【安価】エレン「おしとやかに訓練兵生活を頑張る」【女装】(476)

※ ほのぼの安価スレ
※ 過度なスカグロ安価、脈絡のないエロ安価、安価ミスの場合安価下

―――― 845


──その日、人類は思い出した

──ヤツらに支配されていた恐怖を

──鳥籠の中に囚われていた屈辱を





ドォン!!


アルミン「そんな……!!」

アルミン「あ…あの壁は……ご…50m…だぞ……!」

エレン「…あ……ヤツだ……」

アルミン「あ……ありえない。巨人は最大でも15mのはず…50mの壁から頭を出すなんて…!」

エレン「動くぞ!!」

超大型巨人さん「………」


ドッゴオオオオオオン!!

ミカサ「………!!」

アルミン「か…壁に……穴を空けられた……!?」

「ひっ…!!」

「うわあああああああ!!」

「逃げろおおおおおおお!!」

「ああああああああああ!!」

アルミン「逃げるぞ二人とも!早くしないと次々と巨人が入ってくる!!」

エレン「……!」ダッ

ミカサ「エレン!?」

エレン「壁の破片が飛んでいった先に家!!母さんが…!!」

ミカサ「!!」ダッ

アルミン「ミカサ!!」

アルミン「うぅ…もう…駄目なんだ…この街は…もう…」

アルミン「無数の巨人に占拠される!!」

エレン(家に当たってるわけがない…!)

エレン(とっくに逃げたに決まってる…)

エレン(あの角を曲がれば…いつもの家が…)

エレン(いつもの……)





エレン「────……クソッ!!」

エレン「母さん!!」

カルラ「」ピクッ

カルラ「エレンかい…?」

エレン「ミカサ!そっちを持て!この柱をどかすぞ!」

ミカサ「」コクリ

エレン「行くぞ、せーの!」


ウオオオオオオオオ!!

ズシン ズシン ズシン

エレン「ミカサ急げ!」

ミカサ「わかってる!」

エレン「急ぐんだ!」

カルラ「巨人が…入って来たんだろ?」

カルラ「エレン!!ミカサを連れて早く逃げなさい!!早く!!」

エレン「逃げたいよオレも!!早く出てくれよ!!早く!!一緒に逃げよう!!」

カルラ「母さんの足は瓦礫に潰されれ、ここから出られたとしても走れない…わかるだろ?

エレン「オレが担いで走るよ!!」

カルラ「……!!」

カルラ「どうしていつも母さんの言うこと聞かないの!最後ぐらい言うこと聞いてよ!」



ズシン ズシン ズシン

カルラ「ミカサ!!」

ミカサ「ヤダ……イヤダ……!!」

カルラ「……!!」

ズシン ズシン ズシン

カルラ「……」

カルラ「エレン。聞いてくれる……?私の、最後の説教だよ」

エレン「やだよ!最後だなんて言わないで!」

カルラ「いいから。よくお聞き」

エレン「……!!」

ズシン ズシン ズシン


ズシン ズシン ズシン

カルラ「私が…死んだら」

エレン「死ぬなんて…!そんな…!」

カルラ「聞いて、エレン。私が死んでからも、お前には数々の困難が、立ちはだかってくるだろう。だが……負けないで。堂々と、それに立ち向かうのよ」

エレン「うん…!うん…!」

ズシン ズシン ズシン

カルラ「むしろ、その困難を楽しむのよ……。自分の知らなかった新しい世界を、見た、喜びを…」

エレン「わかった。わかったから!もう喋らないで!」

カルラ「……お嬢様よ」

エレン「え?」

カルラ「世間知らずのお嬢様が、初めて庶民の生活を見た時の、あの気持ちになるのよ」

カルラ「どんな苦難もすべて、このような体験、初めてです、と目を輝かせる、あれよ……」

カルラ「いい、エレン。お嬢様になるの。それが私がお前に望む、最後の……」

エレン「母さん……!」

ズシン ズシン ズシン


ズシン ズシン ズシン

巨人「」ニィ

エレン「急げ!ミカサ!」

ミカサ「うん!」

ハンネス「カルラ!エレン!」

カルラ「ハンネスさん!」

ハンネス「待ってろ、今助けてやる!」

カルラ「待って、戦ってはダメ!子供たちを連れて…逃げて!!「」

ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜカルラ!オレはこの巨人をぶっ殺してきっちり3人とも助ける!」

ハンネス「恩人の家族を救ってようやく恩返しを…!」

カルラ「ハンネスさん……お願い!!」

ハンネス「……!」


ハンネス(確実に…確実に二人だけは助ける方を取るか…)

ハンネス(巨人と闘って全員助ける賭けに出るか…)

ハンネス(カルラの願いに応えるか…オレの恩返しを通すか…!!」

ハンネス(オレは──!!)

巨人「」ニィ

ハンネス「オレは…」ブルッ

ハンネス「」ガシッ

エレン「オ…オイ!?ハンネスさん!?」

エレン「何やってんだよ、オイ…母さんがまだ…!」


カルラ「エレン…」

カルラ「お嬢様……よ……」

カルラ「お嬢様に…なるのよ……!」

エレン「母さん!」

巨人「」バリバリバリ

エレン「やめろおおおおおおお!!」

巨人「」ベキベキ

エレン「母さん!」

巨人「」カパァア

エレン「……かあさ……」

巨人「」パキパキ

エレン「…か…」






エレン「お母様ああああああああああああ!!」






ハンネス「ハア……ハア……」

エレン「……」

ミカサ「……」

ハンネス「……ここまでくれば…一安心だ……」

エレン「……」

ミカサ「……」

ハンネス「すまない。オレに勇気がないばかりに…カルラを…お前らの母さんを…助けてやることができなかった…」

エレン「いえ、ハンネスさんのせいではありませんわ」

ハンネス「!?」

エレン「私に…もっと力があれば…お母様は救えたはずですもの…」

ハンネス「おい、エレン?」

ミカサ「お嬢様…おいたわしや…」

ハンネス「!?」

エレン「ミカサ…私の家はもうなくなってしまった。もうお嬢様と呼ぶ必要なんてないのよ?」

ミカサ「いえ、例え家がなくなっても、私にとってお嬢様はお嬢様です」

ハンネス「おい、お前らしっかりしろ」

エレン「ありがとう。ミカサ」

ミカサ「勿体無きお言葉」

ハンネス「おい、帰って来い。エレーン、ミカサー、帰って来ーい」

エレン「ミカサ…」

ミカサ「なんでしょうか。お嬢様」

エレン「私、決めましたわ」

ミカサ「はっ」

エレン「私は、訓練兵団に入り、巨人を駆逐する兵士になることをここに誓いますわ!」

ミカサ「お嬢様…それは…!」

エレン「ええ。危険な道であることはわかっています。けれど私はそれを為さずにいられないのですわ!」

ミカサ「本気…なのですね…」

エレン「お母様は…私がこれから先の困難に負けぬよう…お嬢様として生きる道を指し示してくださいました」

ミカサ「……」

エレン「だから、私は!そのお母様の御意思に背かぬよう!お嬢様として!最も困難な道を歩み、そしてそれに堂々と立ち向かうのですわ!」

ミカサ「お嬢様の御意思がそれほどまでに固いのであれば。私からは何も言うことはございません」

ハンネス「おい、コラ。あんまりおじさんをおいてきぼりにするなよ」

ミカサ「私は執事として、お嬢様についていかせていただくのみで御座います」

ハンネス「待てよ、お前らちょっと前までそんな関係じゃなかっただろ。オイ」

エレン「……ミカサ…」

ミカサ「はっ」

エレン「感謝いたしますわ」

ミカサ「ありがたきお言葉」





エレン「駆逐してやりますわ…!この世から…!一匹残らず…!おしとやかに…!」




※ここからのエレンの見た目は公式の女エレンの胸なしで想像していただけるとありがたいです



―――― 847

眼鏡教官「やってるな…」

モブ教官「懐かしいです。でも…あの恫喝には何の意味が…?」

眼鏡教官「通過儀礼だ。それまでの自分を否定して真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるためには必要な過程だ」

――――――――

キース「貴様は何者だ!?」

>>19>>19です」

ベルトルト

────────────入団式前日

ライナー「はーい、しゅーごー」

ベルトルト「どうしたの?」

アニ「明日は早いんだから早く寝ようよ」

ライナー「文句を言うんじゃありません」

ライナー「えー、今更言うまでもありませんが明日から俺たちは訓練兵として訓練兵団に潜入します」

アニ「ホントに言うまでもないね」

ベルトルト「シーッ」

ライナー「ゴホンッ。えーそれでだな。俺が調べたところ訓練兵団の入団式にはちょっとした儀式があることがわかりました」

ベルトルト「儀式?」

アニ「訓練兵の一人を炎であぶりながらその周りで踊ったりするの?」


ライナー「そんな大層なもんじゃない」

ライナー「意味はよくわからんが毎年強面の教官が訓練兵に脅しをかけるように罵詈雑言を浴びせるのが恒例になってるらしい」

ベルトルト「えー、何それ、いやだなあ」

アニ「そう?別に大したこと無いでしょ」

ライナー「罵詈雑言を浴びせるだけならな。だが、その時にキスでもするじゃないかってぐらい顔を近づけてくるって言ったらどうする?」

ベルトルト「ホントにいやだなあ…」

アニ「下手したら蹴りいれちゃうかも…」

ライナー「いやだろう。それにアニ、そんなことしたらお前兵団にいられないぞ」

アニ「それは困るね」

ライナー「だろう、そうだろう」ニヤニヤ

アニ「にやつくんじゃないよ、うっとしい」シュッ


ライナー「いたっ!コラ、人が話してる最中に足を蹴ったりするんじゃありません!」

アニ「ごめん、なんかムカつく顔してから」

ライナー「謝ってないだろそれ!」

ベルトルト「まあまあ、落ち着いてライナー」

ライナー「む」

ベルトルト「キミもそんな情報を仕入れたってことはどうすればその儀式を回避できるのかも調べてきたんだろ?」

ライナー「ふふ、流石、察しがいいなベルトルト」

アニ「そんなんがあるなら早くいいな」

ライナー「全く、せっかちなヤツだ」



ライナー「いいか。その教官は新兵の目を見てそいつに覚悟的なものがあるかどうか判断しているらしい」

アニ「どういうこと?」

ライナー「今まで甘ったれた環境で育ってた坊ちゃんがいきなり兵士になるんだ。初っ端にガツンとかまして兵士としての覚悟を埋め込んでやろうって話だ。と思う多分」

ベルトルト「ああ、なるほど。なんかわかるような気がする」

ライナー「それでだな。例えば去年なんかシガンシナ区出身の連中はほとんど脅しをかけられなかったらしい」

ベルトルト「それは…彼らがあの惨劇を経験することで、既に兵士としての覚悟が備わっていたからってこと?」

アニ「……」

ライナー「ああ、おそらくな」

ベルトルト「で、ライナーは何が言いたいの?」

ライナー「つまり、だ。俺たちも「おれたちゃその辺の甘ちゃんとは違う!バリバリの戦士だぜベイビー!」って顔をしていれば教官に脅しはかけられない!」

アニ「はあ」

ベルトルト「はあ」


ライナー「といわけで、今から戦士っぽい顔をするための練習をするぞ!」

ベルトルト「えーーーー」

ライナー「えー、じゃない。お前いきなり怖い教官に絡まれてついホントの出身地を言っちゃったらどうするつもりだ」

ベルトルト「そんなことないと思うけど」

ライナー「ないと思うけど、なんて言ってる時点でダメなんだよ!そんなこと絶対ないって言い張るぐらいの自信がないと!」

ベルトルト「むむむ…」

アニ「付き合ってられないね。私は先に休ませて貰うよ」

ライナー「待て、お前だっていきなり脅されたらテンパるだろ」

アニ「私はあんたらとは違うよ」

ライナー「むう、大した自信だ。いいだろうお前を信じよう」

ベルトルト「そんな、ずるい!」

ライナー「よし、ベルトルトは戦士の顔を憶えるまで俺と特訓だ!今夜は寝かさないぞ!」

ベルトルト「その言い方やめて!」

キース「貴様は何者だ!?」

ベルトルト(なんて言ってたのにライナァァァ!)

ベルトルト(ホントに君が寝かせてくれないから!せっかく戦士の顔を覚えたのに!ついウトウトしてにらまれちゃったじゃないか!)

ライナー「」キリッ

ベルトルト(何自分だけ戦士の顔してるんだライナアアアアア!!)

ベルトルト(っていうか顔近い!近いよ!加齢臭が鼻腔を直撃するぐらい近い!なんかいろいろとつらい!)

ベルトルト(目が!目がどんどん近づいてきてる!怖い!ヤバイどんどん近づいてきたちょっと動いたら唇がふれてしまいそう!僕のファーストキスがこんなところで奪われる!)

ライナー「」キリッ

ベルトルト(もう戦士の顔やめろライナアアアアア!)

キース「貴様は何者だ!?」

ベルトルト「ベ、ベルトルト・フーバーです!?」

キース「ベルトルト・フーバーか。貴様はどこの馬の骨だ!」

ベルトルト「えと、その…僕は>>27出身の馬の骨です!」

訂正

────────────そして>>16

キース「貴様は何者だ!?」

ベルトルト(なんて言ってたのにライナァァァ!)

ベルトルト(ホントに君が寝かせてくれないから!せっかく戦士の顔を覚えたのに!ついウトウトしてにらまれちゃったじゃないか!)

ライナー「」キリッ

ベルトルト(何自分だけ戦士の顔してるんだライナアアアアア!!)

ベルトルト(っていうか顔近い!近いよ!加齢臭が鼻腔を直撃するぐらい近い!なんかいろいろとつらい!)

ベルトルト(目が!目がどんどん近づいてきてる!怖い!ヤバイどんどん近づいてきたちょっと動いたら唇がふれてしまいそう!僕のファーストキスがこんなところで奪われる!)

ライナー「」キリッ

ベルトルト(もう戦士の顔やめろライナアアアアア!)

キース「貴様は何者だ!?」

ベルトルト「ベ、ベルトルト・フーバーです!?」

キース「ベルトルト・フーバーか。貴様はどこの馬の骨だ!」

ベルトルト「えと、その…僕は>>28出身の馬の骨です!」

超大型巨人のうなじ

シガンシナの壁に潰された家

ベルトルト「えと、その…僕はシガンシナの壁に潰された家出身の馬の骨です!」

アニ(は、は!?何テンパってるのベルトルト!?)

ライナー(違うだろ!俺たちはウォール・マリア南東の山奥の村出身って設定だろ!?)

ライナー(もうその設定で入団届けも出してるのに、何やっちゃってるのお前!?)

ベルトルト(あれ?あれ?シガンシナでよかったんだっけ?ダメだったんだけ?あれ?もうなんだかわからないよ!)

キース「貴様は何をしにここに来た!巨人の餌になるためか!?それとも同期の連中にカマを掘られにきたのか!?さあ答えろこのそびえたつクソめが!」

ベルトルト(だから顔が近いし!僕はそびえたつクソじゃない!って違う!とりあえず答えないと!なんでもいいから答えないと!)

ベルトルト「>>31するためです!」

寝ます

超大型巨人として人類を駆逐

ベルトルト「超大型巨人として人類を駆逐するためです!」

キース「!?」

アルミン「え!?」

アニ(ちょっ!何言ってるのあんた!?)

ベルトルト「あ……」サァー

ザワ…ザワ…

「あいつが超大型巨人?」

「いや、どう見ても人間だろ」

「でも、なんかデカいしよ…」

「デカいヤツなんていくらでもいるだろ……でも確かに普通はそんなこと言わないよな……」

ベルトルト(ああ…ああ……ど、どうしよう…!つい本当のことを口走ってしまった…!どうする、やるのか?やるのか?今ここで!)



???「そうか、お前が超大型巨人か」ツカツカツカ

アニ(え?)

???「つまり、お前が俺達人類にとっての最大の敵ってことになるな」ツカツカツカ

ベルトルト(え……?え……?)

ライナー「と、いうことはだ。ここでお前をぶっ殺せばこれ以上人類の領土を奪われることはなくなるわけだ」ツカツカツカ

ベルトルト(ラ、ライナー。どうしたんだ?ま、まさか、僕を切り捨てるつもりなのか?」

ライナー「って」

アニ(ライナー……あんたまさか…)

ライナー「んなわけあるかい!」ビシーッ

ベルトルト「え?」

ライナー「違うだろ!超大型巨人として人類を駆逐するんじゃなくて人類として超大型巨人を駆逐するんだろうが!」

ライナー「お前、いい加減にそのテンパった時に物事を逆に言っちゃう癖を直せよ」

ベルトルト(な、何を言ってるんだ、ライナー)コゴエ

ライナー(いいから合わせろ)コゴエ

ベルトルト「そ、そうかな。そんな癖あるかな」

ライナー「あるよ。お前この前もカレーを食ってる時にいきなり『僕うんこ食べるとすぐにカレーしたくなっちゃんだよね』とか言い出しやがって」

ベルトルト「そ、そんな!うんこ食べてる時にカレーの話なんかするわけないじゃないか!」

ライナー「したんだよ!っていうかまた逆になってるじゃねえか!」ビシーッ

ベルトルト「ホントだ!」

キース(……え?なにこれ?)

エレン(これはひょっとして漫才というものですの?)

ライナー「お前はホントいっつも下ネタばっかり言ってやがって」

ベルトルト「そんなことないよ。下ネタだって僕以外のこと言うことあるよ」

ライナー「それじゃあお前の存在自体が下ネタみたいになってるじゃねえか!」

ベルトルト「しまった!」



アニ(そうか、そういうことか)

アニ(ベルトルトの失言に乗っかって漫才を始めることで、さっきの超大型巨人発言を天然での失言でなく計算されたボケに見せかけるつもりだね)

アニ(そうすればベルトルトは巨人側のスパイでなく単なる入団式でいちびちゃったお調子者ってことになるわけだ)

アニ(流石ライナーだ。こういう時は頼りになるね)

アニ(ただ、肝心要の漫才部分はホントにつまらないけど!みてて悲しくなるくらいつまらないけど!)


ライナー「お前、ホントにそうやってすぐテンパる癖は直せよ。俺たちも今日から兵士なんだぞ」

ベルトルト「うん、確かにそうだけど…でもやっぱり僕は超大型巨人だと思うんだ…」

ライナー「なんでだよ」

ベルトルト「ほら、超大型巨人ってすっごく大きくて皮膚もズル剥けになってるらしいじゃないか」

ライナー「ああ、そうだな。それがどうかしたのか?」

ベルトルト「うん。それでね。僕の息子の方も、すっごく大きくて皮もズル剥けだから。やっぱり超大型巨人なんじゃないかと」

ライナー「結局下ネタかよ!」

ベルトルト「てへっ」

ライナー「もうお前とはやってられんわ!」ビシーッ

ライベル「どうも!ありがとうございましたー!」

エレン(ふふ、私漫才師さんなんてはじめてみましたわ)パチパチパチ

アルミン(え?何あれ。ホントなにあれ)パチパチ

ミカサ(お嬢様の前であんな汚らわしい下ネタを……許せない)

キース(……何故私は式の最中に漫才を見せらればならないのだ……しかもクソつまらない……)

ライナー(どうだ…!俺のできることは全てやった…!)

ライナー(あとは教官が今の漫才をみて俺たちをどう思ったか…だ…!)

ライナー(俺達のことを単なるいちびった新兵だと思ってくれれば…!)

キース「あー………ゴホン」

キース「貴様ら、>>44してこい!」

覗いてこい

キース「貴様ら、覗いてこい!」

ベルトルト「は?」

ライナー「覗いてこいとは……何を……でしょうか?」

キース「決まっているだろう」

キース「地獄の、釜の底を、だ」

ライベル「……」ゴクリ

ライナー(く、流石に漫才でごまかすのは無理があったか)

ベルトルト(ごめん、ライナー…僕のせいで…!)

キース「手始めにまずは死ぬ寸前まで走って来い!!」

ライベル「ハッ!」

ライナー(よっし!なんとか乗り切った!)

ベルトルト(た、助かった…!もうダメかと思った…!)

キース(ふん、こんな間抜けなヤツがあるがあの化け物のはずがあるまい)

キース(この手のヤツはこれから厳しくしつけてやればよい)


タッタッタッタッタッ


ベルトルト「ライナー。おかげで助かったよ。本当にありがとう」

ライナー「気にするな、俺たちは仲間だろ。このぐらい当たり前だ」

ライナー「お前だって俺がヘマをしたら助けてくれるだろ?」

ベルトルト「あ、ああ!当然だ!」

ライナー「これからも仲間同志助け合っていこうぜ」

ベルトルト「うん、うん!」

ベルトルト(ライナー……君は…本当に頼りになる男だ……!僕もいつか君と肩を並べられるような男に…!)


キース「次!」

キース「貴様!貴様は何者だ!」

>>51>>51です!」

※104期生でお願いします

トーマス

こちらとしては連続で取っていただいてもかまいませんが
今回は安価を取った人が上にしてくださいと仰っているのでそれに従わせていただきますね

ミカサ「シガンシナ区出身、ミカサ・アッカーマンです」

キース「貴様は何しにここにきた!」

ミカサ「御嬢様を守る力を得るためにここにきました」

キース「そうか。それは大変結構なことだ。目指すといい」

キース「だがその御嬢様とやらは貴様の力など必要としていないだろう」

ミカサ「御嬢様が私を必要としていなくても構いません。それでもただ私は御嬢様のために尽くすだけです」

キース「………!」

キース(しまった…。こいつは通過儀礼を終えてる側だった…!クソ、この私としたことが…!)

キース(次だ次!仕切りなおしだ!えーっと、あいつだ。あいつは多分大丈夫だ!甘ちゃんだ!)

次にキースは誰に声をかける?

