電「あ…あなたが…あの時の黒い鳥さんなのです?」【艦これ×AC】 (753)



・エースコンバット(以下AC)と艦これのクロスSSです

・毎日、もしくは一日おきの更新です

・ACのエースのその後、艦これの世界観などは独自の解釈です

・ACのその後の考察や艦これの口調が違うなど、みなさんの解釈とは異なる場合があります
 別に気にしないよって方はどうぞ

※エースが提督になるわけではありません
物語の展開によっては、懇意になるやもしれません(プロットはぼやっとしか考えていません)
頭の片隅に置いておいてください




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421996249


歴史が大きく変わるとき、

ラーズグリーズはその姿を現す。

はじめには、漆黒の悪魔として。

悪魔はその力を以って大地に死を降り注ぎ、

やがて死ぬ。

しばしの眠りの後、

ラーズグリーズは再び現れる。

―英雄として現れる。



照りつける太陽、その光が反射して輝く青い海
サンド島

そこにある油と鉄の匂いがするこの格納庫。
そこが、俺の新たな空だった。

約1年前、環太平洋戦争が終結し、ラーズグリーズ隊の面々はオーシア・ユーク両国において最高国家秘密として扱わることとなった。
ラーズグリーズの英雄は、終戦とともに眠りについたというわけだ。
ナガセ、グリム、スノー大尉、そして俺は、これからの人生をどう生きるか、あらゆる選択肢が与えられた。

仲間たちが新たな名前で戦場に残ったのに対して、俺はおやじさんのもとでサンド島の飛行機整備士として働いていた。
皆もおやじさんもその判断を、大いに歓迎してくれた。


その旨を伝えた時の軍の上層部が、やけに渋い顔をしていたのは、今でも印象的だ。


今では、仕事の合間にコーヒーを片手に平和な青空をゆっくりと眺める。

BGMはもちろん『フェイス・オブ・ザ・コイン」
今は亡き戦友の笑い声を思い出しながら息をつく。
それが日々の楽しみであった。
富や名声よりも、魅力に溢れる報酬だった。


しかし俺は今、油臭さの中で見上げ続けていた空を飛んでいた。

しぶしぶながらではあるが…

戦時中の戦闘機のスペックを凌ぐ優れもの
ユーク・オーシアの共同開発、「F-35」
マルチロールの艦上戦闘機

これがサンド島に送られてきた。

しかしサンド島飛行隊には、飛ばせる者がいなかった。

そう…飛行隊には…だ

そこで俺に白羽の矢が立った

もちろん、断ろうとした。
俺は今ではただの整備士なのだから。

しかし、「私が染めたんだよ」と嬉々と語るおやじさんの笑顔と
黒い光沢を放つ機体を前に、断る勇気はなかった




しかし…それがこんなことになるとは…
やはり乗るべきではなかった…
取り返しのつかない、後悔であった



ブレイズ「Please respond. This is Blaze.」(応答せよ。こちらブレイズ)



先ほどから絶え間なく呼びかけているも、応答がない。

間違いなく何かが起こっている。

それも俺の身に…だ。

なんせ、先ほどまで西に見えていたサンド島が消え
僚機のレーダー反応まで消えているのがその何よりの証であった。

飛び回るしかない。
せめてどこかの陸地に着陸できればよい
俺はそう考えて、まっすぐに飛び続ける。


まわりを見渡しながら飛び続けること20分、レーダーに移動する複数の反応を確認した。
注意深く近づく…そこで俺は、奇妙なものを見ることとなった。

それは水上を滑る人のようなもの。

背中には…大きな荷物を背負っているようだ。

ブレイズ「Ghost?」(幽霊?)

しかし、レーダーに反応があるということはその類ではないだろう。
そこからは好奇心であった。



俺の位置は奴らの左後ろ、十分に対処できる距離をとって追尾し続けた。





それから10分ぐらいだろうか、一番後ろの奴がこちらに気づいた。
その情報はすぐに全体に伝わったのだろう。
奴らは止まり、こちらを警戒していた。

奴らが何者なのかはわからない…
そのうち俺は奴らを追い越し、旋回行動に移った。

奴らは見ているだけで何もしてこない。
攻撃してこない以上、こちらも刺激することはない。

奴らの周りを二周ぐらい旋回したあたりだろうか。
レーダーに小規模の島の反応があった。
ここから北東に30キロといったところだろうか。

奴らの正体がわからないことが惜しいが、燃料の無駄はこのへんにしておくべきだろう。

挨拶代りの一回転を披露して、俺はその島へと向かった。


こんな感じです
導入はやはり地の文が多くなりがちですね

徐々にSSっぽくしていきます

今日はこれまでです
見てくれた人はありがとうございました

訂正します

冒頭の
>>※エースが提督になるわけではありません
物語の展開によっては、懇意になるやもしれません(プロットはぼやっとしか考えていません)
頭の片隅に置いておいてください

というのは艦娘とエースが性的に懇意になるやもという意味です

提督とエースも仲間という意味で、懇意になるやもしれませんが
決して性的な意味にはなりません

大変失礼しました


ふと自分のSSページを開くと、レスの中に題を誤解して閲覧したという人がいるという事がわかりました。
同じ略称にアーマドコアもありましたね・・・・失念していました。
リサーチ不足でした。

決して騙そうとしたわけではありません。
私の純然たる過失でした。

不快に思われた方。
「こういうSSだったんだな、次から気をつけろよ。」
こう思っていただければ幸いです。

何度も作者が出てきてすいません。
失礼します。


瑞鶴「追うべきよ!」バン!

提督「…」

翔鶴「瑞鶴、提督の前ですよ…」

瑞鶴「でも…あんなでかいのが何機もいたらどうするのさ!それにあいつらに良く似てた!!


激しく怒鳴る少女。


翔鶴「瑞鶴!黙りなさい!」

提督「良いよ、翔鶴。年寄りには丁度いい。」


白髪の老人は、穏やかな顔で非礼を流す。


翔鶴「提督…」

提督「話を続けよう。そいつの話をもっと聞かせてくれ。」

金剛「数十分…私たちの後ろをflyよ…」

赤城「攻撃はされなかったの?」

長門「ただ、私たちの周りを周回していたよ…」

赤城「攻撃はしてこなかった…」

加賀「あるいは攻撃できなかった…」

長門「どちらにせよ…あれは紛れもなく脅威だ…」

金剛「Yes…敵か味方か…それだけでも知りたいデス…」

ある国のある機関のある屋敷。

そこでは、先ほど遭遇した不明機に関する議論が交わされていた。

自分たちが擁する妖精たちの乗る機体でもなく、前時代の戦争で扱われていたものでもない。

未知との遭遇。

ある者は恐怖を怒りに変え、ある者は冷静に分析する。

新たな脅威は、いつの時代も前触れなくやってくる。


提督「…」

加賀「それで、その機体はどこに消えたの?」

瑞鶴「第二次報告地点から北東よ!」

金剛「Northeast(北東)…深海棲艦の脅威はさほど高くないヨ。」

加賀「そう…深海棲艦による脅威は弱い場所に逃げたのは、私たちにとって幸運かもしれないわね。」

赤城「提督、私は調べるべきかと…虎穴に入らずんば虎児を得ずです。」

赤城「転じて我々の希望にもなり得るのではないでしょうか?」

翔鶴「私は反対です…さわらぬ神に祟りなしとも言いますし…」

長門「しかしこの鎮守府からそう遠くない…爆撃などされてみろ…戦線は押し込まれるぞ…」


提督「瑞鶴。」

瑞鶴「はい。」

提督「長門。」

長門「はっ。」

提督「それは我々海軍が運用する流星やゼロ戦ではなかった…間違いないか?」

瑞鶴「はい!」

長門「間違いありません。」


提督「…」


提督「出撃だ、航空戦隊を二つ組む。」

提督「第一航空戦隊、旗艦赤城、以下加賀、榛名、古鷹、北上、大井。」

提督「第二航空戦隊、旗艦翔鶴、以下瑞鶴、長門、金剛、鳳翔、鈴谷。」

提督「第一航空隊は上陸部隊より連絡があるまで海上にて待機、第二航空隊は上陸後、捜索を開始せよ。」



「「「「「はっ!!」」」」」



赤城「第一航空隊!赤城!出ます!みんな慢心は禁物よ!」

翔鶴「第二航空隊!遅れないで!」

提督(さて…ぼたもちか…はたまた蛇か…)

提督(最近の敵の動向は老兵にも予測がつかんからな…)


穏やかな海、そこをスケートのように滑る小柄な一団がいた。

第六駆逐隊
姉妹型で結成された駆逐艦隊である。

姉妹であるが故に、その結束は強い。

しかしその精神年齢はまだ幼く、急激な変化への対応には不安が残る。

また、子供というのは好奇心の塊であることが少なくない。

無論彼女等も例に漏れず、好奇心の旺盛な少女たちであった。


ゴー



電「?」

電「あれは…なんなのです?」

雷「ん?どうしたのよ?」

電「お空…大きな鳥さんなのです…」

響「…ハラショー」

雷「あら、ほんとだわ。真っ黒ね。」

暁「ちょっと!よそ見しないで!隊列を崩しちゃダメよ!!」


雷「あっ、あそこの島に下りたわ。」 

響「…」

暁「いいから!帰るわよ!!ほら!!並んで!」

雷「でも気になるわ!見るだけなら大丈夫よ!!」スィー

暁「こらっ!雷!」

電「あっ!雷ちゃんまってなのです!」スィー

暁「電!」

響「!」

響「離れてはダメ…」スィー

暁「響まで!!」


暁「…」ポツン

暁「うぅ…もう!!」

暁「暁のせいじゃないんだから!!あの鳥が悪いのよ!!」スィー





一旦ここまでです


雷電姉妹が先行し、距離を置いて響が後を追う。

この時、第六駆逐隊はおおよそ三つに分かれていたと言える。


旗艦、暁。
遅れながらも彼女達を追った。


その時だった。
妹達に続こうとした彼女だけが気付けた。

先頭の雷電姉妹に迫る複数の魚雷を。

弾着5秒前。
浮かれていたのかもしれない、敵艦の接近に気付くことができなかった。


暁「!!!!」



暁「ら、雷撃!!避け―――」

間もなく、水しぶきが上がる。


響「雷!!電!!」

水しぶきによって、敵の存在に気付いた響。
彼女等の下に向かう。

暁「響!!」

が、敵の第二派により、叶わず。


響「くっ…」

間一髪回避、駆逐艦の速さがここで生きる。


雷「私は大丈夫!!でも…電が……暁!!どうすればいいの!!!」

暁「え…え……ど、どうしたら…」

ここで脆さが露呈。
旗艦といえども、いまだ少女。
ただ一人の力による、集団のカリスマ的支配などできるはずもない。


暁「えと・・・・まずれ、連絡…でもふたりが…」

響「暁!!」

響「敵影を探せ!!司令に連絡!!急いげ!!」

ここでいち早く冷静さを取り戻した響、暁にゲキを飛ばす。

響「雷!電!浅瀬に逃げて!!それしかない!!」

雷「わ、わかったわ!!二人も早くこっちに!!」

響「無理だ!!距離がある…敵もいる…」

雷電姉妹、先行が仇となった。
分断された駆逐隊。



暁「えと…敵…敵・・・・い…た・・・・」

響「отказ(失敗)…少しまずいかもしれないぞ…暁…」

暁「嘘でしょ…なんであんなのがここに…」

敵艦隊見ユ



暁「こ…こちら第六駆逐隊…」

暁「て…鎮守府より北東…の位置にて…敵襲…」

暁「いかづち…ヒグッ…ずま…と…はぐれ…」



暁「り…リ級いち…にゅきゅう…に…ヘ級さん…」


暁「じれい…どうすればいいの…?」


第一、第二航空戦隊による中規模捜索作戦が実施されたからであろう。
鎮守府は静まり返っていた。


提督(敵の増大…進化…)


提督(しかし…何故こう悪いことは続くのだろうか…)

齢六十五を迎える提督、静かな時間は嫌いではなかった。
しかし、その時間は最悪な形で終えることになる。

霧島「て、提督!!緊急です!!遠征中の駆逐隊から救援要請の無線です!!」

提督「!!」


霧島「北東の位置にて、敵の襲来、駆逐隊は分断!旗艦の暁も混乱しています!」

霧島「重巡リ級が一!軽空母ヌ級が二!ヘ級が三!」

霧島「勝ち目はありません!指示を!!」


提督(馬鹿な!鎮守府周辺海域の治安は万全なハズでは…)

提督(いや…そうじゃない・・・まずは安全だ)


提督「駆逐隊には撤退命令!」

提督「ただちに第三艦隊を編成!旗艦、霧島!メンツは任せる!」

霧島「はい!」


提督『第一、第二航空戦隊に告ぐ』

提督『遠征中だった第六駆逐隊が君たちの向かっている海域で敵襲を受けた。』

提督「駆逐隊は分断され、勝利は絶望的だ。』

提督『不明機の捜索は中断、第六駆逐隊の援軍に迎え!』




提督『第三艦隊。用意ができ次第、鎮守府正面海域を哨戒せよ!』

提督『救出に向かった艦隊の帰路を守れ。』



海に浮かぶ奇妙な奴等に別れを一方的に告げ、俺はレーダーに映った島へと向かう。
その島には数十分で着いた。

島は木が生い茂っており、普通の離着陸などできる状態ではなかった。

そう…普通であればだ。

この機体、F-35は垂直離着陸が可能なのだ。
20×20位の敷地があれば十分に安全な着陸が可能なのだ。

ふさわしい場所を見つけ、集中して着陸する。
今もなお無線はつながらない。
連絡が取れない以上、命綱は子の機体だけだからだ。

無線の周波数を適当に合わせながら、ふと空を見上げる。

そこにはサンド島と何ら変わらない空があった。

(酷くのどが渇いている…そういえば水があったはずだ。)
(しかし…一度降りたら乗れないな…)
(ベルトをつたって下に降りて…縄梯子が入っているはずだから…あとは何とかなるだろう)


適当なところにベルトをくくり、機体から降りる。
収納スペースから水を取り出そうとした時だった。


ズズゥゥゥゥン


爆音。


割と近くからであった。


(もしかして戦闘か?)

不審に思った俺は、近くの一番高い木に登り周囲の状況を確かめる。

丁度飛んできた方向。

奴等だ。


しかし今度の奴らは、随分と小さく見えた。
勿論遠すぎるというのもあるのだろうが。

(戦っているのか?)

俺から見て南西に複数。

南東あたりにも同じような集団が見えた。

南西の方の奴らはこちらに向かって…いや…別れたのか?


南東の奴らは真っすぐ、その場に残った奴等の方に向かった。




奴等が上陸してくるかもしれない・・・
その危機感に駆られた俺は、収納スペースに武器が無いかを探す。

ナイフとガバメント。
まぁ何とかなるだろう…

『こ……ら・・・・六…隊…』

(通信?直ったのか?)

コクピット内から、先ほどまでつながらなかった無線の音が聞こえた。
すぐさま縄梯子を使い、上へあがる。


『て・・・・より・・・・東…の・・・・て…敵襲…」


(敵襲…奴等か?)

雑音混じりながらも聞こえてきたのは、敵襲という言葉。

(…)

そして女の声。


『い…ち…ヒグッ………と…はぐれ…』


(はぐれ…仮にこの無線が木の上から見た奴等だとしたら…)
(別れたのではなく…分断されたのか…)

『り…・・・・いち…・・・・う…に………」


『じ・・・い…・・・・ばいいの…?」


最後のあたりはもう聞こえなかった。
わかったのは、敵襲を受けたこと、仲間とはぐれたという事、無線の声の主は女である事。


(…)
(最後の方…泣いているのか…?)
(仮に奴らが何かに所属する部隊だとして…自らで状況判断ができない・・・そして泣く…)
(戦場に一度出てしまえば、男女の境界は無くなる…捕虜は別として…)
(よほど練度が低いのか、はたまた新兵なのか…)

「・・・・」


Blaze「Can't stand watch you....」(見ていられないな…)

グリムが空に上がった時、俺たちはどうした…
サンド島防衛線で新兵があがった時、俺たちはどうした…
旧・南ベルカの核兵器を破壊した時、誰が俺たちを助けた…


兵装が減ってたらおやじさんにどやされるだろう。
だから言い訳は必須だな。


俺は伝わるかもわからない無線に叫んだ。



Blaze「 Be careful! novice. I'll cover you! 」(気をつけろ!新兵。護ってやる!)













一旦ここまでです

乙。F-35Bだったのか。
>>41 落ち着け!ジーン、指揮を引き継げ

まだ続きは書きません。
ただ劇中での描写が面倒な、戦闘機の説明について書かせていただきます。


F-35とは国際共同開発されている、第五世代の戦闘機です。
A、B、C、と区分されており、それぞれが異なる特徴を持っています。

端的に言えば

A
固定兵装を持つ、通常離着陸型

B
ヘリコプターの様な、垂直離着陸型。ACに比べ航続距離が短い

C
艦載型で両翼が折れる

※BCの共通点として、固定兵装は無い


ミサイルは最大10本、重さにして8t積めます。

両翼に三本づつ、機体の内部(ウェポンベイ)に四つです。

なおBlazeの乗る機体は>>43の言うとおりF-35Bです。

兵装は以下(もちろん別な組み合わせも可能です。以下はあくまで>>1の妄想です)


空対空 サイドワインダーAIM-9X(通称サイドワインダー2000 2本
    アムラームAIM-120 (AMRAAM)    2本

空対地 マーべリックAGM-65 (Maverick)   2本

巡航ミサイル ストームシャドウ(stoorm Shadow) 2本

空対艦ミサイル LRASM 2本

ガンポッド 220発 1本



提督『駆逐…分断され・・・・・絶望的だ。』

提督『・・・・・捜・・・・中断、第六駆逐・・・・援軍・・・・え!』

金剛「Shit!無線の調子が悪いネ!」

古鷹「私、聞こえました!」

加賀「端的にお願い!」

古鷹「目標海域で第六駆逐隊が敵襲!分断!勝利は絶望的!援軍に迎え」

赤城「なんてこと…」

翔鶴「長門さん!指揮を!!」

翔鶴「緊急時の指揮はあなたの方が適任よ!」


長門「任せろ!」

長門「航空隊!!少し早いが発艦をはじめろ!」


瑞鶴「無茶よ!目標地点まであと何キロあると思ってんのさ!!」

長門「無茶でもやるんだ!見殺しにはできない!!!」


赤城「加賀さん!」

加賀「えぇ…」

加賀「五航戦は指を咥えてみてなさい…」

赤城「第一次攻撃隊!無茶をさせてごめんなさい!発艦はじめ!!」

加賀「赤城さんに続くわ、発艦はじめ。」


長門「金剛!足が遅い連中は置いて先行しろ!!」


金剛「Hey!榛名!古鷹!鈴谷!私に続くネ!!」


長門「北上!大井!空母を挟むように左右に展開!!」

北上・大井「はい(あいよー!)」


翔鶴「瑞鶴!鳳翔さん!一航戦に続くわ!」

鳳翔「はい!」

瑞鶴「癪だけど、やるしかないわね…発艦はじめ!!」


長門「こちら連合艦隊、旗艦長門!駆逐隊!醜態をさらしてでも15分生き延びろ!」

長門「おい!聞こえるか!決して死ぬな!玉砕は認めない!」




暁「…」ブルブル

響「…暁、しんがりは私が勤める、逃げ逃げろ。」

暁「ば、バカ言わないで…れ、レディーは妹を…見捨てないわ…」

響「なればこそ…援軍が必要だ。奴らの掃討にしても、あの子たちの捜索にしてもだ。」

暁「仮にも旗艦が!随伴艦を見捨てろっていうの!」

響「時間が無い!我々は相手に先手を取られた!」

暁「」ビクッ


響「悔しいが…この戦闘に勝利は無い…」

暁「ひびき…」

響「せめて…一矢報いる……」

暁「ダメ…ダメよ響…響まで危険に遭わせたら…暁……」

響「心配するな…不死鳥の通り名は伊達や酔狂じゃない・・・」

響「ほら!第三波が来る!!」

響「走れ…走るんだ!暁!!!」


暁「うぅ…うああああぁあぁぁぁあ!!!!!」


旗艦、暁。
後方への撤退を開始


響「それでいい…暁…心配ないさ…私だって死ぬ気はない…」

響「さぁ来い…Я погружен…(沈めてやる…)」









その時、響の無線に通信が入る。

響(・・・・無線?・・・・)


『 ・・・careful! ・・・・・・・ cover you! 」


響(英語?男性?)


響(聞こえるはずの無い声…)

響(幻聴であるならば、せめて頼りない姉と可愛い妹の声が聞きたいものだ…)


響「ふっ…所詮私も女という事か…下らん…」



Blaze「Oil pressure...No problems.」(油圧系統…異常なし)

Blaze「Engine sounds great.」(エンジン好調)

Blaze「Fuel check. This ought to be enough.」(燃料…これだけあればなんとかいけるな)


離陸準備は整った、俺は再度無線に呼びかけた。

Blaze「Hey girl!Listen!」(聞け!)

Blaze「Only one.」(ただ一つ)

Blaze「What you need to do.Tell you.」(君は何をすればいいか。教える)

Blaze「Come to the this island」(島に来い)

Blaze「It ally the sign.」(それが味方の証だ)

Blaze「Yourlistend now, My voice.It pray the god...」(あなたが今、私の声を聞いていること。それを神に祈る)




俺は大きく深呼吸をした。



Blaze「This is Blaze.I'm take off now!」(こちらブレイズ。離陸する!)

響(クソッ…まずいな…囲まれた)

前にはリ級、

ヌ級の艦載機も着々と発艦している

響「ああああぁあぁぁあぁ!!!!!」ダォン!ドォン!

響「バカな…後ろだと…」

響「ヘ級……」

響、大破。


響(退路も断たれた…ここまでか・・・・」


深海棲艦はじわじわと差を詰めていた。



『H・・y g・・l!Len!』


響「くっ…うるさい…」

Blaze『Only one.』

Blaze『What・・・・・・・ ・・・・・do.Tell you.』

Blaze『Come to the this island.』



響 (カム…アイランド…)



Hey!響も!お茶にするネ!Come!

ネェ提督!ワタシ南のislandに行きたいネ!




響「あれ本当の英語だったんだ…」

響「島は前方…でも…」

前方にはリ級。
何の援護もなしに近づけば轟沈は目に見えていた。

響(どちらにせよ…このままじゃ海の藻屑だ…)

彼女は一歩踏み出す。


響「ふふ…私も気が狂ったのかな…」

響「Я верю тебе(あなたを信じる)伝わるかな…」


繊細な白髪を持つ小さき少女は、数倍はあろう敵に向かって突撃した。








黒い塗装の機体は、地につけた足をしまい、垂直離陸によって大空へ飛び立たんとしていた。
ラーズグリースの英雄、一番機Blaze。

彼が大空に戻ることを知ったら、いったいどれだけの人が喜び、あるいは恐怖するだろうか。

彼がいた空には今昔交えて、凄腕のエースが多くいた

『リボン付きの死神』Mobius1

『円卓の鬼神』Cipher

『片翼の妖精』Pixy

誰もが平均をはるかに上回り、さらに突出した能力を持っていた。
勿論Blazeも例外ではない。
特筆すべきは、その成長力とあらゆる作戦・状況に対応できる柔軟性。

そしてエースと呼ばれる人間は三つに分けられる。

Those who seek strength,
強さを求める奴、

those who live for pride,
プライドに生きる奴、

and those who can read the tide of battle.
戦況を読める奴。


ラーズグリーズ隊一番機 Blaze


彼は…




垂直離陸をして数秒、レーダーに反応が出た。

(レーダーには七つ…)
(一人を囲むように…何かの陣形か?)

(違うな…爆発音が聞こえたという事は、敵対している…)
(敵は爆弾を持っている?)
(待て…七人?)
(一人死んだか?であれば囲まれているのが新兵か?)

(時間が無い…そうであることを信じよう。)

充分な高度をとったことを確認し、地面に対し垂直であったジェットエンジンを徐々に元に戻す。
同時に操縦桿(ハンドル)を引きピッチを上げる。(機首を上げるという事)

(左旋回…)

操縦桿を左に倒す、傾きだしたらもとに戻す。

両足もとについている方向舵(ラダー)の左側を軽く踏み込む。

この時気を付けなければならないことがある。

飛行機が傾くと、水平飛行を保つ揚力(飛行機が浮く力)が減少して機首が下がる。
機首が下がると飛行機は効果をはじめ、徐々に加速する。
降下を食い止めるためには、操縦桿で傾きと機首を保ち、パワーレバー(スロットル)で推力(前に進むための力)を調整し
ラダーペダルを程よく踏む。

これを三舵の一致と呼び、飛行の基本である。

(左旋回よし…高度十分)

操縦桿を戻し再度状況を確認する

(ミサイルは…ダメだ、巻き込む…)
(機銃による攻撃が妥当…)

(奴らは海上の上…的が小さい…)
(ギリギリまで高度を下げて…左から一撃離脱で様子を見る)

操縦桿を左に傾け、左足でラダーを踏む。

十分に曲がったところで逆の操作。

(奴らは気づいていない・・・)

操縦桿を倒し、高度を下げる。

(まだだ…まだいける…)

Pull up Pull up


(まだ…ここだ!)

パワーレバーを押し加速。


(照準よし!!」


Blaze「Fire!!!」




ガガガガガガガガガガガガガ

響「うああああぁぁぁ!!!」


ガガガガガガガガガ

耳に機銃の音が届いた
前方のリ級は左へと体制を崩した。

彼女はその横を真っすぐ、ただひたすらに島へと逃げた。


響「はぁ…はぁ…」

訂正です

操縦桿を倒し、高度を下げる。

(まだだ…まだいける…)

Pull up Pull up

(まだ…ここだ!)

操縦桿を素早く引き、機体を水平に戻す。
それと同時にパワーレバーを押し加速。




操縦桿ひかないと機首が下がったままだから海にダイブですね
失礼しました、脳内補完してください


(冗談だろ!機銃が効かないのか!?)

リ級、多少の煙を噴くも、撃沈に至らず

(だがしかし…これでどれが敵かが分かった…)
(無駄弾は撃てない・・・)

機首を上げ上昇と共に離脱

第二次攻撃に入る

(対空は論外…対地か対艦…)

その時、前方を光る何かが飛び去った

(弾丸!奴等撃ってきたか!)

(迷ってる暇は無い、回避行動もとらねばならない・・・)

(対艦だ、距離をとってLRASMで一網打尽にする)

(その前に奴らを引き付けねば)

レーダーでは四体がこちらに二体が味方に向かっている。

(撃沈は望まん、こちらに気を引かせねば。)

(仕方ない、対空ミサイル…当たれば御の字)

右旋回、敵の正面

ホーミング

目標、味方後方の敵。

(この位か…AIM-120・・・当たってくれよ…)

Blaze「missile launched!」(ミサイル発射)


シュゴオオオオ




(同時に対艦ミサイル!!)


