足柄「私の能力を本当にちゃんと引き出せたのは…あなたが初めてよ!」 (255)

足柄「ね、ねぇ、提督。」

提督「なんだ?出撃したいのか?」

足柄「違うわ。じ、実はね…今度の金曜日に、ご、合コンに行ってみようかなぁ~って」

提督「…え?」

足柄「ほ、ほら!私、よく『行き遅れ』なんて言われるじゃない。だから、そろそろ、カ、彼氏とか作っちゃおうかな、なんて…」チラッ

提督「・・・」

足柄(ほんとに効いているのかしら?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432983720

少し前…

足柄「ねぇ那智姉さん。ちょっと相談したいことがあるの。いい?」

那智「ほう、足柄が私に相談なんて珍しいな。いいぞ、どうした?」

足柄「実は…私は提督にどう思われているのかなぁー、って。」ハズカシゲ

那智「ま、まさか、お前、あれに惚れているのか!?」

足柄「ちょっと、『あれ』はないじゃない。」

那智「す、すまない。しかし私は、足柄はあんな優男より、もっと男らしい者の方が好みだと思っていたのだが…」

足柄「そういう人といると、疲れちゃうわ。提督といると、落ち着くというか、素の自分が出せるの。」

那智「なるほどな。ふむ、ならばハッタリをかましてみてはどうだろう。」

足柄「ハッタリ?」

那智「そうだ。例えば…『合コンに行く』とでも言えば、いくら奴が奥手でも足柄に気があれば、必ず慌てるはずだ。逆に、なんの反応もなければ奴は足柄に気がない、ということになる。」

足柄「なるほど!流石姉さんね。早速、言ってくるわ。」タッタッタ

那智「ああ、健闘を祈る。」

現在…

足柄(ほんとに効いているのかしら?)

提督「良いんじゃないか、言ってくれば。」

足柄「…え?」

提督「うん。良いと思うぞ。素敵な人を見つけてこいよ。」

足柄「・・・」

提督「どうした?」

足柄「なんでもないわ。そうね、男の一人や二人、捕まえちゃうんだから。」ニコッ

提督「ああ。…良い人を選ぶんだぞ。」ニコッ

早速誤字です。すみません。

>>4
×いいんじゃないか。言ってくれば

○いいんじゃないか。行ってくれば

あと、もし、前作の矢矧スレを見てくれていた人がいれば、一つ補足です。

この提督は『友』じゃないです。あれはあくまで、こんな感じでやろうかなって原案だったので…そこのところ、ご理解よろしゅうな。

続きは2330に

その矢矧スレが何かもわからないのによくわからないレスされて訳わかんね
過去スレみてないと見れないなら最初から新規はくんなって書けよ

まぁ過去スレ張ってくれたら助かるの一言で済むわな

貴重な足柄スレだけに期待

>>7
>>8

確かにそうですね。迂闊でした。

これがそのスレです。このスレと関連はないので、このスレからでもぜひ読んでください。

矢矧「そういうことなら私からも仕掛けていいのかしら?」
矢矧「そういうことなら私からも仕掛けていいのかしら?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429773732/)

足柄「まったく、なによあの態度。私が合コンに行くって言っても全然慌てないし、むしろ推奨してるじゃない!」

足柄「こうなったら本当に彼氏をつくって結婚してやるわ!その時になって悔しがったって遅いんだから。オーッホッホッホ。ホホ、ホ…」

足柄「…」トボトボ

那智「足柄、どうだった?うまくいったか?」

足柄「…うう、那智姉さん…」ナミダメ

那智「ど、どうしたんだ!なにがあった!」アワアワ

足柄「ダメだったわ。提督ったら全然慌てなくて、むしろ、『良い人を見つけてこい』だって…ぐすっ」

那智「な、なんだと!くぅ、可愛い妹を泣かせるなんて許せん!待っていろ提督!」

執務室

那智「おい!貴様!何をしてくれt…その手に持っているものは何だ?」

提督「お、那智じゃないか。これか?…まぁ、いいか。実はな、足柄が今度合コンに行くみたいなんだ。」

那智「ああ、本人から聞いた。」

提督「そうか。それで、日にちが今度の金曜日らしいんだけど、その日は俺と足柄が出会ってちょうど三年になる日なんだ。その日に合わせて、これを渡そうと思ってたんだけど…」

那智「これは…」

つ指輪

提督「言っておくけど、ケッコンじゃないぞ。そっちはすでに済んでいるからな。」

那智「で、では何故、止めなかったんだ?」

提督「ん?いや、合コンに行くって事は俺は『男』としては見ていないってことだろ。そんなやつに求婚されるくらいなら、新しい出会いをして、自分が『好きだ』と思える人と結ばれるのが、足柄にとっては、より幸せな事だろう?」

那智「しかし、それでは貴様が…」

提督「いーのいーの。俺は自分が幸せになるよりも、足柄が幸せになった方が嬉しいから。」ニコッ

那智「…」

提督「おっと、彼女にはこのことは内緒にしてくれよ。余計なことで、惑わせたくないからな。」

那智「わ、わかった…失礼する…」

ガチャ バタン

提督「…あんなこと言ったけど、ふられるのって結構辛いものだな。」

那智「私は何てことをしてしまったんだ…放っておけば結ばれたはずの2人をわざわざすれ違わせて…」トボトボ

妙高「あら、どうしたの那智。そんな世界の終わりの日みたいな顔をして。」

那智「ね、姉さん…」

妙高「何か困ったことがあるなら、言いなさい。それだけでだいぶ楽になるわよ。」ニコッ

那智「実は…」カクカクシカジカ

妙高「なるほど、そんなことが…」

那智「私はどうすればいいのか…」

妙高「大丈夫。那智は何も悪くないわ。あの2人が互いに気持ちを伝えないのが悪いのよ。あとは私がなんとかするから、那智は間宮に行ってて。後で私もいくから。」

那智「すまない、姉さん。よろしく頼んだ。」

妙高「任せておきなさい。…えぇっと、まずは…」

妙高「あ、いたいた。おーい」

吹雪「ん?あ、妙高さん。こんにちは。どうしました?」

妙高「実はね、足柄がそろそろ身を固めようとしているらしいのよ。」

吹雪「え!ほんとですか!」

妙高「本当よ。ねえ、足柄ってあんな性格だから、温厚な人が良いと思わない?」

吹雪「そうですね、ちょうど提督くらいの人がちょうどいいかもですね。」

妙高「あら、もうこんな時間。ごめんね、私もう行かなくちゃ。お話に付き合ってくれてありがとう。」

吹雪「いえいえ、こちらこそ。」

吹雪「そうかぁ、足柄さんがねぇ」

夕立「足柄さんがどうかしたっぽい?」ヒョコ

吹雪「わぁ!…夕立ちゃんか。ビックリさせないでよ。」

夕立「ごめんごめん。で、足柄さんがどうかしたっぽい?」

吹雪「…口止めされてないし、いっか。実は、足柄さんがそろそろ結婚するんだって。」

夕立「え!それってほんとっぽい?」

吹雪「ほんとほんと。ねえ、提督みたいな性格の人なんか、お似合いだと思わない?」

夕立「確かにお似合いっぽい。」

吹雪「でしょでしょ!」

ブッキー、シュツゲキスルネー!

吹雪「あ、ごめん。金剛さんが呼んでるから行かなくっちゃ。じゃあねー」

夕立「いってらっしゃいっぽーい。」

夕立「へぇー、面白いこと聞いたっぽい。あれ?あれは…おーい、五月雨ちゃーん。」

五月雨「あ、夕立ちゃん。どうしたの?」

夕立「ねぇ、聞いて聞いて。実は、足柄さんがそろそろ提督っぽい人と結婚するっぽい!」

五月雨(えぇっと、夕立ちゃんのセリフから『っぽい』をとったら…)

五月雨「えぇ!それほんと?!」

夕立「夕立は嘘つかないっぽい。」

五月雨「そうなんだ。それはおめでとうだね!」

夕立(あれ、もしかしてこれってあんまり言わないほうが良いっぽい?)

夕立「五月雨ちゃん。この事はまだ、内緒っぽい。」

五月雨「わかりました。絶対言いません!」

夕立「わかったっぽい。それじゃあ、私行くね。バイバイっぽい〜」

五月雨「バイバーイ…でも、やっぱり言いたいな。よし、つぎに会った人にだけ、言っちゃおう。…あ」

青葉「うん?青葉の顔に何かついてます?」

五月雨「ううん、ちがいます。」

五月雨「…青葉さん、今から私が言うこと、誰にも言わないって約束できる?」

青葉(これは、スクープの予感!)

