死で悩んでんのにさ」
須賀母「息子の息子の問題もあるのよねぇ」
京太郎「食事中に母親から下ネタ聞かされるなんて人生に一度あるかどうか」
須賀母「お父さんも大好きだったものね、胸……豊音ちゃん結構あったわよね、着やせするタイプで」
京太郎「父親の性癖まで話された!?」
須賀母「なにはともあれー、豊音ちゃんと……たぶん白望ちゃんが行ける気がするわ!」
京太郎「ぶふぉっ! げほっ!」
須賀母「え、なになに! なにかあった!?」ニヤニヤ
京太郎「放っとけ!」
―――二日後・宮守高校・麻雀部部室
京太郎(普通! 圧倒的普通!)タンッ
白望「んー……ロン」
京太郎「ぐはぁっ!?」
塞「リアクション派手だなぁ」
京太郎「その方が楽しいかなって」
胡桃「うるさいけど」
京太郎「ごめんなさい」
葵「んー……染める、いやここは違うかなぁ」タンッ
エイスリン「?」タンッ
豊音「独り言とかー、バレちゃうよっ?」タンッ
トシ「だねぇ、でも……それもオカルトにつながるかもしれないよ?」タンッ
葵「本当ですか、なら私独り言言いながら麻雀を」
胡桃「大会とかじゃ禁止」
葵「ですよね、うん、わかってたよ母さん」
京太郎「ロリで母さんか、たまげたなぁ」
胡桃「ロリって言わない!」
京太郎「あい」
京太郎「それにしても、良い感じに俺も葵さんもなってきました?」
トシ「だね、京ちゃんもたぶんオカルト持ちだしねぇ」
京太郎「へぇ……あれ、京ちゃん?」
トシ「呼びやすいからそう呼んだってことで……」
葵「……いやおかしい、そこよりもっと気になるところがある」
塞「まぁ、どんな能力でいつ発動してるのかもわからないけどね」
トシ「多少考えてはいるけど……推測の域は出ないしね、そのうち合宿でも行くかい、私と二人で」
京太郎「あー、良いですね……温泉とか、肩揉みますよおばあちゃん」
トシ「嬉しいね」
葵「え、なにこの雰囲気は、いつから孫とおばあちゃんに?」
豊音「えー私も京ちゃんと行きたいよっ!」
トシ「おや、大胆だね」
京太郎「旅行ですかー、良いですね」
白望「一応……私、告白したけど」
_ \ー- 、
∠二 _  ̄\ヽ !
-=_,,ニ二_ ヽ )} }
/ _,, -‐ ゝ ノ、
/ / ヽ
/ / }
.ノ / ヽ`ヽ、
/. / / l ! l ヽ
/ / / / / .} l .l }ヽl⌒ )
./ / / /}∠!_ ./l__l__ l l l
/ ./ / { /7____| /´j_∠!_/! リ }
(/{ { / \{/(。::厂`;ノ ´(。厂)トノ\人
乂 .八ハ / l ,,,`¨ ¨,,, ∧ ,ゝ
` )/从 l、 ` / } .l
_,,,../l \{::\ , 、 ./、ノヽ/)ノ
,, -<//////∧ \::::>..._ ,,..イ∧ ヽ
/ \ ヽ/////∧ \ / .}///l }
./ .、.}/////∧ 〉∧ .|///l l
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/ ////////∧/ }::::} Y////∧ノ
.〈 , イ/////////∧ノ:ハ:ヽl.//////\
./\ / }////////////∧イ Vl.////////ハ
京太郎「」
塞「」
胡桃「」
葵「」ドンガラガッシャーン
豊音「あー! 卓に突っ込むから雀牌がぁっ!?」
エイスリン「ブレイクッ!」
葵(修羅場だっ! 修羅場が起こる!)
胡桃「あ、頭から血が……」ドンビキ
トシ「血のわりに傷は浅いよ」
塞「そう言う問題!?」
豊音「ずるいよー! 私だって京ちゃんのこと好きなんだからぁ!」
京太郎(ドストレート!?)
葵「こ、こわい……」
胡桃「血を流しながら戦慄してる方が怖いよ、雀卓前で」
京太郎「……えっと、これどうすればいいんです?」
トシ「保留ってことで良いんじゃないかい? それとも片方と付き合うかい?」
京太郎「いえ、どちらが好きってわけじゃないのにそれもちょっと」
トシ「なら保留で良いじゃないか」
塞「トシさんが仕切るのか(困惑)」
トシ「まぁこの二人じゃどうあっても修羅場にならなそうだけどね」
京太郎「そう言う問題じゃなくてですね、風紀的に」
トシ「いっそのこと二人と付き合っても良いんだよ。そんぐらいの甲斐性は男には必要さね」
京太郎「なんだこれ、なんだこれ!」
豊音「ま、負けないよシロっ!」
白望「んー……まぁ、譲る気はないし」
塞「なんで!なんで好きになったの!?」
京太郎「それはそれで酷いっすね、というよりやっぱその疑問来ますよねー」
塞「つ、付き合う前に不純な行為は禁止だからね京太郎!」
京太郎「いやわかってますから」
胡桃「……冷静だね!」
京太郎「もう混乱しすぎて一週まわりました」
エイスリン「セクシー、ナノ? キュート、ナノ?」
京太郎「正直、両方とも結構セクシー路線なから……」
塞「……」ジト
胡桃「……」ジト
京太郎「あ、はい、すみません」
白望「……触る?」
京太郎「うっ」ドキッ
トシ「青春だねぇ」
葵「三年たって私が行けなかった領域に、ぐぬぬっ!」
トシ「……やっぱりレズじゃないか」
葵「違いますって!」
京太郎「いや、二人の女の子から言い寄られたことなんてないもんで」タンッ
トシ「一人はあるのかい?」タンッ
胡桃「へー」タンッ
エイスリン「プレイボーイ?」
京太郎「違いますって……ていうか、一人も無いんですけど」タンッ
トシ「仲のいい女友達が常に一緒に居て他の子が手を出せなかったとかありそうだねぇ」タンッ
胡桃「なにそれ」タンッ
エイスリン「パーリナイッ!」ダンッ
京太郎「うわツモられた」
トシ「そんなもんさね……さて、京ちゃんはそろそろ“得物”の抜き時かね?」フッ
京太郎「得物、ですか?」
塞(京太郎の抜き時……っ!?)ボンッ
胡桃(また変なこと考えてる顔してる、ムッツリだなぁ)
白望(塞、相変わらずむっつり……)
こんなもんで、中々麻雀しない
オカルトとかの話含め色々やってく
更新はもうちょっと頻度高めるか多くするかしときたいと思いつつ
ではまたー
のっそり再開ー
宮守は修羅場にならない……分け分けすればいいからね!(マジキチスマイル)
エイスリン「ムゥ……」ムムッ
トシ「おっ、やるかい?」
塞(モノクルが曇った……)
京太郎「ふむ……」キュピーン
葵「うわ、野獣の眼光」
胡桃「エイちゃん! 襲われるよ! 京太郎に襲われるよ!」
豊音「す、少しうらやましいかもぉー」カァッ
トシ「抜くつもりだね」
葵「ちょっと引くわ」
京太郎「誤解生むじゃん! なんかしらんけどトシさんやめて! 誤解生むじゃん!」
トシ「……フフッ」
京太郎「なに笑ってんだこいつ! 誤解解けや!」
塞(京太郎は、もっともっちりしてるのが好きだと思ってたのに……)
葵「なんかがっかりしてる?」
塞「へっ!? なにが!? なにが!?」
葵(わかりやすい……)
エイスリン「エイ!」タンッ
京太郎「お、描けたみたいっす……ねっと!」タンッ
胡桃「どうなるかな」タンッ
トシ(すでに……来るかね)タンッ
エイスリン「テイ!」
京太郎「ご無礼、ロンです」
胡桃「!?」
塞「きた!」
豊音「……?」
京太郎「タンヤオ、ドラ2……2600!」
塞「ううーん」
白望「いまいち」
京太郎「ひどい!」
エイスリン「オヤバン……」
京太郎「いただきまーす!」
トシ「それよりエイスリン、体調に変化はないかい?」
エイスリン「?」
トシ「京ちゃんに和了られてから、ダルいとか、しんどいとか、気分が悪いとか、気持ち悪いとか」
京太郎「え、これいじめ? いじめなの?」
白望「ダルい」
塞「あんたはいつもでしょ」
葵「こ、小瀬川さん! ダルいなら私の膝枕で」
胡桃「黙れレズ」
葵「ドストレート!? てかレズじゃないって!」
トシ「で、どうなんだい?」
エイスリン「……ダイジョウブ!」
京太郎「ですよね! ですよね! 良かった!」
胡桃「気を付けてエイちゃん、京太郎と話すと妊娠するよ」
エイスリン「エッ!?」
京太郎「天使に変なこと言うのやめなさい!」
豊音「それじゃ沢山京ちゃんとお話しよー!」ニコッ
京葵塞(あー癒される)
トシ(……子供はちょっと重くないかい?)
―――長野
久「え、男の幼馴染!?」
咲「はい、まぁ……幼馴染って言うと微妙ですけど」
久「全員男っ気無いと思ってたんだけどねぇ、その男子生徒がいれば私の色気で誘惑しつつ雑用を」
まこ「ロッカーならそこじゃぞ」
久「なんの報告よ!」
和「へぇ、男の方……」
優希「のどちゃんは男と喋る時には基本的に目が及びまくって尋常じゃない発汗すんじぇ」
咲久ま「あー」
和「納得しないでください! で、でも宮永さんの御知り合いの男性でしたら良い方でしょうし全然」タユン
咲「……」
久「いいわね、私も咲のボーイフレンドは気になるわ」アシクミ
咲「……いえ、喋ると妊娠するのでやめた方が良いです」
まこ「それがホントならおんし何回妊娠しとるんじゃ」
久「どういう男よ、なに? 金髪長身のチャラ男?」
咲「エスパーですか?」
和「ししし、喋っただけでににに妊娠なんて、そそそ、そそそそ、そそそんなおおお、オカルト、あ、あ、あ、ありえま、ありえませっ」ガクガク
優希「咲ちゃんビビらせすぎだじぇ」
咲「今ので!?」
久「まぁ和は置いといてー実際どうなの? 付き合ったりしてないの? 一回もただれた関係ないの?」
まこ「あったらどうすんじゃ」
咲「無いですよ、ていうか……なんか想像できないですね。京ちゃんと付き合うなんて」アハハ
久「京ちゃん! すごい、先輩って呼んで良い!?」
咲「なんで!?」
トシ「さて、立たれた尾からはどんな剣が出てくるかね」タンッ
エイスリン「?」タンッ
京太郎「なに言ってるんですか……よっし」タンッ
胡桃「良い手?」タンッ
京太郎「良い手というか……予想通りというか、希望通りというか……ポン」タンッ
胡桃「え、オカルト?」タンッ
トシ「十中八九そうだろうねぇ、いまいち確定させにくいけど……」タンッ
エイスリン「?」タンッ
京太郎「……よっし、俺の描いた未来通り、だな」フッ
トシ「ほう」
京太郎「ツモ! トイトイ、自風、ドラ2の……4000オール!」
トシ「ふむ……」
エイスリン「カイタ?」
京太郎「はい、ティーンと来たので……どーよこれ」
葵「綺麗な手だねー」
塞「モノクルが曇りっぱなしだったけど、いつ発動したの?」
トシ「たぶん他人が発動したタイミング、かね」
白望「……次、私」
胡桃「!?」
トシ「丁度良いね、京ちゃんがシロ相手に抜くかどうか」
塞「……っ」カァッ
白望「……私で、抜くの?」
京太郎「女の子が抜くとか言わない!」カァッ
豊音「抜くってなに塞ー!」
エイスリン「オシエテ!」
塞「やめて!」
白望「ん」タンッ
京太郎「……ロン! 立直のみで1000!」
トシ「またクズ手」
京太郎「先生までそんなこと」
塞「確かだからね、戦術性の無いクズ手はダメだと思う」
京太郎「酷いなぁ……」
白望「ん、なにか京から……」
トシ「どうしたんだい?」
白望「なんでも……」
京太郎「それじゃ……続けますか」スッ
トシ(少し、違う雰囲気だね……でもオカルトの条件がいまいちわかんないね、コピーとは違う、みたいだし)
京太郎「難しいっすね」タンッ
葵「そうなの、調子良さそうだけど」タンッ
トシ「そう見えても、そうじゃないみたいだね」タンッ
白望「……タンマ」スッ
塞(来た……シロって能力としてはかなり強力だよね)
エイスリン「マヨイガ?」
豊音「遠野物語だねっ!」
葵「ちょっと待て、麻雀だよこれ」
京太郎「葵さんは残念ですね、能力ないから」フフッ
葵「喧嘩なら買うよ! こいよ須賀! 牌なんて捨ててかかってこい!」
京太郎「野郎ぶっ殺してやらぁぁっ!」
トシ「立直棒両手で持って構えるのやめな」
白望「……これ」タンッ
京太郎「ちょっとタンマ……」
白望「?」
京太郎「これで」タンッ
葵「小瀬川さんの真似?」タンッ
トシ「真似、だったらおもしろいけどね」フッ
白望「?」タンッ
京太郎「ロン!」
白望「!」
胡桃「シロがあの後に和了られた!?」
豊音「京ちゃん超すごいよ!」
トシ「マヨイガ……迷った結果そのまま落ちたって感じかね」
京太郎「二盃口、タンヤオ、ドラ2、12000……ついでに立直棒もいただきますよ」フッ
葵「能力、かぁ」
トシ「うらやましいかい?」
葵「そりゃまぁ、うらやましくないっていったらうそになりますよ」
トシ「……合宿があれば、二人をしっかり鍛えないとね」
京太郎「合宿、俺も一緒に!」ガタッ
胡桃「近づかない方がいいよ」
塞「そ、そうだね……」
胡桃「塞?」
豊音「京ちゃんと二人でお泊りとかちょーうれしいよー」
葵「ちゃっかり二人にしない!」ビシッ
胡桃「私の台詞が!?」
トシ「まぁなにはともあれ……京ちゃんには一皮むけてもらわないとね」
白望「え……いや、全然気にしないから平気だよ、京?」
京太郎「ちゃうわ! ほうけっ……ってなに言わすんですか!? ていうか違いますから、意味が!」
葵「でも女の子は気にしないって言うけどね、男の子は気にするみたいだけど」
京太郎「そりゃ気にしますよ……ってだからこういう話を女の子としたくないんですけど」
塞(わ、私が一皮むいて……ふぁっ!?)カァッ
胡桃「むっつり」
葵「むっつりめ」
豊音「むっつりなの?」
塞「ちちち、全然違うから!」
とりあえずここまでってことで
下ネタ大目になってしまったけど愛さえあれば関係ないよね
合宿篇で京ちゃんを一皮むくのは誰になるのかって感じで
その前に県大会とかあるけれど
麻雀もちゃんと描写してきたいなと思いつつ、あんま上手く描写できる自信がない
初期段階で能力考えてる最中に和了れば相手が発情とかありかなーと思ったけど、なんかどっかで見たことあるしエロになってしまう
エロなんて書けるわけがないってことでちゃんとした能力に
それじゃまた近々更新するよーではまたー
オカルト持ちに直撃すると能力コピーできるとかその辺りかな。
豊音の能力6つあるらしいけど一度に一つなのか一度で全部なのかで話が変わってくるし、コピーはストックできるのか、一度使ったら消えるのかとか、いろいろ考察できそうで面白いな
おつー
塞が可愛すぎるんだが?
なんなの天使しかいないの?
てかヒッサ会長なのに男免疫ないのか……(困惑)
さて、深夜帯からのんびり投下開始ー
今回はちらっと過去話も、寝落ちしなきゃ
>>179
ギャグスレですけどそういうとこも結構頑張って考えたんで嬉しいっす
一応京ちゃんの能力とかの方もお楽しみにって感じで!
>>181
塞がエロすぎるんだが?(乱視)
>>183
男に免疫が無いっていうか、咲が男と仲良くしてるのにスゲーってなってる感じ?
免疫ないのは和ぐらい
京太郎「さて、ちょっくら飲み物買いに行ってきますけどなんかいります?」
葵「ん、コーヒー」
塞「私はお茶で綾鷹ね」
胡桃「さすが、私はドクターペッパー」
豊音「コーラ!」
エイスリン「ワタシモ!」
京太郎「ほいほい、トシさんは?」
トシ「私もかい? ありがとね、私も塞と同じで良いよ」
京太郎「それじゃ行ってきますっと」
ガチャッ バタンッ
塞「……私も行けば良かったかな」
トシ「練習に集中できるようにって結構気を使ってるからねぇあの子も……自分の練習をおろそかにしない程度に、ね」
葵「ですね、私もそこに関してはみんなには感謝してるけど」
胡桃「シロだけじゃなくて?」
葵「なんでそうなるのかな?」
ジャラジャラ
白望「そう言えばさ」
豊音「んー?」
白望「塞はいつから京のこと好きになったの?」
葵「」ドガッシャーン
エイスリン「アオイ!?」
胡桃(ロッカーに頭ぶつけた!?)
塞「……え、私が、京太郎のこと……?」
白望「うん、すぐ京太郎でスケベなこと考えるし」
塞「あれ、そういえば京太郎でそういうこと考えることが多いような……」
胡桃「認めちゃったよ」
塞「はっ! ちちち、違うから!」
白望「……無駄な気がするけど」
葵(修羅場じゃ! 今度こそ修羅場になる!)ガタガタ
トシ「ならないんだねぇ」
葵「なんで心読んだ!?」
胡桃「それじゃ、いつから良いと思うようになったの?」
塞「え、いやそんなこと……あ」
豊音「なにかあったのー?」
エイスリン「コイバナ!」
塞「いや、別に好きになったきっかけとじゃ……ない、んだけど……」
―――京太郎が入部してしばらく経った頃
塞「さってと、って先に来てるの誰かと思ったら京太郎……」
京太郎「あ、塞さんどうも」ニコッ
塞「どうしたの?」
京太郎「牌譜整理と、あと他校の情報をまとめたので」
塞「え、そんなこと、暇なときにやるのに……」
京太郎「いえ、それじゃみんなの練習時間減っちゃうし……結構役に立つんですよ、いろんな打ち方を見れるんで」
塞「……最初は、あんまりやる気なさそうだったのにね」
京太郎「一度のめりこむとそれ以外見えなくなるんです。それにやっぱり……三年生のみなさんにはもっと、高い場所に行ってほしいじゃないですか」ハハッ
塞「でも来年からは一人に」
京太郎「それは三年のみなさん便りっすよ!」グッ
塞「え?」
京太郎「みんなが上に行けばもっと人も集まるでしょ? 強豪校! なんて言われるようになればなおさらっす」
塞「……プ、アハハ、そんな確証もないことにそんなに頑張って」
京太郎「そんなもんです、中学の頃ハンドボールやってたんですけど、県大会で良いとこまで行けるぐらい良くなったんです。無名校が」
塞「へぇ、そのエースだったの?」
京太郎「まぁ、それが自慢だったんです……けどまぁ、目的だったモテモテ生活は無かったですけど」
塞「下心丸出し」フフッ
京太郎「でも、それでも良かったなって思えたんですよ。別に全国なんていけなくても……」
塞「うん」
京太郎「だから、俺きっとみなさんがどんな結果を残しても満足できる気がするんです。短くても俺、みんなのこと、好きっすから」ハハッ
塞「……そっか」
京太郎「でも、俺もやりますよ。できる限りは」
塞「そうだね、だから一人で抱え込まない。ほら私も手伝うから……他校のことは私たちも見ておいて損はないからね」
京太郎「ありがとうございます」
塞「ああ、それとさ」
京太郎「はい?」
塞「シロの胸とか見ない、あと豊音に抱き着かれた時とかデレデレしすぎだから」ジト
京太郎「あい、すみません」ズーン
塞「まったく、女の子ってそういう視線わかるんだから」
京太郎「あ、それじゃ……すみません」
塞「え?」
京太郎「塞さんのこと見てるのも、ばれちゃってますよね、あはは……」
塞「……っ!?」カァッ
京太郎「え?」
塞「……あぅぁ」マッカ
京太郎「……あ」
京太郎(言わなきゃ良かった)
塞「ってことがあったんだけど、いやでも違うよ、別にそれで京太郎が好きになったとか……そ、それがなんかこう、仲良くなるきっかけというか」
白望「のろけかな?」
胡桃「のろけだね」
エイスリン「ヒュー!」
豊音「良いなー」
葵(ん、つまり臼沢さんは見られるのはその時点で嫌じゃなかったわけで……たまげたなぁ、やっぱりむっつりじゃないか)
京太郎「ただいまっす!」
塞「うわぁっ!?」
京太郎「なんっすか?」
塞「ななな、なんでもないよ!」
白望「それと、あとなにがあったの?」
京太郎「え、なんの話してたんです?」
豊音「京ちゃんと塞ってどうして仲良くなったのかなーって」
京太郎「んー……ああ、毎日朝来て牌譜整理とかやってるからですかね?」
白望「ん、毎日?」
京太郎「たまに部活休みの日とかも、凄いですよね塞さん!」
豊音「ふーん」
塞「いや、そのね……ほら、みんなには休んで欲しいというか」
胡桃「部室に二人きりとか」
葵「やっぱりむっつりじゃないか」
塞「ち、違うから!むっつりじゃないから!」
京太郎「なんの話なんです?」
トシ「さぁね、若いって良いってことさ」
京太郎「おばあちゃん、長生きしてね……ってことでお茶どうぞ」
トシ「ご苦労さま」
京太郎「んー……麻雀って大変ですよね、捨て牌から相手の手牌を考えて自分の牌を考えて引く牌の確率を考えて」
胡桃「やっぱりパターンで覚えてくしかないね」
豊音「そうかなー? なんとなく打ってれば」
胡桃「豊音は特殊だからね」
京太郎「わかってます」
豊音「えー、京ちゃんと一緒が良いなぁー」
葵「そりゃ無理でしょ、そんなこと言ったら私小瀬川さんと一緒が」
京太郎「黙れレズ」
葵「新喜劇みたいな持ちネタにすんのやめない!? っていうか今タメ口だったな! 先輩相手にタメ口だったな!」
京太郎「気のせいですよやだなー」
胡桃「そうだよ」
葵「なにここ、味方がいない」
塞「っていうかさ?」
京太郎「ん?」
葵「?」
豊音「どうしたのー?」
塞「なんで胡桃は京太郎の膝の上に乗ってんの?」
葵「え、南三局の今更突っ込む?」
豊音「ハッ、そう言えば!」
葵「今更!?」
塞「修羅場だよ胡桃! 修羅場になるよ! 主に豊音とシロと私と胡桃で!」
葵(さりげなく自分を入れた、とうとう認めたってことね……)
トシ「若いねぇ」ノホホン
胡桃「……でもこの方が一番教えやすいし」
京太郎「まぁわかりやすいですよね、小声で色々教えてくれるし」
塞「うぅ……豊音は良いの!?」
豊音「ちょっとうらやましいけど、今度してもらおっと!」
京太郎(足を鍛えるか)
胡桃「ていうかしてもらったことぐらい塞だってあるでしょ、二人きりでいる時多いみたいだし」
塞「え、で、でも……」
白望「してもらってるんだ、へぇ」
塞「しまったぁ!」
葵(きっちりしてる風でさてはアホだな)
京太郎(まぁ塞さんを充電するより全然健全ですけどね……胡桃さんなら可愛いもんだ。ただ塞さんはヤバい、尻がヤバい……バレたことはないがマイサンがいつも)
塞(き、京太郎に充電してもらうとたまにその、当たるんだよね……でも、それが嬉しかったり……な、なんてことはない!)
塞「と、ともかく……外じゃやらないように」ストン
京太郎「外で胡桃さんを膝に乗せたら俺捕まりそうですしね」
エイスリン「……あ~」ナットク
胡桃「凄い流暢に納得された!?」
葵(まぁそれはしょうがない、金髪長身の不良が幼女誘拐してるようにしか見えないもんねぇ)
京太郎「まぁでも、確かに高3のお姉さんを膝に乗せるのは俺としても良くないかも、ですかね……うん、健全じゃない」
胡桃(お姉さん!?)パァッ
トシ「このままじゃあんたもダメになるけど」ボソッ
塞「はっ! 別に良いんじゃないかな!」
京太郎「え?」
塞「部室なら誰も咎めないしね、ほら胡桃してもらいな!」
胡桃「え、なに急に」
塞(だ、だって京太郎にもう充電してもらえなくなるかもしれないし……って、私はそんなにしてもらいたい!?)
豊音「じゃあ次私ー!」
エイスリン「ワタシモ!」
白望「ん、それじゃ私も」スクッ
京太郎「シロさんが自分で動いた!?」
葵「さぁ小瀬川さん、私の膝に!」
胡桃「やっぱり」
葵「レズじゃない!」
トシ「それじゃ気を付けて帰るんだよ」
塞「はい、それじゃ帰ろうか」
葵「だね」
白望「んー」
トシ「ああ、京ちゃんと豊音はちょっと残ってくれるかい?」
京太郎「はい?」
豊音「?」
トシ「少しね、京ちゃんに関して少しだけ知っておきたいのと……それに豊音にも付き合ってもらわないと」
京太郎(なんだ?)
―――部室に戻った三人が卓を囲む
トシ「とりあえず三麻でいいかい?」
京太郎「俺は構わないんですけど、どうしてまた」
トシ「豊音、友引か先負だけでお願いできるかい?」
豊音「はいっ! よぉし、負けないよー!」
京太郎「はい、俺も負けませんよ!」
トシ(さて、私の推測が当たってるかどうか、だねぇ……)
京太郎「さて、立直です!」タンッ
トシ「ほう……」
豊音「追っかけるけどー」タンッ
京太郎「通りません……ロン、立直一発平和ドラドラ、8000!」
豊音「えー!?」
京太郎「いただきです」フッ
トシ「……まずは一太刀ってとこかい」
京太郎「?」
トシ「いや、たまにはシリアスモードで行かせてもらうよ」フッ
京太郎「っ!」
豊音「いまの……」
京太郎(背筋に妙な感覚、トシさんか……?)
トシ「次は間違いなく和了られるね……豊音、この対局が終わったら赤口を出してもらえるかい?」
豊音「え、はい……?」
京太郎(赤口、まだ見てない、な……)
豊音「じゃあ、これ!」
京太郎「ロン、一盃口、ドラ2!」
豊音「えー……」
トシ(二回目の上がりだけど、京ちゃんの方に赤はないか……)
京太郎「ふぅ、あー、でも負けか」
豊音「でもデジタル打ちもちょーうまくなったよー?」
京太郎「豊音さんにそう言ってもらうと嬉しいっすよ」ニコッ
豊音「えへへ」
トシ「よし、ありがとうね二人とも大体はわかったよ」
京太郎「わかったって?」
トシ「あんたはまだ未完成ってことさ」
京太郎「唐突!?」
トシ「でも、それだけ伸び代がある。豊音も手伝ってやってね」
豊音「はいっ! 京ちゃんのためならなんでもするよー!」
京太郎(ん、今なんでもって……いや落ち着け京太郎!)
トシ「それじゃ帰るかね、豊音は私が送って行こうか?」
京太郎「いえ、トシさんも忙しいでしょうし俺が送っていきますよ」
トシ「……送り狼にならないようにね」フッ
京太郎「なりませんよ!」
豊音「京ちゃん狼さんだったの?」
京太郎「違います! ……っていうと若干嘘になるっていうか」
豊音「え、食べられるのはちょっと……あ、でも京ちゃんがお腹空いてたら困るしぃ」
京太郎(ああもう純粋っていうか、ていうか豊音さんを食べるとかちょっと想像したらヤバい)
豊音「どうしようぉ」ウルッ
京太郎「マジで狼になるんでやめましょう、行きましょう早く、一刻も早く!」
豊音「?」
京太郎「可愛いなちくしょう!」
豊音「えっ、か、可愛いなんてー、恥ずかしいっていうかぁ」カァッ
京太郎(あー、癒される)
限界、眠い、ここまででー
なんか入れて欲しい小話とかあったら書いてくれれば入れられたら入れたりとかもするかもー
あと宮守だけじゃなく他校も絡んだりするかも、阿知賀とか永水とか
まぁあくまで宮守メインですんでそこはご了承いただければ
次の投下も近々できれば、ではまたー
乙ー
永水や阿知賀と交流なんておもち祭りの予感しかしねぇ!(一部のひんぬーから目を背けながら
あの腰で充電するならアンテナ勃ちますよね……
しかしこの空間、マイナスイオンで満ちてますわ
ぶと思ったけど京太郎の能力が送り狼とかだったら笑う
本人はこんなに自制してるのに麻雀では遠慮なく食べちゃってるとか
いまこそ私の働く時! ってことでのっそり昼間からのっそり再開ー
フレシアの蠱惑魔ってなんでしょうねぇ、デッキからトラップとか……9期は異常、はっきりわかんだね
銀河眼使いとしては憤死不可避のデッキから奈落
>>199
ロリは貧乳で当然だから……(ユキから目を逸らしながら)
>>201
マイナスイオンってなんだ(哲学)
>>202
まぁ結構真面目な感じになってますねー
ガッツリ真面目にやってくので人が去る可能性も然り
―――6月第一週・岩手
トシ「さて、個人戦だね」
京太郎「うっす」
トシ「あの子たちの団体戦はほとんど能力無しで上がれたし……圧勝、こっちは眼を付けられてること間違いなしだよ。個人戦はあっちも大変さ」
京太郎「ですね……」グッ
トシ「……寂しいかい?」ニヤリ
京太郎「まぁ、みなさんが頑張ってるんですから俺だって努力は止めませんよ」フッ
トシ「そうかい、なら」
京太郎「?」
トシ「あたしが応援しててあげるから行ってきな、大丈夫……あんたは頑張った」ポン
京太郎「……うっす!」
トシ(さて、あとは運次第だね……)
京太郎(岩手の男子麻雀人口はそれほど多くない。なら―――)
男子1「宮守、女子の団体戦一位か」
男子2「さて、お手並み拝見だな」
男子3「泡沫の夢と消えよ」フッ
京太郎(速攻で決めみんなの応援にッ―――!!)
トシ「さて、どう転ぶか……」
???「あいつがあんたの目のつけた?」
トシ「そうだね、男子期待の新人といきたいけど……大沼、あんたにとってこれはどうだい?」
秋一郎「まだわからないな、こっからさ……こっから」
京太郎「ツモ!」
男子1「くっ」
男子2「だがまだ」
男子3「流れが……変わった……!」
京太郎「タンヤオのみ!」ズェェェンッ
男子1(なんだこいつ、ただのデジタル!? 宮守はデジタルながらも時々オカルト的なことをやってたぞ!)
男子2(だがこいつの打ち方、効率的に点数を稼ぎつつ速攻で終わらせる!)
男子3(言わば『瞬撃の死神』か……その打ち筋は正しく夢を刈り取る、いやそれじゃバクじゃ)
京太郎「ふぅ、ツモ……立直一発二盃口ドラ1、8000!」
トシ「とりあえず一回戦突破、ずいぶんなスピードだね……こりゃ期待できるけどこっからが大変か」
秋一郎「そうでもないな、この対局が終わればあとはあのデジタルの出来なら勝てる……だけど、そんなもんか?」
トシ「ん?」
秋一郎「ただのデジタルならどうにでもなんぞ」
トシ「予選で出番は無さそうだけど、それが幸いってことかもね」
秋一郎「……来るんじゃなかった」
トシ「だから県予選は来なくて良いって言ったじゃないか、そんなにあの子が気になったのかい?」
秋一郎「そりゃ期待の男子と聞けばなぁ」フム
京太郎「!」フリフリ
トシ「フフッ」フリフリ
秋一郎「……孫か」
トシ「みたいなもん、かね」フッ
―――昼
京太郎「お、いたいた」
トシ「ん、みんな集合してるみたいだね」
京太郎「お待たせっす!」
豊音「あ、京ちゃん!」ギュッ
京太郎「うおっ、俺汗臭くないっすか?」
豊音「んー?」クンクン
塞「豊音、うらやま……はしたないよ」
豊音「良い匂いだよー」ギュゥッ
京太郎「いつになく抱き着きますね、ファミレスだってこと忘れないように」
豊音「でも京ちゃん分が足りないんだよぉー」ギュゥッ
エイスリン「ワタシモ!」ギュッ
京太郎(あー、これが天国かぁ!)パァッ
トシ「さて、座りな」
京太郎「ですね」
塞「どうぞ」スッ
京太郎「どうも」ニコッ
葵(さりげなく隣を取るとは……したたかだ)
白望「んー」スッ
葵(早い!? 小瀬川さんが早い!?)
胡桃「私にはいまいちわからないんだよね」ボソッ
葵「私もだよ」ボソッ
京太郎「さて、女子の個人戦は……ポイント制でしたっけ?」
葵「そうだね今のところ1位が姉帯ちゃんで、2位が臼沢さん、3位が小瀬川さんで4位が鹿倉さん、次いでウィッシュアートさんと私」
京太郎「上位独占ですか」
トシ「ポイント制にするなら男子も今のとこ京ちゃんが圧倒だよ、問題無さげだね」
京太郎「このままいけば、ですけどね」
白望「不安?」
京太郎「なんだか嫌な感じがするんですよねぇ」
京太郎「てか妬みの視線が凄いんですよね」
葵「妬み?」
京太郎「ほら、葵さん含めてみんな一応優勝後にちょっとしたインタビューみたいのがあったでしょ?」
白望「んー? ダルかったから」
塞「あったよね、全員一言ずつじゃないけど色々聞かれたし」
京太郎「その時に、なんていったか覚えてます?」
胡桃「……豊音とエイちゃんが京太郎の話してた」
京太郎「それです」
塞「ああ……」
―――数日前
女性「では、宮守高校初出場県予選突破おめでとうございます!」
塞「あ、ありがとうございます!」
女性「部員は7人と聞きましたが、やはり顧問の方が元監督ということもあるのでしょうか?」
塞「はい、教え方も上手くて、それに私たち五人を支えてくれた……彼女や彼には」
女性「宇夫方葵さんと唯一の男子部員である須賀京太郎くんですね」
葵「あ、えと……まぁ支えたってほどでも無いんですけど、どちからというと須賀君の方が」
女性「ほぉ、唯一の男子部員たる須賀京太郎君とも仲がよろしいんですね」
塞「はい、うちの部員はみんな仲良しで」
女性「ではその友情が勝利の秘訣と」
豊音「愛だよ!」
女性「なぜそこで愛!?」
豊音「京ちゃんと私の愛!」
エイスリン「ラブパワー!」
塞「あっ、ずるい! 私だって京太郎の作ってくれたお菓子試合前に食べ」
女性「以上、岩手の県予選からでした!」
葵「でもあれって臼沢さんも」
塞「やめてぇ、家で弄り倒されたんだからぁっ……」
京太郎「こっちが止めてほしかったですけどね」
豊音「えぇっ!」ウルッ
エイスリン「イヤ?」ウルッ
京太郎「好意は嬉しいですよ! ただね! 色々ね!」
葵「まぁ、つまりこんなかわいい子たちの好意を受けてる京太郎に妬みが集中すると」
胡桃「当然だね」
白望「……ネットじゃ京太郎の酒池肉林と」
京太郎「いや、色々とマズイ」
塞「ま、まぁ人の噂も75日ってことで」
京太郎「いや、それすでいインハイ始まっちゃってますから、マズイっすから」
豊音「そうかなー?」
京太郎「そうですよ」
葵「小瀬川さんみたいに可愛い人の好意を受けてるんだから妬まれるのも当然だよねぇ?」
京太郎「やっぱりレズじゃないか」
胡桃「またレズか、壊れるなぁ」
葵「絶対テレビの前で言うなよ! 絶対言うなよ! 勘違いが加速されるから!」
京太郎(本当に勘違いなのか?)
葵(本当に勘違いなんだけど……でもこのレズって言われる役をおいしく思ってる私がいる。くっ、完全に調教の成果!)
トシ「あきないねぇ、あんたたちを見てると」
豊音「飽きさせないよー、今年の夏は!」
塞「……だね」フフッ
―――長野
久「……という噂が出回ってるらしいわよ? あと映像」
咲「あー、まったく京ちゃんは」クスッ
優希「良いのか咲ちゃん?」
咲「え、なんで?」
まこ「早い話がおんしの男じゃないのかーって話じゃ」
咲「まさかぁ、前も言いましたけど京ちゃんと私はそういうのじゃないですって、腐れ縁ではありましたけど」
久「えー、おもしろくないとかないの? ほら、これを機に分の想いに自覚みたいな」
咲「……ないですね、そんなこと」
和「そうです、まだ高校生ですよ。そんな恋愛とかオカルトは」
優希「のどちゃんは恋愛できんじぇ」
和「恋愛など粘膜が作り出す幻想に」
久「えー、つまんない! コイバナさせなさいよ咲!」
咲「なんもありませんよ、そもそも男の子なんてすぐ胸の大きい子ばっか見るんですから……ホント京ちゃんはスケベで、あれ、なんでモテたんだろう?」
和「男怖い」
優希「のどちゃんェ……」
まこ「ともかく、午後の個人戦も頑張るぞー」
―――男子決勝戦
京太郎(ああ、確かにおかしい感覚がする……これは、間違いなく支配系か)
男子C(嘘だろ、なんだよこれ……)
男子B(これ、去年の女子の天江衣みたいな……?)
男子A「ほら、早く打てよ」
京太郎「……中途半端だな」ボソッ
男子A「ん?」
京太郎「いや、やっぱ男子ってレベルが低いって問題になってるじゃないか?」
男子B(なんだこいつ、突然……)
京太郎「そうだと、思うよ。俺も結構ショックだけどさ……間違いなくここに来るまでの中でお前は最強だ」
男子A「お前、かっこよくないぞ?」
京太郎「そうか? まぁ確かにお前の方がかっこいいかもな、卓を支配して不敵に笑ってて、憧れるぜ」
男子C(おかしくなったのか?)
京太郎「だけどさ」
男子A「ん?」
京太郎「かっこ悪くても、勝つんだよ……かっこ悪くても俺を応援してくれる女の子たちがいるんだから」スッ
トシ(解析完了ってとこだね、あとは相手を、斬りな……!)
京太郎「さて」ジャキッ
京太郎「ツモ! タンヤオのみ!」
〈二、 r=:、
}ニニヽ /ニニ∧
|ニニリ /ニニニニニ∧
_,.斗:≦ニニ≧s、 ,.イニニ=-‐─一
∨ニニニニニニニ=* ィメ≠´
____,,...≠|ニニト.ニニニj{ニニニレ≦ニニニニニニヽ
マニニ{,.ィ|ニニレニニニj{ニニニニニ=ニニ㌣⌒ー'^
iニニ㌘|ニニrヲニニj{ニニニ「 ∨ニニヽ
!ニニⅦニ爻二ニj{ニニニ| |ニニニ7
マニ-マニニr_'^~‐:.,ニニニ| |ニニニi
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∨ニニニ=- '^|ニニ| ,ニニノ jニニニ|
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∨二{ Ⅷニニ、
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'|、 . / .ヽ-‐'" ̄ ̄゛ Z二 ..,,_. `'!=;;- ..、
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l, .l.゙i / /' ̄ ̄ ̄''''ー ,,, ゙'`-二 ゙゙'ヘ、
! .'l. 、 | ! / / `''ー、、 .`゙''ミ..,,, ゙''-、
|,│ |l ! .゛ l゙ `'-、. `'-,゙゙“'ー `'
l ! l.! ! │ `''-、 `''そ_
..l| |.!│ l \ て \
゙! |.l.| ! \. \ `
| .l │ \ \ ゙!i、
|, , .| l \. \ .゙ !-,
ll, .l.l、 | | \ ゙'、 ヽ\
l.l ト l.! l .| l \'、 .ム,.゙‐
l.ヽ| l .l レl,| l ヽヽ . lゝ
! .l. ! リ l ヽヽ ヽ
! l l l ゙.ミ.
