剣心「ここは…どこでござるか?」(228)

エヴァ×るろうに剣心


剣心「それに…あそこにいる化け物は…」

サキエル「………」ノシノシ

剣心「流石に拙者の刀では歯が立たないでござるな」

ズドーン

剣心「おろっ?」フセッ

剣心「危ないでござるな…ん?」

ミサト「碇シンジ君ね?乗って!!」

剣心「いや、拙者は碇シンジでは…」

ミサト「混乱してるのは分かるけど、今は時間がないの!早く!!」グイッ

剣心「おろろろろ」

ミサト「さあ、行くわよ」

ジオフロント

剣心「これは…」

リツコ「対使徒人型決戦兵器エヴァンゲリオンよ」

剣心「えゔぁんげりおん?」

剣心(意味が分からないでござるよ)

ゲンドウ「シンジ」

剣心(殺気!?)バッ

ゲンドウ「これに乗れ」

剣心「はっ?」

ゲンドウ「これに乗れ。でなければ帰れ」





剣心(結局乗ってしまったでござる…)

剣心(どうやら拙者は碇シンジなる人物と混同されているようだが、
どういうことだ)

ミサト「エヴァンゲリオン発進!」

シュバ ジャキン

剣心「ここは、地上でござるか?」

サキエル「」

剣心「拙者はどうすればいいのでござるか?」

リツコ「シンジ君、まずは歩くことだけを考えて」

剣心「歩く…」ドシン

リツコ「動いた!」

剣心「頭に思い浮かべるだけで動くのでござるか」

サキエル「」ブン

剣心「ぐっ」バコンコン

剣心「何事でござるか!拙者も痛みを感じているでござるよ」

剣心「というより、今の技…」

ミサト「どうしたの?シンジ君!」


剣心「いや、まさか…だけどそれしか…」

ミサト「シンジ君!ねぇ、シンジ君応答して!」

サキエル「」バコンコン

剣心「この技は…二重の極み!!」

剣心「お主、まさか左之助ではござるか!?」

サキエル「!?」ビクッ

剣心「やはり、左之助でござるな」

ミサト「ねえ、リツコ。シンジ君は何を言っているの?」

リツコ「さ、さあ…」

剣心「さあ、左之助、もう攻撃はやめるでござるよ。拙者は緋村剣心でござるよ」

サキエル「」

サキエル「」二重の極み!!

剣心「やめるでござる!!拙者は…」

サキエル「」二重の極み!!

剣心「まさか…お主、人格を乗っ取られたのでござるか!?」

剣心「ならば、拙者が元にもどしてやる」

剣心「本気で来るでござるよ!左之助!」

サキエル「うぉぉぉ!!三重の極み!!」

剣心「小刀だが…龍巣閃!!」ズバババババ

ミサト「えっ!?」

リツコ「あ、あり得ないわ…」

ミサト「なんなの、あの動きは…」

リツコ「プログレッシブナイフを峰側にして、敵の全ての急所に斬撃を与えている…」

ミサト「あんなの、中学生の子供にできるはずが…」

マヤ「目標、沈黙しました!」

リツコ「あ…ありえないわ…」

剣心「左之助、大丈夫でござるか?」

サキエル「」

剣心「ほら、手を出すでござるよ」つ

サキエル「」<

サキエル「」二重の極み!!

剣心「なっ!?左之助!」

マヤ「目標、自らのコアを自分で破壊しました!」

剣心「左之助……まさか、拙者に迷惑をかけないために自ら…」

剣心「すまぬ、左之助……お主の犠牲は決して無駄にはせん」

マヤ「初号機、活動限界です」

剣心「赤城殿、ちと頼みごとがござるのだが」

リツコ「どうしたの?」

剣心「小刀では戦いにくい故、太刀が欲しいでござる」

リツコ「太刀?ああ…刀ね」

リツコ「分かったわ。至急作らすわね」

リツコ「それにしても、シンジ君、さっきの技は何だったの?」

剣心「さっきの?ああ、飛天御剣流の龍巣閃でござるよ」

リツコ「飛天御剣流?」

冬月「まさか…」

リツコ「副司令、飛天御剣流をご存知なのですか?」

冬月「ああ…飛天御剣流とは、一子相伝の暗殺剣…飛天御剣流あるところに乱有りと謳われた…」

リツコ「………」

剣心「………」

剣心(なんか大変な勘違いをされているようでござるな…)

数日後

剣心(ここががっこうというところでござるか)

剣心(寺子屋みたいなものでござるらしい)

老教師「それでは、碇君、自己紹介を」

剣心「拙者はひ…碇シンジでござる。なにとぞよろしく頼むでござるよ」

老教師「では、碇君。そこの席に座りなさい」





トウジ「なあ、転校生。ワシはお前を殴らなあかん」

剣心「何故でござるか?」

ケンスケ「いやあ、こいつの妹、この前の戦闘で大怪我を負ったんだ」

トウジ「ということや。だから堪忍せぇや」ボキボキ

剣心「おろ?」

トウジ「なにふざけこぃてんや!!」バッ

剣心「!?」

剣心「天翔龍閃!!」ズバッ

ケンスケ「おい、トウジ!!!」

トウジ「」

ケンスケ「まずい!息をしてない!!」

剣心「大丈夫でござるよ。峰打ちでござる」

ケンスケ「おい、トウジ!!誰か!救急車!救急車だ!!」

トウジ「」

ケンスケ「トウジ!!!」

剣心「大丈夫、峰打ちでござる」

剣心「今まで誰も、これを食らって死ななかったでござる」

レイ「碇君、招集よ」

剣心「分かったでござる」スタスタ

剣心「今度の敵は…」

シャムシェル「」

剣心「二刀流…」

剣心「ということは、蒼紫か」

シャムシェル「」陰陽交叉!!

剣心「あ、危ないでござるな」

剣心「赤城殿、刀を!」

リツコ「分かったわ、今上げるわ」ガチャン

剣心「これで助かったでござる」

シャムシェル「」陰陽撥止!!

剣心「よし、腕を伸ばし切ったでござるよ!」

剣心「九頭龍閃!!」

ミサト「あれは…」

リツコ「一撃必殺の九種の攻撃を一瞬に当てる突進技ね…」

マヤ「かっこいいです」

剣心「これで蒼紫も倒したでござるよ」

剣心「どうやら、今のそなたたちは人類を滅ぼしてしまうらしい故止めをさしたでござるよ」

剣心「すまぬな蒼紫」

シャムシェル「」

マヤ「目標、生命反応消滅」

剣心「赤城殿、助かったでござるよ」

リツコ「えっ?マゴロクeソードのこと?」

剣心「孫六良いそうど?」

剣心「そうどとは?」

リツコ「刀のことよ」

剣心「では、孫六の良い刀ということでござるな」

リツコ「そうね」

剣心「とてもいい刀でござったよ」

リツコ「そうかしら?なら作った甲斐があるわね」

剣心「これからも頼むでござるよ」

リツコ「任せて」

後日

リツコ「シンジ君、後でレイにこれを渡してきてくれない?」

剣心「これは?」

リツコ「ネルフ本部のパスカードよ」

剣心「分かったでござるよ」

リツコ「ありがとう、シンジ君」

剣心「おやすい御用でござるよ」





剣心「ここが綾波殿の長屋でござるか」

剣心「たのもぉ」ドンドン

剣心「誰もいないようでござるな」

剣心「とりあえず入るでござるか」ガチャン

剣心「とりあえずここに置いて帰るでござるか」パサ

剣心「おろ?」

剣心「この布は一体…」パンt

剣心「大きさ的に頭に被るものでござるかな」カブリ

剣心「ピッタリでござる」

レイ「こう…」スルッ

剣心「これは履くためのものでござったか…」

レイ「そうよ」

剣心「これは勉強になったでござる」

剣心「ありがとうでござるよ」ニコッ

レイ「………ええ」

剣心「では、拙者は先に行くでござる」ガチャン





マヤ「目標、ネルフ本部直上で静止しました」

ミサト「エヴァンゲリオン発進!!」

青葉「目標内部に高エネルギー反応!!」

リツコ「まずい!!」

ミサト「シンジ君、避けて!!」

剣心「龍巻閃・旋風!!」

ラミエル「ラー」バシュン

リツコ「躱した!!」

剣心「なんとか躱したでござる…」

剣心「それにしても、今の攻撃は…銃撃…」

剣心「武田観柳か!?」

剣心「未だに懲りていないでござるか」

剣心「ぶちのめすでござる」

ラミエル「これが金の力です」バシュン

剣心「…」サッ

ラミエル「これが…」バシュン

剣心「サッ」

ラミエル「こ…」カッ…

ミサト「ジャムった!?」

剣心「飛龍閃!!」

ラミエル「金…」

ミサト「勝った!?」

マヤ「パターン青、消滅!」

剣心「九頭龍閃!九頭龍閃!九頭龍閃!天翔龍閃!!!龍巣閃!!」ズバババババ

ミサト「シンジ君!もう敵のhpは零よ!!」

剣心「まだでござる!こいつは一度痛い目に合わないと駄目でござるよ」

ミサト(どうしたのかしら…)