青葉「ええ、言いませんとも。こう見えて青葉は『口は』硬いんです。」

五月雨「じゃあ教えてあげます。実はですね、足柄さんと提督が結婚するんです!」

青葉「ほ、本当ですか!」

五月雨「本当です!いいですか、絶対な に言わないでくださいね。」

青葉「もちろんです。絶対に『言い』ません!」

外堀から埋めてくスタイルです。

今日はここまでです。

翌朝…

提督「朝か…そうか、今まで秘書艦にしてた足柄がもうすぐ合コンに行くから、別の艦娘に秘書艦頼まないとな。」

提督「よし、いつまでもショゲてても始まらない。今日も1日、頑張るぞ!」

提督「どれ、今日の鎮守府新聞は…」

『足柄、とうとう結婚!お相手は我らが提督!』

提督「…はい?」

青葉の部屋

青葉「いや〜、スクープを掴んだ次の日の朝はなんとも気持ち良いですね〜」

ガチャ バン

提督「アオバワレ!」

青葉「な、何ですか!ノックくらいしてください!青葉だって、女の子なんですよ!」

提督「あ、ああ。すまない。…そんなことより、なんだこの記事は!嘘つきは地獄に落ちるんだぞ!」

青葉「え?嘘なんですか?一応しっかりとした、ある艦娘からのタレコミなんですけど…」

提督「なんだって…飛ばしじゃないのか?」

青葉「と言うより、青葉はてっきり、提督は足柄さんのことが好きなんだと思っていましたけど。」

提督「…もういいか。ああ、確かに好きだったよ。婚約指輪まで、用意した。でも、彼女は俺を『男』としては見てなかったみたいだから…」

青葉「?。どういうことですか?」クビカシゲ

提督「今度、合コンに行くんだってさ。」

青葉「そ、そうなんですか…」

青葉(ま、マズイです。このままじゃあ青葉が嘘つきになってしまうじゃないですか!おもしろおかしく改変した記事はたくさん書いてきましたけど、丸っきり嘘の記事を書いたとなると、ジャーナリストとしては、もう終わりです!何とかしないと…)

青葉(ていうか、何ですか!足柄さんが合コンに行くって!そっちの方が大スクープじゃないですか!なんだか青葉、逆にムカムカしてきました。こうなったら…真実にしてやります!ジャーナリスト魂にかけて!)

青葉「…提督はそれで良いんですか?」

提督「ああ。好きでもない男に求婚されても、喜ばないさ。足柄がより幸せになれるんだったら、俺は喜んで身をひくよ。」

青葉「…この」

提督「うん?」




青葉「この臆病者!!!」ビシッ

提督「…え?」

青葉「なんなんですか、その理由!カッコいいとでも思ってるんですか?!」

青葉「いいですか。そういうのはですね、『戦わずして逃げる』って言うんです!」

青葉「だいたい、指輪まで用意して諦めるって何ですか!好きなんでしょう?足柄さんのこと。だったら、当たって砕ければ良いんです!」

提督「・・・」

青葉(あれ?怒ってますか?)

提督「そうだ、青葉の言う通りだ。ありがとう、青葉。ちょっと、行ってくる。」ダダダダッシュ

青葉「…うまく行ったみたいですね。すべては青葉の計算通りです!」

青葉「……あれ?おかしいですね。誰かの手のひらの上で踊ってたような気が…。まぁ、気のせいですね!」









妙高「まったく、世話がやけるわ。」ニッコリ


全ては妙高姉さんの手のひらの上ってわけかぁ!まったく、とんでもねぇ人だゼェ!

……今回はここまでです。次回で第一部艦です。お楽しみに。

忘れてました。誤字です
>>23
バツ
絶対な に言わないで


絶対に皆に言わないで

少し時間は遡る…

足柄の部屋

那智「足柄、那智だ。入っていいか?」コンコン

足柄「いいわよ。」

那智「では入るぞ。」ガチャ

足柄「………」フトンニクルマリ

那智「足柄、そろそろ部屋から出てこい。昨日のあの時以来、ずっと部屋に籠りっぱなしだぞ。」

足柄「ごめんなさい。でも許してほしいわ。生まれて初めて戦い以外に熱中できたものが、急になくなっちゃったんだもん。」ナミダメ

那智(これは、提督と両思いであることを伝えるべきなのか…しかし…)

那智「ん?なんだこれは?」ヒョイ

足柄「ああ、それは青葉が書いている新聞ね。面白いわよ。月に1000円で事実を元にしたフィクション物語が毎日届くの。」

那智「ふむ、知らなかったな。どれ、今日の記事は…」

『足柄、とうとう結婚!お相手は我らが提督!』

那智「」

那智(な、なんだこれは?!)

那智「足柄。き、今日の新聞はもう読んだのか?」

足柄「いいえ。そんな気分じゃなかったから…」

那智「そ、そうか…」(どうして、こんな記事がでたんだ?足柄と提督の恋愛事情は私と妙高姉さんしか…まさか!)

妙高(そのまさかよ。)

那智(な…妙高姉さん?!どこから…)

妙高(うふふ。内緒。それより、早くそこから離脱しなさい。もうすぐ彼がそこに着くから。)

那智(り、了解した。これより離脱する!)

那智「ま、まぁ、無理せず休むと良い。それでは私はこれで…」ソソクサ

足柄「あ、ちょっと那智姉さん!新聞!…まぁいいわ。」

妙高さんって分岐予知の他にもテレパシーも使えるみたいですね。(他人事)

続きは0000くらいに

おまけ
鎮守府新聞の解説

青葉が個人で製作、出版している新聞。一部から販売しており、一部40円、定期購読で月1000円を払う事で読む事が可能。青葉はあくまでも真実を書いているつもりなのだが、どう見ても改変されており、新聞よりも『事実を元にしたフィクション物語』としての需要が高い。また、提督本人がこの新聞を気に入っており、みんなには内緒でコッソリと定期購読を申し込んでいる。曰く、
「俺の知らないみんなの一面がみれて楽しい」とのこと。

見出しの例
『マジメ痴女、高雄。その私服姿に男性悩殺!禁断の・・・・・・まで!』

『激写!あの日独の主力戦艦が揃ってガーリーファッション!』

『特集 提督の机の右から三番目の引き出しの中、大調査!』

足柄「…さてと、本当に合コンの準備でもしちゃおうかな。」

コンコン

足柄「あら、誰かしら。さては那智姉さん、新聞を持って行ったことに気付いて慌てて戻ってきたのね。うふふ、少し放っておきましょう。」

コンコン

足柄(誰もいないわよー)ニコニコ

??「ふぅ、仕方ない。足柄、いるのはわかっている。開けてくれとは言わないから、どうか、俺の話を聞いてほしい。」

足柄(あれ?那智姉さんじゃない?この声は…提督?)

提督「俺は君と出会った時、なんと素敵な女性なんだ、と思った。戦いの時の真っ直ぐな視線、執務を手伝ってくれる時の真面目な顔、イメトレとかいう可愛い屁理屈をたれた後の寝顔、カツを揚げる時の嬉しそうな笑顔。全てが俺の好みだった。」

提督「気付くと、いつもお前の顔ばかり見ている俺がいた。自分でも気持ち悪いと思う。」

提督「お前が俺に恋愛感情を持っていないのは知っている。でも、これだけは言わせてくれ。」




提督「足柄、この世で一番大好きだ。どうか、俺と、これからの人生、添い遂げてくれないか。」



ガチャ

足柄「…」

提督「あ、足柄…」

足柄「うぅ…グスッ…ひっぐ、、」

提督「…泣くほど嫌か。」

足柄「違うわよ!提督は私のこと、何にもわかってないわ!」

提督「…え?」

足柄「…え?、じゃない!見つめていたのが自分だけだと思ってたの?私だってずっとみてたわよ!初恋なのよ、初恋!」

提督「…」

足柄「でも、提督は全然手を出してくれなくて…もしかしたら、惰性で秘書艦にしているだけなのかも、って何回も思ったわ。だから、『合コンに行く』なんてハッタリかましたら、鵜呑みにしちゃうんだもの。しかも、『良い人を見つけろ』なんて…」

足柄「私には提督以上に『良い人』なんていないわよ!…うう、、、えっぐっ…」

提督「…」

ギュ

足柄「うぅ?」

提督「ごめんな、ほんと俺ってバカだな。こんなに大きな愛情に気付かなかったなんて。」

足柄「…本当よ。この罪は重いわよ。」

提督「じゃあ、一生かかってでも償うよ。だから…」




提督「ずっと近くで見ていてくれるか?」ニコッ

足柄「ええ、喜んで!」ニコッ

艦!