.|, .!、 l l ミ
l `'- 、 |, ゙l、 ゙ヽ
'ト、 .亅 .l,.l l ヽ
ヽ |! リl、 ヽ
l. l .l.lL ヽ
l .| .! l|、 ヽ
l .! .! !li ヽ
l.! ! .l ヽ
ll │ ヽ
リ l ヽ
il ヽ
リ ヽ
| ヽ
男子A「ぬっ!?」
男子B「なっ、クズ手!?」
男子C「だけど、ここで和了れたっ!?」
男子A(なんだ、おかしかった、確かに……!)
京太郎「さて、ここからは俺のステージだ! カッコいいとこ、存分に見せてやろうじゃないか」ビシッ
男子A(こいつっ……!)
男子B(タンヤオのみ上がっただけでこいつなにを?)
男子C(なんだ、悪寒が……)
トシ(あとは、その刃毀れした剣を振るうだけだね京ちゃん……決着はついた、かね)
京太郎「通らば……立直!」
男子A(なんだこれ、和了れない……これは、俺の支配!)
男子B(変わらないけど、アイツも和了れてない?)
男子C(むしろ、悪寒は須賀の方から……)
京太郎(勝てりゃ良い、とりあえずは……俺はあの人たちと一緒に行きたいんだよ。全国に……)チラッ
トシ(ああ、自分の腕を信じな、あんたの剣の切れ味は、私が保証してやる)
男子A(捨て牌、どれだ……どれが正しい? くそ、わからない。相手を支配し大体を察して打つばかりだった、なのに!)タンッ
京太郎「オカルトに頼りすぎたな、コーチがどうだったのか知らないが……俺のコーチの足元にも及ばない」
男子A「なっ」
京太郎「……ロン!」
男子A「っ!?」
京太郎「立直、一発、小三元、白、中、対々和、ドラ3……」
男子B(白でドラ3……)
京太郎「裏……」スッ
男子C(まさか、こいつ……“偶然引き当てた”のかよ、ここで!)
京太郎「裏は発……裏3だ」
男子A「数え、役満……だとぉ!?」ガタッ
京太郎「……これはさすがに“運が良かっただけ”……だな」ハハッ
トシ(ああそうだね。何かが呼んでるんだろう、あんたをさ)
男子A「俺が、ハコ割れ……」
京太郎「ふぅ……ありがとうございました!」バッ
男子B「俺たちの夏も、ここまでかぁ」
男子C「ははっ……ちくしょぅ」
男子A「負けた、俺が負けた……負けた……」
京太郎(この人たちの夢を踏みにじって、行くぜ……)
京太郎「俺の戦いはこれからだ!」
男子B「打ち切り!?」
とりあえずこんなんで、次回は女子個人戦ということですが軽くやる程度で
京ちゃんの厨二的な能力でワクワク(黒歴史)を思い出すんだ
ちなみに京ちゃんの厨二的な台詞は全国放送されることになるんだな
とりあえずここらへんが終われば彼女たちと出会う!
できれば短期間にポロポロ投下できればなと思ったり
今回は女の子たちとイチャイチャとかより麻雀となってしもうた
もっといちゃつかせなきゃ(使命感)
では、またー
乙ー
この京ちゃんには変な二つ名付きそうだな
さて、せっかくだしはじめるしかないなぁ!
エイちゃんの誕生日だし、フレシアの蠱惑魔当たったし
>>226
それでいこう(名案)
京太郎「トシさん早く!」
トシ「はいはい、なにも結果は逃げないよ」
京太郎「試合中ですから!」
バンッ
京太郎「おっもうラストですね、モニターが映してるのも一つだけです」
トシ「だね……さて、南四局で葵とシロと胡桃とエイスリンかい」
京太郎「身内対決ですか……」
トシ「どうなるか」
葵『ひっ!?』
京太郎「え?」
トシ「ん?」
塞『どうしたの?』
胡桃『?』
エイスリン『テハイ?』
葵『て……天和』ジャラッ
京太郎「」
塞胡エ『』
×トシ「だね……さて、南四局で葵とシロと胡桃とエイスリンかい」
〇トシ「だね……さて、南四局で葵と塞と胡桃とエイスリンかい」
京太郎「あ、あ、あ、……葵さぁぁぁぁんっ!!?」
トシ「こりゃお祓いにでも行くかい?」
京太郎「とりあえずお守り買ってきます!」
トシ(個人戦優勝インタビュー放ったら貸して来たわりに余裕あるねぇ……さて、個人戦上位三人はどうなるか)
葵『どどど、どうしよう!』
塞『こここ、こんなオカルト』ガクガク
胡桃『』
エイスリン『オーマイガッ! オーマイガッ!』
トシ「……ちょっと落ち着きなよ」ハァ
京太郎「お、お守り買ってきました!」
トシ「はいご苦労さま、このあとは表彰式とかあるけど……あんたは自分のとこに戻りな、あとで一緒に学校戻ろうか」
京太郎「りょ、了解です」
トシ「……まぁ天和ぐらい、いややっぱヤバいかもね」
京太郎「ファ!?」
トシ「なんとかなるだろ、とりあえずインタビューは受けてきな、しっかり宮守高校の人間としてね」
京太郎「あ、了解です!」
トシ(さて、こっから有名になるよ。オカルトに通じてる人間なら特にね……)フフッ
男「ということで、個人戦優勝の宮守高校所属、須賀京太郎くんです!」
京太郎「あはは、どうも」ペコ
男「最後の逆転劇は目を見張る者でしたね、まさか数え役満とは……今回の予選で役満を和了ったのは須賀君だけのようです」
京太郎「まぁ、裏ドラとかに関しては運も良いとこですからね。競技麻雀ならダメですし」
男「そのようですが、やはりみなさんが知りたいのは宮守高校麻雀部の女子生徒とのうわさです!」
京太郎「ドストレートに聞くの!?」
男「いやそりゃ、まさか優勝するとも思ってませんでしたが、マークされながらも勝つのは本当に見事でした……で、それは置いといて」
京太郎「置いといてって言ったろ! 今言ったな!?」
男「ほら、視聴者が知りたいのは誰が本命かで」
京太郎「本命とかじゃなくて、みんな友達ですから!」
男「でもラブパワーって、同じ部活のAさんの情報によると、四人からは確実に好意を寄せられてるとか」
京太郎(お守り代は請求しよう……!)
男「で、それについても」
京太郎「い、インターハイで優勝したら思い人をカメラの前で伝えるんだ」キリッ
男「聞きましたよ!確かに聞きましたからね!では負けたら切腹ですね!」
京太郎「どこの弟だ!懐かしいな!」
男「さて、ではみなさん、今後も彼の活躍をお楽しみにー!」
京太郎「嘘だよ! 俺はフリーだ! 俺はァ!」
―――宮守高校麻雀部部室
葵「いや、なんでこうなった……」
京太郎「それは同感なんですが」
トシ「なにがだい?」
京太郎「わかってるでしょーに」
トシ「フフっ、まぁね……せっかくだ、京太郎も無事個人戦全国大会出場なんだしあんたも出ときな」
葵「……なぜ、こんなことに」
京太郎「あはは、が……頑張りましょ?」
-岩手県個人戦代表-
1位 宮守高校 姉帯豊音
2位 宮守高校 宇夫方葵
3位 宮守高校 臼沢塞
トシ「問題は葵の天和と」
葵「え、そんなに問題ですか?」
京太郎「しっかり送っていきますからね」キリッ
葵「あ、うん……え?」
エイスリン「アオイ……」グスッ
葵「なに、私死ぬの?」
白望「うん」
葵「え」
トシ「……京ちゃんだね」
京太郎「え、俺っすか? インタビューなにかマズイですか?」
胡桃「マズイとこだらけでしょ!」ビシッ
豊音「そうだよー」
白望「彼女、全員って答えれば良かったのに」
京太郎「そんなことしたら刺されますよ!」
葵(もう刺されてもおかしくないんだよなぁ)
塞「そ、そうだよね……ゆ、優勝したら誰が好きか言うって」
京太郎「できるかぁ!」
トシ「おや、できるようにするんだよ?」
京太郎「えっ」
トシ「さて、合宿の件なんかも話しておこうか」フッ
トシ「みんなでの合宿はちょっと離れたとこの旅館だね」
京太郎「そこで三日三晩地獄のような修行が!」
豊音「地獄の特訓! ちょーつよくなりそうだよー!」
塞「地獄の特訓って、麻雀でどうやるの」フフッ
豊音「えっと、ランニングマシーンのついた雀卓とか!」
胡桃「確かにメンドくさい!」
白望「!?」
京太郎「えっと、それはともかく泊まりですよね、俺も言って良いんですか?」
トシ「むしろ京ちゃんと葵の強化をメインにするつもりだからね、その過程でみんなも強くなるだろうし」
塞「日にちは?」
トシ「2泊3日だね、もちろん京ちゃんも行くけど異存はないかい?」
豊音「もちろんだよー、同じ部屋かなー?」
京太郎「それはダメです、襲っちゃうので」
エイスリン「ファ!?」カァッ
白望「じゃあ同じ部屋で」
京太郎「え!?」
葵(ストレートに言えば引くと思ったね……)
トシ「ま、とりあえず別々の」
塞(京太郎と同じ部屋、同じ部屋……お、お風呂上りでバスローブ姿の京太郎に押し倒されたりとか……!)
塞「だ、ダメだよ京太郎! まだ早いって!」
京太郎「なにが突然!?」
葵(むっつりだ)
―――帰り道
京太郎「奇しくも全員が全国の舞台で戦うことになりましたね」アハハ
葵「本当だよ、奇妙な運命っていうか……運命って本当に」
塞「オカルトじゃなかったみたいだしね、モノクル曇らなかったし」
京太郎「……俺は、完全にオカルト頼みでしたけどね」
葵「それも実力だとは思うけどね、そーでもなきゃ勝てなかった相手なんでしょ?」
京太郎「はい、支配系の……どこかの強い人の下位互換ぐらいだったんですけど」
塞「そっか、やっぱり必要かぁ……京太郎の能力はわかってないんだよね、たぶん単一相手の能力みたいだけど」
京太郎「はい、今回の相手を聴牌止まりにさせる能力で、自分が多少和了りやすいとかですかね……なんとなく理解してから、支配が緩んだ気がしてその隙に和了ったんですけど」
塞「へぇ、相手に隙を作る能力、とかかな?」
京太郎「条件は相手の能力の理解、とかですか?」ムムッ
葵「いや、その前に能力って……」
塞「それじゃ私はここで……あ、京太郎お茶でも」
京太郎「いや大丈夫ですよ、また今度上がらせてもらいます」ニコッ
塞「そ、そっか……うん、それじゃあね」
京太郎「はい」
塞「それと葵……」
葵「なんもないでしょ、100%……120%ね!」
京太郎「そんなに言わなくても」
塞「まぁわかってるけどさ、それじゃあまたね!」
葵「……え、完全にからかわれた! いつも突っ込み役をやる側にからかわれた!」
京太郎「良いですから早く帰りましょ? 死にますよ?」
葵「そんなに!?」
葵「まぁここだから、上がってく?」
京太郎「いや、塞さんの断って葵さんの家に上がってくのはね」
葵「まぁそっか……」
京太郎「葵さん」
葵「ん?」
京太郎「……自信、持っていいと思いますよ」
葵「……は、はぁ?」
京太郎「まぁ豊音さんたちほどとは言いませんけど、そこそこ強いんですから」
葵「ぷっ……それ、褒めてるの?」
京太郎「まぁそれなりに……だから自信を持って、全国の舞台に行きましょう。一緒に!」
葵「うん、小瀬川さんと一緒に!」グッ
京太郎(このガチレズ……)
葵「でも、まぁそのさ……」モジモジ
京太郎「はい?」
葵「ありがと、京太郎……!」ダッ ガチャッ バタンッ
京太郎(な、なんだ……今の)
こんなもんで
合宿やらの話もありつつ、色々小話も入れつつ、京ちゃんの能力の話も入れつつ
エイちゃん誕生日だったのにあまり出番を上げれなかった
まぁメイン回もいずれ来るからその時にでも
ではまたー
そろそろ再開しようと思いつつ
シノハユ四巻の台風怖がるリチャかわいすぎませんかねぇ
それとリチャと質屋やけにホモホモしい、と思うもリチャはシノチャーにラッキースケベしたり、閑無とちょっと親しげだったり、編集長っていう新しい相手も見つかったし
これはリチャ総受け来んで、需要はあるし、リチャ総受けブーム来るぞー
―――1週間後
京太郎「ここが合宿所!」
豊音「これより行われる地獄の特訓!」
エイスリン「モチ点ゴトニ、チをヌカレル!」
塞「なにそのおびただしいまでの生々しいルール!?」
葵「若干日本語上手くなってるし」
エイスリン「キョウタロウに、オシエテ、モラッタ!」カキカキ バッ
白望「ん……京太郎のうちで二人、やるね」
胡桃「不健全!」
京太郎「天使にやらしいことなんてするわけないだろ、いい加減にしろ!」
塞「前から思ってたんだけど京太郎ってエイスリンさんと豊音に甘いよね」
京太郎「無邪気さに勝てない」ガクッ
トシ「……なにやってんだい」ハァ
京太郎「ああ、トシさん」
トシ「さて、休みである今日から三日間はここで麻雀漬けだよ。準備は良いね」
豊音「もっちろん!」
エイスリン「オマカセナスッテ!」
白望「んー……任せた」
京太郎「シロさんもやるんですよ……ちなみに毎日早朝ランニングを入れ」
白望「!?」
胡桃「珍しいね、あんなにショック受けるシロ」
塞「うん、一年に一回見れるか見れないかだよ」
葵「ぐぬぬ、須賀ァ……!」
塞「……やっぱりレ」
葵「ズじゃない!」
胡桃(早い!)
―――部屋
トシ「とりあえずこの大広間をあんたたちが使ってね、隣をあたしと京ちゃんが使うから」
胡桃「しっかり別にしてる教師の鑑」
トシ「普通だよ、さて雀卓も借りたし打ち始めよっか……二つ用意したし4・4で別れるのが一番だろうけど」
京太郎「じゃあ俺と葵さんは別れますか、そっちのがお互いの成長になりそうですし」
葵「癒えてる、私と須賀じゃぁ……デジタルなら殴り合いになるからね」
トシ「なら葵と私とエイスリンと豊音で打とうか」
京太郎「それじゃ俺とシロさんと塞さんと胡桃さんで」
トシ「それじゃ、お昼までやったら昼御飯買いに行って交代かね」
京太郎「ですね。それじゃ―――決闘<デュエル>開始ィ!」
塞「このサイコロを制した者が先行を制す! 私の先行!」
胡桃「……塞?」
塞「あっ、こ、これは違うから!」カァッ
白望「……あざとい」
塞「違うって!」
京太郎「そう言えば色々調べてみましたけど、やっぱり臨海はかなり強豪ですね。オカルト持ち多めっていうかオカルトっぽいのばっかですけど」タンッ
塞「え、全部調べたの?」タンッ
京太郎「強豪とかだけです。今年はじめてとか、久しぶりに全国にーとかの高校は調べてませんよ」ハハッ
胡桃「わざわざ?」タンッ
京太郎「みんなには、勝ってほしいじゃないですか」フッ
白望「……そういうとこ、良いけど良くないよね」タンッ
京太郎「えー、なんですかそれ」タンッ
塞「あはは、言いたいことがわからないでも……ないんだよね」タンッ
胡桃「まぁ、ありがと……」プイッ タンッ
京太郎「おお、貴重なツンデレ」
白望「だね」タンッ
胡桃「ツンデレじゃない!」
京太郎「まぁそれで……何人か目をつけたんですけど」スッ
塞「へぇ、どんな感じ?」
京太郎「っと、その前に……! ツモ、面前、清一色、一盃口、ドラ2! 4000・8000!」ダンッ
塞「うわ、大きい」
胡桃「最近はそういう手も使う用になったね」
白望「いざってなったらタンヤオのみとか言うけど」
京太郎「良いんです、これが俺の打ち方ですから……油断させてドデカイのをもらうってのが」フフッ
胡桃「小賢しいね」
京太郎「戦術家なんです!」
塞「さて、連荘はさせないけどね」
京太郎「フッフッフッ、俺の速攻は豊音さんぐらいしか破れませんよ……!」
京太郎「臨海はオカルトを持っていないのがハオ・ホェイユーで、ネリー・ヴィルサラーゼの方は能力発動の兆しすら見せません」タンッ
塞「それは持ってないってことじゃ?」タンッ
京太郎「違いますね、なんだか隠してる顔してるんですよ」
胡桃「顔って」タンッ
白望「ん」タンッ
京太郎「どんな敵であっても豊音さんなら大丈夫だと思うんですが、雀明華……彼女は自風牌で上がることが多いみたいです。良く見てればほとんど自風牌が入ってます」タンッ
塞「しっかり選手の映像を見てるんだ」タンッ
京太郎「はい、じっくりと……」
胡桃「偉い!」ニコッ タンッ
白望「んー、ダルくて無理」タンッ
京太郎「そして辻垣内智葉さん、彼女はおそらく封印してる……もったいない」タンッ
塞「え?」
京太郎「ああいえ、あの人は打ち方が相手によって違うみたいです。オカルトでないように見えてオカルトですよあれ」
塞「……いやぁ、頭上がんないわ」タンッ
京太郎「言い過ぎです、メガンダヴァンさんですが彼女は早打ちが得意なようですから……塞さん気を付けてくださいね」
塞「早いの相手は慣れてるから」フフッ
京太郎「俺のことっすか?」
塞(……あれ、京太郎、早い……で、でも私わかんないし、どんぐらいが早いとかっ!)カァッ
塞「だ、大丈夫だからね京太郎!」
京太郎「なんの話?」
胡桃(むっつりめ)タンッ
白望(また変なこと考えてた……)タンッ
京太郎「まぁそんな感じで臨海は……他にも個人個人でヤバそうな相手なら……立直!」タンッ
塞「へー、ロン」
京太郎「にゃにぃ!?」
塞「……対々和、小三元、ドラ4で16000!」
京太郎「うわ」
胡桃「誰が速攻だって?」
京太郎「ここぞとばかりに追い打ち!」
白望「んーおしかった」
京太郎「はぁ、ともかく有珠山高校の真屋由暉子、彼女には注意してください」
塞「どうしてまた? っていうか有珠山って聞いたこともないのに、そんなところに注意を?」
京太郎「本気になる時、左手を使うんです」
胡桃「へー、左手使う雀士なんて珍しい」
京太郎「ええ、左手の封印を……解くんです」
塞「……ぐぅっ!?」ガクッ
胡桃「塞!?」
塞「あーやめて! 私の封印されていた過去がぁ!」
京太郎「そうです、そして彼女は副将」
塞「うわぁぁっ!」
京太郎「そう、彼女の封印を塞さんが塞……ぐふっ!」ガクッ
胡桃「こっちも!?」
白望「黒歴史……」
有珠山も今年初めてなのでは
京太郎「他には、名門姫松の先方、上重漫さんのオカルトも」タンッ
塞「とりあえずオカルトを調べてきたってことね」タンッ
京太郎「はい、強力と言えば強力……ただし解析すれば、対処のしようがありますからね。デジタルの方が厄介かも」
胡桃「雀士みたい!」タンッ
京太郎「雀士ですよ? これでも全国行く」
白望「ん、それでその先鋒は?」タンッ
京太郎「ええ、爆発力です。毎回ってわけじゃないんですが試合によっては超火力で吹き飛ばす。まさにそんな感じです」タンッ
塞「比喩的な表現だね」タンッ
京太郎「まぁ、見ている限りは牌が上に偏ってるみたいなんですよね、789……そこらに」
胡桃「良く見てるね」タンッ
白望「一応、気にしとく」タンッ
京太郎「個人的には永水をかなり見たんですけどいまいち能力がはっきりしないんですよね。ていうかほとんど使ってないみたいなんですけど……神代小蒔さんもいまいち安定した牌譜してなかったし」ムムッ タンッ
塞「大丈夫、しっかり寝てる?」タンッ
京太郎「まぁ寝る前に少し確認というか……良い夢見れたらなと」ボソッ
胡桃「ん?」タンッ
京太郎「いえなにも……といってもそれほど多くの人数を確認できてるわけでもないんですよね。オカルトがあるかなと思いながら見たらないパターンもあるので」
白望「たとえば?」タンッ
京太郎「それこそ臨海のハオ・ホェイユーさん、姫松の愛宕絹恵さん、千里山の清水谷竜華さん……次は白糸台の大星淡や渋谷尭深さんを」タンッ
塞「なんでそんなまちまち?」タンッ
胡桃「共通点なんて……?」タンッ
白望「んー?」タンッ
京太郎「あはは、気にしないでください、ね?」タンッ
胡桃「あ、ロン、大三元」
京太郎(助かったのか助かってないのか……)
>>267
今年初めてだけどある理由から調べてたって感じ
「他にも個人個人でヤバそうな相手」ということで、名門校以外で京ちゃんが目を付けた相手って感じっす
トシ「さて、そろそろ一旦休憩ってことで、昼御飯でも買いにいくかい」
京太郎「あ、トシさんゆっくりしててください。とりあえず買ってきますレシート渡すんで」
トシ「部費で落とすよもちろん」
京太郎「素敵っす……それじゃ」
胡桃「私も行こっか?」
塞「胡桃じゃ無理でしょ、体系的に」
胡桃「!?」
白望(ごもっとも)
京太郎「別に一人でも」
豊音「それじゃあ私が行くよー!」
京太郎「それじゃあお願いしますね」ニコッ
豊音「持つよー、なんでも持つよっ!」
京太郎「それじゃ期待させてもらいますね、行ってきます」
エイスリン「イッテラッシャイ! キをツケテね!」
ガチャッ バタンッ
塞「……負けたっ!」ガクッ
葵「京太郎のこと好きなのまったく隠さなくなったね」
塞「えっ」カァッ
白望「今更……」
胡桃「こ、ここで身長の問題点が出るとは……」
トシ(春が青いねぇ)
見慣れぬ道を歩く二人
京太郎「そういえば豊音さん」
豊音「ん?」
京太郎「いつも帽子かぶってますね」
豊音「えへへ、似合ってるかな?」
京太郎「はい、良く似合ってますよ。服に合わせて色々変えてるのもわかりますし」
豊音「な、なんだか京ちゃんに見られてるの、恥ずかしぃかもぉ」カァッ
京太郎(なんだこのかわいい生き物)
豊音「で、でも京ちゃんに見られるのは、嫌じゃないかなぁ~とかっ」
京太郎(あ、わかった、これが天使だ)
豊音「あぁもう、暑くなってきちゃったよー」
京太郎(俺の胸も熱くなります……って冷静になれ俺)
京太郎「そうだ、夏服も買わなきゃなんですよねー」
豊音「あ、それじゃあ今度みんなで買いに行こうよ!」
京太郎「良いですね……シロさん来るかな?」
豊音「誘ったら来てくれるよー、それにみんなで買い物とかちょーたのしみだよー」
京太郎「ですね、それじゃその時は帽子とか見ましょうか……まぁ俺女性の帽子なんて選んだことないですけど」
豊音「京ちゃんに選んでもらえれば、なんだって嬉しいよっ」ニコッ
京太郎(かわいい)
豊音「あ、ここだねお弁当屋さん!」
京太郎「ですね、注文して戻りましょ」
豊音「うん―――っ!」ガンッ
京太郎「豊音さぁん!?」
店員「大丈夫ですかお客さまぁっ!?」
豊音「~~~!」グスグスッ
京太郎(扉の高さ低く作りやがったバカはどこのどいつだッ!)
眠い、ここまで、俺たちの合宿はこれからだ!
シノハユはなんだかダークな雰囲気漂ってきた
裏麻雀的なのもありそうだし、シノチャーの笑顔が原作じゃ曇りませんように
咲日和は安定してるも、有珠山とか臨海のキャラ掘り下げには一役買ってくれそうで
本編こと14巻はちょっとした小ネタなんか乗ってたけど
個人的には平然と春日井真深(44)が生きていたことに驚愕を隠せない
ってことで、ではまたー
怜の一周するものなら見えるなら、絶対競馬、競輪、競艇、オートレース場に常に通いそうだね・・・
さて、深夜帯からまた開始ーってことよ
メグのロン(銃撃)にロン(シュート)で立ち向かう絹恵はサッカー部の鑑
>>284
一周して怜の能力でどうにか金稼げるものは無い物か……
―――旅館
京太郎「ただいまーっす」
豊音「もどったよー」
塞「おかえり二人共、汗だくじゃん」
京太郎「まぁ、俺はそれほどでもですけど豊音さんが」
豊音「暑いよー」
京太郎「今度、夏物とか買いに行かなきゃなー」
胡桃「私も行く!」
塞「それじゃみんなで行こうか」フフッ
エイスリン「Yes!」
白望「……私も」
塞「シロが自分から動く!?」
胡桃「京太郎が好きすぎる問題……」
白望「ん、らぶぱわー」ブイッ
トシ「一大事だね」
京太郎「てかドストレートに言い過ぎじゃないっすかね?」カァッ
豊音「私もだよー!」ギュッ
京太郎「ぬおっ!」
豊音「あ、ご、ごめんね……汗凄いの忘れてたよー」プチプチ
塞「さすがに上着は脱いだ方が良いかもね、薄着がいちば」
京太郎「!?」
豊音「?」
胡桃「豊音、シャツすけてるから」
豊音「ひゃわわっ!?」カァッ
京太郎「あー、ちょっと出てましょうか?」
豊音「だ、大丈夫だよ隣の部屋で着替えるから!」
京太郎「……無防備すぎでしょ」
塞「鼻の下伸ばしすぎ」ジト
京太郎「うっ、いや面目ない……」
エイスリン「……」ペタペタ
胡桃「エイちゃん……」フルフル
エイスリン「……」ガックシ
豊音「着替えてきたよー」
葵「さて、それじゃあ食べようか」
京太郎「そうですね、お弁当は各自取りました?」
胡桃「うん!」
トシ「さて、それじゃあいただきますっと」
京太郎「そういえば俺の長野の時の友達がインハイ出るんっすよ」
トシ「へぇ、じゃあ個人戦で当たるかもしれないのかい?」
京太郎「いや、それは無いっすね」
胡桃「なんで?」
京太郎「女だからですよ。女友達、まぁ今でも連絡は取ってるんですけど」
豊音「京ちゃんの昔の友達?」
塞「しかも女の子……」
白望「……」
葵(!? 今度こそ修羅場がくるぞ!)ガタッ
豊音「会いたいなー! 大将だったら嬉しいなぁ!」ニコニコ
塞「昔の京太郎のこと根ほり葉ほり聞かなきゃね」
白望「……ダル」
京太郎「やめてくださいよ恥ずかしい」
葵(ならない!)
エイスリン「キョウタロウのガールフレンド?」
葵「!?」
京太郎「まぁあながち間違いじゃないのかな? まぁ付き合ったり恋人だったりするわけでもないですけど」ハハッ
白望「……童貞だから?」
京太郎「ドストレート!?」
白望「前にお母さんが教えてくれたし」
京太郎「ファック! あの母親なにしてんだ!」
豊音「えー、シロったら京ちゃんのおうち行ったのー?」
白望「うん、ちょっと休みに」
葵「えっ、私の家にも休みに来て良いのに!」
白望「遠いし」
葵「だよね」ズーン
胡桃「やはりレズ」
葵「レズじゃないもん……」イジイジ
京太郎「えっと、まぁいつ来ても良いですから」アハハ
トシ(あーあ、そんなこと言っちゃって)
塞(きょ、京太郎の家で充電……じゅ、充電をしてもらえば!)
―――夜
京太郎「だー、辛い」
トシ「県予選の決勝であれじゃ、まだ足りないよ」
京太郎「ですよね……てかオカルト相手だから勝てたってのもある気がしますし」ハァ
豊音「能力を持ってる相手に強いなら、勝てるんじゃないのかなっ?」
トシ「それがそうでもないよ、ONとOFFで霧帰れる相手が敵なら京太郎の能力発動前にやられかねないしね……というよりメリットデメリット発動条件が位いまだにわかんないしねぇ」
塞「うん、不確定なオカルトに頼るぐらいならデジタルを極めた方が良いよ」
胡桃「インターミドルの原村さんとかすごかったよね」
白望「ん、デジタル……しかも生粋の」
トシ「ある意味ではこっちとは相性が悪いのかもしれない、ねぇ」
京太郎「そうなんですか……まぁ完全なデジタルでしたしね」
トシ「ん、見たのかい?」
京太郎「ああ……まぁ清澄全員じゃないんですよね。インターミドルチャンプだから見ただけで」
葵(絶対嘘だ、わかる……今までの須賀が調べた人たちの共通点を考えれば……)
塞「牌譜整理とかも頼んじゃってるし、ごめんね京太郎」
京太郎「いえいえ、塞さんも結構手伝ってくれますし、最近は胡桃さんも」
エイスリン「ゴメンネ?」
京太郎「いえ、エイスリンさんと葵さんはバシバシ打ってた方が良いだろうし」
白望「京も、だけどね」
京太郎「ま、まぁそうなんですけど」アハハ
トシ「そろそろお風呂でも行ってきたらどうだい? 結構良いみたいだよ」
京太郎「ですね、行きますか……っても俺一人ですけど」ハハッ
―――温泉
京太郎「あ゛あ゛~」
京太郎(混浴とか期待したんだけどなぁ……そんなわけがない)
豊音「京ちゃん聞こえる~!」
京太郎「豊音さん? 聞こえますよー」
豊音「えへへ、なんだか隣に京ちゃんがいるって思うと不思議だねー」
京太郎(個人的に裸の豊音さんがすぐそばにいると思うとまったく落ち着かないんですけどね!)
胡桃「塞、少し胸大きくなったー?」
塞「え、そう?」
葵「ついでにまた腰回りが良い形に」
京太郎(なんだって!? 塞さんの腰つきがエロくなったって、充電させられて耐えてる俺の見上げた理性は勲章ものだぞ!)
塞「次は私!?」
胡桃「レズは見境なし」
葵「レズじゃなぁい!」
豊音「レズってなに?」
葵「あ、そのね、ほんと違うんだよ? 教えられないけど、ほんと」
エイスリン「Oh……トヨネ……」
京太郎(葵さんはレズ)
葵「別に……あ、小瀬川さん背中洗おうかー頭も!」
白望「んーお願い」
葵「お任せあれー!」
塞「やっぱりレズじゃないか」
葵「違うってばぁ!」
白望「……葵って、意外とスタイル良いね」
葵「えっ」カァッ
胡桃「うわぁ」
葵「いや、普通にそんなこと言われたの初めてだから!」
塞「まぁでも結構良い感じだね、服の上からも多少は思ったけど……」
葵「そ、そうかな?」アハハ…
胡桃「珍しい反応」
京太郎(葵さんもスタイル良いのか、いや服の上から多少なりとも知ってたけど、どうにもそういう目で見る気がしなかったというか……うむぅ)
葵「い、良いから髪洗おう小瀬川さん!」
白望「んー」
京太郎(はっ、気づけば聞き耳立てすぎだろ俺!)
京太郎(なんもかんもみんなが悪い……うん、そういうことにしておこう)
―――風呂前
塞「はぁ、少し長湯しちゃった……あれ、京太郎?」
京太郎「……」zzz
塞(マッサージチェアに座ったまま寝てる……)
京太郎「んぅ……」zzz
塞「……」ウズウズ
京太郎「ん……」zzz ブルブルブル
塞「……ちょ、ちょっとだけ」キョロキョロ
………………
京太郎「ハッ!」
塞「お、おはよう京太郎」ニコッ
京太郎「あれ、寝てた……すみません、他のみんなは?」
塞「あー、先に戻ったみたい」
京太郎「……なんか顔赤いけど、のぼせました?」
塞「あ、うん! そうみたい! いやー、でもそのマッサージチェア揺れすごくない!?」
京太郎「ああ、まぁ、おかげで寝ちゃいましたけど、悪くないっすねー」
塞「あ、あはは、うんうん!」マッカ
京太郎「……?」
葵(す、凄いものを見てしまった……さすがムッツリ)
胡桃「なにしてるの?」
葵「どわっ、なんでもないなんでもない! さて、なんか飲み物買って行こ!」
胡桃「?」
ダメだ眠い、どうにも進まないけどのんびり進めていくことにしようと思う
とりあえずメインキャラは、合宿篇は豊音と塞とシロの三人がメインで、夏休みまでの日常でエイスリン、胡桃の二人って感じっす
葵メインな感じの話はインハイ入ってからになる感じ
リチャと質屋がホモホモしすぎるんだよなぁ(うっとり)
シノチャー出てったあと二人で暮らしてそう
これ、あと500ぐらいで終わるかどうか怪しいけど、ではまたー
おい、再開しろよ(不動のデュエル並感)
ちなみに塞さんがやったのは充電っす。揺れの激しいマッサージチェアに座ってる京太郎の上に座ったと
この京ちゃんは健全な高校生ルート突っ走ってもらおうかと思っているけれど塞さんに充電されて立たせて何もしないほどの理性の持ち主なので健全な高校生とは言えない
―――部屋
パチッ
京太郎「さて、それじゃあおやすみなさいトシさん」
トシ「はい、おやすみ……」
京太郎(んー今日は麻雀沢山できたし、明日も沢山できる……大丈夫、今日に備えて俺は一度こう……溜まったものを全部吐きだしてきた)ウム
京太郎(だから俺は平気、あと一泊二日頑張れ俺!)
トシ「そう言えば京ちゃん」
京太郎「はい?」
トシ「京ちゃんの家ってお母さんだけしかいないのかい?」
京太郎「まぁ、父親っても……俺が小さい頃に死んじゃって」アハハ
トシ「須賀は母方の?」
京太郎「はい、まぁそんな感じっす。またどうして?」
トシ「なんとなくね」
京太郎「須賀って苗字、別に珍しくもないっすしね~」
トシ「そうだね」フッ
京太郎「まぁ、俺は母親と父親以外に血の繋がってる人は知らないし」
トシ「そうなのかい?」
京太郎「はい、だから……」
トシ「ん?」
京太郎「いえ、なんでもないっす。おやすみなさい!」
トシ「……ああ、おやすみ」
京太郎(なんだかトシさんがおばあちゃんって感じとか、言えないよなぁ……)カァッ
トシ「ああ、寝る前に一つ」
京太郎「はい?」
トシ「あっちの部屋行くなら構わないからね、この際朝帰りでも」
京太郎「それでも教師か!?」
―――翌朝・女子部屋
トシ「さて、起きぬけに麻雀とはやるねぇ」
塞「なんとしても優勝……とは言いませんけど、せめて沢山遊ばなきゃ」
胡桃「だね、楽しめる時間が増えるもんね!」
豊音「よーし、頑張るよー!」ワーイ
エイスリン「……」ポケー
葵「ほらウィッシュアートさん、寝ぼけてないで起きて」
エイスリン「アオイ……」
葵「ん?」
エイスリン「エイスリン」
葵「へ?」
エイスリン「エイスリン……コールマイネーム」
葵「……ウィッシュア」
エイスリン「アオイ」ウルッ
葵「……え、エイスリンさん」カァッ
エイスリン「Yes!」ガバッ
葵「わわっ!?」
塞「なにやってんのあそこ?」
胡桃「ガチレズ歓喜!」
葵「レズじゃない!」
塞「ツッコミを忘れない芸人の鑑」
胡桃「あれ、京ちゃんは?」
トシ「まだ寝てるよ」
白望「じゃ、起こしてくる……」
塞「シロが動く!?」
豊音「えー、私も行くよー」
白望「それじゃ……」
塞「正々堂々」
豊音「じゃんけん!」グッ
トシ(みんなで行けばいいんじゃないのかい?)
エイスリン「?」
葵「まぁ放っておこう、うん」
胡桃「塞、ほんと隠さないなぁ」
塞「負けた……」
豊音「敗北だよー」
白望「……!」グッ
胡桃「悠々と腕を上げて出て行った!?」
葵「ねぇ、幻じゃないよね?」
エイスリン「イザナミダ」キリッ
トシ(恋って凄い)
―――京太郎部屋
ガチャッ
白望「……京?」スッ
京太郎「んぅ……」zzz
白望「……」ゴロッ
京太郎「ん……」zzz
白望「……ん」ダキッ
京太郎「んむ……えへへ……」zzz
白望(あったか……)
京太郎「むにゃ……」zzz
白望「……」zzz ギュッ
京太郎「んぅ……?」パチッ
京太郎(あー、旅館でてか今何時だ……)ムニュ
京太郎「あ?」チラッ
白望「ん……」zzz
なんということでしょうそこには自分に抱き着いて眠っている小瀬川白望が
体を密着させ、静かに眠る小瀬川白望が……
京太郎(これはまずい、寝起きだからガンガンにマイサンが、俺のサン・オブ・サン……太陽の子が)
白望「んむっ……」zzz ムギュゥ
京太郎(うおぉぉっ! 俺の腕におもちが、そしてシロさんの足が、太股が俺のマイサンを……てかこれは膝と太股に挟まれている!)
Japanese Hizaura koki
京太郎(まさかAVで散々見てきたものがここにあるとは……ヤバい、余裕でヤバい。収まれ収まれ収まれ収まれ!)グイッ
白望「んっ……」zzz
京太郎(悩ましい声出すなよシロさんんんんー!!!)
現状、京太郎の状況は早い話が抱き着かれている状態だ
仰向けの京太郎に横を向いた白望が抱き着いている
腕は“浴衣姿”の白望の胸に密着しており、京太郎の足は白望の足の間、たった今白望が悩ましい声を出したのは京太郎が足を動かした故である
白望「ん……」zzz ギュゥ
京太郎(ヤバいヤバいヤバいヤバい! シロさんの太股で撫でられたせいで爆発寸前! これはさっさと抜け出さなくては……だが俺のマイサンがシロさんの膝裏でつっかかっている! 理性だ! 理性を全開にするんだ!)
京太郎(そう、心の壁! 俺のATフィールド全開!)
白望「ふぁ……」zzz
京太郎(ぐああぁぁっ!)
京太郎(心の壁なんかじゃ性欲と快感はどうにもなんねぇ!)
京太郎(こうなったら最終奥義を出すしかねぇ……そう、頭に浮かべろ!)
