紅幼女「バレンタインって知ってるか!?」ランプの魔人「...」 (169)

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紅幼女「冬休みなのにどこにも行ってない!」ランプの魔人「...」
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の続編的な何か
はいめちゃくちゃ遅れましたごめんなさい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424350414

前回のあらすじ

たけのこ派にろくなやつは居ない

あらすじおわり

幼女「じゃあ行ってくるねぇ」

雪女「夕方には帰ってきますので」



バタン



ランプの魔人「...」


ランプの魔人「バレンタイン...か」




ランプの魔人「アホらしい...最高のチョコはきのこだろ...きのこの日に改定すればいいのに」スタスタ


黒龍「ピギャー」パタパタ


ランプの魔人「クロちゃんやっと起きたか、今日はダーリンと雪女は居ないぞ」

黒龍「ピギャ?」

ランプの魔人「バレンタインのチョコの材料やその他色々の買い物に出かけた。しばらくは帰ってこないだろうな」

ランプの魔人「まあ今日は二r...一人と一匹でゆっくりするとしよう」

黒龍(ピギャー)


ランプの魔人「...お前、今ニートのくせに家でゆっくりって何だよと思っただろ」

TV『渋谷でトナカイを連れた謎の人物が暴れだし逮捕されました』

TV『犯人は「リア充は死ねぇ!!!」となどと意味不明な供述しており動機は不明...』



ランプの魔人「...トナカイって何だよ、サンタかこいつは」ゴロゴロ

黒龍「ピギャー」




ピンポーン




ランプの魔人「ん?誰か来たみたいだな。クロちゃんちょっと出てきてくれ」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「めんどくさい?いいから行ってこい。めざしあげるから」ポイッ


黒龍「ピギャー」パクッ








ピンポーン



シーン





紅幼女「...遅い」

ガチャ



黒龍「ピギャー」

紅幼女「あ、ランプの魔人は居るか?」

黒龍「ピギャー」

紅幼女「ちょっと待ってて?分かった」






黒龍「ピギャー」パタパタ

ランプの魔人「誰だったんだ?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「...紅幼女だと?」


ランプの魔人「...」


ランプの魔人「私は居ないと伝えてくれ」ゴロン






黒龍「ピギャー」


紅幼女「嘘つけぇ!!!!!」

紅幼女「もういい!上がらせてもらうぞ!」ズカズカ

黒龍「ピ,ピギャッ!?」




紅幼女「おいランプの魔人!!!居留守するな!!!」

ランプの魔人「勝手に入ってくるな。不法侵入だぞ」ゴロゴロ

紅幼女「ふ、不法侵入...?」

ランプの魔人「つまり犯罪だ。警察に通報すればお前は逮捕される」ゴロゴロ


紅幼女「!?」


ランプの魔人「さてお巡りさんに電話でもするか」ピポパ

紅幼女「う、うわぁ!!!ごめんっ!!!謝るからぁ!!!!」バッ




ランプの魔人「それで今日は何をしに来た」


紅幼女「バレンタインって知ってるか!?」

ランプの魔人「...」


ランプの魔人「は?」

紅幼女「なんだ知らないのかぁ?世間知らずだなぁ...バレンタインというのはな...」

ランプの魔人「いやそのぐらい知ってる」

紅幼女「な、なんだ...知ってるのか...」


ランプの魔人「で、いきなりそのバレンタインがどうかしたか?」

紅幼女「うん!実は幼女にバレンタインのチョコをあげようと思ってな!」

ランプの魔人「そうか、頑張れ」ゴロン


紅幼女「...協力してほしいと言う前に寝転ぶな」



ランプの魔人「そもそもチョコをあげるのに協力って何だ?適当にきのこの里でもあげればいいじゃないか」


紅幼女「ふっふっふ...じゃーん!これを見ろ!」バーン


ランプの魔人「...なんだそのボロの紙切れは」


紅幼女「これはだな!チョコの原材料のカカオの実があるところの地図だ!」

紅幼女「でもただのカカオじゃないぞ?なんと数百年に一度しかならないカカオだそうだ!」

紅幼女「しかしこの実があるところは>>9にあるジャングルの奥の奥のさらに奥の秘境にあるらしいんだ...お前にはここに連れて行ってもらいたい!」

グンマー

紅幼女「グンマーにあるジャングルの...」

ランプの魔人「断る」

紅幼女「はやっ!?」


紅幼女「ど、どうしてだ?まだグンマーのジャングルとしか言ってないぞ!」

ランプの魔人「お前グンマーがどんな場所か知ってるのか?」

紅幼女「えっ...し、知らない...」


ランプの魔人「なら教えてやる。グンマーはこの世でもっとも危険な場所だ」

ランプの魔人「人類に残された最後の秘境を知ってるか?まず宇宙に深海...」


ランプの魔人「そしてグンマーだ」


紅幼女「マジでっ!?」



ランプの魔人「というかお前その地図誰に貰ったんだ?」

紅幼女「さっき蒼龍が家に来てくれた!」


ランプの魔人「...蒼龍だと?」ピクッ

ランプの魔人「蒼龍というと1ヶ月前ほどにお前の学校に転校してきたそうだが...」


紅幼女「確かに最初は私も警戒してたが特に何も危ないことはしてないぞ?」

紅幼女「それどころか人間の世界に馴染んでるぐらいだ!」


ランプの魔人(...こいつはアホだからな。少し大人しくしてればコロッと騙されるだろう)

ランプの魔人(しかし私の目はごまかせられないぞ...絶対やつは何かを企んでる)

ランプの魔人(恐らくこの前の仕返しだろうな...)



ランプの魔人「とにかくだ、私はグンマーなんて絶対に行かないぞ」

ランプの魔人「行くなら一人で行け」ゴロン


紅幼女「お願いだよぉ...連れて行ってくれよぉ...」ユサユサ

ランプの魔人「やだ」

紅幼女「じゃあどうしたら連れて行ってくれるんだよぉ...」ユサユサ



ランプの魔人「...そうだな、なら1つだけ提案がある」

...........................................................
...............................................


ピンポーン


ランプの魔人「...なあ、ここが本当にあいつの家なのか?豪邸じゃないか」

紅幼女「間違いないぞ!一度尾行したがあいつがこの家に入っていくのを見たからな!」

ランプの魔人(どうせその尾行もバレているんだろうな)



『はい、どちらさまですか?』


紅幼女「蒼ry...蒼幼女は居るか?」


『お嬢様のお友達でございますね。少々お待ちください』


ランプの魔人(お嬢様...?)





ギィィィィィィィィ



蒼幼女「おや?二人揃ってどうかしたんですか?」


ランプの魔人(実際に見るのは初めてだが...まさか本当に幼女になってるとはな)

ランプの魔人「お前、紅幼女に伝説のカカオの実の地図とやらを渡したらしいな」

蒼幼女「確かに渡しましたけど?」

紅幼女「実は蒼龍も一緒にカカオ探しに来てほしいんだ!私達だけだと不安なんでな!」


蒼龍「...はい?」


ランプの魔人「グンマーは危険な場所だ。私のお願いが無敵とはいえ少し心細い」

紅幼女「それに私は龍の能力はほとんど失われてる!何かあったらランプの魔人を助けることは出来ない!」

紅幼女「だからお前にも来てほしいんだ!力が失われていないお前の龍の力があれば何も怖くないからな!」


蒼幼女「...」


蒼幼女(チッ...グンマーのカカオをダシにしてランプの魔人を抹殺する計画は失敗ですか)

蒼幼女(まあいいです...これはある意味チャンス...私が直接手を下してあげますよ...フフフ)



蒼幼女「いいですよ?一緒に行きましょう」ニコッ

紅幼女「それにしてもお前はどうしてこんなところに住んでるんだ?黄金郷はランプの魔人に破壊されたのに」

蒼幼女「お金持ちの人を私の魔法で洗脳して娘だと思わせてるだけですよ。まあ私の奴隷ですけどね」

ランプの魔人(性格悪っ)


蒼幼女「ではさっそく行きましょうか。あ、お茶を飲んで行きませんか?喉が渇いてるでしょう?」

ランプの魔人「いやいい、どうせ毒でも入ってるんだろう」

蒼幼女「チッ」


ランプの魔人「おい今お前舌打ちしただろ」




ランプの魔人「あとその服の中に隠れている小型のワイバーンは置いていってもらおうか」

蒼幼女「...気付いていたんですか?」

ランプの魔人「当たり前だ。幼女にそんな胸があるわけないだろ」


蒼幼女「チッ...ほら出てきなさい」

ワイバーン「キュ」モゾモゾ


ランプの魔人「おいお前また舌打ちしたな」

ランプの魔人(...一応念のためにクロちゃんは連れていくか)

