岡崎泰葉「コタツでとーーく!」 (46)

泰葉「最近めっきり暖かくなってきましたね。コタツでとーく!メインパーソナリティの岡崎泰葉です」

杏「昼はもう暑いくらいだよねー。同じく、双葉杏だよ」

イヴ「また今年も海に行きたいですぅ。アシスタントのイヴ・サンタクロースとブリッツェンです~」

ブリッツェン「ブモォ」

杏「そ・し・てー?」

菜々「コタツに入ってする話じゃないですよね…。ゲストに呼ばれちゃいました、安部菜々でーす!」

泰葉「ようこそ、菜々さんじゅうななさいさん」

菜々「えっ!?」

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菜々「あのー、泰葉ちゃん、今なんて…?」

泰葉「ようこそ菜々さん。歓迎しますよ」

菜々「あれー?」

杏「どうかしたん?」

菜々「いえ、今何か含みのある言い方をされた気がしたんですが…」

泰葉「気のせいですよ?」

杏「気のせいだって」

菜々「んんー?」

泰葉「細かいこと気にしていたらシワが増えますよ?」

菜々「ううっ!気にしてるのに……って!菜々はまだまだ現役の十代ですから!シワなんてありません!」

杏「確かにシワないねー」

イヴ「お肌つるつるです~」

菜々「スキンケアはばっちりです」フンス

菜々「……いや、だから!今のですよ!」

泰葉「はい?」

菜々「明らかに年上に対する表現じゃないですか!」

泰葉「菜々さんは年上ですよね?」

菜々「えっ?」

泰葉「私、16歳ですから」

菜々「あっ!えーと…確かに?」

杏「菜々さんと杏は同い年だよね?」

菜々「………そうですね!」ハッ!

杏「一応…」ボソッ

菜々「杏ちゃん?」

杏「なんだい?」

菜々「今何か聞こえたんですが…」

杏「あんずわかんなーい」テヘペロッ

菜々「ええーっ……」

菜々「なんでのっけからこんなに弄られてるんでしょう…」

杏「まだまだこれからやで」

菜々「えっ?」

泰葉「そろそろ良いですか?」

菜々「何がです?」

泰葉「話を進めても?」

菜々「あれ!?まさかの菜々待ちでしたか!?」

杏「んだねー」

菜々「うぅ…。釈然としませんが、どうぞ…」

泰葉「では参ります…」

杏「今日もコタツでまったりトーク!」

泰葉「コタツでとーく!はじまります」

イヴ「本日のツッコミは安部菜々さんです~」

菜々「菜々、張り切って行きますよ~!って、ツッコミ!?」

泰葉「改めまして、岡崎泰です」

杏「双葉杏ですん」

イヴ「イヴ・サンタクロースとブリッツェンです~」

菜々「せーの!ウッサミーン!安部菜々でーっす!キャハ!」

菜々「それにしても、事務所でラジオ収録なんてしてたんですね。菜々、知りませんでした」

泰葉「何の話ですか?」

菜々「何って、この番組ですよ?さっき急にお呼ばれしたのにもビックリしましたが…」

杏「それは菜々さんが暇そうに設定ノート見てたからだね」

菜々「せ、設定ってなんですか!?」

杏「それはもちろんウサミン星人の…」

菜々「な、菜々は本物のウサミン星人ですー!」

杏「はいはい」

泰葉「ところで…」

菜々「はい?」

泰葉「ウサミン星まで一時間で行けてしまう電車は、やはり銀河鉄道ですか?」

菜々「えっ?」

イヴ「事務所の近くに銀河鉄道の駅があるなんて知りませんでした~」

菜々「えっ?えっ?あ、杏ちゃん?」

杏「まぁ、ガチサンタがアイドルやってるくらいだし、宇宙人の一人や二人紛れててもおかしくないよね」フヒヒ

菜々「杏ちゃんまで?って、イヴちゃんのも設定じゃあ…」

泰葉「イヴさんはサンタさんですよ?」

イヴ「日本を担当してます~」

菜々「マジで?」

杏「マジで」

菜々「………」

杏「で、銀河鉄道の駅はどこ?」

菜々「え、えーと…皆の心の中に?」

泰葉「ふむ…。つまり念じたら来る、と?」

菜々「そっ!そうなんです!でも、資格がないといくら念じても駄目なんですよ?」

泰葉「そうですか…」

菜々「や、泰葉ちゃん?」 

杏「そのうち菜々さんが乗せてくれるって」

泰葉「なんと!」

菜々「ええっ!?」

イヴ「その時はぜひ私も~」

菜々「…お、おおお任せください!」

杏「よろー」ニヤッ

菜々(どうしよう…)

