真島「IS?…けったいなロボットやでぁ」【安価・コンマあり】 (69)

龍が如く×インフィニット・ストラトスものです。

書き貯めた所まで安価やコンマ判定を取りながら投下していきます。

なお、安価の成否でコンマの成功確率が変動します。
安価で成功すればするほど、さくさくストーリーが進みます。
皆様の安価とコンマで完結へと導いて下さい。

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神室町

秋山「真島さん?…真島さん、こんばんは」

真島「お?…久しぶりやんけ、秋山。珍しいところでおうたのう、最近どないやねん」

秋山「ぼちぼちですよ。今日融資に来た女性、テスト受ける前に帰っちゃって」

真島「なんでや?お前んところはテストがあるって有名やんけ」

秋山「いやー、女なんだからテストぐらい大目に見なさいよって脅してきてね。断ったら、ガラスの灰皿投げて帰っちゃったんですよ。これもアレのせいなんですかね?」

真島「アレって何や?」

秋山「インフィニット・ストラトスですよ」

真島「あー、けったいなロボットか」

秋山「色々ツッコミどころはありますけど…まあ、その解釈で良いとしましょう。そのインフィニット・ストラトスが登場してから、女尊男卑の風潮になってしまったじゃないですか。おかげでお金を借りに来ているのに偉そうにしている人がいてね…」

真島「確かにせやな。ワシんとこと取り引きする奴で女やからって偉そうにする奴たまにおんねん。ま、えらそうにするのはタダや。放っておいたらええねん。せやけどな、女やっちゅう理由で支払いが一秒でも遅れたら落とし前つけさせてもらってるわ。そうや、秋山、借金返さん奴おったら俺んとこ来いや、泡風呂とか色々紹介したるで」

秋山「あー、それは大丈夫です」

真島「そうか?…残念やわ」

秋山「ところで、真島さん、どちらに?」

真島「インフィニット・ストラトスの適正検査や。男でISを動かしたヤツが現れたらしい。六代目がもし東城会の構成員でIS適性があったら金になるやろういうてな」

秋山「なるほど。俺も同じなんで、一緒に行きましょうか?」

真島「えぇで。せや、賭けせーへんか?どっちかISを動かしたら、焼肉奢るっちゅー」

秋山「良いですね。その代わり、動かせなかったら割り勘で」

真島「決まりや。行くで」

秋山「それじゃあ、そのマコトちゃんは幸せに暮らしたわけですね」

真島「あぁ…賽の花屋に調べさせたからな」

「次の人どうぞ」

秋山「俺の出番だ。これに触ったら良いの?」

「えぇ、適性があるなら、勝手に起動しますから」

秋山「それじゃあ、…よ」

シーン

「動きませんね。次の人どうぞ」

秋山「まあ、分かっていたけどね」

真島「なんや、えらい嬉しそうやないけ」

秋山「動いたら強制的にIS学園に入学させられるらしいので、俺は気楽に金貸しやっていたいんで、これで満足ですよ」

真島「ほなら、なんで受けに来たんや?」

秋山「IS自体には興味があったので、スペックを聞いていると旧型の戦闘機じゃ倒せないぐらいの戦闘力を持っているらしいので、面白半分で見に来ただけですよ」

真島「そうか。戦闘機並みか…おもろそうやんけ。戦闘機とかとドンパチできるって、絶対に動かしたるでぇ」

「次の人、後がつっかえているので早くして下さい」

真島「すまんのう、嬢ちゃん。ほれ、ポチッとな」

ウィーンピッピッピッピッピ

「ISが動いた…」

真島「秋山…」

秋山「なんです?真島さん?」






真島「今夜はホルモン食べ放題やでぇ!!!」




一週間後

山田(お母さん、貴方の娘真耶は人生最大のピンチです。左目に蛇の模様の眼帯をして、『二日酔いや』って唸っていて、制服の前ボタン全開で胸の入れ墨がチラチラ見える強面の50前のおじさん(生徒)に話しかけなければなりません。私って一応高校教師ですよね?先輩、早く職員会議終わらせて教室に来て下さい)

山田「あのー、真島さん。自己紹介、真島さんの番なので、お願いします」ビクビク

真島「あぁん?…やっと俺の番かいな」

ガタン

山田「ひっ!」

山田(殺される!)

真島「ワシ、真島吾朗…ゆうモンです。よろしゅう、お見知りおきを」

山田(目力が凄過ぎて泣きそう。お母さん、私もう帰りたいです)

真島「アンタ、マヤちゃんっちゅーたな?」

山田「は…はい」ビクビク

真島「教師やねんから、もっと堂々せんかい。教師のアンタがそないビクビクしとったら、生徒も不安なるやろうが。俺はマヤちゃんの二倍ぐらい生きとるけど、顔色窺わんでええ」

山田(ただの年上だったらここまで怖がりませんよ!)

