悠貴「私でも付き合えますかっ?」 (142)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
まさかに次ぐまさかです……
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李衣菜「ロックな付き合い」
李衣菜「ロックな付き合い」 - SSまとめ速報
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頼子「いえ……付き合えます……」
頼子「いえ……付き合えます……」 - SSまとめ速報
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奈緒「べ、別にただ付き合ってるだけだからな…!」
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櫂「何に付き合えばいいんだろ……?」
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周子「うん、付き合ってるよー」
周子「うん、付き合ってるよー」 - SSまとめ速報
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こずえ「つきあうのぉー?」
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桃華「分かりました、お付き合いしますわ」
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P「お前らにも付き合ってもらうぞ」
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珠美「珠美がお付き合いしますので大丈夫です!」
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の続きです
矢も盾もたまらない78作目
矢、なの
月下 森林
武道P「………………………」
???「…………………」
武道P「…………悪いが加減は出来ん。」ス……
???「…………………………」
キリキリキリキリ……
武道P「………………ふむ。」
???「………………はっ!」
ビュゥゥゥ!ビュゥゥゥ!ビュゥゥゥ!
武道P「…………………………」
武道P「……ふっ!はっ!たぁっ!」
バキッ! バキッ! バキッ!
???「………!!(矢をすべて薙がれた……?!)」
武道P「………………ふむ。良い腕だが殺気が足らんな。……刺客にしては妙だ。」
???「……くっ…………!」バッ!
キリキリキリキリ……ビュゥゥゥ!ビュゥゥゥ!ビュゥゥゥ!
武道P「気迫が足らん!」シュバッ!カカカ!
???「…………!!」シュタ!
???「………強い…………!」
???「…はぁ…………はぁ………雑念を…………鎮めて………………」
スッ……
???「…………雑念が在っては……当たる矢も当たらない……平常心で……………………!!」
???「………どこに…………?!」
キョロキョロ
武道P「…………………」シュバッ!
???「…………っ?!」
武道P「はぁぁぁぁっ!」
グルッ!バキィィィィ!!
???「………………っ!!」
バァァァァアン!!ビュンッ!バキィィィ!!
武道P「……………ふむ。」シュタ!
???「………………っ…………っはぁ………………ぐっ…………」
ヨロ……ガクッ……
武道P「………………………………」
???「………………っ………………」
武道P「………矢張り妙だ。お前からは殺気を一切感じん。」
???「………………………!!」
武道P「>>9」
>>7逃げようとしても無駄だ。その身体ではまともに動けまい
武道P「うちで手当てをしよう、詳しい話も聞かせてもらう。」
???「……………………!!」
ヨロ…………
武道P「……逃げようとしても無駄だ。その身体ではまともに動けまい。」
???「………………っ…………!」
武道P「………お前への対応は其の後考える。」
???「……………………………」
武道P「………………………………」
武道Pの家 居間
珠美「悠貴ちゃんっ!悠貴ちゃんっ!!」
有香「落ち着いてください、珠美ちゃん!」
珠美「だ、だって悠貴ちゃんが…………!!」
有香「慌てても仕方がありません。…………落ち着いて対応しましょう。」
珠美「…………………………」
有香「…………大丈夫ですか、有香ちゃん?」
悠貴「…………………はい…………」
仁美「え、えっと……!!矢傷の手当の方法は……?!」アタフタ
千佳「病院…!早く病院に電話しなくちゃ…………!」アタフタ
裕子「え、えっと……病院は119番ですよね…………119番って何番ですか?」アタフタ
李衣菜「えっと……119番だから…………119番は…………119番だよ!」アタフタ
裕子「な、なるほど……って結局何番なんですか?!」
李衣菜「そ、それは……ほら…………その…………!」
ヘレン「………………………………」
悠貴「…………(確か私……何かに刺されて…………)」
千佳「ど、どうしよう!悠貴ちゃんが…………!」
仁美「こんな時に慶次様なら…………!」
ヘレン「………………悠貴…………傷を見せて。」
悠貴「…………き、傷…………?傷は……………………あ、あれ…………?」
珠美「……傷が…………無い…………?!」
ヘレン「>>15」
操心術…矢を受けたと思わせることでこちらの士気を乱す…つまり、そういうこと
ヘレン「操心術…矢を受けたと思わせることでこちらの士気を乱す…つまり、そういうこと。」
裕子「???」
ヘレン「…もし本物の矢であれば、タマミやユカ、武道Pが悠貴に当たるまで気付かない筈が無い……つまり、そう言う事。」
珠美「じゃ……じゃあ…………」
ヘレン「……悠貴が受けたダメージは暗示の類ね…………外傷自体は無い…………」
珠美「………………!」
悠貴「…………うっ………………はぁ…………はぁ………………」
珠美「立てますか、悠貴ちゃん?!」
悠貴「はいっ…………何とか…………」ヨロ……
千佳「…………つ、つまり……悠貴ちゃんは…………大丈夫なんだよね……?」
ヘレン「ええ……すぐに回復するわ。……不射の射………高いステージにいるものの技ね。」
有香「…………目的は矢張り……」
ヘレン「……私たちの対応を見る事……と考えるべきね。」
仁美「ど、どう言う事……?」
有香「…………すぐに分かると思います。」
仁美「…………?」
ヘレン「…………詳しい話は本人から聞きましょう。」
武道P「………………」シュタ! シュタ! シュタ!
