安部菜々「ナナの夢の終りと始まり」 (22)
アイドルマスターシンデレラガールズの、安部菜々のSSです。
全編R18.
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ナナのプロデューサーは、ナナの体のこと、とっても気遣ってくれます。
年齢……もとい、体力的な不安のあるナナのことを心配して、ダンスレッスンのある日や激しいライブの後なんかは、できるだけ早くお家に帰してくれます。
でも、それ以外の日……ヴィジュアルレッスンの日なんかは、もう、全然容赦してくれません。
今日も、一通りレッスンが終わった後、事務所から皆がいなくなるまで少しの間、待っていました。
ちひろさんや他のアイドルたちが帰って、ナナとプロデューサーは二人きりになります。
すると彼は、ナナの手を掴んで立たせて、休憩室の方へ引っ張っていくんです。
全然力は強くなくて、とても優しく握ってくれてるんですが、何故か抵抗できません。
振りほどいて逃げることだって、本当はできるはずなのに。
いつもナナは、彼のいいようにされてしまうのです。
営業や企画立案など、昼間の多忙な仕事を終えたプロデューサーは、まだ元気が有り余っているようです。
盛り上がったスーツの下半身を見れば、すぐに分かります。
このまま彼の欲望に身を任せたら、一体どうなってしまうのか。
ナナはそれが怖くて、少しでも主導権を握っていたくて、促されるより先に服を脱ぐんです。
お腹や腰を見せるのは、本当に恥ずかしいですが……プロデューサーは私の事、もう何もかも分かってしまっているので、今更何も隠すことはできません。
シャツの前ボタンを開けて、ピンク色のかわいいブラを外して、髪のリボンを解いて。
降ろした髪も、こんな裸みたいな格好も、アイドルになってからはプロデューサーさんくらいにしかにしか見せたことはありません。
髪を揺らすと、プロデューサーの膨らみが少し大きくなったような気がします。
このまま放っておいたら、なにもかも滅茶苦茶にされて……明日まで足腰が立たなくなってしまうかもしれません。
そうなってみたい……なんて、少しも思ってません。
ベルトを外してズボンを下ろしてあげると、がちがちになった……おちんちんが、飛び出てきます。
前にしたのは、確か……3日前、かな?
その間ずっと、発散してなかったんでしょうか。
プロデューサーがナナ以外の女の子に手を出していないのは確実ですから、発散しているとすれば一人で、ということになるのですが、それも望み薄です。
確か前の時は4回位射精してたはずだから、平均すれば1日一回くらいは出してることになるはず……
いえ、こんなこと考えてる場合じゃありません。
プロデューサーをベッドに誘導して、寝転んでもらって、ナナは上半身裸になって。
脚の間に入らせてもらって、待ちきれなさそうなおちんちんにおっぱいを押し付けて、言いました。
「お疲れ様です、プロデューサー。今日もナナが、ご奉仕……します、ね……」
実際、プロデューサーは私たちのためにとても良く働いてくれています。
私以外にも担当アイドルがいるのに、一人一人とちゃんと接する時間を作っているのは、さすがです。
でも、今こうしてナナがおっぱいを使おうとしてるのは、感謝というより、ここで一回射精していてもらいたいからです。
背丈と違ってよく育ってくれたおっぱいを、下から抱え上げるようにして持ちます。
こういう風に支えると、いつも以上に谷間が深く見えるそうです。
おっぱい星人のプロデューサーは、ナナの胸に釘付けです。
この隙に、少しでも気持ちよくなってもらわなければなりません。
反り立った竿を、左右からおっぱいで挟みます。
身体が熱くなって、粘ついた汗をかきます。
でもそれだけではなかなか滑ってくれないので、貯めておいた唾を垂らします。
ローションとかは、使ったことありません。
そんなの使っちゃうと、なんだかナナがエッチな事にノリノリみたいで恥ずかしいし……
何より、気持ちよくなりすぎちゃうとナナもプロデューサーも止まれなくなりそうで、それが怖いんです。
それに、ちょっとヘンタイ気味なプロデューサーは、ナナの唾液を浴びせられると嬉しいみたいです。
