オーク「えぇぇ…」

女騎士「初めて会った時から、惚れていた！」

オーク「そっすか…」

女騎士「もう討伐依頼で戦う度にドキドキしていたさ！」

オーク「なんなのこのひと…」

女騎士「うっかり剣で傷付けてしまった日の夜には、泣いて泣いて泣きまくった！」

女騎士「で、ぬいぐるみのオー君に話しかけて自分を慰めていた！」

オーク「えぇー…ぬいぐるみ…オー君って」

女騎士「もちろんオークの姿をしたぬいぐるみだぞ！」

オーク「んなものに需要あるんだ…」

女騎士「で、君はどうなんだ！？」

オーク「え？」

女騎士「自分でいうのも何だが、私はなかなかオススメだぞ！オススメだぞ！」

オーク「二回言うくらいオススメなんだ…」

女騎士「その、なんだ…オーク族の性欲に耐えうると自負している！」

オーク「それ偏見。ヘンケンだから」

女騎士「ヘンケンだろうがエマだろうがどうでもいい！」

ｶﾞｼｯ
ﾇｶﾞｼｯ
ﾎﾞﾛﾝｯ

オーク「きゃあ！」

女騎士「生娘じゃあるまいし…ぐへへ…」

ﾑﾝｽﾞ
ｽｺｽｺｽｺｽｺ
ｺｽﾄｺ

オーク「あ…あ…日本の夜明けは近いぜよooo！」

ﾄﾞﾋﾞｭﾙﾙﾙ

オーク「あ…あぁ…何て事を…」

女騎士「うふふ」

オーク「…精子は、精子は力なんだ！精子は、この宇宙を支えているものなんだ！」

女騎士「！」

オーク「それを…それを！こうも簡単に失っていくのは、それは、それは、酷いことなんだよ！」

女騎士「！」

オーク「歯ぁ食いしばれ！そんな女修正してやる！」

ﾎﾞｸｯ

女騎士「あぐぃっ…！」

オーク「まだだ！まだ終わらんよ！」

ﾎﾞｸｯ
ｸﾞｲﾝ ｸﾞｲﾝ ｸﾞｲﾝ

女騎士「は、八の字…いや、この動きの軌道は！」

ﾃﾞﾝﾌﾟｼｰ
ﾃﾞﾝﾌﾟｼｰ

女騎士「デンプシーロール！」

オーク「くたばれぃ！」

ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ
ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ
ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ
ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ
ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ
ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ ﾄﾞｶﾞﾝ

女騎士「くそったれ！あばらを何本かもっていかれてしもた…ウボラララララ！」

ｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛｹﾞﾛ
ﾋﾞﾁｬｯ ﾎﾞﾄﾎﾞﾄ

オーク「まだ、こんなもんじゃお前の罪は消えない…しばらく見張ってやる…付きっきりでな！」

女騎士「え…それって…」

女騎士「勘違いするな、見張るだけだ」

ﾌﾟｲｯ

女騎士「オーク…！」

ﾀﾞｷｯ

オーク「く、くっつくな暑苦しい！」



…HAPPY END…