北斗「翔太、冬馬の秘密を知りたいかい?」 (50)
翔太「えっ?冬馬君の秘密?」
北斗「ああ」
翔太「そういえば僕たち冬馬君のことまだわからないことがあるね」
翔太「結構長くいたのにあんまり言ってくれなかったね、北斗君のことはわかったけど」
北斗「俺もだ、翔太のことはわかったがあいつのことはまだわからない」
北斗「だから暇つぶしに冬馬を尾行して秘密を探ることにした、そしたら…」
翔太「そしたら?」
北斗「冬馬は>>3だ」
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765の誰かと付き合ってる
北斗「765プロの誰かと付き合っているんだよ」
翔太「…へ~……」
北斗「あれ?なんか微妙な反応だね?普通なら…」
翔太『ええええええええええええ!?あの冬馬君が765プロの人と付き合ってるんだってェ!?』
翔太『何かの間違いだよ!そんなのありえないよ!』
北斗「…って驚くはずだと思ったけど」
翔太「うん、実際驚いている、驚きを通り越してもうこんなそっけない反応になった」
翔太「まあ…念のため聞くけど誰と付き合っているの?」
翔太「尾行したんだったら誰と会ったのかわかるよね?」
北斗「ああ、>>6だ」
やよい
北斗「やよいちゃんだ」
翔太「えっ…?」
北斗「翔太もわかるだろ?何度か関わったりしたから」
翔太「いや…、その…何かの間違いだよね?」
翔太「確かに冬馬君は自分より年下の女子相手にはとても優しいけどさ、うん…」
翔太「でも…でも!」
翔太「これってあれだよね!完全に冬馬君ロリコンじゃないか!そんな素振りをたくさん見たけどまさか!」
北斗「落ち着け翔太、冬馬がロリコンだということは今までのサイン会や祭りや握手会とかで既に把握しているだろ」
翔太「うん…だけど…」
北斗「小さなエンジェルちゃんを優しくしたいという気持ちはわかるが…俺も見た時背筋が震えた」
北斗「あいつはもう俺たちのリーダーじゃない、ただのロリコンだ」
翔太「…ねぇ北斗君、冬馬君は本当にやよいちゃんと付き合っているのかな?」
北斗「どういう意味だ?」
翔太「尾行して様子を見ただけで冬馬君がやよいちゃんに何か色々したところを見たわけじゃないよね?」
翔太「むしろその逆じゃないかな?例えばやよいちゃんの買い物を冬馬君が手伝ったとか」
北斗「確かに一緒にいたところを見ただけで手をつないだりした素振りは見なかった、もしかしたら俺の思い込みかもしれないな」
北斗「よく考えたらリーダーを疑うなんて俺らしくなかったな…、そもそもあいつは根はとてもしっかりしているからそこのところは弁えているはずだ」
翔太「それで、どうしたらいい?」
北斗「とりあえず>>14」
1.冬馬を尾行
2.真実を冬馬に直接聞く
3.真実をやよいに直接聞く
4.その他
3
北斗「とりあえずやよいちゃんに聞きに行こう」
北斗「冬馬を信用していないわけじゃないが…冬馬に聞いたら間違いなくはぐらかすだろう」
北斗「だけど彼女ならきっと正直に言ってくれるに違いない」
翔太「なるほど」
北斗「というわけで早速会いにいこう、まず765のプロデューサーさんに連絡をして…」ポパピプペ
765プロ
P「やあ、二人とも久しぶりだな!」
P「新曲、とってもよかったぞ!出したばかりなのに*と互角だなんて幸先いいじゃないか!」
北斗「聴いてくださったのですか、そう言われるとアイドルをまだ続けた甲斐がありましたよ」
P「それで、やよいに話って何だ?俺には言えないことか?」
北斗「それはこれからの会話次第です、場合によっては内容をお伝えします」
北斗「なので今は俺と翔太と彼女だけで話をさせてください」
