ユート「死んだ世界戦線?」 ゆり「そうよ!」 (360)
安価あり。
遊戯王とエンジェルビーツのクロスSSですが、デュエルは基本やりません。
して欲しいなら無理やりねじこみます。
時間軸はエンジェルビーツの一話辺り。気が向いたら音無もだすかも
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427027065
ユート(こ、ここは一体?)
知らない場所だな。ここは…学校?新しい次元か?
ユート(まずは人を探して情報を…)キョロキョロ
??「ちょっとそこのアンタ!」
ユート「…ん?俺か。何か用か」
??「あんたここがどこか分かってないんでしょ?ならちょっと私についてきなさい。ここについていろいろと教えてあげるわよ」
ユート「君はここがどこなのか知っているようだな」
??「ええ、もちろん」
ユート「ならば教えてもらおう。ここはどこだ」
??「だから、ついてくれば教えてあげるって言ってるじゃない」
ユート「見知らぬ相手にノコノコとついていくとでも?君が何者かは分からない以上ついてはいけないな」
ゆり「あら、ごめんなさい。名前を言い忘れてたわね。あたしは仲村ゆり。あなたの名前も教えて欲しいわ」
この娘、敵意はないようだな。だがこいつが融合次元の手先でないとは言い切れない。だがここがどこだか分からない以上は…。
ゆり「ちょっと聞いてるの?急にダンマリしちゃって」
ユート「ああ、すまない」
ここは一か八かの賭けに出るしかなさそうだな。
ユート「俺の名前はユートだ。」
ゆり「ユート君ね。それじゃあ行きましょうか」
ユート「行くって、どこにだ?」
ゆり「あたし達の作戦本部へよ」
ユート「おい、俺はまだついていくとは…」
ゆり「まあまあ、そんなに警戒することもないじゃない。それに、あたしは少なくとも敵ではないわよ、安心なさい」
ユート「…分かった。信じよう」
―対天使作戦本部前
ゆり「着いたわ。ここがあたし達の拠点。対天使作戦本部よ」
ユート「天使だと?」
ゆり「ええそうよ。天使についてはあなたが加入してくれたら説明してあげるわ」
ユート「この世界については?」
ゆり「それはあなたの為にも、加入しなくても教えてあげるわ」
ここは融合でもエクシーズでもスタンダードでも無い様だな。だがシンクロ次元にしては技術が古すぎる…。まさか新たな次元が?
ゆり「神も仏も天使も無し。諸君!新人を連れてきたわよ!」ガチャ
野田「戻ってきたかゆりっぺ!そして新人というのは…」
ユート「……」
野田「ふん。なんだこのひょろひょろした奴は。戦力になるんだろうな」
日向「おい野田!初対面の奴に対して言う言葉かそれは!よぉ、新人さん」
大山「うわぁ、すごい髪型だねぇ」
藤巻「髪型すげえな。もしかしてヤンキーだったりするのか?」
ユート「ヤンキーなどではない。」
藤巻「ヤンキーじゃねえのにその髪型、度胸のある奴が来たもんだ」
ユート「別にこの髪型にセットしているわけではない。元からこうだ」
TK「Oh…it's crazy」
何なんだこいつらは。
ゆり「ちょっとあんた達、髪型はもういいでしょ!ユート君、自己紹介なさい」
ユート「…。俺の名前はユートだ。」
日向「おう!俺は日向だ!よろしく頼むぜ、新人さん」
藤巻「俺は藤巻ってんだ。よろしくな」
大山「僕の名前は大山。覚えてもらえるとうれしいな」
TK「Foooo!!Let's dance!Come on!」
ユート「彼は…?」
ゆり「あぁ、彼はTKよ。本名は分からないけど、皆はそう呼んでいるわ」
ユート「彼はそれでいいのか?」
松下「名乗らないのだから仕方なかろう。俺は松下護騨。よろしくな」
高松「高松と言います。よろしくおねがいします」
椎名「あさはかなり…」
ユート「…君の名は?」
椎名「………」
ユート「………」
椎名「椎名だ」
ユート「そうか」
藤巻「椎名が喋った!?」
大山「よほど自己紹介が大事だってことだよ!」
日向「いや、自己紹介だからね?名前言うのは当然ですから!」
岩沢「私は岩沢だ。よろしく頼むぜ、新人」
ゆり「さ、これでここに居る人たちの自己紹介は終わったかしら?」
ユート「おい、早くこの世界について教えてもらおうか」
ゆり「まあそう焦らないの」
ユート「焦らずにいられるか!訳の分からない場所に飛ばされて、なぜ焦らない!」
日向「まあ一理あるわな」
ゆり「ところであなた、死んだ時の記憶は覚えてるかしら?」
ユート「死ぬだと?まさかここが死後の世界だとかいうんじゃないだろうな」
ゆり「あら?そうよ」
ユート「ふざけているのか!死後の世界だと?」
ゆり「残念だけれど、本当よ。実際ここに居る人たちは一度死んでいる。私もそうよ」
ユート「それならば俺は死んだと言うのか!」
高松「信じられないのならば、一度深く考えてみてはいかがでしょう。もしかしたら何か思い出せるかもしれませんよ」
ユート「考えると言ったって…」
日向「ほら、目を瞑ってみろって。冷静になってもう一度考えてみろよ」
ユート「……」
俺が最後に覚えていることはユーゴとのデュエル…。俺はあの時、死んだというのか?
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ユーゴ「バトルだ!俺はクリアウイング・シンクロドラゴンで、ダーク・リベリオン・エクシーズドラゴンに攻撃!旋風の…ヘルダイブスラッシャァァー!!」
ユート「遊矢!危ない!」ダンッ
遊矢「うわ!」
ユート「ぐわあああああ!!」
遊矢「いつつ…。おい、ユート!大丈夫か!?」
ユート(うぅ…深手を負ってしまった…)
ユート「ふっ…」
ユート「デュエルで…笑顔を…」
遊矢「えっ?」
ユート「君の力で…世界に、皆の未来に…笑顔を…」
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俺はあの時、死んだのか?
ゆり「どうやら思い出せたみたいね」
日向「その、何だ。お前の生前に何があったかは分からないが、そう気を落とすな!俺らはお前の味方だからよ!」
松下「そうだ。互いに手を取り合い、協力し合おうじゃないか」
野田「ふん」
ゆり「それで、ユート君。どう?私たちの味方になってくれるかしら?」
ユート「…すまない。少し時間をくれないか」
ゆり「いつごろ返事をくれるのかしら?」
ユート「明日までには決めよう。」
ゆり「わかったわ。それじゃ、明日の朝9時にこの部屋の前まで来てくれるかしら?」
ユート「了解だ」ガチャ
日向「お、おい。お前明日までどこに居るつもりだよ」
ユート「寝る場所も無いからな。野宿でもするさ」
大山「の、野宿!?」
ゆり「そんなことしなくても、寮に行けば自分の部屋があるわよ。日向君、案内してあげなさい」
日向「お、俺!?まあいいけどよ」
ゆり「さて、これで今日することは終わったし、解散よ!」
藤巻「それじゃ、帰るとするか」
大山「岩沢さん、解散だって。」
岩沢「~♪~♪…あ、終わり?」
松下「岩沢、こういうときぐらい作曲はやめたらどうだ…」
ゆり(今回は簡単にメンバーが増えるかもしれないわね~♪)
―男子寮内
ユート「……」スタスタ
日向「(やべえ、すごい気まずい…)」スタスタ
ユート「おい」
日向「え?あ、ああ何だ?」
ユート「お前達はいつごろからこの世界に居るんだ?」
日向「あー、そういえば気にしたこと無いなぁ。どんぐらいだろう」
ユート「この世界に瑠璃という女の子が来なかったか?」
日向「瑠璃?聞いたこと無いな。親友かなんかか?」
ユート「いや、俺の友人の妹だ。そうか、来てないか…」
ならば、瑠璃はまだ死んでいないのか?だとしたら瑠璃はやはり融合次元の手先にカード化されたままか…。
いや、まだ死んでないだけでもよしとしよう。
日向「お、おい。顔が怖いけど大丈夫か?」
ユート「…すまない」
日向「謝るなって。お、着いたぞ。ここがお前の部屋だ」
ユート「ここまで送って貰ってすまないな」
日向「あ、そうそう。ここルームシェアだから、部屋に多分もう一人いるはずだから、そこだけ注意しとけ」
ユート「わかった。本当にすまないな」ガチャ
日向「じゃ、また明日なー」
バタン
ユート「ふぅ、疲れたな」
「ん?君は?」
ユート「今日からこの部屋で過ごすことになったユートだ。よろしく頼む」
「そうか、よろしく」
ユート「君の名は?」
>>16「>>16。よろしく頼む」
人物は一回死んでいる人でなければ再安価とります。遊戯王キャラならばデュエルします
直人
直…人?
え?漫画版ZEXALの作者だと!?勝手に殺すのはよくないので
再安価>>18
よく考えたら遊戯王で死んでる人無茶苦茶居るので遊戯王とエンジェルビーツに限定します
カード化はともかく、死んで生き返った奴って案外少ないな
鬼柳で
死人で尚且つ友好的な遊戯王キャラなんて王様、大徳寺(?)、ブルーノしか居ないんだが…
というかペガサスやバリアン勢は、安価対象に入るの?
>>19
エンジェルビーツの世界だと、死んだ時間は関係ないみたいなので、バリアン勢は含みます。
ペガサスはアニメだと生き残っていたので対象にははいりません。
鬼柳「鬼柳京介。よろしく頼む」
ユート「ああ、よろしく。ん?それはデッキか?」
鬼柳「ああ。まあ、この辺りにはデュエルする相手なんかいやしないがな」
ユート「!?この世界にはデュエリストがいないだと!?」
鬼柳「世界はおおげさだろ」
ユート「…どうやらお前は気づいてないようだな」
鬼柳「ん?何にだ?」
ユート「今から説明してやる」
ユートは鬼柳にこの世界が死後の世界であることを告げた。
鬼柳「おいおい、マジかよ。ここが死後の世界だと!?でもよく考えてみりゃ、なんか死んだ気もするぜ」
ユート「なんだその曖昧な答えは」
鬼柳「生前に色々あってな、頭の中がごちゃごちゃしててよ…」
ユート「まあ生前に何があったかは聞かないが、お前も苦労したようだな」
鬼柳「ところで、さっきの口ぶりだとお前もデュエリストだったのか?」
ユート「ああ、そうだ」
鬼柳「じゃ、ちょっとデュエルしてみないか?ここに居るとデュエルする相手が居なくて全然満足できなくてよ」
ユート「勿論。…と言いたい所だが、あいにくデュエルディスクもデッキもないんだ」
鬼柳「そこは心配するな。どうやらな、生前に強く思っていた物はこの世界にあるみたいなんだ。俺のときもそうだった」
ユート「じゃあそのデッキはどこから見つけたんだ?」
鬼柳「あそこに学校があるだろ?俺の机がそこにあってな、その引き出しの中にあった」
ユート「…俺の机はあそこに無いぞ。俺はこの学校の者ではない」
鬼柳「いや、それは違うぜ!!」
ユート「何が違うというのだ」
鬼柳「どうやら、この世界に来た瞬間に俺たちはこの学校の生徒になる仕組みらしいぞ」
ユート「そんなことどうやって分かるんだ」
鬼柳「生徒会長って奴に聞いた。たぶんあいつも死んだんだろうな」
ユート「だが、そうなると学校まで取りに行かなくてはいけないのか…」
鬼柳「うーん、そうなるな」
ユート「仕方が無い。明日にするか」
鬼柳「残念だが、仕方ねえな」
ユート「この机は?」
鬼柳「ああ、お前のものだ。各部屋に二つずつあるみたいだぜ」
ユート(相変わらず木製か…。引き出しのなかには何が…)ガラッ
ユート「!!」ガタッ
鬼柳「ん?どうしたユート」
ユート「俺の机にデッキとデュエルディスクが入っていた…」
鬼柳「お!じゃあデュエルできるじゃねえか!就寝時間まであと30分あるし、一回やろうぜ!」
ユート(今一度自分のデッキを確認してみるか…)
ユート(ふむ。大方デッキの内容は変わっていないな。)
ユート(ん?このカード、見たこと無いぞ?こんなカードデッキに入れた覚えが無い)
さあそのカードとは!?
二種類ほど、カードの安価をとります。理由はユートの使用カードが少なすぎるためです。
すでに存在するカードもよし、オリカでもいいです。(ただしぶっ壊れはなし)
ユート(>>24に>>25か。しかしだれがこんなマネを?隼とカードが混ざってしまったか?)
覇王黒龍オッドアイズリべリオンドラゴン
No.101 S・H・Ark Knight
ユート(覇王黒龍オッドアイズリベリオンドラゴンにNo.101 S・H・Ark Knightか。どちらも聞いたことが無い。)
ユート(しかもリベリオンドラゴンの柄がおかしくないか?これは遊矢がつかっていたペンデュラムカードというやつか?)
ユート(だが、ペンデュラムカードは単体では使えない…。なぜこんなカードが?)
ユート(片方…サイレントオナーズ?こんなエクシーズモンスター聞いたことすらないな。)
ユート(だが、どうやら俺のデッキではコイツは出せるようだし、いざという時に使ってみるか)
ユート「デッキの確認は終わった。さあ、デュエルをしよう」
鬼柳「おし!それじゃあはじめるとするか!先行はどうする?」
ユート「鬼柳からでいいぞ」
鬼柳「それじゃあ俺のターン!ドr…」
ユート「先行はドローできないぞ」
鬼柳「あれ、そうだったか?しばらくやってないからルールすら忘れちまったのかっていうのか俺は…?」
鬼柳「じゃあ今ドローしたカードはデッキの適当なところに入れて…と」
鬼柳「じゃあ仕切りなおしていくぜ!」
ユート「さあ、こい!」
鬼柳「まず俺は、永続魔法"虚無の波動"を発動!」
鬼柳「さらに、俺はカードを2枚伏せる!」
ユート「モンスターは召喚しないのか?」
鬼柳「ふっ…。勿論するさ。おれはインフェルニティネクロマンサーを召喚!ネクロマンサーの効果で、こいつは守備表示になる!」
鬼柳「さらに、虚無の波動を発動!このカードを墓地に送り、手札を全て墓地へ送る!」
ユート「なに!?」
鬼柳「さあ、俺のハンドレスコンボを受けるがいいぜ!俺はインフェルニティネクロマンサーの効果発動!」
鬼柳「こいつは自分の手札が0枚の時、自分の墓地からインフェルニティモンスターを特殊召喚できる!」
ユート「それを狙っていたのか!」
鬼柳「こい!インフェルニティデーモン!さらにデーモンの効果発動!」
鬼柳「こいつは自分の手札が0枚の時に特殊召喚に成功した時、デッキからインフェルニティカードを手札に加えることが出来る!」
ユート「またしても手札が0の時の効果か!」
鬼柳「俺はデッキからインフェルニティビートルを手札に加える。そしてリバースカードオープン!おろかな埋葬発動!」
鬼柳「こいつの効果でデッキからモンスターを一体墓地へ送る!俺はインフェルニティリベンジャーを墓地へ送る!」
鬼柳「俺はこれでターンエンドだ」
ユート「俺のターン、ドロー」
ユート「俺は永続魔法。幻影死槍を発動。このカードは相手が罠を発動した時、相手に100ポイントダメージを与える」
鬼柳「無効にはならないのか?」
ユート「ああ」
鬼柳「変わったカードだな」
ユート「俺は幻影騎士団ラギットグローブを召喚」
ユート「さらに、手札から幻影騎士団サイレントブーツを特殊召喚」
ユート「俺はラギットグローブとサイレントブーツでエクシーズ召喚!」
鬼柳「え、エクシーズ!?なんだその召喚法は!?」
ユート「俺が居た世界では誰もが使っていたぞ?」
鬼柳「どうやら俺とお前の世界は時代が違うみてぇだな」
ユート「では続けさせてもらう。俺は幻影騎士団ブレイクソードをエクシーズ召喚する。」
鬼柳「攻撃力2000か…。デーモンを上回っているか…」
ユート「俺はブレイクソードでインフェルニティデーモンへ攻撃!」
鬼柳「ぐっ!破壊されるぜ…」ピピピピ… 4000→3800
ユート「俺はカードを3枚伏せ、ターンエンド」
鬼柳「俺のターン、ドロー!」
鬼柳「俺はインフェルニティビートルを召喚!さらにカードを一枚伏せ、手札をゼロにする!」
ユート「来るか!」
鬼柳「インフェルニティビートルの効果発動!このカードをリリースし、デッキからインフェルニティビートルを二体特殊召喚する!」
鬼柳「さらにネクロマンサーの効果で、デーモンを再び蘇生!さらにデーモンの効果でインフェルニティブレイクを手札に加える!」
鬼柳「俺はカードを一枚伏せ、魔法カード、ZERO-MAXを発動!墓地のインフェルニティリベンジャーを蘇生する!」
鬼柳「俺はネクロマンサー、デーモンにリベンジャーをチューニング!シンクロ召喚!」
ユート「な、なに!?シンクロだと!?」
鬼柳「インフェルニティデスドラゴンをシンクロ召喚!」
鬼柳「バトルだ!インフェルニティデスドラゴンでブレイクソードを攻撃!」
ユート「ぐっ!」ピピピピ… 4000→3000
ユート「だがブレイクソードの効果発動!このカードがフィールドを離れた時、墓地からエクシーズ素材となったモンスターを、レベル4扱いで特殊召喚できる!」
ユート「現れろ!ラギットグローブ、サイレントブーツ!」
鬼柳「…しかたねぇ。俺はこれでターンエンドだ」
ユート「俺のターン、ドロー!」
ユート「俺は速攻魔法、非常食を発動。俺の伏せカードを2枚と、幻影死槍を墓地へ送る。そして、非常食の効果で、俺は3000ライフ回復する」
ピピピピ… 3000→6000
鬼柳「ライフを回復だと?」
ユート「そして俺は、ラギットグローブとサイレントブーツでオーバーレイ!エクシーズ召喚!」
ユート「現れろ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」
鬼柳「それが切り札っぽいなぁ!俺は罠カード、インフェルニティブレイクを発動!墓地のインフェルニティビートルを除外し、そのモンスターを破壊する!」
ユート「何!?」
ダベリオン「ギシャアアアア!!」パリーン
ユート「ダーク・リベリオンが…!!」
ユート「俺はこれでターンエンド…」
鬼柳「俺のターン!ドロー!」
鬼柳「俺は手札からネクロマンサーを召喚!さらに自分の墓地からネクロマンサーの効果でネクロマンサーを特殊召喚する!」
鬼柳「俺はネクロマンサー2体とビートルでシンクロ召喚!」
鬼柳「現れろ!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」
ユート「またシンクロ召喚だと!?」
鬼柳「さあこれで終わりだぜ!俺はインフェルニティデスドラゴンでダイレクトアタック!」
ユート「俺は墓地の2枚の魔法カード"幻影騎士団シャドーベイル"の効果発動!このカードを特殊召喚する!」
ユート「これでまだデュエルはどうなるか分からないな」
鬼柳「やっぱデュエルはこうでなくちゃな!それじゃあ、俺はシャドーベイルに攻撃だ!」
ユート「俺は罠カード、幻影霧剣を発動!この効果により、インフェルニティデスドラゴンは攻撃できなくなり、効果も無効化される」
鬼柳「なに!?だが、まだワンハンドレッドが残ってるぜ!いけ!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」
ユート「ぐっ…」
鬼柳「俺はこれでターンエンドだ」
ユート「俺のターン!ドロー!」
ユート(手札に来たのは幻影騎士団ダスティローブ…。俺のモンスターはシャドーベイルのみ…)
ユート(エクシーズが勝ち目となるが、今のままではエクシーズできない…)
ユート「俺はこれでターンエンドだ…」
鬼柳「なに?何もしないのか?」
ユート「ああ」
鬼柳「それじゃあ俺のターン、ドロー!」
鬼柳「俺はカードを一枚伏せ、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンでシャドーベイルに攻撃!」
ユート「……」パリーン
鬼柳「さらに!さっき伏せた速攻魔法、サイクロンを発動!」
ユート「なっ!!」
鬼柳「俺は幻影霧剣を選択!壊れろ!モンスターを惑いし霊剣め!」
ユート(少し厳しくなってきたな…)
鬼柳「さあ、インフェルニティデスドラゴンでダイレクトアタックだ!」
ユート「ぐぅっ!!」ピピピピ… 6000→3000
鬼柳「俺はこれでターンエンド!」
ユート「俺のターン、ドロー」
ユート(ドローカードは幻影騎士団サイレントブーツ…)
ユート(ここでエクシーズをしてもブレイクソードしか出せない上に、効果で特殊召喚した片方は戦闘破壊される…)
ユート(それではエクシーズが次のターンできない…。そして俺のデッキに入っているのはレベル3のみ…)
ユート「…サレンダーだ。大した腕だな」
鬼柳「いやぁ久々にデュエルをして中々楽しかったぜ!これで満足できたぜ!」
ユート「それはよかったな」
鬼柳「ってもう就寝時間過ぎてるじゃねえか!やべえ、明日早いってのによ!」
ユート「何かあるのか?」
鬼柳「ああ、明日の朝生徒会長に呼ばれててよ…。やっぱやんちゃってのはするもんじゃないぜ」
ユート「お前は何をしたんだ…」
鬼柳「ちょっと窓を割っちまってな。」
ユート「本当に何をしているんだお前は…。俺も今日は疲れたから寝かせてもらおう」
鬼柳「おう!」
ユート(よく考えれば、墓地に幻影死槍があるからインフェルニティブレイクは無効化できたんじゃないか?)
