宇宙世紀0076

ジオン公国の軍事活動が活発化し

地球連邦軍との火蓋が切られようとした

その前夜、ジオン公国総帥ギレンザビはある悩みを抱えていた...

ギレン｢フフッ、我がジオンの誇る技術力を持ってして開発したザクが既にロールアウトされあとは連邦に仕掛けるのみとなったな...｣ﾆﾔﾆﾔ


セシリア｢お言葉ですが、総統、我が軍には士気がまだ足りておりません｣


当時ジオン軍は軍事活動は行っていたが

強大な戦力を持つ地球連邦軍相手には
ロールアウトされたばかりのザクでは
勝ち目はないと考えられていた

ギレン｢確かに連邦相手には士気がなければいかなる兵器をもってしても勝ち目は見いだせないな｣

セシリア｢士気向上のためのプロパガンダはしているのですが、一向に効果が出ていないという次第でございます｣ｼｮﾎﾞﾝ

ギレン｢セシリアよ、旧世紀の時代に艦隊これくしょんというブラウザゲームを覚えているか？｣


セシリア｢はい、確か旧世紀に登場した艦艇を模した少女が登場するゲームですね、確かアニメ化されたとも聞いております｣


ギレン｢そこでだ、我が軍の艦艇を少女にしてゲームにすれば士気は高まるのではないのか？｣


セシリア｢それは名案ですね、早速広報班にゲームのサーバーの立ち上げを依頼してきます。｣


ギレン｢セシリア、よろしく頼む｣

こうして、ギレンの野望である


士気向上とされて作られたジオンこれくしょん（通称ジオこれ）


サービス開始された。


すぐに100万人は超えると考えられていた当初の予想と打って変わって1万人程度だった...


しかし、これは嵐の前の静けさにしか過ぎなかったのである。

ギレン｢なぜ、ジオこれのプレイヤー数が少ないのだ！｣ｲﾗｲﾗ


セシリア｢それは、国民に認知されてないのが原因かと思われます｣


ギレン｢ぐぬぬ...下手に宣伝するとプロパガンダと思われ、それはそれでプレイヤー数は増えないしどうしたらいいものか...｣


ギレンとセシリアがこのように考えていた頃


一部のプレイヤー（主に兵器好きやアニメファン）により、着々とプレイヤー数は増えていったのである...

ジオンったー上

赤い紳士｢ジオこれ面白すぎるwwww特にファルメルかわいいwwww｣


真紅の紳士｢@赤い紳士 は？ファルメル好きとかロリコンかよ、やっぱりドロスさんが一番だね、あのおもちは素敵だ...｣


このようにギレンたちが想定していない所で着々とプレイヤー数が増えていったのである


そして六月ある事件が起こった...

セシリア｢総統！大変です、ジオこれのプレイヤー数が以前の十倍近くのペースで増えております｣


ギレン｢何、一体何が起こった、説明せよ｣


セシリア｢ジオン国民が最も使用しているコミュニケーションツールであるジオンったーで漫画家を兼業としているエリオット・レム中佐がジオこれをしていると公表したため増えたと思われます｣


ギレン｢フフッ、いつの世もネットとは恐ろしいものだな、サーバーの方はどうなっておる？｣


セシリア｢サーバーの方は現在ムンゾサーバーのみとなっておりますが、それももうユーザーでパンク状態となっております。｣


ギレン｢ふはははは、ならばハッテサーバーとルウムサーバーを増やそうではなイカ｣


セシリア（イカ...?）


ギレン｢何を考えておるか、セシリア、こうしているあいだにもプレイヤー数は増えているのだぞ？｣


セシリア｢...はっ！了解しました！すぐさまサーバーを増設してきます｣

全員艦載機持ちか・・・

こうして、当初目標とした100万人には及ばないもののかなりのプレイヤー数が増えてきた


そして一部の層だけではなく、民間人はたまた軍人までもがプレイするようになった


シャア｢あー、ファルメルたん可愛いよー、ペロペロペロペロペロペロ（狂気）｣


ガルマ｢シャア、遊びに来たぞ、一緒にお菓子でもどうか？｣


シャア｢やあ、ガルマ、遊びに来てくれたのか、ありがたい｣


ガルマ｢所で、シャアさっきのペロペロペロとはなんだ？｣


シャア｢別に...なんでもない｣


ガルマ｢そ...そうか（触れちゃいかんな）所でシャア今流行りのジオこれをやっていたのではないよな？｣


シャア｢まっ...まさか、そんなはずは...ない｣


ガルマ｢そうか、ではお菓子でも食べようか｣

PC｢提督♪朝ですよー、さっご飯食べて仕事しよ♪何？あーんして欲しいって？しょうがないなぁ♪｣


ラル｢ギャ...ギャロップよ...起こしてくれ...｣


ハモン（こいつ終わってんな...）




マ・クベ｢ふふっ、私のジッコはなんて美しい...｣pcｶﾞﾒﾝﾂﾝ




ライデン｢やっぱ、ドロスさん可愛いな、俺もこんな恋人が作りたいな｣


こうしてすっかり国民たちはギレンの考え通りに動いて行くのである...

