男(そんな馬鹿な。俺が能力者だってことは、誰にも伝えてないはずだ!)
リーマン「逃げたって無駄だよ。能力者同士は闘いあう運命なのさ!」
男「その口ぶりからすると、お前も能力者みたいだな。」
リーマン「その通りさ。」
男「お前の能力は一体?」
リーマン「冥土の土産に教えてあげるよ。」
リーマン「僕の能力は>>3だ!」
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素手で瓦を割る空手
リーマン「素手で瓦を割れる程の空手の力だ!」
リーマン「どうだ凄いだろう!?」
男「た、確かに凄い……けど。」
男「それってただ単に強い空手家ってだけじゃ……」
リーマン「なんだと!僕の能力を馬鹿にするとは……そういう君は一体どういう能力なんだ!?」
男(わかってなかったのかよ。)
男「俺の能力は>>9だ。」
周囲の女を強制操作
男「周囲の女を強制的に思うがままに操る能力だ。」
リーマン「ふん、たかだかその程度…あれ?」
リーマン「なにそれ?なんか人間を超越してない?」
男「能力者は大概人間を超越してるだろ。」
リーマン「これほどの敵だったとは思わなかったよ。」
男「ところで気になったんだが、何でお前は俺が能力者だとわかったんだ?」
リーマン「それは>>11」
身体全体から悪臭が漂ってるから
リーマン「君の体全体から悪臭が漂っているからさ。」
男「な、なにぃ!?」
男「う、嘘だ!嘘に決まってる!」
リーマン「間違いないよ。だからこそ僕は、君が悪臭を漂わせる能力者かもしれないと思って話しかけたんだ。」
男「能力者だと疑われるほどの悪臭なのか?」
リーマン「そんな悪臭を持った君が女性を自由に操れる能力を持つとどんな悲劇が起こるか……容易に想像がつくね。」
リーマン「尚更君を活かして置けなくなった!覚悟!」
男「く、襲いかかってくる!こうなったら>>15してやる」
痴漢ですと叫ぶ
男「この人痴漢です!」
リーマン「な、なにっ!?」
通行人A「うわぁ、まじで…?」
通行人B「しかもホモかよ……」
警察官「君、ちょっといいかな?」
リーマン「え、いやちょ……」
男「ご苦労様です。」ピシッ
警察官「いえいえ。」
リーマン「ひ、卑怯だぞー!」
警察官「黙って付いてきなさい。」
リーマン「あ、はい。すみません。」
男「これにて一件落着だな。」
>>18「待った!」
男「誰だ!?」
ダレダ=オマエハさん(9089才・女性)
ダレダ「ほう、既にあたしの名前を知っているようだねぇ。」
男「なんだこのbba!?」
ダレダ「ご存知ダレダ=オマエハだよ。」
男「誰だ?」
ダレダ「話は聞かせてもらったよ。」
男「誰だか知らんが、お前も能力者なんだな?」
ダレダ「そうさ。あたしの能力は>>23」
白黒判断する
ダレダ「白黒判断する力さ。」
男「し、白黒?」
ダレダ「ああ、白黒。」
男「ただの色の話じゃないよな?」
ダレダ「勿論、物事の善悪や、事件の犯人がわかるんだよ。」
男「強いけど、全然実践に向かないな。」
ダレダ「ああ。アンタと戦っても勝ち目はない。」
男「じゃあ、何で来たんだよ?」
ダレダ「それは>>27」
周りの女性の代わりに私が犠牲になる為、あんたの汚い欲を私にぶちまけるんだよ///
ダレダ「もうあんたの周りの人間があんたの欲望のために苦しむのは見逃せない。」
ダレダ「私が犠牲になるから、もう周りの女には手を出すんじゃない!」
ダレダ「あんたの汚い欲を私にぶちまけるんだよ」///
男「いやなんでだよ?」
ダレダ「だ、だから、あんたの周りの人間を苦しめたく…ゴニョゴニョ……」//
男「何照れてんだこいつ。」
男「というか、そういうことを訊いてるんじゃなくて、俺にどんなメリットがあるのかってことだよ。」
ダレダ「それは勿論私で欲望を……」//
男「それはメリットにならない。何故ならそんなことは俺の能力を使えば簡単にできるからだ。」
男「他になんかメリットはないのか?」
ダレダ「>>30」
この熟れた肢体を自由に出来るんだよ!?