リツコ(サンプルが…)

マヤ「初号機、活動限界です」

数日後

太平洋上空

剣心「信じられないでござる…」

ミサト「どうしたの?」

剣心「人間が空を飛んでるでござるよ」

ミサト「あら、シンジ君は飛行機に乗ったことないの?」

剣心「ひこうき?」

ミサト「そうよ!流石に飛行機は知っているでしょう?」

剣心「すまぬ。全く分からんでござる」

ミサト「あら、じゃあお姉さんが教えてあげるわね」

剣心「かたじけないでござる」





ミサト「というわけよ」

剣心「わ…分かったでござる」

剣心(全く分からないでござる)

剣心(えんじんだとか、くうきていこうだとか言われたって全く意味が分からないでござるよ)

剣心(しかし、これ以上聞くともっとややこしくなってしまう気がするでござる)

剣心(とりあえず、ひこうきとやらは、龍昇閃を永遠に繰り返して最後に龍槌閃をするということでござるな)

ミサト「さあ、見えてきたわよ」

剣心「おろ?」

アスカ「ヘロウミサト、元気してた~?」

ミサト「まっね~ アスカも大人っぽくなったじゃない」

アスカ「ちゃーんと、他のところも大人っぽくなってるわよ」

ミサト「シンジ君、紹介するわ。この子はエバー弐号機パイロットの惣流アスカラングレーよ」ピュー ペラ

アスカ「きゃあぁぁぁ!!!?」ブン

剣心「!!?」

剣心「天翔龍閃!!!」ズバッ

アスカ「」

ミサト「アスカ!?」

剣心「大丈夫、逆刃刀でござる」

ミサト「アスカ!!アスカ!!」ゆっさゆっさ

アスカ「」

剣心「大丈夫、逆刃刀でござる」

ミサト「でも…」

剣心「大丈夫」

ミサト「そうね」

アスカ「」

乗組員「謎の移動物体、接近中!」

ミサト「使徒ね…」

ミサト「アスカ!!」

アスカ「」

剣心「惣流殿は心地良さそうに寝ているでござる」

ミサト「アスカは駄目ね…シンジ君、エバー弐号機に乗って!」

剣心「分かったでござる」タタッ

ミサト「急いで!!」

剣心「今度の相手魚でござるか…」

剣心「魚…」

剣心「まさか、鯨波兵庫…」

ガギエル「」スイスイ

剣心「そうか…今度こそ止めをさして欲しいということでござるか」

剣心「しかとその願いを叶えてみせるでござるよ」

剣心「さあ、来るでござるよ鯨波!!」

ガギエル「」スイスイ

ガギエル「」バッチャーン

ミサト「飛んだ!?」

剣心「神谷活心流、面!!」ズバッ

ミサト「凄い!二枚におろした!!」

剣心「今晩はフカヒレでござるな」

数日後

剣心「赤城殿」

リツコ「どうしたの、シンジ君?」

剣心「お願いがあるでござる」

リツコ「お願い?」

剣心「エバー全機に孫六良い刀を装備させたいでござる」

リツコ「エヴァ全機にマゴロクeソードを?」

剣心「そうでござる」

リツコ「分かったわ。作っておくわね」

剣心「かたじけないでござる」

学校

アスカ「惣流アスカラングレーです」

男子「うぉぉぉぉ!!」

ケンスケ「カメラカメラ」

剣心「おろ?」

アスカ「なんであんたがここにいるのよ!!!?」

剣心「生徒だからでござる」

アスカ「ふざけたこと言ってるんじゃな…」

剣心「!!?」

剣心「天翔龍のひらめ…」

アスカ「ひっ!!」

アスカ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!いい子にするから!いい子にするから私を斬らないで!!!」

剣心「惣流殿?」

アスカ「天翔龍閃はいや!天翔龍閃はいや!天翔龍閃はいや!!!」

剣心「止めるでござるよ。拙者は女子に手は出さないでござるよ」

レイ「碇君…かっこいい」


後日

伊勢湾沿岸

イスラフェル「」

剣心「どういうことでござるか!?」

剣心「敵から何も感じれないでござる」

剣心「これでは誰か分からないでござるよ」

ミサト「シンジ君、大丈夫?」

剣心「大丈夫ではないでござるが、大丈夫でござるよ」

ミサト「そ、そう?まあいいわ!アスカ!!行って!」

アスカ「任せなさい!あんなの私一人でお茶の子さいさいよ」ズバッ

剣心「お見事」

アスカ「はん!戦いは素早く美しくよ」

剣心「ん?」

イスラフェル「」ムクムク

剣心「惣流殿、逃げるでござるよ!」

イスラフェル甲「」

イスラフェル乙「」

剣心「はっ!?」

剣心「この感じは妙殿と冴殿!!」

剣心(もしここで殺してしまったら赤べこと白べこの牛鍋が食えなくなってしまうでござる)

剣心(しかも燕殿も職を失い路頭に迷うことになるでござる…)

剣心(そしたら弥彦は拙者を怨むでござるな)

剣心(どうしようか…)