ランプの魔人「クロちゃん!カモン!」ピー


黒龍「ピギャー」パタパタ


蒼幼女「...私のワイバーンは連れて行けないのにアナタの子龍いいんですか?」

ランプの魔人「安心しろ。クロちゃんには人を殺す力はない」

ランプの魔人「精々小さな火球を撃つのが限界だからな」

黒龍「ピギャー」


蒼幼女「そっ、それでも!納得出来ません!」

ランプの魔人「...もしかしてクロちゃんが怖いのか?」

蒼幼女「」ギクッ

ランプの魔人「そうか...そうだよなぁ...このクロちゃんはお前を追い詰めた張本人みたいなもんだらなぁ...」ニヤニヤ



紅幼女「え...蒼龍を倒しかけたのって紅黒モードの私じゃなかったのか...?」

蒼幼女「な、なにを馬鹿なことを...私のような龍が子龍程度に恐れるわけ...」


黒龍「ピギャー」シャー


蒼幼女「」ビクッ


ランプの魔人「お、おいおい...クロちゃんからかうのはやめてやれ...相手は幼女だぞ...」プークスクス

黒龍「ピギャー」プークスクス


蒼幼女「...」



蒼龍「...ぶっ殺されたいですか?」グワッ



紅幼女「わぁ!よせよせぇ!こんなところで龍になるなぁ!!!」



ランプの魔人「さあもうそろそろグンマーに行くとするか。クロちゃん、お願いでグンマーの県境に行くようにお願いしてくれ」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人(グンマー...か。蒼龍と一緒に行動すれば危険な場所は避けれると思ったがあいつ自身が襲ってくる可能性があるな)

ランプの魔人(...まあもし襲ってきてたら力を解放すればいいか)