真島「次、俺の前でビクビクしとったら…」

山田「してたら?」ヒィィ

真島「せやな……」ニマァ

真島「」ウンウン

山田「勝手に頷かないでくださいよ!」

真島「えぇツッコミや。それでええぇ。マヤちゃんは素の状態やないとあかん。えぇな?」

山田「はい」

山田(意外と紳士な人なのかな?)チラ

真島「」ニマァ

山田(でも…やっぱり怖い)

LHR後、男性IS操縦者である織斑一夏と真島吾朗を一目見ようと一年一組に大量の女生徒が押し寄せた。
織斑一夏を見た女生徒は思った以上のイケメンだとテンションが高い。だが、真島吾朗を見た女生徒は思った以上のヤクザみたいだとテンションが低い。
そのため、女生徒の集団のテンションはプラマイ0になっていた。結果、誰も一夏や真島に声を掛けられずにいた。一方の男性陣はというと…一夏は女生徒からの視線に落ち着かずにいられなかった。真島はスタミナンXを飲んで二日酔いから回復し落ち着いて寝ている。

この現状を打破したのは一夏の幼馴染の篠ノ之箒だった。
一夏を連れ出したからだ。教室に真島一人残ったことで女生徒たちは自分の教室へと帰っていった。
数分後、予鈴がなり、一夏と箒は教室に戻ってきた直後、織斑千冬が現れた。

千冬「諸君、私が担任の織斑千冬だ」

デンデン IS学園一年一組担任 一代目ブリュンヒルデ 織斑千冬

千冬「君たち新人を1年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠15歳を16歳までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

千冬「そして、そこの寝てる奴、起きろ」

ヒュン カキーン パリーン

真島「あ…場外ファールで窓割ってもうた」

千冬(私が投擲した出席簿が金属バットで打たれただと…)

山田(あの金属バットどこから出したんでしょう?)

千冬「早速だが、クラス代表を決める。自薦他薦問わない」

女1「織斑くんが良いと思います」

女2「真島さんが良いと思います」

一夏「待ってくれよ」

真島「俺も意義ありや」

千冬「なら、何故反対なのか言ってみろ」

一夏「女子が大半のクラスだからクラスの民意をくみ取ることが難しいと思います」

千冬「その女子が良いと言っているのだから、却下だ」

一夏「ぐっ」

千冬「真島は?」

真島「俺はもう真島組っていうクラスのクラス代表や。だから、組の運営で忙しいからあんまり相手でけへん。それに、そもそも……俺に命令できんのは俺に勝った奴だけや」

千冬「つまり、お前をクラス代表にするのなら、お前を倒した奴じゃないと推薦を受けないと?」

真島「せや」

千冬「誰か真島を倒してでも真島を推薦したい奴はいるか?」

シーン

千冬「なら、織斑をクラス代表に」

??「なっといきませんわ!」

セシリア演説省略…

一夏「イギリスだって飯マズだろう」

セシリア「なんですって!決闘ですわ」

千冬「決まりだな。織斑とオルコットは来週の月曜日の放課後にISの試合をするから準備をしておくように」

セシリア「待ってください!」

千冬「なんだ?」

セシリア「そちらの野蛮人にも参加してもらいますわ」

真島「あぁん?」

セシリア「どうやら自分が強いと勘違いしているようですから、この際このクラスにおいて誰が最も強いのかはっきりさせておく必要がありますわ」

真島「血の気の多いお嬢ちゃんや」

セシリア「あら、怖気つきましたの?」

真島「いや、ワシ、喧嘩っ早い奴は好きやで」

チャキ

セシリア「ひっ!なんで刃物を持っていますの?」

真島「ワシは極道やで、ドスの一本や二本常時携帯していて当たり前やろう」

山田(やっぱりヤクザさんだった!)

千冬「待て」

ガキン

真島「なんや、千冬ちゃん」

千冬「今やれあえば来週の月曜日どうするつもりだ?」

真島「それもそうやな。メインデュシュを最初に食べたらアカンからな」

放課後

一夏「真島さん」

真島「おぉん?」

一夏「織斑一夏って言います。よろしくお願いします」

真島「一夏ちゃんやな。ワシの呼び方は任せるわ。どないしたんや?」

一夏「一緒のクラスになったんで、挨拶をしようかと…それと来週の試合何か対策考えてますか?」

真島「いんや。ぶつけ本番や」

一夏「練習とかは?」

真島「なーんも考えてへんで」

一夏「そうですか…」

真島「どないしたんや?」

一夏「いやぁ、啖呵切ったからには無様な試合できないなって思って、即興でも良いからなんとか強くなれないかと…思ったのですが」

真島(面倒なやっちゃな。自信ないなら喧嘩売るなやなっちゅうねん)