>>57

※104期生でお願いします

(干し肉とお互いに愛を語らっている)サシャ
人の指定以外がダメなら()の中はカットしていいです


キース「貴様!貴様は何者だ!」

サシャ「ああ、干し肉さん。どうして貴方は干し肉さんなのですか?」

干し肉(サシャ)「なんでだと思う?」

サシャ「わかりません。わからないから聞いているのです」

干し肉(サシャ)「ふふ、それはね。君に食べてもらうためだよ?」

キース「おい、コラ!話を聞いてるのか!貴様は何者だ!」

サシャ「そんな!残酷すぎます!せっかく貴方のような素敵な方に出会えたのに!私が貴方を食さねばならないなんて!」

サシャ「そんなことをしたら……貴方は……!」

干し肉(サシャ)「構わないよ、サシャ。僕たちは所詮誰かに食べられるために生まれてきたものなんだ」

サシャ「そんな……そんなこと……!」

干し肉(サシャ)「サシャ……僕もね。昔は何故僕はこの世に生まれてしまったんだろうなんて考えていたんだ」

干し肉(サシャ)「ただ、誰かに食べられる為だけに存在する。その僕たちに生きる価値はあるのか。何故殺されるということがわかってるのに生まれてしまったんだろうって」

サシャ「……干し肉さん……」

キース「おいコラ!話し聞いてるのかオイ!」


サシャ「それなら…食べられる必要なんかありません!ずっと私の傍にいてください!私は貴方を食べたりなんかしません!」

サシャ「ただ……ただ、傍にいてさえくれれば……それで……!」

干し肉(サシャ)「泣かないで、サシャ。言っただろ、悩んでいたのは昔の話だって」

サシャ「今は違うんですか?」

干し肉(サシャ)「ああ、違う。」

干し肉(サシャ)「君と出会ったときにわかったんだ。僕はきっとこの子で出会うために生まれてきたんだって」

干し肉(サシャ)「この子に食べてもらって、この子の血肉となって生きるために生まれてきたんだって」

キース「おい、無視するな!」

サシャ「………干し肉さん……」

干し肉(サシャ)「この体が朽ちるまで、ずっと君の傍にいつづけるのも素敵なことだと思う」

干し肉(サシャ)「けど、それよりも僕は君と一つになりたいんだ。君の中で永遠に行き続けていたい」

サシャ「……」グスッ

干し肉(サシャ)「ごめん、我侭だったかな?」

サシャ「我侭なんかじゃ…ありません…!」

サシャ「嬉しいんです…貴方が…そんなにも私のことを思ってくれているのが…!」

干し肉(サシャ)「サシャ…」

サシャ「干し肉さん…」

干し肉(サシャ)「愛してるよ。この世界に存在するどんなものよりも、君を愛してる」

サシャ「私もです。私も貴方が大好きです。私、貴方にあえてよかった…!」

干し肉(サシャ)「……」

サシャ「………いただきます」

キース「いい加減にしろ!」ガシッ

サシャ「アガガガガガ」

キース「貴様…!貴様は何者だ…!」

サシャ「ウォ、ウォールローゼ南区ダウパー村出身!サシャ・ブラウスです!」

キース「貴様……何故干し肉を持っている…!何故干し肉と寸劇をしていた…!」

サシャ「>>62

干し肉がすきだから

サシャ「干し肉がすきだからです」

キース「貴様…その干し肉はどこから持ってきた…」

サシャ「上官の食料庫から…干し肉さんが私に食べて食べてと訴えてきておりましたので…つい…」

キース「貴様…盗んだのか…」

サシャ「盗んだのではありません!干し肉さんが私に助けてほしいと…!」

キース「おい…貴様…」

サシャ「まさか、教官も干し肉さんがほしいんですか!?ダメですよ。干し肉さんは私じゃないとダメだといっているのです!」

キース「おい、あのな、おい」

サシャ「あげません、干し肉さんのためにも!教官といえどもこのお肉は一口たりとも譲りません!」

キース「フーッ」

─────

──

エレン「見て、あの方々まだ走っておられますわ。」

アルミン「ははは、あの人たちはしょっぱなから飛ばしてからね。まあ仕方ないんじゃなかな」

エレン「ミカサ、あとであの方々に何か差し入れをさしあげましょう?」

ミカサ「自業自得。特に男二人は御嬢様にあんな下品は会話を聞かせたのだから、あの程度ではまだ足りない」

エレン「あら、私はあのお二人の漫才はとても楽しめましたよ?」

ミカサ「ダメです!御嬢様はあのような戯言は聞いていけない!」

エレン「もう、ミカサ!私だってもう子供じゃないのですよ!」

ミカサ「いえ、まだまだ子供です。私の目が黒いうちはあんな下品なものは許しません」

エレン「まったくミカサったら…」

アルミン(エレン……ホントに女の子みたいになっちゃったなあ……二年前まだは普通だったのに……)

アルミン「まあまあ、二人とも。そろそろ僕たちも食事にしようよ。早くしないと3人分空いてるところなくなっちゃうよ?」

ミカサ「それは困る。行きましょう、御嬢様」

エレン「ミカサ、引っ張らないで!ちゃんと私一人で歩けますわ!」

シガンシナ区出身って事はよ、その日もいたよな?シガンシナに!」

「見た事あるんだろ?超大型巨人!」

>>67「あぁ…」

「本当か!?どのくらい大きいんだ!?」

>>67「壁から顔を出すぐらいだ…」

「か…壁を跨いだって聞いたよ?」

「俺もそう聞いた!」

>>67「いや、そこまでデカくなかった…」



エレン「あら、私達以外にも出身が同じ方がいらしたのね」


寝ます。
安価参加してくれる人、見てくれてる人ありがとう

ジャン

「見た事あるんだろ?超大型巨人!」

ジャン「あぁ…」

「本当か!?どのくらい大きいんだ!?」

ジャン「壁から顔を出すぐらいだ…」

「か…壁を跨いだって聞いたよ?」

「俺もそう聞いた!」

ジャン「いや、そこまでデカくなかった…」



エレン「あら、私達以外にも出身が同じ方がいらしたのね」


ジャン(やっちまった…!なめられてたまるかって思ってつい嘘をついちまった…!)

ジャン(シガンシナ区なんて一回もいったことねえよ!巨人なんてみたことねえよ!俺トロスト区出身だよ!)

「なあ、超大型巨人ってどんな顔してんだ?」

「鎧の巨人ってどんなヤツなんだ!?」

「普通の巨人は?」

「やっぱり巨人って臭いのか?」

ジャン(クソ、こいつら巨人に興味深々かよ!しらねえよ巨人のことなんて!)

ジャン「なあ、お前らもっと…こう巨人以外のことで質問はないのか?例えばトロスト区のこととか?」

「トロスト区のこと!?」

「いや、トロスト区について特に質問は無いかなあ」

ジャン「いや、あれで結構いいところもいっぱいあるんだぜ?トロスト区」

「それよりももっと巨人の話を聞かせてよ!」

ジャン「あ、ああ、そうかわかった」

ジャン(だから…!知らねえって言ってるだろ!空気読め!チクショウ!)

エレン「あの、皆さん?」

ジャン「」ドキッ

ジャン(なんだ、この子は…とても…綺麗な黒髪だ…)

マルコ「どうしたの?君も巨人の話が聞きたいのかい?」

エレン「いえ、その話は大丈夫です。私もこの方と同じシガンシナ区の出身ですから」

コニー「そうなのか?じゃあ、お前も巨人を…!」

エレン「はい、勿論見たことはありますが……あの時のことは、やはりあまり思い出したい光景ではありませんの…」

マルコ「あ……そうか、そうだよね……」

エレン「ええ、ですので、あまりこの方に質問攻めをされるのはご容赦いただけませんか?顔色もあまりすぐれないようですし?」

マルコ「あ、ああ。そうだね。気がつかなかった。みんなもう質問はよそう」

ジャン(助かった…!顔色が悪かったのは別の理由だけど助かった!)

ジャン「あんた…おかげで助かったよ。ありがとな」

エレン「どう致しまして。これから3年間一緒に過ごす仲間ですもの。これぐらい当然ですわ」ニコッ

ジャン「あ、ああ。よろしく頼む。俺は、ジャン・キルシュタイン。あんたは?」

エレン「私はエレン・イェーガーと申しますの。こちらこそよろしくお願いいたしますわ」

ミカサ「お嬢様、3人分空いてる席があった。そこで皆で食べよう」

エレン「わかりましたわ。では、ジャンさん。また後ほど」

ジャン「あ、待ってくれ!」

エレン「はい?」

ジャン「その…>>74

ご一緒させてくれ


ジャン「その…よかったら俺もご一緒させてくれないか?」

エレン「まあ!よろしいんですの?」

ジャン「あ、ああ。あんたがよければ、是非」

エレン「よければなんて…。兵団に入ってすぐにお友達ができるなんて、とっても嬉しいですわ」

エレン「ミカサ、その席は4人分空いていますの?」

ミカサ「確かまだ余裕はあったと思います」

エレン「ではジャンにもご一緒してもらっても?」

ミカサ「お嬢様が望まれるのであれば私は構いません」

エレン「ありがとう。ではジャンさん、行きましょう?」ニコッ

ジャン「お、おう!」

ジャン(こ、これはひょっとして脈アリか…!一緒にミカサって子も綺麗だし……これは俺に運が向いてきたんじゃねえの!?)


アルミン「あ、ミカサ、エレン、ここだよー」

エレン「アルミンが席をとっていてくれたのね。どうもありがとう」

アルミン「いえいえ、どういたしまして。そっちの人は?」

エレン「ジャン・キルシュタインさん。私達と同じシガンシナ区の出身だそうで、先ほどお友達になりましたの」

アルミン「へえ、そうなんだ。僕はアルミン・アルレルト。よろしくね」

アルミン(こんな人シガンシナにいたかな?)

ジャン「おう、よろしくな」

エレン「こちらはミカサ。私の大切な家族なの。どうか仲良くしてあげてくださいね」

ジャン「お、おお。よろしくな、ミカサ」

ミカサ「よろしく」

エレン「ふふ、訓練兵になってはじめての食事、楽しみですわ」

アルミン「あまり期待しないほうがいいよ。今の兵団には訓練兵の食事にお金をかける余裕なんてないだろうし」

エレン「いーえ、どんな食事でもみんなと一緒に食べればとっても美味しくなりますわ」

ミカサ「お嬢様の言うとおり」

ジャン「ま、一人で食うよりはマシかもな」

アルミン「あはは、それもそうかもね」

エレン「では、早速いただきましょうか」

>>79「ねえ?」

エレン「はい?」

>>79「俺(私)もここに座っていいかな?」

マルコ


マルコ「僕もここに座っていいかな?」

エレン「あら、貴方は先ほどの」

マルコ「マルコ・ボットっていうんだ。よろしくね」

マルコ「で、僕も座っていいのかな?」

エレン「ええ、どうぞ。歓迎いたしますわ」

ジャン(こいつ…他にも結構席は空いてるのに…!わざわざエレンの近くに…!)

マルコ「よかった。断れたらどうしようかと思ったよ」

エレン「ふふ、折角出会えた仲間なんですもの。そのようなことはいたしませんわ」

マルコ「あはは、ありがとう」

マルコ「で、えっと…君はジャンだっけ?」

ジャン「ああ」

マルコ「さっきはごめんね。ついいろいろ聞いちゃって」

ジャン「何、気にするな。ああいうのには慣れてるよ」

マルコ「いや、僕が無神経すぎたよ。君たちには色々あっただろうに、それをほじくるまわすようなまねをしてしまって…本当にすまなかった…!」

ジャン(なんだこいつ、ただのいいヤツなのか?それはいいんだけど、あんまりこいつらの前でシガンシナ区の話題を出されると不味いんだよな、いつボロが出るかわからん!)

ジャン「いや、俺ももう慣れっこだからさ。ホントに気にしなくていいぜ」

ジャン「さ!そんな話してたらメシが不味くなっちまう!さっさと食っちまおうぜ」

アルミン「そうだね。そうしようか」

エレン「それじゃあ、いただきます」

一同「いただきます」

────
──

エレン「ご馳走様でした」

ジャン「見た目は少なく見えるけど結構腹にたまるな、これ」

アルミン「少ない量でも腹持ちがよくなるように工夫してくれてるんだね」

ジャン「そんな工夫をするぐらいなら単純にもっと量を多く出してもらいたいね」

ミカサ「少ない量を何の工夫もなく出されるよりはずっとマシ」

エレン「そうですよ。せっかく私達のために作ってくださっているのに、文句なっていってはいけませんわ」

ジャン「あ、ああ、そうだな」

マルコ「でも、エレンって食事は結構ゆっくり食べるんだね」

エレン「ああ、申し訳ありません。待たせてしまいましたか?」

マルコ「いや、そんなそんなことはないんだけどね。ただ少しずつ口に含んで食べる姿がなんか、綺麗だったからさ)

ジャン(いきなり何言ってやがんだ、この野郎!)

ミカサ(削ぐか?いや、まだ早い)


エレン「まあ、マルコさんったら。お上手ですのね」

マルコ「いや、本当さ。なんていうか食べる姿にも気品があるっていうか」

エレン「ふふ、そういっていただけると嬉しいですわ」

ジャン(笑顔が可愛い…って違う!そうじゃない!こいつただのイイヤツかと思ったらいきなり爆弾つっこんできやがって!)

ミカサ(やるか。いや、落ち着け。お嬢様に気品が溢れているのは当然のこと。それを褒め称えたくなる気持ちもわからないでもない。ここは落ち着こう)

エレン「では、私たちもそろそろ寮に行きましょうか。食器は私が片付けておきますのでジャンさん達はお先にどうぞ」

ジャン「いやいや、自分たちの分ぐらい自分でやるからよ」

エレン「私のせいでお二方を待たせてしまったんですもの。それぐらいさせてくださいませ」

ジャン「そ、そうか。いや、別に迷惑だったとかそんなことはないんだけどな」

エレン「でも、私の気持ちですから」


マルコ「そこまで言ってくれるな、今回は甘えさせてもらおうかな」

ジャン「今度は俺たちはやるからよ。とりあえず、ありがとな」

エレン「いえいえ、これぐらい当然ですわ」

エレン「アルミンも先に行っていて下さいね」

アルミン「じゃあ、そうさせてもらおうかな。お皿とか落とさないようにね」

エレン「大丈夫ですよ」

エレン「ミカサも……」

ミカサ「」カチャカチャ

エレン「もう、私がやろうとしてたのに!」


ミカサ「お嬢様にだけ水仕事なんかさせられない。私も手伝います」

エレン「もう子供じゃないから私一人でもそれくらいできますわ」

ミカサ「ダメです。お手伝いさせていただきます」

エレン「もう!」

アルミン「あはは。相変わらずだなあ。じゃあ僕たちは先に行ってるね」

マルコ「おやすみ、エレン。ミカサ」

ジャン「また明日な」

────
──


ミカサ「で、お嬢様」

エレン「どうしたのミカサ?」

ミカサ「水仕事も終わりましたが、そのポケットに隠し持ったパンをもって何処に向かうつもりなのですか?」

エレン「な、なんのことかしら」

ミカサ「食事中にこそこそやっていたでしょう?他の人はごまかせても私の目はごまかせません」

エレン「むむむ」

ミカサ「はあ…」

ミカサ「罰走を受けた3人にそれを持っていくつもりですか?」

エレン「やはりミカサは誤魔化せませんか」

ミカサ「当たり前です。私が何年お嬢様についてると思ってるんですか」

エレン「むう、流石ですね」


ミカサ「で、パンはどのくらい持ってきたんですか?」

エレン「えっと、このくらい?」

ミカサ「はあ、そのくらいで夜中まで走らされた3人が満足できると思ってるんですか?」

エレン「ないよりはマシかなって」

ミカサ「まあ、ないよりはマシでしょうけど」

エレン「ダメ…ですか…?」

ミカサ「はあ、仕方ありませんね」

エレン「……」

ミカサ「まあ、私の分のパンもありますから。とりあえず取り合いで喧嘩になることはないでしょう」

エレン「え?ミカサも?」

ミカサ「お嬢様のやることなんてすぐわかりますからね」

ミカサ「さ、行きましょうか。そろそろ連中も倒れる頃合いでしょうし」


ライナー「ハァ……ハァ……」

ベルトルト「ゼェ……ゼェ……」

サシャ「ハァ……ハァ……」

ライナー「マジで……死ぬまで……走らされたな……」

ベルトルト「ごめん…ライナー………僕の……せいで……」

サシャ「干し肉さん………なんでいっちゃったんです……?」

ベルトルト「もう……ダメだ……」バタン

ライナー「ベルトルト…!しっかりしろ…!」

サシャ「私も…限界です…!」

ライナー「お前も…!しっかしろ!えっと、えっと、誰だお前!とにかくしっかりしろ!」

サシャ「私のお墓の前にはたくさんのお肉とお菓子をお供えしてください…」

ライナー「断る!くだらんこと言ってないで立て!」


サシャ「ああ……パンがみえる……」

ライナー「そんなのないから!」

サシャ「いえ…本当に何か…食べ物のにおいが」クンクン

ライナー「おい、お前本当に大丈夫か?医務室いくか?」

サシャ「どこに?どこから?」

ライナー「おい、ベルトルト、起きろ!お前もこいつを止めてくれ!なんかおかしい!」

サシャ「………」スンスン

ライナー「ああ、クソ!なんで俺がこんなツッコミばっかり!」

サシャ「わかったあ!」

>>91「ぎゃああああああ!!」

ベルトル


サシャ「わかったあ!」ガブリ

ベルトルト「ぎゃあああああああ!!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォ!!」

ベルトルト「ぎゃあああああああ!!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォ!!」

ベルトルト「ぎゃあああああああ!!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォ!!」

ベルトルト「助けてライナアアアアア!!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォ!!」

サシャ「むむむ、このパンがなかなか歯ごたえがありますね!」

サシャ「ですが!この塩味!なかなか癖になりますよ!」


ベルトルト「ぎゃあああああああ!!」

ライナー「それ塩違う!単なる汗!」

サシャ「ふふ、私は騙されませんよ!そうやって私が口を話した隙にこのパンを奪うつもりですね!」

ベルトルト「助けてライナアアアアア!!」

サシャ「ふふ!生きのいいパンですね!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォ!!」

エレン「あの、大丈夫ですか?」

ライナー「お、おお!ちょうどよかった!あんたも手伝ってくれ!友人がこの人食い女に襲われてるんだ!」

ベルトルト「助けてライナアアアアア!!」

ミカサ「わかった。今すぐその女を気絶させよう」

エレン「ダ、ダメですよミカサ!女の子に暴力なんてふるったら!」

エレン「私が説得してみせますから、ミカサはまずはみていてください」

ミカサ「わかりました。その女がお嬢様に襲い掛かってきたらすぐに打ちのめしますのでご安心を」

エレン「そ、そんなことにはなりませんよ!」

エレン「コ、コホン。あの、サシャさん、ですよね?このパンをあげますからその人を放してあげてくれませんか?」

サシャ「パン?」

エレン「はい、パンです」

サシャ「パン」

エレン「パンですよー?」

サシャ「パァン!」ガバッ

エレン「キャッ」

ミカサ「お嬢様!」ダッ

エレン「だ、大丈夫ですよ、ミカサ」


エレン「ほら、サシャさん。水もありますから、ゆっくり食べましょうね」

サシャ「神様?あなたが神様ですか!?」

エレン「え?私はエレンっています?」

サシャ「神ぃいいいいいい!!」バクバクバク

ベルトルト「助かった…!ホントに死ぬかと思った…!」

ライナー「あんたらのおかげで大事にならなくてすんだよ、礼を言う」

ミカサ「礼ならお嬢様に言って。私はただお嬢様に付き合っただけだから」

ライナー「いや、お嬢様って…あのエレンって子のことか?」

ベルトルト「ま、まあ、なんにせよ助かったよ!ホントにありがとう!」

ミカサ「……」プイッ

ライナー(照れてる)

ベルトルト(照れてる)


ミカサ「ああ、お嬢様の分のパンはあの女に全部とられてしまったけど、私もひとつ持ってきたから二人でわけて食べるといい」

ライナー「な!本当か!」

ベルトルト「よかった!このまま明日までメシ抜きだったらどうしようかと!」

ミカサ「それは自業自得、式の最中にあんなつまらない漫才をはじめたなら仕方ない」

ライナー「そういうなよ。結構な自信作だったんぞ、なあベルトルト」

ベルトルト「う、うん、あれでドッカンドッカンウケをとって人気者になるって作戦だったんだけどね」

ミカサ「冗談でも超大型巨人をネタにするのは感心できない。あれからまだ二年しか経っていない。心に傷をあっている人はまだいる」

ライナー「あ、ああそうだな。すまない」

ベルトルト「反省するよ」

──物陰

クリスタ(ど、どうしよう。大声にビックリして戸惑っているうちに出遅れちゃった)

クリスタ(私もパンを持ってきたんだけど…どうしよう…)

クリスタ(このままパンだけ置いてどこかにいこうかな)

クリスタ(それとも勇気を出してあそこに行ったほうがいいかな)

クリスタ(よ、よし!決めた!>>99だ!)

寮に戻って一人で寂しく食べる

クリスタ(よ、よし!決めた!)

クリスタ(寮に戻って一人で寂しく食べよう)

クリスタ(私が誰かを助けるなんて…やっぱりそんなのおこがましいよ…)チラッ

クリスタ(私は…あの子たちみたいにはなれない…)


サシャ「グーグーグー」

エレン「ふふ、ご飯食べたら眠くなっちゃったみたいですね」ナデナデ

ライナー「全く人騒がせなヤツだ」

ベルトルト「ホントだよ。なんで僕をパンと勘違いしたんだか、せめてお肉でしょ」

ライナー「いや、そういう問題じゃないだろ」

エレン「ふふふ」

ライナー「ん?どうかしたのか?」

エレン「あ、失礼しました。お二人のお話がなんだかおかしくて」

ライナー「そうか?」

エレン「ええ、式の時の漫才といいお二人は面白い方なのだなあ、と」

ライナー(可愛い…)

ベルトルト(可愛い…)

ライナー(って、ダメだ!俺には戦士としての使命が!)

ベルトルト(ダメだ!僕にはアニが…!)