???「…………………………」
李衣菜「武道Pさんが誰かを連れて……?!」
有香「………この人がさっきの射手です。」
裕子・李衣菜・千佳・珠美「?!」
???「………………」
武道P「……悠貴はっ?!」
悠貴「………私なら…………大丈夫……ですっ……」
???「……………………」
ヘレン「……操心術よ。……かなり高いレヴェルのね。」
武道P「……操心術…………成る程な…………道理で矢の気配を感じぬ筈だ。…………ならば悠貴は無事か……………良かった………………」
悠貴「………………武道……P……さん…………」
武道P「…………詳しい話を聞くぞ。」
???「…………………………」
寝室
有香「………………」グルグル……
???「………………っ……!」
有香「……痛みますか?」グルグル……
???「…………………………」
有香「…………武道Pさんの一撃でこの程度で済んで幸運でしたね…」
グルグル……
???「…………………………」
有香「>>24」
↑
有香「……水野翠さん。」
翠「…………私を……ご存知ですか……?」
有香「……操心術を扱える程の射手となれば自然と限られます。」
翠「…………………………」
有香「……まさかこんなところで会う事になるとは思っていませんでしたが。」
翠「………………………………」
有香「…………………………」
翠「………中野有香さん……お名前は同じ武芸者としてお伺いしていました。」
有香「……私もです。………とても高潔な人と聞いていました。」
翠「………………………………」
有香「…………翠さん……どうしてこんな事を?」
翠「…………それは………………」
トントン
翠「…………あっ………………」
有香「……どうぞ。」
スゥゥゥ………
武道P「…………………………」
スゥゥゥ………トン
翠「………………………………」
武道P「………手当ては済んだか?
有香「押忍!」
武道P「うむ。…手間をかけさせたな。」
有香「押忍!あたしに出来る事なら、何でも言ってください!」
武道P「……有香が居ると心強い。…男が手当てをする訳にはいかんのでな。…………ふむ、痛むか?」
翠「………………………………」
武道P「…………生憎加減の出来ぬ性分でな。許せ。……………さて、まずは名前から………」
翠「水野翠と申します。先程までのご無礼をどうかお許しください。あの方法を取るべきだと考えましたので。」
フカブカ……
武道P「…………ふむ…………では、お前の目的は………」
翠「…………先程の一撃で確信しました。私をどうか門下にお加えしてください。」フカブカ……
有香「…………?!」
武道P「む…………」
翠「>>31」
一時中断します
↑
再開します
翠「そしてどうか囚われの姫…涼宮星花をお救いください。」フカブカ……
有香「…………え、えっと………」
翠「……力になって頂ける方をずっと探していました。……どうか、話だけでも聞いてください…」フカブカ……
武道P「…………ふむ。」
翠「………お願いします。」フカブカ……
武道P「…………………………」
有香「………………武道Pさん…」
武道P「………………うむ。」
武道P「…………有香、ヘレンに他の者を帰させろ。」
有香「押忍!」スク……
翠「………………………………」
武道P「………続きを話せ。」
翠「…………あ、あの………?!」
武道P「…………詳しい話を聞き、対応を決めると言った。」
翠「…………!……ありがとうございます……!」
武道P「頭を上げろ。」
翠「…………………………」スク……
武道P「…………………………」
翠「………………………………」
武道P「…………有香、任せたぞ。」
有香「押忍!」スタスタスタスタ
スゥゥゥ………トン…
翠「…………………………」
武道P「…………………話せ。」
武道P「…有香たちに聞かせるべきかは私が判断する。」
翠「……………はい…」
武道P「……私の身なら案じはしないのだがな……見た所、お前も有香と同じ年頃か。」
翠「…………今年で18になります。」
武道P「……………若いな。その歳にしてか…………ふむ…………」
翠「………………………………」
武道P「…………………………囚われの姫、と言ったな。具体的にはどのような状況にある。」
翠「>>38」
961プロという悪いもの達に捕まっています……
翠「961プロという悪い人達に捕まっています……」
武道P「…………ふむ…961か…………」