終わりです。お疲れ様でした。

さて、ここから、後日談などの、テキトーな物を書く予定です。
何かリクエストでもあれば、書ければ書くんで遠慮なく言ってください。

それでは、おやすみなさい。

他鎮守府のとある矢矧さんと足柄の絡み

多くのご意見ありがとうございます。

さて、何を書くかは追って考えるので、今日はおまけとして、鎮守府新聞の話を書きます。

おまけ
鎮守府新聞被害者の会

会議室

提督「…みんな集まったな。今日集まってもらったのは、他でもない、あの鎮守府新聞について話し合うためだ。」

提督「そこで、青葉の被害を受けたなかでも、一二を争う酷さの被害を受けた者に集まってもらった。」

高雄「そういうことですか…」

長門「確かに、あれは娯楽としてはなかなか良いものだが、度をすぎてしまう時があるからな。」

ビスマルク「青葉…絶対許さない…」

提督「それでは、第一回鎮守府新聞被害者の会総会を始める。まず、最初の論題は…これだ!」デデン

『マジメ痴女、高雄。その私服姿に男性悩殺!禁断の・・・・・・まで!』

一同「…」

提督「まぁ、これはぶっちゃけ仕方ないっちゃ仕方ないと思うよ。」

高雄「なんでですか!」

提督「だって…はっきり言ってその格好は、痴女以外の何者でもないぞ。」

高雄以外「「うんうん」」

高雄「…この際、私が痴女か痴女じゃないかなんてどうでもいいです。問題は」

高雄「この新聞に袋とじが付いているってことです!しかも私のガチ私服姿の盗撮写真の!」

提督「えぇっと…キャミソールにショートパンツ、パンストだったな。確か。」

高雄「…、よく覚えてますね…今、その写真を出そうと思ったのに…」

提督「でも、これ実際そこまで際どくないよな。エロいことはエロいけど。ちゃんとした服着てるし。」

高雄「そうなんです!つまり、男性悩殺なんて嘘なんです!」

提督「さて、ここでゲストに登場してもらいます。どうぞー」

青葉「ども!恐縮です。青葉です!」

提督「と、言うわけで青葉本人に来てもらった。さて、青葉よ。話は聞いていたはずだ。何か弁明はあるか?」

青葉「大いにあります!まず高雄さんが痴女なことは揺るぎない事実です!現に、あるssの作者のお気に入りの本は高雄さんの物です!」

高雄「…そんなこと、言っていいのですか?」

青葉「あと、提督が『私服が際どくない』とおっしゃっていましたが、そんなことはないです。電気を消してください。」

提督「ああ、わかった」パチッ

青葉「そして火で炙ると、文字が出てきます。」

提督「ほ、本当だ…。四桁の、数字?」

青葉「この数字を、鎮守府新聞のHPに入力すると…なんと!高雄さんのその時着ていた下着の下着姿を見ることができるんです!」

高雄「」アワアワ

提督「こ、これは…まずい!言葉で説明するのも恥ずかしい!」アワアワ

青葉「これを載せるかどうかは苦渋の決断でした。真実を伝えたくても、高雄さんのイメージを壊すわけにはいかない。結局青葉は、こんな形で逃げてしまったのです…」シクシク

提督「おーよしよし。辛かっただろうな。よく頑張ったよ。…あれ?高雄は?」

長門「さっき、半ベソで出ていったぞ。」

提督「そうか…」(後で、あの下着どこで買ったのか聞こう。絶対足柄に似合う)

高雄と愛宕は大好きです。

おまけは次回まで、続きます。

次回の更新までに、おおよその今後の流れを決めるので、待っていてください。

でも、>>58はやりません。矢矧は矢矧。足柄は足柄ですからね。

こんばんは。0000より投稿します。

さて、今後の展望ですが、「ご挨拶」「花嫁修業」「子育て」の3つのメインストーリーと不定期のおまけで、このスレを構成します。
なお、メインストーリーが全て終了した時点でこのスレを閉じさせていただきます。

ちなみに、メインとおまけの違いは足柄が出るか、出ないかです。

あと、R-18、シリアスは書きません。

提督「高雄がいなくなってしまったので、次の論題に移ろう。次は…これだ!」ドン

『激写!あの日独の主力戦艦が揃ってガーリーファッション!』

長門「さて、青葉よ。沈む前に何がしたい?」ゴゴゴ

ビスマルク「私たちにできることなら、遠慮せずに言って。」ゴゴゴ

青葉「青葉、死にたくありません!」ヒェェェ

提督「ま、まぁ、落ち着いて…ね?」

長門「すまない。取り乱してしまった。」

提督「でも、この記事を見たとき目を疑ったよ。なんか、二人とも『キャッピピピー』って言いそうな格好なんだもん。」

ビスマルク「仕方がないわ。日本のMOEが悪いのよ。」

長門「私だって女の子なんだ。たまにはこんな服を着たい時だってある。」

提督「俺は可愛いと思うんだけどね。それより、この記事が出る前と後で何か変化はあったか?」

長門「これ以来、陸奥が私の顔を見るなり『あらあら』と笑ってくるようになった。そして『あんまり火遊びはだめよ』などとおちょくってくるのだ。恥ずかしくてならない。」

長門「しかし、駆逐艦が懐いてくれるようにもなった。嬉しい限りだ。」ニコニコ

ビスマルク「私はドイツ艦、とくにレーベとマックスにドン引きされたわ。」

ビスマルク「でも、なぜか暁ちゃんと仲良くなれたわ。」

提督「うん。二人ともそこまで被害は被ってないな。…なら、なんで青葉を殺ろうとしたんだ?」

長マルク「「それは…」」

青葉「青葉が説明します!実はこの記事が乗った新聞が当日いらっしゃってたお偉いさんに見られちゃいまして、お二人はその人に優しい微笑みをされたそうです!」

提督「あっ…」

提督「それでは、最後の論題だ。」バン

『特集 提督の机の右から三番目の引き出しの中、大調査!』

長門「私はこの記事を見た記憶がないのだが…」

ビス「私もよ。」

青葉「これはですね。ボツ案なんですよ。」

高雄「なんでボツにしたのよ。不公平だわ!」プリプリ

一同(戻ってきた…)

青葉「えぇっと、実は取材をしていた時をあんまり覚えてないんですよね。そこだけ、記憶が飛んじゃってるんです。」

提督「無理はない。俺の右から三番目の引き出しの中は特にヤバい物が入っているからな。」

高雄「何がはいっているんです?」

提督「(自主規制)」

ビス「なんですって!足柄の使用済みパンスt… 提督「言うな!ほんの出来心なんだ。許してくれ。」

提督「おほん…とりあえず、青葉。」

青葉「なんでしょう?」

提督「処分はしないでおくから、その代わり、妙高姉さんの取材に行くこと。いいな。」

青葉「いいんですか!是非行かせてください!」



翌日…

提督「昼は足柄の豚カツが食べたい。」

足柄「分かったわ。それじゃあ、食堂に、って、なにかしら、あれ。」

提督「ん?」

青葉「」チーン

提督「どうした、青葉!しっかりしろ!」ユサユサ

青葉「妙高さんには…勝てません…でした…ウッ!」チーン

提督「あおばーー!!」

足柄「なんなの、この茶番。」

おまけ艦!

青葉は禁忌に触れてしまったんや…

ここまでです。おやすみなさい。

こんばんは。0000から、投下します。

時間軸的には>>48の直後になります。

それでは、どうぞ、お楽しみください。

提督のご挨拶 編

提督「…」ギュ

足柄「うふふ」ニコニコ ギュ−

提督「足柄、そろそろ…」

足柄「いやよ。もうちょっと。」ギュ−

提督「じゃあ、そのまま聞いてくれ。さっきから、青葉がずっと見てる。」

足柄「!」サッ

青葉「ば、ばれちゃいましたかー。」エヘヘ

足柄「な、なんでいるの?!」

青葉「えぇっと、足柄さんと提督の恋を取材しようと」

足柄「うそ!?那智姉さんにしか話してないのに!」アタフタ

青葉「いや、結構前からバレバレでしたよ。」

提督(アタフタする足柄が可愛い)

提督「…」ギュ

足柄「うふふ」ニコニコ ギュ−

提督「足柄、そろそろ…」

足柄「いやよ。もうちょっと。」ギュ−

提督「じゃあ、そのまま聞いてくれ。さっきから、青葉がずっと見てる。」

足柄「!」サッ

青葉「ば、ばれちゃいましたかー。」エヘヘ

足柄「な、なんでいるの?!」

青葉「えぇっと、足柄さんと提督の恋を取材しようと」

足柄「うそ!?那智姉さんにしか話してないのに!」アタフタ

青葉「いや、結構前からバレバレでしたよ。」

提督(アタフタする足柄が可愛い)

>>84 >>85
投下ミスです。すみません。

提督「て言うか、今日の新聞見てないのか?」

足柄「まだ見てないわ。那智姉さんが持ってっちゃったから。なにが書いてあったの?」

提督「ほら」つ新聞

足柄「なになに……何よこれ!どうしてこんな事になったの?」

青葉「とある艦娘からのタレコミでして…いやはや、危うく青葉が嘘つきになるところでした。危ない危ない。」フー

足柄「『危ない危ない』って…」

提督「でも、これのおかげで俺は足柄に自分の気持ちが伝えられたんだ。一応、感謝しないとな。」

提督「そういえば、あのハッタリは足柄が考えたのか?」

足柄「いいえ。那智姉さんが考えてくれたの。…あんな事になるなんて思わなかったけど」

提督「す、すまない。そうか…」ウーム

足柄「どうしたの?」

提督「いや、結婚したら、妙高や那智が義姉になるのか、ってね。よし、今から、挨拶に行くか。」

足柄「そうね。善は急げって言うものね。」

提督「そんなわけで俺ら行くわ。青葉、ありがとうな。」

青葉「はい。お気をつけて〜…」



青葉「別に羨ましくなんてないですけどね…青葉は一人で充分ですから」


今回はここまでです。

さて、妙高、那智。それぞれの反応は如何に?そして当初、投稿者が完全に忘れていた羽黒はでてくるのか?