杏「あ、それとさっきの話だけど…」

菜々「なんです?」

杏「これ、別に収録とかじゃないからね?」

菜々「はい?」

泰葉「空いた時間を使って雑談してるだけですので」

菜々「うん?」

泰葉「あ、でもメールとミニコーナーはあるのでご安心ください」

菜々「えっ?」

菜々「ごめんなさい、色々分からない事が…」

杏「うん。奈緒と同じ反応だね」

菜々「奈緒ちゃん?」

泰葉「以前にゲストに来ていただきました」

菜々「えっと…」

杏「つまり、前から暇潰しにラジオ風の雑談をしてて今回は菜々さん、前には奈緒を呼んだりしてるわけだよ」

菜々「わざわざ?」

杏「わざわざ」

菜々「なんでしょう、一気に疲れました…」

杏「もう若くないんだから、ムリはダメだよ?」

菜々「そうなんですよね。最近めっきり疲れが取れにくく……いやっ!菜々はまだまだ若いです!現役JKです!」

泰葉「ええ。知ってますよ?」

菜々「で、ですよねー!」

杏「それじゃ、菜々さんが納得した所で、最初のメール行こうか」

イヴ「は~い」

菜々「本当に来てるんですか!?」

杏「そう言ってんじゃん」

イヴ「こちら、東京都のシューガーレス☆ハートさんから頂きました~」

菜々「……もしかして、心ちゃんですか?」

泰葉「どうでしょうか…」

イヴ「『皆さん今日和。本日は、愚痴を聞いてくださると言う事でメールしました』」

泰葉「ドンと来いです」

杏「聞くだけならね」

菜々「な、なんだか口調が……」

イヴ「『私は、デビュー自体はつい最近になりますが、遅くにデビューしたため周りと比べると年齢的に後がありません。同時期にデビューした人達が、次のステップに進んでいたり総選挙でランクインしていたりと、今は焦燥感もあります。綺麗事だけでは通用しない世界と言うのも分かっているので、多少の荒事も覚悟してはいます。どうすれば売れる様になるでしょうか?よろしければアドバイスをお願いします』との事です~」