P「あ、ああ…わかった」
やよい「北斗さん!翔太君!お久しぶりです!」
翔太「お久しぶり、やよいちゃん」
北斗「チャオ、やよいちゃん」
やよい「…二人とも、どうかしたんですか?顔、なんか怖いです…」
北斗「あっ、ごめん…怖がらせちゃったね…」
翔太「ねぇやよいちゃん、単刀直入に言うけど、この前冬馬君に会ったよね」
やよい「うん、会ったよ!」
北斗「それで、あいつと何をしていたのか話してもらいたいんだけど…」
やよい「えーと…、>>20」
べろちょろを拾ってくれたお礼
やよい「この前私、大切なべろちょろをうっかり落としてしまったんです」
翔太「そのカエルのポシェットだね」
やよい「落として困っていてどうしようかと思って、プロデューサーに相談でもしようかなと考えていたら」
やよい「冬馬さんが私のところにべろちょろを届けてくれたんです!」
やよい『ない…ない…どうしよう…このままじゃ…』オロオロ
冬馬『見つけた』
やよい『えっ?冬馬さん?』
冬馬『ほら、このポシェット、高槻のだろ?』
やよい『ああ!私のべろちょろ!冬馬さんが探してくれたんですか!?』
冬馬『ああ、散歩中に偶然見つけてな、名前が書いてあったから直接事務所に届けようと思ったんだが』
冬馬『どうやらその必要はなくなったみたいだな』
やよい『うっうー!ありがとうございます!』
やよい「というわけです!」
北斗・翔太「なるほどね」
北斗「流石曲がったことが嫌いで根が優しい熱血野郎だな!」
北斗「相手が困っているところを見たら迷わず助けるのがあいつの一番いいところだ」
北斗「あのツンデレ染みた性格を除けば最高で頼りがいのある男だしな!」
翔太「ちょっと!そのツンデレが冬馬君の個性でしょ?除いちゃダメだよ!」
北斗「おっと、ごめんよ!」
やよい「それでお礼に>>25」
家に呼んだ
やよい「家に呼んだんです!」
北斗・翔太「…えっ?家に?」
やよい「はい!」
北斗「拾ってくれただけだからわざわざそうする必要はないと思うけど…?」
やよい「冬馬さんも同じことを言ってましたけど、大切なべろちょろを拾ってくれたんです!」
やよい「だからきっちり御礼をしないといけません!それが礼儀というものです!」
北斗「確かに話の筋は通っているな」
やよい『どうぞあがってください!』
冬馬『邪魔するぜ…いや、お邪魔します』ガラガラ
長介『うわぁ!ジュピターのリーダーの羅刹じゃん!』
冬馬『羅刹じゃねえ!冬馬だ!』
かすみ『なんかこの前のアニメで名前を間違えられたバイクの人にちょっと似てるね』
長介『冬馬が家に来たなんてスゲー!握手お願いしていいか?』
冬馬『ああ、ほら』グッ
長介『おお!やった!あっ、そうそう…実は俺、俺たち兄弟専用のジュピターの衣装を持っているんだけど見てみるか?』
冬馬『気になるな、ぜひ見させてもらうぜ』
やよい「とかあったりしました!」
翔太「ふむふむ」
翔太「話し聴く限り冬馬君楽しそうみたいだね、いつもと違った笑顔をしていたらしいし」
北斗「そういえばあいつは母は死別、父は単身赴任でずっと一人暮らしをしているらしい」
北斗「俺たちと違って兄弟とかがいなかったから、きっとハメをはずしたんだろうな」
北斗「本当の兄弟はいなくても、その代わりとして彼らを弟としてみていたかもしれない」
翔太「それは流石に考えすぎだよ」
北斗「まあな、だけど俺も見てみたかったよ…きっと冬馬のいつもと違った顔が見られたと思うから」
やよい「それで家に呼んだ後、>>32」
いい感じになった
やよい『いい感じになって…』
北斗「!?」ガタッ!
翔太「!?」ガタッ!
P「!?」バタン!