京太郎(母親の全裸……!)グフッ
京太郎(これは諸刃の剣、自分の自殺願望を引き出す代わりに性欲を押しとどめる最強の、そうだ……ちょっとずつで良い、ちょっとずつ)
白望「んっ……京、大好き、だよ……」
京太郎「え」
白望「んぅっ……」ギュゥッ サスッ
そして白望の太股とふくらはぎ、京太郎にとって死の断頭台とも呼ぶべきそれが閉められ、圧迫される
京太郎「あっ……」
コンコン
塞「シローまだ起こせてないのって……あれ、シロ一人で寝てるの?」
白望「……」zzz
塞「ちょっとシロ」ユサユサ
白望「ん……あれ、京は?」
塞「こっちが聞きたいんだけど」
ガチャッ
京太郎「ああ、塞さん……」フッ
塞「ああ、京太郎って!?」カァッ
京太郎「すみません、シャワー浴びてたもんで」
白望「温泉もあるのに」
京太郎「いえ、自室のシャワーが良かったんです。むしろ自室にシャワーがあって良かった」フッ
塞(な、なんだかいつもと感じが違う。大人っぽいっていうか悟ったっていうか……)ポォ
京太郎「シロさんもおはようございます」
白望「うん……」
塞「っていうか、京太郎! 服!」
京太郎「忘れてました」ハハッ
塞(まぁ、下はしっかい穿いてるけど……でも上半身裸で水の滴った髪、しっかりとつけられた筋肉……どうしよ、カッコいい)ジュン
京太郎「さて、先に行っててください、戻りますから」
白望「ん……なんか、変なにおいが」
京太郎「先に行っててください」ニコッ
白望「……うん?」
塞「そ、そうだね、行こシロ!」
ガチャッ バタンッ
京太郎「はぁさっきまで死にたかったのに、寝起きで浴衣がはだけたシロさんはヤバい……元気だなぁ、俺って」
―――女子部屋
京太郎「お待たせしました!」
トシ「はい、朝買って来たパン……みんなもう食べたから京ちゃんの分だけだね」
京太郎「あざっす!」
塞「さて、今日はどうやって打とうか」
胡桃「でもだいぶみんなで打ち尽くした感じはするよね」
京太郎「ですねぇ、明らかにみなさん対策された打ち方になって来てる感じはします。俺もエイスリンさんも葵さんも……県予選はそれでも乗り切れたけど」
トシ「ともなれば経験を積ませる。そのためにおもしろいものを京ちゃんに持ってきてもらったわけだ」
京太郎「ああ、そこそこ重かった荷物ですか」
トシ「悪いね、でもありがとう」
京太郎「いえいえ、俺たちのためですしね……それに元運動部の体力を持て余してたってか、結構駅近ですしここ」
トシ「そう言ってもらえると助かるよ」フフッ
トシ「さて、この三台のノートPCを使ってあんたら三人はネトマだ」
京太郎「俺と」
葵「私と」
エイスリン「ワタシ?」
トシ「ああ、こうしてやれる機会ができたのは本当に良いことだよ。京ちゃんがいなかったらとてもじゃないけどできなかったかもしれないからね」フフッ
京太郎「……ちょっとほめ過ぎですよ」カァッ
トシ「照れるんじゃなくて、もっと誇りな。あんたは部にしっかり貢献してるんだから……」
京太郎「そ、それj」
トシ「ま、それは置いといて」
京太郎「!?」
トシ「とりあえず三人に一人ずつつける」
京太郎「おぉ、先生ってわけですね!」
葵「小瀬川さん!?」
胡桃「レズ」
葵「レズじゃないもん……」ズーン
トシ「まず京ちゃんには豊音」
豊音「わーい!」
京太郎「あれ、豊音さんですか?」
トシ「この子を誰だと思ってるんだい?」
京太郎「え?」
トシ「長年テレビの前で雀牌を並べて一人で延々と打ち、テレビの講座と自力でデジタルを学び、オカルトを極めた娘だよ?」
豊音「超高校級のぼっちだよー」ツゥ
__
<圭圭圭圭圭圭> 、
/圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭\
'圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
/圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭ヽ
'圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭.'
|圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
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\圭圭,':::::/:::::::::| { } \:::::::::::{ ヽ:::::::\::::::::::::::.
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京太郎「……なんでそんなこと言った!?」
トシ「いや、別に悪気はね?」
トシ「で、エイスリンには塞をつける」
塞「うん、あんまり能力に頼りすぎないようにだね。私たちもトシさんにデジタルをがっちり仕込まれてるから」
エイスリン「ウン、ヨロシク、サエ♪」ニコッ
塞(うっ、あまりに純粋な笑顔!)
トシ「そして最後に葵、あんたには」
葵「鹿倉さん?」
トシ「察しがいいね」
葵「ですよね」ズーン
胡桃「落ち込まれてる!?」
葵「いや、うん良いよ……来いよ、銃なんて捨てて」
胡桃「教育的指導だね、これは」
葵「えっ、教育的指導(意味深)……?」
胡桃「ムッツリ!」
葵「やだ、臼沢さんとキャラかぶっちゃう」
塞「えっ、私のキャラそれで固定!?」
白望「問題だね」
塞「シロも!?」
葵「最近は変態の域な気がするけどね」
塞「変態!?」
京太郎「え、塞さんって変態だったんですか?」
塞「あっ……」カァッ
胡桃「ダメだこれ!」
白望「私は?」
トシ「そうだね、あんたは少し特別……豊音レベルとは言わないけど、それに近しいぐらいまで強くなってもらう必要がある」
白望「……?」
トシ「理由が知りたいかい、それはね、あんたが先鋒だからさ」
白望「……チャンピオン」
トシ「そう、宮永照、そして辻垣内智葉と当たる位置にいるあんたを私は強くする」
白望「うん……そう、だよね」
トシ「ああ、みんなと全国を一日でも多く楽しむために、さ」フッ
白望「うん」
トシ(いつにもなくやる気、そう……あんたにスイッチを作る。全員をそのレベルにする時間はなくとも、せめて)
京太郎「えっと、ここは」
豊音「待ちを変えるのもありだよっ見えない時は!」
京太郎「見えないって基本見えませんよ俺、豊音さんだってデジタル打ちの時は……ああ、だから見えない時か」
豊音「うん、だから二面待ちじゃなくてこれを切って……こっちを待った方が確立が上がるから」
京太郎「お、本当だ……これでまくりで終局!」
豊音「えへへ、さすが京ちゃんだよー!」ギュゥッ
トシ「そこ、いちゃつきすぎだよ」
京太郎「え!?」
豊音「い、いちゃつくとかー」カァッ
今回は、こんなもんで
京ちゃん、不意に爆発の巻
そして塞さんがずぶずぶと沼に落ちていく、心地いいぐらい落ちていく
シロはいつも通り、豊音はマジ天使
夏休みにはあの子たちとまさかの絡みが……ってネタバレ一回してるのと、その前に日常とか入れるんだけど
投下はマチマチだけど、ではまたー
再開するぞ!再開するぞ!再開するぞ!
余計なことは言わない>>1が人気があると聞くけれど……積極的に無駄口叩くスタイル
京豊スレ建たないかな
―――夜
京太郎「あー疲れた」
葵「さすがに目が痛くなる……ブルーライトが鼓膜を削るっ!」
塞「ブルーライトってそんなに兵器だっけ!?」
胡桃「余計なこと言わない……まぁ確かに」
エイスリン「ウゥ……」
豊音「えへへ、こんなこともあろうかとっ!」
トシ「おや、眼鏡なんてつかってたのかい豊音」
豊音「ブルーライト遮断ー疲れるけど、目はあまりしょぼしょぼしないよー」
京太郎「メガネ豊音さん……メガネありだよメガネ」
塞「……」スチャッ
胡桃「片メガネってメガネ扱いなの?」
京太郎「それは違う」
塞「!?」ガーン
豊音「えへへ、じゃあ京ちゃんもー」スチャッ
京太郎「豊音さんのでしょこれ……」
塞(やだっ、かっこいい……!)キュン
エイスリン「インテリ、ヤクザ!」グッ!
京太郎「おい、エイスリンさんに余計なこと吹き込んだの誰だ」ビキビキッ
豊音「ちょうカッコいいよー!」ギュッ
京太郎「そ、そうですかぁ?」デレッ
葵(あ、あぶなぁ……)
京太郎「でもおもしろいですね。メガネか……こう、眼鏡を外せば強くなる的な」
塞「ないね、着けて強くなるならともかく」
京太郎「あ、ですか……」
豊音「でもそれもカッコいいかもー! 私もやろうかな!」
トシ「なんかカブる気がするからやめな」
京太郎「カブるって」
豊音「じゃあやめとこっかなー、あ、帽子とかもかぶっちゃうかも!」
葵(その長身キャラはかぶらないから平気だ……とは言えないなぁ)
京太郎「そう言えばシロさんは?」
葵「私としたことが、小瀬川さんを!」
白望「んぇ……」
塞「すでにスタミナ使い果たしてる!?」
トシ「あとは休憩だね」
葵「ごめんね小瀬川さん、私が忘れてたなんて!」クッ
白望「別にどうでもいいけど」
葵(どうでもって……)
京太郎「えっと、晩御飯は?」
トシ「食堂に行こうかい」
京太郎「行きますよシロさんー」
白望「おんぶ」
京太郎「はいはい」スクッ
白望「ん」ギュッ ムニュ
京太郎(おもちおもちおもちおもち)
―――食堂
京太郎「とりあえず明日で帰るんですよね?」
トシ「ああ、昼頃にね」
豊音「楽しかったねー」
京太郎「ですね、結構楽しかったけど……」
葵「私は疲れたよ。宮守の面汚しにはならないようにするけど」
豊音「フッ、奴は宮守四天王の中でも最弱」
塞「総勢7人で四天王なんだ……」
京太郎「もちろん魔王枠はトシさんと」
トシ「ぶつよ、麻雀で」
胡桃「打つとも書く」
京太郎(まぁ、もう今朝みたいなことにならないよう早起きしよう……うん! むちむち太股になんて絶対に負けない!)
―――翌日
ガチャッ
京太郎(むちむち太股には勝てなかったよ……)
胡桃「シャワー浴びてたの?」
塞「起こしに来たのに寝ちゃってごめんね?」アハハ
京太郎「いえ」
豊音「んー……なにか臭う気がー」
葵「ゴミ箱の方からでしょ、ゴミ箱なんだから臭って当然だけど……」
京太郎「そうですよ! もう帰ろう! 帰りましょう! こんなところにいられるか、俺は帰るぜ!」
エイスリン(死亡フラグじゃ……)
トシ「……若いねぇ」ニヤ
京太郎「ほっといて!」カァッ
―――休日明け・学校
京太郎「え、休みですか?」
トシ「ああ、風邪だよ。嫌な時期にはやったねー」
京太郎「まぁそうですけど、いやまさか全滅とは……」
トシ「一応、胡桃とエイスリンと葵が無事だよ」
京太郎「半数壊滅じゃないっすか」
トシ「それにあたしも頭痛いし」
京太郎「トシさんも!?」
トシ「ってことで気をつけな」
京太郎「……練習、俺たちだけでもやっとくか」ハァ
葵「なにが?」
京太郎「うわぉっ!」
葵「あはは、ごめんごめん、後ろ姿見えたから声かけたんだけど」アハハ
京太郎「ホントびっくりし」
三年「葵、彼氏!?」
葵「あー、ないね」
京太郎「だって葵さんレズですし」
三年「え゛っ」ヒキッ
葵「その冗談通じない子にすんのやめて!」
三年「やっぱり噂は」
葵「え、噂ってなに!?なに!?」
京太郎「うわー」
葵「ちょっと待て!」
―――昼
京太郎「だがそれにしても困ったことになったな」
友達「ん、なにが?」
京太郎「いやさ、リーダーがいない状況ってどうすれば良いと思う?」
友達「……自分がなるってのは?」
京太郎「それは無理だな」
友達「諦めれば?」
京太郎「うぅむ……」
友達「あ、三年の」
京太郎「ん?」
エイスリン「……」ムムッ
京太郎「……助けてくる」
同級生「おう、うらやましいやつめ」
―――食堂
京太郎「エイスリンさんどうしましたー?」
エイスリン「キョウタロ!」パァッ
京太郎「京太郎ですよー、ってなにが?」
エイスリン「コレ!」
京太郎「カップ麺?」
エイスリン「……ジュンバン」
京太郎「ああ、こんなのは……」クルクル
エイスリン(回すとおいしくなる?)
京太郎「あった、えっと……なんでこんなにスープが」
エイスリン「……ヘイキ?」
京太郎「はい、お湯は食事受け取るとこらへんに……」
エイスリン「ウン!」
京太郎「一緒に食べましょっか」フッ
エイスリン「アリガト!」ニコッ
京太郎(癒される~)
(再開ー
京太郎「それじゃ三分ですね……」コトッ
エイスリン「ウン!」
京太郎「お先、いただきます」
京太郎(学食、意外といけるなぁ……あ、レディースランチある。明日あたりエイスリンさんに頼むか)
エイスリン「~♪」
京太郎(楽しそうだなぁ、たかがカップ麺なのに)
京太郎「エイスリンさん、カップ麺食べたことないんですか?」
エイスリン「?」カキカキ バッ
京太郎「好きなんですか、なるほど……」
エイスリン「デモネ……?」
京太郎「ん?」
エイスリン「キョウタロとイッショ、ダカラ……ウレシイ」ニコッ
京太郎「あー、可愛いなぁエイスリンさんはぁ~!」ナデナデナデナデ
エイスリン「ひゃわっ!?」カァッ
同級生「おい須賀! 食堂でいちゃつくな!」
京太郎「うっ……す、すみません」
エイスリン「ウ、ウウン!」マッカ
京太郎「ああ、ついついテンションあがって」
エイスリン「エ、エット、タベヨ!」
京太郎「ああ、ですね」フッ
エイスリン「ウン!」
―――三年の教室では
胡桃「二人でっていうのも新鮮だね、エイちゃんは?」
葵「……食堂で食べるって、にしても本当に新鮮だね。これつっこまなくて良いから楽だわ」
三年「葵がレズだけじゃなくペドになったって!?」
葵「んなわけないでしょ!」ウガー!
胡桃(ツッコんでるし!)
―――放課後
京太郎「さて、部室に……」
胡桃「ふっ! とっ! せいっ!」ピョンピョン
京太郎(oh……)
胡桃「とどっ、かなっ、いっ……!」ピョンピョン
京太郎(見過ごすべきかと思わないでもないけど……あれ買おうとしてるのコーヒーだよな、俺しか飲まない……)
カツカツカツ
京太郎「……胡桃さん」
胡桃「はっ!?」カァッ
京太郎「ありがとうございます。俺その意を組んで……」スッ
胡桃「ひゃっ!?」
京太郎「ほい」スクッ
胡桃「……なにこれ?」
京太郎「抱き上げてみたんですけど」
胡桃「これじゃ本当に子どもみたいじゃん!」バタバタ
京太郎「ぬおっ、暴れないでくださいよ!」
胡桃「うるさい!」
京太郎「さすがにバランスが……おぶっ!」ガスッ
胡桃「へ!?」
京太郎(さすがにみぞおちにかかとはっ……)フラッ
ドサッ
京太郎「痛ぅ~」
胡桃「あ、平気、京太郎!?」
京太郎「平気ですけっ……ぬおっ!?」
胡桃「……!?」カァッ
葵「……」
京太郎「うお葵さん!?」
葵「すすす、須賀と鹿倉さんがこここ、校内で……騎乗位!?」
京太郎「充電です!」
葵「充電(意味深)」
京太郎「なんでいつも目の前でやってるのにそういうことになるのかな!」
葵「え、これ絶対に入ってるよね?」
京太郎「入ってない、胡桃さんもなんか!」
胡桃「……」マッカ パクパク
京太郎「ダメだ、役に立たない」
葵「ごめん!」
京太郎「違うって言っとるだろうがぁ!」
胡桃「あわわわっ」カァッ
京太郎「えっと、失礼」ガシッ
胡桃「えっ!?」
京太郎(上体を起こした俺、腰に乗っている胡桃さん、俺が胡桃さんの脇に手をやって持ち上げようとしている……良く見てなくてもこれはヤバい構図)
胡桃「ひゃっ!?」
京太郎(最近ラッキースケベが加速してるなぁ……)
胡桃「こ、このまま……」カァッ
京太郎「ファ!?」
胡桃「そ、その自販機の高さまで」
京太郎「あ、はいはい」
―――部室
京太郎「どうもっすー」
胡桃「はい、飲み物」
エイスリン「アリガト!」ニコッ
葵「……お、おう」
京太郎「葵さん」ガシッ
葵「へっ!?」
京太郎「……誤解ですから」
葵「あ、うん」
胡桃(そんな否定しなくても……ってなんで落ち込んでるの!)ハッ
エイスリン「マージャン、シヨ!」
京太郎「ですね」
葵「へぇ、それじゃ何か賭けない?」
胡桃「私はパス」
エイスリン「カケ、ゴハット!」
京太郎「どこでそんな言葉を……」
葵「……それじゃ須賀、私と賭け」
京太郎「それじゃ俺はクラスメイトの女の子の連絡先を」
胡桃(サイテーだ)
葵「レズじゃないからいらない」
エイスリン(!?)
京太郎「それじゃ素直になんか言うことを聞きましょう、なんでも」
葵「ほう、それじゃあ私は去年のみんなの水着写真を」
胡桃「なんで持ってるの?」
エイスリン「アッ……(察し)」
京太郎「良いだろう、ならば決闘!」
葵「デュエルで決着をつけよう!」
京葵「デュエッ!」
京太郎「ドロー!」タンッ
エイスリン「……?」タンッ
胡桃「……」タンッ
葵「ドロー!」タンッ
京太郎「ドロー!」タンッ
エイスリン「ド」
胡桃「やんなくていいから」
エイスリン「……」タンッ
胡桃「……」タンッ
葵「ドロー!」タンッ
京太郎「ドロー!」タンッ
葵「今だ、ロン発動!」
京太郎「なにぃっ!?」
葵「合計8100のダメージ!」
京太郎「ぐあぁぁぁっ!?」
胡桃「……エイちゃんが麻雀やってる途中でしょうがぁ!」
葵「田中邦衛!?」
京太郎「めっちゃ怒ってらっしゃる!?」
胡桃「ちょっと慣れてきたからって調子乗りすぎ! 宮守として全国に行くって言う自覚を!」
京太郎「えっと」
葵「ご、ごめん、ちょっとふざけ」
胡桃「正座ァ!」
京葵「はい」
ところで胡桃ちゃん、ペド(つまり幼女認識)について突っ込まなくてよかったのか?
(>>356 言われ慣れてる……?
胡桃「あのね! 麻雀やってる最中に大声でイチイチ喋ったり牌を叩きつけたりはダメ!」
京太郎「はい、すみません」
葵「だって、デュエリスト的に」
胡桃「うるさい! これは麻雀!」ビシィッ
葵「はい……」
京太郎「で、これ賭けはどっちに?」
葵「じゃあ私の勝ちで」
京太郎「いや、もう一回やるべきでしょ」
葵「ならば!」
京葵「デュ」
胡桃「麻雀、普通にして……喋るなとは言わないから」ギロッ
京葵「はい」
京太郎(うう、このようぢょ怖い……)
葵(幼女に見下されるのはある意味ご褒美じゃ……まぁ私はレズじゃないからわっかんねー)
―――某所
?「ん、今、著作権が!」
??「年齢らしからぬ幼女的な人を見て思い出した人が言ったんじゃないですか?」
?「うわ、ひっでー、しらんけど」
京太郎「お前を倒さないと俺(の夜)に満足は訪れない!」タンッ
葵「フッフッフッ、今日からここは可愛い女の子に私がちやほやされる部よ!」タンッ
胡桃「やはりレズ」タンッ
エイスリン「oh……」タンッ
京太郎「それでもレズか!」タンッ
葵「私はノンケだ!」タンッ
胡桃「気づけば大騒ぎ!?」タンッ
エイスリン「……フフッ」タンッ
京太郎「やっぱ身内と打ってるとね、ほら別にテレビ中継されてるわけじゃなし」タンッ
葵「これがテレビ中継されてたら私は死ぬね」タンッ
胡桃「そこまで」タンッ
エイスリン「ン、リーチ!」
京太郎「うはぁ、こわ」タンッ
エイスリン「ロン!」
京太郎「ゲッパァッ!」
葵「勝った!」
胡桃「葵が勝ったわけじゃないけど……」
エイスリン「ゴメンネ?」
京太郎「い、いいえー」
葵「さて、なにしてもらうかなぁ~?」ニヤリ
京太郎「エロいことする気でしょ! エロ同人みたいに!」
葵「誰がそんなことするかぁ!そんなテクはない!」
胡桃「わかるんだ……エロ同人」
葵「ファ!?」
京太郎「とりあえず、どうすんです?」
葵「保留だね、東京行ったらなんか買ってもらおうかなー」
京太郎「高いのは無理っすよー」
胡桃「デート?」
葵「無い」キッパリ
京太郎「oh……だ、だがこの部活は美少女揃い、誰かとデートは必ず」
エイスリン「デート……」
胡桃「?」
エイスリン「キョウタロ!」
京太郎「はい?」
エイスリン「ワタシト、イコ♪」
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´ ト、 ヽ ` `:,
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胡桃「ぶ、部内恋愛禁止!」
京太郎「えっ!」
胡桃(部内恋愛する気だったの!? あ、相手は……まさか、私、とか……?)カァッ
京太郎「残念でしたね葵さん、シロさんとは無理ですよ」ポン
葵「余計なお世話じゃ!」バシッ
京太郎「あ痛っ!」
胡桃「……」ゲシッ
京太郎「脛!?」
京太郎「お疲れさまでーすっと、鍵返してこなきゃ」
葵「私行くよ、とってきたの私だし」
京太郎「ほら……レディーを危険な眼に……葵さんだしレディーが危険な可能性が」
葵「それか! 言うにことかいてそれか!?」
胡桃「ありがと京太郎ー」
エイスリン「ソレジャ、バイバイ!」
葵「明日麻雀で決着をつける!」
京太郎「はい、気を付けてー」フリフリ
京太郎(明日お見舞いとか行くかなぁ……)
体を拭いたり座薬を突っ込んだりしなきゃ(使命感)
よしここまで、間あいたけどまあそこそこ進んで
次回はお見舞いイベントってことで、夏休みまで長い、長すぎる
ではまたー
>>364
このSSは健全なSSなのでそんなことあるわけないだろ! いいかげんにしろ!
葵「だが私はレズだぜ」
こうですかわかりません
>>371
京ちゃんに座薬を挿す(難聴)
そういや噂なんだが今度の某祭典で京太郎と宮守面子の薄い本が…
おっとこんな時間に来客が
さて、投下開始ー
不健全なことばっか考えてんな……この人たち頭おかしい(困惑)
ちなみにこのSSではエイちゃんと豊音は一人暮らし設定(ゲス顔)
>>374
葵「報酬は高い(意味深)」
>>377
え、京ちゃんに座薬挿入しても良いんですか?(狂気)
>>381
渋で検索検索
―――翌日・放課後
京太郎「さすがにみんなに風邪が感染してもな」
京太郎(一回帰ったから、まずは塞さんからだな……)
京太郎(俺のような男がお見舞いに来たとか言って大丈夫だろうか?)
京太郎(いや、男は度胸、なんでも試してみるもんだ……!)グッ
ピンポーン
??「はい?」ガチャッ
京太郎(お母さん、かな?)
京太郎「えっと、塞さんと同じ麻雀部の須賀京太郎って言」
塞母「あなたが須賀君ね!」パァッ
京太郎「え、はい」
塞母「どうぞどうぞ!」
京太郎「……?」
京太郎(まぁ歓迎されてるんだから良いけど……お見舞いって言ったらりんごだ、よな?)
京太郎「お邪魔します」
塞母「塞から話は聞いてるけど、へぇー、君が須賀君……へぇー」
京太郎「な、なんですか?」
塞母「あ、ごめんね? 塞がいつも楽しそうに貴方の話もするから、それに一緒に入ってきた葵ちゃんって子も」
京太郎(だ、だよな、葵さんもだよな……変な期待をしてしまった)ドキドキ
京太郎「あ、これりんごです」
塞母「あらま、どうも……塞は寝てるかな?」
京太郎「ああ、なら結構ですよ。悪化してもあれなんで」
塞母「そんなこと言わないで、とは言えないかぁ、さすがに風邪がうつっちゃってもね」
京太郎「あはは、別になんとかは風邪ひかない理論もあれば」
塞「おかーさん、氷枕ー」
塞母「おはよう、須賀君が来てくれたわよ」
塞「京太郎が? いつ?」
塞母「今」
塞「?」
京太郎「どうも……」
塞「……!」
塞(髪ボサボサだし! 合宿の時と違って寝起きそのまんまだし!? や、やばいっ!)
塞「ちょっと待ってて!」ドタバタ
京太郎「……?」
塞母「青春ラブコメってやつね」
京太郎「どっか間違ってそうですね」
―――塞の部屋
京太郎「熱とか平気ですか?」
塞「うん、熱もだいぶ下がったし咳も薬のおかげで……ごめんね、お見舞い来てくれたのに」アハハ
京太郎「まぁお見舞いですからね、寝てるならそのまま帰ろうかと思ったんですけど元気そうな姿を一目見れて良かったです」フッ
塞「う、うん……」コクリ
京太郎「?」
塞「いやぁ、こう、京太郎って弱ってる女の子とか……放っておかない、狡猾だよね」
京太郎「そんなつもりじゃありませんよ。大事な部活の先輩なんですから」
塞(だよね、大事な部活の先輩で、京太郎はそんな先輩を心配してくれて……でも)
京太郎「りんご持ってきたんで食べてくださいね、結構効きますよ。気分の問題かもしれないけど」
塞「良いね、すりおろしてでも食べるよ」
京太郎「そうしてください。トシさんも風邪引くとこだったらしくて、昨日大事とったおかげで今日は万全らしいです」
塞「へぇ、私たち経緯かな?」
京太郎「流行ってますし、別にそんなことないでしょ。ってか……おかげで今日、塞さんのおみまいこれたんで結果オーライです」ニッ
塞「うっ……」
塞(おみまい来てくれたし……あっ、そういえば風邪の時は汗をかくと良いって聞いたけど、京太郎と汗をかく……!)ボンッ
京太郎「塞さん?」
塞「ふぇっ!? ななな、なんでもないよ! 別に運動しなきゃとか」
京太郎「風邪ひいて運動なんて余計に体壊しますよ?」
塞「そそ、そうだよ!」
京太郎「?」
塞「えっと……き、京太郎が私の部屋くるの初めてだよね!」
京太郎「そういやそうですね、俺あんまみなさんの家行きませんし……場所は知ってても」
塞「ストーカーっぽ」
京太郎「送って行ってる側になんて言いぐさ」
塞「ははっ、ごめんね……でもいつでも来てくれて良いんだよ?」
京太郎「いやぁ、女の子の部屋ってその……同級生のホントダチみたいな奴の部屋にしか言ったことなくてちょっと緊張するっていうか」
塞「なにそれ」フフッ
京太郎「なんとなく、です。まぁ悪く言えば童貞の発想……」
京太郎(ってなんでこのタイミングで下ネタだよ俺ぇ……)
塞(童貞!? じゃ、じゃあこれは遠回しに『塞さんから誘ってください』っていうアピール!? そうなの!?)
京太郎「まぁなんです、俺ってちょっとキョロキョロ見回しそうなんで、そういうとこ見られて嫌われるのも嫌だなって」
塞「……私の部屋にそんなやましいものはな」チラッ
塞「!!?」
京太郎「?」
塞「なんでもない! そのまま、ああこれ以上は京太郎に風邪をうつすかもしれない!」
京太郎「お、おう」
京太郎(やっぱ下ネタと見回すって言ったせいか……ちょっと落ち込む)ズーン
塞(京太郎が沈んでる……はっ、もしかして見えちゃった!? 私先輩として失望された!?)ズーン
塞「そ、その……ごめんね」
京太郎(嫌悪感は抑えきれないということか……)
京太郎「いえ、しょうがないですよ……」
塞(え、私がそういうのを持っててもしょうがないって、こと……?)
―――臼沢家・玄関
京太郎「その、お体にお気をつけて」
塞「う、うん……そっちもね」
京太郎「はい……それじゃまた学校で」ニコッ
塞「うん、また学校でね」ニコッ
京太郎「えっと、このあとはシロさんと豊音さんのおみまいに……」テクテクテク
塞(……多少強引にでも引き留めておけば良かったっ! あ、でもそれをするとシロと豊音が可哀想だし、ああもうどうすればぁぁっ!)
塞母(頑張れわが娘、お母さんは陰ながら応援してるよ……)
―――小瀬川家
京太郎「白望さんと同じ麻雀部で後輩の須賀京太郎です」
シロ母「あらあらシロの同級生の、どうぞ~」
京太郎(なんかおっとりした人だな)
シロ母「シロ~お友達の須賀君が来たわよ~」
京太郎「あ、寝てるなら起こさなくても」
白望「ん、京……?」
シロ母「シロが自分で起きてくるなんて珍しい~」
京太郎「なんか俺までのんびりした動きになりそうな家だな」
白望「……部屋、きて?」
京太郎「はい、あお母さんこれりんごです」
シロ母「あらあら、ありがとう~」ニコッ
京太郎(若いなぁ、いくつだろ……首元で髪を縛ってるのは良い。かなり良い……そしてなによりおもちか、遺伝だったか)フム
―――白望の部屋
京太郎「思ったよりこう、普通ですね」
白望「どんなの想像してたの?」
京太郎「必要最低限のものは無いのかと……あ、人をダメにするソファ」
白望「それは、危険……」
京太郎「はい、これで咲……俺の友達は大変なことに」
白望「京は、風邪平気?」
京太郎「あ、はい全然……シロさんももうすっかりって感じ、ですか?」
白望「うん、ダルいのも……ちょっとマシになった」
京太郎「なら良かったです」
白望「ん……」ゴロッ
京太郎(横になったシロさんのおもちが、凄い……腕と腕に挟まれてるおもち。やはりシロさんはヤバい。おもちがヤバい……)
白望「んー、胸みすぎ」
京太郎「ぐはっ! ず、ずみ゛ばぜん゛!」
白望「そんなに……好き?」
京太郎「大きいおもちが嫌いな男なんていません!」
京太郎(例外はあるけど)
白望「……触る?」
京太郎「!?」
白望「別に、京だったら良いけど」
京太郎(なんじゃぁぁっ!? いかんぞ京太郎! 自分を取り戻せ! マイサンよ沈まれ! こんなことでお前に満足されてたまるか!)
白望「……?」
白望「京……?」
京太郎(ベッドから降りてこないでくれ、四つん這いになって迫らないでくれ! 俺は弱い! ぬぉぉぉっ! 俺に力をくれぇぇぇ! 理性だ。理性の化け物に!)
白望「……別に、触るだけだし」
京太郎「そ、それをやって歯止めが効く自信が無いんですよ俺は」
白望「そんなに重く考えなくても」
京太郎「考えましょうよ、お互い男女でもう子供も作れる体なんですから」
白望「……それはそれでおいし」
京太郎「おおおい!?」
白望「うん、ごめん。まだ高校生だし……早かった」
京太郎「ですよね」ホッ
白望「でも、唾はつけときたい」
京太郎「っ……」カァッ
白望「?」
京太郎「その、シロさんって愛情表現がストレートですよね」
白望「遠回しとか、ダルい」
京太郎「あはは、そういうとこ……好きです」
白望「……告白?」
京太郎「違います!」
白望「それはそれで傷つくけど」
京太郎「あ、えっと、そのすみません」メソラシ
白望「……良いよ、別に」フッ
京太郎「へ?」
白望「?」
京太郎「いや、なんでも……ないです」
白望「でも、せっかくおみまい来てくれたから……お礼」ガシッ
京太郎(ん、俺の腕を掴んで……そのまま)
白望「ん」フニュッ
ムニュンッ
京太郎「」
白望「……どう?」
京太郎「……トイレ、かります」
白望「うん」
―――豊音の家への道
京太郎「はぁ、俺はなんてことを……だがあのままはまずかった。あの行動は正解だ」
京太郎(シロさん、あまりにダイレクトすぎるアタックだぜ。このままじゃ俺の理性がもたん……正直めっちゃ良いけど)
京太郎「いかん! これじゃ俺はクソ野郎だ!」
おっさん「お、あれって宮守の」
おじさん「ああ、例の六股の……なんてうらやましいんだ」
お兄さん「爆発しねぇかな」
京太郎(くそ、とりあえずは豊音さんの家に行って癒されよう。一人暮らしだから色々と大変だろうしなぁ……晩御飯とか、大丈夫だろうか?)
―――豊音の家
豊音「いらっしゃいっ!」
京太郎(家というかアパートの一室だけど、結構良いよなー)
京太郎「俺もこういうとこ住みたいな」
豊音「住むー?」
京太郎「同棲いくない」
京太郎(俺の精神に)
豊音「それにしても京ちゃんが来てくれるなんて嬉しいよー、こほっ、けほっ」
京太郎「今のとこ豊音さんが一番重傷ですね……熱は?」
豊音「まだちょっとあるけど、平気だよ?」
京太郎「平気じゃないでしょうに、晩御飯とか無いなら作りますよ」
豊音「?」
京太郎「俺、これでも料理とかできんですよ」フッ
豊音「……」ポロポロ
京太郎「ファ!?」
豊音「ごめっ、ごめんねっ……」グスッ
京太郎「どうしたんですか?」
豊音「ううんっ、一人だから……寂しかったから、嬉し、くてっ……ふぇえっ」ポロポロ
京太郎「ああもう、無理して」ギュッ
豊音「うぅ~」ギュッ
京太郎「寂しかったらいつでも呼んでください、いつでも来ますから」ナデナデ
豊音「……うんっ」ギュゥッ
京太郎(なんとかしてあげたいけど、たまに御飯作りに来て上げるぐらいが限界だよなぁ)
豊音「京ちゃぁ~んっ」グスグスッ
京太郎「はいはい、ここに居ますよ……このままじゃ晩御飯作れないですから早く泣き止んでくださいねー」ナデナデ
豊音「うん、でももうちょっと、だけ……」
京太郎「さて、おかゆも作れた……渾身の出来!」
京太郎(おかゆに渾身もくそもないだろっていうツッコミは豊音さんに期待するのはこくってもんだな)
京太郎「もう食べますかー?」
豊音「ううん、もうちょっとしてから食べるよー」
京太郎「了解です」
豊音「えへへ、京ちゃんのエプロン姿って新鮮ー」
京太郎「まぁ……」キョロ
京太郎(本棚は漫画が多いけど、麻雀の教本とかもあるな……ゲームも多い)
豊音「汗が気持ち悪い……シャワー浴びてくるっ」
京太郎「はーい」
豊音「ごゆっくりっ! 好きにしてて良いからね、DVDもゲームも漫画もあるから!」ニコッ
京太郎(……って俺、このまま?)
ガチャ バタンッ
京太郎「……お、ブルーレイBOXだ。せっかくだ見るか」
京太郎(帰り遅くなるって連絡入れとこ)
テレビ『シャトルの中に逃げ込むのよ!』
テレビ『閉じ込められた!』
テレビ『罠だったか……』
京太郎「……」
ガチャッ
豊音「ちょっとさっぱりしたよー」
京太郎「ん、上がりました?」ピッ
豊音「見てても良いよー?」
京太郎「いえ、暇つぶしみたいなもんだったので……とりあえず今日はちょっと遅くまで居ても良いですか?」
豊音「え?」
京太郎「いや、ダメなら」
豊音「良いよっ! ずっといて!」パァッ
京太郎「ずっとは無理ですけど」アハハ
豊音「あ、そ、そうだよねっ、あははっ……でもぉ」
京太郎「?」
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 / \
,´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / う ち ',
,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / れ ょ ,
/:/:::::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::' { し | }
/:/:::::::::::::::::::::ハ:ハ:::::::::::::l ヽ:::::::::::::::::::', { い }
{::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ ゝ よ /
{::{:::::::::::::::l_レ::{ l:l \:::::::::ヽ_川ハ:::::::::::ハ /へ | ,′
. l::l:::::::::::::::ハハゝ \ \:::::::::::r― 、:_:::::ハ \__/
V:::::::::::::ハ ,z== \:::::::`:::ー.__> へ_┬ 、
ハ:、:::::::::ゝ/フ、、、、 ' ヽヽ::>´ / / /\\
i::::\:::| l:( ( ―と - ´ィ´/ />'/\ \__
}:::::::::::\:ヽヽ ( ノゝィ::::::7 /ヽ∨\ )
}:::::::::::::::::ヽ:u>┬ 二  ̄ イ-uァ、:`´:>工` \
|:::::::::::::::∧:::ハ`┴┬┬―┴ ´ /川 \ /
. j::::::::::::::/ i:::::ハ { 〈 /::ノ/-―  ̄{ヽ_ ノ
/フ/ ̄ \ !:::j } \ヽ _/ Y`ヽ \
/::/ ノ:::ノノ i// //( ゝ イ \ ∧
京太郎「……なら良かった」ニコッ
ピロリン
豊音「?」
京太郎「ああ……葵さんからメールでした」
豊音「葵からー?」
京太郎「みんなは大丈夫だったかーだって……まぁ大丈夫って送っておきますか」
豊音「うん……葵も、優しいねっ」
京太郎「ですね」
豊音「それじゃあ晩御飯、一緒にたべよ?」
京太郎「はい、温めてきますね」
―――その後
京太郎「さて、そろそろお暇しますか……明日も学校ありますしね」
豊音「うんっ、今日はありがとう京ちゃん!」
京太郎「いえいえ、俺なんかで良けりゃいつでも」フッ
豊音「でも京ちゃんのおかげであと10年は戦えるよー!」
京太郎「物資は十分ですか」ハハッ
豊音「京ちゃん分補充完了だもん!」ビシィッ
京太郎「はい、それじゃ」
豊音「うん、それじゃまたねっ!」フリフリ
京太郎(豊音さん……シャツ一枚は無防備すぎんぜ、ノーブラは俺には刺激が強すぎんぜ)
京太郎(シロさん家に行っていなかったら即死だった……)
シャトルさんの台詞間違えた
「シャトルの中に隠れるのよ!」です
―――翌日・朝
京太郎「エイスリンさんが!?」
塞「うん、私たちが復帰したのに」
白望「ね」
豊音「うー、一人暮らしの風邪は寂しいよー」
胡桃「私だけ風邪ひかなかったのが逆に悔しい、そしたら京太郎のおみまいが……」
葵(いつのまにフラグを、抜け目ないなぁ須賀)
京太郎(これは……行った方が良いよなぁ)
トシ「あんまり部活は休まない方が良いけどねぇ」ボソッ
京太郎「心読まないでくださいよ」ボソッ
トシ「……授業さぼって行って来れば?」ボソッ
京太郎「それが教師の言うことか……!?」ボソボソ
―――エイスリン宅前
京太郎「来てしまった……というよりエイスリンさんもアパートか」
京太郎(まぁ二人共綺麗なアパートだけど)
ピンポン
エイスリン『ハイ……キョウタロ!?』
京太郎「ど、どうも」
ガチャッ
エイスリン「ガッコ!」
京太郎「エイスリンさんが心配で……お昼ぐらい作りますよ」
エイスリン「ウン……!」ニコッ
京太郎「ありがとうございます」ニコッ
エイスリン「ドウシテ?」
京太郎「ほら、風邪の時って心細くなるじゃないですか……なんでもない風邪なのに凄いしんどくて『このまま死ぬんじゃないか』ぐらい思うときだってありますし」
エイスリン「……ソンナ、ヒドクナイ」
京太郎「それでも、俺……エイスリンさんが心配だったから」アハハ
エイスリン「キョウタロ……」カァッ
京太郎(作って学校戻って、まぁ単位は十分足りてるしなぁ……留年は免れるだろ)
エイスリン(わざわざ授業さぼって、来てくれた……キョウタロが……)ギュッ
京太郎「そう言えば、麻雀の方ですけど……エイスリンさんにネトマのID教えておきますね」
エイスリン「ネットマージャン?」
京太郎「はい、そしたら家でもできますし、さすがに今日は寝といてもらいますけど」
エイスリン「ウン」
京太郎「やっぱ……俺と葵さんとエイスリンさんは初心者ですからね」
エイスリン「イッショ!」
京太郎「ですね」ハハッ
京太郎(戦場はそれぞれ、違うけど……)
エイスリン「デキタ?」
京太郎「はい……さて、それじゃ学校戻りますね」
エイスリン「ウン!」
京太郎「しっかり寝て熱を冷ましてくださいね」ナデナデ
エイスリン「……アッ!」
京太郎「?」
エイスリン「ナ、ナンデモ!」
京太郎「いや、なにかあったみたいですけど……」
エイスリン「ナンデモ!」カキカキ シュバッ
京太郎「えっと、学校抜けて、お昼を作った?」
エイスリン「ウン、ダカラ、これイジョウ……」
京太郎「水臭いじゃないですか、なんでも俺に協力できることならします! なにすればいいんですか!」
エイスリン「ッ……イイ、ノ?」
京太郎「はい!」
エイスリン「……」テクテクテク
京太郎「なにか、取りに?」
エイスリン「……」スッ カァッ
京太郎「座、薬……」
エイスリン「……シテ?」ウワメヅカイ
京太郎(後戻り、できん……!)