ダレダ「なに言ってんだい!?この熟れた肢体を自由に出来るんだよ!?」//
男「だから、それは俺の能力使えば……」
ダレダ「あんたの能力じゃ、本当の自由なんて手に入らない!」
ダレダ「嫌がる相手を無理矢理操るのと、相手があんたに身を委ねるのとじゃ、全然違う!」
男「うーん、それも一理あるか。」
男「じゃあ、どうしようか……」
男「>>33するか。」
とりあえず、BBAは無視
男「とりあえず無視しよう。」
ダレダ「さあ、好きなだけ欲望をぶつけな!」//
男「さて、これからどうしようかな。」
ダレダ「ね、ねえ、私に欲望を……」
男「どっかにかわいい女でもいないかな~」
ダレダ「ちょ、ちょっと話を……」
男「そうだ。>>37しよう。」
遅刻ギリギリだが真面目に会社に
男「もう遅刻ギリギリだけど、真面目に会社に行くか。」
ダレダ「ね、ねえ話を……」
男「やった。ギリギリ電車に間に合った。」
ダレダ「ちょっと待ってってば!」
男(電車にまで付いてきやがった。まあ無視すればいいか。)
男「電車の中でなんかしようかな。」
男「>>40でもするか。」
女性専用車両をストリップ劇場に
男「隣の女性専用車両をストっリプ劇場にでもするか。」
男「ちょうど、線路は違うけど、同じ方向に同じ駅に止まりながら進む女性専用車両が都合良くあるし。」
男「俺の力を使えば、余裕だな。」
男「それっ。」
乗客A「うわっ、なんだ隣の車両!?」
乗客B「やべえ。」ハナヂブー
男「たまらねえな。ん?あそこにいるのはまさか」
男「>>43?」
四天王の速水
男「お、お前は、四天王の速水!」
速水「今回の件、お前の仕業だな?」
男「な、なんのことだ?」
速水「ごまかしても無駄だ。」
ダレダ「て、ていうかあんたは何の四天王なんだい!?」
男(まだいたんだ。)
速水「>>46」
盗撮
速水「俺は盗撮四天王が一角、狙った獲物は逃さない。スナイパーの異名を持つ速水だ!」
ダレダ「ただの変態じゃないか!」
速水「お前が言うな。いい年して欲望をぶつけろだのなんだの……」
ダレダ「いい年って…まだ9000歳もいってないよ!」
速水「9000歳に届きそうなのか…」
ダレダ「あ、よく考えたら言ってた。」
男「いってんのかよ!?」
ダレダ「それより、なんで私のそのセリフを…」
速水「なんで?愚問だな。俺を誰だと思っている?」
ダレダ「ま、まさか…!」
男「ずっと俺らを見てたのか……」
速水「そうさ、お前たちは俺の手のひらの上で踊っていたに過ぎない!」
ダレダ「ただ覗いてただけでなんでそこまで強がれるんだ?」
速水「ふっ、俺が来たからにはお前たちはもう終わりだ!」
速水「>>51してやる!」
激写
速水「激写してやる!」
男「…へ?」
速水「こんなストリップ劇場、撮らずにはいられねえ!」
男「そうだ、こいつただの盗撮魔だった。」
速水「うおおおおおお」パシャパシャパシャ
男「最早盗撮じゃないなこれ。」
ダレダ「こんなやつほっといてあたしと…」
男「あ、そろそろつくな。」
ダレダ「ちょ、無視しないで。」
速水「うおおおおおおおおお!!!」
警察官「君、ちょっといいかな?」
速水「え?いやこれはちょっとあれです……その……」
男「じゃあ出勤するか。」スタスタスタ
速水「マジであれなんです。今回はたまたまっていうか、悪気は無いっていうか、いや真の黒幕はほかにいるんですよ。」
速水「あそこに立ってる……っていない!?」
速水「いや違うんです!たまたま奥の景色を撮ってたら間を横切るものがあってそれがたまたま……」
