新井赤空「抜刀斉、お前に刀はやれねえ」 (28)
抜刀斉「…は?いや、だから俺は刀を捨て…」
赤空「こいつを腰にぶら下げて新時代をいきてみろ」
ポイ パシッ
剣心「これは…たしか西洋のスコップ?」
剣心「飛天御剣流土竜閃んーー」
ドゴファーーン
剣心「この武器は…土竜閃の威力のみ七倍になるでござるな」
その後本来なまって腐っていくはずの剣心は
土木工事や畑を耕す事業を立ち上げ
師匠ばりの筋肉ムキムキのチビマッチョになり
作業しやすいように頭は赤坊主 格好はランニングにガテン系のあのズボンを好むようになった
~北海道~
ドゴファーン
ドゴファーン
薫「ハアハア…ここまで逃げれば大丈夫かしら?」
弥彦「ハアハア…薫、少し休もうぜ…ハアハア」
ドゴファーン ドゴファーン
剣心「ゴルァそこのジャリどもォ死にてえのかぁ?どけやあ」
薫(何?あのムキムキのチビ)
弥彦「あ…」 バタン
薫「弥彦!どうしたの?しっかりしなさい!」
剣心「どうしたぁ?ガキィ?おらァテメェらぁ飯場までガキを運べ医者を呼べぇ」
ドカタ「社長ー合点だあ」
~飯場~
青紫「抜刀斉どうした?」
剣心「恵をよべえ行き倒れのガキをぅ拾ってきたぁ」
青紫「わかった」
~一刻後~
薫「あの?この子は助かるんですか?」
恵「フフフ、大丈夫よただの貧血」
薫「ほっ良かった」
恵「ただ栄養失調状態ねしばらくここで養生しないと」
薫「でも私たちお金ないです」
剣心「働けぇ働らかざるもの食うべからずだぁ」
薫「は、はい」
薫は剣心の屈強な部下たちのまかないの仕事をもらったが
あまりに料理が下手で不評だった
薫「…はあ」
般若「どうした?」
薫「あ、般若さん…いえ、東京で道場を騙しとられて遊郭に売られそうになって北海道まで逃げてきて…どんなことでもして生きるつもりだったのにですね…」
般若「はは、飯も炊けないか」
薫「…」ショボン
般若「まあ真面目にやってりゃ社長は悪いようにはしないさ、がんばれ」
薫「…あの?般若さんたちはここの生まれじゃないですよね?」
般若「あ、ああ言葉でわかるか?」
薫「はいなんとなく…なんで北海道に?」
般若「…現場監督の青紫様いるだろ?元は俺たちはあの人に使えていたんだ」
薫「使えていた?もしかして四乃森さん武家かなんかの人なんですか?」
般若「まあ…そんなとこだ」
~回想~
ドゴファーン
ドゴファーン
青紫「くっこれが幕末最強の男の力か…殺せ」
剣心「青紫…拙者と一緒に北海道の開拓をしないか?」
青紫「…何を言っている?どのみち3人の部下を失いおめおめと俺だけ生きる気はない」
般若「お頭」
べしみ「お頭おれたちゃ死んでません」
青紫「お前たち…抜刀斉お前…」
剣心「青紫…お主たちのお庭番の秘技を人々のために役立ててみないでござるか?」
青紫「…」
般若「そして俺たちは北海道に渡った。まだ蝦夷と呼ぶ者も多い未開の土地が多い場」
般若「社長には夢があった」
薫「夢?」
般若「ああ」
般若(本当は夢なんてものじゃない人斬りの罪を償うために身を粉にして土地を切り開くことで今も社長は贖罪を続けている)
~夜~
青紫「抜刀斉…少しいいか?」
剣心「なんでござる?お主から拙者に話しかけるなんて珍しいでござるな?」
青紫「業務連絡だ。最近この辺りに喧嘩屋が表れるらしい」
剣心「喧嘩屋?」
青紫「ああ、あいつらは厄介だぞ、ほっとくと喧嘩屋が喧嘩屋を呼び治安を悪くする」
剣心「うーん、その喧嘩屋はどんな者なのでござるか?」
青紫「背中に悪一文字を背負った男でいまのところは飯屋の勘定を踏み倒したりする程度のことしかしてないそうだ」
剣心「うーん」
ダイジェスト
大久保利通「志久雄を埋めてほしい」
志久雄「戦火がないならこの俺が火種になってやる」
縁「これは人誅だ」
弥彦「こんなん技じゃねえ災害だ」
剣心「拙者は町を作る」
~完~
くぅ
やりとげました
暇なやついたら続き頼む
剣心はひたすら土竜閃で戦う設定で
でも逆刃刀ぶら下げて治安守るよりさ
医者目指したり開拓したほうが贖罪だよな
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