BLaze「Fire!!」



対空ミサならFOX〇だろ常考





Blaze「Enemy...lost.」(敵…消失)


俺の復帰戦はほどほどの戦果で終わった。

俺が放った対空ミサイルは勿論外れた。
当然だ、対地ではないのだから。

しかし対艦ミサイルは命中、奴らは消えた

味方を追っていた奴等もそれを見て撤退していった。

(十分だろう…)


ある程度の哨戒を終え、島に帰還する。

(押しつけがましいかもしれないが、一応助けたのだ。)
(話ぐらいは聞いてもらえるかもしれない。)
(気になるのは…この集団だが…目視できる距離でもないし…面倒だ…)

レーダー上にはこちらに向かう影がぽつぽつとあった

しかし彼は余計な戦いをする必要は無いと判断し、島に戻る。


(ミサイル二本も使ったな…おやじさん怒るかな…)


>>58
無線で連絡できる確かな友軍機がいないため、fox2とは書きませんでした。

しかし無言で発射も無いかなと思ったのでmissile launched!と表記しました


脳内補完お願いします

訂正
AIM-120はfox3でしたね、失礼しました



命からがら逃げだした少女は島の海岸で力尽きた。

その少女に駆け寄るのは、分断された友軍の1人

雷「響!!」


響(あれはなんだったんだ…黒い鳥…)

雷「響、よかったぁ…」グスッ

雷「私…海岸で見てて…でも電が起きなくて…」


響(まぁ…いい…今は…少し眠い)


雷「響?ねぇ!響!!」


疲れ切った少女は深い眠りに落ちる。



雷「響…」


雷「…」



雷「大丈夫…大丈夫よ…私に任せなさい。」

雷は荷物になるであろう響の艦装を外し、小さな体を目いっぱい使い彼女を背負う。

雷「助けるわ…」

自衛の連装砲を片手に、彼女は森へと消えた。






金剛「Harry…」

鈴谷「金剛さん!前になんかいる!」

古鷹「あれって…」

榛名「お姉さま!あれ!暁ちゃんです!」

金剛「!」

鈴谷「一人…か…」


金剛達の先80m前方に暁がいた。


榛名「あかつきちゃーん!!」

榛名が叫ぶと向こうもこちらに気付いた。
速度を上げ向かってくる。

合流。
暁は俯いている。

鈴谷「暁?ほかの皆は?」

暁「…」

金剛「…」

暁「私だけ…わだじだけぇ…」


そういうと彼女は泣き出してしまった。
子供のように大声を上げて。

古鷹「金剛さん、ここは私が…先行してください。」


金剛「OK…」

榛名「で、でも…」

鈴谷「榛名さん行こう…どっちにしろ急がなきゃ…」


榛名「…はい」


数十分後

第六駆逐隊の彼女等がいたであろう海域、そこに生者はいなかった。

海面に浮かぶ深海棲艦の肉片。

榛名「うそ…」

鈴谷「…とにかく探そう…」

金剛「…」


三人は周辺海域を捜索する。
その後、赤城等も合流し捜索を行った。


数時間後、赤城より各艦娘に無線が入る

赤城「こちら赤城…島の海岸線付近で…」

赤城「駆逐艦響の物と思われる艦装…及び彼女の帽子を発見…」

赤城「島への上陸の可能性を考え、足跡を探すも確認できず…」

赤城「もうすぐ陽が沈みます、秘書艦の権限により、本日の彼女等の捜索の中止を宣言します」







(フェニックスもエース…いや、よそう、俺の勝手な推測で皆を混乱させたくない)

金剛「・・・・」

榛名「お姉さま…」

金剛「先週のことネ…ワタシ…響と提督とお茶の約束をしてた…」

榛名「…」

金剛「何が戦艦ネ…小さな駆逐艦一隻守れないなんて」




金剛「Son of a bitch!!!!!!」






ヒトハチヨンマル時

第一航空戦隊及び第二航空戦隊

第六駆逐隊

響、雷、電の捜索を断念

帰港


フェニックスは二つ名が無いからじゃない?
MEMOはともかくタリズマンはまだ活躍してないのか

>>67
>>69

エースコンバットと艦これのクロスですよ、とだけ。



今日はここまでです
おやすみなさい。



Blaze「Landing.」(着陸。)

化物の撃退に成功した俺は、空からの周辺の哨戒を終えていた。
そしてたった今、元の場所に着陸したというわけだ。

(あいつは無事に島に上陸したはずだ。)
(付近を捜索するか…)

俺は戦闘機の収納ボックスに入っていたカバンを背負った。
この中には、縄梯子や水、銃のほかに、ナイフ、チョコレート、乾板、缶詰、包帯などの医療器具が入っていた。
中でも銃の存在はありがたかった。
先ほどの奴らは海上にいたが、だからといって陸上にいないとは限らない。

(俺は拳銃を腰に差し、ナイフ片手に海岸へと向かった。)




しかし予想外。上陸したであろう奴の姿は無かった。
代わりと言ってはなんだが、二人分の足跡と物騒な砲塔が落ちていた。

(確認してみるか…)


(足跡は…小さいな…子供の物だろう…)
(これは…コスプレか?)
(それにしては随分とつくりがしっかりしているな…)
(ん?この赤黒いのは血だな…)
(死なれては困る…探すか…)
(化け物が足跡を見つけたら厄介だな…)
(消しておこう…)

ある程度の確認を終えると、来た時の足跡と既存のものを消して、森に戻る。








ザッザッザッ

雷「響…大丈夫よ…」


ガサガサガサガサ


雷「」ビクッ


雷「大丈夫…大丈夫よ…雷は大丈夫なんだから。」


雷は響を背負い、森の中を歩く。



雷「さぁここならきっと大丈夫…」

岩場の影、大きめの葉っぱを敷き詰めたところに電が寝かされていた。
雷は響をその横に寝かせた。
彼女を降ろす時に雷はあることに気が付いた。
彼女の体がとても熱い。

雷「響…すごい熱…」

雷「どうしよう…」

雷「川は無いかしら…とにかく冷やさなきゃ…」

雷「待ってて…すぐに戻るわ…」



タタタタタタタ


森の中をしばらく捜索すると、奴等を見つけた。
飛行中に確認すると、この島は幸いにも大きな島では無かったので探せば二日あたりで見つかるだろうと思っていた。

(まさかこんなにも早く見つかるとはな…)

葉っぱの上に寝かされた二人の少女。
白い髪の少女と、茶髪の少女。
見ると、二人とも所々にケガをしている。

(まさか本当に子供だったとは…)
(放置するのも気が引ける…)
(しかし寝かされているという事は…もう一人…)
(…)
(まぁ…仕方がないか…)

俺は適当なところに腰を掛けて、カバンから医療器具を出す。

(こんな時女はいいよな…男女どちらでも気にせず服を剥ぎ取れるんだから。)

なんてことを想いながら、俺は比較的出血のあった白髪の少女の応急処置に取り掛かる。
局部が見えぬように服をあげた。
見たところ腹部に問題は無かった。
少女は背中にケガをしていたのだ。

(背中か…)
(出血は止まっている…)

(気を失ったのは…疲労と緊張ってところか…)

響「うぅ…」

苦しそうなうめき声が聞こえる。
ふと思った。
自分が壊した場所にも、もしかしたらこんな子がいたのかもしれないと。

響「あ…つき…」

俺は彼女の頭に手を乗せつぶやく。

Blaze「Don't worry...」(心配するな…)

その後、傷を水で洗い包帯を巻いた。
頭に手を乗せた時に、発熱していたことに気が付いたので、水を染み込ませたガーゼを乗せてやった。



茶髪の子の処置に移ろうとした時だった。


「動かないで」



またしても女の子供の声が聞こえた。


雷「動いたら撃つわ…」

油断していた・・・余計なことをせずに、連れ帰ればよかったと後悔した。

雷「響たちから離れて…」

(まいったな…言葉がわからない・・・)
(とりあえず敵意は見せずに…)

Blaze「Hey girl,I don't hurt of you.」(君、俺は君を傷つけるつもりはない。)

雷「?」

雷「何を言っているのかわからないわ…お願いだから言うとおりにして…」

(駄目か…こうなれば見てもらうしかない・・・)

俺は立ち上がり少女に正対した。

雷「う、動かないでって言ったでしょう!!」


茶髪の少女とよく似た女の子が立っていた。
手に持つのは重火器の様なもの。

俺は出来るだけ、諭す様に言う。
勿論、身振り手振りも加えて。

Blaze「Look.」

先ほど手当した少女を指さす。

雷「…!」

雷「あっ…手当…」


少女は気づいた。

雷「あなたが…これを…」

話の前に彼女が構える銃器を指差し、下げるように伝える。

雷「む、無理よ…信用できないわ…」


(駄目…か…)

彼女は銃器を下げない。
当然かもしれない、治療したとはいえ、俺は敵かもしれないのだから。
だがしかし、これでいきなり撃たれるというようなことは無くなっただろう。

俺はカバンから半分の食料をその場に置き、医療器具を放置したまま少しづつ後ろに下がる。




雷「ま、待ちなさいよ!話は終わっていないわ!」

彼女が近づいてくる。


俺は手のひらを彼女に向け、ゆっくりと話す。

Blaze「Please stay away.」(近づかないで。)

そして、寝かされたもう一人を指差す。

Blaze「Please treatment of her.」(彼女の治療をお願いします


伝わったのだろうか、彼女は止まった。


Blaze「Yes...yes....」



彼女が小さく見えるまで、視線をそらさず、頃合いを見て離脱した。

(結局骨折り損だったな…)
(まぁいい…しばらくはここで暮らすことになるだろう。)
(その用意をしなければ。)

自分から探さなければ合わないであろう、そう思っていたBlaze。
しかし彼女との再会はすぐであったという事を、彼は知らない。

一旦ここまでです

冒頭でもお話しましたが、自分の気分によっては艦娘がBlazeになつく場合があります。
イメージが崩れる、単に嫌だという方は、ここで回れ右を提案します。

すっごく野暮な質問ですが、気になったもので。

雷ってエンカウンターとホープの乗組員を救助してなかったっけ?
多分だけど、その時英語は聞いてるはずだよね?
テンパってて気づかなかったのかな……。

>>88
個人的に「知ってる」と「理解できる」は別物と思っています。
飛龍は実は山口提督だった、つまり艦娘とは、艦と共に沈んだ提督ないし船長が女体化したのだ!
っていう設定なら英語も理解できるでしょう。

個人的に艦娘の設定は、装備を外せばただの少女ないし女性であるというものです。
思考能力や記憶力がある程度人間と近いのであれば、英語を少し聞いたくらいで理解できるというのは
天才の域ではないでしょうか

故に雷は英語を、聞き覚えがあったのかもしれないが理解できなかった。
焦り・緊張・理解できない・・・だから以下の言葉が出たのではないでしょうか?

雷「何を言っているのかわからないわ…お願いだから言うとおりにして…」

納得いただければ幸いです


大砲少女に別れを告げ、愛機の待つ平地に戻る。
縄梯子から翼に上り、回収。

(素晴らしい…)

ふと見上げると、満点の星空。

コクピット内で今日を振り返る。

(今日は散々な日だった…)
(久しぶりに機体に乗ったら化け物と会って…)
(怪我の処置をしたら変な言葉の言葉に会って…)
(飯はいい…明日にしよう…)

急激に眠気に襲われた。
季節は夏。
出来ればクーラーの下で寝たいのだがそうも言っていられない。

(すべては明日…今日はゆっくりと休もう…)






Hey Booby, leave some enemies for me, okay?
(ブービー、俺の獲物まで横取りするなよ!)





These turbines won't start up! C'mon, c'mon, c'mon, c'mon!
( タービンの回転が上がらねえ。 急げ、急げ、急げ、急げ!)




My warning lights have been going crazy! (
さっきから警報が鳴りっぱなしだ!)





This is a ceremonial flight. Watch your manners, Booby.
(展示飛行だ。お上品に飛ぶぞ、ブービー。)







照りつける太陽が、瞼の隙間から差し込む。
今は何時だろうか。
随分と眠った気がする。

(懐かしい声だった…)
(夢であっても悪くない。)


Blaze「Can you take it all away can you take it all away.」(拭ってくれ 全部拭い去ってくれ)

Blaze「well ya shoved it in my face this pain you gave to me.」(お前が俺に突きつけ 与えたこの痛みを)

blaze「Can you take it all away can you take it all away.」

Blaze「well ya shoved it in my face this pain you gave to me.」


懐かしい歌を口ずさむ。

(あぁチョッパー…最高だ。)









「おーおーご機嫌だねぇ、あたしと一緒に一曲どーだい?」








Blaz「!!!!!!」

瞬時に目が開く、機首に誰かいる。
油断していた、熱いという理由でコクピットを閉めていなかった。
戦線から遠のいて、嗅覚は鈍っただろうと思っていたが。

(情けねぇ!!)


素早く左手を伸ばし胸ぐらを掴む。
そして思いっきり引き寄せる。


「ちょっ!!うわわわ!!!」




右手の銃を瞬時に抜きこめかみに押し当てる。


Blaze「Who is!!」




「痛い痛い!あんた女の子には優しくしろって教わんなかったの!」


Blaze「Dunno!Speak English!」(知らん!英語を話せ!)



大井「北上さん!てめぇこの野郎!!」

古鷹「落ち着いて!!まずは連絡しないと!!」

Blaze「Who is!Answer Us!」(誰だ!答えろ!)


北上「英語?あーいえす!いーえす!!」

Blaze「That's god?Fuck you!!」(神だと?馬鹿にするな!!)



北上「あーん大井っちー、この人、言葉伝わらないよー」



大井「ああああああぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!」


大井「…」スッ


大井「I am the bone of my torpedo.」


古鷹「!?」





数分前


大井「駆逐隊の子たちが見つかったみたいです。」

古鷹「そうですか…ではあれはどうしましょうか…」

大井「黒い鳥…」

北上「登ってみよう!」タタタタ

大井「北上さん!危ないわ!」


古鷹「赤城さんたちを待ちましょう!!」

北上「へいきへいきー…」ヨジヨジ


北上「お!人がいる!」



大井「北上さん!離れて!!」

北上「おーおーご機嫌だねぇ、あたしと一緒に一曲どーだい?」


北上「ちょっ!!うわわわ!!!」




古鷹「あっ!引きずり込まれました!」


大井「きたかみさああああぁぁぁぁぁん!!!!!!」










(まずいまずいまずい!!)
(外に仲間がいたのか!!)

北上「あーもう…」

引き込んだ女と体が同じ向きになるように体制を立て直す。

北上「ちょ!!変なとこ触んな!!」


アアアアアアアxッァァァァァァァアアアアアアアア!!!!!


やけに騒がしい…


外を覗くと二人の女がいる。
1人は砲口をこちらに向け
1人は膝をついている

(離陸には時間がかかる)
(離脱は出来ない・・・)

Blaze「Can you guys speak english?」(あなたたちは英語を話すことができますか?)


古鷹「何もしませんからー北上さんを離してくださーい。」

古鷹「大井さんもしっかりしてください!」


大井「…」ブツブツブツ


大井「So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS. !!!!!」


大井「てえええぇぇえぇぇえ古鷹「ダメダメダメダメェー!!!!北上さんも大破しちゃいます!!!」


大井「止めるな古鷹!!やらねばならんのだああ!!」


古鷹「大井さん!私怒りました!!てや!!!」ドス


大井「」



Blaze「Oh...crazy...」


北上「あたし、あんたが思ってることなんとなくわかっちゃった…」


今日はここまでです

エスコンといえばBGMも人気だけど
>>1的には>>50ぐらいから始まる最初の戦闘で流れてた曲とかあるのかな?

>>106
書くときに聞いてた曲の事ですね。
それならKOTOKOさんの『Face of fact』です。

>>107
この戦闘シーンで使われるBGMはイメージとしてはコレ! っていうBGMとか脳内で決ってるのかな? という質問のつもりだったwwww
日本語が悪かったスマヌ
続き楽しみ


長門「それで北上が人質に捕られた…と…」

加賀「古鷹さん。あなたがついてながら…」ハァ

古鷹「返す言葉もありません…」シュン

赤城「終わったことを嘆いても仕方ないわ加賀さん、これからどうやって北上さんを救うかよ。」

瑞鶴「で…大井はどうしたのよ…」

鈴谷「大方北上とられて逆上したんじゃないの?」

金剛「お馬鹿ネ…」

翔鶴「なるほど…」

古鷹「あの…駆逐隊の子たちは?」

翔鶴「第三艦隊の方々が付いて、鎮守府に帰りました。ケガも疲れもありましたから。」


赤城「さて…どうしたものか?」

瑞鶴「射っちゃう?」

加賀「バカは口を閉じなさい。」

瑞鶴「加賀さん?私結構真面目なんだけど?」

長門「とりあえず説得はしてみるか…」

長門「鳳翔、榛名、鈴谷、古鷹は奴の後ろに回れ。」

長門「私の合図で奴をあれから引きずりおろせ。」

長門「合図は…駆逐艦だ…」

鳳翔「?」

榛名「鳳翔さん、ツッコまないで上げてください…」ヒソヒソ

鳳翔「はぁ…わかりました。」スタスタスタ

古鷹「あっ!あの人日本語わからないみたいです!」

長門「ふむ…とりあえずは話しかけてみて、応じるかどうかだな…」

長門「万が一の時は発砲もやむをえまい…」

>>107
BALDR FORCEか、いいね! PC版、無茶苦茶やりこんだわww
OPムービーも非常に良いので、未見の人はぜひ見た方が良い。


(マズイ…本格的にマズイ…)
(数は十人…)
(まともにやって勝てる相手じゃない)

北上「あ、あのさダンナ…やめといた方がいいと思うなぁ…」

(走り抜けるにしても、奴等弓なんか持ってるし…)

北上「長門さんって怒ったらこわいよ?駆逐艦以外には。」

(そういえばこいつの背負っているモノ…)
(使えるか?)

俺は彼女がつけている武器を指差し聞いた。

Blaze「Bomb?」(爆弾?)

北上「ボム?ぼむぼむ…あぁ爆弾ね?いえーす。」

Blaze「OK,How to using?」(よし、どうやって使う?)

北上「欲しいの?」

彼女は爆弾を指差す。

(伝わったか?)



Blaze「Yes.」

北上「のー、こんなところでぶちかましたら死ぬわ。」


Blaze「…」

俺は彼女の前にチョコレートをチラつかせる

北上「くれるの!」

手を伸ばす彼女、引っ込める俺。

Blaze「No!」

北上「えー」

(犬の餌付けみたいだな…)
(子供はみんなチョコレートが大好きだからな。)
(完璧だ。)

Blaze「Please help me.I put up chocolate for thanks.」(私を助けてください。お礼にチョコレートをあげます)

北上「…」ソワソワ

Blaze「you want chocolate...hahahaha!」(チョコレート欲しいだろう…)


(いける!!)











北上「のー」

Blaze「Nuts!」(くそっ!)




(あっ、あいつら動き出した。)

>>108
戦闘シーンでは他に『たった一つの想い』『僕はここにいる』『ビリーバーズハイ』なんかも聞きます。

>>110
実はようつべの戦闘妖精雪風のMADで知ったんですよ。
ゲームのOPだったんですね、見てみます。

>>110

Shoot me chicken,cameoooooooon!!!!!!


(仕方がない!)

俺は彼女の太ももあたりにある砲弾を剥ぎ取る。

北上「ちょ!バカ!無理矢理まさぐんな!!!」

北上「あははは!!くすぐったいって!!」

(取れた)

彼女の首に手をかけ、立ち上がる。



Blaze「Listen!!」




長門「ん?」

金剛「Oh,English!」

赤城「なら交渉役は金剛さんですね。」


金剛「まかせるネ!」








金剛「Hey you!悪いことはNoヨー!」スタスタ

Blaze「Don't move!」(動くな!)

金剛「CoolにCoolにLet'sコミニケーションネ!!」


長門(コミニケーション。)

赤城(コミュニケーション。)

加賀「バカ。」

翔鶴(あらら…)

瑞鶴(早く終わんないかな…)


金剛「一緒に紅茶でも飲むネー!」スタスタ

Blaze「Freeze!Ishootit!!!」(動くな!!!撃つぞ!!!)

北上「金剛さん!通じてない!!通じてないから!!!」

金剛「Oh...」



長門「金剛!戻れ。」

金剛「失敗したネ…」

長門「気にするな、奴が悪いのだ。」


金剛「Shit!!これだから米国英語は…」

赤城(あはは…ホントにどうしましょう…)

加賀「…」ハァ

翔鶴(半分以上日本語ね…)

榛名(へっぽこなお姉さまも榛名は大好きです)

瑞鶴(!!!)


(埒が明かない・・・こうなれば…)

俺は彼女の武器を引っ張る。

北上「えっ?」

(取れない・・・)

北上「外すの?ここ押さないと取れないよ。」


ガション



Blaze「Good job.」


Blaze「Run!!」


北上「はっ?」


女を抱えコクピットを後ろから出る。

瑞鶴「動いた!」

加賀「赤城さん!五航船!構えて!!」

機体の中央付近で、女を脇に抱える。

北上「うわわ!!」

魚雷を奴らの方に投げつける。


長門「むっ?」

赤城「あっ!!」

翔鶴「!」

(反対側の奴等には)ガン!ガン!ガン!




榛名「キャッ!!」

鈴谷「うわぁ!!」

古鷹「あぅ!!」

鳳翔(銃口が下を向きすぎている、この近距離で?)キリキリ…ヒュッ




瑞鶴「逃がすか!!」キリキリ…ヒュッ

加賀「…」キリキリ…ヒュッ

赤城「待ちなさい!!」キリキリ・・・ヒュッ







金剛「魚雷!来る!伏せテ!!」

翔鶴(間に合え!!!)「機銃妖精さん!」

機銃妖精「アイヨー」ガガガガッガ


魚雷、空中で爆散。


金剛「アウチッ!」

瑞鶴「くうぅぅ…」

赤城「逃げられた!!」

加賀「でも矢は命中したはず…そう遠くにはいけないわ。」

加賀「森狩りよ。」



鈴谷「気が乗らないわね…」

加賀「…いやなら残りなさい。」

鈴谷「いや、行くけどさ…」

鈴谷「よってたかって…弓撃って、ちょっかい出したのはこっちなのに…」

鈴谷「かわいそうだなって…」

古鷹「…ごめんなさい。」

鈴谷「責めてるわけじゃ…」

鈴谷「本来あの人は・・・私たちが守るべき人間なんじゃないのかなって…」

瑞鶴「あら?鈴谷のくせに、真面目なこと言うのね。」

翔鶴「仮にそうだとしても…人質がとられた以上見過ごせないわ…」

鈴谷「…」

赤城「気持ちはわかるわ、でも…だからといって北上さんを見捨てる事なんてできないわ。」

赤城「運が悪かったのよ…」

鈴谷「…わかってるよ。」


長門「森狩りだ!!三人一組で探し出せ!」

古鷹「大井さんはどうしましょう?」

大井「エヘヘ…キタカミスワァン・・・」

長門「あぁ…鳳翔!」

鳳翔「えぇ…わかってます…」


長門「油断するなよ!これ以上面倒は勘弁だ!」











その頃


雷「どこ…どこにいるの…」ハァハァ

これから森狩りが行われる森にいたのは駆逐艦の少女。

雷「これ…返さなきゃ…」

小脇に抱えたのは彼が置いていった医療器具。

雷「お礼も言ってないのに…」

お礼を言わんがために彼を探す。

「ふぇえ~雷ちゃ~ん待ってよ~」


頼りになる(?)お供を連れて。





Blaze「ハァ…ハァ…」

北上「ちょっと…ダンナやばいんじゃないの…?」

ポイッ

北上「うわっ!」

ドス

北上「いてて…女の子投げるのはさすがどーかと思うわ…」


Blaze「・・・・」



その頃俺は、川沿いの岩の影で休んでいた。
奴らの放った矢の狙いは正確で、足と脇腹をやられた。
何とか、女を抱え歩いてきたものの、さすがに限界が来た。


(眠い…ここまでか…)

当たり所が悪かった。
まさか銃弾や墜落でなく矢で死ぬとは…




北上「いや、まじでやばいって!止血しないと!」

彼女が手を伸ばしてくる。
そして俺はそれを払う。

Blaze「Don't touch me...」

北上「はっ?」


Blaze「Go anywhere...」(何処へでも行ってしまえ…)

そう言って岩に壁を預ける。


北上「…」

北上「わかったよ…あんたが死にたいなら勝手に死ねばいいよ…」


彼女は俺の寄りかかる岩の上に腰を掛けた。









BLaze「The journey begins...」(旅が始まる)


北上「…」



Starts from within(心の中から始まる)

Things that I need to know(私が知らなければならない事)

The song of the bird(鳥の詩)

Echoed in words(言葉になってこだました)

Flying for the need to fly(飛ばずにいられないから飛ぶのだと)

Thoughts endless in flight(終わりのない思索と飛行)

Day turns to night(昼が夜に変わる)

Questions you ask your soul(あなたがあなたのたましいにかける問い)


Which way do I go?(どの道を行こう?)

How fast is too slow ? (遅すぎはしないか?)

The journey has its time, then end (旅には旅の時があり、いつか終わる)




Blaze「It's.....secondly....favorite song...in the world....」(世界で二番目に好きな歌だ。)

北上「綺麗な歌だね…」

Blaze「The most favorite song...」(一番好きな歌は…)

Blaze「Song....」(歌は…)






Blaze「……」


Blaze「・・・・・」








北上「・・・・」







北上「言い忘れたんだけどさ…死ぬならあたしの目の前以外で死んでね…」

北上「目の前で死なれるとか気分悪いし。」



北上「言ったからね?聞こえてなくてもダンナの責任だから。」






北上「駆逐艦!見てないで出てこい!!」


!!!!

ガサガサガサガサ



北上(さて…やりますか…)


彼女は彼の脇腹が見えるように寝かせ、服を脱がせる。

北上(…内臓までは…いってないよね…)

北上「どっちにせよやるしかないか…」

北上「あんたたち!こいつの太ももを紐でがっちり縛って傷口を布で圧迫しな!」

「わ、わかったわ!」

「はいぃ~」

「あとこれ、この人が持ってた救急箱!」


北上「貸して!」

北上(針と糸……ガーゼが足りない・・・)


「あわわ…や、矢を抜かないと!!」


北上「それに触るなぁ!!!」


「うにゃあぁぁ!!」


北上「これだから駆逐艦は…」



北上は自分の服を脱ぎ、脇腹の傷に添えるように当てる。)

北上「頼むから…噴き出してこないでよ…」

北上はゆっくりと矢を抜き出す。




治療が終わった頃には、あたりは夕焼けに照らされていた。






今日はここまでです。
たくさんのコメント、ありがとうございました。
とても嬉しかったです。


北上「…これでいいかな…」


傷口を縫い終え、一息つく。


「た、助かったの?」

北上「呼吸はしてる、目を覚ますかまでは知らない・・・」

北上「てか駆逐艦、あんた達帰ったんじゃないの?」

雷「雷よ!名前で呼びなさい!」

睦月「睦月です!」

北上「あぁわかったわかった…で?どうしていんのよ?」

雷「それは…この人にお礼が言いたくて…あと借りたものも返さなきゃと思って。」

北上「お礼?」

雷「そうよ、この人響の治療をしてくれたの。」

雷「でも…その時に私…警戒しちゃってお礼が言えなかったの…」

雷「だから霧島さんに無理言って…」

睦月「そしたら睦月も一緒に行きなさいって言われました!」


北上「へぇ…」

北上(案外いいとこあんじゃん。)

北上(まぁこの北上さまを菓子で釣ろうとしたのは癪だけどね。)

北上「さて、手を洗いに行くよ。」

北上は三人を連れ川に手を洗いに行く。




意識の戻らないBlaze、北上達とすれ違いに彼に近づく者がいた。





瑞鶴「みーっけ。」

翔鶴「ケガ…矢は命中してたみたいね。」

鈴谷「意識はなさそうだね…」


翔鶴「それにしても誰が手当てを…。」

瑞鶴「どうでもいいよ、厄介にならないうちにこいつ仕留めよう。」キリキリ

翔鶴「瑞鶴!?」

鈴谷「ちょっと!それはまずいでしょ!」

瑞鶴「なんで?艦載機妖精さんたちはこいつにやられたかもしれないんだよ?仇を討つなら今じゃん!」

鈴谷「こいつがやったって限んないじゃん!」

瑞鶴「こいつがやったのよ!絶対!!…あんた随分こいつの肩持つのね?惚れたの?」

鈴谷「なっ!私はあんたのやり方が気にくわないだけよ!」

瑞鶴「なによ!やるつもり!!」キリキリ

鈴谷「夜戦もできない空母風情が調子に乗るんじゃないわよ」ガチャ

翔鶴「二人とも落ち着きなさい!」



アーデモナイコーデモナイ




北上「…」

雷「北上さん、どうしよう…」ヒソヒソ

睦月「これは、ピンチです…」コショコショ

北上「駆逐艦、単装砲貸しな。」

睦月「ふぇ?」


そう言って北上は半ば強引に取り上げる。


睦月「はにゃぁ!!」

雷「北上さん!!」






北上「お話し中悪いけど!そいつから離れてくれないかなぁ?」ガチャン


砲口の先に三人を捉える


「「「!!!」」」


北上「黙って聞いてりゃ!殺すとか殺さないとか物騒だねぇ!」

北上「そいつに治療を施したのはあたしだよ、やるならあたしの目の届かないところでやんな!!」


瑞鶴「…」

瑞鶴「じゃああんたがどっかいきなさいよ。」

北上「お断り。」


瑞鶴「…なによ、あんた提督を裏切る気?」

北上「提督を裏切ったつもりはないよ…ただね…」

北上「深海棲艦に向けるべき矢を、人間に向けるあんたを信用は出来ないってだけさ。」


翔鶴「北上さん!!お願い!おとなしくしていて!!」


鈴谷「いいや、よく言ったよ。」ガチャン

鈴谷は瑞鶴を照準に捉える。

翔鶴「鈴谷さん!」キリキリ

翔鶴、反射的に弓を引き矢を鈴谷に向ける。


翔鶴「二人ともお願い、瑞鶴も…武器を降ろして…仲間割れなんてやめて頂戴…。」


北上「ごめんね翔鶴さん…困らせるつもりはないんだ…ただね…」

北上「目の前で人殺されて平気な顔できるほど…兵器には成りきれない・・・」

北上「こちとら魂まで兵器になった覚えはないんだよ…」


瑞鶴「…」



雷「北上さん!手伝うわ!!」

北上「は?」


いつの間にか隣には雷が、その隣に及び腰の睦月がいた。


北上「雷…あんた何やってんの?」


雷「あの人見過ごしたら!響にも電にも合わせる顔が無いわ!!」ガチャン

北上「…あんたは何?」

睦月「空気的に退けるわけないじゃないですかぁ!!」ガチャン


北上「…」

北上「これだから駆逐艦は嫌い…」

駆逐艦の砲口が翔鶴と瑞鶴を捉える。


広がる緊張感

静まる川原


そんな状態に終止符を打ったのは、一つの怒号であった。


その話は一旦おいて置いて、こんな話はご存じだろうか。

かつて大日本帝国海軍では、戦艦は日ノ本の代表であるからして、その乗船員が低い練度であってはならない。
こういった風潮が主流であった。

そしてその厳しさ故に各戦艦につけられたあだ名がある。




「地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡」
「鬼の山城 地獄の金剛 音に聞こえた蛇の長門」


艦娘は艦娘となるにあたって、冠する名の船の逸話や特徴などを受け継ぐ場合がある。
もっとも、艦娘の適合者は適正によって選んでいるために、それがその人物の性格である場合が多いのだが。

つまりだ上記の仇名を持つ艦娘は怖いのだ。







長門「なあああにをやっとるかきさまらあああぁぁぁぁああ!!!!!!」



「「「「「!!!!」」」」


長門「榛名!!金剛!!空母と重巡を連れていけぇ!!」


金剛・榛名「…」ニッコリ


瑞鶴「ヒッ!!」

翔鶴「」ビクッ

鈴谷「・・・・」パクパク


長門「赤城と加賀は軽巡と駆逐艦から事情を聞け!!」


赤城「はい。」

加賀「わかったわ。」


北上(あっちじゃなくてよかったぁ…)

雷(かかか・・・・雷は恥じる事なんて・・・・ややっや…やってないんだから!!!)

