梓「あずにゃん禁止令!」唯「?!」 (17)
梓「だいたい“あずにゃん”ってなんなんですかー!
いい歳こいて“にゃん”なんて恥ずかしくて堪えられません!」
唯「えええっ?! 今さら言うことなの!?」
梓「それを、よりにもよって公衆の面前であずにゃんあずにゃんと・・・」
唯「あっ、いまあずにゃんがあずにゃんて」
梓「揚げ足をとらないの!!」
唯「はっはい・・・」
梓「もう金輪際その呼び方は禁止です」
唯「じゃ、じゃあ・・・“あずキャット”とか」
梓「似たようなやつも全部だめです!!
せめて高校生なりのふさわしい呼び方をしてくださいっ」
唯「・・・うぅ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419745336
◆ ◆ ◆
唯「ふわっふわったーあーいむっ♪」ジャカジャン
ガチャ
■「失礼します」
唯「あっ、■■■■■!」
■「その呼び名はやめてくださいって言ってるじゃないですか!」
唯「ごめんなさい、えーっと……■■■ちゃん?」
■「・・・妥協します」
律「おーい、遅いぞ■ー」
■「すみません、ちょっと日直で遅れてしまって」
澪「律、お昼に言っただろ? 今日は■が遅れてくるって」
紬「ふふ、ぐっすり寝てたものね。はい、■ちゃんどうぞ」コトッ
■「ありがとうございます。・・・あつっ」
唯「■■■■■■は猫舌だねえ」
■「だからそれもダメって!」
紬「まぁまぁ。かわいいじゃない、■■■■■■」
■「じゃあムギ先輩は呼ばれたいですか? ■■■■■■って」
紬「もちろん!」きらきら
■「えー・・・」
律「あれ、でもそしたらムギはムギ■■■■じゃねー?」
唯「おー、たしかにムギ■■■■だ」
律「ムギ■■■■ってなんか上品そう。血統書とかあるんだよ
澪『じゃ、じゃあ私はみお■■■■・・・』」
澪「言ってないから!」ポカッ
律「あだっ」
唯「あっそういえばね、■■■■で思い出したんだけど」
■「?」
唯「けさ学校くるとき、すっごいかわいい■■ちゃん見たんだよ!」
律「えっ?」
唯「いや、だから交差点の電柱のとこで、よちよち歩きの■■さんが・・・」
澪「ごめん。聞き取れなかった、なんか黒いもやがかかったみたいで」
唯「えー? だからー真っ黒い毛でヒゲがぴんと生えた■■ちゃんが・・・あれっ?」
紬「真っ黒・・・髭・・・・おじさん?」
律「よちよち歩きって言ってるでしょうが!」
澪「おじさんがよちよち歩き・・・うわぁ」
■「それでその■がどうしたんですか?」
唯「あっうんえっとね、なんだか日焼けした■■■■■みたいだなあって」
■「私は道ばたの■と同列ですか・・・」
唯「■■■■■も■■もかわいいもんねぇ」
律「って、ちょっ待て待てまてっ!
私ら会話についてこれてないから!!」
唯「ええー? ほら、■■■■■が・・・じゃなかった、■■■ちゃんが、」
■「唯せんぱぁい?」ギロッ
唯「私ちゃんと言ったもん!■■■ちゃんって!」
澪「・・・・・??」
律「ん、澪どうかした?」
澪「いや、その・・・唯、一つ聞いていいか?」
唯「えっうん」
■「大丈夫ですか? 先輩、受験勉強でお疲れなんじゃ・・・」
唯「そうだね、澪ちゃんも今年受験だもんねぇ」
律「おめーもだろっ」
紬「ふふっ。それで、澪ちゃん?」
澪「いや・・・なんか怖くなってきたからいい」
ゆい■■「「・・・?」」
澪(だから唯はなにと話してるんだ!?)
じゃーん♪
律「ふぅ・・・やっぱたまにはスティック握らないと、腕がにぶるもんね!」
澪「何回目だ、そのいいわけ」
「そうですよ。・・・まぁ、唯先輩たちに提案した私も私ですけど」
唯「でもでも、 ちゃんだってギター弾きたかったんだし!」
律「えっ? ギター、唯以外に誰か弾いてたっけ?」
「ちょっ、それひどくないですかー?!」ぷんすか
澪「あ、なんだっけ。レディオヘッドのジョニーみたいだ」
律「あー。メンバーに入れてほしくて後ろで和音弾いてたって」
「なんですかその扱い・・・・まぁ、悪い気はしないですけど」
紬「それにね、 ちゃんとここで演奏するのも、」
澪「そうだな。ちゃんと演奏しないとな、やるからには」
紬「えっ? 私、そういう意味じゃ、」
澪「えっ、それってどういう」
「 ? 、 ?」きょとん
澪「・・・なんだろう。触れちゃいけない気がする」ブルブル
唯「もー。澪ちゃんマジメすぎー。もっとこう、りらぁっくすして、ね?」
澪「あ、・・・うん。ごめん、唯」
「 。 、 ・・・?」
律「・・・・・うん?」
そんなこんなでそつぎょうしき!
唯「これをあげよう」スッ
律「だれにだよ」
唯「えっ・・・いや、なんか雰囲気的に、こう・・・?」
唯「あっそうだ! えとね、これもあげようっ!」スッ
澪「・・・はあ?」
唯「花びらが5枚! 私たちみたい・・・あれ?」
紬「5枚・・・?」
唯「・・・・あれえー?」きょとん
律「おいおい、私たち軽音部はなぁー、」
唯「ねね、点呼しようよ!? りっちゃん部長!」
律「そ、そうだな! 部活っぽいしな!? よしいくぞ、『け!』」スッ
澪「『い!』」スッ
紬「『お!』」スッ
唯「『ん!』」スッ
スッ
律「やっぱり4人だよな」
澪「おいおい、気味が悪いよ・・・」
澪「・・・そ、そうだ! 気を取り直して、聴いて欲しい曲があるんだ!」
唯「だれに?」
澪「あ、・・・・いや、なんとなく」
律「・・・なんで?」
紬「それは、そのっ! ・・・・あれ?」
唯「ま、まあ曲あるんだし演奏しようよ」
律「そうだなっ、今日が最後だしなっ!」
唯「それじゃあ歌います、
『なんだか よくわからないものに ふれた気がする!』」
律(曲名しまらねぇええええ!!)ワンツー
じゃーん♪
澪「・・・」
律「・・・」
紬「・・・」
唯「・・・」
全員(なにこれ・・・)
唯「む? 今なんか失礼なこといわれた気がするっ!」
律「奇遇だな、私もだ」
澪「ミエナイキコエナイ」ブルブル
紬「って、本当にみえないね・・・」
唯「うーん・・・なにか大事なことを、忘れてるような・・・・」
完
※ 本作品には一部、不適切な表現がございましたため
関係者の皆様のご要望にお応えして
音声処理を行いましたことをご了承ください。
桜 高 軽 音 部
グスン
おわり。
このSSまとめへのコメント
意味が分からないし何が言いたいのかも分からない