エレン「あ、申し遅れましたわ。私、エレン・イェーガーと申します。こちらはミカサ・アッカーマン」

ミカサ「」ペコリ

ライナー「俺はライナー・ブラウン。こっちは」

エレン「ベルトルト・フーバーさんでしたよね。自己紹介がとても印象的でしたのでちゃんと憶えていますわ」

ベルトルト「あはは、そういってもらえるとうれしいなあ」

ユミル「何やってんだ?」

エレン「へ?」

ユミル「お前じゃない」

ユミル「」キョロキョロ

ユミル(あれ?あいつが晩飯のパンを隠してるところをみたから来たんだけど…)キョロキョロ

ユミル(あれ?あいつどこだ?)

ユミル「なあ、ここに金髪の天使みたいなヤツがこなかったか?」

エレン「金髪の天使?」

ミカサ「黒髪の天使ならここにいるけど」

ベルトルト「今ここにいる金髪といえば…」

ライナー「俺か?まあ、確かに天使といえば天使かもしれんな。昔の天使はマッチョなヤツが多いし」

エレン「……」

ミカサ「……」

ベルトルト「……」

ユミル「」ピキッ

ユミル「お前が天使なわけあるかボケェ!」

ライナー「ほげえ!」

エレン「だ、大丈夫!?」サスサス

エレン「な、なんでいきなりライナーさんを蹴ったりしたんですか!」

ユミル「あ、ああ、すまん。そいつの天使発言にイラっと来て」

ベルトルト(それはちょっと…)

ミカサ(いや、かなりわかる)

エレン「だからっていきなり蹴っていい理由にはなりませんわ!」キッ

ユミル「あ、ああ、そうだよな。悪かった、ホントに悪かった」

エレン「ライナーさん、大丈夫ですか?ちゃんと歩けますか?」サスサス

ベルトルト(どうしよう、ちょっとライナーが羨ましいかもしれない)

ライナー「あ、ああ、体は頑丈なほうだしな。このぐらいなら大したこと無い」

エレン「よかった。ライナーさんに何かあったらどうしようかと」ホッ

ライナー(なんだこいつ。本当に黒髪の天使なのか)

ライナー(壁の中にはこんなヤツがいたのか…)

ユミル「なあ、ホントに大丈夫か?」

ライナー「なに、女に蹴られたぐらいでどうにかなっちまうようなヤワな体じゃねえよ」

ユミル「悪い。人を探してたんだがなかなか見つからなくて、ついイライラしちまって」

ライナー「まあ今回は俺だからよかったが、他のヤツにはこんなことするじゃないぞ」

ユミル「ああ、わかってるよ」

エレン「では私たちも寮に行きましょうか。あまり遅くなってしまいますと教官方に怒られてしまいますし」

ベルトルト「ああ、そうだね。もう門限もギリギリだし」

エレン「ええっと、そちらの……」

ユミル「ああ、ユミルだ」

エレン「ユミルさんの探してる方ももう寮に戻っておられるかもしれませんし」

ユミル「そうだな」

ユミル(うーん、こっちに来てると思ったんだがな)

エレン「ではミカサ。サシャさんを寮まで運んで差し上げてくれますか?」

ミカサ「お任せを」

ユミル「ああ、私も手伝うよ。ちょっと迷惑をかけちまったわびだ」

エレン「ありがとうございます」

ユミル「いや、何ボーっとしてるんだ。お前も手伝えよ」

エレン「え?それはちょっと…」

ライナー「ん、意外だな。お前の性格なら真っ先にサシャのヤツを運ぼうとすると思ったんだが」

エレン「そうしたいのはやまやまですが、私は女子寮には入れませんし」

ベルトルト「なんでだい?」

エレン「だって私、男ですもの」

ミカサ「」コクリ

ライナー「」

ベルトルト「」

ユミル「」

ライナー「はああああああ!?」

ベルトルト「嘘だよね!こんなに可愛い子が男の子なわけないよね!?」

ミカサ「無礼な、お嬢様は立派な男」

ユミル「いや、お前その言葉に矛盾が含まれてることに気付けよ」

エレン「そういうわけですから。私がサシャさんを運ぶのはちょっと…」

ユミル「ああ、そうだな。仕方ないな」

ライナー「仕方ないな」

ベルトルト「仕方ないね……」

ライナー(俺は…男にときめいてしまったのか)

ベルトルト(僕はときめいてないときめいてなんかないぞ)

ユミル(わからんな。最近の若いやつらは何を考えてやがるんだ…)

エレン「ではミカサ、サシャさんはお任せしますね」

ミカサ「任された」




エレン「ユミルさんもまた明日」

ユミル「お、おう」

エレン「私たちも男子寮にいきましょうか」

ライナー「お、おう」

ベルトルト「う、うん」

ライナー(男だとわかっても、やっぱりかわいいな)

ベルトルト(くそ、悔しいけど。確かに可愛い。可愛いけど…男!)

───男子寮

エレン「まさかライナーさんとベルトルトさんと同室だってなんて、改めて宜しくお願いしますね」

ライナー「あ、ああ、こちらこそ」

ベルトルト「よ、よろしくね」

ライナー(こんなに可愛い子と同室…普通なら嬉しいはずなんだが…)

ベルトルト(この子は男…この子は男…)

ライナー(なんか、もし、なんかの間違いがあって襲っちまったりなんか……しない、よな。俺、大丈夫だよな)

ガチャリ

エレン「お邪魔します」

ジャン「エレン!?」

エレン「ジャンさん?」

ジャン「ど、どうしたんだ。エレン。まさか俺に会いに来てくれたのか?」

エレン「ふふ、残念ですが違いますわ」

ジャン「そ、そうか。じゃアルミンに用でもあるか?」

エレン「まあ、アルミンも同室なの?今日知り合った人とこれから一緒の部屋で過ごせるなんて!素敵ですわ!」

ジャン「ん?」

エレン「どうかされましたの?」

ジャン「いや、今、お前もこの部屋で暮らすって聞こえたからさ。疲れてるのかな?」

エレン「いえ、それであってますわ」

ジャン「………」

ライナー(わかるぞ、ジャンとやら)

ジャン「お前、女なのにこっちで暮らすのか?」

エレン「いえ、男だからここで暮らすのですわ」

ジャン「……」

ベルトルト(うん、そうなるよね)

ジャン「は?」

ジャン「はああああああ!?」

ジャン「お前、男なの!?」

エレン「はい」

ジャン「そんな綺麗な黒髪してるのに!?」

エレン「綺麗だなんて、そんな」テレテレ

ジャン「照れるな!」

ジャン「なあ、これ、ドッキリだよな!ドッキリに決まってるよな!?」

ジャン「だってこいつのスカートの裾からみえる生足とか!二の腕とか!肌のハリとか!完全に女のそれじゃねえか!」

エレン「あ、あんまりそのように言われると照れてしまいますわ」

ジャン「だから照れるなって!」

アルミン「ジャン」

ジャン「なんだよ!」

アルミン「エレンは男だよ」

ジャン「お前まで!」

エレン「あの…私は本当に男でしてよ?」

ジャン(いや、マジか…正直俺はちょっと本気でこいつに惚れかけてたんだが…それが男?女じゃなくて男?男?マジで?)

ジャン「……」

ジャン「…………」

ジャン(俺はどうすればいい。どうするべきなんだ)

ジャン「…………………………」

エレン「ジャンさん?」

ジャン「………………………………………………」

ジャン(よし、決めた)

ジャン「>>115

お、男って言うなら証拠を見せろよ…

ジャン「お、男って……」

エレン「?」

ジャン「お、男って言うなら証拠を見せろよ…」

エレン「」カァァッ

アルミン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

アルミン(いや、わかるよ!?)

ライナー(確かに気持ちはわかる!)

ベルトルト(けど、それでも)

アルライベル(最低だァあああああああ!!)

エレン「あの証拠…ということでしたら…」

エレン「私がこの寮に部屋を割り当てられているということが」

エレン「私が男だっていう証拠にはなりませんか…?」

ジャン「ならねえよ!もしかしたら上の連中が間違って処理しただけかもしれねえだろうが!」

エレン「ごっごめんなさいっ」

ライナー(そこまでして認めたくないのか…!)

ジャン「大体な!てめえみてえに可愛いヤツが男のはずがねえんだよ!」

ベルトルト(僕と同じこと言ってる!)

ライナー(いや、まあ気持ちはわかるけれども!)

アルミン(幼馴染の僕ですら本当に男なのかわからなくなるときあるもんなあ)


エレン「で、では私はどうすれば?」

ジャン「そんなのより、もっと簡単に男だって証明する方法はあるだろ?」

ベルトルト(こいつ、何を言うつもりだ!)

アルミン(やめろ、ジャン!ヘタなことを言うとミカサにそがれるぞ!)

エレン「あ、あの、その方法というのはどのようなものなのでしょうか?」ウルウル

ライナー(しかし涙目が可愛い…ってダメだ!だからこいつは男!)

ジャン「はっ口で言わなきゃわからねえのか?いいぜだったら教えてやるよ」

ジャン「ようするにだな、>>122しろって言ってるんだよ!」

進行遅いくせに一つあたりのレス数が多くてごめんなさい
それでも付き合ってくださってる皆さんありがとう

楽しませてもらってるよ
安価なら脱ごう

ジャン「ようするにだな、脱げって言ってるんだよ!」

エレン「そ、そんな…!」カァァァッ

アルライベル(最低だああああ!紛うことなく最低だあああ!)

ライナー(いや、でもしかし…!心の奥底のちょっぴり、ほんのちょっぴりだけGJ!と思ってしまった俺がいる!)

ベルトルト(いや…でも確かにちょっとだけ興味が……!いや、ない、ないぞ!僕はノーマルだ!)

アルミン(あー、やばい。これやばい。ミカサがくるわ。ミカサがきてジャンが殺されるわ。開拓地で何回もあったパターンだわ)

エレン「わ、私が服を脱げば…私が男だと認めてくださるんですの?」

ジャン「ああ、男同士なら裸になろうと何も恥ずかしくないはずだからな」

ジャン「逆に男に裸を見せるのを恥ずかしがるのは男とは言えん。それは女のやることだ」

エレン「うう……///」

アルミン(ああ、もう相変わらず赤面したエレンは可愛いなあ!ってそうじゃない!)

アルミン「ジャ、ジャン!落ち着こう!そんなことをしなくてもエレンは男だってことは僕が証言してあげるから!」

ジャン「うるせえ!身内の証言なんか信用できるか!俺は直接的な証拠をみるまで納得しねえぞ!」

エレン「私は……本当に男ですのに……」グスン

ジャン「そ、それならその証拠を見せろって言ってるんだよ!」

ジャン「お、俺だってお前が女だって素直に認めればこんなこと言わねえよ!」

エレン「うう…///」

エレン「わ、わかりました」

ジャン「自分が男じゃないって認めるのか?」

エレン「いえ、そうじゃありません」

エレン「私、脱ぎます」

エレン「脱いで、ジャンさんに私が男だと認めていただきます!」

ライナー「ほ、本気か!?エレン!?」

ベルトルト「無理しなくてもいいんだよ!」

ライナー(エレンの裸…!)

ベルトルト(みたいような……みたくないような……みたいようなみたいような…!)

ジャン(本気か…!ホントにこいつは男なのか…!)

エレン「あのただ……ここで私だけ服を脱ぐというのは…少し恥ずかしいので…//」モジモジ

エレン「皆さん、お風呂はまだですよね?よろしければ一緒にお風呂に行って…」

エレン「そこで服を脱いで…ということで認めていただくというのは……ダメでしょうか?」

アルミン(エレンと一緒に…)

ジャン(お風呂…!?)

エレン「あの、それではダメでしょうか?」

ジャン「ああ、わかった。それでいこう」

エレン「あ、ありがとうございます!では私支度をしておきますので皆さんはお先に行っていていてくださいませ」

ジャン「ああ、わかった。待ってるぜ」

アルミン「僕もお風呂に入ってなかったからね。ちょうどいいしこのタイミングで入らせてもらおうかな」

ライナー「ベルトルト、俺たちも走りっぱなしだったから随分汗臭いよな」

ベルトルト「そうだね。これは至急風呂にいって汗を流す必要がある」

バタバタバタ

ガチャリ

エレン「私も準備をしませんと……えっとお着替えと、化粧水と…」

───男風呂

ジャン「ふーー、いいお湯だな」

ライナー「ああ、疲れた体によく染みるぜ」

ジャン「お前らが疲れてるのは自業自得だけどな」

ベルトルト「それ、ミカサって子にも言われた」

アルミン「それにしてもエレン遅いね」

ジャン「男と違って女ってのは色々手間がかかるもんなんだよ」

アルミン「だからエレンは男だって」

アルミン「ああ、でもやってることはほとんど女の人と変わらないから手間がかかるのは一緒か」

ジャン「じゃあ、それほとんど女じゃねえか」

アルミン「だから生物学的にはホントに男なんだって」

ジャン「嘘つけ、俺はぜったい認めねえぞ」

コンコン

一同「」ビクッ

<皆さん、いらしてますか?

ジャン「あ、ああちゃんといるぞ?」

<ホントですか?じゃあ私も入ってよろしいでしょうか?

ライナー「よろしいですよろしいです。っていうか男風呂に入るのにいちいちそんな断りをいれるヤツはいないぞ」

<あ、そうですよね。では失礼します

スッ

ベルトルト(なんだあの足、足っていうのはあんなに艶かしいものだったか?)

ライナー(エレンのあの…鎖骨の部分…なんともいえない色気がある…あの鎖骨に触れたいという衝動が…ダメだ抑えろ…!)

アルミン(エレン…また腰が細くなってないか?なんというか…男にこんな言葉使うのは悔しいけど…セクシーというか…!)

エレン「どうですか、ジャンさん」

エレン「約束通りちゃんと服は全部脱ぎましたわ」

エレン「これで私のことを男と認めてくださるんですのよね?」

ジャン「ああ、脱いだな。確かに服は脱いだな」

エレン「はい!ちゃんと全部脱ぎましたわ!」

ジャン「でもな、エレン」

エレン「なんでしょう?」

ジャン「服を脱いでも!バスタオルを身に纏ってたら意味がないんだよ!」

ジャン「しかもご丁寧に胸元から膝上までバッチリ隠しやがって!それじゃあ肝心なところが全くわからねえじゃねえか!」

エレン「そ、そんな!タオルをとったら全裸になってしまうではありませんか!」

ジャン「全裸になれって言ったんだよ!なんでバスタオルならアリだと思ったんだお前!」

エレン「い、いくら同性でも皆さんの前で一糸纏わぬ姿になるなんて…そのような破廉恥なことできませんわ…!」

ジャン「いいから脱げ!じゃねえと俺はホントにてめえは男とみとめねえぞ!」

エレン「うう……//」

ジャン「いいぜ、わかった。お前にそれを外すことができないっていうなら俺がそれをとってやる!」

ライナー「や、やめろジャン!それは流石にアウトだ!」

アルミン「そ、そうだよ!無理やりはよくないよ!」

ジャン「うるせえ俺はもう後にはひけねえんだよ!」

ではここでアッカーマンチャンス
エレンのピンチだがミカサ・アッカーマンは助けに来る?来ない?

>>136

来ない!

安価了解です
半端なところで申し訳ありませんは今日はもう寝ます
おやすみなさい

お礼を忘れてしまっていた
レスをしてくださってる皆さん、見ていてくれてる方もありがとうございます

エレン「おねがい……やめて…やめてくだい……」フルフル

ジャン「安心しろ一瞬で済むから」

エレン「ダメ……許してください……お願いです…」

ジャン「男なんだろ、男なら…」

ジャン「恥ずかしがることなんか!ねえだろ!」

バッ

エレン「あっ」


ハラッ



ジャン「」


エレン「やっ」カァァァ

ライナー(薄いピンク色の……!こぶりの乳首……!)

エレン「ダメ……」ナミダメ

ベルトルト(まわりを思いっきりなでまわしたくなるようなおへそ…!)

エレン「やだ…やだ…!」フルフル

アルミン(腰が……!お尻が……!なんだあのくびれ……!)

ライナー(そして…この恥じらいの表情…!)

アルミン(エレンは男なのに…!幼馴染なのに…!親友なのに…!すごく…そそられる…!)

エレン「し、失礼します!」ダッ

ジャン「」


ライナー「……うん」

ベルトルト「なんというか…」

アルミン「うん……」

ライナー「見えたな」

ベルトルト「一瞬だったけど…見えたね」

アルミン「タオルが剥ぎ取られた瞬間にすぐに手で隠してたけど……ついてたね……」

ライナー「ああ、ついてたな…」

ベルトルト「ねえ、ライナー、アルミン」

ライナー「どうした?」

ベルトルト「僕達はさ」

アルミン「うん」

ジャン「」


ベルトルト「今。同期の男子の裸を見ただけだよね?」

アルミン「そうだね、それで間違いないよ」

ベルトルト「そうだよね、そのはずだよね。今起こったのは僕がライナーやアルミンやジャンの裸をみたので全く同じ事象なはずだよね」

ライナー「ああ、その通りだ」

ベルトルト「そうだよね……でも……なんでだろう……今僕の中で罪悪感が半端ないんだけど……」

アルミン「………」

ライナー「ベルトルト……」

ベルトルト「………」

ライナー「気にするな、俺も今同じ気持ちだ」

アルミン「うん、実は僕もだよ」

ベルトルト「二人とも……!だよね…!そうだよね…!」

ジャン「」

ライナー(くそ…!なんで男の裸をみただけでこんな罪悪感を感じなければならんのだ……!)

ベルトルト(いや、百歩譲って罪悪感を感じるのはまだいい…!それはまだいい…!最大の問題は…!)

アルミン(エレンの裸を見て…!僕の息子が反応してしまっていることだ……!)

アルミン(僕はちゃんと男の子してた頃のエレンも知ってるのに!なんで反応してるんだ!このきかん坊め!)

ライナー(ヤバイな壁内のヤツらマジヤバいな…)

ベルトルト(違う、これは疲れマラってヤツだ。エレンの裸とは関係ない…僕はノーマルだ…)

ジャン「」

アルミン「………」

ライナー「……」

ベルトルト「………」

アルミン「ジャン…かたまってるね…」

ライナー「一番近くでみてたしな」

ベルトルト「でも、流石にあのままじゃ風邪引いちゃうよ。そろそろ復活させてあげないと」

ライナー「それもそうだな。おい、ジャン!そろそろ起きろ!いつまで固まってるんだ!」

アルミン「しっかりしなよー。エレンに謝るなら一緒に謝ってあげるからさー」

ベルトルト「ジャン、君は悪くないよー。エレンがちょっとあまりにもあんまりなのが悪いんだ」

ジャン「……」ボソッ

ライナー「あ?なんだって?」

ジャン「>>151

もう…男でもいいや…

ジャン「もう…男でもいいや…」

ライナー「!?」

ベルトルト「!?」

アルミン「ジャン!?」

ジャン「俺がバカだったぜ。エレンが女なのか男なのか…そんなくだらねえことにあんなにこだわっちまうなんてよ」

アルミン「いや、重要だよ?そこ重要だよ?」

ジャン「男でも女でもよ。エレンはエレンだ!なあ、そうだろお前ら!」

ライナー「いや、確かにその通りだし、いい台詞を言ってるとは思うんだが」

ベルトルト「ジャンの心のうちを考えると全然いい台詞に聞こえなくなるよね」

ジャン「うるせえ!」

アルミン「ジャン、一旦落ち着こう。君は今ちょっと混乱してるんだよ」

ジャン「んなわけあるか。俺は至って冷静だ」


アルミン「よーし、オッケー。冷静ならまずは僕の話を聞いてくれるかな」

ジャン「ああ、いいぜ」

アルミン「ジャンの言うとおり、エレンは確かにかわいい。ヘタをすればそこらへんの女の子よりも全然かわいい」

ジャン「当然だ」

アルミン「けどね、ジャン。残念ながらエレンはれっきとした男だ。男なんだよ」

ジャン「ああ、知ってる。それでもかまわん」

アルミン「いや、そこはかまおうよ。だってエレンも男だし、ジャンも男なんだよ?男同士で付き合うなんておかしいでしょ?」

ジャン「アルミン、お前は一つ大きな勘違いをしてるぜ」

アルミン「何だって?」

ジャン「男は女と付き合うのが普通だ。俺だってちょっと前までそう思ってた」

ジャン「俺も女と付き合ってみたいな、なんて思ってた」

ジャン「だがな、俺は気がついたんだ」

ジャン「俺が女が好きだったのは女が女であるからって理由じゃない」

ジャン「女が可愛いからだってことに!」

アルミン「う、うん、そうだね。それで?」

ジャン「そして、エレンは女よりも可愛い!」

アルライベル(た、確かに…!って違う納得するな!)

ジャン「だから俺はエレンが好きなんだよ!」

アルミン「いや、待って、でもエレンは可愛いけど男なんだよ!?」

ジャン「逆だ、アルミン。エレンは!男だけど!可愛いんだ!」

アルミン「!?」

ジャン「例え男でも!可愛ければそれでよし!俺はブスな女よりも可愛い男のエレンを選ぶぜ!」

ライナー(なんか…!言ってることに筋が通ってるような…!)

ベルトルト(確かに…男でも…可愛ければそれで…)

アルミン(んん?もしかしてジャンは間違ってない?いや、間違ってるよね?間違ってるはずだよね?)


