古鷹「…ﾊｧ、もう、ほら、そこの本片付けて!」

加古「…はいはい、提督、ちょっち手伝って～」

提督「うん、…ところでお前らの部屋はいいのか？」

加古「古鷹がいつもきれいに掃除してるからねぇ‥」

古鷹「いつもきれいにしておけば、大掃除も簡単ですよ」ﾌｷﾌｷ

提督「へぇ、さすが古鷹…」

加古「ところで提督、これ読んでもいい？」つ北斗の拳

提督「ん？ああ、いいぞ」

古鷹「…」

加古「おもしろいよねぇ～、これ」

提督「おもしろいよな～、北斗の拳」

加古「フドウさんとラオウが戦うとこがもう‥」

提督「あそこはもう…、ほんとリハク仕事しねぇ…」

加古「スミスじいさんとかも、辛いよね～」

提督「ほんともう、悪党共の屑っぷりがねぇ」

加古「あとはフォックスの所にケンが登場するとこかっこいいよね～」

提督「天誅下すシーンな、すかっとするよねぇ」

加古「ねぇ、借りていってもいい?」

提督「ん、いいけど…、！って加古、うしろ…」

加古「え？」ｸﾙｯ

古鷹「‥‥‥」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

提督加古「」

古鷹「‥‥‥」ｽｯ

提督「ちょ、ちょ、ちょっとまって！おちついて！ご、ごめんなさい！
　　　　
　　　　許して！ください！砲口向けないで！右腕おろして！」

古鷹「…大丈夫ですよ、剛掌波ですから」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

加古「なにが大丈夫なの!!?」

古鷹「…大丈夫ですよぉ…大丈夫」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

提督「加古！こっちｄ…」ｶｯ

ドｯゴーーン…


古鷹「‥‥‥‥」ｼｭｳｩｩ

古鷹「……あっ」

提督加古「」ﾁｰﾝ

古鷹「ご、ごめんなさい！ごめんなさい！だっ、大丈夫ですか！」ｵﾛ

提督「お、おう、なんとか…」ﾎﾞﾛ

加古「うん…」ﾎﾞﾛ

古鷹「本当にごめんなさい!ごめんなさい！」

提督「私は大丈夫だけど、部屋に穴が…」

古鷹「どうしましょう、どうしたら…！今から直します！」

提督「いいって、…でも、どこで寝たらいいんだろ…?」

加古「…執務室はどう？」

提督「仕事場で寝起きしたくないなぁ…」

加古「でも空き部屋はみんな物置になってるよ？」

提督「…はぁ、じゃあ執務室だな、仕方ない」

古鷹「ごめんなさい！ごめんなさい！」

提督「いいから…、じゃあ引っ越ししないとな、加古も手伝ってくれ」

加古「…は～い、お礼に漫画貸してね～」

ﾏﾂﾓﾄｱｳﾄ~!ﾃﾞﾃﾞ~ﾝ!
提督「ほらほらお前ら、いいかげんに部屋に戻ったら？」

陽炎「いいじゃない、大晦日なんだから!」

提督「それは理由になってない」

不知火「いいじゃないですか提督、大晦日くらい」

提督「大晦日の所為にしてはいけない」

不知火「でもまだ12時前ですよ?」

提督「そりゃあ、お前らは良いだろうけど…あっ、他意は無いぞ」

陽炎・不知火・黒潮「…」

提督「でもこいつらはもう寝てるし…」

暁・電・皐月・文月「」zzZ

提督「起こすのは可哀そうだし…、そうすると運ばないとならないだろ」

黒潮「そやな」

提督「こいつらはともかく、お前らは運ぶの大変ｄ、ひでぶっ!!」ﾊﾞｷｯ

不知火「○んでください提督」

提督「酸素魚雷で殴らないで、危ない」

雷「わたしをたよってもいいのよ…？、しれいかん?」ｳﾄ

提督「雷はいい子だな～、でもいいんだぞ雷、眠いなら私の布団使うか?」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雷「いいの？しれいかん？」ｳﾄ