たっぷりツバをまぶして、ぬるぬるになったおちんちんをおっぱいでサンドしちゃいます。
できるだけ胸元の方、谷間の深くに迎え入れて、飛び出てしまわないようしっかりと力を込めます。
ガチガチに硬くなってて、透明な先走りも漏れてて、プロデューサーのはいかにも凶暴な感じです。
けれど、ぎゅっと抱きしめるとビクビク言ってるのが心臓に伝わってくるようで、なんだか愛しくなってきます。
見下ろしながらパイズリして、気持ち的に余裕があるせいかもしれませんが。
ただ挟んだなのに、いつの間にか乳首が硬くなっていました。
このおっぱいもプロデューサーに散々弄られて、ずいぶん感じやすくされてしまいました。
乳首だけでいかされたりするのは、恥かしいやら情けないやらでとても辛いんですが、こうしてパイズリしながら気持ちよくなれるのはいい感じです。
勢いを殺さないよう、ずいっ、ずいっと胸で擦り始めました。
上半身ごと動かして全身でご奉仕するようなのも喜んでくれるんですが、ここでナナが疲れてしまっては意味がありません。
先端の弱い部分、外に大きく張り出た部分を胸で包み込んで、左右互い違いに上下させて、おっぱいだけで搾り取るようなスタイルで行きます。
プロデューサーのは、長さや太さがどうなのかはよく分かりませんが、外に張り出たカリ首は明らかに平均より大きいです。
これを突っ込まれて何度も往復されると、ナナのナカはひどく擦られて、失神しそうなくらい乱されてしまうんです。
そんな凶器を好き放題に使われてはたまりません。
最低一回は、おっぱいに射精させないと。
そういう熱意が伝わったんでしょうか、パイズリしながら見上げるプロデューサーは段々余裕が無くなっているようです。
自分で言うのもなんですが、ナナのおっぱいは結構大きいし、しかも柔らかいです。
だらしなく垂れてこないように、日々のレッスンも生活も気を配っています。
リアルJKを名乗るのに、萎びた胸を晒す訳にはいきません。
セクシーな衣装を着るためにも、いつもおっぱいの美容にも注意していたんですが、まさかこんな形で役立つなんて。
アイドルとしての身体がプロデューサーを喜ばせるための体に作り変えるられていくようで少し怖いですが、胸だけでイく男の人を見るのは正直に言って気分がいいです。
女としての価値を証明できたみたいで、優越感を覚えます。
ずりずりっ、とタプタプおっぱいで撫でてあげると、もうそろそろ限界が近そう。
また深くまでおちんちんを抱え直して、胸骨で先っぽをいじめてみます。
ぐりぐりぐり、としながら根本までをおっぱいで包み込んで、ぎゅーっと搾ってあげると、熱い液体が噴き出てきました。
多分、これは三日ぶりの射精でしょう。ドクドクと脈打つおちんちんから、ぴゅっぴゅっと白くて熱くて濃厚な精液が出てきます。
中に出されたらマズそうなザーメンは、ナナのおっぱいを白く汚していきます。
おっぱいの中で射精させてあげたので、ネバネバした液体はナナのおへその方まで垂れ落ちていきます。
射精し終わるまで離してはいけません。
両手に力を込めて、真ん中の竿を捉え続けておきます。
寄せられたおっぱいの谷間に精液が溜まっています。
頑張って舌を伸ばすと、生臭くて苦い独特の味がします。
胸に射精するときは、布団を汚さないよう、こうしてできるだけ多く、ナナが飲んで処理しなければなりません。
ドロドロしてるし臭いしで、最初の頃は飲み下すだけで泣きそうになってしまいましたが、最近ではずいぶん慣れてきました。
いえ、慣らされてきたのでしょう。
口の中に精液を貯めても、すぐに飲まず、一端口を開けて口内を見せてあげる。
飲む前にぶくぶくぶく、と嗽をして、唾と混ぜあわせてから飲む。
できれば、飲む時の喉の音をプロデューサーに聞かせてあげる。
ここまでやらされる女の人って、そうはいないと思います。
さて、一回目も胸でたっぷり搾れたし、と安堵しかかったナナを、プロデューサーは優しくベッドに押し倒しました。
優しくて、でも有無を言わさない手つきです。
スカートを捲り上げて、パンツを引きずり下ろして、脚を開かせて。
