エレン「バンドを組んだぜ!」(31)
コンコン
コニー「はーい」ガチャ
エレン「じゃじゃーん」
コニー「おお、どうした?」
エレン「ちょっとあがらしてもらうぜ」
コニー「いやいやお前」
ライナー「おじゃましまーす」
ジャン「おじゃましまーす」
コニー「おお何人いんだよ? 久しぶりだな、エレン」
エレン「いや~」
ジャン「お好み焼きいただきまーすwww」
コニー「おおお前食べんなよ、はいよ」
エレン「いや、今日はさ」
コニー「おう」
エレン「ちょっと報告があってさ」
コニー「うん、どーした?」
エレン「俺たちでバンド組んだんだよ」
コニー「へえ」
エレン「このバンドでさあ、やる曲がこう、完成しちゃったんだよね」
ライナー「完成しちゃいました!」
コニー「ちょっちょっちょっ待ってくんね?」
エレン「お前に聞いてもらおうと……」
ライナー「おめでとうございまーす!」
コニー「ちょっちょっ待ってくんね? この二人誰?」
エレン「あっ」
ライナー「あっ」
エレン「紹介するわ。先輩」
コニー「あっ先輩……初めまして」
ライナー「初めまして」
エレン「で、こっちがいとこ」
ジャン「そうっす」
コニー「いとこ!?」
エレン「先輩のな」
コニー「……初めまして」
ジャン「いとこやっ……」カンダ
ライナー「俺のいとこっす」
ジャン「いとこやってまーすww」
エレン「先輩ちょっとラジカセ取って」
ライナー「はい」
コニー「あっ、俺のラジカセ使うんだ?」
ライナー「これ?」
エレン「ありがとう。ちょっとテープ持ってきたから」カチャ
コニー「あーそうなんだ」
エレン「昨日録った。録ったばっかの」ガチャガチャ
エレン「このテープがまたな、歴史を変える一曲が入ってんだよ」
コニー「ふーん」
ライナー「あー俺もドキドキしてきた」ワクテカ
コニー「でも俺音楽分かんねえぞ?」
ライナー「そういう人が聞いたほうがいいんだよ」
コニー「何でうち来たんだ?」
エレン「じゃあ準備はいいか?」
コニー「……おう」
エレン「よーいっスタート!!」ポチッ
♪ジャカジャカ……
エレン「俺の声など~聞き流せ~♪」
ジャン「そっちはうまく~やってくれ~♪」
エレン「いいかよく聞け~都会では~♪」
ジャン「時計の針すら~戻せない~♪」
コニー「どこだって戻せなくね?」
エレン「走れ~歌声より速く~♪」
ジャン「届け~お前にこの歌声~♪」
エレン「瞳の奥の奥の奥の奥にはもう用はないにせよ~♪」
ライナー「用がないと言われたらそこまでではあるが」
ライナー「どっこいこっちには動かぬ証拠があるんでやんすかぁ!?」
一同「ホッホー!!」
♪ジャカジャカ……
一同「ホッ
コニー「……」ポチッ
エレン「いけっ、……あれ?」
コニー「ちょっと待て、もう充分だ」
ジャン「あ~分かっちゃった?」
コニー「もう充分だ」
エレン「伝わっちゃった?」
ジャン「良さってやっぱわかるもんだな」
エレン「俺たちのな」
ライナー「触り聞いただけでもやっぱグイグイ」
コニー「あー……」
エレン「このロックの魂伝わっちゃったんだろうな」
コニー「ちょいまて、そうじゃなくてさ」
エレン「うん」
コニー「あんまこういう音楽って、無くね?」
ジャン「ねえな」
エレン「世の中にはねえよ」
ライナー「確かにないな」
コニー「あ、その無いっていうのは無いなーっていう」
コニー「その~、よく……よくはない」
エレン「ああ、あんまりは無いよっていう」
ライナー「種類か?」
コニー「だ~、あの種類の話じゃなくて」
コニー「良く悪くじゃなくて……無いんだぁと思ってさ、こういうのは」
エレン「あ、良くない?」