提督「ああ、寒いし、何なら添い寝してやろうｋ、ひでぶっ!!!」ﾊﾞｷｯ

電「」zｚZ

ﾞﾁｬ
響「みんな、蕎麦だよ、…って、どうしたんだい司令官?」

提督「ケツバットかな…、あっ、魚雷差し込もうとするのやめてください」///

響「‥‥‥」

提督「ちょ、響、マジで引かないで、助けてよ」

鳳翔「もう、提督さんをいじめちゃだめですよ～」

不知火「…鳳翔さんがそうおっしゃるなら」ｽｯ

提督「ほ～しょ～さん…、もう私の味方は貴女と雷だけですよ…」

鳳翔「ほら提督さん、お蕎麦ですよ」

提督「ありがとうございます、おっ美味しそうですね」

鳳翔「はい、皆さんもどうぞ」

陽炎「ありがと、鳳翔さん」

不知火「ありがとうございます」

黒潮「おおきに」

響「はい、七味とネギだよ」

赤城「おいしそうですね」ｼﾞｭﾙﾘ

加賀「さすがに気分が高揚します」ｼﾞｭﾙﾘ

提督「‥‥‥‥お前らなんでここにいるの？」

加賀「芳しい香りがしたので」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

提督「…ﾊｧ」

鳳翔「いいじゃないですか、みんなで食べた方が楽しいですよ」

響「そうだよ、司令官、いいじゃないか」

提督「…そうだな、その通りだな」ｽﾞﾙ

赤城「鳳翔さん、おかわりください」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督(…ｲﾗｯ)ｸﾞﾘｸﾞﾘ

赤城「いたい！いたい！痛い！いたい！なんでですか!?」

提督「…なんか腹が立った」

響「おっ、司令官、カウントダウン始まるよ」

提督「ん、ホントだ‥‥10！」

黒潮「‥9！…8！」

赤城「7！6！」

陽炎「5！」

加賀「…4」

鳳翔「3！」

不知火「…2」

響「…1!」



　　「「あけましておめでとうございます!!」」

＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
提督「こいつらどうしようか…」

暁・電・皐・文・雷・陽・ぬい・黒「」ｽﾔｧ

響「…はこぼう」ｳﾄ

提督「大変だろ、この人数は…」

響「…しかし、しかたないだろう」ｳﾄ

提督「だから部屋に戻れとあれほど…、まあいいや、とにかく運ばないと…」ﾊｧ

響「…うん、てつだうよ」ｳﾄ

提督「いいって、眠いだろ？なんとかするから…っと」ｽｯｸ

響「ひとりくらいなんとか…、よっと」ｽｯｸ

提督「まったく…、赤城も加賀も、蕎麦だけ食べて帰りやがって…
　　　　だれか手伝ってくれないかなぁ…」ｶﾞﾗｯ

長門「呼んだか？」

提督「‥‥‥お、おう、……あけおめ」

長門「ああ、おめでとう、この子たちを運べばいいんだな？お安い御用だ」ﾋｮｲ

提督「‥‥おっ、すまないな、助かる」

長門「いやいやかわいいな～、にへへ」(なに、この程度大したことはない)