蒼幼女(絶対にぶっ殺してやります...ランプの魔人...)メラメラ




シュン

今日はここまで
5日も遅れてごめんなさい
バレンタインとか思い出せるんじゃねーよ死ねって自分でも思ってます
ごめんなさい

~~~~ グンマー 県境付近 ~~~~


シュン


紅幼女「おぉ!ここがグンマーか!」

紅幼女「...あれ?何か目の前に城みたいな大きい建物が...」


ランプの魔人「あれはグンマー県境警備隊の基地だな。入国を管理してる場所でもある」

ランプの魔人「まあ真正面から入るのは無理だな」


紅幼女「ならどうやってグンマーに入るんだ?」

ランプの魔人「んなもんお願いでどうにでもなる」

紅幼女「えぇ...」


ランプの魔人「それより私が気になってるのはこの地図だ」ペラッ

ランプの魔人「本当にその伝説のカカオの実とやらはあるんだろうな?」


蒼幼女「えぇ、その地図自体は本物ですよ?」


ランプの魔人「ならこの地図に描いてあるいくつかの記号は何だ?どう見ても怪しいじゃないか」


蒼幼女「あぁ、それは>>28ですね」

マスドライバー

紅幼女「...なんだそれ」


蒼幼女「惑星の衛星軌道上や衛星の周回軌道上に物資輸送を大量輸送に向くよう効率良く行うための装置/設備/施設で、地上から第一宇宙速度にまで加速したコンテナなどを「放り上げる」物である。
(ただしSFなどに登場するロケットを使用した段階式ではマスドライバーだけで第一宇宙速度までは到達しない)
この装置は実用化に向けて様々な研究もなされており、宇宙を舞台としたSF作品にしばしば登場する(大規模なカタパルトとも言える)アレですよ?知らないんですか?」

蒼幼女「まあアナタ達みたいな馬鹿には理解出来ないでしょうね」ドヤァ


ランプの魔人「要するにコンテナを積んだ巨大な砲弾を打ち上げるための大砲だ」

黒龍「ピギャー」


蒼幼女「」イラッ


ランプの魔人「紅幼女相手に何をドヤ顔してるんだか...さっさとグンマー内に入るぞ」スタスタ

黒龍「ピギャー」パタパタ


蒼幼女(くっ...その偉そうな態度も今日が最後です!)



紅幼女「え?コンテナ?大砲?」

シュンッ



ランプの魔人「っと、ここがグンマーか...」キョロキョロ

紅幼女「す、すごいな...映画に出てくるジャングルみたいだ...」

ランプの魔人(...またジャングルか)


ランプの魔人「とにかくここから先は注意しろ、どんな生物が襲ってくるか分からんからな」

紅幼女「どんな生物がって...そんなに恐ろしいやつが居るのか?」

ランプの魔人「リオレウスとかナルガクルガとか居るぞ」


紅幼女「マジでっ!?」




蒼幼女(フフフ...この環境は暗殺にはピッタリな場所...)

蒼幼女(私が手を下さなくてもここにいる生き物達がランプの魔人を始末してくれるかもしれませんね...)


チョロチョロ


蒼幼女(...ん?これは>>32?)

蒼幼女(さすがグンマー...こんな生き物が居るんですね、少しビックリです)

蒼幼女(...この子に協力してもらいましょうか)ニヤリ

山田さん

蒼幼女(ヤマタノオロチの親戚のいとこの妹の連れ子の隣に住んでるという伝説がある八股の蛇のヤマダ=サンですか...)

蒼幼女(確か猛毒を持ってたはず...これは使えますね)ガシッ

山田さん「!?」ビクッ



紅幼女「あ、寿司が落ちてる」ヒョイッ

ランプの魔人「おい馬鹿!それは毒キノコだ!」

紅幼女「えぇぇ!?」ポイッ




蒼幼女(あっ!手が滑って猛毒の蛇の山田さんをランプの魔人に投げてしまった!)ブンッ


山田さん「」ヒュー


蒼幼女(これで怒った山田さんは真っ先にランプの魔人に噛みつくはず!)

蒼幼女(勝った!ランプの魔人完!)




山田さん「」ヒュー



黒龍「ピギャー」パクッ




蒼幼女「!?」

黒龍「ピギャー」ムシャムシャ

黒龍「ピギャー」ゴクン

黒龍「」ゲプッ




蒼幼女(なっ!あの子龍...毒蛇を食べた!?)




ランプの魔人「ん?おいクロちゃん、また拾い食いしたのか?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「あんまり食べ過ぎたら駄目だぞ、グンマーの生物は何食ってるか分からんからな」

黒龍「ピギャー」


ランプの魔人「まあまあイケるだと?」




蒼幼女「ど、どうして猛毒の蛇を食べたのにあの子龍は何ともないんですか!」

蒼幼女「失敗しましたね...次はあの子龍にも気を付けないと...!やはりただ者ではなかったですか!」


紅幼女「おーい!蒼龍ー!いつまでウロウロしてるんだー!置いていくぞー!」


蒼幼女「黙れ馬鹿!!!!」


紅幼女「んだとテメェ!!!!」

アオーン ピーヒョロロー




ランプの魔人「変な鳴き声の鳥だな...」

紅幼女「えーっと地図によると...この先を右だな!」

ランプの魔人「地図が逆さになってるぞ」

紅幼女「えっ」




蒼幼女(あーもうイライラしますね...)

蒼幼女(あの子龍はランプの魔人にピッタリくっついてますし紅龍の方も離れない...)

蒼幼女(...これだと私が一人ぼっちみたいじゃないですか...ぶち殺しますよ)イライラ




紅幼女「...」チラッ

紅幼女「...ちょっと地図持っててくれ」ダッ

ランプの魔人「?」




紅幼女「なあ蒼龍!」

蒼幼女「...なんですか」

紅幼女「お腹減ってないか?」


蒼幼女「...は?」

紅幼女「ほら!私が作った寿司だ!食べろ!」スッ

蒼幼女「...別に減ってませんよ」プイッ


紅幼女「でも何だか不機嫌そうな顔をしてるぞ?」

蒼幼女「...確かに不機嫌ですが空腹ではないです」

紅幼女「なら寿司を食べた方がいいぞ?寿司は全部嫌なことを忘れさせてくれる」

蒼幼女「いいです、要りません」



紅幼女「えぇいっ!いいから食べろぉ!」グイッ

蒼幼女「むっ!?」パクッ



蒼幼女「げほっ...げほっ...な、何するんですか!」

紅幼女「どうだ?美味しいだろ?」

蒼幼女「そういうことじゃなくて!」



紅幼女「だってお前、何だか寂しそうな顔してるぞ?」



蒼幼女「...寂しい?」

紅幼女「うん、何だかそんな顔をしてる」

蒼幼女「何馬鹿なこと言ってるんですか、ぶち殺しますよ」

紅幼女「そんなに寂しいなら私が話相手になってやるぞ?」

蒼幼女「要りません!あっちに行ってください!」


紅幼女「ちぇっ...素直じゃないんだから」スタスタ



蒼幼女(...寂しい)

蒼幼女(このイラつきが寂しいという気持ちだと?馬鹿らしい)

蒼幼女(そんなわけないです、何を言ってるんですか...あの馬鹿龍は...)


蒼幼女(...ってどうしてあの馬鹿の言うことをここまで気にしてるんですか!馬鹿らしい!)





ランプの魔人「...ん?」ピタッ

紅幼女「急に止まってどうしたんだ?」


ランプの魔人「あれを見てみろ...皮を剥がされた動物が木に吊るされてる」

紅幼女「うわっ...本当だ...なんだアレ...」

黒龍「ピギャー...」


ランプの魔人「ここに住んでる生物の習慣か何かだろう。気味が悪いがな」


紅幼女「おぇぇ...気持ち悪い...」



蒼幼女「...」ジー

蒼幼女(あれいいですね、今度真似してみましょう)





ランプの魔人「それにしてもこの地図は本当に合ってるのか?前に進んでるのかさえも分からんぞ」チラッ

蒼幼女「自分の方向音痴を地図のせいにしないでください」


チョロチョロ


蒼幼女(...おや?また珍しい生き物がいますね)

蒼幼女(これは...>>44でしょうか?)

佐藤さん

蒼幼女(タイのサトーンに生息してる猛毒サソリのサトウ=サンですか)

蒼幼女(日本では生息は確認されてないのにスゴいですね。さすがグンマー)

蒼幼女(...この子にも協力してもえあいましょうか)ニヤリ



蒼幼女(ちょっと魔法で弄くって)ピリッ


佐藤さん「!?」ビクッ

佐藤さん「...」フラフラ


蒼幼女(フフフ...魔法でランプの魔人を刺すように命令しました)

蒼幼女(あんなに小さいならあの子龍にも気付かれることはない...まさに完璧です)




佐藤さん「...」フラフラ




蒼幼(さあ!刺しなさい!)




佐藤さん「...」フラフラ


紅幼女「あ、サソリだ」ヒョイッ






蒼幼女「!?」

紅幼女「うわぁ...すごい...初めて見た...」


佐藤さん「」ジタバタ


紅幼女「蟹とハサミムシが合体したみたいだな...」

紅幼女「ん?蟹?」


紅幼女「...もしかして!」


ランプの魔人「言っておくがサソリは食べられないからな」


紅幼女「な、なんだ...せっかく寿司のネタにしようと思ったのに...」ガッカリ

ランプの魔人「あとサソリは毒があるぞ、刺される前にさっさと離せ」


紅幼女「うぇぇ!?」ポイッ



佐藤さん「」ヒュー


黒龍「ピギャー」パクッ



ランプの魔人「またクロちゃんサソリなんか食って...腹壊しても知らないぞ」

黒龍「ピギャー」ムシャムシャ





蒼幼女「あぁぁ...もうどうしてこんなことに...」ガンガン

蒼幼女「む、虫系はもう駄目ですね...もっと大きな生き物じゃないと...」

蒼幼女「龍のくせにあんな虫をムシャムシャと食べて...プライドはないんですか」




紅幼女「...なんか蒼龍が木に頭をぶつけてたんだけど」

ランプの魔人「暑さで頭をやられたんだろ、放っておいてやれ」


ランプの魔人「しかしグンマーは暑いな...2月とは思えないぞ」

紅幼女「うっ...確かに...」


ランプの魔人「クロちゃん、お願いで氷を出すようにお願いしてくれ」

黒龍「ピギャー」


ピカッ


ランプの魔人「あー冷たい...生き返る...」ヒヤヒヤ

紅幼女「あっ!ズルい!私にも出してくれ!」

ランプの魔人「自分の分は自分で何とかしろ...」ヒヤヒヤ



紅幼女「蒼龍!氷魔法で氷を出してくれ!」

蒼幼女「はいどうぞ」ピカッ


パキッ


紅幼女「だ、誰がごおり漬げにじろっで言っだ...」ブルブル

蒼幼女「あれ?氷が欲しいかったんじゃなかったんですか?」


紅幼女「ざ、ざむい...」ブルブル

今日はここまで

ジュゥゥ


紅幼女「うぇぇ...やっと氷が溶けた...」

紅幼女「...氷で濡れてた服がもう乾いてる」ジー

紅幼女「グンマー恐るべし...」



ランプの魔人「...」

黒龍「...」

蒼幼女「...」


紅幼女「あれ?みんな急に止まってどうしたんだ?」

ランプの魔人「...おい紅幼女、半歩下がれ」

紅幼女「へ?」

ランプの魔人「いいから下がれ」


紅幼女「半歩って...これでいいのか?」ザッ


シュンッ


ビシュッ



紅幼女「!?」ビクッ

紅幼女「や、矢が飛んできたぁ!!!!」


ランプの魔人「...どうやら誰かに狙われてるらしいな」

紅幼女「だ、誰かって...」

ランプの魔人「恐らくグンマーの原住民か何かだろう。部外者の私達を排除しようとしてるんじゃないか?」

蒼幼女「常識のない人達ですね」

黒龍「ピギャー」


紅幼女「ど、どうしてそんなに冷静なんだ!狙われてるんだぞ!」


ランプの魔人「お前はいつになったら学習するんだ...」

ランプの魔人「クロちゃん、あそこの木に火球を撃ってくれ」


黒龍「ピギャー!!!!!」ボンッ



グラッ



原住民「!?」バッ



ランプの魔人「ほら飛び出してきた」



原住民「ギョウザ!ギョウザ!」



紅幼女「何か言ってるみたいだが...」

ランプの魔人「ふむふむ...」


ランプの魔人「どうやら>>58と言ってるらしい」

ひゃっはー久しぶりの幼女だあ!

ランプの魔人「『ひゃっはー久しぶりの幼女だあ!』と言ってるらしい 」


紅幼女「えっ」ビクッ

蒼幼女「殺す」ブオン


ランプの魔人「おい待て、早まるな」



原住民「ウドン!ウドン!」ドンドコ



ランプの魔人「その幼女達を渡せと言ってるな」

蒼幼女「死になさい」ピカッ


パキッ


原住民「」カチカチ


蒼幼女「ふん...この私を誰だと思ってるんですか、汚らわしい...」