ミサト「シンジ君危ない!!」

剣心「!!?」

剣心「天翔龍閃!!」ズバッ

アスカ「」ビクッ

ネルフ

マヤ「初号機による攻撃で目標甲及び乙は体細胞の78パーセントを消失」

青葉「やったやか?」

マヤ「いや、進行は停止していますが、生命活動には支障をきたしていません」

冬月「また地図を描き直さねばならぬな」

マヤ「目標が再移動を開始するまでに推定十日と考えられます」

ミサト「それまでに作戦を立てなければ…」

リツコ「人類は滅亡するわね」

剣心「葛城殿。拙者に一つ案があるでござる」

ミサト「ほんと!?」

剣心「もちろんでござる」

剣心「しかし、十日間ずっと惣流殿と過ごすことになるが良いでござるか?」

ミサト「どういうこと?」

剣心「奥義を授けるでござるよ」

剣心「それ故、あまり他の者には見られたくないでござる」

ミサト「分かったわ、シンジ君。貴方に人類の未来を託すわ」

アスカ「嫌よ!!」

剣心「おろ?」

アスカ「なんでこんな奴と一緒に十日も過さないといけないのよ!」

アスカ「それに、こんな獣と一緒に生活したら私の身が危ないわ!」

剣心「大丈夫、それはないでござる」

アスカ「は?」

剣心「大丈夫でござるよ」

アスカ「どういうことよ!!」

剣心「拙者、南蛮人には興味が無いでござる」

剣心「やはり日の国の者で無いとそういう目で見れないでござる」

アスカ「………」

ミサト「なら大丈夫ね、アスカ」

アスカ「………」

剣心「では、早速奥義の伝授を始めるでござる」

アスカ「ええ…」

剣心「まずは、拙者が見せるものがある故、惣流殿は、絶対にそこを動いてはいけないでござるよ」

アスカ「なんで?」

剣心「死ぬからでござる」

アスカ「は?」

アスカ「死ぬって!あんた何を!!」

剣心「行くでござる」

アスカ「ちょっ、まっ…」

剣心「九頭龍閃!!」

アスカ「………」

剣心「寸止めでござる」

剣心「よく見ていたでござるか?」

アスカ「………」

剣心「では、次は当てに行く故、惣流殿は死なないように対抗するでござるよ」

アスカ「えっ!?嘘でしょ!!」

剣心「九頭龍閃!!」ズバババババババババ

アスカ「」

剣心「おろ?」

揚げ足取って悪いんだけど
>赤城殿
赤木な

>>50 ありがとうございます
今までのは脳内修正でお願いします

剣心「ほら、惣流殿、起きるでござるよ」ゆっさゆっさ

アスカ「」

剣心「駄目でござるな…」

剣心「どうしようでござる」

剣心「とりあえずもう一度九頭龍閃を拙者が放っても惣流殿が天翔龍閃を撃てないようなら別の技で対処するでござるか」

剣心「……」

剣心「……」

剣心「惣流殿、起きるでござるよ」ゆっさゆっさ





アスカ「はっ!?」ガバッ

剣心「起きたでござるな」

剣心「では時間も無い故、すぐ伝授を再開するでござるよ」

アスカ「えっ、えっ、えっ!?」

剣心「いくでござる」

アスカ「いや!!」

アスカ「九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!!!」

剣心「では拙者が天翔龍閃を…」

アスカ「天翔龍閃もいや!天翔龍閃もいや!天翔龍閃いや!!」

剣心「わがまま言わないでござる」

剣心「しかし…ここままだと埒が明かないでござるな」

剣心「しょうがないでござるな」

剣心「別の技にするでござる」

アスカ「ほんと!?」パァァ

剣心「ああ、本当でござる」

剣心「簡単な龍巻閃凩にするでござる」

アスカ「龍巻閃凩?」

剣心「そうでござる」

剣心「要するに相手の技を真半身で躱しつつ、その回転の勢いを使って敵を薙払いする技でござるよ」

アスカ「分かったわ」

剣心「一度拙者の動きを見るでござるよ」

剣心「龍巻閃凩!!」

アスカ「これなら私にもできそうね」





アスカ「龍巻閃凩!!龍巻閃凩!!龍巻閃凩!!龍巻閃凩!!!龍巻閃凩!!!!!」ブンブン

アスカ「どうよ、私にかかればこーんなもんよ」

剣心「なかなか上手いでござるよ」パチパチ

剣心「では、型はこれまでにして、実戦的にいくでござるよ」

アスカ「はっ?」

剣心「拙者が斬りかかる故、惣流殿は龍巻閃凩で迎撃するでござるよ」

アスカ「えっ!?また斬るの?」

剣心「ああ、落ち着くでござるよ」

アスカ「え、ええ…」

剣心「いくでござる」

剣心「龍巻閃嵐!!!」

アスカ(逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ)

アスカ「龍巻閃凩!!」ズバッ

剣心「ぐふぅ!!」

アスカ「やった!!」

剣心「おろろろろろ」バタッ

アスカ「バカシンジ?」

剣心「」

アスカ「………」

アスカ「大丈夫、逆刃刀だから…」

十日後

ミサト「シンジ君、アスカ!頼んだわよ」

アスカ「分かってるわよ!」

剣心「任せるでござるよ」

イスラフェル「」

剣心「まずは拙者から…」

剣心「龍巻閃嵐」ズバッ

イスラフェル乙「」

イスラフェル甲「」

ミサト「分裂したわ!」

アスカ・剣心「龍巻閃凩!!」ズバッ

マヤ「目標、活動を停止しました」

ミサト「えっ!?」

リツコ「えっ!?」

剣心「妙殿、冴殿、申し訳ないでござる」

アスカ「何、訳の分からないこと言ってるのよ」

アスカ「それよりどうだった?私の龍巻閃凩?」

剣心「バッチリでござったよ」

アスカ「ふん!私にかかれば飛天御剣流なんてお茶の子さいさいよ!」

剣心「ほう…言うでござるな…」

剣心「天翔龍閃」ボソッ

アスカ「ひぃ!!!」

剣心「ダメダメでござるな」

数日後

学校

マナ「霧島マナです。よろしくお願いします」

男子「うぉぉぉぉぉぉ!!」

ケンスケ「カメラカメラ」

剣心「おろ?」

老教師「では、霧島君、碇君の隣の席に座りなさい」

マナ「はい!」トコトコ

マナ「よろしくね、碇君!!」

剣心「よ、よろしくでござる」

剣心(好みでござる)

十数日後

マナ「助けて!殺されちゃうよ!!」

剣心「どうしたでござるか?」

マナ「実は…」

剣心「やっぱり何も言わないでいいでござるよ」

マナ「でも…」

剣心「とりあえずその敵とやらを叩くでござるか」

黒服a「いたぞ!!」

黒服b「逃がすな!!」

黒服c「撃…」

剣心「九頭龍閃!!九頭龍閃!!九頭龍閃!!」

黒服達「」

剣心「勝ったでござる」

マナ「ありがとう、シンジ君」

剣心「お安い御用でござるよ」

マナ「でも、また襲われちゃうかも…」

剣心「それはまずいでござるな」

剣心「そうだ、霧島殿も葛城殿の家に住めばいいと思うでござる」

マナ「でも…」

剣心「拙者は困っている人を見捨てることはできないでござるよ」

剣心「それに、そうすればいつでも霧島殿のことを守れるでござるよ」

マナ「いいの?」

剣心「もちろんでござる」

剣心「とりあえず家に行くでござるよ」

剣心「…というわけでござる」

ミサト「私はいいけど、アスカはどうなの?」

アスカ「駄目に決まって……」

剣心「九頭龍閃………」ボソッ

アスカ「ひっ……」

アスカ「駄目に……」

剣心「天翔龍閃………」ボソッ

アスカ「ひぃっ!!!」

アスカ「分かったわよ!!好きにすればいいじゃない!」

剣心「とのことでござる」

剣心「霧島殿、これからもよろしくでござるよ」

マナ「ありがとう、シンジ…」

数日後

剣心「浅間山でござるか?」

ミサト「ええ、そこで羽化前の使徒を発見したの」

ミサト「そこで、誰か捕獲をしてちょうだい」

アスカ「はい、はーい!!私が行く!!」

ミサト「じゃあ、アスカ、任せたわよ」

リツコ「アスカ、こっちに来て」

アスカ「いやぁぁぁぁ!!何よこれえ!」

リツコ「耐熱仕様のプラグスーツよ」

剣心「どうしたでござるか?」

アスカ「やめろ!見るな!!」

剣心「…………」

アスカ「何よ!言いたいことがあるならハッキリ言いなさいよ!!」

レイ「そう、あなたは達磨になったのね」

剣心「ブフゥッ!!!」

浅間山

ミサト「アスカ、行くわよ」

アスカ「任せなさいよ」

アスカ「見て見てシンジ」

剣心「おろ?」

アスカ「ジャイアントストロールエントリー」

剣心「じゃ…じゃいあんと?」

アスカ「ジャイアントストロールエントリーよ!」

アスカ「ちゃんと見てた?」

剣心「ああ、凄いでござるな」

アスカ「見つけた!」

ミサト「捕獲して!」

アスカ「分かってるわよ!」ガシャン

アスカ「捕獲完了」

ミサト「良くやったわアスカ!」

ミサト「戻ってきて頂戴」

アスカ「了解!」





アスカ「何よこれぇ!」

リツコ「孵化が始まった!?」

リツコ「ありえない、速すぎるわ」

ミサト「アスカ、急いで浮上して!」

アスカ「くそっ!」

アスカ「視界が悪い!何も見えないじゃない!!」

アスカ「やばっ!?」

サンダルフォン「」ドンッ

アスカ「うぐっ!?」

剣心「志々雄!?」

剣心「卑怯でござるよ、拙者以外を狙うとは!」

剣心「好きにさせないでござるよ」

剣心「………」

剣心「飛龍閃!!」チャポン

アスカ「くそっ!!」

サンダルフォン「この世は弱肉強食」ドンッ

アスカ「うっ…」

サンダルフォン「弱き者は死に、強きは生きる」紅蓮腕!

アスカ「あぐっ!!」

サンダルフォン「それが世の理」火産霊神!!