一夏「真島さん、強くなる方法何かないですか?」

真島「そりゃあ、お前…」


1. ドーピングや
2. 誰かに鍛えてもらうしかないやろう
3. そこらへんのチンピラと戦って、戦いの雰囲気に慣れるんや

安価、下2

真島「そこらへんのチンピラと戦って、戦いの雰囲気に慣れるんや。そうすれば、試合で変に緊張せずに済むかもしれへんで。それに金も稼げるから一石二鳥や」

一夏「そうかもしれませんけど、負けたら、試合どころじゃないですよね…」

真島「負けへんかったらええ話や」

一夏「強い人は皆そう言う」

真島「しゃーないな。他には…」

1. ドーピングや
2. 誰かに鍛えてもらうしかないやろう

安価、下3

目標まで安価が行かなかったので、上を採用します。

真島「誰かに鍛えてもらうとかどうや?」

一夏「…鍛えてもらう。それなら危ない目に合わずに強くなれそうですね」

真島「アテはありそうか?」

一夏「あるにはあるのですが…」

真島「なんや、なんか問題でもあるんか?」

一夏「剣道一筋で生きてきた幼馴染がいるんですけど、ISの戦い方について教えてくれって言っても、たぶんずっと剣道をしていそうな気がして…」

真島「お前、それが嫌やったらハッキリ言ったらええやろう」

一夏「でも、殴られそうで…」

真島「せやったら、避けたったら良いやろうが」

一夏「確かにそうですけど、箒は強くて…それができないというか」

真島「相手が強いから諦めるって、お前金玉ついてるんか。あーもうナヨナヨしよってムカつくわ。ワシは根性無い男が嫌いなんや、覚悟せぇ!」

一夏「えぇ!?」

VS IS学園一年一組生徒 織斑一夏

勝敗コンマ判定 00~75:完全勝利 76~99:勝利 3の倍数:+イベント

下1

人少ないし下1とかが最初はいいと思う

>>16さん、アドバイスありがとうございます。

一夏「ぐはっ」

真島「どうや?すこしは根性入ったか?」

一夏「はい。…相手にやられっぱなしがどれだけ辛くて悔しいのか身に染みたので、立ち向かってみようと思います。もし、箒に剣道の練習ばっかりさせられそうになったら、ガツンと言ってみますよ」

真島「少しはええ顔になったやんけ」

一夏「真島さん、ありがとうございます」

真島「ほなら、さっさと行ってやられて来いや」

一夏「はい。気合を入れて貰ったお礼です。受け取って下さい」

「織斑千冬のコスプレ生写真」 を手に入れた。

一夏「それじゃあ」

……



真島「こんなものどないせっちゃうねん!」



数分後

箒「一夏、どうした!?顔中痣まみれだぞ」

一夏「本物の極道に根性入れられたからな。それより箒、俺にISの試合で勝てる方法を教えてくれ」

箒「そうか。私を頼ってくれるのか。…だったら」

一夏「ずっと剣道っていうのは無しだぞ」

箒「……」

一夏「やっぱりそのつもりだったのかよ!」

日曜日

真島(今日は久々の休日や。バッティングセンターでも行こうかのう)

本音「ゴローちゃん、おはよう」

真島「おう、おはようさん」

清香「本音、大丈夫?真島さんって織斑君を殴ったって聞いたけど…」

本音「ゴローちゃん、おりむーのこと殴ったの?」

真島「せや、アイツ男のくせにナヨナヨしとったからな。気合入れてやったんや」

本音「そうか。気合か。それなら仕方ないね」

清香(仕方ないの!?)

真島「しかし、お譲ちゃんのその服、犬のきぐるみみたいやのう」

本音「どう?犬みたいで可愛いでしょ?」

真島「せやな。ボールでも投げたら追いかけそうやな。丁度ここにボールあるし、せいや」

ヒョイッ

本音「ボールだぁ!!」

トテトテ

清香「ちょっと本音前見て!犬が」

本音「えぇ?きゃ!」

ヨタッ バタン

本音「いたたたた」

犬「ワンワン」コシフリダンス

本音「きゃあああ!犬に襲われてるぅうう!」

犬「」ウッ…フー

テッテッテッテッテ

清香「……だ…大丈夫?」

本音「もう雌犬になるしかないのかな?」クタッ

1. 上ばっかり見んと前を向かな、前方不注意でぶつかる良い例やわ。
2. 注意をそらせている間に近づいて接近戦か
3. 雌犬って…なんかちゃう気がするな。

安価下1

真島「閃いたでぇ!」

ポチポチポチポチ

真島「天啓が来たぁあああ!!」


真島の投げた武器が相手に直撃し、相手は怯み、武器は上空に舞う。
相手が怯んだ一瞬の隙を突いて、接近しフルボッコにして相手に大きな隙を作らせる。
上から落ちてきた武器を掴み、止めの渾身の一撃。


瞬身の極み  を閃いた。

翌日。

箒「おしかったな」

千冬「特性も知らずに零落白夜を使ったからだ。次は真島の番だ。打鉄の準備をしろ」

一夏「待ってくれよ。千冬姉」

千冬「織斑先生だ」ガスッ

一夏「織斑先生、真島さんに専用機はないのですか?」

千冬「あぁ、真島の入学は急に決まったからな」

真島「かまへんで。あのお譲ちゃんいてこますことができるならな!」

セシリア「やっと来ましたの」

真島「隙だらけや阿呆がぁ!」ガキン

セシリア「試合開始の合図がまだですわ!」

真島「喧嘩に初めの合図なんかあるかいな、ボケがぁ!!」


試合開始


セシリア「ブルーティアーズ!」

チュインチュイン

真島「なんやけったいな武器やな」

真島「刀以外に武器は無いんか!?お、手榴弾あるやんけ!」

真島「よっしゃー、これでどうや!」

ポン

真島「せいやぁ!」

カキーン ヒューン ドカーン

セシリア「ブルーティアーズが!」

真島「まずは一個や」

一夏「今、真島さんは何をしたんだ?」

千冬「手榴弾を投げて、刀で打って、ブルーティアーズに当てて破壊したな」

箒「規格外な」

山田「織斑先生はできますか?」

千冬「練習すれば…」

山田「…(出来ないんだ)」

一夏「…(出来ないんだ)」

箒「…(出来ないんだ)」

千冬「真島が最後のブルーティアーズの破壊に成功したな」

山田(露骨に話題を変えた!)

