妹「私の名前はジャスティスシスター」 (31)


第1話 ハラが減ったら食え!!!


妹「私がやることはすべて正義のためなんだよお兄ちゃん…」

兄「ふーん」

妹「…だから今からお夜食にラーメン食べたってそれはもう正義なんだから仕方ないんだよお兄ちゃん」

兄「そうか、食いたきゃ食えよ」

妹「いただきます!」

ハフッハフッ ズルルルル…

妹「んまいっ!!!」

兄「……………」

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次の日

妹「オエッ…気持ち悪っ…」

兄「大丈夫か?」

妹「うん、だいじょ…オロロロロロ」

兄「うわっ!バカお前!」

妹「ごっごめっ…オロロロロロ」ビチャビチャ

兄「トイレ行けトイレ!!」


第二話 お前はバカだ!!俺もバカだ!!



妹「お兄ちゃん!!宿題教えて!!!」

兄「いいぞ」

妹「ありがと!!ええとね…ここ!!7×3は?」

兄「21だな」

妹「いや、それは正義じゃない」

兄「は?」

妹「その答えは正義じゃない」

兄「…いや、意味が分からないんだが」

妹「あのね、これの普通の答えなんていくら私でも分かるよ…普通に分かるよ」

兄「お、おう」

妹「そう、普通に計算したらこの答えは21…でもそれじゃいけないの、正義じゃない」

兄「ん…んん?」

妹「正義とは全てに平等であるべきなの…例えそれが数字だとしても…」

兄「………平等」

妹「…つまり、そう言うこと…21以外のすべての数字も使ってあげるべきなの…それこそが…ジャスティスアンサー」

兄「…妹」

妹「……私…やるわ」

兄「フッ…俺も手伝うぜ」

妹「……ありがとう」

次の日

先生「…さて、みんなちゃんと宿題提出したかしら」ピラピラ

ペラッ

先生「…ん?」


1234567891011121314156117181920
2122232425262728293031323334353637383940414243474546474849505152
53545556575859606162636465666768
1234567891011121314156117181920
2122232425262728293031323334353637383940414243474546474849505152
53545556575859606162636465666761234567891011121314156117181920
21222324252627282930313233343536383940414243474546474849505152
5354555657585960616263646566676ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー、

ビッシリ……!


先生「ひっ……!」


第三話 豚は焼け!!しっかり焼け!!

学校

妹「うぅ……お腹いたいぃ」グルルル

友「だ、大丈夫?保健室行く?」

妹「いや、大丈夫…」

友「…何か悪いものでも食べたの?」

妹「うぅん…あれかな…きのう豚肉ナマで食べちゃったからかなぁ」

友「ええっ!?生で!!??」

妹「うん…ほら…お刺身って生で食べるでしょ…?」

友「う、うん…」

妹「じゃあ豚肉だって生で食べないとフェアじゃ無いよね…正義じゃない…」

友「よ、よく分からない…」

妹「あ、あれ…?じゃあ牛だって…鳥だって…生で食べないと正義じゃないよね…それに…」グルルル…

友「そ、それに…?」






妹「………人間だって」ジッ…

友「…ひっ!」ガクブル


妹「うっ…」バタッ

友「ちょっ!妹ちゃん!?しっかり!しっかりしてぇぇぇ!」

次の日






妹「ウ○コしたらすっかり治っちゃった!!」スッキリ!

友「……」


第四話 俺の肩を叩け!!やさしく!!


妹「…もぐもぐ」

兄「しっかり噛んで食えよ」

妹「うん!…もぐもぐ」

兄「一口につき30回くらい噛むと健康にいいらしいぞ」

妹「……30回」モグモグ

兄「ああ」

妹「…正義とは妥協しないこと…私はひとくちにつき300000回噛む…いや…噛みしめる!!」モグッ!モグッ!

兄「………」

妹「モグッ!!!モグッ!!!」

兄「…早く学校行け」

妹「行ってきます!!」モグッ!モグッ!

学校

妹「モグッ!!モグッ!!」(いま何回目だっけ…)

女「おっはよー!妹!!!」背中バンッ


ガリッ!!!!


妹「ッ!!!!!!!!!」

女「えっ?」


妹「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ブシャー

女「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」

マイケル「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!


第五話 俺に触るな!!やめておけ!!


妹「お兄ちゃん!!マッサージしてあげる!!」

兄「お、マジでか」

妹「マジマジ!!うつ伏せになって!!」

兄「よっこらせ」ウツブセー

妹「………」グッグッ

兄「…あー…うん…うん」

妹「気持ちいい?」

兄「気持ちいいぞ…うん」

妹「………」グッグッ!

兄「…ん…ちょっと強いかな」

妹「…え?強い?」グッグッ!

兄「…ああ、もうちょっと優しく」

妹「…………」グッグッ!!

兄「あれ…おい…逆に強くーー」

妹「…お兄ちゃん」

兄「ど、どうした?」

妹「…優しくする事って…正義じゃないよ」

兄「はーーーーー


ゴバンッ!!!