提督「‥‥‥‥‥‥‥うん？お、おうそうだな？」

長門「この寝顔、合法的に抱っこできるとは‥」(世界のビック7にまかせておけ)ﾆﾔﾆﾔ

提督「‥‥‥‥‥」

長門「ん、どうした？」

提督「い、いや、なんでも‥‥」

～第六駆逐隊の部屋～

提督「よっと、…んじゃあおやすみ響、朝礼あるからな、寝坊するなよ」

響「わかった、おやすみしれいかん」

長門「おう、おつかれ」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

提督「さあ出て行こうな」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

長門「ちょ、引っ張るな、おい‥！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

響「‥すぅ」zｚZ

時雨「あけましておめでとう、提督」

提督「おめでとう、はいお年玉」

夕立「嬉しいっぽい！ありがと提督さん！」

提督「大切に使えよ」

夕立「わかってるっぽい！」

提督「ところで、夕立は着物かぁ…似合うな」

夕立「えへへ～//、うれしいっぽい！」

提督「時雨は着物着たりしないのか？」

時雨「ぼ、僕は着ないよ…柄じゃないし、着物もないし…」

提督「そう？似合いそうだけどな…」

夕立「来年は着てみるっぽい！」

時雨「勘弁してよ…」//

暁「あけましておめでとうです、司令官！」

提督「おめでとう、今年もよろしくな」

電「おめでとうなのです！」

提督「はいみんな、お年玉だ」

響「ありがとう、司令官」

提督「‥本当は、もうちょっと入れてあげたいんだけどねぇ…」

雷「気にしないでいいのよ！ありがとう司令官！」

提督「でもなぁ…」

雷「そんな司令に、はいこれ！私達から、お年玉よ！」

提督「‥‥‥‥お、おまえらぁ～、ほんとにもう、ありがとなぁ」ｳﾙｯ

雷「いいのよ司令、いつものお礼よ！」

提督「‥ホンマにいい子たちや～、ホンマ天使やわ～‥」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

暁「と、ところで、初詣は行ったの？司令官？」

提督「ん、いや、行ってないけど…、お前らは行ったの？」

響「行ってないよ」

提督「それなら、一緒に行くか？」

暁「そ、そうね！じゃあそうするわね！」

電「じゃあ、さっそく行くのです！」
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿

~近くの神社へ~
提督「さすがに寒いねぇ～」ｽﾀｽﾀ

雷「わたしが温めてあげるわ、司令官！」ﾀﾞｷｯ

提督「ありがと～、あったかいな～」ﾇｸﾇｸ

暁・響・電「」ｼﾞｯ

提督「お前らも寒いのか？ほら」ｽｯ

暁「べ、別に寒くなんて…」

響「司令官がそういうなら」ﾀﾞｷｯ

暁「…へっ？」

電「い、電もなのです！」ﾀﾞｷｯ

提督「お、おっと、やっぱり歩きにくいなぁ…」

暁「……」

提督「ここ階段長いよねぇ…、大丈夫？」

暁「だ、大丈夫に決まってるじゃない！」

提督「そっかそっか…、おっ！あれは島風じゃないか？」

響「ん、本当だね」

提督「何してるんだろ…、おーい！しまかz…」

島風「よーし、連装砲ちゃん！階段ダッシュだよ！」

連装砲「…！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

島風「あはは！連装砲ちゃん！行くよ！よーい、ドン!!」ﾀﾀﾀｯ

連装砲「…！！」ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ

島風「遅いよ～！連装砲ちゃん！はやくはやくぅ～！あははっ！！」ﾀﾀｯ

響「‥‥‥‥‥提督」

提督「‥‥‥‥なにも言うな」

＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
提督「な、長かった～…」ﾋｨﾌｩ

電「つかれたのです…」ﾋｨﾌｩ

暁「こ、こんなんで、い、息が上がるなんて、提督も、まだまだね」ﾋｨﾌｩ

響「…おっ、あれは島風じゃないか？」

提督「‥‥」

島風「…」ﾁｬﾘﾝｶﾞﾗｶﾞﾗﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…