アスカ「いてっ!」

サンダルフォン「雑魚…」

ズバッ

アスカ「えっ!?」

マヤ「目標消滅しました」

宿

ミサト「さあーて、温泉温泉」

アスカ「早く行くわよミサト」

ミサト「はいはい」

ミサト「じゃあ、シンちゃんまた後でね」

剣心「了解でござる」

配達員「お届けものでーす」

剣心「おろ?」

配達員「こちら、ネルフ宛にです」

剣心「分かったでござる。わざわざすまぬでござる」

配達員「いえいえ、仕事ですから」

配達員「それではごゆっくり」

剣心「これはなんでござるか?」

剣心「クール便?クールとは何か分からないでござる」

剣心「送り主は加持殿でござるか」

剣心「とりあえず開けてみるでござるか」ガサッ

マナ「シンジィ!!!」ギュー

剣心「霧島殿!!?これは一体どういうことでござるか!?」

マナ「私はシンジと一緒にお風呂に入るためにここまで来たのよ」

マナ「さあ、行きましょう」

剣心「うほぉ…」

剣心「うほぉぉ!!」





マヤ「停電?」

リツコ「私じゃないわよ」

リツコ「おかしいわね、まあ、すぐに予備電源に切り替わるはずよ」





リツコ「おかしいわ!これだけたっても復旧しないなんて」

マヤ「とりあえず本部に戻りましょう」

アスカ「今日もネルフの訓練か~」

アスカ「面倒臭いわね」

剣心「しょうがないでござるよ」

アスカ「でも、少しぐらい休みたいじゃない!」

剣心「鍛練は毎日やらないと意味がないでござるよ」

マナ「シンジはいいこと言うね」

アスカ「うるさい!」

アスカ「てか、なんであんたがついて来てるのよ!」

マナ「別にいいじゃない。それにシンジと一緒にいたいの」ギュー

剣心「む、胸が当たってるでござるよ」

マナ「当ててるの~」

アスカ「ああもう!離れろ!」

アスカ「エロシンジはデレデレするな!!」

レイ「おかしいわ」

アスカ「は?」

剣心「どうしたでござるか?」

レイ「電気がついてない」

マナ「確かにそうね」

アスカ「異常事態ってことね」

アスカ「本部に行くわよ」

本部前

アスカ「シャッターが開かないじゃない!!」シュッシュッ

レイ「私も駄目」

剣心「拙者のも駄目でござる」

アスカ「どうしよう…」

マナ「強行突破しちゃったら?」

剣心「いい考えでござる!」

アスカ「あんた、何を…」

剣心「龍巣閃!!」ズババババ

剣心「開いたでござる」

アスカ「………ありえない」

マナ「流石私のシンジ!」

レイ「………ポカポカする」

日向「ほんとミサトさんはズボラなんだから…」

日向「自分の洗濯ぐらい自分でやって欲しいよ」

日向「あれ?信号が…」

飛行機「東海地方に対し非常事態宣言が発令されました。住民の方々は至急お近くのシェルターにお逃げ下さい。繰り返します。東海地方に…」

日向「やっばい!早く知らせなきゃ!!」

宣伝車「こちらは、菅直人、菅直人でございます」

日向「ラッキー!!」

アスカ「こっちよ」

剣心「本当にこっちでいいでござるか?」

アスカ「私のこと信用してないの?」

剣心「いや、してるでござるよ」

アスカ「ならつべこべ言わずに黙れ!!」

剣心「分かったでござる」

アスカ「ここのドアを開けて」

剣心「………」

剣心「龍巣閃」ズババババ

マトリエル「」コンニチハ

アスカ「!!?」

アスカ「早く閉めなさいよ!」

剣心「無茶でござる」

剣心(さっきのよく分からない模様…)

剣心(宇水の目隠しの模様にそっくりでござった…)

剣心(ということは、奴は宇水!!)

剣心(志々雄は拙者が殺した故、復讐など出来っこないのに何故現れたでござるか?)

剣心(………)

剣心(分からないでござる)

剣心(ならば、せめて宇水を志々雄の元に堕としてやるでござるよ)

マナ「どうしたの?突然黙り込んじゃって」

剣心「ちょっと考え事でござる」

マナ「何を考えていたの?」

剣心「拙者はこんな美少女に囲まれていていいのかと自問自答していたでござるよ」

マナ「やだ!美少女だなんて!」

アスカ「美少女……」ニヤッ

レイ「美少女……それは温かくてポカポカするもの…碇君はポカポカするものに囲まれてポカポカしているのね…」

第一発令所

剣心「龍巣閃!」ガラガラガラガラ

マヤ「シンジ君!」

アスカ「使徒が接近中よ!」

マヤ「うそっ!?」

ミサト「先輩!!」

リツコ「大丈夫よ、マヤ」

ミサト「どういうことですか?」

リツコ「そんなこともあろうかと思って、男性の皆に手動でエヴァの出撃準備をさせておいたわ」

ミサト「さっすが先輩!!」

リツコ「いけるわ!全機出撃して!」

剣心「了解でござる」ズリズリ

アスカ「いやーん!カッコ悪い」ズリズリ

剣心「竪穴に出るでござる」ズリズリ

アスカ「またしてもカッコ悪い」ズリズリ

剣心「ついたでござる」

マトリエル「」プシャー

剣心「蜂蜜が落ちてきたでござるよ」

アスカ「蜂蜜じゃないわよ!てか、酸じゃない!!」

剣心「それは危ないでござるな」

剣心「拙者に任せるでござる」

剣心「龍昇閃!!」

マトリエル「」

剣心「終わったでござる」





剣心「葛城殿」

ミサト「どうしたの?シンジ君」

剣心「そういえば、終始日向殿を見なかったが、どうしたでござるか?」

ミサト「ああ…日向君ね」

ミサト「どうやら、徴発した選挙カーが中央分離帯に衝突して大けがしたそうよ」

剣心「哀れでござるな」

剣心「霧島殿」

マナ「どうしたの?」

剣心「聞きたいことがあるでござる」

マナ「な~に?」

剣心「いつも選択する度に思っていたんでござるが、これは何でござるか?」つブラ

マナ「あっ、それ私の」

剣心「使い方がよく分からないでござる」

剣心「こうやって、目隠しみたいにかぶればいいでござるか?」ゴソゴソ

剣心「ピッタリでござる」

>>94選択→洗濯

マナ「そうじゃないよ」

剣心「違うでござるか?」

マナ「お手本見せてあげようか?」

剣心「是非とも頼むでござる」

マナ「いいよ!」

マナ(シンジもなかなか積極的ね)

剣心(頭にかぶるのでは無いのなら、どうやって扱うのでござろうか?)

マナ「じゃあ、やるね」

剣心「よろしく頼むでござる」

マナ「………」ヌギ

マナ「………」ヌギヌギ

剣心「何故着物を全て脱いだでござるか?」

マナ「裸にならないと駄目だからだよ」

剣心「そうでござるか」

マナ「あんまりおっぱいが大きくないけど、我慢してね」

剣心「何を言うでござるか!拙者が一番好きな形と色と大きさでござる」

剣心「桃色の乳首に小ぶりの乳房、たまらないでござる」

マナ「本当!?」

剣心「勿論でござるよ」

剣心「もっと言えば、大事なところもとても綺麗でござるな」

剣心「好みでござる」

マナ「えっ……///」

剣心「それより、次はどうするでござるか?」

マナ「こうだよ」スルッ

剣心「おお!そうであったでござるか」

剣心「ありがとうでござるよ、霧島殿」

マナ「いいんだよ、シンジ」

剣心「また分からないことがあったら霧島殿に聞くでござる」

数日後

アスカ「使徒を受け止める!?」

アスカ「この手でぇ!?」

アスカ「無茶よ!!」

剣心「まあまあ、やってみるでござるよ」

アスカ「でも…」

剣心「やるでござる」

アスカ「………」

アスカ「はい…」

ミサト(最近、アスカが調教されつつあるように感じるわ…)





マヤ「目標、高度一万に突入!」

ミサト「スタート!!」

アスカ「行くわよ!!」ダッダッダッダッ

レイ「…」ダッダッダッダッ

ミサト「何やってんのシンジ君!早く動きなさい!」

剣心「行くでござるか…」バッシュン

ミサト「はっ?」

剣心「龍昇閃!!」

マヤ「凄い!初号機、高度八千に到達!!」

リツコ「ありえないわ!!」

マヤ「目標と接触します!」



剣心「あれは誰でござるかな?」

サハクィエル「」

剣心「駄目だ、全く分からないでござる」

剣心「攻撃が龍槌閃みたいでござるな」

剣心「なら、弥彦でいいでござる」

剣心「さあ、修行を始めるでござるよ、弥彦」


サハクィエル「しめてやる!!」見様見真似龍槌閃!

剣心「龍昇閃!!」

剣心「おろ?」スカッ

ミサト「外した!?」

剣心「強くなったでござるな、弥彦」

剣心「しかし、模倣は模倣。本家には遠く及ばないでござるよ」

剣心「龍槌閃・慘!!」

ミサト「あの構えは…」

リツコ「刀の切っ先を相手に突き刺すのね…」

マヤ「それに、落下の勢いを使ってますから、えげつない破壊力になりますね」

青葉「まだあるぜ、マヤちゃん。エヴァの重量もある」

ミサト「とりあえず、あれを受けたらひとたまりもないわね」

サハクィエル「」奥義の護り・歯止め!

