エレン「おーい、アルミン」

アルミン「やぁエレン…………と、ミカサ」

ミカサ「」ﾊｽﾊｽ

アルミン（なにこのミカサ）

エレン「アルミン、王様ゲームって何だ？」

アルミン「…」










アルミン「………え？」

エレン「ん？ だから、王様ゲーム」

アルミン（……わかってる。どうせそのことを提案したのはミカサなんだろう？）

アルミン（……けど、駆逐バカで訓練バカのエレンが、あのエレンが!!巨人と訓練以外のことに興味を持ってくれた!!）

アルミン（……神様仏様クリスタ様。アルミン・アルレルトは感謝します）

アルミン（本日、僕の親友、エレン・イェーガーは…………）


アルミン（鈍感死に急ぎ野郎を！卒業します!!）


アルミン（うぅ、長かったよー!!!!）ｸﾞｽﾝ




エレン「……アルミン？」

アルミン「」ﾊｯ

アルミン「こうしちゃいられない！エレンちょっと待ってて！皆を連れてくるから！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ


エレン「あ、おい、アルミン！」

エレン「………行っちまった」

ﾊﾞｻｯ


エレン「……ん？何だこりゃ」ﾋｮｲ



エレン「王様ゲームのルール説明書………？」

数分後―――――――――

ミカサ「………はっ。しまった、気を失ってた」


ミカサ「エレン、早速王様ゲームを………」ｸﾙｯ



ジャン「み、ミカサ！」

ミカサ「」



ライナー「お？ミカサが起きたか」


クリスタ「エレン、アルミン。全員揃ったよー」

エレン「おーう」

アルミン「こっちも準備OKだよ」

ミカサ「え、エレン、これは一体………」


エレン「あ？ 王様ゲームって複数でやるもんなんだろ？ アルミンが皆を連れてきてくれたんだよ」


アルミン「皆は、エレンが巨人と訓練以外に興味を持ってくれた、って言ったら快く受けてくれたよ」



ミカサ「…」



ミカサ「………この世界は残酷だ」

ライナー「……ま、エレンの為だ（クリスタとイチャイチャしてやるぞ！）」

ベルトルト「……うん（アニとイチャイチャするよ！）」

アニ「…（………エレン）」

ジャン「…暇だからな（ミカサァ）」ﾊｧﾊｧ

サシャ「フッフッフ、明日の朝食は頂きましたね…」

クリスタ「うん、エレンの為だからね」ﾆｺｯ

ユミル「…死に急ぎ野郎やゴリラ。クリスタには手出しはさせねぇぜ」

ミーナ「あれ、コニーとマルコは？」

アルミン「面白味がないから却下だって」

エレン「は？」



ミカサ（……十一人。多すぎる）

アルミン「じゃあ、ルールを説明するよ！」

エレン「待てアルミン。俺が説明するぜ」

アルミン「え……」

エレン「俺は説明書を読んだからな…………俺にもそんくらい出来る！」


アルミン「エレン…」ｼﾞｰﾝ

ミカサ「立派になって……」ｳﾙｳﾙ

アニ「……クッ」ｳﾙｳﾙ


ベルトルト（……なにこれ）

ライナー「エレン、立派だぞ！」ｼﾞｰﾝ

ベルトルト（君もか！）


クリスタ「エレン、頑張ってー！」

ユミル（お前もか！）

エレン「方式は安価だ」

エレン「まずは最初に王様を決める。これは、>>1が『王様だーれだ！』って言ったレスの秒数で決まる」

エレン「因みに、それぞれの秒数の割り当ては↓だ」

ミカサ……０、１１、２２、３３、４４秒

ライナー…１、１２、２３、３４、４５秒

ベルトルト…２、１３、２４、３５、４６秒

・
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・

エレン「ミカサからクリスタまでは成績順で秒数が変わってく。コニーとマルコがいないと思って計算してくれ」

エレン「あとクリスタ以降は、アルミン、ユミル、ミーナの順に行く」

エレン「後、５５秒から５９秒だった場合は>>1がもう一度レスするぞ」

エレン「>>10のレスの場合はユミルが王様だ」

ユミル「フン」

エレン「次に命令だ」

エレン「読者に命令を出してもらう、又は>>1が自分で出す」

エレン「命令に安価は関係ないぜ」


エレン「次に命令を実行するヤツだ」

エレン「命令の出し方としては二つ」

エレン「一つ目。王様が>>↓にﾎﾆｬﾗﾗをする、又はしてもらう、共にﾎﾆｬﾗﾗする」

エレン「二つ目。>>↓が>>↓↓にﾎﾆｬﾗﾗをする、又はしてもらう、共にﾎﾆｬﾗﾗする」

エレン「二つ目の場合は>>↓か>>↓↓のどちらかに個人名を入れても良いぜ。ただし、今王様ゲームに参加してるメンバーだけだ」

エレン「しかし、必ず命令の中には安価↓を入れること。そうしねぇと安価の意味ねぇからな」

エレン「それと、命令はあまりハードなものはダメだぞ」