翠「はい………狙いは恐らく姫の持つ力にあります…………………」
武道P「…………………………」
翠「…………訳あって警察などの力を借りる事が出来ないのです…………信用できないのも無理はありません………」
武道P「………………………………」
翠「………………まだ…詳しい事もお話しする事は出来ません………本来は他言の叶わぬ事なので………今は信用して頂くしか…………」
武道P「……………救い出す…とは、文字通りに捉えて良いのか?」
翠「……………は、はい……」
武道P「……………………………」
翠「………………………………」
武道P「………………………」
スク……スタスタスタスタ……
翠「………………………っ………」
武道P「……………………」ガラッ……!
有香・珠美・悠貴「?!?!」ドシーン!!
翠「………!!」
武道P「……………盗み聞きとは感心せんな。」
有香「…………すみません………」
珠美「…………だ、だって………すみません……」
悠貴「…………す、すみませんっ………」
武道P「………………………………」
武道P「……ふむ…………」
有香・珠美・悠貴「…………………」
ヘレン「ふっ、壁に耳有り障子にメアリーと言うでしょう?つまり、そう言う事。」
武道P「………………………………」
ヘレン「……世界が私を求めているなら、応えない訳にはいかないでしょう?」
翠「……………い、今の話を……?!」
有香・珠美・悠貴「…………………」
武道P「>>46」
ふ…仕方のない奴らだ…止めても聞く耳などもつまいな?
武道P「…………ふっ…仕方のない奴らだ…止めても聞く耳など持つまい。」
有香・珠美・悠貴「…………………」
武道P「…………………」
ヘレン「…………ふっ…」
武道P「…………ふむ。支度をしろ。」
有香・珠美・悠貴「?!」
武道P「ならば、お前たちの力を貸せ。」
武道P「仁美たちは…?」
ヘレン「世界レベルの説得術があればイーズィーね。」
武道P「…………協力してくれると見て良いのか?」
ヘレン「……日本には乗り掛かったシップと言う諺がある、そして地球と言う船に乗り掛っているのなら……つまりそう言う事。」
武道P「ふむ………礼を言う。」
ヘレン「ふっ……世界は私を欲しているようね。」
翠「………………………………」
珠美「えっ…………あっ……そ、その…………?!」
武道P「……不服か?」
珠美「あっ……いや、そうではなくて………………その………………」
武道P「………聞かれたならば置いてはいけん。諦めろ。」
有香「お、押忍…………!あ、あの…………本当にいいんですか………?!」
武道P「ふむ、そう言っているつもりだが。」
有香「………………………………」
武道P「…………悠貴、お前もか。」
悠貴「…………あ、あのっ…………えっとっ…………!」
武道P「………………………………」
悠貴「……私もっ…………少しだけでも力になれたらなってっ…………そのっ…………お願いしますっ……!」
武道P「……………………………」
有香「>>53」
大丈夫です
いざとなればこのお守りが守ってくれます(みくの猫耳)
有香「…………大丈夫です。いざとなればこのお守りが守ってくれます!」
っみくの猫耳
翠「…………(猫の……耳…………?)」
武道P「…………………ふむ………?」
珠美「………猫耳…………?」
悠貴「………………ネコミミ……?」
有香「…………ネコ耳……?………?あっ…………!」//////
有香「こ、これじゃなくて……!こ、こっちです!」//////っお守り
翠「………………………………」
悠貴「…………い、今のはっ…………?」
有香「あう…………(み、みくちゃんからもらったネコ耳と間違えちゃった………)」//////
珠美「…………そのお守りは……!」
有香「………ごほん!押忍!……四人でお参りに行った時に買ったお守りです!」
武道P「………………ふむ。」
ヘレン「…………………………」
有香「………武道Pさんと……あたしと珠美ちゃんと悠貴ちゃんで……もっともっと強くなるって約束しました…………だから………………その…………上手く言葉にできないんですが…………!」
武道P「………………………………」
有香「あ、あの…………え、えっと…………大丈夫です!!」
武道P「………………ふむ……」
有香「悠貴ちゃんも……珠美ちゃんも………あたしも……その…………強くなりましたから………!だから…………!」
