※いきなり1章裁判から始まります、これまでのストーリーは前スレの549から

前スレ『コンマからはじめるキャラ作成【ﾀﾞﾝｶﾞﾝﾛﾝﾊﾟ風】』→コンマからはじめるキャラ作成【ﾀﾞﾝｶﾞﾝﾛﾝﾊﾟ風】 - SSまとめ速報
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～舞台～

PROLOGUE　統一感の無い島『ザ・アイランド』

CHAPTER：1　英国風の夏の島『スリリングサマー島』

『生徒名簿』

（男子）

【超高校級のメカニック】左右田 和一（ソウダ カズイチ）

「主人公はオレだぜ！　うっせ、似合ってなくて悪かったな！」


【超高校級の飼育委員】田中 眼蛇夢（タナカ ガンダム）

「フハハハハ、待たせたな！　人間どもよ、俺様の美技に酔い痴れるがいい！」


【超高校級の生徒会長】進藤 明（シンドウ アキラ）

コミュ力　高
体力　並
精神力　極
優しさ　極
知力　並
器用　極
容姿　高
運勢　並

【超器用貧乏】→　どんなことでも人並み以上にこなす超高校級の器用貧乏、器用にボーナス
【諦めない】→　やると決めたらやり遂げる信念の持ち主、精神力にボーナス
【仲間思い】→　他の生徒の事を大切にしている、優しさにボーナス
【短髪】→　さわやかなショートヘアー
【ポエマー】→　詩を書くのが趣味のロマンチスト

社交的で仲間思いなショートヘアーのイケメン。
小器用でやると決めたら諦めない不屈の精神を持つ。
ロマンチックな思考を持ち、たまに思いついた詩をメモ紙に書いている。

「朝焼けに輝く山は希望ヶ峰……か。このフレーズは全校朝会で使おう」


【超高校級の御曹司】鹿鳴院 伍月（ロクメイイン イツキ）

コミュ力　皆無
体力　並
精神力　極
優しさ　低
知力　並
器用　皆無
容姿　極
運勢　極

【ナルシスト】→　自身の容姿を誇っている、コミュ力マイナス
【優しさ】→　誰とも関わろうとしない卑劣な彼だがごくまれに優しい一面を覗かせる、優しさにボーナス
【唯我独尊】→　自身を選ばれた存在であると信じて疑わない、コミュ力マイナス
【バイク趣味】→　バイクを愛している、しかし運転は……うん
【アニオタ】→　アニメ鑑賞が日課、何を見ても駄作と酷評しているが楽しいのだろうか

強運を持ち何一つ不自由せずに生きてきた絶世の美男子。
とにかく自分を愛しており他人の存在を気にも留めない。ぼっちであることも気にしていない。
アニメで見たライダーに憧れバイクを購入したが、全く運転が上達しないのが最近の悩み。

「なんだ平民。この私に汚れた声で何を…………フ、フン。バイクはあくまで鑑賞物だ」

【超高校級の幸運】猿渡 実里（サルワタリ ミノリ）

コミュ力　高
体力　皆無
精神力　並
優しさ　高
知力　低
器用　低
容姿　低
運勢　極

【超天然】→　天然でぽわぽわしていてどこかあざとい、器用と知力マイナス
【妬み】→　心の奥底では健康な人々を憎んでいる
【お節介焼き】→　困っている人を見ると放っておけない性格だが役に立てないことが多い、優しさにボーナス
【読書家】→　体が弱く室内で本を読んでいることが多い、知力にボーナス
【超高校級マニア】→　超高校級の人々に憧れを持っており彼らの逸話や人となりに詳しい
【活字狂】→　1日1回は活字を見ないと落ち着かない、精神力マイナス

幼いころから本ばかり読んで育ってきた細身の小柄な少年。
天然で誰とでも仲良くでき、思いやりに溢れる性格から話していると癒されてしまう。
超高校級のスポーツ選手たちに憧れているが、一方で心の奥底に眠る彼らへの憎悪にも似た嫉妬には本人も気づいていない。

「ボクもみんなと一緒にあそべたらいいのになぁ。……ううん、見ているだけでも楽しいよっ」


【超高校級の代理選手】嶽守 雷穏（タケガミ ライオン）

コミュ力　高
体力　極
精神力　低
優しさ　高
知力　並
器用　並
容姿　極
運勢　極

【体育会系】→　男らしいたくましい体つき、元が極なので人並み外れた運動能力に
【細マッチョ】→　暑苦しさを感じさせない細く締まった体付き、元が極なのでまるで彫刻のような美しさに
【親しみやすい】→　話してみると爽やかで好感が持てる、コミュ力にボーナス
【落ち着きがない】→　意外とビビリで焦りやすい、精神力マイナス
【人徳者】→　人々から信頼を集める真っ直ぐな人柄、優しさにボーナス
【ロードバイク】→　自転車競技においては他を寄せ付けない実力を持つ