紅幼女「...な、なんであいつあんなに怒ってるんだ?」

ランプの魔人「変な妄想でもしてるんじゃないか?」

ランプの魔人「しかしいきなり攻撃をするとは不味いことをしてくれたな...」

紅幼女「え?どうして?」

ランプの魔人「話せば和解も出来たかもしれないからな...これで原住民共を敵に回してしまったようだ」

紅幼女「敵って...相手は一人だぞ?」


ランプの魔人「回りをよく見てみろ、囲まれてるぞ」ジロッ




原住民達「「「「「.........」」」」」ゾロー



紅幼女「い、いつの間にっ!?」

蒼幼女「チッ...鬱陶しいですね...全員凍らせてやります!」



黒龍「ピギャ?」クンクン

ランプの魔人「ん?どうしたクロちゃん?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「誰かがこっちにやって来る?」




『...!』ダダダッ

ランプの魔人「誰かって...知り合いか?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「匂いは知ってるけど思い出せない?誰だそいつ...」




原住民A「マエバシ!マエバシ!」バッ

蒼幼女「ずいぶん威勢がいいですね!まずはアナタから凍らせて...」


ブンッ


原住民A「グンマッ!?」ズサー


蒼幼女「!?」

蒼幼女「な、何もしてないのに吹っ飛んだ...?」キョロキョロ



原住民B「タカサキッ!?」ズサー

原住民C「キリュウッ!?」ズサー

原住民D「イセサキッ!?」ズサー



紅幼女「ど、どういうことだ?原住民達が何もしてないのに倒れてるぞ!」

ランプの魔人「...いや誰かが原住民達を殴り倒してるな」

紅幼女「えっ?でも誰もいないぞ?」


ランプの魔人「透明になってる...ということか」

原住民達「「「「「.........」」」」」ピクピクッ



蒼幼女「...どうなってるんですか」

紅幼女「す、すごい...全員倒してしまった...」


ランプの魔人「おい、いい加減出てきたらどうだ」



『...久しぶりですね。ランプの魔人さん』



ランプの魔人「久しぶり?お前は私の知り合いなのか?」



『あ、光学迷彩のスイッチを切り忘れてた』ピッ



バチバチッ



ランプの魔人「お前は...」


プレデター「これで分かりましたか?」




ランプの魔人「...誰だっけお前」


プレデター「」

プレデター「お、俺ですよ!プレデターですよ!」

ランプの魔人「いや誰だよお前...新キャラか?」

プレデター「酷い!結構初期から登場してるのに酷い!」


ランプの魔人「で、お前本当に誰だ?そんな網タイツを着てる変態に知り合いは居ないぞ」

プレデター「本当に忘れたんですか!?アナタに一目惚れしたあのプレデターですよ!フラれましたけど!」


ランプの魔人「いや覚えてないな...クロちゃんどうだ?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「そうか、知らないか」


プレデター「えぇ...」ガーン



プレデター「そうだ!そこの赤い君!」


紅幼女「...え?私?」キョトン


プレデター「君は覚えてるよな!?一度戦ったもんな!?」


紅幼女「ご、ごめん...覚えてない...」



プレデター「」

プレデター「...はっ!そうだ!」


プレデター「この顔を見ても思い出せませんか!?」クパァ


ランプの魔人「うわキモ」

黒龍「ピギャー...」

紅幼女「な、なんだその顔...」

蒼幼女「存在自体が不愉快です。今すぐ死ね」


プレデター「」



プレデター「酷い...確かに会うのは久しぶりだけど毎日メールしたのに...」シクシク

プレデター「朝昼晩三通は送ってたのに...」シクシク


ランプの魔人「あぁ、このメール拒否リストに入ってる謎の番号はお前のか、すっかり忘れてた」

プレデター「」

ランプの魔人「それでお前はグンマーに何しに来たんだ?狩りか?」


プレデター(うぅ...伝説のカカオの実があると聞いて探しに来たと言ったらまた気持ち悪がられる...)

プレデター(こ、ここはビシッと決めよう...)


プレデター「お、俺は>>69するために来ました!」

名乗りを上げるため

プレデター「名乗りを上げるためにグンマーに来ました!」


ランプの魔人「そうか頑張ってな」スタスタ


プレデター「ちょ、ちょっと!!!!」ズルズル


ランプの魔人「離せ、服が伸びる」

プレデター「ラ、ランプの魔人さんはどうしてここに?」

ランプの魔人「伝説のカカオとやらを探しに来ただけだ」


プレデター(何っ!?目的が同じ...?)

プレデター(ま、まさかこれは運命...)



プレデター「お、俺も連れて行ってください!」

ランプの魔人「やだ」スタスタ

プレデター「や、役に立つと思いますよ!どんな化け物が出てきたって撃退してみます!」

ランプの魔人「別にいい」


プレデター「そ、そんな!」

プレデター「お願いします!」

ランプの魔人「しつこい」

プレデター「何でもしますから!」

ランプの魔人「お前がその言葉を口に出すな、気持ち悪い」




蒼幼女「...」



蒼幼女(あの容姿に装備...もしかして噂の異星人というやつでしょうか?)

蒼幼女(何でも強い相手に喧嘩を売りまくってるとかいう...まさか本当に居たなんて)

蒼幼女(...どのくらい強いのか少し気になりますね)ニヤリ



ザッ ザッ


蒼幼女(おや?あの影は...>>73でしょうか?)

蒼幼女(凶暴で有名なあの生き物なら実験にちょうどいいですね)

蒼幼女(もしかしたしらランプの魔人を始末出来るかもしれませんしね)ニヤリ

エイリアン

エイリアン「ギャァァ...」スタスタ




蒼幼女(これまた異星人で有名なゼノモーフことエイリアンですか)

蒼幼女(何でも最近あちこちで大量発生してるとか...怖い話ですね)

蒼幼女(まあ私には関係ないですけど)ピカッ



エイリアン「...」ピクッ

エイリアン「ギャァァ...」キョロキョロ



蒼幼女(ちょっと魔法で興奮させました。目に入る生き物は全て襲うようになるはずです)



エイリアン「...!!!」ピクッ

エイリアン「ギャァァ!!!!」ダッ



蒼幼女(ほら見つけた)




プレデター「お願いですからぁ...」ズルズル

ランプの魔人「いい加減離せ...ん?何かこっちに向かって走ってくるぞ...?」

プレデター「...!!!」


プレデター「あ、あいつは...!」

エイリアン「ギャァァ!!!」ダダダッ


ランプの魔人「...なんだあれ、あんな生物見たことないぞ」


プレデター「ランプの魔人さん!ちょっと下がっててください!」ダッ


ランプの魔人「お、おい!」





エイリアン「ギャ!!!」シュッ


プレデター「...」サッ


プレデター「...!」チャキッ



エイリアン「ギャァァ!!!」ピョーン



プレデター「チッ...」ピッ


プレデター「...」∴



エイリアン「ギャァァ!」∴



プレデター「そこだぁ!!!」ドンッ


シュゥゥゥゥ


エイリアン「ギャッ!?」



ドッカアアアアアアアアアアアアアン



プレデター「よっしゃああああああああああ!!!!!」ガッツポーズ

蒼幼女(...中々やりますね)


ランプの魔人「...そういえばあいつがまともに戦闘してるの初めて見たな」

紅幼女「何か思い出せたような...」ムムム

黒龍「ピギャー」



エイリアン「ギャッ...」ピクピクッ


プレデター「うへへ...」ザクッ


グチャッ バキッ


プレデター「こいつはいい頭蓋骨だぜ...コレクションに加えよう...」ガサゴソ



プレデター「...はっ!」


プレデター「ど、どうですか!?俺も役に立つでしょう!?」



ランプの魔人「いやさすがに頭蓋骨コレクションは引くわ」

紅幼女「趣味悪っ...」

黒龍「ピギャー..」



プレデター「」



蒼幼女(頭蓋骨コレクションですか...ちょっといいですね)

ランプの魔人「まあ仕方ないから連れて行ってやる」

プレデター「ほ、本当ですか!?やったあああああああああ!!!!」


ランプの魔人「でもお前臭いから半径5メートル以内には近付くな」

プレデター「」





ランプの魔人「さて寄り道してないでカカオを探すか...」

紅幼女「今どのくらいなんだ?」

ランプの魔人「そうだな...ここから歩いてきたから...あと半分くらいじゃないか?」

紅幼女「うぇぇ...まだ半分もあるのか」

ランプの魔人「元々はお前のせいだろうが」



プレデター「あのー!」



ランプの魔人「...何か用か?」



プレデター「多分その地図間違ってると思うんですよー!」



プレデター「...なんだと?」

ランプの魔人「どういうことだ?」



プレデター「いや自分、上空から観察してここら辺の地図作ったんですけど伝説のカカオがある地域とは反対側に進んでるんですよー」



ランプの魔人「反対...だと?」


ランプの魔人「おい!蒼幼女!どういうことだ!!!」


蒼幼女「偽物を掴まされたみたいですね。めんごです」シラー


ランプの魔人「嘘つけ!お前元々騙す気だったな!」

紅幼女「まあまあ...ならそこのプレデターの地図の通りに進めばいいじゃないか」



プレデター「いや...それが上空から撮った写真だとここら辺一帯って...」



ズブブッ



ランプの魔人「な、なんだ!?急に地面が沈んで...」

紅幼女「う、うわぁ!?なんだこれっ!」



プレデター「底無し沼になってるんですよね...」

ズブブッ



ランプの魔人「そ、底無し沼だとっ!?」

紅幼女「底無し?ブラジルまで繋がってるのか?」


プレデター「はい...珍しい底無し沼でしてある一定時間になると地面がぬかるむんですよ...」



蒼幼女「へーそんな底無し沼があるんですかー不思議ですねー」バサッ



ランプの魔人「お前知ってたな!自分だけ飛んでるじゃないか!」


蒼幼女「知らないですよー。あ、後あんまり大きな声を出すのはやめた方がいいですよ?」


ズブブッ


ランプの魔人「くっ...段々沈んで...おいクロちゃん!お願いで脱出を...」


シーン


ランプの魔人「ク、クロちゃん!?」



蒼幼女「あの子龍ならお腹が痛いと行って茂みに行きましたよ」



ランプの魔人「だから食べ過ぎるなって行っただろうがぁ!!!」

ランプの魔人「こうなったら紅幼女!脱出するようにお願いしろ!」


ブクブクッ


ランプの魔人「...紅幼女?」

ランプの魔人「プ、プレデター!!!」


ブクブクッ


ランプの魔人「ま、まさか二人とも...」


蒼幼女「あーあ...少し遅かったみたいですね」


ランプの魔人「...おい貴様、さっさと上げろ」


蒼幼女「ごめんなさい、魔力切れです」ニコッ


ランプの魔人「そうか...ならこちらにも考えがある...」ゴゴゴゴゴゴゴゴ



ガシッ


ランプの魔人「!?」

ランプの魔人(だ、誰かに足を掴まれた!?)


ブオンッ


ランプの魔人「ほ、放り投げられっ...!」

ドスンッ


ランプの魔人「痛っ!」



蒼幼女「チッ」




ランプの魔人「ど、どうにか陸に戻れたようだが...一体何が...」キョロキョロ



バシャバシャ


ランプの魔人「...ん?あそこに水飛沫が...」



プレデター「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」バシャバシャ



ランプの魔人「なっ...底無し沼を泳いでるだとっ!?」



プレデター「と、到着!」バシャァ

プレデター「ぜぇ...ぜぇ...さすがに疲れた...」


ランプの魔人「...まさかお前が助けてくれたのか?」


プレデター「は、はい...さすがに底無し沼を潜って人一人放り投げて泳いで帰ってくるのはしんどかったですけど...」ハァハァ


ランプの魔人「そ、そうか...礼を言う...」

ランプの魔人「そういえば紅幼女のやつはどこに...まさかまだ沈んでるんじゃ...」キョロキョロ