武道P「………………ふふっ…………」
有香「えっ………あっ…………」///
武道P「…………お前たちの覚悟は良く分かった。行くぞ。」
有香・珠美・悠貴「………!!」
武道P「961プロの本社に乗り込み、囚われの姫君とやらを奪還する。邪魔する者は打ち倒して構わん。後始末は奴にでも任せれば良い。」
翠「…………………………あ、あの…………」
武道P「案ずるな。持つべき者は友、と言う奴だ。古い友人に面倒事の好きな奴が居る。」
翠「………………出会ったばかりの私を………信用して…………くれるんですか…………?」
ヘレン「>>59」
本当に困っている人を放ってはおけない。つまり、そういうこと。
ヘレン「本当に困っている人を放ってはおくのは世界レベルじゃない。つまり、そういう事。」
翠「………………?」
ヘレン「…………貴女の目………本気の目だわ。……嘘を吐く人間の目じゃない。」
翠「………………………………」
ヘレン「…………その輝きを大切にしなさい。」
翠「………………は、はい……」
武道P「……………………………」
武道P「……支度を早く………」
有香「押忍!帯は締めました!」
珠美「剣は持ちました!」
悠貴「え、えっとっ……………忘れ物はありませんっ……!」
武道P「……………………私が同行を認めねばどうするつもりだった?」
有香・珠美・悠貴「…………………………」
武道P「………………ふふっ…………その意気や良し。支度はもう良い様だな。」
有香・珠美・悠貴「…………(押忍!)(はい!)(はいっ!)」
武道P「……明日からは仕事だ。朝迄には帰るぞ。」
有香・珠美・悠貴「…………(押忍!)(はい!)(はいっ!)」
武道P「ヘレン……着いて来れるな?」
ヘレン「ふっ……誰に物を尋ねているの?」
武道P「ふむ…………そうだな。……それと…………絶対に怪我をするな。」
有香・珠美・悠貴「…………(押忍!)(はい!)(はいっ!)」
武道P「……では行くぞ。」
有香・珠美・悠貴・ヘレン「(押忍!)(はい!)(はいっ!)(ヘーイ!)」
武道P「…………………………」
翠「えっ……………い、今から行くのですか……?!」
武道P「私も忙しい身なのでな。用事は手短に終わらせねばならぬのだ。」
翠「………………でしたら…!私も連れて行ってください…!」
有香「……翠さんは武道Pさんの技のダメージが残っているはずです。寝ていてください。」
翠「>>65」
↑…ならば、せめてこの仲間の証を…
すでに私の仲間が一人潜入しているはずです、きっと戦力に…
安価把握
一時中断します
再開します
翠「しかし…! くっ、身体が痺れて……」
武道P「…………(かなりの疲労も蓄積しているか……)動けば障る。寝ていろ。」
翠「……………ならば、せめてこの仲間の証を… すでに私の仲間が一人潜入しているはずです、きっと戦力に……」
ス……
珠美「…これは……羽根……ですか……?」
悠貴「…………綺麗な羽根………………」
翠「……これを見せれば………分かってくれる筈です………」
ヘレン「…………………………」
翠「……星花を……よろしくお願いします……」
武道P「………………うむ。」
翠「…………………………」
武道P「……………………」
ヘレン「…………(彼女は…………)」
翠「………………ありがとうございます。お詫びとお礼は必ず…………何らかの形で……」
武道P「…………………………」
〜〜〜
翠「………くっ…………ただ寝ているだけしかできないなんて…………」
翠「…………ぐっ……」バサァ…バサァ…
翠「……羽根休めに専念しないと………………強い…………あの人なら………………」
翠「………星花………………………」
翠「………………………………」
翠「……私も………すぐに合流しないと……………………」
961プロ 本社ビル 玄関前
珠美「…………大きいビルですけどっ………珠美たちの事務所に比べれば…………」
悠貴「……私なんかっ、事務所でまだ迷子になる時がありますっ……」
有香「………………武道Pさん。」
武道P「…………ふむ。」
ヘレン「……それで、どうやって中に入るのかしら?」
武道P「>>74」
既に奴(P)に連絡をつけてある。
潜入のプロを寄越してくれるそうだ、少し待て
武道P「既に奴に連絡をつけてある。 潜入のぷろを寄越すそうだ、少し待て。」
ヘレン「潜入のプロ…………ふっ、そう言う事ね。」
シュタッ!シュタッ!