まるで神話の世界からやってきたような容貌を持つ青年。
優しく真っ直ぐで親しみやすい人柄が人望を集める。
見た目通りあらゆるスポーツ競技を得意とするが、特に自転車に乗らせればもはや敵はいない。

「ぬぁっ、ななななな、何の音であるか！？　ほっ……そなたに怪我が無くてよかったぞ」


【超高校級の何でも屋】柳生 総司（ヤギュウ ソウジ）

コミュ力　高
体力　高
精神力　極
優しさ　高
知力　並
器用　並
容姿　低
運勢　低

【前向き】→　希望は前に進むんだ！、精神力にボーナス
【挙動不審】→　たまにあいつ何してんのって目を向けられる、コミュ力少しマイナス
【変態紳士】→　真顔でセクハラ発言を飛ばす事がある、コミュ力少しマイナス
【自己犠牲】→　希望の踏み台になら喜んでなるよ、危うさもあるが一応優しさにボーナス
【勧誘】→　言葉巧みに人を誘うのが得意、コミュ力にボーナス
【タフガイ】→　屈強な肉体と精神を持つ、体力と精神力にボーナス
【無精髭】→　不潔な印象を与える髭面、容姿マイナス
【占い】→　占いが趣味、テレビの占いで一喜一憂する

無精髭を生やしたごつい男性がセクハラ発言する様はもはやおっさんでしかない。でも一応高校生。
挙動不審で胡散臭いが彼に誘われるとなぜか誰もがついて行きたくなる。
昔から運が悪いため占いに頼るようになった、しかし前向きなので悪い結果は信じない。

「チッ、今日は11位か、ツイてねぇ。まぁ信じねぇがな。なあ、景気づけに風呂いかねェか？……下ネタじゃねぇぞ？」

（女子）

【超高校級のカウンセラー】美袋 いずみ（ミナギ イズミ）

コミュ力　極
体力　極
精神力　極
優しさ　皆無
知力　極
器用　並
容姿　皆無
運勢　並

【危険思想】→　ある恐ろしい思想を持って生きている、優しさにマイナス補正
【厚化粧】→　自分の容姿に自信が無いため化粧が濃い
【根暗】→　表面上は人の中心にいるタイプだが、実は作られたキャラ
【高速演算】→　あらゆる計算を一瞬でこなす頭脳を持つ、知力に更なるボーナス
【弱者懐柔】→　精神的に弱い人に取り入り意のままに操ることを得意とする

厚化粧でも隠せていない程の不細工だが謎のカリスマ性を持つ少女。
常に人の中心にいる社交的な少女に見えるが、恐るべき本性を内に秘めている。
人間離れした計算能力と戦闘能力には畏怖すら覚える。

「さぁ、貴方の悩みを聞かせて？　……ウフフフっ」


【超高校級の手芸部】佐々木 春花（ササキ ハルカ）

コミュ力　並
体力　低
精神力　高
優しさ　極
知力　並
器用　高
容姿　高
運勢　低

【子供好き】→　優しさにボーナス
【妖艶】→　大人っぽい魅力を持つ、容姿にボーナス
【雰囲気かわいい】→　何となく好ましい雰囲気を纏っている、容姿にボーナス
【手芸】→　編み物が得意、器用にボーナス
【オカルト趣味】→　都市伝説や心霊スポットの話を聞くとよだれが出る

華やかさは無いが大人っぽい魅力的な雰囲気を纏った女子。
子供や手芸を好み誰にでも献身的な彼女と一緒にいると包み込むような安心感がある。
常識的な感性を持っているがオカルトの話になると豹変するのがたまにきず。

「えっ、このマフラーですかぁ？　よくぞ聞いてくれましたこれは狐貉狸さんの、ってちょっと逃げないでください！」


【超高校級の文化学者】マリア・フォーキンス
(自称：超高校級のアイドルを目指している超高校級のお笑い芸人　並木恵美)

コミュ力　高
体力　皆無
精神力　並
優しさ　並
知力　極
器用　皆無
容姿　高
運勢　並

【美少女】→　正統派な美少女、容姿に強引なプラス補正
【美しい金髪】→　くるぶしまで伸びた金髪ストレート、そりゃ運動なんてできないね
【勉強家】→　“勉学は裏切らない”が信条、知力にボーナス
【芸人気質】→　常日頃から笑いを取りに来ようとする、コミュ力にボーナス
【昭和】→ちょっと昔の日本文化が好き
【エセ関西弁】→付け焼刃な関西弁で話す