【会社】
男「おはようございまーす。」
部長「男君、ちょっといいかな?」
男「あ、はい。」(げ、部長だ。)
部長「>>55」
課長が死んだ
部長「非常に残念な知らせなんだが、課長が死んだ。」
男「え、どうしてですか!?」
部長「通勤中に鼻血が大量に出たらしくてな、大量出血だそうだ。」
男「な、なんですって!?なんでそんなことに…?」
部長「原因は不明だが、その『ストリップ劇場最高』という言葉を最後に残したらしい。」
男(あ、犯人俺だ。)
部長「男君、君は何か知らないかね?」
男(どうする?まさか真相には気づいていないだろうが。)
男「>>60」
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虚言癖 国士舘 中退 ウンフェ 飲酒運転 うつ病 長谷川亮太 無能 イジメ 詐欺 キッズライク 誘拐 ガイジ 自分語り チンフェ なかよし学級 ハッセ 恒心 前科 ストーカー 懐妊 不謹慎 アフィ 洋 犯罪 万引 尊師 逮捕 唐澤貴洋 韓国人 無差別開示 性病 ラブライ豚 盗撮
法律事務所クロス ドルオタパッカマン ニート ネトウヨ 虚カス 法廷 バックれ ドタキャン 神聖六文字 ○○○○
男「虚言癖国士舘中退ウンフェ……」
部長「いきなり何を言い出すんだ君は!?」
男「あ、すみません。」(緊張して変なこと口走っちまった。)
男「もとい>>63」
部長こそ何か知ってるんじゃないですか?
男「部長こそ何か知ってるんじゃないですか?」
部長「な、なに…?」
男「なんで出勤してきた俺にいきなり詰め寄るんですか?部長自身何か思い当たる事でも?」
部長「ふっ、なかなか鋭いかんじゃないか!そうとも!私には全てお見通しだ!」
男(まじで知ってたのか…)
部長「ふっ、男君、君の能力は確かに強い!」
男「の、能力のことももう知っているのか!?」
部長「だが、その程度、私の前では無力なのだよ!!」
男「どういう意味ですか?」
部長「簡単なことだ!私も能力者なんだ!」
部長「私の能力は>>65だ!」
ラーメンをうどんに変える
部長「ラーメンをうどんに変える能力だ!」
男「なにぃ!?…ってそれだけ?」
部長「ふん、その反応も予測の範囲内だ。この力の真の恐ろしさは手に入れて初めてわかるものだよ。」
男「何を馬鹿な。」
部長「くらえ、出前ラーメンアタック!」
男「ぐわっ!いきなり何を!?」
部長「はっはっは!今君にかけたのは、昨日の出前で誰も食べなかった残り物……つまりまだ冷たい状態。」
男「つーかくせえ。」
部長「君が言うな。それより、今からそれをアツアツうどんに変えたらどうなると思う?」
男「ま、まさかどんなうどんにでも変えられるだと…!?」
部長「そう、それも鍋一杯分の量にすることもできる。」
社員A「朝から元気そうだなあいつら。」
部長「喰らえっ!麺類降臨(アドベント=ヌードル)!」
男「名前とかつけてるのか…ぐわああああああ!!!!」
部長「雑魚め。」
>>68「待て!」
部長「だ、誰だ!?」
課長
課長「そこまでです。部長。」
部長「課長!?馬鹿な!なぜ貴様が…!!」
課長「あんたの本性を見抜くために、人芝居うったわけですよ!」
部長「なにぃ!?まさか、医者や周りの人間まで騙せるわけがないだろう!?」
課長「そう、俺はあの時確かに死んだ。だが、俺は今生きてこの場に立っている!何故だかわかりますか!?」
部長「ま、まさかーっ!」
課長「そう、俺も能力者だ!それも、死んでも生き返る不死身の能力だ!!」