それではおやすみなさい。

妙高型の部屋

那智「…」ソワソワ

妙高「落ち着きなさいよ。」

那智「すまない。しかし、2人が心配で…」

妙高「大丈夫。もう心配いらないわ。…もうすぐね。」

那智「何がだ?」

コンコン

妙高「ほら、来たわ。どうぞ」

ガチャ

提督「失礼するよ」

足柄「失礼します」

妙高「うふふ。そろそろ来る頃だとおもったわ。」ニコッ

那智「提督、それに足柄…さては!」

妙高「提督、結婚前の挨拶に来たのなら、相手に敬語を使うのが礼儀ではないですか?」ニコッ

提督「ヒィ…申し訳ありません。それでは」

提督「失礼します。突然お伺いしてすみません。」

妙高「いらっしゃい。立ち話もなんだから、上がってちょうだい。ほら、足柄も上がって。」

足柄「は、はい」(何だか妙高姉さんのキャラが変わったわね。)

妙高「ところで、この度はどのようなご用件で?」ニコッ

提督(知ってるくせに。遊んでいるな)

提督「はい。単刀直入に言わせてもらいます。私に、妹の足柄を嫁にください。お願いします。」ドゲザ

足柄「妙高姉さん、私からもお願い!」

妙高「頭をあげてください。…もちろん、構いませんよ。」

提督「本当か!?ありが…」妙高「誰が敬語をやめて良いと言ったのですが?」ニコッ

提督「ヒェ…あ、ありがとうございます」

妙高「ただし、一つだけ約束してください。」

提督「約束?何でしょうか。」

妙高「見ての通り、足柄は鎮守府全体を胸焼けさせるくらいには、残念な娘です」

足柄「妙高姉さん!?」

提督「重々承知しています」

足柄「提督!?」

妙高「しかし、私たちにとってはとても可愛い妹です。この娘を選んだのなら、どうか、幸せにしてあげてください。」

提督「もちろんです。絶対に幸せにします。」

足柄「提督…」ポッ

ここまでです。おやすみなさい。


おまけ

提督「あれ?羽黒がいないぞ。」

妙高「羽黒なら、休暇をとって鈴谷たちと旅行に行きました。えぇっと…今ちょうどみんなで温泉に入っているところですね」

提督「…なんで、わかるんだよ…」

妙高「もう楽にして良いですよ。」ニコニコ

提督「そうか。なかなか緊張するものだな。」

妙高「私は楽しかったですよ。もう一回しますか?」

提督「いや、勘弁してくれ。…絶対に約束は守るから、安心してください。『姉さん』」

足柄「///」

妙高「提督から『姉さん』…ふふ、悪くないです。那智、あなたは何かないの?」

那智「私か?そうだな…では、まずは、足柄に変な入れ知恵をしてしまって悪かった。危うく、二人がすれ違うところだった。申し訳ない。」

足柄「?。すれ違い?」クビカシゲ

妙高「>>15の話ね」

足柄「な、何?その>>15って?何かの暗号?」

妙高「うふふ、内緒。」ニコニコ

提督「いやいや。そもそも俺が合コンを止めなかったのが悪いんだから…」

那智「当たり前だ!!」クワッ

提督「!」ビクッ

那智「貴様がさっさと足柄の気持ちに気付いていれば、あんな面倒な事にならなかったんだ。いいか、足柄はあの後、貴様に振られたと思って泣いていたんだぞ!」

提督「ほ、本当か?俺はなんて事を」アタフタ

那智「うろたえるんじゃない!」

提督「あっ、はい」

那智「だから、私とも約束しろ。二度と私の可愛い妹を泣かせるな。いいな。」

提督「もちろんです。那智『姉さん』」ニヤニヤ

那智「ふぐっ、、確かに、『姉さん』はくるな。」

その夜…

提督の部屋

提督「シャワー、上がりました。」ホカホカ

足柄「ふふ、一緒の布団で寝るのは初めてね。」

提督「ああ、そうだな。」

足柄「…」

提督「…」

「「…………」」

「「ふふ」」

「「ハハハハ」」

足柄「あはは、何黙ってるのよ」ハハハ

提督「そっちこそ」ハハハ

足柄「…私たち、結婚するのよね。」

提督「そのつもりです」

足柄「…提督。」

提督「なんだい。」

足柄「妙高姉さんの言ったとおり、私は残念な女性だわ。本当に私でいいの?」

提督「『私』だからいいの。」

足柄「///、それじゃあ」






足柄「不束者ですが、どうか、よろしくお願いします。」

提督「こちらこそ、末永く。」

………

……



チュ

二人は幸せなキスをして、終了。

と、いうことで、『艦!』をつけ忘れましたが、これにて『ご挨拶』編、終了です。

…え?この続き?かけるわけないじゃないですか〜(地涙)

それでは、おやすみなさい

誤字です。なんだよ、地涙って…

>>103

×地涙
◯血涙

書けないとは言ったものの、いつかは書きたいR-18。書いたとしても、ID変えますけどね。書くとしたら、香取さん。

さて、今回はおまけの投稿になります。

少し、キャラが崩壊するかもしれません。まあ、ご愛嬌って事で


おまけ
「青葉の愚痴」

ガヤガヤ…

青葉「記者ってのは孤独な仕事なんですよ!わかりますか?」

多摩「そんなこと、多摩に言われても知らないにゃ。そもそも、なんでわざわざ、別の鎮守府にいる多摩を旅行になんて誘ったにゃ?」

青葉「実は有給が溜まってまして、提督から、『休暇をあげるから、友達とノンビリしてこい』って言われたのですが、青葉には多摩ちゃんくらいしか友達がいないんですよ。」

多摩「友達が少なってのも大変なんだにゃ。」

青葉「あれ?多摩ちゃんには友達がいるんですか?てっきり青葉しかいないのかと」

多摩「相変わらず失礼なやつだにゃ。もちろんいるにゃ。えぇっと…」

青葉「…」

多摩「えぇっと…」

青葉「おや?どうしました、考え込んじゃって」ニヤニヤ

多摩「う、うるさいにゃ!えぇっと、えぇっと……」

青葉「多摩ちゃん、青葉はずっと多摩ちゃんの親友ですよ。」グッ

多摩「うぅ、悔しいけど、仕方ないにゃ。」

青葉「この間、青葉が嘘つきになっちゃうところだったんですよ。」

多摩「青葉は元から嘘つきにゃ」

青葉「なんてこと言うんですか!青葉はジャーナリストとして…」クドクド

多摩「そんなことより、何があったんだにゃ?その、『嘘つきになりそうだった』っていうのは。」

青葉「えっとですね…」カクカクシカジカ

多摩「良かったにゃ、嘘つきにならずに済んで。」

青葉「でも、なんか、誰かに操られてたような気がするんですよね。」

多摩「考えすぎにゃ。青葉を手玉に取れるのは神様か、悪魔かのどっちかにゃ。」

青葉「…今ので、全てがわかりました。」

多摩「にゃ?」クビカシゲ

青葉「はあ、青葉もいつか、誰かと結婚するんでしょうか…」

多摩「どうかにゃ。案外、需要はあるかもしれないにゃ。」

青葉「ねぇ、多摩ちゃん。抜け駆けはなしですよ。」

多摩「あー、青葉、悪いにゃ。」テヲサシダシー

青葉「・・・」

青葉「指輪〜〜〜〜〜!!!????」

多摩「カッコカリの方じゃないにゃ。」

青葉「」

多摩「あ、青葉?」

青葉「ハッ、気絶してました。多摩ちゃん、お相手は誰なんですか?」

多摩「提督にゃ」

青葉「えっ?あの口が悪い?」

多摩「多摩も最初はそうおもったにゃ。でも、一緒に生活するうちに、ただ、恥ずかしがり屋なだけって事に気付いたにゃ。それに気付いた時には、多摩はもう、提督の虜だったにゃ。」テレテレ

青葉「」チーン

二日後…

青葉「楽しかったですね〜」

多摩「多摩もいい息抜きになったにゃ。また今度、誘ってにゃ。」

青葉「もちろんです。でも、いつか多摩ちゃんの家庭を取材させてくださいね。」

多摩「もちろん良いにゃ。いつでも来るにゃ。」

---------------------------------

多摩「ただいまだにゃ。」

提督「おかえり。なにも、もっと遊んできてもよかったんだぞ。」

多摩「そんなこと言っても、本当は寂しかったにゃ?」ニヤニヤ

提督「なっ///…わ、悪いか///」

多摩「ぜーんぜん、悪くないにゃ。ああ、多摩は多摩を愛してくれる旦那さんがいて、幸せにゃー」ニヤニヤ

提督「クッ///…わかったよ。寂しかったですよ、多摩がいなくて。だから…」

多摩「わかったにゃ。一緒に寝るにゃ。ほら、来るにゃ。」フトンニハイッテヨコヲポンポン

提督「…もう、キレたぞ。ぜってー寝かさねぇ。」

多摩「やれるものならやってみるにゃ!」


おまけ(というなの次スレ予告)艦!

猫より犬派ですが、多摩は猫じゃないにゃ。

今回はここまでです。

注意
次スレ予告はあくまでも『予告』なので、提督のキャラが違う可能性があります。そこだけ、ご了承よろしゅうな!