ユート(俺が負けたのはプレイングミスか。ダメだこんなことでは。これがもし本当の戦いだったら!)
ユート(俺は…死んで……zzzzzz)
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遊矢「もういい!これ以上やったらお前の体が!」
素良「うるさい!僕だってまだ全力じゃない!本気でやれば僕のほうが強いんだって事を証明してやる!」
遊矢「そんなの…いつだってできるじゃないか!次の大会だって…」
素良「次なんて無い!本当の戦いに、次は無いんだ!」
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ユート「っ!!」ガバッ
鬼柳「お?起きたか。もう7:30だ。急いで準備しておいたほうがいいぞ」
ユート(今のは…夢か。あの少年も…何か理由があってエクシーズの人間を襲っていたのだろうか…?)
鬼柳「じゃ、俺は呼び出しくらってるから、一足先に行ってるぜ。じゃあなユート」
ユート「あ、ああ」
ユート(時間もまだあるし、もう少し寝ているか…)
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鬼柳「 ワンハンAss。ワンハンAef、墓地のミラージュコピー。ワンハンAef、墓地からネクロA、ネクロBss。ネクロAef、墓地からデーモンAss。ネクロBef、墓地からデーモンss。 デーモンA、デーモンBでxyz。エメラルss。エメラルef、墓地からサメss。
ネクロA、ネクロBでxyz。リヴァAss。リヴァAef、ミラージュ帰還。ミラージュef、墓地からネクロA、リベss。リベ、サメでシンクロ。ドゥロss。継承発動。墓地からワンハンAss。ドゥロef、ドゥロ、リヴァA、エメラル、継承バウンス。ワンハンAef、墓地のミラージュコピー。
ワンハンAef、墓地からネクロB、デーモンAss。ネクロAef、墓地からリベss。ネクロBef、墓地からデーモンBss。デーモンA、デーモンBでxyz。エメラルss。エメラルef、墓地からサメss。リベ、サメでシンクロ。ドゥロss。ネクロA、ネクロBでxyz。リヴァAss。リヴァAef、ミラージュ帰還。
継承発動。墓地からワンハンAss。ドゥロef、ドゥロ、リヴァA、エメラル、継承バウンス。ミラージュef、墓地からデーモンA、デーモンBss。デーモンA、デーモンBでxyz。チェインss。チェインef、デッキからデーモンC墓地。ワンハンAef、墓地のミラージュコピー。
ワンハンAef、墓地からネクロA、ネクロBss。ネクロAef、墓地からデーモンAss。ネクロA、ネクロBでxyz。リヴァAss。リヴァAef、ミラージュ帰還。ミラージュef、墓地からリベ、デーモンCss。デーモンA、デーモンCでxyz。エメラルss。エメラルef、墓地からサメss。
リベ、サメでシンクロ。ドゥロss。継承発動。墓地からワンハンAss。ドゥロef、ドゥロ、リヴァA、エメラル、チェイン、継承バウンス。………………………………………xyzエンター」
鬼柳「これでお前のフィールドと手札と墓地は全部除外だ」
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ユート「!!??」ガバッ
ユート「恐ろしい夢を見た気がする…」
ユート「時間は…8:00か。もうそろそろ行くか。待たせるわけにもいかない」
ユート「しかし…さっきの夢はなんだったんだ?」
―対天使作戦本部前
ユート「(言われた通りに作戦本部前まで来たが…)」
ゆり「あら、きたのね。意外と早かったじゃない」
ユート「待たせるわけには行かないからな」
ゆり「さ、早速中に入って。返事を聞かせてもらおうじゃない」
ユート「返事ならここでいいだろう」
ゆり「だーめ。ちゃんとみんなの前で宣言なさい」
ユート「そういうならば別にいいが」
ゆり「あら?もしかして入ってくれるのかしら?」
ユート「さ、入るぞ」
ゆり「人の話を聞きなさいよ!ってちょっと待って!入るには合言葉が…」
ユート「ん?」
罠「あ、ちわーす^^」ゴオオオオ
ユート「ぐあああああ!!」ゴシャバリーン
ゆり「あららー、見事に吹っ飛んだわねー」
ゆり「どうしましょう。松下君あたりにでも運んできてもらおうかしら」
遊佐「その必要はありませんよ」ズイッ
ゆり「あら、遊佐さん。おはよう」
遊佐「おはようございます。それとユートさんのことですが、近くにひさ子さんが歩いていたので、多分一緒に来るでしょう」
―中庭
ユート「うぅ…まさかあんな罠に引っかかるとは…」
??「お、おい大丈夫か?立てるか?」
ユート「手を借りる必要は無い。大丈夫だ」
??「そう。そりゃよかった」
ユート「君の名は?」
ひさ子「わたしはひさ子って言うんだ。あんたは?」
ユート「ユートだ」
ひさ子「あ!あんたもしかして新人君?」
ユート「恐らくそうだな」
ひさ子「じゃあ一緒に行くか?丁度私もいこうと思ってたんだ」
ユート「すまないが頼む。ここがどこだか分からなくてな」
ひさ子「よし、じゃあいこうぜ!」
―対天使作戦本部
ひさ子「おーう、きたぜー」ガチャ
ユート「……」
ゆり「あら、ユート君。意外と元気そうね」
ユート「あの程度のトラップでは俺は倒れん」
野田「あの…程度!?」
日向「おまえすげーな。あんなん食らったら普通無事じゃないぜ」
ゆり「とりあえず、丁度よかったわ。皆も来てる訳だし、宣言をお願いしましょうか」
TK「Yeah!Come on!Come on!」
ユート「俺は…お前達の仲間になることに決めた。しばらくよろしく頼む」
ゆり「改めて…ようこそ!死んだ世界戦線へ!」
ユート「死んだ世界戦線?」
ゆり「そうよ!」
ゆり「あ、ちなみにこれが戦線の制服ね。早速着ちゃってね」
ユート「後で着ておこう」
日向「!改めてよろしく頼むぜユート!」
野田「ふ、ふん。せいぜい足をひっぱらない事だな」
藤巻「おう、ユート!改めてよろしくなぁ!ところでお前麻雀できるか?」
ユート「麻雀?なんだそれは」
ひさ子「知らないなら教えてやるよ!一回やるとはまるぜ?」
ユート「まあ、いいだろう」
藤巻「おっしゃあ!メンツが増えたぜ!」
椎名「あさはかなり…」
ユート「おい、仲村。聞きたいことがある」
日向「ユート、その言い方はなんか堅苦しいから、ゆりっぺって呼んでやれ。皆もそう呼んでる」
ゆり「私は呼ばれて欲しい訳じゃないんだけれど。それでなに?ユート君」
ユート「……ゆり、天使というのを教えて欲しい」
ゆり「あ、そうだったわ。それじゃ、今日丁度天使と一線交えるし、そこで随時説明するわ。そっちのほうが分かりやすいでしょうし」
松下「まさか今日アレをするのか?」
ゆり「そうよ」
大山「まさか…」
ゆり「そのまさかよ!オペレーショントルネードを今夜決行するわ!」
大山「うわぁ~!やっぱり来たかぁ!!」
ユート「トルネード…?」
日向「単刀直入に言うと、生徒から食券を巻き上げるって事だ」
ユート「よく分からないが、それと天使がどう関係あるんだ?」
ゆり「説明すると長くなるから、今回は省くわ。それじゃあ、放課後まで解散よ!各自オペレーションに備えて準備なさい!」
藤巻「おし!じゃあユート、麻雀しようぜ!」
ユート「準備をしろと言っていたが…?」
TK「No ploblem.Come on!Let's go!」
ユート「だがすまない。今日はやめておこう」
藤巻「どうしてだ?」
ユート「今日一日はここについていろいろと調べたいことがある。こんな学校、俺は見たことが無いものでな」
大山「えぇ?結構普通だと思うんだけど」
日向「大山が普通って言ってるなら相当普通なんだろうな」
ユート「それじゃあな。」
ゆり「あ、ちょっと待ちなさい!」
ユート「今度は何だ」
ゆり「真面目に授業なんて受けたりしたら、この世界から消されるかもしれないから、授業は受けない方がいいわよ」
ユート「誰に消されるというのだ」
ゆり「そりゃあ神様でしょうね」
ユート「よくわからん。忠告だけ受け取っておこう」
ユート「さて、とりあえずどこへ行こうか」スタスタ
ユート(ん?あれは全体地図か)
ユート(この中から気になるところへ行ってみるか。…まずは>>49へ行くか)
絡みをみたい人物を書いてください
遊佐
ユート「屋上へいってみるか。そうすればこの学園が一望できるしな」
ユート「…」ガチャ
ユート(特に目立ったものはなしか…)
遊佐「おや、ユートさんではないですか」
ユート「君は?その制服からして戦線の者のようだが」
遊佐「そういえば初対面でしたね。私は遊佐と申します。戦線でのオペレーターを務めています」
ユート「なぜ屋上に?」
遊佐「ここからだと戦線メンバーの大半が見えるので、仕事がしやすいのですよ」
ユート「仲間を見て何をするんだ?」
遊佐「主に観察ですね。メンバーを見て動向を観察します。何かがあったらゆりっぺさんに報告します」
ユート「何かとは?」
遊佐「まあ、見ていてください。丁度野田さんが怪しい動きを…」
ユート「たしかに野田が見えるが、彼は一体何を?」
遊佐「先ほど彼は解散命令がでた途端に罠を調整しに行きました。今はその作業中でしょう」
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―対天使作戦本部前
野田(ユートって野郎、俺の罠をあの程度呼ばわりしやがって…)
野田「今度はあいつをギャフンと言わせるぐらいの物を作ってやる!!」
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ユート「彼も大変なのだな」
遊佐「あ、罠に鉄製の棘を付け足していますね。長さはおよそ1m程ですね」
ユート「…それは罠なのか?どう考えても殺しにきてるぞ」
遊佐「どうせ生き返るのですし、いいんじゃないでしょうか」
ユート「生き…返る?」
遊佐「おや、聞いていませんか。この世界では私たちはいくら死んでも生き返るのですよ」
ユート「まあ死後の世界なのだからそれぐらい不思議ではないな」
遊佐「驚かれないのですか」
ユート「死後の世界と聞いた後に聞いたらな。別に驚きはしないさ」
遊佐「あなたぐらいですよ。そんなにこの世界に順応しているのは」
ユート「…褒め言葉として受け取っておこう」
遊佐「今のは褒め言葉ですよ。ところで…」
ユート「なんだ」
遊佐「のどが渇いたので、飲み物か何かを買って来て欲しいのですが」
ユート「どこで買うんだ?というより金銭はどうやって手に入れるのだ」
遊佐「それは私が出しましょう。場所はこの地図をご参照ください。ついでにその地図はさし上げます」
ユート「ああ、すまないな。それで何を飲みたいんだ?」
遊佐「>>53を一度飲んでみたいと思っていまして」
ブルーアイズマウンテン
遊佐「ブルーアイズマウンテンコーヒーを一度飲んでみたいと思いました」
ユート「分かった。買って来よう」
遊佐「これお金です。どうぞ」
ユート「受け取った。では買って来よう」
----------------------------
ユート「あった。ここで買えるのか」
ユート(えっと…、ブルーアイズマウンテンは…!?)
ユート「さ、3000円だと!?いくらなんでも高くないか!?」
ユート(いや、もしかしたらこの世界では普通なのかもしれない)
ユート「って、130円の普通のコーヒーがあるじゃないか!!」
ユート(まあいい、とりあえず頼みごとを済ませてしまおう)
--------------------
ユート(この世界のコーヒーは豊かなんだな…)
ユート(レッドアイズブラックコーヒーとかスターダストミルクコーヒーなんてのもあったな…)
ユート(しかも2700円と2500円だったぞ。いくらなんでも高くないか?)
ユート「おや?あそこいいるのは戦線のメンバーか。制服を着ている」
>>59
いたのは誰?
日向
日向「お?ユートじゃねえか。なにやってんだ?こんな所で」
ユート「買い物を頼まれてコーヒーを買いに来た。お前は?」
日向「俺も買い物を頼まれてんだ。お前何買ったんだ?」
ユート「ブルーアイズマウンテンコーヒーだ」
日向「はぁ!?あの3000円のやつ買ったのかよ!?ちなみに頼んだのは誰だ…?」
ユート「遊佐だ」
日向「マジか。あいつ人をパシるような感じじゃないんだけどなぁ」
ユート「3000円の物を自販機で買うのに恥ずかしかったとかではないのか?」
日向「あいつが恥ずかしがる?そうも思えないな」
ユート「お前は誰に頼まれたんだ」
日向「ガルデモのメンバー達だよ。だから四人分も買わなくちゃならなくてよぉー」
ユート「ガルデモとはなんだ?初めて聞いたぞ」
日向「あー、そういえば言ってなかったな。バンドだよ。この学園じゃ結構人気なんだぜ?」
ユート「バンドか。生前は接点もなかったな」
日向「お前生前何してたんだよ?いやまあ聞くつもりはねえけどさ」
ユート「…遊佐を待たすわけにもいかない。俺はもう行こう」
日向「おう!じゃあな!」
ユート「バンドか…是非聞いてみたいものだ」スタスタ
-----------------------------------
遊佐「意外と遅かったですね。道にでも迷われましたか?」
ユート「いや、日向と途中であってな。少し話していた」
遊佐「まあいいでしょう。コーヒーをこちらに」
ユート「ああ、そうだったな」スッ
ユート「その…一つ聞いていいか」
遊佐「なんでしょうか」
ユート「なぜわざわざ3000円のコーヒーを…?」
遊佐「ああ、実はこれ新作なんですよ。この学園では珍しくて」
ユート「新作?」
遊佐「ええ、数日前に入荷されたので、せっかくだから飲んでみたいと思いまして」
ユート「3000円だぞ…?」
遊佐「だからこそ、ですよ。3000という値段にむしろ興味が沸きませんか?」
ユート「感覚は人それぞれということだな」
遊佐「…?」
ユート「頼みごとはもう済ませた。俺はまた別の場所を回ってみることにする」
遊佐「そうですか。それではまた」
ユート「またな」スタスタ
…金があったらスターダストミルクコーヒーでも買ってみるか
ユート「さて、次はどの辺りに行ってみるか」
ユート「遊佐から地図を貰ったことだし、道に迷うことはなさそうだな」
ユート「気になるところはたくさんあるが…」
ユート「……」
>>66
登場させたい人物を書いてください
遊佐、鬼柳、日向の場合は安価下
カイト
ユート「とりあえず適当に回ってみよう」
-------------------------------
ユート「…」スタスタ
カイト「おい貴様」
ユート「…ん?俺に何か用か」
カイト「お前、こんなところで何をしている。授業はどうした」
ユート「授業には出るなといわれている。すまないな」
カイト「誰だそんなふざけたことを言った輩は!」
ユート「……」
カイト「ふん、反抗するか」
ユート「お前は誰だ」
カイト「なんだ知らないのか。俺はカイトだ。生徒会に所属している」
ユート「カイト…?どこかで聞いたような」
カイト「おい、俺が名乗ったんだ。お前も名前を言え」
ユート「俺はユートだ」
カイト「ユートか。さて、どう対処するか…」
ユート「……」
カイト「ん?お前その腕に付けているのは何だ」
ユート「これか?これはデュエルディスクという」
カイト「貴様まさかデュエリストか!まさかこの世界でもとうとう会えるとは…」
カイト「デュエリストならば話は早い」
カイト「デュエルだ。お前が勝ったならば今回は見逃してやる」
ユート「デュエルだと…?」
カイト「おい、はやくデュエルディスクを構えろ」
ユート「話を聞いてくれそうに無いな」スッ
カイト「さあ、いくぞ!」
カイト&ユート「デュエr…」
??「何をしているの?」
カイト「!!」
カイト「た、立華会長!これはその…」
かなで「あなたは?」
ユート「俺はユートと言う」
かなで「で、何をしていたの?」
カイト「いや、この者が授業を受けずにふらついていたので、注意を…」
かなで「じゃあ、デュエルをする必要は無いわね?」
カイト「い、いや。この者はデュエリストだったので…」
かなで「その言い訳はもう聞き飽きたわ。それで何人の生徒を傷つけたと思っているの?」
カイト「うっ!!」
ユート(これが上下関係というやつか…)
カイト「し、しかしこの生徒が授業をサボっていたのは事実です!」
かなで「でも生徒に暴力を振るうのはよくないわ」
カイト「決して暴力では…」
かなで「ほら、こっちの人も困っているわ」
ユート「……」
カイト「そうは見えませんが…」
かなで「いえ、とても困っているわ」
カイト「会長、あなたも大概だと思いますよ」
かなで「…?」
ユート「俺はもう行っていいのか?」
かなで「だめよ。ちゃんと授業に出なきゃ」
カイト「デュエルをしていればすぐに終わったものを…」ブツブツ
かなで「さあ、来なさい。今ならまだ3時限目だからまだ間に合うわ」
ユート「い、いや…だがしかし…」
かなで「何かあったの?本当に困っているように思えるけれど…」
ユート「授業にでるなと言われているんだ」
かなで「誰から?」
ユート(ここでゆりの名前を出してもいいものか…)
カイト「……もう我慢の限界だ!おい貴様!とっととデュエルで決着をつけるぞ!」
かなで「だから力ずくは可哀想だわ」
ユート「…いいだろう。デュエルだ」スッ
かなで「ほら、彼だって困って…あれ?」
カイト&ユート「デュエル!!」
かなで「ちょ、ちょっと待ちなさいあなた達」
カイト「先行はもらった!俺のターン!」
かなで「だからやめなさいって…」
カイト「俺は手札から魔法カード"フォトントレード"を発d」ドゴッ
カイト「!?かっ…」
かなで(無言のハンドソニック)
ユート「お前、何をする!」
かなで「やっぱり力ずくなんてだめよ。ちゃんと話し合わなきゃ」
ユート「だが、デュエルで決着を…」
かなで「事情は分からないけど、明日からはちゃんと授業にでるのよ?」
ユート「……」
かなで「じゃないと、また面倒な事に巻き込まれるわ」
カイト「こ…こんな所で倒れるわけには…くはっ!!」
かなで「ほら、いくわよ。やっぱりあなたに見回りは任せられないわ」
カイト「くっ!ユートとやら!次あった時こそ、デュエリストとして決着をつけるぞ!」
ユート「……」
かなで「やっぱりあなたはデッキとデュエルディスクは没収よ」
カイト「そ、そんな!会長!」
<ハナシアイマショウカイチョウ!ハナセバワカリマス!
<ハナセバ!チョ、ヤメ、カ、カイチョオオオオオ!!
