男「紅魔館の門番になった」【安価】(9)

速報で色々とミスした為、
書き直しです

ある程度まで安価がありません

【黒と紅魔館】


「…………………」

「…………………………」

「う………ぅぅ……」ズキ


「こ、ここはどこでしょうか……」ズキズキ

「なぜ、ここにいるのでしょうか……」


「……それにしても頭が痛いですね…」ズキズキ

「まぁ、そんなことを気にしている場合では無いのですが……」

「ハァ……」ズキズキ


「うーむ……」

「ここは……どこでしょうか……」

「見たところ…湖の様ですが……」

「………」ブルッ

「少し寒いですね……」

「この辺りには、霧も掛かっていますし」

「不思議ですね………」


「まぁ、私がそう言っても可笑しいだけですが」

「………」

「それにしてもここはどこなのでしょうか。」

「近くには、町、人里、集落の様な物もありません。」

「何か手がかりになるような物があればいいのですが……」


毛玉「」フワフワ ティッシュ「」フヨフヨ

「何やらゴミが飛んできていますね」

「もしかしたら誰かが捨てているのかもしれません」

「行って見ましょう」


~~~~~~~~~~~~~~~~~


「はぁ。さっきからゴミが多いですね」

毛玉「」フヨフヨ

「この分なら、本当にゴミが来る方に人がいるかもしれませんね」

ティッシュ「」フヨフヨ

「先程から数も増えてきましたね」

「ゴミが空を飛ぶことはあんまり無いですし、誰かはいますよね?」

「まぁ、一人ごとを言っても虚しいですが………?」

フワッ


「……何か見えましたね」

「ここからではよく見えないですし、行ってみましょうか」タッタッタ

(人かもしれませんし……)


~~~~~~~~~~~~~~~~~



「………おや?」

「何か飛んでいますね」

「ゴミではありませんし……」

「あれは……?」


妖精「あはははは!」フワフワ

「……羽の生えた少女が飛んでいますね」

「それに、魔法陣みたいなのも展開していますね……」

妖精「あっはっはっはっは!!」ビュンドン!

「?何か魔法陣から飛ばしてーー」

メシメシメシ!ドォォォォン!!


「…………………何ですかあれは」

「飛ばした珠が、そこら辺を凪ぎ払いましたよ……」

「……幸いあの少女は、気が付いていない様ですし 、ここは………」

【逃げる】偶数なので成功


「相手が何をするかを、わからない時は………」

「逃げるが勝ちです!」タッタッタッ


妖精「うーん……この辺に人間はいないなー」

妖精「遠くに行くのもあれだし、帰ろっと」フヨフヨフヨ


~~~~~~~~~~~~~~~~~

「はぁ、はぁ……」

「逃げれましたね……」


「走っただけでこの疲労感。」

「もっと運動しておけばよかったですね……」

「まぁ、それはいいですか」


「それより。逃げる時に、ゴミが出てくる方から離れてしまったのでしょうか?」

「離れていたら危険ですし……」

「近くなら急いだ方がいいですよね……」


「ハァ……」

「………?」

ティッシュの群れ「「「」」」」フワフワフワフワ

毛玉の群れ「「「「「「「「」」」」」」」」」フヨフヨフヨ


「……?後ろから大量のゴミが飛んできましたね。」

「ゴミ?ゴミ……?」

「ゴミが飛んでくる場所に人がいるかもしれない……」


「あ!ならば後ろに行く場所がある可能性が高いですね!」

「外れの可能性もありますが……」

「まぁ、その方向に行きましょうか。」

「ここに立っていても意味はありませんしね。」

「よし………行きますか」タッタッタッ


~~~~~~~~~~~~~~~~~

紅魔館が見える丘


「ゼーゼー……」

「ゴミを追っていたら丘に出ましたね……」ハァハァ

「この辺りも霧が掛かっていますが、いい景色ですね……ん?」フゥー

「おやおや……」

「ここから景色を見てみたら、ずいぶん紅いお屋敷が見えますね……」

「それにしてもこのお屋敷……」


「いいお屋敷ですね。」

「時計台の整備や、ここから見える屋敷の周りも整っていますね」

「この分なら、庭も綺麗に手入れをされてそうですね。」

「整備されているのであれば、人がいますよね」

「そして門があるならば、門番がいる筈です。」

「ここを降りて、入る許可を貰って来ましょう。」テクテク


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