俺「地震だ!」 (35)

男「けっこう大きいぞ……。やだなぁ」

男「ツイッターツイッターっと」

男「最近多いよな、地震」

男「あの日のことを思い出すよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416662327

――

男「ふー。一仕事終わったし〇videosでエロ動画でも見るか」

男「……こりゃあ自営業の強みだぜ」チャックジー

男「ふー」シコシコ

グラッ

男「お?」

グラグラ

男「こないだの地震もアホみたいに長かったなー」シコシコ

男「おー揺れとる揺れとる」シコシコ

男「長めでゆっくりの地震とくりゃあ楽勝だべ」シコシコ

男「良い感じで気持ちええー」シコシコ

グラ…

男「お? 止むかな」

グラグラ…

男「あ?」

ガガガギガガガガガ!

男「おおおおおおお!! デカいの来た、デカいの来た!」シコシコ

ガガガギガガガガガ!

男「あああああ!?」シコシコ

ガガガギガガ…

男「抜いてる場合じゃねぇ!」

ガガガギガガガガガガガガ

ガシャーン!

男「ほげー! プラモ棚が俺に!」

ギガガガガガ…

男「何とか這いだしたが……」

ガガガガガガ

男「なんでこんな揺れるんだ!?」

ゴゴゴ…

男「ばあちゃん! ばあちゃん大丈夫か!?」ダダッ

ガガガガガガ…

ばあちゃん「生きてるよ。早く助けて、家崩れる!」

男「自分で歩け! 立ってらんないんじゃ!」

ばあちゃん「なんだべ腰抜けたんだ!」

男「あー分かった! 少し地震止んだら行ぐがら!」

ばあちゃん「人殺し! この人殺し!」

ガガ…

男「長すぎやろこの地震はぁ! ばあちゃん地震弱くなったから、おんぶする! 早く家出るぞ!」

ばあちゃん「早くしろ!」

男「うわぁぁああああっ!」

ばあちゃん「走れこの!」

――外

ガガガ…

男「なんだこれ……」

下水道<逆流やで

道路<割れました

ガラス<同じくwwwwww

カラス<カァーカァーカァーカァーカァーカァー(迫真)