それでは、おやすみなさい。

『花嫁修行』

提督「…」カリカリ

足柄「提督、そろそろお昼の時間よ。」ソワソワ

提督「おっ、もうそんな時間か。いつもなら間宮に行くんだが、今日は違うんだな。」

足柄「はいお弁当。あと、今日『は』じゃないわ。今日『から』よ。」

提督「そうか。で、肝心の中身は…」パカッ

提督「おお…カツサンドがぎっしりと…すごい」

足柄「やっぱりこんな仕事だから、ゲンを担がないとね。」

提督「いただきます。…うん!これはうまい!」パクパク

足柄「うふふ、喜んでもらえてよかった。」

容器「」カラッポ

提督「ごちそうさま。この味なら、毎日食べたいくらいだ。ありがとう、足柄。」

足柄「お粗末様でした。提督、明日も期待しててね。」

提督「・・・」

足柄「どうしたの?急に黙り込んじゃって」

提督「いや、こんなに美人で優しくて強いお嫁さんがいる俺は幸せだと、思ってただけだよ。気にすんな。」

足柄(どうしてこの人は唐突にそんなことをいうのかしら///)

夜…

提督「そろそろ夕食の時間だな。よし、たまには俺が…」

足柄「ダメよ!提督の食事は私がつくるんだから!」

提督「えっ?夕食もつくってくれるのか?」

足柄「当たり前よ。なんてったって、私はあなたの妻なんだから。」

提督「ありがたい限りだ。それで、今夜のメニューはなんだ?」

足柄「そうね…カツカレーなんてどう?」

提督「やったぜ。」

足柄「じゃあしばらく待っててね。」

提督「わかった」ニコニコ

足柄「…」タンタンタンタン

提督「…」ニコニコ

足柄「…」ジュゥゥ

提督「…」ニコニコ

足柄「…」コトコト

提督「…」ニコニコ

足柄「さっきから、何をやっているの?」

提督「足柄見てる」ニコニコ

足柄「何も面白くないわよ。」

提督「『ああ、俺は本当に足柄と結婚したんだなぁ』って思いながら見てる。料理している姿も素敵だよ。」

足柄「…もう///」

足柄「できたわよ。」コトッ

提督「どれどれ、いただきます」パクッ

足柄「どう?美味しい?」

提督「…めっちゃうまい。こんなにうまいカレーは初めてだ。このカツも抜群の相性だな。」パクパク

足柄「気に入ってもらえたみたいで良かったわ。」

提督「足柄、また明日からもよろしくな。」

足柄「任せといて。あなたの為に精一杯ご飯を作らせてもらうわ!」

今回はここまで

カツの致死量ってどのくらいなんでしょうか。調べときます。

>>122 参考にはならないかもしれないがこんな資料を発見した


カツは人体に対してこんなにも危険

1)ラットによる実験では、カツを揚げると87%の確率で死亡する。
2)カツを食べた人が将来200年以内に死亡する確率はほぼ100%。
3)凶悪犯がカツを揚げる確率は、同じ犯罪者がアフガニスタン国債を購入する確率よりはるかに高い。
4)カツを気管に入れると咳嗽反射が起こり、最悪の場合窒息により死に至る。
5)カツを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。
6)健康な成年男子にカツ1きれのみを与えて長期間監禁した実験では、被験者の99%が50日以内に死亡した。
7)電化製品を衣を付けて揚げると、破損するおそれがある。
8)25年間保存されたカツは有毒である。
9)カップラーメンを作る際に火傷をした人の85%は、カップラーメンがなければ火傷はしなかったと述べている。
10)米国では倒壊したカツの入ったコンテナの下敷きになって
人が死亡した事例が報告されている。

お久しぶりです。最近忙しく、投下できない日々が続いていました。

今回も少しだけ投下します。

あと、>>127の資料は、有効活用させていただきます。ありがとうございました。

---------------------------------
提督「足柄、久しぶりの出撃だな。」

足柄「そうね。もう最後の出撃から、一週間くらいたったかしら。」

提督「『飢えた狼』の名が泣くぞ。」

足柄「仕方ないわ。今は提督との愛で満たされているから」

提督「嬉しいことを言ってくれるな。よし、じゃあ、気をつけて」

足柄「わかったわ。晩御飯、楽しみにしててね。…さあ、戦場が、勝利が私を呼んでいるわ!」

港…

那智「足柄。今日はよろしく頼むぞ。」

足柄「あら、那智姉さんと同じ艦隊なのね。こちらこそよろしく。一緒に頑張りましょう!」ウキウキ

那智「おや、ずいぶん嬉しそうだな。」

足柄「ふふん、久しぶりの出撃だもの。『血湧き肉躍る』ってやつよ!」

那智「ハハ、それは頼もしい。…ところで、最近、足柄とヤツを食堂で見かけないのだが食事はどうしているのだ?」

足柄「どうしているって、私が作っているわ。」

那智「…なんだと?」

足柄「だから、私が提督のご飯を作っているのよ。」

那智(まさか…)

那智「なあ、足柄」

足柄「なにかしら?」

那智「昨日の昼と夜は何を作った?」

足柄「えぇっと…カツ丼とチキンカツだったわ。」

那智「一昨日は?」

足柄「たしか…メンチカツとエビカツ」

那智「今日はどうするつもりだ?」

足柄「お昼にローストンカツを作ったから、夜はビーフカツでも作ろうかな。」

那智「」

那智(これはまずい。ヤツが油分の取りすぎで死んでしまうかもしれない。なんとかして、足柄を止めねば)

那智(しかし、どうすれば…そうだ!あの手があった!)

那智「足柄、お前に大事な話がある。よく聞け。実は…」

アナウンス「出撃準備完了!ただいまより、海域の攻略を開始する!」

足柄「どうやら、時間みたいね。腕がなるわ。姉さん、その話、あとでちゃんと聞かせてね。」

那智「そ、そうだな…」

ここまでです。おやすみなさい。

乙です
これ那智さん結局言うタイミング来ないやつや

---------------------------------

S勝利 MVP 足柄

足柄「大勝利!腕はなまってないわね」

那智「さすが『飢えた狼』と呼ばれただけのことはあるな。ところで、話の続きなのだが…」

足柄「そうね。大事な話って何かしら?まさか婚約発表?」

那智「バカ言え。私にはまだそんな男性はいない。話とは、足柄とヤツの事だ。」

足柄「?」キョトン

那智「もう一度、提督家の三日間の昼食と夕食の献立を言ってみろ。」


足柄「えぇっと…カツ丼、チキンカツ、メンチカツ、エビカツ、ローストンカツ…」


那智「お前はヤツを殺す気か!」ビシッ


足柄「ど、どうしたのよ、急に」


那智「どうしたもこうしたもない!なんだその不健康家庭の献立は!」


足柄「えっ!カツって不健康だったの?縁起が良い食べ物だから、てっきりとても健康的な食べ物だと思ってたんだけど」


那智「…冗談だろ?」


足柄「もしかして姉さん、私のこと馬鹿にしてる?」


那智「」

那智「足柄、これを見ろ」バッ


足柄「?。なにこれ?>>127?」


那智「そうだ。これを読んでみろ。」


足柄「・・・」


那智(さすがに引っかからないか。仕方ない、次の手を)
足柄「た、大変じゃない!私、なんて事を!」アタフタ


那智(…もしかして、足柄って馬鹿なのか?)

今回はここまです。


途中から行間を一行から二行にしてみました。読みにくかったら、言ってください。


>>137
(眠かったから切りよくするためにやったなんて言えない…)

こんばんは。

突然ですが、二週間くらい投稿できないとおもいます。すみません。

あと、今回はおまけです。ご了承よろしゅうな。

羽黒出します。

おまけ『羽黒、帰還』

妙高型の寮…

那智「足柄が結婚して、ベッドが一つ余ってしまったな。」

妙高「なんだかんだ言って、少しさみしいわね。」

「「………」」

ガチャ

羽黒「た、ただいま帰りましたぁ」フニャァ

妙高「あら、羽黒じゃない。おかえりなさい。旅行はどうだった?」

羽黒「楽しかったですけど、やっぱり疲れましたぁ。あ、そうだ。みんなにお土産を買ってきたんです。」

那智「それは嬉しいな。なにを買ってきてくれたんだ?」

羽黒「えぇっと…まず、妙高姉さんには本場の新茶です。」

妙高「嬉しいわ。ありがとう」

羽黒「那智姉さんにはご当地のお酒を買ってきました。」

那智「これは良い。ありがたく飲ませてもらう」

羽黒「足柄姉さんにはこれを…あれ?足柄姉さんはどこですか?」

那智「ああ、そうか。羽黒は知らないのか。」

那智「実はな、足柄は結婚したんだ。」

羽黒「那智姉さん。今日はエイプリルフールじゃないですし、たとえそうでも、言っていい冗談と悪い冗談があるんですよ。」

妙高「羽黒、本当よ。」

羽黒「…えっ?」

妙高「…」ピトッ

那智「?。妙高姉さん、羽黒の額に人差し指をくっつけて、なにをしているんだ?」

妙高「今、その時の映像を羽黒の脳内に送っているのよ。」

那智「」アゼン

---------------------------------

羽黒「信じられないです。あの、足柄姉さんが…それじゃあ、これ、どうしましょう。」

那智「足柄の土産か。何を買ってきたんだ?」

羽黒「旅行先で訪ねたすべての神社の『恋愛成就』のお守り、計9個です。」

那智「ええ…」


第一部艦!

今回はここまで

羽黒編は小分けにしていきます。ネタが詰まったら、不定期に出す感じですね。

それでは、二週間後くらいにまた会いましょう。

那智「いいか、足柄。このリストにあるように、カツには様々な危険性がある。だからもう少し健康的な食事を作るべきじゃないか。ヤツの為にもな。」

足柄「…そうね。わかったわ。提督の為にも食生活を改善しなくちゃね。」

---------------------------------

那智「なんてことがあったんだ。」

妙高「那智、それは多分逆効果だと思うわ。」

那智「どうしてだ?」

妙高「よく考えてみなさい。足柄の主食は、なに?」

那智「それは…揚げ物の類いだが…」

妙高「そう、揚げ物。と、いうよりカツ料理ね。じゃあ、足柄がカツ以外の料理を作ったのをみたことがある?」

那智「それはもちろんないわけが………あれ?確かにあったはずなのに、思い出せない…」

妙高「やっぱり、記憶がとんでるのね。提督は無事だといいけど。」

司令室…

提督「足柄、今日の夕飯はなんだい?」

足柄「今日は、焼き魚よ。」

提督「………は?」

足柄「だから、焼き魚」

提督「う、嘘だろ…お前、本当に足柄か?まさか、深海棲艦なんじゃ…」

足柄「もう、失礼ね!いい、提督。このリストを見なさい!」バッ

提督「ん?なんだこれ?」

足柄「今日、那智姉さんから貰ったの。」

提督(あ、明らかにネタで作ったやつだ…まさか、足柄はこれを信用しているのか?)