プレデター「あぁ、あの子ならちゃんと運んできましたよ...」グイッ


紅幼女「」ズルズル


ランプの魔人「なんだ無事か...おい、起きろ」ペシッ


紅幼女「お、おぇぇ...何か飲んだぁ...」ゲロゲロ


ランプの魔人「お前は人間ポンプか...」




ランプの魔人「さて...」ギロッ


蒼幼女「...」


ランプの魔人「...おい貴様、覚悟は出来てるんだろうな?」

蒼幼女「...何のことやら分かりませんね」

ランプの魔人「沼に誘導して私を始末するつもりだったのか?考えが甘かったようだな」


蒼幼女「チッ」


ランプの魔人「あ、今舌打ちしやがったな!お前!」

黒龍「ピギャー」パタパタ


ランプの魔人「クロちゃんやっと帰ってきたか...だから変な物を食うなと言っただろう」

黒龍「ピギャー...」ハンセイ

ランプの魔人「さてクロちゃんが帰ってきたということはどういう意味か分かるだろうな?」


蒼幼女「...」


ランプの魔人「おいクロちゃん、こいつを...」


紅幼女「ちょっと待ったぁ!!!!!」


ランプの魔人「...いきなりどうした」


紅幼女「蒼龍だって悪気があったわけではないはずだ!許してやってくれ!」

ランプの魔人「どうしてお前があいつを庇うんだ?お前も死にかけただろ」

紅幼女「蒼龍も同じ龍だからだ!それにあいつは悪いやつではない!」


ランプの魔人「悪いやつじゃないって...どう考えても悪者だろ...」

紅幼女「なっ?蒼龍も悪気があったわけではないよな!」



蒼幼女「そ、そうですね...ちょっと遊ぶつもりでやっただけです」シラー



紅幼女「ほらこう言ってる!」

ランプの魔人「いやあいつお前と目合わせてないぞ。あれ嘘ついてる顔だぞ」


紅幼女「お願いだから許してやってよぉ!一生のお願いだからぁ!」ダキッ

ランプの魔人「離せ、暑苦しい」グイッ

紅幼女「私も一緒に罰を受けるからぁ...」グググッ


ランプの魔人「...分かった。今回だけは許してやる」

紅幼女「ほ、本当か!?」


ランプの魔人「特別に>>86だけで勘弁してやろう」

浣腸プレイ

ランプの魔人「特別に浣腸プレイで許してやろう」



蒼幼女「は、はぁっ!?」



紅幼女「カ、カンチョー...?」



ランプの魔人「反省をさせるには恥辱を与えるのが一番だからなぁ」ニヤニヤ

蒼幼女「ふ、ふざけないでください!ぶっ殺しますよ!!!!」

ランプの魔人「おいクロちゃん、お願いで蒼龍の動きを止めてくれ」

黒龍「ピギャー」



蒼龍「クッ...このっ...」グワッ



ピカッ



蒼龍「ガッ...!?う、動けなっ...!」ビリビリ


ランプの魔人「安心しろ...誰にも見られないようにやってやるから...」ニヤニヤ


蒼龍「ち、近づくな!!!それ以上歩いたら本当に殺しますよ!!!!」


スタスタ


蒼龍「い、いやっ...」



蒼龍「いやあああああああああああああああああ!!!!!!」

.........................................................
........................................


ランプの魔人「おいプレデター、お前の持ってる地図を見せろ。もうこの地図は使えんからな」ポイッ


プレデター「分かりました。携帯にデータ送りますね」ピッ


ランプの魔人「おぉ...すごいクッキリしてるな...この動いてる丸はなんだ?」


プレデター「10メートル以上の危険生物ですね。小型の生物も表示させることが出来ますけどどうしますか?」


ランプの魔人「出来るならやってくれ、安全に越したことはないからな」







蒼幼女「...」



紅幼女「なあ蒼龍、どうして体育座りしてるんだ?」

蒼幼女「...」

紅幼女「どうして尻を押さえてるんだ?」

蒼幼女「...」

紅幼女「どうして顔が真っ赤に...」


蒼幼女「黙れ」


紅幼女「えっ...でも」


蒼幼女「黙れ」


紅幼女「わ、分かった...」

今日はここまで
明日には頑張って終わります

蒼幼女(殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す)

蒼幼女(内臓をグチャグチャにして脳ミソをかき混ぜて手足を手羽先のようにもいでやる)

蒼幼女(私が受けた恥辱を100倍にして返してやる泣き叫び絶望する顔を見て笑ってやる)

蒼幼女(ウフフフフフフフフフフ)



紅幼女「蒼龍...もうそろそろ出発しないと...」



蒼幼女「...」フラッ

蒼幼女「...」フラフラ



紅幼女「な、なんか凄い顔になってるなあいつ...」




蒼幼女(もう躊躇はしない。本気でアイツをぶっ殺してやります)

蒼幼女(私にあんな辱しめをよくも...死をもって償う...いえ簡単には殺しません)

蒼幼女(生き地獄にして自ら殺してくれと懇願するまでいたぶってやります)

蒼幼女(...まあ簡単には殺しませんけど)


蒼幼女(ウフフフフフフフフフフ)



紅幼女「な、なんで笑ってるんだあいつ...」

蒼幼女(そうですね...まずは後ろから氷漬けにしてあげます)

蒼幼女(いくらアイツでも私の最速の攻撃ならお願いを頼む暇もなく凍るはずです)

蒼幼女(あとはその氷をお持ち帰りして...ウフフフフフフフフフフ)




黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「...そうか。どうやら反省はしてないようだな」




蒼幼女(後ろから...確実に...体が反応する前に全身を凍らせてあげます)

蒼幼女(次に意識が目覚める時は地獄ですね...まあ私にとっては天国ですけど)

蒼幼女(ウフフフフフフフフフフ)



ランプの魔人「...クロちゃん」



蒼幼女(龍を馬鹿にしたらどうなるか...その体にタップリと教えてあげます!)




ランプの魔人「蒼幼女が私に攻撃したら>>99になるようにお願いしてくれ」

黒龍「ピギャー」

小便がダダもれになる

ピカッ


蒼幼女「!?」


蒼幼女「こ、この光は..」



シュゥゥゥゥゥ...



蒼幼女「...また私に何かしましたね?」



ランプの魔人「...クロちゃんは殺意や敵意に敏感でな」

ランプの魔人「そういう感情を持ってる相手が居るとすぐ察知出来るんだよ」

ランプの魔人「お前がさっきまで私にとてつもない殺意を向けてたこともすぐに知らせてくれた」

黒龍「ピギャー」



蒼幼女(なっ...そんな能力を持った龍が...?)

蒼幼女(黒の意思に反応するなんて...それだとまるであの噂の..)



蒼幼女「...で、私に何をしたんですか?」


ランプの魔人「簡単な話だ。お前は私に攻撃すると...」


蒼幼女「すると...?」





ランプの魔人「小便がダダもれになる」


蒼幼女「」

ランプの魔人「まあ攻撃をするならいつでもしてこい」

ランプの魔人「一生オムツ生活でもいいならな」スタスタ


蒼幼女「」


ランプの魔人(まあ例えやられてもあの意地悪神と通信出来れば即魔力を解放出来るんだけどな)

ランプの魔人(ただ魔力を使うとまたワンオペさせられるからあんまり使いたくないけど)



蒼幼女「だ、ダダもれ...」

蒼幼女「りゅ、龍である私が...」

蒼幼女「だ、ダダもれ...」



蒼幼女(べ、別にダダもれでも...)

蒼幼女(い、いや!でも龍がオムツなんて...)

蒼幼女(そ、そうだ!水魔法を応用して尿意をコントロールすれば...)

蒼幼女(ダ、ダメです!これはあいつのお願いの力ですから私の魔法では打ち消さない...)



蒼幼女「あぁぁぁぁぁぁぁ...」



紅幼女「どうしたんだ蒼龍?急にしゃがみこんで」



蒼龍「...」



紅幼女「蒼龍?」

蒼幼女(...少し冷静になりましょう)


蒼幼女(まずメリット...ランプの魔人を始末出来る)

蒼幼女(デメリット...尿がダダもれになる)


蒼幼女(...あれ?もしかしてダダもれになっても問題ないんじゃ...)

蒼幼女(で、でもダダもれということは我慢が出来ないということ...)

蒼幼女(人間の姿になってる時は問題ないですが龍の姿に戻った時は...)




『オイ見てみろよ!あの龍オムツなんてしてるぜー!』

『ギャハハ!龍のくせにトイレも行けないでやんの!』


蒼龍『うぅ...』オムツソウチャクー




蒼幼女「...」カー


蒼幼女「か、考えましたね...!ランプの魔人...!」


紅幼女「なあどうしたんだ?顔が真っ赤になったり青ざめたり...」




蒼幼女「黙れ馬鹿!!!!!私は今とっても悩んでるんです!!!!馬鹿が移るので近寄らないでください!!!!」


紅幼女「は、はぁ!?」

蒼幼女(くっ...考えるのに少し時間が必要ですね...)

蒼幼女(あぁ!さっさとお願いされる前に殺れば良かった!)


蒼幼女「...」フラフラ


紅幼女「へ、変なやつ...」








ランプの魔人「...ん?反応だとここら辺にカカオの実があるはずなんだが...見当たらないな」キョロキョロ

ランプの魔人「まさかこの地図間違ってるのか?」


プレデター「いえ、カカオはこの真下ですね」ピッ

ランプの魔人「真下?」


プレデター「何でも昔グンマーに住んでた地底人達が育ててたカカオがその伝説のカカオと呼ばれてるらしいです」

プレデター「地底人は地上グンマー人に侵略されて絶滅してしまったので今残ってるのが最後の一本の木だとか」


ランプの魔人「なるほど...それで伝説と呼ばれてるわけか」



プレデター「ちょっと爆弾で穴掘るんで下がっててください」ピッ

ピッ ピッ ピッ



プレデター「プレデター特製爆弾です!地下100メートルは軽くぶっ飛ばしますよ!」

ランプの魔人「物騒な爆弾だな」

黒龍「ピギャー」



紅幼女「あれ?何をしてるんだ?」

蒼幼女「...」



ランプの魔人「あぁ、今爆弾で穴を...」



ピッ ピッ ピッ



紅幼女「あっ!何かあそこ光ってるぞ!」

紅幼女「ちょっと見てくる!」ダッ



ランプの魔人「お、おい待て!それはばくだ...」





ドッカアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!

パラパラッ...



ランプの魔人「お、おい...まさか...」

プレデター「えっ...ちょっ...これ俺のせい?」

黒龍「ピ,ピギャー!!!!」




パラパラッ...



バサッ



ランプの魔人「...あれ?今さっき翼で飛んでる音が...」

黒龍「ピギャー!!!」




バサッ バサッ




蒼幼女「...」バサッ バサッ


紅幼女「し、死ぬかと思った...」


蒼幼女「...」パッ


紅幼女「いてっ!」ドサッ



ランプの魔人「...蒼龍が紅幼女を助けただと?」

紅幼女「...はっ!」

紅幼女「あ、ありがとう!蒼龍!お前が助けてくれたんだな!」


蒼幼女「...」


紅幼女「やっぱりお前はいい奴だな!私は知ってたぞ!」


蒼幼女「...」スタスタ


紅幼女「あっ!そうだ!お昼に寿司を持ってきたんだ!良かったら食べないか!」ダッ





ランプの魔人「...一体どういう風の吹き回しだ」

ランプの魔人「あいつが紅幼女を助けるなんて...ただの気まぐれか?」

ランプの魔人「...分からん」


黒龍「ピギャー?」


ランプの魔人「...そうだな。先を進むとするか」

バサッ バサッ



紅幼女「お、重い...」


ランプの魔人「我慢しろ、爆弾開けた大穴は何メートルの深さか分からんからな」

ランプの魔人「飛べるお前に乗って下に行くのが一番安全だ」

黒龍「ピギャー」


紅幼女「な、ならあそこでロッククライミングみたいに下に進んでるプレデターにおんぶしてもらえばいいじゃん...」




プレデター「はっ!とぅ!はっ!」ガリッガリッ




ランプの魔人「やだよ、だってあいつ臭いし」

黒龍「ピギャー」



紅幼女「わ、私が重い目に遭うのはのはいいのかぁ...」バサッ




蒼幼女「...」バサッ バサッ