真島「次はどんなオモロイのを出してくれるんや?」

セシリア「……」

真島「…なんや、もうないんか?それやったら、そろそろ終いにしようか」

ポン


成功コンマ判定 00~66:成功  67~99:失敗

下1 

真島「せいやぁ!」

スカッ

真島「あらっ」

ドカーン

真島「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

セシリア「……」ポカーン

一夏「……」

箒「……」

山田「……真島さん、自爆しましたね」

千冬「……対IS用の手榴弾だからな、結構シールドエネルギーが減ったな」

真島「クソがぁぁぁ」

成功コンマ判定 00~66:成功  67~99:失敗

下1

真島「せいやぁ!!」

カキーン

真島「もろたでぇええ!!」

ヒューン

セシリア「ブルーティアーズは全部で六機でしてよ!」

ドカーン

セシリア「危ない所でしたわ。ブルーティアーズで迎撃出来なかったら…」

真島「勝負はまだついとらんのに、よそ見は早いんとちゃうか?」



勝機!!



セシリア「な!」

真島「そらぁ!」

セシリア「近接武器を投げるとは自棄になりましたの!?インターセプト!」

ガキン

真島「懐に入ったで」

セシリア「何時の間に!?」

ドゴッ バキッ ガキン ブシャ

千冬「遠距離射撃型のブルーティアーズにとって格闘戦は分が悪すぎる。この勝負…」

ヒュー トッ ズバッ

セシリア「きゃあああ!」

勝者 真島吾朗

真島「イーッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!ワシの勝ちやでぇ!!」

今日はここまで
また、書き貯めが溜まったら投下します

その日の晩、

真島「あー、久しぶりのタイマン、おもろかったわー。もうちょいあのお譲ちゃんが気張ってくれたらもっとおもろかったねんけどなー…ん?」

セシリア「男の人って…なんのでしょう…」

真島(さっきのお譲ちゃんやないけ、あないな所でボーっとして何しとんねんやろ?)


1. そんなことより組のことが気になる。南に電話せな。
2. 夜も遅いし、声かけとくか

安価下1

真島「どうしたんや、お譲ちゃん、もう遅いし、はよ寮に戻った方がええ」

セシリア「真島さん…相談に乗ってほしいのですが、今お時間よろしいですか?」

真島「なんや?」

セシリア「男の人って何のでしょう?」

真島「質問の意図がわからんのやけど…」

セシリア「実は…」

真島「なるほど。要するにお前の親父がヘコヘコしている奴でいつも女の機嫌取るような奴やったから、お前は男は弱い生き物や思ってた。せやけど、さっきの試合で坊主と接戦しワシに負けて、おかしいなと思った訳か」