ジャン「すっきりしたぜ。俺はもう迷わねえ。この3年間で絶対あいつをものにしてやる」

アルミン「ジャン…君、本気なの?」

ジャン「ああ、本気も本気。おおマジだぜ」

アルミン「そっか…本気でエレンと付き合うんだね…」

ジャン「勿論だ」

アルミン「そっか。絶対無理だと思うけど頑張ってね」

ジャン「ありが……って絶対無理ってどういうことだコラ」

アルミン「だってさ、ほんの数分前にキミがやったこと思い出しなよ?」

ジャン「俺がやったこと……っておま……あ……ああああああああ!?」

アルミン「仮に僕が女の子だったら初日に自分の衣服を無理やりはがすような人とは付き合いたくないなあ」

ジャン「しまったあああああああああああああ!!」

ライナー「バカかお前は」

ベルトルト「バカなんだろうね」

────女子寮

ユミル「よし、あと少しで部屋につくぞ」

ミカサ「サシャの汗でべっとり、早くお風呂に入りたい」

ユミル「ああ、全く同感だ、チクショウ」

ユミル「それにしても…まさかこいつも同室だったとはなあ」

サシャ「スースー」

ユミル「部屋まで運ぶ手間が省けたと喜べばいいのか。それとも3年間こいつと同室になる不運を嘆けばいいのか」

ミカサ「間違いなく後者だと思う。私の場合はさらに出会い頭に他人に蹴りをいれる暴力女と一緒になる不運まで加わるのでこれは最早悲劇」

ユミル「うるせえ、だからあれはあのライナーって野郎がくだらねえことを言うからだな」

ミカサ「ついた。ユミル、早くドアを開けて」

ユミル「聞けよこの野郎。ってチクショウ、中のヤツらもう鍵かけてやがる」ガチャガチャ

ミカサ「ならノックして早くドアを開けてもらって」

ユミル「わかってるよ!おーい、同室のモンだ。悪いけどドアあけてくれ」ドンドン

>>159「ああ、ごめんごめん。今開けるね」

※104期女子でお願いします

アニ

アニ「ああ、ごめんごめん。今開けるね」

ガチャリ

ユミル「おお、ありがとさん」

アニ「って何やってんのあんたら」

ユミル「こいつの顔ぐらい覚えてるだろ。心優しい私たちは死ぬ直前まで走ったこいつにパンを与えてそしてこの部屋まで運んでやったってわけだ」

サシャ「スースー」

アニ「ああ、干し肉相手にラブロマンスをやってたバカ女」

ミカサ「ユミル、パンをあげたのはお嬢様と私、嘘をつかないでほしい」

ユミル「一緒に運んでやったのはホントだろー。パンをあげたかどうかなんて細かいこと気にするな」

アニ「暇人なんだね、あんたら」

ユミル「うるせえ」

ミカサ「使うベッドはもう決まってるの?」

アニ「私はそこの1段目にしたよ。他のところは…好きなところでいいんじゃない?」

ユミル「じゃあ、このバカは1段目で決定だな。」

サシャ「ウヘヘヘ」

ユミル「幸せそうな寝顔しやがって、蹴ってやろうか、このこの」ゲシゲシ

サシャ「エヘヘ、イタイデスヨー」

ミカサ「では私はそこのベッドを使わせてもらおう」

ユミル「おお、迷わず決めたな。何か理由があるのか?」

ミカサ「このベッドがお嬢様のいる場所と一番近い」

ユミル「お、おお」

アニ(変わった子だな)

ユミル「んー。そういや他のヤツはどこいったんだ?風呂か?」

アニ「いや、今のところ私とあんた達以外は誰も来てないよ」

サシャ「スースー」クンクン

ユミル「はあ?もう門限ギリギリだぞ?随分と時間にルーズなヤツだな」

ミカサ「ユミル、その言葉はそっくりそのまま私たちに返ってくる」

サシャ「スースー」クンクン

ユミル「うるせえ、私達はいいんだよ、人助けだし」

ミカサ「なんという俺ルール」

ユミル「私ルールだ」

サシャ「パアアアアアァァァァァァァァアアアンッッ!!!」ガバッ

ユミル「きゃっ!」

アニ「ッ!!」

サシャ「パンは!?パンはどこですか!?」

ユミル「いきなり驚かすんじゃねえこのバカ!」

ミカサ「きゃっってユミル案外可愛い」

ユミル「うるせえ!忘れろ!」

サシャ「ねえ!パン!パンですよ!どこかにあるんですよね!?」

ユミル「ねえよ!さっさと寝ろ!」


サシャ「嘘です!絶対あるはずです!さっきからにおいがするんです!」

ユミル「何言ってんだてめえは。えっと……じゃあ、もしかして……えっと…あんたが…」

アニ「アニだよ。少なくとも私は持ってない」

サシャ「そんな確かににおいはするのに!」

ユミル「幻覚じゃねえのか?」

ミカサ「いや、そうじゃないかもしれない」

ユミル「は?」

ミカサ「今100mほど先からこの部屋に向かってくる足音がある。その足音の主がパンを持っているのかもしれない」

サシャ「ホントですか!?」

ミカサ「可能性はあるというだけ」

ユミル「何言ってんだおまえら」

ミカサ「50m」

サシャ「何かにおいが強くなってきた気がします!」

ミカサ「30m」

サシャ「パンが!パンが!パンが!」

ミカサ「20m」

ユミル「きこえねえ!サシャの声がうるさくて足音なんか聞こえねえ!」

ミカサ「10m」

サシャ「パンパンパンパンパン!」

ミカサ「0m」

サシャ「パアアアアアアアン!!」

クリスタ「キャアアアアア!!」


サシャ「パンください!ねえ!パンですよ!パンでしょう!?ねえ、パンでしょうあなた!?」

クリスタ「え?え?」

ユミル「落ち着けバカ」

ミカサ「ごめんなさい、大丈夫?」

クリスタ(あれ?この人たちはさっき練兵場のところでみた…)

サシャ「パンですよ!持ってるんでしょ!?持ってるんですよね!?」

ミカサ「落ち着いて、仮にこの人がパンを持っていたとしても無理やりもらおうとするのはよくない」

サシャ「はっすいません、そうですね」

クリスタ「あ、私なら大丈夫だよ?ちょっとビックリしたけど」

サシャ「ご、ごめんなさい」

クリスタ「えっと、サシャだったよね?今までずっと走りっぱなしだったもん。お腹すいてるよね」

サシャ「はい!それはもう!」

クリスタ「じゃあ、このパンあげるね。私の食べかけでよければだけど」

サシャ「全然大丈夫です!ありがとうございます!」モグモグモグモグ

クリスタ(一回は諦めたのに…こんな形でパンをあげることになるなんて…)

クリスタ(やっぱり私…やっていけるかもしれない…!)

ユミル(こいつ、やっぱり、このバカ女のためにパンを用意してやがったな…)

ユミル(だけど先客がいたせいで出るタイミングを逃したってところか)

ユミル(説教でもかましてやりたかったけど…このタイミングじゃあなあ…)

サシャ「バクバクバクバクバクバク」

アニ(なんか…ついていけない…)

ミカサ(お嬢様は男子寮でちゃんとやっていけてるだろうか?)


サシャ「ふー、ご馳走様でした!美味しかったです」

クリスタ「どういたしまして。今度から今朝みたいなことしないようにしようね」

サシャ「はい!あなたは二人目の神様です!」

クリスタ(二人目かー)

サシャ「あれ?そういえば一人目の神様はどこにいらっしゃるんですか?」

ミカサ「お嬢様のこと?」

サシャ「お嬢様って誰です?」

ミカサ「さっき貴方にパンをあげた人のこと」

サシャ「その人です!さっきはお礼を言いそびれてしまったので!ぜひともお礼を!」

ユミル「ああ、それは明日でいいんじゃね?今日は風呂入って早く寝ようぜ」

アニ(どうしよう、本気で話についていけない。もう先に寝ようかな)


サシャ「いえ、こういう感謝の気持ちは早くに伝えなければ!えっと貴方は神様がどこの部屋におられるか知りませんか?」

ミカサ「私はミカサ。お嬢様の名前はエレン。お嬢様の部屋は○○号室」

クリスタ「え?じゃあそのエレンって子も同室なんだ」

サシャ「神様二人と同室なんですか!やったー!」

ミカサ「いや、違う」

クリスタ「え?でも○○号室ってこの部屋のことだよね?」

サシャ「神様はそう仰ってますよ!」

クリスタ「あ、私はクリスタだよ。よろしくね、サシャ」

サシャ「よろしくおねがいします!クリスタ様はそう仰ってますよ」

ミカサ「違う。私たちがいるのは女子寮の○○号室。お嬢様がいるのは男子寮の○○号室」

アニ(え?そのお嬢様って男なの?)

サシャクリ「ええええええええええええ!?」

アニ(え?何その驚きよう!?)

サシャ「あの人…!男の方だったんですか!?だって見た目なんか完全に女の子でしたし!さわり心地もどう考えても男のそれじゃあなかったですよ!?」

クリスタ「そ、そうだよ!どっからどうみても女の子だったよ!」

ミカサ「?サシャはともかく、何故クリスタまでお嬢様のことを知ってるの?」

ユミル(お前らがサシャたちにパンを与えるのをどっかからみてたからだよー)

クリスタ「それは、えっと、ほら、二人がずっと一緒にいたから!たまたま目に入ったんだよ!」

ミカサ「なるほど、確かにお嬢様は大変見目麗しいので一瞬目に止まっただけでも印象に残ってしまうのは仕方ない」

クリスタ(ほっ)

アニ「ねえ、あんたらはなんでそんなに驚いてるの?ちょっと女っぽい男がいただけなんでしょ?」

サシャ「お、女っぽいどころじゃないですよ!完全に女の子なんです!えっと、えっと…貴方はみてないからわからないんですよ!」

アニ「アニね」

クリスタ「アニだって一回見たら絶対驚くよ!どっからどうみても女の子なんだもん」

ユミル「まあ、確かにな。うん」

アニ「へえ、そうなんだ。そんなに女の子みたいなんだ」

ミカサ「女の子というか最早お嬢様。完全無欠のお嬢様」

アニ「へえ」

ミカサ「よけれなアニにも明日紹介してあげよう」

アニ「そうだね、ちょっと興味あるし。」

ユミル「あー、しかし部屋についたらさっさと風呂にいこうと思ってたのに結構喋っちまったな」

ユミル「そろそろホントに風呂行こうぜ、じゃな「シッ!!

ミカサ「静かにして」

ユミル「ど、どうしたミカサ?」

ミカサ「お嬢様の泣く声が聞こえる」

クリスタ「え?大丈夫なの?」

ミカサ「静かにして!」

クリスタ「」(口押さえ

ミカサ「この位置は男子寮の浴場のあたり?」

ミカサ「走り出した?しかもこの歩幅はお嬢様が本気で悲しんでおられる時の走り方!」

アニ(え?いきなり何を言い出してるのこの子)

ミカサ「お、お嬢様!一体何があったのです!」

ユミル(むしろ私はお前に何があったのかききたい!)

ミカサ「しかも、この足音は……裸足!?よく聞くと衣擦れの音もしない…!そんな…まさか…!」

クリスタ(え?え?なにこれ?どういうこと?)

ミカサ「こうしてはいられない!一刻も早くお嬢様の元に向かわないと!」

ミカサ「確かお嬢様の予備の服はこのカバンの中に…!」ガサゴソ

ユミル(なんでそんなもん持ってるんだお前)

ミカサ「お嬢様!待っていてください!今ミカサが向かいます!」ダッ

サシャ「待ってください!恩人の危機ということなら私もいきますよ!」ダッ

クリスタ「わ、私もいく!」ダッ

ユミル「おーい、お前らお風呂はー?」

アニ「……」

ユミル「……」

ユミル「お前はどうするの?」

アニ「私はあんたら違って暇人じゃないんだけどね…」

ユミル「私だって別に暇なわけじゃねえよ…」

アニ「ま、同室になったよしみだ。私も探すの手伝ってあげるよ」

ユミル「あいつらだけじゃあ心配だしなあ。クソ、私まで罰走なんてことになったらあいつら卒業するまでコキつかってやるからな」

────森

エレン(E:バスタオル一枚)「ハア…ハア…」

エレン「私としたことがつい…取り乱してしまいましたわ…」

エレン「でも…まさかジャンさんのがあのようなことをなさるなんて…」

エレン「いい友人になれると思っていたのに……」

エレン「グス……」

エレン「お母様……」

エレン「私が…悪いのでしょうか…」

エレン「私が…ジャンさんの言うように…もっと男らしく裸体なんて気にせずにいればよかったのでしょうか…」

エレン「でも……そんなこと……!私には……!」

エレン「グスン……」

エレン「これから…どうしましょう……」

パキッ

エレン「どなたか…いらっしゃいますの?」

>>179誰が出てくる?
※訓練兵団に所属している人物でお願いします

トーマス

トーマス(……どういうシチュエーションだ…コレ…)

トーマス(なんとなく部屋に居づらくなって散歩がてら森を歩いていたら…)

トーマス(そこにいたのはバスタオルだけを羽織って一人寂しく泣いている美少女!)

トーマス(夢か!?夢だろこれ!)

トーマス(いや、だってこういうのはさ、正直言ってもっと華のあるようなヤツに回ってくるシチュエーションだろ!)

トーマス(俺はそういうキャラじゃないって!俺はどっちかというとあんまり目立たない成績で訓練兵団を卒業してちょっと威勢のいいヤツにそそのかされて調査兵団に入ってそのまま初陣で死ぬような!)

トーマス(そんなパッとしないキャラのはずなんだよ!)

トーマス(……自分で言ってて悲しくなってきたな)

トーマス(帰ろう……俺にあの子をどうこうできる気がしない…)

パキッ

エレン「どなたか…いらっしゃいますの……?」

トーマス(気付かれたぁぁぁぁぁぁ!?)

トーマス(どうする!?このまま帰るか!?それとも勇気を出してあの子に声をかけてみるか!?)

トーマス(どうする!?俺!?)

トーマスはどうする? >>182

優しく着ている上着を羽織ってあげる


トーマス(やっぱりここであの女の子をを放って帰るようじゃ男として最低だ)

トーマス(俺は…俺のできることを…!)

エレン「あの……誰もいらっしゃいませんの…?」

トーマス「悪い。覗くつもりじゃなかったんだ」

エレン「構いませんわ…こんなところで、こんな格好をしている私が悪いんですもの」

トーマス「いや、そんなことないよ。きっと何か理由があってのことなんだろ?」

エレン「……」

トーマス「ああ、ごめん、別に詮索しようってわけじゃないんだ」

トーマス「ただ、その格好じゃ冷えるだろ?俺が着てたヤツで悪いけど、よかったら使ってくれ」ファサッ

エレン「あ……」

エレン(あったかい……)ギュッ

トーマス(可愛い……)

トーマス「じゃ//じゃあ俺は寮に戻るからさ!君も落ち着いたら戻りなよ!」

トーマス「じゃあね!」

エレン「あ、あの!」

トーマス「なんだい?」

エレン「この服…ありがとうございます…」ギュッ

エレン「もし、もしよろしければお名前を…!」

トーマス「>>186

名乗る程の者じゃないさ。そんな事より可愛いポークヴィッツが丸見えだぞ☆

トーマス「名乗る程の者じゃないさ。そんな事より可愛いポークヴィッツが丸見えだぞ☆ 」

エレン「」カァァァァッ

エレン「さ、最低ですわ!もう!早く帰ってくださいませっ!///」

トーマス「ふふ、さっきみたいに沈んでる顔よりそっちの方が可愛いよ」

エレン「え?」

トーマス「アデュー☆」

エレン「全く…」

エレン「会ったばかりの人にあんなことを言うなんて…!最低の殿方ですわ…!」

エレン「でも……」ギュッ

エレン「不思議で…あったかい方ですわ…」ギュッ

ガサッ!!

エレン「」ビクッ

>>190「よかった。やっと見つけた」

トーマスのキャラつかめなくなったところでそろそろ寝ます
拙い安価SSにお付き合いくださってありがとうございます。
おやすみなさい

ジャンこい!

───>>155の直後

ジャン「そうだよ!何やってんだよ俺は!相手がいやがってるのに無理やりタオルをはがすとか最悪じゃねえか!」

アルミン「今頃気付いたの?」

ライナー「部屋に居たときからお前は最低だったぞ」

ベルトルト「正直、人としてどうかと思うね」

ジャン「フォローなしかよ!」

アルミン「だってフォローしようがないし」

ジャン「うるせえ!お前らだって俺を止めないで見てみぬフリしたんだから同罪だろ!」

アルミン「何言ってるんだ!僕はちゃんと止めたじゃないか!」

ジャン「口だけでな。本気で止める気があったならもっと体を張って止めようとしたはずだ!」

アルミン「むむ…!」

ジャン「どうせてめえらもエレンの乳、尻、ふとももをみて興奮してたんだろ!」

ライナー(くっ強く否定はできん!)

ジャン「だからてめえらも同罪なんだよ!傍観者面してんじゃねえ!」

ベルトルト「ぐむむ…!」


ジャン「てめえらにもエレンを見捨てたってういう罪があるってことでだ」

ジャン「お願いします。俺とエレンが仲直りするプランを考えてください」

アルミン(ヘタレか…)

ライナー(ヘタレか…)

ベルトルト(ヘタレか…)

ライナー「仲直りも何も…まずは追いかけて謝るしかないだろう」

ジャン「うるせえ!そんなこたあわかってんだよ!」

ジャン「俺が聞いてるのはどう謝ればさっきのマイナスを一気に帳消しにして評価グーンとプラスに持ってるかってことなんだよ!」

ベルトルト「無理無理、そんなウルトラCないよ」

アルミン「うん、ないない」

ジャン「諦めるな!もっと熱くなれよ!」

アルミン「自分は人頼みのくせに…」

ライナー「んー、じゃあ>>198なんてどうだ」

誠意をもってちゃんと謝る

ライナー「んー、じゃあ誠意をもってちゃんと謝るなんてどうだ?」

ジャン「話聞いてたのか!俺は一気に印象が逆転するような方法を教えてくれてって言ってるんだよ!」

ライナー「あのな、ジャン。人間関係にそんな裏技みたいなものはないぞ。大切なのは日ごろの積み重ねだ」

ライナー「例えすぐに許してもらえなかったとしても、お前が誠意ある態度を続けていればきっとエレンも心を開いてくれるだろう」

ジャン「ク、クソ、微妙に正論っぽいこと言いやがって!」

ライナー「正論だからな」

ジャン「うるせえ!俺は諦めないぞ!なんかきっとスゲエ裏技があるはずなんだ!」

ジャン「ベルトルト!お前の意見を聞かせろ!」

ベルトルト「僕は…>>201がいいと思うな」

ちゃんと男と認めてあげる

ベルトルト「僕は…ちゃんと男と認めてあげるのがいいと思うな」

ジャン「あんなにかわいいのにか?」

ベルトルト「うん、ちゃんと男だと認めてあげて、その上でそれでもエレンは大切な仲間だってことをアピールすれば、それなりにいい感じになるんじゃないかな」

ジャン「なるほど。確かに悪くない。悪くはないが…」

ベルトルト「悪くはないけど?」

ジャン「普通だな…」

ベルトルト「……」

ジャン「悪くはないんだけどな。もっとインパクトのある方法じゃないと、さっきの悪印象は覆せないだろ」

ライナー「じゃあお前はどんな風にやるのがいいと思うんだ?」

ジャン「俺か?俺は>>204って感じで行くのがいいと思うんだが」

うえ

ジャン「俺か…俺は『俺をお前の愛馬にしてくれ』と懇願する感じで行くのがいいと思うんだが」

ライナー「お、おう…」

ベルトルト「い、いいんじゃないかな、斬新で」

アルミン(ツッコミを放棄した!?)

ジャン「だよな!イケるよな!これ!」

ライナー「おう、すごく前衛的な謝り方でインパクトもあるし」

ベルトルト「うん、凄いと思うよ、斬新で」

アルミン(ダメだ…考えることを放棄している………考えることが…面倒くさいんだ!)

アルミン(冗談じゃない…このままむざむざとエレンを変態プレイの巻き添えにしてたまるか!)

アルミン(ここは僕がより先鋭的な案を出してエレンを変態プレイから守るしかない!)

アルミン「ま、待ってジャン!」

ジャン「あ、なんだよ?」

アルミン「確かにそのアイディアもとっても素敵だと思うけど、ここはあえて>>209で行くってのはどうかな?」

短いですが今日はそろそろ寝ます
おやすみなさい

ウォールマリア

アルミン「確かにそのアイディアもとっても素敵だと思うけど、ここはあえてウォールマリアで行くってのはどうかな?」

ジャン「……?ウォールマリアにはもう行けないだろ」

ライナー「あの辺りはもう巨人の領域だぞ」

ベルトルト「もしかしてジャンにウォールマリアまで行って死ねって言ってるの?」

ライナー「違うよ!ウォールマリア『に』行くんじゃなくてウォールマリア『で』行くって言ってるんだよ」

ジャン「どういうことだよ、それは」

アルミン「え?あの?わかんない?」

ジャン「わかんねえよ」

アルミン「だからさ!ウォールマリアみたいな感じで行こうってことだよ」

ジャン「だからそれがわかんねえんだって!」

アルミン「えー…でもこれ以上直接的な表現はちょっと恥ずかしいなあ」

ジャン「お前俺に何をやらせるつもりなんだよ」

アルミン「ほら、ウォールマリアってさ鎧の巨人に破られたでしょ?」

ライナー「ああ、そうだな」

アルミン「それと同じことをしようってことだよ!」

ジャン「ムチャいうな!できるわけねえ!っていうか出来たとしてもそれじゃあ反逆者じゃねえか!」

アルミン「違うよ。そのまま意味じゃないよ」

ベルトルト「もうちょっと噛み砕いて説明できないかな」

アルミン「えーっと……だから……さ…」

アルミン「仮にエレンがウォールマリアだとしたら…ジャンが鎧の巨人の役をやって…2年前の惨劇の再現をするのはどうかなって…」

ジャン「おま…」

ベルトルト「アルミン…」

ライナー「それはつまり……ジャンにエレンをレイプしろって言ってるのか?」

アルミン「一番直接的な言葉で言うと…そうなるね…」

ジャン「おま…!ふざげんなよ…!あんなことしたあげくレイプなんかしたらもう終わりじゃねえか!」

アルミン「ちが!違うんだジャン!聞いてくれ!僕だって何の根拠もなくそんなことを言ったわけじゃないんだ!」

ジャン「ふざけんな!そんなのあるわけねえだろ!」

ライナー「落ち着けジャン、まずはアルミンの話も聞いてやれ」

ジャン「チッ、わかったよ。あんまりふざけたこと言ったらぶっ飛ばすからな」

アルミン「わかってる。僕も冗談でこんなことは言わないよ」


アルミン「あんまり大きな声じゃ言えないんだけどね」

アルミン「僕のおじいちゃんは、壁の外のことに関する本をいっぱい持っていたんだ」

ジャン「お前…それ禁書ってヤツじゃあ…」

アルミン「だ、大丈夫だよ。持っていたのは昔のことだし。本は…全部シガンシナに置いてきちゃったし…」

ジャン「……すまん…」

アルミン「いいよ、気にしないで。えっと、それでね。おじいちゃんは壁の外のことの関する本だけじゃなくて巨人が現れる前に壁の外で作られたであろう本も持っていたんだ」

ライナー「そんなものを……!」

ベルトルト「アルミンのおじいちゃんって凄いんだね」

アルミン「それでね。特におじいちゃんがいっぱい持っていたのは…ジョウギ・ツキノって人の本だったんだ」

アルミン「そして……その本に書いてあったんだ…『女の子はみんなレイプが大好き』だって…」

ライナー(な…なんだと…!)

