男「」
女教師「ご、ごほん! で・・・それで、君の授業態度は非常になっていないわけでだな!」
男「後にオバケがいるって言っただけなのに」
女教師「おば・・・」ビクビクッ!
男「www」
女教師「こ、今後は気をつけるように」
男「はい・・・(ニヤニヤ)」
女教師「何をニヤついている!これは少し厳しくする必要がありそうだ」
女教師「グランド10周!」
男「は~いw」
女教師「何故あんなにゆっくり走った・・・すっかり暗くなってしまったではないか」ビクビク
男「知ってます? この街道、女の人が死んだんスよ」
女教師「・・・・何?」
男「車に撥ね飛ばされて、血塗れの生首が吹っ飛んで、終いには別の車のタイヤに潰されてぺちゃんこ」
女教師「そ。そうか、なんとも気の毒な話だ」
男「で、その女のばらばらになった首・・・つまり、目や鼻、口、歯などが、夜になると集まってきてこのへんを飛び回るとか」
女教師「キャアーーー-ーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
男「www」
女教師「はっ!!」
男「恐いんですかあ?」
女教師「きゃああー、なんて、面白い怪談話だ!と言おうとしたのだ!」
男「・・・・ズボン、濡れてますよ」
女教師「な・・・なっ!?」サッ
男「冗談冗談」
女教師「お、おのれ!」
女教師宅
女教師「・・・・・・・・」
女教師「後ろからでていた・・・・・(涙)」
授業
女教師「そこ!居眠りとはいい度胸だな」
男子生徒「す、すみません・・・昨日寝てなくて」
女教師「どうせエロビデオでも見ていたのだろう。真面目に授業を受けろ!」
男子生徒「は、はいっ!!!」
女教師「うむ。・・・・ん?」
男「zzz」
女教師「ほほう、堂々と寝るとはな・・・・」
男「む?」
女教師「いい度胸じゃないか、昨日の注意が全くこたえていないようだ」
男「すいません昨日寝てなくて」
女教師「どうせエロビデオでも見ていたのだろう。」
男「いいえ、ホラービデオですw」
女教師「な!?」
男「すごいんスよ~、人の顔が割れて骸骨がバー-っと出てきて、内臓が」
女教師「や、やめろ!授業中に関係のない話をするなあ!」
男「はーいww」
女「ねえ、今度のガッコの合宿でなんか面白いイベントないかな」
女友「そうよね、折角皆で過ごすんだし」
男「怪談なんてどう?」
女「はあ?何よ急に顔出して」
男「まあまあ、俺だってクラスの一員なんだし、案を出すくらいいいじゃないの」
女友「そんなこといって、女の子に抱きつかれたいとか思ってるんでしょ。キモッ」
男「そ、そんなんじゃ・・・」
女「じゃー、イベントは肝試しに決定ということで」
女友「いよーし!イケメン男子に抱きつくわよぉ!」
男「」
肝試し会場
女教師「何?わ、私にも参加しろだと?」
女「男子一人あぶれちゃったんですよ」
男「・・・・・・」
女教師「き、君か・・・・」
男「皆が嫌だって・・言うんです・・・・」
男「組んでください・・せんせェ・・・グスッ」
男「ニヤリ」
今までの作品の中でもっともあかん男になった気がする
女教師「うぐ・・・・不気味だな・・・は、ははは」
男「そーですねーwww」
女教師「お、脅かし役とかがいるのだよな・・・・」
男「いーえ、この辺は本物が出るって評判ですからwww」
女教師「・・・・」サァァ・・・
女教師「し、しずかだな、他の生徒の声がしないぞ」ガタガタブルブル
男「せんせー、震えてますねー」
女教師「わ、私は寒がりなんだ!」
男「蒸し暑いなー今日は」
女教師「うぐ・・・」ガタガタ
女「きゃーーーーーーーーっ!!!!」だきっ
イケメン「大丈夫だよ、ただの人魂だww」
女「あー、ほんとだな~んだ・・・って!」
イケメン「ははは」
女教師「!!!!何だ今の悲鳴はあああっ!!」ビクビクビクゥ!!
男「www」
女教師「わ、私の生徒が危険な目に!今行くぞオオオ!」ガシッ
男「逃げない逃げないww」
男「ww」
女教師「な、なにか言いたいことでもあるのか!!」ビクビク
男「いーえなにも。先生みたいな美人でエロい人と一緒にいれて嬉しい限りですw」
女教師「え、エロい・・・って」
男「それに、すっごい落ち着いた感じですからね。肝が座ってるって言うか、いつも毅然としててカッコいいし」
女教師「・・・そ、そうか(ホッ、ばれていない)」
女教師「む、そろそろチェックポイントか」
男「顔面ドロドロぐちゃぐちゃになって死んで、すぐに化けて出ると評判の幽 霊太さんの墓です」
女教師「・・・・・・・・・・・・・・は」
男「立ち尽くしてどうしたんスか?」
女教師「な、なんでもない、いくぞ!」
女教師「ついた・・・・」ビクビク
男「お、俺達が一番乗りだ。皆イチャイチャしてるんだろうな・・とにかくここにサインを・・・と。はい、先生」
女教師「あ、ああ」
男「あ、幽 霊太さんが化けて出た」
女教師「ヒイイーーーー-------ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」
女教師「やめてえっやめてええっ!来ないで!お願い!何でも言うこと聞くから!ねえお願い!土下座でも靴舐めでもなんでもいたしますううううう!だからお願い、許してえええ!!」
男「wwww」
しょろろろろ・・・・
男「おっ!?」
ぶりりりり・・・・
男「おおおおっ」
女教師「こわいよ・・・こわいよお・・・たすけてぇ・・・・」ブルブルブルブル
男「wwwwwwwww」
帰路
女教師「ううう・・・頼む・・・誰にも言わないでくれ・・・」
男「はいはいwwそれより、風邪引かないでくださいよ、下半身スッポンポンなんスから」
女教師「ううう」
男「それにしても、先生があんなにオバケが恐かったなんて」
女教師「!い、言うな!!怒るぞ!!」
男「あ、オバケ」
女教師「ひっ!」ビクッ
女教師「ど、どこだ!?どこに・・・こ、こわいいいいいい」ガタガタガタガタ
男「wwww」
翌朝
イケメン「結局、男と先生以外の誰もゴールにいけなかったわけか」
男「え。なんで?」
イケメン「それがさ、女の人のものすごい悲鳴が聞こえて・・・」
男「悲鳴・・・」
イケメン「うん、聞いたこと無い高い声だったから幽霊の発した声じゃないかって皆騒いでさ、仕方なく引き返したんだ」
イケメン2「そうそう、そんで、しかも、腐ったような・・・っていうか、クソ小便が混じったような嫌な臭いがしてさ、例のお墓の幽霊の・・・ほら、顔がぐちゃぐちゃになって死んだって人の。あれのじゃないかって」
男「幽 霊太さん?」
イケメン2「それそれ。やっぱりホントにいるもんなのかねー」
男「ふう~ん。ま、俺は運が良かったのかな。その声が響く前にゴールできたから」
イケメン「違いない、ハハハ」
男「違いないって」
イケメン2「ハハハ、ま、とにかく優勝はお前のチームだな。先生がいたから心強かったんだろ?なんてね」
男「そんなんじゃね-って」
イケメン「ハハハハ」
イケメン2「ハハハハ」
男「wwww」
女教師「うううううう・・・・」
今日はここまでー
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