コニー「良くないねぇ」
エレン「良いか悪いかで言ったら?」
コニー「悪い」
エレン「だめですか?」
コニー「だめです」
エレン「え、でも作っちゃった」
コニー「まぁしょうがないっすね」
エレン「そっか」
ジャン「そっか」
ライナー「そっか」
ジャン「……どうする?」
数か月後
コニー「あぁ~もう!」
エレン「どうした? コニー」
コニー「エレン、曲書いてきた?」
エレン「書いたは書いたけど前のとちょっとかぶっちゃってさ」
コニー「ブラウンは?」
ライナー「俺が逆にいつ書けるかって話だよ」
エレン「ライナーのことブラウンって呼ぶなよ」
コニー「大体何でジャンはこんな大事な会議にいないんだよ!?」
エレン「あ、なんか送れるって電話来たぞ」
ライナー「俺にも来た」
エレン「あ、来た来た」
ガチャ
コニー「おーい、ジャン~」
ジャン「おぅ、悪ぃな」
ジャン「曲書いてきたよな?」
エレン「コニーの奴、チョー怒ってんだよ」ハァ
ジャン「お? 何? お前ら書いてねえの?」
コニー「書いてねえ」
エレン「まだな、まだまだ」
ジャン「マジかよ、俺書いてきたぞ」
エレン「おっまじ? ちょっ見して、聴かして」キタイ
ジャン「いや、まだ二行しか……」
エレン「二行!?」
ジャン「書いてねえんだ、ごめんな」
エレン「まあ、感じだけでもいいから聴かせろよ」
ジャン「おう」
ジャン「BELIEVE~♪ 俺お前、BELIEVE~♪」
エレン「スゲェ良いじゃん」
コニー「OK! ちょ、その後さぁ、フィーリングで回してかね?」
エレン「え? みんなで作っていいのか?」
ジャン「おう、全然!」
エレン「じゃあ行くぜ? 1,2,3,4」
ジャン「BELIEVE~♪俺お前、BELIEVE~♪」
エレン「ライナー」
ライナー「お前俺、BELIEVE~♪ それって、Truth?~♪」
コニー「Truthなのか~♪ 現実なのか~♪」
エレン「EverythingがAll rightなのか~♪」
一同「チワワのようにwwww震えてるwwwwww」
一同「プルップルッwwwwwwwプルップルッwwwwwwww」
一同「チワワのようなwwwwwその瞳wwwww」
一同「ウルウルwwwwwwウルウルwwwwwwwwww」
ジャン「かわいいすごくかわいいかわいいなぁ~♪」
一同「Dream~♪ それお前Dream~♪」
エレン「クリーム~♪」
一同(クリーム? クリームでいいのか?)
一同「クリーム~♪ それってクリーム~♪」
一同「Dreamなのか~♪ クリームなのか~♪」
エレン「どっちにする、どっち?」
一同「どっちなんだ? それってなんなんだ?」
一同「なんなんだ? なんなんなんなん七不思議!」
一同「なーな不思議! なーな不思議ッ!」
エレン「なーな不思議ッ」
ライナー「アボリッジの……七つの瞳……」
ジャン「ナスカの……」
グダグダ……
エレン「もーう大丈夫だぜ! 安心sin♪」
コニー「あ! ちょい待て! 今の安心しんってあるジャン?」
エレン「それ! それな? 今俺が歌ったとこ」
コニー「ここはS.I.Nで書こうぜ」
ライナー「ああ、今俺が歌った……」
エレン「お前歌ってないジャン、俺ジャン、今の」
ライナー「じゃあ俺が考えたことに……」
エレン「罪=SINで、イコールして、そう、鉛筆の芯のことでもある」
ジャン「そうそう」
コニー「あっ! それってトリプルミーニングじゃね?」
ジャン「それな」
エレン「え!? トリプルミーニング!?」
ジャン「や、もう話がでかくなってく一方だぜ?」
エレン「トリプルミーニングってことはさぁ」