―――自ら断った退路、男として退けぬ戦いがそこにはあった
??「おう、キンクリじゃ……次鋒じゃからな!」
―――放課後・部室
京太郎「……」
葵「なんで黄昏てるの?」
塞「さぁ、来た時からああだったけど……」
胡桃「京太郎、エイちゃんとこ行って来たって?」
京太郎「ああ、はい……」フッ
胡桃「……ねぇ京太郎」
京太郎「?」
胡桃「……その、私が風邪引いたら、お見舞いきてくれる?」
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V::::::ハ ≧三ミゝ ノノ "´ん//ハ` i::::::!::::::::::::j
i:::i::::ヘ〃ト//心 弋 ‐フ |:::::!:::::::::ハ}
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Vト>> ` イ ̄ レ
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/ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ' 〉/z7/ ヽX/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ
京太郎「……学校サボってでも行きますよ。今日みたいに」ハハッ
胡桃「!」パァッ
葵(完全に堕ちてる……!?)
胡桃「あっ……が、学校さぼっちゃめっ!」
京太郎「ですね」アハハ
胡桃「そうだよ!」
京太郎「それじゃ胡桃さんは風邪ひかないでくださいね、心配するの……好きな人なんていないでしょ?」ナデナデ
胡桃「う、うん……!」ニコッ
豊音「良いなー、ナデナデ」
白望「ファービー?」
葵「ナデナデしてー」
白望「ん」ナデナデ
塞「嬉しそうじゃないね?」
葵「あ、うん……ちょっとびっくりが勝ってる」
葵「みんなで飲み物買いに行っちゃったね」
京太郎「ですね、なんのおさらいですか」
葵「いやなんとなく、結構二人のパターンも多い気がする」
京太郎「あー、っていうかこの部活じゃ葵さんぐらいですからね。男のノリについてこれるの」
葵「……褒めてないでしょ」
京太郎「いや、話しやすいって意味では……」
葵(まぁ距離の取り方がお互い適度ではある、かな……?)
葵「そう言えばさ、ウィッシュアートさんとなにかあった?」
京太郎「え゛……な、なにが?」
葵「うん、わかりやすいなぁ」アハハ
京太郎「……他言無用ですよ」
葵「わかってるって、なにかあったなら役に立てるかもでしょ?」
京太郎「……エイスリンさんに座薬を入れた」
葵「アディオス!」
京太郎「お待ちになって! ここで行かないで!」
葵「聞きたくない! 聞きたくない!」
京太郎「意地でも聞いてもらいますよっ!」ガシッ
葵「HA☆NA☆SE!」
京太郎「はぁっ……はぁっ……こ、ここまで聞いたんだから、俺もすっきりしないじゃないっすかぁっ」ゼェハァ
葵「わ、わかったよっ、とりあえず聞くだけね、それで役に立つなら、っていうか問題なの?」ゼェゼェ
京太郎「問題じゃないのが問題じゃないんっすかぁ、エイスリンさん笑顔でありがとうって言われた時の俺の感情の渦巻き尋常じゃないっすよ」
葵「良かったね……で、詳しく」
京太郎「気になってるんじゃないっすか」
葵「そりゃ須賀の性事情っていうか、この部活の性事情だし」
京太郎「まぁ、座薬を入れたんですよ……エイスリンさんは下半身は脱いでましたけど布団を下半身にかけて、その中に俺が手を入れて」
葵「逆に生々しい、生で見たかった」
京太郎「……葵さんって塞さんとキャラかぶって」
葵「いや、これは思春期特有の」
京太郎「まぁ、とりあえずぬるぬるするのを塗っていれやすくするために」
葵(拡張……!?)
京太郎「えっと、まぁ1分ほど」
葵(ガッツリ!?)
京太郎「それから、挿れたって感じなんですけど……エイスリンさんに手を誘導してもらって、そのまま奥までぐいっと」
葵「ごめん、思いのほか生々しい」
京太郎「でしょうね、でも聞いてもらって俺ちょっと負担が減りました」
葵「持ってる火力の量が半分になっただけでしょ! 爆弾ってことは変わらないから!」
京太郎「でもエイスリンさんの下半身を見てたわけじゃないですし」
葵「かといって天井のシミを数えてたわけじゃないでしょ?」
京太郎「まぁ、ずっとエイスリンさんの顔を見て痛くないかどうか聞きながら」
葵「……なんでそんなプレイの話を」
京太郎「治療ですよ!」
葵「無茶があるって!?」
葵「で、エイスリンさんは終わったあとなんて?」
京太郎「ありがとうって……なんか胸が痛くなりました」
葵「良く耐えたね」
京太郎「えっとですね……その前に、念のためにこう……」
葵「ああ、そういうこと、性欲を押さえるためには必要なわけだから正しいんじゃない?」
京太郎「そのさげすむような目やめてくださいよぉ、俺だってなんで葵さんにこんな話してんのか」
葵「うん、なんで聞いてるのか……って聞かされてたわけだけど」
京太郎「でも本当に聞いてくれたおかげで明日エイスリンさんと笑顔で会えそうです」
葵「……良い人なのも問題だね」
京太郎「むしろエイスリンさんはなぜ俺にやらせるという発想になったのか」
葵「いや、ここの部活の特に姉帯さんとウィッシュアートさんは天然の極みだから……漫画の知識とか?」
京太郎「……なるほど」ムムッ
葵「比較的まともな臼沢さんと鹿倉さんなら大丈夫だと……」
葵(いや、臼沢さんがまともと、ううん、でも常識はしっかり……)
葵「ねぇ須賀」
京太郎「はい?」
葵「須賀の充電ってそんなに良いの?」
京太郎「知らんし」
葵(ちょっと、気になってきた……)
ガチャッ
塞「ただいまー」
豊音「私は帰ってきたっ!」
胡桃「エイちゃんから熱が下がったってメールきたよ」
京太郎「そ、そりゃ良かった」
葵「や、やったね!」
白望「?」
大丈夫、挿入する際にわざと腸壁の敏感なところを優しくなでさすりでもしない限り治療行為だから
とりあえずここまで……どうしてこうなった……
プロット時点でここまでやる気はなかったけど、まぁ良いか
とりあえず次回からは夏休み編ってことでこの調子だと700もいかずに終わる気配!
色々あったけど京ちゃんは童貞! 童貞です! 貞操はまだある!
◇現在の京太郎との関係
・白望:胸を触らせた触られた
・塞:最低週1の充電による擦り付け
・胡桃:純愛
・エイスリン:アナルプレイ
・豊音:通い妻
・葵:下ネタを話す
これもうわかんねぇな
>>415
京ちゃんはエイちゃんが痛くならないようにって頑張ってさすりつつ広げたから多少そういうことがあっても治療に決まってるだろ(憤慨)
あっ、エイちゃんのほぐしたって部分「10分」の書き間違えッス
さて、のんびり投下……途中一旦間空けることにはなると思うけど
今日からここは宮守速報、ついでにこのスレは宮守スレだ
そんな座薬、俺の座薬で蹴散らしてやるぜ!
―――昼前・ 部室
京太郎「俺と胡桃さんと葵さん以外がダウンしてから早数週間と……」
胡桃「誰に話てるの?」
塞「終業式中うとうとしてたでしょ京太郎」
京太郎「終業式中になんで俺を見てるんですかねぇ?」
塞「えっ、そ、それは……」カァッ
京太郎「え、何その反応は」
葵(そのまんまでしょ)
豊音「明日から夏休みだよー!」ギュッ
京太郎「ぬおっ!」
エイスリン「アソビに、イコ!」
塞「だね、みんなでってのも……」
白望「ダル……」
胡桃「怠けない!」ビシッ
京太郎「えっと、まぁ夏休み入ってすぐに行くってのは無理ですけど……少ししたらで」
塞「そうなんだ、じゃあ部活も出れないの?」
京太郎「はい……って、トシさん話してないですか?」
胡桃「?」
葵「……なんの話かわかる、小瀬川さん?」
白望「さぁ?」
京太郎「武者修行に」
豊音「武者修行!」パァッ
エイスリン「サムライ!」パァッ
塞「嬉しそうだなぁ」
ガチャッ
トシ「みんな集まってるのかい、早いねぇ」
胡桃「先生、修行って?」
トシ「ああ!」
京太郎「いや、そうじゃなくて」
トシ「まぁ早い話が……京ちゃんを連れてとあるところにね」
胡桃「?」
豊音「決勝で会おうぜ!」グッ
京太郎「それ負けフラグですよ?」
トシ「男子三日会わざればなんとやら……京ちゃんをしっかり強くして戻ってくるよ」
白望「……それについてい」
トシ「ダメだよ、もちろん」
白望「……京と出かけようと思ったのに」
塞「シロが自分から動く!?」
胡桃「槍が振る!?」
葵「小瀬川さん、私で良かったら付き合うよ」キリッ
白望「ダル……」
葵「えッ!?」
塞「やはりレズ」
葵「違うって!」
京太郎「とのことなんで、しっかり強くなって戻ってきますからね!」
豊音「よーし、それまで私たちも強くならなきゃね!」
エイスリン「カイシャク! ハイク、ヨメ!」
塞「なんの知識を取り入れてしまったのか……」
―――???
京太郎「あつぅ……」
トシ「荷物、別にあたしのも持たなくても」
京太郎「ああ、トシさんのキャリーバッグですし大した重さじゃないんで持つぐらいね。交通費は出してもらってますし」
トシ「ま、そういうのもオカルトにつながらないとも限らないしねぇ」
京太郎「マジで!?」
トシ「サッカーとか野球だって麻雀のオカルトにつながることが」
京太郎「なんなんですか、麻雀って?」
トシ「麻雀は麻雀だよ……さてついたね」
京太郎「ここは、旅館ですか?」
トシ「格安で泊めてくれるって言うからねぇ」ニヤッ
京太郎「?」
すっかり遅くなったが再開
旅館なだけで松実館とは決まってないだろう!
―――旅館・入口
トシ「さて……ついたし人呼ばないとね」ポン
チーン
京太郎(インターホンとかじゃなくてベルってのが乙だな)
?「はいー」
京太郎(旅館に美少女二人とは……エロい)
トシ「予約していた熊倉だよ」
?「ああ! お待ちしていました!」パァッ
?「ようこそ、松実館へ」ニコッ
, . ':´: : ̄ : `:ヽ、
/:/: : :|: : : 、: : : : : :\
__ /:/:/:l : : ト、 : : ',: : :l: ヽ : ヽ
, ' ´ ``ヽ、 /:/:/|: l : : |ーヽ : |: :.:|: :.|: : : :',
/ l 、 ヽ ヽ j: :|:ハ;!`ヽ: :|r笊ヽj: : :! : |: :、 : |
/´ |. |、 ヽ ', 、 ヽ l : リr笊' `゛Vりノ| : : |r‐|: : |: :|
j , ハ lヾヽ. | | | l | : : Vり | : : |' |: : |: :|
| , | | ヽ l r笊ヽ| lヽ| l '; : : | ' | : : |-/: :/: :.|
| l |r笊 ゛ Vりノ'| |'´| | §: :.、 冖 ,l : /:./: :/ : : |
リヾ、Vり .| | | | j:,ハ: : :ヽ _, '´|;/|_/: :/: : : :|
|゛| ' | l'"j ハ |:{ ヽ : : : : :_| / /: :/`ヽ、 :|
|. ト.、 ‐ /:l /:/ /:ヽ.ヽ ヾ /: : : / |/ /: :/ /⌒ヾ
', ', _,>‐'´:_:_:j,/:/ /┬-'、 `ヽ |: :/ |/ //: :/ /' |
lヾ:_:_: : :ヾ``ヾ/ /' | |ヽ. |/:/ ,/ / /: :/ / |
/´/ : :_;ノヽ { {. | '; :V :/ / / | : l,/ , |
/ //´ / l `iヾ. / ∨:/ / / ヾ;{| / |
/ / / / ヽ ヽ/ /|;ハ/ / __| /' |
,| ,/ / / ハ /'\ { | _|, .-.一:':´: :j´ , |
/ l { | | ___,l ∨ \ヽ ,.ゝ'´ : : : : : : : : : | / j
,| |人 ,ゝ.‐:':´: : : : : l / / }: : : : : : : : : : : : :.| / /
京太郎(おもちとな……?)
トシ「胸ばっか見てんじゃないよ」ボソッ
京太郎「おっと、俺としたことが」
トシ「さて、今日から1週間……お願いするよ」
玄「お任せあれ!」
宥「こちらこそ」ペコッ
京太郎「……一週間とな?」
―――部屋
京太郎(松実玄と松実宥、この旅館の看板娘とも呼べる姉妹のようで俺の一つ上と二つ上……そして―――)
玄「こちらです」スッ タユン
宥「またあとで来ますね」ペコッ ユサッ
京太郎(おもち……!)ゴゥッ
トシ(雀力が上がった……?)
トシ「さて入るよ、しばらく同じ部屋だけど……」
京太郎「ええ、構いません、修行を付けてもらう身ですし……タダなわですし」キリッ
トシ「ん、タダなんて言ったかい?」
京太郎「え?」
スッ
トシ「待たせたね」
??「いえ、お久しぶりです熊倉さん」
京太郎「あれ……えっと……そうだ、阿知賀の……はぁっ!? さっきのは松実玄さんと松実宥さん! そうだよ、なんで思い出さなかった!?」
?「ひっ!」ビクッ
トシ「唐突に大声出すんじゃないよ」
京太郎「あ、ああはい……いやぁ、色々なとこ見てたせいで前半見た人たちは覚えて無くて」
トシ「どうでもいいから挨拶しな、今回の修行に付き合ってくれる相手だよ」
京太郎「あ、はい」
晴絵「改めまして、あたしは赤土晴絵……阿知賀女学院の顧問だよ」
京太郎「えっと、レジェンドの?」
京太郎(豊音さんに教えてもらっといて良かった……)
晴絵「元、だけどね……ほら、あんたたちも」
京太郎「ああ、その前に俺が……これから一週間こちらの旅館で世話になる。一年の須賀京太郎っす!」ビシィッ
トシ(なぜそこで敬礼……?)
京太郎「一応、男子個人戦代表っす」ペコッ
穏乃「それじゃあ私から、高鴨穏乃……私も同じ一年だからよろしくね京太郎!」
__
. : :´: : : : : : : : :`: .
/: : : : : : : : : : : : : : : : \
.´: :/: /: : : :∧: : :ヽ: : : : : ヽ
/: : / : :/ : : : / ヽ : : ヽ: : :',: :ハ
/: : :,': : /: : : /,′ }:i: : : !: : : i: : :';\
': !: : !: _ハ:{: : ハ! }ハ: :_:レ: :}}: : : ! : ヽ
{:i: : :{: :/Tニヽ {! jイ:ノハハハノ : !:}: :ヽ:ヽ
i:ハ: :ハ: i/ん:ハ` ゙ん:ハヽi: :i :ハ}i: : : ヽヽ
iハ: ハゝ 辷ソ 辷ソ "ハ:レ: ノ: : : : ヽ:ヽ
/人 ! ' /.ィ:}: : : : : : : ハ:.}
{:{ ', "" r――┐ "" ′V}: : : : : : : } }:}
{:{ ゝ, ヽ ノ イ ∧: : : : : : :/:/
,ヾく: ̄::i:::::ェ- --ェ彡!: ̄::::ハ}: : : : : //
. /:::i:::::::::::::ヽ\::YY:/:丿::::::::´::ハ} : : : //
/:::::::へ┐::::::\:::l l::::/::::::::::::::::j:::V : ノ
ノ:::/ヽ‐二>、:::::::::`:l l:´:::::::::::::::::::V:::::Vノ
ノ::ィ::ヽ::`<´,.)::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::!:::::::ハ
/::/:::\:ヽヽ:::フ::::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::}::::::::::ヽ
. /:ノ::::::::::::::::ー:Y:::::::::::::::::! !:::::::::::::::::::::::j:::::::i::::::ヽ
. /::/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::l l:::::::::::::::::::::::/:::::::i:::::::::ヽ
京太郎(さっそく呼び捨て……だと……? ならばこちらもフレンドリーに!)
京太郎「こちらこそ、よろしくな!」ニカッ
穏乃「いやぁ、同学年の男子と話すのとか初めてだし打つのも初めてだ! ね、憧!」
憧「う、うん……一年の新子憧……です」
?「なんで敬語?」
晴絵「男が苦手なのよ、昔から」ハハッ
憧「う、うっさいわね!」
京太郎「そうなのか……これから一週間だけど、よろしくな、新子さん」
憧「う、うん……」
-―――-
/: : : : : : : : : : : : : :\
/: : /: : :| : : : : : |:|: : : : :.\__
/:./: : l: : : :l: : : : : |:|: -‐:.(厂\: \
. /: :l:|: | l: : : :l\:.\: |:|: /: | : : : :\: \
/ : |:l:|: | ト、: : |/\ N:| : /:| : : :|:.:l \: :.
|: |:.|:l:|八{ \{x仡心 |:lY: :_:_| : : :l: :| '; ::.
八{:.|从x心 乂炒 |:|ル' / | : : :|:.:.| | |:.
.: Ν:∧ 炒 ,,,, |:| | : : l|:.: l |: :| |
. .: / |: 沁 ,, ′ u|:| _,ノ| : : l|: : l :|: :| |
|: | |: |从 _ |:| /: : l| : : l|:.:.:.| |: :| |
|: | |: | l込、 ´ |:| `1.:リ : : リ: :.:.l |: :| |
|: | |: | |: : : 〕iト ... イノ'____|/: : :./:|: : :.l :|: :|ノ:
|: | 八{└‐ ┴v'´ ̄`丶_/:./: /: :| : : :| |: :|: :|
|: | / ==/==== ∨:./ ̄ \ : | :|: :|: :|
|: / ===/=== ∨ / ̄ ̄ ':.l :!: :!: :!
|/ ===/>┬┬ァ ∨/ l:| l: : : :|
/ く>‐=チ:.:./「/人 {/ l:| /:/}:.:.|
/ / /7´:.:./ {:.:.:.:{\ 〉 ,:.|{:/八: |
. / {/{<_/ /|:.:.:.:| ∧ /: |{ }:|
/ / / l /  ̄| ,/ /: : l }:|
. / / 0 / l| / | /: : : | ノ'
| i { | | l /: : |: :|
| | { | l \{: : : |: :|
| 八 人 八 〉: : :|: :|
. \ } 0 \ { /〉: : :|: :|
晴絵「ほら、灼……?」
灼「……灼……鷺森灼、2年」
京太郎「あ、年上なんですね……お願いします」ペコッ
灼(金髪で、軽そうな雰囲気……だけど見た目と実力は比例しない。弱いとは限らない)
京太郎(全員小さいなぁ、豊音さんを抜いて考えても小さい)
灼「……さぁ、打とう」
晴絵「さっそく?」
灼「時間は有限、お手並み拝見だよ」
-‐=== ミ
/i:i:i:i:i:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
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ムイi:i|i:i:i:|i:iⅥ |i:i:i:i:i|廾i:i:i:i:-=|
.:i:i:i:i:i:|i:i: 芹示ト ィ≠ミヾi:i:i:i:|
|i:i:i:i:i:イi:i:i| V)ソ V)ソ /Vi:i:|
|i:i:i:i:{ |i:i:i:|"" 、 ""':i:i|i:i:i|
|i:i:i:i:i:i|i:i:i:| _ 从:i|i:i:i|
|i:i:i:i:i:i|i:i:父ト. ` イi:i:i:i:|i:i:i|
¨¨¨ ¨ 广\ r=彡i:i:i:i:i:i/|i刈
_ _... イ ハハV¨ド.¨
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京太郎「ですね、俺もすっかり打ちたくてうずうずしてたところです……!」
トシ(すっかり麻雀中毒だねぇ)
灼「全国の実力、見せてもらうよ須賀君……!」
京太郎「俺だって化け物みたいな人にもまれて育ったんです。やってみせるさ……!」
憧「えっと、私も?」
晴絵「当然でしょ、あんたの修行にもなるんだから」
穏乃「打つぞぉぉぉぉ!」ゴォォッ
京太郎「暑い! 温度が上がった気がする!」
トシ(さて、この子たちより確実に塞たちの方が上……だけど、京ちゃんはどうなるかね?)
晴絵「こ、これは……!」
憧「嘘……!」
灼「……まさか、ここまで!」
穏乃「普通!」
京太郎「ぐはっ!」ゲフッ
トシ「京ちゃん……」カナシイメ
京太郎「ふ、普通の何が悪い! 全国に行ったチームに普通と言われるなら十分……!」フッ
晴絵「意識低いな!」
京太郎「よって俺がプレーンな状態だったとしてもすべてのステータスがプレーンであるなら、みんなの力をシンクロすることで」
晴絵「意識高くしようとしたのはわかるけど……ベクトル違うし!」
京太郎「くそっ、まさかこんなことを言われるとは……!」
トシ「まぁ、阿知賀を見る限り県予選は余裕で突破だったわけだからそこに普通って言われるってことは全国クラスってことは確かなんだけどね」
穏乃「これなら龍門渕の方が全然」
京太郎「やめて、もう俺のライフは0よ!」
憧「えっと……」
京太郎「ぐすん、俺は普通だよー普通のデジタルだよー」
憧「別に、弱いわけじゃないし、伸び代あるし……私たちと僅差で、4位だけど、途中1位保ってたから別に落ち込むこと……」ボソボソ
京太郎「マジで!?」バッ
憧「!!?」
京太郎「あ、ごめん」
晴絵「ほう、憧がそこまで優しいとはね……男には優しいんだ憧は」
憧「へ、へんな言い方しないでよ!」
トシ「まぁ凄い気を使ってくれてるみたいだし……確かに弱いわけじゃないからね、あと二回、三回やんないとわかんないからね」
京太郎「ですね、それじゃ……!」
穏乃「二回戦目!」
ガラッ
玄「お待たせしました!」
宥「私たちも、参加します」
京太郎( お も ち !!)
晴絵「んー、それじゃ憧と灼に変わって二人が入ってみようか」
トシ「ふむ……京太郎、オカルトを持ってる相手がいても能力は教えないからね。自分の目で見極めな」
京太郎「ウェ!?」
トシ「当然だよ。雀卓では誰も、誰も一人きりだよ」
京太郎「涙が出ちゃう! 男の子だもん!」
灼「おもしろ」
玄「仲良しだねー」
宥「うん、うらやましいね」ニコッ
京太郎「おっと、お二人にはまだでしたね……一年の、須賀京太郎です」フッ
玄「うん、私は松実玄! 今日からよろしくね!」
宥「松実宥だよ……お世話したりもするからね」ニコッ
京太郎(あー、おもち姉妹と一つ屋根のしたぁ!)
トシ(あんたは岩手に置いてきた子たちがいるでしょうに……あれで満足できないのかねぇ?)
玄「確か宮守でおもちハーレムを作ってると噂の須賀君!」
京太郎「ウソです! すべてウソなんです!」
玄「えっ、でも女の子を次々落としていって近辺の女子高生は全員! 須賀君の毒牙にかかったって!」
京太郎「あんたそれ信じてどうして俺がここに来ること許したぁ!?」
憧(やっぱこわい人なんだ……!)カタカタ
トシ「まぁ嘘だよ、尾ひれがついて噂がひどくなったりは良くある話さね」フッ
晴絵「ですよね」ハハッ
トシ「落としてるのは内の部員5人だけだよ」
晴絵「え」
玄「……危険!」
京太郎「今更か! 危険じゃねぇけどな!」
穏乃「そんな人に見えないけどなぁ……」
京太郎「優しいな高鴨さん! 君みたいな人が大好きだ!」
憧「し、穏乃を毒牙に……!?」
京太郎「やべ、やらかした!」
トシ「まぁ、それを知ってなお誰にも手を出さないヘタレだから安心して良いよ。この子なんだかんだでヘタレだから」
京太郎「ヘタレって二度も言った! 二度も言った!」
トシ「やかましいね、黙って麻雀しな」
京太郎「いじわるか!」
晴絵「……まぁ熊倉さんが言うなら」
憧(信じるんだ)
灼「……疑わしい」
京太郎「やっぱ信用されないじゃないですか、やだー!」
玄「真実とは一体……!」
穏乃「答えは麻雀の中に見つけるしかない……!」
京太郎「ならば!」
京玄穏「決闘-デュエル-!」
宥「……なんだか、あったかぁい」ニコニコ
京太郎「……通らば立直!」
玄「ロン!」
京太郎「ぐはぁっ!」
玄「一盃口、発、ドラ7で24000は25000です」ニコッ
京太郎「……ドラ7ぁ!?」
灼「懐かしい反応」
憧「まぁ初めてだったら当然の反応よね」
穏乃「やっぱすごいなぁ玄さん」
玄「えへへ」
宥「すごいね玄ちゃん」ニコッ
京太郎「転落、一気に……東一局からのハコ割れ!」
トシ「……どうだい京ちゃん、これが本番なら終わりだよ」
京太郎「!」ゾクッ
トシ「個人戦は持ち点25000……」
京太郎「これが、オカルト……!」
玄「制約もあるんだけど、和了れさえすればこの火力なのです!」
京太郎(条件は、トリガーは他人の立直? いや無条件の可能性もある。ならデメリットはあるのか……?)
晴絵「えっと、どうする?」
京太郎「もう一度このメンバーでお願いします」
晴絵「そうだね……これじゃ練習にもならないし……」
晴絵(見せてもらった岩手の男子個人戦予選のラスト、間違いなくオカルトがあったしね……)チラッ
トシ「……わかってるよ。交換条件だからね」
晴絵「それにしても、良いんですか?」
トシ「ああ、それが条件だしなにより……当たらないだろうからね」
晴絵「その根拠は?」
トシ「勘だよ……」フッ
―――数時間後
京太郎(結局、玄さんとばかり打ってるわけにもいかずに、オカルトのデメリットまではわからなかった。あれがただのドラ集めとも、思えないんだよなぁ)
トシ「さて、そろそろお開きかい?」
晴絵「はい、みんな帰る時間ですし……」
京太郎「ありがとうございました。それじゃまた明日!」
晴絵「うん、また明日」
穏乃「またね京太郎!」
憧「そ、それじゃ……」
灼「ん、明日はもっといじめてあげるから」フッ
京太郎「勘弁してください」ハハッ
宥「玄ちゃん、私たちも」
玄「あ、そうだった!」
トシ「さて京太郎」
京太郎「はい?」
トシ「……宿泊代は体で払ってきな」ニコッ
京太郎「……え?」
ってとこでここまで
宿泊代は体で払うの意味とは!
阿知賀組との練習開始でここから少し阿知賀編的な
松実館にて京ちゃんの新たな戦いが今、はじまる!
ではまたー
のんびり再開っとー
もう(どこからツッコミ入れれば良いか)わかんねぇな
天使の松実姉妹が京ちゃんからのチン写メを待つわけないだろ!いい加減にしろ!(メソラシ)
―――松実館・厨房
京太郎「ということで、お世話になります……」ペコ
松実父「……」
京太郎(おのれ……!)
トシ『体で払うと言ったら……バイトだろ?』グッ
京太郎(グッ……じゃないだろ! おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ!)
松実父「よろしく、一応サポートについてくれるぐらいで良いからね。料理は得意だって?」
京太郎「はい、懐石料理とかは作ったことないですけど」
松実父「ハハハ、そこまでのものは作らないよ……うちは庶民的で良いのさ、それが売りなところがあるし」
京太郎「庶民的、ですか……」
松実父「一応、俺の言うことは聞いてもらうけど……」スッ
京太郎(あの包丁は、前通販でやってた……あれで野菜を切って見たかった!)
松実父「ん?」ズイッ
京太郎「へ?」
松実父「……」
京太郎(ち、近い……)
松実父「君ぃ、良い眼をしている……」フフッ
京太郎(こわい)
松実父「君には期待してるよ」スッ
京太郎「ふぁい」
京太郎(貞操の危機かと思った)
松実父「ところで?」ズイッ
京太郎「ひっ!」
松実父「私の娘たちのことだが……どう思う?」
京太郎「へ?」
松実父「いやぁあの子たちは女子高だったからね、で、どうなんだい?」
京太郎「ああはい、可愛いと思いますけど……」
京太郎(これは、俺なら任せられるとか言われるパターン! きちゃった! 俺の時代!)
松実父「あの子たちは俺が言うのもおかしいかもしれないが母親似なんだ……」
京太郎「へ? あ、はい……」
松実父「手を出したら……」ギロッ
京太郎「はい、手は出しません。決して出しません、誓って……」
松実父「そうか、それじゃこれからよろしく頼むよ」ニコッ
京太郎(こわい……良い人そうな顔してるけど、一個前が酷かった。良い笑顔だ、感動的だな、だが無意味だ……)
京太郎(無我の境地、そう……いくらおっぱ……おもちが俺を気遣ってくれようと命より重いものなどない!)
宥「えっと須賀君、平気?」
京太郎「ええ、まだしばらく作れますよ。お客さんは?」
宥「もう平気みたいだし休憩、しよ?」スッ
京太郎(俺の腕を掴んだっ!? まずいおもちが手に当たってる! 女子高育ちだからといってそこまで気にしないのか!?)
宥「……?」
京太郎(いかん、こんな腕を掴まれた状態でつれていかれては……見られたら殺される! 殺されるぞ! 命の方が重い思い!)
宥「須賀くん?」ユサッ
京太郎「」
?『京太郎……』
京太郎『この声は……(会ったことない)父さん!』
妄想父『逆に考えるんだ。おもちの方が重いと……そう考えるんだよ』
京太郎『わかったよ父さん!』
宥「須賀くん?」
京太郎(命なんて軽いもんだ、特に俺のはな)キリッ
京太郎「行きましょう」キリリッ
宥「うん……?」
―――松実館
京太郎「ここは?」
宥「私のお部屋だよ」ニコッ
京太郎(おお、一日目からお部屋に案内されるとは……ただ問題が一つだけあるか)
宥「……?」
京太郎(暑い……)
宥「どうぞ」ニコッ
京太郎(可愛いんじゃ~)
宥「こたつに入ってくれる人なんて初めてだよ、あったかいねぇ」ニコニコ
京太郎(ああ、なんかこの人どことなく豊音さんに似てる気がする……なんとなく、どことなく。まぁ豊音さんほどぽわぽわしてないけど)
宥「須賀君は、暑いかな?」
京太郎「丁度良いっす」グッ
京太郎(あつい……なぜ、こんなことに……ああ、おもちか、おもちに導かれて俺は暖房が効いた部屋でこたつに入ってるのか)
宥「須賀君?」
京太郎「いえいえ、さてそういえば宥さんは麻雀を?」
宥「お母さんが、やってたんだ……」
京太郎(そう言えばお母さんを見ない。そういう、ことか……?)
宥「赤土先生も、お母さんにならったんだって」
京太郎「へぇ……良いですねそういうの、俺も片親なんですよ」
宥「そう、なの?」
京太郎「俺は母親だけで、父親って見たことないんですよね。写真もないし……」
京太郎(母さんからは死んだって聞かされたけどな……)
宥「じゃあ、一緒なのかな……あ、でも私お母さんのこと覚えてるし」
京太郎「そんなに気を使うほどのことじゃないでしょ、お互い」
宥「そう、だね……なんだか須賀君って不思議だね」
京太郎「……?」
宥「なんだか、あったかい」ニコッ
__
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/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ """ |. ム'
. ヽ、`´"" ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
{ /〈 / /ー' / ヽ__/ `ー -- __ -――- 、 `ヽ
八 У / |  ̄ ̄ 〉`ヽ、\ |
У / / ノ { i i ヘ |
.: i { オ| / | | ! ハ !
. 入 ハ 、. ノ | / / ! ! ! j.|
/ ヽ ヘ 、. / ネ / V . j !|
京太郎(これが天使か……いや、岩手にも俺の帰りを待つエンジェルたちが……ん、俺の思考がいささかおかしい)
京太郎「宥さんにそう言ってもらえると男として嬉しいですよ」ハハッ
宥「えっと、須賀君?」
京太郎「はい?」
宥「大丈夫……?」
京太郎「大丈夫って、もちろんですよ。なにも問題無しです。仕事は一通り終わりましたし、松実さんにも良い腕だって褒められて」
宥「えっと……」
京太郎「?」
宥「気を、使ってくれたんだよね……?」
京太郎「そんなわけないじゃないですか、やだなぁ」
宥「でも、ふらついてるよ?」
京太郎「へ?」フラッ
宥「す、須賀君……! 玄ちゃぁん!」
玄「何事!?」バタンッ
宥「下」
玄「!?」
京太郎(白……)
―――部屋
トシ「情けないねぇ」
京太郎「うっ……」
トシ「熱中症、室内で?」
京太郎「……だって、おもちが」
トシ「シロとか塞とか豊音に飽き足らずあんたは……」ハァ
トシ「まぁ頑張ったことは褒めてあげるけどね……女の子相手にしたときのあんたのその根性には感服するよ」
京太郎「おもちのためならばたとえ火の中、水の中……」
トシ「……風呂入ってくるかい?」
京太郎「朝にしますぅ」
トシ「朝はどうなんだい?」
京太郎「俺から仕事入れてもらえるように聞いたらOKだって、最初は夜だけのつもりだったらしいんですけどね」
トシ「ほお、そりゃまたなんで自分から?」
京太郎「……なんか、カッコいいでしょ? 料理できる男!」フフンッ
トシ「……三枚目ってとこだね」
京太郎「うぅん、微妙……」
トシ「ねぇ京ちゃん」
京太郎「はい?」
トシ「こっち来てから視線を感じないかい、たまに」
京太郎「気のせいじゃない、ですか?」
トシ「そうかい、それなら良いけどねぇ……南に行ってってのが引っかかるんだよねぇ」
京太郎「それって厨二」
トシ「おやすみ」
京太郎「華麗にスル~」
―――翌早朝
京太郎(さて、風呂入って……丁度良い時間だろ)テクテクテク
宥「あ、須賀君……」
京太郎「宥さん、こんな時間から……おはようございます」
宥「うん、昨日は無理させちゃって、ごめんね……?」
京太郎「いえいえ、宥さんとお話できて良かったですよ」ニッ
宥「……うん」ニコッ
玄「お姉ちゃん~!」ガバッ
宥「ひゃっ!?」
玄「おもち!」グワシッ
宥「ひゃぅう!」ビクッ
京太郎「」
玄「お、前よりサイズが……あ」
京太郎「……」
京太郎(これは玄さんグッジョブと言わざるをえない。だが言ったが最後……変態のレッテルが張られてしまう。俺は変態ではないのに張られてしまう!)
玄(まさか男の子の前でこんなことを……昨日のことを思えば須賀君は『剥いて確かめてみよーぜ!』とは言わないけど……このままじゃ変態のレッテルが張られちゃう。私は変態じゃないけど張られちゃう!)
宥「あぅっ……ひどいよぉ玄ちゃん、須賀君の前でなんてぇ」
京太郎(うっ、その台詞はむしろ良くない……破壊力が増します!)
玄(松実玄、クールだよ。クールになるですのだ)
京太郎「……」
玄「……」
宥「うう、なんで胸に……」
玄「そこにおもちがあるからですのだ!」
京太郎「当然だ!」
京太郎(しまったぁぁぁっ!)
玄(クールになるって言ったのにぃ!)
宥「ふぇ?」
宥「……?」
玄「目の前に大きなおもちがあって見ない者はいないですのだ!」
京太郎「触れるならば触りたい!」
玄「でも普通は触れない!」
京太郎「触れるとこにあるのがうらやましい!」
玄「未知のおもちに囲まれていてうらやましい!」
京太郎「玄さん!」
玄「須賀君!」
, --- 、 , - 、‐-‐ 、
{ r'´ ̄ \, -┴‐ 、
/ヽ ヽ___,__/ /
{ \ ヽー'´ ノ⌒ヽ
,.-ヽ `ヽ_ノ ノ
{ \ ヽ /ヽ
f´\ `ヽ __ノ ノ、
ヽ `ヽ ノ / }
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/ ハ :.
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/ / l ヽ
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. / / l \
宥「……?」
ねむ、限界ですた
もうちょっと続けたかったけど
あと意見聞いとくとやっぱ宮守スレだし阿知賀はさっさと切り上げた方が良いかな?
宮守キャラだけを見に来た! って人にはとんだスレタイ詐欺になっちまうぜと思いつつ
一週間だし書いてもそんなに長くは続かないとは思うけど
なにはともあれ同志爆誕
ではまたー
宮守だけでいいんじゃないかな
そして阿知賀だけでスレ建てはよ
これは全国で再開するも阿知賀のメンバーがお腹さすってるのを見て宮守ぶちギレの展開あるな
でも一発必中なんでしょう?
真昼間から投下開始
さすがにこの時間に読む人はいなさそうだけども
休んでSSを書く社会人の鑑
あとみんなやっぱレズが好きなんですねぇ~(ゲス顔)
ツッコミ役が少ないのは大丈夫だゾ、一応考えてあったんで
生乳とか生尻いうインパクトあるスレ名……このスレはレズスレ、いやないな(真顔)
そもそもこのスレビックリするほど健全だし、イッチの精神が健全だからね
>>513
ほら、生乳スレとかあるから……最近のマストは生尻スレのようだけど
>>517
健全なスレだから(震え声)
>>519
なんの話かな?(メソラシ)
―――昼前
京太郎「ふぃー終わったぁ」
京太郎(あとは夜だな……さて、麻雀麻雀)
ガラッ
京太郎「うっす!」
憧「!」ビクッ
穏乃「お、京太郎! 今日も頑張ろうね!」グッ
灼「ん」フリフリ
宥「えっと、頑張ろうね……」ニコッ
玄「やるのですよ須賀君、いや京太郎くん!」グッ
京太郎「はい、玄さん!」グッ
葵「さっそく落とすとは、たまげたなぁ」
京太郎「いやいや落とすと言うと語弊が……ンウェイッ!?」
葵「二日ぶり」
京太郎「アイエエエ!? アオイ!? アオイナンデ!? コワイ!」
トシ「呼んだんだよ、そもそも来る予定ではあったんだけどね」
京太郎「いや、じゃあなんで一緒じゃなくて……?」
トシ「なんでだろうねぇ?」
葵「たぶん一緒に来るとなると色々と大変なことになったと思うんだよねぇ?」
京太郎「……はて?」
葵「阿知賀のみんなは個人戦は出てないみたいだから、私は個人戦だけしか出てないしやり合えるからね」
京太郎「ああなるほど、それを思うとエイスリンさんに申し訳ないですね。同じ初心者なのに」
トシ「まぁあの子には私が徹夜で作った資料を渡してるし、問題はない思うよ」
京太郎「おお、教師の鑑」
葵「でもどうせなら小瀬川さんと二人で旅行に」
京太郎「出た! あれは葵さんのレズ発言!」
葵「レズじゃない!」
灼「こわ」
憧「そ、それはそれで怖い……」
穏乃「レズってなに!?」
宥「えっと……」
玄「……」
晴絵「……熊倉さん、大丈夫ですか?」
トシ「たぶんね」
葵「嘘だって! ほら初めてだから信じちゃったじゃん!」
トシ「今の発言はフォローできないねぇ」ハァ
葵「ノンケだからぁ!」
京太郎「さて、早く打ちますか」
玄「だね! そういえば京太郎君、実は良いおもちの話が」
京太郎「なんだって!」ガタッ
灼(男って……いや、玄は女だけど……)
京太郎「よっし、ロン!」
玄「あっ……うーん」
京太郎「見切りましたよ」フッ
晴絵「やっぱバレやすいね玄は」ハハッ
京太郎「しかし、まともなデジタルとの相性が本当に悪い」ムムッ
憧「普通デジタルなんだからその発想はおかしいでしょ」
京太郎「そうですかねぇ?」
晴絵「でもオカルト持ちの爆発力ってのは本当に……」
京太郎(なんか……ああ、10年前の)
葵「……」ソワソワ
玄「どうかしたんですか?」
葵「ああその、温泉が楽しみでさ」アハハ
京太郎「今すぐ行ってきたらどうですか?」
葵「よ、夜で良いよ……麻雀頑張った後のご褒美ってことで」
玄「それなら私がお背中お流しするのです!」
京太郎「危険です! 食われますよ!」
玄「……ふえぇっ!」ビクッ
葵「私はレズじゃなぁい!」
憧「食われるって……女子だらけの空間でその発言はいかがなもんなの?」
京太郎「そういえばそうだ……」
灼「別に良いけど、で実際どうなの?」
京太郎「レズじゃないと思いますよ……たぶん」
葵「事実レズじゃないからね!」
トシ「さて、続きしな」
葵「華麗にスルー!?」
京太郎「さて、と……!」
玄「へ?」ヘケ?