ユート「…助かった…のか?」
--------------------------
ユート「さっきは妙な事に巻き込まれたが、気を取り直して次に行こう」
ユート「さて、次はどこへ行ってみるか…」
>>77
登場させたい人物をどぞ
遊佐、日向、カイト、かなで、鬼柳なら安価下
エンジェルビーツのキャラでない場合も今回のみ安価下
>>31で鬼柳が「バトルだ!」と言っているけど、ZERO-MAX発動したターンはバトルできないから効果発動の間違いだよね、これ
>>76
すっかり忘れてた…すみません。以後気をつけます
安価下
そういえばだけどゆりと瑠璃って名前似てるよね
ユート「正直どこへ行けばいいのか分からないな…」
ユート「仕方ない、また適当に見回ってみるか」
----------------------------------
ワイワイガヤガヤ
ユート「ここは…食堂か?たくさんの生徒が集まっているな」
ユート「もう昼か。俺も何か食べておくか」
スタスタ
ユート「ここで頼むのか?ちょっとすまない」
NPC「はいよ。何頼む?」
ユート「何があるんだ?」
NPC「あー、あんたもしかしてここで頼むの始めてかい?そこで食券を買えるから、買ったやつをくれればそれを提供する仕組みなんだ」
ユート「そうか、手をかけてすまないな」
NPC「いいのいいの!そんじゃ、食券をかったらまた来なさい」ニコッ
ユート「しかし、困ったな…。食券を買うのにはお金が必要じゃないか」
ユート「というより皆はどうやって金を手に入れてるんだ?」
ユート「やはりどこかで働いてたりでもするのか?」ブツブツ
ゆり「あら、ユート君じゃない。どうしたの?何か困ってるようだけれど」
ユート「実は、何か食べようとは思ったんだが金が無くてな」
ゆり「あ、そっか。ユート君は食券持ってなかったわね」
ユート「というより、どうやって手に入れてるんだ?」
ゆり「それはオペレーション・トルネードで分かるわ。とにかく、今回はこれを使いなさい」スッ
ユート「これは…食券か。これで何が食べれるんだ?」
ゆり「それに書いてある通り、うどんよ」
ユート「案外普通なのだな」
ゆり「あら、もしかして変わったのがお好みかしら?なら激辛麻婆豆腐なんてのがあるわよ?」
>>72
普通にこのレス流し見たけど遊戯王に汚れすぎてるんだな…デュエルでケガとか絶命とか、その時点でおかしいよねww
ユート「それでいい」
ゆり「え?本当にこれでいいの?冗談抜きで辛いらしいわよ?」
ユート「別にいい。辛いものは苦手と言うわけではない」
ゆり「まあ余ってるし別にいいのだけれど…後悔するわよ?」
ユート「後悔などするものか」
ゆり「じゃあ……はいこれよ」
ユート「よし、じゃあ早速貰いに行ってくる」タッタッタ
ゆり「大丈夫かしら…。でも寡黙キャラのユート君の反応を見るのも面白そうね…」
―5分後
ユート(な…何か赤いぞ。これは麻婆豆腐なのか?しかも単品とは一体どういうことだ)
ゆり「ユート君!お昼一緒にどうかしら?」
ユート「…え、あー、ああ。いいぞ」
ゆり(どうやら自分の思ってたものと違ってかなり驚いてるわね。これは見物ね!)
-------------------
ゆり「それじゃ、食べようかしらね!」
ユート「……」
ゆり「やっぱりここの食堂の食べ物はおいしいわねー」モグモグ
ユート「……」
ゆり「あら?どうしたのユート君。全く箸が進んでないわよ?もしかして思ってたのと違って後悔してるの?」ニヤニヤ
ユート「そ、そんあわけあるか!俺が…後悔など…」
ゆり「ほら、早く食べちゃいなさい。冷めちゃうわよ?」
ユート(冷めてもすごい熱そうだぞ…)
ユート(だ、だが…食べないわけにも…ここは意を決するしか!!)
ユート「…」パクッ
ユート「……」モグモグ
ユート「!!??!!??」フルフル
ゆり「あら~?どうしたのかしらユート君?顔をうつむけちゃってぇー」ニヤニヤ
ユート「…みっ水を…飲みたい…」
ゆり「はいどうぞー♪」
ユート「すまない!」ゴクゴク
ゆり(ユート君についてきて正解ね!見てるだけでかなりおもしろいわ!)
ユート「はあはあ…。…ん?なにか引っかかるな」
ゆり「どうしたの?ユート君」
ユート「これは確かに辛い。辛いんだが…」
ゆり(辛いって認めたわね)
ユート「おいしい…ような気もする」
ゆり「はあ!?あんた…それ本気で言ってるの?」
ユート「食べてみるといい。最初は辛いが徐々においしい気がしてくるぞ」
ゆり「それ感覚麻痺っていう落ちじゃないでしょうね!」
ユート「そんなわけあるか!本当だ!」
ゆり「ちょっと貸してみなさい!」ヒョイパク
ゆり「んー!!んー!!」
ユート「水だ」サッ
ゆり「!!」パシッゴクゴク
ゆり「ぷはぁー。か、辛すぎよ…。作った人はなんでこんなの作ろうと思ったのよ…」
ユート「で?どうだ感想は」
ゆり「まあたしかに後味は悪くないわね。辛いだけかと思っていたけれど、案外おいしいかも」
ユート「だろう?」モグモグ
ゆり「あんたもう水もなしに食べてるわね…」
ユート「辛さに慣れた。モグモグおいしいぞ」モグモグ
ゆり「さすがにわたしはこれ以上食べたいとは思わないわ…」
ユート「モグモグ癖になるぞこれはモグモグ」
ゆり「な、なんかあんた見てると辛さだけが思い出されるわ」
ゆり「はぁ…。あたしも、うどんはやく食べちゃおう…」
今日はここまで。明日中にトルネードのところまで書けるようがんばります
>>82
そもそもユートがこの世界にきた時の死因がデュエルで負けたからですし…
この世界にきたまともな死因がカイトだけだし…(死因:酸素不足)
ゆり「あ、ユート君に聞いておきたい事があるんだけれどいい?」
ユート「ん?なんだ?」モグモグ
ゆり「あなた、生前に銃火器とかを扱ったことってある?」
ユート「銃火器?なぜそんな物騒なことを聞く」
ゆり「その反応から、扱うどころか接点もなかったようね。ごめんなさいね、こんなこと聞いちゃって」
ユート「…?」モグモグ
??「ゆりっぺさん、応答願います」ザザッ
ゆり「こちらゆり。どうしたの遊佐さん。何かあったの?」
ユート「それは…無線機?」
ゆり「トランシーバーよ。ここ、携帯ないのよ。だからこうして連絡を取り合っているのよ」
遊佐「いいでしょうか?」ザザッ
ゆり「あ、ごめんなさいね。それでなに?」
遊佐「作戦本部前で問題が発生しました。至急お戻りください」ザザッ
ゆり「どうやら緊急のようね。まさか天使が?」
遊佐「いえ、野田さんが罠を手違いで発動し、見るに耐えない状況になっています」ザザッ
ゆり「もう少し詳しく説明して頂戴。周辺の状況は?」
遊佐「真っ赤です」ザザッ
ゆり「…正直行きたくなくなってきたわ。とりあえず手の空いてる連中に連絡を。至急作戦本部前に集合と」
遊佐「了解です。ゆりっぺさん」ザザッ
ゆり「はぁ…。とりあえず私は用事が出来たからもう行くわ。また後でね、ユート君」
ユート「ああ」
------------------------------------
ユート「おいしかった。麻婆豆腐も悪くないものだな」
ユート「では、引き続き探索をするとしよう」
ユート「さてどうするか…」
>>98
絡ませたい人物をどうぞ
カイト、鬼柳、ゆりの場合安価下
>>96
忘れてた。天使の場合も安価下で
TKで
携帯からなのでID変わってるかもです
ユート「少しここで静かに休んでいるか」
TK「Wowo,step,step・・・」
ユート「・・・ん?あいつは確かTKと言ったな」
TK「?・・・Oh!Hey!」
ユート「何か用か?」
TK「Let's dance!Hoooo!」
ユート「だ、ダンス?し、しかし・・・」
TK「Don't worry!Dance is easy!」
ユート(何て喋っているのかよく分からない・・・)
TK「?・・・・・・Ok!」
ユート「な、何がだ?」
TK「Stand up!」グイッ
ユート「お、おい引っ張るな」
TK「Come on.Let's dance!」
ユート「な、何を・・・」
TK「Hoooooo!!」ブンッ
こいつ俺のことを投げやがった!
受身が間に合うか・・・?
ユート「くっ!」スタッ
ユート「いきなり投げるな!危ないじゃないか!」
TK「Yeah!It's so cool!One more!」
ユート「ちゃんと喋ってくれると助かるんだが・・・」
TK「Let's go!」ガシッ
ユート「なぜまた腕を掴む!」
TK「Shake your soul!Hooo!」ブンッ
ユート「なっ!またかあああ!」
ユート「だから危ないと言っているだろう!」スタッ
TK「Great!Youchang!」
ユート「ゆ、ゆーちゃん!?
TK「Hey!Hey!」スッ
ユート「な、なんだその手は」
TK「Rise your hand!」
ユート「ハンド?両手を上げるのか?」スッ
TK「Yes Youchang!」ハイタッチ
ユート(どうやら気に入られたらしいな・・・)
TK「Next dance・・・」
ユート「まだやる気か・・・」
TK「OK!Let's dance!」
ユート「俺はもう付き合わんぞ・・・」
TK「Hoooooo!Let's go!」ガシッ
ユート「だ、だからもう踊らんと言っているだろう!」
TK「Hmmm・・・Ok!」ガシッ
ユート「今度は両腕を掴んで何がしたいんだ」
TK「Let's Jumping!!」
ユート「なに?」
TK「Yeah!!」ブンッ
ユート「うわああああ!!」
ユート(真上に飛ばされた!?よくこんな力が・・・)
ユート「くっ!」スタッ
TK「So,Beautiful!」
ユート「俺はもう行くからな・・・」
TK「Goodbye,Youchang!」
--------------------
ユート「散々な目にあった。今後彼とは一定の距離を保とう・・・」
ユート「さて、次はどこへ行こう。あまり移動しない近くの場所に行くか。放課後まで体は休めておこう・・・」
>>108
絡ませたいキャラをどうぞ
ゆり、TK、鬼柳、カイト、天使の場合は安価下
zone
zoneってたしか100歳超えてる説あったよね…。でも安価は絶対だな、うん
ユート「うろうろしていたら外に出てきてしまった」
ユート「ここは中庭か。どこか休めそうな場所は…」ウロウロ
ユート「お、あんなところにベンチがあるな」
ユート「はあ、やっとゆっくり休めそうだ」
??「君、こんな所で何をしている?」
ユート「……え、あ、俺か?」
??「君以外に誰が居るというんだ」
ユート「いや、すまない。少々疲れていたのでな、休憩をしていた」
??「君、名前は?」
ユート「ユートと言う。あなたは一体?」
ゾーン「私はzoneという。この学園の教師をしている」
ユート「教師が俺に何のようだ」
ゾーン「教師だからこそ用があるのだ」
ユート「何だ」
ゾーン「君、授業はどうした」
ユート「あ。そうだった。いやすまない。授業には出るなといわれていてな」
ゾーン「なるほど。その反応からして君、死んだ側の人間だね?」
ユート「死んだ側?まるでこの世界には何種類かの人間に分かれているかのような言い草だな」
ゾーン「ああ、実際そうだからな」
ユート「なん…だと?詳しく聞かせてくれないか」
ゾーン「まあ、一般生徒でないなら授業に出る必要もないからな。いいだろう」
ユート「待て、そういえばお前は教師なんだろう?授業はどうするんだ」
ゾーン「この時間だけ私は授業は無くてな。よくここで散歩をしているんだ」
ユート「なるほど、その散歩中に俺を見かけたと」
ゾーン「そうだ。だから私を心配する必要はない」
ユート「では、聞かせてもらおうか」
ゾーン「では、まずこの世界の人間についてだ。この世界は死んだ者のみが来れる。これはいいね?」
ユート「ああ。だが俺はそれしか分かっていない。まだこの世界には何かあるんだろう?」
ゾーン「勿論。この世界は死んだ者意外に、元からいた者に分かれている」
ユート「元から?そいつらは死んでいないのか?」
ゾーン「恐らくはそうだな。私はその者達をNPCと呼んでいる。私が言い始めたわけではないがな」
ユート「ノンプレイヤーか…」
ゾーン「といっても、普通の人間とたいして変わらんよ。違いは死んだか死んでいないか。それぐらいだ」
ユート「……」
ゾーン「ところで、この世界に来るには一定の条件が必要なんだが、それはわかるか?」
ユート「条件?死んだら来る…とかではないのか?」
ゾーン「それは前提条件だな。答えは、むごい人生を送ってきて、かつ時期早々に死んだ人間だ」
ユート「むごい人生か…」
ゾーン「自分の人生に絶望しつつも、希望をもちながらも死んでしまった人間はこの世界にくる、ということだ」
ユート「自殺した人はどうなる?」
ゾーン「おそらく来れないだろうな。自殺とは、希望などは捨てている故の行動だ。私の考えでは来れんよ」
ユート「希望か…。ん?まて、時期早々と言ったな」
ゾーン「ああ、なにか?」
ユート「ならお前はなぜ来れた。見たところ、かなり年をとっている様に思えるぞ」
ゾーン「それは私にも分からんな。普通は生徒としてこの学園に編入されるのだが、私は教師として編入された。」
ユート「大人もこの世界に来れる…のか?」
ゾーン「私以外に例が居ないから考察しようが無い。これについては私は考えるのをやめているよ」
ユート「…いろいろ教えてくれてすまなかった。」
ゾーン「いや、いいんだ。私も久しぶりに人と話せて嬉しかった。教師という立場上、NPCと話すことが多いからな」
ユート「教師も大変なのだな」
ゾーン「ああ。一体いつまでこの生活が続くか、時々考えたりもする」
ゾーン「でも、こうして普通の生活が出来るだけでも、とても幸せだ。ここにきてよかったと思っているよ」
ユート「お前もかなり大変な人生だったらしいな」
キーンコーンカーンコーン
ゾーン「おっと、かなり話し込んでしまったな。それじゃ、これで」
ユート「ああ、じゃあな」
---------------------------
―放課後
ゆり「みんな集まったわね!それじゃあ、オペレーショントルネードの作戦を説明するわ」
大山「あぁーついに始まったよぉ!」
ゆり「まず、ユート君。あなたは天使の進行を阻止するバリケード班よ」
ユート「どうやって進行を阻止するんだ」
ゆり「これをつかうのよ」
ユート「拳銃?」
ゆり「ええ。もしも天使が現れたら足を狙いなさい。とりあえず追ってこなくなるわ」
ユート「了解した」
ゆり「あと、間違っても一般生徒を撃たないこと。一般生徒に危害が及びそうなら発砲をやめなさい」
ユート「…了解だ」
ゆり「バリケード班は作戦ポイントである食堂を取り囲むように武装待機。詳しい場所は後で高松君か大山君に聞いてね」
ゆり「天使が現れた時はまずは銃を撃ちなさい。当てなくてもいいわ。銃声をきいたときはそこへ至急向かいなさい」
ユート「天使は一人しかいないのか?」
ゆり「ええ。だから挟み撃ち、なんてことは無いわ」
ユート「なるほどな」
ゆり「岩沢さん、よろしく頼むわね」
岩沢「ああ」
ゆり「作戦開始時刻は18:30。それでは、オペレーション、スタート!!」
―第二連絡橋
ユート「……」
まさかこの俺が銃を持つことになるなんてな。俺が生きていた頃はデュエルが全てだった。
デュエルは楽しむためのものだった。だれもがデュエルで笑顔になれていた。はずだったのに…
日向「なあ、ユートのやつ銃みてボーっとしてっけど大丈夫かあれ?」
松下「初めて本物をみたんだ。すこしぐらい多めに見てやろう。それより持ち場の監視だ」
日向「へいへい、っと」
―学園大食堂・内部
遊佐「こちら遊佐です。全てのスタンバイが完了。ギャラリーも集まってきています。そろそろ頃合かと」
岩沢「よし、わかった。それじゃはじめるとするか!」
―第二連絡橋
ユート(何だ?食堂のほうが騒がしいぞ。作戦が開始したという事か?)
かなで「…」ザッ
ユート「ん?」クルッ
振り返ると、そこには一人の少女が居た。ただこちらを見て、佇んでいた。
ユート「なんだ、生徒会長か。どうした?こんなところで」
かなで「それはこちらのセリフよ。あなたこそここで何をしているの」
ユート「ここで天使を待っている。そいつを食い止めろと命令されている」
かなで「……」
ユート「まさかお前が天使なのか?」
かなで「私は…天使なんかじゃないわ」
ユート「そうか。ならここを離れたほうがいい。危ないぞ」
かなで「それは無理よ」
ユート「っ!危ないと言っているだろう!怪我をするぞ!」
かなで「ここを通してもらうわ」
ユート「だから危ないと…」
日向「おいおいどうした!って、天使が来てるじゃねえか!」
ユート「な!どこにいる!」
日向「お前の目の前だよ!」スチャ
かなで「ガードスキル、ハンドソニック」
日向「くそっ!」バンッ
かなで「…」ヒュン
ユート「な、なぜ撃った!彼女は一般生徒だぞ!」
日向「よくみてみろ!あの右手を!」
ユート「なに?右手?」
右手を注意深く見てみると、生徒会長の手の甲辺りから光の剣のようなものが生えていた。
それをみるだけであいつが人外という事が分かった。
日向「これで分かっただろ!あいつは天使。俺達戦線の敵だ!」
日向「とりあえず、応援を!」スチャ
かなで「…」ヒュン
日向が真上に銃を向けようとすると、それに反応してかなでが日向に向かってくる
銃を撃とうと手をかけた瞬間、かなでによって銃を遠くに飛ばされてしまう
日向「痛っ!!」
ユート「な…」
かなで「さあ、そこをどいて」
日向「どうした生徒会長さんよ。いつもよりはりきってるじゃねえか」
かなで「どきなさい。抵抗しなければ何もしないわ」
日向「……」
ユート(日向…何を狙っている)
日向「……」スチャ
ユート(なるほど。まさかもう一つ拳銃を持っているとはな…)
日向「よしっ!」バァンッ
かなで「!!」
日向「よし、これで銃声に気がついたやつらが応援にくる!ここはいったん退くぞ!」
ユート「いや、退かん」
日向「へっ!?」
ユート「俺への命令は足止めだ。それに、こいつが敵なのか、敵じゃないのかを今決める!」
日向「な、何言ってんだお前!下手に抵抗したら無事じゃすまないぞ!」
ユート「ならば上手く抵抗してみせるさ。生前はこういう戦い方ばかりだったんでな。抵抗は得意なのさ」
日向「戦い…?」
ユート「さあいくぞ天使とやら!行け、幻影騎士団サイレントブーツ!」
サイレントブーツ「ヒーヒヒヒヒ…」
日向「は?」ポカーン
かなで「な、一体何が…!!」
きょうはここまで。
モンスターの実体化をさせたかっただけ。以上。
遊矢「なんだよ…それ…」
??「まるで意味が分からんぞ!」
カイト「どういう…ことだ!?」
サイレントブーツ「ヒーヒヒッ!!」ヒュン
かなで「くっ」ザシュ
サイレントブーツ「ガアッ」シュウン
かなで「消えた?」
日向「よくわかんねーけど、攻撃を受けると消えるのか?」
ユート「ああ。だが、今のはただの小手調べ程度だ。次はすこし本気でいくぞ!」
かなで「これ以上は…させない」タッ
日向「う、うわ!突っ込んでくるぞ!」
ユート「くっ!」タッタッ
ユート「俺は手札から幻影騎士団ダスティローブを召喚!」バシュン
ダスティローブ「……」
かなで「また…!」
日向(あれどうなってるんだ?というより何が起こってるんだよこれ!)