股から糸を引いているのを見て、とても嬉しそうです。
さっきたくさん射精させたはずなのに、もうプロデューサーのはガチガチです。
前に、どうしてそんなに何度もできるのか聞いた時には、「ナナが可愛いからだ」なんて、適当な事を言っていました。
胸で挟んでいた時には感じられなかった威圧感のようなものがあります。
今からこれに貫かれる。またこれを挿れられて、ナナがナナでなくなるような思いをさせられる。
そんな恐ろしさ、興奮、逃げたいような留まりたいような訳のわからない気持ちがいっぱいで、もうされるがままです。
ただ、コンドームを付けるようお願いするのが精一杯です。
プロデューサーは無表情のまま、用意してあった袋を破って薄いゴムを手早く付けました。
そのまま、ナナが逃げる暇すら与えたくないように、肩を掴んで抑えつけて、脚の間に体を割り入れてきました。
プロデューサーはナナよりもだいぶ大柄なので、こうして組み伏せられると全く抵抗できません。
右を見ても左を見ても太い腕が突き立っていて、まるで檻のようです。
でもプロデューサーは、囚われのナナを苦しめようとはしません。
息を荒らげて一刻も早く挿入したそうな雰囲気なのに、まずするのはキス。
男の人の、ちょっと乾き気味の唇。
そこからナナの口に入ってくる、やけに長い舌。
ちゅっ、ちゅって水音が鳴ります。
プロデューサーの舌がナナの舌を舐めたり、唾を啜ったり、唇の裏を撫でたりしている音です。
吸い込まれるように、ナナもプロデューサーの口へ舌を伸ばします。
ヌルヌルして熱い、男の人の口。
舌先で探るたび、前歯の歯並びの綺麗さに驚かされます。
目を閉じて舌と舌を絡め合っていると、頭の中でじゅっぷじゅっぷいう音がやけに鮮明に響きます。
ディープキス、という言い方でもまだ足りない、もうこれは口でするセックスです。舌フェラです。文字通りのオーラルセックスです。
熱いキスと体温で頭がぼうっとしてきた頃、プロデューサーはナナの胸に手を伸ばしてきました。
唾や精液でまだかなりベトついていますが、そんなことも気にせず、はしたない乳首を優しく摘んでくれます。
くりっくりっと指の間で刺激されると、パイズリしていた時の甘い感覚がすぐに蘇ってきます。
プロデューサーの手は、結構大きいです。
ナナの自慢のおっぱいも、ぎゅっと握りしめることができます。
そんなに力を込めてくることはありませんが、男の人の骨ばった指がお乳に食い込む感覚は、なんだか背筋がゾクゾクして、癖になりそうです。
だんだん、手に加わる力が強くなってきました。
プロデューサーは胸に挟まれるのも好きですけれど、胸を揉むのも同じくらい大好きです。
柔らかい肉を揉みしだいて、中の乳腺をマッサージ。
いくら刺激されても母乳が出るはずはありません……出たら困るんですが、こう何度も刺激されていると、そのうち何かの弾みで噴いちゃいそうで、ちょっと怖いです。
揉まれているだけでも気持ちいいのに、ミルクまで搾られちゃったらナナの胸はどうなってしまうんでしょう。
男の人が射精するみたいに、ひどく感じさせられちゃったらどうしよう。
そんな妄想に浸るナナに、プロデューサーはいよいよ挿入してきました。
股の肉が押し広げられるような感覚と、それを追うように熱く痺れる感覚があります。
初めての時は血も涙も流して大変でしたが、いつの間にかずいぶん慣らされてしまいました。
ゴム越しですが、おちんちんの熱さはなんとなく感じ取れます。
胸を愛撫されて、ナナは濡らされてしまっていました。
大きさが合っているんでしょうか、プロデューサーは結構早く腰を使ってくれます。
ぐいっぐいっとお腹の奥を突かれている内に、温かい感覚がじんわり広がってきます。
胸の気持ち良いのと同じような甘い麻痺が、ナナの体と脳を侵食していきます。
いつの間にか、喘いでいました。
あっ、とか、ひっ、とか、短い声が自然に出てしまいます。
ごんごんと子宮の近くを叩かれると、肺から空気が漏れるように呻いてしまいます。
エッチなDVDに出てくる女優さんみたいな、高くて媚びるような声はあまり出ません。
ナナの地声よりも少し低めの、自分で聞いてても苦しそうな喘ぎ声しか出せません。