睦月「およよよよよよ・・・・」ガクブル


長門「古鷹、そいつの面倒を見てろ。」

古鷹「はい、わかりましたぁ!」



あと雷は「かみなり」じゃなくて「いかづち」な



―――――――――

――――――

―――




長門「なるほどな…」


金剛「気持ちがわからないことは無いネ…」

加賀「やり方が悪すぎます。」

赤城「彼女たちはしばらく懲罰房ですね。」

翔鶴「申し訳ありません…止められずに…」

長門「以後、気をつけろ。」


彼女達→瑞鶴・鈴谷「」



長門「さて…駆逐艦雷、睦月。」

雷・睦月「」ビクッ

長門「お前たちがやったことは軍規違反である。」

長門「如何なる理由があっても友軍に砲口を向けてはならない・・・わかるな?」


雷・睦月「はい・・・」


長門「本来であればお前たちも懲罰房だ…」

長門「しかし…」

長門「友の命の恩人を救わんがために奮い立たせたその勇気は、賞賛に値する。」

雷「!」

長門「もちろん、その友を助けるために立ち上がった勇気もだ。」

睦月「ふぇ?」

長門「その勇気に免じて、今回の件は不問とする。」

雷・睦月「!!!」


長門「如何なる不幸が降り注ごうとも、そのあり方を忘れるな。」


雷・睦月「・・・・」

長門「返事はどうした?」

雷・睦月「は、はいっ!」

長門「よし。」





長門「ここに!第六駆逐隊の捜索作業の終了を宣言する!」

長門「提督が輸送船で近くまでお越しになった。」

長門「異人と不明機を収容後、帰港する!」

>>146
あらら…本当ですね。
間違えちゃいました、気を付けます。

北上(一件落着…かな?)

黒い鳥の収容作業も終わって、ようやく帰港。

北上(そういえば大井っちはどこに行ったんだろう…)

そんなことを考えていると、長門さんがこちらに来る。

長門「北上。」

北上「はいはーい、北上さんです。」

長門「何故奴の治療をした?」

北上「へ?」

長門「何故だ?」

北上(うっわ…目が怖い…)


長門「もしかしたら敵かもしれないぞ?」

北上「まぁ…そうだけどさ…」



長門「…」

北上「…」


北上「こんなこと言ったら…怒るかもしれないけどさ…

北上「興味があるんだ…あいつの人間臭さに…」

長門「どういう事だ?」

北上「戦闘機ってさ、人や妖精さんが乗ってやっと動くじゃん?」

長門「?」




北上「あれが戦闘機だとしたら。たぶん…あいつも私たちと同じ…生きた兵器なんじゃないかな…


生きた飛行機の部品…あたしたちのように、兵器の一部になって戦う…

でもあいつは…楽しそうに歌ってた…兵器の部品のくせに…意識をなくす最後まで…

那珂とはまた違う…のかな?

きっとあいつは最初から人間…戦場では同じように兵器として戦うけど…あいつは人間であたし達は艦娘…

あたしたちとあいつは…コインの裏と表…同じ方向は向けない・・・同じ生き方は出来ない・・・

でも…それでも!あたしたちとよく似てる!


例え!生まれ方が違っても!同じ生き方ができなくても!


あいつが…あんな風に生きられるなら…

もしかしたら…あたしも…あたし達も…!」




長門「やめろぉ!!!!」



北上「」ビクッ



長門「我々は人間であって人間ではない!」

長門「戦うことが!我々の意義なのだ!」

長門「期待などするな、我々の命など、長くて深海棲艦が滅んだその時までだ。」

長門「人知を超えた我々も…共に滅ぶべきなのだ…」

そう言って長門さんは去っていく…



北上「…」




”同じ生き方”は無理かもしれない

でも

”別な生き方”があるかもしれない





北上「戦うだけの生涯なんて…つまんないじゃん…」


北上「長門さんのバカ…」




一旦ここまでです。


目が覚めるとそこは、どこかの部屋だった。

(……?)
(どういう事だ…?)
(たしか俺はあいつらに追われて…矢を受けて…死んだはずじゃあ?)
(?)

左手に何かの重みを覚え、ふと横に目をやると眠る少女。


(なんだ…大砲少女(雷)か)
(という事は…ここは敵地か?)
(脱出しなければ…)

体を起こそうとする。
すると。

(!!!)

足と脇に痛みが走る。

Blaze「Shit...」

(無理だな…これじゃあどこかで行き倒れる。)
(連中、俺を生かしたという事は何かに利用するはず…)
(すぐさま殺すことは無いだろう…)
(今は休もう…)

(しかし…暇だな…)

唐突に少女の頭を撫でる。
さらさらの髪を梳かす。

「……くぁ………」

(子供…か…)
(そういえばあの白髪の子供は大丈夫だろうか。)

窓の方に目をやると、綺麗な夕焼けと走り回る子供達。

(平和…か…)


「……」
「・・・・・・・・・」

外から声が聞こえた。

コンコン
ガチャ

「失礼するよ。」
「失礼します。」



入ってきたのは白髪の軍人と女性。

提督「お!丁度起きたみたいだね。」

鳳翔「よかったです…一日目を覚ましませんでしたから…」


(あぁ…頼むから…)

Blaze「Please speak English....」


提督「It was so,I'm sorry.」


BLaze「!!Do you speak english?」

提督「Yes,Officer can speak anyone.」





(そこからは話が弾んだ。)
(俺の事、老人の事、あの戦闘機について。)
(驚き、驚かれる。その連続だった。)
(そして俺が何より驚いたのは。)
(ここにはユークもオーシアも無いという事だ。)

Blaze「なんてことだ…」

提督「君の話は信じがたい、しかしこの世界の事は事実だ。」

提督「しばらくは傷を癒すといい、面倒は彼女が見てくれる。」

提督「私は執務があるので失礼するよ。」

そう言って隣の女性を残して部屋を出ていく。


Blaze「…」

鳳翔「…」

雷「zzz…」


気まずい空気が流れる。
さきに口を開いたのは彼女だった。

鳳翔「あ、あっぽー…」

Blaze「…What?」


彼女は一つのリンゴを差出した。


鳳翔「あぽー…いーとぅ?」

(リンゴ?いーとぅ…あぁ…)

大きくうなづいて返答する。


Blaze「Yes.」


ショリショリショリ

鳳翔「先日はすみませんでした。」

鳳翔「あの後、雷ちゃんと北上さんからお話を聞きました。」

鳳翔「本当にすみませんでした…」



言葉がわからないとは不便なもので、彼女が何を言っているのか一切わからなかった。


Blaze「I'm sorry, I do not understand your language.」(すみません、あなたの言語がわからない。)


鳳翔「あぁ…えーと…」

鳳翔「ゆー、と、みーはふれんず!」


Blaze「…」

鳳翔「ダメでしょうか…」

Blaze「My,name, Blaze.」(私、名前、ブレイズ)

彼女は俺を指差し尋ねるように返答する。

鳳翔「ブレイズ…さん?」

指で丸を作ると、彼女はとても喜んでくれた。


鳳翔「それでは…」

鳳翔「My name ホーショー.」


同じように聞き返す

Blaze「ホーショー?」


鳳翔「!!!」


鳳翔「いえす!!イエス!!」


言葉が伝わるという事がこれほどに嬉しいとは…


Blaze「ホーショーis my friend.」


鳳翔「ブレイズ…鳳翔…フレンズ?」

Blaze「Yes,nice to meet you.」


鳳翔「さんきゅー!さんきゅー!」


落ち着いて話せば言葉とは伝わるものなのだな。俺はそう思った。

しかしリンゴや、食べるなどの英単語を知っているという事は、あらかじめ知っていたか、教えてもらったか。

なんとなく後者であろうと思った。


鳳翔「ふれんずふれんず!」



以下
ホウセイマイフレンド禁止

いきなりどうしたwwwwwwwwww



○月○日

よければとノートと鉛筆をもらったので、日記を書くことにした。

あの後、何人かの女たちが姿を見せた。

大砲少女とそっくりな少女にあの白髪の少女。

名前はナノデスとヒビキ。
ナノデスに関してはイカズチ・ナノデスと名乗ったため、短くさせてもらった。


怒鳴り込んできた女と、人質に捕った女。

名前CGとキタカミ
CGはCrazy girlの略。
こいつは意外と勘が鋭く、ネーミングがばれそうになった。

英語かぶれの女など様々だ。

こいつらは…まぁいいだろう

ともかく

歓迎されているのかはわからないが、ケガが治るまでは落ち着いて暮らせそうだ。

気になるのが、たまに窓際から覗いてくる小人。

幻覚かもしれない・・・だから女たちには言えなかった。

そのうち怪談話を聞く羽目になるかもしれないな。


>>175
先手を打っておこうかなと…




短編 第六駆逐隊再開


腕枕が雷ならナノデスは電(いなずま)が正しいのかな?
大砲少女に似てるほうだし


暁「今度は絶対暁のいう事聞きなさいよ!」プンプン

電「はいなのです…」

雷「わかったわよ…」

響「すっごい泣いてたくせに…」

暁「!!!」

雷「なにそれ?」

電「電たちが帰ってきたときのことです。」




――――

――





電「ただいまなのですー!!」

響「ふぅ…生きて帰って来られたか…」


暁「…」


電・響「?」


暁「びゃああああぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!あああうああうああああぁああ!!!」




第三艦隊・電・響「」



暁「でっぎびじんだがどおおおおおおおぉぉぉぉっぉおぉおびゃあああううううう!!!!!」

暁「ぎょだい・・・・ぎょだい・・・・ぶあああああぁぁぁああっぁあああ!!!!」

電「あ、暁おねえちゃん落ち着くのです!!」

響「あう…あう…」

暁「だで・・・・だっでえええぇぇぇぇ!!!!!」

暁「びんだいぎででがっだああぁぁぁぁ!!」

暁「あがづぎのいうごどぎぎなざいよおおおおおぉぉぉぉ!!!」

電「ううう・・・・うわああぁぁぁぁ・・・・いなずまだっで…いなずまだっでえええぇぇ!!!!」

暁「あああああんあああああぁぁぁああぁなんあぁああ!!!!」

電「びいええええぇぇっぇえっぇぇえぇなのですうううううぅぅぅう!!!」

響「えとえと…泣かないでよぉ…」グス



霧島「…」

夕立「ここで怒ったら鬼っぽい。」

霧島「わかってるわよ。」

比叡「まぁ…次からね?」

>>184
あっ、本当ですね。
イナズマでした。
ごめんなさい、全部卒論が悪いんです。


電「という事があったのです!」ムフー

暁「ちょっと!内緒だって言ったでしょ」

響「…」カオマッカ

電「皆で泣けば恥ずかしくないのです!!」

暁「もー!」プンスコリン

雷「暁。」

暁「何よ!」

雷「おねーちゃん!」

暁「え?」

電「えへへ…おねーちゃん!なのです!」

響「おねぇ…」

暁「え?え?え?」


響・雷・電「心配してくれてありがと!頼りにしてる(よ?・んだから!・のです!)」



暁「…」


暁「・・・」ジワァ



「「「ヤバッ」」」




このあと滅茶苦茶慰めたのです

卒論なら>>183みたいな誤字には注意なとマジレス。

エスコンやりたくなった。

今日はここまでです。

余談ですが。
日記の所のイカヅチ・ナノデスを機械翻訳すると、 イカズチ nano death になりました。

雷電姉妹は天使ですね。
おやすみなさい。

北上、鈴谷あたりがお見舞いに来てくれたらいいな

>>190
ありがとうございます。
でもまだ3年生なので、ゆっくり時間をかけてやるつもりです。
あまりにも担当の助教が急かすので、イライラしてました。

>192
ばれなきゃミスじゃないんすよ(ゲス顔)

>>193
お見舞い回はそのうち駆逐隊みたいな短編でやります。


本当に寝ますおやすみなさい。



閑話休題


Blazeが鳳翔さんと友達になった頃。
執務室では、提督と艦隊の旗艦及び主力たちが彼について話し合っていた。


加賀「…どうでしたか?」

提督「ふむ…悪い人間には見えないな…」

翔鶴「それでは…艦載機妖精さんたちを落とした奴等とは無関係だとお考えですか?」

提督「そうだね…彼の話を全て信じるのであればな…」

赤城「どういったお話を?」

提督「それは彼から聞きたまえ、私だって君たちに話さないようなことを話したのだ。」

提督「不公平だろう?」


そう言うと彼は高らかに笑う。


赤城「しかし…私たちは彼の言葉がわかりません。」

提督「鎮守府全員分の和英辞書を買い付けた。」

提督「あとは…君たち次第だ…」

加賀「財源は?」

提督「もちろん経費だ。」

加賀「許しません。」

提督「厳しいね…」


執務室に笑いが広まる。
ここの鎮守府では、戦場以外で上下関係というものは存在しない。
誰もが提督に意見ができる。珍しい軍隊なのだ。
もっとも、このような鎮守府は珍しい。


長門「彼の乗っていた機体はどうするおつもりか?」

提督「それについては…霧島!説明を!」

霧島「はい!。」




霧島「端的に言いますと、妖精さんがどこかに持って行ってしまいました。」

長門「は?」

霧島「さらに言いますと、工廠場自体が妖精さんによって閉鎖され立ち入りできません。」

翔鶴「あらまぁ…」

霧島「弾丸、燃料、ボーキなどの補給物資も最低限しか引き出せません。」

赤城「なん…だと?」

霧島「明石さんが妖精さんたちに呼びかけるも、妖精さん達からの応答はありませんでした。」

加賀「…」

霧島「以上のことから、不明機の調査はおろか、出撃すらできない状態です。」

提督「というわけだ。」


赤城、崩れる。


翔鶴「あ、赤城さん!」


提督「まぁしばらくはお休みってことで。」

長門「んな!」

提督「仕方ないでしょう?工廠場は妖精さんたちのお家みたいなもので、そこに閉じこもっちゃったんだから。」

提督「ここに、第一、第二、第三艦隊の解散を命ずる。」

提督「別命あるまで待機、以上だ。」


長門「…はぁ…提督…」

提督「ん?」

長門「そんな自由人だから昇進できないのでは?」

提督「…私は、鳴くまで待つタイプなのさ。」

提督「ほらほら、久しぶりに駆逐艦の子たちと遊んであげなさい。」

長門「はぁ…」

提督「そ~れな・が・もん!な・が・もん!長門「うるさい!!」


バタン





提督「ふぅ~ほら、空母ちゃんたちもアイス券あげるから。」ピラッ

赤城「アイス!!」

赤城、風のごとき速さで券をとる。

赤城「一航戦赤城、出ます!」


ばひゅ~ん!


加賀「赤城さん…さすがにそれは譲れません。」


ばひゅ~ん!



翔鶴「ちょ!二人とも速いですよ!!」



タタタタ


提督「ははは…」


賑やかだった執務室はあっという間に静かになった。
提督は机の上の電話をとる。


提督「・・・・」



提督「…」ガチャプルルルプルルル


提督「あぁ…君か、久しぶりだね。」


提督「そうだ、久しぶりに話したいと思ってね。」



提督「三日後…あの場所で…」

提督「あぁ…失礼するよ。」ガチャン



電話を切り、軽く伸びをする。

提督「ん~今日も平和だなぁ…」


夜は静かに更けていく。

今日はここまでだと思います。


俺がここにきて最初の夜が明けた。
外はほんのりと明るかった。

(早起きしすぎたかな…)
(外に出てみたいな…)

脚や脇腹の痛みは、昨日よりだいぶ引いていた。
ベッドに立てかけられた杖を手に取る。
ホーショーが置いて行ってくれたものだ。

ギィィ


ドアを開け、初めて部屋の外に出る。
一番最初に目に入ったものは窓だった。
窓の外、50mぐらい先には海が広がっていた。

(広いな…)


なんとなく朗らかな気持ちになるのは、木造の造りのせいだろう。
傷が痛まないようにゆっくりと踏みしめるように、歩き始める。

(たくさんの部屋だ…)


たくさんの部屋のドアには、一つ一つ異なる文字が書いてあった。

(きつかあ…きびひ…?)
(ちずかい…まずない…?)
(…!)

Blaze「Room of hibiki and nanodesu.」(ヒビキとナノデスの部屋か。)


(なるほど、子供たちの部屋か…)

彼女等の部屋を通り過ぎ、外に出る引き戸を見つける。
開けた瞬間に、潮の香りが鼻をくすぐった。

(懐かしい匂いだ。)

引き付けられるように、海に近づく。
先ほどまで自身を主張しなかった太陽が、徐々に姿を現す。

(明るい…)


ダレー?

イジンサン!





(?)

ふと話し声が聞こえた。
横からだ。

(誰もいない?)
(下?)

下を向くと小さな人がいた。
文字通り、小人だ

小人と目が合う。
未知との遭遇、この文字が頭をかすめる。
俺は人差し指を出し、意思の疎通を試みる。


Blaze「Hallo?」

ハロー?

ハロハロ!

ハローッテナニ?

ナンデヤネン!!



タタタタタ

彼…彼女・・・・わからないが、俺に気付かれると返事をして逃げ出した。
相変わらず言葉はわからない。
彼等はきっと急いでるのかもしれない。
しかしその小ささからなのか、ゆっくり歩いてもついていける速さであった。

(丁度いい暇つぶしになるかな?)

俺はゆっくりと彼等を追う。




どれくらい歩いただろう。
別に疲れたわけではないが、何も残さずに出てきたことが気になった。

(命まではとられないだろう。)

そんなことを考えていると、大きな建物が見えた。
徐々に油の匂いがしてくる。

(何かの工場か?)

とても大きな工場。
入り口は開いたままであった。

小人たちは中に入っていった。
俺もつられて中に入る。

薄暗い場内、しかし目の前にあったそれはすぐにわかった。

F-35B

軍から預かった新型戦闘機。

それだけではない。
よく見ると、機体の上にはそれはもうたくさんの小人がいた。





ソッチミロ
チガウ!
ナニコレ?
コクバン?
ゴハンハ?
コレキジュウ
デカイナ
コノエンジンマガル
ナンデクロイノ
シラナイ
ア!アイツガアブラニオチタ!
ヒキアゲヒキアゲ!
ソウジュウカンハオナジ?
タブン?
ナンダコノヤローバカヤロー
コノブヒンナニ?
シラナイッテ!
ツバサビツイテルノナニ
バクダンジャネ
ツバサマルイネ
トベルノ?
コノエンジンツヨソウ
ゴハンハ!
ウルセェ!



BLaze「…」


(おやじさん…もしかしたらこれは…)

(夢なんじゃないのか?)




そのころ鎮守府は大騒ぎになっていた。

Blazeがいなくなったことによる騒ぎである。


加賀「駆逐艦は館内を、軽巡重巡は外を、空母は空から、戦艦は駆逐艦についていって。」

赤城さん「加賀さんダメ、発艦しないわ!」

加賀「チッ・・・なら私たちも足で探しましょう。」

電「あわわ…横の部屋だったのに気付かなかったのです!」

雷「いいから探すのよ!」

響「了解だ。」

暁「今度はみんないう事聞くのよ!」

長門「私のいう事を聞け。」


北上「ダンナはなんでこうも…」

大井「ダンナ!?ちょっとそれどういう事!」

古鷹「今は探しましょう!!」

北上「ほーら大井っちいくよー」スタスタスタ

大井「待って北上さん!話は終わってないわ!!」ダダダダ

翔鶴「武器になるようなものは持っていないはずです!手荒な真似は控えてください!!」




提督「この騒ぎはなんだい?」

鳳翔「提督…おはようございます…その…ブレイズさんが部屋にいなくて。」

提督「あらら…それは困ったね…」

提督「そうだね…私も探そうか。」

鳳翔「何かお心当たりが?」

提督「まぁ…彼も軍人、私も軍人という事さ…」

鳳翔「?」

提督「ところで今週の給仕当番は?」

鳳翔「睦月型と吹雪型の子たちです。」

提督「ふむ…おーい睦月やー」


タタタタタ


睦月「おりょ、提督?睦月、呼んだ?」

提督「呼んだ呼んだ。すまんがおにぎりをこさえて私と来てくれないか?」

睦月「うにゅにゅ?ご飯の用意はもうできてますよ?」

提督「あとお茶も頼む。」

睦月「うにゃあ~提督は睦月の話を聞いてるのですかー」

提督「ほれ、はよはよ。」

睦月「むー…わかりました。」タタタタタ



提督「五人分だぞー」


ワカリマシター


鳳翔「…」

提督「いまだ熟すに至らず…か…」

鳳翔「…提督?」

提督「いや失敬。」





デキマシター!!!


提督「ほれ行くぞ鳳翔…」

鳳翔「どこへですか?」

提督「なに…行けばわかるさ。」





劇場版パトレイバー見るので、いったんここまでです。


あれから10分、小人たちは今もなお作業を続けていた。
俺はというと、その不思議な光景を黙ってみていた。


そしてそれからまた20分後、俺の下に一人の小人が歩み寄る。
その小人は俺に折りたたまれた手紙を渡してきた。
手のひらぐらいの大きさにたたまれた紙。

そこに書かれていたモノは、何とも奇妙なものであった。

(なんだこれは…)




―――――――――――――――――――――――――――
                           |
YOUR ONLY                      
                           |
ヨウセイサイキョウ
  ↓                        
8:50、1:30、3:40、1:20、3:10、1:20、2:20、8:50、1:30 |

                           |

                           |
5:10、5:50、2:10、2:50゙、8:50、9:30、2:20、4:10、9:40
                           |

―――――――――――――――――――――――――――



そこに書かれていたのはYOUR ONLYという英語と時間。


(うわっ!)


じっくり見る時間も与えられず追い出されてしまった。

(なんなんだいったい…)








(しかし…俺だけ読めという事だろうな…)
(まったく不思議な連中だ。)

(そろそろ戻らないとな…)


腰をあげようとしたとき、遠くから近づく人影が見えた。


北上「おーい、何やってんのさこんなとこで?」

Blaze「キタカミ。」

北上「勝手に出ていくからみんな大騒ぎだよ。」

Blaze「?」

北上「あぁ…わかんないんだ…」

そう言うと彼女は俺の腕をとり引っ張る。

北上「ほら行くよ。」

これはなんとなくわかった。
帰ろうとしてるのだ。

彼女につられて立ち上がる。
しかし心配事が一つある。

Blaze「Where is the CG?」(CGはどこに?)

北上「CG?あぁ…大井っちね。」

北上「振り切ってきた!あはははは!」

北上「だってなんでダンナの事ダンナって呼ぶのかってうるさいんだもん。」



北上「だーいじょーぶ!」

北上「ほら行くよ!」

そう言って彼女は俺を引っ張って歩く。
その歩幅は俺に合わせて。

Blaze「Thank you.」

北上「ただじゃないよー」



ケラケラと笑う彼女。
そう言えばホーショーから、ケガの手当をしたのは彼女だと聞いた。

Blaze「キタカミ。」

北上「んー?」

Blaze「Thank you.」

北上「ん。」


近いうちにしっかりと伝えなければ。
勿論、彼女に伝わる言葉でだ。




提督「…」

鳳翔「…」

睦月「…」

睦月「わぁ…ご夫婦みたいなのです。」

鳳翔「さすがにここで出ていくのわ気が引けますね…」

提督「うん。」

鳳翔「おむすびどうしましょう…」

睦月「ふにゅう…せっかく作ったのに…」

提督「昼になったら彼を提督室に呼んで一緒に食べよう。」

鳳翔「私たちもご一緒してよろしいのですか?」

提督「もちろんだとも。」

睦月「じゃあかえりましょー」



出ていくのは な

>>236
あら、ほんとですね。
タイプミスです、ごめんなさい。



短編 CPL

ホーショーが上機嫌で部屋を出て行った後、また人が入ってきた。

ガチャ

北上「おーいダンナ。」


いきなりドアを開けてきたのは、人質に捕った少女。


Blaze「Girl.」

北上「がーる?あたしは北上さまだよ北上さま!」

Blaze「キタカミサマ?」

北上「あー…北上でいいよ。」

Blaze「キタカミ?」

北上「おっけーおっけー」


北上はそう言って手に持った包帯を見せてくる。
きっと包帯を変えるのだろう。



北上「包帯かえるよー」

Blaze「OK.」

包帯を受け取ろうとすると、彼女がその手をサッと避けた。

北上「のー」

北上「でぃすいずまいみっしょん」

Blaze「I do it by oneself.」(自分でやる。)

Blaze「Lend it.」(貸して。)


北上「のー。まいみっしょん。」

彼女は首を横に振る。
ふわふわと揺れる三つ編みを叩きたくなったのは内緒だ。

このままではいたちごっこだろう。
俺は着ている服を脱いで、彼女に傷が見えるように腕をあげる。


北上「おけおけー」

彼女は巻いてある包帯を丁寧に外す。
傷の位置は右のやや前脇腹。
そこの包帯を取り換えるのだから、彼女は必然的に横に座ることになる。
彼女の腕が後ろに回るたびに、成長途中であろう彼女の母性がその存在をつつましやかに主張する。
その度に香るかすかな甘い香りは、きっと気のせいだろう。

Blaze「I find sexual desire unmanageable...Sit down!!」(私のこの性欲はどこに向かうのだ…座れ!!)

北上「えっ!」

見上げる彼女。

北上「なしたの?」

この時手は後ろ。
密着。

Blaze「scared.」(怖い。)

北上「はっ?」

なんとなく気恥ずかしく、顔をそむけた。




が、嵐は突然やってくる。

台風の目、それはいつの間にかドアの前にいた彼女。


大井「・・・・」

Blaze「Oh...Jesus...」

北上「あれ?」

北上「なした…の…」


大井「…」

Blaze「…」

北上「あはは…顔が怖いよ…大井っち…」

北上「ボーキとられた赤城さんみたいだよ?」

Blaze「Smile...Smile....」

北上「笑って笑って…」



大井「…」ブツブツブツブツブツブツブツブツブツ


北上「お、大井っち…?」


大井「殲滅戦が好きだ電撃戦が好きだ打撃戦が好きだ防衛戦が好きだ包囲戦が好きだ突破戦が好きだ退却戦が好きだ掃討戦が好きだ撤退戦が好きだ北上さんは大好きだあぁ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ…」ブツブツブツブツブツブツブツ



Blaze・北上「」


大井「だけど北上さんの次に好きなのは…」


彼女はどこからか、包丁を出した。





大井「お前の首だあああァァ阿ぁ!!!!!」





大井「おいてけえええええぇぇぇえぇっぇえええぇぇ!!!!!」



















切りかかってくる彼女。
間違いない、あの眼は本気だ。

Blaze「Shit!!」

北上「あだっ!!」

右手で彼女を突き飛ばし、左手で立てかけられた杖をとる。
これは先ほどホーショーが置いて行ったものだ。

ガギッ!!


防げたものの間一髪。
体重の乗った一撃を片手で抑えたため、かなり押し込まれた。

Blaze「Are you crazy?」ギリギリギリギリ(気は確かか?)


大井「あぁ・・・・わからない・・・あんたの言葉が私には理解できないわ…」ガリガリガリガリ

大井「いったい何が言いたいの?大事なのは事実よ事実…お前が北上さんに触れたという事実…」ガリガリガリガリ

大井「謝罪?…聞かないわ…」ガリガリガリガリ

大井「釈明?…聞かないわ…」ガリガリガリガリ

大井「命乞い?…聞かないわ」ガリガリガリガリ

大井「私はあなたの悲鳴が聞きたいわぁ…」ガリガリガリガリ

Blaze「Fuckin' bitch!!!Stop it.」(クソビッチが!!いい加減にしやがれ!!)