剣心「無駄でござるよ、弥彦」スパッ

マヤ「パターン青、消滅しました」

職員a「なあ、シンジ君、今日の技凄かったな」

職員b「だよな!出来たら教えてくれないか?飛天御剣流をさ」

職員c「駄目に決まってるだろ。なんせ秘剣だぜ」

職員b「だよなぁ…」

剣心「いいでござるよ」

職員b「えっ?」

剣心「いいでござるよ」

剣心「希望者全員に教えるでござるよ」

職員b「本当か!?なら俺に教えてくれ!」

職員a「俺も!」

職員c「俺も!」

リツコ「あら、なんの騒ぎ?」

職員b「シンジ君が、希望者全員に飛天御剣流を授けて下さるようです!」

リツコ「本当?シンジ君」

剣心「ああ、そうでござる」

リツコ「じゃあ私もお願いできるかしら?」

ミサト「私も!」

青葉「俺も!」

冬月「俺も!」

マユミ「私も!」

マヤ「私も!」

レイ「私も!」

マナ「私も!」

剣心「結局ほぼ全員でござるな」

剣心「頑張ってみるでござるよ」

ミサト「よろしくね、シンジ君」

剣心「任せるでござるよ」

冬月「碇」

ゲンドウ「どうした?」

冬月「実はな…」

冬月「俺…いや、拙者はシンジ殿から飛天御剣流を伝承してもらうでござるよ」

ゲンドウ「そうか…」

冬月「お前もどうでござるか?」

ゲンドウ「必要ない」

冬月「そうでござるか」

ゲンドウ「ああ」

数日後

ネルフ

青葉「副司令」

冬月「どうしたでござるか?」

青葉「ここの壁に侵食が…」

冬月「すぐ変えておくでござるよ」

冬月「このままだと碇がうるさくなる故」

青葉「分かりました」

剣心「どうしたでござるか?」

青葉「おう、シンジ君。ちょっとトラブルがね」

剣心「toloveる?」

青葉「えっと…ちょっとした異常事態ってところかな?」

剣心「そうでござ…」

剣心「!!?」

剣心(この卑怯な気配…乙和か!)

剣心(あの壁からでござるな)

剣心「龍巣閃!!」ガラガラ

剣心「おろ?」

青葉「よく分かったな、侵食の場所が」

剣心「そ、そうでござるか?」

剣心(拙者の思い違いか?)

冬月「これが生の龍巣閃!!」キラキラ





職員a「素振り1万回はキツイな」

職員b「飛天御剣流の会得のためだ!気合い入れてやるぞ」

職員a「そうだな!」

レイ「」ブンッブンッ

プルルルルル

ミサト「ごっめーん、今日帰れないわ」

剣心「分かったでござる。ゆるりと楽しむでござるよ」

ミサト「ありがとう、シンちゃん」ガチャ

剣心「今日は葛城殿は帰らないでござるか…」

アスカ「誰から?」ガチャ

剣心「葛城殿からでござるよ」

剣心「今日は帰らないとのことでござるな」

アスカ「ふーん」

アスカ「霧島マナは?」

剣心「霧島殿はまだ飛天御剣流の鍛練の途中でござるな」

アスカ「そう…」

プルルルルル

ミサト「ごっめーん、今日帰れないわ」

剣心「分かったでござる。ゆるりと楽しむでござるよ」

ミサト「ありがとう、シンちゃん」ガチャ

剣心「今日は葛城殿は帰らないでござるか…」

アスカ「誰から?」ガチャ

剣心「葛城殿からでござるよ」

剣心「今日は帰らないとのことでござるな」

アスカ「ふーん」

アスカ「霧島マナは?」

剣心「霧島殿はまだ飛天御剣流の鍛練の途中でござるな」

アスカ「そう…」

アスカ「ねえ、シンジ」

剣心「どうしたでござるか?」

アスカ「キスしようか?」

剣心「鱚?」

剣心「ああ、惣流殿は鱚が食べたいのでござるか」

剣心「今すぐ買ってくるでござるよ」

アスカ「違うわよ!!」

剣心「おろ?」

アスカ「魚のキスじゃなくて、口付けの方のキスよ!」

アスカ「あんた、まだした事ないでしょ?」

剣心「接吻でござるか…」

剣心(接吻どころか、契りまで結んでいるでござるよ…)

剣心(何て言えばいいでござるよ…)

アスカ「何黙り込んでるのよ!まさか…経験済なの!?」

剣心「あっ、いや、それは…」

アスカ「サイッテー!!誰とよ!誰とキスしたのよ!」

剣心(流石に巴と薫なんて言えないでござる…)

剣心「そ、そんなことより、惣流殿は、そんなに簡単に初めてを捨てては駄目でござるよ」

剣心「やはり、好きな相手とするのが一番でござるよ」

アスカ「話しを逸らすな!」

アスカ「それに、私が好きなのは…」

剣心(これ以上追い詰められるとマズイでござるな…)

剣心(記憶を失うことを信じるしかないでござる)

剣心(すまんでござるよ、惣流殿)

剣心「天翔龍閃!!」ズバッ

アスカ「あん……エグッ!!」

アスカ「」

剣心「許せ、惣流殿」

一時間後

マナ「ただいま~」

剣心「おかえりでござるよ、霧島殿」

マナ「あっ!いい匂い!!」

剣心「今日は鱚でござるよ」

マナ「キス?」

剣心「そうでござ…おろ?」チュッ

マナ「こういうことかな?」

剣心「いや……まあ、いいでござる」

剣心「嬉しかったでござるよ、霧島殿」

マナ「えへへ」

数日後

剣心「使徒かどうかが分からないでござるか?」

ミサト「ええ、目標はパターンオレンジを依然として護っているわ」

剣心「そうでござるか…」

剣心「なら、とりあえず斬ってみるでござるよ」

アスカ「なら、私がいくわ!」

剣心「惣流殿?」

アスカ「私の飛天御剣流を試すにはもってこいの敵じゃない」

剣心「分かったでござるよ」

剣心「しかし、十二分に気をつけるでござるよ」

アスカ「大丈夫よ」

アスカ「いくわよ!」

アスカ「龍巻閃旋!!」

剣心「おお!出来ているでござる」

アスカ「えっ!?」スカッ

ミサト「本体が消えた!?」

レリエル「うふわははは」背車刀!

アスカ「!?」ズブズブ

マヤ「パターン青、使徒です!!」

マヤ「本体は…影!?」

ミサト「なんですって!?」

剣心「惣流殿!!」

アスカ「いやっ!!」ズブズブ

剣心(あの時と同じでござる)

剣心(薫が人質に取られた時と)