島風「‥‥‥、っと、連装砲ちゃん！なにお願いしたの？」

連装砲「…！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

島風「へ～連装砲ちゃんらしいね！」

連装砲「…！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

島風「わたし？えへへ…、わたしはね‥」

島風「ともだちが沢山できますように！って！」


提督「‥‥‥‥なあ、お前ら？」

響「なんだい？」

提督「………仲良くしてあげてね…」

響「……わかった、司令官」

電「わかったのです！」

雷「大丈夫！私がいるじゃない！」

提督「その無償の愛で、島風を包んであげて…」

島風「‥！あっ、提督～！あけましておめでとうございます！」ﾀﾀﾀｯ

提督「お、おう、あけおめことよろ」

島風「今年もよろしくお願いします！」

提督「‥‥なあ島風、その～‥」

島風「なんですか？」

提督「お、おみくじでも引くか？」

島風「いいんですか！」

提督「う、うん‥」

島風「やった～！ほら、提督！早くぅ！」

提督「‥‥‥」

提督「一回100円って高いよな‥、え～と、全部で…、暁、響…」

響「700円だよ、司令官」

提督「…高いな」ﾁｬﾘﾝ

提督「‥‥‥あれ？」

電「‥？どうしたんですか？」

提督「いや‥、暁、響、雷、電、島風、そして私…、6人じゃん」

響「…えっ？」

提督「…えっ？」

連装砲「…！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

提督「‥‥」

暁「やった！中吉ね！」

響「私も中吉だ」

雷「はわわっ‥小吉なのです」

電「私も中吉ね！司令官は？」

提督「私は末吉だ、まぁこんなもんか‥」

島風(みんないいなぁ、私なんて大凶だよ…、はぁ、ついてないなぁ‥)

提督「島風はどうだった？」

島風「えっ!?えっとぉ、その、だい…ｺﾞﾆｮ」

電「大吉なのですか!?」

島風「‥‥‥‥大凶」

提督「」

提督「…ほら、そこに結んできたら？」

島風「…うん」

雷「ところで連装砲ちゃんはどうだったの？」

連装砲「…！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

暁「えっと、………大吉？」

提督「」

島風「‥‥‥ぐすん」

提督「‥‥し、島風？」

島風「う、うわあああぁぁぁぁん!!」ﾀﾞﾀﾞｯ

提督「おい！階段駆け下りたら‥」

島風「きゃあっっ！！」ｽﾃｰﾝ

提督「あっ！島風！！」

　　ドッシーーン……

~その頃~
長門「‥‥と、まあ今朝?は、そういうことだったんだよ」ｽﾀｽﾀ

陸奥「はぁ、そういう事ね、姉さんらしいわ…」ｽﾀｽﾀ

長門「幸せだったねぇ～、今年の運、使い切ったんじゃあないか？」

＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
長門「‥‥な訳だ、つまり別に私がロリコンとかではなくてだな…」

陸奥「はいはい分かったから‥、ほら、着くわよ」

長門「おう、長かったな、…おや？」

?？?「うわあああぁぁぁん!!」

?？?「おい！階段駆け下りたら‥」

島風「きゃあっ！」ｽﾃｰﾝ

長門「うおぉっ！島風!?ぐあぁっ!!」

　　ドッシーーン……

提督「島風！大丈夫か？」

島風「は、はい、なんとか…、！大丈夫ですか、長門さん!?」

陸奥「大丈夫!?姉さん？」

長門「ぐへへへ、幸せだ～、この重み…、最高だ」(大丈夫だ、問題ない)

提督「お前ら、こいつに近づくなよ…」

電「…？どうしてです？」

提督「危ないからだよ」

島風「ごめんなさい！ごめんなさい！ごめんなさい！」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

長門「スカート短いからお辞儀すると尻が見えそうだ、くそう、うしろにまわって
　　　　まじまじと目に焼き付け得たい、しかし正面から見えそうで見えない、
　　　　それを楽しむのもまた風流也、それでこそ連合艦隊旗艦、世界の
　　　　ビック7、といったところではないだろうか」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
　　　　(なあに、気にすることはない)