でもプロデューサーはそれが良いと言ってくれました。
掠れるように喘がれると興奮するって、言ってくれました。
だからナナはもう、全部この人に委ねてしまいます。
ただ抑えつけられて、ビクビク震えながら犯されて、気持ちいい気持ちいいって悶えるだけです。
プロデューサーも、エッチの時にはあまり喋りません。
時々、搾り出すようにナナの名前を読んでくれると、それだけで軽くイっちゃいそうになります。
耳たぶを噛んで、耳の穴に舌を入れて、プロデューサーは激しくエッチしてきます。
夢見心地のまま「いい」って喘いだら、俺もいいよ、愛してるよ、ナナ。ってちょっとぶっきらぼうに囁かれました。
そんな風にされたら、ナナはもうダメです。
腹から全身に熱いものが広がって、ふっと意識が遠のくような感覚。
熱中症や疲労で倒れるときとはぜんぜん違う解放感。
身体の所有権を悦んで譲り渡してしまったような浮遊感。
ナナがふわふわとイッている間に、プロデューサーも射精していました。
動きが止まって、お腹の奥でおちんちんがびくびくいっています。
胸で挟んだ時と同じように、何度も跳ねて精液を放っているのです。
ザーメンは全部コンドームに受け止められてしまって、ナナには届きません。
さんざん気持ちよくされながらも、精子は一滴も与えられなかった子宮が疼きます。
ただ挿れられてがんがん突かれるだけでこんな風にイけるなら、生で犯されてそのまま中出しされたら一体どうなってしまうんでしょう。
もしその日が来たら、ナナは悲しんだらいいのか、それとも喜んだらいいのか。
気持ちよくされた頭では、全く分かりませんでした。
そんな風に、密かに逢瀬を重ね続けていたある日。
ナナとプロデューサーは、一つ大きなイベントを成功させました。
今までずっと立ちたいと願ってきた、大きな舞台。
念願が叶った嬉しさと、一抹の寂しさを持て余して、一人になりたくない気分でした。
だから、関係者を交えた小規模な打ち上げが終わった後、プロデューサーのお家に誘われた時も、断る気にはなれませんでした。
そういえば、今まで長い時間を共に過ごしてきましたが、家へおじゃまするのは初めてです。
明日は休みにしてあるからな、とプロデューサーが言いました。
多分、することになるんでしょう。でもそれが今までにしてきたのと同じものになるかは、あまり自信が持てませんでした。
プロデューサーの家は、忙しい彼の仕事を反映するように質素です。
何人もアイドルの面倒を見て、お給料はそれなりに貰っているはずなのに、使う暇が無いんでしょうか。
真新しい冷蔵庫から、せっかくだからといって取り出したお酒は、ナナの記憶が正しければ相当な高級品。
人目を気にせず、こんないいお酒を飲ませてもらえるなんて。
頑張ってよかった、と思わずこぼすと、プロデューサーも嬉しそうです。
勧められるまま、つい飲んでしまいました。
プロデューサーと楽しくお酒を飲んでいたら、いつの間にかずいぶん酔ってしまいました。
いつの間にか会話も途切れがちで、ただじっと見つめ合ってしまいます。
プロデューサーが私の手を取って、ベッドの方へ導いていきます。
少し酔っているとはいえ、足腰が立たないほどではありません。
でもここで拒むくらいなら、そもそもお部屋にお邪魔してはいません。
男の人に部屋に誘われるのがどういうことか、分からないナナではありませんから。
いつものように服を脱がされ、まずナナからご奉仕しようかと思っていましたが、機先を制されて押し倒されてしまいます。
今夜のプロデューサーは、どこか少し違います。
雰囲気が違います。眼が違います。
今日のイベントに来ていた、ナナの熱狂的なファン達の目つきに少し似ているような気もしますが、それよりもっと、なんというか周りが見えていない感じです。
少し怖いですが、でもこの人にそれだけ強く求められるなら、それはそれでいいと思ってしまいます。
イベントの準備で、ここしばらくエッチできていません。
パイズリもフェラチオもしないで、いきなりセックスから始まるのは、相当久しぶりな気がします。
もどかしげにキスされて、汗ばんだ胸を愛撫されると、ただでさえ熱い身体がかっと滾ります。
