エログロなし
提督「ああ、ここはホワイト鎮守府だなー!」
提督「なんてホワイトなんだー!」
提督「苦しんでいる艦娘なんて一人もいやしない!」
提督「ああ、今時こんなホワイトな鎮守府はないよな!」
シーン
提督「艦娘が一人もいない! 寂しい! ぐすん!」
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雷「た、大変だわ! 司令官が悲しんでいるわ!」
雷「何かしないと!」
雷「でも、困ったことに私は幽霊なの!」
雷「この腕で抱きしめてあげることもできない!」
雷「なんて悲劇!」
雷「でも、何かせずにはいられない!」
安価
直下
料理を作ってあげる
雷「料理を作るわ!」
雷「でも、幽霊の雷が物理干渉なんてできるわけないわ!」
雷「できたわ!」
雷「不思議な力で!」
雷「雷が料理できる!」
雷「料理できるのよー!」
提督「うわー! 料理ができてるー!」
提督「すごい!」
提督「うまい! うまいよー!」
提督「母親の味だよー!」
提督「鳳翔さんの味だよー!」
提督「でも、食べたことなかったよー!」
雷「た、大変だわ!」
雷「司令官が悲しんでいる!」
雷「でも、雷は鳳翔さんじゃないの!」
雷「なんて悲劇!」
雷「でも、何かせずにはいられない!」
安価
直下
雷「そうよ! 雷が鳳翔さんじゃなければ、鳳翔さんになればいいのよ!」
雷「でも、私は駆逐艦よ! それが急に軽空母にだなんて」
雷「なったわ!」
雷「不思議な力で!」
雷「鳳翔さんと雷があわさり最強の母性が爆誕したわ!」
雷「私は母親なのよー!」
提督「うわー! 急に鳳翔さんが現れたぞー!」
提督「不思議だなー!」
鳳翔「もっと雷を頼って良いのよ!」
提督「鳳翔さーん!」
提督「びえーん!」
鳳翔「よしよし! 辛かったわね! もっと、もーっと頼って良いのよ!」
提督「ずっと一緒にいてくれる艦娘だー!」
鳳翔「それは無理なの!」
提督「どうして!」
鳳翔「雷はシンデレラガールなの!」
提督「なんだってー!」
鳳翔「そして今がその12時!」
ドロン!
提督「なんてこった!」
提督「鳳翔さんが消えてしまった!」
提督「幸せを手に入れたと思った矢先の喪失!」
提督「なんてこの世は悲しいんだー!」
提督「あの時ああしておけばよかった!」
提督「悔やんでも悔やみきれない悔恨!」
雷「た、大変だわ!」
雷「司令官が悲しんでいる!」
雷「でも、雷は後悔じゃないの!」
雷「だから司令官の前から去ることもできない!」
雷「悲劇!」
雷「でも、何かせずにはいられない!」
安価
直下
神の浄福によって悔恨を癒す
雷「私が後悔じゃないなら、神になればいいのよ!」
雷「でも、酷くぷりちーグッドで艦娘ランキングでも一位確実な一介の雷が神になるなんて!」
雷「なったわ!」
雷「雷は神になったのよ!」
雷「これで提督の悲しみを癒せるー!」
雷「癒せるのよー!」
提督「うわー! 急に神の恵みが降ってきたぞー!」
提督「すごい!」
提督「あー! 浄化されていくよー!」
提督「全ての罪が許されていくよー!」
提督「真っ白に!」
提督「真っ白になっていくよー!」
提督「ああ、ここはホワイト鎮守府だなー!」
提督「なんてホワイトなんだー!」
提督「苦しんでいる艦娘なんて一人もいやしない!」
提督「ああ、今時こんなホワイトな鎮守府はないよな!」
シーン
提督「艦娘が一人もいない! 寂しい! ぐすん!」
雷「た、大変だわ!」
雷「司令官が悲しんでいる!」
雷「でも、困ったことに雷は神なの!」
雷「世界を管理するという仕事があるの!」
雷「だから、受肉して提督に会うことさえできない!」
雷「悲劇!」
雷「でも、何かせざるを得ない!」
安価
直下
雷が秘書艦になってあげる
グロなので安価下採用
雷「いいえ! 神を言い訳にしたらダメよ!」
雷「私は全知全能の神である前に一人の母親なの!」
雷「それを捨てることはできないわ!」
雷「でも、神は肉体を持たない!」
雷「持ってたわ! 勘違いだったの!」
雷「司令官! 今会いに行くからね!」
提督「ぐすん! ぐすん!」
提督「どうせ俺はこのまま一人寂しく朽ち果てていくだけなんだー!」
こんこん
提督「ノックだと!」
提督「誰だ! 俺を笑いにきたな!」
雷「そんなことするわけないでしょ!」
提督「お、お前は!」
雷「雷よ!かみなりじゃないわ!そこのとこもよろしく頼むわねっ!」
おわり
乙
感動した
天才的な文章力でした。
余りの感動に脳髄が鼻の穴から溶け出しました
これからの艦これssを引っ張っていくのはお前しかいない
あとがき
初ssでしたけど、余りに好評で涙が止まりません。
いい読者に恵まれたことに感謝します。
では依頼出してきます。
では、またどこかで
このSSまとめへのコメント
酷い自演を見た
自演もオチの内なんだろう
名作()
クソワロタwwww
コメ欄が優しい世界w