はい、今日はここまでです。


次回は初イベから13秋イベまでを書けたらなぁと思います。


何か、登場させて欲しい艦娘（艦これでもガンダムでも）あれば登場するとおもうので教えて頂ければ幸いです。

これまでにでてきた艦で艦娘にしたらこんな感じになるとかの説明


まずはファルメル
めっちゃ雷です。雷のキャラに艦載機積んだみたいな感じです。


次はドロス
加賀さんみたいな性格の艦娘です。ジオこれだと比較的レアな艦娘です。


まだまだつづくよ


あと、ギャロップ
多分ずほちゃんみたいな性格になるように書きました。ギンガナムが運営した月これにも出てくるかもしれない...


ラスト
ジッコ
まさかの小型艇、結構ジオこれでは役割があるらしいです、性格は曙みたいかな感じになるように書きたいと思います。

ザンジバルさんはどんな感じだろう

艦艇だけじゃすぐネタ切れになりそうだな

イベントでホワイトベースが敵として登場しそう

>>8
これから出る（もう出たけど）ジッコとかガトルとかは艦載機無しの艦娘ですねー

>>14
ケルゲレン子ちゃんみたいな子もいればシーマ様みたいな女傑みたいな子も作る予定ですねー

>>15
戦局が地上に行くと、艦娘以外にも戦車娘とか出るかも...?

>>16
3年目のイベントに出す予定ですねー

続き少し溜まったので少しだけですが投下するのですよー

セシリア｢そろそろ、夏ですね、総統｣


ギレン｢確かに六月だし夏も近づいてきたな...だが、それがどうかしたのだ、セシリア｣


セシリア｢夏と言えばイベントですよ！イベント！｣


ギレン｢ん？盆踊り？花火大会？｣


セシリア｢ではなく、ジオこれですよ！ジオこれ！｣


ギレン｢セシリア、春にイベントはしたばかりだぞ？｣


セシリア｢えぇ...（困惑）前の春のイベントは四季に分けて開催する為ではなかったのですか？｣


ギレン｢フフッ、私の気分だ...｣


セシリア｢さいですか（呆れ）｣

こうして、流行り始めてから初イベントが始まった



その名もルナツー強襲偵察である



実は流行り始める前にも連邦艦隊前線殴り込みと言うイベントをやっていた



しかし流行りはじめる前という事やプレイヤーの戦力が整ってなかったため


イベント参加者数が少なく、事実上このイベントがジオこれ初イベントと言っても過言ではなかった

セシリア｢そういえば！｣


セシリア｢イベントはじめるにしても、報酬とかどうなさるのですか？｣


ギレン｢そうだな...｣


セシリア｢せっかく人が集まって初のイベントですし、クワジン級とかいかがでしょうか？｣


ギレン｢それは名案だな...ならば、一番艦のグレートデキンとかどうだろう？｣ﾆﾔﾆﾔ


セシリア｢お言葉ですが、総統、それはお父上の艦、そう安安と使うなど...｣


ギレン｢そう心配するな、セシリア、直にわかる｣


セシリア｢は...はぁ...｣


ギレン｢ヒットラーの尻尾の戦いぶり・・・　ご覧ください｣

このグレートデキンをジオこれに使うということは全てのプレイヤーを震撼させた



いや、それ以上にイベントの難易度のほうが震撼させた...



初めから始めてる人にとってはそうではないようだが...