プロデューサーの家に招かれて、ナナも相当興奮してしまっていたようです。
どこもかしこも愛されて、しっかり準備万端にさせられてしまって。
また、ナナは仰向けにされて抑えつけられます。
いよいよ入ってくる、という時、プロデューサーがコンドームをしていないことに気づきました。
それは、それだけはだめです。
お願い、つけて。ナマは、ナマはダメです。
自分でも分かるくらい、声が弱々しいです。
これではまるで、ナマでして欲しいって誘っているみたいです。
そんなつもりはないのに。コンドーム無しでセックスなんてしちゃいけないのに。
もし万が一にでも赤ちゃんができちゃったら、大変なことになるのに。
そう思ってはいるのですが、どうしても声を張ることができません。
そんなナナを見て、プロデューサーは言いました。
そんなに言うなら、中には出さない。ナナがお願いしない限り外に出すから。
そんなのダメです、というよりも早く、プロデューサーはナナを犯しました。
責任とるから、愛してるから、という言葉がナナの頭を揺らします。
いつものように股の奥を突かれて、でもいつもより直に体温を感じられるようで、エッチな汁が漏れてくるのを止められません。
粘っこい水がたっぷり出てるのに、プロデューサーはきっと気づいています。
いやいや言いながらしっかり感じているのを、見落とすはずはありません。
でも、それを指摘してくることはありません。
そんな時間も惜しいとでも言いたげに、奥の方のちょっと腹よりの部分、ナナの一番弱い部分を激し目に突いてきています。
カリ高おちんちんでそこを擦られると、下腹に暖かいものが広がって何も言えなくなります。
喘いで、震えて、愛されるだけの愛玩人形にされてしまいます。
でも、今日だけは人形扱いされて悦んでいてはいけません。
なんとかして抜いてもらわないと。
もしこのまま中に出されたら、どうなってしまうことか。
ゆっくり気持ちよくされていく心と体は、その恐怖をなかなかシリアスに受け止めることができません。
中に出されたら妊娠しちゃう、妊娠しちゃったらアイドル続けられなくなっちゃう。
そう考えて抵抗しようとするんですが、そもそもナナをアイドルにしてくれたのはプロデューサーです。
そのプロデューサーの手で、ナナのアイドル人生を終わらせられるなら、それも仕方ないかな……
いえ、そんなことありません。ナナは、ナナはまだできるはずです。
まだやりたいことがあったはずです。
上の男を押しのけようとする手に力が入りません。
首筋の毛が逆立って、視界が狭くなって全身がフワフワして。
胸を弄られっぱなしなせいで軽い絶頂から覚めることができません。
プロデューサーはナナをじっくり高めた後、一気にピストン運動を速めてきます。
このままだと、すぐにイッちゃう、どうしよう抜いてもらわなきゃ、中に出されたら……
そう考えていると、イく直前、プロデューサーの動きが止まりました。
呆気にとられているナナに、彼は言いました。
ナナがお願いしなかったから、止めたんだそうです。このまま動いてたら中に出しそうだから、止まったんだそうです。
そしてナナは、ようやくプロデューサーの企みに気づきました。
プロデューサーは、本気でナナを孕ませるつもりです。それも無理やりじゃなくて、ナナにお願いさせた上で孕ませるつもりです。
この人はナナを共犯者にしようとしています。ただ犯されて孕まされた可哀想な被害者にはしてくれないのです。
慄然とするナナを、またプロデューサーはゆっくりと愛してくれます。
ずっ、ずっと奥の方を突いて、ナナをギリギリまで感じさせて直前で止める。
今まで何度もエッチしたせいで、もうナナの弱いところも、何処をどれくらいいじめたらイっちゃうかも、全て知られてしまっていました。
穏やかな快感の中、もう少しで最高に気持ちよくなれそうな時に、寸前で引き止められる。
一度や二度ならまだしも、何度もそれをされていると、ナナの中で絶頂への欲望がどんどん強くなっていくのを抑えられません。
イカせて、おねがい気持ちよくして、と懇願しても、彼は聞いてくれません。