葵「ハム太郎?」
京太郎「明日はもっと良い日になるよね」
灼「正確には?」
京太郎「開幕跳満聴牌ぐらい」
灼「すご」
葵「鷺森さんってソッチ側なのか……」
京太郎「で、どうしました?」
玄「う、ううん……大丈夫だよ。やろ……」
トシ(なるほどねぇ)チラッ
京太郎「さて、と」タンッ
灼「?」タンッ
玄「えっと……」タンッ
憧「雀卓二つもあるのって新鮮ね、それに二組出来上がってるってのも」タンッ
京太郎「うちの部員はトシさん入れて八人なんで基本二つなんですよ、片方はマットですけど」タンッ
灼「……子供たちが来た日はうちも」タンッ
玄「……」タンッ
憧「そういえばそうね、でもあれは練習になら……いや、たまに直撃して収支で負けるとショックなのよね」タンッ
京太郎「ああ、俺も年下に負けるとショックですねー」タンッ
灼「あるの、打つ機会?」タンッ
京太郎「カン!」
憧(鳴いた!?)
京太郎「さらにカン!」
玄(二回!?)
京太郎「もいっこカン!」
トシ(珍しいもんを見た気分だね……)
京太郎「……もう一個とはいかなんだ」
灼(助かった? ……でも、槓材、二つがドラ……ドラが8?)
京太郎「年下と打つ機会でしたっけ……たまに、といっても雀荘で現れる中学生とか、これまた雀荘で会ったどっかで見た和服の小学生」タンッ
灼「え、それって……」タンッ
玄「……立直!」タンッ
京太郎「通りませんね……ロン!」
玄「!?」
京太郎「見ての通り、槓材すべてドラで、ついでに二つドラ……トイトイ、白……ドラ10……!」
憧「数え役満!?」
灼「というか、玄がいてドラが……」
玄「えっと、どういう、こと……?」
トシ(なるほどね……)
用が入ったのでまた後に、夜か深夜あたりにまた投下するぜよ
マホちゃん?うーむわからぬ
って京ちゃんつよいこわい乙
三槓子ドラ8ってだけでも完降りですわ…
(これより投下開始すんぜ)
戻ってきたら大変なことに、中学生はそこらのモブだよー
和服の小学生はご察し
はやりんと結婚して島根に移り住んだ京ちゃん、はやりんが仕事で出かけている時に美月さんといたして、そのまま爛れた関係になってはやりんの笑顔が曇る……とかいうのを考えたんだけど誰か書かない?
>>539
京ちゃんに隠された能力とは! 好御期待! ……やっぱ期待しないで(震え声)
>>542-543
三槓子の役を忘れてた
そのうちドラ8で……最終的に三槓子、トイトイ、白、ドラ10と
京太郎「コピー能力、なんっすかねこれ?」
トシ「んー、いやまだ微妙な段階だね……自分の見解は?」
京太郎「玄さんの能力がドラを集めるでデメリットと条件を考えたんですけど……条件は無し、デメリットはおそらくドラを切れないこと」
玄「おお!」
京太郎「そこまで考えて、きっと斬れると思ったんですよ……相手を」フッ
葵「痛っ」
京太郎「ぐあぁぁぁっ!」
灼「こわ」
憧「黒歴史……それに怯えてんのね」
京太郎「……はぁっ、はぁっ……し、しかし事実それで斬った。まぁ、手応えが違ったんですけど」
トシ「手応え?」
京太郎「ああはい、コピーする時、斬るんですよ……なんか和了った時に相手を」
玄「そんなことは……」
京太郎「ああ、個人戦決勝の時にはできたんですけど……」
葵「……やっぱり痛い」
京太郎「やめてぇ!」
灼「……可哀想だから、やめてあげて」
京太郎「灼さん!」パァッ
灼「……ぐっ」ガクッ
晴絵「灼、お前もか……」バタンッ
憧「患っちゃった奴多すぎでしょ!」
京太郎「ともかく、そんな感じです……」
トシ「ふむ、まぁその線で行ってみようか……他にオカルト持ちは? 京ちゃんのわかってない」
京太郎「ああ、灼さんもたぶんなんかあると思うんですよね」
灼「……?」
晴絵「灼は打ち方に特徴があるだけだし」
トシ「その特徴は時としてオカルトになるんだよ。やってみようか……それじゃ玄ちゃんと葵、それにそこの新子さんと赤土、頼むよ」
晴絵「お任せレジェンド!」バッ
葵「痛」ボソッ
晴絵「ぐふぅ!」
憧「晴絵が死んだ!」
玄「この人でなし!」
灼「ハルちゃんの仇は私が取る……覚悟してね須賀君!」
京太郎「俺かよ!」
玄「同志があぶない、葵さんを早く倒して援護に!」
葵「麻雀ってそう言うゲームじゃねぇから!」
―――数時間後
京太郎「もうらめ……わからん」
灼「だから別にオカルトなんて」
京太郎「灼さんの能力はともかく」
灼(ともかくって……)
京太郎「……穏乃だよぉ!」
穏乃「?」
京太郎「あーくそ、どうなってんだ途中でまったく手が止まったってか……炎が見えた」
穏乃「炎……熱血! 私の山への情熱が!」
灼「あつ」
晴絵(山……ああ、あれは山、山の探索……)
京太郎「だー、てかもうこんな時間か」ハァ
玄「あ、晩御飯の支度とかしなきゃだね」
晴絵「それじゃ私たちは帰ろうか」
穏乃「はい!」
京太郎(二日目の練習は終了、あと五日でどこまで行けるか……)
京太郎「うーむ……」テキパキ
松実父(凄まじい速度で料理を……これはとんでもない掘り出し物かもしれない。欲しいな……ハッ、俺はなにを!)
京太郎「しかし……速度も必要だな、もっと早く……そして綺麗に」
松実父(あれでまだ上を求めるだって!? あの歳であの実力があれば、くっ……認めざるをえないようだ。彼の実力は間違いなく世界を狙える!)
京太郎「いや、あの時のあの人の方が早いし腕も、能力だって……同じ歳でもあいつも強かった」
松実父(まだ凄い相手がいるのか!? しかも同世代に……くっ、これが……キセキの世代!!?)
京太郎「そういや玄さんのはもらったんだよな」
松実父「」
京太郎「やっぱ弱点とか弱いとことかもわからないとだから沢山やっといて正解だったな」
松実父(く、玄が……い、いや何かの間違いの可能性も……)
京太郎「でも今日で玄さんの弱いとことかもわかったしな、あとは宥さんも」
松実父(ゆ、宥……!?)
京太郎「宥さんはどこが弱いんだろう……あったかいとか良く言ってるし……あったかいのが好きなわけだから……ん?」
松実父(な、何に気づいた!)
京太郎「でもそれじゃ玄さんと……ああ、姉妹だから似るのも納得か、ならそれを前提に攻めてみるか……宥さんもいただけるかもしれん」
松実父「須賀あぁっぁあぁあっぁぁッ!」
京太郎「はひぃっ!?」
松実父「お前を殺して俺も死ぬぅ!」
京太郎「なんでぇぇぇっ!?」
松実父「暴れんなよ、暴れんなよ!」
京太郎「暴れるはこんなもん!」
松実父「大丈夫、痛みは一瞬だ!」
京太郎「なにがあんたを駆りたてた!?」
松実父「大事な娘を傷物にされた恨みじゃぁ!」
京太郎「誤解だぁ!」
宥「なに、やってるの……?」
松実父「宥は狙われている」キリッ
京太郎「それこそ誤解だろ!」
宥「……お父さん?」
松実父「どうした!」
宥「やめて、京太郎君はそんな人じゃないから……」
松実父「……俺?」
京太郎「だって誤解だもの」
松実父「いいや、さっきの言葉の数々は聞き逃さん!」
宥「お父さん……?」
松実父「か、母さんに似たな……」グッ
宥「終わったなら行こっか、京太郎君……」
京太郎「あ、はい……でもそこで真っ白になってる」
宥「いいよ、放っておいて……」スッ
京太郎(ああ、また手を引っ張って! おもちがあたってりゅのぉぉぉぉ!)
松実父「うう、露子ぉ……娘たちが毒牙にぃ……」
―――自室
京太郎「宥さん、あのままお風呂って言ってたけど……気をつかって連れ出してくれたのか」
京太郎(だが誤解は解かねば……俺が死ぬ!)カン☆コーン
ガラッ
京太郎「戻りましたーっと、あ……」
葵「あっ……」
京太郎(扉開けたらばったり葵さん)
葵(飲み物買って来ようと思ったらばったり須賀)
京太郎(なんだかんだ言っても葵さんも美人だよなぁ、あ……良い匂いする)
葵(うわ、身長高いしまつ毛長っ……綺麗な顔だちしてるし……)
トシ「なに見つめ合ってんだい」
京葵「!?」ビクッ
京太郎「す、すみません……飲み物買ってきました」
葵「あ、ありがと……それじゃ出なくていいや」
京太郎「そ、そうですか」
葵「う、うん……」
トシ「……ふむ、なるほど」
玄「おお、同志京太郎君!」ビシッ
京太郎「これは同志玄さってなんでここに!」
トシ「温泉一緒に入って戻ってきたみたいだからね」
京太郎「ああなるほど」
京太郎(ううむ、玄さんと葵さん、二人共浴衣で風呂上りで……色っぽい)
葵「……ネトマでここまで、てかのどっち強すぎぃ!」
トシ「切るのはこっちだったね、結果論だったけど」
葵「うう、デジタルの神がいる……」
京太郎「のどっち……ううむ、なんだかおもちの気配」
玄「奇遇ですのだ。私も今そう思っていたところだよ……」
京太郎「やはり同志……」
玄「そういえば!」
京太郎「と、突然大声出さないでください」キーン
玄「ああ、ごめんね」
京太郎「平気です、で……どうしたんです?」
玄「中々どうして葵さんはおもちだったのです!」
京太郎「えっ……」
玄「びっくり?」
京太郎「いや、何となく納得しました……葵さんとだけは密着することはないんで」
玄「ほうほう、それ以外のおもちとは密着していると……」
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ /
. /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/ ふ
'://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ な な な ぅ
{//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′ る. る .る (
. i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ほ ほ ほ )
. |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! ど ど ど む
. | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< |
八::| :|::::i /i, , , /i/ , }:::}i::人 __ ノ\
(__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{ ` ー― ´
/ :{ | :V:入 { ̄`ソ }/}::::}/::::::l.|:::::::|
{ ::|人::∨::::>... ` . ィ升|:::/::::::::八::::::{
京太郎「いや、そういうわけじゃないんですけど……」
玄「つまり葵さんのおもちだけまだ触ってなくて気になると!」
京太郎「え、まぁ……そうなるんですけど」ヘヘッ
玄「大丈夫、お願いするのです! 勇気をもって!」
京太郎「いや無理でしょ!」
玄「私は触らせてもらったのです!」
京太郎「レズを誘うのか、たまげたなぁ……」
玄「だから京太郎君も!」
京太郎「葵さんはビッチかなにかなのかな?」
玄「大丈夫!」
京太郎「さっきからなにが大丈夫!?」
玄「だってさっき京太郎君は葵さんの胸を見ていたのです!」
京太郎「見てたけどさ!?」
玄「触ってみたいんでしょ!?」
京太郎「そりゃな!」
玄「ならあきらめちゃだめなのです!」
京太郎「俺だって諦めたくて諦めてるわけじゃねぇんだ!」
トシ(同じ部屋にいるってわかってんのかね?)チラッ
葵「」ウツムキ フルフルフル カァァッ
―――松実家の居間
玄「ただいまっと、あれお姉ちゃんもいるんだ」
宥「うん」
松実父「な、なにもされなかったか?」
玄「?」
宥「京太郎君といるの、本当に好きだね玄ちゃん」フフッ
玄「うん、京太郎君といると本当の自分を……ありのままを、出せるから」フフッ
松実父(ひぇっ)
玄「それに楽しいし……京太郎君ったら色々な」
松実父「そのだな二人とも須賀君からは色々聞いてるんだけど……」
玄(麻雀の話かな?)
宥(京太郎君がしたってことは、麻雀の話?)
松実父「その、須賀君と……須賀君の、なにが凄いんだ?」
玄「えっと、なんだろう……言葉では言い表せなくて」
宥「やっぱり楽しいかな、ただなんとなく……ムードメーカーなのかな?」
玄「そうだね、だからしてる時も楽しいんだね!」ニコッ
宥「うん、だから京太郎君の凄いところは……雰囲気作りとか、自分の空間に相手を引き込むとか、そういうところなのかな?」
松実父「……き、今日須賀君が玄からもらったと」
玄「ああ、うん……大切なもの」エヘヘ
松実父「」
玄「だけど須賀君はすぐに和了って、返してもらったし」
宥「無くならなくて良かったねぇ」
玄「うん!」
松実父(ハッ、一瞬意識が飛んでいた……)
松実父「その、次は宥からもらうと」
宥「うん、頑張ってそんなことにならないようにしないと……!」グッ
松実父「おお!」
玄「でもお姉ちゃん、京太郎君は凄いよ?」
宥「わかってる……だから、その時はその時……ちょっと、楽しみなんだぁ」ニコッ
松実父「」
松実父(露子ぉ……俺は、どうすれば……)
ここまでー
勘違いが勘違いをよぶ、松実父の明日はどっちだ
ちょっと葵とイベントを入れて……あの真ん中分けたまんない。胸も
とりあえず阿知賀編が二日目……まだ阿知賀編やんぞ!
序盤はしっかりやるけど数日飛ばすつもりで
それじゃまたー
おつー
レズさんはあのタレ目な感じもいい
京太郎「食べりゅ?」
松実父「食べりゅううううううぅぅぅっ!!!」
点数申告おかしいっていうか省いてるだけだと思うがなぁ。がっつり描写してる訳でもないのにいれたらテンポ悪くするだけじゃないの
気の知れた仲だと倒すだけで点棒出してくれたりするし
あとさすがに役の付け方おかしいのは意味がわからない
のびのびと投下開始ー
松実姉妹はまだ落ちてないぞう
ちなみにイッチはネトマは結構やる
けどネトマしかやらないので点数申告とかは……まぁ点数間違ってるとかがなきゃまだ(震え声)
まぁなにかおかしな点とかあったら具体的に教えてくれると助かるっす
>>562
わかってらっしゃる
―――部屋
京太郎「え、同じ部屋ですか?」
トシ「まぁ私もいるし、もう一部屋借りるかい?」
葵「……まぁ、先生がいるなら」
京太郎「ですね」
トシ(これが他のだったら隣が良いとか言うんだろうけどねぇ……)
葵「それじゃおやすみ、明日はどうするの?」
京太郎「麻雀じゃな……あ、でも高鴨に山誘われてるんだった」
葵「やま?」
京太郎「はい、山」
葵「……やま?」
トシ「熊に気を付けなよ」
京太郎「はーい」
葵(……やま?)
―――早朝
京太郎「おはようございます」
松実父「ああ、おはよう」キリッ
京太郎「え、はい……」
松実父「須賀君、君は……」
京太郎「はい?」
松実父「二人を幸せにできるのか!?」
京太郎「ファッ!?」
京太郎(二人って誰!? いや、宥さんと玄さん!? なに、唐突なイベント!?)
松実父「泣かせたらただじゃおかないぞ!」
京太郎「泣かせませんよ!」
松実父「可愛い子を見れば誰にでも手をかけるようなそんな男からは足を洗うんだ!」
京太郎「俺どんなキャラ!? 今まで彼女もできたことないのに!」
松実父「なっ……そういう友達ばかりか」クッ
京太郎「俺はそんなことしたこともありませんよ!」
松実父「え?」
京太郎「え?」
松実父「……え?」
京太郎「え?」
松実父「そうか……そうか、そうだったのか」
京太郎「そうですよ」
松実父「は、ハハ……ハハハハハ!」
京太郎「はは……?」
松実父「そうかそうか……そんな男では無かったか、そうだよな。そうだそうだ、おかしいと思ったんだ」ハハハッ
京太郎「……はぁ?」
松実父「よろしく頼むよ、京太郎君」キリッ
京太郎(なんなんだ一体……)
―――宮守高校・麻雀部部室
白望「!」キュピンッ
塞「ん、どうしたの?」
エイスリン「?」
白望「ううん、いやたぶん気のせいのはず……」
胡桃「でも懐かしいね、五人って」
豊音「でも寂しいかもー」
塞「まぁ一週間もすれば帰ってくるって言ってたしね、気楽に待ってよ」アハハ
―――昼前
京太郎「……山だな」
穏乃「山だね!」
京太郎(ただただ山だ……今からここを上るのか……)
穏乃「よっし! いくぞぉ!」
京太郎「熱中症になるなよ、あとお前が怪我しておぶってくイベントとか勘弁な」
穏乃「私を山歴何年だと思ってるのさ、余裕!」
京太郎「猿も木から落ちるって言うだろ」
穏乃「猿も奈落の落とし穴じゃなかったっけ?」
京太郎「正しいのを訂正するのか……っていうかそれもうただ罠にかかってるだけじゃねぇか」
穏乃「よっし、行くぞ京太郎!」ダダダダッ
京太郎「……しかたねぇな」フフフッ
京太郎「俺の運動能力を見せてやんよ!」ダッ
―――頂上付近
京太郎「お、のれ……おのれっ……おのれぇ……」ゼェハァ
穏乃「け、結構やるじゃん!」ハァッハァッ
京太郎「お、俺の方が断然疲れてる……運動部なのに、元」
穏乃「へぇ! なにやってたの?」
京太郎「ハンドボール、結構人気あるしモテるし……ってことでさ……まぁモテなかったからやめたけど」ハァ
穏乃「……モテたかったんだ」
京太郎「そりゃな、それが目的で入って……県大会で良いとこ行ったんだけどな、やられた」
穏乃「へぇ」
京太郎「わけわかんねぇよ、なんだよ霧出したりでっかい手をだしたり、蹴ったらボールが狼になったり」
穏乃「そんなオカルト無いってー」アハハ
京太郎「ハンドは魔境、はっきりわかんだね」
穏乃「そういえば京太郎はなんで麻雀やってるの? はい水」
京太郎「おう、ありがとな……ん」ゴクッ
穏乃(あ、私の口つけた奴だった……ま、いっか)
京太郎「……なんでもないことだけどさ」
穏乃「そうなの?」
京太郎「おう、ただなんとなくちょっとした誤解から……部室に行って、入ることになって」
穏乃「入ることになった理由とかが知りたいんだけど」
京太郎「んー……かわいい子には男は弱いってことだな」ハハッ
穏乃「?」
京太郎(豊音さんにデカいと言いかけて、エイスリンさんと豊音さんに誘われて……)
京太郎「真面目に頑張ってる奴がいてさ、そんな奴らに頑張れって言われたらそりゃ頑張るだろって話だな……」
穏乃「おお、かっこいい!」
京太郎「似合わねぇよ、そっちは?」
穏乃「うーん……遊ぶため、かな!」
京太郎「遊ぶとな……?」
穏乃「長野の清澄高校!」
京太郎(咲のいる……?)
穏乃「そこにいる原村和っていう子が昔の友達でさ……もう一回、麻雀がしたいんだ!」
京太郎「……なるほどなぁ」
穏乃「まぁ知り合いは私と玄さんと憧だけなんだけど……」アハハ
京太郎「宥さんと灼さんは……お前らが誘ったと」
穏乃「良くわかるね! それでここまで付き合ってもらって……宥さんは玄さんがいるから、それで灼さんは赤土先生がいるから、なのかな?」
京太郎「……まさか灼さん」
穏乃「?」
京太郎「いや、うちのレズと同じ匂いが」
穏乃「れず?」
京太郎「いや気にするな……まぁともかく、お互い状況は全く違うな」ハハッ
穏乃「うん、でも向かう先は一緒なんだよね!」ニッ
京太郎「俺と葵さんはお前らとは戦わないけどな……いや、待てよ。なんで偵察されるかもしれないお前らと俺たちの戦いが許された?」
穏乃「ああ、なんかトシさんと赤土さんが昔の関係でってのと……他にもいくつかあったみたいけど」
京太郎(あの人は本当にわからんな……)ハァ
ズズッ
京太郎「っ!」バッ
穏乃「ど、どうしたの、突然立って?」
京太郎「今、視線を感じた気が……」
穏乃「?」
京太郎「いや、そろそろ戻るか……」
―――松実館・部屋
京太郎「ただいまっす」
トシ「おかえり、もうはじめてるよ」
晴絵「アハハ、悪いね須賀君」
京太郎「いえいえ……」
京太郎(阿知賀の人ってみんな小さいからこの人異様にデカく見えるな……葵さんもだけど)
葵「で、高鴨さん……須賀になにかされた? 何か言われた!?」ワクワク
穏乃「え、京太郎に?」
京太郎「なんでそのテンション」
葵「そりゃみんなに教えてあげないと……」
トシ「そんなことしたらあんたと京太郎が奈良に来たのがバレるよ」
葵「むっ……それは良くない」
京太郎「別に良い気が」
葵「私は色々面倒なことには巻き込まれたくないの……ダルいし」
京太郎「しつこくシロさんに言い寄ってた人とは思えない……」
葵「私はノーマルだぁ!」
穏乃「あ、京太郎が灼さんと葵さんが同じ……れずって」
灼「須賀君、座って」
京太郎「ちょ、お待ちに」
憧「……灼やっぱりあんた」
灼「ちが……」
穏乃「あと視線を感じたって」
玄「熊?」
穏乃「どうだろ?」
トシ(……全国にはあっちも来てるしねぇ……二つの剣、やっぱりそうなのかねぇ)
穏乃「いやー、でも山登って私についてきてくれる人はじめてだからうれしかったなぁ、また山登ろうね!」
京太郎「お、おう……」
憧「猿め、大丈夫?」
京太郎「なんとか、てか俺女子に負けたの初めてだわ」
玄「あはは、穏乃ちゃんは特別だから……」
灼「……ボーリングする?」
京太郎「ああ、鷺森さんとこってボーリング場って言ってましたね」
晴絵「珍しい、自分からボーリング場に貢献なんて」
灼「いや、疑惑払しょくのために須賀君誘っとこうかなって」
京太郎「それ言われると行くか悩むけどな!」
葵(これはまさか……1週間、いやあと5日で本当に何人か落とすんじゃ……いや、まさかね)ハハッ
今回はこんなもんで
次に阿知賀編終わりにしますが
正直話の内容変わるぐらいでルート増やす気とか全くないんだけど阿知賀面子を落とすかどうか……全国で修羅場(大嘘)るだけだからなぁ
宮守スレだし、ううむ悩む
まぁそこ悩みつつ、次回はようやく宮守に戻ってイチャイチャを書きたい
ギャグが徐々に少なくなってるけどデートイベントとか入れてくからさらに少なく……
ではまたー
>>575>>576
>>122
葵「ロン! リーチ、一発、平和、ドラドラ! 8000の一本場は8100!」ダンッ
積み棒は100点じゃなくて300点だから8300じゃないとおかしい
>>164
京太郎「タンヤオ、ドラ2……2600!」
タンヤオドラ2は3翻なので2600点はあり得ない
>>171
京太郎「……ロン! 立直のみで1000!」
リーのみって1000点じゃない
>>207
京太郎「ふぅ、ツモ……立直一発二盃口ドラ1、8000!」
ここ7翻で跳満だしツモだから点数申告おかしい
>>219
京太郎「立直、一発、小三元、白、中、対々和、ドラ3……」
これ三暗刻もつくはず
>>527
京太郎「見ての通り、槓材すべてドラで、ついでに二つドラ……トイトイ、白……ドラ10……!」
これ三槓子でドラ12じゃないかな?
ざっと見てこんなところだと思う
別に貶したいわけとかじゃないので、これからも頑張ってください
乙ー
相変わらず良い雰囲気
>>587
20符3翻なら2600なるし、30符1翻なら1000あるでー
親だったり本場あったら別だけど
俺も別に貶したいわけじゃないんで、ゆるゆるいきまっしょい
>>597
まじだ40符だったわ
すまん
タンヤオは食いタンだったら20符なるかと思ったのだが、咲って食いタンなしだったっけ
>>600
喰いタンでも特別扱いで30符になるよ
20符は平和ツモだけ
今こそ俺が投下するとき!
点数計算間違いだらけじゃないですかやだー!
符計算はおろか飜計算もミスだと……? とんだロマンチストだな!
まぁとりあえずやってきます。点数ミスがあってもご愛嬌ってことで許してくだせぇ
宮守スレということを忘れずにやってこう
―――駅前
京太郎「それじゃ一週間、お世話になりました!」
葵「またね」
トシ「ありがとうね」
穏乃「こちらこそありがとうございました!」
憧「またね……」フッ
灼「それじゃ……東京で」
玄「またお越しください!」
宥「うん、いつでも……」ニコッ
京太郎「はい! みなさんもお元気で!」
松実父「本当に行ってしまうのかい京太郎君! 君は、君がいなきゃ松実館は!」
京太郎「いままでやってこれたでしょ!?」
松実父「私はもう君がいなきゃダメなんだ! 君が欲しい!」
京太郎「やめて!」
葵「ホモ……たまげたなぁ」
京太郎「やめてよぉ!」
憧「ホント、最後まで大騒ぎね」ハハッ
灼「うん、けど……」
穏乃「敵だから、倒すべき……!」グッ
玄「うん、特に京太郎君は……」
宥「強敵、大会には関係なくてもいつか倒さなきゃならない……」
晴絵「ああ、完全な状態の京太郎に勝つ、それが……最強への……!」
松実父「頼む、自給1500円で良いから!」
京太郎「え……」
葵「悩むんだ」
京太郎「ハッ、金に眼がくらんだ!」
―――自宅
ガチャッ
京太郎「帰還!」
須賀母「あら京太郎遅かったわねー」
京太郎「そりゃな!」
須賀母「どうだった、奈良」
京太郎「中3の時に行ったとことはずいぶん違ったなぁ……天国だったよ」ニヤッ
須賀母「胸の大きい子と知り合ったと」
京太郎「なぜわかる?」
須賀母「お父さんと同じ顔してるわよ」
京太郎「ああ、父さんと言えば」
須賀母「……失言だったわね」ピタッ
京太郎「全然父さんのこと教えてくれないじゃんか、何やってたんだ俺の父さんって?」
須賀母「何度も言わせないで、忘れて」
京太郎「え……」
須賀母「お父さんはね、死んだの」
京太郎「あ、はい」
須賀母「わかってくれたら良いの……」
京太郎「死因は?」
須賀母「事故よ、ちょっとしたね……そう言えば、奈良の方に行ったって聞いたけど不審者とか出なかった?」
京太郎「出ても俺だぞ?」
須賀母「一応ね、なら良いの……ここよりは、あそこと近いから」ボソッ
京太郎「ん?」
須賀母「ああ、気にしないでほらほら自分の部屋に戻ってれば晩御飯作るから」オホホ
京太郎「おう……?」
◆唐突にコンマぶっこむスタイル
00~19 白望
20~39 塞
40~59 胡桃
60~79 エイスリン
80~99 豊音
・コンマ1↓
豊音「ダークフレイムマスター」
京太郎「!?」
豊音「あー、おかえり京ちゃん!」ニコッ
京太郎「豊音さん、なぜに!?」
豊音「私は上の部屋に住んでるんだよ!」ビシィッ
京太郎「ここ一軒家だし!」
豊音「えへへ……早く京ちゃんに、会いたくてっ」ニコッ
京太郎(か、か、か、かわいぃぃぃぃぃっ!!)
豊音「それで、来たらお母さんが入れてくれたからー、京ちゃんの部屋にいたんだけど……」カァッ
京太郎(なぜ顔をあからめ……はぅあぁぁっ!?)
デェェェェンッ!
京太郎(なぜ、俺の机の本棚にエロゲが……対〇忍シリーズが並んでいるんだ! くそっくそぉっ! ユ〇カゼ2だってまだ終わっちゃいねぇ! いやそんなことはどうでもいい、重要なことじゃない!)
豊音「あぅっ……ご、ごめんね、勝手に見ちゃって……その、京ちゃんがどんなゲームやってるのかな、ってぇ……」
京太郎(天使にあんなものを見せて……天使を、天使を……穢してしまった……!?)
京太郎(隠していたアイツが出ているのは十中八九俺の母親の仕業! そして豊音さんに見られることも計算して!)
京太郎(母親か、母親の仕業なのかぁぁぁぁっ!)
豊音「え、えっと京ちゃん……怒ってる?」
京太郎「怒ってません」キリッ
豊音「よ、良かったぁ……で、でも京ちゃん、どうして持ってるの、あれって18歳以上はめっ、て……」
京太郎「通販でお買い物!」
豊音「お部屋でのんびりゴージャス気分だねっ!」
京太郎(なんとかごまかせた!)
豊音「えっと、ああいうの……好き?」
京太郎(ぬぅぅぅぅっ! 天使を穢した罪は重いか……どうすれば……ハッ!)
京太郎「責任を取ろう」
豊音「?」
京太郎(いや、そうじゃない。そうじゃないだろう! くっそぉぉぉぉ!)
豊音「えっと、ど、どうしたのー?」
京太郎(話をうまく逸らす方法、逸らす方法……!)ピキーンッ
その時、京太郎に電流走る……
京太郎「豊音さん」
豊音「え、ど、どうしたの……?」カァッ
豊音(あ、あんな凄いのは無理だよぉ)
京太郎「デートしましょう」キリッ
豊音「?」
京太郎「明日、デートしましょう」キリリッ
京太郎「……」
豊音「……」
京太郎(ダメか……?)
豊音「や」
京太郎(!)
豊音「やった! うん! 行く行く! 一緒に行くよっ!」パァッ
京太郎「そうですか、じゃあ行きましょ!」
豊音「えへへ、京ちゃんと一緒にデートだぁ♪」
バンッ
須賀母「イクイクなんて恥ずかしいこと連呼しちゃダメよ!」
京太郎「こっちが恥ずかしいわ!」
須賀母「やだ冷たい、なにかするなら呼んでね、見てるから!」
京太郎「なにが悲しくてなにかするとき母親呼ぶんだよ!」ゲシッ
バタンッ
京太郎「……はぁ」
豊音「えっと、大丈夫ー?」
京太郎「はい、えっと……」
豊音「なにか、するの……?」カァッ
京太郎「いや、しません、しないです……そういうことはダメですからね、うん」
豊音「だ、だよね! 人前でちゅーとかぁ」マッカ
京太郎(そこでソッチって発想が出ないのが凄い)
豊音「あ、デートは明日だけど……どこに行くの!?」
京太郎「遊園地とか、水族館とか……個人的には水族館とか静かな方が良いですね。暑いんで動物園はちょっと……」
豊音「うんうん!」
京太郎「豊音さんはどこが良いですか?」
豊音「私はねぇ、京ちゃんと一緒ならどこでも良いっ!」ニコッ
京太郎(浄化される、だが豊音さんとデートするまで死ぬに死にきれん、あとインハイで好成績残すまで)
豊音「だから……水族館いこ!」
京太郎「はい」
京太郎(この人を目一杯楽しませてあげよう……今日、変な物を見せてしまったから)
豊音「えへへ、京ちゃんとデート~♪」
京太郎(ああもう可愛い抱きしめたい。けどここですると理性が持つ気がしない……いけない、シロさんからも好意を寄せられていながら、勢いでそんなこと……)
豊音「最後は……ちゅ、チューとか……無理だよぉ~っ」バタバタバタ
京太郎(かかかかかかかわいいいいいいいっ!)
豊音「えへへ、明日……楽しみだなぁ~♪」
京太郎(いけない、これ以上は本当に!)
京太郎「と、豊音さんそろそろ帰りましょう。送って行くので……」
豊音「あ、うん! それじゃ行こっ♪」
京太郎「ええ、とりあえず財布と携帯だけ持てばどうにでも」
ガチャッ
須賀母「晩御飯だけでも食べて行って豊音ちゃん」ニコッ
京太郎「……てなことなんで、どうですか?」
豊音「え、でも私なんかが~とか」
須賀母「せっかく京太郎なんかの相手をしてくれる女の子ですものねぇ?」
京太郎「言い返したいこともあるけど……豊音さん、食べてってください」ニコッ
豊音「うん……えへへ、ありがとうっ」
京太郎(くっ、浄化される……!)
須賀母「ヴぁぁぁぁぁっ」シュワァァァァ
京太郎(浄化されてる!?)
豊音「~♪」
とりあえずこんなもんでー
阿知賀編も終わり、次回は豊音とデートイベント……の前にちょっとあったりするけど
豊音のヒロイン力が上がっても他で他キャラのヒロイン力も上げてきたい
てことで、ではまたー
おつー
とよね可愛い!
あれ、何故だか逆レって言葉が頭に……
それじゃ対抗して……ウンメイノー
ではのんびり投下ー
>>624
京ちゃんは妊娠なんかしません!
豊音「ごちそうさまでした!」バッ
須賀母「いいえ、またいつでも来てね。ほら豊音ちゃんこっちで一人暮らしって聞いたから、おばさんも娘がいるみたいで嬉しいし」フフッ
豊音「えへへ」ニパァッ
須賀母「あ~清められる」
京太郎「そのまま消滅してしまえ……お待たせしました豊音さん」
豊音「ううん、それじゃ行こっ!」
京太郎「はい、それじゃ母さん、送ってくる」
須賀母「はいはい、気を付けてね」
京太郎「行きますか」
豊音「京ちゃん……」
京太郎「はい?」
豊音「手、繋いでいーい?」
京太郎「……ええ、どうぞ」スッ
豊音「! ありがとーっ!」ギュッ
京太郎(身長、俺の方が低いからあんまかっこつかないけど……)
豊音「えへへ~あったかいなぁ」
京太郎(嬉しそうだし、良いか)フッ
―――豊音の家
京太郎「まぁ案外あっさりでしたね」
豊音「えへへ、ありがと……」
京太郎「いえ、どういたしまして……それじゃまた明t」
クイッ
京太郎「えっと……裾、掴んでるんですが」
豊音「あっ……ご、ごめんね?」
京太郎「……」
豊音「えへへ、なんだか……京ちゃんと別れるの、嫌だった、から……」
京太郎(……なんでかなぁ、嫌じゃないんだよなぁ)
京太郎「……コンビニでも、行きません?」
豊音「ふぇ?」
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ノ:/{::::::/ニニ三二ニ ニ \ 、 ::: \|:::::::::::::::::\::::` ‐ 、
/:/ }:/二三三三三二ニニ \\:::::::\:::::::::::::::::::. ̄丶:}
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__./'/'ニニ ニ -─ ─‐- ,三二 ニ ニニ\:::::::}:::::::::::::::::::::::::.′
/ 、 {ニ ニ 二/二三三三二ヽ 三三三ニ/¨\─ ‐- _:::::::::::::::\
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|\ ヽ ,'ニニ二三三三三三三三二二ニニ/二|二二二二二ニ|::::::/ !:::::: /
京太郎(結局、コンビニで買い物して豊音さんの家に上がってしまった……)
豊音「~♪」
京太郎「嬉しそうですね」ハハッ
豊音「うん、だって京ちゃんと一緒だもん!」
京太郎「にしても……」チラッ
ザー
京太郎「雨、降ってきちゃいましたねぇ」
豊音「だね、傘あるよー」
京太郎「少ししたらそれ借りて帰りますね」
豊音「うん……ありがとう、京ちゃん」エヘヘ
京太郎「いえいえ」
豊音「私シャワー浴びてくるねー」ガチャッ
京太郎「はいはい……はぁっ!?」
京太郎(しまったもういない!)
夜中→シャワー→S〇X!
京太郎「金、暴力、その後の単語……ま、まずいぜ……」
京太郎(だが前は耐えられたんだ、耐えられるはずだろ!)
ピシャーンッ プツンッ
京太郎「停電?」
ガチャバタンッ
豊音「きょうちゃぁぁぁぁんっ!」ガバッ
京太郎(こいつは不味いぜ!)
豊音「うぇぇっ、ひぐっ……うぅっ……」グスッ
京太郎「停電ですねー」
ベッドの上、押し倒された京太郎
そしてベッドの上、押し倒した豊音
パパラッチがいるならば非常にマズイ光景である
京太郎「えっと……どうしましょ?」
豊音「うぅっ、あぅ……」
京太郎「ともかく、携帯……」ムニュッ
豊音「ひゃんっ!」ビクッ
京太郎「すみません!」
京太郎(これは生乳!)
豊音「う、ううん……へ、平気」
京太郎「ちょ、ちょっと退いてもらえます?」
豊音「あ、ご、ごめんね……あう、服着なきゃ……でも」
京太郎「暗闇は怖いですよね、携帯見つかったら一緒に行きますか、まぁ着替えまでは見れませんけど」
豊音「と、当然だよぉ」スッ
京太郎「えっと……俺の携帯は……」ムニ
豊音「あんっ!」
京太郎「すみません!」
京太郎(これは、生尻!)
京太郎「……とった!」スッ
ライトが点くと、その先には
豊音「ひゃっ!」
京太郎「すみません! なんで豊音さんを照らした俺ぇ!」
京太郎(その後、どうにか豊音さんは着替えを完了した)
豊音「ごめんねぇ京ちゃん……」
京太郎「いえいえ、にしてもまだ直りませんね」
豊音「うん……」ゴシゴシ
京太郎「寝ちゃいますか?」
豊音「……ううん、せっかく京ちゃんと一緒にいるんだもん」
京太郎(といっても豊音さん、ベッドで横になってるし時間の問題だよなぁ)
豊音「ん……」スゥ
京太郎「はやっ……」
京太郎(帰るか?)
ギュッ
京太郎「あれ……袖」
京太郎(服の袖掴まれっぱなしだし……)
豊音「えへへ、京ちゃん~……」ギュッ
京太郎(あーあ、両手でつかまれちゃったよ)
京太郎「……」
プルルルル
須賀母『京太郎~暗いよ~』
京太郎「泊まってくから」
須賀母『!? わ、わかったは、しっぽりしてきなさい!』
京太郎「してこねぇよ」
須賀母『避妊はしっか』プツッ
京太郎「ふぅ……おやすみ、豊音さん」ナデナデ
豊音「んぅ……」
京太郎(あー、ヤりたい衝動をこらえろ俺、男子高校生の理性なめんな)
―――朝
チュンチュンチュン
京太郎「ん……」パチッ
京太郎(ああ、豊音さんの家で結局寝ちゃったんだよなぁ……)スッ
横を見れば、豊音がいない
京太郎「!」バッ
起き上がるとテレビが着いていることに気づく
そして、台所の方から良い匂いがしてきた
京太郎「……豊音さん?」ガラッ
豊音「あ、おはよー!」
___
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/:/三二ミz、::::::\
-‐‐ ── - 、ゝ:::::::::.
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京太郎(裸エップロン!)
豊音「えへへ、男の子は好きって……塞に聞いたよー」
京太郎「あのムッツリ!」
京太郎(グッジョブ!)