ユート「そしておれは手札からサイレントブーツを特殊召喚!」バシュン
サイレントブーツ「ヒーヒヒッ」
かなで「っ!!ハンドソニック・バージョン2」ビシュン
日向(あぁ…でもよく考えたら天使もあれどうなってんだろって感じだったなぁ)
ユート「そして俺はダスティローブとサイレントブーツでオーバーレイ!」
日向「まだ何かあんのかよ!」
ユート「戦場に倒れし騎士達の魂よ!今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!」
ユート「現れろ、ランク3。幻影騎士団ブレイクソード!」バシュン
ブレイクソード「……」
日向「あああああ!!何なんだよこれえええ!!」
かなで「これは…面倒ね」
ユート「いけ!ブレイクソード!」
ブレイクソード「……」ダダッ
かなで「……」ザシュザュ
日向「あの程度余裕ってか…。ホント化け物だぜ天使はよぉ」
ブレイクソード「……」シュウン
ユート「この瞬間、ブレイクソードの効果発動!このカードがフィールドを離れた時、エクシーズ素材となったモンスターを特殊召喚する!」
ユート「蘇れ!ダスティローブ、サイレントブーツ!」バシュン
日向「うおっ!また出てきた!」
ユート「そして、この効果で特殊召喚したモンスターはレベル4扱いとなる!」
かなで「エクシーズはさせないわ」タッ
ユート「俺はこのモンスター二体でオーバーレイネットワークを構築!」
日向「またエクシーズってやつか!!」
かなで「っ!すごい風…」
ユート「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今降臨せよ!エクシーズ召喚!」
日向「やっぱきたぜエクシーズ!」
ユート「現れろ、ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」
日向「…え?あれ?なんか…いきなりやばそうなのがきた」
ダベリオン「キシャアアア!!」
かなで「厄介な相手になりそうね…」
ユート「ダーク・リベリオンのモンスター効果発動!ORUを一つ取り除き、相手の攻撃力の半分を、自分の攻撃力に加える!」
ユート「トリーズン・ディスチャージ!!」
ダベリオン「ギシャアアア!!」
かなで「この光は…。っ!!ああああ!!」
日向「なんだ!?天使が叫び始めたぞ!?」
かなで(ハンドソニックVer2を維持できない…!!)
かなで「ハンドソニック・バージョン1」ビュウン
日向「え?なんで片手のハンドソニックに戻したんだ?」
日向「つか応援はまだかよ!もう俺ただの解説役じゃねえか!」
ユート「俺はダーク・リベリオンで攻撃!反逆の…ライトニング・ディスオベイ!!」
かなで「っ!ガードスキル・ディレイ」
ダベリオン「シャアアアア!!」
かなで「……」ヒュウン
ユート(当たる直前に避けるだと!?)
かなで「ガードスキル・ハンドソニック」
かなで「もらったわ」ザシュ
日向「うわぁ…あんなでかいドラゴン倒すってやっぱすげえなあ…」
かなで「もうモンスターの召喚はさせないわ。悪いけれど、ディスクは没収よ」
ユート「俺は手札から幻影騎士団…」
かなで「させない」タッタッタ
ユート「ラギット・グローブを召か…」
かなで「させないと言ったでしょう」ガキン
ユート(っ!!危ない…ディスクでガードしていなかったら直撃だった…)
日向「ユートの奴、天使の攻撃を変な板みたいなのでガードしやがった!って硬くないかあれ!!」
ユート「ラギットグローブを召喚!」
かなで「…これは奥の手を使わざるを得ないわね」
ユート「そしてサイレントブーツを…」
かなで「ガードスキル・ハウリング」
日向「な、なんだ?ハンドソニックをクロスして一体何を…」
かなで「……」キィィィン
ユート「うっ!」
日向(うるせええ!!ハンドソニックからあんなでかい音出るのかよ!!)
かなで「……」タッタッタ
かなで「さあ、もう終わりよ」
ユート「くっ!」
×ラギッ「ト」グローブ
○ラギッ「ド」グローブ
かなで「……」パシッ
ユート「!?」
かなで「ディスクは没収させてもらうわ。こんな危ないもの、使わせるわけにはいかない」
ユート「…なぜだ」
かなで「なに?どうしたの?」
ユート「俺はお前を殺そうとした。なのにディスクの没収だけで済ませるきか?」
かなで「だって、悪いのはこのディスクよ。これがなければ、あなたは私を殺さないでしょう?」
ユート「…俺は銃だって持っているぞ」
かなで「あなたはそれを使わない。それはあなたが銃を持っていたときの目で分かるわ」
日向(…これ、ゆりっぺに報告しといたほうがいいか…?)
ユート「お前、名前は?」
かなで「名前?立華かなでよ」
ユート「かなでか。俺はもうお前と敵対するのはやめよう。お前から仕掛けてこない限り、俺はお前と戦わない」
日向「………はっ!?え、今なんて?」
かなで「あなたが好きなようにすればいいわ。でも、ありがとう」
日向「えっ?ちょ、あーっと、……え?」
>>143 誤字発見感謝です。OCG化されてないもんだから名前覚えるのキツい
ユート「さあ、もういくぞ日向。俺たちが戦う理由は無くなった。食堂へ向かうぞ」
日向「え、ちょっと待てよユート!」
ユート「なんだ?」
日向「お前、戦わないってどういうことだよ!」
ユート「言葉通りの意味だ。それよりもはやく行くぞ」
日向「…これはいくら説得してもだめそうだな。全く、この戦線には面倒なのばっか増えてきやがるぜ」
かなで(ライブ…まだ続いてるわね。校則違反を注意しに行かなきゃ)
日向「そういえば…なんで最後まで誰も来てくれなかったんだ?あっちで何かあったのか…?」
------------------------学園大食堂前
日向「…なんだこれ」
ユート「これは…一体!?」
かなで「……」
カイト「光の化身、今降臨!現れろ、銀河眼の光子竜!」
銀河眼「ギシャアアアア!!!」
大山「うわああああ!!食われる!絶対食われる!」
松下「と、とりあえず全員撃つんだ!」
藤巻「マジでなんなんだよあれ!つか銃であんなの倒せんのかよ!」
椎名「…あさはかなり」
野田「はっ!そろいも揃ってビビリやがって!ここは俺が行く!」
カイト「いけ、銀河眼の光子竜!破滅のフォトン・ストリーム!!」
野田「あ?」
銀河眼「ギシャアアア!!」
野田「え、ちょっと待て!なんだそのビームみたいなのは!ぬわあああああああ!!」
カイト「行け!フォトンスラッシャ…」
かなで「なにをしているの?」
カイト「……」
かなで「……」
カイト「聞いてください。会長」
かなで「なに?天城君?」
カイト「先にしかけてきたのはこいつらです。なので仕方なく、相応の対処方法を…」
かなで「認めないわ。しかもこんな大きいドラゴンを出しておいて」
カイト「で、ですがこいつらは武装しています!それだけで犯罪ですよ!?」
かなで「でも銃よりこのぎゃらくしーあいずなんちゃらの方が危ないわ」
カイト「ギャラクシーアイズ・フォトンドラゴンです。で、でも!」
かなで「今度こそ。ディスクは没収よ」
藤巻「なあ、あれ何やってんだ?」
大山「そんなのどうだっていいよ!とりあえず今のうちに逃げようよ!!」
椎名「あさはかなり…」
TK「Hop,step,JUMPING!!」
大山「なんで君たちはそんな冷静でいられるのさ!」
眠くて睡魔がRUMでカオスエクシーズしそうなので今日はここまで
見てくださっている方々もありがとうございます。
嬉しくて封印されし左足と右足がオーバーレイしてテンテンテンポしそうです
カイト「くっ!デュエリストの魂を奪われてたまるか!」タタッ
かなで「あっ!…逃げられたわ」
藤巻「あぁよかった。あのでけえドラゴンも消えたぜ」
大山「僕寿命が縮むかと思ったよ~。もう死んでるけど」
TK「It's miracle!」
野田「」プスプス
日向「野田だけが無駄に死んだな」
ユート「とりあえず問題が去ってよかったな」
かなで「明日の朝にあのディスクは没収ね」
高松「皆さん、さっきの出来事に気を奪われて何か大切なことを忘れていませんか?」
大山「え?何かあったっけ?」
藤巻「あれ?そういえば俺たち…」
かなで「なにかあったかしら?」
日向「……って何で皆忘れてんだ!天使だよ天使!俺たちはトルネードの最中だったろうが!!」
大山「あぁっ!すっかり忘れてた…ってああ!!天使がそこまで来てるよ藤巻君!!」
藤巻「うおっ!そういえば俺たちは天使の足止めしなくちゃなんねえの忘れてたぜ!」
松下「と、とりあえず皆撃つんだ!」
かなで「そうだわ、校則違反を注意しに来たんだったわ」ポン
日向「いや、待て。もう終わったみたいだぞ。ほら上を見ろ」
ユート「上?何があるというんだ」
藤巻「おお~。やっぱいつ見ても綺麗なもんだよな。食券の花吹雪ってか」
かなで「綺麗よね。でも、食券を生徒から巻き上げるのはよくないわ」
日向「いやいや、どうせNPCだし」
松下「誰かうどんの食券を拾ったら是非譲ってくれ!」
椎名「あさはか…なり?」
大山「なんで疑問系なの?」
椎名「天使がいるぞ」
日向「……。うおおおお!!椎名が喋った!ってそうだ忘れてた!なんで俺たちは天使と仲良く喋ってんだよ!」
ユート「別にいいじゃないか。仲良くするのは良いことだろう?」
日向「いやおれらがよくてもあいつらはよくないの!」
藤巻「とりあえずもう行こうぜ。疲れたぜ…」
大山「同感だよ藤巻君!」
かなで(カイト君を追わなきゃ…)
―学園大食堂
ユート「で、巻き上げた食券を回収して使いまわすというわけか」
ゆり「その通り!ちなみに今夜の分は拾った物ですませなさい」
日向「ユート!お前何拾ったんだ?」
ユート「これだ」
つ麻婆豆腐
日向「お前…ドンマイ」
ユート「なにがドンマイなんだ」
日向「それ激辛で有名なんだぜ?」
ゆり「残念だけど、ユート君はおいしそうに食べるわよそれ」
日向「…え?」
ユート「食べるか?おいしいぞ」
日向「いや、俺はうどんでいいわ…」
ユート「そうか…」
―男子生徒寮
ユート「はぁ、疲れたな」ガチャ
鬼柳「お、帰ってきたなユート!ところでお前ガルデモのライブみたか!?」
ユート「ガルデモ…?あぁ、バンド名か」
鬼柳「今日またゲリラライブがあってよ!やっぱガルデモは最高だぜ!」
ユート「ほお、それは知らなかったな。どこでやっていたんだ?」
鬼柳「まさかお前聞かなかったのか!?食堂だよ!」
ユート「え?いつだ?」
鬼柳「丁度夜飯の時間帯だよ。つか結構でかい音でてたはずだけど聞こえなかったのか?」
ユート「す、すまん。聞こえなかった」
ユート(その時間帯は陽動班が動いてたはずだが…?)
鬼柳「まあいいや。今日もデュエルしねえか?」
ユート「すまん。今日は疲れてな。すぐに寝たいんだ」
鬼柳「そうか…。それじゃあ仕方ねえな。それに登校初日だもんな。そりゃそうだ」
ユート「俺はもう寝る」
鬼柳「おお、おやすみ」
------------------------------
鬼柳「ミラef墓地のネクロabssネクロabef墓地のビートルデーモンss
ネクロabビートルでシンクロワンハンass
ワンハンaef墓地のミラコピー墓地のネクロabssネクロabef墓地のデーモンbビートルss
デーモンbef何かサーチネクロabでリヴァssデーモンbとビートルでスプレンディッドローズss
増草剤発動コピプラssDDR発動ドゥロ帰還ドゥロにバンシュ装備
ドゥロefデーモンa、DDR、バンシュ、増草剤バウンスドゥロ除外
コピプラefスプレンディッドローズ指定レベル6
コピプラスプレンディッドローズコストにツィオルキンss
増草剤、DDR、バンシュセットツィオルキンef
トライデントssトライデントefツィオルキンとトライデントコストにエクストラ破壊
リヴァefミラ帰還、DDR発動ドゥロ帰還ドゥロにバンシュ装備
ドゥロefリヴァ、DDR、バンシュバウンスドゥロ除外………
アルティマヤ・ツィオルキンssまだまだ満足しちゃいない!もう1ループだ!」
------------------------------------
ユート「!!??」バッ
鬼柳「お、起きたか。すげえうなされてたけど大丈夫か?」
ユート「ハアハア…。大丈夫だ。心配かけてすまない」
鬼柳「それより飯食いに行こうぜ!今日は呼び出し無いから一緒に食おう!」
ユート「ああ、俺は別にいいぞ」
―学園大食堂
ユート「うどんを一つ」
鬼柳「俺もうどんで」
NPC「はいよ!うどんだよ!」
-------------------------------
鬼柳「やっぱ学食はいつ食ってもうまいぜ!」
ユート「」ズルズル
>>161「」キョロキョロ
ユート「ん?あいつは>>161か」ズルズル
>>161「!!」
ユート(こちらに気づいたか)
>>161
戦線メンバーでお願いします。戦線メンバーでなければ安価下
遊佐
遊佐「おや、ユートさんじゃないですか。朝は早いんですね。集合は9:00ですよ?」
ユート「この時間帯に起きてしまってな。あ、こいつは鬼柳だ」
鬼柳「どうも。よろしくな」
遊佐「遊佐です。はじめまして」
ユート「遊佐も早いんだな」
遊佐「オペレーターですからね」
鬼柳「ふっ」ニヤ
ユート「どうした。突然にやけて」
鬼柳「いや、お前にも春が来たんだなと思ってな」
ユート「春?そういえばこの世界に季節などの概念はあるのか?」
遊佐「ありますよ。春夏秋冬、全てあります」
ユート「よく出来ているものだ」
鬼柳(なんか上手く話題を逸らされた気がするぜ…)
遊佐「それでは、私も朝ごはんをとってきます。…隣の席を取っておいてくれると嬉しいのですが」
ユート「ああ、いいぞ」
遊佐「ではとってきます」スタスタ
鬼柳「おいユート、お前遊佐って奴のことどう思ってんだ?」
ユート「ん?いい奴だと思うぞ。仕事熱心だしな」
鬼柳(仕事…?ああ、生徒会にでも入ってるのか)
鬼柳「まあそんなもんか。お前がグイグイいくタイプにも見えない」
ユート「なんだ、何の話だ」
鬼柳「いずれ分かるさ、いずれな…」
ユート「…まあいい。」
鬼柳「ところでずっと気になってたんだが…」
ユート「今度は何だ」
鬼柳「お前と遊佐が着ている制服はどこで手に入るんだ?」
ユート「ん?これか。なんでそんなことを」
鬼柳「いや、そっちの方がいかしてると思って」
ユート「そうか…?服のセンスは俺はよく分からん」
鬼柳「いやいや、そっちの方がかっこいいって。こんな制服じゃ満足できねえ!」
遊佐「そんなに欲しいのですか?」
鬼柳「!!」ビクッ
ユート「随分と早いな」
遊佐「食券とご飯を交換するだけですからね」
鬼柳「ちょ、ちょっとびっくりしたぜ。で、話を戻すがどうやって手に入るんだ?」
遊佐「…どうしましょう」
ユート「いいじゃないか。服をあげるぐらい」
遊佐「ゆりっぺさんがよくないんですよ。戦線に入ってもらわないとダメかと」
鬼柳「戦線?なんかのクラブか?」
ユート「クラブではない。本当の意味での戦線だ」
鬼柳「戦うのか?面白そうじゃねえか。最近退屈してたんだ」
遊佐「とりあえず、この方を連れて行けばいいんじゃないでしょうか」
ユート「それでいいんじゃないか?」
鬼柳「連れて行くってどこにだ」
遊佐「私たち戦線の拠点です」
鬼柳「なんか本格的なんだな。少しは満足できそうじゃねえか」
―8:50 対天使作戦本部前
鬼柳「なんだここ?というより授業に出なくて本当に大丈夫なのか?」
遊佐「問題ありません。説明したとおり、生徒会以外には特に怒られません」
ユート「俺もまだ授業にでていないからな」
鬼柳「マジかよ…。そっちの方が衝撃的だぜ。じゃあテストも受けないのか?」
遊佐「それはゆりっぺさんに聞いてください」
鬼柳「は?ゆりっぺ?」
ユート「この戦線のリーダーだ」
鬼柳「おし!じゃあ早速入ろうぜ!」ガチャ
ユート「そうだな」
遊佐「あの、合言葉を忘れていますが」
鬼柳「合言葉が必要なのか?でもこの通り開いt…」ガンッ
鬼柳「うおおおおおおお!!」
ユート「…すっかり忘れていた」
遊佐「どうします?多分下で伸びていますよ」
ユート「いや、あいつの事だ。多分無事だろう。ちょっと待ってろ」シュタ
遊佐「あの、ここは3階ですよ?ここから飛び降りる気ですか?」
ユート「このぐらいの高さなら大丈夫だ。じゃあまたここまで来るから先に入っていてくれ」タッ
遊佐「あっ…。本当に飛び降りてしまいました。本当に大丈夫なのでしょうか」ヒョコ
オイダイジョウブカ
アア、アノテイドデヤラレルホドヤワジャネエゼ
遊佐「本当に大丈夫のようですね。戦線一の運動神経なのでは?」
―AM.9:00
ゆり「で、そちら様は?」
鬼柳「ユートのルームメイト、鬼柳京介だ」
ユート「俺たちが着ている制服が欲しいそうだ」
鬼柳「ついでに戦線に加入したいとも思っている」
ゆり「あら、それは嬉しいわね。じゃあ聞くけれど、あなた自分が死んだ時の記憶はあるかしら?」
鬼柳「変な事を聞くな。あるがそれがどうした」
ゆり「本当!?よっしゃあ!!またメンバーが増えるわ!」
野田「まてゆりっぺ」
ゆり「あら、野田君居たの?」
野田「ずっといた!…まあいい。もしかしたらそいつ嘘をついてるかもしれんぞ」
ゆり「なんでそんな風に思うの?」
野田「前だってこんな風に嘘をついて入ろうとしたNPCがいたじゃないか」
鬼柳「NPCってなんだ?」
野田「お前らみたいな人の形をした人形のことを言うんだ」
ユート「俺の友人を人形扱いするのか!」
ゆり「はいはい、喧嘩はやめなさい。鬼柳君、悪いんだけど死因とかを教えてくれないかしら」
鬼柳「詳しくは言えないがそれでもいいか?」
ゆり「…いえ、十分よ」
鬼柳「………」
ゆり「ふむふむ。それで?」
鬼柳「………」
野田「お前犯罪者なのかよ!?」
藤巻(マジかよ)
鬼柳「………」
野田「…すまん、もう話さなくていい。俺が悪かった」
大山「うわーん!こんなの悲しすぎるよ!藤巻君並に可哀想すぎるよ!!」
日向「なんで朝からこんな気分を落とさなきゃならねえんだ…」グスッ
ゆり「…ごめん私トイレ」グスッ
鬼柳「どうしたんだ皆?まだ死んだところまで話してねえぞ」
遊佐「高校生には少しハードな過去だったからではないでしょうか」
ユート「お前も苦労していたんだな」
鬼柳「なんだその同情の目は」
大山「鬼柳君!僕、君と仲良くするよ!」
鬼柳「お、おう。よろしくな」
野田「その、なんだ。すまなかった。もうお前の過去を追及しない」
鬼柳「なんなんだ一体?」
―AM.9:15
ゆり「私たちはあなたを歓迎するわ。これからよろしくね鬼柳君」
鬼柳「ああ、よろしくな。俺を満足させてくれよ?」
ゆり「で、これがあなたが欲しがってた制服よ」スッ
鬼柳「おお、これが!早速更衣室に行って着替えてくるぜ!」
ユート「生徒会にだけは気をつけてな」
鬼柳「ああ!もう生前みたいなドジ踏まないぜ!」
---------------------------
日向「なあ、鬼柳の生前どう思う?」
大山「いくらなんでもあんまりだよ!もうぼく神なんて信じないよ!」
ゆり「悲惨よね。警察から暴行を受けるんだもの」
日向「しかも顔にあったラクガキみたいなやつ。あれ犯罪者の証とか言ってたけどよ、あれ見るたびに俺涙しちまいそうだぜ」
藤巻「戦線メンバーは完全に葬式状態だぜ」
松下「彼には優しくしなくてはな」
椎名「あさはかなり…」
TK「Got is dead…」
鬼柳「待たせたなぁ!」バァン
日向「おお、来た来た」ナミダフキフキ
ユート「なかなか似合ってるじゃないか」
ゆり「さて鬼柳君、何か質問とかあるかしら?」
鬼柳「勿論あるぜ。授業には本当に出なくていいのか?」
ゆり「ええ。少なくとも生徒会以外には怒られないわ」
鬼柳「じゃあテストは?」
ゆり「テストは受けなくてもいいけど、生徒会に呼び出されるから覚悟するのね」
鬼柳「要するに生徒会の目を盗めばなにしてもいいって事だな」
野田「なんか言い方が危ないぞ」
大山「でも実際そうだよ?」
鬼柳「じゃあ明後日からのテストも受けなくてもいいって事か!」
ゆり「そうよ。あ、でも…」
日向「どうしたゆりっぺ。また何かたくらんでるのか?」
ゆり「ええ。でも今回は少し難しいかもしれないのよ」
藤巻「おいおい、面倒なのだけはゴメンだぜ」
大山「いつも面倒だけどね」
ゆり「ごめんなさい。今は考えさせて」
日向「まあゆりっぺがそういうなら…」
ゆり「とりあえず昼まで解散よ。昼休みの時間になったら集合なさい。それじゃ、解散!」
―AM09:30
ユート「さて、昼まで時間があるな。適当に過ごして時間を費やすのもあれだな…」
ユート「よし、>>179のところへ行ってみるか」
まだ登場していないキャラなら安価下
カイト
ユート「よし、カイトのところへ行ってみるか。たしかあいつは生徒会だったな」
―生徒会室
ユート「失礼する」ガチャ
カイト「なんだ貴様。何しに来た」
ユート「生徒会は何をするのか気になってな」
かなで「もしかして生徒会に入りたいの?」
ユート「そういうわけではない」
カイト「とりあえずお前はまず授業に出ろ」
ユート「無理だ。消えるのはごめんだからな」
カイト「クソッ!話にならん!」
かなで「とりあえず、仕事の邪魔をしないなら別に居てもいいわ」
カイト「だそうだ。会長が優しくてよかったな」
ユート「ああ、本当に助かる」
カイト「」カタカタ
かなで「」カキカキ
ユート「今は何をしているんだ?」
カイト「俺は各委員会のレポートをまとめている。暇なら手伝え」カタカタ
かなで「カイト君、彼は見学に来ただけよ。彼の手を借りようとするのはやめなさい」
カイト「冗談ですよ会長。というわけでとっとと帰れ」カタカタ
かなで「カイト君」
カイト「…冗談です」カタカタ
ユート「立華は何をしているんだ?」
かなで「私は目安箱の開封よ。その中に実現できそうなものを紙に書き出しているの」
ユート「この学校に目安箱なんてあったのか」
かなで「結構目立つ場所に置いてあるわよ?」
ユート「どれくらいの量が入ってるんだ?」
かなで「一週間に一回ぐらいの周期で回収しているけど、20~30は入っているわね」
ユート(NPCか全部入れているのか…?)