セシリア「はい」

真島「よし、セシリアちゃん、言うたな。週末ワシとデートに行こうか」

セシリア「ええええええ!!」

週末

真島「くー、飛行機長かったわ」

セシリア「あのー、真島さん、ここは?」

真島「沖縄や」

セシリア「どうしてこのようなところに?」

真島「お譲ちゃんに会わせたい男がおるんや」

セシリア「その方はどのような方なのですか?」

真島「ここで孤児院を経営していて」

セシリア「御立派な方ですわね」

真島「人殺しの容疑で10年刑務所におって」

セシリア「」

真島「ブラックマンデーっちゅー世界的武器密売組織を潰して」

セシリア「」

真島「不正を働いた警察のお偉いさんを叩きのめした」

セシリア「」

真島「元構成員三万人の日本最大のジャパニーズマフィアの頂点に立ってた男や」

セシリア「真島さん、私ちょっとお手洗いに」ダラダラ

真島「そないビビらんで大丈夫やって。ほら、はよ行くで」グイッ

セシリア「いやー、放して下さい!!」ジタバタ

??「何やってんだ?真島の兄さん」

真島「お、桐生ちゃんやないけ、久しぶりやな」

桐生「久しぶりだな。相変わらずアンタは元気そうだな。ISを動かしたってニュースで見て気にはしていたが、やっぱりアンタはどこに行っても変わらないな」

真島「そらそうや。ワシは何処行ってもワシや」

桐生「今はIS学園に在学してるんだよな?」

真島「あぁ、このまま卒業したら中卒の桐生ちゃんより高学歴や」

桐生「それで、何してんだ?」

真島「そうや、桐生ちゃんに会いに来たんや」

桐生「俺に?」

真島「せや。一回このお譲ちゃんに桐生ちゃんを合わせなアカンと思ってな。休日にここまで足運んだんや。ほら、お譲ちゃん、挨拶せんかい」

セシリア「はははははい!!せせ‥セシリア・オルコットですわ。よ・・・よろしくお願いします」ガクガク

桐生「セセさんか?」

セシリア「セシリア・オルコットです!」

真島「イーッヒッヒッヒッヒッヒ!!」

桐生「真島の兄さん、どうしてこんなに緊張してるんだ?」

真島「桐生ちゃんのこと簡単に紹介したんや」

桐生「どんな紹介をしたんだ?」

真島「カクカクシカジカや」

桐生「間違ってはいないが・・・説明のしかたってものが・・・」

真島「紹介の仕方なんてどうでもええねん。それより桐生ちゃん、こんなところで何してんの?」

桐生「夕飯の買い出しだ」

真島「大変やな。せや!あさがおの手伝いしたろうか?」

桐生「いいのか?丁度、今日は遥が居なくて困っていたんだ」

真島「そうか。それやったら頑張りや。お譲ちゃん」

セシリア「私が!?」

真島「せや。その方が桐生の本質がよく理解できるっちゅーもんや」

セシリア(こうして、桐生さんの運営する孤児院あさがおのお手伝いをすることになったのですが…犬の散歩や年下の宿題の面倒を見たりなど、弟や妹ができたような感じですわね)

太一「おじさん!」

桐生「どうした、太一」

太一「志郎が町で変な男たちに絡まれて、幹夫お兄ちゃんが助けようとしたんだけど」

桐生「何?どこでだ?」

太一「玉城組の事務所の近く!」

桐生「分かった」

真島「桐生ちゃん、このお譲ちゃんも連れて行けや」

桐生「何だと?」

真島「このお譲ちゃん、ISの専用機を持ってるんや。せやから、チンピラに絡まれても大丈夫や。それに、桐生ちゃんがチンピラどもぶちのめす間に眼鏡の坊主を保護する役の人間が必要や。ちゃうか?」

桐生「それだったら、真島の兄さんが…」

真島「ワシはアカン。まだ学校の宿題が終わってへんのや。インスーブンカイがチンプンカンプンでな」

桐生「……」

セシリア「私でしたら大丈夫ですわ」

桐生「分かった。それじゃ、頼むぜ」

桐生「志郎、どうしたんだ?」

志郎「おじさん!」

チンピラ「なんや、おっさん?」

桐生「この子の親代わりのもんだ」

チンピラ「そうか。この坊主の肩が当たってな。コイツの肩が脱臼したんだ」

チンピラ2「イテー、肩が外れて力が出ないー(棒読み)」

チンピラ3「慰謝料、50万払えや!」

桐生「志郎、この女の人の傍にいろ」

志郎「う…うん、おじさんは?」

桐生「コイツの肩が外れているかどうか確かめてみる」ボキボキ

チンピラ「この人数相手にやるって言うんか?」

ゾロゾロ

セシリア「二十人は居ますの…」

桐生「ご託は良い。さっさと来い」

チンピラ「ぶっ殺してやる!!」

数分後

桐生「せいやあ!!」

チンピラ「ごえっ!!」

セシリア「すごい…たった一人で二十人を…」

桐生「帰るぞ」

志郎「おじさん、ありがとう」

桐生「此処は危ないから、次から来るなよ」

志郎「うん、ごめんなさい」

セシリア「…桐生様、どうして男なのにそんなに強いですの?」

桐生「男だからじゃねぇ。俺には守りたいものがあって、叶えたい夢があるからだ。俺みたいに守りたいものや叶えたい夢がある奴が皆強くなる。俺はたまたま腕っ節が強くなっただけだ」

セシリア「守りたいもの…叶えたい夢」

桐生「そうだ。だから、男だからっていう理由で男を見下していると痛い目にあうぞ」

セシリア「御忠告ありがとうございますわ」

数時間後

真島「くあああ、やっぱり沖縄に比べたら寒いのう」

セシリア「そうですわね」

真島「で、どないやった?」

セシリア「男性が皆私の父みたいに弱い存在じゃないということが分かって、考え方が変わりましたわ」

真島「そうか。それやねんけど…お前のオトン、本当に弱かったんか?」

セシリア「え?」

真島「能ある鷹は爪を隠すっちゅーやろう?せやから、お譲ちゃんの前でも弱い人間演じてたんとちゃうか?」

セシリア「…そうかもしれませんわね。父のことを知るために父の遺品を調べようと思います」

真島「それがええ」

セシリア「それと…明日、HRの時間をお借りしてクラスの皆様に謝ろうと思います。一夏さんや真島さんのことを侮辱してしまったので…」

真島「そうか」

セシリアが一夏の実力を認めたため、一夏がクラス代表に襲名。また、日本を馬鹿にしたことをHR中に謝罪した。セシリアが謝罪したことで、クラスは一つに纏まりつつあった。
その後、普通に授業が行われたのだが…

真島(ベンゼンってなんやねん?ほんま、化学も意味不明やわ)