大井「首置いて死ねえええええぇぇぇ!!!」


(マズイ!!)

徐々に近づく刃。
本気で死を覚悟した、その時。




北上「いい加減にして!!大井っち!!」

大井「」ビクッ

大井「北上…さん?」


(今だ!!)


大井「痛っ!」

鶴の一声に緩んだ力。
俺は杖で包丁を持った彼女の手を、思いっきり叩いた。

大井「お前!!」

再び襲い掛かってこようとする彼女と俺の間にキタカミが割って入る。
彼女の目も、キタカミに向く。

大井「北上さん!!どいて!!

北上「なんでさ!!さすがにやり過ぎだよ!!理解できない!!」

大井「でも…でも…」

北上「でもじゃない!!!」

北上「頭冷やしてきなよ!!バカ!!」


大井「北上さん…」

そう言うと彼女の目は俺の方に向いた。

大井「命拾いしたわね…」

Blaze「Bitch,Your name is CG.」

大井「狂った女とでも言いたいの?」

Blaze「!!!」

大井「いいわぁ…呼ばれてあげる・・・フフフ…」

北上「早く出てって!!」


彼女は無言のまま部屋を出ていく。
出来れば夢であってほしい。
しかし、左腕の痺れと転がった包丁が現実を物語っていた。


北上「…ごめんね、包帯巻きなおすから…」

北上「普段はあんな子じゃないんだよ…許してあげて…」

北上「伝わんないだろうけどさ…」

北上「少し前に…あたし…ほかのとこの提督のとこに出向してたんだけど…」

北上「クソオヤジでさ…襲われそうになったんだ…」

北上「何とか逃げ出したんだけど…そのことが大井っちの耳に入って。」

北上「その頃そのオヤジは別の鎮守府の勤務になってたの…うちの提督がそいつの悪事を暴いてね。」

北上「でも襲われてから丁度一か月後かな…そいつが水死体で上げられた。」

北上「恨みを買うようなことはたくさんしてたから…結局犯人は見つからなかったんだって…」

北上「だからって大井っちを疑うわけじゃないけど…その頃の大井っちって、ちょっと気になる行動が多くてね…」

北上「それからかな…あたしに対して過保護になったのは…」

北上「ごめんねぇ…巻き込んじゃって…」






相も変わらずキタカミの言葉はわからない。
しかし彼女の表情から察するに、悲しいことなのだろう。

包帯が巻き終わる数十分、俺は何も言う事が出来なかった。

今日はここまでです。
ヘルシング・ドリフターズ・パトレイバー大好きです。

伝え忘れていたんですが、>>1は長編を書くつもりです。
故に物語はゆっくりと進みます。(短編入れたり)
さっさと終わらせろbitchって方は回れ右をお勧めします。
何度もすみません、おやすみなさい。

たぶんだけど2タッチ式
ポケベル式って言った方がいいのかな?
ざっくり言うと2つの数字の組み合わせで文字を表す方式
だいたい1つ目で子音(音の行)、2つ目で母音(音の段)を表す

ヨウセイサイキョウを2タッチ式で入力すると
85(よ)13(う)34(せ)12(い)31(さ)12(い)22(き)85(よ)13(う)
つまり「8:50、1:30、3:40、1:20、3:10、1:20、2:20、8:50、1:30」は矢印通りヨウセイサイキョウって書いた見本なんだと思う

その方式で「5:10、5:50、2:10、2:50゙、8:50、9:30、2:20、4:10、9:40」を読むと
ナノカゴヨルキタレになる(厳密には濁点は04だった気がするけどこの場合は暗号文的な解釈した。わざわざ濁点ついてるし)


ここまで書いてもし間違えたら俺ルナティック馬鹿だな



閑話休題


キタカミが鎮守府まで連れてってくれた後、いろいろな人にとても怒られた。
言葉は伝わらなくとも、その感情はよくわかった。
そんな怒声を苦笑いで受けている俺に助け船を出してくれた人がいた。
ここの責任者、提督だ。

現在俺は、その提督の部屋で遅めの朝食をとり終わっていた。

(しかし…)
(食卓机に食卓椅子。)
(提督室というには、少々家庭的ではないだろうか。)
(奥のドアはなんだろうか…もしかして執務室はあちらなのだろうか…)



提督「いやーうんまかったうんまかった!」

提督「塩加減がまた絶妙だったぞ!睦月!」

睦月「はい!ありがとうございます!」

鳳翔「よかったわね、睦月ちゃん。」

鳳翔「ブレイズさんはどうでしたか?」

Blaze「Very good!!」

睦月「うにゅ?」

提督「とてもおいしかったそうだ。」

睦月「うにゃ!ありがとうなのです。」


提督「さて!腹ごなしも済んだところで本題に入ろうか!」

Blaze「?」

鳳翔「では、私たちはこれで…」

提督「うむ!ご苦労であった!」

睦月「失礼するのです!!」


バタン


(元気な子だな…)

提督「あれは睦月というんだが…世話好きな子でな…」

提督「君に絡んでくるかもしれない・・・」

提督「その時は目いっぱい褒めて伸ばしてやってほしい…。」

Blaze「はい。」

提督「さて…実は君に話しておくべきことがあるんだ。」チラッ


提督「彼女たちの事だ…君も気になっていただろう?」

Blaze「そうですね…彼女たちはなんなのですか?」


提督「彼女たちは…一般的に艦娘と呼ばれる・・・・兵器さ…」

Blaze「兵器…」

提督「無論、私はそのように思ってはいない。」

提督「喜怒哀楽のある兵器があってたまるものか。」

提督「柔らかな肌を持ち、泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒る。」

提督「彼女等は人間だ、たとえ他人が認めなくとも…」

提督「しかし…私のような指揮官ばかりではない・・・」

Blaze「…」

提督「脱線したな…話をもどそうか…」



我々が第二次世界大戦…そう、大規模な戦争だ。それに負けて3年ぐらいか…
熱い夏の日だった…海のど真ん中である一隻の米国籍の輸送船が撃沈されるという事件があった。
犯人は不明。日本側が疑われたが、当時の我々にはそんな力は無かった。

それからというものの、謎の撃沈事件が続いた。
丁度十隻目の時だったか…一枚の写真が世界に出回った。

そこに写っていたのは…女の化物だった。
君も見たんじゃないのか?
あぁ…たぶんそれだ。

米軍は…あぁすまない…米軍というのはこの世界で強大な力をもつ国の軍隊だ。

米軍はそ化物…我々は深海棲艦と呼んでいる。
奴等を撃滅せんと、大規模な作戦を実施した。

結果は…散々なものだった…



深海棲艦はヒト型で小さかった。
それでいて戦艦や駆逐艦と同じ破壊力をもつ兵器を有している。
艦載機もサイズが違うというだけで、その能力は同程度だった。

敵うはずがない…奴等からしてみれば、我々が持つ兵器など動かぬ的と同じであった。


だが海路を確保しなければ、物資の輸送が困難になる。
さらにこの混乱に乗じて、また戦争を始める国もあるかもしれない。

当時我が国は連合国の統治下にあった。
陸海軍もない我が国はたちまちに滅ぼされてしまう。
そう考えた米国は、独断で大日本帝国陸海軍を再編した。

新たな脅威に、どこも大混乱だったからだろう…反発意見はそれほどでなかった。

そして一年ほど前…彼女等が現れた…

そう…艦娘だ…



帝国海軍の上層部は、彼女等を活用して軍の強化と国の独立を図った。
他の国?たしかここ以外ではドイツ位だ…しかしそれもつい最近の話だ。

独立は容易であったよ…彼女等の能力は規格外だ…米軍は頷かざるを得なかった。
艦娘を提供せよと我々に命じて、逆らえば化物の脅威にさらされるかもしれない。
もはや脅迫だね…

こうして我々は敗戦からわずか4年で独立を勝ち取った。


昔話が長くなってしまったね…

それで、彼女等についてなんだが…実はよくわかってないんだ…

そんな目をしないでくれ…ホントだよ…

私が君に知ってほしいのは、彼女等がどんな扱いを受けているかだ。

訂正

>>艦娘を提供せよと我々に命じて、逆らえば化物の脅威にさらされるかもしれない。

下手に艦娘を提供せよと我々に命じて、断られれば、自分たちは化物に対応できなくなる


子供もいるが、基本彼女等は高給取りでね…
医療費もタダ、食料も住居も与えられてる…
申請制だが外出もできる。
一見恵まれているようにも見えるだろう。

しかしだ…彼女達には職業選択の自由が無い。
住居もこの鎮守府外に構えることは認められていない。
選挙権も無ければ、戸籍も無い。
彼女たちは、この日本という国では人間ではないんだ。
所有物なんだ。

先人が勝ち取った自由は、彼女達には与えられない。
輝かしい未来も彼女達には無い。
籠の中のカナリアさ。

誰が奪ったと思う?
国民だ、彼女たちが守る国民だ。

半年前、国民は強大な彼女たちの力を恐れ、政党を経由し、政府に隔離政策の嘆願書を出した。
人口の実に約7割。
政府は国民主権を掲げてる手前、国民の声を無視することもできずこれを飲んだ。

海軍はこれに味を占め、さらに制約を増やす様に圧力をかけた。
我が意を得たりとはこのことだろうな…彼女達を駒として扱えるようになった。


嘆かわしいことだ…
危機の時には頼るくせして、ある程度収まれば手のひらを返す。

国民が嘆願書を出すときのスローガンはなんだったと思う?

我々の身の安全を保障せよ、だ。

国民に対して、艦娘というものの情報はごくわずかしか与えられてない。
だから恐れるのもしょうがないのかもしれない。
だが彼等は、その安全を誰が勝ち取ったかを忘れてしまった。







反乱?いい指摘だ。
彼女等なら勝てただろう。

しかし彼女等は、海軍元帥のたった一言に泣き崩れてしまった。


逆らえば、貴様らの家族は皆殺しだ


若い女性が、これに耐えられるかね?


Blaze、私はね…この世で一番辛い痛みというものは、人類共通だと思う…。

それはね、自分の責任で近しい誰かが傷つくこと。

私はこう思っている。

かわいそうだろう?


提督「彼女等に関しては、こんなところだ。」チラ

(さっきから時間を気にしているな…)

提督「そういえば…君の機体の攻撃は奴ら効果があったと響から聞いたが。」

Blaze「有効打には程遠いいですが。」

提督「そうかぁ…十分だな。」


提督「話は変わるが、Blaze。その怪我は後二週間というところだな。」

Blaze「えぇ…」

提督「それまで満足には動けないだろうなぁ…」

Blaze「…」

コンコン

提督「はいれ。」

古鷹「失礼します!」

古鷹「古鷹、川内、第六駆逐隊、演習の準備ができました。」

提督「おぉ!もうそんな時間か。」

提督「Blaze、すまないが私は行かなくてはならない。」

提督「無事に怪我が治ることを祈っているよ。」

提督「それじゃあ失礼。」

提督「あぁ、あと私に話があるときは鳳翔にでも伝えてくれ。」

バタン


Blaze「…」

今日はここまでです。

もっと難しい暗号書かなきゃ(使命感)

仕事柄こういう暗号系解くの得意なんですよ(ニッコリ)

>>282
そんな意味深なこと言われると「お世話様です」
とか言ってみたくなるわけよ!

ご褒美か…それじゃあ暗号出して30分以内に解けたら
物語に出てる艦娘の短編書きます。
物語に関係するかしないかは私が決めますが…。

安価下 艦娘
安価下二つ ジャンル(死んじゃう系、グロ、いじめ、過度なエロはNG)

安価下三つから五つ キーワード



例外

雷「今日は私がお世話係よ!頼ってよね!」

Blaze(全部自分の力でやろう。)

結果
雷「うぅ…グス頼ってよぉ…」

可愛いいじめは有効

それじゃあ本編を進めるようにします。
ただ、安価は拾います。せっかくなので。


足音の遠のいてゆく提督室で、考察する。
あの提督の真意について。


Blaze「…」

あの提督…ありゃ遠回しの脅迫だぞ…
俺を戦力に欲しいが表立って頼みたくはない…
だから彼女たちの話をして、同情を引き出す。
駄目押しの一手として俺の具合…

協力しなければ、殺すこともできるぞ…
なるほど、提督というだけあるな…
しかし何故だ…直接言いたくない理由は?
違う…言えないんじゃないか?
言えないがやってほしい…

言ったら…そう、自分に危害が及ぶ?はたまた彼女たちに?
まぁ…助けないわけにはいかない・・・第一に、生きてオーシアに帰る為にも…
第二に…

まぁいい…部屋に戻ろう。


杖を突き、立ち上がろうとしたとき、ドアが開いた。

鳳翔「あ、ブレイズさん…」

Blaze「ホーショー?」

鳳翔「ごめんなさい…睦月ちゃんがブレイズさんと遊びたいって聞かなくて。」

睦月「うゅ…ダメですかぁ?」

ホーショーは彼女を指差し、片言の英単語を並べる。

鳳翔「pray.」

Blaze「...Yes.」

鳳翔「睦月ちゃん、遊んでくれるそうですよ。」

睦月「んむー遊びじゃないのです!調査なのです!」

鳳翔「はいはい。それでは行きましょう。」







ホーショーの後をゆっくりと追う。
歩いていると、そこらにたくさんの女性がいることに気付く。
そして気のせいだろうか…

Blaze「・・・・」スタスタ



卯月「ココロピョンピョンマチカンガエルフリシテモーチョットチーカズイチャエ!!」
球磨「ヤメロクマ、バレルクマ」
多摩「ニャー」
吹雪「アノヒトガウワサノ・・・」
夕立「ニホンジンジャナイッポイ?」
春雨「ネエサン!ヤッパリダメダヨォ・・・」

(ダンボールが後ろからついてくる…)


チラッ

卯月「アッ!!コッチミタピョン!」
球磨「テカホントニコレデバレナイクマ?」
多摩「モンダイニャイハズニャ」
吹雪「ムツキチャントナニスルンダロウ?」
夕立「ジャッカンバレテルッポイ?」
春雨「デンセツテキスパイトオナジシュホウデスカラ…バレルハズハアリマセン」


Blaze「…」スタスタ


卯月「コッチキタピョン!」
球磨「シズカニスルクマ」
多摩「アイツハツワモノニャ」
吹雪「ミンナ!シッー!」
夕立「バレッタッポイ!」
春雨「エッ!アリエマセン!ダンボールハカンペキデス!」


Blaze「…」パカッ

卯月「あっ…」

Blaze「…」

卯月「あ…う…」チラッ

球磨「…」
多摩「…」
吹雪「…」
夕立「…」
春雨「…」

Blaze「…」

卯月「う…う…」

卯月「うっづきだぴょん♪」ニコッ

Blaze「Capture.」(捕獲)

Blaze「…」ズルズル

卯月「あぁ~!!いやぴょん!!助けるぴょん!!見捨てないで欲しいぴょん!!」ズリズリ


ノロッテヤルピョーン


球磨「尊い犠牲クマ…」
多摩「忘れないにゃ・・・・」






ホントだ、祈るになっちゃってました。
ごめんなさい。


鳳翔「たのしい…楽しい…あっ。」ペラペラ

鳳翔「Fun?」

Blaze「Yes.This is very fun.」ズルズル

Blaze「HAHAHA!」ズルズル

鳳翔「ふふふ…それはよかったです…」

睦月「うにゃ?卯月、どうしてブレイズさんに引っ張られてるの?」

卯月「捕虜になったぴょん…」ズリズリ

睦月「捕虜…?」

卯月「これからうーちゃんは汚されるぴょん…酷いことされるぴょん…」ズリズリ

卯月「倉庫に落ちてた春画みたいになるぴょん…うーちゃんは初物なのに…」ズリズリ

睦月「春画?鳳翔さん、春画ってなんですか?」

鳳翔「…卯月ちゃんは悪い子ね。」

鳳翔「睦月ちゃんには今度教えるわね。」

睦月「はい!」


Blaze「Don't carry your mischief too far.」(いたずらも程々にな。)ズルズル


卯月「何言ってるかわかんないぴょん!!でもやる事なんてみんな同じぴょん!」ズリズリ

卯月「うーちゃんに乱暴する気だぴょん!!春画みたいに!春画みたいにぃ!!」ズリズリ


Blaze「Noisy child.」(騒がしい子供だ…)ズルズル


卯月「けだものぉ!!!うーちゃんははつものぉ!!なんちゃって!!」

睦月「…元気だからいいかぁ。」





お昼休憩

「pray.」はEngrish的なネタかと思ったが

>>307
すいません、英語はユーモアできるほど得意ではないんです。

Blaze「…」パチッ

鳳翔「ふふ…穴熊できました。」パチッ


卯月「…」モッチャモッチャ
睦月「…」モッチャモッチャ


(ふむ…やはり子供にはチョコレートだな。)
(北上が特異だったのだ。)


彼女たちは俺が使っている部屋についても、うるさかったのでチョコを与えた。
チョコの魔力は恐ろしい、彼女たちは驚くほどに静かになった。

そんな彼女たちを置いて、俺はホーショーと戦略ゲームをやっていた。
駒の動きは丁寧に教えてもらえた。
しかしこれはどうもチェスに似ていると気づいてからは、難なく遊べるようになった。

ホーショーは驚くほど強く、間もなく3連敗を迎えようとしている。

鳳翔「やみくもに攻めてもだめですよ…角、いただいちゃいます。」パチッ

Blaze「Oh…」パチッ

鳳翔「王手です。」

「」


部屋に差す日が赤くなり始めた。

鳳翔「そろそろ夕食の支度をしなくちゃいけません。」

彼女は椅子から立ち上がり、子供たちに体質を促す。

卯月「あれー?うーちゃん何しに来てたんだっけ?」

睦月「うにゃ!?お話しするの忘れてました!」

鳳翔「また来ましょう…Good Bye Blaze.」


立ち去ろうとする彼女達。


俺はふと、あることを思い出した。
提督への返事だ。

Blaze「ホーショー。」

鳳翔「はい?」


俺はノートを破り、鉛筆で返答を書く。

Blaze「テイトク。」


鳳翔「提督…これを提督にお見せするんですか?」

Blaze「Please.」


鳳翔「わかりました…お渡しいたします。」










ホーショーは手紙を受け取り、退室する。

睦月「えーと…ぐばい!ぶれいず!」

卯月「ばー」

Blaze「See you.」


ッシユ?
アタラシイコトバダピョン
イッショニオベンキョウシマショウカ?
ヤダピョン



Blaze「…」




(聡明な女性だ…)


○月ω日

提督への返事、せめてものお返しといわんばかりに、小人に習って暗号化してやった。
ざまぁみろ。

しかし、ここには変人が多い。
CGといい段ボール集団といい、普通に会話ができないのだろうか。
まぁ嫌いではないが…

ムツキという少女、健気で良い子だ。
世話好きといっていたが、なんとなくわかる気がした。
またチョコをやろう。

ウーチャン。アレはうるさいから駄目だな。
ムツキにあげるチョコの銀紙を舐めさせよう。

小人からもらった暗号文はまだ解けていない。
明日はそれに集中しよう。



(こんなところか…)

コンコン


Blaze「Who?」





執務室



鳳翔「提督…これ…ブレイズさんからです。」

提督「ふむ…なんじゃこりゃ?」




L dp brxu vzrug.

Krzhyhu, li l jhw d zurqj krz wr xvh.

L pdb fxw rxu.

Blaze.





提督「ほぅ…」

鳳翔「?」

提督「鳳翔…もしかしたら私は…」

鳳翔「はい?」


提督「彼を死地に送ることになるかもしれん…」


鳳翔「今…なんと…?」


提督「失敬、忘れてくれ。」

鳳翔「提督…」



提督「長生きはしてみるものだ…

鳳翔「…」

提督「これからは忙しくなるかもわからんな…」






睦月とキス島沖行くんで一旦ここまでです。


悔しすぎて那珂ちゃんのファン辞めて睦月ちゃん誘拐しました。


I am your sword.
J bn zpvs txpse.
K co aqwt uyqtf.
L dp brxu vzrug.

こんな風に3(あるいは4)を鍵に一文字ずつ下にずらしました。

これは単一換字式暗号の一種、シーザー式暗号といいます。
「ブルータス、お前もか。」の人が初めて使いました。

和訳は後で書きます。




コンコン

Blaze「How?」

雷「私よ。」

Blaze「イカズチ。」

雷「うん、いるわね。おやすみなさい。」


バタン


Blaze「???」

(何だったんだ?)



コンコン

Blaze「イカズチ?」

ガチャ


電「あ…あの…」

Blaze「Oh!ナノデス!sorry.」

電「はい・・・いますね…おやすみなのです。」

Blaze「???」

(監視か??)
(…)
(寝よう…)



提督の脅迫から三日が経った。
あれから提督からの接触は無く、静養の日々を送っていた。


小人の暗号はナノカゴヨルキタレ。

その日まであと四日。
特にすることも無く、過ぎてゆく日々。

来客は多かった。
ホーショー、キタカミ、ムツキ、ナノデス、イカズチ、ヒビキ、アカツキ。


彼女等に英語を教えたり、日本語を教えてもらったり。


しかし今日、俺の前には立った一度だけ見たことのある人物が座っていた。

加賀「・・・・」ジー

Blaze「...Ha...Hallo.」

加賀「…」ギラッ

Blaze「…」ビクッ

(これはいったいどういう事なんだ…)

(今日も平和な昼下がりだったはずだ)
(ニマッフの相手も終わり…一息つけると思ったら…)
(怖い女が入ってきて、俺を威嚇している…)



※ニマッフ→Nanodesu,Ikazuti,Mutuki,Akatuki,Hibiki
頭文字をとって、ニマッフ

展開をどうしようか迷いました。
今日はここまでにします。
おやすみなさい、また明日。

加賀「…」スッ

疑問が消えぬまま、彼女は一枚の紙切れを差出す。
それは先日提督に渡した暗号を書き写したもの。

(なかなかきれいな字だな…わからんが…)

Blaze「Where did you find this paper?」(この紙をどこで?)

加賀「…」ペラッペラッ

加賀「…」カキカキ・・・・スッ


次に渡された紙に書かれていた文字。

Don't talk.


(話すな…か…)


加賀「…」カキカキ・・・・スッ

What do you mean?(意味は?)


(これは…筆談しろという事か…)


Blaze「…」カキカキ…スッ


General greetings.(一般的な挨拶。)


加賀「…」ペラッペラッ

加賀「それは嘘ですね。」

Blaze「?」

加賀「失礼。」カキカキ・・・スッ


It's lie.

(…あながちウソでもないんだがな…)

Blaze「…」カキカキ…スッ


It is not English to be written on this paper.(この紙に書かれているのは、英語ではありません。)


加賀「…」ペラッペラッ

加賀「嘘はあなたの為にならないわよ…」

そう言うと彼女は俺に詰め寄った。
良い匂いが…なんてことを言っていられない。
腹にチクリとした何かが押し付けられていたから。
至近距離で目と目が合う。

(ラブロマンスであればここでキスだな…)

加賀「・・・・」

Blaze「…」

(目を逸らせば嘘がばれる…)


電「あれれ?二人とも何をしているのですか?」


現れたのはナノデス、最高の援軍だ。
さすがに子供の前で…

加賀「…」

Blaze「Really?」


離れる気はないようだ・・・


電「はわわ!ケンカはダメなのですよ!」

そう言ってナノデスが間に入る。


加賀「…電。」

電「けが人さんなのです!乱暴はいけないのです…」


加賀「…」チッ


ばつが悪いのだろう。
舌打ちを残して彼女は出ていく。

Blaze「Hey!」ビシュ


俺は彼女を呼びとめる。
振り向いた彼女に、あれを投げつける。

加賀「…」パシッ


Blaze「Cool a head.」


加賀「…」

加賀「舐められたものですね…この加賀を、チョコ一枚で…」

加賀「こんなもので籠絡しようなどと。」カサカサ

加賀「でひゅが…まぁいひゃらいれおりあす…」モッチャモッチャ


バタン



Blaze「・・・・」

電「?」



(やはり子供にはチョコレートだ。)


電「ブレイズさんは何をやっていたのですか?」

Blaze「…」



Blaze「…」スッ

電「くれるのですか?」

Blaze「…」コクッ

電「ありがとうなのです!」カサカサ

電「…」モッチャモッチャ



Blaze「Good job.ナノデス」

電「?」モッチャモッチャ


(間違いない…買い溜めておこう。)


ここに来て十日、青い袴の女の襲来から四日。
小人との約束の日が来た。

実はここ毎日、夜にはニマッフが来ていた
最初の頃はドアを開けて確認するだけだったが。
今ではしっかり居座るようになってしまった。

暁・響・雷・電・睦月「…」グー

ホーショーに連れ帰るように頼んだものの。

鳳翔「ふふ…まるでお兄ちゃんですね…Brotherです。」

鳳翔「Be me gestです!だいぶ上達したんですよ?Good night Blaze.」(お任せします/おやすみなさい)


(困ったものだ…)

寝かしつけるのに、だいぶ時間を要した。
彼女たちは好奇心の塊の様で、再三英語の勉強や俺の昔話をせがんできた。
特にグリムの上でカークがうんちを漏らした話などは、バカ受けだった。

(微笑ましい限りだ…)

彼女等の頭を優しく撫でて立ち上がる。

起こさぬように、工廠へと向かう。


訂正
Be me gest→Be my guestです


鎮守府の入り口には小人がいた。

キタデス

俺は小人の後を追って工廠へ入る。

「よく来てくれた。」



そこにはほかの小人より一回り大きい小人がいた。

「まぁ座れや…あぁ意思の疎通は出来るから心配すんな。」


(言われてみれば…わかるな。)


ヴァルカン「俺のことはヴァルカンと呼んでくれ。」

小人は自己紹介をしながら箱に飛び乗り、手で着席を促す。


さて…話を始めようか…

それで…俺に何の用だ小人さん…

妖精だ…

・・・ヴァルカン

まぁいい…

お前の機体を調べた…同じものを造ろうとしてな…

ほぅ…それで?

造れたのは機関銃の弾丸、燃料だけだった…

だろうな…

俺たち妖精は、既存の者の小型化は得意なんだが…新規はな…

特にエレキテルはからっきしだ…魔法だなあれは…

妖精といっても人と変わらないのな…

そんなことは無い、お前らより器用で仕事も早い…何より長生きだ…

・・・・同じものを造って…どうする気だった?

戦うのさ…あの子たちと一緒にな…

戦う?

そうだ…最近の事だ、深海棲艦の力が日に日に強まってきた

・・・

強い力が必要だったんだ…俺たちには…

で?俺に愚痴を聞いてほしかったのか?

違う…

・・・

こっちの取引材料は、ここで働いていない他の妖精の労働力の提供だ

・・もちろん工廠にあるものは全部作れる、お前の弾丸も燃料もな…

それを念頭に置いて聞いてくれ…





ブレイズ…あんたにはスパイと破壊活動を行って欲しい…

ほぅ…

最近の事だ…妖精には妖精間の連絡網があるんだが…

中央との連絡が途切れた…

・・・

艦娘というのは、海上で拾うか中央から送られてくるか…この二つの場合に現れる

中央に資材を送れば、資材に相応の装備と艦娘としての力を持つ女の子がな。

海上は?

知らん

・・・

そう変な顔をするな…妖精にもカーストがあるんだ

上の連中…つまり中央の奴等なら知っているかもしれん…

話をもどそう…

その前に聞かせろ、彼女たちのあの戦闘能力は生まれ持ったものなのか?

違う、艦娘に求められるのは、装備への適性だけで、中身は普通の女の子だ

装備は適合者に妖精の加護とベースとなった兵器の記憶を与える

という事は、戦車や戦闘機も装備できるのか…?

可能だ。

何故やらない?

敵は海上だ、陸上に深海棲艦はいない・・・まぁ、必要になれば作られるんじゃないか?

適合しなかった艦娘はどうなる?

・・・秘密を話さないという書類に一筆して、大金を抱かせて野に放す…と言われている

言われている?

眉唾ものだ…もしかしたら殺されているかもしれんな…

・・・

今度こそ話を戻すぞ

その連絡が切れたのと同時期なんだよ…深海棲艦の脅威が増したのは…

・・・不自然と思わないか?

それで…俺に中央に潜れと?

そうだ…協力は惜しまない


断る

何故だ?

メリットが無いな…

妖精は農耕もできるし大工もできる、お前がここで暮らすための全てを賄ってやると言っているんだ

なんだと!!妖精はそんなこともできるのか!!

言ってなかったか?

あぁ…

そいつはすまんかった…

それで?やってくれるのか?

良いだろう…

じゃあ早速飛んでもらおうか

待て、ひとつ問題がある。

なんだ?

提督だ、俺は奴にも助力を求められている。

無視できんのか?

借りがある。

・・・律儀な奴だな。

安心しろ、彼はこっち側だ。

味方か?