アルミン「ライナーとダズがホモする、とかギャグで終わるのは良いんだけどね」

ライナー「」

クリスタ「例えば何がダメなの？」

アルミン「メンバー強制交代」

ミーナ「それは確かにキツいね」

アルミン「処刑」

ジャン「ライナーなら復活するんじゃねぇか？」

ライナー「おい！ さっきから扱いが酷くないか!?」


アルミン「あと、性行為とかね」

ミーナ「エレンとアニとか？」

エレン「バッ、何言ってんだミーナ!!//」

アニ「………私は別に良いけど」

エレン「は」

ミカサ「」ｲﾗｯ

ベルトルト「確かに、あの二人じゃマジになっちゃうね……（マズイ、なんとしてでも止めないと！）」

エレン「…あ、後、命令実行者の決め方を説明するぞ//」

アニ「……顔赤いよ」

エレン「お、お前もだろ……」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

アニ「………///」

ミカサ「」ｷﾞﾘﾘ


エレン「王様がその時点で決まってるから王様をさっきのローテーションから抜く」

エレン「そうすると、６０秒を１０人で割り切れる筈だ」

ライナー「……確かにそうだ」

エレン「つまり↓みたいな感じだ」


ミカサ…０、１０、２０、３０、４０、５０秒

ライナー…１、１１、２１、３１、４１、５１秒

ベルトルト…２、１２、２２、３２、４２、５２秒

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・

エレン「ユミルが王様だった場合、ユミルの番を抜く。そうすると、ミーナの秒数が９、１９、２９、３９、４９、５９秒になる」

ミーナ「おー！」

エレン「………と、いうわけだ」

エレン「…ふう。俺、上手く説明できてたか？」


アルミン「良かったよエレン！」

ミカサ「……感動した」

アニ「…」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


ベルトルト「……あの三人、親バカみたいだ」


ライナー「父ちゃんは嬉しいぞエレン………！」ｸﾞｽﾝ

クリスタ「エレンお兄ちゃん……」ｳﾙｳﾙ


ベルトルト「こっちにも居たし!!ていうか模擬家族!?」




ユミル「……クリスタァ」

ミーナ「ユミルはエレンのお姉ちゃんになったら？そしたらクリスタのお姉ちゃんにもなれるよ」

ユミル「……ゴリラが親父は嫌だな」

ミーナ「じゃあ家出だね！」

アルミン「……じゃあ、一度試しにやってみよっか」

エレン「>>1だけでか？」

アルミン「うん。いきなりは読者も乗ってこないだろうしね」

エレン「うし、じゃあやるか！」



エレン「………せーの」



『王様だーれだ!!』

ベルトルト「あ、僕だ」

エレン「じゃ、命令出してくれ」

ベルトルト「………うぅーん、どうしよっかな。…………ぅん？」


ライナー（クリスタクリスタクリスタクリスタクリスタクリスタ）

ベルトルト「………はぁ」



ベルトルト「………クリスタと>>17が手を繋ぐ」


クリスタ「へ？」

ユミル「おいコラベルトルさん!!なにしてんだ!?」

ライナー「ありがとうベルトルト!!」

ユミル「てめぇかぁ!!!」ｸﾞｫｯ

ライナー「ｷﾞｬｱｧｧｧ!」

ミーナ「ん、私？」

クリスタ「ホッ」

ライナー「え。く、クリスタ、今の安堵の息は…………？」


クリスタ「………ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ


ライナー「グフッ」ﾄﾞｻｯ


エレン「今のは王様のベルトルトも入って計算されてるな」

アルミン「クリスタだけが抜かれたんだね」

ライナー「」

ジャン「……ライナー、お前の死はムダにしないぜ」

ライナー「そんなこと言ってないで助けろぉ!!!」ｶﾞｼｯ

ジャン「ギャアァァ、生き返ったぁ!!!!」



ミーナ「……じゃあ、クリスタ」ｽｯ

クリスタ「うん！」ｷﾞｭｯ

ミーナ「クリスタの手は暖かいねー」

クリスタ「ミーナの手は冷たいね。冷え性だっけ？」

ミーナ「うん」



ｷｬｯｷｬｯ ｳﾌﾌ


ユミル「……アイツら、和むな」

サシャ「そうですねー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ユミル「……何だ、その芋」

サシャ「盗ってきました」

ミーナ「…コレはいつまで手を繋いでいれば良いの？」

ベルトルト「じゃあ次の命令終了までで」

ミーナ「オッケー。よろしくねクリスタ」

クリスタ「うん！」ｷﾞｭｯ


エレン「うし、じゃあそろそろ本格的に始めるか」

アルミン「うん」


アニ（……この機会で、エレンに一気に近づく）

ミカサ「………エレンは渡さない」

アニ「…」