豊音「えへへ、京ちゃんと水族館ー♪」
京太郎(とりあえず豊音さんには服を着てもらった、あのまま料理されては色々見えそうになるってのもあるが……尻にな、突っ込みたくなるのだよ)
京太郎「塞さんじゃなくて良かった、耐えきれんだろう」
豊音「塞がどうしたの?」
京太郎「ああいえなんでも、御飯食べたら行きましょうか」ニコッ
豊音「うん! あ、そう言えば明日は取材だったよねっ!」
京太郎「へ?」
豊音「ほら、雑誌の! 凄いなぁ、全国デビューだねっ!」
京太郎「なにそれ怖い」
豊音「え?」
京太郎「あれ、そんなこと聞いて……!」
京太郎「熊倉のババァ!」
―――熊倉宅
トシ「あ、そういえば取材の話京ちゃんにだけしてなかったけど……まぁ誰かしらに教えてもらってるかね」
―――水族館
京太郎「ということでやってきました」
豊音「わーい!」
r'^'vη rv'^'η
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八:::/ {:::::/: : :/: \:_:_:_:_/: :∨: : : :./',:::: : | ∨::::::リ
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__ . .-‐: : : : : /: :./: :/: :.|: : : : |: : : : : |: : : : |: : : :∨ |/
∨: : : : : /: :./: :./: :/: : :.|: : : : |: : : : : |: : : : |: : : ::,
∨: : /: : /: :./: :/: : : :.|: : : : |: : : : : |: : : : |: :|: : :,
∨: : :.:/: : : /: :/ : : : : |: : : : |: : : : : |: : : : |: :|: : ::,
\/: : : : /: :/ :.:..: : l|: : : : |l : : : : |: : : : |: :|l : :.|
. /: : : : : :/: :/: : : : : :.ll|: : : : |ll : :..:.::|: : : : |: :|ll : :|:,
. \: : : : :/: :/: : : : : : /l|: : : : |ll : :..:l::|: : : : |: :|ll: : |::,
\: /: :/: : : : : : /: l|: : : : |l|: : : l.:|: : : : |: :|ll: : |:.:,
. \/: : : : : : /: : :|: : : : |l|: : : l:.|: : : : |: :|ll: : |_ノ
`ニ=----:_:_: 」:_:_:_::从_:_:_l:.|:_:_:_:_|:_:|八:」
ニ二ニ/ |二ニニ′
ニニニニ′ |二ニニ′
ニニニ′ |二二′
ニニニ′ |=ニニ′
京太郎「……涼しい」ハァッ
豊音「今度みんなで服買いに行かなきゃだねー」
京太郎「ですね、てかそんな話もありましたねー」
豊音「あ、最初に淡水魚なんだー」
京太郎「アマゾンの……」
豊音「わー、大きい、私より大きい!」
京太郎「本来ならこういう草むらに山ほど虫がいるんでしょうね」
豊音「ひゃっ、そんなこと言わないでよぉ!」
京太郎「ガラス越しじゃないですか」アハハ
豊音「あー、鮫だってー」
京太郎「河にもいますよね。国外だと……日本はそれに比べるとずいぶん平和ですね」
豊音「でもこの鮫は人を襲わないんだってー」
京太郎「へぇ、あ、マスとかいますよ」
豊音「おいしいんだよねー」
京太郎「クセありますけどね、臭いとかキツイし」
京太郎(お、キスいるじゃん)
豊音(わーウツボだぁ……あ、あそこにカップルさん……き、キスぅっ!? 水族館でぇっ!?)
京太郎「キスかぁ」
豊音「ふぇっ!?」
京太郎「結構美味いんですよ」
豊音「う、上手いの!?」
京太郎「はい、結構」
京太郎(豊音さん、美味いとか言うんだなぁ……おいしいかと思ってた)
豊音「え、えっと……な、何回ぐらい?」
京太郎「数えてませんよいちいち」アハハ
豊音「そんなにっ!?」カァッ
京太郎「?」
豊音「京ちゃん、大人だよぉっ」カァッ
京太郎「はぁ……?」
豊音「じゃ、じゃあ……」
京太郎「?」
豊音「キス、して?」
京太郎(なんでそうなる! ……あ)
京太郎「ベタなラブコメか!」
豊音「へ?」
京太郎「違います、魚! 魚!」ビシッ
豊音「……ふぁっ」ボンッ
京太郎(くそ、俺としたことがベタなラブコメみたいなことやっちまった!)ファック!
京太郎「キスなんざしたこともないっすよ」カァッ
豊音「え、えへへ……じゃあ、良かったぁ」ニヘラッ
京太郎「うっ」カァッ
豊音「わー、イルカだぁ」
京太郎「あー、なんか」
豊音「?」
京太郎「いえ……」
京太郎(気に入らん、人間にこびへつらって『ボクたち可愛いでしょ?』って顔してやがる……こいつらはっ)
イルカ(あん、なに睨んでんだこいつ、このキュートで可愛い俺様を前になんて顔してやがる)
豊音「えっと、京ちゃん?」
イルカ(で、でけぇ!)
京太郎(このクジラのなりそこないが!)
豊音「次行こっか、クラゲだって!」パァッ
イルカ(俺がクラ公に負けたぁっ!?)
京太郎(ざまぁ)ヘッ
イルカ(野郎……っ!)
豊音「わー、ふわふわしてるー」
京太郎「でもとげがあるんですよ?」
豊音「うん、ファイティングミモで見たよ! 凄い強かった! 右ストレートに痺れ属性があって、それをミモが避けて拳を撃ちこむんだよ!」
京太郎「へ、へぇ」
豊音「でも私は激しい波を超えてからのドリアーン! って叫ぶシーンが一番興奮したよ!」
京太郎「なにそれ気になる」
―――帰りの電車
揺られる体、ドッと疲れたがそれでも寝ずに京太郎は駅を待つ
騒ぎ過ぎたせいだろう、横で眠っている大きな女の子
だが今は、斜めになっているせいで少し小さく見える
京太郎「……」チラッ
豊音「んぅ……」zzz
... -―――――- ...
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. |八::_、/l八{|:::::::::::::::::/::::::/::::/::::::::::::::/:::::::::::::::: |
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京太郎「……ふぅ」
京太郎(疲れたけど、楽しかったなぁ……あ、ちゃっかり初デートか? いや穏乃と一緒に山登ったり、他にも出かけたりはあったか、咲と)
『次は~』
京太郎(心苦しいが……)
京太郎「豊音さん、着きましたよ」ユサユサ
豊音「あう……あ、そっか……京ちゃんとデートした帰りだぁ」ニコッ
京太郎(かわいい)
プシュー
京太郎「ふぅ……帰ってきたぁ」
豊音「だねー」
京太郎「それじゃ帰りましょうか」フッ
豊音「うん!」ニコッ
―――その後、家
京太郎「帰宅!」
須賀母「聴取!」
京太郎「断る!」
須賀母「そこをなんとか!」
京太郎「なにもなかった!」
須賀母「……」
京太郎「……」
須賀母「……」
京太郎「……」
須賀母「……いくじなし!」
京太郎「簡単なことじゃねぇよ!」
須賀母「泊まって一晩何もないって、本当にあなたは、本当に……誰に似たんだか」ハァ
京太郎「父親」
須賀母「絶対違うわね」キッパリ
京太郎「えー……」
須賀母「……お父さんの話はやめましょ、亡くなった人の話なんて」
京太郎「お、おう……」
須賀母「それよりラッキースケベはあったんでしょうね!」
京太郎「なきゃダメみたいな言い方やめない?」
須賀母「停電で抱き着いたり抱き着かれたり、あとは裸エプロンとか!」
京太郎「エスパーか!」
須賀母「……!」ニヤニヤ
京太郎「そのあらまあみたいな顔やめろ馬鹿」
―――翌日・宮守高校麻雀部部室
京太郎「ちわーっす、今日取材って聞いたんですけど」
トシ「ん、そろそろはじまるよ」
京太郎「俺が一番遅いんっすか」
??「私、『WEEKLY麻雀TODAY』の長谷川順子です」スッ
京太郎「ああ、わざわざ麻雀なんて……どうも」
順子「いやぁ、うちは男子麻雀の方はあまり掲載しないんですが……今回は大きく枠を取れそうよ」
京太郎「そうなんですか?」
順子「ルックスとかも珍しく良い男性雀士だしねぇ……」
京太郎「あ、ありがとうございます」テレッ
順子「全国の女子高生雀士も興味津々よ?」
京太郎「なんだって!」
順子(喰いついた!)
,...-―-ヾヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:,: ----、ヽ
/:./::::::::::::`|):::::::::::::., -‐ ´゛゛``´´ ヽ:.i
i:.// .::::::::::/':::::::::::/ i:.i
レ i:::::::::::::.:./:::.:.::::::/ i:.|
. /:::::::.:,.:.:.:|:::::::::::::| ,、/ ヽー-‐'´ |:!
!:::::::.:/.//:::::::::::::.:!、 ´ ̄ ̄ ヽ '´_,.:--!、
/ノ:::::://イ:::::::.__:.:.ミ ___,..:- 、 /'´ (ソ`'|.|/
/:.:./ |::::::i ,ヘヾ ェi´<´(.::ノ` ノ ̄ヽ__,..--|ィ
´ ̄ !::::::.! `ー--‐‐' |:.!
/!|::::::\ ヽ |:.:!゙、
/ハ|、:::::::.`ー-、 _, /:.:.:i:.:゙、
ハ|__!,..---――>、 ー=-‐' /:::::::.:.i:.:.\
/:..:..:..:..:..:..:..:./ ゙、丶、 /i.|.:::::::::::::i゙、:.ヾ:、
. /i:..:..:..:..:/:../:..:..:.i.:..〉 ` ー--' |ノ/:::::::::::::.|.|:.:\:.ヾ、、
/..|..:..:i.:./..:/:..:..:..:..:/ | //:::::::::::::.:.:|:|.\:.ヽ:゙、ヾ.、
/..:..゙、..:|//:..:..:..:..:..ト、 //:::::::::::::::::::.|:|..:..:.\.:.:ヽ:.:.ヽ
順子「まぁ基本的に女子の雀士って男っ気が無いのよね……死ぬほど」
京太郎「そんなに」
順子「ええ死ぬほど、場合によってはプロになっても無い場合があるわ」
京太郎「こわい」
順子「怖いわよね、私もそう思う……まぁそれは置いといてだから個人戦の収支だと全国で計算してもトップレベルの須賀君は、雀士としても男としてもチェックされてると思った方が良いわ」
京太郎(喜ぶべき、なのか……? モテモテとかじゃないんだ、ですよね)
順子「そして、須賀君が宮守のこの子たち全員を手籠めにしているという噂についても」
京太郎「ありえないっすよ」
塞「え、京太郎が豊音とデートした!?」
エイスリン「ズルイ! ワタシモ!」
塞「じゃ、じゃあ私も!」
胡桃「セットで私も!」
白望「……」スッ
豊音「えへへー、一歩リードだねっ!」エッヘン
胡桃「悔しい!」
順子「……事実と」
京太郎「MA☆TTE!!」
今回はここまで!
次回は取材の話やらなんやらなんだけどー
『どんなこと聞かれる?orどんなこと答えさせたい?』ってことでなんかあればくれると嬉しいっす
場合によっては素直に答えないとは思うけど
では、豊音とのデートも終わり
次は塞さん編でも唐突に入れようかなって感じで
それじゃではまたー
乙です
生乳生尻を触るのはなにもなかったというのだろうか…
何処もかしこも健全やな
黒歴史に残る名言は見てみたい
名言集ができるくらいの
連日投下してく
生乳スレ、生尻スレに続く新スレ生チンスレ……生チンってなんだよもう、(健全か)わかんねぇな
もうこれ以上は生中出しスレぐらいしかない、京太郎スレの闇は深い……
生尻スレも生チンスレも更新頻度早くて良いなー、とか他スレの話ガンガンにしすぎなんでちょっくら路線戻す
とりあえず色々ご協力ありがとうございますー
それじゃ、黒歴史になるかわからんけど色々質問されて答える
これ京ちゃん一人で3ページぐらい使いそう
>>659
生乳と生尻はKENZENのようなので(メソラシ)
>>673
健全ってなんだ(哲学)
順子「まぁ冗談はともかく、貴方に注目してる人は結構いるのよ……?」
京太郎「はぁ……」
豊音「凄いね京ちゃん!」
胡桃「ほら豊音、京太郎の邪魔しない」
豊音「はっ、そうだった!」
エイスリン「ワクワク!」
塞「ねぇ豊音」
豊音「んー?」
塞「どうだった京太郎とのデート、慣れてた?」
豊音「んー、どうだろう、楽しかったよっ!」ニコッ
白望「……うらやま」
順子(一人の男を取り合っているとは思えない仲睦まじさ……)チラッ
葵「……あ、私関係ないですから」
順子「あ、はい」
順子「で、須賀君、良いかしら?」
京太郎「はい!」
順子「まぁリラックスしてくれて良いから……さてまずは、ジャブ……じゃなくて軽い質問から」
京太郎(ジャブ)
葵(ジャブって言った)
塞(ストレートって?)
胡桃(ああ!)
順子「最初に、麻雀を初めて良かったと思うことは?」
塞(普通だ)
トシ(普通だねぇ)
葵(普通だ)ホッ
京太郎「そうですね……正直、みんなに会えたことは良かったことですかね」
順子「普通ねー」
京太郎「普通で結構、みんながいたから麻雀に出会えたってこともありますけど、やってたおかげで葵さんと会えたし」
葵(ここで私に振らないでほしいけど……嬉しくないわけじゃないけどさ)
京太郎「それに、新しい出会いなんかもあったし」ニッ
順子「普通ね」
京太郎「うっ、しょうがないじゃないっすか……」
順子「まぁ良いけどね」
京太郎「因果律の流れに逆らわず。運命に身を委ね辿り着いたただ一つのパラダイス……」キリッ
順子「それで行きましょう」
京太郎「お待ちになって!」
順子「冗談よぉ……半分」
京太郎「もう半分は優しさにして!」
順子「それじゃ、次は注目してる選手は?」
京太郎「注目してる選手、かぁ……」
順子「言い方を変えましょうか、全国で打ってみたい男子と……できるなら打ってみたい雀士」
京太郎「ふむ、全国で打ちたい男子は……LD学園の黒咲さんとか、心園高校の土瑠部さんとか、アカデミアの剣山さんとか」
順子「ほうほう、やっぱり強い相手と?」
京太郎「はい!」
順子「では、女子で打ってみたい相手は?」
京太郎「……宮永咲、俺の友達っす!」
順子「へぇ、友達……長野のよね?」
京太郎「はい、前まで住んでて……全国で会おうぜって、お互い戦うなんてできないけどそれでも会えればって」ハハッ
順子「……彼女?」
京太郎「まさかぁ」ハハッ
順子「彼女って書いて」
京太郎「絶対やめてください!」
順子「楽しくないわねぇ」
京太郎「楽しいでねつ造せんでください!」
順子「それじゃあ……好きな女の子のタイプなんかは?」
京葵「麻雀関係ねぇ!」
順子「みんな気になってるわよ!」
京太郎「いやいやいや」
順子「良いじゃない、減るもんじゃなし」
京太郎「そうなんですけど……」
順子「……じゃあ女性のどこが好き?」
京太郎「いやいやいや、それじゃタイプの話しますから」
順子「え、だれだれ! 芸能人で言うと!」
京太郎「……はやりん、とか?」
順子「ありがとう! 良いわよ須賀君、軒並だけど!」
京太郎「じゃあ良いとかいうなや!」
順子「それじゃあ、この麻雀部じゃ誰が好み?」
京太郎(地雷投下!?)
葵(核弾頭だね、間違いない……)
京太郎「えっとですね……う、ううむ……」
順子「フフフ」
葵(こいつ、楽しんでいる……!)
京太郎「シロさんは……小瀬川白望さんは」
白望「私……ダルがってる、だけだし……」
京太郎「いえ、なんだかんだ言ってシロさんは……色々してくれるんですよ。みんなのために」
白望「……」
京太郎「なんだかんだ言って行動して、なんだかんだ言ってみんなに気を使ったりしてるとこもあるし……先鋒なんて大役を、飄々とこなして」
白望「……」
京太郎「シロさんのそういうとこ、俺凄いと思います。確かに初見だとダル……とかばっか言ってていい印象は無いと思うんですけど」
白望「……ダル」
//ア / / イ :ト、 \ \ \ \
. // / / / | | \ \ \ \ \
. /′i / /i | │ \ `ヽ `ー- 、 Y⌒ヽ}
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. 人 | | | 代 { __} \| ィ=- ..,,__\ト、 j │ \ } \
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/ ヽ ハ 弋 `フ ノ j/`ヽ j/ |
. / / / :. , `¨¨´ ノ ト、 ト、 }
i | i :从 / ト、 | ヽ. ; } /
l 人 ト、 ト、 _ rー-イ イ ! \ ! } / j/
∨ \! ∨V .> ` イ {ス人jヽノ jノ jノ j/
, ´∠ニニ>、 _ ... イ / \
/ /ニニニニニ7 λ / /入
/ {ニニニニニ7/「八. / //二\
塞(シロが照れてる……)
順子「それじゃ小瀬川さんが?」
京太郎「次に、塞さんなんですけど」
塞「私!?」
順子(こいつまさか……!)
京太郎「塞さんは結構お節介で……でも面倒見は人一倍良くって」
塞「京太郎……」
京太郎「でもムッツリで」
塞「京太郎?」
京太郎「しょっちゅう変な妄想して顔赤くしてて」
塞「京太郎!」
京太郎「でもやっぱ……このメンバーをまとめられるのは、塞さんだって思います」
塞「……」
京太郎「この中じゃ一番大人ですから……結構頼りにさせてもらってるんです。俺」フッ
塞「……や、やだなぁ京太郎ったら」
. /::::::::::::/::::!::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ:::ヽ
. /::/::::::::::/:::::ハ:::::::::::ヽ:::::::ヽ:::::ヽ::::',
i:::::::::::::::::i:::::::! ヽ:::::::::ヽ:::::::::ヽ::::';:::::i
ハ::::::::从ハ::::ハ ヽー―' ー-'‐┤:::!:::::',
l:::┬' _ノ \ }::::}::::::ハ
j::::ハ彡 ⌒ヽ  ̄ j::::j::::::::::}
/:::j::::{ ,zzx } ==z,、 ;:::':::::::::::j
/ノ:/::人"_ノ ,,,,,,, /:/::::::::::::j
. レ::/:::::::ハ'''''' ` /:/:::::::::::::::!
∨:::∧::::ゝ r フ .ィ::イ::::::i::::::レ
/i:::::{ ヽ::::::::> _ ´{ハ:ハレ´ ̄
V:ゝ { ハ 〉' \_
{ ..イ ヽ ィ }}:.:.:.:.:.:7ヽ
ィ:.:.:.:.://∧_,へ\ } }:.:.:.:.:.:!
/ ハ:.:.:./ィヘヘ } //ヽ,j:.:.:.:.:.{
/ i:.:ヽ:.´:.ヘ マ、 // /:.:.:.:.:.:.:.:.!
/ i }:.:.:.:\:.ヘ マ、//,ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
ノ ヽ/:.:.:.:.:.:.:.:.:┼V7ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
順子(ちょろい、いや惚れた弱みなのかな……?)
京太郎「胡桃さんは、結構マナーに厳しいんですよね」
胡桃「当然!」
京太郎「……小さい体で、色々と気を使ってくれて色々してくれて」
胡桃「……小さいは余計」
京太郎「わざわざ、ジュース買いに行ってくれたりとか……俺の膝に座って熱心に教えてくれたりとかも、嬉しくて、大人なとことか見ると、やっぱ先輩なんだなって思ったり」アハハ
胡桃(て、照れる……これは、ニヤける……我慢! 我慢!)
/::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::/:::::/::::/ ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ::::::::∧
/:::::::::/:::::/::::::l V:::::::::ヽ:::ヽ::::ヽ::::::';:::';::::::::::ハ
/:::::::::::{::::::!::::::::! ';:::::::::::!!::::ハ::::iV::::}::::i::::::::::::',
〈 i::::::::::i::::::i:::::::::{ ';::::::::ハ:::} }::ハ:::j:::::i:::::::::::::'
V::::::::::V::::V:::::ハ 川::/ j:ノ__ィ´ V::::::|:::::::::::::}
l::::::::ハハ::::H::ト:L j:j:ノレイ_ノzz、ハ::::::}:::::::::::::}
V::::::ハ ≧三ミゝ ノノ "´ん//ハ` i::::::!::::::::::::j
i:::i::::ヘ〃ト//心 弋 ‐フ |:::::!:::::::::ハ}
ハ::V:::ヘ \ヒフ  ̄ }::::j:::::::://
i V::::::::ハ ' "" ィ:::/:::/
i V::::::::ハ U , /::!://
Vト>> ` イ ̄ レ
V >┬‐ ´ /ヽ
イ 〈} / /〉..、
_...<:.:.:.:/ /ィ∨ハヽ //:.:.:.:.:.:>..、
イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:∧ ∧ヽ //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/\
/ {:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ' 〉/z7/ ヽX/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ヽ
京太郎「エイスリンさんは、同じ初心者だけどちょっと先輩だからって、色々教えてくれたり……」チラッ
エイスリン「!」ニコッ
京太郎「結構、お世話になることも多いし……俺もたまには役に立ててればいいなと思うけど」
エイスリン「!」バッ(京太郎がエイスリンを助ける絵)
京太郎「ハハッ……なんていうか支えてあげたいって思わせるところが、エイスリンさんの良い所なんだと思います。持ちつ持たれつで、持たれっぱなしも持ちっぱなしも好きだけど、そういうのも、良いなって」
エイスリン「♪」
_.. -‐……‐- .._
´ `丶、
/ 、 \\
\ `、 ヽ
/, i i、 `、 `、
// i | 「\ \ ゙, ゙, ;:.
. .:'/ , i |j `、-‐…‐-ミ.゙. Wハ
/ ,′,′ i 圦 、 ゙;:、 iハ : 【_Vハ
. ´ ; /\ \ }iハハj止_ハ; Г)、}
/ :; ; i ij jⅩ ` ‐-- ,㌢゙⌒¨ ,′ Г \
{{ ; iiⅱ jⅣ __ ″ / ; \
. \ !iⅱi{ {い.:\ ,㌢⌒ / ,゙ ;:.. `、
‘リ从W辷} }::} # .゙ / ;゙;::. ゙,
》'´ ノ人__ _,ノ ; / ,! }ii ; }} }
,´ , 厂}込、 .:; .::/ ,;゙| ,ハj /
,゙ / .::/. :√ ` ._;ァ=‐‐ ´! : ;゙_jWル1 },゙ /
/ ; .゙i; .:::/{ : :{い ''7「 Vv ,:. :{ }トミ」|__/イ}
{ノ ;; ii ;:::;゙{_V゛ ;; | Vv/^゙:、 ゙、]  ̄ミメ、
i ‘i八{::i{'ヤ ;、 ii | ,氷 \` ハ
U ! \〈 ゙, ⅱ| /⌒^\ ` ‐- } ハ
__ /` ‐- }i 从|__/_____\/ ノ/ ,ハ xzx_
i毯i二二二二二二二二二|亠亠亠亠亠亠|二二二二二二二二二爬i
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, '´_.. ..__,ノ ; ∮ <´_.. .._\
. / '´ _.. ``> $. ∫ <_.. .._ `、
. { '´ .._> ゚ ° ど __ }
. ! ´ __,ノ .゜ と___ }
イ]「「| ゚。 . |`Tハ /
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Lこ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ごノ
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\ / ハ /
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/ ∧
順子(ドストレートね)
京太郎「次に豊音さん」
順子(五人目、好意を抱いてる最後の面子!)
葵(フルコンボだドン!)
トシ(凄いタラシだね、これは10年に1度、いやそれ以上……やはり天才か)
京太郎「守りたくなるんですよ……守りたい、その笑顔」
豊音「ふぇっ!?」カァッ
京太郎「この人には笑っててほしいなって……一見、まぁ行ってしまうと身長がかなり高いので怖がられることもあると思うんです」
豊音「うぅ」
京太郎「それでも、このインタビュー、いや書かれるかわからないんですけど……この人はとっても人懐っこくて、優しい人だから、怖がらないでほしいんです。ってこと」
豊音「京ちゃん……」
京太郎「きっと豊音さんと話すれば分かると思うんですよね、この人には笑っていてほしいってこと」アハハ
豊音「……えへへ」ポロッ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 / \
,´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / う ち ',
,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / れ ょ ,
/:/:::::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::' { し | }
/:/:::::::::::::::::::::ハ:ハ:::::::::::::l ヽ:::::::::::::::::::', { い }
{::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ ゝ よ /
{::{:::::::::::::::l_レ::{ l:l \:::::::::ヽ_川ハ:::::::::::ハ /へ | ,′
. l::l:::::::::::::::ハハゝ \ \:::::::::::r― 、:_:::::ハ \__/
V:::::::::::::ハ ,z== \:::::::`:::ー.__> へ_┬ 、
ハ:、:::::::::ゝ/フ、、、、 ' ヽヽ::>´ / / /\\
i::::\:::| l:( ( ―と - ´ィ´/ />'/\ \__
}:::::::::::\:ヽヽ ( ノゝィ::::::7 /ヽ∨\ )
}:::::::::::::::::ヽ:u>┬ 二  ̄ イ-uァ、:`´:>工` \
|:::::::::::::::∧:::ハ`┴┬┬―┴ ´ /川 \ /
. j::::::::::::::/ i:::::ハ { 〈 /::ノ/-―  ̄{ヽ_ ノ
/フ/ ̄ \ !:::j } \ヽ _/ Y`ヽ \
/::/ ノ:::ノノ i// //( ゝ イ \ ∧
葵(やった!)
トシ(さすがだね……大した奴だ)
順子(……これは書いておこうかしら)
京太郎「葵さんは」
葵「!?」
京太郎「葵さんは、なんていうか……距離、取ってるんですよね」
葵「うっ」
京太郎「悪いとは言わないんですよ。一歩下がってみんなを見ててくれて、いざとなれば参加して……助けをくれたり」
葵「そう、かな……別に何も」
京太郎「またそういうことを言う、俺が個人戦を抜けたのもたぶん、葵さんのおかげってあるんです」
葵「そんなこと言ったら……」
京太郎「同時期に入った仲間、やっぱ切磋琢磨する相手って必要ですしね……だから、俺は葵さんに感謝してます」
葵「……」
京太郎「それに、自分は……みたいに思ってるところがあるのがわかるんですけど」
葵「なっ」
京太郎「俺にとっちゃ、葵さんもみんなと一緒……魅力的な女の子ですから」ニッ
葵「……」フイッ
塞(葵が……!)
胡桃(まさか……!?)
白望「落ちた?」
葵「落ちてない! 落ちる予定もない!」
京太郎「あはは……まぁそんな感じです。みんな良いとこがあって、って感じです」
順子「……団結、絆か……凄いわね」
トシ(丸め込んだ……全員を下げ上げして褒めつつ、乗り切った……あれを素でやってるなら、化け物だよ)ゾッ
京太郎「あはは……」
白望「京太郎……」
塞(どうしよ、惚れ直したかも……)
胡桃(愛)
エイスリン「キョウタロ!」ギュッ
豊音「大好きだよー!」ギュッ
葵(ふぅ……落ち着いた。私が落ちたら収集つかないでしょうが)フゥ
京太郎「あ、あはは……」
順子「ありがとう須賀君、あとは須賀君以外のみんなに質問させてもらうわね」
順子「彼の、須賀京太郎君のどんなところが素敵だと思う?」
京葵「やっぱり麻雀関係ないじゃないか!」
順子「麻雀専門誌でもたまにはこういう話題欲しいのよねー、特に再来月ぐらいまでこの宮守を取り巻く愛憎……愛欲劇は人気を博すわ!」
京太郎「嫌だよ!」
葵「巻き込まれたくないよ!」
順子「さ、小瀬川さんからお願いねー」
白望「……おんぶしてくれる」
順子「……ん?」
白望「あと、御飯つくってくれる。あーんしてくれる……あと、背中、大きい……」
順子「……えっと、好きになった理由は?」
白望「好きになった理由と、素敵なとこは、違うから……ダル」
順子(歳が一回り下の子に恋愛のこと言われた!?)ガーン
順子「順番にお願いして良い?」
塞「あ、えっと……素敵なところはキリがないから、一つ上げるなら……たまに、私の頭を撫でてくれたり、するとこかな」アハハ
順子(須賀、こいつ間違いなく落としにかかってるとしか……天然ならば、化け物ね。戦争の火種になるわ)
胡桃「大きくて、頼りになるし……身長足りない時とか、黙って持ち上げてくれたり」
順子(セクハラ扱いじゃないのね……そりゃそうか)
エイスリン「ハート!」
順子「うん、まぁ確かに大した心臓の持ち主よね……」
エイスリン「ソッチじゃ、ナイ!」
順子「あはは、冗談よ……ハート、ね」フフッ
豊音「えっと、京ちゃんの素敵なところ……えっと! 一昨日の停電の時に、泊まって一緒にいてくれて……そういうとこが優しいなって」エヘヘ
塞「え?」
胡桃「ん?」
白望「……」
エイスリン「オトマリ!? オトマリナンデ!?」
京太郎「……だって停電で泣いてる女の子は放っておけないから……」
豊音「ありがとー」ニコニコ
京太郎「いいえー」ニコニコ
塞(まぁ豊音となら)
胡桃(不健全なことは無かっただろうし)
白望(京太郎、そういうとこあるし)
エイスリン(京太郎は優しい♪)
葵「良いんだ……」
順子「えっと、それで……宇夫方さんは?」
葵「へ?」
順子「彼の素敵なとこ、とか」
葵「……」
順子(やっぱ惚れてる目からしないとダメかしら……いえ、それでも嫌っては無いみたいだし)
葵「須賀ってとこ、かな?」
京太郎「?」
順子「どういうこと?」
葵「須賀が須賀であること……きっと、ここにいるのが須賀じゃなかったら私はこの部活に入ってないしこんなに楽しく最後の夏を過ごせてない」
京太郎「……」
葵「須賀が……須賀の言葉のおかげで私はここにいるから、須賀が優しいから、須賀がみんなを惹きつける魅力を持ってるから、私にとっては須賀の存在そのものがきっと、素敵なことだったんだよ」フフッ
京太郎「お、おう……」
葵「できれば、これから先も一緒にいたいし」ニコッ
塞「お、おお……」
豊音「大胆!」
エイスリン「プロポーズ?」
葵「……そそそ、そう言う意味じゃなくて! みんなこれから先も一緒にいたいねって意味だよ!」
塞「……」ポン
葵「なにその目!?」
胡桃「レズ卒業?」
葵「卒業しないよ! ……ああ、そうじゃなくって!」
エイスリン「oh…」ササッ
塞「やっぱり」ササッ
胡桃「近づいちゃだめ!」ササッ
豊音「どーして?」
白望「……」ササッ
葵「ここは地獄か!」
順子(まだ落ちてないか、うん……なんだか宇夫方さんは惚れてるとかじゃ、ないのかな……?)
その後も、取材は続き
順子「ありがとうございました。雑誌の方は後に送らせてもらいます」
トシ「はいよ、気を付けてね」
順子「はい、それじゃ須賀君、それにみんなも……頑張って!」
京太郎「なにが……なにを頑張れと」
豊音「頑張るよー!」
塞「よっし、気合入れなきゃ!」
京太郎「もう、今日は疲れた……」
葵「私もだよ……」
京太郎「部室で寝よ」ゲッソリ
葵「私も」ゲッソリ
豊音「京ちゃんが寝るなら私もー!」
エイスリン「!」バッ
白望「ダルー」
塞「あ、ずるい!」
胡桃「……私は上に」
葵「やっぱ今日は、ゆっくりできそうにないか……」フフッ
―――数日後
すぐに雑誌が発売される
そして、発売された雑誌の表紙には『宮守高校特集! あの噂の須賀京太郎の情報も満載!』は通常の3倍の売れ行きに達し、シャア専用とか呼ばれたとかなんとか
なにはともあれ、その大反響を得た宮守高校特集の乗った『WEEKLY麻雀TODAY』を、各地の高校生や大人たちが手にし、読む
事実と冗談が入り混じったそれを―――読む
―――長野
咲「~~~っ!」ダンダンダン
優希「笑い転げてるじぇ」
和「そんなにおもしろいのでしょうか……それにしても咲さんの友人とは思えないチャラさ」
久「へぇ、面白そうな子ね」
まこ「うむ……モテモテなんじゃな」
―――大阪
洋榎「男子と浮かれた麻雀やっとる奴らなんぞに負けるかぁ!」
恭子「そうです主将! うちらが恋愛なんぞ捨てた強さみせたりましょう!」
漫「ただ麻雀を打ち、帰ってお好み焼きを焼く日々……」ゴゴゴッ
由子「恋愛にうつつを抜かして私たちに勝てると思わないことなのよー」
絹恵「なんてこった、パンナコッタ」
郁乃「ん、いまなんて?」
―――また大阪
怜「貧しい青春やな、うちら」
竜華「ほ、ほら男っぽいのなら!」
セーラ「ん?」
泉「いや、女ですし」
浩子「負けてますね、精神的に」
雅枝(結構イケメンやな)
―――北海道
爽「なんてこった、パンナコッタ」
揺杏「なに言ってんの?」
由暉子「凄いですねこの方、六人を同時に……」
誓子「化け物ね……」
成香「化け物と異教徒は打っていいんですよね?」
―――東京
菫「良いことを言う少年だ」フッ
尭深「……」ズズッ
淡「くらえ水遁!」ピュッピュッ
照(水鉄砲)
誠子「なっ、水のないところでこれほどの水遁をっ!」
菫「真面目に見ろ!」
―――また東京
ネリー「うわ、チャラそう……でもお金持ってそうだね」
智葉「そうか? チンピラにしか見えないが」
明華「でも良く読むと誠実そうな方ですよ?」
ハオ「……良い眼をしていますね」
メグ「カップラーメンがナァイ!」
―――広島
佐々野いちご:2ページ
須賀京太郎:3ページ
いちご「こんなん考慮しとらんよ……」
―――福岡
哩「不良たい」
姫子「不良とですか?」
美子「須賀京太郎だけで3ページ、他女子で3ページ……私たちは全員で2ページ……」
仁美「なんもかんも政治が悪い」
煌「まことすばらなことを言う少年です! すばら!」
―――阿知賀
穏乃「良い話だなー!」
憧「ふぅん、ちょっと見直したわ」
玄「こ、これほどのおもちを……」
宥「あったかそ~」
灼「……」
晴絵「やっぱ京太郎って良い男だよねぇ」
憧灼「!?」
―――東京『某所』
健夜「これが例の、須賀京太郎くん」
咏「ああ、手合せしたけどなんともなかったぜぃ? ああ、いい男ではあったんじゃね? 知らんけど!」
理沙「……不良!」プンスコ
良子「ふむ、この少年が」
???「それよりみんな、注目すべきところがあるんじゃないかな?」
良子「ん?」
Q,好きな女性のタイプは?
A,芸能人で言えばはやりん、瑞原はやりさんがドストレートですね!
良子「ほう」
健夜「やっぱり人気あるね」
はやり「うん、気になるね、この子☆」
とりあえず今回はここまでじゃー
次回は塞さん編を書きたい
今回は良い話だなー!
そして健全だった。ただただ健全だった……誰かが正妻力を見せつけた気がしたがそんなことはなかった
色々ありそうな感じを残して
ではまたー
何気に成香が怖い事言ってる…
そして永水は…
ちょっと前にエイちゃんに坐薬を挿入するネタ見てから、そういえばのどっちに坐薬挿入するSSがあったなぁって思って探しててようやく見つけたよ。
京太郎「このプロキツい」シリーズの2スレ目京太郎「このプロキツい……」(たまにエロ注意) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386763897/)
です。(これは1スレ目です)
相当エロいです
ガチエロはちょっと…
早起きは三文の徳! 再 卍 開 !
生尻スレ……健全なスレだな!
小学生であんな健全なことをするスレは初めて見た! 気にいった! 京ちゃん可愛い!
このスレは高校生だから健全なことしても健全だから、健全だなってみんな思うはず
ん……健全ってなんだ?
>>723
成香は首もぎ取っても生きてて体だけで相手の首もぎ取るぐらいはする(CV若本並の感想)
>>731
こっちもかなり健全なことするけどスリップストリームで突いて♂こい!
―――宮守高校・麻雀部部室
京太郎「嘘八百じゃねぇか!」
胡桃「大方事実でしょ」
エイスリン「ウン」
京太郎「マジで!?」
豊音「みんな京ちゃんのこと大好きだもんねっ!」
白望「……うん」
京太郎「!?」
葵「あ、私は書いてない、良かったぁ……」ペラッ
衝撃!! 真の正妻、宇夫方葵!! シュパッ
トシ「一瞬で閉じたけどどうしたんだい?」
葵「いやなんでも、供養のために燃やしておきたいんですけど」
豊音「えー、後世まで残そうよっ! せっかくの全国紙デビューだよー!?」
葵「これ後世まで残すのとか絶対嫌だよ!?」
京太郎「何が書いてあったんですか」
白望「えっとね」ペラッ
葵「いつの間にか手元にない!? 素早い! なぜか素早い!?」
胡桃「衝撃!! 真の正妻、宇夫方葵!!」チラッ
葵「やめて、そんな目で見ないで!」
エイスリン「ジャ、ワタシはアイジン!」
豊音「ひゃー大人だよっ」
葵「なんでそうなる!?」
白望「……負けないから」
葵「ライバル認定!?」
胡桃「ガチレズが……」
葵「違うって!」
京太郎「う、嬉しいけどレズは」
葵「おい須賀ァ!」
トシ「……あんたら塞のこと忘れてるね?」
「……」
京太郎「ま、まさかぁ」メソラシ
胡桃「大事な仲間だし」メソラシ
白望「……だる」
エイスリン「ワタシ、ニホンゴ、ワカリマセ~ン」
豊音「あっ!」ハッ
葵「正直か!」
トシ(塞、あんたは今、泣いて良い……)
トシ「まったく、塞が風邪ひいて休んでるっていうのに……」ハァ
京太郎「そ、そうだ電話しよ……お見舞い行く人ー!」
豊音「あ、今日は行けないかもー」
エイスリン「ワタシモ!」
葵「私は全国近いし初心者だから、練習とかしなきゃだし」
胡桃「私も」
白望「ダル……」
京太郎「えー残念だなー」
トシ(風邪ひいて休んでる塞に気を使ってるのかい、敵に塩を送るとは優しい子たちだねぇ)
京太郎「あ、もしもし塞さん」
塞『ん、京太郎、どうしたの? 今昼、でしょ?』ゲホゴホッ
京太郎「調子はどうで……ダメそうですね」アハハ
塞『ん、ありがとねわざわざ』
京太郎「今日、お見舞いに行こうかと思ってるんですけど」
塞『うん、わかった……ありがとね』
京太郎「いえいえ、熱は?」
塞『さっき計ったら39度だって』
京太郎「高熱じゃないですか、リンゴとか買って行きます」
塞『ううん、おかまいなく』
エイスリン「ネツ、ナラ……ザヤク! キョウタロ、ウマイ!」
京太郎「」
葵「」
塞『』
京太郎「ちょっと爆弾発言が過ぎんよ~」
葵「ちょっと黙ってようかウィッシュアートさぁん?」
エイスリン「?」
/ / \\ (⌒)
´ ´ / ヽ ヽヽ 「
/ / // / ヽ ヽ ヽ o
/ / // i{ /i } ', ', ',
| ,' !ハ{ ! ! / }! /ハ }レ } l
| | |ト-l-、_ハl, { }_レ!7´/| ! l
| | ハ__ヽヽハヽi ノノ__レ_ノl V l
| | l /イ⌒ヾ ` ´ イ⌒ヾヽ', V│
| ハヽ 廴_ノ 廴_ノ ´人 ∨!
| /、l 、 U lノ\ \
| /i ヽ " " / i ヽ ヽ
(⌒) ,' / l \U ヽ ' イ j 人 ヽ
「 / /∧ ヽ ヽ ヽ> _ イ iノ ノ ノノ ヽヽ
o / / lVヽ ヽ ヽ/ } { \' ノ ノノ ヽ )
京太郎「と、とにかくお見舞い行きますからお大事に!」
塞『う、うん』
ピッ
京太郎「さて、みなさんお昼もそろそろ」
白望「くわしく」
胡桃「聞きたいな?」
豊音「京ちゃんの、えっち……」カァッ
京太郎「なんでそうなる! 医療行為じゃないか!」
トシ「まぁ、熱を下げるためだしね……エイスリンは一人暮らしだし」
京太郎「やっぱり医療行為じゃないか」
トシ「でも男だしねぇ」
京太郎「手のひら返すなよ!」
キーンコーンカーンコーン
京太郎「時を告げる鐘の音! 約束の地に向かわねば!」ダッ
胡桃「逃げた!」
白望「早い」
豊音「ちょーかっこいーよ! 今のっ!」パァッ
―――放課後・臼沢家
ピンポン
インターホンを押した京太郎が一軒家の前で待つ
買って来たものの確認にビニール袋を開く
塞に渡すものは二つ
京太郎(……リンゴと熱冷まシート、こんなんで良いかな?)