あやめ「命により只今参上しました。」
あやめP「忍が本分、ご覧に入れてみせるでござる。」
珠美「……あ、あやめ殿……?」
あやめ「こんばんは、珠美殿。」
悠貴「…………………………」
悠貴「…………に、忍者…………?」
あやめP「如何にも誠の忍にござる。」
悠貴「………………………………」
ヘレン「NINJA……潜入にはベストね。」
武道P「……ふむ……奴も何かを掴んでいたという事か。食えん男だ。」
あやめ・あやめP「……………………」
武道P「………………………………」
あやめ「漠然とした疑惑を抱かれていた様なのですが……疑惑に過ぎぬ故、こうしてわたくしたちに依頼をされていたのです。」
あやめP「万が一に備え、不審な点を調査して欲しい、と。……今宵疑惑が確信に変わったでござる。」
ヘレン「ふっ……つまりパズルのピースが見つかったと言う事ね。あなたたちも高いステージにいるようね。」
あやめ「……ありがとうございます。」
珠美「………………あ、あの…………」
あやめP「拙者達は影に忍ぶ者、故に正体を明かす事は叶わぬのでござる。その質問に答える事は出来ないのでござる。」
珠美「………………………………」
有香「……珠美ちゃん、悠貴ちゃん。あやめちゃんとあやめPさんは信頼できる人たちです。それは2人ともよく知っていますよね?」
珠美・悠貴「……………………」
有香「……それで十分じゃないですか?」
珠美・悠貴「……はい。(はいっ。)」
あやめP「…………かたじけないでござる。」
あやめ「………今宵は新月、潜入には適しています。」
武道P「…………ふむ。」
あやめ「>>80」
↑まずは潜伏中の味方と合流しましょう
あやめ「961プロ本社の見取り図も作成済み。あとは社内に仕掛けられた罠や用心棒をどうするかですが……まずは潜伏中の味方と合流しましょう。」
あやめP「……その翠殿のお話によればこの中に味方が居られるのでござったな?」
武道P「うむ。…………確かに先ずは内情を知るのが得策か。」
ヘレン「…とにかく……動かなければ、時間は余りないわ。」
あやめ「はい…この夜を逃せば機会は失われるでしょう。……着いてきてください。昼に潜入用の細工をしました。そこから入れる筈です。」
武道P「…………ふむ。……良いか?」
珠美・有香・悠貴「……………………」
961プロ 本社ビル 内部
夜警1「…………………………」
武道P「………………」シュタッ!
夜警1「………………?」
武道P「…………………」トン
夜警1「?!」バタッ……
武道P「……………………良いぞ。」
あやめP「お見事。」シュタッ!
あやめ「続きましょう。」シュタッ!
有香「押忍!」シュタッ!
珠美「はっ!」シュタッ!
悠貴「…………は、はぁっ!」シュタッ!
あやめ「………幾ら本社ビルと雖も…………些か警備が多過ぎますね…」
あやめP「この夜警の数は……何か隠していると見て間違いないでござる。」
ヘレン「……………………」シュタッ!
武道P「…………どうだ?」
ヘレン「ふっ……目的はこれでしょう?」っ人数分の警備服
あやめP「流石は世界レベルでござる。…………皆の衆、これより先はこれに着替えるでござる。」
あやめ「目的はあくまで救出にあります。見つからないのが一番です。」
珠美「………………………………」
悠貴「…………どうかしましたかっ?」
珠美「…………ぐすっ…………その…………珠美には制服の寸法が合わぬのではないかと………………」
あやめ・あやめP「?!」
ヘレン「>>86」
ソーイングスタート!(瞬時にダンサブルに服を仕立てる)
ヘレン「ソーイングスタート!」パチン!