利害の一致というものさ。

なるほどな…



それで?何をしろと?

先ほど、夜間偵察飛行を終えた奴から聞いた話だ

ここから南西に300kmの地点で、こちらに向かう深海棲艦の艦隊を発見した

こいつらを撃滅してほしい

撃滅だと?ミサイルは数発しかないぞ。

大きな機関銃があるじゃないか。

それでも敵に与えるダメージは小さなものだった。

安心しろ、お前の機関銃は俺たちが少しいじった。

ベースは紫電改。

そしてお前の大きな機関銃…いや機関砲は紫電改よりはるかに大きい。

妖精の艦載機の豆鉄砲が効くんだ…これは新たな脅威だ…

効かないわけがない…

待て…俺は適合者じゃないぞ?

適合者?あぁ…それな…

船は唯一無二だが、艦載機は沢山ある。

船に魂が宿るように、艦載機にも魂が宿る。

船には船の歴史が色濃く残るが、艦載機には搭乗者の歴史が色濃く残る。

つまりだ…紫電改の搭乗者を乗せれば、適合云々じゃなくなるんだよ。

無茶苦茶だ…

なんとでもいえ、俺らの間じゃ常識だ…


さぁ…これに着替えろ…

・・・この胸ポッケはなんだ?

そこに妖精が入る。

このアップリケは?

俺たちが信仰する神様、エラー娘様だ。

お前を運命から守るかもしれないし、地獄の底に叩き落とすかもしれない

難儀な女神様だな

女神様なんて浮気なもんさ…

でも、諦めずに頑張れば…きっと微笑んでくれるぜ?

なるほどな…

さぁ…行け…整備は終わってる…















ナオシ!!!新入りだ!!!頼んだぞ!!!




一旦ここまでです

ひとつ聞きたいんですが、やはりスレをまたぐときは1000までいった方がいいんでしょうか?

そうですか。
何分、三分の一も書ききれないうちに350まで来たので…
このまま続け那須


ナオシと呼ばれた妖精。
彼を胸ポケットに入れ、エンジンを始動する。

大きな音と共に、工廠の裏に通ずる扉が開かれた。

(なるほど…機体はここから入れたのか。)

テメーハツニンムダカラッテモラスンジャネエゾ

Blaze「Don't worry.」

ナオシの小言を流しつつ、機器のチェックを行う。

(よし…問題ない…)

機体を前へと進ませる。

空には満天の星、この光景だけはどこで見ようとも変わらない。

(垂直離着陸式でよかった…)

大きな音をたてて空中へと浮き上がる。
風によって森が騒がしくなる。
実に十日ぶりの空である。

どこか心が躍るのは、星空のせいだろうか。
はたまた戦闘機乗りとして必要とされたからであろうか。
どこか複雑でありつつ、満たされた想いを抱きつつ無線に呼びかける。





Blaze「This is Blaze.I'm take off now!」(こちらブレイズ。離陸する!)


思わぬ返答。


Vulcan「This is Vulcan.Blaze,cleared for takeoff.(こちらヴァルカン。ブレイズ、離陸を許可する)


カタカタ…

電「うみゅ…」

電「はれ?ブレイズさん・・・・はにゃ!!」

電「みんな起きるのです!!ブレイズさんがいないのです!!」

雷「ぅ…はううぅぅ…」

響「шумный…」(うるさい)

暁「zzz....」

睦月「ん~」

電「もういいのです!!電一人で探すのです!!!」トテテテテテテ



ゴォォォォ


電「うにゃ!!!この音はなんなのです!!」トタトタトタ



電「お外…靴履かなきゃ…」ウンショ


赤城「…」

加賀「…」

電「あれ?空母さんなのです。」

赤城「あら、電ちゃんも見に来たの?」

電「見に来たって…」

赤城「ほら…あれ…たぶんあの人じゃないかしら?」

電「ブレイズさんですか?」

赤城「もうすぐ飛び立つわ…」

加賀「チッ…一足遅かったようね…」


赤城が指差す先に巨大な浮遊物。


電「黒い…鳥…?」

赤城「えぇ…第六駆逐隊を救った黒い鳥さん…伝えていませんでしたか?」

電「…」

電は呆けた表情で黒き鳥を見つめる。


―Oh!ナノデス!sorry.―


電「ブレイズさん…」

電「あ…あなたが…あの時の黒い鳥さんなのです?」


疑問は闇へと溶けてゆく。




ドタドタドタドタ

雷「ちょっと!この音なんなのよ!!」

響「шумный!」(うるさい!)

暁「な!何よ!敵襲!?」

睦月「ぶ、ぶれいずさんがいないのです!!」


電「もう!!みんな遅いのです!!」プンスコ



赤城「ふふふ…駆逐艦は元気ですね…」

赤城「それに比べて…」チラッ

赤城「加賀さんは怖い顔をしてますね…」

加賀「赤城さん…」

赤城「悪い人では無いと思いますよ?」

加賀「…根拠がありません。」

赤城「あらぁ、根拠ならここにあるじゃないですか?」

加賀「は?」



電「みんな起こしたのに起きなかったのです!!」

雷「もう少し強く起こしなさいよ!」

響「眠い…」

暁「レ、レディは二度寝なんかしないんだから!!」ショボショボ

睦月「あわわわ…どーしましょー…」



赤城「悪い人に子供はなつきませんよ…」

加賀「…私は悪い人って言いたいんですか………」

赤城「加賀さんはもう少し笑う事から始めましょうか…」

加賀「…」

加賀「…」ニタァ

赤城「…」

加賀「…」ニタァ

赤城(どうしましょう…すごく恐いわ…)

加賀「…」ニタァ




北上「ありゃりゃ…すごい音だねぇ…」

大井(堕ちろ…)

北上「…」タタタタ


大井「あれ?北上さん?」




北上「…」ゴソゴソ

大井「北上さん?何してるの?」

北上「んー?ダンナ怪我してたら手当しなきゃいけないでしょー」

大井「」

北上「その用意だよー」

大井「」

北上「よしできた…ねよねよー」

大井「」

北上「zzz...」




大井「私が堕とさなきゃ…」



鳳翔「…」

翔鶴「…」


提督「心配かね?」

翔鶴「提督…お騒がせしました。」

提督「おぬしらでは無かろう…」

鳳翔「…」

提督「なぁに…心配いらぬさ…」

提督「それにここで死ぬなら、それまでの奴だという事だ。」

鳳翔「…」キッ

提督「なんじゃ?」

鳳翔「失礼いたします…」


翔鶴「あっ!鳳翔さん!?」

提督「よいよい。」

提督「奴もおなごじゃからな…」

翔鶴「え?」

提督「いずれわかるようになる…」

提督「いや…わかる世にするさ…彼奴とな…」

翔鶴「?」

提督(さて…どれほどの戦果を挙げるのやら…)


Blaze「レーダーに反応アリ…」

Vulcan『目視は出来そうか?』

Blaze「このままの速度であれば、朝焼けと共に対面というところだな…」

Vulcan『了解、交戦の判断は任せる。』

Blaze「OK。」


もうすぐ夜が明ける。
妖精と話していた時間は思ったよりも長がったみたいだ。

オウ!オマエナマエハ?

Blaze「ブレイズだ。」

オレハカンノタイイダ
クウセンニジシンハアルカ?

Blaze「多少な。」



ソウカ、オチタラコロス


Blaze「落ちれば大尉殿もろともフカの餌であります。」


マエミロ、クルゾ。

(4人か…)

パワーレバーを引き減速。
操縦桿を倒し高度を下げる


(多少距離はあるが…いける…)



暁の空に、爆音が鳴り響いた。

今日はここまでです。

フィクションなので、妖精さん凄いなぁで目をつぶってほしいです。


オイオイ…コイツハバカヤローダナ・・・
テキガコッパミジンダゼ…

Blaze「………」


敵と遭遇して、発砲した回数は3回。
以前倒したときには、対空対艦ミサイルを一発づつ使った。
それでやっと対応できた。
それに対し今回は機関砲のみ。
前回は牽制のみにしか使えなかった機関砲が敵をミンチにした。

マサカヨウセイノチカラガココマデトハナ・・・

(おいおい…これじゃあまるで…)
(俺が化物じゃないか…)

ホラッ!!ボサットスンナ!!バカヤロー!!
キトウダ!!


Blaze「あぁ…」


俺は航路を引き返す。

(こいつは…使い方を間違えればとんでもないことになる…)
(おやじさん…ナガセ、グリム、スノー大尉…チョッパー…)
(俺はもしかすると・・・・)
(本物の悪魔になったかもしれん…)








「・・・・青葉…帰ろうよ…やばいって…」
「す…すくーぷです…
「…なんだかボク…呪われそうな気がするよ…」
「それいただきます…題して…」
「北方の悪魔…」
「北方?」
「あっちは北ですよね…」
「なるほど…」


Vulcan『おう、俺だ。着陸を許可する。』

Blaze「了解。」

Vulcan『喜べ、たくさんのギャラリーがいるぞ。」

Blaze「?」


下を覗くと、提督と弓を構えた御嬢さん方。
その後方にニマッフやキタカミなどがいた。
着陸を終え、妖精たちが用意してくれたのだろう梯子から下に降りる。
そしてすぐさま両手をあげる。

加賀「よくもまぁのこのこと!!」キリキリ

瑞鶴「恨みは倍返しよ!!懲罰房にぶち込んでやる!!」キリキリ

鳳翔「…」キリキリ

翔鶴「それは自分の責任でしょうに…」

赤城「提督?いかがいたしますか?」

提督「…」


提督は一歩前に出て、敬礼を見せる。
俺もすかさず返礼する。


瑞鶴「んなっ!!」

提督「ご苦労。出撃したからには戦果があるのだろうな?」

Blaze「こちらに向かっていた敵艦隊を沈めた。」

提督「ほぉ…やるではないか…。」

提督「私は勝手な行動にはそれ相応の実績を求めるのだが、それがあるのなら特に言うことは無い。」

提督「だが次に行くときは事前に声をかけてくれ。」

提督「このように物騒になってしまうでな。」

Blaze「了解。」

提督「ほら、帰るぞ。」

提督は踵を返す。

赤城「はい。」

翔鶴「失礼します。」ペコッ

加賀「チッ…」

瑞鶴「え!ちょっと待って下さいよ!!」


弓を持つ人たちは各々の反応を見せて、提督に続いて行った。

ただ一人を除いて。
鳳翔「…」キリキリ

Blaze「ホーショー…」





赤城「提督…」

提督「まぁ…殺しゃせんじゃろ…」


Blaze「…」

鳳翔「…」キリキリ


ニマッフ「あわわわわわ…」

北上(鳳翔さんが怒ってるところ初めて見た…)


鳳翔「もう一度…あなたを射抜けば無理はしなくなるでしょうか…」キリキリ

Blaze「What?」


彼女は俺の目を見据えて話す。
勿論弓は降ろさずに。


ヴァルカン「通訳してやるよBlaze。」

そう言って肩に乗ってきたのはここの妖精の長。

ヴァルカン「お前がもっかい怪我すれば頭は冷えるかってさ。」

BLaze「I'm sorry.However, there was no help for it.」(すみません。しかし仕方が無かった。)


ヴァルカン「仕方が無かったんだと。」

鳳翔「仕方がない…?あなたの怪我は本来あと十日は安静にしなければならないんですよ?」キリキリ

ヴァルカン「安静にしとかないと駄目だってよ。」

Blaze「But it's okay.」(でも大丈夫。)

鳳翔「!」

鳳翔「あなたという人は!」

鳳翔「…」キッ


(あっ、弓降ろした。)

弓を降ろした彼女はこちらに近寄ってくる。
俺の前に立つと手を振りかぶる。


バチーン!!

ニマッフ「あ!!」

北上「あちゃあ…」



鳳翔「あなたはそれでいいのかもしれない!!」

鳳翔「しかし少しでも待つ方の事も考えてください!!」

鳳翔「もう…知らない仲じゃないんですから…」

Blaze「」ポカーン

鳳翔「失礼します。」


そう言うと彼女は俺に背を向けて去ってゆく。







雷「ねぇ…」

暁「うん…初めて見た…」

響「…」

電「鳳翔さん…泣いていたのです…」

睦月「うみゅ…」



呆けていると、キタカミが近寄ってきた。

北上「ほーら、包帯代えるよ。座って座って。」


キタカミは適当な木箱に俺を座らせる。
半ば強引に俺の服を剥ぎ取り、包帯を代え始める。


北上「ダンナさぁ…」

北上「女泣かせちゃいけないよ…」

ヴァルカン「女を泣かせんなってよ。」

Blaze「....Sorry.」


それからしばらくしても、俺は木箱に座っていた。


今日はここまでです。
冬イベもうすぐですね、新しい艦娘がとても楽しみです。

イベントか………定期テストなければな(泣)
あ、エスコン5クリアしますた

1はACインフィニティやってるのかな?
ラーズグリーズが開催されてたけど


あれから数十分、ただ木箱に座っていた。
ニマッフはキタカミに睨まれて帰った。


北上「ほら…もう行くよ。」

キタカミに促され木箱から立ち上がる。

北上「一緒に謝ってあげるから…」

ヴァルカン「一緒に謝ってやるってよ。」

Blaze「Don't worry.」

(そんなことさせたら、俺のプライドがずたぼろだ…)

Blaze「つかお前いつまでいるの?」

ヴァルカン「もう帰るよ。」


ヴァルカンは俺の肩から降りて、工廠に戻った。


北上「行こう。」

キタカミに手を引かれ、鎮守府へ向かう。


(何とかしてホーショーに許してほしい…)
(どうすればいいだろうか…)

抱きしめて熱い言葉でもかけてやれば?


ここから人物・行動などを安価で決めることがあります。
理由は面白そうだったから。
ACクロスと言っても、日常をおろそかにすれば内容が薄くなると思うんで。
そして何より、ユーモアは大事だと思うんで



鎮守府を練り歩きながら考える。

(といっても女性が喜ぶものとはなんだろう…)
(恥ずかしい話だが、俺には交際経験が無い。)
(ナガセあたりなら…拳銃とか喜ぶのかな。)
(ホーショーに拳銃あげたらどうだろう。)


――――
―――
――


ホーショー「これは…マカロフですか?」

ホーショー「少し私には大きいですね…」

ホーショー「できればワルサ―なんかが好きなんですけど…」

ホーショー「いえ…せっかくですのでもらっておきます…」

ホーショー「ありがとうございます。」


――
―――
――――







(ないな…)
(専門は専門家だな…)
(助力を求めよう)



安価
>>398

物語に出てきた艦娘のみ
※段ボール組は卯月のみ可

ミスった安価
>>402

睦月



(睦月…)
(あいつは使えるかな…)
(言葉が通じんな…ヴァルカンを連れて来よう…)



Blaze「という事だ、頼むぞ。」

ヴァルカン「俺も暇じゃないのよ?」

Blaze「わかっているさ…ただ恩をあだで返すわけにはいかん。」

ヴァルカン「律儀だねぇ…」

Blaze「行くぞ…」




コンコン
ハーイ
ガチャ


睦月「あれ?ブレイズさんと妖精さん?睦月に何か用ですか?」


ヤンヤヤンヤ


睦月「なるほど…いいですよ!睦月にお任せください!!」

睦月「鳳翔さんもかなーり落ち込んでましたから!!元気を出してほしいのです!!」


Blaze「Thank you.」

睦月「それではですね…」



安価下
行く場所


いちいちヴァルカン「」とか書くのが面倒なので、普通に会話させますが脳内補完お願いします。
前に本編を進めてほしいというご要望がありました。
念のために言うのですが、これはしっかり本編なのでご安心ください。




睦月「町に行きましょう、ここでは手に入らないものがたくさんあります!」

Blaze「それはいいが…艦娘は外に出られるのか?」

睦月「提督に申請すれば大丈夫です!」

睦月「別に責任者がいるのですが…ブレイズさんがいるので大丈夫だと思います。」

Blaze「わかった。頼んだよ。」

睦月「それじゃあ準備するので、30分下さい。」

Blaze「そんなに長いのか!?」

睦月「うにゅ…一応女の子なのですよ…」

Blaze「すまん。」

睦月「それでは、30分後に、鎮守府正門で!」

睦月「あっ、あと車は運転できますか?」

Blaze「あぁ…」

睦月「わかりました!それでは!」

バタン



ヴァルカン「…はぁ」

Blaze「どうした?不景気だな?」

ヴァルカン「いや…あの姿を見ると思うとな…」

Blaze「あの姿?」

ヴァルカン「いや…」

ヴァルカン「むしろ好都合かもな…現実を直視するためには…」

Blaze「何のことだ?」

ヴァルカン「今にわかる…」



俺は自室に戻り、先日返された拳銃を見えない様に懐に入れる。



ヴァルカン「物騒だな…」

Blaze「念のためだ。」





暗号というわけではないですが、なんとなく隠語っぽくしたかっただけです。
シャワー浴びてきます。

安価下
B or C or L

安価下二つ
G or S or W




「おまたせしましたー。」

鎮守府前で待っていると、睦月がやや駆け足で寄ってきた。
春先に映える若草色のワンピースに、手作り感のある小さなポシェット。

間違いない、町で声をかけられるかもしれない。

それほどに可憐な少女。
しかしながら明らかにおかしいものが、彼女にはついていた。



Blaze「What is it...」(何だそれは…)


彼女の両足首をつなぐ足かせ。
ジャラジャラと音をたてて存在感を主張する。


睦月「うにゃあ…ちょっと遅刻かなぁ…」

睦月「ブレイズさん!!これ!!」


いまだ現状を飲み込めないうちに渡されたのは、6発弾倉のリボルバー。
柔らかな表情で差出す彼女。
その口から発せられた言葉に、俺は愕然とした。





睦月「ブレイズさん。」




睦月「睦月が悪い子だったら、これで撃ってください。」


ヴァルカン「だから言っただろう…見りゃわかるって…」

唾を飲み込む、状況が呑み込めない。

Blaze「睦月…」

睦月「うにゅ?」

Blaze「それはなんだ…」


睦月「…外出許可証です。」

睦月「睦月たちはお国の物なので、これを付けないと駄目なのです。」

睦月「どうしたのですか?」


これが当然だ。
彼女の目線はそう言わんばかりに、俺の目を貫いた。



Blaze「This country rots.」(この国は腐ってる…)

ヴァルカン「This is reality.」(これが現実だ)

Blaze「Can you break it?」(壊せるか?)

ヴァルカン「Of course.」

睦月「うにゅう…妖精さんと何話してるですか?」

睦月「睦月も仲間に入れてください!!」


そう言って俺のそばまで寄る。

Blaze「OK.」

俺は彼女の脇の下に手を入れて、一気に持ち上げる。

睦月「うにゃあ!!!何するですか!!」


暴れる彼女を無視して工廠へと向かう。

Blaze「Let's go Vulcan.」







???「…」


カーンカーン

睦月「んな!!何してるですかぁ!!」

工廠に彼女を連れて行き、足かせを外させる。
途端に彼女は焦りだす。
怒られてしまうと。


(喜ぶのではなく、怒られることを恐れる…か…)
(まさに奴隷だな。)


ところで彼女の持ってきたものは銃だけでは無かった。
番号の書かれた車のキー、おそらく外出用だろう。

Blaze「それは不愉快だから外す。」

睦月「そんなぁ!睦月が怒られちゃいます!!」

Blaze「全部俺のせいだから。」

BLaze「ヴァルカン、車を回してくる。」

ヴァルカン「おうよ。」




睦月「およよ…大変なことになるのです…」





駐車場に向かう途中、あの女を見た。
この前俺に詰め寄ってきた女とそいつとよくいる女。


加賀「…」
赤城「…」


(…いつもと恰好が違うな……)
(奴も外出か…)
(それにしては…外出許可証とやらを付けてないな…)
(まぁいい・・・)

俺は駐車場へと急ぐ。



右ハンドルに戸惑いつつも、工廠前まで車を動かした。
車から降り、工廠内に入る。
そこにいたのは可憐な少女。

睦月「…」

Blaze「It's cute.」

ヴァルカン「可愛いとさ。」

睦月「…」プイッ


睦月「睦月はどうなっても知らないのです…」


ヴァルカン「ブレイズ、どうなるかは知らんぞ?」

Blaze「俺も知らん。」



半ば強引に睦月を助手席に乗せて街を目指す。


Blaze「そういえばお前らは大丈夫なのか?街に出て。」

ヴァルカン「妖精は艦娘と一部の提督にしか見えない。」

Blaze「そうか…」


Blaze「さて睦月…どこに向かおうか?」


睦月「…」

Blaze「おいおい…機嫌を直してくれ。困ったな…」

睦月「どこでもいいですか…」

Blaze「おういいぞ、金もたんまりある。」


ヴァルカン「俺が稼いだ金だけどな。」

Blaze「お前の手伝いに対する、正当な対価だ。」

睦月「それじゃあ…」


睦月「安価下」




あと三回



睦月「遊園地に行ってみたいのです…」

Blaze「おういいぞ。」

睦月「本当ですか!!」

Blaze「おう。」


車を走らせること一時間。
大規模なテーマパークについた。



_人人 人人_
>ネズミーランド<
 ̄Y^Y^Y^Y ̄



睦月「うわぁー」

睦月「きれいなのです…」


丁度開園時間だったのかもしれない、空に数えきれないほどの風船が飛び立った。
それを見上げる睦月、その姿は周りの子供と相違ない。

Blaze「さぁ行こう…」

睦月「はい!!」



チケット売り場に行くと、綺麗な女性がいた。

「ネズミーランドへようこそ!!」
「あらっ!かわいい子ですね!お子さんですか?」

睦月「あ…えと…」チラッ

Blaze「何と言っている?」ヒソヒソ

ヴァルカン「家族かって」ヒソヒソ



俺は睦月の頭をくしゃくしゃと撫でる。

睦月「うにゅ…」

Blaze「Yes my family!」

睦月「?」

Blaze「支払いを頼むぞ。」

俺は彼女に自分の財布を渡す。

睦月「あっ…はい。」


「楽しんでください!!」


Blaze「行こうか…」


睦月「…」

頭を撫でてくれた時、ブレイズさんはなんといったのだろう?
娘…

睦月「妖精さん、ブレイズさんはなんと言ったのですか?」

ヴァルカン「お前さんは俺の家族だと。」

睦月「家族…」

Blaze「ほら、はぐれないように…」

ブレイズさんはそう言って手を差出してくれた。

睦月「…」

黙って繋ぐと、睦月を軽く引っ張って歩いていく。
如月ちゃんたちとは違う大きな手。


大きくて…暖かい手…






(べーよ…やべー…)
(めっちゃ柔らかい…)
(ちっちゃ!ちっちゃ!!)
(…どこへ行こうか)



1、インリン・ジョーイ「ジェットコースター」

2、デッド・ホスピタル「お化け屋敷」

3、ネズミレストラン「食事」

4、魔法のワンダーワールド「ショー」

5、海底3万マイル「海に潜る奴」

6、ジ・アース「観覧車」



安価下三まで


睦月「およよ?あれはなんですか?」

Blaze「ジェットコースターだ。知らないのか?」

睦月「…艦娘は基本的に遊行施設への立ち入りはできないのです…」

Blaze「…」

Blaze「ジェットコースターに行こう。」

睦月「だからそれはなんなのですか?」

Blaze「楽しいぞ、空を飛べる。」

睦月「えぇ!!そ、空を!!」

睦月「ほ、本当ですか!?」

Blaze「あぁ…鳥のように高いところまでいけるんだ。」

Blaze「乗りたいか?」

睦月「…」コクコク


Blaze「ほら、並ぶぞ。」



・・・


ガタンガタン
ゴトンゴトン

睦月「うわー高い…すごく高いのです!!」

睦月「もうすぐ頂上です!!道がありません!!」

睦月「飛ぶんですね!飛ぶんですね!!!」

Blaze「そういえば言い忘れてたんだが…」

睦月「?」

Blaze「鳥もな…」


ガタ…



Blaze「落ちることがあるんだぜ。」

睦月「ふぇ?それはどう――ゴオオオオオオオォォッォオォオォォォォォッォ!!!!!




睦月「ぎににゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


あああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああぁぁぁ!!!!!


ああああぁぁあっぁぁあぁぁ!!!


ぁぁぁぁ





・・・


睦月「うぅう…」

Blaze「HAHAHAHAHA!!!!」

睦月「酷い…睦月は信じてたのに…しんじてたのにぃ…」

Blaze「もう一回乗るか?」

睦月「いやです…舌かみまふ…」

Blaze「…」

睦月「…」

Blaze「さて…飯はまだかな…」

睦月「うにゃああああぁぁぁ!!!!」


・・・・


(子供って基本美味しいもので黙るな…)

睦月「…」モッキュモッキュ

睦月「おいひいでふ」モッキュモッキュ

Blaze「口に入れて話すな…」

睦月「ふぁい…」モッキュモッキュモッキュ

Blaze「ほら…口についてるぞ…」フキフキ

睦月「ん…」

睦月「…」

Blaze「どうした?」

睦月「いえ…」

Blaze「変な奴だ…」
















オキャクサマ・・・モウカンベンシテクダサイ・・・
マダヨ・・・タリナイワ!!
アカギサン、ソノニクハユズレマセン・・・





あの後、たくさんの施設を回りました。
お化け屋敷では、怖くてずっとブレイズさんにくっついて。
ブレイズさんは無理に引き離さないで、睦月の頭を撫でてくれました。
時々、ビクッってなってたのをからかうと、頭をぐわんぐわんって…


海の中に潜る乗り物は、水の中にたくさんのお魚がいました。
赤いお魚、青いお魚、黄色いお魚。
でっかいイカさんが出てきたときはびっくりしたのです。
ブレイズさんはそんな私を見てずっと笑ってて…


何かのショーも見ました。
綺麗なお姉さんたちが躍ってて…
水がばしゃ―ってなって、火がぶわーってなって…
それで…それで…
隣にいた子をみたら…






睦月より小さな子が、お母さんと笑っていました…













睦月「綺麗…」
睦月「睦月はこの町を守るために戦っていたのですね…」


鎮守府を出てきたのは丁度昼前。
今はもう夕方だ。
しかし夕日がいいスパイスとなって、町を色づけていた。

(そういえばホーショーの事を忘れていた・・・)
(まぁいい…)

そんなこと思っていると、今まで窓の外を見ていた睦月がこちらを向いた。
どこかはかなげな眼が俺を捉える。




睦月「…」

睦月「ブレイズさんは、軍人さんなのですか?」

Blaze「まぁな…」

睦月「戦争はしたことがありますか?」

Blaze「あぁ…」

睦月「何故戦うのですか?」

随分と哲学的であり簡素でもある質問だ。
適当にはぐらかすこともできただろう、しかし俺はしなかった。
目の前の少女は真剣である、それがひしひしと伝わってきたからだ。



Blaze「故郷には家族がいたからな…敵国に殺されるかもしれない・・・」

Blaze「あとは…そうだ、仲間の為だ…」

Blaze「仲間は間接的に俺を守ってくれる…だから俺もそいつを守る…」

Blaze「そんなところだ…」





睦月「今日…」

Blaze「ん?」

睦月「今日…睦月ぐらいの子がたくさんいました…」

Blaze「そうだな…」

睦月「お母さんやお父さんといました…」

Blaze「…そうだったな。」


彼女は俯く。
手は固く握られていた。


睦月「睦月はお父さんの顔もお母さんの顔も知りません…」

睦月「だから…なのでしょうか…」

睦月「それとも…兵器だからでしょうか…」

睦月「睦月は…睦月は…」



睦月「あの…子供たちが…」





睦月「憎いです…」




Blaze「…」

強く握られた手は、服にしわを作っていた。
気丈に振る舞わんとした声は、震えていた。





睦月「毎日綺麗な服を着て、毎日綺麗な靴を履いて、当たり前のようにパパやママがいる…」

睦月「学校に行けて…平和で…」

睦月「睦月たちのあこがれをみんな持ってる…」


睦月「睦月は…」

睦月「睦月はあの子たちよりも多くの物を買えます…」

睦月「睦月はあの子たちよりもずぅっと苦労してます。」

睦月「睦月はお国の為に頑張っています・・・・」

睦月「でも…でも・・・・」




睦月「なんにも…うれしぐない…」グスッ




あげられた顔は涙で濡れていた。



Blaze「っ!!」


俺は抱きしめずにはいられなかった。
彼女の横に移動して、すぐさま抱きしめる。
ひび割れた彼女の心という器から、彼女が零れ落ちぬように強く。
ただ強く。


睦月「こんな思い…するならぁ…」

睦月「睦月は…むつきはぁ…」




睦月「うまれたくなんかなかったぁ!!」



やがて彼女は大声で泣き出した。
しがみつく彼女の手の力は強い。
胸の中でただ泣き続ける彼女。
きっと誰に言うでもなく、抱え続けてきたのだろう。


Blaze「・・・」


この国は言わせてしまった。
格差が、欲望が。
子供に決して言わせてはならない言葉を。

未来ある子供が学ばねばならない事。
それは自分が自分であるが故にここにいてもいいという自覚。
優秀でなくとも、醜くあろうとも。
その自覚こそが生きる糧となり、未来を切り開く自信となる。
そしてそれは愛情からしか学べない。

この国はそれを教える親を奪い、力を押し付けた。
知恵無き子供に、かりそめの自由と富と作られた幸せで縛り上げた。

しかしその空虚な自由は、いずれ形のある不自由によって埋め尽くされる。
幸せは不幸せだと気づいたとき、絶望の底に叩き落とされる。

自由なき自由など自由ではない

このツケは払わねばならない。

違う。

払わせなければならない。

彼女等の手ではいけない。
憎しみで振るう刃は、終わりのない連鎖を作る。


第三者の手でなければならない。

やらねば…俺がやらねば…


だがしかし…

今はただこの少女を抱き続ける。

赤く照らされた、この大きな観覧車の一室で。








今日は(とっくに日をまたいでいるけど)ここまでです。


俺は今、泣き疲れて眠った睦月を背負い車に向かっていた。
帰ったら、提督を問い詰めよう…現実は聞いていたよりも血生臭いのだから。

しかし車の近くには厄介な奴等がいた。

赤城「…」
加賀「…」


Blaze「…監視か」

ヴァルカン「尾行されてたか…まぁ妥当だな…」

Blaze「そういえば奴等駐車場にいたな…」

ヴァルカン「マヌケ、なんで言わなかった。」

Blaze「奴等は足かせを付けていなかったんだ。」

ヴァルカン「…そういう艦娘もいるんだよ、察しろバカ。」

Blaze「バカとはなんだハゲ。」

ヴァルカン「ハゲは関係ないだろ!」クワッ!!