剣心「二度はやらせないでござるよ、刃衛!!!」ダッ

剣心「惣流殿!手を!!」

アスカ「シンジ!!」

剣心「掴まえたでござる!!」ギュッ

剣心「龍昇閃!!」ズボッ

ミサト「ナイス!シンジ君!!」

剣心「おのれ、刃衛!またしても人質を取ろうと…」

抜刀斎「……必ず俺が殺してやる」

ミサト「シンジ君…!?」

アスカ「シンジ!?」

抜刀斎「………死ね」

抜刀斎「龍巻閃凩…旋…嵐」

抜刀斎「龍昇閃…龍槌閃」

抜刀斎「龍巣閃」

レリエル「うふふふふふ」背車刀

抜刀斎「効かん」

レリエル「うふふふふ」心の一方

抜刀斎「無駄だと言ってる」

ミサト「何これ…」

リツコ「ありえないわ…こんな動きが出来る筈がない」

アスカ「それよりも…」

マナ「シンジがシンジじゃないみたい…」

レイ「あれは碇君じゃない…」

冬月「師匠、流石でござる!!」

マヤ「まさか、使徒を倒しても、ずっとこのままなんてことはないですよね?」

アスカ「そんなことはさせない」

マナ「私達でシンジを戻してみせる」

レイ「今の碇君はポカポカしないもの」

抜刀斎「これで終わりだ…刃衛」

抜刀斎「死ね」

抜刀斎「双龍閃」ババッ

抜刀斎「心置きなく死ぬがいい」

レリエル「所詮人斬りは死ぬまで人斬り…」

レリエル「」

マヤ「も…目標沈黙…」

抜刀斎「やっとくたばったか…」

抜刀斎「これで俺も…」

アスカ「馬鹿シンジ!!」

マナ「シンジ、戻ってきて!!」

レイ「貴方は碇君じゃない…碇君を返して」

アスカ「早く戻れ!惣流閃!!」ズバッ

剣心「おろ!?」

剣心「痛いでござるよ、惣流殿」

マナ「戻った!!」

剣心「惣流殿」

剣心「双龍閃は、惣流殿の惣流ではなくて、双子の双に龍でござるよ」

アスカ「わ、悪かったわね!」

剣心「いや、謝るのは拙者の方でござる」

剣心「拙者を元に戻してくれてありがとうでござるよ」

剣心「アスカ殿、マナ殿、レイ殿」

アスカ「えっ?」

マナ「今、名前で…」

レイ「今の碇君、ポカポカする…」

剣心「もう一度言わせてもらうでござるよ」

剣心「ありがとう」





職員b「おい、見てくれよ!」

職員a「どうした?」

職員b「龍巻閃凩!」ブンッ

職員b「龍巻閃凩を出来るようになったぞ!!」

職員a「凄いじゃないか!俺も頑張って出来るようになってみせる!!」ブンブン

職員b「ああ、その意気だ」ブンブン

レイ「………龍巻閃嵐」ズバッ

学校

アスカ「なんですって!お弁当を忘れた!?」

剣心「すまんでござるよ」

アスカ「ごめんで済む話しじゃないわよ!」

アスカ「私に弁当無しで過ごせってぇの!?」

剣心「す、すまんでござるよ」

マナ「しょうがないじゃない。シンジだってたまには寝坊するわよ」

マナ「それに、いつも作って貰ってるだけ有り難いよ」

剣心「霧島殿…」

マナ「もう…あれからずっと名前で呼んでくれないね」

剣心「すまんでござるよ」

マナ「分かった!でも、またいつか呼んでね」

剣心「分かったでござるよ」

マナ「じゃあ、お昼を買いに行こうよシンジ」

剣心「そうでござるな」

マナ「ほらほら、行くよ!」ギュー

アスカ「ちょっと待ちなさいよ」

アスカ「私も行くわ」

マナ「いいよ、一緒に行こ」

剣心「そうでござるな」

ケンスケ「いいな、碇のやつ」

ケンスケ「あんなに可愛い女の子に囲まれてさ…」

ケンスケ「僕もあんなにモテてみたいよ…」

ケンスケ「それが駄目なら、エヴァに乗ってみたいよ……」

スピーカー「二年b組の相田ケンスケ、二年b組の相田ケンスケ、至急校長室に来なさい」

ケンスケ「なんだろ?」

数日後

ミサト「ごっめーん、ちょっと松代に出張だから、三日ぐらい家を空けるわね」

アスカ「分かったわよ」

剣心「了解でござる」

マナ「はーい!気をつけて下さいね」

ミサト「ありがとう、マナちゃん」

ミサト「それじゃあ、行ってくるわね」

剣心「いってらっしゃいでござる」

剣心「松代で事故?」

青葉「ああ、時間的にエヴァ参号機の起動実験と同じ時間だ」

剣心「エバー参号機でござるか?」

青葉「ああ、本当なら、ネルフ本部の、管轄になるはずなんだけどな」

剣心「そうでござるか」

剣心「とりあえず、何があってもいいようにエバーに乗っておくでござる」





剣心「あれが敵でござるか」

ゲンドウ「そうだシンジ」

剣心「そうでござるか」

バルディエル「」伏せ

剣心「あの品の無い構え方…」

剣心「そして、全く実用的ではない御都合主義の剣術といったら…」

剣心「縁!!」





剣心「あれが敵でござるか」

ゲンドウ「そうだシンジ」

剣心「そうでござるか」

バルディエル「」伏せ

剣心「あの品の無い構え方…」

剣心「そして、全く実用的ではない御都合主義の剣術といったら…」

剣心「縁!!」

バルディエル「人誅だ」虎伏絶刀せ…

剣心「土龍閃」バシッ

バルディエル「」

剣心「勝ったでござる」

マヤ「目標沈黙!」

冬月「いやあ、此度も師匠はすごかったでござるな!!」

冬月「そうは思わないでござるか、碇殿?」

ゲンドウ「………」

ゲンドウ(ダミープラグを使えなかった………)

冬月「碇殿?」

ゲンドウ「冬月……口を開くな…さもなくば帰れ」

冬月「……」





職員a「龍巻閃嵐!」ズバッ

職員b「龍昇閃…龍槌閃!」ズダン

職員c「龍巣閃!」ズババババ

職員a「俺たち」

職員b「強くなってる」

職員c「でござるな」

レイ「………九頭龍閃」ズバババババババババ

学校

剣心「おろ?」

アスカ「どうしたの?」

剣心「相田殿が見当たらないでござるが…」

ヒカリ「なんか、大怪我したらしいよ」

ヒカリ「事故だって」

剣心「そうでござるか」

剣心「事故は怖いでござるな」

さらっと流された…

ケンスケェ…(´;ω;`)

数日後

マヤ「目標、強羅防衛ラインを突破!依然進行中」

ミサト「地上での迎撃は無理ね…」

ミサト「アスカ、地下に敵が突入と同時に攻撃を開始して!」

アスカ「任せなさい!」

ゼルエル「」ズドン

青葉「だ…第18装甲板まで破られました…」

ミサト「何ですって!?たった一度の攻撃で!?」

ミサト「頼むわよアスカ!何が何
はらでも食い止めて!!」

アスカ「任せなさいって言ってるでしょ!!」

ゼルエル「」

マヤ「セントラルドグマに侵入しました!」

アスカ「負けてらんないのよ、あんた達に!!惣流閃!!」ズバッ

ゼルエル「フン」

アスカ「効いてない!?」

ゼルエル「俺は天才だからな」

ゼルエル「九頭龍せ…」

アスカ「ひっ!?」

アスカ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ズダダダダダダダダダ

マヤ「弐号機、全速力で逃げてます!」

リツコ「ありえないわ!シンクロ率が98%なんて」

ミサト「アスカ!戻りなさい!!」

アスカ「九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいや!九頭龍閃はいやぁ!!!」

ミサト「………」

ゼルエル「………」

意外なトラウマ効果(^^)

レイ「私がいきます」

レイ「龍巻閃嵐」

ゼルエル「フン」ガキン

レイ「!!?」

レイ「龍巣閃・咬」

ゼルエル「」シャッ

ミサト「コアを護った!?」

レイ「………」

レイ「九頭龍閃」

ゼルエル「九頭龍閃」

レイ「うう…」

ミサト「レイ!!」

ミサト「レイもやられた!?」

剣心「では、拙者がいくでござるよ」

ミサト「お願いシンジ君」

ミサト「エヴァンゲリオン初号機発進!」

剣心「あれは…」

剣心「師匠!?」

ゼルエル「よお、馬鹿弟子」飛龍閃

剣心「ぐぅぅぅっ!やめてくれでござるよ、師匠!!」

剣心「師匠!!」

ゼルエル「………」双龍閃雷

剣心「うっ…」サッ

剣心「何故でござる、師匠!!」

ゼルエル「行くぞ…」

剣心「まさか…また奥義を…」

剣心「分かったでござるよ…全力でいくでござるよ」

ゼルエル「いざ尋常に」

剣心「勝負!!」

ゼルエル「九頭龍閃」ズバババババババババ

剣心(すみませんでござる…)

剣心(しかし、拙者は死ぬわけにはいかないでござる)

剣心(拙者には、護るべき人達がいるでござるよ)