男「課長、有難うございます!」
課長「礼ならいいよ。今朝たっぷりといいものを見せてもらった。」
男「課長…!」
部長「くっくっく…残念だったな課長!」
男「何を強がっているんだ!?」
部長「貴様の能力はただ自分が生き返るだけ!私をどうこうできる力などなぁーい!!」
男「そ、そうだ!くっ、どうすれば……」
部長「お前の企みもここまでだ……なに?貴様何を笑っている!?」
課長「部長のことがおかしくてたまらないんですよ。」
課長「私がたった一人であなたという猛者を倒しに来ると思っていたのですか!?」
男(猛者っつってもラーメンをうどんに帰るだけだけどな。)
部長「貴様まさかっ!?」
課長「そうです!私は、>>72と共にきました!」
リーマン
課長「僕は彼とともにきました!」
リーマン「久しぶりだな、男君。」
男「お前は、あの時の痴漢!」
リーマン「痴漢じゃない。君にはあの時の件でいろいろ言いたいが、今は一時休戦だ!」
リーマン「僕は能力を悪用しようとするこの男が絶対に許せない!」
男「リーマン…!」
男(俺の方がよっぽど悪用してるけどな。)
課長「彼は瓦割りができるほどの空手の能力を持っている。」
部長「その程度で強がるな!近寄られなければ大した敵ではない!」
部長「近寄られる前に私の出前ラーメンアタックを喰らえ!!」バッシャーン
課長「随分と冷たいですねぇ。」
部長「なにっ!?課長が盾になっただと!?」
リーマン「君の攻撃は確かに強力だ。だが、彼がいる限り雑魚にすぎないよ。」
男「そうか!課長はどれだけ皮膚を焼かれても、不死身だから平気なのか!」
部長「くっ、おのれ~!!」
リーマン「瓦割チョップ!!」ズバーン
部長「みぎゃあああああ!!!!」
男「なんとか倒しましたね。課長。」
課長「ああ、って君臭いな。早くラーメンの匂いを落としなさい。」
男「俺の臭さのほとんどは体臭なんで大丈夫です。」
課長「余計に大丈夫じゃないよ!」
リーマン「君たち、コントをしている暇はないみたいだ。」
リーマン「誰か来るよ。」
>>77「ほう、部長を倒すとはなかなかやるな……」
課長「あ、あなたは……」
専務
課長「まさか、あなたが裏で糸を引いていたのか……」
専務「今更気づいてももう遅い。」
専務「我々に逆らった君たちは処分することに決定した。」
男「な、なんだって!」
男(まあクビになっても能力で食っていけるけどな。2つの意味で。)
専務「言っておくがクビではすまないぞ。君たちの命を頂く。」
男「マジで!?」
リーマン「バカを言うな。僕たち3人に勝てるわけがない!」
男(さりげに俺も混ぜられてる。)
専務「ふっ、強がるのは私の能力を聞いてからにするのだなあ!!」
専務「私の能力は>>80」
頭皮がとても臭い
専務「頭皮が凄まじく臭いのだあああ!!」
リーマン「なに…!」
課長「そ、そんな馬鹿な。」
男「いや、だから?」
専務「絶望に打ちひしがれるが良い。」
男「どこにそんな要素があんだよ。」
専務「男君、君はあまりに理解が遅いな。」
専務「今の私は全く本気を出していない。そう、私の真の臭さを君たちはこれから体感することになるのだあ!!」
男「な、ナンダッテー」
課長「終わりだ…」
リーマン「男君、課長。最後に君たちに出会えたことを、神に感謝するよ。」
専務「くらええええ!!!!」モワ~ン
リーマン「ぐわああああ!!」
課長「くっ、こんな…ところで……」
男「くせええええええ!!」
専務「思い知ったか!」
男「な~んちゃって。」