〜〜〜♪←どこからともなくかかるダンサブルな音楽
有香・悠貴・珠美・あやめ・あやめP「?!」
ヘレン「………………ふっ、とまあこんなところね。」っSサイズ警備服×2
武道P「……ふむ。」
悠貴「え、えっとっ…………今のはっ?」
ヘレン「これが世界レベルのソーイングよ。」
悠貴「………………………………」
有香「い、今の音楽は…………?」
ヘレン「フッ、あなたもこのステージになれば理解できるわ。」
あやめ「今ので気付かれたり…………」
ヘレン「安心しなさい、世界レベルよ。」
武道P「ふむ。では男は目を瞑っておく。その間に着替えろ。」
有香・珠美・あやめ「……押忍!(はい!)」
悠貴「えっ……………あっ…………は、はいっ…………」///
〜〜〜
武道P「着替えは済んだな。」
有香(警備服)「押忍!」
珠美(警備服)「はい!………ぴ、ぴったりです………」
ヘレン(世界レベルの警備服)「フッ……警備服も着こなしてこその世界レベルよ。」
あやめ(警備服)「…………(忍び道具の仕込み直しは良し。)」
悠貴(警備服)「…………………………」///
あやめP「着替えた服は纏めて通風孔の中に置いていかれるでござる。少しでも身軽にならねばならぬ故。」
武道P「ふむ、通風孔の中ならば気付く事は無いだろう。」
悠貴「…………………………」///
武道P「……どうした?」
悠貴「あっ!い、いえっ!…………な、なんでもないですっ……!(武道Pさんだから…………その…………こっそり目を開けてたりは………………)」///
武道P「……ふむ、では我々も着替えると…………」
悠貴「……………………!!」///
武道P「……………?」
悠貴「>>93」
↑指の間からチラ見しようとする
悠貴「あ、わわわわわ…目、目をつぶってますっ!」///ササッ!
武道P「…………ふむ。」
あやめP「ささっ、急がれるでござる。」バサッ……
武道P「うむ。」バサッ……
悠貴「………………………………」///チラ………
武道P「…………む?」
悠貴「あ、あわわわわっ!な、な、何でもないですっ!」//////
〜〜〜
武道P(警備服)「ふむ……洋装は慣れぬな…」
有香「……こんな時に言うのもですけど………武道Pさんの洋服姿って……新鮮ですね。」
武道P「すーつなどは肌に合わんのでな。………悠貴?」
悠貴「………………………………」///
武道P「…………悠貴。」
悠貴「あっ…………は、はいっ!」///
武道P「緊張しているのか分かるが、平常心を持て。」
悠貴「えっ……………あっ、はいっ…………!」///
あやめP「…………では、皆の衆。これより本格的な潜入を開始するでござる。」
あやめ「警備が更に厚くなります。…………覚悟は良いですか?」
珠美「………元より覚悟は出来ております。」
有香「押忍!えっと……取り敢えず全員倒せばいいんですよね?」
ヘレン「いいえ、あまり目立たずに……戦闘は必要最小限に、それがインポータント。」
有香「……お、押忍…………?」
珠美「………翠殿の仰っていたお仲間……その方をまず探すのですね?」
あやめP「そうでござる。より内部に精通された方の助力があれば、救出が楽になるでござる。」
有香「…………(えっと…………倒す相手と倒しちゃいけない相手が居て…………)」
武道P「ふむ…………この羽根を見せれば直ぐに気付くと言っていたが……」
あやめ「どの様にしてその方を見つけるかですね……翠殿から何か聞いておられませんか?」
悠貴「えっとっ…………とにかく羽根さえあれば大丈夫とっ……」
あやめ「>>99」
↑
安価把握
一時中断します
再開します
あやめ「ふむ……む? このぬいぐるみは…?」
鳥?のぬいぐるみ「……………」
珠美「…………鳥……のぬいぐるみでしょうか………?それにしては妙な…………」
悠貴「………破れて中の羽毛がはみ出て…………あっ、このぬいぐるみ羽根の色、翠さんにもらった羽根と同じ色じゃないですかっ?」
有香「あっ………確かに!えっと…………つまり…………?!」
あやめP「……翠殿のお仲間の方の持ち物である可能性が高いでござる。」
武道P「…………ふむ、この場に於いて偶然と片付ける訳にもいくまい。」
有香「押忍!…………でも、何でその人のぬいぐるみがここに……?」
ヘレン「………それは彼らの護符の人形よ。」
悠貴「…………ご、護符っ……?お守りですかっ?」
ヘレン「ええ、最初の羽毛で出来た人形を肌身離さず持ち歩くのが彼らの風習なの。」
あやめ「…………………………」
珠美「えっと…………して、その人彼らと言うのは…………?」
ヘレン「話は後よ。………本来これを体から離す事はないはず……とすると…………」
あやめ「……潜入されている方が自らの持ち物を落とすなどと言う下手を打つとは考え辛いです………」
武道P「………ふむ。よく見ろ、その人形の傷は刃物による物だ。」
あやめ「……………僅かですが、血もついています。……………これが意味するものは……………」
ヘレン「………急ぎましょう。」
本社ビル内 窓辺
???「はぁ…………はぁ…………この傷だと…………飛べないか………」
???「………無念だ…………ここまでか…………」
ミミズク「……………………」
???「………潜入の失敗を伝えてくれ…………それと…他のお前の仲間にも………………」
ミミズク「…………………………」
???「………頼む…………もはや自力では脱出出来ない…」
ミミズク「……………………」
???「……小生は努めを果たせなかったか……………済まない………」
ドタドタドタドタ!