ジャン(壁の外の本にそんなことが…!)

ジャン「いやいや、いくら本に書いてあったからってそれが真実とは限らないだろ…」

アルミン「確かに、その通りだ」

ジャン「だろ?ならやっぱり」

アルミン「でも、その人の書く話は確かにリアリティがあったんだ。まるで本人が実際に体験してきたかのような」

ジャン「……!」

アルミン「高飛車な性悪女も、美人の女教官も、ちょっと怖い女の人も、経験豊富な人妻も…無理やり犯して快感を与えればそのちんこの虜になるんだ…」

アルミン「僕にはとてもあれが嘘だとは思えない…!」

ベルトルト「でも…もしその本に書かれていることが本当ならこの世界に強姦罪なんてなくなるはずだ」

ベルトルト「そういう犯罪があるってことは、レイプされて訴える女の人がいるってことじゃないか。やっぱりその本に書かれていることは嘘なんだよ」

アルミン「いや、そうじゃない。訴えられるのはその人のレイプが下手だからだ。最高の快楽を与えるようなレイプをすれば誰も訴えたりなんかしないはずだよ」

ジャン「つまりお前は…俺にエレンをレイプした上でさらに気持ちよくさせまくって自分のチンコの奴隷にしろって言ってるわけか」

アルミン「うん…その通りだ…」

ベルトルト(この子…!案外とんでもないこと言うな…!)

ライナー(見た目は大人しいヤツに見えたのに実際はとんでもなくぶっ飛んでるヤツだった…!)


ジャン「そんなこと…できると思うか?童貞のこの俺によ」

アルミン「それは、僕にはわからないよ。僕はただ僕の知る知識を君に伝えただけだ」

アルミン「難易度は確かに高い…だが成功すれば君の望むように、一瞬でマイナスの印象を消し去り、一気にプラスまで持っていくことができる」

アルミン「僕は決して無理強いはしないよ。選ぶのはジャン、君自身だ」

ジャン「くっ……!」

ジャン(どうする…!常識で考えればライナーやベルトルトや俺の案で行くのが一番だ…!)

ジャン(だが…その3つじゃ関係の修復までに時間がかかるであることも事実…!)

ジャン(その点…アルミンの案はリスクは高いが確かにリターンも大きい…!)



ジャン(しかし…女はみんなレイプが大好きだなんて…そんな戯言が信じられるか…)

ジャン(だが…それが書かれていた本っていうのが巨人が現れる前に書かれたという…いわば古文書…!)

ジャン(なんだかよくわからねえけど…そんなスゲエ本に書かれてるってだけ信憑性があるような気もする…!)

ジャン(どうする……俺はどうするべきなんだ……)

ジャン(……)

ジャン(いや、どうするもクソもねえ)

ジャン(俺の心は最初から決まってはずだ)

ジャン「決めたぜ」

ジャン「俺は…>>219の案で行く!」

※ライナー、ベルトルト、ジャン、アルミンの4人の案から選んでください。複数選択可

三人の意見を絶妙に織り混ぜる

ジャン「俺は…お前ら3人の案で行く!」

ライナー「待て、落ち着け」

ジャン「とめてくれるな。俺はもう決めたんだ!」

ジャン「じゃあな、俺は行くぜ!」

ライナー「おい、待て!って早ッ!早い!」


────そして>>187

ジャン「よかった。やっとみつけた」

エレン「ジャンさん…」

エレン「…あんなことをしておいて…何しに来たんですの…?」

ジャン(警戒されてるな…まあ、当然か…)

ジャン(えっとまずは…誠意をもってちゃんと謝るんだったな…)

ジャン「すまなかった!」

エレン「え?」

ジャン「俺がバカだったよ」

ジャン「お前はちゃんと自分のことを男だって言ってたのに、俺はそれを信じることができなかった!」

エレン「……」

ジャン「その挙句…お前を傷つけるようなことまでしちまった…。許してくれなんていえないが…本当にすまなかった…!」

エレン「そんな…ジャンだけが悪いのではありませんわ…私にだって…原因は…」

ジャン「それでも仲間を信じられなかった俺が悪いんだ。お前は悪くなんて無い」

エレン「ジャンさん…」

エレン(先ほどはあのようなことをされましたが…本当はそう悪い人ではないのかも…)

ジャン(よし…ちょっとエレンの警戒心が和らいだな…そして次は…ちゃんと男と認めてあげる…か)

ジャン「エレン…俺は最初はお前のことを女だと思っていたんだ」

ジャン「だから、お前が男だってことをすぐに認めることができなかった」

ジャン「でも、俺は気付いたんだ!お前が男でも女でもお前がエレンであることには変わりはないって!」

ジャン「お前が俺の大切な仲間だってことは変わらないんだって!」

ジャン「エレン。お前は男だ。そして俺の大切な仲間だ」

ジャン「だから…俺にもう一度やり直すチャンスをくれないか…!」

エレン「やり直すなんて…」

エレン「そんな必要…ありませんわ」

ジャン(くっダメか…!)

エレン「だって、私にとっても、ジャンさんは大切な仲間なんですもの」

ジャン「いいのか?お前にあんなことをした俺を許してくれるのか?」

エレン「許すも何もありませんわ。男同士ならああやってじゃれあったするのはよくあることなのでしょう?」

ジャン(女神…)

エレン「さあ、ジャンさん。そろそろ男子寮に戻りましょう」

ジャン(やっぱり、エレンは女神だった…)

ジャン(このまま帰ってもいいが…だが俺はアルミンを信じる…!)

ジャン(ウォールマリア作戦、実行だ!)

ジャン「いや、まだだ。まだ戻らねえ」

エレン「どうかされましたの?」

ジャン「どうもしねえさ」ドン!

エレン「きゃっ」

ジャン「ただ、折角二人きりなんだ。この状況をこのまま終わらせるのは惜しいと思ってな」

エレン「な、何をなさるつもりですの?」

ジャン「お前は何も知らなくていい。ただ俺に体を任せていればいいんだ」ガシッ

エレン「は、離して…!離して下さいませ…!」

ジャン「いやだね。逃がさない。お前が俺のものなるまで、絶対に離れない」

エレン「い、いや…!やめて…!助けて…!」

ジャン「諦めろ、誰も来やしないさ」

ではここでアッカーマンチャンス
頼れるヒーロー、ミカサ・アッカーマンはエレンのピンチに助けに来る?来ない?

>>227

来る

こない

エレン「どうして?どうしてこんなことをするのです?」

エレン「私たちは仲間ではなかったのですか?」

ジャン「仲間だよ。それは間違いない」

エレン「では何故…!」

ジャン「それは…」

ジャン「俺がお前を仲間として以上に、一人の人間として愛してしまったが故だ」

エレン「……!」

ジャン「エレン、愛してる」

エレン「こんなの…!こんなの絶対間違ってますわ…!」

ジャン「間違っていても構わない。誰かに怨まれても、世界を敵に回しても構わない。それでも俺は…!」

エレン「やめ…!やめて…!んん…!」

~エロは書けないので中略~


ジャン「エレン…エレン…!」パンパン

エレン「痛い……お願い…!許して…!」ウルウル


~エロは書けないので中略~


ジャン「わかるか?お前の中で俺のがまた大きくなっていってるのが」

エレン「やだ…やだ…!」ウルウル


~エロは書けないので中略~


ジャン「エレン、綺麗だ」パンパン

エレン「あっ……あっ…ダメ……!」


~エロは書けないので中略~


ジャン「ハァ…ハァ…!」パンパン

エレン「やめっ……!もうっ限界っ…ですわ…!許して…!お願い…!」


~エロは書けないので中略~

エレン「……はぁ……はぁ………」ビクッビクッ

ジャン「……」ナデナデ

ジャン「…………」ナデ…

ジャン「………………」アタマカカエ

ジャン(やっちまったあ~~~~!?)

ジャン(ヤバい、これはヤバい)

ジャン(つい夢中になってヤッちまったけどこれはヤバい)

ジャン(いや、確かにエレンは可愛かったしスゲエ気持ちよかったからそこについては全然文句は無いんだけど)

ジャン(やりすぎた!完全にやりすぎた!エレンが可愛すぎてとまれなかった!)

ジャン(っていうかチクショウ、アルミンのヤツ何がレイプの嫌いな女の子はいないだよ!全然そんなことないじゃねえか!)

ジャン(エレンのヤツずっと泣いてたっつーの!いや、そこがちょっとよかったと言えばよかったんだけど…!)

ジャン(ってそんなこと考える場合じゃない。マジで今からどうするか考えないと)

>>233「何をしてるの?」

ジャン「!?」

ミカサ

ミカサ「何をしてるの?」

ジャン「!?」

ジャン「ミ、ミカサ!?」

エレン「……はぁ……はぁ………」ビクッビクッ

ミカサ「ねえ、ジャン」

ジャン「な、なんだ。ミカサ」

ミカサ「お嬢様に……何をしているの……?」ゴゴゴゴゴゴゴ

ジャン(ヤバい…これはヤバい…)

ジャン「か、勘違いするなよミカサ!エレンを襲ったのは俺じゃない!俺も今きたとろなんだ!」

ミカサ「そう…」

ジャン「ああ、早くエレンを運ぼうぜ」

ミカサ「残念だ。とても残念だ」

ジャン「な、何がだミカサ?」

ミカサ「私は貴方は悪い人ではないと思っていた」

ジャン「お、おう」


ミカサ「だから一度チャンスを与えた。正直に言えば痛い目に合うのだけは許してあげようと」

ジャン「え、え?」

ミカサ「だが貴方は嘘をついた。罪を犯し、お嬢様を傷つけたばかりか、それの責任からも逃れようとした」

ミカサ「これはもう、許されるべきではない」

ジャン「何言ってるんだミカサ!俺は本当に今来たところで!」

ミカサ「私の耳は女子寮からでも男子寮にいるお嬢様の足跡を聞き取ることができる」

ミカサ「この森に入った時点でお嬢様の鳴き声と貴様の汚らわしい吐息は聞こえていた」

ジャン「いや、ちょ!聞いてくれ!俺は騙されただけなんだ!」

ジャン「アルミンが女の子は皆レイプが大好きっていうから!」

ミカサ「そんなわけが!」ダッ

ジャン「だから俺はエレンを…!」

ミカサ「ないでしょう!」ドカァッ!

ジャン「おげえっ!」


ミカサ「一応…手加減はしておいた…」

ミカサ「本音をいえば二度と立ち上がれないくらいに打ちのめしてあげたいところだが」

ミカサ「あとは教官方の裁きに任せる…」

ミカサ「そんなことよりお嬢様を…!」ダッ

エレン「……」

ミカサ「お嬢様…!しっかりしてください、お嬢様!」

エレン「ミカ…サ…?」

ミカサ「はい、ミカサです。お嬢様!」

エレン「ミカサ…」ブワッ

ミカサ「お嬢様、お辛い思いさせてしまい…申し訳ありません…」

エレン「ミカサァ……」ダキッ

エレン「私…私…」ポロポロ

ミカサ「お嬢様、どうかお気の済むまでお泣きになってください」

エレン「私…汚されてしまいましたわ…!」ポロポロ

ミカサ「……」

エレン「お母様は…私に強く行きなさいと伝えてくださったのに…!私は…!」

ミカサ「お嬢様…勘違いされてはなりません…お嬢様は汚れてなんかありません…」

エレン「……」

ミカサ「お嬢様の気高さ、優しさは私が最も存じ上げております」ナデナデ

ミカサ「お嬢様のそれは野良馬に噛み付かれた程度で汚されたりするものではありません」ナデナデ

エレン「ミカサ…」


ミカサ「それに今回の件はお嬢様のせいではありません」

ミカサ「傍についておきながら、お嬢様をお守りすることのできなかった私に咎があります」

エレン「いいえ、ミカサに責任なんてありませんわ」

エレン「だって貴方は今こうやって私の下に駆けつけてくださったでしょう?」

エレン「貴方が今そばにいてくださることが…私にはたまらなく嬉しいのです」

ミカサ「お嬢様……勿体無きお言葉……」

エレン「ミカサ……ヘ、ヘクチッ」

エレン「し、失礼いたしました」

ミカサ「そ、そうでしたあまりのことにすっかり失念しておりました」

ミカサ「お嬢様、そのような格好のままではお風邪を召してしまいます。お召し物を持ってきておりますのでどうかこちらにお着替えください」

エレン「ありがとうございます」

<神様ー!!

<エレーン!ミカサー!どこ行っちゃったのー!?

<おーい、隠れてないで早くでてこーい

ミカサ「お、お嬢様早くお着替えを…人が来てしまいます!」

エレン「は、はい!ところであの声の方々はどちら様ですの?」

ミカサ「私のルームメイトです。お嬢様を探すのを手伝ってくれていました」

エレン「そう。ミカサは優しい友人に恵まれたのですね。羨ましいですわ」

ミカサ「……」

サシャ「神様ー!」

エレン「あら、サシャさん」

サシャ「よかった!ご無事だったんですね!神様!」

サシャ「私、神様に何かあったらどうしようかと…!」

エレン「ご心配おかけしてしまったみたいで申し訳ありません」

サシャ「いえいえ神様が謝る必要なんてないですよ!」

サシャ「おーい、みなさーん!神様とミカサがみつかりましたよー!」

<え?どこどこ!?

サシャ「こっちです!こっちですよー!」

エレン「ところでサシャさん?」

サシャ「はい、なんでしょう!」

エレン「その、神様というのはやめてくださりませんか?私達友人ですのにそのような呼ばれ方、なんだかこそばゆいですわ?」

サシャ「え!?」

エレン「あ、今日あったばかりなのに友人というのはおこがましかったでしょうか…」

サシャ「い、いえ、そんなことありませんよ!むしろ私なんかお友達なんかなってしまっていいんですか?」


エレン「私は、サシャさんのような明るくて素敵な方とご友人なれたらとっても嬉しく思いますわ」

サシャ「わ、私も同じです!改めて宜しくお願いしますね!エレン」

エレン「はい、よろしくお願いします」ニコッ

クリスタ「あ、こんなところにいたんだ」

ユミル「ったくなんでお前こんなところにいるんだよ」

アニ「結構森の深いところだよ、ここ。まさかこんなに歩き回ることになるなんて思わなかった」

アニ「」キョロキョロ

アニ「で、そのエレンっていうのはどこにいるの?そこに倒れてるヤツ?」

ジャン「」チーン

ミカサ「違う、そいつは単なる犯罪者。お嬢様はこちら」

エレン「はじめまして。私、エレン・イェーガーと申します」ペコリ

アニ「は?」

クリスタ「こうやって面と向かって合うのは初めてだよね。私はクリスタ・レンズよろしくね」

アニ「いや、ちょっと待って私は騙されないよ」

サシャ「どうしたんですか。アニ」

アニ「だってそいつはどうみても女じゃないか。私の聞いてるエレンってのは女っぽい男のはずだよ」

クリスタ「うん、だからこの子がエレンだよ」

サシャ「どこに出しても恥ずかしくの無いエレンです!」

ユミル「エレンだな」

ミカサ「お嬢様はお嬢様」

エレン「エレン・イェーガーです」

アニ「は?」

アニ「え?」

アニ「はああああああ!?」


アニ「え?ちょっと待って、ホントなの」

ミカサ「アニにこんな嘘をつくメリットがない」

クリスタ「だから言ったでしょ。女の子にしかみえないって」

アニ「女の子にしか見えないってのにも限度が…」

アニ(だってこの子、ムチャクチャ可愛いよ)

アニ(正直私はこの子相手に女として勝てる気がしないというか)

アニ(下手したらこの場に誰よりも…!)

エレン「あの、私何か気分を害するようなことをしてしましたか?」

アニ「あ、いや、そんなことはないよ。私はアニ・レオンハート。よろしくね」

エレン「はい、宜しくお願いいたしますわ」ニコリ

アニ(なんでこの子はいちいち所作に気品があるの…!やりづらいったらありゃしない…!)

アニ(っていうかこんなに可愛い子が男子寮にいたら……)

アニ(ハッ…!)

アニ(ねえ、ミカサさっきの犯罪者ってもしかして)コゴエ

ミカサ(しっその話はあとでお嬢様のいないところでする。今は黙ってて)

アニ(わ、わかった)

ミカサ「お嬢様…色々あって汗もかかれたことでしょう」

ミカサ「お召し物の替えはまだ御座いますし、宜しければ湯浴みなどいかがでしょうか?」

エレン「そうですね。そうさせていただきますわ」

ミカサ「かしかまりました。ではこちらへ」

エレン「ミカサ、そちらは女子寮でなくって?」

ミカサ「はい、お嬢様には女子の浴室をご利用していただきます」

エレン「ミカサ、私は男ですのよ?ご存知でしょう」

ミカサ「はい、ですがこの時間では男子の方にはまだ誰か残っているかもしれませんね。それでも向こうに戻られますか?」

エレン「」ビクッ

アニ(この反応…)

ユミル(やっぱりな…)

エレン「……私が女子の浴室を利用させていただいてご迷惑にならないでしょか?」

クリスタ「私たちは平気だよ」

サシャ「エレンになら裸をみられても大丈夫です!」

ユミル「ま、こっちにはもう誰もいないだろうしな」

アニ「誰も入ってこないようにみててやるから、安心して入りな」

エレン「あ、ありがとうございます。では申し訳ありませんがお言葉に甘えさせていただきますわ」ペコリ


ミカサ「ではお嬢様、私がご案内させていただきます。もう暗くなっておりますので私の手を離さぬようお願いいたします」

エレン「は、はい。お願いいたします」

ミカサ(普段なら、子供扱いしないで、とお怒りになるはずなのに…やはりお嬢様は今弱っておられる…)

ミカサ(おいたわしや…やはりこういう時こそ私がお嬢様を支えねば…)

ミカサ「サシャ、そこでのびてるゴミムシを女子風呂の前まで運んでおいて」

サシャ「わかりました!」

ミカサ「クリスタはそこのゴミムシをしばるためのロープをどっかから持ってきて」

クリスタ「ロ、ロープなんてどこにあるのかな?」

ミカサ「わからないなら教官に聞いて、ユミルとアニはそのクソムシが目を覚ましたら気絶するまで殴るように待機しておいて」

アニ「了解」

ユミル「わかったよ」

ミカサ「では、お嬢様、まいりましょうか」

────女子風呂の前

カポーン

ミカサ「今、お嬢様はお風呂で体をお清めになっていらっしゃる」

ミカサ「そこで皆に相談したいことがある」

アニ「このクソムシのこと?」

ジャン「」チーン

ミカサ「ちゃんと青あざが増えている。ぐっじょぶ」

アニ「どうも」

ミカサ「そのクソムシのこととお嬢様のことについて相談をしたい」

クリスタ「その前にちょっといいかな?」

ミカサ「どうしたのクリスタ?」

クリスタ「ミカサはなんでこの人のことをクソムシって呼んでるの?」

サシャ(私も気になってました!)