カイト「会長。こちらは終わりました」
かなで「そう。じゃあ目安箱の開封を手伝ってくれないかしら?」
カイト「構いません。では早速…」ガサガサ
カイト「これにするか。なになに、>>183だと?」
オレとデュエルしろおおおおお!by鬼柳
カイト「[俺とデュエルしおおおおお!]だと?」
カイト「しかもご丁寧に名前まで書いてるな。匿名性だというのに」
ユート(鬼柳…昨晩デュエルできなかったからって生徒会に喧嘩を申し込むな)
かなで「あ、鬼柳君じゃない」ヒョコ
カイト「会長、知り合いですか?」
かなで「ええ、昨日あったばかりだけれど」
カイト「にしても、俺にデュエルを申し込むとはいい度胸だ。今度あったら叩き潰してくれる」
かなで「カイト君、問題だけは起こさないでね?」
カイト「起こすわけ無いでしょう。とりあえずこれはゴミ箱にでも捨てておくか」ポイ
ユート「俺も少し開けてみていいか?」
カイト「おい邪魔をするな」
かなで「いいじゃない。ユート君だって手伝いたいのよ」
カイト「チッ…」
ユート「では早速」ガサゴソ
ユート「これだ。ふむ>>185、か」
キングは一人!この俺だ!!
ユート「[キングは一人!この俺だ!!]か」
ユート「どういう意味だ…?キング?」
カイト「またいたずら書きか!これは会議で議題にあげるべきでは?」
かなで「生徒だってこういうことをしてみたいものなのよ。これぞ青春って感じじゃない?」
カイト「絶対に違うと思います。確かにいたずらはたまに見かけますが今回は酷すぎます」
かなで「たまたま連続で開けただけよ。ちょっとカイトくんはピリピリしすぎなのよ」
ユート「緊張するなカイト」
カイト「なぜ部外者の貴様から励みの言葉を言われなくてはいけないのだ!」
カイト「とにかく、次もいたずら書きだったら上に報告しますよ!」
かなで「カイト君ははりきりすぎよ…。えーっと、>>187ですって」
すんません再安価>>189でお願いします
悔しいでしょうねぇ
Ⅳ「安価をとっておきながら自分で踏んでしまう。再安価をとっても安価先に来たのは私の名言。他の安価先とはずいぶんと差がつきました。悔しいでしょうねぇ」
---------------------------------
かなで「[悔しいでしょうねぇ]ですって」
カイト「なんなんださっきから!変な事ばかり書きやがって!最初の俺とデュエルしろがまともってどういうことだ!」
ユート「そんなに怒ることはないだろう」
カイト「うるさい!とりあえず、いたずら書きが増えているということで、上には報告します!」
かなで「ま、待ってカイト君。たまたまよきっと」ガサゴソ
かなで「ほら、>>192ですって」
楽しかったぜぇ?お前らとの学校ごっこォ!!wwwwwwwww
かなで「[楽しかったぜぇ?お前らとの学校ごっこォ!!wwwwwwwwww]ですって」
カイト「では報告の書類を作っておきます」
かなで「うん。もういいわ。私も疲れちゃった」
ユート「こんなにも大変なのだな。生徒会というのは」
カイト「ああ、そうだ大変なんだ。だからとっとと帰れ」
かなで「カイト君、口の聞きかたに気を付けなさい」
ユート「…邪魔してすまなかった」スタスタ
かなで「もういっちゃうの?」
ユート「ああ、お前らも大変そうだからな。じゃあな」バタン
かなで「はぁ…」
かなで(まだ10通以上もあるのに今日は仕事をしきった気がするわ)
-----------------------------------------
ユート「生徒会も大変なのだな。相当忙しそうだった」
ユート「まだ昼まで時間があるな。あと一人ぐらいいけそうだな」
ユート「よし、>>196のところへ行くか」
Z-ONE
連投だめなら安価下
果たして思考力のある自動人形は死後の世界に行けるのか・・・なんだ!これ哲学ssだったのか!
>>200のような見解が生まれるのも全部ドン・サウザンドってやつのせいなんだ
-----------------------------------
ユート「ゾーンのところへ行ってみるか。たしかあいつは教師だったよな」
ユート「えーっと地図を見る限り…、職員室って所にいそうだな」
―職員室
ユート「失礼する」ガラッ
NPC「ん?誰だ?」
ユート「ユートという。ここにゾーンはいないか」
NPC「おい、"先生"を付けなさい。…ちょっと待ってて」スタスタ
ゾーン「やあユート君。どうしたんだい?」
ユート「前回は少ししか話せなかったからな、少しでもいいから話せたらと思ってな」
ゾーン「いいだろう。次の授業までしか話せないがいいかね?」
ユート「構わない。誘っているのはこちらだからな」
ゾーン「では、せめて座れる場所まで移動するか」
―食堂
ゾーン「でもなぜ急に話なんかしようと思ったのだ?」
ユート「いや、前回は辛気臭い話だけで終わってしまったからな。自己紹介も名前しかしていない」
ゾーン「まあ私は君と話せるだけでいいんだがね」
ユート「ところでだが…」
ゾーン「なんだ?」
ユート「今は授業中だよな?授業はどうしたんだ?」
ゾーン「分かっていると思うがテストが近くてね。自習にしてあるよ」
ユート「その間は職員室で何を?」
ゾーン「テスト問題の作成だな。普通は放課後にやるものなんだが」
ゾーン「放課後は出来るだけ自由な時間を多くとりたくてね。こうした形をとっている」
ユート「テストか…」
ユート(テストってなんなんだ)
ゾーン「テスト勉強はしているかい?」
ユート「まだこちらに来てから一週間しか経っていないんだぞ。勉強以前の問題だ」
ゾーン「それもそうだな」
ユート「ゾーンはどんなことを教えているんだ?」
ゾーン「私は主に理科系の教科全般だな」
ユート「その担当している教科も生前に関係していたりするのだろうか…」
ゾーン「すると思うな。なにせ私は生前、科学者だったからな」
ユート「科学者?どんなことを研究していたんだ?」
ゾーン「…デュエルはしっているか?」
ユート「もちろん。デュエリストだしな」
ゾーン「ならばモーメントという言葉は知っているか?」
ユート「モーメント?知らないな。初耳だ」
ゾーン「そうか…。ならば私の話を聞いても分からないだろう」
ユート「…?」
ゾーン「だが、君がデュエリストだとはな。正直驚いた」
ユート「今はディスクは無くて、デッキだけだがな」
ゾーン「…そうだ。このカードを君に上げよう。私は使わないからな」
ユート「いいのか?貴様もデュエリストではないのか?」
ゾーン「わたしはもうデュエリストではない。とにかく、貰ってくれ」
ユート(これは…>>206だと?)
カード名でお願いします
シューティングスタードラゴン
ユート(シューティングスタードラゴンだと?)
ゾーン「なぜかそのカードを持っていてね」
ユート「お前まさかシンクロ次元の者か?」
ゾーン「シンクロ…次元?」
ユート「あ、いやすまない。今のは忘れてくれ」
ゾーン「君のデッキで出せるか分からないが、使ってくれ」
ユート「ああ、ありがたく使わせてもらう」
ユート(たしか鬼柳がチューナーを持っていたな。後でもらえないか尋ねるか)
ゾーン「さて、私はもう行くかな。自習にしているとはいえ、最後は教室にいなくてはならない」
ユート「ああ、時間をとらせてすまなかったな」
ゾーン「いや、いいんだ。では、また会おう少年」スタスタ
ユート「カード、ありがたく使わせてもらおう」
―12:50
ユート「おっと、もう昼じゃないか。急いで戻らなくては」タッタッタ
―対天使作戦本部
ユート「遅れてすまない」ガチャ
ゆり「5分遅刻よ。次からは気をつけなさい」
野田「なっ!その程度でいいのかゆりっぺ!!」
ゆり「別に少しくらい遅れたって今回は問題ないし」
野田「ゆりっぺがそういうなら仕方が無い」
大山「ねーねーゆりっぺ、今回は何をするの?」
ゆり「ふふ、今回はテストを利用した作戦を実施するわ!」
藤巻「とにかくマトモじゃねえって事だけ伝わったぜ」
ひさ子「しかもガルデモのメンバーまで集めるってどういうことだ?」
岩沢「とりあえず私は作曲ができればそれでいいかなー」
ユート「おや?見たことの無い人が…」
ゆり「そういえば初対面だったわね。黄色い髪の人が入江さん。青っぽい髪のほうが関根さんよ」
入江「なんで」
関根「私たちまで…」
ゆり「それは今回の作戦内容を聞けば分かるわ」
松下「おいゆりっぺ。もう焦らさずに教えてくれんか」
大山「そうだよ。でも正直聞きたくないという気持ちも…」
ゆり「じゃあ早速今回の作戦を説明するわ!」
ゆり「今回はね、テストを利用して天使を貶める作戦を思いついたの」
鬼柳「おい、天使って?」
大山「ああ!言葉通りだよ」
ユート「貶めるっていったってどうやって?」
ゆり「それは今回の作戦につく人達に教えるわ」
高松「今回の作戦は少人数で行うのですか?」
ゆり「ええ。私を含めて5人程度にしようと思っているわ」
松下「で、誰がその作戦につくのだ?」
ゆり「それはこれで決めるわ」ドン
ユート「…ゆり、これは?」
ゆり「抽選箱よ」
日向「おいまさか…」
ゆり「そうよ!今この箱で決めるわ!」
日向「うわああああ!これ選ばれたら絶対ヤバイことやらされるぞ!!」
鬼柳「ヤバイって?」
日向「ああああああああ!!」
鬼柳「駄目だ会話にならねえ」
ひさ子「なんで抽選なんかでやるんだよ?」
ゆり「正直今回は誰でもいいのよねー。でも全員で遂行できるわけではないし…」
高松「でしたらゆりっぺさんが厳選すればいいのでは?」
ゆり「それを今まで考えてたけど思いつかなかったのよ!あ、そうそう。失敗したら死よりも恐ろしい罰が待ってるから覚えておいてね♪」
日向「ぜってえ選ばれたくねえ!」
ユート「なぜみんな阿鼻叫喚しているんだ…」
鬼柳「罰っつってもなぁ…」
遊佐「お教えしましょうか。罰の内容を」
ユート「教えてくれるならば是非」
遊佐「ならばお教えしましょう。死よりも恐ろしい罰ゲームを」
遊佐「といっても私は罰を受けた者の結果しか知りませんが」
鬼柳「死後の世界なんだろ?そんなに恐ろしい罰があるのか…?」
遊佐「ゆりっぺさんの罰を受けた人の精神は崩壊するといわれています。実際罰を受けて精神を病んだ方が数名…」
ゆり「ちょっと!嘘言うのやめてよ遊佐さん!」
ユート「なんだ、嘘なのか」
鬼柳「嘘でもメンドイのはちょっとやだな」
ゆり「とにかぁーく!今から抽選するからあんた達は黙ってみてなさい!」
日向「お前はいいよなぁ!失敗しても罰を執行する側なんだからよ!」
ゆり「とぉりゃあああ!」
ゆり「」ピラッ
ゆり「まずは>>217からよ!」
戦線メンバー以外、もしくはゆりの場合安価下
ユート
ゆり「まずはユート君からよ!」
ユート「俺か」
鬼柳「よかったなユート!」
日向「お前それ嫌味でいってるだろ」
鬼柳「はぁ?だって抽選だろ?選ばれたほうがいいじゃねえか」
日向「お前らは分かってないんだよ。ゆりっぺの恐ろしさをよぉ…」
ゆり「日向くーん。聞こえてるわよー」
日向「すいませんでした」
ゆり「とりあえずちゃっちゃと行っちゃいましょうか」
ゆり「あ、せっかく選ばれたんだし、ユート君引く?」
ユート「いいのか?ならば俺が引こう」
ユート「いくぞ!……ドロー!」
ユート「」ピラッ
ユート「選ばれたのは>>219だ」
鬼柳
ユート「選ばれたのは鬼柳だ」
鬼柳「おっしゃあ!」グッ
日向「お前らぐらいだぜ。選ばれて喜んでるの」
ゆり「早速新メンバーが二人揃ったわね」
鬼柳「じゃあ次俺が引いていいか?」
ゆり「ええ。いいわよ」
鬼柳「それじゃあいくぜ!ドロー!!」シュピィィーン
鬼柳「選ばれたのは…>>222だ!」カンコーン
ゆり
ユート「これは説明を書かなかった作者がいけない」
鬼柳「全くだぜ。いっておくが、ゆりと選ばれた俺とユート、戦線メンバー以外は安価下になるぜ」
カイト「それでは…再安価として>>225だな」
「俺もいるぞ!」
日向
鬼柳「選ばれたのは日向だ!」
日向「へっ?」
ユート「よかったな」
日向「え?」
ゆり「それじゃあ日向君引いていいわよー」
日向「俺えええええ!?マジかよおおおお!!」
鬼柳「いちいちやかましい奴だ」
ゆり「ねえ、はやく引いてくれないかしら」
日向「くそ…。なんでこういう時に限って…」
日向「仕方ねえ、引くよ!引いてやりますよ!」
ユート「もう引いてしまった」ピラッ
日向「…えっ?」
ユート「ちなみに>>228だったぞ」
日向「マジで引いちゃったのかよ…」
戦線メンバー以外、もしくはゆり、鬼柳、ユートの場合安価下
高松
ユート「ちなみに高松だったぞ」
高松「おや、私ですか」
鬼柳「おめでとう。歓迎するぜ」
ゆり「まあ中々のメンバーね」
日向「このメンバーでいける内容なのか?」
ゆり「まあ、なんとかなりそうね。それに奥の手を用意してあるしね」
ユート「奥の手とは?」
ゆり「秘密よ。ひ・み・つ♪」
日向(あー、これ絶対ロクでもないやつだな…)
ゆり「てなわけで解散!選ばれた人は今日の放課後に集合よ!」
大山「選ばれなくてよかったぁ…」
野田「なぜ俺が選ばれなかったんだ!これじゃあゆりっぺと一緒に居られないじゃないか!」
松下「選ばれたとしても二人きりではないからな?」
-----------------------------
ユート「結局放課後まで解散になった」
ユート「………」
ユート「暇だ。デュエルでもしたいな」
ユート「そうだ、>>232の所へでも行ってみるか」カンコーン
まだ登場していないキャラの場合安価下
カイト
ユート「デュエリストは鬼柳以外でカイトしか知らんな…」
ユート「そうだ、カイトの所へでも行ってみるか」カンコーン!!
―生徒会室
ユート「すまない、また邪魔する」
カイト「」カタカタ
ユート「ん?立華はどうしたんだ?」
カイト「…何しに来た」カタカタ
ユート「暇になってしまってな。すこし様子を見に来た」
カイト「会長なら昼ご飯を食べに行った」
ユート「…そうか」ストン
カイト「おい貴様」
ユート「なんだ?」
カイト「なぜ俺の向かいに座る。うっとおしい。邪魔だ」
ユート「邪魔ならすまない。デュエルをしようと思って…」
カイト「デュエルだと?…そういえばまだお前と決着をつけていなかったな」
ユート「ああ。お前も息抜きにどうだ?仕事をずっとしていては疲れるだろう」
カイト「ふん。いいだろう。そのデュエル、受けてたとう」
ユート「ディスクを使わないデュエルで構わないな?」
カイト「ああ。ディスクなんて使ったら会長になんて言われるか分かったもんじゃないからな」
ユート「では早速…」
カイト&ユート「「デュエル!!」」
カイト「先行は俺がもらうぞ。俺のターン」
カイト「俺は手札からフォトン・スラッシャーの効果を発動。それによりこいつを特殊召喚する」
「そして俺は手札からフォトン・クラッシャーを召喚。そしてこのモンスター二体でオーバーレイ!」
「輝光子パラディオスをエクシーズ召喚。俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」
カイト:LP4000 手札二枚 伏せ一枚 場;輝光子パラディオス
ユート「俺のターン、ドロー」
「俺は手札から幻影騎士団ラギッド・グローブを召喚」
「そして手札から幻影騎士団サイレントブーツを特殊召喚。…このモンスター2体でオーバーレイ」
「幻影騎士団ブレイクソードをエクシーズ召喚する。そしてラギッド・グローブの効果発動」
「このカードの使用によりエクシーズ召喚をした時、そのXモンスターの攻撃力は、そのターン中1000アップする」
「そして俺はブレイクソードで輝光子パラディオスを攻撃だ」
カイト「ならばリバースカードオープン、罠カード、光子化を発動。このカードは、相手モンスターの攻撃宣言時に発動することが出来る」
「その攻撃を無効にし、その攻撃力分、自分モンスターの攻撃力を俺のターンのエンドフェイズまでアップさせる」
ユート「…ならば俺はカードを四枚伏せてターンエンドだ」
ユート:LP4000 手札0枚 伏せ四枚 場;幻影騎士団ブレイクソード
カイト「手札を全て伏せたか…。俺のターン、ドロー」
「俺は輝光子パラディオスの効果を発動。ORUを二つ取り除き、相手モンスターの効果を無効化し、攻撃力を0にする」
「そして、俺は輝光子パラディオスでブレイクソードを攻撃」
ユート「…いいだろう。しかし、速攻魔法非常食を発動。二枚を墓地に送り、LPを2000回復する。そしてブレイクソードの効果発動。このカードのエクシーズ素材を墓地から特殊召喚」
「この効果で特殊召喚したモンスターはレベル4扱いになる」
カイト「俺はカードを二枚伏せてターンエンド」
カイト:LP4000 手札一枚 伏せ二枚 場;輝光子パラディオス(ORUゼロ)
ユート:LP1000 手札0 伏せ一枚 場;ラギットグローブ、サイレントブーツ
ユート「俺のターン、ドロー」
「俺はラギットグローブ、サイレントブーツでオーバーレイ!」
「現れろ、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!そして俺はパラディオスに攻撃だ!」
カイト「…受けよう」
ユート「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
ユート;LP1000 手札ハンドレス 伏せ二枚 場:2500絶対与えるマン
カイト「俺のターン、ドロー」
「ふっ。どうやら俺の勝ちだ。ユート」
ユート「なんだと?」
「俺は手札からフォトン・スラッシャーを特殊召喚」
「そして続けて伏せカード、銀河零式を発動」
ユート(あれはブラフだったのか…)
カイト「俺は墓地からフォトン・スラッシャーを特殊召喚。そして、二体のフォトン・スラッシャーをリリース!!」
ユート「なに!?」
あれ、パラディオスのドロー効果使わないの?