提督(…可愛いなぁ)

提督(でもまあ、確かにあのカツラッシュだったら、間違いなく体にはよくないからいい機会なのかもな。)

提督「なるほど、よくわかった。」ウンウン

足柄「そう?ならいいわ。さて、ご飯ができたわ。はい、召し上がれ。」

提督「ああ、いただきま、!」

提督(な、なんだこれ!本当に焼き魚なのか?どっからどう見ても、木炭だ…)

足柄「どうしたの?食べないの?」ウルウル

提督(…足柄が可愛いから、まあいっか。)パクリ バタンッ

足柄「ちょっと、提督!大丈夫!?…提督!提督!!」

今回はここまで

お久しぶりです。二週間お待たせしました。

足柄さんは名前に『カツ』と付いている料理はプロ級、その他はお察しという設定です。でも、味噌汁と白米程度は上手に作れます。

か…カツオのタタキ

提督「…」

提督「はっ、ここ、は、どこだ?」

足柄「提督!目を覚ましたのね。良かったぁ〜」

提督「ああ、足柄か。…どうやらここは医務室みたいだけど、俺はどうしてここにいるんだ?」

足柄「覚えてないの?提督が夕飯中に急に倒れて、私が急いでここに連れてきたの。」

提督「そうか。それは悪いことをしたな。しかし、なんで俺は倒れたりなんかしたんだろう…」

トントン

提督「おや?誰だろう。どうぞー」

ガチャ

妙高「話は聞かせてもらったわ。」

提督「妙高姉さんじゃないか。どうしたんだ?」

妙高「提督、おでこを出してくださる?」

提督「? わかった。…ほい」

妙高「それでは」ピトッ

足柄「姉さん、何してるの?」

妙高「提督の記憶を復活させているの」

足柄「な、なにそれ」

---------------------------------

提督「・・・」

提督(ハッ、そうだ。俺は足柄の料理で…)

妙高(思い出しましたか)

提督(あれ、妙高!?なんで俺の心の声に…)

妙高(うふふ。ネームシップですから)

提督(ネームシップってなんだよ…)

今回はここまで

>>167
…どうしようか、それ。うーん・・・じゃあ、『カツオ』もアリってことにしておきます。そうじゃないと、カツカレーが成り立たないので、ね。

提督(つまり、那智姉さんが俺の為に、足柄にまともな料理を作らせたけれど…)

妙高(逆効果だった、というわけです。)

提督「うーん、難しいな。足柄のカツ料理は実際、毎日食べてもあきないが、毎日だと健康に悪いし、かといってその他の料理は、悪いけど食えたもんじゃないし」

足柄「えっ?」

提督「あれ?足柄が反応している。なんでだろう。」

妙高(提督、口に出てます)

提督「えっ、嘘!」

妙高(まあ、私がそうさせたんですけどね)

足柄「・・・」

提督「ち、違うんだ足柄、これは…えっと、その…」妙高「提督、ここは私が」

妙高「足柄、いいことを教えてあげる。」

足柄「何よぅ」ムスッ

妙高「提督は、炭を食べられないのよ。」

提督(…は?何当たり前のことを)

足柄「え!そうだったの!?」

提督(あっれ〜?)

妙高「いい?私たち艦娘は炭をエネルギーとして食べられるのだけれど、提督は人間だから、炭は食べられないの。」

足柄「そ、そうだったのね。提督、ごめんなさい」

提督「あ、ああ。わかってくれればいいんだ。」

足柄「それじゃあ、新しいご飯を作らないと。提督、何が食べたい?」

提督「豚カツが食べたい。」

足柄「え、でも…」

妙高「足柄、あのリストは嘘よ」

足柄「本当?!全く那智姉さんったら…提督、先に部屋に戻ってご飯作ってるわね。明石がいうことには、意識を取り戻したらすぐに動いたり食べたりしていいみたいだから。」

提督「わかった。すぐ行くよ。」

ガチャ バタン

提督「そうか、そんな理由が」妙高「ありません」キッパリ

提督「は?」

妙高「あんなのを食べられるのは、足柄だけです。那智も羽黒も、そして私でさえ、足柄に一回やられました。」

提督「つまり、足柄は…」

妙高「ええ。」



妙高「ただのメシマズ艦です。」

今回はここまで

妙高姉さんのキャラが崩壊しているような気がしますが、気のせいです(キッパリ)

提督「そんな…じゃあ俺は」

妙高「毎日揚げ物を食べるか、炭を食べるかの二択ですね。」

提督「かぁ〜。でも、足柄を悲しませたくないから、言い出す訳にはいかないしなぁ〜」

妙高「いざとなったら、私が何とかしますので」

提督「…何するつもりですか?」

妙高「うふふふふ」



部屋の外

足柄「…」

翌日…

足柄「鳳翔さんいる?」

鳳翔「あら、足柄さん。珍しいですね、どうしたんですか?」

足柄「実は…」

・・・・・

鳳翔「そんなことがあったのね。」

足柄「そこで相談なんだけど、私に料理を教えてくれないかしら。」

鳳翔「うーん、やぶさかではないけれど、そもそも、どうして足柄さんはそんなに料理ができないのかしら。」

足柄「え?」

鳳翔「だって、カツ料理に関しては何の問題もないし、むしろ私よりお上手でしょ?」

足柄「た、確かに…」

鳳翔「私が思うに、モチベーションの違いなんじゃないかしら。」

足柄「も、モチベーション?」キョトン

鳳翔「足柄さんはカツが大好きでしょ。だから、それを上手に作れると思うの。」

足柄「なるほど…」

鳳翔「ねえ、足柄さんがカツ以外の料理をするのはなんで?」

足柄「なんでって、それは提督の為だけど」

鳳翔「そう、それよ。『大好きな提督に、健康で美味しいご飯を食べさせてあげたい』っていう気持ちを込めて、料理したらどう?」

足柄「…そうね!よし!それじゃあ愛する提督のために、美味しい料理をじゃんじゃん作ってやるわ!鳳翔さん、ありがとう。またね!」

ガチャ バタン

鳳翔「うふふ、元気いっぱいね。」

妙高「さすが鳳翔ね。素晴らしい説得だったわ。」

鳳翔「妙高が『足柄が相談に来るはずだから、いい感じにアドバイスしてほしい』なんて言ってきたから、どうしたのかと思ったけど、たわいない事で助かったわ。」

妙高「ところで鳳翔。私、お腹が空いているのだけど、何か作ってくれる?」グ~

鳳翔「はいはい。わかりました」ニコニコ

今回はここまでです。

長かった第二章も、もうすぐ終わりです。いまのうちに次のネタを考えとかないといけません。

足柄さんはいったい、どの駆逐艦のお母さんになるんでしょうね。ちなみに、もう決まってます。今回は一人っ子でいきます。姉妹艦は出しません。

乙です
足柄さん、運営のアイコンかわいかったなぁw

2330投下します。
睡魔に襲われない限り、今回で二章が終わると思います。

>>187
足柄さんが可愛いのは、今に知れたことではないですが、確かにあれはハラショーなものでした。普段見れない髪をまとめた姿、ちらりと歯が覗いた笑顔。いやぁ、可愛かった。

その日の夜…

足柄「ふふんふーん♪」

提督「どうした、足柄。やけにご機嫌じゃないか。」

足柄「そう?うふふ、そうかしら?」ニコニコ

提督「?。変なの。ところで、今日の夕食はなんだい?」

足柄「焼き魚よ」

提督「」

提督「あのな、足柄。あのリストは嘘だったんだよ。だから、お前はカツを作っていいんだぞ?」アセアセ

足柄「そんなこと言ったって遅いわ。もうできちゃいましたよ、っと。はい、召し上がれ♪」アセアセ

提督(…仕方ない、腹をくくれ俺。男なら耐えるんだ!)

提督「って、あれ?普通にうまそう」

足柄「何よ、失礼ね。ほら、冷めないうちに早く早く」

提督「あ、ああ。いただきます」パクッ

提督「・・・」モグモグ

足柄「・・・」

提督「う、美味い…」

足柄「ふふふ、当たり前じゃない!」ヘヘーン

提督「…ハッ」

提督「い、いや、いままでの足柄の料理が不味かったって訳ではなくてだな、ええっと、その、だからー」

足柄「大丈夫よ。ドアの前で聞いてたわ。…ちょっとショックだったけど」

提督「うっ、すまない」

足柄「ううん、謝らないで。私が悪かったんだから。ただ、次からは何か不満があったら遠慮なく言うこと。それが、夫婦ってものでしょ?」ニコッ

提督「…ああ、約束するよ。俺のお嫁さん」

足柄「やだ、あなたったらぁ///」

提督「ご馳走様。本当に美味しかった。足柄が嫁でよかった。」

足柄「お粗末さまでした。」

提督「ところで、どうしていきなり、こんなに料理が上手くなったんだ?」

足柄「それはね、とても簡単な理由だったわ。隠し味をひとつ、入れ忘れてたの。」

提督「…それはなんだい?」

足柄「決まってるでしょ。あなたへの、あ・い・じょ・う」キラーン

提督「…なんだか、小腹が空いてきたな。」

足柄「あら、ホント?それじゃあ、何か、作って」提督「いや、いい」ギュッ

足柄「キャッ///どうしたの///」

提督「そんなこと言われたら、さすがの俺でも理性がもちませんよ。今夜は完徹かもなぁ。」オヒメサマダッコ

足柄「いやーん、もう、提督ったらぁ…」ニヨニヨ

足柄「んーー」クチヲトンガラバシ

提督「ご飯食べたばっかりだけど…まぁ、いっか」

チュッ

第二章、艦!