ユミル「なんだ、気付いてなかったのか?クリスタ」

クリスタ「え?」

アニ「こいつはね、エレンのことを襲ったんだよ」

アニ「それも、性的な意味でね」

クリスタ「え、ええ!?だ、だってエレンは男の子だよ!?そりゃ確かに可愛いけど!」

ユミル「可愛ければ男でもいいって思ったんじゃねえ?世の中広いからな、そんなヤツはいくらでもいるぜ?」

ミカサ「そう。開拓地にいた頃からその類の変態はうんざりするほどいた」

ミカサ「当時はそのたびに私が撃退してきたければ、やはり今のように男子寮と女子寮とでわかれていては守るのにも限界がある」

ミカサ「お嬢様は自分は男子なのだから男子寮に入るのが当然と考えていたが私はそうは思わない」

ミカサ「お嬢様は男だけ女の子よりも可愛い。女の子よりも可愛い男の子が男子寮にいればほかの男に襲われるのは自明の理」

ミカサ「そして男子寮で襲われてしまっては女子寮にいる私ではやはりお嬢様を完全に守ることは難しい」

ミカサ「今日のような悲劇が再び繰り返されてしまう可能性がある」

クリスタ「確かに…」

ミカサ「よってお嬢様は女子寮に移動するべきであるので、皆には教官を説得するための手伝いをしてほしい」

ミカサ「そうか。ありがとう。ではお嬢様がお風呂から上がったらみんなで教官の部屋に行こう」

ユミル「待て。私たちは何もいってねえだろ?」

ミカサ「ではユミルはお嬢様がまた獣に襲われてもいいというの?」

ユミル「そうは言ってねえだろ。けど男子が女子寮に入るっていうのはやっぱりさ」

クリスタ「そうかな?私は別にいいと思うけど」

ミカサ「ほら、クリスタもこう言っている。それにお嬢様の心は完全に乙女。よって万が一にも貴方達に劣情を催すことはないので安心してほしい」

ユミル「それでももしかしたらってことはあるだろ?」

ミカサ「億が一にもありえないことがあるがそうなった場合は私がとめる。やはり問題は無い」

ユミル「いや、でも…お前さあ…」

アニ「ユミル、諦めな…多分あいつは一切自分の意見を退く気はないよ」


ユミル「お前はいいのかよ。私らの部屋に男子がくるかもしれないんだぞ」

アニ「そりゃ手放しには歓迎できないけどね。でもあいつが襲われたってことは事実なんだ」

アニ「教官に直訴する手助けぐらいはしてやってもいいんじゃないの?」

ユミル「はー、それもそうか」

ユミル「わかった。ミカサ。教官に訴えるのだけは協力してやるよ」

ユミル「ただし、教官がノーといったら私はそれ以降何もしねえからな。それでいいか」

ミカサ「充分、ありがとうアニ」

~~~~

エレン「ふー、さっぱりしましたわ」

エレン「あら、皆さんこんなところでどう致しましたの?」

ミカサ「お疲れ様です、お嬢様。ではついてきてください」

エレン「きゃっちょっと!どこに行くんですの!?」

─────教官の部屋


ミカサ「~~~と、いうわけなので」

ミカサ「お嬢様が女子寮で暮らすことをお許しいただきたい」

キース(眠いんだけど……)

ミカサ「それとこちらは今日お嬢様に不埒な行いをした不届きものです。どうか彼には厳罰をお与え願いたい」

キース(この子がエレンか…可愛いな……)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース(ん……エレン……!?エレンってあのグリシャの息子の!?)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース(グリシャ……お前の息子…いつの間に女の子になったの…?)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース(んー、でもなー。いくら可愛いといっても男の子だしなー。可愛いからって女子寮に入れるのはなー)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース(でも確かに可愛いしな?可愛いからいいのかな?)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース(そしてエレンを襲った犯罪者の処分か。どうしようかな。どのくらいの罰を与えるのが妥当なのかな?適当でいいかな?)※教官は眠気のせいで思考が定まっていません

キース「話はわかった」

キース「では今夜からエレン・イェーガーは>>255(男子寮or女子寮)で過ごすように!」

キース「またジャン・キルシュタインの罰は>>257とする!」

女子寮

安価了解、今日は寝ます

キース「では今夜からエレン・イェーガーは女子寮で過ごすように!」

ミカサ「」グッ

エレン「ホントに私が女子寮で過ごしてもよいのでしょうか…」

ミカサ「大丈夫です。お嬢様は心までお嬢様なのですから、何も問題はありません」

エレン「でも…」

ミカサ「むしろ、お嬢様が男子寮で過ごすということが間違っていたのです」

ミカサ「それに私たちは兵士、上官の決定は黙って受け入れるべきです」

クリスタ「そうだよ、それに私はエレンが私たちの部屋に来てくれたら嬉しいよ」

サシャ「私も嬉しいです!」

ユミル「まあ…知った顔がまたあんな目にあうくらいならな。こっちに居てもらったほうがマシか」

アニ「上がそれでいいって言うなら、私はそれに従うよ」

エレン「皆さん…ありがとうございます…!」


キース「またジャン・キルシュタインの罰はホモを治す為、女子寮での生活とする!」

ミカサ「……」チラッ

ユミル「……」コクリ

ミカサ「……」チラッ

アニ「……」コクリ

ミカサ「教官殿…」スッ

キース「どうした。アッカーマン訓練兵」

ミカサ「目を覚ませ」バチーン!!

キース「おはようございふっ!?」

エレン「ミカサー!?いきなり何をしてますのー!?」

ユミル「いや、今のは仕方ない」

アニ「仕方ないね」


キース「いきなり上官に手を上げるとは」

キース「貴様、気でも違ったか」

ミカサ「お言葉ですが、これはそちらの台詞です。教官どの」

キース「なんだと?」

ミカサ「貴方は男であるお嬢様が女子寮で過ごすことを認めた。それは英断だ。素晴らしいと思うし、感謝している」

ミカサ「だが、あのクソムシが女子寮で過ごすこと。それは認められない」

エレン(上官の決定には黙って従うのではありませんでしたの?)

キース「何故だ。ホモを治すために女子寮で過ごすというのは妥当な裁きだと思うが」

ミカサ「まずそのホモを治すという前提が間違っている。」

ミカサ「ホモというのは性的嗜好の一つであり、それ自体が問題とされるべきものではない」

ミカサ「被虐趣味、加虐趣味などと同じく他人に迷惑をかけることがないのなら」

ミカサ「私はあのクソムシがホモのままでも構わない思っている」


ミカサ「今回私たちがクソムシを罰してほしいと願ったのは彼がホモだからではない」

ミカサ「彼が社会のルールを破り強姦という罪を犯したからそれに相応しい罰を与えてほしいと言ってる」

キース「……」

キース(どうしよう…正論だ…)

ミカサ「さらに付け加えるならホモ行為の罰として女子寮で暮らすという罰は大変よろしくないと思われる」

キース「何故だ」

ミカサ「簡単な話。ホモ行為の罰が女子寮への移動という前例が出来てしまったら」

ミカサ「女子寮に入るためにわざとホモ行為をするという輩が現れるかもしれない」

キース(確かに…)

ミカサ「そんな輩が入ってきてしまえば女子寮の風紀は乱れてしまうだろう」

ミカサ「故にそのような愚か者を出さないためにも、ここで女子寮で過ごすなどという罰を与えるべきではない」

キース(むむむ…)


ミカサ「さらに、これはあのクソムシのほんのわずかに残された名誉のために黙っておこうとしていたことだが」

キース「まだあるのか?」

ミカサ「あのクソムシは『女はみんなレイプされるのが大好きなんだろ?』と言っていた」

ユミル「あ、あいつそんなこと言ってやがったのか!?」

アニ「最低だね…」

クリスタ「信じられない…」

サシャ「女をなんだと思っているんですか…」

エレン「………」

ミカサ「そんな危険な思想を持つ人間と女子寮と過ごすなんて私には耐えられないし」

ミカサ「女子全員の身を案じれば決して認められることではない」

キース「………」



キース(ダメだ…正論だ…)

キース(クソ…眠いからって適当なこと言ってしまったのが失敗だったか…)

キース(どうする…ここは素直に謝罪をするべきか…)

キース(でも…そんなことしたら今後舐められちゃうかもしれないしなあ…)

キース(どうするか…)

キース(……)ポクポクポクチーン

キース(閃いた!)


キース「なるほどな…」

ミカサ「……」

キース「貴様ら……合格だ」

ミカサ「それは、どういう意味ですか?」

キース「すまんな、今のは貴様らを試させてもらったのだ」

アニ「どういうことです?」

キース「貴様らも兵士となったからには今後我々上官からの命令は絶対となる」

キース「どのような理不尽な命令であっても従ってもらうことになる」

エレン「……」

ース「だが、それでも」

キース「時には命令に背いてでも自らの正義を貫かねばならないときが必ず来る」

キース「貴様らがそんな時にただ諾々と命令に従う『人形』なのか」

キース「自分の意思を貫くことのできる。勇気ある『人間』なのか」

キース「それを試させてもらったのだ」

キース「そして…どうやら貴様らは『人間』であるようだな」

キース「私はそれを嬉しく思う」

一同「……」

キース(ダメか…!?流石に苦しかったか…!?自分でも言ってて支離滅裂な気がしたか大丈夫か!?)

エレン(教官は…ここまで私達のことを思っていてくださったのですね…!)

サシャ(顔は怖いけどいい人なんですね)

ユミル(いやいやいや、無理があるだろ、苦しいだろ、だって今反論したのミカサだけじゃん)

クリスタ(けど…教官はいいこと言ったって気になってるだろうし…ここで何か言うのは無粋だよね…)

アニ(まあ、ここは何も言わずにおいた方がいいかな…)

ミカサ「では…教官はあのクソムシにより相応しい罰を考えていらっしゃるということなのですね」

キース「ああ、その通りだ。試すようなまねをしてすまかったな」

ミカサ「いえ、こちらこそ教官の深慮に気付かず暴言を吐いてしまい申し訳がありません」

キース「何、気にするな。立場に囚われず正しいと信じることを主張する姿、立派だったぞ」

ミカサ「はっ!ありがとうございます!」

ユミル「で、肝心のクソムシへの罰はどうするんですか?」

キース「うむ!キルシュタイン訓練兵の罰は>>273とする!」

今回は無し

キース「うむ!キルシュタイン訓練兵の罰は今回は無しとする!」

エレン「……」

ミカサ「それは何故ですか?」

ミカサ「あのクソムシはお嬢様を傷つけた」

ミカサ「それを罰なしで済ませるなんて」

エレン「ミカサ…いいのです…!」

ミカサ「いえ、よくありません!教官、理由を教えてください!」

キース「理由…か…」

キース「それはヤツの有様をみればよくわかるはずだ」

ジャン「」チーン


クリスタ(ミカサに殴られて気絶して…)

サシャ(意識を取り戻す度にアニとユミルに気絶するまでボッコボコにされてたもんだから…)

アニ(見るも無残な有様になってるね…)

ユミル(ちょっとやりすぎたか…)

キース「今回は罰はなしといったが、それは正確ではないな」

キース「ヤツはもう充分にバツを受けている。よってこれ以上のバツはなしという判断だ」

キース「何か不服はあるか?」

ミカサ「……私は彼にはもっと厳しい罰が必要だと思います」

キース「それは貴様らの話だけを聞いただけでは判断することはできんな。これ以上はキルシュタイン訓練兵の主張も聞く必要がある」

ミカサ「…くっ…!」

エレン「ミカサ、もういいのですよ。私のために…ありがとうございます」

ミカサ「お嬢様が…そう仰られるのなら…」

キース「うむ。では貴様らは明日に備えて部屋に戻れ!」

キース「キルシュタイン訓練兵は私が部屋に運んでおく!」

一同「はっ!失礼します!」

キース(『女はみんなレイプが好き』か…)

キース(まさかこんなところでジョウギ・ツキノの愛読者に出会うとはな)

キース(折角の同好者…見捨てることなどできん…)

───女子寮

サシャ「グーグー」

アニ「スースー」

ミカサ「……」

ユミル「グーグー」

クリスタ「スピースピー」

エレン(今日はいろいろあって…疲れてしまいましたわ…)

エレン(明日から……いよいよ本格的に訓練が始まる……)

エレン(私はついていけるのでしょうか…)

エレン(いえ、違いますわ)

エレン(ついていけないのなら、石に噛り付いてでも無理やり喰らいついてやるだけですわ!)

エレン(私はここで力をつけて──そして巨人を──!)

─────翌日

キース「まずは貴様らの適正をみる!両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!」

キース「全身のベルトで体のバランスをとれ!これができない奴は囮にも使えん!開拓地に移ってもらう!」


眼鏡教官「これはまだまだ初歩の初歩だが素質は見てとれる」

眼鏡教官「ふむ…今期は…できる者がおおいようだな」

モブ教官「あの…あの子は?」

眼鏡教官「……素質というものだろう。人並み以上にできることがあれば」

眼鏡教官「人並み以上に出来ない事もある」



キース「何をやってる>>281!上体を起こせ!」

エレン・イェーガー!ライナー・ブラウン!アルミン・アルレルト!あと、手本を見せるとか言って張り切ってた眼鏡の教官

安価了解、今日は寝ます
安価取ってくれた人、見てくれた人ありがとう

キース「何をやってるエレン・イェーガー!ライナー・ブラウン!アルミン・アルレルト!上体を起こせ!」

エレン(嘘…でしょ…なんですの…これ…)

ライナー(冗談だろ…!どうなってやがる…!?こんなのどうやって…!)

アルミン(わからない…!どうすればいいのか…!体をどんな風に使うのが正解なのか…!全くわからない…!)

キース「あと、おい眼鏡!貴様、ドヤ顔で手本を見せてやるとか言ってたくせにその様はなんだ!教官の面目を潰すつもりか!」

眼鏡教官「いや、しかし、キース。これ、本当に難しいんだ。無理…これは絶対無理…!」ブラーンブラーン

キース「ドヤ顔で初歩の初歩とか言ってたのはどこのどいつだ貴様ァッ!」

エレン(くっ!どうすればいいんですの!?)

ライナー(体のバランスを保つ…言葉にすればそれだけのことがこんなにも難しいとは…!)

アルミン(ほんのわずかにでもバランスが狂えば一気に体勢が持ってかれる…!立体機動っていうのはこんなにも高度なものだったのか!?)

アルミン(ハンネスさんって…なんだかんだで凄かったんだなあ…)

キース「どうした!しっかりしろ!?貴様らそんなに開拓地に移りたいか!!」

エレン「そんなわけ…!ありませんわ…!」

エレン「教官!もう一度お願いします!」

ライナー「俺も!もう一度チャンスをください!」

アルミン「僕だって!むざむざ開拓地に行くためにここにきたわけじゃないんだ!」

眼鏡教官「ほう、素質はなくとも根性だけはあるようだな」ブラーンブラーン

キース「貴様は黙ってろ!」

キース「よし、では一度降ろしてやる」

エレライアル「はっ!」

眼鏡教官「相変わらず…顔に似合わず甘い男だ…」ブラーンブラーン

キース「お前、あんまり調子乗ってるとその逆さになってる頭に蹴りを入れるぞ」

キース「よし、貴様ら覚悟はいいか!」

エレライアル「はっ!」

眼鏡教官「うむ」

キース「上げろ!」

キリキリキリキリ

エレン「きゃっ!」ブラーン

ライナー「ぬぉっ!?」ブラーン

アルミン「うわっ!」ブラーン

眼鏡教官「ふっ。いくら根性だけあっても、高い目標があっても…素質がなければどうしようもないこともある…か…」ブラーンブラーン

キース「お前ホント黙ってろ」

エレン(そんな…なんで…!)グス

ライナー(俺は…ここで終わりなのか…!目的も果たせず…こんな中途半端なところで…!?)

アルミン(僕は…僕は結局…役立たず以外の何者以外にもなれないのか…?)

エレン「教官…!お願いします…!どうかもう一度チャンスを…!」

キース「ダメだ。今日はもうこれ以上貴様らに関わっている時間は無い」

エレン「そんな…!」

キース「……明日、もう一度貴様らに機会をやろう。それまで自分に何が足りなかったのかそのクソみたいな頭で考えてみろ」

キース「そしてその成果を私にみせてみろ!それが出来なかった時は貴様らには開拓地に移ってもらう!」

キース「わかったな!」

エレライアル「はっ!」

眼鏡教官「君達の成果…私も楽しみにしているぞ」ブラーンブラーン

キース「いや、貴様は人事ではないからな」

────訓練終了後

────教官室

キース「貴様…!仮にも訓練兵を導く立場にある者が…あの様はなんだ…!」

眼鏡教官「いや、違うんだ!あれ本当に難しいんだって!あれ絶対私たちの現役の頃より難しくなってるって!」

キース「そんないいわけが通用するとでも思ったか!訓練兵の大半はあの訓練をクリアしてるんだぞ!」

眼鏡教官「そうかもしれないが…いや、それでもあれはおかしい…難しすぎる…下手したら立体機動よりも難易度高いかもしれないぞ」

キース「そんなわけがあるか!」

眼鏡教官「……」

キース「まあ、とりあえず、あれだ…明日…お前もテストを受けろ…」

眼鏡教官「私は…教官なのにか?」

キース「教官だからこそだ。訓練生のほとんどが今日の貴様の醜態をみていたのだぞ」

キース「これを払拭しない限り…訓練兵どもは貴様の言うことなぞ聞かんだろう…」

眼鏡教官「いや、でも…!私の担当は座学だし…!」

キース「ヤツらは生意気盛りな年頃だ。初歩の初歩の訓練もクリアできないような頭でっかちの言うことなんか聞けるかよ、なんて思っても不思議ではない…」

眼鏡教官「やるしか…ないのか…」

キース「そうだ。そしてもし明日のテストもクリアできなかったら…悪いがこの件は上に報告させてもらう」

眼鏡教官「そんな!?上にそんなこと知られたらヘタすればクビじゃないか!?」

キース「ヘタしなくてもクビだろうな…」

眼鏡教官「キース…!私には妻も子供もいるんだ…!家族の生活がかかってるんだ…!それだけはどうか勘弁してくれないか!」

キース「それを言うなら…私たちの肩には訓練兵どもの未来がかかっているんだぞ!使えないヤツを教官として置いていたら、ヤツらに迷惑がかかるんだ!」

眼鏡教官「ぐっ…だが…しかし…!」

キース「心配するな…!明日の訓練をしっかりクリアすればいいんだ!貴様ならやれる!必ずやれるはずだ!」

眼鏡教官「あ、ああ、わかったよキース。やるよ、必ずやってみせる!」

キース「ああ、その意気だ!」


────食堂

ベルトルト「ライナアアアアア!!どうするんだよ!キミがいなくなったら僕はどうすればいいんだよ!」

ライナー「すまん、ベルトルト…俺は…どうやら兵士失格のようだ…」

ベルトルト「そんな…!謝らないでよ、諦めないでよ!きっと今日のは何かの間違いだ…!明日になればキミならきっとできるはずだ!」

ライナー「すまん……」

ベルトルト「ライナアアアアアア!!」


エレン「」ズーン

アルミン「」ズーン

ミカサ(二人とも…本気で落ち込んでいる…)

ミカサ(正直、アルミンはジャンに危険思想を吹き込んだ件でお説教をしたかったのだけど)

ミカサ(今…そんな空気じゃないことはわかる…!)

アルミン「……僕たち…ダメダメだったね…」

エレン「はい……」

アルミン「ミカサに色々教えてもらって練習したのに…一瞬も姿勢制御できなかったね…」

エレン「はい…」

エレン「私達…これからどうすればいいのでしょう…どうすればあれをクリアできるのでしょう…」

アルミン「ごめん、僕にもわからない…わからないけど…ここで落ち込んでいても仕方ない」

アルミン「ここは…同じ不合格組のライナーを誘って>>297

装備の点検

アルミン「ここは…同じ不合格組のライナーを誘って装備の点検をするのはどうかな?」

エレン「それは…訓練の前に何回もやったではありませんか」

アルミン「確かにそうだけどね。でも僕たちは装備に触れるのなんて初めてなんだ。見落としがあってもおかしくないよ」

エレン「んー、言われてみれば…確かに…」

アルミン「それに3人でやれば何か気付かなかったことにも気付けるかもしれないさ」

エレン「そうですわね。ではライナーさんを誘ってみましょう!」

アルミン(ま、正直気休めだけどね)

ミカサ「待ってくださいお嬢様、私もいきます」


エレン「ライナーさん」

ライナー「よう、エレンか。そうか、お前も不合格組だったな」

エレン「ええ、恥ずかしながら…」

ライナー「まさか、初歩の初歩の訓練がこれほどまでに難しいとはな…予想外だったよ」

アルミン「それで相談なんだけどさ。よかったら僕ら一緒に装備の点検をしてみない?」

ライナー「今更か?」

アルミン「一人じゃ気付かなかったところでも3人でやれば気付くかもしれないでしょ?」

アルミン「ま、気休めかもしれないけどね」

ライナー「うむ…そうだな…>>301

やる

ライナー「うむ…そうだな…やるか」

アルミン「ホントに!?」

ライナー「ああ、ここでただ落ち込んでいても何にもならんからな」

ライナー「目標を達成するために最大限の努力をする、それも兵士の務めだろう」

ライナー「っと、兵士失格寸前の俺がそんなことを言うのもおかしいかな、はは」

エレン「いえ、そんなことありませんわ」

ミカサ「お嬢様の言うとおり。いい心がけだと思う」

アルミン「よし、頑張ろう。3人とも合格してちゃんと兵士になるんだ!」

ベルトルト「ライナー、頑張って!キミならきっとできるよ!」

ライナー「ああ、ありがとう」

このあと滅茶苦茶点検した

────翌日

キース「エレン・イェーガー、ライナー・ブラウン、アルミン・アルレルト、眼鏡、覚悟はいいか」

キース「立体機動装置を操ることは兵士の最低条件だ。できなければ開拓地に戻ってもらう…いいな?」

エレン「……はい」

ライナー「……はい」

アルミン「……はい」

眼鏡教官「……うむ」

エレン(絶対…やってやりますわ…!私には素質が無いかもしれませんが…それでも…根性と、お嬢様としての意志だけは誰にも負けませんわ!」

ライナー(俺は…絶対に故郷に帰る…そのためには…こんなところで躓いてなんていられないんだ…!)

