モバP「ピュアリィ・ミント (15)
だらだら書いていきます。
書き溜めを推敲しつつ手打ちなので遅いです。
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P「俺が…ですか?」
社長「うむ、新人アイドル候補生の1人を任せたい」
いきなり社長室に呼ばれた時は何事かと思ったが…
って、え?
P「任せたいって、いいんですか?
俺、まだまだ新米でプロデュースの経験とかないし…
専門的な事とか…何も…」
言いつつ、ちょっと浮かれてもいた。
そうか、俺もそこまで認めてもらえるくらい成長してたんだな…!
社長「いや、そこまで込み入った事じゃあないんだ、マネジメントのごく一部…まあ、
雑用というか、使いっ走りというか」
…前言撤回、ちょっと待て。
使いっ走りて…えぇ…
ーー廊下ーー
P「…で、ここにいるわけか…」
会議室兼応接室。
おんぼろビルのテナントにそうそう部屋数があるわけもなく。
とりあえず上等なソファーやらテーブルやらが置いてあるので何かあればここを使っている。
…まあ、そのソファーやテーブルもだいぶボロいんだが…
P「使いっ走り…はあ…」
気が滅入る。
しかし大事なのは第一印象である。
ここで舐められては本当にただのパシリになってしまう。
…それにまだ、そういう気の強い子と決まったわけでもない。
ほら、案外物分かりのいいキュートな子が出てくるかもしれないじゃないか。
うん、きっと中にいるのはキュートな子に違いない。
それでクマが大好きで俺が贈ったぬいぐるみに俺の名前をつけて毎晩愛でてくれるに違いないのだ。
俺はデカイだけが取り柄の身体を震わせながら、淡い期待とともにドアを開けるのだった。
P「(こん)にちは~…」
緊張のあまり、こんにちはの「こん」が無音になってしまった。
なんだよ、にちはー…て俺はどこぞの妹キャラじゃないぞ…
女の子「…誰よ、アンタ」
じろり、と鋭い目でにらまれた。
俺の目論見、キュートなアイドル大作戦はどうやら失敗に終わったようだ。
P「あぁ…えっと、俺はその、君の担当で…」
しどろもどろになりながら、自己紹介。
我ながらこの図体で人見知りとか、本当情けなくなってきた。
女の子「ふうん…じゃあ、アンタがアタシをアイドルにしてくれるの?」
P「あ、ああ…まあ俺がって言うか…一緒に頑張っていけたらいいなあ…って」
女の子「一緒に…ねえ」
気だるそうに、女の子はため息をついた。
女の子「あのさ、頑張る、とか無責任に言われても困るんだよね、第一、キャラじゃないし。」
P「無責任って…別にそんなつもりは…俺は責任をもって君を…」
女の子「特訓とか練習とか下積みとか努力とか気合いとか根性とか? 責任をもってお手伝いします、なんでしょ?」
女の子「まあ思い出作りくらいにはなるかもだけど。 あまり期待されても重いだけだしねー」
P(うっわぁ…)
キツイ。いきなりキツイです社長。
帰っていいですか社長。
女の子「って言うか、もう顔合わせ済んだし帰っていい?なんか疲れたしさ」
ごめんなさい君は帰らないで下さいなんでもしますから。
ーレッスンスタジオー
ビルの地下、申し訳程度に備えられたレッスン室。
一応壁の一面は鏡ばりで、防音もそれなりには、という程度の簡易スタジオだ。
P「とりあえず、簡単な発声と柔軟運動からやって、あとは歌のレッスンだな」
とりあえず、実力というか、ポテンシャルがどの程度なのか、確かめないことには始まらない。
簡単に指導をして、準備運動を済ませる。
P「…身体をこう…あれ?」
女の子「こう、でしょ。言われなくても分かってるから」
教えてる途中だったのだが先にやられてしまった。
なんだろう、経験でもあるのだろうか。
とりあえずはここまでで。
と言うか、色々ミスってますね、タイトルとか…
なにぶん初心者なので勝手がわからず…
精神疾患持ちなのでゆっくりになると思いますが、頑張りますので何卒…
では、失礼します。
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