専務「なに?」
男「ぜんっぜん臭くねえよ。」
専務「な、なぜだ!私の地獄のような悪臭は鼻栓ごときでは防げないはずっ!!」
男「自分で言ってて悲しくならないのかよあんた。」
男「俺の能力はひとつだけではないんだよ。」
専務「なにぃ!?私のデータには、君には女を自由に操る以外に力は…ハッ!」
男「やっと気づいたか!俺にはデフォルトでもう一つ能力があるんだ!」
男「そう、俺は俺自身の体臭が死ぬほど臭い!能力者だと疑われるほどになぁ!」
専務「だ、だからといって、君に私の匂いが効かないなんていうことがありうるのか!?」
男「河豚や蜂は、なんで自分の体内に毒を持っていて死なないと思う?」
専務「なっ。」
男「毒に対する免疫があるからだ。俺も同じだ!」
男「俺もあんたもおっさんの悪臭に対する免疫があるんだよぉ!」
専務「馬鹿なああああああ!!!」
男「ここまでだ、くらえ!必殺!」
専務「な、何をする気だ!?」
女子社員A「専務くさーい。」
女子社員B「専務くさーい。」
専務「ぐぅ…これは…!」
女子社員C「専務くさーい。」
女子社員D「専務くさーい。」
専務「や、やめろおおお。」
男「ちなみに俺は臭い?」
女子社員A,B,C,D「専務と比べたら全然くさくなーい。」
専務「ぐぼああああ!!!」
専務「おのれ……こうなったら、>>87するしか……」
進化
専務「進化するしかない!」
男「進化だと…!?」
専務「本当はこの力は使いたくなかったんだがな…!」
専務「進化すると私でさえ臭い。それ程に強烈な悪臭になる。」
男「そうなると俺も臭いってことか。」
専務「ああ、それも私の比ではないぞ!いくら悪臭慣れしているとはいってもそれは貴様の悪臭だ!」
専務「私自身の悪臭に慣れているわけではない!貴様には最早うつすべはないのだあ!!」
男「やっべえ。課長もリーマンもさっきのでもう再起不能だし、もう俺の能力しか頼れねえ!!」
男「そうだ!俺の力で>>89を呼ぼう!」
専務の娘
専務の娘「パパ!もうやめて!!」
専務「な、なに?何故娘がここに!!?」
専務の娘「私、もうパパの臭い姿なんて見たくない!」
専務「な、何を言って……そうか、男!貴様が言わせているのだなぁ!?」
男「あんたはそう言って娘の気持ちから目を背けるのか?」
専務「何?」
男「この娘は、ずっと辛かったんだ。お前の悪臭が、そして、それをあんたが能力として誇りに思ってしまったことが!」
専務「…!」
男「だが、今まではずっと言えなかった。何故か?あんたがそれを誇りに思ったのは、あんたが自分の頭皮が臭いという現実を受け入れる唯一の方法だった。」
男「だが、彼女はあんたへの優しさによって、ずっと苦しみ続けることになったんだ。」
男「あんたの悪臭と、あんたを止められない罪悪感にな!」
専務「くぅ…」
男「だが、遂に彼女は耐え続けていた思いをあんたに打ち明けた。それはなんでだかわかるか?」
男「その方があんたのタメになると思ったんだ。」
男「あんたの大好きな娘があんたの悪臭で辛い思いをしている、その事実を受け止めることが、あんたが本当の意味で現実を受け止めることになると思ったんだ。」
専務「む、娘……」
専務の娘「パパ……」
男(まあ、嘘だけどね。)
専務「娘……今まで本当にすまなかった。」
専務の娘「パパ……いいのよ……」(近寄らないでよ、頭皮臭いんだけど。)
専務「そうだな、男くんの言う通りだ。私はもう能力の悪用は止める。」
専務の娘「パパ…!ありがと……。」(悪用とかは別にいいから近寄んなって!)