キャバクラや建設会社の経営経験のある真島でも高校の授業を理解することは困難を極めた。



サブストーリー1:男の人は本当に弱いの? 完了

本日はここまでです。
また書き貯めしますので、数日後更新いたします。
それでは、また

思った以上に早く書けたので、投下していきます。

数日後、

セシリアの謝罪以来、真島を取り巻く環境がすこし変化した。

セシリアが真島に話しかけるようになったのだ。

織斑一夏、真島吾、桐生一馬にあったことで彼女の中の男性に対する固定概念が良いように崩れたことが主な要因であると考えられる。

セシリアが真島に話しかけるようになったおかげで、他のクラスメイトも真島に対する警戒心が薄らいだ。

それと同時にセシリアの悩み事を解決したことがクラス中に広まり、真島に友達関係、恋人関係、家庭環境などの相談をするクラスメイトが増えた。

そして、寮の食堂で夕食をとりながらクラスメイトの相談を終えた真島は自室に戻ろうとしていた。

真島(昔からお節介焼きやと自覚はしていたけどな、なんぼなんでも、ワシに相談する奴が列を作るほどおるとはなあ)

ヒッ グスングスン

真島(なんや?誰か泣いている声が聞こえるなあ。あっちの方か)

鈴「……」

真島(どうやら、あの子みたいやな。膝抱えて廊下の隅で体育座りしとる)

鈴「パパも一夏も皆馬鹿…」

真島「お譲ちゃん、どうないしたんや?」

鈴「アンタ、誰よ?」

真島「ワシは一年一組の真島吾朗や。それで、さっきから泣いとるみたいやけど、どないしたんや?」

鈴「…誰にも言いふらさない約束守れる?」

真島「安心せい。ワシは約束は絶対に守る男やで」

鈴「…クラスメイトにも相談できないから丁度いいや。……一夏が昔した約束を曲解して覚えていて、乙女の純情を汚されたの」

真島「アイツ、極悪人やな。後で、しばいといたるわ。でもな、ハッキリ言わんお譲ちゃんにも問題あるんとちゃうか?」

鈴「そうかもしれないけど…」

真島「せやったら、次からちゃんと自分の気持ちや相手に正直になることや。せやないと、色々後で後悔するで」

鈴「…分かった」

真島「相談はそれだけか?」

鈴「まだ」

真島「なんや?」

鈴「パパが変な宗教にハマっちゃって、それで家のお金たくさん主教団体に出して修行ばっかりで家に居ることが減って、最後にはその宗教団体の宿舎みたいなところにいって。二年近く会ってないの」

真島「そうやったんか。しかし、宗教か。記憶を消去されて洗脳されたら、家族を捨ててでものめり込むなんてよくある話や」

鈴「…元気かな…一目会いたいな」

1. どうにかなるやろう。さっさと部屋戻って寝るとするか。
2. 連絡がないってことは死んどるんちゃうか?
3. 場所が分かってて、連絡がないなら、殴り込みに行ったったらどうや?

安価下1

真島「連絡がないなら、殴り込みに行ったったらどうや?ISあるんやし、お前のオトン誘拐してひっぱたいたったら目が覚めるやろう」

鈴「ISを規則以外で使うと代表候補生から降ろされちゃうから…」

真島「お前、オトンとIS、どっちが大事やねん?」

鈴「パパもISもどっちも大事!どっちなんて決められないわよ!だって、ISを使っている間は一夏と一緒に居られるから…」

真島(片方は肉親で、片方は想い人。確かに15の女に選べっちゅうのは酷な話やな)

真島「それやったら、IS無しで殴りこみに行ったら良いやろうが」

鈴「相手は何百人も居るのよ。それに、武器とか毒ガスを作ってるっていう噂があって…一人じゃ勝てっこないわよ」

真島「なんちゅー宗教団体や?」

鈴「ムナンチョヘペトナス教団」

真島「……なんや…聞いたことある名前やな?」

鈴「ムナンチョっていう挨拶する白装束の…」

真島「もしかして…なんとか鈴木が教祖のあれか?」

鈴「知ってるの?」

真島「なんとなーく思いだしてきたで…そうか。あのおっさんまだ生きとったんか。しかも懲りんと宗教活動やっとんのかい。こりゃあ、あんとき手加減したワシの責任やな。しゃーない。ワシが行ってなんとかしたろ」