スタッ


ランプの魔人「到着っと...」

ランプの魔人「結構深かったな...地下何百メートルはありそうだ」


紅幼女「お、重かった...」ハァハァ




プレデター「ハァッ!」タンッ


クルクルクルッ スタッ


プレデター(ふっ...決まった...)

プレデター(ランプの魔人さん見てくれたかな)チラッ



ランプの魔人「おいクロちゃん、さすがに土は食えないぞ」


黒龍「ピギャー...」ゴソゴソ

黒龍「ピギャッ!!!」ゴソッ


ランプの魔人「...何だ?その口にくわえてるキラキラした物は...」


宝石『』キラキラ


ランプの魔人「ほ、宝石!?」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「ははっ!よくやったぞクロちゃん!お前は天才龍だな!ハッハッハッハッハ!!!!」



プレデター「...」サー

蒼幼女「...」スタッ



蒼幼女(...あの時、どうして私は紅龍を助けてしまったんでしょうか)

蒼幼女(別に助ける義理もなかった...)



紅幼女『 蒼龍も同じ龍だからだ!それにあいつは悪いやつではない!」』

紅幼女『私も一緒に罰を受けるからぁ...』



蒼幼女(...)

蒼幼女(自分でも気付いていなかったみたいですね...無意識にあの馬鹿の言葉を気にしてたなんて)

蒼幼女(...でもそれもあれで最後です。もう助けません)


蒼幼女(...同じ龍、ですか)





ランプの魔人「さて地底に来たわけだが...カカオはどこにあるんだ?」

プレデター「この先の森林にあるみたいですね」ピッ

ランプの魔人「森林...?ここは地底だぞ?」

プレデター「まあ森林と言っても上みたいなジャングルじゃなくて植物園くらいの大きさしかないみたいです」

.............................................................
............................................


チュンチュン  ホーホケキョ



紅幼女「おぉ...凄いな...まるで天国だ...」

ランプの魔人「上は何にも手入れされてないジャングルと言った感じだったが...ここは自然の楽園だな」

黒龍「ピギャー」パタパタ


蒼幼女(この感じ...どこかで...)



プレデター「あっ!あそこの木が伝説のカカオの実がなってる木ですよ!」


ランプの魔人「やっとか...さっさと取って帰るとしよう」スタスタ


プレデター「...むっ?」ピッ

プレデター「...ちょっと待ってください」チャキッ


ランプの魔人「どうしたんだ?武器なんて構えて」

プレデター「...木の側に巨大な何かが居ます」

ランプの魔人「またグンマーの巨大生物か?」



プレデター「いえ...あのどこか見覚えがある形は...」











翠龍「Zzz...」スヤァ

今日はここまで
何回も終わる終わる詐欺してごめんなさい
本当にマジで明日には...

プレデター「龍ですね...あの体は...」

ランプの魔人「...龍だと?」

プレデター「はい、間違いないです...何回かやつらとは戦ってますから大体の特徴は知ってます」

プレデター「しかし厄介なことになりましたね...まさか龍が居るなんて...」




紅幼女「なになに?何があったんだ?」

ランプの魔人「カカオの木の側に龍が居るそうだ」



蒼幼女(やっぱり...そして多分こんなところに住んでる龍と言えば...)



紅幼女「なにっ!?龍だとっ!」

紅幼女「どの龍だ!?ちょっと見てくる!」ダッ


ランプの魔人「おい!あんまり近寄るな!凶暴な龍だったらどうするんだ!」





翠龍「Zzz...」スヤァ





紅幼女「あ、あいつは...」



紅幼女「翠龍じゃないか!」パァ

ランプの魔人「知り合いか?」


紅幼女「うん!あいつとは龍時代からの友達だ!」

紅幼女「よく一緒に昼寝したりしてた!」


蒼幼女(実際は一日中眠そうなただのニート龍)

蒼幼女(まあどこかの誰かさんと同じですね)


紅幼女「あいつは大人しい龍だから何もしないと思うぞ!」

ランプの魔人「そうか。ならさっさと実を貰って帰るとするか」




翠龍「Zzz...」


紅幼女「おーい!翠龍ー!」



翠龍「Zzz...」


紅幼女「...起きないな」



紅幼女「ちょっと燃やしてみよう」ボォ



翠龍「Zzz...」ゴォォ



翠龍「...ん?何か背中が熱い...」パチッ

ジュゥゥゥゥ



翠龍「...って、うわぁ!!!!!背中が燃えてるぅ!!!!」ゴォォォ


翠龍「フーッ!!!フーッ!!!消えろぉ!!!」フーフー


ジュッ


翠龍「ほっ...良かった...消えた」


翠龍「まったく誰だよぉ!!人の背中に放火したやつぅ!!」



紅幼女「久しぶりだな!翠龍!」



翠龍「...誰?君?」


紅幼女「私だよ!紅龍だ!」


翠龍「紅...龍...?」



翠龍「...」




翠龍「誰だっけ」


紅幼女「」ズコー

紅幼女「え、えぇっ!?忘れちゃったのか!?」

翠龍「うん、ごめんね」

紅幼女「と、友達だと思ってたのに...」ガーン



翠龍「あれ?そこに居るのは蒼龍?」

蒼幼女「...久しぶりですね」


翠龍「久しぶりだね!どうして人間の姿になってるの?」

蒼幼女「...まあ色々あったんですよ」



紅幼女「ど、どうして蒼龍のことは覚えてるんだ...」ガクッ



翠龍「で、何か他にも知らない人がいっぱい居るけど何しに来たの?」


ランプの魔人「あぁ、お前のそこの側にあるカカオの実を貰いたいんだがいいか?」



翠龍「えっ」



翠龍(ど、どうしよう...このカカオは食後のデザートとして全部食べる予定だったのに....)

翠龍「な、何個必要なの?」



ランプの魔人「まず私と」

紅幼女「私も欲しい!」

プレデター「あ、俺も」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「クロちゃんも欲しいのか」


蒼幼女「私はいいです」


ランプの魔人「ということで4個だ」



翠龍「よ、4個...」


翠龍(ど、どうしよう...今年は結構成ってるけど4個はちょっと...)

翠龍(ごろ寝しながら食べるのが最高なのに...)


翠龍「わ、分かった...4個なら取ってもいいよ...」


ランプの魔人「すまないな。礼を言う」


翠龍(う、うぅ...仕方ない...でも実はまだまだあるから大丈夫...)

ランプの魔人「よっと」ブチッ

紅幼女「えいっ」ブチッ

プレデター「こ、これが伝説のカカオ...」ブチッ

黒龍「ピギャー」ガブッ




翠龍「蒼龍は取らなくていいの?」

蒼幼女「興味ないです」

翠龍「じゃあ何でここに来たの?カカオ以外の目的でもあるの?」

蒼幼女「目的...」


蒼幼女(そういえばどうして私はまだここに居るのでしょうか)

蒼幼女(ランプの魔人を始末...はちょっと考え中)

蒼幼女(なら未だにここに居る理由は?ランプの魔人の始末も出来ないのに?)

蒼幼女(...)



紅幼女『やっぱりお前はいい奴だな!私は知ってたぞ!』



蒼幼女(...はっ!)

蒼幼女(ど、どうしてあの馬鹿の顔が浮かぶんですか!)

翠龍「ん?どうかしたの?」

蒼幼女「な、何でもないです!」プイッ



ランプの魔人「これでカカオの実も手に入った。後は帰るだけだな」

紅幼女「さっそく家に帰ってチョコを作るぞ!」

プレデター(こ、このカカオさえあれば極上のチョコが...)



黒龍「...ピギャ?」ピクッ


黒龍「...」シーン


黒龍「ピギャー!!!!」ビクッ



ランプの魔人「どうしたクロちゃん?そんなに慌てて」


黒龍「ピギャー!!!ピギャー!!!」


ランプの魔人「何かが崩れる音がする...?」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ランプの魔人「...何かって何だ?」

黒龍「ピギャー!!!ピギャー!!!」

ランプの魔人「上?」チラッ



ピキッ...



ランプの魔人「!?」


ランプの魔人「て、天井にヒビが...!」


ランプの魔人「お、おい!今すぐここを脱出するぞ!もうすぐ崩れる!」



翠龍「...へ?」



紅幼女「ど、どういうことだ!?」


ランプの魔人「知らん!ただここの地下が崩れようとしてることは確かだ!」


プレデター「...」ゾー


プレデター(ま、まさか俺が地面を掘るために出した爆弾の威力が強すぎて...)

プレデター(そ、そんなわけないよな...多分寿命だよな...)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



ランプの魔人「ま、不味いな...もう持たないぞ...」

ランプの魔人「クロちゃん!お願いで全員外に出るようにお願いしてくれ!」



翠龍「ちょ、ちょっと待ったぁ!!!!」



ランプの魔人「何だ!」


翠龍「こ、ここが崩れるって...ここ私のマイホームなんだよ!?」

翠龍「もしここが無くなったら私が住む場所なくなるじゃん!!!どうするの!!!」


ランプの魔人「んなもん知らん!それともここで生き埋めになりたいか!」


翠龍「うっ...それはやだ...」


ランプの魔人「ならうだうだ言うな!後のことは後で考えろ!」



翠龍「...はっ!」

翠龍「カ、カカオ!カカオの実を回収しないと!」バサッ

ランプの魔人「お、おいっ...もう崩れっ...」




翠龍「この木がもう最後の一本なんだ!」ブチッ

翠龍「こ、ここが崩れるならもうカカオが食べれなくなる...!」ブチッ

翠龍「なら出来るだけ多く持って帰らないと!!!」ブチッ


紅幼女「やめろ翠龍!もう間に合わない!早く地上に出ないと...!」ガシッ


翠龍「離してええええええええ!!!!私はカカオを食べるんだああああああああああ!!!!」



グラッ



ランプの魔人「!?」

ランプの魔人「ま、まずい!紅幼女と翠龍の真上の岩盤が...!」



ランプの魔人「逃げろぉ!!!!崩れるぞぉ!!!!」





翠龍「え?」

紅幼女「へ?」





ガラララララララッ!!!!!!!!!!!!

ドスンッ...



ランプの魔人「くっ...あの馬鹿...!」

ランプの魔人「プレデター!手を貸せ!助けるぞ!」ダッ


プレデター「ちょっ!ランプの魔人さん!あれ見て!」ビシッ


ランプの魔人「あれ?」チラッ



ググッ



翠龍「あ、あわわわわわ...」

紅幼女「お、お前...」




蒼幼女「...」ググッ


蒼幼女「...ふんっ!」ドスンッ


蒼幼女「...ふぅ」パッパ




ランプの魔人「蒼龍がまた助けただと...?」

ランプの魔人「ど、どういうことだ...」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!



ランプの魔人「...はっ!い、今は後回しだ!」

ランプの魔人「クロちゃん!」


黒龍「ピギャー!!!」





翠龍「し、死ぬかと思った...」


紅幼女「蒼龍...お前...」



蒼幼女「...」





シュン





ガララララララララララララララララッッッ!!!!!!!!

.............................................................
.................................................


シュン


ランプの魔人「あ、危なかった...」

黒龍「ピギャー...」

プレデター(や、やっぱり俺のせいで地下が崩れたのだろうか...)



翠龍「あぁぁぁぁぁぁぁ...私の楽園がぁぁぁぁぁぁぁ...」



蒼幼女「...」



紅幼女「な、なあ蒼幼女...」


蒼幼女「...なんですか」


紅幼女「その...ありがとう...二回も助けてもらって...」


蒼幼女「...」



蒼幼女(そうか...私はまた...)