提督「…ほら島風、もういいから帰るぞ」

島風「えっ？で、でも…」

提督「いいから…、じゃあ後は、陸奥、よろしく」ｽﾀｽﾀ

陸奥「ちょ、ちょっと、提督？おーい…」

長門「…?どうした、陸奥？」

陸奥「…なんでも」

＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
長門「…お、陸奥、おみくじ引くか」

陸奥「まあ私はなんとなくわかっているけど…」

長門「…お、大吉だ、幸先良いな」

陸奥「はぁ、うらやましい…、えっと私は…」

　　　「大凶ですね…」

長門「…いつもだな」

陸奥「ええ、いつもどおり…」

雪風「あっ！長門さんと陸奥さん！あけましておめでとうございます！」

長門「おっ、雪風か、おめでとう」

雪風「おみくじですか？雪風も引きます！」

長門「…どうだ？届くか？持ち上げようか？」ｸﾞﾍﾍﾍ

陸奥「‥‥」

雪風「普通に届きますよ？…んしょ」

長門「…ｺﾎﾝ、ど、どうだった？」

雪風「ええっと…大大吉、ですね」

長門「……さすがだな」

陸奥「」

提督「いきますよ鳳翔さん！」

鳳翔「いいですよ提督さん」

提督「では…、んー…よいしょお！よいしょお！」ﾍﾟｯﾀﾝﾍﾟｯﾀﾝ

電「上手なのですね！司令官！」

提督「ふはは！そうだろうそうだろう！餅提督と呼ぶがいいさ！」ﾍﾟｯﾀﾝﾍﾟｯﾀﾝ

電「呼ばれたいのですか？」

餅提督「そろそろいいですかぁ！鳳翔さん！」ﾍﾟｯﾀﾝﾍﾟｯﾀﾝ

鳳翔「そうですね、じゃあお餅をこっちに移しますね、…よっと」ｽｲｯ

餅提督「ふう、……終わった」ｾﾞｪｾﾞｪ

鳳翔「お疲れ様でした」ﾋﾗﾀｸﾉﾊﾞｼ

餅提督「切り餅にするんですか」

鳳翔「そうですよ、お餅は非常食になりますから」

提督「そうなんですか？」

鳳翔「お餅は、マッチ箱位の大きさで、ご飯茶碗一杯分のカロリーがあるんですよ」

提督「‥‥ちょっと嫌なこと聞いちゃったな」

鳳翔「さて、次いきますよ」

提督「よーし、任せてくださ…」

不知火「鳳翔さんこっちも出来ました」ﾇｯ

提督「え、お前らも餅つきしてんの？」

不知火「ええ、アレで…」ｽｯ

餅つき機「ｺﾞｩﾝｺﾞｩﾝｺﾞｩﾝｺﾞｩﾝｺﾞｩﾝｺﾞｩﾝ」ｶﾞｯﾀｶﾞｯﾀ

提督「……わぁ、便利」

鳳翔「私はお餅を伸ばさないと…、誰か手水を…」

赤城「じゃあ私が」ｽｯ

提督「‥‥なぜお前がいる？」

赤城「いい香りがしたので」

鳳翔「じゃあ赤城ちゃん、頼むわね」

赤城「了解しました!」

提督「いいけど‥、つまみ食いするなよ？」

赤城「え？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「もち米を食うなぁ!!」

赤城「ごめんなさい！手が！勝手に動いたんです！反省しました！」

提督「よく素手で食えるよな、熱々じゃんか…」

赤城「さあ餅つきしましょう！」

提督「はぁ‥、じゃあいくぞ！…よいしょお!!」ﾍﾟｯﾀﾝ

赤城「はい！」ｽｯﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「よいしょお！」ﾍﾟｯﾀﾝ

赤城「はい！」ｽｯﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「食うなあぁ！」ﾌﾞﾝ

赤城「ごめんなさい！手が勝手に動いたんです！反省します！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督「…お前当分ボーキ無しな」

赤城「…！そんな‥、勘弁してください！ごめんなさい！」ﾋｮｲﾊﾟｸ

提督「謝る気ねえだろ！」

電「お、重いのです‥」ﾖﾛｯ

長門「電、大丈夫か？」

電「杵が重くてお餅がつけないのです‥」

長門「‥どれ、私に貸してみろ」

電「できるのですか？」

長門「勿論だ、世界のビック7に不可能はない！陸奥、手水してくれ」

陸奥「はいはい‥」

長門「よし、いいか陸奥！いくぞ！‥いかりんぐっ！」ﾍﾟｯﾀﾝ

陸奥「え‥、え～と、男は黙って？」ｽｯ

長門「いかりんぐっ！」ﾍﾟｯﾀﾝ