有香「………!……誰か居ます!」
???「…………新手か…!……くっ………どうせここで尽きる命ならば…………」グググ……
ヘレン「待ちなさい。私たちはあなたの敵じゃない。」
???「何を…………?!」
武道P「……ふむ、この羽根を見ろ。」
???「………………!それは翠の………?!」
ミミズク「?!」
あやめ「…………どうやら彼の方で間違いないようですね。」
あやめP「ああ………今翠殿の名を口になされた。」
???「………その羽根……お前たちは一体…………?」
武道P「>>110」
水野翠より、涼宮星花奪回の任を任された武道Pそして、その仲間たちだ。
武道P「水野翠より、涼宮星花奪回の任を任された武道Pそして、その仲間達だ。」
???「………………!」バサァ! !
有香・珠美・悠貴「?!?!」
シュシュッ!トト!
夜警2・3「?!」ガクッ……バタッ……
???「…………はぁ…………はぁ………………」
武道P「………………ふむ。(…………羽根で経絡を突いたか。)」
とある一室
有香「……………………」グルグルグル
???「…………かたじけない…」
有香「押忍!……少しじっとしていてください。」
武道P「………………其方は?」
あやめP「近付いてくる気配は無し。上手く撒けた様でござる。」
武道P「……ふむ。そうか。引き続き見張りを続けてくれ。」
あやめP「承知仕った。」
有香「……ふぅ……取り敢えずの止血は出来ましたが…………えっと………………」
???「…………?」バサァ…
有香「…………その………は、羽根の方は…………?」
???「…………ああ、これでいい。何と礼を申せば良いか…………」
有香「お、押忍…………!」
???「…………申し遅れた。小生の事は…………そうだな…翠Pと呼んで欲しい。」
有香「……押忍!……翠Pさん…!」
???「………………………」
翠P「…………翠には《星を見る3番目の者》を向かわせた。小生たちが合流出来た事は伝わる筈だ。」
武道P「それは先程の木菟の名か?」
翠P「…………ああ……」
武道P「…………………………ふむ。」
珠美「………………あ、あの…………」
翠P「……………分かっている。聞きたい事は山の様にあるだろう。」
珠美「……………あっ……………」
翠P「>>116」
安価ミス
>>119
↑
翠P「……待っていてくれ、もう一人朋という仲間がいる。我らの同族で『八卦掌』の使い手…役にたつだろう。」
悠貴「…………………………」
ヘレン「………ヘーイ。」ス……
翠P「…………!これは……!」
ヘレン「世界レベルのソーイングを施しておいたわ。……大事な者でしょう、あなたたち『空の民』にとっては。」
翠P「………………礼を言う………」
翠P「……今となっては迷信の類なのだが……自らの現し身を失う事はならぬとある。…………朋がその様な事にうるさいのでな…………ふふっ…………」
ヘレン「…………………………」
武道P「……今の内に少し休んでおけ。間も無く偵察に出ていたあやめが帰って来る。」
有香「押忍!…………怪我は大丈夫ですか……?」
翠P「…………ああ……お前は小生を恐れないのか?」
有香「…あなたは武人の目をしています。信頼出来る人です。」
翠P「…………………………」
武道P「…………………………」
珠美「…………冷静ですね……?」
武道P「…………心を乱されたか?」
珠美「あっ…………いえ…………!!」
武道P「………………ふむ。初めて人ならざる者を見れば致し方無しか。」
悠貴「ひ、人ならざる……者…………?」
武道P「……正しくは初めてでは無いのだがな。」
フクロウ「………………!!」
バサバサバサバサ!