蒼幼女「...別にいいです。お礼なんて」プイッ


紅幼女「そ、その...良かったら...」


紅幼女「わ、私達...友達にならないか?」




蒼幼女「...」





蒼幼女「絶対に嫌です」

紅幼女「」





紅幼女「ぜ、絶対にって!何もそこまで言わなくてもいいじゃないか!」

蒼幼女「嫌です。馬鹿が移ります」

紅幼女「な、ならどうして助けたんだ!」

蒼幼女「気まぐれです」

紅幼女「き、気まぐれっ!?」







ランプの魔人「...」ジー

ランプの魔人「...どこからどう見てもあいつら仲のいい姉妹にしか見えないな」


翠龍「あ、あのぉ...」


ランプの魔人「ん?なんだ?」

翠龍「わ、私のマイホームが壊れてしまったんですけど...これからどうすれば...」

ランプの魔人「あぁ...そのことか」

ランプの魔人「正直私達には関係のないことだが少し可哀想だからな。特別に住居を用意してやる」


翠龍「ほ、本当ですか!?やった!」


ランプの魔人「それでどこの家がいいんだ?また地下か?」


翠龍「わ、私!都会に住んでみたいんです!」

翠龍「前のところは住み心地は良かったんですけど...その電波が届きにくくて」

ランプの魔人「...電波?」


翠龍「パソコンとかスマホとか...」


ランプの魔人「お、おう」


翠龍「あとあと徒歩1分以内にコンビニがあって近くにはファミレスがあって!」

翠龍「あっ!あと出来るだけ近所に人が居ないところがいいです!人付き合い苦手なんで!」

翠龍「あとは...ベランダでひなたぼっこが出来るような場所でお願いします!」



ランプの魔人(なんだろう...こいつ私と同じ匂いがする...)

ランプの魔人「わ、分かった...全部叶えてやる」

翠龍「やったああああああああああああああ!!!!!」


ランプの魔人「はぁ...じゃあさっそく町に帰るか」


プレデター「あ、俺は用があるのでここで結構です」

ランプの魔人「そうか、お前には今回色々助けられたからな。礼を言う」


プレデター「」ドキッ

プレデター(は、初めてお礼なんて言われた...これはもしかしてチャンスかも...!)


プレデター「あ、あのランプの魔人さん!」




ランプの魔人「よしクロちゃん、プレデター以外を町に帰すようにお願いしてくれ」

黒龍「ピギャー」




シュン




プレデター「...」



プレデター「ははっ...知ってた」

プレデター「で、でも今回は諦めないぞ!」

プレデター「このカカオの実さえあれば極上のチョコが作れるはずだ!」

プレデター「そしてそれをランプの魔人さんに食べて貰えば...グフフフフフフフフ」




プレデター「さあ!さっそく宇宙船に戻って調理開始だ!」




機械男「どこに戻るんだ?」




プレデター「え」



プレデター「き、機械男!?なぜ貴様がここに!」

機械男「匿名でプレデターがここに居ると通報があったんでな。飛んできた」

プレデター「なっ...!?」


機械男「さあ今日がお前の審判の日だ。大人しくしろ」

プレデター「...」



プレデター「」ダッ


機械男「待て!逃げるな!」ダッ

...........................................................
.............................................


ランプの魔人「さて家に戻ってきたが...」

黒龍「ピギャー」

ランプの魔人「...カカオからチョコはどうやって作ればいいんだ?」


ランプの魔人「料理は得意なんだが作り方が分からないと話にならんからな...ネットで検索してみてもよく分からんし...」


ランプの魔人「こうなったらやけくそで適当に作ってみるか?」ジャキッ

ランプの魔人「...いや駄目だ。せっかくのカカオの実なんだ。もったいない」スッ



ランプの魔人「むー...料理に詳しいやつ料理に詳しいやつ...」


ランプの魔人「あっ、そうだ」


ランプの魔人「えーっとあいつの番号は...」ピポパ


プルルルルルルルルルルル


ランプの魔人「もしもし魔界神か?お前のところに料理に詳しいやつが居ただろ?」

.........................................................
............................................


紅幼女「うーん...家に帰ってきたのはいいけど」


紅幼女「カカオの実からチョコってどうやって作るんだろ...?」


紅幼女「と、とりあえず包丁で切ってみよう」


ザクッ


紅幼女「お、おぉ...切れた...」

紅幼女「...」


紅幼女「こ、これからどうしよう...」



紅幼女「え、えぇっと...水が入った鍋に入れてみよう」ボトンッ


グツグツ


紅幼女「ん?何か水の色が変わってきたぞ?」

紅幼女「...はっ!そうか!」



紅幼女「これを冷やせばチョコレートになるんだ!!!」パァ

蒼幼女「...」



蒼幼女(私は...どうしてまた...)

蒼幼女(わ、分からない...頭で考えても...あの時、体が勝手に動いて...)

蒼幼女(...)


蒼幼女(もしかして私は紅龍のことを...?)


蒼幼女(いや!いや!それだけはないです!絶対にあり得ません!)

蒼幼女(ならこの感情は...ゆ)



老紳士「蒼龍様」



蒼幼女「は、はいっ!?」ビクッ

蒼幼女「な、なんですか?」


老紳士「紅龍様がお見えになっています」


蒼幼女「わ、分かりました。今行きます」










紅幼女「蒼龍!この鍋に入ってる液体を凍らせてくれ!」

蒼幼女「は?」

蒼幼女「...なんですか。その不気味な色の液体は」

紅幼女「チョコ!」


蒼幼女「は?」


紅幼女「いいから早く!」

蒼幼女「はいはい...凍らせますよ」ピカッ


パキッ


紅幼女「おぉ!さすが!」

紅幼女「ありがとう!また学校でな!」ダッ



蒼幼女「...何しに来たんでしょうか」

蒼幼女「...おや?戻ってきた...」



紅幼女「これ渡すの忘れてた...はい!バレンタインのチョコ!」スッ

蒼幼女「...私にですか?」

紅幼女「うん!カカオを使ったチョコは幼女に渡すからスーパーで買った安いチョコだけどな!」


紅幼女「じゃあまた!」ダッ






蒼幼女「...チョコですか」

蒼幼女「...」パクッ


蒼幼女「...甘いですね」

..........................................................
............................................


幼女「ふ、ふぇぇ...ただいまぁ...」グタッ

雪女「い、家の前に凄い量のチョコが...」グタッ



ランプの魔人「おかえり...って何だそのチョコの山!?」



雪女「ぜ、全部ランプの魔人さん宛みたいですよ...」



ランプの魔人「私宛だと?どれどれ...」




『ご主人様♪バレンタインのチョコだよ♪と言ってもお店で配ってる安物のチョコだけどね!』


ランプの魔人「...これは犬娘か」


『P.S. でもやっぱり普通のチョコをあげるのもつまんないからネギをいっぱい入れてみたよ!みんなで食べてね♪』


ランプの魔人「おい」

ランプの魔人「あ、あいつ...何てことを...というか犬ってチョコ食べれるのか...」


『ランプの魔人様へ 魔界からのバレンタインチョコレートです。出来るだけお早めにどうぞ グフフ』


ランプの魔人「これは...魔界からか」

ランプの魔人「...」

ランプの魔人「開けるのはやめよう」ポイッ



『アルフォートはたけのこやきのこよりも優れたお菓子です。みなさんアルフォートを食べましょう』

ランプの魔人「あ?きのこより優れた菓子なんて存在しないんだよ」


『P.S. この手紙を読んだあとに7人の人にアルフォートの良さを伝えないと一週間後に死にます。実際私の友達は死にました』

ランプの魔人「...不幸の手紙か」



ランプの魔人「次は...兎型のチョコ?あの兎姉弟か?」

ランプの魔人「...?裏に何か書いてある」



『兎の出番をもっと増やして』



ランプの魔人「...私に言われても困る」

ランプの魔人「この巨大なチョコは...堕天使か?」

ランプの魔人「愛しています...何か重い」ポイッ


ランプの魔人「動物型チョコクッキー...これは黒少女か」

ランプの魔人「あいつが一番まともってどういうことだよ...」


ランプの魔人「まだいくつかあるが...見るのがめんどくさいな」

ランプの魔人「ん?この神々しいカードは...」スッ


『ごめんなさい。最近ニートが職場を脱走するのでチョコが間に合いませんでした』


ランプの魔人「少女か...」


『代わりといってはなんですが某デパートの高級チョコを送ろうと思います』


ランプの魔人「な、何っ!?高級チョコだと!」

ランプの魔人「どこだ!高級チョコは...」ガサゴソ


『と思いましたがチョコを買ってる暇もありませんでした。このカードは食べられるようになってるのでこれで我慢してください』



ランプの魔人「このヘッポコ神め!!!!」ペシン

ランプの魔人「はぁ...はぁ...ど、どいつもこいつもまともにチョコすら送れんのか!!!」

幼女「ふぇぇ...その大量のチョコどうするのぉ?」

雪女「さ、さすがにこの量は食べれません...」


ランプの魔人「捨てるのも勿体ないそな...クロちゃん」

黒龍「ピギャー」パタパタ


ランプの魔人「そのチョコ全部食っていいぞ」


黒龍「ピギャー」ムシャムシャ



ランプの魔人「あとこれなんだが...」スッ



幼女「ふぇ?なにこれ?」

雪女「もしかして...」



ランプの魔人「その...バレンタインのチョコだ」


幼女「ふぇっ!?」

雪女「開けてみてもいいですか?」


ランプの魔人「あぁ...」


クシャクシャ


幼女「こ、これは...」

雪女「手作りの...きのこ?」

ランプの魔人「とりあえず食べてみてくれ。いい素材を使ってるから味は悪くないと思う」


幼女「分かったぁ...」パクッ

雪女「では一口...」パクッ


ランプの魔人「どうだ?」


幼女「...」

雪女「...」



幼女「な、なにこれぇ...口がとろけるぐらいあまいぃ...」プルプル

雪女「ほどよい甘みと絶妙な食感...こ、こんなに美味しいチョコ初めて食べましたぁ...」プルプル


ランプの魔人「そ、そうか!旨いか!それは良かった!」





ピンポーン



幼女「は、はーい!今出まーすぅ!」



ランプの魔人(さては紅幼女だな...)

ガチャ


幼女「どちらさまですかぁ」



紅幼女「あ、あの...お姉ちゃん...」

幼女「あっ、紅幼女ちゃんどうしたの?」

紅幼女「こ、これ...バレンタインのチョコ...」スッ



濁った水を凍らせたような何か『』



幼女「チョ...コ?」



ランプの魔人「お前...これ泥水じゃないだろうな?」

紅幼女「ち、違うもん!ちゃんとカカオから作ったチョコだもん!」

ランプ魔人(あーよく考えたらチョコの作り方知らないよな...)


紅幼女「や、やっぱりこんな出来の悪いチョコ駄目だよね...」

幼女「そ、そんなことないよぉ!食べる食べるぅ!」


ランプの魔人「ダーリン...やめといた方が...」


幼女「わ、私は食べるよぉ!」

ランプの魔人「えぇ...本気か?お腹壊すぞ...」

紅幼女「や、やっぱりいいよお姉ちゃん...自分で作って言うのもあれだけど不味そうだし...」



幼女「あむっ!」パクッ



ランプの魔人「あっ...」

紅幼女「食べた...」




幼女「...」モグモグ



幼女「...」ゴクン



幼女「...」




ランプの魔人「だ、大丈夫か...?」

紅幼女「お姉ちゃん...」




幼女「」バタッ




紅幼女「うわぁ!!!お姉ちゃんが倒れたぁ!!!!」

ランプの魔人「きゅ、救急車だ!急げぇ!!!!!」


ピーポーピーポー