まだプロデューサーは余裕がありそうです。ナナだけをイかせて、その後で外に出すくらいはできそうなのに。
気持ち良さがすぐそこまで来ているのに、どうしてもイけない。
どんなに喘いでも叫んでも解放してもらえない。
中に出されちゃダメなのに、ナナの子宮は言うことを聞いてくれません。
何年も燻っていたナナを見出して、鍛えて、届かないと思っていた世界に連れ出してくれたこの人の子供を妊娠できるかもと聞いて、ただただ悦んでいるようです。
きゅんきゅんする後ろめたい疼きも、いつもより強いです。
初キッスも初エッチも捧げたこの人に、初妊娠もあげられる、そのことを嬉しく思っては、いけないはずなのに。
イきたいのにイけない、妊娠したいのにしたくない、一緒になりたい結婚したい、もうナナは何もかも分からなくなって、泣き出してしまいました。
ぐすぐす言っていると、プロデューサーは私の耳元に顔を近づけてきました。
またです。ダメです、これはダメです、いつものとは違います。
今、愛してるなんて言われたら戻れなくなっちゃいます。
愛してて、どうしても自分のものにしたくて……他に何人もアイドルは見てるけど、こんな気持ちになるのはナナだけだ、なんて言われたら。
もう、避妊し続ける理由が無くなっちゃいます。
アイドルを辞めたいわけじゃないです、でもアイドル辞めてからもプロデューサーとは離れたくないんです。
アイドルは楽しいです、でもプロデューサーといるのも楽しいんです。
ずっと今までみたいに、両方楽しませてくれればよかったのに。
こんなことするなんて酷いです。いじわるです。
たっぷり優しくして、ものすごく気持ちよくして貰えて、一生幸せにしてあげたいって言われて。
焦らされ続けて、ナナの頭はもう働きません。
もうただそこにある絶頂が欲しくて、命ぜられるままの言葉を、遂に言ってしまいました。
イかせて下さい。中に出して下さい。赤ちゃんできてもいいです、って。
お腹膨らんでアイドルできなくなってもいいですから、ザーメン下さい、って。
情けなさと恥ずかしさとで、涙が止まりません。
思わず顔を両手で覆っても、ひどい顔を隠しきれません。
でも、辛いばかりではありません。プロデューサーはちゃんと約束を守って、ぐいぐい子宮口の近くを犯してきてくれます。
生精子を求めて子宮がうねっているような、凄まじい快感。
膣がギュウギュウに締まって、一刻も早く精液を注いでもらいたがっているようです。
きもちいい。きもちいい。だして。いかせて。孕ませて。
頭のなかが真っ白になって、自分が叫んでいるのかどうかも分かりません。
何十回目かのピストンの後、プロデューサーの体が強張って、ナナの中の一際深くにまでおちんちんが打ち込まれて、泣きながらナナはイきました。
しばらくそのまま放って置かれたかったくらいでしたが、正気を取り戻しかけた瞬間、身体を横向きにされて左脚を持ち上げられました。
何を、と聞く間も無く、再びプロデューサーのが入ってきます。
ナナの左脚を抱えるようにして、さっきまでよりもずっと深く、挿入しています。
まだ出せるんです。さっきのが今日一回目の射精でしたから、まだプロデューサーはナナにナカダシする気なんです。
もう、絶望する気力すら残っていませんでした。
プロデューサーが腰を使う度に、ナナの股から白い液体が掻き出されて漏れてきています。
さっき膣内に出された精液が、激しい動きのせいで泡立っています。
腰を引いておちんちんを半分ほど抜く度に、ザーメンが逆流してごぽっごぽっといやらしい音を立てます。
自分が種付けされたんだという事実をしっかりと認識しながら、またイきました。
今までにしたことのなかった体位ですが、こんなふうに子宮口の近くを責められると気持ちよすぎて、孕むこと以外何も考えられなくなります。
いつの間にか、涙は止まっていました。
だってもう、悲しむべきことなんて無いんですから。
ナナは雄に精液をねだる、最低に淫らなオンナです。
プロデューサーに孕まされたがっているド淫乱の雌です。
受精させられて、アイドル生命を終わらされている最中にイッちゃう変態です。
プロデューサーに言わされたことですが、ナナが自分で言ったことでもあります。