男「さすがにちょっと罪悪感を感じるな。」
専務「男君、そしてリーマンと課長も本当に申し訳ない。そして、ありがとう。」
専務の娘(ようやく離れたよこのクソ親父)
リーマン「分かってくれたのは何よりなんだけど……」
課長「とりあえずこの悪臭を止めてくれませんか?」
専務の娘(そうだよ!まっさきにそれしてよ!!)
専務「ああすまない。完全になくすことはできないが。」
専務の娘(完全に無くせねえのかよ!!もう金持って家出してやる!)
課長「ああ、大分和らいだ。」
リーマン「男君、ありがとう。君は命の恩人だ。」
男「ああ、うん。疲れたから帰っていい?」
課長「ああ、また明日。」
男「また明日。」
また明日とは言ったものの、あんな大騒動を起こした後に出勤するのは気まず過ぎたので、結局俺は会社を辞めて、国外に逃げることにした。
そして半年後、課長は今は部長になって、前の部長と違ってみんなから凄くしたわれるようになったという。
聞いた話だと、今でも時々通勤中に隣の女性専用車両を眺めては、何かを思いだしたように鼻血を出して失血死しているという。
リーマンは、その溢れんばかりの正義感から、悪い能力者を捕まえては人々から崇められていたらしい。
ただ、能力者だとわかったら誰彼構わず話しかけて攻撃するせいで、暴行や傷害、痴漢で訴えられることもままあったらしい。
専務は一時期まともになっていたらしいが、娘の家出で自暴自棄になり、今は大量に問題を起こしているらしいが、国外に居る俺には関係のないことだ。
ちなみにその娘は、リーマンに一目ぼれしておっかけをしているという噂もある。
スナイパー速水は知らん。多分今刑務所でしょっぴかれてるところだろう。
そして、俺は今、イギリスで結婚式を挙げている。
友「おめでとう、男。」
男「ああ、ありがとう。」
友「90歳以上の年の差婚だって?信じらんねえよ。」
男「桁が二つも違うぞ。」
友「おいおい、ジョークが酷すぎるぜ!」
男(マジなんだけどな……)
男「まさか、イギリスまで追いかけて来るとは思わなかったぜ。」
ダレダ「私は本当はブリティッシュだからね。寧ろこっちに来てからの方が追いかけやすかったよ。」
男「ていうか、本当にあの後ずっと付いて来てたのか?」
ダレダ「そうだよ!あんたが無視し続けるから、本気で心が折れそうになったよ!!」
男「まあ、どうでもいいか。」
能力を使えば、こんなbbaよりよっぽどいいやつと付き合えるのに、人間の恋愛感情ってのは不思議なもんだ。
俺よりよっぽど年上でその上最初は凛々しく登場してたのに、ひたすら好きだよアピールを続けてる残念さを見て、こういうのは能力を持っているだけじゃ絶対に大観できなかっただろうなと思った。
神父「ダレダ=オマエハさん。あなたは男さんと一生を共に過ごすことを誓いますか?」
ダレダ「ち、ちか……誓います…。」///
男「bbaが照れてんじゃねえよ。」
神父「男さん。あなたはMs.ダレダと一生をともに過ごすことを誓いますか?」
男「割と誓います。」
ダレダ「割と!?」
神父「よろしい。」
ダレダ「いいの!?」
神父「それでは、誓いの……」
男「キスっすね。じゃ、とっととやろうぜ。」
ダレダ「そ、そんな急に……」///
男「どうせそのうちしなきゃいけねえだろ。」
ダレダ「もう、強引なんだから。」//
男「照れんなきめえ。」//
ダレダ「そういう男くんだって……」///
神父(はよしろや)
END
だるくなったんで適当に終わらせときました。
なんか終始gdgdですんません。
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