アルミン(やってやる…!絶対にやってやる…!あれから3人で何回も点検したけど点検項目には何も問題は無かった…!装備には問題は無いんだ、自信を持っていけば絶対にできる!)

眼鏡教官(いや、大丈夫。いけるいけるはずだ。昔は普通に立体機動装置を使えてたんだし、うん、昨日はたまたま体調が悪かっただけのはずだ。うんいけるいけるはずだ)

01~20→失敗。ひっくり返った時に頭を強く打って死亡
21~40→失敗 。開拓地行き
41~59→成功。一度失敗するがベルトの故障が原因であったことがわかり際チャレンジで成功
00→大成功or大失敗。安価で指定したことが事象が発生します

エレンの結果>>305
ライナーの結果>>307
アルミンの結果>>309
眼鏡教官の結果>>311

成功するけど服が弾け飛ぶ

訂正します。>>305さんすいません

エレン(絶対…やってやりますわ…!私には素質が無いかもしれませんが…それでも…根性と、お嬢様としての意志だけは誰にも負けませんわ!」

ライナー(俺は…絶対に故郷に帰る…そのためには…こんなところで躓いてなんていられないんだ…!)

アルミン(やってやる…!絶対にやってやる…!あれから3人で何回も点検したけど点検項目には何も問題は無かった…!装備には問題は無いんだ、自信を持っていけば絶対にできる!)

眼鏡教官(いや、大丈夫。いけるいけるはずだ。昔は普通に立体機動装置を使えてたんだし、うん、昨日はたまたま体調が悪かっただけのはずだ。うんいけるいけるはずだ)

秒数末尾二桁で再テストの結果が決定されます

01~20→失敗。ひっくり返った時に頭を強く打って死亡
21~40→失敗 。開拓地行き
41~59→成功。一度失敗するがベルトの故障が原因であったことがわかり再チャレンジで成功
00→大成功or大失敗。安価で指定したことが事象が発生します

エレンの結果>>307
ライナーの結果>>309
アルミンの結果>>311
眼鏡教官の結果>>313

成功するけど服が弾け飛ぶ

成功する

黄金回転のエネルギーを使い成功する

>>309

キース「上げろ」

キリキリキリキリ

エレン(なんとか…!バランスを保って…!)ギシッギシッ

ライナー「ぬおおっ!?」ガコンッ

アルミン「うわああ!?」ゴッ

眼鏡教官「馬鹿な!?」ガリィッ

エレン(いける…!いけます……わ!?)グルン

ミカサ「お嬢様…!?」

エレン「そんな……!」

キース「……」ザッ

エレン「教官…待ってください…!私は…!」

キース「降ろせ」

エレン「まだ…!私はまだ…!」

キース「早く降ろせ」

ヒョオオオオオオオオオ

アルミン「……」チーン

ライナー「……」チーン

眼鏡教官「……」チーン

エレン「私は…!」

キース「ブラウス…」

サシャ「ハッ」

キース「イェーガーとベルトの交換をしろ」


ギシ……ギシ……

エレン(なんで…?急に出来ましたわ…?)

エレン「これは…一体…」

キース「装備の欠陥だ」

キース「貴様が使用していたベルトの金具が破損していた」

エレン「では…!適性判断は…!」

キース「問題ない。修練に励め」

エレン(やった…!やりましたわ!)


クリスタ「なんとかなってみたいだね」

ユミル「目で『どうだ』って言ってやがるな」

ミカサ「いや違う。お嬢様はこれで私と離れずにすんだと思って安心してる」

エレン「アルミンもライナーさんも…!みてください!私、やりましたわ!」

アルミン「……」チーン

ライナー「……」チーン

眼鏡教官「……」チーン

キース「イェーガー…」

エレン「皆さんも装備を変えれば、きっと…!」

キース「イェーガー訓練兵…!」

エレン「どうしたのです?私にだってできたのです。皆さんも装備変えればきっと」

キース「ダメだ。それはできん」

エレン「何故です。装備の欠陥ならそれは素質の問題ではないはず」

エレン「装備を交換して再び挑戦することを認めてくださってもよいはず!」

キース「だから、それが出来んのだ」

エレン「何故!」

キース「それは……ヤツらが……既に体を動かすことが出来なくなっているからだ……」

エレン「え?」

キース「頭をぶつけた時に…打ち所が悪かったのであろう…」

キース「ライナー・ブラウン、アルミン・アルレルト、眼鏡の3名は…既に死亡している…」

エレン「……そんな…!」

────────
────

エレン「アルミン…ライナーさん…!なんで……!」グスグス

ミカサ「お嬢様、お気を確かに。私が傍についております」

エレン「でも…!でも…!アルミンが…アルミンが…!」

ミカサ「アルミンは私にとっても大切な友人でした…だからお嬢様の悲しい気持ちはわかります」

ミカサ「けれどお嬢様がいつまでもそのように泣いていてはアルミンも安心して天に帰ることができません」

エレン「……」グス

ミカサ「アルミンは…いつも言っていたでしょう。調査兵団に入って、外の世界を見に行くんだって」

エレン「はい…」

ミカサ「お嬢様がアルミンのことを本当に思っているのなら、お嬢様がその遺志を引き継ぐのです」

ミカサ「そうすればきっとアルミンも……!」グス

エレン「ミカサ…そうですわね…いつまでも泣いていたらアルミンに呆れられてしまいますわ…」

エレン「見ててください。アルミン、私はきっと貴方の分まで兵士として強くなってみせます!」

ベルトルト「ライナアアアアアア!!!!」

ベルトルト「なんで、なんでだ!」

ベルトルト「なんでライナーがこんな目に遭わなくちゃあいけないんだ!?」

ベルトルト「ライナー!ライナアアアアア!!」

アニ(ベルトルト……)

アニ(あの馬鹿…いくらなんでも…早すぎだよ…)グス


ではここで展開安価。今回の安価でライナー、アルミン、眼鏡教官の3人が死んでしまいましたが
この3人が今から幽霊として登場するかどうかを決めたいを思います
ライナーたちは幽霊として登場してもいいですか?>>226

すいません、安価ミスです
>>331でお願いします

あり
メガネ教官はなしで

アルミン『死んじゃったね…僕たち』

ライナー『ああ、死んだな…』

アルミン『兵士になったからにはいつか死ぬことは当然覚悟はしていたんだけどね…」

ライナー『ああ……』

アルミン『まさか…あんな死に方をするなんてね……』

ライナー『ああ……』

アルミン『装備の欠陥なんて…ひどい話だよ…ホント…』

ライナー『そうだな…』

アルミン『ねえ、さっきから生返事だけどどうしたの?』

ライナー『いや、そうだな』

ライナー『ある意味死んでしまってほっとしてるのかもな…』

アルミン『……』

ライナー『あのまま兵士を続けていたらいつかもっと苦しいことになっていただろうしな』

ライナー『だから、ここで死んでちょっとほっとしてるのかもしれん』

アルミン『……』

アルミン『ベルトルト…泣いてるね…』

ライナー『エレンとミカサもな…』

ライナー『アルミン…お前はどうするんだ?』

アルミン『どうするって?』

ライナー『お前は、あの眼鏡の教官みたいに向こうにいかないのか?』

アルミン『そうだね…』

アルミン『僕は残るよ。こんなでもエレンたちの力になれることがあるかもしれないからね』

ライナー『そうか…』

アルミン『ライナーはどうするの?』

ライナー『俺か?俺は…>>336

幽霊になったしエレンにいたずらを

ライナー『俺か?俺は…幽霊になったしエレンにいたずらを…な…? 』

アルミン『何を言ってるんだライナー』

ライナー『いや、ほらせっかく幽霊になったわけだしな』

ライナー『これでもう俺を縛るものは何もなくなったってわけだろ?』

ライナー『そういうわけだから俺ももうこころゆくまでエレンにイタズラしてやろうかなってな』

アルミン『えー』

ライナー『じゃ、俺もう行くわ!』

アルミン『ま、待てライナー!行く前に一つだけ教えてくれ!』

ライナー『なんだ?』

アルミン『イタズラって…あれだよね!?子供がやるようなかわいいオタズラだよね!?それか思春期の男同士でやるバカなイタズラだよね!?』

ライナー『はっはっは。決まってるだろ。そりゃあ勿論>>341だ』

たわいもないもの

ライナー『はっはっは。決まってるだろ。そりゃあ勿論たわいもないものだ』

アルミン『だよね。そうだよね』

ライナー『当たり前だろ。同期の仲間に変なことをするわけがない』

アルミン『そりゃそうだよね。ごめんね。変なこと聞いちゃって』

ライナー『何気にするな』

ライナー『じゃ、俺はいたずらのために待機してるから。じゃあな!』シュッ

アルミン『消えた!?』

アルミン『あ、幽霊ってそんなこともできるんだ!?凄いなライナー!順応性と応用能力ハンパじゃないな!?』

アルミン『っていうかいたずらのために僕からも隠れるって…それ、ホントに変なことする気ないんだよね!?信じていいんだよね!?ライナー!!』

※ライナーがイタズラ待機状態になりました
これより先、安価先の秒数が00もしくは5の倍数になっていた時にライナーがエレンにイタズラをします

───夜

ベルトルト(ライナー…なんで死んじゃったんだ…)

ライナー『さーて、エレンにどんないたずらを仕掛けてやろうかなー』フヨフヨ

ベルトルト(君がいないと僕は何も出来ないよ…)

ライナー『いや、まずはタイミングだな。いたずらを仕掛けるのにどんなタイミングがベストなのか。それを計らないとな』

ベルトルト(それに…エレンが女子寮に移って…ライナーとアルミンが死んだから…部屋が僕とジャンだけの二人きりになってすごく気まずい…)

ライナー『一人でいるときにこっそりってのも趣があるが、大勢が集まっているところでやってやるっていうのもいいよな』

アニ「……あんた…こんなところで何やってるの?」

ベルトルト「アニか…何だっていいだろ。今は一人にさせてくれ」

アニ「はっそうやって傷心ぶって、悲劇の主人公でもやってるつもり?似合わないよ」

ライナー『いやー!なんか!テンション上がってきたな!やっぱ生前の俺は色々と縛られてたからなー。やっぱ人間自由がないとウソだな」


ベルトルト「じゃあ君は悲しくないのか!?ライナーが死んでなんとも思わないのか!?」

アニ「なんとも思わないってことはないさ。ただこんなところでくたばるってことは所詮その程度の男だったってことなんでしょ」

ベルトルト「…!」

アニ「私にはそんな男のために悲しんでやってるような暇はないね」

ベルトルト「アニ…!本気で言っているのか!」

ライナー『まあーでもやっぱり基本は覗きだよな』

アニ「本気だよ」

ベルトルト「アニ…!」ガシッ

アニ「へえ、殴るの?いいよ、あれば」

ベルトルト「くっ…!」

ライナー『誰かに乗り移ったりはできるのか。それができればいたずらの幅も広がるんだが』

ベルトルト「なんで…!なんで君はそんなに強くいられるんだ…!」

ベルトルト「ライナーが…!僕たちの仲間が死んだんだぞ…!」

アニ「私たちは…人殺しだよ…さんざん人を殺しておいて…自分達の仲間が死んだときだけ悲しむなんて真似…許されるわけがないでしょ?」

ベルトルト「それでも…!それでも僕は…!」

アニ「何より…」

アニ「私達がここで立ち止まってら…!あいつに申し訳が立たないだろ!」

ライナー『ここで全裸になったら…いや、みられるスリルがないんだからつまらんか』

ベルトルト「…!」

アニ「ライナーは今まで私達を支えていてくれた…」

アニ「そのライナーがいなくなったんだ…不安に思う気持ちはわかるよ…」



アニ「でも、だからこそ私達はあいつがいなくなっても充分やっていけるってことを証明しなくちゃいけないんだ」

アニ「そうしなきゃ…ライナーは…いつまでも安心して眠れやしないよ…」

ライナー『いや、でもものは試しだ。一回服を脱いでみるか』

ベルトルト「……」

ベルトルト「そうだよね…」

ベルトルト「ライナーは今まで僕をいっぱい助けてくれた」

ベルトルト「なら僕はそのライナーの分まで頑張らないといけないんだ」

ベルトルト「それが僕からライナーにできる…唯一の恩返しなんだ」

ライナー『お、おー……なかなかいいなこれ……開放感があるな…』

アニ「分かればいいんだよ…」

アニ「明日からも訓練はあるんだ。部屋に帰ってさっさと寝な」

ベルトルト「アニ…>>350

君っていつから男の子になったの?(ライナーとアニが重なってアニの股間からライナーのイチモツが飛び出てる)

アニ「明日からも訓練はあるんだ。部屋に帰ってさっさと寝な」

ライナー『よっし…全裸のままアニに重なってみるか…』

ライナー『後ろから…そーっと…そーっと…』

アニ「」ゾクリ

アニ(何…?今寒気が…)ゾクゾク

ライナー『お、お、おーーー!!これ…ヤバイ…罪悪感と背徳感で……興奮が凄い…!』

アニ(寒気が…どんどん強く…)ゾクゾクゾク

ライナー『もっと奥まで…もっと奥までいけるはず…!』

アニ(風邪でもひいたかな…?)ゾクゾクゾクゾク

ライナー『ふーー。完全に重なったな……不味いなこれ…癖になる…』

ライナー『ちょっといたずらして陰部だけ見えるようにしてみようかな』

ライナー『こうすると…どうなるかというとー?』

ベルトルト「アニ…君っていつから男の子になったの?」

ライナー『イエッス!ふたなりアニちゃんです!』

アニ「あんた?頭おかしくなったの?それとも殺されたいの?」

ベルトルト「いや、違う!ホントにアニの股間からちんちんが生えてるんだって!」

アニ「何言ってるのそんなわけないでしょ?」

ベルトルト「ホントだよ!完全におっきくなってるのが!すっごい太いのが生えてるんだよ!」

ライナー『おいおい、ベルトルト、そんなに褒めるなよ照れちまうだろ?』

アニ「あんたホントに殺されたいの?」

ベルトルト「その前に一回自分で股間をみてみてよ!確かにぶっといのが生えてるから!」

ライナー『おっと危ない。そろそろまた姿を消さないとな』スウ


アニ「そんなわけないでしょ?」チラッ

ベルトルト「ほらちゃんと生えて…!ってあれ!?消えた!?なんで!?」

アニ「まさかあんたがこんなつまらない冗談を言うヤツだったとはね」

アニ「ライナーが死んだことを悲しんでるっていうのも演技だったの?がっかりだよ」

ベルトルト「そんな…!確かにさっきまでアニの股間からちんちんが生えてたはずなのに…!」

アニ「あんた本気で殺されたいみたいだね」

ベルトルト「わかった…!アニはちんちんを自由自在に生やしたり引っ込めたりできるんだね!?そうなんでしょ!?」

アニ「ベルトルト…>>357

いい加減にしないとあひんっ(ライナーがアニのうなじに高速で手を差し入れ)

アニ「ベルトルト…いい加減にしないとあひんっ」

ライナー『落ち着けアニ、暴力はよくないぞ』シュコシュコシュコシュコ

ベルトルト「ど、どうしたの?」

アニ「なんでもない…とにかくあんたはあひんっ」

ライナー『だーかーらー、暴力はダメだって言ってるだろー』シュコシュコシュコシュコ

ベルトルト「アニ?」

アニ(クソ……本格的に風邪ひいちゃったかな…今日はもう戻ろうか…)

アニ「と、とにかく……あんたまたふざけたこと言ったら今度はホントに怒るからね…」

アニ「じゃ、また明日」

ベルトルト「う、うん、気をつけてね」

ライナー『うんうん、やっぱり仲間同士は仲良くしないとな』

────翌日

キース「先日は不幸な事故があったが!本日からは本格的な訓練を始める!」

キース「貴様らは事故などを起こさぬように集中してはげめっ!」

一同「はっ!」

キース「今日の訓練は>>402だ!」

ごめん、安価ミスだ
>>365

燃え盛る炎のステージで格闘訓練

キース「今日の訓練は燃え盛る炎のステージで格闘訓練だ!」

一同「!?」

エレン「教官、質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?」

キース「なんだ、イェーガー訓練兵」

エレン「格闘訓練が重要であることはわかりますが」

エレン「何故燃え盛る炎のステージでそのようなことを行う必要があるのでしょうか?」

エレン「いえ、実戦においてはあらゆる事態が起こる得ると考えて行動するべきであるというのは理解しております」

エレン「例えば要人宅の警護をした際に、敵が館に火を放ち、燃え盛る屋敷内で要人を守るために格闘をするという状況はありえるかもしれません」

エレン「しかし、そのような状況に沿った訓練をするためにわざわざ火を放ちその中に訓練兵を入れるというのはあまりにも危険ですし、非効率的だと私は思うのですが」

キース「……」

キース(ヤバい…正論だ…)

キース(やっぱり訓練の内容を深夜に考えたりするもんじゃあないな)

キース(まして昨日は結構飲んじゃったからなあ)

キース(深夜のテンション+酒の力もあってなんかもう凄いことになってたもんなあ)

キース(やっぱり訓練内容は昼間にちゃんと考えないとダメだなあ)

キース(うむ…どうするか…一昨日のように貴様らを試したとか言ってごまかすか…)

キース(でもそれじゃあワンパターンだしアッカーマンとかに呆れられるかもしれないしなあ)

キース(何人か死ぬの覚悟してこの訓練を無理やり決行するか?それとも別の訓練に移行するか…)

キース(どうする?どうする私!?)

キースはどうする?

>>372

消火の訓練→対人格闘訓練だったと嘘を吐く


キース(そうだ…!これだ…!)

キース(消火の訓練→対人格闘訓練だったっていうことにすればいいんだ!私天才!)

キース「イェーガー訓練兵。貴様は何か勘違いしているようだな」

エレン「どういうことでしょう?」

キース「先ほどの質問から考えるに貴様は私が炎の中で戦えと言ったと思っているようだな」

エレン「はい、私にはそのように聞こえたのですが」

ユミル(っていうか絶対そう言っただろ)

サシャ(思いっきり今日の訓練は燃え盛る炎のステージで格闘訓練だ!って言ってましたよね)

キース「違うな。私はキース今日の訓練は燃え盛る炎のステージを消火した後で格闘訓練だ、と言ったのだ」

ミカサ(嘘ついた)

クリスタ(思いっきり嘘ついた)

エレン「そ、そうだったのですか!?申し訳ありません!」

キース「何、勘違いは誰にでもある。勘違いをそのままにせずすぐに質問しただけ貴様はマシだ」

エレン「あ、ありがとうございます!」ペコリ

ベルトルト(自分が嘘ついて誤魔化したくせに偉そうだ!)

アニ(ある意味…大物だね。この人…)

キース「では今より消火の訓練に移る!貴様らついてこい!」

トーマス(そのまま押し切るんだ…)


────消火訓練

ボオオオオオオオオ!!!

ベルトルト(なんか凄い燃えてるーーー!?)

ユミル(あの教官、最初はこの炎の中で格闘訓練をさせるつもりだったのか!?気が狂ってやがるぜ!)

クリスタ(っていうか…この燃えてるのって>>376?)

アルミンとライナーと眼鏡

安価了解
今日は寝ます

忘れないためのメモ
>>376が5の倍数なのでライナーがエレンにイタズラをする

クリスタ(っていうか…この燃えてるのってアルミンとライナーと眼鏡?)

ミカサ(この臭いは…開拓地で何度も嗅いだ…)

キース「うむ、感づいている者もいるようだな」

キース「この炎は昨日の事故で死んだ3人の遺体を燃やすためにつけられたものだ!」

キース「さあ!貴様らこの火を消火しろ!」

ベルトルト(何考えてるんだこの教官!)

キース「ただし、貴様らも知ってのとおり火というのは危険なものだ」

キース「故にこのような訓練をする場合は火は完全に消火せねばならん」

キース「よって、次に格闘訓練が控えているとは言ったが」

キース「完全に火が消えるまでどれだけ時間をかけてもよいものとする!」

キース「また、消火するためにはどんなことをしてもかまわん」

キース「わかったな!どれだけ時間をかけてもかまわんし!消火のためには何をしてもかまわん!」

レン(どれだけ時間をかけてもかまわないし、消火のためには何をしてもいい?)

エレン(何故それを強調したの?言外に何か伝えたいことでもあるの?)

エレン(どれだけ時間をかけてもかまわないし、消火のためには何をしてもいいということは…火が消えるまでただ待っているだけでもかまわないということ…?)

エレン(まさか…教官殿は…)

ミカサ「お嬢様…」

エレン「ええ、わかっています」

エレン「アルミンとライナーさんに…最後のお別れをしましょう…」

クリスタ(そうか…教官は…)

サシャ(私達に…仲間と最後のお別れをする機会をくれたんですね)

アニ(ただ火葬をするってだけじゃあ時間をもらうことはできなかったんだろう)

ベルトルト(だから…消火訓練にかこつけてこんなことを…)

ジャン(なかなか粋な真似してくれるじゃねえか。あの教官も)

キース(うむ、何人かはあの火に向かって祈りを捧げ始めたようだな)

キース(よし!なんとかうまくごまかせた!)

キース(本来はあの火葬の火の中で格闘訓練を行うことで)

キース(たくましい自分たちをみてもらって安心してあの世に行ってもらおうという企画だったのだが

キース(そんなことしたら単に死者が増えるだけだったよな!わははは!)

キース(だからそこから格闘訓練要素を抜かして単なる消火訓練と言い張ることで)

キース(消火訓練にかこつけた火葬にみせかける作戦に移行したのだが…)

キース(うむ!大成功だ!自分の頭脳が怖いわ!わははは!)

エレン(アルミン…今までありがとう…ライナーさん、貴方とはもっとお話をしたかった)

ミカサ(アルミン…これからは私が貴方の分までお嬢様を守る。だから安心してみていてほしい)

クリスタ(二人とも…あんまり話すことはなかったけど…ずっと私たちのことを見守っていてね…)

アニ(私たちは大丈夫だよ、ライナー。あんたの分まできっと使命を果たしてみせる)

ベルトルト(ライナー、君は信じてくれるよね。あの時確かにアニからちんちんが生えてたんだ)

ライナー『お、なんかみんな真面目にやってるっぽいな。いいぞいいぞー、がんばれよー』

ライナー『そして俺はこういう真面目な雰囲気の時にこそあえていたずらをする男、ライナー・ブラウンです』

ライナー『えーっとエレンはどこかなー?あ、いたいた!』

ライナー『よーし、じゃあ早速イタズラとして>>385をしてやろう!』

眼鏡の死体に憑依

ライナー『よーし、じゃあ早速イタズラとして眼鏡の死体に憑依をしてやろう!』

ライナー『えーっと眼鏡の死体は……』

ボオオオオオオオオオ

ライナー『あの火の中か…』

ボオオオオオオオオオ

ライナー『いやいや……』

ボオオオオオオオオオ

ライナー『あれは無理だろ…』