菜々「し、心ちゃん……」グスッ

杏「ここはやっぱり、同じ境遇の菜々さんにアドバイスをお願いしようかな」

菜々「分かります。菜々もデビューまで苦節にじゅ……十七年!かかりましたから!」

イヴ「別に遅くないですよぉ?」

菜々「………。でも!今では順調にお仕事が貰えてますし、毎日がスペシャルです!だから、心ちゃんも…」

杏「シューガーレス☆ハート」ボソッ

菜々「シューガーレス☆ハートちゃんも!信じていればきっと大丈夫です!」

泰葉「力強い素敵な言葉ですね」

菜々「ありがとうございます」フフッ

杏「流石、総選挙2位は重みが違うね」

菜々「人生、何が起こるか最後まで分かりませんからね」

泰葉「そうですね。私も子役時代はアイドルやれるなんて思ってもいませんでしたし…」

イヴ「私もです~」

イヴ「………あ」

泰葉「どうしました?」

イヴ「まだ、続きがありました~」

杏「ありゃ。読んで読んで」

イヴ「は~い……『追伸。やっぱりまずはキャラが被ってるなんとか星人あたりから潰すべきかな?物理的に☆』」

菜々「…………」

杏「…………」

菜々「………えっ?」

杏「あはははははははは!」

菜々「な、菜々の事じゃないですよね?ね?」

杏「あっははははは!」

菜々「最後の最後であの子は…」

杏「あー、面白かったー」

杏「ま、シューガーレス☆ハートさんにも、そろそろ新しい展開っての来るだろうから大丈夫じゃない?今月末辺りとか」

泰葉「えらく具体的ですね?」

杏「まぁ、多分だけどね」

泰葉「それではここで一曲」

菜々「本当にラジオみたいですね…」

泰葉「安部菜々さんで、『メルヘンデビュー!』」

菜々「やっぱりですかー」タハー

イヴ「どうぞ、マイクです~」

菜々「はい?」

杏「ほらほら、セリフセリフ」

菜々「いやいや、えっ?」

菜々「あの、曲流すんじゃないんですか?」

泰葉「せっかくなので、歌っていただこうかと…」
 
菜々「菜々が?」

泰葉「菜々さんが」

菜々「流石に事務所で生歌はー…」 

杏「たまに鼻歌で歌ってんじゃん」

菜々「なっ!?なんでそれを!」 

泰葉「意外とみんな聞いていますよ?」

菜々「な、なんだってー!」

菜々「いや、だからってマイク持って歌うのとは違いますよ!」

杏「えー?菜々さんも拒否るん?」

菜々「いくらなんでも、これはー………も?」

泰葉「奈緒さんにも断られました…」シュン

菜々「奈緒ちゃんにも言ったんですか?」

杏「うん。CDの発売前にね」

菜々「………そりゃそうですよ」

菜々「それにしても………」

杏「なに?」

菜々「泰葉ちゃん、ずいぶん明るくなりましたよね」

泰葉「そうでしょうか…?」

菜々「ええ。子役時代を知ってる身としては色々感慨深いです…」

泰葉「ふふっ。あの頃は、ただ言われた事をしていただけですからね…。今は、毎日がとても楽しいです」

菜々「いい事ですね」

泰葉「はい。ただこなしていた昔よりも、今のほうが学ぶべき事が沢山あります…」

杏「泰葉の子役時代を知っている菜々さん…」

菜々「はっ!もちろんテレビで見てたんですよ!?」

杏「泰葉に対する目線が同年代のそれじゃないのは?」

菜々「き、気のせいです!」

泰葉「それでは続きまして…」

菜々「いつまでやるんですか?これ」

杏「プロデューサーが戻るまで」

菜々「いつ頃戻るんです?」

杏「さあ?」

泰葉「『わたし、苦情があります!』のコーナーです」

イヴ「わーい」パチパチ

菜々「苦情?」

泰葉「こちらのコーナーは、普段言いたくても言えない事を、険悪な仲になるのを覚悟でゲストに言ってみましょうと言うコーナーです」

菜々「つまり、菜々に?」

杏「そうなるね」

菜々「な、何しました?」

杏「何したの?」

泰葉「それでは早速参りましょう」 

イヴ「最初のお便りは、てんてーの右腕さんから~」

菜々「えっと…亜里沙ちゃんから?」

イヴ「『てめーあなべべ!ウサコとキャラがかぶってるウサ!ウサコのほうがさきにデビューしたんだからもうちょっとえんりょするウサ!』ですぅ」

菜々「亜里沙ちゃん!?」

泰葉「確かに、キャラ被りは致命的ですよね…」

杏「これは駄目だね」

菜々「いや、菜々と亜里沙ちゃん、別にキャラが被ってなんてない気がするんですが…」

泰葉「投稿者はてんてーの右腕さんですよ?」

菜々「もしかしてウサコちゃんとのキャラ被り!?」

杏「なる程。同じ人外ウサギ枠って事だね」

菜々「まさかの!?」

菜々「あのー…これ、本当に亜里沙ちゃんからなんですか?」

泰葉「投稿者のプライバシーと個人情報はきちんと保護させていただいていますので」

イヴ「守秘義務です~」

菜々「丸わかりなんですが、それは…」

杏「考える分には自由だからね」

菜々「それでいいんですか?」

杏「あくまで推測ならね」

泰葉「それでは次の方を」

菜々「まだあるんです!?」

イヴ「続きましては~……えっと、ウサウササ!さんからですぅ」

泰葉「ウサ?」

菜々「誰でしょう…?」

イヴ「『ウサ!ウサウサウササ!ウサッサッサウササウサウサ!ウサウサ!ウサー!』」

杏「えっ?」

泰葉「ウサウサ?」

菜々「何ですか、これ?」