翠P「……《西の月に鳴く羽根》か。」
フクロウ「………………」バサバサ
あやめ「ニンッ!」シュタッ!
あやめ「…………只今偵察の任より戻りました。」
武道P「………難しい任を与えたな。」
あやめ「いえ、隠れ忍びて探る事は忍の本分です。ご心配召されるな。」
武道P「……………ふむ。」
ヘレン「…………様子はどうだったかしら?」
あやめ「……はっ!わたくしたちの存在にはまだ気付かれていないようです。…………それと…………」
朋「翠P!」シュタッ!
翠P「……朋!何故ここが……?!」
朋「途中でその子と《西の月に鳴く羽根》に会ったの……!それより……もう!今日の運勢は最悪って言ったじゃん!」
ヘレン「………ヘーイ、あなたが朋?」
朋「>>127」
はい……私が朋です。
朋「……はい……私が朋です。」
ヘレン「………………成る程…」
朋「…………………………………」
翠P「……身構えるな。……星花を救う助力をしてくれるそうだ。」
《西の月に鳴く羽根》「……………」バサバサバサ……ガシッ
翠P「……ご苦労だった。」
朋「……………………………………」
朋「…………………………」
武道P・有香・珠美・悠貴・あやめP・ヘレン「………………………………」
朋「…………ふーん…………気の巡りは…………成る程………………………分かったわ。」
翠P「…………………………」
朋「……悪い気の巡りは感じないし……待ち人来るって今朝の占いで出たの。」
翠P「…お前たちを信用するそうだ。」
武道P「…………ふむ。有難い。」
〜〜〜
翠P「……改めて名乗ろう。小生は翠Pと言う。正しい名は別にあるが……何分長い名なのでな。」
朋「あたしも朋でいいわ。………あなたたちが来てくれたのは不幸中の幸いと言ったところね。」
武道P「…………こちらは今し方名乗った通りだ。」
悠貴「…………………………」
朋「…………羽根は珍しい?」
悠貴「あっ……いえっ…綺麗だなって思ってっ………」
朋「…………そう。」
翠P「…………『占い』の結果はどうだ?」
朋「…………占い通りならあんまり……ね。……今回ばっかりは占いを信じたくないわ。」
翠P「…………………………」
朋「…………………………………」
翠P「…………時間がない。しかし、助力してくれると言う相手に隠し事は出来ない。…………奴らの目的は恐らく星花の持つ力にある。」
有香「…………力……ですか……?」
翠P「>>134」
バイオリンの音楽で人の心を動かせるのだ、攻撃翌力を高めたり人を癒したり
それに、それらを織り交ぜた細剣術も得意とする…
本来なら護衛の我らよりお強いはずなのだが
>>132+雷や氷なども操る
翠P「バイオリンの音楽で人の心を動かせるのだ、攻撃翌力を高め、人をを癒し、雷休み氷なども操る。それに、それらを織り交ぜた細剣術も得意とする… 本来なら護衛の我らよりお強いはずなのだが………………」
朋「そう…………星花が捕まるなんて何か理由がある筈なんだよね。それが分かるまでは手が出す事は出来なかったんだけど………………予定が変わった。」
武道P「…………其奴の傷と関係があるのか?」
翠P「………………そうだ……急ぎ救出せねばならぬ理由が出来た。…………しかし、小生は返り討ちに会いこの様だ。」
ヘレン「…………………………」
朋「…………星花の力が悪用されれば…………大変な事になる………………」
???
黒井?「まだ自分がどう言う状況にあるか分からんようだな?」
星花「……………………」ジャラ……
黒井?「…教えてやろうか。貴様のような者の事を文字通り籠の鳥と言うのだ!ハーハッハッハッハッハ!!」
星花「………………………」
黒井?「………クックック………今に世界は私の物になる。」
星花「………………………………」
黒ちゃん………?
一本の矢(安価)から始まった、武道Pの長い1日、三部作でお届けします
今回はちゃんと三部作です…(震え声)
新キャラが多いです…………
まさかのまさかの続く
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