今回はここまで

やっと、二章が終わりました。

さて、三章では、家族が増えます。駆逐艦です。誰が、提督と足柄さんの子供になるか、予想してみてください。意外って訳でもない、あの子です。

今回はおまけでいきます。三章は、もう少しお待ちください。

おまけ

羽黒編
>>151の続き

翌日 執務室…

羽黒「羽黒、旅行より帰って参りました。」

提督「おう、おかえり。リフレッシュできたかい?」

羽黒「はい!…ところで提督。あの」足柄「ただいま!いま帰投したわ、って羽黒じゃない!旅行から帰ってきたのね。お帰りなさい。楽しかった?」

羽黒「あ、足柄姉さん。はい、とても良い休暇でした。…ところで」

羽黒「私がいない間に、提督と姉さんが結婚したって本当ですか?」

提督「あっ、そうか。羽黒にはまだ報告してなかったっけ。」

足柄「そうね。まだだったわね。」

提督「羽黒、本当だ。俺と足柄はめでたく、夫婦になったんだ。つまり、羽黒は俺の義妹ってことになる。これからもよろしくな。」

羽黒「…グスッ」

足柄「ちょ、ちょっと羽黒。どうして泣いてるのよ。まさか、あなたも提督を?!」

羽黒「ち、違います!ただ、その、姉さんの恋がようやく実ったんだな、って感動しちゃって」

提督「…言われてるぞ。」ニヤニヤ

足柄「…うっさいわよ。」

すみません、訂正です。羽黒は『提督』じゃなくて、『司令官さん』でした。ホント、すみません。補完よろしくお願いします。





足柄「そうだ!羽黒、そんなことよりお土産とかないの?」

羽黒「えっ?あ…。まず、司令官さん。これをどうぞ。」スッ

提督「どれどれ…おっ!富士のジオラマ模型じゃないか。ありがとう、羽黒。ところで」

羽黒「は、はい。何でしょうか。」

提督「いや、もう俺と羽黒は義兄妹なわけだし、『さん付け』しなくてもいいよ。もっと気軽に呼んでくれ。」

羽黒「…そうですね。了解です、司令官。」

提督「ん。それでいい。」

足柄「…羽黒、それで、私のは?」

羽黒「・・・」スッ

足柄「どれどれ…なぁにこれ」

提督「…お守りだな。恋愛祈願の(笑)」ケラケラ

足柄「…羽黒。あとで来なさい」

羽黒「は、はいぃ…」

おまけ、艦!

今回はここまで

羽黒は天然畜生キャラです。

羽黒「あっ、そうだ。足柄姉さん、これもどうぞ。間違って買っちゃったやつですけど」スッ

足柄「…またお守り?って、これって」

提督「どれどれ…安産祈願?」

羽黒「はい。そういう日も近いと思いますので。」ニコッ

足督「・・・」

提督「ハハハ、まだ先の話だよ。なあ、足柄?」

足柄「…羽黒、席を外してくれない?」

羽黒「は、はい。わかりました。」

提督「え?」

足柄「羽黒は出て行ったわね。」


提督「ああ、二人きりだ。」


足柄「…今日、提督が本部に報告に行ってた時に、少しだるくなっちゃって、明石に診てもらったの。」


提督「…続けてくれ」


足柄「そしたら、病気じゃないかもって。そして検査キットを渡されて、試してみたら」


提督「・・・」





足柄「二週間だって。」

今回はここまでです。

お久しぶりです。忙しくて全く投下できませんでした。
さて、予定では、この章でこのスレは終了です。もうしばらく、お付き合いいただければ、幸いです。

2週間はさすがに早くねえか…?

提督「…そうか。俺も、パパになるのか。」シミジミ

足柄「あら。思いの外、驚かないのね。」

提督「いや、何時かこんな日がくるのは覚悟してたし、第一、覚悟してないと生でなんてできないだろ。」

足柄「それもそうね。」

提督「でもまぁ、何はともあれ、ありがとう足柄。できる限りのサポートはするから、何かあったら言ってくれ。…頼んだよ。」

足柄「ええ!頑張るわ!」

提督「ところで、艦娘の子どもって、どうなるんだ?親が艦娘なら、子どももなのか?」

足柄「さあ?」

提督「…明日、二人で明石のところに行って、詳しいことを聞こう。」

足柄「そうね。…ふふ、私の赤ちゃん」サスサス

提督「…ハハ」

足柄「何笑ってるの?不気味」

提督「ずっと好きだった足柄が、俺の奥さんになって、そして今、俺の子を身ごもっているんだって思ったらさ、俺は世界一の幸せものだなって、急に嬉しくなって、笑えちゃってさ。」

足柄「そんなこと言ったら、私だって、大好きな人の妻になれて、そして、その人の子どもを産めるのよ。私だって世界一の幸せものよ。」

足督「・・・」

「「ハハハハ」」



屋根裏…

青葉(スクープのにおいがしたので、ここまで来てみたら、なんだか青葉が恥ずかしくなっちゃいました。…帰ろ)

今回はここまで

>>208
か、艦娘だからってことで、勘弁してください…スミマセン

翌日…

明石「結論から言えば、『人間』と『艦娘』の両方の確率があります。」

明石「『人間』の場合は、特に普通となんら変わりないですが、『艦娘』の場合、生まれるのは必ず駆逐艦になります。もちろん赤ちゃんの姿で生まれますが、成長が早く、生後一年ほどでご存知の姿へと成長します。」

明石「その時点で一旦成長が止まり、外見と実年齢が一致する頃になると、再び成長し始めます。容姿や性格なども変化していき、個性を持ち始めます。…何か質問は?」

足督「「・・・」」

提督「要するに…どういうことだ?」

明石「人間が生まれようが、艦娘が生まれようが、お二人の子どもであることには変わりないので、愛情を持って育ててください。」

提督「…任せろ」

足柄「それで、出産は何時なの?」

明石「うーん。そこは人間の出産とは変わらないので、9ヶ月後くらいですね。それまで、安静にお願いします。」

提督「となると足柄は産休だな。」

足柄「そうね。戦場に出れないのは悔しいけど、お腹の中の命のためだものね。それくらいは我慢するわ。」

明石「あと、油物も控えてくださいよ。」

提督「あー…」

足柄「…頑張るわ。」

今回はここまで

次回、もう出産させます。

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提督「足柄の妊娠がわかってからそろそろ40週だな。明石によると、もう、いつうまれてもおかしくないって。」

足柄「うふふ。そうね、そろそろ会えるのね、私たちの赤ちゃん。元気に生まれてくるんでちゅよー。」

提督「…ところで、本当に帝王切開じゃなくていいのか?出産って相当痛いんだろ。」

足柄「いいの。せっかく赤ちゃんを授かったんだから、『幸せの痛み』ってのを味わなくっちゃ。」

提督「なら、いいんだけど…」

足柄「提督、心配しすぎよ。私は艦娘なんだから、出産の痛みくらい、なんてことないわ…っ!」

提督「ど、どうした!?大丈夫か?」

足柄「あ、あなた。陣痛、きた…っ!」

提督「わ、わかった。すぐ、運ぶから、ちょっとだけ、頑張ってくれ!」

提督「明石!陣痛だ!」

明石「え?神通さん?ここには、いないですよ。」

提督「そんなボケを聞いている暇なんてない!足柄の陣痛が始まった!どうすればいい?」

明石「慌てないでください。準備ならもうしてあります。まず、そこの分娩台に乗せてください。ゆっくりと、慌てず下ろしてくださいよ。」

提督「お、おう。」ソーッ

明石「さて、足柄さん。気分はどうですか?」

足柄「ど、どうもこうも、すごく悪いわ。…痛っ!」

明石「それでは提督。これから、出産に入りますが、立ち会いますか?男性には、少々刺激が強いですが…」

提督「もちろん、立ち会わせてもらおう。俺には、そのくらいしかできないからな。」

明石「わかりました。…足柄さん、いきますよ。ここからは真剣勝負です。それ!」

オギャーオギャー

明石「ふう。足柄さん、生まれましたよ。」

足柄「あ、ああ。うまれた?生まれたのね…はあ」

明石「提督、ほら…って」

提督「」アングリ

明石「提督、提督!」

提督「あ、ああ。うまれた?そうか、生まれたか。」

明石「夫婦揃って同じような反応しないでください。ほら、足柄さん。抱っこしてあげてください。」

足柄「わかったわ。…初めまして、私たちの赤ちゃん。これから、よろしくね。」ニコッ

提督(あれが、母の顔か…)

提督「明石、赤ちゃんは艦娘なのか?」

明石「はい。艦娘です。艦種もわかりました。」


明石「綾波型8番艦の『曙』です」

今回はここまで

と、いうわけで、正解は曙でした。

約1年後…

提督「・・・」カリカリ

コンコン ガチャ

吹雪「吹雪、遠征より帰投しました。」

提督「おう、お疲れ。どうだった?」

吹雪「無事成功です。…ただ、曙「入るわよ、クソ親父。」

提督「曙?!…こ、こら!ここでは提督と呼びなさい!」

曙「じゃあ、クソ提督、どうして私を出撃させてくれないのよ!私だって、深海棲艦に砲撃とか、したいわよ!」プンスコ

提督「く、クソ提督って…」

曙「そうよ。自分の娘を遠征にばかり行かせて、公私混同している提督なんて、クソ提督以外の何者でもないわよ。とにかく、次こそ出撃させなさいよ!」

ガチャ バン!