赤城「!!…今何か聞こえませんでした?」
加賀「…さぁ?」


Blaze「…このくそハゲ」
ヴァルカン「今のはすまん、だがハゲ言うな。」

Blaze「それよりも足かせの件…ばれたらどうなる?」

ヴァルカン「その子が銃を渡してきただろう?悪い子だったら撃って下さいと。」

ヴァルカン「足かせとるっつーのは悪い子だな…」


ヴァルカンは指でピストルのポーズをとる。


Blaze「クソ野郎…」

ヴァルカン「ところでブレイズ…」

Blaze「なんだ…」

ヴァルカン「俺等妖精は一週間も工廠にこもって何をやっていたと思う?」

Blaze「そんなこと話している場合か…」

ヴァルカン「こんな時だからこそだよ。それでどうだ?」

Blaze「知るか、俺の機体を調べてたんじゃないのか。」

ヴァルカン「非効率だな…とりあえず走るぞ…」

Blaze「はっ?」

ヴァルカン「ここから南に10キロぐらいだ…埠頭がある…」

ヴァルカン「その子を戦場に戻したくないのなら、俺を信じてそこまで走れ…」

Blaze「奴等はどうする…」

ヴァルカン「ほっとけ、妖精の加護の無い奴等はただの女だ…」

ヴァルカン「ただ…車はつぶしたいな…奴等たぶんスぺアキーを持ってるだろう…。」

Blaze「まかせろ…打ち抜いてやる…」


リボルバーを抜き、タイヤに狙いを定める。




Blaze「…」チャキ

ヴァルカン「…」

Blaze「…」

ヴァルカン「…どうした?早く撃て。」

Blaze「ヴァルカン。」

ヴァルカン「あ?」

Blaze「こんな時に言うのもなんだがな…俺は空戦のプロだ。」

ヴァルカン「?」

Blaze「機銃のみでも、5~6機ぐらい落とせる自信がある。」

ヴァルカン「それがどうした?」

Blaze「…まぁ…その・・なんだ…」






Blaze「射的はすごく苦手なんだ・・・・」




ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!





加賀「!!!伏せて!!」
赤城「あたっ!!」

加賀「奴等撃ってきた!!」

赤城「加賀さん!!けがは!!」
加賀「大丈夫!!・・・・車も…無事だわ…」

赤城「へ?」

加賀「へったくそね…車で追います、助手席に。」

赤城「わかったわ!」



ヴァルカン「全部撃つ必要があるか!!この馬鹿!!」

ヴァルカン「しかも全部外しやがって!!」



Blaze「…悪かったよ。」

ヴァルカン「うるさい!!走れ!!

ヴァルカン「どこかの小路に入るぞ!!」



ゴミ箱を蹴飛ばし、泥を踏んで小路を走る。


ヴァルカン「走れ走れ走れ!!」

Blaze「別に急がなくても奴等はもう見えない!!」

ヴァルカン「本当にバッカ!!だな!!上を見ろ!!」


上には小型の戦闘機がとんでいる。
俺たちのスピードに合わせて。


Blaze「奴等は妖精の加護受けてないんじゃないのかよ!!」

ヴァルカン「奴らはな!他に追手がいたんだろう!そら走れ!!」

Blaze「妖精は味方じゃないのかよ!!」

ヴァルカン「妖精にも派閥があるんだよ!!そこ右だ!!」

Blaze「こんなんじゃ10キロもたないぞ!!」

ヴァルカン「もたせるんだよ!!」


睦月「うにゅう…騒がしいのです…」

Blaze「Shut up! Sleep!」

睦月「ひえっ!!」

ヴァルカン「嬢ちゃん説明は後だ!!しがみついていろ!!ブレイズ!そこ左だ!」

睦月「およ!およよ!!」

ヴァルカン「落ちるぞ!!」

睦月「は、はい!!」ガシィ!!


赤城と加賀は、戦闘機妖精からの通信を頼りに車を走らせていた。
運転は加賀。
彼女の性格らしい運転というべきか、決して猛スピードで追う事はしなかった。

『ブレイズはなおも小路を南に進んでいます』

加賀「わかったわ、そのまま追って頂戴。」

『はい。」

赤城「南には埠頭しかないですね…」

加賀「心中でもするつもりかしら?」

赤城「笑えない冗談はやめて加賀さん。」

加賀「それはごめんなさい。」

加賀「だったら船で逃げるつもりかしら?」

赤城「定期便はもう無いはず…」

赤城「わからない・・・何故彼等は海へ向かうの?」





その頃…鎮守府では…




ゴゴゴゴゴ

北上「?」
北上「なんか揺れてない?」
大井「そうね…地震かしら?」

提督「おう…地震かの?」
翔鶴「珍しいですね…」


電「あわわ!!地震なのです!!」
暁「おおちおちとけなさい」
響「君がね…」
雷「このくらいならだいじょーぶよ!!」










キタイツミコミカンリョウデス!!
スイーモーンヒラケー
スイモンヒラケー
リョウゲンゼンソクゼンシン!!
リョウゲンヨーソロー


明石「あわわわ・・・・妖精さんの反乱です…てーいーとーく―!!」


カンチョー!!アカシニキヅカレマシタ!!
カマウナ!!ゼンソクゼンシン!!
オキニデルトドウジニ!!センスイスル!!
ミギゲンイッパイ!!
ミギゲーンイッパーイ!!

イザ!!ヤクソクノフトウヘ!!
イザー!!!!!!!!!!!!!!




それから二時間、鬼ごっこは終わりを迎える。
埠頭を一望できる崖にブレイズ達はいた。
招かれざる客と共に…

Blaze「はぁ…はぁ…はぁ…」

睦月「だ、大丈夫ですか!!」

ヴァルカン「なぁに…死にやしないさ…立てブレイズ、奴らが来た。」
ヴァルカン「五つで海に飛び込め…」ボソッ
Blaze「はっ?」


ひとつ



真っ黒な車から降りてきたのは、小銃を手にした二人の女。

赤城「…」
加賀「…」

睦月を背に隠し、懐の銃を彼女等に向ける。

Blaze「Keep away from me!!」(俺に近づくな!!)

俺の声と同時に、髪を片方で結んだ女が銃口をこちらに向ける。



ふたつ


加賀「…」カチャ

赤城「待って!!話し合いの余地はあるはずよ!!」


長髪の女が割って入る。


赤城「ブレイズさんお願いです。おとなしく私たちと鎮守府に戻ってください。」

赤城「今回の件は不問とします、誰も罰しません。」

赤城「お願い…駆逐隊の子たちを助けたあなたを…殺したくはありません。」

Blaze「この子はどうなる…」

赤城「もちろん彼女も不問とします…」

Blaze「無理だな…信用できないそれに…」

Blaze「また戦場へと戻すんだろう?こんな小さい子供を!!」

睦月「!」ビクッ

赤城「それは…」


みっつ


加賀「彼女は兵器よ、戦うことが使命なの。」

Blaze「こんなにも表情豊かな兵器があるか!!」

赤城「!!」


Blaze「この子も!お前らも―――ガゥン!!



弾丸が横を通り過ぎる。
奴だ…髪を結んだ奴。
奴が撃った。


よっつ



赤城「加賀さん!!」

加賀「赤城さん、説得は無駄よ。」

加賀「銃を置いて投降しなさい。」

加賀「命まではとらないであげる。」

加賀「さぁ!早く!!」


Blaze「Can't wait!Fly away!!」(待てない!飛ぶぞ!)

睦月「え?え?」




左手で睦月を掴み崖から飛び降りる。


赤城「いけない!!」

加賀「…」チャキ


ガン!ガン!


(間一髪、射線からは逃れた!!)

睦月「ひにゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!!」



Blaze「Die!!!」

ヴァルカン「下に受け止め係がいる…はず!!!」




「くっ!!!」





1、赤城は飛び降りた
2、加賀は飛び降りた
3、???は飛び降りた

安価下


下で待ってる艦娘
安価下二つ


※あれ?って思う展開ですが、それは後で説明します。


加賀「くっ!!」

赤城「加賀さん!!」


加賀は彼等を追い、海に飛び込む。



加賀「逃がさないわ!!」





もう少しで着水、そんな時に彼女が俺たちを受け止めてくれた。


鳳翔「くうううぅぅぅっぅ…」

Blaze「ホーショー!!」

鳳翔「ブレイズさん…妖精さん…ご無事で…」

ヴァルカン「感動の再会は後だ!!来るぞ!!」


上からは小銃抱えた奴が降ってきた。


ザバアアアァァァァァン



この高さからでは無事では済まないだろう。
というのは一般常識。
彼女等は常識で測れない。


加賀「…」


鳳翔「艦装を!!」

ヴァルカン「うっかりだ…俺としたことが…」

加賀「覚悟はできているんでしょうね…」


鳳翔「このままじゃ…」





(ここまでか…)
















でち公「加賀さん、潜水は初めてでちか?」ザバァ


加賀「は?」


でち公「一名様ご案内でち!」ガシッ


加賀「えっ!!まっ――――



ブクブクブクブク・・・・・・












鳳翔「…」

睦月「」

ヴァルカン「定刻通りだな。」



以下、ブレイズ談

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

奴は俺の目の前で銃を構えていたと思ったら いつのまにか背後にいた少女に海に引きずり込まれた

な…何を言っているのかわからねーと思うが 

俺も何があったのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…クラ―ケンだとか化物だとか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…




ヴァルカン「もうすぐ浮上するぞ…お前の…いや、俺たちの新天地だ…」



数分後、俺たちの前に巨大な潜水艦が浮上した。

いったん休憩です。

???は実は鳳翔さんが出てくる予定でした。
しかし安価で鳳翔さんが出てきたため、安価下の加賀さんが飛び込みました。
でも新キャラっぽいのが出ないのもあれなので、今日の午前中にオリョクルで疲れ果てたでち公さんが出てきました。
以上です。

艤装な


いざ書こうと思ったらあと10分で冬イベントじゃないですか…
これは更新している場合じゃないですね、だって初めてのイベントですもん!!
なので続きは深夜です。



>>387
試験勉強頑張ってください。
私ですか?試験?知らない子ですね。

>>391
エンゼル係数の高い学生ですので、ゲーム機の類は買えないです。
就職したら買います。
ただ、HPはちょくちょく覗いてます。

>>482
ぎ、艤装…
知らない子でした、ありがとうございます。


あと、この後出てくる艦娘を一人安価します。
物語にはいまだ出ておらず、なおかつ海外艦以外です。

安価下

あと二つ下のコンマで加賀さんの艤装を外した状態でのスペック

20以上 一般女性並み
40以上 一般男性並み
60以上 並みの兵士並み
80以上 歴戦の兵士
ゾロ目 スネーク


                . . : : : : : : : : : :ヽ
              /: : : : : : : : : : : : : : \
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
            /:: : ::i: : : : : : : : : : : ::l: : : : : ヽ
            ,: : : : |: : : : : イ: : : : : ::|l: : : : :: :`、
            l: : : : |: : : : / '、: : : : |ヽ: : : : : : }
            |: : ,-、レ、 |/==、 ヾ、 i,,-ヽ : : : ノ
            |:: l  l| ヾl弋シ    延ノハ:: く
            !:: |  | : : |          /:::l : |
           /: : ヽ | : : |     `   ,'.: :l!:: |     エンゲル係数?
           ,: : : : : :|::: ::ト   )ー 。゚ノ: : l: : |    知らない子ですねムシャムシャ
          , : : : : : l| : :/>` ーz ...´:l:: : : |: : |
          } : : : ,.-く_//ー ‐ァ'´!、|:: : :人: :|   , ´ `
        ノ__ / / ノ´   X \ハ `ー -、l  __(´    )
       f´   / / .//.〉  / }___jヽ    /⌒ヾ`ヽ-'
       l  /i  / / /`X/.  ,.j⌒i\\  ゝ __メ  !
       i. </|     l   /  //i  | ヽ. 〉,.~⌒ヽ.\i
.      /  ,.ァノ    l  \// .| .|,. ィ´ ,.  ,. '" `ヽヽ
      / _/ \   /    |___j,.'´__ .. -─ - .. _ ~':,\
.     / / ゝ.  \ィ'      /´           `ヽ. ヽ
    / /    `  _ 〈       |              j   \
   r'_/        〉      ヾ       ,. .r 、    /7⌒ーへ
  /´/        /   ,. -- __ ヽ.   r f | ヽ. ヽ  /ハ     ヽ
  i i          /\_∠ -‐ ´   \  | i ヽ  ヽ ー'ノ j     i
 ̄ | i       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ` |      ___ノ /l     |
  ヽ.       /              `ー~~く__ ノ     /


書き方が悪かったですね、すみません。

鈴谷は登場してるので再安価下です。



あの後、俺たちは浮上した潜水艦の中に入った。
現れたのは、巻雲という少女。
ダボダボの服に眼鏡の少女だ。
ムツキやホーショーには事前に用意された部屋に向かってもらった。

俺はあるモノを用意させてから、自室へと向かう。


数十分後、俺はある部屋の前に立っていた。

Blaze「着換えは済ませたか?」

でち公「はいでち!」

こいつはでち公、潜水艦だそうだ。
でちでちいうからでち公…気に入った。

この部屋にいるのは先ほどの女、加賀である。
今さらながら彼女の名前を知った。

彼女には聞きたいことがある。
俺たちを折ってきた理由と目的。
ただ彼女は喋らないだろう…ホーショーが言っていた。
であれば喋らせるまで、情報は必要なのだ。

Blaze「指定した道具は用意したか?」

でち公「はい・・・でも何に使うんでちか?」

Blaze「お前は知らなくていい。あと、どんなことがあってもここには近づくなと皆に知らせておけ。」


言伝を頼み、彼女を帰らせる。

Blaze「It's show time.」

ヴァルカン「ノリノリだな…」

Blaze「好きなんだよ…」


俺は加賀のいる部屋に入った。
彼女の個室という名の拷問室へ…



赤城「…以上です。」

提督「そうか…加賀が…」

あの後、私はすぐに状況を伝えるために鎮守府へと戻った。
加賀が連れ去られたこと、鳳翔が裏切ったことなど。
しかしこの提督は顔色一つ変えない。

赤城「ここは捜索部隊を!!」

提督「いやいい・・・」

赤城「へ?」

提督「しばらくは泳がせよう…なに…死人は出さんよ…」

提督「ブレイス君にそんな度胸は無い。」

赤城「そういう問題――提督「それに…」

提督「鳳翔も嬉しかろうて…好いた男のそばにいるのは…」

赤城「…」

提督「一途な女子はいいのう…」

提督「ただあの飯が食えなくなるのは…」ボソッ

赤城「え?」

提督「いや失敬。」


この時、提督は実に楽しそうな表情であった。
まるで新しい玩具をもらった子供のように。




部屋に入ると、加賀はベッドに寝かされていた。
着脱しやすい服…なるほど注文通り。
彼女は薄い着物を着ていた。

指定した用具の中から、ロープを取り出し片手をあげて一本づつベッドの柱にきつく縛る。
同じように足も縛る。

これで彼女は動けない。

用具をあらかた並び終え、座り込む。
これから何をするのか、何を吐かせるのかをよく考える。
でなければ行為に夢中になってしまう時もあるからだ。

Blaze「…」

加賀「zzz...」

静かな寝息を立てる彼女。
可愛そうに…今からその声は悲鳴に変わる。
その表情は苦悶に代わる。



俺は立ち上がり、彼女の頬を叩く。
目を覚ましそうになると同時に、彼女の視界に入らぬところに隠れる。
自分がどういう状況で、何をされるのかを想像してもらうためだ。


加賀「ん…」

加賀「あれ…ここは…」


いまだ状況を飲み込めない彼女。


加賀「え?嘘…手が…足も…」ギシギシ


ここでようやく気付く、自分が囚われていることに。
そして彼女の前に姿を現す。


Blaze「おはよう。」

加賀「あなた!!これはどういう事…」

Blaze「こういう事だ…」

加賀「このクズ…」

Blaze「先に聞いといてやる…俺たちを追ってきた理由は?目的は?」

加賀「話すと思ったのかしら…」

Blaze「だからやるのさ…拷問を…」


俺は彼女の手首に触れる。


加賀「!」ビクッ

加賀「やれるものならやってみなさい。」ゴクッ


わかる…わかるぞ…
唾液を飲む頻度が速い。
緊張している…筋肉が強張っている…
脈も速い。








俺は彼女の前で数々の拷問の説明をする。

顔に水分を含んだタオルを乗せる水攻め。
爪の間に針を刺す血のマニキュア。
口、肛門、膣などから挿入し傘を開くように苦痛を与える苦悩の梨。
などなど、知っている拷問について話していく。

はじめは気丈だった彼女も、時間が経つにつれて顔が青白くなっていく。


Blaze「どうした?顔が青いぞ?」

加賀「…本気なの?」

Blaze「本気も何も…俺は拷問について話しているだけさ?」

Blaze「どれも日常生活用具でできるがな…」

加賀「…」ビクッ

加賀(この男…本気かもしれない・・・)
加賀(艤装もつけていない今では…殺されかねない・・・)


艤装を付けていない加賀さんの精神力
安価下

20以上 ょぅι゙ょ
40以上 一般JK並み
60以上 あんまりきついと話しちゃう
80以上 どんなことをされても話さない
ゾロ目 スネーク 


今日はここまで。
次回は加賀さんのょぅι゙ょ からです。

あっ、参考画像貼っときますね。


http://f.xup.cc/xup5psjenrh.png
http://f.xup.cc/xup5pseiolo.jpg

よくよく考えたら20以上は40も60も含まれるんですよね…
反応を見る限り、私の意図は伝わっているんで助かったんですが
0以上が無いからょぅι゙ょ 率が必然的に高くなりますし
作業ケチるとろくなことになりませんね、ごめんなさい
ょぅι゙ょ 以下って何だろう…




加賀(赤城さん…うぅ…)ジワァ
加賀(私がしっかりしなくちゃ!!…でも…)ホロリ
加賀(もう会えなかったら…)ポロポロ
加賀「スン…グスッ…」ぐじゅーグスッ←鼻みず啜った


ヴァルカン・Blaze(あっ、泣きそう。)


加賀「…」グスッ

Blaze「…」

Blaze「…」サッ←素早く右手あげた
加賀「ふぇ!」ビクッ


皆(変な声でた…)


Blaze「…」ササッ←左手あげてすぐに全部下げた
加賀「…」ビクビクン!!

Blaze「…」ダンッ!!←加賀の方に一歩強く踏み出す
加賀「いや!」ビクッ

Blaze「…」ダダダンッ←さらに近づく
加賀「いやぁ!!来ないで!!」ドスンドスン


ヴァルカン(うあぁ…可哀想…)


加賀「もういやぁ…ヒッグ…グスン…」



Blaze「…」

ヴァルカン「おい…もうこの―――Blaze「Ka mate!」


加賀「」ビクッ

ヴァルカン「うお!!」





皆が呆気にとられる中、彼は叫んだ


Blaze「Ka mate! Ka mate!」


それはヴァルカンでさえもわからない言葉


Blaze「Ka ora! Ka ora!」


そして行動


Blaze「Ka mate! Ka mate!」


それはある国のある先住民族の戦いの踊り


Blaze「Ka ora! Ka ora!」


彼が何故、踊りだしたのか



Blaze「Tenei te tangata puhuruhuru」


知る人はいない


Blaze「Nana nei i te tiki mai」


泣かせたことへの償いなのかもしれない


Blaze「Whakawhiti te ra!」


ただ踊りたかっただけかもしれない


Blaze「A upane! ka upane!」


だがひとつ確かなことがある


Blaze「A upane, ka upane」


この後彼等は


Blaze「Whiti te ra!」


騒ぎを聞ききつけて駆けつけた鳳翔さんに



Blaze「Hī!」



ガッツリ怒られるだろう


鳳翔「…」

Blaze「…」正座

ヴァルカン「…」星座


加賀「うぅ…怖かった…」
睦月「もうダイジョーブですよー睦月がそばにいますから。」ポンポン

でち公「加賀さん海に引きずり込んでごめんなさいでち…」
加賀「もういいわ…」グジュ

巻雲「巻雲がジュースを持ってきます!」
加賀「コーヒーがいい…」


鳳翔「それで…?」

Blaze「No, no, no!」
Blaze「A little tact was necessary!」(ちょっとした機転は必要だった!)
Blaze「It was necessary!」(必要だったんだ!)
Blaze「I did not intend to let you cry!」(泣かせるつもりも無かった!)
Blaze「Trust me!!」



鳳翔「彼はなんと?」

ヴァルカン「ちょっとした機転は必要な事だった、泣かせるつもりは無かった、信じてくれだと。」

鳳翔「機転?拷問の説明がですか?」

ヴァルカン「あれは本当に必要だったのか?」

Blaze「I swear it's true!」(間違いない!)

ヴァルカン「間違いないと…」

鳳翔「ふーん…」

Blaze「I'm sorry...」

鳳翔「…その言葉は加賀さんにお願いします。」

鳳翔「女性を縛りあげ、脅した挙句に泣かせるなど…」

鳳翔「男性のすることではありません!」

鳳翔「恥を知りなさい!!」

Blaze「ホーショー…」

ヴァルカン「奴は話さなかった、故に必要な事だった。」

ヴァルカン「それぐらいは理解してやれよ…それだけは間違いのないことだった…」

ヴァルカン「まぁ…やり方は悪かったがな…」

鳳翔「あとは加賀さんに任せます。私はお夕飯の用意があるので。」スタスタスタ

Blaze「…」

ヴァルカン「そう気を落とすな…わかってくれるさ…」

Blaze「…」チラッ


加賀「…」ズズ
加賀「!」
加賀「…」キッ!!



ヴァルカン「誠心誠意、心を込めて謝れば、女神さまが微笑んでくれるさ…」




加賀「…」

睦月「…」

でち公「結局このはけとかは使ったんでちか?」

巻雲「ゴーヤちゃん、睦月ちゃんに任せて行こう。」

でち公「…はいでち。」

スタスタ


睦月「幻滅しました…」

Blaze「傷つけるつもりは無かった。」

睦月「睦月はそういう事を言ってるんじゃないです!!」

睦月「泣かせたことを怒っているんです!!」


加賀「…」チラッ


ゴチャア←ブレイズの拷問道具


加賀(はけ、筆、山わさび、洗濯バサミ…)

加賀「確かに傷つけるつもりは無かったみたいね。」

睦月「加賀さん」

加賀「しかし私は辱めを受けた…」

加賀「決して許すことはできないわ。」

Blaze「...sorry.」

加賀「謝って済めば法はいらない・・・」

加賀「さて…どうしてくれましょう…」


安価下

1、私の怒りです、あなたにあなた流の拷問をしましょう

2、あなたと同類にはなりたくはありません、平手で許しましょう

3、その他(極エロはNGなのです。)







加賀「間宮5回で手を打ちましょう…」

Blaze「マミヤ?」

ヴァルカン「鎮守府にいる補給艦だ…そいつに間宮券というのを渡すとすげぇパフェを食わせてくれる。」

Blaze「ここには?」

ヴァルカン「いない・・・」

Blaze「無理だ。」

加賀「何とかしなさい。」

Blaze「そんなこといったってな…」

加賀「お艦…」

Blaze「」ビクッ

加賀「…」むふー

睦月「あっ!睦月も食べたいです!!」

加賀「じゃあ10回ね。」

加賀「…」むふむふー

睦月「…」むふー


Blaze「…」

ヴァルカン「…」






その後、加賀と睦月は仲良く去って行った。

Blaze「つってもどうすれば…」

ヴァルカン「ブレイズ…俺に考えがある…」

Blaze「ほぉ…聞かせろ…」



俺はここが新たな新天地と言ったな?

あぁ言ってたな

だがここにいるのに必要不可欠なものがある

燃料か?

そうだ、それに艦娘の為のボーキや鋼材もいる

あの子たちは戦わせない

だがこの海には深海棲艦がいる、お前だけでは対処は不可能だ

だが…

なに、戦力が整うまでは控えるさ

・・・

話しを続けよう

本来それらは出撃や遠征で手に入る

しかしここは鎮守府ではないからな…その方法は無理だ…

じゃあどうする?

言ったはずだ…俺はお前にスパイと破壊活動を行って欲しいと

・・・

奪ってやろうじゃないか…たんまり貯めこんだ資材を…

気にすることは無い、奪うのはクズの鎮守府だけだ




しかしな…艦娘に罪は無い、彼女たちは巻きこめない・・・

そのためのスパイ活動だ

鎮守府の造りを探って、居住区以外を壊してやればいい

随分自信があるな…

そこの妖精たちからも連絡があってな…彼女達を開放してやってほしいと…

・・・

救ってやろうじゃないか、睦月ちゃんみたいに…

ついでに間宮さんも連れ去ろうじゃないか

・・・いいだろう、いつ行く?

この潜水艦の航路はその鎮守府に向けて真っすぐ進んでいる

余計な妨害が無ければ二日だ

わかった


グー


・・・

・・・


腹が減ったな、食堂に行こう

ホーショーは怒っていないだろうか

そんときゃそん時だ…

気楽なもんだな…

妖精なんてそんなもんだ




Blaze「そういえばこの船の名前は?」

ヴァルカン「特に決めていないな…お前が決めろ。」

Blaze「そうだな…」

ヴァルカン「一応、この国では旧国名や川の名からとるんだが…どうする?」

Blaze「そうだな…」






Blaze「ナガセ…この船の名は潜水母艦ナガセだ。」

Blaze「彼女は…決して俺を敵に堕とさせないからな」

今日はここまでです。
次は鎮守府に残った艦娘たちのお話です。



というか、聞き出したいことは聞き出せたのか?
泣かすだけ泣かせて目的を果たせてないんじゃ、本当に無意味な行為になっちまうぞ。

堕落と墜落って似てるよね

更新をやめると言ったな、あれは嘘だ。
(レポートの提出期限が伸びたという情報をいただいたので暇になりました。)

>>542
お母さんに怒られたのに、お小遣いなんてねだりませんよね?
そういう事です。ドヤッ

>>543
ぷっぷくぷー
ちやない!
うーちゃん漢字苦手らもん!ちやないったらちやない!!

ケレストルでる?