イヴ「代筆をされた方からのメッセージがあります~」

杏「代筆?」

イヴ「『何やら言いたそうだったので代筆してみたが、私にも何言ってるか分からないんだよな、コレ。hahahaha…』だそうですぅ」

菜々「もしかして………ウサちゃんロボ?」

杏「あ、なーる」

菜々「………」

杏「………うん。次、行ってみよー!」

泰葉「なお時間の都合上、みうさぎぴょんさんとにゃんみくさんからのメールは省略致します」

イヴ「ごりょーしょーください」

菜々「時間とか関係ないですよね…?」

杏「みくと美羽だからね。仕方ないね」

菜々「あれっ!?個人情報云々は?」

泰葉「何の話ですか?」

菜々「あれー?」

泰葉「まあまあ、おみかんどうぞ」

菜々「あっ、ありがとうございます。……みかん、まだあるんですね」

杏「スーパーでももう見かけないよねー」

菜々「確かに。今はオレンジばかりですよね」

泰葉「独自ルートを開拓していますので、年中安定供給が受けられます」

菜々「凄いんだか凄くないんだか…」

菜々「あっ、美味しい」

泰葉「でしょう?」ドヤッ

菜々「そういえば、プロデューサーさんって何処行ってるんです?」

杏「岡山」

菜々「えっ?」

泰葉「今朝、吉備団子が食べたくなったと言って、新幹線に飛び乗って行きました」

菜々「さ、流石にウソですよね…?」

泰葉「取りあえず白桃をお願いしておきました」

菜々「ま、まっさか~」

杏「……まぁ、吉備団子が食べたくなった、って所はね」

菜々「えっ?じゃあ岡山には?」

泰葉「今朝行かれましたよ?」

菜々「あれっ?さっき、プロデューサーさんが戻るまで菜々が代わりだとか…」

杏「おっつー」

菜々「いやいやいやいや、え?」

菜々「日帰り、ですよね?」

杏「あのプロデューサーだよ?」

菜々「ですよねー…」

イヴ「また新しい人が増えますねぇ」

泰葉「今度はどんな方が来るんでしょうか?」

杏「長野の時はしきにゃんに七海にしゅがはさんだっけ」

菜々「改めて濃い面子ですよね…」

泰葉「皆さん個性的で楽しい方ですよ?」

菜々「そうですけどー」

杏「その前が時子様にくるみに飛鳥…」

菜々「そろそろあっさりした子が欲しいですね…」

杏「回を重ねるごとに濃くなってるんですが、それは」

イヴ「楽しみです~」

泰葉「因みに、あっさりしたおせんべなら、こちらに」ドサッ

杏「お、今日はサラダせんが大量だ」

イヴ「止まらなくなりますよね~」

菜々「なんでこんなに…?確かに美味しいですけど」

泰葉「みかんとおせんべは私の主食です…」

菜々「主食!?」

泰葉「はい」

菜々「……えっと、体壊さない程度にして下さいね」

泰葉「健康管理はばっちりですよ?」

菜々「うーん?」

杏「細い事気にしてたらシミが増えるよ?」

菜々「まっ!まだ大丈夫です!…多分」

杏「多分?」

泰葉「それでは次は…」

菜々「今度は何で弄られるんでしょう…」

泰葉「おや?」

菜々「どうしました?」

泰葉「そろそろお仕事の時間でした…」

杏「あ、もうそんな時間かー」

菜々「へ?」

イヴ「今日は何やるんですかぁ?」

泰葉「今日はいよいよゲロゲロキッチンです」

杏「げ。そうだっけ?」

泰葉「張り切って行きましょう…!」

杏「面倒くさいなぁ…」

泰葉「遂に言えます。取ったゲロー!」

杏「……うん。よろしく」

泰葉「お任せください」フンス

菜々「あのー…?」

泰葉「それでは、行きましょうか杏さん」

杏「仕方ないなー。面倒くさいけど」

泰葉「ふふっ。そう言いながらちゃんと付き合ってくれる所が杏さんの良い所ですよね」

杏「褒めても何も出ないよ?」

泰葉「やる気は出してくださいね?」

杏「適度にねー」

泰葉「はいはい」フフッ

菜々「もしもし?」

杏「よーし。じゃあ行こっかー」

菜々「えっ?」

泰葉「それではあとはお願いします」

イヴ「はぁい。行ってらっしゃいませ~」

菜々「ちょっ…」

菜々「…………行っちゃった」

ブリッツェン「ブモッ」ポン

菜々「………?」

イヴ「元気出せ、だそうです~」

菜々「あ、ありがとうございます」グスッ

菜々「いじり倒された挙句放置ってひどくないですか?」

イヴ「アメなめますかぁ?」

菜々「あ、どうも……黒飴ですか?これ」

イヴ「故郷の味です~」

菜々「へー…」パクッ

菜々「…………っ!」

菜々「な、なんですかコレ!?」ンー!

イヴ「アルミサッキですぅ」

菜々「こ、これが噂の……!」ウヤー

イヴ「う~ん。やっぱりダメみたいですねぇ」

ブリッツェン「ブモォ」

サルミアッキじゃね?

>>31
間違えた…。そっちです

菜々「……………」

菜々「……………」

菜々「……………はっ!」

菜々「あ、あれ?」キョロキョロ

菜々「イヴちゃんまでいないんですけど…」

菜々「………はぁ。帰ろ」


おわるん

はい。最初から最後までグダグダでした。ごめんなさい…
またそのうちにこりずに書くかもなのでその時はよろしくです?

読んでくれた方、ありがとうございました!

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