鈴「本当!?嘘じゃないでしょうね」

真島「ワシは嘘つかへん。嘘が大嫌いやからな。それで、お前の親父の居る場所はどこや?」

鈴「Y梨県の…」

真島「ふーん、そこやったら周りにあんま人おらへんから迷惑はかけへんでええなあ」ニヤッ

お嬢ちゃんじゃなくてお譲ちゃんなのが気になる

>>47さん、ご指摘ありがとうございます

数日後。

鈴「おはよう、一夏」

一夏「おう、鈴、おはよう。朝から中華か?」

鈴「当然でしょ。アタシこれを食べたら試合に負けないってジンクスあるから」

一夏「そういえば、今日だな。クラス代表戦」

鈴「分かってるんでしょうね?アタシが勝ったら言うこと聞いてもらうからね」

一夏「俺が勝ったら、あの時の言葉の意味ハッキリ言ってもらうからな」

箒「一夏、向こうの席で待っているぞ」

一夏「それじゃあな、鈴」

鈴「はー、なんでアタシ素直に言えないんだろう?…いただきます」

『それでは、続いてのニュースです』

『本日未明、Y梨県山中ムナンチョヘペトナス教団本部で乱闘事件が発生しました』

鈴「ん!ゲホゲホ!!…なんですって!」

『午前二時ごろ、教団本部から無数の信者たちの叫び声が聞こえてきたとのことです。通報を受けた警察官たちが教団本部へ向かうと、教祖ムナンチョ鈴木を含む負傷者数名と違法な薬物や銃器を発見。銃刀法違反の現行犯でムナンチョ鈴木を逮捕しました。乱闘事件については信者たちによると突然トラックが突っ込んできて、トラックから降りてきた男たちが教祖を差し出すように要求しながら施設を破壊したそうです。警察は信者と親族との関係のトラブルとみて、信者の親族を対象に捜査を行っています。銃器発見については被疑者が回復次第事情聴取を行い、明らかにしていくとのことです。それでは続いてのニュースです』

鈴「……パパ、大丈夫よね?」

鈴「…あの事件ってあのおっさんの仕業じゃないでしょうね…」

鈴「分からないけど…今日の試合に集中しないと」

パッパー

鈴「え?トラック…轢かれ…」

キキー

鈴「」ペタン

真島「やっとみっけたで、お嬢ちゃん。ほれ」

??「ホゴホゴ」

鈴「誰?そのギャグボールに亀甲縛りされて鼻フックされてタオルで目隠しされたおっさん?」

真島「お前の親父や。顔忘れたんか?」

鈴「パパ!?嘘よね?」

真島「ホンマや。教団からラチる時に暴れたんでちょっと動けへんようにしたんや。今外したる」ガチャガチャ

鈴父「ぷはっ!貴方誰ですか?私に何の用ですか?あぁ、それより修練に戻らないと!」




真島「ワレ、ええ加減せえや!」



カシャン ズダーン

鈴「ちょっと!何パパにショットガンぶっ放してんのよ!」

真島「安心せい。硬質ゴム弾でみねうちや。ドスで肺を刺すより痛ないはずや」

鈴「ショットガンにみねうちなんてないでしょ!アンタ馬鹿じゃないの!」

真島「阿呆はこの男や!家族ほったらかしにして訳のわからん修行して娘泣かしたんやろうが!」

鈴「それでもパパなの!だから、お願い!」

鈴父「り…んい………ん……鈴音、なのか?」

鈴「パパ!大丈夫?」

鈴父「あぁ、すまん。お前には散々迷惑かけた」

鈴「本当よ。馬鹿、どうしてあんなのにハマったのよ!」

鈴父「お前が学校でいじめられているって聞いてな。学校に掛け合っても無視されてなんとかする方法が無いかと模索している時に、あの教団に声をかけられてな。得を積めば、鈴が学校でいじめられなくなるって聞いて」

鈴「そうだったの…」

鈴父「家族が離れ離れになったら本末転倒なのに、何故か鈴音のこと思い出せなくて…真島さん、ご迷惑おかけしました。これからは粉骨砕身。娘のために頑張ろうと思います」

真島「そうか」

鈴父「まずは中華料理店復活させないとな」

真島「金あるんか?」

鈴父「それがフセリンチョしすぎて…」

真島「やっぱりな。……この学校の食堂で中華料理作れる奴を募集しているらしいし、おばちゃんと仲がええワシが口ききしたろうか?」

鈴父「本当ですか!?よろしくお願いします!」



サブストーリー2:インチキ宗教の罠2

今日はホンマにここまでです。
では、また後日宜しくお願いします。

後、いまさらですが、「お譲ちゃん」を「お嬢ちゃん」に脳内変換していただけると幸いです。

セシリア「真島さん、何処に行ってましたの?」

真島「悪いな。ちょっとカチコミにな」

セシリア「カチコミ?…ってなんですの?」

真島「……お散歩や」

セシリア「もう、これから試合なんですから…」クドクド

真島「わかったわかった」

一夏「あ、真島さん、おはようございます」

真島「おう、おはようさん」

一夏「すみません。真島さん。試合前に、俺に応援の言葉を掛けてくれませんか?真島さんに応援された勝てる気がします」

真島(せやな。なんて言って励ましたったらええんやろう。ってか、そもそも中国のお嬢ちゃん泣かしたんやから一回痛い目合った方が…)

1. 何も考えずに楽しんで来たらええ
2. 負けたらエンコ摘めてもらうからな。覚悟しとけや
3. 乙女の純情踏みにじった罰や。さっさと行って負けてこい。このドアホ