ライナー「ト、トリプル?」
エレン「ちょ、俺らのバンド名にピッタリじゃね? この言葉」
コニー「そう、だったらさ、バンド名トリプルミーニングにしね?」
エレン「トリプルミーニングだ!」
ジャン「いやマジで。マジそうだわ、これは」
コニー「来たぁぁぁぁ!!!」
エレン「ヤベェ」
ライナー「でもトリプルってことは三つジャン。そしたら俺がいないことになっちゃうジャン」
ライナー「だったらお前ら三人だけでやれって話ジャン」
エレン「いやでもお前とは限らねえジャン、いない人が」
ライナー「そうなのか?」
コニー「アイデアねぇやつが言うなよ」
ジャン「そうだそうだ」
ライナー「いや俺は、バンド名はさ、さっきぽんと出てきたジャン」
ライナー「なーな不思議♪ って。あれでピンときたわ」
三人「何?」
ライナー「ワン、ワンダーセブンス」
三人「ブフッwwwww」
ライナー「セブンクエスチョンでもいい。英語的にはセブンクエスチョン『ズ』?」
エレン「四人なのにセブンとか(笑)」
ライナー「ハテナクエスチョンズ……あっ、ハテナッチセブン」
コニー「なんだそりゃ」
エレン「まだ駆逐ジャイアンツのほうがましだな」
ジャン「ダッセェwwww鬼ダッセェwwwww」
コニー「とにかく七人じゃねえから。ブラウンの件はスルーで」
エレン「ブラウンって呼ぶな!」
ライナー「だから言ったろ?」
エレン「何度も言ったろ」
ジャン「ほんとになwwおもしれえなコイツ」
エレン「ぜってー言うな!」
ライナー「絶対言うな」
ジャン「ぜってー言うなの意味が分かんねえもんww」
コニー「ブラウンくーん♪」
数日後
コニー「あーもう!」
エレン「どうしたコニー」
コニー「何でこんな大事な時にジャンは来てねえんだよ! エレン知ってるか?」
エレン「なんかバイトだって電話来たぞ」
ライナー「俺にも来た」
エレン「あ、ジャン来た」
ジャン「おう、悪い」ガチャ
コニー「おーい、ジャン!」
ジャン「悪ぃな!」
エレン「今日のズボンカッケェな」
コニー「な」
ジャン「お、そうか?」テレテレ
コニー「イケてるよな」
ジャン「でもさ、この親に買ってもらったシンセでさぁ」
ジャン「デモテープ作れるなんてお前、すげえよコニー」
エレン「すげえよコニー。使いこなしてるもんな」
コニー「ほんとか? ありがとな」テヘ
ライナー「まあ説明書さえ読めば誰でも……」
エレン「昨日さ、仮でボーカル入れたやつ聴いてみようぜ」
コニー「おう、いいな!」
ライナー「俺が歌ったやつだろ? まあ大丈夫だと思うけどな」
エレン「ちょ、早く聴こうぜ」
ジャン「まあ仮だけどな」
コニー「じゃあ行くぜ~」ポチッ
♪ジャカジャカ……
ライナー「BELIEVE~♪ 俺お前、BELIEVE~♪」
ライナー「ああ、この時の俺、喉の調子いいな」
ジャン「ああ、のっけカッコイイな」
ライナー「『V』の音すげえはっきり出てる」
エレン「すげえかっこいい」
コニー「チチパーチチパーってな。ツメを叩くときはたいていハット開くからドラムは」
エレン「へぇ、詳しいな」
コニー「おう、なんかな、トゥクトゥクトゥクって」
エレン「かっけー」
コニー「ここ! キープしてな」
ライナー「ああ、分かる分かる。プルプルしてる、ボーカル」
コニー「あれ? 俺なんか昨日気になってたんだよな」
コニー「あ、そうそう。ちょっと止めるぜ」ポチッ
ジャン「どうしたんだ?」
コニー「あのさぁ、昨日俺寝てる時にふと降りてきちゃったんだよな」
エレン「降りてきたのか?」
ライナー「ああ、分かる。俺もよくある」
コニー「あのな、ちょっと聞いてくれよ」