>>545
一番上にも書きましたが、プロットははっきりと決まっていません。
ですが幕の降ろし方は決まっています。
上から見て始まりと終わりはわかるけれど、いざ進むとたどり着き方がわからない。
このSSは今そんな迷路みたいな感じです。

故に、読者の皆さんが予想することは、展開として起こり得るかもしれません。
しかし読者の皆さんに展開について直球で聞かれますと、正直なところYesともNoともいえないと答えます。
が、必ず避けます。

だからもし、展開について何かしらの希望がある場合は
たまに出てくる安価をとるか、見守るかの二択をお願いします。

ご納得いただければ幸いです。


赤城「…」
提督への報告から一日が過ぎた。

昨日のことはすぐに鎮守府内に広まった。
ブレイズさんが睦月ちゃんを誘拐して逃げたこと。
加賀さんがそれを追って捕えられたこと。
そして鳳翔さんの裏切り。

短期間とはいえ、一部の艦娘には信じがたき事実だっただろう。
これを受け我が鎮守府は事実上の休暇に入った。

何もすべて彼が原因というわけではない。
提督自体が、長期休暇に入ってしまったのが大きな原因であろう。

大本営からは再三の注意が入ったのにも関わらず、提督は行かれてしまった。

代理の提督を立てるという話もあった。

しかしここの艦娘はあの提督にしてこの艦娘と言われるほどに個性的であった。
そして練度が高い。
そんな私たちを服従させることができるのは数えるほどだろう。

問題を起こされるよりは静かにしていてほしい。
そんなところだろうか。

赤城「はぁ…」


赤城「加賀さんがいないのがこんなにもつまらないなんて…」


忙しすぎるのもどうかと思うが、退屈もまたしかりだ。
そんな私の下に可愛らしい来訪者が現れた。

コンコン


赤城「どうぞ。」

電「失礼するのです。」

赤城「電ちゃん…どうしたの?」

赤城「金剛さんが庭でお茶会をするというので、赤城さんを呼びに来たのです!」

赤城「庭…」


ふと見ると、確かにあの四姉妹が準備をしていた。
断る理由は無い、むしろ退屈していたところだ。


赤城「あとで行くわ、ご苦労様。」

電「はい!失礼するのです。」

ガチャ










比叡「よいしょ!よいしょ!」

榛名「お姉さま!スコーンが焼きあがりました!」

金剛「グッジョブネ!そこに置いて!」

霧島「茶葉はこれで足りるから…比叡お姉さま!机は十分です!椅子をお願いします!!」

比叡「はいよー任せといて。」

霧島「こうしてみると、ここの鎮守府は練度の割に艦娘が少ないわね…」

榛名「少数精鋭ってことじゃないの?」

霧島「…なんだか気分がいいですね。」

金剛「ヘーイ二人とも!ハリーハリー!!」

榛名・霧島「はい!お姉さま!」


暁「…」フンスフンス

響「お茶会にそんな服着て行かなくても…」

暁「レディはいつでも本気なのよ!もちろん優雅にね!」

雷「暁、ネクタイがずれてるわよ!直してあげる。」ササッ

暁「助かるわ!」

響「そういえば電はどこへ?」

雷「電?さっき榛名さんに頼まれて、空母さんや戦艦さんを呼びに行ってたわよ!」

雷「はい、いいわよ。」

暁「ありがとう。」

響「そうかい…」

暁「それじゃあ行きましょう!!」


古鷹「鈴谷ちゃん、そろそろ行きましょう!」

鈴谷「うん…」

古鷹「そういえば朝から元気がないですけど…」

鈴谷「いや、あの人に結局会えなかったなぁって…」

古鷹「昨日まで懲罰房でしたからね。」

鈴谷「あの人結構鈴谷の好みなんだけどな…くそー瑞鶴さんのせいだ…」

古鷹「大丈夫ですよ!きっとまた会えます!」

鈴谷「ほんと?」

古鷹「はい・・・一度つないだ縁はそう簡単に消えません!」

鈴谷「縁というほどの仲でもないんだけどな…」

古鷹「さぁ元気を出して!行きましょう!!」


北上「大井っちー金剛さんがおやつくれるってーいこー」

大井「えぇ北上さん。」

北上「ありゃ?なんか元気ない?」

大井「違うわ、ただ…」

北上「ただ?」

大井「獲物を逃したなって…」

北上「あぁ…ダンナね、いなくなって安心したんじゃないの?」

大井「そうだけど…歯切れが悪いわ…」

北上「それじゃあ追いかけよっか。二人で。」

大井「は?」

北上「うひひ…」

大井「」

北上「早くしないとおいてくよー」

大井「北上さん!?それってどういう事!ねぇ北上さーん!?」


球磨「クマー」

多摩「ニャー」

球磨「クマクマ?」

多摩「ニャンにゃにゃん?」

球磨「さすがにこれで意思疎通は困難だクマ。」

多摩「ニャー」

球磨「お茶しに行くクマ。」

多摩「ニャン♪」

球磨「話せクマ」

多摩「すまんな。」

球磨「!?」


安価下
好きな艦娘
戦艦縛り

人いますかね?
この後また安価をとりたいんですが…」

余計な事は言わずに安価で選択を楽しみますんで頑張って下さい


瑞鶴「翔鶴ねぇ…どこ行ったのさ…」ギュー

瑞鶴「お仕事ですって言ってもさ…」ギュー

瑞鶴「私たち艦娘に戦う以外の仕事なんかないじゃん…」ギュー

電「あの…瑞鶴さん?」

瑞鶴「どしたの?」ギュー」

電「そろそろ話してほしいのです…」

瑞鶴「うーん…もうちょい。」ギュー

電「榛名さん…お手伝いは出来そうにないのです…」

>>554
ありがとうございます。
期待を裏切らぬように、楽しんで書きます。
ちなみに艦名ですが、ケストレルは轟沈した船なので縁起が悪いと思ったので避けました。


長門「…」

山城「長門さん…いかないんですか?」

長門「山城よ…」

山城「はい?」

長門「お前は、人間になったら何をしたい。」

山城「…そうですね。」

山城「まず扶桑姉さまを探しに行きます。」

長門「…」

山城「無粋なものを付けないで、一番可愛い私で会いたいです。」

山城「でも無理ですよね…不幸だわ…」

山城「長門さんは?」

長門「そうだな…」

長門「茶を飲みながら考えよう。」




吹雪「ほら磯波ちゃん早く!!」

磯波「あうぅ…待ってよ吹雪ちゃん…お菓子はどこへも行かないよ…」

夕立「卯月ちゃん!早くするっぽい!」

卯月「うぅ…うーちゃんはまだ眠いぴょん…」

夕立「仲間外れにしたくないっぽい?」

卯月「うーちゃんに聞くなぴょん。」

吹雪・夕立「はーやーくー。」

卯月「わかったぴょん!!」

磯波「卯月ちゃん、おふとんけっちゃだめだよぅ…」


庭に降りると丁度お茶会が始まっていた。
いくつかの席に様々な子たちが座っていた。

赤城(さて…どこに混ざろうかしら…)



A 北上・大井・多摩・球磨

B 長門・山城・瑞鶴・古鷹・鈴谷

C 駆逐艦

D 金剛四姉妹


安価下と二つ下


赤城「駆逐艦の子たちの所にでも行こうかしら…」



吹雪「あ!赤城さん!!」

赤城「こんにちは吹雪ちゃん、混ぜてもらってもいいかしら。」

吹雪「もちろん…いいんですけど…」



夕立「このスコーンは早い者勝ちっぽい!!」

卯月「あぁ!!それはうーちゃんのなのにぃ!!」

暁「ちょっとみんな!下品よ!もっと優雅に・・・」

響「このクッキーは私のだ。」

雷「ほら電、口に食べかすが付いているわ。」

電「ありがとうなのです。」

磯波「あの…みんな落ち着いて…」

卯月「あーまたとったー!!もう許さないぴょん!!」

夕立「あはは!素敵なパーティーはじめましょ!」

卯月「ムキー!!!」

暁「ちょっと…喧嘩は…」


吹雪「こんな感じでして…」

赤城「ふふ…元気があって安心したわ…」

赤城「でも…これじゃあ混ざれないわね…」

吹雪「ごめんなさい…」

赤城「いいのよ、あっちに行くわ。」



赤城「混ぜてもらえるかしら?」

長門「あぁ、構わんぞ。」

古鷹「今、追加のお茶を…」

赤城「ありがとう…何の話をしていたの?」

長門「人間になったらという話だ…」

赤城「へぇ…あなたらしくもない…」

長門「そう言うな…」

赤城「それで?」

鈴谷「鈴谷は玉の輿に乗りたいでーす。」

古鷹「私は…普通の生活ができれば…それで…」

瑞鶴「翔鶴ねぇがいればなんでもいいよ…」

山城「私はかくかくしかじか」

赤城「みんな…あんまり変わらないわね…長門さんは?」

長門「私は…きっと軍人になるだろうな…」

長門「考えてみれば、思考自体は何も変わらんな…人間と…」

鈴谷「赤城さんは?」

赤城「私?そうね…食堂を開きたいわ…」

瑞鶴「つまみ食いのしすぎでつぶれそうだね。」

山城・古鷹「ぶふぉ!!」

鈴谷「www」

長門「はっはっは!!なるほど!!お前らしい!!」

赤城「失礼ね!!そんなにしないわ!!」

瑞鶴「少しはするんだ。」

赤城「もう!瑞鶴さん?加賀さんに言いつけますからね!!」


瑞鶴「ひゃー間宮さん手伝ってこよっと。」


赤城「んもう…」


お茶会は日暮れまで盛り上がってしまった。
主催の金剛さんにお礼を言って片づけを手伝い、今は自室にいる。


赤城「…」

長門さん達と話した後、私は残りのテーブルも回った。
実は裏切り者がまだいるんじゃないかと探りを入れていたんだけれど…

怪しそうな子が三人いたのよね…



>>569>>571>>573


お茶会に参加していた者で駆逐艦以外





今日はここまでです。

大井

大淀っていたっけ?

大淀はいないな。
安価なら鈴谷

>>571・・・見事に上も下もkskしてくれた人ですね…どうしよう…
もう一回とりますね。
安価下


まずは大井さん…
彼女自体は彼を酷く毛嫌いしていたけど、相方は違った…
北上さんは彼に強い関心があった…
そもそも彼を最初に発見したのも彼女だったわね…

北上さんが動けば彼女も必ず動くはず…

北上さんに聞くのもありかもしれないが、うまくかわされてしまうだろう。
大井さんは基本冷静だけど、北上さんのことになると直情的になる傾向がある…

少しカマをかけてみようかしら…


コンコン

赤城「大井さん?少しいいかしら?」


ガチャ


大井「赤城さん?珍しいですね、どうしたんですか?」

赤城「ちょっとお話でもってね…」

大井「北上さんもいるんですが…」

(不都合ね…でも彼女だけ連れ出したら怪しまれるかも…)

赤城「構わないわ・・・・」



北上「あれ?赤城さんだ、ちゃーす。」

赤城「こんにちは。」


大井「今、お茶を淹れてきますね。」

北上「大井っちーあたしジュースがいい。」

大井「えぇ、わかっているわ。」

赤城「あぁ…ありがとう。」

赤城「さて…北上「ダンナのことでしょ?」


赤城「…」


赤城「は?」



北上「普段かかわりのないあたしらの所にこのタイミングで来るなんてさ・・・」

北上「つまりそういうことでしょ?」

赤城「…」

赤城「わかっているなら話は早いわ…あなたたちも彼につくの?」

北上「少なくとも、ここで缶詰よりは楽しいかもね…」

赤城「あなた…」


ガチャ


大井「まぁ…そういう事なんですよ」

赤城「大井さん」

大井「あいつが何するのかなんて私には関係ないけど」

大井「少なくとも、私たちに直接的な害は無いんじゃないんでしょうか?」

北上「そうそう、そんな感じー」

赤城「あなた…彼を嫌っていたんじゃないの?」

大井「私情を挟めば嫌いですけど…」

大井「彼は睦月ちゃんの外出姿を見たんでしょう?」

大井「そして呼応したかのような妖精の反乱…」

大井「妖精さんが工廠を閉鎖したのはこの時の為だったんですね…」

大井「そうですね…彼の目的は…」

大井「現体制への攻撃…そんなところでしょうか…」

大井「もしそうであれば…少なくとも私は賛成ですよ?」

北上「大井っちーあたしもあたしも!」

北上「もし自由になれたら駆逐艦みたいにゆーえんちいきたーい。」


赤城「…」


赤城「…あなたたちはそれを私の前でいう事が、どういう事かわかっているの?」

大井「私は肯定しているだけですよ?」

大井「一人の艦娘としてね…」

北上「あたしもー」

赤城「…」

大井「私が服従するのは提督だけです」

大井「もしも私を力で平伏させようとするなら…」

大井「大破ではすみませんよ?」

赤城「…」ゴクッ


大井「まぁ…赤城さんが愚かな選択をするとは思いませんけど…」

大井「さぁ…無粋な話は終わりにしましょう…」

大井「緑茶には羊羹ですね、どうぞ」

赤城「…ありがとう。」




赤城「…」

やっぱり怖いわね…彼女…

次は鈴谷さんかな

彼女は直接的な接点は無かった…
でも彼を救出した時には、北上さんに味方したのよね…

話を聞こうにも…彼女に関しては話のしようがないのよね…
だって彼について、彼女は話でしか聞いていないんだもの

赤城「…」

一応気を付けておきましょう…



問題は長門。
いきなり人間になったらなんて話、絶対おかしい
仮に彼女が彼に味方したら…

赤城「…」ブルブル

考えただけでも恐ろしい

直球で行こう
彼女はあれで頭が回る


でも北上さんの時みたいにすぐばれるかもしれない・・・


どうしましょう…



安価下

1、聞きに行く

2、聞きに行かない

すまん、俺が文字を読めないせいで>>1に迷惑をかけてしまって

>>585

???

某は存じませぬ。
ただにひいつ云ゑるのはどんな返事とはいえ重畳でござる。
攘夷談義や未来予知なども(切捨御免はえぬじぃ)
>>546に関してちょーだいならいずこかにて申す必定、あり申した。
それがしの拠所、無くなるのにて。
とはいえ指定してちょーだい注意するでござる必定はありませぬであった。
配慮、足らずかたじけないなさゐ。
楽しくしたためるのにて、かからも楽しみてみておりきのみにてたら重畳でござる。


赤城「…」

聞きに行こう…
彼女の力が大きいからこそ、放っておくわけには行かない。

赤城「…」


でも


仮に彼女が彼に味方すると言ったとき


私はどうすればいいのだろう



長門「謀反?ありえんな。」


赤城「」

長門「私は、もう2週間前か…駆逐艦どもに友軍に砲口を向けるなと説教したばかりだぞ?」

長門「それなのに謀反など…私はどこぞのながもんじゃあないのだ」

長門「いいか?仮にだ」

長門「奴の掲げる理想がいかに素晴らしいもので、それが実現可能で」

長門「すべての艦娘を救う事になろうとも」

長門「私は帝国海軍の艦娘であり一人の武人でありたい」

長門「故にこの砲口を上官に向けることなどできない」

長門「それがどんなに腐っていようともな…」

赤城「長門…」


長門「そもそも古参の私達が足元もおぼつかないのでは、他の者達が不安になるだろう」

長門「故に赤城、貴様もしっかりと地に足をつけろ」

長門「どちら側か知らんし、私の考えを押し付けるつもりもない」

長門「しかし、加賀の真似などせず貴様が堂々と立場を表明することこそが最高の抑止力だと何故気づかん?」

長門「なぁ…一抗戦」

赤城「…」


赤城「ありがとう…なんだかごめんなさい」

長門「構わんさ」

赤城「私は私にできることをします」

長門「それでいい…」







赤城「それじゃあ…」

長門「あぁ…」



そう…私は武人なのだ…
長門はそうあらねばならんのだ


長門「ふふ…」

長門「我ながら頭の固い奴だと思う」

長門「皆が幸せになれるのであれば、それが一番なのだがな…」

長門「難儀な性格だと笑うか?」

長門「なぁ陸奥…」


長門「…」

長門「私は守るぞ…たとえこの国がどんなに腐敗していようとも…」

長門「守らねば…」

長門「守らなければならんのだ…」

長門「でなければ…」


長門「お前が死んだ意味がなくなってしまうからな…」

長門「なぁ陸奥…もしかすると…」

長門「そちらに行く日も、そう遠くないかもしれんな…」

今日はここまでです。


見てる人いますか?
安価とりたいんで、反応していただけると安価アリで進めます。
無ければそのまま進めます。

あげ忘れ

ここにいるぞ


6月14日

今日は大変な一日だった…

今日の事をホーショーが持ってきてくれた日記にまとめよう。

化物を沈めた後ホーショーに怒られて、その謝罪の為に街に出ようとしたら足かせを付けた睦月を見て。
まぁ俺たちはそんなものすぐに外したんだがな。

遊園地では睦月の現状に対する気持ちを聞いた。

そこで俺は彼女等を救うべく…連れ出した…

まぁ端的に誘拐したわけだが、それは奴等には見抜かれていたようだ。

その後は加賀達と鬼ごっこ。

追い詰められたところで、ヴァルカンに言われて海に飛び込むとそこにいたのは鳳翔。

助かった!そう思ったのだが…

艤装だかを足につけた加賀が飛び降りてまで追ってきやがった。

万事休すか?そんな時にでち公が奴を海に引きずり込んだ。

恐ろしい奴め…

その後俺たちは、浮上してきたシンファクシよりは小さいだろう潜水艦に乗りこんだ。
そこで新たな仲間?のダボダボメガネの巻雲。

しかし今日一番驚いたのは加賀が案外女だったという事だ。

本当に拷問などするつもりは無かったが…
鉄仮面かと思いきや、可愛いところもあるものだ。


俺は今、ケストレルに拾われた時のような気分だった。
しかし今回は少し心残りがある。

ナノデスやイカズチ、ヒビキ、アカツキ。

そしてキタカミ…

彼女等に別れの挨拶の一つもできなかったことが悔やまれる。
いずれまた、会いたいものだ。



>>597
ありがとうございます。

6月15日 早朝

(さて・・・・)
(ヴァルカンが提案した作戦まで一日以上あるな…)
(これから過ごす仲間…まぁ一人例外もいるが…)
(そいつらと挨拶がてら話でもするか…)

(誰がいいだろうか…)

1、ナガセに乗艦する妖精さん達とお話し

2、ムツキとお話し

3、ホーショーとお話し

4、カガとお話し

5、マキグモとお話し

6、デチコウとお話し

あっ、安価下です


(このナガセに俺は命を預ける訳だから、この船の事をもっと知らなければ)
(妖精さんたちにあいさつついでに聞きに行こう)

BLaze「そういう事だ。」

ヴァルカン「どういう事だよ。」

Blaze「この船の中を見て回りたい」

ヴァルカン「あぁ、そういう事か」

ヴァルカン「なら操舵室、戦闘指揮所、それと魚雷発射管室に行くか」

ヴァルカン「この潜水艦の性能は歩きながら話そう」


大きさは全長200m、全幅30mの扁平形状の潜水空母だ
潜水母艦じゃないぞ?もう間違えるなよ?

浮上時の速さは20ノット潜水時は24ノット、ディーゼルエンジンで動いている

最大深度は500mで最大潜水時間は半年だ

中々高性能だろ?

施設だが個室が9つ妖精は数に入れるなよ?小さいからな
あと複数人が練れる部屋も5つある

そのほかに調理室、娯楽室、トイレにシャワー

小さいが艦娘用の工廠に入渠室もある
まぁ効率は普段の1/20まで落ちるがな

この上はお前の機体の為の甲板になっている

天井は開閉型だ

水圧?500以下もしくは破損時に危なくなる
上部に行ける道は二つしかない

万が一上から浸水した時はその道の隔壁を閉じる






>>EROのサイファーみたいな無口だと思ってたわ。
これで大体あってます。
ただ5は味方や敵の通信に対して、はい・いいえ・無言の選択ができるんですよ。
だからその選択なりのBlazeの人物像が個々人にあると私は思っています。

このBlazeはまぁ…英雄はこんな人であってほしいっていう私の願望を投影したキャラクターなので…
やるときはやるぞ!!みたいな。


ヴァルカン「さぁ…ここが操舵室だ…」ピョン


ヴァルカンは肩から降りて、操舵室の仲間にあいさつを始めた。


BLaze「ほぉ…」

そこはなんというか…大きな部屋の一角に人形用の機器を詰め込んだというような感じであった。
そもそも運転するのは妖精なのだから、それも仕方ないことなのだが。
人数は15人と言ったところか。


ヴァルカン「Blaze、彼等が航海長と砲雷長だ。」


丁度手元あたりの高さに彼等はいた。
立派な敬礼だ、敬意を表しこちらも返礼をする。


コウカイニカンシテハワタシニオマカセクダサイ!!
アメアラシスベテヲサケテゴランニイレマス!!

カンムスアイテニツカエナイギョライデスガ、ニンゲンガノルフネデアレバ!イチゲキデゲキチンシテミセルデアリマス!!
ヨウセイイチドウ!!ゼンリョクデオミカタイタシマス!!


Blaze「ありがとう。」

ヴァルカン「さぁ、次は魚雷発射管室に行こうか」






おっとっと…
そういえば戦闘配置につくとき以外はいないのだったな

魚雷は一部屋二門、それが左右に四つ、計16門だ

多すぎる?ロマンだよロマン

でかいのが作れるってみんな張り切っちまったんだよ


魚雷は九三式だこれが一度に16発も飛んできたら…

我ながら恐ろしいもんを作ったと思うぜ…

さぁ次は戦闘指揮所だ、そこにこの船の艦長もいる

訂正

おっとっと…
そういえば戦闘配置につくとき以外は人はいないんだったな

魚雷は一部屋二門、それが左右に四つ、計16門だ

多すぎる?ロマンだよロマン

でかいのが作れるってみんな張り切っちまったんだよ


魚雷は九三式だこれが一度に16発も飛んできたら…

我ながら恐ろしいもんを作ったと思うぜ…

さぁ次は戦闘指揮所だ、そこにこの船の艦長もいる


ヴァルカンと共に戦闘指揮所に入ると、小さな椅子に妖精が一人座っていた。
白い軍服に、黒いマント眠っているのだろうか…動きが無い。


ヴァルカン「おら、おきやがれベン、BLazeを連れてきたぞ」


やはり彼は寝ていたようだ。
ヴァルカンはベンと呼ぶ彼の膝を蹴って起こす。


ベン「zzz...」


しかし彼は起きない。
背もたれに体を預けて寝たまま。
よほどいい夢を見ているのか、とてもいい笑顔をしている。


ヴァルカン「すまんな…指揮能力は確かなんだが、この通り怠け者でな。」

ヴァルカン「妖精の間じゃカウベーンなんか揶揄されてな…」

ヴァルカン「まったく、友人として恥ずかしい」

Blaze「いいよ、やるときにやってくれればな」

Blaze「それよりもう昼だ、飯を食いに行こう」

ヴァルカン「…すまんな」

Blaze「いいってことよ」



潜水空母ナガセの艦長ベン。
そもそも俺に艦長の良しあしなどわからない。
しかしヴァルカンがここまで言うのだから、きっと彼は有能なのだろう。

さて、昼は何を食おうかな…


6月15日 早朝

(さて・・・・)
(昼飯も食ったし、今度は誰の所に行こうか…)



1、ムツキ

2、ホーショー

3、カガ

4、マキグモ

5、デチコウ


安価下


訂正


6月15日 昼

(さて・・・・)
(昼飯も食ったし、今度は誰の所に行こうか…)



1、ムツキ

2、ホーショー

3、カガ

4、マキグモ

5、デチコウ


安価下

安価了解
六時ぐらいにまた始めます


カガの所に行ってみようか…
昨日の事ももう一度謝っておかなければ、癪だが

そう、非常に癪なのだが!

そもそも奴は一応敵であったはずだ

そいつに拷問を行って何が悪い!

泣くのは訓練が足りない証拠であり、仮に俺が捕まったとしても泣くなんてのはありえない

つまり俺に過失など無いのだ!

しかし…ホーショーやムツキはやつの味方だ

彼女等を敵に回したくはない…妖精を除いてこの潜水艦の中で仲がいいのは彼女達だけなのだから…


Blaze「よし、カガの所に行くぞ」

ヴァルカン「昨日の今日で会ってくれるか?」

Blaze「顔を出さないというのであれば、それはそれで構わない」

Blaze「俺が欲しいのは謝ったという事実だ、行くぞ」

ヴァルカン「まぁいいけどよ・・・」




ヴァルカンを連れて彼女の部屋の前まで来た。
さすがにノックもせず部屋に入るほど、バカじゃない。
三回ノックをすると返事が返ってきた。

加賀『誰ですか?』

Blaze「俺だ」

加賀『…何の用ですか?』

Blaze「昨日の事を謝ろうと思ってな」

加賀『間宮で手を打つと伝えました、その約束が果たされるまであなたを許すつもりはありません』

Blaze「あぁ…そうだったな」

加賀『用事はそれだけですか?』


(これだけで帰るのはさすがにな…)
(彼女と話すことは他にあるかな?)






安価下二つ
自由安価

※発言は今後の二人の関係に影響します

用事があるので一旦終わりです。


(間宮とやらが必ず手に入るという保証は無い)
(とにかく敵対心だけでも和らげさせなければ、寝ているときに殺されかねん)


俺は扉の横に座り込み、再度彼女へと言葉を投げかける。


Blaze「ホーショーから聞いたんだが…お前にはアカギという友人がいるそうだな…」

加賀『…仮に赤城さんに手を出したらあなたを必ず殺すわ』

Blaze「そういうわけじゃない、そのアカギという奴はどんな奴なんだ?」

加賀『なにが目的?』

Blaze「邪推するなよ、ただの会話だ」

加賀『そう…まぁいいわ』

加賀『聞きたいというなら語ってあげる…赤城さんの可憐さと素晴らしさを!』

加賀『まずはあの髪ね…さらさらとしてとても柔らかいのよ』

加賀『そしてとてもいい匂いがするわ…花の香りがね』

加賀『その髪が一番映えるのはやはり会のときで・・・・・』



その後は長かった。
赤城とやらの髪の匂いから弓の話に変わり、戦場での凛とした立ち振る舞い。
食べる量がすごくて、すごくいい顔で食べること。
指揮官としても有能で、鎮守府でもあこがれの存在であること。
もうこのカガという人物がどれほどアカギを慕っているのかが、十二分に伝わってきた。

俺はこの女を勘違いしていた。

これは俺の予想だが…

カガは根は純朴・純粋な少女なのだろう。
アカギという目標に少しでも近づかんとする努力だけが、彼女を形作ったのではないだろうか。

有能でありたいが故に、動じることを禁じる。
だが昂りやすい感情は常に心の中で渦巻く。

高潔であろうとするが故に、横道にそれることを許さない。
それを自分にも課するからいつの間にか融通が利かなくなる。

周りから見れば、アカギとは違うかもしれない。
しかしカガから見ればそれもまた、カガのフィルターを通して見たアカギなのだろう。

あの崖の俺たちのやり取り。
そこで俺たちを止めようとしたアカギの説得という手段も、カガの発砲という手段もある意味同じなのかもしれない。
課程が異なろうと、相手を従わせるという結果は同じなのだから。


ただ彼女のアカギに近づくための努力は、いつの間にかアカギになるための努力に変わっていたのではないだろうか。
アカギになるために、もっとも重要であるはずの自分を捨て置いてしまった。
アカギといるうちはそれでよかったのかもしれない、後ろをついて行けばよかったのだから。

だがアカギがいない、あるいは知らない場面では彼女の真似のしようがない。
自分が、カガという人間で勝負しなければならない、自分の力でどうにかしなければならない。

しかしカガという人間は自らの成長を捨ててしまっていた、アカギという人間にそれを依存していた。
アカギの力・経験・姿なくしてはカガは問題を解決できない。
解決できない故にパニックに陥ってしまった。
そのパニックは感情につながり、彼女は泣き出してしまった。


玩具が欲しい子供が、お金という概念を知らぬが故に駄々をこねるのと似ているかもしれない。

体は大人でも心は子供のまま育ってしまった

この子もまた、どこか無意識のうちに道しるべを必要としていた。


そしてそれが幼いころに見つかった、幼いが故に頼りにしてしまった、依存してしまった。

自立しなければならないという事を教えるべき人間が彼女の傍にいなかった。



俺はとんでもない勘違いをしていた

彼女は敵なんかではない

彼女もまた

救われなければならない子供なのだ



加賀『こんなところかしら…』

Blaze「…」

加賀『…聞いているの?』

Blaze「あぁ…もちろんだ…」(鼻声)

加賀『そう…ならいいの』

Blaze「…」グズッ

加賀『…あなた泣いているの?』

ヴァルカン「うるせぇやい!!」

加賀『?』

Blaze「Crybaby....」(泣き虫…)

ヴァルカン「うるせぇ!!!」

加賀『ねぇ…』

Blaze「?」

加賀『あなたにも…その…友人はいるんでしょう?』

加賀『私だけ話すのは不公平じゃないかしら?』

BLaze「All right.」

Blaze「I'm begging crybaby.」(頼むよ泣き虫。)

ヴァルカン「泣き虫っていうな!!」

加賀『!』ガタッ!!

