ロリ悪魔「もー人間ウザすぎ...滅ぼす」(9)

ロリ悪魔「だるい。飽きた」グデー

吸血鬼「はやっ。立ち上がっただけやん」

ロリ悪魔「だって多すぎ。変な肌の色してるし関わりたくないしー」

吸血鬼「まぁなぁ。うちら真っ白やし」

ロリ悪魔「パパはなにやってんのん。はよ滅ぼせよー」

吸血鬼「そんな簡単な事あらへんのよ。あいつら数集まると厄介やし」

ロリ悪魔「はぁ、しゃあない。偵察すっかー」ヒュン

吸血鬼「あ、転移しよった。大丈夫かいな」

吸血鬼「魔王の娘いうてもまだ12歳やからなー世間知らずやし心配やわ」

淫魔「心配なら様子見てきたら?」

吸血鬼「そのつもりやけども。一番心配なのはあんたやろ」

淫魔「そんな事ないけど。早く行きなさいよ」パタパタ

吸血鬼「慌てると羽ばたく癖まだ直らんのな」

淫魔「フンッ」パタパタ

ロリ悪魔「えーと、ここどこだっけ。適当に飛んできたからよくわかんね」

ロリ悪魔「あーお腹すいた。けど人間滅ぼさなきゃ。うおー」トテチテ

その時、ロリ悪魔の頭上に雷が落ちた

ロリ悪魔「ぎゃぁぁぁぁぁ」

ロリ悪魔「..........」



商人(魔族が死んでる...珍しい)

商人「死体って結構高く売れるんだよな。馬車に積んでいこ」

商人「よっと.....軽いなー。」

ー移動中ー

商人「いい拾い物したなー。確か臓器に魔力が宿ってて武器にできるとかで高値で売り買いされてるんだったな」

商人「でも人形みたいに髪も肌も真っ白で可愛いのに解体するの勿体無いな。もしかしたら標本にしたほうがマニアに売れるかも...」

ロリ「んー...」チュパチュパ

商人「おしゃぶりしてる姿もこんなに可愛い.....おしゃぶり!?」

ロリ「わっ....なんだ。うるさい」スクッ

商人「生きてたのか!(や、やばいこのままじゃ殺される)」

ロリ「ほへー人間じゃん。なにしてんの?てかなんで人間が居んの」

商人(あれ?全く敵意を感じない。なんだこの子)

ロリ「あ、リンゴだ!うまそー。食っていい?」パクパク

商人(もう食ってるし。とりあえず殺される事は無さそうだ。会話もできそう)

商人「キ、キミはあそこでなにしてたんだ?倒れてたから僕が拾ったんだけど....」

ロリ「何して?んー.......わかんね!」ムシャムシャ

商人「そうか...(この子まだ小さいし親に捨てられたんだろうか。もしかしてその時のショックで記憶が無くなっているのか)」

ロリ「おほーうめぇ!お、なにこれ。リンゴにかけたらうまいかな」サッサ

商人「お、おいそれは赤唐辛子の粉末...」

ロリ「うえぇぇぇぇ。まっず!かっら!まっずぅぅぅ。水!水ー!」

商人「おお落ち着け。これ飲んで」スッ

ロリ「んぐっ....んぐっ....ぷはーっ。あー潤うわー」

ロリ「はぁ、もう散々だよ。」グデー

ロリ「スピー....スピー」

商人「この状況で寝始めたよ......なんなんだこの子」

ロリ「ふぁ~....よく寝たかも?」

ロリ「なんか口がヒリヒリしゅる...」

ロリ「どこなんここ。もう夜じゃん」

ロリ「あ、焚き火~~~。暖まるぅ」

商人「起きたか」

ロリ「あ、昼間の人間?」

商人「ん、キミはよく食べるみたいだから。肉焼いといたよ。食う?」

ロリ「いい。なんか口ヒリヒリするし」

商人「ははは。あんなに赤唐辛子を食ったらそりゃね」

ロリ「なんかにんにく臭い」

商人「肉の臭いだよ。気にしないで」

ロリ「....かゆい。超かゆいんだけど」カキカキ

商人「体中蚊に刺されてるな。ちょっと待ってて」

ロリ「かゆいよぉー!」カキカキカキ

商人「この薬草から出る汁を塗ればかゆみが治まる」ヌリヌリ

商人「効くまで少し時間がかかるから我慢して」

ロリ「かゆいぃ...かゆいのぉ」カキカキカキカキ

商人「あぁカキすぎて肌が真っ赤じゃないか。仕方ないな」

商人「コホンッ......かゆいのかゆいの飛んでけ~♪」

ロリ「........かゆくない?」

ロリ「人間が呪文唱えたらかゆくなくなった。すごっ!これどんな魔法なん!?
カユイノカユイノトンデケー?」

商人(........この子馬鹿だ)

商人(でも魔法使えるって事にしたほうが襲われなさそうだな)

商人「そうだ。今のは魔法大学で博士号を取得した者しか使えないとても難易度の高い魔法なんだ(実際はまだ高等部の年齢だけどね)」

ロリ「なんかよくわかんないけどスゲー!」キラキラ

商人「そうだろう。そうだろう」

ロリ「あー、そういえば私も魔法使えたような気がする」

商人「そうなのか?」

ロリ「うん。こんな感じ?」

ロリの手から馬車より巨大な黒い炎が発生し、森の木々を一瞬で焼き尽くした

商人「な....!」ガクガク

ロリ「なんかすげーの出た」

商人(こんな規模の魔法は騎士団の団長くらいしか使えないぞ!この子...危険すぎる!)

商人「な、なかなかやるじゃないか。俺の5分の1って所だね」

ロリ「ほんとか!?すごいな人間」

商人「だろ?だから俺とキミが戦ったら俺が勝つよ。忘れないように。後、俺の名前は商人だ」

ロリ「分かった....商人」ニコッ

商人(ドキッ)

商人(って何俺はトキめいてるんだ....魔族だし子供だぞ)

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