ガチャッ
塞「あ、京太郎」ケホッゴホッ
京太郎「塞さん? お母さんに挨拶する覚悟はできてたのに」
塞「えっ、それって」カァッ
京太郎「ほら無理するから顔赤くなってるじゃないですか、入って良いですか?」
塞「あ、うん……ど、どうぞ」
京太郎「お邪魔しまーす」
京太郎(塞さんの家、塞さんの匂いがする……当然か)
―――塞の部屋
塞「ち、散らかってはないとは思うけど」
京太郎「綺麗じゃないですか」フッ
塞「そうかな?」
京太郎「あ、りんごと……これ熱冷まシート」
塞「ありがと……ごめんね、今親いなくってさぁー」アハハ
京太郎(親がいない女子の家とかはじ……いや、エイスリンさんの家とか豊音さんの家な)
塞「と、ところでその……ぜ、全然熱が下がらないんだよねー」
京太郎「あ、長居しちゃまずいですよね」
塞「そ、そうじゃなくて……!」
京太郎「はい?」
塞「す、座って」
京太郎「うっす」
ベッドの横に座る
塞が立ち上がると、何かを出して差し出してきた
プラスチックのボトル的なものと……最近見た、いや一月近く前だが、最近に感じるほど衝撃的だったそれは……
京太郎「ざ、ざざ……」
塞「お、親がいなくてっていうか……ほ、ほらこの歳になって親に頼むのも、ね?」カァッ
京太郎( 座 薬 )
|: :| | /: l |
|: :| | /: / /
|: :| |-―――― - /: / /
_/ |: :| | /: :/ /
ー-=≠ |__|_lli ill_/_/ \
/ / / ヽ
/ / / / l
// / / / /| / ',〃 l l
.,'`、 /イ / // :| :/ |/ l小 |\ | ',
| .| .│ l| l│ |斗-/―-lハ │l∧_| ヽ | | l
| .| V | lリl l ∨ ヾ´ヽ | `ヽ l | | _ \ヽ
|___| | |小_{ _ _ レ| | │ \ 、
|_| |j∨ j 〃´ ̄ ` ==x j | │ ヽi
| } ⊂⊃ , ヾ / / |
f゙ヽ | 八 __ ⊂⊃ | l l
| l |ァ ゝ、 ∨ ノ | l 八
_ | l, -、 | > | | ィ /}/ ヽ{
, -( ヽ } / | ` > -‐=≦l/ | | / |
r‐' ヽ l{ | | _,=ニfム/ `ヽ/ ̄ |-v‐| .| / |
に 、_ )_)'´ │ | /\:::::::::::| 。∧|フ∧。 /::::::| .|/i-.._ |
l `ヽ ノ | /:::::::|::::\::l| ∨ i_il_>│ /::::::| |:::::::::::::::\ |
ヽ / |/:::::::::| /:::l| / l ∨l::::::| |\:::::::::.::::`ヽ |
ヽ /ヘ |_/:::::::::::{/::::::: {{ / i | l:__:::| |::::::ヽ:::::::/:::::l
∠{ / ヘ { l::::::::::::〈::::::::::::l:l | | ll::::))::| |::::::::/:::/::::::::::::l
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京太郎(どうする! 俺は確かに座薬の才能があるかもしれない、座薬マイスターなのかもしれない!)
塞「き、京太郎……?」
京太郎(たとえば、俺が座薬マイスターだとする。そういう才能が俺にあるのだとしたら、やってやるべきなんじゃないのか?)
塞「は、恥ずかしいから……み、見つめないでよ」
京太郎(なんで塞さんの家に座薬はともかくローションがあるのかとかはどうでもいい、重要なことじゃない……問題はここにあるローションが半分ほど減っていること……)
塞「京太郎ぉ……?」ノゾキコミ
京太郎(いや、ローションの減りも「何に使ったの?」とかもどうでもいい、今は俺が座薬マイスターでありそれを挿入するかどうか!)
塞「は、はしたなかったかな……でも、京太郎にして、ほしくて」
京太郎(俺は、俺は座薬マイスターそしてここにはローションと、座薬と、俺がいる!)カッ
塞「ご、ごめん、やっぱ」
京太郎「やりましょう」キリッ
塞「えっ……」
京太郎「座薬TIMEだ」キリッ
塞「京太郎……」
塞(やだ、カッコいい)キュンッ
京太郎(俺がやらなきゃ誰がやる!)
今回は短いけどここまで
これどうしよ、書いても良いかなって気になってるけど、書くかどうかで一日ほど悩む
別に突っ込むわけでもおちん[健全です]出してるわけでも挿れるわけでも中で出すわけでもないから健全かなと思わんでも無いけど、とりあえず
前よりは多少早めに投下できっと思いますのでー
ではまたー
さて、書くか……
うるせぇ! イこう!(意味深)
精通を書くのは健全なんですかねぇ?(生尻スレを見ながら)
塞さんがムッツリからオープンになってきてる?
……座薬を入れてってのは健全だから、まだエロいこと要求しても言ってもいないから平気
ローションの使い道なんて塞さんの尻を見ればわかるだろ(暴論)
生尻ってどこん?
※パンツは存在します
※これは医療行為です
ベッド乗る京太郎と塞の二人
そっと、塞がパジャマのズボンを降ろして寝る
下着と、はだけたパジャマの上のみ―――男子高校生の理性は通常ならば振り切れる
京太郎(だがこの須賀京太郎、これまで鍛えられてきた……ちょっとやそっとじゃ)
塞「京太郎……し、下着は、脱がして」カァッ
京太郎「うっす!」
振りきれそうになるも、理性を取り戻して脱がす
はじめて見る、というわけでもないが少女のそこを……
京太郎「ばんそうこう……だ、と……!?」
塞「い、言わないでよっ……」カァッ
京太郎(まさか、見越して……いや、そんなことはない、普段からつけてるんだきっと、剃ってあるのもきっといつもなんだ)
塞「はや、く……」
京太郎「はい……」
ローションのふたを開け、手に垂らす
前にエイスリンの家では石鹸水をつかったが、それの比では無いぬるぬるっぷり
それを右手で伸ばす
グチャッヌチャッ
塞「っ……」
京太郎(これはやばい……ざ、座薬を早く淹れよう)
塞「あ、い、いきなりは……」
京太郎「ですよね」
エイスリンの時と同じ、あの時は布団の中に手を入れてだったが……
今回はばんそうこうのみ
仰向けにねている塞は真っ赤な顔のまま京太郎を見る
京太郎は眼を合わせぬようにしつつ、ローションでぬるぬるになった右手を見て、塞のソコに指を添える
塞「ひゃぁっ!」ビクッ
京太郎「!?」ピタッ
塞「あ……だ、大丈夫……」
京太郎(俺が大丈夫じゃない、角度的に見えないよね俺の……)
>>763
洋榎「なぁ、京太郎」京太郎「何?」
ってスレです、オススメ
添えた指で、そのあたりを少し力を入れてなぞる
緊張したように硬いあたりの筋肉をなじませていく
右手のローションのせいかぬちゃぬちゃと音が響く
静かな部屋、ローション音と塞と京太郎の息遣いのみが音として存在する
京太郎「さ、塞さん……挿れますよ?」
塞「う、うん……ゆ、指を先に」
京太郎「はい……」
爪は切ってある。問題は無い。
そのままなぞっていた人差し指から、小指に変えて、小刻みに動かしながら、挿れていく
だがそこで京太郎に一つの疑問が浮かんだ―――。
京太郎(エイスリンさんより、挿れやすい……?)
―――減ったローション、挿れやすいア〇ル、むっつりの塞、性的な尻
京太郎(謎は全て解けた!)キリッ
京太郎(じゃあ、小指じゃなくて人差し指とかで……)
そう思い、小指を抜く
塞「ひぁっ……」ピクッ
京太郎(治療行為! これは治療行為! そう、治療行為なんだよ!)
塞「はぁっ……」
人差し指を添えると、そっと入れていく
小指ほど入れやすくないが、そんなに入れにくいわけでもない
言うなれば、丁度良い
ズズッ……
塞「んぁっ!」ビクッ
京太郎「い、痛かったですか?」
塞「ら、らいじょうぶ……き、緊張、してる……?」
京太郎「そ、そりゃ……」カァッ
塞「かわいぃっ……」フフッ
京太郎(ギャー! 持ってくれ理性、俺の理性! 大丈夫、大丈夫だろ!)
塞「だ、大丈夫、だからっ……も、もうちょっと、馴らして……?」
京太郎「ひゃいっ!」
京太郎(なんだ今の声!)
ズズッ……
押し込む
塞「はぁんっ!」ビクッ
ヌプッ……
抜く
塞「んんぅっ!」ビクビクッ
ググッ……
押し広げる
塞「んぁっ!」ビクゥッ
京太郎(うわぁぁぁっ! 死ぬっ! 死んじゃうっ! 俺の理性イっちゃうぅっ!)
京太郎(もう無理だ、もう無理だ、我慢できねぇ! 挿れちまうぜ!)
ヌプッ……
塞「ひぁっ!」ビクゥッ
すぐに、左手で座薬を出す
音がすると、塞が少し驚いたような表情を浮かべるも疲れているのかどうしようもない
京太郎を止めることなどできるわけがない
その新品の座薬を右手に持つと、京太郎は塞のソコに当てる
京太郎(ばんそうこう剥がれそう……なぜか、剥がれそう……なにかが垂れて来てるし、ナンダロウナー)
京太郎は、考えることを放棄した
塞「待って、もうちょっと……」
京太郎「俺の理性がもちません!」
塞「だからっ」
京太郎「挿れますよ」
塞「こ、こわいからっ……せめて、ゆっくりっ……」
京太郎「こ、心がけます……」
座薬の先が、少し入ると塞が震えた
異物感があるのだろう。だが指で馴らした、広さに問題はないはずだ
京太郎の中指が馴染むのだから問題ない
塞「っ……!」ピクッ
京太郎「……」
塞「こ、こっち、きて……っ」フルフル
京太郎(ええい、ままよ……!)
右手をそこに添えたまま、京太郎は前に乗りだして塞の上におおいかぶさるような形になる
塞の開かれた足の間、京太郎は塞の顔を見降ろすような形になる
ベッドで横になった塞、いつもと違い髪をおろしているせいかいつも以上に大人っぽく見える
京太郎「さ、塞さん……」
左手で自分の体を支えていると、塞が右手を京太郎の手に絡める
所謂恋人つなぎと言う奴だが、今は医療行為の途中であると、右手を動かす
ツプッ……
塞「はぁぁんっ!」ビクンッ
京太郎「っ!」
目の前の塞の表情が歪む
痛みではない、間違いなく違うと京太郎は断言できる
故に、少しずつ、ゆっくりだ
塞「お、奥まで、しっかり……い、いれ、てっ……」ギュゥッ
右手でシーツを握りしめて、左手で京太郎の手を強く握る
真っ赤な顔で懇願する塞に少しいじわるをしてやろうかという気にならないでもないが、相手は病人だ
だからこそ、素直な気持ちで真心こめて……治療行為を行う
ヌププッ……ズプッ……
そこで、京太郎が体勢を崩しそうになる―――が、耐えた
だが瞬間、中指に力を込めてしまう
グッッ……
中の、内側を強く押し込んでしまった
塞「んひっ♥」ビクビクンッ
京太郎「あ……だ、大丈夫ですか!?」
塞「だ、大丈夫らかりゃっ……も、もう、挿れ」
ガチャッ タダイマー
京太郎「!?」
塞「へ、おかあひゃ」
京太郎「いきますよっ」ボソッ
一気に押し入れる
だが、力を込める方向をわからずにそのまま内側を再び指で押してしまう
塞「~~~っ!!?」ビクビクンッ
京太郎「まずっ」
声を出させるわけにはいかない
だが両手がふさがれている状態だ
そこで思いつく道は一つ、彼女は自分を好きだといった。嫌では無いはず
京太郎「すみませんっ」
塞「もっ、連続で、なん―――っ!!?」
唇で塞の口を塞ぐと、一気に座薬を押し込み
塞がシーツを力一杯握りしめて、京太郎の手も強く握る
そして、京太郎は無我夢中で、なぜか―――舌を突っ込んだ
塞「~~~ッッ♥」ビクビクンッ
京太郎は勢いよく、指を引き抜く
塞「ンン~ッ♥」プシャッ
京太郎「……」
そして京太郎は―――考えるのをやめた
―――自宅
京太郎「……」
特にナニをするでもなく京太郎は自分の部屋で黄昏ていた
ナニもしていないのにそんな気分になるのは初めてだ
塞の家から帰ってずっとそうだ
京太郎「……ままならねぇな人生」
京太郎(ああ、なにか吹いたとかどうでもいいことだ……治療行為はあれで会っていた間違いはない)
そう、間違いはない
そう信じ、京太郎は眠りについた
―――翌日
京太郎「風邪引いた……」ズズッ
須賀母「まったく……39度、高いわね」
京太郎「おう、休む」
須賀母「そうしなさい……さて」コトッ
京太郎「え゛?」
須賀母「風邪と言ったら座薬でしょ?」
京太郎「え゛?」
須賀母「え?」キュッ
京太郎「な、なんで……」
須賀母「普通そうよね、ゴム手袋つけるから平気よ」
京太郎「ちょ、なにが平気かわから」
須賀母「さて」ガシッ
京太郎「え゛え゛……」
アーッ!
世界よ、これが健全だ!
まぁ医療行為だからね!
その過程になにがあって、結果どうおころうが医療行為だからね、なにはともあれ塞さんリードということで
多くは語らない、語ると「なんでこんなの書いたんだろ」と自己嫌悪に陥るので
以上!
何で宮守の天使達に京太郎の尻へ座薬を入れさせないのですか(正論)
最後ワロタ
シロにも座薬いれてほしいww
乙!
後の賢王京太郎の誕生である……今の京太郎は宇宙の真理(座薬)に近付きつつある……
乙~
塞の絆創膏絶対にはずれて、京ちゃんに濡らしまくられまくったんだろうなぁ~
ベッドインして恋人繋ぎでディープキスしながらアナルほじられて潮吹きとかもうこれ調教完了じゃん!
やったぜ。
親が直行で塞さんの部屋に来てたらどうするつもりだったんでしょうねぇ……
>>1もまさかこのスレが座薬スレと呼ばれるようになるとは思わなかったに違いない
「んひっ」って喘ぎ声本当に好き
ん~?
なんで塞さんまた風邪ひいてんのかな~?
どうしてこんな短期間でまたひいてんのかな~?
(京太郎に坐薬入れてもらいたいからに決まってんだろうが言わせんな?)
投下せんけど一応
気まぐれで書いてしまったけど、他の宮守面子にはしない!(たぶん!)
>>782
京ちゃんのビックキャノンが見られちゃうだろ!
>>783
また気が向いた時にでも?
>>784
宇宙の真理(が座薬)ってもうわかんねぇな
>>785
京ちゃんのズボンはビショビショ(確定)
>>786
口を慎め、治療行為だ
>>789
京ちゃん「大事な処置中だ、関係者も出て行ってくれ!」
>>791-794
ここが座薬スレ……? まさかぁHAHAHA
>>795
イッチも好き「んほぉ」も好き
>>796
風邪引いた理由→半分減ったローション→使い道→使ってる時の恰好
そりゃ風邪も引くさ
そこで、あえて葵を推してみる。
そうだ
風邪を引く原因がローションを使ってるときの格好ならその間暖めるものがあればよくね?
京太郎とかちょうどいいと思うんだサイズ的に
ねえみんな のみぐすり のもう
少し前までほのぼの恋愛スレっぽかったのにいつの間にかKENZENスレになってる……
この展開でのみぐすりとか言われたらなんかあやすぃおくすりなんじゃないかって勘ぐってしまうだろうが。
確かに風邪薬は普通飲み薬だけどさ。
>>798
あの人普通に飲み薬飲んじゃいそう(小並感)
>>799
そこに気づくとは……やはり天才か
>>800
ほのぼの恋愛(座薬入れながら)
>>801-805
座薬を(下に)飲ませてあげてるだろ!
咲『それでさー! いやー! 笑った笑った!』
京太郎「久々に電話かけてきたと思ったら言いたいことはそれだけか」ズズッ
咲『夏風邪なんて……お腹でも出して寝てた?』
京太郎「うつったんだよ……昨日先輩の看病、じゃないけどまぁ……」
咲『例の!?』パァッ
京太郎「なんで嬉しそうなんだよ!」
咲『いやぁ、京ちゃんから女の子絡みのこんな面白いネタが来るとは思わなかったよー』アハハ
京太郎「大変なんだぞー、なんか色々……こう、嬉しいんだけど」
咲『あ、そういう真面目なのは気持ち悪いからいらない』
京太郎「ひどいなお前!」
咲『別に京ちゃんがどんな選択しようと私に関係あることじゃないしさ、それより宮守特集は本当に笑わせてもらったよ、何回見たことか』ククッ
京太郎「こっちは座薬入れたり入れられたり大変だってのに」
咲『?』
京太郎「あ」
咲『な……なになに! そのおもしろそうな話!』
京太郎「母さんに座薬入れられたってだけだから」
咲『いや入れたってのだよ! なになに、なんなのそのおもしろおかしそうなイベント!』
京太郎「……良い性格してるな」
咲『えへへありがとー』テレッ
京太郎「褒めてねぇよ!?」
咲『え、口説いてるの? ごめん、無理だよ』
京太郎「告ってもねぇのに振られるのか……」
咲『ほら、詳しく座薬入れたって話! じゃないと雑誌に京ちゃんのないことないこと言っちゃうよ!』
京太郎「あることも入れろよ!」
咲『ほら、早く!』
京太郎「……」ハァ
京太郎「ということです」
咲『ッ~~~~!!』ダンダンダン
京太郎「お前転がってんだろ、笑いながら転がってるだろ、おい!」
咲『いやぁ、同じ部活の女子二人に座薬を突っ込んだことある男子なんて世界中探しても二人と居ないよ』ゼェハァ
京太郎「うるせぇ!」
咲『まぁ名前までは聞かないでおこうかな、全国で見た時に内二人は京ちゃんに座薬突っ込まれたって目で見るけど』
京太郎「ぶっ飛ばすぞこの野郎!」
咲『野郎じゃないけどね』
京太郎「ともかく、そういう話だから」
咲『あーおもしろかった、やっぱ京ちゃんはおもしろいなぁ』
京太郎「お前にも座薬突っ込んでやろうか」
咲『え、京ちゃんそういう趣味があったの? でも京ちゃんに体許すほど私落ちぶれてないから……』
京太郎「ちげぇよ! そういう意味じゃねぇよ!」
咲『でも私の友達からは凄い評価高いんだよね』
京太郎「え、俺のこと友達に話てんの? やだ咲さんったら俺のことそんなに」
咲『ないよ』キッパリ
京太郎「あ、はい」
咲『中学の頃の話でね。優しいねって……そんなことないから京ちゃんのこと色々話したら顔ひきつってたけど』
京太郎「台無しだよ! 良い話に泥塗るなよ!」
咲『いやぁ、なんか京ちゃんが高評価って許せないんだよね、むかつく』
京太郎「私怨かこいつ」
咲『えへへ』テレッ
京太郎「褒めてない」
京太郎「……ていうか、友達いたのかお前」
咲『麻雀部だよ! 部活に入ってるんだから当然できるよ』
京太郎「クラスにはいないと」
咲『いないよ!』
京太郎「やっぱり……可哀想」
咲『同情しないでよ! 座薬マスター!』
京太郎「誰が座薬マスターじゃ!」
京太郎「あーお前と話してたら風邪も吹っ飛ぶわ」
咲『そんなに私のこと好きなんだ。ごめんね無理』
京太郎「くそっ、何回振られるんだ俺は」
咲『何回告白しても京ちゃんとは付き合えないから……』
京太郎「一回も告白したことないけどな!」
咲『あ、こんな時間……それじゃ東京でね』
京太郎「ああ、またな……携帯忘れるなよ」
咲『京ちゃんが引っ越す前に一緒に買いに行ってもらえて良かったよ、使い方も教えてもらったし……やっぱ京ちゃんって便利だね!』
京太郎「やだ、愛を感じない」
咲『え、愛が欲しいの? ごめ』
京太郎「それもう良いから」
咲『あ、はい』
京太郎「とりあえずそれじゃあな」
咲『うん、京ちゃんも早く風邪治してねー』
京太郎「おう」
咲『それと彼女できたら童貞卒業したかどうか書いた上で一緒に写メ撮って送ってね』
京太郎「お前どういう立場だよ!」
咲『雑誌に売らなきゃ(使命感)』
京太郎「ぶっ飛ばすぞこの野郎!」
咲『野郎じゃないしー』
この後、一時間は電話は切れることはなかった
ついでに咲は翌日の練習に遅刻し、京太郎は風邪が悪化した
短いけどこんなんで、次回からはインハイ編に入るってことっす
7人揃って東京へ、一体どうなるのか……京ちゃんが有名人なんでいろいろとあるんじゃないかな!
座薬なんてもう出ないぞ! でないぞ!(大事)
ではまたー
塞さんに最低週一充電してるのなら
充電しようとしたら絶対に座薬を思い出すよね
他校生徒に先輩の不名誉を吹聴するのか……(困惑)
口が軽いというか信頼できないというか、普通墓場まで持って行く秘密だろ!
とにもかくにも乙
ちょっと放置しすぎたのでここらで再開ー
細かいことは気にしない方針で
座薬は出すものじゃなくて入れるもの……誰が上手いこと言えと言った!
>>827
塞さんが押し付けるまではあるね
>>829
京ちゃんに座薬入れられるのは不名誉じゃない♂
―――東京
ダンッ!
胡桃「東京!」
エイスリン「」ガサゴソガサゴソ
胡桃「何探してるの?」
エイスリン「」スッ
胡桃「二つ折りの紙……?」
エイスリン「TOKIO……!」シュバッ
胡桃「なにやってんの……ああ、招致……!」
ア ハ 体 験 !
ザッ
胡桃「?」
京太郎「!」ザッ
塞「!」ザッ
葵「!」ザッ
トシ「!」ザッ
※イメージです
_ _ jリー──一く lトv}ト--=ミx_,ィ
. r‐〈nlh}/ 入 __ ,ィハー┬v{_ { Vヽ _ | ̄| f´ ノ jリ彡{_
〈\_l_ll |_|/_//〉、 ト\| | }l jノ/ //⌒{ ∨廴_____《_}_|_|__, 人__ァ宀廴ノじジ{
}≧ュ_UUU_ュ≦{ ト、__}___」__/ i{ //ノ} ( ミ __ }トn、_____ノ }ミ={___({ ノ}イ
}三三≧ノ丁_,ノ lト====___三彡j厂 レ'} ノ ミ{i^jノt汽テ 斥刋し ノ{^iノ忙tぅ ィ伐「l}
_ノ{( j厂茫テf iタ{ \__八「l}シ ‐t芒テ シ} j} ミト-l __jノ { 厂 }人}}` ̄{ L{ ̄f´
. _j厂ト-| { ノ^廴ハ{ '///ト-| ノ _〉| / _、ミ/ ヽ --- /__ ((/ 弋i{竺竺{リ
_,r┘ 人_人∨ こヲ,ノl | l/_,i | ー―f´jl{ |\|____|_\_/| ̄ ̄「{ r‐/ l 乂{(_)}ノ____
/ ̄ ノ{ {⌒ヽト---くノー―|/ ̄\ 〕ト--r┘ リj }  ̄ ̄| / ノ|__|」 ̄「/ \_|_l_ ̄ | | |___
厂ノ 乂__ノ /|({ )\l{  ̄ ̄「ト、 /_(__)(__) | { \ ノ{ ノ| | ト、_ |_|―\
ノ ̄ { ヽ f⌒ヽ | |人/ \ [匚{ |」 ー‐― /\ \ \__, \ / ̄\ /l |__,ノ)ヽ / ̄\ ヽ
/ \ \乂__ノ⌒ヽr/ 丶、_(_) , ィ―‐=ミ\___,ノ\[(_)l/ ̄ ̄ ̄\\___ノ 人――r' {( ヽ |
. / / \ \ 弋t/ ̄ ̄\ / ,. --- \ l/ ー― ヽ\ ∧ | | \ /
. / / ̄ ̄ ̄\ \ / ー===く⌒ヽー―--- / / `ヽ ヽ ノ{ \ ', ∧ | | │ ノ{
... {/ \ / ヽ | {/ } } { | } ハ ∧ | | | ィ´
..... / ,ノ'"´ ̄`゙ヽ { i |__ | / / ̄ ̄ \} / l__,ノ__l∧ l| | j_/ ノ}
{ \ ∨\___,ノ}__/ ̄ ̄ ¨¨゙`ト、 /_/ jノ ハ/ / j´ ̄ ̄ ̄∧ l| ∨ / /
. \ \ ヽノi{ ∨ /〉、___________| \__/ ̄ / __ i { \/__/{,ノ ̄ ̄ ̄∧l| ∨ /|
} / __//∧__ }ト、 //{ ヽ、 ∨ /=ー― {/ ̄ /´ | \ \ / l| | ∨ 」
| / (____/ /´ | 〕 / j \ ∨( ̄ ̄ ̄ 人 / |  ̄| l| | ', ∧
{/ /` | ∨ / / ̄ ̄____} / /´ | '´ ̄ { \ /| | _{ ∧
. / } | }\/ ,イ i ヽ  ̄// ̄ ) // ∨ /  ̄ ̄ ̄\ \_ // j/厂∧ \
{ / ̄ ̄/{ { / ノ〉 ヽ レ'´/__,ノ /{ / ´∨ / ̄ ̄ ヽ} /// 〈 i{__{ ヽ ノ\ ┌──┐
| // / 厂 ̄`_〉- = =彡ヘ }l\ }__/ / 人 / ∨ / \ |_/∧ |\ │ く__/\|____」
| // /j/ / } ノ ) \ / /(/\ \ / \ \ l |___/ 〉,ノ\ \_」 / イ| ̄ ̄ ̄ ̄|
| / / / // ,ノ / ∧ ヽ__, \ / ヽ 丶 |-\ \ l |____/ / ノ| ヽ |__,ィ |  ̄ ̄| | ̄
| / / / / { ゙ヽ/ { ∨ \ \ |― \ \| / / | }.. | | _| |
| / / / | | | }\ (\ \ \」__ ´\ \ / '⌒ヽ |\ //. |_l {___,ノ
\ { l ∨ l | ∨ \ |\ \_,ノ入ノ | \ '⌒{ { ∨〉 /\
.. \ ∨ l | ∨\\__, | 丶 / \ l│ \ / /∨ ∨/人_ / /
. \_ ∨ | i ヽ__ノ | \ /∧ ヽ l | ヽ/ / ,ノヽ ___{ / l } < く
|  ̄ ̄\ 〉 ___,ノ| | │ | \_l_{__} \ヽ \/\ \ー‐く 「 リ \ \
. / | \_ { / ,ノ/| | | | | } \_∨  ̄/ヽ ヽ ̄ | / \/
/ l ノ / /{ } | | { ハ_N ト |‐ } / } |_,|' ト、\│ / ┌──┐
. / l ∨ /j/ i l | /{-{│l {_| { } l | / ,ノ,ハ ト、 | ヽ_) /{ __フ ∠匚匚{
′ l 〈 / | | │ | / し' |_| |_|└ │ / {_ノ |_| |_j ノ | /. |__ ___|
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| | | \ | | / l│| j{ \ 、) { 乂____|
胡桃「テンション吹っ切れてる!?」
白望「これは酷い」
胡桃「シロが思うほど!?」
トシ「さて、遊びはここまでにしようか」
胡桃「その手にある自撮り棒はなに?」
塞「えっ、私が花京院ポジ!?」
京太郎「別にいいや」
葵「あー楽しかった」
胡桃「葵がそっちに行ったら私はどうすれば……!」
塞「さて、ホテル行くよ!」
トシ「そしたら自由行動かね」
京太郎(どうすっかなー)
(京太郎と東京デート!)
葵(あー、ゆっくりしよー)
―――ホテル
京太郎「一人部屋とは……トシさん太っ腹だな」がサッ
京太郎「ポケットにメモ、トシさんから?」
トシ【麻雀を極めるためにあんたも一皮剥けた方が良いよ】
京太郎「包茎ちゃうわ!」
明らかに異常なテンションだった
おそらく白望と胡桃以外の面々は楽しみで寝てなかったからだろう
新幹線の中でもソワソワしていた
京太郎「さて、こっからどうするか……」
現在は8月3日
とりあえず色々あったものの、そこでハッと気づく
誰か忘れていないか……?
京太郎「やべっ」
―――ホテル近く
豊音「ぎょ~ぢゃん゛どご~!」ビエェェェッ
シュバッ
京太郎「豊音さん!」
豊音「きょうちゃぁぁぁぁん!」バッ
京太郎「やべっ」
豊音「うあぁぁぁぁんっ!」ガシィッ
京太郎(耐えろ俺、大丈夫……大丈夫だっ)ググッ
豊音「ひぐっ……えぐっ」グスッ
京太郎(よし、倒れなかった! ただ街中で抱き着かれている!)
「あれ、須賀京太郎じゃね?」
「間違いないな、そして抱き着いてるのは姉帯豊音だ」
「すげぇ、あれが酒池肉林をしてるっていう」
「リアル董卓だ!」
京太郎「董卓はもともとリアルだろ!」
豊音「ううっ、もう置いてかないでぇっ、良い子にするからぁ~」グスッ
「鬼畜……」
「畜生……」
「人間じゃねぇ」
京太郎「さすがに失礼だろうが!」
葵「私としたことがはしゃぎすぎた!」
京太郎「葵さん信じてました!」
葵「良かった私一人じゃなくて……絞殺されてた絶対」
京太郎「ともかくハンカチかしてください」
葵「はいはい、ほら泣かないの」
豊音「うんっ」グスッ
葵「ティッシュ出してっと……ほらチーン」
豊音「んー!」
葵「はい、もう……携帯は持ってるでしょ?」
豊音「あっ、そうだった!」
「お母さん」
「お母さんだ」
「鬼畜な旦那と優しいお母さんだ」
「でっかい娘だな」
京太郎「じゃかしいわ!」
―――女子部屋
京太郎(当然ながら広いな)
豊音「みんなひどいよー」
白望「申し訳ない」
塞「かくなる上は切腹を」
エイスリン「Japanese……ハラキリ!」
胡桃「謝罪しながらテンション高いね」
葵「まぁ良かったけど」
京太郎「いや、ありがとうございます」
葵「ま、そんぐらいは」アハハ
トシ「……さすが正妻だねぇ」
葵「それやめてくださいよ! 親にも散々茶化されたんですから!」
京太郎「てか良く俺今ここにいますよね、みんなの親に怒られたり」
トシ「しないねぇ」
京太郎「……まぁしないなら良いんですけど」フッ
トシ「これで全員元気に帰れたら言うことなしだね」
京太郎「ですね……風邪はこりごりです」フッ
エイスリン「ザヤク?」
白望「……」
胡桃「うん、今度からは私頼ってね」
豊音「効くのー?」
塞「かなり……」カァッ
京太郎「さて、麻雀しますか」
塞「東京に来たのに!?」
京太郎「来たからでしょ!」
葵「練習しとくべきでしょ……恋愛も良いけど目的忘れないように、ねー小瀬川さん♪」
塞「ああ、葵の目的のシロは外出ないもんね」
京太郎「やはりレズ」
葵「レズじゃないって!」
胡桃「バイ?」
葵「バイでもないって!」
京太郎「やはりレズなのか!」
葵「レズじゃない!」
レ ズ な の か ! ?
葵「ノーマルだぁっ!」
塞「混浴もあるの!?」
トシ「まぁね、しかもうち以外泊まってるとこもないから……旅館みたいなホテルだしね」
京太郎「」ガッツポ
白望(これがギブ&テイク)
胡桃(きょ、京ちゃんの裸……)カァッ
エイスリン(これが日本の裸の付き合い……! 裸で突き合う!)カァッ
豊音「京ちゃんとお風呂~♪」
トシ「入ってきなー」
塞「それじゃ行こうかみんな!」
京太郎「はい!」
トシ(ここまで男女共にオープンだと逆に清々しいねぇ……須賀だけに)
トシ「」プフッ
京太郎(ボケた?)
葵「私パス」
塞「えっ!?」
胡桃「シロの裸見れるのに……!?」
葵「だからノーマルだって!」
京太郎(ここで無理矢理俺が誘えば、俺が変態になってしまうからできない……!)
トシ(……とか考えてるんだろうね、知ってるのに)
葵「みんなで楽しんできて」フッ
塞「寂しいなぁ」
豊音「葵~」
葵「私は京太郎に裸を見せる気は無いの」ハァ
京太郎「まぁそう言ってることですし」
トシ(混浴を諦めるという手は無いんだね、というよりそんなに好色家なら全員手籠めにすれば良いじゃないか)
京太郎(なんか頭に飛んでくるんですけど?)
トシ(だってみんなの裸みたいんだろ?)
京太郎「みんなと言うと語弊が……はっ!」バッ
胡桃「……」ニコニコ
京太郎「ロリ最高~!」ヒャッホウ ダッ
塞「残念だったね胡桃」
白望「頑張れ」
豊音「胡桃はちっちゃくて可愛いよ!」
胡桃「ぐふっ、豊音のが一番ダメージでかい!」
エイスリン(にゅ、ニュージーランドの血統で……バストサイズは……!)
―――露天風呂
京太郎「はぁー落ち着きますねぇ」
塞「だねぇ」
胡桃「うん」
京太郎「……」チラッ
※水着着用厳守!
京太郎(ちくしょうっ……ババァが水着もってけってこういうことだったのか! 若干予想してたけど!)
トシ(誰がババアだ、地獄の特訓決定だね)
京太郎(ごめんおばあさま!)
塞(まっ、みんなよりリードしてるから良いよね……だ、だってお尻にあんなことされちゃったし)カァッ
胡桃(……私なんにもしてないなぁ)トオイメ
白望「んー」グテー
京太郎「シロさんよりかからないでくださいよ! 胸が当たる! 水着越しに当たる!」
エイスリン「……エイ!」ギュッ
京太郎「」
※イメージです '"´ ̄ `ヽ
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/:::: { ̄ ̄ //´ `ヽ /::::i /:::::::',
./\:::::::::\ , ./::/ニ`ヽ--- ノ::::::::::::}
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i |:::::::::::::::: /=--ヽ __ノ/i! {ニニニニニニ /、::::::/
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≧=- _∨:::::::::::∧/  ̄ ̄ ̄ {ニニ∧ ≧=-ニニニニニ /
i、 \:::::::::::∧} {/丶刈 \ニi| ̄
ノ/ゝ \::::::ノ {二i!
∨.∧ \ 「  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .|  ̄
∨.∧ \ \ | |
∨.∧ }ニニi、 | |
 ̄ ̄ {ニニiヘ |_________|
i ̄. 、、 ┃
| |. ┼、 ヽ ナ ヽ. レ | .ニ|ニ. ナ ゝ 十―. 十_. .|一 ─┐ | .┃ |
- ノ、ノ d、 ._ノ .⊂冖 . cト 个|又 | 、.__ ⊂冖. __| Lノ ・ __|
京太郎「まぁやらかいけど」
エイスリン「♪」ガッツポ
塞「え、密着ありなの?」
京太郎「ダメです、風紀的に」
胡桃「!」ゼック
京太郎「そんなに俺が言うの変ですか?」
塞「まぁそれなりに」ウン
京太郎「酷い」
白望「ん~」
京太郎「胸! やらかい! やらかい!」
豊音「京ちゃんおっぱいが好きなの?」
京太郎「えっ」
エイスリン「ストレート!」
塞「内角抉ってストライクゾーン!」
胡桃「イチローばりのレーザービーム!」
京太郎「そ、その……はい」コクリ
豊音「じゃあ」
京太郎(俺の手を持って)
豊音「はい……♪」ムニュっ
京太郎「やっこい」
塞(やったー!?)
胡桃(純粋だからできる!?)
豊音「おっぱいとかは好きな人にしか触らせしゃダメって言われたけど……京ちゃんのこと、大好きだから……」エヘヘ
. /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ=-
/二二二二二二二二二二二二二二ニ=-----┬――=ニ二二二二二二二二二ニ)
二二二二二二ニニ=--┬=7´:::::::::::::::::::::::|\:::::::::|::::::::::\:::::::::::∨二二二二二二/
二二二>'"´:::::: : |::|:::|!::|、 :::::::::::::::::::::::::. __':::::::|:::::::::::::::::::::::::::::∨二ニニニ二>'"
二>'´:: |::::::::::::::::: |::|:::| ‘:::| '::::::::::::::::::::::::::::. ':::::|\:::|::::::::::::::::::::::∨ ̄ ̄
'´ ::::::::::: |::::::::::::::::: |::|:::|´‘::|_ '::::::::::::::::::::::::: :. ':: | }ハ:::::::::::|::::::::::::|
::::::::::::::::!::::::::::::::: |::|:::| 八{ '::::::::::::::::::::::::::::. lノ !::::::: |::::::::::::|
!::::::::::::::::‘::::::::::::::::::|::|:人 \人::\:::::::::::::::::::. ___, |:::::::::::::::::::::八
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!::::::::::::::::: 八 ∨::::::::::∧、 /\:::::\::::::::::: |
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京太郎「……静まった」
白望「」スッ
エイスリン「……」ガクッ
胡桃「私たちの完敗だよ」
塞(パイだけに?)
京太郎「……」もみ
豊音「ひゃんっ」
京太郎「手が離れない!!?」
塞「てい」ペシッ
京太郎「離れた」
豊音「……京ちゃんがしたいなら良いんだよー?」
京太郎「天然で言ってるから怖い」
胡桃「豊音は穢させない!」バッ
京太郎「……」ガシッ
胡桃「へ?」
塞(胡桃の両脇に手を回して、回転させて……膝の上に?)