コニー「かわいいすごくかわいいかわいいな~♪ ってとこあるジャン」
エレン「うんうん」
コニー「かわいいすごくかわいいかわいい、ン、なぁぁ~↑↑♪ にしたらどうだ?」
ジャン「え!? お前、それスゲェよ!」
エレン「それスゲェよ」
コニー「ホントか!?」ワクテカ
ジャン「マジすごい」キラキラ
エレン「マジすごい」キラキラ
コニー「ほんとか!? すげえ嬉しい」テレテレ
ジャン「聞いたことねえよそんなの」
ライナー「ちょっといやらしすぎると思うがな、俺は」
エレン「いや、コニーの歌声ってちゃんと聞いたの初めてかも」
ジャン「俺も」
コニー「マジで?」
ライナー「でもあれだな、前のほうがいいんじゃ」
ジャン「スゲェ良い」
エレン「いい声してるよな」
ジャン「いや、今聞いて俺も降りてきちゃったもん」
ライナー「つか俺が歌ったほうがよかったんじゃ」
エレン「あのな、もしコニーがボーカルだったら最高じゃね?」
ジャン「あ、それ絶対ハマるわ」
エレン「あっ、てかそうそう、そのデモテープのことで」
ライナー「前のほうがいい……」
エレン「ちょっと聞けよ、あのさ、俺らトリプルミーニング的にはさ」
ライナー「ハテナッチセブンクエスチョンズな?」
エレン「今のデモテープはさ、シンセの機械の音で録ってるけど」
コニー「まあそうなるよな」
エレン「俺らトリプルミーニングとしてはやっぱ生の演奏の音でやりたいよな」
ライナー「ハテナッチセブンクエスチョンズはな、やっぱり生バンドが」
エレン「俺さ、親父のベースあるからみんなベースやれって言うし」
ライナー「あ、ベースっぽい」
エレン「そしたらジャンはさ、家にドラムあるだろ?」
ライナー「服がベースっぽい」
ジャン「ああ、ババアのやつな」
エレン「じゃあそれ借りてドラムやれよ」
ジャン「いいぜ」
ライナー「ああ、ドラムっぽいな」
エレン「そしたらさ、ライナーはギター持ってるからもうギターで決定だろ?」
ライナー「まあ弾けることは弾けるけど、すぐ指痛くなってあんまりなんか」
エレン「痛いのか?」
ライナー「昨日弾いて今もすげえ痛い」
エレン「あ、嫌なんだ」
ジャン「だめなんだ」
ライナー「だったら歌のほうが俺向いてると思うんだよな」
ジャン「だったら、コニーさぁ」
コニー「なんだ?」
ジャン「ギターボーカルやれよ」
エレン「それすげえいいアイデアジャン」
コニー「え? 俺がボーカル?」
ジャン「メインでさ、ギターボーカルやって」
コニー「まぁでもみんながそういうんだったら? 仕方ないけどな?」
エレン「頼むって」
ライナー「ギターはな、ちょっと俺、うん」
エレン「頼むよー」
コニー「ああ、いいよいいよ」
ジャン「それが絶対良いよな」
コニー「ままま、しょうがないな」テレテレ
エレン「俺お前が歌ってくれたらホント嬉しいよ」
コニー「みんなが言うんだったらしょうがないよねえ」テレテレ
ライナー「じゃあ俺はボーカルに専念して……ツインボーカルってとこか」
ジャン「じゃあコニーの歌でやってみようぜ」
コニー「おい」
ライナー「そしたらツインボーカルのパート分けしといたほうがいいんじゃないのか」
エレン「そしたらコニー、録り直しってことでさ、ここまで歌ってみてくれよ」
コニー「分かったぜ!」
ライナー「じゃあその、メインボーカルの俺のパートをそこらへん……」
♪ジャカジャカ……
エレン「楽しみだな」
ライナー「でもこれどうなんだろうな? どうなんだろう」
コニー「BELIEVE~俺お前、BELIEVE~♪」
ジャン「おっ、良いんじゃねえの」
ライナーああ、でもこれ俺が心配してたパターンかもしれない」