>>240使ったってことにしてください…
----------------------------------------
カイト「現れろ、銀河眼の光子竜!」
「そして、銀河眼の光子竜で攻撃だ!」
ユート「…甘いな。俺は伏せカード、ブービートラップEを発動!」
「このカードは、自分の伏せた永続罠カードを見せることで、このカードは見せたカードと同じ効果を得ることが出来る!」
「俺は幻影霧剣を見せる。この効果により、このカードは幻影霧剣と同じ効果を得る」
「そして効果発動!相手の攻撃モンスターを選択し、その攻撃を無効にする!」
「そして、そのモンスターの効果は無効化され、攻撃対象にならない」
カイト「くっ!俺はターンエンド…」
カイト;LP4000 手札一枚 伏せ一枚 場:銀河眼の光子竜
ユート「俺のターン、ドロー」
ユート「俺はダークリベリオンの効果発動。ORUを一つ取り除き、相手のレベル5以上のモンスターの攻撃力を半分にし、減った攻撃力分、ダークリベリオンの攻撃力をアップする」
「俺はORUを二つ取り除く。よって、銀河眼の光子竜の攻撃力は750だ」
「そして、ダークリベリオンの攻撃力は4750だ!」
カイト「4750…だと!?いや、しかし幻影霧剣の効果で攻撃対象にはできないはずだ!」
ユート「それはどうかな?」
カイト「なに!?」
ユート「俺は速攻魔法、非常食を再び発動!選択するのは幻影霧剣!」1000→2000
ユート「ダークリベリオンで銀河眼の光子竜へ攻撃!」
ユート「これで俺の勝ちだ!」
カイト「ふっ。お前の勝ちだと?とんだロマンチストだな!」
ユート「なに!?」
カイト「銀河眼の光子竜の効果発動!このモンスターが攻撃する時、バトルする互いのモンスターを除外できる!」
ユート「そ、そんな効果があったのか!」
ユート「くっ…ならばバトル終了だ…」
カイト「バトルフェイズ終了時!その除外されたモンスターはフィールドに戻る!」
ユート「俺は…ターンエンド。そしてダークリベリオンの効果で攻撃力変動効果は元に戻る…」
ちょい疲れたので今日はここで終わり
架空デュエルは疲れる…
ユートの幻影騎士団のOCG化はまだかい
ユート:LP2000 手札ゼロ 伏せ一枚 場:ダークリベリオンエクシーズドラゴン
カイト:LP3500 手札一枚 伏せ一枚 場;銀河眼の光子竜
カイト「俺のターン、ドロー」
カイト「俺は手札から、ギャラクシーストームを発動。この効果はORUが無いエクシーズモンスターを破壊できる」
「これにより、ダークリベリオンを破壊する」
ユート「くそ…」場:無し 伏せ:一枚
カイト「そして俺はリバース・バスターを召喚。こいつの攻撃宣言時、お前は魔法・罠を発動できない」
「そしてリバース・バスターで攻撃だ!」
ユート「くっ…」2000→500
カイト「そして銀河眼の光子竜で攻撃だ」
ユート「俺は幻影霧剣を発動する」
カイト「まあ、そうなるだろうな。しかしお前はまたこいつを攻撃対象にできなくなった」
ユート「しかし、その発動と同時に墓地の魔法カード、幻影騎士団シャドーベイルの効果を発動!」
カイト「何!?墓地から魔法カードだと!?」
ユート「シャドーベイルを特殊召喚する!シャドーベイルはレベル4扱いのモンスターとなる」
カイト「ちっ、これで俺はターンエンド」
ユート:LP500 手札ゼロ 伏せ一枚 場:ダークリベリオンエクシーズドラゴン
カイト:LP3500 手札ゼロ 伏せ一枚 場;銀河眼の光子竜 リバース・バスター
ユート「俺のターン、ドロー」
ユート「俺はフィールドのシャドーベイル二体でオーバーレイ!」
ユート「現れろ、No.101 S・H Arknight!」
カイト「ナン…バーズ!?しかもそれはバリアンの!!」
ユート「どうした?」
カイト「貴様がなぜそのカードを持っている!まさか貴様バリアンか!?」
ユート「バリアン?なんだそれは」
カイト「…とりあえず進めろ」
ユートの場にダベリオン居ませんね、すみません
ユート「俺はNo.101の効果を発動。ORUを二つ取り除き、銀河眼の光子竜をエクシーズ素材にする」
カイト「俺の光子竜が…」
ユート「そして俺はリバース・バスターへ攻撃だ!」
カイト「……」3500→2900
ユート「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
ユート:LP500 手札ゼロ 伏せ一枚 場:No.101 S・H Arknight
カイト:LP2900 手札ゼロ 伏せ一枚 場;無し
カイト「なぜ貴様がバリアンのナンバーズを持っているか、問わせてもらうぞ。俺のターン、ドロー」
カイト「俺はアクセルライトを発動。この効果より、デッキからフォトン・チャージマンを特殊召喚」
「こいつは攻撃力を倍にする効果を持っているが、攻撃は出来なくなる」
ユート「だがアークナイトの攻撃力は2100だぞ?ギリギリ足りなかったな」
カイト「ふん、俺はその効果は使わない。そして俺はNo.101へ攻撃だ」
ユート「な、なに!?なぜだ!?」
カイト「そしてフォトン・チャージマンの攻撃宣言時にリバースカード、フォトン・ショックを発動!」
「このカードは、フォトンと名のつく戦闘で発生するダメージはお互いのプレイヤーがうける!」
ユート「な…まさか!」
カイト「そうだ!この戦闘で発生するダメージは1100!よってお前のライフのみゼロになる!」
ユート「なん…だと!?」
カイト「さあ、これで終わりd…」
かなで「ただいま」ガチャ
カイト&ユート「!?」バッ
かなで「あら?何をしているの?」
カイト「い、いえ。息抜きデュエルでもしようかと…」
かなで「仕事は終わったの?」
カイト「あっ」
ユート「そういえばまだ終わっていなかったな」
かなで「まだ終わっていなくてもいいけれど、放課後までが期限だから、そこだけで気をつけてね?」
カイト「は、はい!」
ユート「おや、もう1:30を回っていたのか。悪いが俺も昼飯に行く」
カイト「な、なに!?1:30をもう過ぎているのか!?」
ユート「なにか予定でもあったか?」
カイト「これは飯抜きでなければ仕事が終わらん…」
ユート「そんなにあるのか?」
カイト「…おい貴様、手伝え」
ユート「俺に出来るなら別にいいぞ。デュエルに誘ったのは俺だ。仕事が終わらないのは俺にも責任がある」
カイト「じゃあそこにある掲示物を一階の連絡ボードに貼り付けて来い」
ユート「貼り付けるだけでいいのか?」
カイト「ああ。ちなみにそれが終わってもまだやることはあるからな」
ユート(気楽に受けてしまってよかったのだろうか…)
かなで「ユート君、半分は私がやるわ。分担で作業しましょう」
ユート「ああ、すまないな」
カイト「終わったらまたここへ来い。いいな」
ユート「了解した」
-------------------------------------
ユート「結局放課後の直前まで仕事を手伝った…」
ユート「昼に何も食べていないせいで腹が減ったが、この後に集合がかかっている」
ユート「…とりあえず行ってから飯を食べよう」
-------------------------------------
ゆり「これで全員ね」
高松「それで、今回はどのような作戦を?」
日向「無茶なやつだけは勘弁だぜ?」
ゆり「大丈夫よ。そんなに大変じゃないわ。それじゃあ、説明するわね」
ゆり「まず、私たちは天使と同じ教室でテストを受けるわ」
鬼柳「え、天使もテストって受けるものなのか?」
ユート「天使も一般生徒だ」
鬼柳「へぇ~。シャインエンジェルみたいなの想像してたぜ」
日向(シャインエンジェルってなんだ?)
ゆり「そして天使のテストをだれかが偽造する。そして天使の解答用紙と偽造したテスト用紙を入れ替えて、天使の点数を0にする」
鬼柳「それ…なにか意味があるのか?」
ゆり「ええもちろん。いい?仮にも生徒会長が全教科0点だったら生徒会長としての威厳がなくなるわ」
「そして、多分そのまま天使は生徒会長からおろされるはめになるわ。そして生徒会長を解任された彼女からはもう叱られることは無い!」
鬼柳「それっていじめっていうんじゃないのか?」
ゆり「……でも問題があるのよ」
日向(聞こえなかったフリしたな)
ゆり「問題は、生徒会長の前の席を誰かが引き当てなくちゃいけないのよ」
ユート「席まで指定することは出来ないのか?」
ゆり「そんなことできたら苦労しないわよ。とりあえず、今日説明するべきことは無くなったわ。後は当日の運頼りになるわね」
鬼柳(これ作戦っていうのか…?)
―男子生徒寮 21:00
鬼柳「今日はなんか疲れたな…」
ユート「そうだな」
鬼柳「今日は早く寝るかー。デュエルをする気力があまりないぜ」
ユート「…そうだ、鬼柳。お前確かチューナーを持っていたよな?」
鬼柳「ん?持ってるがそれがどうかしたのか?」
ユート「実はな、今日シンクロモンスターをもらったんだが、俺はチューナーを持っていないんだ」
鬼柳「それで俺からチューナーを貰えないか…ってことか?」
ユート「ああ。余っていたらでいい」
鬼柳「うーん、じゃあこれをやるよ」
↓レスのコンマでもらえるカード決定
偶数:インフェルニティ・リベンジャー
奇数:インフェルニティ・ビートル
ゾロ目:DTナイトメア・ハンド
鬼柳「じゃあこれやるよ」
ユート「これは…DTナイトメア・ハンド?」
鬼柳「ああ。そいつとチューニングさせたいモンスターが居ればシンクロできるぜ」
ユート「そうか。だが…レベル10と言うことはそのレベル以上のモンスターしか出せないと言うことか」
鬼柳「いや、違う。逆だ」
ユート「え?どういうことだ?」
鬼柳「そいつだけちょっと特殊でな、そのモンスターからチューニングさせたいモンスターのレベル分を引いたシンクロモンスターしかシンクロできないんだ」
ユート「えっそうなのか。初めて知った」
ユート(だがこれではシューティング・スター・ドラゴンはだせないな…)
鬼柳「使いどころはちょっと難しいが、お前なら使いこなせるさ」
ユート「いや、わざわざくれたんだ。使いこなして見せるさ」
鬼柳(いやいや、渡す手間が省けたぜ)
鬼柳「ああ。がんばれよ」
ユート「それじゃあ…寝るか」
鬼柳「ああ、そうしよう」
―7:00
ユート「ん…」ムクッ
鬼柳「お、起きたか」
ユート「…鬼柳か。相変わらず起きるのが早いな」
鬼柳「お前が遅いんだよ。といっても今まで程じゃないが」
ユート「今までは悪夢のようなものを見ていて…」
鬼柳「寝不足だったのか?まあ寝つきがよくなってよかったじゃないか」
ユート「…飯、食いに行くか?」
鬼柳「おお、行こうぜ!」
―9:00
鬼柳「お前…なんであんな辛そうなの食べられるんだ?」
ユート「おいしいぞ。食べてみればよかったものを」
鬼柳「またの機会にしておく…」
―対天使作戦本部
ゆり「さて、今日は明日に備えていろいろと準備するわよ!」
日向「え、準備必要なのか?」
ゆり「バッカねー。私たちはもともと違うクラスなのよ?色々と細工が必要なのよ!」
遊佐「その通りです。ちなみに私たちは全く準備しないのでご安心を」
鬼柳「俺たちが集められる意味ってなんなんだよ」
ユート「では誰が準備を?」
ゆり「それはね…、ほら出てきていいわよ」
竹山「どうも。クライストと呼んで下さい」
ゆり「彼は竹山君よ。皆仲良くしてあげてね」
鬼柳「自己紹介が噛み合ってないぞ」
ゆり「竹山君はね、機械作業が得意だそうよ。これで教師達のパソコンに侵入して貰って、データを書き換えるわ」
ユート「なるほど、それで俺たちを同じ教室でテストを受けてもらえるようにするわけだな」
高松「それならば全員同じ教室で受けれるのでは?」
ゆり「そんな大規模に改竄したらさすがにばれるわよ」
高松「それもそうですね」
ゆり「というわけで、よろしくね竹山君」
竹山「クライストと…」
ユート「よろしくな、クライスト」
竹山「竹山と…じゃなくてクライストと……え?」
鬼柳(クライストか…モンスターにいそうだな)
-------------------------------
ユート「暇な時間が割りと多いな。時間の潰し方も分かってきたな」
ユート「さて、いつも通り誰かに会いに行ってみるか」
ユート「まずは>>266の所へ行くか」
ゆり
ユート「よし、ゆりの所へ行ってみるか」
ユート「あいつはまだ本部にいるだろうな。早速行こう」
------------------------------------
ユート「」ガチャ
ゆり「あら?ユート君じゃない。どうしたの?」
ユート「することがなくてな、ここへ戻ってきた」
野田「貴様…ゆりっぺの邪魔をしたら許さんからな」
ユート「何かやっているのか?」
ゆり「ハッキングの準備よ。一応打ち合わせをね」
竹山「」ペコリ
野田「ゆりっぺ、何か俺に手伝えることは無いか」
ゆり「あんたは何もすることないわよ。頭使うの苦手でしょ?」
野田「クソ…俺は何も出来ないのか…!!」
ゆり「ところでユート君、情報室からパソコンって取ってこれる?」
ユート「パソコン?別にいいぞ」
野田「まてゆりっぺ!力仕事なら俺が…」
ゆり「あんた絶対ぶっ壊すわよ!力だけじゃなくて繊細さも必要だってことを分かりなさい野田君!」
野田「ゆ…ゆりっぺ…」
ゆり「お願いできる?ユート君」
ユート「ああ、いいだろう。早速行ってくる」
ゆり「なるべく早くお願いねー」
―5分後
ユート「持って…来たぞ」ガチャ
ゆり「あらおかえりなさいユート君。お疲れ様」
ユート「意外と重いのだな。運び出すのに苦労したぞ」
ゆり「それにしても速かったわね。往復5分はかなりの速さよ?」
ユート「そうか?これぐらい当然な気もするが…」
ゆり「…さて、竹山君、どうかしら?」
竹山「…いけますね。これなら可能です」
ゆり「それならよかった。じゃあ、あとはよろしくね。竹山君」
竹山「はい。あと僕のことはクライストと…」
ゆり「ユート君、これから時間ある?」
ユート「なにもないぞ」
ゆり「じゃあなにか飲み物でも奢ってあげるわ。パソコンのお礼よ」
野田「護衛するぞ、ゆりっぺ」
ゆり「なにから守るのよ!」
野田「ゆりっぺを付け狙うやからからだ!」
ゆり「はぁー、はいはい。勝手にしなさい」
野田「この野田我が身を盾にしてでもゆりっぺを守りきってみせる!」
ゆり「ユート君、何か飲みたいものとかってある?」
ユート「そうだな…確かスターダスト・ミルクコーヒーがあったな。あれを飲んでみたい」
ゆり「…あれはだめよ」
ユート「そうか…(´・ω・`)」
ゆり(本気で凹んでるわね…そんなに飲みたかったのかしら)
------------------------------
ゆり「」ガシャコン
ゆり「ほら、コーヒーよ」スッ
ユート「ああ、すまない」
ゆり「いいのよ。さて、私は何を飲もうかしら」
野田「ゆりっぺ!ここは俺が買ってやろう!」
ゆり「え?別にいいわよ。自分で買うし」ガシャコン
野田「もっと俺を頼っていいんだぞゆりっぺえええ!」
ゆり「あんたはいちいちうるさいわよ!もっと静かに話しなさい!」
野田「すまんゆりっぺ!」
ゆり「だぁから!」
ユート(うるさいやつらだ)ズズッ
ゆり「はあ…」ズズッ
野田「俺も何か買うか」ピッ
ユート「ゆり、お前は何を買ったんだ」
ゆり「あたしはアンタと一緒のやつよ」
野田「なに!?おそろいだと!?」ガシャコン
野田「しまったああ!もう買ってしまったああ!!」
ユート「別に深い意味は無いと思うんだが…」
ゆり「彼は色々とバカなのよ」ズズッ
野田「普通の水を買ってしまった…」
野田「仕方ない、ゆりっぺと同じものを…!!」
ユート「ふう、おいしかった」ポイ
ゆり「おいしかったのならよかったわ」
ユート「奢ってもらってすまなかったな」
ゆり「謝ることないわ。お礼よ、お礼」
ユート「…今何時だ?」
ゆり「ここらへん時計ないから分からないわね…本部へ戻れば分かるけれど」
ゆり「どうする?戻る?」
ユート「…そうするか。時間が分からないのでは行動しようがない」
ゆり「じゃあ、戻りましょうか」ポイ
野田「え?戻るのか?あ、ちょっと待て!まだ飲み終わっていない!」
ゆり「二つも買うのがいけないんでしょー。ほら、とっとと行くわよ」
野田「待ってくれ、ゆりっぺー!!」
―対天使作戦本部
ユート「」ガチャ
ゆり「…今は11:30過ぎか。まだ竹山君の作業は終わってないわね…」
ユート「いつごろ終わる予定なんだ?」
ゆり「12:30にここへ集合になっているわ」
野田「ならまだ一時間あるじゃないか」
ゆり「それにしても今日は本当にすることがないわねー」
ユート「明日へ向けて何かすることは無いのか?」
ゆり「竹山君のが終わったら完了よ」
野田「よし、なら遊ぼうではないか!」
ゆり「遊ぶっていったって…」
野田「UNOをしよう!ゆりっぺ!」
ゆり「なんでそんなのあるのよ!」
ユート「ウノとは何だ?」
ゆり「まさか知らないの?」
ユート「聞いたことすらないな」
野田「なら二人でやろうゆりっぺ!」
ゆり「二人でUNOってどこが楽しいのよ!ユート君、ルール教えるわね」
ユート「是非よろしく頼む」
野田(ゆりっぺと仲良くやるはずだったというのに…)
----------------------------------------
ユート「なるほど、中々面白そうじゃないか」
ゆり「飲み込みはやいわね。ものの数分で完璧に覚えたじゃない」
野田(こいつだけには絶対に勝つ!)