京太郎「あ、なんか落ち着く」
胡桃「セクハラだよ!」
京太郎「なんか今更かなって」
胡桃「ぐうの音も出ない!」
胡桃(まぁ……役得ではあるけど)
京太郎「あー、気持ちいいですねー」
胡桃「だね」
白望「んー」
エイスリン「ウン!」
豊音「良いねー」
塞(絶対入ってるよね……)
―――女子部屋
葵「えっ、水着着用厳守!?」
トシ「ああ、言わなかったかい?」
葵「水着もって行けって……はぁっ!」
トシ「あんたさてはアホだね」
葵「小瀬川さんの水着がぁぁぁぁぁっ! ちくしょぉぉぉぉぉ!」
トシ「やっぱレズだろ」
葵「ノーマルです!」
こんなもんで、次回は早めにやりたい
インハイはさらっとやりたいと思いつつさらっとはならないだろう
インハイで終わらない予定だったんで、これ2スレ目とか行きそう
まぁなにはともあれインハイは葵編と言っても過言じゃないところなんでしっかり書きつつ早めにしつつ
ってことで、ではまたー
おつ
更新嬉しいなぁ。そしてこのペースなら個人戦まで3スレくらいかかりそうだな。楽しみ楽しみ
乙 生きてたかー
前回の投下の後よそのスレの作者数人が座薬座薬言いだしてたりしてたし相当インパクトあったみたい
京ちゃんすっかり噂の中心人物だなー
豊音の前で京ちゃん寝取るシロください
乙
豊音ちゃんが相変わらず天使過ぎてつらい
あと葵さんこれレズだろ絶対
さてさて更新開始すんよー
とりあえず今回はギャグってよりはラブコメ風味になりそう
>>858
まさかぁ(HAHAHA
>>861
見てる人が沢山いてくれるってのは嬉しいね
>>865
そんな修羅場必要ない……ない……そのうちね
>>866-867
?「ノーマルだよ!」
―――露天風呂
チャポンッ
葵「なんで混浴露天風呂なんだろ……ここが一番眺め良いのに水着着用って」ハァ
京太郎「あれ」
葵「……」ギギギ
京太郎「その、すみません」
葵「別に良いけどさ、入れば?」
京太郎「あー、ありがとうございます?」
葵「別に……っていうか筋肉凄いね」
京太郎「なんかはずいっす」
葵「あ、ごめん」
京太郎「いえ、葵さんこう見るとスタイル良いですよね」
葵「セクハラ」
京太郎「こっちには厳しい!」
葵「……でも小瀬川さんみたいに胸大きくないしなぁ」
京太郎「大きいですからねぇ」デレッ
葵「メチャ許せんよなァ!?」
京太郎「このレズが!」
葵「誰がレズなの誰が!」
京太郎「葵さんでしょうが!」
葵「レズだったら須賀の裸見て……恥ずかしくなんないし……」フイッ
京太郎「……そ、そうです、よね」ウツムキ
葵(やば、私としたことがなんてこと言って)
京太郎(う、うぅむ……)
―――ホテル・自室
京太郎(葵さんより早く出て戻ってきたけど)
豊音「えへへ、京ちゃん~」zzz
白望「京、おおき……」zzz
塞「えへへ、そんなとこ、撫でないでよぉ~」zzz
胡桃「京ちゃんのここ、やらか……」zzz
エイスリン「ン~♪」zzz
京太郎(ベッドの上で少女たちが組んづほぐれつ……こりゃたまらんが……)
京太郎「寝れない」ボソッ
バタンッ
京太郎(どうするかなぁ……)テクテクテク
葵「あ」
京太郎「あ」
葵「どうしたの? 寝たんじゃ」
京太郎「自分のお部屋のお確認を」
葵「ん?」ガチャッ
ガランッ
葵「……誰もいない」
京太郎「トシさんも寝てるしなぁ」
葵「……部屋、入る?」
京太郎「……ありがとうございます」
葵「まぁしょうがない……須賀も苦労するね」
京太郎「葵さんも」
葵「ホントだよ」クスッ
―――女子部屋
葵「私寝るからそこらのベッド使って良いよ」
京太郎「どれが誰のベッドか」
葵「……」
京太郎が一人のベッドを使う→「なんでその子のベッドなの!」→修羅場!
葵「私のベッド使っていいや、私は小瀬川さんのベッドで」
京太郎「うわぁ」ドンビキ
葵「他意はないよ!」
京太郎「それは厳しい」
葵「……姉帯さんの」
京太郎「もうなに言っても遅いっすよ」
葵「二年先輩になんて言いぐさ!」
京太郎「まぁ……お好きに」
葵「じゃあ小瀬川さんの」
京太郎「……」ジト目
葵(どうせいと……)
―――深夜
ジャーッ ガチャッ
葵「んぅ……」ウトウト
葵(私のベッド、窓際……)ウトウト
ボスンッ
京太郎「ん……」zzz
葵「ん……」zzz
やめて! ベッドで同衾なんてイベントこなしたらフラグが立っちゃう! お願い、堕ちないで葵さん!
あんたが今堕ちたらツッコミ役はどうなるの!? レズっ気はまだ残ってる。ここを耐えれば京太郎に勝てるんだから!
次回「葵デレる」。デュエルスタンバイ!
―――翌朝・女子部屋
ガチャッ
塞「んー、なんで京太郎の部屋に京太郎いないのさ」
白望「ダル……」
胡桃「全員移動とか……」
豊音「なんでだろー?」
エイスリン「ファンタスティック!」
―――彼女たちがそこで見たものとは
京太郎「ん?」
ベッドから上体を起こす京太郎
そしてその横でシーツにくるまっている葵
ちなみに豊音たちからは葵が服を着ているかどうかもみえない
塞「はぁぁぁっ!!?」
胡桃「とんだ伏兵だったよ!」
白望「……これは、凄い」
豊音「はわわっ!」カァッ
エイスリン「破廉恥!」
京太郎「え……ファッ!?」
葵「なに騒々し……!!?」
葵(まさか!)
トイレ行く→間違えて自分のベッドに→朝チュン→(^o^)
葵「……終わったぁ」
京太郎「あきらめないで!」
葵「だってもう……おしまいだぁ~」
京太郎「誤解です!」
白望「さすがにそれは」
京太郎「ぐぬぬっ」
トシ「なるほど」
京太郎「トシさん!」パァッ
トシ「昨日部屋を出て戻ってきたら自分のベッドが豊音たちに占領されててこっちで寝ろと葵が言って葵のベッドで寝ていた京ちゃんと誰かしらのベッドで寝ていた葵、寝ぼけた葵がそのまま自分のベッドに行ってこうなったってわけだね」
京太郎「ビンゴ! イィィヤッハァッ!」
塞「なるほど!」
京太郎「誤解も解けたとこで……なんで俺のベッド占領されてたんですかねぇ?」
塞「……さぁ、今日は開会式だよ!」
胡桃「準備!」
京太郎「……」
豊音「そのぉ、京ちゃんと寝たくて……ごめんね?」ウルウル
京太郎「べ……別に良いデスよ!」グッ
豊音「えへへ~」ニコニコ
エイスリン「ワタシモ!」
京太郎「はいはい」ナデナデ
白望「……」
胡桃「……」
塞(あ、ア〇ル調きげふんげふん……看病された分私の方がリード……)
―――会場
京太郎「……」バッ
「おいあれを見ろ!」
白望「……」ダルッ
「間違いない!」
塞「……」フッ
「宮守高校!?」
胡桃「……」チマッ
「来たか……!」
エイスリン「!」ドヤッ
「あの!」
豊音「えへへ~」ズェェェェンッ!
「須賀京太郎と女たち!」
葵「その認識やめろ馬鹿!」
トシ「やれやれだね」フッ
記者A「取材良いですか!」
記者B「今大会への意気込みは!」
記者C「数々の対戦校に向けて一言ずつぅ!」
京太郎「さぁ、我らが宮守高校の凱旋だ! この異能の数々を耐えて見せるが良い!」クハハハッ
塞「片っ端から、封印するよ」ギラッ
胡桃「私を捉えられるかな?」フッ
白望「……魔王、魔法少女」ダルッ
豊音「この邪王心眼からは逃れられないよー!」シュバッ
記者A「なんか知らないがすげぇ強そうだ!」
記者B「こりゃ永久保存版だ!」
記者C「京ちゃんペロペロ」
エイスリン「……? ……?」
葵「うん、気にしないであげて……数年後楽しみにしよう」
トシ「若いねぇ」フッ
とりあえずこんなもんで
次回は抽選会とか軽くやって咲さんと遭遇
それと阿知賀勢ともチラッと会話を
葵は落ちそうで落ちないあたりをフラフラしつつ……
個人戦とかいつになるんだ……なるべく早く書きたい。その後もあるので
ではまたー
とーかや愛宕姉あたりが「目立ってる!」と嫉妬してそうなレベルの宮守である
さて、こんな時間から投下開始ー
基本深夜なのにたまに見てくれてる人いるからびっくりするのよね
塞さんがおかしいって? あんなことすればこうもなるだろ!
それにほら、塞さんってエロいから……雰囲気が
―――抽選終了後
京太郎「準決勝で当たるとは……」
塞「ん、なにが?」
京太郎「俺の彼女」
胡桃「!?」
京太郎「嘘ですけど」
エイスリン「ユルサン!」
京太郎「あはは……まぁダチっすね」
豊音「ぼっちじゃないのー?」
京太郎「そりゃそうでしょ!?」
白望「……ああ、例の」
京太郎「そうっす、長野の清澄……」
トシ「さて、このあとはどうするんだい?」
京太郎「ホテル戻って麻雀も良いんですけど気を張りすぎてもねー」
??「京太郎!」
京太郎「お、シズ!」フリフリ
白望「……?」
塞「女!?」
胡桃「で、でもあんなお子様体系」
葵「鹿倉さんが言うんだ」
胡桃「シャラップ!」
エイスリン「!?」
京太郎「シズもだけど、宥さんや玄さんもお久しぶりっす」
灼「ん」
京太郎「灼さんと憧も」
憧「凄いわね、ほんと女の子侍らせてる」
京太郎「凄い風評被害!」
灼「事実だと思……」
晴絵「それにしても須賀、いつのまに穏乃とか憧のこと呼び捨てになったの?」
京太郎「電話とかメールちょくちょくしてて」
晴絵「えっ」
塞「誰この人たち! 説明してよ京太郎!」
京太郎「え、ただの友達で」
宥「誰にでもそういうこと言ってるの?」
京太郎「悪乗りやめて!」
玄「……!」グッ
京太郎「なんだそれ! なんだそれ!」
白望「はっきしりて、ダルいから……」
京太郎「だからホントみんな友達で!」
「見ろ、須賀京太郎が修羅場だぞ!」
「阿知賀女子にも手を出してたのか!」
「こりゃ男子麻雀界のレジェンドになるな……おつかレジェンド!」
京太郎「ぶっとばすぞこいつら!」
灼「……どうするのこれ?」
京太郎「灼さん、またそう言う言葉が波瀾を」
豊音「京ちゃん、ひどいよ」グスン
京太郎「なんでぇぇぇっ!」
「さすが鬼畜王」
「凄いぜ京ちゃん!」
「京ちゃんペロペロ」
葵「まったくもう、須賀は逃げないからみんな落ち着く……で阿知賀のみんなは悪乗りしない」
「さすが正妻」
葵「誰がだ!」
京太郎「葵さん、最近キャラぶれてますよ?」
葵「誰のせいかな!」
白望「無理矢理戻さなくても……」
葵「小瀬川さんがそう言うならぁ~♪」
塞「レズ」
憧「レズなんだ……」
胡桃「さすがレズ」
灼「あれがレズ……」
エイスリン「oh……レズビアン」
宥「正妻の正体はレズ……」
玄「見事なレズ……私はおもちは好きでもレズではないのです!」
豊音「レズってなぁに?」
葵「やめてえぇぇぇっ!」
「正妻の正体はレズ!」
「昼顔妻の恐怖、相手は隣の奥さま」
「京ちゃんペロペロ」
葵「よっし、いい度胸だ! 法廷で会う!?」
京太郎「さて、帰りますか」
穏乃「またね! 宮守のみなさんも決勝で会いましょう!」
塞「うん、またね!」
葵「……ふぅん、そう来たか」
―――ホテル・女子部屋
京太郎「なんか、視線感じるんっすよね」タンッ
トシ「こっち来てからかい?」タンッ
エイスリン「ストーカー!?」タンッ
葵「ありえるよね、すっかり人気者だし……さっきサインねだられてたじゃん」タンッ
京太郎「普通に須賀って書いちゃいましたけどねー」タンッ
トシ「そうだねぇ……」タンッ
エイスリン「……立直!」
京太郎「通らんロン!」
エイスリン「!?」
京太郎「平和タンヤオ一盃口三色ドラ2で12900の13900!」
エイスリン「!?」
トシ「おや大きいね……まだ斬ってないのに」ボソッ
京太郎「?」
トシ「いやいや、良いってことさね」フッ
京太郎「?」
葵「……」
京太郎「さて、終わったことですし買い出しでも」
胡桃「私も行く!」
京太郎「了解っす、それじゃ二人で行ってきます」
トシ「はい、行ってらっしゃい」フッ
葵「うーん……」
トシ「どうしたんだい?」
豊音「?」
葵「須賀のオカルトは……相手から安手でも、言い方悪いとクズ手でも和了さえすれば能力を一時的に奪える、んですよね?」
トシ「おそらくそうだね……動き方を見ても、最近は自覚もあるのか上手いよ」
葵「やっぱ、強いなぁ」
トシ「案外使いにくいとは思うけどね」
塞「そうですか? 私みたいに封印するタイプでもなきゃ、それでも他の相手を塞いでたらこっち狙われて能力奪われちゃうし」
トシ「女子は能力持ちが多いからね……男子はそうでもないし、居たところで全国レベルのデジタル打ちじゃなきゃクズ手も和了れないよ」
胡桃「確かに……」
葵「……相手が能力持ちであれば、強いか」
トシ「それに相手の能力のメリットデメリットを知る必要があるし」
白望「あ、それはダルそ……」
トシ「それでなくたっておそらくあの能力はかなり使いにくいと思うよ」フッ
豊音「?」
トシ「ま、私の予想が当たってればだけどね……」フッ
京太郎(さて、ものも買ったし帰るだけなんだが……)
胡桃「……」ギュッ
京太郎「こうやって、手をつないでると……」
胡桃「き、京ちゃんも?」
京太郎「あはは、考えることは一緒ですね」
胡桃「う、うん……」カァッ
京太郎(歳の離れた兄妹か)
胡桃(恋人同士!)
京太郎「その、失礼かもしれないですけど……」
胡桃「な、なに!?」
京太郎「正直、それはそれで良いかなって……思います」ニッ
胡桃「わ、私も!」
京太郎「そりゃ良かった」ニコッ
胡桃「えへへ……」ニコッ
警察官「ちょっといいかい?」
京太郎「えっ」
警察官「そこの子と君、どういう関係?」
京太郎「ぶ、部活の先輩こうは」
胡桃「恋人!」
警察官「」
京太郎「」
胡桃「そ、それと子供は……な、何人ぐらいがっ」カァッ
警察官「ちょっと良い?」
京太郎「MA☆TTE!」
短いけどこんなもんでー
胡桃との話って少ないなと思って入れました
まぁそれでも短いんですが……胡桃と仲良い感じの描写をもっと入れたいー
豊音ぇはお泊りイベント、エイちゃんは看病イベント、シロは最初に告白した相手、塞さんはうん、葵はこれから、やっぱ胡桃が少ない
ってことでちょくちょく入れて行こうかなと
まぁインハイ始まったら主に準決勝は色々と大変なんですけども
もう少ししたらもっといちゃつくぞー
ではまたー
その日が休みでもないと更新できんぜよ
そんじゃ再開ーってことで
これが終わったら塞さんか久の単発建てたいの
警察官「あーその……すみませんでした」
胡桃「ホントだよ!」
京太郎「まぁまぁ」
胡桃「私と京ちゃんが恋人に見えなかったってこと!?」
警察官「はい!」
胡桃「嘘でも見えるって言ってよ」
警察官「本官、嘘をつけないもんでして」ヘヘッ
胡桃「照れないで!」
京太郎「まぁまぁ、手でもつないで帰りましょ?」
胡桃「うん!」
警察官「ではお気をつけて!」
京太郎「あはは、どうも」
胡桃「行こう京ちゃん!」ギュッ
京太郎「はいはい」フッ
警察官「今日も平和だな……」フッ
―――ホテル・女子部屋
京太郎「帰りましたー」
塞「遅かったね」
胡桃「京ちゃんが連行された」
トシ「……ああ」
京太郎「納得しちゃったよ」
葵「お昼お昼~っと」
京太郎「そういや明日は暇ですねー」
塞「麻雀見なよ」
京太郎「練習しつつ……ですか?」
豊音「デートは?」
京太郎「それも一興か」
塞「ずるい!」
白望「……これは私も動くのを禁じ得ない」
エイスリン「!?」
京太郎「愛されてるなぁ」
葵「このハーレムに慣れてきたあんたが怖い」
京太郎「でもデートってもなぁ」
塞「私は部屋デートでも良いよ! 京太郎の部屋で!」
胡桃「ムッツリ」
エイスリン「ヤハリムッツリ……」
白望「……というより、もう変態だよね」
塞「」
葵「否定はできないなぁ」
京太郎(塞さんとあんなことしちゃったからなぁ……俺のせいかなぁ)
塞「むっつりじゃないのに……」
京太郎(俺のせいかなぁ……)ジー
塞(え、京太郎が私のこと見てる……やだっ、変なとこ……ちが、そうじゃなくて……ど、どうしよう、身体熱くなってきちゃったっ)
京太郎「まぁ良いか、とりあえず昼飯にしますか」
葵「うん、早くしよう」
京太郎「食い意地が凄い」
葵「フッフッフッ……食って寝る!」
京太郎「食道癌ルートですね」
葵「せめて牛って言ってよ!」
トシ「それでいいのかい?」
京太郎「牛乳なら大歓迎なんですけどね」
白望「知ってた」
京太郎「口に出してた! しまったぁぁっ!」
葵「なんか慣れてきたから良いよもう」
豊音「京ちゃんは“たいまにん”っていうのが好きなんだよね!」
胡桃「?」
葵「うわぁ」
京太郎「やめてぇっ! ……てか葵さんだけわかってるのか」
葵「……」
―――夜
京太郎「……」
白望「今日、練習しすぎた」ダル
京太郎「……なんで俺のベッドに?」
白望「一日交代制……」
京太郎「……今日はシロさんの日か……ん、今の発言クズかったぞ?」
白望「五人の女の子侍らせてるから大丈夫」
京太郎「大丈夫じゃない奴だそれ!」
白望「……みんな大丈夫って言ってるし大丈夫、じゃない?」
京太郎「なんで疑問形なんっすか」
白望「なにはともあれ」ボスンッ
京太郎(だから横になると乳が……やはりシロさんと豊音さんの二強)
白望「ん」プチプチ
京太郎「なんでボタン開けてるんですか?」
白望「途中まで……」
京太郎(おっぱいの間が見えてる)
白望「はさみたい?」
京太郎「そりゃまぁ……じゃなくて!」
白望「良いのに」
京太郎「シロさんも大概ストレートにそういうの言いますよね」
白望「……ん」
京太郎「普通に寝ます。一緒に寝るのはもう良いですけど」
白望「京太郎も大概だよね」
京太郎「なんか、せめてなんかしようかなと……選べないから」
白望「そのせいでみんな諦めないんだけどね」
京太郎「うおぉぉ! でもみんなを突き放すことなんてできないぃ!」
白望「……ま、良いんじゃない……ダルいし」
京太郎「なにがっすか」
白望「……する?」
京太郎「寝る!」
白望「ダルいから、京太郎が動いてね……」
京太郎(興奮して寝られない気がしてきた……)
―――翌朝
京太郎「寝れた……」
白望「ん、おはよ……」
_,,.. -=Z__
-‐=二..,,_ '"´⌒``ヽ、
-‐=く `ヽ、
/ `ヽ、 `ヽ、
, ´ '~ア , \ `ヽ、 `ヽ、
, ´ / / :| ヽ、 `、 ー-ミ
,′ イ :| :|\ `ヽ、 `、 `ヽ、 {
{/ ;ノ| . :| :, j| `ヽ、 `、 `、 \;
{/:ノ ;八 { 八( ̄ ̄\ 〈\} }\`, `、
{: .;ノ|:┼‐ \ \_Z斗≠=ミ\ヽ、! } } :}j ;
/.乂l 人」斗=ミ\Ζ 乂_,ノ }ハノ `,丿 \j
/: : : :.人 ハ}乂丿 | \ `;(\ノ
/: : : : : : : : \ハ , ノ `:, }ミ、
/: : : : : : : : : : : : :.} 厂`、 :}} ;ハ
/: : : : : : : : : : : : : . ∧ . : ! ; 从 ;八j
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《: : : : : : : : : : : : : : ̄:./ / : : ;ヽ、 イ..:::ア . :/|人ノ
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ヽ: / : :/ .}: : : : : : : : : : : : : : : : : : /´ : : : ハ
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{ : | .; {: : : : : : : : : : : : : |: : : f: : : :/: : : : : : :/{
|: :{ { !: : : : : : : : : : : : :.|: : : :}: /: : : : : :/: : : |
| 圦. ‘. }ヽ: : : : : : : : : : : ': : : :.|: : : : : : : :/: : : /|
|/: :≧=-.\.!: :.\: : : : : : : :/: : : : 八: : : : : :/: : : /: |
}: : : : : : : : :.l: : : : : \: : : :/: : : : /: : : : : : :/: : : /: 八
京太郎「起きれた、なぜか起きれた俺!」
白望「健全だったね」
京太郎「はい!」
白望「……大きいんだね」
京太郎「見たの!? 見たのっ!?」
白望「寝てたし、足にひっかかったから」
京太郎(そういや合宿の日に寝ぼけたシロさんの足で……思い出すな!)
白望「……あんまやると塞みたいになっちゃうしやめよ」
京太郎「似たようなもんですよ!」
白望「……そう?」タプンッ
京太郎「そうだよ」
―――女子部屋
京太郎「おはようございますー」
白望「おはよ」
塞「おんぶしてもらってる。久しぶりに見た」
白望「ん、京太郎が……元気になるから」
京太郎「困るんですよね!」
葵「下ネタが凄い」
京太郎「俺もそう思うんで自制させて!」
葵「まぁどうでも良いんだけど」チラッ
胡桃「見たでしょ一瞬」
葵「っ!」
エイスリン「アオイ……ムッツリ?」
豊音「塞の個性とっちゃだめだよー!」
葵「ごめんね、臼沢さん」
塞「むっつりキャラやめてよ!」チラッ
胡桃(見たね)
白望「むっつり」
塞「朝御飯終わり、さて麻雀……麻雀?」
トシ「たまには息抜きしたらどうだい、貧しい青春だねぇ」
胡桃「部活に青春をささげてるんだから眩しいよ!」
葵「ほら、それにみんなちゃんと恋してるし……なんかかゆい」
塞「だねレズ」
エイスリン「レズビアン……」
葵「もうツッコミやめたくなってきた……」
京太郎「そういや出かけてきますね」
胡桃「買物? 私も行く」
京太郎「まぁそれもですけどちょっと友達に会ってきます」
トシ「そうかい、それじゃ気を付けてね……くれぐれも問題起こさないように、特にあんたは有名人なんだから」
京太郎「はい、了解です」
―――外
京太郎「よっ」
咲「京ちゃん、久しぶり!」
京太郎「電話してたけどなぁ……よく迷子にならなかったな」
咲「だってここ私の止まってるホテルの前だよ?」
京太郎「心配なんだよ……そっちはどうだ?」
咲「うん、問題無しかな……練習も沢山したし」
京太郎「そっか、当たるとすれば準決勝なんだよなぁ」
咲「まぁしょうがないんじゃない……運が良かったのか悪かったのか」
京太郎「ただしウチの天使を泣かせたら起訴も辞さない」
咲「あ、そういう惚気良いデス」
京太郎「あ、はい」
咲「とりあえず歩こっか、喫茶店とか入って駄弁ってるだけでもおもしろいし」
京太郎「おもしろいのお前だけだろ、根掘り葉掘り聞くだけだろ」
咲「まぁね、いやぁ……なんか思い出し笑いで転がりまわれそう」ププッ
京太郎「おうお前表出ろよ」
咲「表だしー」
京太郎「ぐぬぬ」
咲「さ、行こっか! エスコートお願いね京ちゃん!」ニコッ
京太郎「はいはい、お嬢様」フッ
咲「よろしい!」フフン
,. : : : : :  ̄ ̄ ̄: : : .、
,. : ´: : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
/: : : ,: /: :/: : : イ: :|: : ,: : : 、: :ヽ
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/: : : :.,ィ/://:l{: |: |: :.| }: /:/:}`: : : :|: : : :.
/: :.//: :|: {:{:从:{从: :| /:イ:/:イ/ |: : :|: : : :.|
{:/ ' : : {: |/' Ⅵ \ / ' }: : :, : : : }
{: :,: :从 ィ=ミ ィ≠ミ/: : /-、: /
|:/: : :{` :.:.:. ' :.:.:.:. ム: :/ Yl}ィァ
∧: :从 __ _ /:イ__///ア
∨ 、 V ノ 、 ヽイ: : ////
` . ....:::} }'/ 〃- く
___ `T ´/:| /, - }-、
/:/::::::`ー-´l/::イ} とイ-、 ノ、\
/:/:::::::/-/:/:.:八 / ∨ \
/{::{:::::::/ /:/:.:./ \' /:.、 ∨__〉
, Ⅵ::::,/:/:.:./ /__/::::/∧ ,
{ {:.∨:イ:.:./ ∨二二 イ:::∧ :.
| ∧:.}':.:./ \__,/ 、 ,
Ⅵ 「 ̄} 乂 \
| { |_」 \ ヽ
| | /:.:.∧ |\ }
| /:.:.:/:.:.:.、 | \ ノ
ここまでー
次回は咲さんとの話をちらっと入れてー
エイちゃんと寝ます(意味深)
翌日に阿知賀の試合と……まぁなんやかんやある
ではまたー
>>947
ガッカリスケベに空目した
乙ー
この静かに倫理観が狂っていく様が面白い
一気に畳み掛けようとしていない?
遂に宮守のみ公式(ゲーム)で脱衣麻雀をし始めた模様
さて再開ー
>>949
そのレス見るまでガッカリかと思ってた(真顔)
>>950
キチガイスレになる可能性が……?
>>951
そうかな? インハイは流れ早いからそう見えるかも
>>952
なにそれは
―――喫茶店
咲「なんだか懐かしい感じするね」
京太郎「そうだな、良く行ってた近所の喫茶店に似てるっていうか……まぁ二人だしな」
咲「だね」アハハ
咲「……で、状況は?」
京太郎「……まぁ、誰かを選ぶべきなのか悩んでてな」
咲「誰か一人好きな人はいないの?」
京太郎「誰か一人ってことは無いな。みんな同じように好きっていうか……」
咲「最低、10回黄泉平坂転がり降りてきて」
京太郎「ストレートに死ねって言ってくれた方が良いから」
咲「 死・ね 」
京太郎「酷い!」
咲「麻雀で殺すよ」
京太郎「麻雀で!?」
咲「……いや、できないからね?」
京太郎「ああ、全国レベルになると可能なのかと思った」
咲(良い感じに常識ぶっ壊れてるなぁ)
咲「それじゃあざや……臼沢先輩って人は?」
京太郎「ううむ」
咲「だって、あんなことやそんなことしたんでしょ?」
京太郎「そうなんだけどさぁ」
咲(なにこの京ちゃん、妙になよなよしてる……)イラッ
京太郎「確かに、そ、そんなとことか見たしその……キスとか、しちゃったし、しかも深いの」
咲「……」イライラ
京太郎「そ、それにほら……お、おしり触ったし、な」カァッ
咲(具体的なのいらないから……)イライラ
京太郎「で、でも他にもエイスリンさんとかシロさんとか豊音さんとか胡桃さんも」
咲「もう! 五人の女の子キープして挙句一人は正妻とか言われて! しかも選ばないで全員とやらしいことしてるってどういうことなの!?」ウガー!
ドンガラガッシャン
京太郎「やめてここ喫茶店!」
咲「はっ……す、すみません!」ペコッ
京太郎「ぜ、全員とじゃないから……」
咲「全員じゃないっても……」ストン
京太郎「大事だぞ?」
咲「でも候補に入ってるし……充電とか言って膝に乗せるなんてやらしい」
京太郎「お前にもたまにしてたじゃん、なんか漫画読む時背もたれ欲しいって」
咲「まぁね……そういや全然いやらしくないや」
京太郎「お前相手だとまったく興奮しなかったんだよなぁ」
咲「私もだよ……でも宮守の人たちは意識してるんなら恋愛対象になるでしょ?」
京太郎「そう、だな……」
咲「ちょっとトイレ行ってくる」
京太郎「お前、それ男とデート言った時とか言ったらだめだぞ」
咲「はいはい母さん」
京太郎「誰が母さんだ」
京太郎(一人になったが、さてどうしたもんかなぁ……咲に相談しても上手い答えが帰ってくるとは思わなかったが)
?「振り向かないで話を聞きなさい」ボソッ
京太郎「!?」ビクッ
?「振り向いたら貴方は終わりですよ……今から質問に答えてもらいます」ボソッ
京太郎(くそっ、こいつが最近の視線の正体か……!?)
?「……貴方を見ていました」
京太郎(やはりか……!)
?「貴方は相当の女タラシのようですね」
京太郎「ち、違う」
?「いいえ、すべてWEEKLY麻雀TODEYとネットで調べました」
京太郎「な、なに……!」
?「貴方の存在は危険です……」
京太郎(くっ、殺す気か……だが、咲が戻ってきた! これで俺を消すなど……)
?「即刻、咲さんの周囲から消えてもらいます」
京太郎「ん、咲?」
咲「なにやってるの和ちゃん」
?「バレた!?」
京太郎「ん?」クルッ
和「振り返るなと言ったじゃないですかぁ!」
京太郎「んな無茶な……」
京太郎(凄いおもち……)
京太郎(そして、俺の正面に咲と原村和の二人)
咲「ついてくるなら言ってくれれば良かったのに」
和「難しい話をするって言ってたから……私は咲さんに何かがあったらと!」
咲「無いから、京ちゃん相手だし……ねぇ?」
京太郎「まぁな、こんなチンチクリンじゃな」
和「咲さん相手になんてこと言うんですかァ!」
京太郎(あ、こいつ―――葵さんと同類だ)
咲「あ、京ちゃん今和ちゃんのことレズって思ったでしょ」
京太郎「うん」
和「私はノーマルです!」
京太郎「……それ良いから」
和「えっ!」
咲「初回じゃ毎回引かれるのに引かれなかった!?」
和「というよりそれ良いからって」
京太郎「いや、まぁ色々とあってな……ともかく心配してきてくれたんなら良い友達じゃねぇか」フッ
咲「まぁ、良い友達ではあるんだけどねっとりしてるっていうか」
和「本当にノーマルですからぁ、そのケは無いんですって……」
京太郎「ノンケがケなんて言わないんだよなぁ」
咲「つまり京ちゃんはホモ、はっきりわかんだね」
和「そこくわしく」
京太郎「お前腐ってんのかよー!」
和「まぁ冗談はともかく……すみませんでした。二人の話を邪魔してしまって」
咲「自覚はあるんだ」
京太郎「殊勝な態度だな、気に入った」
和「その態度腹立ちますね、一度は非を認めたのでなにも言えませんが腹立ちますね」
京太郎「二回も言うマジギレされてる気分になる」
和「マジギレです!」
京太郎「……なんかこれ良いな」
咲「ああ、京ちゃんもわかる?」
和「なんですかこれ……」
京太郎「ともかく大した話じゃないさ」
和「そうなんですか? 咲さんが立ち上がったのは見たんですが」
咲「あーえっと、ほら宮守五人から誰選ぶのーって」
和「正妻はいるんじゃ? それで五人も侍らせているんでしょう?」
京太郎「誤解も甚だしいな……正妻の葵さんはお前と同じタイプだ原村和」ビシィッ
和「ノンケ!」
咲「レズだね」
京太郎「レズだ」
和「人の! 話を! 聞き! ません! か!?」
和「はぁっ……はぁっ……!」ゼェハァ
咲「凄いね京ちゃん、和ちゃんの本質を初めてでここまで引きだすなんて」
和「どういう、こと、ですか」ゼェハァ
咲「可愛いってことだよ」ニコッ
和「咲さん!」パァッ
京咲「やはりレズ」
和「ノンケ」
京太郎「話戻すと……それで相談をな」
和「唐突ですね……けれど、他人に相談して一人決められるんですか?」
京太郎「うっ」
和「あなたが咲さんの元を離れたのは今年の3月でしたか……それから、貴方はその方たちと一緒にいたんですよね?」
京太郎「お、おう」
和「……いつごろからアプローチをかけられたのかは知りませんが、それでも貴方は数ヶ月の間……彼女たちと関係を築いてきたはずです」
和「それでも、他人の言葉で貴方は自分の思いを一人に向けられますか? 五人の間で、揺れていたあなたが……」
京太郎「……」
咲「……和ちゃんがまともだ!」
和「いつもまともです!」
京太郎「こんなレズも世の中いるんだな」
和「レズをふざけてる人だけだと思わないでください!」
……
和「レズじゃないです!」
京太郎「タメた」
咲「進化だね」
京太郎「まぁ、ありがとな……原村」
和「素直にお礼を言うぐらいならレズネタでいじらないでください」
咲「ネタのつもりは一切ないよ!」
和「なおタチ悪いじゃないですか!」
京太郎「なんか咲に仲良い友達ができて良かったよ」
咲「友達だけどそれ以上の関係はちょっと」
和「なんだかいつも以上にレズネタ激しいですよ咲さん」
京太郎「俺と一緒にいて嬉しいのか咲」
咲「そうに決まってるじゃん言わせないでよ恥ずかしい」
京太郎「俺もだよ恥ずかしい」
和「いちゃついてンですか?」
京咲「ないない」
和「……いやいやいや」
京太郎「さっきまで俺の後ろで『私はレズです』とか言ってた女とは思えんな」
和「言ってませんね、言ってませんよね?」
咲「やはりレズ」
和「レズじゃありません!」
京咲「 や は り レ ズ な の か ! 」
和「違いますってばぁ!」
京太郎「よし、遊びに行くか」
咲「奢り?」
京太郎「しょうがねぇな、あんまは無しな」
咲「まぁそこまでは言わないけどね」
和「放置ですかそうですか」
京太郎「原村も行くか?」
和「え?」
京太郎「なぁ咲?」ニッ
咲「そうだね、せっかくだし行こうよ」ニコッ
和「……咲さん天使」
京太郎「俺は褒めてくれないの?」
和「嫌です」
京太郎「嫌なのか」
??「まぁ“跳ぶ”じゃろうな」
―――夕方
京太郎「ふぅ、楽しかった……良い息抜きになったよ」
和「私もです」
咲「うん、楽しかったね……特にフードコートで和ちゃんが」
京太郎「ああ、あれは笑った」
和「やめてください!」
京太郎「良家のお嬢様だからな」フッ
咲「でも良かったのかな、インハイ最中にこんな遊んでて」
和「……はっ! これは私たちの練習時間を削る巧妙な作戦!」
京太郎「……その発想は無かった」
咲「でも、気分転換しちゃってさ……こうなったら私強いよ?」
京太郎「そうだよな、モチベーションで変わってくるか……」
和「モチベーションで麻雀での力が変わるなんて……そんなオカルトありえません」
京太郎「なら和にだけは効果テキメンだな」フッ
咲「そうだね」フフッ
和「ですが、良い気分転換になったのは確かですから……須賀君には悪いけど勝たせてもらいます」
京太郎「言ってろ」ハハッ
咲「それじゃあね京ちゃん、私たちこっちだから」
京太郎「頼んだ和」
和「ええ、咲さんはしっかり私がホテルまで連れて行きますから須賀君は安心して帰ってください」
京太郎「……それじゃあまたな、二人共!」
咲「うん、またね!」
和「はい、また」ニコッ
タッタッタッ
咲「どうだった? 私のマブ!」グッ
和「そうですね……楽しかったです。おそらく今まで会った男性の中で一番」フッ
咲「え、落とされた!? あのアイアンメイデン和ちゃんが!?」
和「まさか」クスッ
咲「あ、安心した……京ちゃんは化け物かと思ったよ」ホッ
和「ただ……」
咲「え?」
和「あの人が、長い間そばにいたら……どうなるかわかりませんけど」フフッ
-‐…‐-
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. ,: : : : : :|: Ⅵ斗ぅ气ト ムイ≫冬ト: :从/
′:: : : ::|: : | 乂rツ ヒrツ.ムイ: ::|
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咲「京ちゃん……」
咲(恐ろしい子!)シロメ
―――ホテル・女子部屋
京太郎「ただいま!」
胡桃「おかえり!」
塞「京太郎、原村和と一緒にいたって?」
京太郎「え、なんで知ってるんです?」
トシ「それがもうネットで話題になっててねぇ、あんたと原村和が一緒にいたって」
エイスリン「ナンデ! キョニュウナンデ!?」
京太郎「えっと、咲の知り合いでってか……宮永咲も一緒にいましたから!」
白望「……」ギワクノメ
京太郎「友達の咲と一緒で、会ったから一緒にと思って」
豊音「そうなんだ、じゃあ誤解だねー」ニコッ
京太郎「……豊音さんはかわいいなぁー!」
塞(しまった!)
胡桃(おとなしく京ちゃんを信じておけばよかった!)
白望(追い込んで今日も一緒に寝てもらう計画が……)
エイスリン「ムネ、ナクテモ……イイ?」
京太郎「はい!」
エイスリン「ヤッタ!」ギュッ
京太郎「ああ、二人の天使に……ネロになった気分」
豊音「えっ、京ちゃん死んじゃやだよー!」ギュッ
京太郎「ああ、良い……」
トシ「良い感じに京ちゃんもボディタッチに慣れてるね」
塞(つまり普通に抱き着く程度じゃダメ!?)
白望(もっと色々しとけばよかった)
胡桃(私の小さい体でできることを……!)
葵(たぶん臼沢さんと小瀬川さんが抱き着いたらあの二人の比じゃない気がするんだよね……やらしさが)
―――ホテル・自室
京太郎「そして寝る時間……一日ごとにおんなを変えるクズ野郎だ俺は……」
賢者モードだった
京太郎(そうでもしなきゃ、理性を保つ自信がない……そして最近、知り合いをオカズにすることに抵抗を沸かなくなってきた。これがオナーズハイか)
エイスリン「?」
京太郎「はっ、いつの間に!?」
エイスリン「ドウ?」
京太郎「……」グッ
エイスリン「!」ニコッ
京太郎(金髪が色白少女に浴衣、こんなにたまらないものもないな……というよりなぜ浴衣?)
エイスリン「寝よ!」
京太郎「ですねー」
京太郎(なぜ浴衣なんだろう……と思いつつ横になる俺とエイスリンさんだった)
京太郎(そしてなぜなんだろう、俺とエイスリンさんが向き合って寝ているのは)
京太郎(さらになぜなんだろう、エイスリンさんが俺のシャツの胸部分を掴んでさらに顔を押し当てて声を我慢しているのは)
京太郎(もはやなぜなんだろう、俺の足をエイスリンさんが両足ではさみこんで小刻みに揺れているのは)
エイスリン「んっ……」ギュゥッ
京太郎「エイスリンさん?」
エイスリン「ナ、ナニ!?」バッ
京太郎「……いえ、なんでも」
エイスリン「ソ、ソッカ……」ギュゥッ
スリッ
エイスリン「ッ……!」ピクッ
京太郎(生膝出してるからさぁ……生で当たってるんだよなぁ、気づいてないと思ってるわけないよなぁ?)チラッ
エイスリン「……」ウルウル
京太郎(……)ゾクッ
グイッ
エイスリン「ヒンッ♥」ビクンッ
京太郎(つい足を思い切り動かしてしまったが俺は悪くない)
エイスリン「っ……ハァッ、ハァッ……」トロン
京太郎「……」
グイッ
エイスリン「ンッ♥」
グイッ
グイッ
グイッ
エイスリン「ハ……ァ……♥」クタァ
京太郎(俺は何やってんだろう……)
エイスリン「キョウ、タロ……♥」
京太郎(なんで自分の理性削ったんだろうか……)
エイスリン「ン……ンゥ」zzz
京太郎「寝てくれたか……よし、一度毒を抜」
エイスリン「……」zzz
京太郎(抱き着かれていて抜け出せない!)
エイスリン「ンゥ……」zzz
京太郎(朝までこのまま、寝れるかなぁ……)トオイメ
次スレ行く気がしたがそんなことは無かった……
これも全部乾巧って奴の仕業なんだ、それかドン・サウザンドあたり
今回はいつもより健全だったね
もっと飛ばしてくからね、次は塞さんだからね
ではまたー
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