やよい「えっ!?プ、プロデューサー!?」
P「やややややよい!いいいいいいい感じって何だ!何があった!?」
翔太「あらら、盗み聞きしちゃっていたんだ」
北斗「まあいいか、大切なアイドルに何があったのかを知りたい気持ちはわかる」
北斗「俺も妹がいるけど、最近何かあったのか全く話してくれなくて困っているんだ]
北斗「時折こっち見たらそっぽ向いたり赤くなったりしたりして、何を考えているのかわからないんだ、こっちは心配しているのに…」
P「フー…フー…やよい、冬馬といい感じになったってどういう意味か教えてくれ」
やよい「は、はい…>>37」
>>35+安心した
やよい「お兄ちゃんがいたら、こんな感じかなって」
北斗「お兄ちゃん?」
やよい「はい!」
冬馬『高い高~い!』
浩司『きゃはははは!』
やよい『もやし料理がたくさんできました!』
やよい『冬馬さんもいかがですか?』
冬馬『それじゃあお言葉に甘えようかな』
長介『え~、もうちょっと遊んでくれないのか?』
冬馬『食い終わったら続きしようぜ!』
長介『約束だぞ!』
長介『ごちそうさまー!』
やよい『ちょっと食べるの早いよ!よく噛んで食べないと胃に悪いよ!』
冬馬『高槻の言うとおりだ、飯をまともに食えない悪いやつとは一緒に遊べねえな』
長介『えっ…そんな…』
冬馬『冗談だ、一緒に遊んでやるよ、お前も俺と遊ぶために早く食い終わりたかったんだろ?』
冬馬『お前が俺といたい気持ちはよくわかった…だがな、周りのことも考えないとみんなが困っちまう、俺もまだ食い終わってないしな』
冬馬『周りの気持ち…特に作ってくれた姉ちゃんの気持ちも尊重にしろよ』ナデナデ
長介『…うん、わかったよ//』
冬馬『よし、いい子だ』
やよい(冬馬さん凄いな~、まるでお兄さんみたいです)
やよい「というわけがあったんです!本当のお兄さんみたいでとっても安心しました!」
翔太「とりあえず、こっちも何事もなくて安心したよ」
P「てっきり変なことをしたと思ったんだが、杞憂だったようだ」
北斗(なにその冬馬、とってもカッコいい…)
P「とりあえず、冬馬と何かあんなことやこんなことをしたわけじゃないんだな?」
やよい「あんなことってなんですか?」
P「いや、なんでもない…」
北斗「まあ、真相がわかったので俺たちは帰ります」
北斗「やよいちゃん、今日はありがとう」
翔太「おかげで冬馬君の無実が証明されたよ」
やよい「どういたしまして!あと無実って?」
翔太「気にしないで」
北斗「今日はどうもご迷惑をおかけしました」
P「いや、こちらこそホッとしたからいいよ、また遊びに来いよ」
北斗「ええ、後日また」
北斗「…」
翔太「北斗君、結局違ったでしょ?」
翔太「二人が付き合っているだなんてただの考えすぎだよ、実際は違ったじゃないか!」
北斗「ああ、冬馬はきっとよからぬことを考えていると思っていたが、どうやら違ったみたいだ」
北斗「むしろ俺がよからぬことを考えていたみたいだな…、ははっ、我ながら恥ずかしいよ」
翔太「それで、冬馬君のことどうする?」
北斗「とりあえずからかっておこうか?きっと顔真っ赤にしていろいろ言い訳すると思うから」
翔太「あ、いいねそれ!なんか面白そう!」
ガチャ
冬馬「あ、お帰り二人とも」
北斗「フフッ」ニコッ
翔太「~♪」ニヤニヤ
冬馬「…何だよ二人ともニヤニヤして?」
翔太「冬馬君、この前やよいちゃんの家に行ったんだってね?」
冬馬「!?ど、どこでそんなことを聴いたんだよ…!」オドオド
北斗「あの冬馬もそんなお兄さんらしいところもあったとはね、興味深い」
翔太「ねぇ、冬馬お兄ちゃんって呼んでもいい?」
冬馬「呼ぶな気色悪い!」
翔太「アハハハハ♪」
北斗(本来の俺が思っていた秘密とは随分かけ離れていたけど)
北斗(これも結構意外なものだったな、普段の冬馬とは別の活き活きしたところを聞けた)
北斗(…にしても冬馬兄さんか、悪くないな…俺もあんな兄が欲しかった、だけど今は俺が兄だ)
北斗(俺も冬馬を見本にして立派な兄を目指そう)
翔太「それでやよいちゃんや弟たちとほかに何をしたの?」
冬馬「何もしてねぇって言ってるだろ!」アセアセ
北斗(…いや、今のこの状況も兄弟みたいなものか、なら兄なりの方法でこの状況を楽しもうかな☆)
冬馬「いい加減にしてくれぇ!」
TRUE END ―理想の兄―
ホモか逮捕ENDになるかと思いました(KONMAI感)
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