安価下1

真島「乙女の純情踏みにじった罰や。さっさと行って負けてこい。このドアホ!」

一夏「ひでー!それって試合前に言うことですか?真島さん」

箒「あぁ、私も真島さんに賛成だ。一夏は一回馬に蹴られて死んだ方が良い」

一夏「箒まで!」

セシリア「ごめんなさい。本来は一夏さんの弁護をしたいのですが、こればかりは…一夏さん、一回豆腐の角で頭打って死んで来てくださいな」

一夏「セシリアまで!…俺ってそんな悪いことしたのか?」

箒「あぁ、全部一夏が悪いな」

セシリア「極悪ですわ」

真島「極道も真っ青やでぇ」

一夏「…クラスメイトが冷たい。……試合…行ってきます」

一夏と鈴は接戦を繰り広げる。

箒とセシリアにみっちに鍛えられ代表候補生並みの技量を持つようになった一夏。

真島によって家庭の問題を解決したことで精神的に安定している鈴。

どちらに勝利の女神が微笑んでもおかしくない状況だった。

だが、戦況は鈴の専用機甲龍の衝撃砲の登場によってガラリと変わる。鈴の衝撃砲は砲身が見えないため、目で見て戦っている一夏にとって回避はほぼ不可能であった。だが、一夏は鈴の衝撃砲を回避し、鈴の死角から接近し、零落白夜を発動させ、逆転しようとした。



その時だった。

アリーナの天井が割れ、何かが落ちてきた。

その直後、アリーナ中にアラームが鳴り響き、アリーナ中の扉がロックされた。

箒「なんだ?」

千冬「侵入者のようだな」

セシリア「もしかして、あのアリーナに落ちてきたものが…」

千冬「おそらく…」

真島「イーッヒッヒッヒッヒッヒッヒ。カチコミや!なんやIS学園も神室町なみにごっつおもろいのう」

千冬「おい、真島、何処に行くつもりだ」

真島「決まってるやろう。カチコミやでボーっと待っている阿呆がおるかいな!」

タッタッタッタッタ

山田「……行ってしまいましたね」

千冬「…放っておけ。あの男のことだ。何をしても生き残るだろう」

山田「…でしょうね」

セシリア「…ところで、箒さん」

箒「何だ?」

セシリア「カチコミってどういう意味ですの?」

箒「この国のヤクザ用語で殴り込みっていう意味だ」

セシリア「……殴り…こみ」

セシリア(確か、今朝、真島さんカチコミに行っていたっておっしゃっていましたわよね?)

その後、一夏と鈴は侵入者相手に奮闘し、一夏の零落白夜によって侵入者はISシールドエネルギーを削られ、片腕を失った。カウンターをくらったことで気を失っているが、一夏たちが勝ったと誰もが確信した。
だが、侵入者はISシールドを失ってもなお動き、一夏に攻撃を仕掛けてこようとする。侵入者が倒れていないことに最初に気付いた鈴は横たわる一夏を拾い上げ、逃げようとする。そんな二人に侵入者は砲門を向けて攻撃を仕掛けようとした。

「ドアホ!お前は…ワシの獲物や!」

ISを展開せずショットガン片手に侵入者ISにアッパーをかましたのは真島だった。
素手のグーパンチを受けた侵入者は後ろによろめいたかと思うと、四方八方にレーザーを乱射し始めた。
そんな侵入者を真島はショットガンを片手に満面の笑みで見ている。

真島「せや!そうこなあかん!」

「「「なにしてんだ!あの男は!!」」」

真島の突拍子もない行動にモニターを見ていた全員は声を荒げる。

山田「生身で侵入者の攻撃を避けながらショットガンを撃っています」

千冬「いつまで躱せるかわからん。…オルコット、急いでアイツの援護に向かえ!」

セシリア「はい!」

カシャン ズダーン カシャン ズダーン カシャン ズダーン

真島「あら?あーあ、弾切れや。ま、でも、ワシにはまだ…これがある」

スチャ

真島「久々に本気出したるでぇ!」

ボゥ

真島「イーッヒッヒッヒッヒッヒ!」

箒「なんだ、あれは?…真島さんの体から黒い霧が…」

千冬「わからんが、あの霧が出始めてから真島の動きが変わったな」

山田「すごいです。IS相手に接近戦で互角以上の戦いをしています。ドスで刺したり、斬りつけたり、殴ったり…」

千冬「敵の装甲ももうボロボロだな。次の一撃で決まる」



勝機!!



真島「これでトドメじゃあ!!」

コンマ判定 00~80:勝利 81~99:ある意味勝利

下1


バシュン

無人機「ぎょえええ!もうたまらんわ」

ドシン

真島「…」

真島「……」

真島「………は??」

セシリア「真島さん、大丈夫でしたか?」

真島「何やっとるんじゃ!アホンダラ!」

セシリア「え?」

真島「ワシが折角トドメさしたろうゆー時におどれは何かましてくれたんや!ワシの獲物奪って、ワシになんかムカつくことがあるんやったら正面切って言えや!しょうもない真似すんなや!」

セシリア「ご…ごめんなさい」

セシリア(アレ?私、なんで怒られているのでしょう?)

とりあえず、ここまでです。
また書き貯めが出来たら投下しますので、宜しくお願いします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月21日 (火) 20:32:43   ID: XUhHDZFk

続きお願いします

2 :  SS好きの774さん   2015年06月01日 (月) 00:34:54   ID: 6v3SPpdF

面白い、続きはまだか┌(⊙ω⊙┐)┐ァァ…

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