ユート「よし、なら早速やろう」
ゆり「野田君、配って頂戴」
野田「ああ!」
----------------------------------
野田「ドロー2だ!」
ユート「ドロー2」
ゆり「あ、じゃあ私もドロー2」
野田「また俺がドローするのか…」
ゆり「あんたは行動が単調すぎるのよ!」
ユート「リバースだ。ついでにウノだ」
ゆり「え、もう!?私まだ3枚あるんだけど」
野田「俺なんか12枚だ…」
-----------------------------------------
ゆり「ユート君強すぎよ…。10回中8回はユート君の勝ちじゃない…」
野田「俺一回も勝てなかったぞ」
ユート「なぜかドロー4やスキップが沢山きたからな」
ゆり「ユート君の引き運強すぎるわよ!」
野田「俺にもドロー2や4があったのになぜあんなにも惨敗だったんだ…」
ゆり「あんたはわかりやすいのよ!表情見ただけで何を引いたのか丸わかりよ!!」
ユート「ま、まあ時間は大分潰せたのだしいいんじゃないか?」
ゆり「そうね。竹山君ももうそろそろ来る頃かしら」
ユート「…俺は飯を食べてくる」
野田「貴様逃げるのか!勝ち逃げはゆるさんぞ!」
ユート「い、いやそういうわけでは…」
野田「再戦だ!今度はトランプで決着をつけようじゃないか!」
ユート「つまりもう一度ここに戻ってくればいいんだな?」
野田「そうだ。まさか逃げるわけではあるまいな!」
ユート「とりあえず俺は飯を食べてくるぞ…」
―13:30
ユート「」ガチャ
野田「来たな!」
ゆり「おかえりなさい、ユート君」
ユート「それで、何で勝負するんだ?」
野田「まずはポーカーだ!ディーラーはゆりっぺにお願いする」
ゆり「面白そうだから引き受けたわ!暇だしね」
野田「それじゃあ早速、これをシャッフルしてくれ」
ゆり「」シャッシャッ
ゆり「じゃあ配るわよ?」
ユート「交換は何回までなんだ?」
野田「一回だ」
ゆり「」パチパチ
ユート「何回勝負だ?」
野田「男なら一発勝負だ!」
ゆり「はい、配り終わったわ」
ユート「…」
野田(くっくっく、初手にスリーカードか…)
ゆり「交換はするの?しないの?」
ユート「俺は一枚だ」
野田「俺は二枚だ!」
ゆり「はい、山札よ」
ユート「ドロー」ペラッ
野田「」ペラッペラッ
野田「はーっはっは!きた!」
ゆり「うっさいわよ!」
ユート「…」
野田「さあユート、互いの手札を見せ合うぞ!いっせーの!」
野田「俺はフルハウスだ!」
ユート「俺は…ストレートフラッシュだ」
ゆり「え、ウソ!?」
野田「ストレート…フラッシュ?」
ゆり「一発目からストレートフラッシュってすごいわねユート君。あなた強運の持ち主かなんかなの?」
野田「待て待て!ストレートフラッシュとフルハウスってどっちが勝つんだ?」
ゆり「ストレートフラッシュに決まってるでしょ!」
野田「な…俺はまたしても負けたのか…」
ゆり「運が絡んでる物事でユート君と勝負するのはやめておいたほうがよさそうね」
野田「クソッ!次は大富豪だ!」
ゆり「二人でどうやるのよ…」
野田「ゆりっぺもやろうじゃないか!」
ゆり「えー、まあ暇だしいいけど」
ユート(楽しそうでなによりだ)
------------------------------------------
ゆり「えー、結果発表」
ゆり「ユート君がじゃんけん以外全勝…」
野田「なぜ勝てないんだあああああ!!」
ユート(なんだか申し訳ないな…)
ゆり「本当に強いわね…途中イカサマでもしてるんじゃないかと思ったわよ」
ユート「イカサマなどするか」
ゆり「でもじゃんけんで普通に負けてたから運が強いって言うわけではないのよね」
野田「はあ…俺はどうしたら…」ブツブツ
ゆり「相当落ち込んでるわね」
ユート「大分勝負したが、今何時なんだ?」
ゆり「そういえば熱中しすぎて時間なんて忘れてたわねー」
ユート「時間は…16:30か」
ゆり「3時間もトランプやるなんて初めてよ」
ユート「俺もだ(生前はトランプなんてする暇も無かったが)」
ユート「それじゃあ、俺は寮に戻っている。また明日な」
ゆり「ええ、それじゃあね」
バタン
野田「俺は…なんて情けないんだ」ブツブツ
ゆり「さてと、遊佐にでも会いに行きましょうかねー」
―男子生徒寮
ユート「」ガチャ
鬼柳「お、ユートじゃねえか。今日は何してたんだ?」
ユート「お前こそ、今日は一日中見かけなかったが」
鬼柳「俺はずっと屋上で寝てたぜ」
ユート「そうか…。飯は…まだはやいか」
鬼柳「息抜きにでもデュエルすっか?」
ユート「ふっ、そうするか」
―翌日
ゆり「さて、集まったわね」
高松「…」
鬼柳「さあて、満足させてくれよ」
日向「ああ…ついに来てしまったか…」
ユート「…」
ゆり「さて、じゃあ教室にいくわよ」
--------------------------------------
日向「で、こっからが問題になるわけだ」
ゆり「天使の席は前から二つ後ろで右端か…」
ゆり「いい!?絶対に天使より一つ前の席をとるのよ!」
鬼柳「だが所詮運試しだろ?いけるのかよ?」
ゆり「つべこべ言わずにさっさと引きなさい!」
鬼柳「わーったよ。…」ガサガサ
鬼柳「えーっと、17だ!」ドン
ゆり「ぜんぜん的外れじゃない!」
日向「続けて俺もいくか。えーっとー?」ガサガサ
日向「20…全然違う…」
高松「では私が引いてご覧にいれましょう」ガサガサ
高松「ふっ…1番です。なかなか引きが強いですね」
ゆり「どこがよ!」パコーン
高松「うごっ!!」
ユート「…」ガサガサ
ユート「俺は…26か」
ゆり「ユート君惜しいわ!天使のほぼ真後ろか…ってあれ?」
ゆり「だれも引けてないじゃなーい!!」
日向「ゆりっぺがまだ残ってるじゃないか!」
ゆり「えー、でも私引く自身ないんだけど…」ガサガサ
ゆり「えーっと、6…?」
高松「6はですね…右端の1番前ですね」
ゆり「おっしゃああ!!さすが私ね!!」
日向「さっきまで自信なかったくせによく言うぜ」
ゆり「じゃあ、作戦を説明するわね」
ゆり「まず、私が天使の答案用紙を偽造しすり返る。これはいいわね?」
日向「ああ」
ゆり「それで、答案が回収される時、誰かがアクションを起こすのよ、それも教室中の人全員が注目するような」
日向「ああ。…え?」
ゆり「もしも失敗しても大丈夫。奥の手があるから心配はないわ」
高松(これは…私の筋肉の見せ所!!)
鬼柳「奥の手って?」
ゆり「それを言っちゃったら面白くないでしょう?とりあえず、注目を集めれればそれでいいのよ」
ユート「注目を集められればいいのか?」
ゆり「ええ。でもテストが中止になっちゃうようなのはやめてよね」
ゆり「さて…まずは>>287君から頑張ってね♪」
1:日向
2:高松
3:鬼柳
4:ユート
2
ゆり「高松君、頑張ってね♪」
高松「私からですか…」
日向「へっへっへ。ご愁傷さまだな~。高松」
ユート(選ばれなくてよかったような気がするな…)
鬼柳「なあ、テストって真面目に受けなくてもいいのか?」
ゆり「適当でいいけど、ゼロ点はやめておいたほうがいいわね…」
鬼柳「わかったぜ」
-------------------------------------
先生「それじゃあ、テストを後ろから回収してくれー」
高松(ここは1番前の席で左端…。いける!いけます!)
高松「」ガタッ
先生「ん?どうしたんだい君?」
高松「うおおおおおおおおおおおおおお!!」ファサッ
NPC1「えっなに?」クルッ
NPC2「お、おい!あいつ脱いでるぞ!」
NPC3「きゃあああああ!!」
高松「どうですか、この鍛え抜かれた肉体!」ムキッ
NPC3「いやあああ!」
高松「な…なにが不満なのですか?」ムキッ
先生「ちょ、ちょっと君、服を着なさい!」
ゆり(発想はちょっと危ないけどナイスよ高松君!)
高松「やはり上半身だけでは不満ですか?ならば私の足を見せるためにもズボンも…」
先生「わぁー!やめなさい君!」
高松「…仕方ありませんね。しかし…この…肉体を…隠すのは…もったいない…」ムキムキッ
ユート(高松…まさかあの服の下にあんな筋肉が隠されていたとは…)
鬼柳(一歩間違えれば犯罪だな…)
日向「あれぐらいやんなきゃダメなのか…?」
--------------------------------------------
―高松の席
ゆり「さすがに天使の目の前で話し合うのはあれだから、高松君の席で話し合うわよ!」
鬼柳「いやあ、まさか脱ぐとは思わなかったぜ、高松!」
高松「いやあ、それほどでも…」
日向「高松。多分褒めてないぞ」
ゆり「いやあ、私も奥の手を使わずにすんでよかったわー!」
ユート「それで?次はどうするんだ?」
ゆり「さすがに二連続で高松君はインパクトがないから、高松君以外の誰かになるわね」
ゆり「この際だからアクションの内容を決めておきましょうか。そうすればあなた達も失敗した時にフォローできるでしょう?」
鬼柳「まあ…確かにそうだな」
ゆり「じゃあ、次は>>292君、>>292をしなさい!」
1:日向
2:鬼柳
3:ユート
人物と一緒にアクションの内容を書いて下さい。犯罪系はダメですよ!
常識とマナーを守って楽しくブックス!
鬼柳が高笑いあげてみんな注目を集めたらすかさずハーモニカ生演奏
ゆり「鬼柳君、高笑いしてみなさい」
鬼柳「は?高笑い?」
ゆり「ほら、高い音はよく響くって言うでしょ?」
鬼柳「…?ならこれ使ってみるか?」スッ
日向「それ…ハーモニカか?」
鬼柳「ああ!なぜかポッケに入ってた。いつ入れたかわかりゃしねえ」
ゆり「じゃあ高笑いしてからそのハーモニカで演奏してみたら?」
鬼柳「いいなそれ!やってみるぜ!」
ゆり「いい心がけよ鬼柳君!」
高松「待ってください。私たちはどうフォローを入れればいいんでしょうか?」
ユート「とりあえず盛り上げればいいんじゃないか?」
日向「盛り上げるってなんだよ。手拍子でもしようってのか?」
ゆり「手拍子しなさい」
日向「うええええ!?マジかよ!!」
ゆり「マジもマジ。大マジよ」
---------------------------------
先生「それじゃあテスト後ろから回収してー」
鬼柳(…今だな)
鬼柳「くっくっく…ひゃーはっはっは!!」
ユート「」ビクッ
日向(すげえな鬼柳…あんな高笑い上手いのかよ…)
高松(まるで悪役のようですね)
鬼柳「」スッ
日向「!!」
ユート(ハーモニカを構えたぞ)
[鬼柳京介氏による満足用BGM演奏中]
かなで「うまいわね、彼」
ゆり(!!天使が注意を完全にあっちに逸らした!今ならいける!)ササッ
ザワ…ザワ… ザワ…ザワ…
鬼柳「」ピタッ
日向「お、おおおおお!」パチパチ
ユート「」パチパチ
かなで「すごい演奏だったわ。心が引き込まれたわ」パチパチ
NPC達「」パチパチ
鬼柳「これでよかったのか?」
------------------------------
ゆり「いい演奏だったわ鬼柳君!天使もあなたに釘付けだったわよ!おかげですりかえるのも簡単だったわ!」
鬼柳「まさかあそこまで上手くいくとは思わなかったぜ」
日向「俺らがフォローする必要も無くてよかったぜ!」
高松「ハーモニカ、上手いのですね」
ユート「すばらしかったぞ。鬼柳」
鬼柳「おお。サンキューなお前ら」
ゆり「さて…じゃあ次は日向君かユート君のどちらかね…」
ゆり「今回もアクションの内容は決めちゃおうかしら。なんかこの二人が注目を集めるイメージがどうしても思い浮かばないのよ」
日向「それ、褒められてるのかバカにされてるのかどっちなんだ?」
ユート「どっちでもよくないか?それで、日向と俺、どちらがやればいいんだ?」
ゆり「うーん、>>299君が>>299なんてどうかしら?」
1:日向
2:ユート
人物と共にアクションの内容を書いて下さい
2 (無言の腹パン)
ゆり「ユート君が暴れるなんてどうかしら」
ユート「え?暴れる?」
ゆり「こう…騒いだりして、そして日向君が止めようとしてさらに騒ぎを大きくするのよ。そしたら多分天使が介入してくるはずよ」
日向「そしてその天使が俺達を止めている間に、解答用紙をすり返る…か」
ユート「暴れるとは?」
日向「待て、暴れるなら俺のほうがよくないか?騒ぎを起こすのは得意だぜ」
ゆり「えー、なんか信用できないのよねー」
日向「昔から一緒にいたのに信用を得られてないってどういうことだよ俺…」
ゆり「まあいいわ。失敗したら問答無用で奥の手を使うわ」
鬼柳「だからその奥の手ってなんなんだよ」
-------------------------------------------
先生「はいじゃあ回収してー。静かにねー」
日向(はぁー、やる気がしないがいっちょやってみっか)
日向「…ねえ君!」ガタッ
NPC(女)「なんですか?」
日向「俺と少し話さない?なんならそのあと食事にでも…」
NPC(女)「いや…今テスト中ですよ?」
日向「硬いこと言わずにさー、ね!少しだけだから!」
NPC(女)「え…いや、あの…」
日向(さあ…お前の行動次第で注目が集まるか変わってくるぜ、ユート)
日向「なあー頼むよー」
NPC(女)「いえ、だから…」
かなで(何やってるのかしら?)
ゆり(何やってんのよあのバカ!あれじゃあただのナンパじゃない!)
ユート「……」ガタッ
ユート「おい、何をしている」
日向「あぁ?なんだテメー!?俺とやろうてのかぁ!!」
かなで(不穏ね…)
ゆり(もうそこらのチンピラと変わんないわね)
かなで「ここは私が…」ガタッ
ゆり(天使が仲介しようとしてる!これなら!!)
日向「こいつは俺のモンだ!文句があるならかかって来い!」
ユート「……」スッ
日向「お、来るか!」
ユート「」スッドゴッ
日向「!?…ぐはっ!!」
ユート「彼女は…お前のものではない」
日向「中々…効いたぜ…ガクッ」
ユート(気を失ってしまった…。手加減をしたつもりだったんだが)
かなで「ねえ、何をしているの?」
ユート「…こちらの問題だ。心配するな」
かなで「その人、気を失ってるようだけれど…」
ユート「ナンパが失敗してショックなだけだ」
かなで「そう…。それならよかった。暴力沙汰にならなくてよかったわ」
ユート(騙してすまないな。これも任務遂行のためだ。すまない、立華)
----------------------------------
ゆり「ここまでなんの問題も無く進んできたわね」
鬼柳「ああ、中々順調だぜ」
ユート「今日はいいが明日や明後日もあるのだろう?」
ゆり「ま、今日いけたんだから何とかなるでしょう!」
日向「あー、酷い目にあったぜ」スタスタ
ユート「起きたか、日向」
日向「まだ腹の辺りに痛みを感じるぜ…」
ユート「すまない。手加減をしたつもりだったんだが」
日向「あれで手加減とかマジかよ…」
ゆり「あなた達もよくやったわ」
日向「なあーゆりっぺ、明日はメンバー変えようぜー!!」
ゆり「はいはい、とりあえずお昼食べましょうよ」
日向「はぁー、まあ変える気無いのは分かってたけどさ…」ガックシ
高松「しかし、このメンバーで続けていって、本当に成功するのでしょうか?」
ゆり「そこは気合で乗り切るしかないでしょう」
鬼柳「そうだ!俺達が満足できるまでやるんだ!俺達の満足はこれからだぜ高松!」
高松「満足…ですか。ふっなら私の筋肉を満足できるまで披露しましょう」
日向「なら俺も満足がいくまで暴れさせてもらうぜ!」
ユート「やる気だな、お前ら」
鬼柳「お前もだ、ユート。満足のいくまでやってやろうじゃねえか」
ユート「鬼柳…。そうだな。満足するまでやってやるか」
鬼柳「よーし!じゃあ明日からも張り切っていこうぜ!」
日向「おー!!」
高松「私の筋肉の本気…見せてごらんにいれましょう!!」
ユート「ふっ、こういうのも悪くないな」
鬼柳「はっはっは!死んだ世界戦線…最高だぜぇ!!」
ゆり(なんでかしら…会話についていけないわ。というか満足満足言ってるけどどういうことかしら)
----------------------------------
―テスト終了後
高松「まだです…!まだ満足していません!」
日向「まだまだ試したいことは山ほどあったってのに…!!」
鬼柳「こうやってみると早いもんだな。時間が過ぎるのは」
ユート「ところでだが、ゆりは改竄できたのか?」
ゆり「ええ…できたわよ…」ヌッ
鬼柳「なんだ?元気無いな?せっかく作戦も終わったんだ!パーッっと行こうぜ!」
ゆり「私は遠慮しておくわ…」
日向「どうしたんだよゆりっぺ!なんでそんな疲れてんだ?」
ゆり「あ…あんた達が元気すぎんのよ!ユート君をみなさい!彼だってどうみても元気ないでしょ!」
ユート「いや、俺のことはいいんだ。俺のことは…うっ」クラッ
高松「大変です!ユートさんが倒れました!」
日向「こりゃやべえ!おい皆で運ぶぞ!」
鬼柳「ああ!チームサティスファクションの結束力、みせてやろうぜ!」
ゆり「なんなのよ…本当に…」
―保健室
鬼柳「おい!目覚ませよユート!」
日向「頼むユート、目を覚ましてくれ!一緒に満足するんだって言ってたじゃねえか!」
高松「ユートさん!ユートさん!」ユサユサ
ゆり「あんた達は静かに看病もできないの?」ハァ
ゆり「とりあえず、ユート君はこの中で誰か一人が看てるだけで十分よ」
日向「一人っていったって…」
鬼柳「誰が看るんだよ」
ユート「その心配は無い」ムクッ
ゆり「あら、気がついたの?」
ユート「怪我をしていたわけではない。すこし頭が痛くなっただけだ」
ゆり「あんたはまだ休んでなさい。ここ数日、あなたは無理をしすぎたのよ。もっとも…」ギロッ
鬼柳「」ビクッ
日向「」ビクッ
高松「」ビクッ
ゆり「とりあえず、今日はもういいから、明日の朝から出なさい。明日の集合は9:00よ。じゃあね。また明日」
鬼柳「じゃ、じゃあな…」
日向「安静にしてろよー」
高松「お大事に」
ガラッ
ユート「…はぁ」
ユート「このテスト期間の間は本当に休む暇が無かったな。さすがに無理をしすぎたか…」
ユート「…だめだ、まだ頭が痛い。寮に戻って眠るとするか」ガタッ
-------------------------------------------
―5:30
ユート「」ムクリ
ユート「今…何時だ?」
ユート「5時半か。さすがに早く起きすぎたか」
ユート「鬼柳もまだ寝ているな」
鬼柳「zzz」
ユート「…散歩でもするか」ガチャ
―食堂前
ユート「結局ここまで来てしまった」
ユート「こんな時間だ。さすがに人はいないか…」
キョロキョロ
ユート「…いた。まさかいるとは思わなかった。あいつは…>>313か」
まだ登場していないキャラなら安価下
遊佐
ユート「なぜ遊佐が?声を掛けてみるか」
ユート「おい」
遊佐「おや、ユートさんではないですか。おはようございます」
ユート「ああ、おはよう。なぜこんな朝早くからこんな所に?」
遊佐「ユートさんと同じ理由ですよ」
ユート「俺と…?昼間に寝て朝早くおきてしまったのか?」
遊佐「そんなところです。テスト期間中は仕事が無いものですから」
ユート「仕事がなかったから寝てたのか?」
遊佐「ええ。することがないので」
ユート「他のやつらと話したりしないのか?」
遊佐「話しますよ。それでも時間は十分ありましたけど」
ユート「俺達が作戦を行っている時に戦線のメンバーは何をしていたんだ?」
遊佐「基本遊んでいます」
ユート「やはりそうなのだな…」
遊佐「今度はこちらが聞いてよろしいでしょうか?」
ユート「構わないぞ。何だ?」
遊佐「注目を集めるために奮闘したそうですね」
ユート「あ…ああ」
遊佐「どうやって注目を集めたのですか?」
ユート「……」
遊佐「?」
ユート「…椅子で飛ばされた」
遊佐「よくわからないのですが…」
ユート「ゆりには奥の手があった。もしも俺達が注目を集めるのに失敗した時用にあったんだ。だがそれを使う機会が全く無いほど俺達は順調だった」