ガルマ｢やあ、シャア、また人の家に来てジオこれか...｣


シャア｢あいにくイベント中なんでな、使わせていただく｣


ガルマ｢まぁ、シャアの好きにするといいさ｣


シャア｢持つべきものはなんとやらだな...｣


ガルマ｢それより、どうなんだシャア、そのイベント難易度が高いと聞くが｣


シャア｢今、e-4だ、ガルマ｣


ガルマ｢e-4と聞くとどこらへんだ？シャア、4ステージだし、初めの方だと思うが｣


シャア｢最終面だぞ、ガルマ｣


ガルマ｢は...はやいな...シャア｣


シャア｢やりこめばこうなるさ...｣


ガルマ｢で、編成はどんな感じだ、シャア｣


PC（ガトルonly）


ガルマ｢｣


シャア｢別にふざけてなどはない、これは小型艇単艦突撃と言って戦略面では重要なのだよ｣


ガルマ｢し...シャアはこんないたいけな少女を一人で特攻させるつもりか！｣


シャア｢わ、私はそんなつもりなどはない！｣


ﾅﾆｦｰｿﾚﾃﾞﾓｵﾄｺｶｰｾﾝﾘｬｸｾｲｦｰｷﾐﾉｳﾏﾚﾉﾌｺｳｦ

ラル（はやく、ギャロップ活躍させたいな...）


ハモン｢失礼します...（相変わらず臭いなこの部屋）｣


ラル｢どうしたハモン何か用か？｣


ハモン｢次のモビルスーツ演習の報告書です｣


ラル｢了解した｣


ハモン｢大尉のしてらっしゃる、ジオこれ、ですが今日の朝のニュースでやってらっしゃいましたね、たしか...｣


ラル｢ziopだな｣


ハモン（こいつこの知識だけは無駄にいいな...）


ハモン｢大尉も見たのですか？｣


ラル｢当然だ...だが我が愛しのギャロップが沈められていた｣


ハモン（ほーん、で？）


ラル｢実に悲しかった...ジオンが負けるより悲しかった...｣


ハモン（こりゃ、長くなりそうだな）


ハモン｢で...では失礼しました！｣


こうして、ジオこれはTV界にも微量ながら進出していったのである...

今日はここまでですねー

ジオこれが存在する世界でのこのキャラはどんな感じかとか、ジオこれがどんな感じのやつとかあれば聞いて頂ければ幸いです

セシリアって誰だ？

>>27
ギレンの秘書兼愛人ですね
ギレンの野望でギレンルートにするとセシリアがでてきますのよー

続き書きましたー
これを投下し終わると明日が最後ですねー

そして、8月15日...



この日はムンゾビッグサイトで
同人誌の祭典コミックマーケットが
行われる日である




そして、多くのジオン公国軍人が
その日、有給をとった...

下士官｢ここがコミックマーケット、ジオこれブースか...｣



尉官｢よく来たな、歓迎しよう、ここが我らの聖地、ムンゾビッグサイトだ...｣



下士官｢あ！あれは！シン・マツナガ大尉！それにあそこには漫画家エリオットレム中佐！ジオンの名だたる軍人もコミックマーケットに来てるんだな～｣



ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔｼﾝｶﾝﾃﾞｰｽｱｲﾂﾓｼﾞｵｺﾚﾆﾉﾘｶｴﾀﾉｶﾖ

キャスター｢そこのあなたーちょっといいですかー？｣



？？？｢ん？なんだ？｣



キャスター｢...！あなたは！ギャリーロジャース！なぜ連邦のあなたがここに？｣



ギャリー｢細かい事くれぇ、どうでもいいだろ、俺はここに来たくて来たんだ、文句あるか？｣



キャスター｢し、しかしですね...｣



ギャリー｢そこの記者のお姉ちゃんもそううろちょろしてないで、楽しもうぜ？この祭りを！｣



キャスター（取材にここに来たのに...押しが強いな...この人）

ライデン｢おっ、そこにいるのは、ソロモンの白狼さんじゃねぇか｣



マツナガ｢お初にお目にかかります、真紅の稲妻どの｣



ライデン｢さっきの稲妻、ほんとは来週実装予定の旧世紀軍艦シリーズの電じゃねぇのか？｣



マツナガ｢それを見透かすとは...｣



ライデン｢さぁ、この祭りも始まったばかり！どんどん買いに行こうぜ｣

ニムバス｢私こそがexamの騎士だ！！！！！！！！！｣待機列すっ飛ばし



シャア｢ああいう輩がいると祭りが興醒めだ、一旦そこで待っててくれ、ガルマ、私が止めに入る｣



ガルマ｢し..シャア！｣



シャア｢やぁ、examの騎士｣



ニムバス｢｣examprogram起動...



シャア｢こいつ...やる気か...！｣




ニムバス｢うおおおおおおお！！！！！私がexamの騎士だ！！！！！！｣ﾋﾟｭｰ



シャア｢一体やつはなにがしたかったのだ...｣

ドズル｢はぁ～｣



ゼナ｢どうしたのです？そんなにため息をついて、そろそろミネバも生まれてくるのですよ？｣



ドズル｢コミックマーケット行きたかったよおおおおおおお！！！｣



ゼナ｢ドズルさん？ガルマさんにパシリ頼んだから良いではないですか？｣ﾆｯｺﾘ



ドズル｢それもそうだが｣ｸﾞｽｸﾞｽ



ゼナ｢ジオンの男がそうであっては士気に影響しますよ？｣



ドズル｢でも！でも！マツナガも行ったし？ガトーもダメって行ったのに行っちゃったし？｣



ゼナ｢人の楽しみをあなたが奪う権利はないのですよ？｣ﾆｯｺﾘ



ドズル｢は..はい｣ﾋｪ



まだ、祭りは始まったばかりです！

これで終わりっす
次回で最終回にするつもりです...

ちなみに最終回で一年戦争開戦です