絵里「ほ、穂乃果？」

穂乃果「わぅ？」

絵里「（現実的なワンコというより、アニメに出てきそうな鳴き声寄りね）」

絵里「遅刻スタンプが溜まった貴方は、今日一日ワンコになるという約束の元、ワンコになっているわけだけど……」ﾁﾗ

穂乃果「あんあんっ！」ﾊｯ、ﾊｯ

絵里「だ、だから……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

穂乃果「ご主人様っ、遊んでほしいワンっ！」ﾆｺ

絵里「穂乃果〜っ！！」

ｶﾞﾊﾞｯ!!

穂乃果「わわっ」

絵里「まったく！　『ご主人様』だなんて、なんていやらしいのかしら！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ことり「絵里ちゃん！　気持ちはわかるけど落ち着いてっ！」

ｸﾞｲｰｯ!!

ﾊﾟｯ

絵里「はっ、私は何を……っ！」

絵里「とっ、とにかく！　こういうバツがこれからも待ってると思ったら、遅刻もしたくなくなるでしょう？　これを機にしっかりするようにっ！」ﾋﾞｼｯ

穂乃果「わかりましたワンっ！」ﾆｺ

ことり「ワンコ言葉がガバガバなのも可愛いよ穂乃果ちゃん……」ﾊｧ、ﾊｧ

ｶﾞﾁｬｯ

にこ『あれ、アンタらなにしてんのよ？　穂乃果は犬耳なんか付けて』

穂乃果「にこちゃんっ！」

ﾀﾞｷｯ

にこ「ちょっ、ちょっとなによ！」ｶｧ

穂乃果「遊んでほしいワンっ！」

にこ「お、思い出したわ！　そういえば昨日の遅刻分で……」

ﾁｭｯ

にこ「っっっ！？」

穂乃果「えへへ、愛情表現だよ……ワン」ﾆｺｯ

にこ「」ｶｱｧｧ

ことり「に、にこちゃんがフリーズしてる」

絵里「顔は真っ赤なのにね……って」

絵里「穂乃果！　なんて羨ま…じゃない、もう少し節操を守った……　穂乃果「絵里ちゃんもっ！」

ﾁｭｯ

絵里「っっ！！？」

穂乃果「えへへ……ちょっと照れるね、ワン」ｴﾍ

絵里「……な、なんて幸せな世界なの…」ｷｭｰ

ﾊﾞﾀﾝｯ

穂乃果「え、絵里ちゃん！？」

ことり「録画しなくちゃ……（使命感）」ｼﾞｰ…

ーー……

にこ「……で、犬耳と犬しっぽ装備ってワケね」ｶｧ

ことり「まだ顔が赤いね、にこちゃん」

にこ「うるさいわよことり」ｼﾞﾄ…

にこ「でも、これは他のメンバーの反応が楽しみね」

海未「どうしてですか？」

にこ「大なり少なり、μ'sメンバーは穂乃果に対して憎からず想っているフシがあるわ」

海未「ま、まあ穂乃果は天使ですし……当然ですね」

にこ「普段澄ました表情をつくっている組がどう慌てるのか見物ねっ」ｳｼｼ

海未「はぁ……まったく、貴方という人は」ﾊｧ

ことり「今のところにこちゃんが一番同様していたけどね」ｼﾞｼﾞｰ…

にこ「う、うるさいわね！　撮ってんじゃないわよ！！」ｶｧ

ｶﾞﾁｬｯ

希「おはようさん〜……んっ？　どうしたん？？　皆？」