~~~~ 翌々日 ~~~~



紅幼女「...」ズーン


ボクっ娘「ど、どうしたの?紅幼女ちゃん...何かいつもより数段テンションが低いよ?」

下着娘「放っておきなさい。あの子も色々あったのよ」


下着娘「それより気になるのは...」チラッ




男子A「蒼幼女様!おはようございます!」

男子B「今日も美しいです!」


蒼幼女「どうも」


男子C「さっさ!蒼幼女様!今日の椅子係と机係の準備が出来ております!」


蒼幼女「ご苦労」ドサッ


男子D「あぁっ...蒼幼女様のお尻が俺の背中に...」

男子E「あ、蒼幼女様とこんなに近くにに居られるなんて...!感激だ!」



下着娘「まったく...あの転校生...1ヶ月でこのクラスのボスになって...」

ボクっ娘「もう誰も注意しないよねー。先生すらも蒼幼女さんには口出し出来ないし」

ガラララララララ


教師「よーし、みんな席につけー」

教師「えー今日はまたこのクラスに転校生が来る。入ってきなさい」



紅幼女「転校...」ピクッ



蒼幼女「生...?」ピクッ



シーン



教師「ん?どうした?入ってきなさい」



『や、やだやだぁ!学校なんて嫌ぁ!』

『だ、だって週5日も行かなきゃいけないんだよ!?2日しか休めないんだよ!?』

『うるさい、いいから行ってこい』

『じ、自分はニートのくせに!ニートならニートに優しくしろぉ!』

『私は特別なんだよ』ゲシッ




翠幼女「あ痛っー!」ズサー




紅幼女「!?」

蒼幼女「翠龍...?」

翠幼女「うぅ...何でこんな目に...」



紅幼女「な、なぜお前がここに...」

蒼幼女「...まさか」



教師「えー今日からこのクラスに転校してきた翠幼女だ。みんな仲良くするように」



紅幼女「は、はぁっ!?」

蒼幼女「やっぱりそうなりますか...」



教師「えー翠幼女の席は...あっ、紅幼女と蒼幼女の前の席が空いてるな」



翠幼女「うぅ...帰りたい...」トボトボ


紅幼女「ちょ、ちょっと!なぜお前が学校に居るんだ!?ランプの魔人にこの町で新しい家を貰ったんじゃなかったのか!?」

翠幼女「そ、それが...」



ランプの魔人『幼女の一人暮らしなんて目立つからな、回りに不自然に思われないように学校に行ってこい』



翠幼女「って...」


蒼幼女(...今更?)

紅幼女「お、おぅ...お前も大変だな...」


翠幼女「週5って...ブラック過ぎる...」ズーン


蒼幼女「...」


蒼幼女(...アイツのことです。ただそれだけのために翠幼女を学校に転入させたはずではないでしょう)

蒼幼女(本命は...私の監視でしょうか?)

蒼幼女(フフッ、無駄なことを...やっぱり馬鹿ですね...)ヒュウウウウウウウウ



男子D「さ、寒い...!まるで雪国のようだ...!」ブルブル

男子E「が、我慢しろ...!これも蒼幼女様のためだ...!」ブルブル



紅幼女(むーん...どうしてランプの魔人は翠龍をこの学校に入れたんだ?)

紅幼女(幼女の一人暮らしなんて珍しくないのに...)

紅幼女(...まさか龍の私達が仲良くなれるようにとか?)


紅幼女(なーんてあいつがそんなこと考えてるわけないか!)



紅幼女(あっ!)



紅幼女(今日の給食は月に一度の寿司だ!)





おわり

おわり
多分次でこのシリーズも最後になります
次は3月の後半ぐらいにまた立てます

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