一度言葉にしてしまったものはもう取り返しがつきません。
あんなこと言わされて、もうナナのタガは外れてしまいました。
幼い頃からの夢、何十年も抱いてきた夢を捨てて、ナナはプロデューサーのものになってしまいます。
アイドルの仕事よりもプロデューサーのおちんちんと中出しザーメンを取る、彼専用の売春婦にされてしまいます。
顔を隠すことも忘れて、舌を飛び出させて下品に喘いでいます。
頭の中は、欲しい欲しいもっと欲しいって、それだけです。
今ナナは、たった一本のおちんちんに滅茶苦茶にされてしまっています。
ずっと夢だったアイドルという生き方と引き替えにしてまで、この硬いおちんちんに愛されたいって思わされています。
この長くてカタくて素敵な大好きなおちんちんにいっぱいいっぱい射精されて子宮ぱんぱんにされてあかちゃんつくりたいっておもわされてます。
片足を捕まえられた不自由な体勢で、身体を前後に動かして少しでも多くの快楽を受け取ろうとしてしまいます。
もっと子宮をぐちゃぐちゃにされたい。妊娠するまで、ううん、妊娠してからもエッチして欲しい。
おっぱいから母乳搾りながらお腹をかばいながらエッチして欲しい。
子宮口を何度も何度も蹂躙されて、お股グチュグチュにされて所有権主張されて肉体全部自由にされて、もうエッチというよりは交尾に近い有り様。
まるで動物みたいに、性欲以外何も無くしたナナは、ひたすら自分の望みを叫んでいました。
射精して。中に出して。孕ませて。妊娠させて。赤ちゃん作らせて。
だしてだして、いかせて、ナカダシでいかせてきもちよくして。
ななのしきゅーにこいせーえきたっぷりだしてはらませて。
途切れつつある意識でなんとかそれを囁くと、胎内に熱い液体がぶちまけられ、それでナナはイきっぱなしにされました。
膣奥にまで深く挿入したまま、プロデューサーはナナにのしかかって退こうともしません。
どくんどくんと、新たな精液がナナの中に注がれていきます。
あまりに強く抱きしめられて、精液は漏れ出ることもできません。
全部、ナナの中です。ナナの子宮の中です。
少しでも零したくなくてお腹にきゅっと力を込めると精液漬けの子宮が揺れて、また痙攣しながらイキました。
繋がりあったところから、透明な液体が吹き出ています。
おしっこ、ではなくて潮です。初めての潮吹きは種付け受精セックスでした。
新鮮で濃厚な精液をたっぷり注がれて、子宮が悦んでいます。
結局ナナは、子供を作りたいという本能に抗うことはできませんでした。
でも、それでいいんです。
この人を好きになって、好きにされちゃって、もうどうしようもなかったんですから。
この人に幸せにしてもらいたいって、思っちゃったんですから。
最後に見たのは、ナナの唇に優しくキスしてくれるプロデューサーでした。
それからのことは、もうトントン拍子でした。
各所に根回しをして段取りを付けて、あれよあれよという間にナナの引退ライブの日程が決まってしまいました。
早めに済ませないと、お腹が大きくなってしまいますし、リハーサルも余り時間は取れません。
その辺は、プロデューサーは今頑張って調整してくれています。
でも、もうすぐその仕事も終わりそうです。
そうしたら、今日も寝る前にたっぷりエッチしてもらわないといけません。
今はまだ普通に出来ていますが、聞いた話では、膨らみかけくらいの時期は挿入しないほうがいいんだそうです。
ですから今日は、パイズリの練習をさせてもらいます。マットの上に寝転んでもらって、ローションをたっぷり使って、どのくらい射精してもらえるか、実験です。
プロデューサーに限って、お腹の膨らんだ女に欲情できない……なんて、あり得ませんよね。
この人に責任とって貰えて、ナナはとっても幸せです。
これから永遠に、ナナはプロデューサーのものです。
だから、末永く愛して、遊んで、たくさん子供産ませて下さいね。
ウサミン星の人口を、これからもどんどん増やしていきたいです。
ナナの夢のために、協力、お願いしますね。旦那様♪
以上です。
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