遊佐「ユートさんは失敗して飛ばされたんですか?」
ユート「違う。鬼柳がゆりの奥の手を勝手に使い始めたんだ。ちなみに、奥の手は推進エンジンだ」
遊佐「ということはユートさんの椅子に推進エンジンが取り付けられて…」
ユート「…テストが終わった直後に天井に激突させられた」
遊佐「大変でしたんですね」
ユート「そのせいで昨日は頭が痛かったんだ。テスト最終日なんて吹っ飛ぶだけじゃ物足りず―」
―テスト最終日、最終科目
先生「それじゃあテスト後ろからまわしてー」
ユート「……」
鬼柳「よし、いくぜユート!!」ピッ
ユート「もういい。すきにしr…うおっ!!」ギュルン
ドゴッ ギュルン ズガガガガ
こーどーくさーえー、あいしーわらーってらーれるようにー
ゴンッ ギュルン
ユート「があっ!!」ビターン
日向「すっげぜ鬼柳!椅子が天井めがけて突進したあとに90度に方向転換してそのまま真後ろの壁に激突したあとに床に叩き落したぜ!」
ザワ…ザワ…
先生「君…大丈夫?」
ユート「いや…心配ない」パラパラ
先生「いや…でもどうみても大丈夫そうに見えないんだけど…」
ユート「大丈夫といっただろう!」
・・・・・・
ユート「ということがあった」
遊佐「よく無事でしたね」
ユート「まあ体は丈夫なほうだ」
遊佐「いやなことを話させてしまいましたね。すみません」
ユート「別にいいさ。悪いのはあいつらだ」
遊佐「それ以外では何か?」
ユート「それ以外か…。……すまん話したくない」
遊佐「まあプライドが傷つくようなことですものね」
ユート「ああ、そうだ…ってなんで知っている風な口を…、まさか見ていたのか」
遊佐「ええ。見ていましたよ。ちなみに推進エンジンの話も知っています」
ユート「なら最初から…」
遊佐「少しからかってみたくなったもので」
遊佐「本当に大変そうでしたよ」クスッ
ユート(笑っ…た?いや、気のせいか)
遊佐「どうしました?」
ユート「いや、なんでもない。飯をとってくる」
遊佐「席はとっておきますね」
ユート「よろしく頼む」
その後、遊佐と共に飯を食べ、その後は別れた。
そして時間は過ぎ…
―9:00
ゆり「ねえ、噂が流れ始めてるの知ってる?」
日向「噂?都市伝説みたいなやつか?」
ゆり「違うわよ!…生徒会長の全教科0点の噂よ」
松下「おお、無事に成功したのか」
大山「どうゆうことをしたの?」
日向「椅子で吹っ飛んだり吹っ飛ばしたり…って感じだぜ」
野田「なんだそれは」
ゆり「まあ私の用意していた奥の手を使用せずに終わってよかったわ!(その代わり乱用されたけど)」
鬼柳「それで、どういう噂なんだ?」
ゆり「全教科0点の上に、ふざけた回答を書いて教師を挑発した…ってかんじね」
高松「なんて書いたのですか?」
ゆり「[将来の夢は飛行機のパイロットー♪]って英語の日本語訳の部分に回答したりしたわ」
日向「さすがゆりっぺ!やることが一味違うぜ!」
ユート「だがこれで本当に生徒会長の解任なんてあるのか?」
ゆり「可能性として十分あるわ。それこそ明日解任されてもおかしくない」
鬼柳「作戦は大成功…ってことでいいんだよな?」
ゆり「ええ。あとは天使が解任されれば…」
高松「しかし…まだ満足できていません」
野田「は?」
日向「そうだったな…高松。俺達はまだ満足しちゃいねえ」
TK「What?」
鬼柳「お前ら…そういうと思ったぜ!よし、俺についてこい!」
日向「おっしゃあー!いこうぜユート!」
ユート「いや…俺は…」
高松「ほら、いきますよ」
ユート「ま、まてお前ら!俺は行くとは…」
バタン
藤巻「何だったんだ?」
椎名「あさはかなり…」
ゆり「ほっときなさい。満足したら帰ってくるでしょう」
------------------------------
ユート「おい!俺は…」
日向「なんだよ。どうしたんだユート?」
ユート「とりあえず俺の話を聞いてくれ」
鬼柳「いいぜ。俺が聞こう。お前らは先に空き教室に行ってろ」
高松「了解しました。鬼柳さん」タッタッタ
日向「先行ってるぜー」タッタッタ
鬼柳「で、どうしたんだ?」
ユート「いや…俺は行きたくないというか、その…」
鬼柳「なんだそんなことか!お前はまだ病み上がりだし無理すんなよ!無理して満足したって、そんなの、心からの満足なんて言えねえしな」
ユート「すまんな。俺のことは気にせず、お前らだけで楽しんでいてくれ」
鬼柳「おう!じゃあな!」
ユート「ふう…あいつらを相手にすると最近疲れるな」
かなで「……」ガチャ
ユート(ん?あいつは…立華か)
ユート「こんな所でどうしたんだ?立華」
かなで「あなたには関係ないわ」
ユート「お、おい!どうしたんだ!」
かなで「噂は聞いているでしょう?つまりは、そういうことよ」スタスタ
ユート「ど、どういうことだ?」
かなで「」スタスタ
ユート「言ってしまった…。なんだったんだ」
---------------------------------
ユート「と、言うわけでまた暇になったわけだ」
ユート「仕方ない、作戦本部に戻ってもいいが…」
ユート「よし、>>328の所へ行くか」
z-one
ユート「よし、ゾーンの所へ行くか」
ユート「あいつはまた職員室にいるだろうか」
―職員室
ユート「失礼する」ガラッ
ユート「ユートと言う者だが、ゾーンはいないか」
ゾーン「お、ユート君。どうしたんだい?」
ユート「今から時間はあるか?」
ゾーン「ない…わけではないな。ちょっと待っていてくれ」
ユート「了解した」
―数分後
ゾーン「待たせてすまないね」
ユート「なにか作業をしていたようだが、何をしていたんだ?」
ゾーン「テストの採点だ。ちなみに君の点数は…」
ユート「いや、言わなくていい」
ゾーン「そうかい?別に低くはなかったぞ」
ユート「それでも言わなくていい。それでだが」
ゾーン「なんだい?」
ユート「その…立華かなでの点数は何点なんだ?」
ゾーン「…そうか、君も気になるか」
ユート「噂が本当なのか確かめたくてな」
ユート(本当に作戦が上手く行っているのかを確認するためだが)
ゾーン「君にならいってもいいだろう。彼女は噂どおり、0点だよ。しかも答えが滅茶苦茶だった」
ゾーン「私はテストでは科学を担当しているんだが、最初に見たときは驚いたよ」
ユート(ゆりのやつ、何て書いたんだ?)
ゾーン「A(アンペア)を求める問題で、答えに[夢は電車の車掌さんA]と書いてあったりしたな」
ユート「車掌…?」
ユート(ゆりはなんで将来の夢みたいな事ばかり書いたんだ)
ゾーン「まあ彼女が書いたものではないだろう。所々に本人との書き方が違った部分があった」
ユート「では偽造された…ということか」
ユート(成功しているのはいいが、もしかしたらゆりのことがばれるのでは…)
ゾーン「だがとてもよくできた偽の解答用紙だったよ。書き方の癖なども含めてとても彼女に似せてあった」
ゾーン「おそらく彼女に恨みを持ちながら身近にいる人間が犯人だろう」
ユート「犯人は分かりそうか?」
ゾーン「難しいだろうな。そもそも私は犯人が誰であろうと興味はない。分かったところで何もしない」
ユート(とりあえずゆりや俺達のことがばれることはなさそうだな)
ゾーン「知りたいことはお終いか?」
ユート「あ、ああ。色々と教えてくれてすまなかったな」
ゾーン「いいんだ。どうせ君以外に話す人間はいない。それでは、私はテストの採点に戻るとする」
ユート「分かった。それじゃあ、な」
---------------------------------
ユート「とりあえず俺達のことがバレることはなさそうだ」
ユート「ゾーンには罪悪感しか生まれなかったが、仕方のないことだと割り切ろう」
ユート「また時間ができたな。どうしようか」
安価先↓2
ユート視点かゆりっぺ視点を選択してください
ユート視点なら誰と遭遇するか書いて下さい
ゆりっぺ視点行きます
ゆり「暇ねー。天使が動いてくると思ったのに」
藤巻「俺は暇なほうがいいぜ」
野田「ゆりっぺ!UNOで遊ぼう!」
TK「Turn and Turn!!」シュタタンシュタタ
松下「ターンあんど…えーっと?」
椎名「あさはか…なり」サササササ
大山「椎名さんもう犬の人形はいいんじゃない?」
ゆり「」ピキピキ
ゆり「なぁーんであんたらはそんなにゆったりしてんのよ!すこしは戦闘に準備を…」
遊佐「ゆりっぺさん、応答してください」ザザ
ゆり「あら、遊佐さん。どう?何か動きはあった?」
遊佐「天使が部屋から出ました」
ゆり「よし!やっと天使の部屋に侵入できるわね」
ゆり「ほらあんたら!とっとと行くわよ!」
―天使の部屋前
大山(誰も居ないよ)サッ
ゆり(了解)タタッ
ゆり「日向君、よろしく」
日向「おっけえ!」チャキン
大山「その作業はいつみても犯罪ってはっきり分かるよ」
日向「うっせえな!俺だって好きでやってるわけじゃないんだよ!」
ゆり「口を動かすならまずは手を動かしなさい」
日向「へいへい」カチャカチャ
日向「おしっ!開いたz…」
カイト「お前らそこで何をしている」
ゆり「っ!!なんで関係ない人がここにいるの!?」
カイト「関係ない?何を言っているんだ」
ゆり(見張りの奴らは何してんのよ!)
カイト「とりあえず、不法侵入の未遂ということでお前らを反省室へ連行する」
ゆり「くっ!!止むを得ないわ!撃ちなさい!」
日向「え、撃っていいのか!?」
ゆり「どう考えても彼は只者じゃないわ!とりあえず今は逃げることが先決よ!」
カイト「貴様ら…銃刀法違反だ。力ずくで連行させてもらおう」
ゆり「発射用意!」
「……」ジャキ
ゆり「うてええええ!」
ダダダダダダダタ
ゆり「発砲やめ!これぐらいでいいでしょう」
日向「…おい、あいつきっと蜂の巣だぜ」
ゆり「仕方ないわ。それに、さっきの口ぶりだと彼、生徒会よ」
大山「とりあえず誰かが来る前に逃げようよー!!」
カイト「逃がさん」ガシッ
大山「!?!?ニギャアアアア!!」
カイト「フォトンスラッシャー、こいつらを頼む」
スラッシャー「」スタスタ
日向「うわっ!こいつ剣もってやがる…って、こいつどっかで見たような…」
大山「あー!!この人あれだよ!この間のトルネードの時に僕達に攻撃してきた人だよ!!」
日向「そうだ思い出した!この前は暗くてよく顔が見えなかったけど…、そうかこいつが!」
ゆり「」スチャ ダンダン
スラッシャー「……」カキンカキン
ゆり「銃弾を剣で跳ね返した!?」
カイト「まだあがくか。…フォトン・レオ、こいつらの武装を取り上げろ」
レオ「」ビシュウン
レオ「ガア!」
日向「うわっ!今度は犬!?」
レオ「」ヒュン パシッ
日向「あっ俺の銃が…」
ゆり(くそっ!何か打つ手は…)
レオ「」タッタッタ
ゆり(よく考えるのよ…。あの犬はどこからともなく急に出てきた。ならそれを出した本体があるはず)
カイト「……」
ゆり「その本体は…あんたのそのディスクね!」スチャ ドンドン
ガンガン
カイト「なっ!貴様!俺のディスクによくも!」
ゆり「これでこの変なのは消えるはず…」
レオ「ガア!」
スラッシャー「……」
ゆり「なんで!?たしかにディスクに銃弾は当たったはずなのに!!」
カイト「残念だったな。俺のこのデュエルディスクが壊れれば確かにこいつらは消える。お前の読み通りだ」
カイト「だが俺のこのディスクは特別でな。どんな衝撃にも耐えることが出来る優れものなのさ」ドン☆
ゆり(はぁー!?なによそれ!全然説明になってないじゃない!!)
カイト「さあ、観念するんだな」
ゆり「はは、ははは…」
ゆり「なんなのよこれええええええ!!!」
―反省室
カイト「ほら、とっとと入れ」
ゆり「くっ…」
カイト「それじゃあ、この紙を書きながら待ってろ」
バタン
ゆり(それにしても誰かしら彼。あんな人見たことないし。でも生徒会なのは間違いないのよねー)
ゆり「あれは天使以上に厄介かもね…」ブツブツ
―反省室前
カイト「全く…会長はどこへ行ったんだ」スタスタ
カイト「生徒会室か?食堂か?」スタスタ
カイト「ん?あいつは…」
ユート(ゆり達はどこへいったんだろうか…)スタスタ
カイト「ユートか。あいつなら何か知ってそうだな」
カイト「おい、ユート。立華会長を見なかったか」
ユート「カイトか。立華なら少し前になるが、そこの教室から出て行くのを見かけたぞ」
カイト「…職員室か。なんなんだ一体」
ユート「俺も何があったのかを聞いてみたが、教えてくれなかった」
カイト「くっ…こんな忙しい時に限ってどこへ行ったんだ」
ユート「俺も探すのに手をかそう」
カイト「なに?貴様の手を借りようとは思っていない。とっとと自分の教室に帰れ」
ユート「ならば勝手に探させてもらう。いいな?」
カイト「ふん、好きにしろ」
ユート(立華のやつ、何があったんだ?)
-------------------------------------
ユート「立華の居そうな場所はないのか?」
カイト「そうだな……。いつもなら食堂や花壇にいるが」
ユート「分かった。手当たり次第に探していこう」
カイト「…足だけは引っ張るなよ」
―5分後
カイト「くそっ!どこにも居ない!」
ユート「これだけ探してもいないんだから、もう自室に戻ったとかではないのか?」
カイト「まだ生徒会の仕事が残ってるんだぞ。会長がそんな無責任なことをするはずが…」
直井「どうされました?」
ユート「!!」バッ
カイト「…直井副会長ですか。会長を見かけませんでしたか?」
直井「会長なら、先ほど反省室に行くのをみかけました」
カイト「そ、それは本当ですか!?」
直井「ええ。何か会長に用事でも?」
カイト「たいしたことではありません。それでは、俺はこれで」タッタッタ
ユート「……」
直井「君、名前は?」
ユート「ユートという。お前は…」
直井「直井です。直井文人。生徒会で副会長を務めています」
書き溜めてた分を投稿していきます。安価はしばらくないです
ユート「副会長?」
直井「ええ。でも最近は忙しくて生徒会室に居ることなんてないですが」
ユート(だから一回も会わなかったのか)
直井「ところで、会長のところにいかなくていいんですか?」
ユート「おっと、そうだった。それじゃあな」
直井「それでは」
タッタッタ
直井「そうか…彼がユートか」
―反省室
カイト「会長!」ガチャ
NPC教師「ちょっ…誰だ君は!って、なんだカイト君か」
かなで「カイト君?なぜあなたがここに?」
カイト「それはこちらのセリフです会長。まだ仕事が残ってるんですよ」
NPC教師「…もしやカイト君、立華さんから事情を聞いていないのか?」
カイト「どういうことですか?」
NPC教師「それは立華さんから直接聞きなさい」
かなで「……」
カイト「会長。どういうことか説明してもらいましょうか」
かなで「私はね…」
かなで「今日から生徒会長じゃなくなったのよ」
カイト「…は?」
かなで「噂は聞いているでしょう?全教科0点のあの噂。あれ、本当なのよ」
カイト「な、会長!何かの冗談でしょう!?」
かなで「冗談でこんなこと言わないわ。現に、ここに居る理由はその件についてだもの」
NPC教師「と、いうことだ。これからは恐らく副会長の直井君が繰上げで会長になるだろう」
カイト「嘘でしょう!?だって、おかしいでしょう!会長ともあろうお方が…」
NPC教師「はいはい、そう感情的にならない」
かなで「ハンドソニック」ボソッ
ビュウン
ゴッ
カイト「!?グハッ!!」
NPC教師「な、カイト君!?大丈夫かい!」
かなで「心配しないでください。彼、貧血なんです。カイト君を保健室まで運んでもよろしいでしょうか?」
NPC教師「まあ、問題はないが…」
かなで「それでは…すぐに戻ってきますので」ペコリ
バタン
かなで「全く、いつまでも世話のかかる人なんだから」テクテク
カイト「」グッタリ
かなで「初めて出会った時はこんなに問題児だとは思いもしなかったわ」
カイト「うう…」ヨロ
かなで「気がついたわね」
カイト「ここは…一体…」
かなで「保健室の前よ。あなたが暴れるものだから、力ずくでおとなしくさせてもらったわ」
カイト「そう…ですか」
かなで「あなたはもう少し感情を抑えなさい」
カイト「本当なんですか?」
かなで「なにが?」
カイト「会長の辞職の件です」
かなで「本当よ。でも大丈夫。少ししたらまた戻ってくるわ」
カイト「その言葉…信じていいんですね」
かなで「……」
カイト「私は約束さえ守ってくれればいいですが」
かなで「約束は守るわ」
カイト「…私はこれで。また明日お会いしましょう、立華会長」
かなで「会えたら…ね」
―時は遡り、死んだ世界戦線設立直後のことである
―AM8:30
カイト「……」
カイト「ハッ!!」ガバッ
カイト「ここはどこだ!?」キョロキョロ
カイト「月…ではないな。ここは…」
かなで「…」スタスタ
カイト「おい、そこのお前」
かなで「?」
カイト「ここがどこだか知っているか?」
かなで「ええ。もちろんよ」
カイト「ならば聞こう。ここはどこだ?」
かなで「ここは、死後の世界よ」
カイト「…は?お前、俺をからかっているのか」
かなで「からかってなんかいないわ。本当のことよ」
カイト「証明できるか?」
かなで「うーん、それは難しいわね。あなたが死んだ瞬間の記憶があれば…」
カイト「ないな」
かなで「なら難しいわね…」
カイト「くだらん。別の奴に聞く」スタスタ
かなで「あ…」
かなで(行っちゃった。大丈夫かしら?)
カイト「おい、お前」
NPC「なに?」
カイト「ここがどこだか知らないか?」
NPC「どこって…君、ここの制服着てるのに分からないの?」
カイト「は?制服?」
NPC「ほら、君着てるじゃん」
カイト「……」ジッ
カイト「見覚えのない服だと思ったら、どこかの制服だったのか」
NPC「ここの制服だよ!」
カイト「…失礼する」スタスタ
NPC「あ、ちょっと!…行っちゃったか」
カイト「それにしても…訳が分からんな」
カイト「何故か自分の席が用意してあるし、あったこともない奴がまるで知り合いのように話しかけてくる」
カイト「それに…あの白髪のやつが言っていたことも気になる」
カイト「死後の世界だったか。俺は死んだのか…?」
NPC教師1「おい、大変だ!校長が…」タッタッタ
NPC教師2「とりあえず、犯人をおとなしくさせるんだ!」タッタッタ
カイト「なんだ?あんなに慌しくして。何かあったのか」
カイト「…少し付いていってみるか」
謎の男「てめえら!それ以上近づいてくるな!」スチャ
NPC教師3「あの子、銃を持っているぞ!」
NPC教師4「ど、どうすれば…」
カイト「なるほど、立て篭もりか。犯人は武器を持っている様だな」
カイト「ん?あれは…」
かなで「……」スタスタ
カイト「さっきの白髪の!っておい!今入ったら危ないぞ!」タッタッタ
かなで「」ガチャ
かなで「あなたは…何が目的なの?」スタスタ
謎の男「く、くるな!それ以上近づいたら撃つぞ!」
かなで「……ガードスキル、ハンドソニック」ビシュゥン
カイト「!!あれは一体!?デュエルディスク…ではない!!」
謎の男「な…なんだそれはぁ!?」バンバン
かなで「っ!!これは…ちょっと痛いわね」
謎の男「な、なぜだ!撃たれたのになんでそんなに平然としている!!」
カイト「ち、血が…」
謎の男「く、くそ!!」スチャ
かなで「させない。あとそれは没収よ」ヒュン
ズシャ
謎の男「あ、あああ…」ドサッ ドクドク
かなで「止血…しなきゃね」クルッ
カイト「これは一体…」
かなで「……」スタスタ
カイト「あいつはどうなったんだ。死んだ…のか?」
かなで「保健室…少し遠いわね」スタスタ
カイト「っておい!ちょっと待て!」
かなで「なに?あら、あなたは今朝の…」
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