ライナー『いや、俺は幽霊だから今熱さとかは感じないけど』

ライナー『死体に入ったらもしかしたらすげえ熱く感じるかもしれないからな』

ライナー『既にもう死んでいるとはいえあの炎の中に入るのは…』

ライナー『いや、でもしかし男が一度決めたことを覆すのは…!?』

ライナー『いやしかしあの炎の中に入るのは…!?』

ライナー『あ、待てよ』

ライナー『俺はさっき眼鏡の死体に入ろうとしただけだよな』

ライナー『普通の目にかける眼鏡は生きてないよな、つまり死体と言っても過言ではないよな』※過言です

ライナー『つまり、普通の眼鏡に憑依すれば俺は一度覆したことにはならない!』

ライナー『よし、眼鏡に憑依しよう。憑依して誰かが拾ってくれるのを待とう』

ライナー『えーっと、眼鏡は>>389にあったな』

眼鏡教官の死体

ライナー『えーっと、眼鏡は眼鏡教官の死体にあったな』

ライナー『……』

ライナー『そうだよな…俺実質二日とちょっとしか訓練兵やってねえもんな…全然ここらへんのことなんかしらねえよ…』

ライナー『眼鏡なんて…あの教官がかけてたヤツぐらいしかみてねえよ…』

ライナー『……兵士には退けない時がある…』

ライナー『…それが今だ…!』

ボオオオオオオオオオ

ベルトルト(ライナー…僕はもう大丈夫だよ…だから、安心してくれ)

ライナー『よし、行くぞ!』

ライナー『よし、この体なら炎も熱くはないな!あとは眼鏡を探すだけだ!』

ライナー『えっと、眼鏡眼鏡……あった…!』

眼鏡「」ドロォ

ライナー『溶けてる…』

ライナー『そうだよなあ。人の体を骨まで灰にする炎だもんなあ。メガネぐらい溶けるよなあ』

眼鏡「」ドロォ

ライナー『オッケオッケ』

ライナー『男は度胸!なんでも試してみるもんだ!』

ライナー『行くぞ!ライナー・ブラウン!』スゥ

ベルトルト(でも、ライナー…今だけ…もう一度だけ君のことを思って泣いてもいいかな?)

ベルトルト(ライナー……さようなら……)ツー

眼鏡「アッツッッッ!!!」

ベルトルト「!?」

ライナー『あっつ!うわビックリしたあ!想像の百倍ぐらい熱かったわ!』

ライナー『無理無理無理無理これは無理、0.1秒だって耐えられないわこんなの』

ベルトルト「ね、ねえアニ」

アニ「何?」

ベルトルト「今、ライナーの声が聞こえなかった?」

アニ「…?気のせいでしょう。私には何も聞こえなかっよ」

ベルトルト「そう…なのかな…」

アニ「しっかりしなよ。もうライナーはいないんだからね」スタスタ

ベルトルト「いや、確かに聞こえたんだ…」

ベルトルト「ライナーが…もっと熱くなれよってもっと燃える闘魂になれよって…」

ライナー『ふー、よし、頑張った。俺頑張ったスッゲエ頑張った』

ライナー『眼鏡がいきなり喋ったんだ、これも充分いたずらだよな。ああいたずらだとも』

ベルトルト「わかったよ、ライナー。僕、君みたいにもっと熱い男になるよ!」

────数時間後

キース「よし!火は完全に消えたようだな!」

キース「貴様ら、なかなかの消火っぷりだったぞ!」

キース「ではこのまま格闘訓練に移る!各自ペアを作れ!」


モブA「おい、俺と組もうぜ」

モブB「いいぜ。てめえの体をボロ雑巾みたいにして開拓地に送ってやるよ」


エレン「えっと…どなたか、私とペアになってくださりませんか?」

>>395「エレン、俺(私)と組まないか?」

クリスタ

クリスタ「エレン、私と組まない?」

エレン「クリスタさん、お相手をお願いしてもよろしいですか?」

クリスタ「うん、よろしくね。言っておくけど手加減なんかしないからね」

エレン「では、私はクリスタさんを怪我させなように頑張りますわ」

クリスタ「む、あんまりなめないでよ。私だって兵士なんだから。えい!」

エレン「はい」スッ

クリスタ「キャッ」ドテ

エレン「うふふ、油断大敵ですわ」

クリスタ「イタタタ、今何したの?」

エレン「クリスタさんの力をちょっと利用させていただいただけですわ」

ジャン「チッあの女、エレンと組みやがって羨ましい」

ジャン「俺が組んで色々と教えてやるつもりだったのによ」

ジャン「しょうがねえ、適当なヤツと組んでサボっておくとするか」

>>399「ジャン、空いてる?」

ベルトルト

>>401
男嬢様じゃね?

ベルトルト「ジャン、空いてる?」

ジャン「おう、ベルトルトか」

ジャン(こいつは…まあガタイは大したもんだが気は弱そうだからな)

ジャン(適当に言いくるめればうまくサボれそうだな)

ベルトルト「よかったら僕と組まないか?」

ジャン「ああ、よろしく頼むぜ…っつってもよ」

ベルトルト「ん?」

ジャン「お前もまだダチがいなくなったばっかで気持ちの整理がついてねえだろ?」

ベルトルト「…」

ジャン「だから、今日のところはお互い適当に流すとしようぜ」

ジャン「こういう時に無理したら怪我の原因になるかもしれねえからな」

ベルトルト「……」

ジャン「…どうかしたのか?」

ベルトルト「いや、ジャンって案外優しいんだなって思ってさ」

ジャン「ばっか、そんなんじゃねえよ」

ジャン(よっし、うまいこと誘導できたか)

ジャン「ま、そういうことだから適用にはじ「ほぁたぁっ!!」あべし!?」

ベルトルト「ほ~~~~~~~、アタタタタタタタタタタ!!!!!」ドカドカドカドカドカ

ジャン「痛ッ!イタイイタイ!っていうか待て!ちょっと待て!」

ベルトルト「アチョオオオオオオ!!」ビシィッ!!

ジャン「ってええ!?」

ベルトルト「あ、ごめん。ジャン今なんて言ったの?」

ジャン「ちょっと待って言ってんだよ!」

ジャン「お前!話聞いてんのか!今ちょっと手ぇ抜いて行こうぜって言ったばっかだろうが!」

ベルトルト「ジャン、僕のことを心配してくれる気持ちは嬉しいけど…僕はそんなことをするわけにはいかないんだ」

ジャン「はあ?なんでだよ。お前昨日までずっとライナーが死んでウジウジしっぱなしだったじゃねえか。だから俺が気を使ってだな」

ベルトルト「確かに昨日までの僕はそうだったよ。でも僕は変わったんだ」

ベルトルト「さっきの訓練の時に聞こえたんだよ。ライナーの「もっと熱くなれよ!」って声が…」

ジャン「いやいやそんなんきのせいに決まって」

ベルトルト「だから僕は変わるんだ。僕はもうさっきまでの引っ込み思案のベルトルトじゃない」

ベルトルト「何事にも熱く取り組む、ファイヤーベルトルトになったんだよ!」シュッシュッ

ジャン「いやいや、落ち着け。マジで落ち着け」

ベルトルト「おっとおしゃべりの時間はここまでだ!さあこれ以上はお互いの拳で語り合おうじゃないか!」

ジャン「ばっやめろ!マジでやめろ!」

ベルトルト「いくぞ!ベルトルト百烈拳!アタタタタタタタタタタタ!!!」

ジャン「あばばばばばばばば!?」

ライナー『ほほう、ベルトルトのヤツ。なかなかいい動きをするじゃないか』

ライナー『体に似合わぬ軽快なステップ、さらに息もつかせぬ連打。ありゃちょっと並みのヤツじゃあ相手にならねえだろうな」

ライナー『ふふ、同郷のヤツが頑張ってる姿をみるってのはいいもんだなあ』

ライナー『さーって、いいもんをみたことだし、早速エレンにいたずらをするとするかな!』

ライナー『えーっと、エレンはエレンはーっと……お、いた!』

クリスタ「行くよー!エレン」

エレン「ふふ、甘いですわ」

ライナー『お、なんだあの野郎、あんな可愛い子と組みやがって隅におけないねえあいつも』

ライナー『天使二人のじゃれ合い…ん~素晴らしいですな~』

ライナー『さて…そんな天使に今からイタズラを仕掛けるわけですが』

ライナー『こんな時に仕掛けるイタズラなんては一つしかありませんな』

ライナー『え?それはどんなイタズラかって?おいおいそんなん決まってるだろ?」

ライナー『それはズバリ>>412だ!』

ボディータッチ

ライナー『それはズバリボディータッチだ!」

ライナー『え?何々?お前は幽霊だからエレンに触ることはできないだろって?」

ライナー『ふ、これだから素人は困るぜ」

ライナー『ま、素人さんは黙って俺の熟練の技をみててくれ』

クリスタ「んー、なんでいっつもエレンに転ばされちゃうのかな」

エレン「それは…失礼ながらクリスタさんの動きに無駄な力が多いからですわ」

クリスタ「そうなの?自分では普通にしているつもりなんだけど」

エレン「格闘というのものはどうしても通常よりも興奮してしまうものですから」

エレン「普通にしてるつもりでもどうしても力が入ってしまうものなのですよ」

クリスタ「そうなのかなあ」

エレン「ええ、そうなのです。少しお体をお貸しいただいてよろしいですか?」

クリスタ「うん、いいよ」

エレン「クリスタさんは先ほどこのように私に向かって来られましたが」

クリスタ「うんうん」

エレン「ここで、少し力が入り過ぎてしまっているのです。ですので、膝や肩など関節が固まってしまっております」

クリスタ「ほうほう」

エレン「そのように硬くなってしまってしまっては、えいっ」

クリスタ「きゃっ」ドテッ

エレン「このように少し力の向きを変えるだけで体勢を崩されてしまうのですわ」

クリスタ「なるほどねー」

エレン「ですので、実際に何かと戦ったりするときはむしろ普段よりも力を抜くように意識するぐらいでちょうどいいのです」

エレン「力を入れるのは相手の体にぶつかる一瞬でいいのですよ」

ライナー『こいつらも真面目にやっているようだな。うむ、よかよか』

エレン「では、クリスタさん。また攻めてみてください」

クリスタ「わかった。いくよーエレン!」

ライナー『ん、そろそろイタズラチャンスかな?」』

クリスタ(出来るだけ力を抜いて…)

クリスタ(こんな感じかな?)シュッ

エレン(これは…先ほどよりもバランスがよくなっておりますわ)

エレン(しかし…まだまだあま)

ライナー『今だ!!可愛いお尻ゲットだぜ!』サスサスサス

エレン「ひゃんっ///」

クリスタ「え?」ビシッ

エレン「あっ」ズシッ

クリスタ「ご、ごめん大丈夫!?」

エレン「え、ええ大丈夫ですわ///」

クリスタ「ど、どうしたの?いきなり隙だらけになっちゃったけど?」

エレン「な、なんでもありませんわ。お、お気になさらないでくださいませ」

エレン(いきなりお尻を触られたような感触がしてビックリしてしまったなんて…そんなこと言えませんわ///」

クリスタ(な、何か今のエレン、ちょっと色っぽかったな)

ライナー『ふっふっふ、見たかね、諸君。確かに今の俺は幽霊だ。エレンに直接触れることはできん」

ライナー『だが、全霊力を手に集めれば!こっちに触った感触がなくとも相手に何かに触れたような感触を残すことができるのだ!』

ライナー『というわけでこっからもガンガン行くぜ!』

エレン「さ、クリスタさん!続けましょう!」

クリスタ「わ、わかった行くよ!」シュッ

エレン「はっ」ガシッ

クリスタ「まだまだ!」シュッシュッ

ライナー『おっぱいタイムだぜ!』

エレン「きゃっ///」

クリスタ「え!?」

エレン「うっ」ズシッ

エレン(うう、今度は胸が…///)

クリスタ「エレンホントに大丈夫?辛いなら無理しないほうが…」

エレン「だ、大丈夫です。ホントになんでもないですから//」

クリスタ「」ドキッ

クリスタ(ど、どうしよう…なんだかエレンが可愛い…!)

クリスタ(あのジャンって人が襲いたくなる気持ちもわかるよ…!)

エレン(な、なんでいきなり…お尻や胸が…)

エレン「心配かけて申し訳ありません。わ、私は大丈夫ですから続けましょう、クリスタさん」

クリスタ「う、うん、わかった。いくよ?」

ライナー『いきなり性感帯を触られて赤面するエレン…アリだな…!』


ライナー『よーし、なんだか気分が乗ってきたぜ!このままさらにエレンにイタズラをする!』

ライナー『次のイタズラは>>420だ!』

耳元で愛を囁く

ライナー『次のイタズラは耳元で愛を囁くだ!』

クリスタ「えい!」シュッ

エレン「甘いですわ」ガシッ

エレン「はっ!」シュッ

クリスタ「わっ!」ドテ

ライナー『いつ愛を囁くのが面白いかなー』

エレン「防御の動きが大きすぎですわ。それではすぐに反撃に移れませんわよ」

クリスタ「うーん、格闘術って大変なんだね」

エレン「ええ、でも自分の身と…仲間を守るためには必要な技能ですわ」

エレン「それにクリスタさんは筋がいいですから、きっとすぐに強くなれますよ」

クリスタ「えへへ、そうかな。」

エレン「はい、きっと」


クリスタ「強くなれたらいいなー。あ、そうだエレンは寝技はできる?」

ライナー『お、寝技か。いいねえ、おじちゃんそういうの大好きだよ』

エレン「まあ、それなりに…ということでしたら」

クリスタ「じゃあ、よかったら教えてもらっていい?」

エレン「ええ、構いませんわ。ではまずクリスタさんから仕掛けていただいてよろしいですか?」

クリスタ「うん、じゃあ、お願いします」ガシッ

クリスタ「えっとまずはエレンをこうやって倒して…」ミッチャク

クリスタ(…エレン…なんだかいい匂いがする…///)

クリスタ(っていけない!今は訓練中なんだから真面目にやらないと!)

ライナー『お!こいつら真昼間からいちゃつきやがって!よっしゃ!このタイミングで行くか!』

ライナー(裏声)「エレン、大好きだよ」

エレン「!?///」

クリスタ「エレン、どうかしたの?」グイグイ

エレン「あ、あの?クリスタさん。今何か仰りませんでしたか?」

クリスタ「え?何も言ってないけど?」

エレン「で、ですよね、そうですよね」

エレン(な、なんで…あんな空耳が…さっきのことといい私はまさかクリスタさんのことが…)

エレン(い、いえそんなはずがありませんわ!)

クリスタ「続けても大丈夫?」

エレン「ひゃ、ひゃい!大丈夫です!」

クリスタ「そんなに慌てなくても大丈夫だよ。えっと技はこんな感じでいいのかな?」

エレン「そうですね。それよりもこの体勢でしたら腕をこのあたりにもっていくとよいかと思われますわ」

クリスタ「あ、何か安定した気がする」

エレン「人間は間接しか動かせませんから、間接をうまく動かせないように固定するように意識するといいと思いますわ」

クリスタ「なるほどね」

ライナー(裏声)「エレン、凄くキレイだよ。食べちゃいたいくらい」

エレン「ひゃっ!?///」

クリスタ「エレン!?極まってるのに無理に動いたら」

エレン「い、痛い…」

クリスタ「だ、大丈夫?私なんかしちゃった?」

エレン「いえ…なにも…あの「なるほどね」っと仰ったあとに何も言っていないですよね?」

クリスタ「う、うん、言ってないよ?」

エレン「ですよね。そうですよね…///」

エレン(な、なんでこんな空耳が…ああ、あのようにはしたない声を出してしまって…恥ずかしい……!)

クリスタ(ああ…!なんかよくわからないけど…色っぽいよエレン…!)


ライナー『ふー、なんだこれ。いい仕事したなおい』

ライナー『愛のキューピッドってのは俺のことだったか。うん、あいつも昔はマッチョだったしな。可能性はある』

ライナー『さーて、次はどんなイタズラをしようかなー。しようかなー』

ライナー『決めた>>427だ!』

うえ

安価了解
今日は寝ます

ライナー『決めた成仏だ!』

ライナー『おっと勘違いするなよ、エレンを成仏させるって言っても別に殺したりするわけじゃあないぜ?』

ライナー『成仏ってなあ、あれだ。要するに極楽浄土にいくってこった。本来は別の意味があったそうだがそこはまあ気にするな』

ライナー『つまり俺が今からエレンを極楽浄土に連れて行ってやるってことだよ!勿論!性的な意味でな!』

クリスタ「じゃあ、また私から攻めるからね」

エレン「はい、お願いします」

クリスタ「えいっ」ガシッ

エレン「ふっ」スル

クリスタ「なんの!」グイッ

エレン「今度はこちらが甘くなってますわ」クイッ

クリスタ「むむ」

ライナー『天使同士のじゃれあい…たまんねえな…』

ライナー『そして天使がじゃれあってる最中にエレンを極楽へ導く俺様が登場』

ライナー『いくぞ、エレン!覚悟しろ!』」


ライナー『まずは…首筋をゆったり攻めるか』サワサワ

エレン「んっ……!//」

ライナー『感じてやがるのか?可愛いヤツだ』

ライナー『だが…極楽ってのはまだこんなもんじゃあないぜ…?』チュッ

エレン「あっ…//」

エレン(うう……今度は首元が……//)

クリスタ(エレン…ほほがほんのり紅くなって…綺麗…)

ライナー『さっ次は…首筋と一緒にふとももを攻めてやるか…』ススッ

エレン「やっ……//」ビクビク

クリスタ(エレン…//)ゾクゾク

クリスタ「エレン、続けても大丈夫?」

エレン「ええ、問題ないですわ//」

クリスタ「じゃあ、いくよ」

ライナー『俺も行くよ!次はおしりを味わってやるとするか。おっと勿論キスも忘れないぜ』サワ…サワ…

エレン「ひゃっ…//」

クリスタ「隙あり!」

エレン「あ、ダメ…!クリスタさん…そこは…//」

クリスタ「何言ってるの?これは訓練なんだよ?」

エレン「そう…です…けど…それは…//」

ライナー『ほう、クリスタもノってきたみたいだな。だが俺も負けないぞ。再び…おっぱいタイムだ…!」モミモミ

エレン「んん……//」


エレン(おかしい…!さっきからなんだかおかしいですわ…!)

ライナー『ふっ顔真っ赤にしやがって可愛いヤツだ』モミモミ

エレン(ダメ…声がっ…//)

エレン「くっ……ふっ……はぁっ……//」

クリスタ「どうしたの?エレンもっと攻めてほしいの?」

エレン「やっ…ちがっ…//」

ライナー『そろそろおっぱいだけじゃあ足りなくなってきたかな?』モミモミ

エレン「んん…//」

ライナー『どれ、そろそろ乳首に刺激をくれてやろうか』クリッ

エレン「きゃっ//」

クリスタ「エレン……可愛い……」

エレン「クリスタさん…落ち着いて…今は訓練中ですのよ?」

クリスタ「うん、わかってる。わかってるよエレン」

エレン「わかってるならなんで距離が近くなってきてるんですか?」

クリスタ「だって今は寝技の練習中なんだもん、近づかなきゃできないよ」

エレン「そ、それはそうですけど///」

ライナー『段々極楽に近づいてきたかな?』

ライナー『ではいよいよ禁断の園へれっつら…』

ミカサ「……」ジー

ライナー『ご……』

ミカサ「……」ジー

ライナー『なんだ…ミカサのやつ…こっちをみてやがる…』

ライナー『まさか…俺に気付いてるのか!?』

ではここでアッカーマンチャンス。
東洋の神秘の血を引くミカサ・アッカーマンはほぼ悪霊と化してしまったライナー・ブラウンの存在に気がつくことができる?
>>437

できる

ミカサ「……」ジー

サシャ「どうしたんですか、ミカサ。さっきからエレン達の方をみてますけど」

ミカサ「ごめん、サシャ。ちょっと用事が出来た。しばらくアニ達と組んでてもらえる?」

サシャ「え?」

アニ「シッ」シュババババババババババ!

ユミル「はあぁっ!」シュバババババババババババ!!

サシャ「あの二人とですか?」

ミカサ「……できるだけ早く戻ってくるから」

サシャ「お、お願いしますよ!絶対早く戻ってきてくださいね!?」

ミカサ「……」ツカツカツカツカ

ライナー『まずい!まっすぐこっちに向かってきてる!?』

ライナー『あれは…完全に俺に気付いてる!?だって目がばっちり合ってるもの!おめめとおめめがこんにちわしてるもの!?』

ミカサ「……」ツカツカツカツカ

ライナー『なんだあれ…!殺意が…目に殺意がこもってやがる…!俺もう死んでるに…!』

ライナー『なーんてな、なーんてな、がっはっはっは!』

ミカサ「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

ライナー『笑ってる場合じゃねえ、なんとかしねえと!』

ライナー『くそ…ここは…>>443しかねええ!』

無視する

ライナー『くそ…ここは…無視するしかねええ!』

ミカサ『ねえ…」

ライナー『……』シーン

ミカサ「あなた、さっきから何してるの?」

ライナー『……』シーン

ライナー(俺はいないよ)

クリスタ「な、なんでもないよ?ただの寝技だよ?」

エレン「そ、そうただの訓練ですわ」

ミカサ「それはわかってます。私は今ここにいるデカブツに話しかけているのですよ、お嬢様」

ライナー『……』シーン

ミカサ「ねえ、何か返事をしたらだろうなの?」

ライナー(いないものの話しかけても返事なんかできないよ)

エレン「ミカサ…もしかして何か見えてるの?」

ミカサ「ええ、少しタチの悪いのが一匹」

ライナー『……』シーン

クリスタ「え?タチの悪いのって…何…?」

エレン「ミカサは昔から霊とか…そういう類のものが見える体質ですの…」

クリスタ「え、じゃあもしかして…今…いるの?」

ミカサ「ええ、クソみたいな悪霊が一匹…」

ライナー『……』シーン

ライナー(気のせいだよ)

ミカサ「あなたとは知らない仲じゃない」

クリスタ(え?知り合いなの?)

ミカサ「だから…できれば穏便済ませてあげたいのだけど…」

ライナー『……』シーン

ミカサ「貴方がそのような態度でいるようでは」

ライナー『……』シーン

ライナー(ダメだ。完全に無視してるのに気のせいだと思ってくれない)

ミカサ「私も実力行使に出ざるをえない…」ゴゴゴゴゴ

ライナー『……』シーン

ライナー(だ、大丈夫だ。いくらミカサが幽霊をみれるといっても…所詮は見れるだけ…!)

ライナー(幽霊である俺に何かできるとは思えない…!)

ミカサ「貴方…もしかして…自分は幽霊だから何をされても大丈夫…いえ、何もされるはずがない、なんて思ってない?」

ライナー『……』シーン

ミカサ「もしもそう思ってるなら」

ミカサ「その認識は…甘いと言わざるをえない」スッ

ボンッ

ライナー『……!?!??』

ライナー(バカな…!ミカサが軽く触れただけで……俺の右腕が…!?)

ミカサ「わかった…?生身の私でも貴方の腕を消し飛ばすぐらいのことはできる…」

ミカサ「このまま貴方が何も言わないなら次は左足を消す…それでもダメなら左腕…右足…」

ミカサ「最後には頭まで消してあげる……」

ライナー(クソ…このままじゃミカサに消されちまう…!なんとかしねえと…!)

ライナー(よし、ここはエレンに>>449のいたずらをしてミカサの気をそらした瞬間に一旦逃げよう)

変額

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