剣心「天翔龍閃!!!」ズバッ

ゼルエル「強くなったな…心太」

剣心「拙者は、師匠の弟子であったことを誇りに思うでござる」

剣心「だから、もう眠るでござるよ」

剣心「今までありがとうございました、師匠!」ペコリ

ゼルエル「」

剣心「師匠………」

マヤ「目標、沈黙……」グスッ





ミサト「ねえ、シンジ君」

剣心「どうしたでござるか?」

ミサト「アスカが大変なの」

剣心「どういうことでござるか?」

ミサト「ほら」ガチャ

アスカ「九頭龍閃はいや…九頭龍閃はいや…九頭龍閃はいや…」

剣心「これはマズイでござるな」

剣心「ここは拙者に任せるでござるよ」

剣心「ほら惣流殿、これを食べて元気だすでござるよ」

剣心「葛も…」

アスカ「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ミサト「シンジ君!!」

剣心「しまった………」

アスカ「九頭龍閃はいや、九頭龍閃はいや………」

剣心「しょうがないでござる、奥の手を使うでござるよ」

ミサト「奥の手?」

剣心「トラウマはより強いトラウマで克服するでござるよ」

剣心「惣流殿」

アスカ「………」

剣心「惣流殿は、九頭龍閃よりも恐くて痛いものをよく知ってるでござるよ」

アスカ「えっ?」

剣心「ほら、思い出すでござるよ」

剣心「天翔龍閃!!」ズバッ

アスカ「ゲフゥ」

ミサト「なるほど!!」





職員a「殆どのやつらが奥義以外の技をマスターしたな」

職員b「しかも、老若男女関係無しだからな」

職員c「もしかして、俺らってどこの軍隊よりも強くないか?」

職員a「………確かに」




レイ「………天翔龍閃」ズバッ

某所

加持「よお、遅かったな」

黒服「………」ズドン

加持「龍巻閃旋」サッ

黒服「なっ!?」

加持「龍巻閃嵐!」ズバッ

黒服「」

加持「ふう…シンジ君様々だな」

加持「これで、葛城と同じ道を歩めるかな?」

数日後

マヤ「パターン青、使徒です」

アラエル「」

青葉「衛星軌道から全く動かないですね」

ミサト「打つ手はないか…」

剣心「あれは…」

剣心「確か、弥彦ごときに倒された雑魚でござるな」

剣心「名前は…」

剣心「……刈場…枯葉…」

剣心「忘れたでござる」

剣心「というより、どうでもいいでござる」

ミサト「エヴァンゲリオン初号機発進!」バシュ

ミサト「敵はまだ衛星軌道にいるから手を出せないわ。だから、ライフルの準備が出来るまで待機してて!」

剣心(枯葉は弥彦の攻撃で倒される軟弱者…)

剣心「いける!!」

剣心「龍昇閃!!」

アラエル「」飛空発破!

剣心「!!?」

剣心「うわぁぁぁぁぁあ!!」

ミサト「シンジ君!?」

マヤ「プラグ深度が危険域に突入!精神汚染が始まっています!!」

リツコ「人の心を探ってるって言うの?使徒が…」


剣心「やめるでござるよ!枯葉!!これ以上は…」

剣心「ぐああ!!!」





薫『剣心、ご飯よ』

剣心『薫、それは…』

薫『何って、これは煮物じゃない』

剣心『そうか、煮物でござ……えっ!?』

剣心『これがでござるか…?』

薫『当たり前じゃない!』

剣心(このどす黒い煮汁は何があったでござるよ…)

剣心(しかも、具が全く切れてないでござる)

剣心(これを食べてはいけないと拙者の経験が語ってるでござる)

薫『ほら、食べてよ剣心』

剣心『』

剣心『りょ…了解でござる……』

剣心『………ぐぬぅ…』

剣心『ぐぬぬ………』パクッ

薫『どう、剣心?』

剣心『………』

剣心『オロロロロロロ』ゲロゲロゲロ





剣心「なぜ、そのような忌まわしい記憶をほじくり返すでござるか!!」

剣心「せっかく心の奥底に沈めていたのに!!」

剣心「拙者の心が汚されたでござるよ…操殿…」

剣心「死にたいでござる……」

剣心「でも、その前に」

剣心「貴様だけは殺すでござるよ、枯葉!!」

アラエル「」飛空発…

剣心「龍昇閃!!」ズバッ

マヤ「目標沈黙!」





ミサト「し、シンジ君」

剣心「操殿…助けてでござる…」

剣心「あんなマズイ料理は食べたくないでござる……」ブツブツ

剣心「あれは殺人食でござる……」ブツブツ

アスカ「………」

アスカ「………」





アスカ「ねえ馬鹿シンジ、こっち向きなさいよ」

剣心「………」

アスカ「ほら、口を開けて」

剣心「………」ボー

アスカ「ほら、シャキッとしなさい!」

アスカ「せっかく私が料理を作ってきてあげたのよ!」

剣心「………何故…」

アスカ「どうやら、あんたには料理に苦い思い出があるみたいだからよ!」

アスカ「馬鹿シンジが元気ないと鬱陶しいのよ!だから、これを食べて早く元に戻りなさい!!」

剣心「惣流殿…」

剣心「………では、有難く頂くでござるよ」

アスカ「何も言わなくていいから、早く食え!」

剣心「分かったでござるよ。いただきますでござる」パク

アスカ「」ニヤリ

剣心「…………」

剣心「!!?」

剣心「オロロロロロロ」ゲロゲロゲロ

剣心「オロロロロロロ、オロロロロロ!!!!!」ゲロゲロゲロ

剣心「か、薫のよりも酷いでござる!!」

剣心「オロロロロロロ」ゲロゲロゲロ

アスカ「トラウマは…」

アスカ「トラウマはさらに強いトラウマで克服するでござるよ…よね?」

剣心「」バタン

ミサト「ナイス、アスカ!!」

数日後

ミサト「目標を肉眼で確認…」ブロロロロロ

ミサト「とりあえずシンジ君に任せようかしら…」

ミサト「飛天御剣流は最強だもの」ピッ プルルルルル

ミサト「あっ、青葉君?初号機の発進準備して出しておいて」

ミサト「ええ、ええ。アスカとレイは待機でお願い」

ミサト「あと30分で着くから、それまでは指揮を頼むわよ」

ミサト「じゃあ、後のことはよろしく、青葉君」ガチャ

青葉「シンジ君、出撃してくれ」

剣心「分かったでござるよ」

剣心「エバー発進!!」バシュッ

剣心「こいつは…」

アルミサヘル「」グルグル

アルミサヘル「」ピタッ

アルミサヘル「」ヒュル

アルミサヘル「」牙突

剣心「なに!?」ガキン

剣心「この突進…」

剣心「それにこの剣気…」

アルミサヘル「抜刀斎…」

剣心「斎藤!!」

剣心「お主まで…」

アルミサヘル「」牙突

剣心「グアッ!!」

マヤ「初号機、侵食を受けてます!!」

精神世界

剣心「うっ…ここは………」

斎藤「……」

剣心「やはり、斎藤だったか…」

剣心「早くここから出なければでござ…」

斎藤「お前は寂しいのだな」

剣心「はっ?」

斎藤「俺と一つにならないか?」

剣心「斎藤…お前は何を言ってて…?」

斎藤「俺と一つにならないか?」

剣心「……………」

斎藤「俺と一つに…」

剣心「嫌でござる」

斎藤「………」

剣心「お主と念友なぞになるくらいなら、惣流殿の料理を食うでござるよ」

斎藤「………」

斎藤「………」グスッ

剣心「お主、本物の斎藤ではないでござるな!!」

斎藤?「いや、俺は…」

剣心「では斎藤、お主の正義を言ってみるでござるよ!」

斎藤?「抱・即・男!!!」

斎藤「これが俺たち新撰組とお前達人斬りが唯一共有した信念のはずだ」

>>182最後の斎藤→斎藤?