ジャン「良いよ、全然いい」
エレン「すげえ伸びやかじゃね?」
ジャン「ああ」
エレン「歌が生き生きしてる」
ジャン「だよな」
コニー「EverythingがAll rightなのか~♪」
ライナー「そうなのか~?♪」
コニー「チワワのように……ゲホッゲホッ!」
エレン「おい! 大丈夫か? ちょっと止めてくれ」ポチッ
コニー「あ~悪い、俺昨日からちょっと風邪気味なんだよな」
エレン「マジで?」
ジャン「マジかよ、ちょっとライナーの水、コニーにやれよ」
コニー「ああ、ありがとな」
エレン「喉は大事にしろよ」
ライナー「俺らみたいな歌う人は水いっぱい飲んだほうがいいぞ」
コニー「へえ、そうなのか」
エレン「ちょっとコニーさ、休みがてらでいいから聞いてくれ」
ライナー「ずっと、ずっと飲んどけ」
エレン「そろそろアレンジの話しね?」
ジャン「あー、そだな」
エレン「どうする? とりあえず俺がベースで」
ライナー「でもな、ちょっと、あのさ」
コニー「なに?」
ライナー「すごい少なかったんだが、俺のその、歌うパート」
コニー「そうか?」
エレン「何が? 少ない?」
ライナー「なんかもっと……曲のことを考えると、あったほうがいいかなと」
ジャン「何言ってんだよ? お前、あそこブラウンが一番おいしいとこじゃねえか」
ジャン「一番カッコイイんだぞ、あそこが」
エレン「そうだろ」
ライナー「おいしいのは分かる、俺しかできないだろうし」
ライナー「でももっと歌わないと曲が……」
エレン「違う違う、ライナーちょっと聞けよ」
エレン「あのさ、真っ白な紙を思い浮かべてみ?」
コニー「紙?」
エレン「それ、誰が見たって真っ白な紙だって思うだろ?」
ライナー「ああ」
エレン「でも、その真っ白な紙に、黒い点があることを思い浮かべてみろよ」
コニー「点な?」
エレンそ「そしたらな、その黒い点があったら」
ジャン「ちょ、書け書け」
エレン「黒よりは白のほうが面積は多いけど」
ライナー「ああ」
エレン「それを見て、誰もが真っ白な紙だとは思わないだろ?」
ライナー「ああ」
エレン「黒い点だって思うだろ?」
コニー「ホントだ!!」オドロキ
エレン「その黒い点が、ライナーのさっきの一言なんだよ」
ライナー「お、おう」
コニー「なんかこれ詩を感じるわ」
ジャン「お前は黒いシミなんだよ」
エレン「そう、そのシミがさ」
ライナー「シ、シミ!?」
エレン「二、三個あってみろよ。意味が変わってくるだろ? そのシミの意味が」
ライナー「まぁ、やっぱブレてる……」
コニー「まぁいいや、アレンジの話しよ」
ジャン「そうだな」
エレン「あ、そう、俺がベースで……」
ライナー「でもなんかもう一か所くらい印象的な」
コニー「何なんだよお前はッ!」
ライナー「じゃあ、その曲が始まる前に」
コニー「たとえば?」
ライナー「例えば……レディスアンドジェントルメーン!」
ライナー「I am ライナー! We are ライナー!」
コニー「ちょちょちょwwwもう一声」
ライナー「He is ライナー!」
コニー「ちょwwwもういいよwwwブラウンの件はスルーで」
ジャン「アレンジの話しようぜ」
エレン「ああ、だから俺がベースで……」
ライナー「お、おいエレン!」
エレン「え? 何?」
ライナー「何で『ライナーのことブラウンって呼ぶな』って言わないんだ?」
エレン「あ、ごめん、忘れてた」テヘ
ライナー「……うん」
コニー「ブラウンくーん♪」
おしまい
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