吹督「・・・」

吹雪「と、まあ、あんな具合で…」

提督「迷惑かけたな…」

吹雪「提督が曙ちゃんのことを大事に思っているから、出撃させないのはわかっていますし、そのことを責める人はこの鎮守府にはいません。でも、本人の意思もありますし、出撃させてもいいのではないでしょうか。」

提督「そうかなぁ、そろそろ部隊に加えるべきなのかなぁ。」

足柄「いいんじゃない、出撃させれば。」

提督「うおぅ!いつからいたんだよ。」

足柄「ついさっきよ。ボノちゃんがここを出て走って行ったのをみて、察しはついてるわ。」

提督「そうか。…うん、そうだな。明日出撃させよう。足柄、一緒に行ってやってくれ。」

足柄「任せてちょうだい。」

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足柄「だって」

曙「ママ、それ本当!?私出撃できるの?」

足柄「本当よ。やったわね。明日はボノちゃんの処女航海よ。」(厳密には違うけどね)

曙「ヤッター!これで、ようやく…」

足柄「うふふ、そうね『アレ』ができるように、ママも精一杯サポートするわ。」

曙「ありがと。…ところで、『ショジョ航海』のショジョって、どういう意味なの?」

足柄「え?…な、ナイショよ、ナイショ。」

曙「むー」ムスッ

足柄「ほ、ほら、明日に備えて早く寝ないとね。おやすみなさい。」

曙「おやすみなさい」

足柄(言葉は注意して選ばないとね。)フー

今回はここまで

また、間違えました。吹雪は『提督』じゃなくて、『司令官』でした。羽黒といい、二回目はヤバイですね。ほんと、すみません。



翌日…

曙「…何よ、この服!どうしてこんなの着て、出撃しなくちゃいけないのよ!」(水着グラ)

提督「…ごめん。でも、大本営からの通達で曙はこの格好で出撃させろって」

曙「ムキーッ」バンバン

提督(曙、かわいい)

足柄「まあまあ、落ち着いてボノちゃん。かわいいわよ、その水着。」

曙「そういう問題じゃない!」プンスコ

足柄(ボノちゃん、かわいい)

提督「じゃあ、どうする?嫌なら特別に普通の服で出撃するか?」

曙「い、いや、別に、嫌ってわけじゃないけど…この水着、かわいいし」ボソボソ

「・・・」

足督「かわいいなぁ、もう」ギューッ

曙「く、苦しい」ジタバタ

今回はこれだけです。

曙ちゃんみたいなツンツン娘は大好きです。

曙「さあ、お待ちかねの出撃よ。蹴散らしてやるわ!」ウキウキ

提督「まったく、浮き足立って…足柄、よろしくな。」

足柄「もちろん。それじゃあ…」ンー

提督「…あ!UFO!」

曙「え!どこ!?どこよ!?」キョロキョロ

提督(今だ!)チュ

足柄「うふふ、行ってきます。」キラキラ

提督「ああ、行ってらっしゃい。」

提督(簡単にキラ付けできるのはいいけど、娘の前ではさすがに恥ずかしいわ!)




曙「UFOどこよぅ…」

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提督「・・・」ウロウロ

吹雪「司令官、少し落ち着いてください。」

提督「嫁と娘が出撃してて、落ち着いてられるか!」

吹雪「大丈夫ですよ。基本、中破撤退、曙ちゃんに至っては小破で撤退にしているんですから…おや、作戦が完了したようですね。全員無傷みたいです。」

提督「ほ、本当か?急いで出迎えに行かねば」タッタッタ


吹雪「ふう、司令官も、心配性なんですね。」

青葉「まったくです。」

吹雪「うわぁ!青葉さん、いつからここに?」

青葉「そんなことより、鎮守府新聞の号外を出したんですが、いかがですか?」

吹雪「いいんですか?それじゃあ、いただきます。…ええーー!!」

青葉(青葉にラブコメの波動を浴びせまくった罪、思い知ればいいんです。)ゲスゲス

今回はここまでです。

さて、次回でこのシリーズもやっと完結です。意外と長かったです。

港…

足柄「艦隊、帰投よ。お出迎えありがと。」

提督「おう、おかえり。お疲れ様。…曙はどうだった?

足柄「私より本人に聞くといいと思うわ。」

提督「そうだな。で、曙、初めての出撃はどうだった?」

曙「ふふん、よく聞いてくれたわね、クソ親父。これを見なさい!」つMVP

提督「おお!MVPを取ったのか!すごいぞ、曙。よくやった!」ワシャワシャ

曙「ちょ///なに触ってんのよこのクソ親父!///」

足柄(うふふ、照れてる照れてる)ニコニコ

提督「それにしてもMVPはすごいな。そうだ、お祝いに何か欲しいものとか、してほしい事とかないか?」

曙「…言ったわね」ニヤニヤ

提督(うん?これはまさか大変なものを要求されるのか?)

曙「それじゃあ、明日、私を遊園地に連れてって。」

提督「…なんだ、そんなことか。」

曙「ちょっと、そんなことってなによ!」

提督「ハハ、ごめんごめん。そうか、遊園地か…足柄、明日空いてるか?」

曙「…がいい」ボソッ

提督「ん?どうした?」

曙「ぱ、パパと二人っきりがいい///」

提督(…で、)



提督(デレたーーー!!!!)

数日前…

曙「ねえ、ママ」

足柄「どうしたの、ボノちゃん。提督にスカートでもめくられたの?」

曙「違うわよ!…ねえ、パパに素直になるには、どうすればいいのかな?」

足柄「なるほど。…ボノちゃん、パパのこと、好き?」

曙「ちょ///何言ってるのよ///」

足柄「パパのこと、好き?」

曙「ま、まぁ、嫌いじゃ…ないけど///」

足柄(かわいいなあ、もう)それじゃあ、今度、パパを貸してあげる。だから、その日は遠慮なく甘えてみなさい。一日中一緒にいれば、ボノちゃんでも、甘えられるわ。」

曙「で、でも、パパ毎日忙しそうだし…」

足柄「なら、MVPを取りましょう。そうすれば、あの人のことだから、ご褒美をくれるわ。そうすれば、大丈夫でしょう?」

曙「…うん、ありがとう。」

---------------------------------

提督「…いいのか?足柄」

足柄「もちろんよ。ボノちゃん、パパ貸してあげるから、デート、楽しんでね。」

曙「で、デートとかじゃないし///」

提督「でもいいのか?俺と二人っきりで。」

曙「馬鹿ねえ、そんなこともわからないの?クソ親父」



曙「二人っきりだからいいの」

足督(かわいい)

吹雪「し、司令官!大変です!これ見てください!」

提督「どうした、…なになに、『足柄、補給は旦那の口から。曙、お姉さん化計画進行中』…」

足柄「…」

提督「どうする?」

足柄「もう、いいんじゃない?」

提督「それもそうだな。」キョロキョロ

足柄「ボノちゃんはお風呂に行かせたわ。」

提督「そうか、なら、問題ないな。」

足柄「でも、青葉にはキッチリと教育しないといけないわね…」

提督「そうだな…」

足柄「その前に、んー」

提督「ん」

チュ

提督「おかえり」

足柄「ただいま」


翌日、提督と曙は二人で遊園地に行った。曙はだいぶ素直になれたようだ。また、青葉が大破状態になっているところを足柄が発見。命に別状はないらしい。

第3部、艦!

エピローグ

提督「…」カリカリ

足柄「ねえ、私たちって最初はすれ違ってたのよね。」

提督「どうした、藪から棒に」ピタッ

足柄「いえ、別に。ただ、やっぱり、こんな未来になってよかったなぁって思っただけよ。」

提督「…そうだな。」カリカリ

足柄「む、何よ。その生返事。」

提督「照れてんだよ。言わせんな恥ずかしい///」

足柄「…ねえ、あなた。」

足柄「あなたと結婚していろいろな能力を身につけたわ。艦娘としての能力だけじゃなく、妻として、母としての能力も。」

足柄「それらの能力は、あなたに出会わなければ、きっと引き出されることのない能力だったと思う。だからね…」






足柄「私の能力を本当にちゃんと引き出せたのは…あなたが初めてよ!」ニコッ




艦!

ふう。やっと、終わりました。途中から曙スレになったのは許してください。

さて、多摩を書くのは多分、結構後になりそうです。少し、忙しくなりそうなので。いるかどうかわかりませんが、楽しみにしてくださっている方は、もう少し、お待ちください。


それでは、ありがとうございました。

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