剣心「!!!!?」

剣心「よ、寄るなでござる!!」

剣心「天翔龍閃!!」ズバッ

剣心「九頭龍閃!!九頭龍閃!!!九頭龍閃!!!!」ズドドドドドドド

斎藤?「」

剣心「はあ…はあ…はあ…」

剣心「下衆が!!!」

マヤ「初号機のatフィールドが反転!一気に侵食されていきます!!」

リツコ「自爆する気!?」

青葉「シンジ君!!」

マヤ「………」

マヤ「あれ?」

青葉「どうした、マヤちゃん?」

マヤ「パターン青、消滅しました…」





剣心「………」ガチャ

マナ「あっ、お帰りシンジ!」

剣心「………」ボソボソ

マナ「どうしたの?」

剣心「抱・即・男…抱・即・男…」ボソボソ

剣心「気持ち悪い……気持ち悪いでござるよ」ボソボソ

マナ「ねえ、男がどうしたの?」

剣心「男!?」ガタガタガタガタガタ

マナ「えっ!?シンジ!?」

剣心「男は嫌でござる!!男は嫌でござる!!男は嫌でござる!!男は嫌でござる!!」

マナ「とりあえず、話しを聞かせて」





剣心「という訳でござる…」

マナ「………辛かったのね…」

剣心「………ああ…」

マナ「ねえ、シンジ」

剣心「………」

マナ「トラウマの治し方って知ってる?」

剣心「!!!!?」

剣心「やめるでござる!!やめるでござるよ!!」

剣心「男なぞ抱きたくないでござるよ!!!」

剣心「トラウマが治るどころか、更に悪化するでござる!!」

マナ「違うよ、そうじゃない」

剣心「男は嫌でござる!!男は嫌でござる!!男は…」

剣心「えっ?」

マナ「私の治療法は、そうじゃないわ」

マナ「もっと甘くて、幸せになれる方法」

剣心「どういうことでござるか?」

マナ「私と一つにならない?」ギュー

剣心「うほぅ……」

剣心「うほほほぉう!!」

数日後

剣心「おや?誰でござるか?」

??「壊れるほーど愛ーしてもー1/3さえも伝ーわらなーい 純情な感ー情空ー回りー i love you すら伝えーられない my heart」

カヲル「歌はいいねぇ、リリンの創り出した文化の極みだよ」

カヲル「そう思わないかい、碇シンジ君?」」

カヲル「いや、緋村剣心君?」

剣心「なっ!?」

剣心「なんで拙者の事を…」

カヲル「何故なら、僕の中には二つの魂があってね…少し気を抜くとこうさ…」フッ

カヲル「志々雄様!!どこですか、志々雄様!!」

剣心「お主は、本条鎌足でござるか!?」

カヲル「緋村剣心!!あんた、志々雄様をどうしたの!?」

剣心「殺したでござる」

カヲル「殺したの!?」

剣心「ああ、殺したでござる」

カヲル「こうしてはいられないわ!早く追いかけないと追いつかなくなっちゃう!!」つ刀

カヲル「今そちらへ逝きます、志々雄様!!」ザクッ

カヲル「」

剣心「勝ったでござる」





剣心「惣流殿、起きるでござるよ」ガチャ

アスカ「」スースー

剣心「ほら、惣流殿、朝でござるよ」ユッサユッサ

アスカ「」スースー

剣心「惣流殿、起きるでござ…」バサッ プルンプルン

剣心「おっと…」

アスカ「」スースー

剣心「ブラぐらいつけるでござるよ、惣流殿」ファサ

剣心「拙者は何も見てないでござる」ガチャ

ネルフ

青葉「なあ、マヤちゃん」

青葉「全ての使徒を倒したんだよな」

マヤ「そうですね」

青葉「じゃあさ、この後ネルフはどうなるんだろうな」

マヤ「確かに…」

青葉「まさか解体なんてことはないよな」

マヤ「嫌ですよ。私、絶対離れ離れになりたくないですから」

青葉「マヤちゃん!!」

青葉「実は俺もマヤちゃ…」

マヤ「先輩と離れ離れになるなんて考えられません」

青葉「」

マヤ「何か言いかけなかった?」

青葉「いや、何にも言ってないよ…」

剣心「惣流殿、綾波殿、霧島殿、拙者はネルフに行くでござるよ」

アスカ「私も行くわ」

マナ「私も!」

レイ「碇君が行くなら、私も行くわ」

剣心「では、みんなで行くでござるよ」





剣心「まぎがびーだなん型防壁を展開?」

剣心「意味が分からないでござる」

リツコ「………」

リツコ「つまり、こういうことよ」

リツコ「最後の敵は我々人類だったってことね」

剣心「なるほど!」

リツコ「いつ敵が攻めて来てもおかしくないわ…」

リツコ「そう、今にも…」

ズドーン

剣心「なっ!?」

リツコ「ほらね、敵が攻めて来たわよ」

リツコ「恐らく戦場自衛隊ってところね」

剣心「ちょっと行って来るでござるよ、赤木殿」ダッ

>>206戦場自衛隊→戦略自衛隊

正面口

隊員a「正面口、破壊しました!」

隊員b「よし、第一中隊は正面口から突入!第二中隊は援護だ」

隊員b「女、子供関係無しに皆殺しだ!情に流されて見逃したりするなよ」

隊員「了解!!」

隊員b「では、突入!!!」

職員a「何だお前等!!」

隊員a「いたぞ、撃て」ズダダダダ

職員a「龍巻閃旋!!」

隊員a「ふぇ!?アヒャッ!!」バタッ

職員a「敵だ!!出会えぃ!出会えぃ!!」

職員a「敵を発見次第、容赦無くぶちのめせ!!」

職員「了解!!」

職員a「幸運を祈る!!」

隊員d「おい、こっちにもいたぞ!!」

マナ「えっ?」

隊員e「ほう…上玉じゃないか…こいつは殺すには勿体無いな…」

隊員d「だろ?まだ女としての色気は無いが、近い将来には、必ずいいオカズになるぞ」

隊員e「よし、連れて帰るぞ」

隊員d「まあ、待て。今少しぐらい食べても問題ないだろ?」

隊員e「仕方ねえな…だが、一回ぶっ放したら、俺にもヤらせろよ」

隊員d「分かってるって…」

隊員d「ほら、子猫ちゃん、こっちに来るんだ」ニヤニヤ

マナ「い…嫌です!!」

隊員d「おじさんたち、恐くないからさ…それに、黙っていれば痛い目に合わないよ?」

マナ「い…嫌ぁ!!」

隊員d「黙ってろって言ってるだろうが、この小娘が!!!」ブワッ

マナ「天翔龍閃!!!」ズバッ

隊員d「グワッ!!?」バタン

隊員e「なっ…」

隊員「てめぇ!!この糞ア…」グワッ

マナ「天翔龍閃!!!」ズバッ

隊員e「」

マナ「怖かったよぉ、シンジ~」

職員「龍昇閃!!」

隊員「うぎゃあ!!」

職員「龍巻閃凩!!」

隊員「うわぁぁぁ!!」

職員「龍巣閃!!」

隊員「アババババババ」

職員「双龍閃!!」

隊員「アベシッ!!」

隊員c「第一中隊、及び第二中隊全滅!!」

隊員b「なに!?」

隊員c「どうします?撤退ですか?」

隊員b「………う…」

隊員c「はっ?」

隊員b「全軍突入だ!!何としても攻略するんだ!!」

隊員b「もし逃げようとするやつが居たら、即射殺しろ!」

隊員c「………了解」





隊員「うっ…グスッ」グッグッ

隊員「」ズルズル

職員「いたぞ!!」

隊員「助け…」

職員「龍巣閃・咬!!」

隊員「」バタッ

隊員「」

職員「良し!!」

隊員b「誰か!誰か応答しろ!!」

無線機「ザー」

隊員b「くそっ!全滅か…」

隊員b「本部に伝えねば…」サッ

加持「おっと、何処に行くんだ?」

隊員b「!!?」

隊員b「ちょっとトイレに…」

隊員b「トイレの場所はどこですか?」

加持「………」

加持「龍槌閃」ズバッ

隊員b「」

地上

剣心「あれは…」

アスカ「輸送機ね…全部で9機…」

レイ「………」

レイ「龍昇閃」ズバッ チュドーン

アスカ「何やってるのよ!?全部墜落したじゃない!!」

レイ「………」

レイ「大丈夫、峰打ちだから」

アスカ「確かにそうね」





剣心「もう敵は来ないでござるな?」

ミサト「ええ、戦自から降伏の通達が来たわ」

剣心「そうでござるか」

ミサト「ええ、だからもう戦争は終わりよ」

剣心「ああ…」

剣心「やっと平和になるでござるな」





剣心(結局拙者はいつまでこの世界に残るのかは全く分からないでござる)

剣心(だから…)チラッ

マナ「………」スースー

剣心「せめてその日が来るまで、精一杯生きて行くでござるよ」ナデナデ

マナ「うーん、シンジ~」ムニャムニャ

剣心「ふふっ…」

剣心「拙者は、剣と心を賭して戦いの人生を完遂するでござるよ」



おまけ

シンジ「ここは…どこだ?」

薫「見つけたわ!抜刀斎!!」ダッ

シンジ「えっ!?」

薫「エイッ」ズバッ

シンジ「」バタッ

薫「やった!!抜刀斎を倒した!!」



これで終わりです。
今まで見てくれていた方、ありがとうございました
バイトや大学の合間に書いていたので、かなり更新が遅くなってしまいました。
一応、前作を上げておきます

シンジ「部活?」
http://blog.livedoor.jp/ayamevip/lite/archives/22178639.html


また、現れたら宜しくお願いします

蛇足

マナ「そういえばさ…」

剣心「?」

マナ「どうして私を選んでくれたの?」

剣心「それは…」

剣心(寡黙なところが巴にそっくりな綾波殿と、口煩くて、手が早い薫にそっくりな惣流殿とは付き合いたく無いでござるからな)

剣心(はっきりいって巴も薫も飽きたでござる…)

剣心(それもあって霧島殿をえらんだでざる…)

剣心(なんて言える訳ないでござるな)

剣心「それは、勿論霧島殿が一番だからでござるよ」

マナ「本当!!ありがとう、シンジ君!!」

剣心「どういたしましてでござる」

剣心(嘘ではないが………すまんでござる、霧島殿…)

今度こそ終わり

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