兄「うぬぼぉっ!!?」

妹「…安らぎとは…苦しみの果てにあるものだよお兄ちゃん…」グググ…!

兄「潰れる!!!死ぬっ!!おいコラっ!!!」

妹「…はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


兄「ヌアーーーーーーーーー!!!!」





妹「………ふぅ!気持ち良かった?」

兄「」

次の日 学校




妹「友ちゃん!!マッサージしてあげる!!」

友「えっ!本当に?」


第六話 ダンゴムシ!!飛べ!!!


妹「痛っ!!!タンスの角に小指ぶつけたっ!!!」

兄「ドンマイ」

妹「間違いなく正義じゃないよこれは!!矯正してやる!!」

兄「壊すんじゃないぞ」

妹「壊さない壊さない!!根性叩き直すだかだから」


タンス「」

妹「こいつめ…ちっとも反省してないわね…角を切り取ってやる!!」シャキン

スパーンッ!!

妹「ふふっ…これでーーー!!??」


タンス「」


妹「ば、バカな…角を切り取った筈なのに…また角が出来ているだと…まさかこいつ…再生能力でもあると言うの?」

妹「ええい!」シャキン

スパーンスパーン



タンス「」


妹「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」


タンス「」

妹「…一体どうすれば」



タンス「ヤメテ…ヤメテ…」

妹「…えっ?」

タンス「…モウカドヲキルノハヤメテ…イタイヨ」

妹「タ、タンスが喋った…?」

タンス「ウン…ワタシタンス…タンスノジョセフィーヌ」

妹「…ジョセフィーヌ…ちゃん?」

タンス「モウイタイコトシナイデ…オネガイ…オネガイ」

妹「…………」


妹「ごめんね…私…正義じゃないことしてた」

タンス「………」

妹「痛い事してごめんね…本当にごめんね」ポロポロ

タンス「ナカナイデ…ワタシハヘイキヨ…ナカナイデ…」

妹「ジョセフィーヌちゃん…」

タンス「ワタシニカドガアルカライケナイノ…ダカラアナタガイタイオモイヲシタノ…ゴメンナサイ」

妹「…ううん!違うの!私が不注意だったの!足下がお留守だったのがいけないの!」ポロポロ

タンス「…ナカナイデ…ナカナイデ…」


パァァァァァァ!


妹「!?…ジョセフィーヌちゃんが…光って…!ーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー




妹「はっ!」

兄「おう、やっと起きたか」

妹「っ!お兄ちゃん!!ジョセフィーヌちゃんがっ!!」

兄「は?ジョセフィーヌ?…はは、何の夢見てたんだまったく」

妹「………」

兄「そろそろ夕飯だ…準備手伝ってくれ」

妹「う…うん」(夢だったのかな…)

妹「………あっ!」





タンス( )


妹「角が…丸くなってる…」

妹「…ジョセフィーヌちゃん」

兄「おーい、早く来い」

妹「は、はーい」トタタ










(ウフフ…)


第七話 散らない花


女「ふーんふーん今日のご飯はなーんだろなー、ハーンバーグだったらいーなー」


女「でーもやっぱりーカレーもすてがたーいー」


ーーーーガサッ


女「んっ?」クルッ


怪物「……」


女「…えっ?…えっ?なに?…バケ…モノ…」


怪物「あ…アアアアアアアア!!!」

シャッ!!!

女「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


ガキン!!!

怪物「!?」



仮面「大丈夫か?」

女「……えっ?」

仮面「ほら、早く逃げろ」

女「え、えっと…誰?」

仮面「…俺か?…俺の名は」




仮面「ジャスティスだ!」


怪物「…………」

仮面「…彼女は行ったか…さぁ…語らせてもらうぜ!!俺の正義を!!拳でな!!!」

怪物「ア、アアアアアアアア!!!!」

シャ!!!

仮面「うおおおおおおお!!!!!」

ダッ!!!

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

兄「ただいまー」

妹「おかえり!お腹減った!!」

兄「わかったわかった、しょうがないやつめ」

妹「カレーがいいな!」

兄「はいはい」


第8話 我慢しろ!!我慢!!!

妹「私がやることはすべて正義のためなんだよお兄ちゃん…」

兄「ふーん」

妹「…だから今からお夜食にラーメン食べたってそれはもう正義なんだから仕方ないんだよお兄ちゃん」

兄「そうか、食いたきゃ食えよ」




妹「……でも、今日は我慢しようかな」

兄「……いいのか?」

妹「うん…いいの、正義は時には我慢も必要だからね」

兄「じゃあ寝るか」

妹「うん……お兄ちゃん」

兄「どうした?」



妹「………ジャスティス!!!」


兄「…ああ…ジャスティス!」





これが…深夜のテンション…いやもう朝か

お疲れ様でした

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月17日 (金) 12:44:43   ID: bxlNfIy1

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