みんなのリーダー・エイト

力持ちのヤンガス

魔法使いのゼシカ

修道騎士のククール

そして、トロデ王とミーティア姫

これは、かれらの旅路をえがいた物語なのです

エイト「では、国王様。このトラぺッタの町で、ドルマゲスの行方を調べてきます」

ヤンガス「行ってくるぜ、おっさん」

トロデ「おう！じゃあ、一杯やるかの」

エイト「え？」

トロデ「ん？」

エイト「いや、国王様はお留守番ですよ？」

トロデ「なんじゃと！？なんで！？」

ヤンガス「おっさんは魔物の姿じゃねーか。町に入ったら大騒ぎになんだろ」

ヤンガス「アッシくらい美しく逞しかったら、問題なかったんでがすがねぇ…」

トロデ「そんなぁ！！いやじゃぁ！！アタシもう子供じゃないもん！！」

エイト「国王様、気持ち悪いです」

ヤンガス「アッシくらい美しく逞しかったら、問題なかったんでがすがねぇ…」

エイト「なるべくすぐに戻るようにしますから…」

ヤンガス「アッシくらい美しく逞しかったらぁ！！」

エイト「ヤンガス、うるさい！！」

ヤンガス「けど兄貴！！見て下せえ、この頼りがいのある胸筋を！！」

エイト「わかったから！！ちょ、近い！！汗臭い！！」

ヤンガス「ハッ、アッシのおっぱいと匂いを…！？//」

エイト「赤くなるなよ！！キモイよ！！」

～トラぺッタ：酒場～

エイト「情報収集ならやっぱり酒場だよね」

ヤンガス「よっしゃー！！飲むでがすよーーー！！」

エイト「こらこら、ほどほどにね」

トロデ「う～ん、ビールがんま～い」

エイト「ホントにお好きですね～っておおおおい！！」

エイト「何してんだアンタ！留守番してろって言ったのに！！」

トロデ「来ちゃった♡」

エイト「彼女か！！」

トロデ「わしゃトロデじゃ！！彼女なわけないじゃろ！！常識を考えろ、常識を！！」

エイト「むうううううかつくうううう！！」

ヤンガス「―そう、ヒック、あれは三年前、送迎用のバスとオセロで対決をしてた…」

エイト「こっちはこっちで出来上がってるよ！！なんなの、どいつもこいつも！！」

酒場のマスター「魔物だー！！」

エイト「やっべ！！」

トロデ「ぶひひ～ん！！怖いよ～！！」

エイト「アンタだっての！！」

ヤンガス「―美しさは罪。そう、アッシの美しさが魔物のように―」

エイト「さっさとずらかるぞ、酔っ払い！！」