ヴァルカン「あぁ!おめぇじゃない!」

加賀『…言葉に気をつけなさい』

Blaze「そうだな…まずは俺がいた隊の話をしようか…」


俺は新兵の時の事、ナガセ、チョッパー、バートレット大尉、グリム、おやじさん、スノー大尉と飛んだ空の事。
サンド島でのこと、戦争でのことを語り聞かせた。


Blaze「まぁ…こんなところかな…」

加賀『そう…中々波乱万丈ね、みんな元気なの?』

Blaze「いや、一人戦死したよ…」

加賀『…ごめんなさい』

Blaze「いやいいさ…あいつは今も俺の心の中で陽気に歌っている」

加賀『そう…』

Blaze「…」

加賀『…』

Blaze「アカギと離れ離れにさせてすまなかったな」

加賀『別に…』

Blaze「捕虜にしてすまんかったな」

加賀『…』グスッ



Blaze「最後に一つ聞かせてくれ」

Blaze「俺は初めて潜水艦だかのの娘を見たんだが、奴もお前らの様な扱いを受けているんだよな?」

加賀『…』グジュ

加賀『…彼女たちは、私達よりも過酷な任につかされることがあるわ』

加賀『オリョクルと言って、危険な海域に資材集めに行かされる…』

加賀『疲労が溜まって、傷ついても…延々と…』

加賀『うちの提督は絶対やらないだろうけど』

加賀『他の鎮守府では定番で…それによる過労で倒れる子もいるわ…』

加賀『もういいかしら…一人にしてほしいのだけど…』

Blaze「長話すまなかったな…楽しかったよ…」

加賀『…』

加賀『悪くは無かったわ…』ボソッ



そう言って彼女の部屋から遠ざかる。
帰り際に聞こえた言葉は、きっと気のせいだろう。

Blaze「ていうかまた泣いてたよな?カガ」

ヴァルカン「いいんじゃねえの?ありゃ冷たい涙じゃないだろう」

Blaze「そうだといいがな…ホーショーは怒ると怖いからな…」

ヴァルカン「同感だ…」


冗談をこぼしながら歩く。


カガ…いまだ殻にこもるヒナのような彼女

彼女も必ず…自立する日が来るだろう

その日を迎えた時、昨日や今日の自分をどう思うだろうか?

バカだと罵るのかもしれない、笑い話にするかもしれない

個人的な願望としては、願わくば枕に顔をうずめてバタ足くらいはしてほしいものだ

プライドの高そうな彼女には、きっとそれぐらいが丁度いい


6月15日 夜

(潜水艦の中では、昼夜がわからんからいまいち実感が無いな)
(寝る前にまた誰かと話すか…)



1、ムツキ

2、ホーショー

3、マキグモ

4、デチコウ


安価下



今日はここまでです。

今日は更新ができません。
お詫びに加賀さんを書いたので許してください。

http://f.xup.cc/xup0tsfieva.jpg


薄暗い通路を歩いていると、一際明るい部屋があることに気付いた。
規則正しい包丁の音が、壁に反響して聞こえてくる。

(食堂か…)
(寝る前に一杯やるのもいいな)

Blaze「ヴァルカン、あそこに酒はあるか?」

ヴァルカン「…たしか日本酒があったはずだ」

日本酒、聞きなれない酒の名前に若干の戸惑いを覚える。
まぁとりあえず飲んでみるか…
酒と言えば…


Blaze「お前ら妖精は歳をとるのか?」


こいつの見た目は30代のナイスミドルと言ったところか…
頭皮以外は


ヴァルカン「そうさなぁ…そこらへんは秘密だなぁ…」

Blaze「なんだ、気になるじゃないか」

ヴァルカン「お前は過去に抱いた女の数をホーショーに言えるか?」

Blaze「…秋はまだ先だぜ?」


なんて冗談を交わしつつ、食堂に入る。
食堂ではやはりホーショーが仕込みをしていた。


鳳翔「あら、お二人ともどうなされたんですか?」

ヴァルカン「あぁ…こいつが酒をご所望だ…」

鳳翔「それじゃあ…熱燗ですか?冷ですか?」

ヴァルカン「…どっちも頼むよ」

鳳翔「それじゃあ肴の方は?」

ヴァルカン「適当に」


二人とも慣れた様子で話を進める。
俺には何が何だかさっぱりだ…

(日本語というものの勉強もしないとな)









何分かすると、小さな空の器とくびれのできた筒。
それにいい匂いのする煮物が出てきた。

鳳翔「私がお酌をしましょう」

鳳翔は俺の隣に座ると、小さな器を俺に手渡し自分は筒を持った。

鳳翔「ブレイズさん熱いので気を付けてくださいね」

Blaze「Thank you.」

鳳翔「ふふ…Your welcome....です」


おそらくこの筒に日本酒なるものが入っているのだろう。
注がれた液体は、軽い湯気を立ててその熱気を俺に主張する。

ヴァルカン「さぁグイッと!」

鼻をくすぐるツンとした香り。
俺は一気にそれを口に流し込む。

途端に広がるのは程よい辛味、鼻を抜けてゆく温もり。
のどに流し込んだとたんに体のほてりを感じる。
思わず出る溜息。


鳳翔「さぁ…こちらも…」


差出された煮物と渡されたフォーク。
刺した途端にほろほろと崩れるジャガイモ。
俺はそれをすくって口へと運ぶ。

口の中で崩れるジャガイモから香る匂いは嗅いだ事の無いもの。
コンソメだろうか…違う、違う何か。
しかしその違う何かは決してジャガイモの甘みを邪魔しておらず。
ジャガイモは俺の下の上でここにいるぞと主張する。

そうか…これか…
これが…



Blaze「オカン」

ヴァルカン「ンフッ!!」


鳳翔「?」




安価下と二つ下
鳳翔さんと何を話すか
自由安価

※発言は今後の二人の関係に影響します


Blaze「これは…なんという料理なんだ…」

鳳翔「肉じゃがですよ…」

Blaze「ニクジャガ…」


何と形容するべきだろうか…
俺が今まで食ってきたものは、こう…ガンガツン!と来るようなものだった。
対してこれは…大変な手がかかっているのにもかかわらず。

野菜が死んでいない。

サラダではない、野菜が生きた料理…
火力に駆逐されず残った味…
そうまるで…



_人人 人人 人人_
>野菜の独立宣言<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄



あぁ…聞こえてくる…
野菜が今…自由を勝ち取ったのだ…
野菜の栄光の軌跡が見える…


BLaze「It's art...」

鳳翔「まぁ…お上手ですね…」

Blaze「俺も作りたい…」

本心であった。
俺は料理はあまりできない、スクランブルエッグと野菜を洗うぐらいだ。
こんなにも人を感動させる料理を俺も作りたい。

Blaze「ホーショー俺にも料理を教えてくれ!!」

鳳翔「…えぇ、喜んで」

鳳翔「でも今は、お酒を楽しみましょう…」

鳳翔「私も一杯いただこうかしら」

Blaze「俺が注ごう」

鳳翔「それじゃあ…お願いしますね」


それからは俺の料理遍歴をホーショーに聞かせた。
クラムチャウダーにケチャップを入れた話をしたときに、ホーショーの顔が引きつってたのはきっと気のせいだ。


時計を見ると、夜中の零時を回っていた。

鳳翔「ふふふ…」

ホーショーもだいぶ酔ったのか、さっきからずっと笑っている。
いや…俺の話全部に笑っているのだ。

鳳翔「ふぅ…だいぶ酔っちゃいました…」


酔った女性と薄暗い室内。
紅潮する頬、少しでも涼をとるために明けた胸元。

Blaze「...Immorality.」


鳳翔「はい?」

やばい…これはダメだ…
俺はヴァルカンに伝える

Blaze「Do not convey this!」(これは伝えるな!)

ヴァルカン「zzz...」

Blaze「Oh...」

鳳翔「あらら…これじゃあぶれいずさんの言葉がわかりませんね…」

鳳翔「ふふ…どうしましょう」


困ったような、でも嬉しそうな。
そんな顔で彼女は笑う。

(そういえば…まだあの時の事を誤っていないな…)

睦月を連れ出した朝の事。
ケガを心配した彼女に怒られた時のことだ。
振り返ってみれば、ホーショーの心配を俺はいつも踏みにじっていたのか。

どうにかして伝えなければ。
こればかりは、自分の言葉で。

鳳翔「ぶれいずさん?」

どこかとろんとした彼女に向き直る。


Blaze「Ah...ホーショー?」

鳳翔「はい?」

Blaze「I thank you.」(私は感謝している)

鳳翔「はい、知っていますよ。」

(駄目だ…彼女の言葉がわからない・・・)
(こうなったら、彼女等の言葉で!)

Blaze「A…aリガto…」

鳳翔「へ?」

Blaze「アryガトュー」

鳳翔「あぁ…」

Blaze「アリガトュー」

鳳翔「まぁ…お上手です♪」

にこにこと笑う彼女。
きっと伝わったのだろう。

Blaze「アリガチュー」

鳳翔「はい♪」

Blaze「アリガトュー!」

鳳翔「はい、どういたしまして」


アリガチュー

ハイ♬

――――――
――――
――


夜は更けていく。


あの後、俺は健全にホーショーを部屋まで送った

そしてヴァルカンを叩き起こした

翌朝、彼女はいつも通りの姿で俺の前に現れる

昨日はごめんなさいと、どこか恥ずかしげに

俺はヴァルカンが朝まで快く教えてくれた言葉を彼女に伝える

俺の声で、俺の言葉で彼女に伝える




イツモアリガトウ

イママデゴメンナサイ

ズットソバニイテクダサイ






彼女は上気した


ここまでです。


バレンタイン安価

この物語に出てきた艦娘・人物・妖精のバレンタインっぽい日常を描きます
物語の時系列的にはバレンタインではないしそもそも1958年以降なのかというツッコミは無しで
なんとなくチョコのやり取りをします


安価下と二つ下
艦娘・人物・妖精の誰か

※絡みが見たいという場合はその人も併記
都合が良ければ、本編の伏線っぽい何かにも使います

本編進めろって安価だったら本編進めます



ダンナが逃亡して二日ちょい
鎮守府ではお茶会以降特に何の騒ぎもない

あっ

そういえば赤城さんが、彼についていくのは許しませんとか言ってたっけ

どうでもいいけど
ダンナかぁ…


ガバァ

大井「」ビクッ

北上「…」

大井「き、北上さん…?」

北上「大井っち…」






あたしチョコ食べたい!!




短編 ~旅立ち~




大井「チョコ?」

北上「あれって保存効くじゃん!いいじゃん!」

大井「へ?へ?」

北上「間宮さんとこ行って有り金使って買ってくる!!」

大井「ちょ!北上さん!」

北上「大井っちもお金降ろしときなよー」ピュー =3

大井「えぇ…」


北上さん…何を考えているのかしら…
まさかあの男を追う気?

大井「…」

でもそれであんな元気な北上さんが見られるなら…
癪だけど…
私もそばにいるし…いいかな?






北上さんに触れたら裂くけど。


というわけでチョコを作るよ!!

頑張って!北上さん!

まずチョコを砕く!

はい♪

鍋に入れる!

はい♪

その鍋をさっき沸かしてたお湯の入った鍋に入れる!

はい♪

チョコを溶かすよー

はい♪

溶けたらお塩をたっぷり!

は…ん?

え?

お塩?

うん、ダメなの?

ダメというか…なんで?

スイカにかけると甘いじゃん

いや…そうですけど…

ダメじゃないよね?

北上さん、これは誰が食べるの?

ダンナ

ごめんね北上さん!私が間違ってたわ!

じゃあ入れるよ  どばぁー

十分溶けたら容器に移し替えて冷えるまで待ちまーす

じゃあ私は旅支度をしてくるわね

さすが大井っち、あたしのもよろしく!

はーい♪


北上「よしできた!!」

大井「北上さん!用意ができたわ!!」

北上「じゃあ行くよ!!」

大井「はい!…ん?」

北上「へ?」

大井「どこに?」

北上「工廠!!」

大井「なんで?」

北上「小型の潜水艦でダンナの後を追うよ!!」

大井「…いつの間に?」

北上「キンクリだよキンクリ」

大井「金栗?」

北上「もう…早く行くよ!!」

大井「えぇ…」



工廠前



北上「…」

大井「…」

???「…」

???「…」

???「…」


北上「なんでいんの?」



安価下
安価二つ下
安価三つ下

ここまでで出てきた艦娘

※戦艦・空母はNG





古鷹「戦力は必要かと思いまして…」

鈴谷「古鷹がなんか面白そうなことしてたから」

春雨「うぅ…鈴谷さんに引っ張られて…」

春雨「どこ行くんですかぁ?」

鈴谷「旅」

春雨「いやぁ!下着とか持ってきてません!!」

?「春雨ちゃんのならもう積んであるわよ!」

?「なのです!!」

春雨「ふぇぇ!!」


北上「おぉ、あんたらもご苦労さん」

北上「さて…大井っち…」

大井「戦力は多い方がいいわ…」

北上「…」


北上「しゃあ無いか…」

古鷹「やった!!」

鈴谷「そうこなくっちゃ!!」

春雨「うぅ…夕立姉さん…」



北上「それじゃあ乗り込めーものどもー」





重雷装巡洋艦、北上とゆかいな仲間たち!出撃します!





大井「それでどこに向かうの?」

北上「…」

大井「北上さん?」



北上「…妖精艦長さんどうしようか……」

北上「あっ、こちら艦長のボンさんでーす」

ボン「どうもみなさん、ボンです」

ボン「ちなみにこれから追う潜水艦には私の兄が乗っております」


ナンヤカンヤドンチャカピー


ボン「さて…航路の話ですが…」

北上「うん」

ボン「我々妖精には独自の情報網があります」

ボン「無論陸上ででの話ですが…」

ボン「だから、あらゆる鎮守府によって、妖精たちから情報を集めるのが速いかと…」

北上「よし、それで行こう」

ボン「それでは、進路はこの近くの【善良な鎮守府】とします」

ボン「潜航せよ!!」





北上「う~んm、なんだかわくわくしてくるねぇ大井っち!!」

大井「そうかしら…若干不安だわ…」

春雨「うぅ~下着だけで服が無い…」

電「電の服を貸すのです!!」

雷「なんなら私の服でもいいのよ!!」

古鷹「ふふ…なんだか旅行みたいですね」

鈴谷「…三日後には駆逐艦が暴れだすわよ…」

古鷹「…?」

鈴谷「まぁ…見てなって…」



北上(あたしは間違ってなかった…)
北上(旦那が来た途端に、いろいろなモノが動き出した)
北上(長門さん…あたしは見つけてみせるよ)



あたしたちの別の生き方を




赤城「…また行ったわ」

長門「そうだな…」

赤城「追うの?」

長門「追わんよ…私たちには任務がある…」

赤城「え?」

長門「先ほど、提督から手紙が来た」

長門「戦力を三分して、三つの鎮守府の警護に当たるそうだ」

長門「その鎮守府は…



ズットソバニイテクダサイ


鳳翔「…」

鳳翔「ふぇ!!」ボンッ



ヴァルカン「wwww」



短編 ~甘くなんかありません~



鳳翔「…」ムクリ

少しだけ頭が痛い。
昨日のみ過ぎたのだろうか。
なんとなく嬉しいことがあった気がするけど覚えていない。


鳳翔「朝ごはんの支度をしなくちゃ」


まだぼやっとする瞼をこすり、布団から起き上がる。

鳳翔「ふあああぁぁぁ…」

絶対に誰にも見せたくない大きな欠伸を部屋に置いて、食堂へと向かう。

台所には洗われたであろうお猪口ととっくりと皿とフォーク。
きっと彼が洗ってくれたのだろう、お礼を言わなくては。


お米を炊き、味噌汁や焼き魚の用意をする。
お米は釜で焚かない分、仕事が楽になった。

そうこうしているうちに食堂には加賀さん、巻雲ちゃん、睦月ちゃん、ゴーヤちゃん、たくさんの妖精さん達。
そしてブレイズさんと、ヴァルカンさんが集まった。

鳳翔(昨日の謝罪をしなくちゃ…きっとはしたない姿を見られた)

私は、彼の所へと向かう。





彼はどこか眠そうに瞼をこすりながら、ヴァルカンさんと話していた。

鳳翔「あの…会話し中すみません…」

Blaze「ホーショー」

ヴァルカン「おう…」

鳳翔「昨日はすみませんでした…はしたない姿をお見せして…」

彼は、何の反応も見せない。

鳳翔「その…」

次の言葉を口にしようとしたその時、まさかと思う言葉が、彼の口から出てきた。


イツモアリガトウ

イママデゴメンナサイ

ズットソバニイテクダサイ


鳳翔「…」

鳳翔「ふぇ!!」ボンッ


ヴァルカン「wwww」

なんだか眠いのでまた明日です
もう少しで700なのに…いまだ起が終わりきらないというこの絶望…
これはショートストーリーではない(確信)
おやすみなさい

そして読み返してみたら全然バレSSじゃないという…
安価してくれた人ごめんなさい

私はオーシア大統領、ハーリングです。
私は皆さんに問う。
エロは必要だろうか?

正味エロ苦手だから助かった。
戦闘シーンはまだ先になる、ごめんなさい。
物語の下地が納得できないと、戦闘シーンも薄っぺらくなるきがするんです。
服着て気長にお待ちください。
今日はフタフタマルマル時に書きはじめます。


加賀「」ブフィ!!←水

睦月「」ブヒュ!!←オレンジジュース

巻雲「」パキッ←メガネ

でち公「」ブチィ←でち公


Blaze「どういう事だヴァルカン?」

ヴァルカン「wwゆwwwっうぃwwwwんっをっwwww」

Blaze「貴様…」ブンッ!!
ヴァルカン「ほああwwwww」ヒョイ


鳳翔(え…ずっとそばにって…結納!?)24ぽぽ←鳳翔さんの脳内幸福度

鳳翔(でも…まだ知り合って一か月も…)46ぽぽぽ

鳳翔(でもこれって愛の逃避行みたい…)77ぽぽぽぽーん


―――――
―――
――


Blaze「ホーショー…アイラブユー」アゴクイッ
鳳翔「ブレイズさん…私も…」



ざばあああぁぁぁぁん



憲兵「貴様ら!!そこまでだ!!」

Blaze「Shit!!」

鳳翔「ブレイズさん…どこまでもお供します…」

Blaze「ホーショー…」

鳳翔「例え地獄の業火に焼かれようとも…この手は決して…」




ばーん!!ばんばーん!!


Blaze「ホーショー!!!!」

鳳翔(何処までも…共に…)


――
―――
―――――
鳳翔(いいかも…)100ぽっぽー←Max

鳳翔(ブレイズさんの顔見れない・・・)157ぽきゃわわわ←もう凄いMax

鳳翔「…」チラッ



Blaze「Son of a bitch!!!」ダダダダダダ


ヴァルカン「ずwwwっちwwwそwwwwばにwwwwwwwwwwwwっうぃてwwwwwくwwwwwだwwwwちゃああああああああいwwwwwwふぁあああああぁぁぁwwww」ダダダダダダ




鳳翔「…」0←――――シュウウウウウウン




睦月「ボーキサイトの海におぼれた赤城さんみたいな顔が…」ヒソヒソ

巻雲「提督の裸踊り見た加賀さんみたいになったです」ヒソヒソ

加賀「失礼ね、私の目線にはもう少し慈愛があるわ」ヒソヒソ

でち公「オリョクル行くゴーヤでももう少しましな顔してるでち」ヒソデチ


鳳翔(…ご飯作ろう)


バン!!

睦月「鳳翔さんはブレイズさんに甘いのです!!」

睦月「絶対!甘いのです!!」

鳳翔「えぇ…そうですね…」

加賀「一発叩いてやればいいんじゃないかしら」

鳳翔「えぇ…そうですね…」

巻雲「雷撃処分モノですよ!」

鳳翔「えぇ…そうですね…」

でち公「今日の昼ごはんはなんでちか?」

鳳翔「えぇ…そうですね…」

鳳翔「…」

鳳翔「ブレイズさんにお飲物でも…」カタッ

睦月「だかーらー」

加賀「だから引っ叩きましょう」

巻雲「でも…ブレイズさんはまだ小破もしてないな…」

でち公「させればいいんじゃないでちか?」

巻雲「それだ!!」




ブレイズさんはなんであんなことを…

ちょっと期待してしまった私が恥ずかしいです

なんだか少しイライラと…

そういえば、彼が良く配るチョコレート

以前は飲み物だったそうな…

溶かして飲んでみましょう

ズヂュル゙

甘いな…お湯を足すと…

ズズ

いい感じですね

ブレイズさんにも…

やっぱりイライラと…



ドンガチャドンガラ

ファッキュー
www


鳳翔「ブレイズさん?失礼しますよ?」

ガチャ

鳳翔「ブレ――バシン!!

彼女がドアを開けた途端、飛んできたのは彼の枕。
見事彼女の顔に直撃、彼女がおぼんに載せて運んできて飲み物は彼女の衣服にかかる。
甘い匂いが立ち込める室内。
先ほどの喧噪はどこへやら、静寂が訪れる。
そんな中先に口を開いたのは、意外や意外。
鳳翔であった。
それは先ほどの睦月への返答。
そして自分への言い聞かせ。


鳳翔「甘くなんかありません…」

鳳翔「怒ったことだってありますもん…」

鳳翔「厳しくしているつもりですもん…」

Blaze「なんて言っている?」

ヴァルカン「い、いろいろ…」


普段は成熟した女性のような雰囲気を醸し出している彼女も、いまだ19。
お年頃なのだ。
その雰囲気から頼られることも多い彼女。
どこか背伸びをしていたのかもしれない。
しかしやはり彼女は忍耐強い。
怒らない、まだ怒らない。

その怒りに火を付けるのはやはり彼。

Blaze「どうすればいい?」ヒソヒソ
ヴァルカン「ここはだな正直に行こう」ヒソヒソ
Blaze「わかった…これはなんと言えばいい?」ヒソヒソ
ヴァルカン「…本気か?」ヒソヒソ
Blaze「イザコザの解決はお互いの共通理解が大切なんだ…」

鳳翔「何をコソコソと…」


意を決して彼は立ち上がる。


Blaze「ホーショー?」

鳳翔「なんですか…」

Blaze「すーはー…」






Blaze「ゴメンネ、ヨクキコエナカッタ!」


ブチン


鳳翔「ブレイズさんのバカァ!!!!」バガアアァァン!!!

製造妖精さんの初仕事は、おぼんの修繕だったそうな…



あぁ…一応参謀役のヴァルカンだ

ゴホン…まぁ…各人の個人的なイザコザは置いておいて…

そろそろ目的地に着くから、作戦の説明と役割を決める

本作戦の目的は資材の奪取と施設の破壊だ

もうゴッソリ盗ってガッツリ壊す

ついでに間宮もいただく

そのためにまず偵察だが…

ブレイズと加賀とでち公に任せる

でち公は海や川から

二人は陸からだ

おいおいヴァルカン…俺の背中を撃たせるつもりか?

志願してきたのは彼女だ

は? チラッ

・・・なんとなく言いたいことはわかるわ

敵の敵は味方というわけよ

貴方たちの目的が変わるまで私は味方よ

・・・

どちらにせよブレイズ

お前一人じゃ無理だ…銃もろくすっぽ扱えねぇんじゃな

同感ね…

チィ…








偵察で確認してほしいのは艦娘の居住区と資材置き場だ

確認した後、偵察隊は撤退

現地の妖精を通じて物資を運び入れる

残りは全て焼き払う

ブレイズ、頼むぞ

あぁ

作戦期間は一週間だ

まぁ早ければ早いほどいい

何か質問は?

俺たちはどうやって陸に上がる?

こんなデカブツが接岸したら怪しまれるぞ

でち公がお前らを陸まで連れて行く

そこからは現地の妖精に聞け

他には?

まさか丸腰で行かせる気かしら?

それも現地の妖精に任せてある

機関銃、小銃、拳銃いろいろあるだろう

他には?

はいでち!

なんだ?

おやつは何円まででちか!

お前にはあとで俺の愛の鉄拳をくれてやる

でちっ!

他には

・・・

本作戦名は「イカロス」

偵察組は決して深入りするな

ただ情報を集めろ

では作戦開始は一時間後だ

ブレイズ

加賀

でち公

健闘を祈る

ごめんなさい、最後に一つ聞かせて

その鎮守府の名前は?

あぁ…その鎮守府は…



ふむ…これは戦艦と重巡洋艦の写真ですか…

・・・

懐かしいですなぁ…

あのころはよかった…毎日が燃えていた・・・

・・・

中将…あなたが書いているのは紫色のクロッカスですな?

そして裏返された三枚の皿…

なるほど…これはいけない・・・

・・・

私の鎮守府の艦娘を複数の鎮守府に派遣しました

最低限、艦娘の安全は守られるでしょうな…

そんなにも信用できるのか?この記事の奴は?


「艦娘通信!!
 北方から現われし黒い鳥、単騎で深海棲艦艦隊を屠る!!
 
 撮影者 青葉」




少なくとも現時点では…

・・・

派遣先は?

はいその鎮守府は…





長門「黒鉄鎮守府、灰心鎮守府、赤床鎮守府だ」



提督「黒鉄鎮守府、灰心鎮守府、赤床鎮守府です」



ヴァルカン「????????????」






長門????府、灰心鎮守府、????守府???????」



??督「?????府、灰心鎮??????、??????/守府です」



??????ルカン「????????????」



??????????????????????????????????????????????



???????????????????????????????????????????



??????????????????????????????



??????????????????????????????????????


/???????????????////????//////////




Choose the fate.


By the hand.


You guys.






俺たちが信仰する神様、エラー娘様だ。

お前を運命から守るかもしれないし、地獄の底に叩き落とすかもしれない

難儀な女神様だな

女神様なんて浮気なもんさ…

でも、諦めずに頑張れば…きっと微笑んでくれるぜ?





皆さんにはこれからエラー娘となって彼らの運命を決めていただきます。

彼らを幸福にするのも地獄に送るのも皆さんです。

ブレイズが鎮守府を爆撃する一週間。

その間にできるだけの情報を集め、より良い未来へ彼らを導いてください。


まずは二日を1ターン

計3ターン

ブレイズ率いる偵察隊と北上率いる水雷戦隊のどちらで情報を集めるかを決めてください。

全て同じ面子で過ごすことも可能です。

最後の一日までにどれだけの情報を集めるかにより。
最終的にどれだけの艦娘を救えるか。
ひいてはこの国のあり方をも変える鍵にもなります
そしてその結果はエンディングをも左右するものになります。




安価まであと2レス



なお敵鎮守府はそれぞれに警戒レベルがあります。

近くで騒ぎがあると、警戒レベルが上昇します。

また各鎮守府にはそれぞれの特色があります。

気を付けましょう。
(各鎮守府の名前がヒントです)

各ターンでは選択肢や駆け引きによって情報を得ることができます。

気弱な提督には脅しを、金に弱い提督には賄賂を贈りましょう。
なお、情報が少ないと、失敗することがあります。
付近の住人などからよく情報を集めましょう。

また、鎮守府付近には憲兵がうろついています。
見つかれば即鎮守府へ送り返されてしまいます。
気を付けましょう。





安価まであと1レス

しかし、これどうなるか分かったもんじゃねぇな…
個人的には幸福に終わって欲しいんだが。

現在知り得た情報


各鎮守府の距離
???

国民の艦娘への関心
???

国の艦娘への警戒度
???

日本の鎮守府数
???

敵対する鎮守府数
???

味方する鎮守府数
???

救った艦娘数
???

犠牲になった艦娘数
???

深海棲艦に関する情報
???

個別の提督の情報
???

各鎮守府の警戒レベル
???

こちらの戦力
潜水空母ナガセ
ブレイズF-35、正規空母加賀、軽空母鳳翔、駆逐艦睦月、巻雲、潜水艦伊58

北上水雷戦隊
重雷装巡洋艦大井・北上、重巡洋艦古鷹・鈴谷、駆逐艦雷・電・春雨



※なお、項目は必要性に応じて増えます。


5分後のレスで安価をとります
その時の安価下です

安価下


1・2日目水雷戦隊

3・4日目偵察隊

5・6日目水雷戦隊

で行きます

今日はここまでです。

>>734
基本的なプロットは完成しており、ENDも複数個考えてあります
私自身で決めてもよかったのですが
以前に物語の方向性は安価を出すと私自身が明記しましたのでこのような形をとりました
選択肢は全てこちらで出して、各ENDの道に誘導するので
単発安価で地獄絵図みたいな状況にはならないかと



ただ安価スレと題していないので
もし明日の朝起きて、「安価は面倒だ」「荒らしが湧くんじゃないか?」「普通に進めてくれ」
そういった意見が多ければもちろんそれらの意見を尊重します
今まで通り、時々安価でやっていきます

読者あっての書き手ですので

ごめんなさい、やっぱり安価やめます。
エタる気がしてきた・・・
このスレはhtml出します。
安価に期待してくれてた人はごめんなさい。

あぁごめんなさい続編の新スレ立てます

けどミスってまだ立てれないです

最新のスレに長門ってあるじゃないですか?
あれ私です
私がミスりました
だからまだ立てれないです
ホントごめんなさい


何でもしまry


黒イ鳥 飛ビ行ク彼方ニ 何ヲ見ユ【艦これ×エスコン】
黒イ鳥 飛ビ行ク彼方ニ 何ヲ見ユ【艦これ×エスコン】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423873790/)

次のスレです

連投規制かかったから3G回線から立てたんですけど…
問題ない…ですよね?

昼ごろに書きます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月15日 (金) 01:13:53   ID: W5MfsPsh

ちょっと分かりづらい

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未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

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