男「なんだこれ!」

川の水<ちょっと海側戻って見てくるわ

ガガガガガガガガガ

男「日本沈没か。なるほど、こんな感じなのな」

知らないおっさん「ねぇ! これ地震なのねぇ! これ! 地震!」

男「うっさいわ!」

ばあちゃん「いいがら早く車に乗せ! 頭ぶつかるっちゃ!」

男「ばあちゃんにヘルメットあつけたべ!?」

ガ…

――車

男「ふぅ~。これで一安心じゃ」

ばあちゃん「地震収まったけど家恐いんじゃい! 早く避難所行くべし!」

男「分がったうっせーごた。今ツイッター見てみっから」

男「おっと、手が滑った」ガタガタ

男「おっといけねー」ガタガタ

男「」ガタガタ

ばあちゃん「何してんのや!?」

男「見ろ。手、震えてる」ガタガタ

男「やっと持てた。つぶやかなきゃ……」

男 @Otokko
地震、恐い。避難所
3分前

男「あーへたくそ! もう一回つぶやかなきゃ!」カチッ

男「あり? 更新されない」カチッ

男「……ネット繋がんないぞ」

ばあちゃん「停電するに決まってっぺこんアホ!」

ガガガ…

男「余震激しすぎィ! 車はみんな町の方へ向かってるけど……」

ばあちゃん「ラジオ!」

男「はいっ!」ポチッ

ラジオ<現在津波警報が云々

男「頭に入んね。パニックになるとなんにも頭に入らなくなるのな」

俺「震源地やその近くにいる人! こんなの見てないで自分の身を守れ!」

――
男「町の方行こうかばあちゃん。遠いけど」

ばあちゃん「やだ! 津波くっから!」

男「じゃあどこに逃げんのよ~。なんか悲しくなってきた」グスグス

ばあちゃん「近くに学校あっぺ!」

男「分かったよ、行くよ」グスグス

グラグラ…

――学校

男「あー、校舎に押しつぶされてワシゃ死ぬんじゃあ…」

ばあちゃん「生きろ」

男「あぁ」

先生たち「」ガタガタ

子供たち「」ガタガタ

男「……」

男「みんな死ぬんだなぁ、なんか知らんけど」

ばあちゃん「腹減った!」

男「地震前に食ったべ!」

男「……」

先生「どうしよう……」

子供「お母さんまだかなぁ……」

男「あぁ……死ぬ。死ぬんだなぁ」

ばあちゃん「シャキッとしろや!」

男「やっぱり帰ろうばあちゃん。みんな死ぬし」

ばあちゃん「死なねがら! 避難所に人が来るから!」

ワラワラ…

知らないおっさん「受け入れすっぺし!」ワラワラ

知らないおっさん2「すっぺしすっぺし!」ワラワラ

男「いつの間に!?」

男「じゃあ俺も……」

ばあちゃん「やれや!」

男「はい…」

ばあちゃん「頑張れ」

男「うん……」

男「みんなどうせ死ぬのに……」

――

男「こんな感じで一週間ちょい避難所にいた気がする」

男「ばあちゃんは震災のあとなんかぽっくり死んだ」

男「色々な人も見た」

男「まぁとりあえず俺も生きてる」

男「生きてるって素晴らしいなあ、みたいなオチではないけど」

男「まあ避難所であった色々な出来事の話は」

男「次の地震が起きた時にしとこう」

おわり

自分の身は自分で守ってね。海沿いの人は逃げてね。

長野周辺の人は分かっているだろうが危ない場所には近づかず、寝る時はすぐ逃げられるように、避難袋とか大事なものを側に置いとくといい。でもガンプラは諦めろ。

おわり


実体験なのかな…
学校に避難しても死を覚悟するほどヤバかったのか

震災の時の実体験をSSで説明したかった。不謹慎だけど。気になることがあればSS形式で説明する。

>>24
はい、実体験。これ最初の二十分くらい(本当はもっと色々あったけど)。


ばあちゃんは元気?

>>26
>>22にある通りなんかぽっくり死んだ(享年9?)

――ある日

ばあちゃん「」

男「飯作ったよ、ばあちゃん」

ばあちゃん「」

男「……」

男「……あー」

――

医者「老衰ですね。ご臨終です。よく頑張ったね」

みたいな。

震災終わって半年くらいしてから急にガクッと弱くなりだしたんだよね。周りのお年寄りでそういう方多かった。死ぬときゃ死ぬね

――避難所

高校時代の先輩「よ」

男「うっす! 家の方は大丈夫っすか!?」

高校時代の先輩「大丈夫大丈夫平気平気。今さ、消防団あるからチビ置いてくな! 男よろしく!」

男「うす」

先輩の子供「おっさん遊戯王やろー」

男「おっさんじゃねーし。遊戯王は負けねーから」

みたいなことも会った。

先輩は帰って来なかった。

この辺り書かなかった話。

友達「さみぃ~」

男「車中泊無理だろ。避難所で寝ろって」

友達「いいよいいよ。親も見なきゃないし」

車の中で冷たくなって見つかるよりはいい。車中泊には限界があるから止めて。

友達もばあちゃんもみんな死んだ。死んだら悲しむ人がいるからみんなは生きてね。災害を他人ごとだと思わないで。

でもなんだかさびしいね。ではさようなら

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月23日 (日) 17:42:40   ID: tHX1LTOy

おい!地震きたぞやべえ

2 :  SS好きの774さん   2015年12月06日 (日) 12:34:33   ID: kgcTw_-7

内陸部住んでたからわからなかったけど沿岸部はひどかったんだな...

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