長く美しい金髪を持つ一見近寄りがたい美少女。
超が付くほどの勉強家でIQも極めて高い。
しかし実際に交流してみると芸人気取りのドジっ子という残念美少女。

「それは龍鬚麺やのうてウチの髪や！バチコーン！あ、龍鬚麺とは中国の世界一細い麺でございまして、って何言わすネン！」

【超高校級のくノ一】忍原 鳴（オシハラ メイ）

コミュ力　皆無
体力　高
精神力　高
優しさ　低
知力　低
器用　高
容姿　並
運勢　低

【小柄】→　高校生に見えない容姿を持つ
【デスメタル】→　デスメタルの音楽を愛している
【ちょこまか】→　小柄な体躯に優れた体力、テンションが高い
【残念】→　ある意味で残念な子である
【目立ちたがり】→　派手好きで人と違うことをしたがる
【悪戯好き】→　他人にちょっかいをかけるのが好き、そして悪戯のクオリティが高い、器用ボーナス優しさマイナス

派手好きでデスメタル調のファッションを身に着けている、高校生に見えない幼い体つきの少女。
小柄な身体と行動力を生かしてちょこまかと他人に悪戯を仕掛けて回る。
だがコミュニケーション能力に欠け、面と向かうと赤面して一言も話せない残念な子。

「ハッハー！　メイ様のトラップにまんまと引っかかりやがったなァ！　……ひ、ひぅ、ごめんなさい、あにさま……」


【超高校級のAA職人】愛澤 心（アイザワ ココロ）

コミュ力　高
体力　皆無
精神力　低
優しさ　高
知力　極
器用　極
容姿　並
運勢　極

【芯の強さ】→　いざという時には譲らない強い芯を持つ、たとえ涙目になっても負けない
【平和主義】→　争いを好まない心優しい少女、優しさにボーナス
【やれやれ系】→　いつもダルそうにしている、基本ジト目
【高身長】→　女子としてはずいぶん背が高い、モデル体型？
【甘党】→　常に甘味を欲している、三食お菓子でもいけます
【ゲーム開発】→　パソコンでゲームを作って配信したことがある、器用にボーナス
【女子力】→　実は器量良し、家事なら何でもできるし自分で食べるお菓子を自作している

パソコンの前から動かない系女子。甘い物があれば幸せ。
隠れモデル体型で社交的で女子力もありプログラミングの技術もあるが、それを生かさずAA制作の日々。
争いが大嫌い。普段は臆病者だが、不和を招いて喜ぶような相手には決して屈しない。

「んー？　めんどいから私はいいや。ほら、甘い物あげるから食べて幸せになればいいよ」

【超高校級の幽霊部員】呪瀬 宮子（ノロセ ミヤコ）

<都市伝説>→　いくつもの都市伝説の元ネタとされるプロフィールを持つ
<親切>→　いつも誰かのそばにいて、率先して他人のために行動する
<ホラー>→　ホラー映画に出てくる悪霊にしか見えない恐ろしい姿をしている
【超記憶力】→　一度見た景色を忘れない記憶能力を持つ
【存在感】→　肩書きに反した圧倒的な存在感を感じる

都市伝説『呪瀬通り』『宮子さん』『六尺女』『白セーラー』の要素をすべて兼ね備えている不気味な少女。
181cmの白セーラーは部屋の隅にいても存在感を放つ。前髪で隠れて見えないが顔立ちは意外と整っている。
暗い場所、白い物を好み、人懐こい性格。

「暗いお部屋と、アナタのそばが落ち着くの。ねぇ、アナタに　ついて　いってもいい？　くすくす」


【超高校級の？？？】姫下 花乃（ヒメジタ ハナノ）

<ギャル>→　読者モデルを仕事にしているギャルである
<サバイバル>→　野宿や戦闘などの心得がある、何度も遭難している内に身についた
<相談窓口>→　悩みを持っている人の話を聞きたがる、相談者はテンションに飲まれてどうでもよくなるという
【思わせぶり】→　思わせぶりな言動をとる
【商売根性】→　お金に厳しい、けちんぼ
【秘密主義】→　秘密を隠しがち、別に言ってもいいことまで思わせぶりに隠す
【ハイテンション】→　テンションが高い、コミュ力にボーナス
【方向音痴】→　激しく道に迷いやすく遭難することも多い
【シリアスブレイカー】→　シリアスな場面でも空気を読まない、裁判中もハイテンション
【笑顔】→　常に笑顔を絶やさず日常でも思いやりにあふれている、コミュ力と優しさにボーナス

超高校級のギャルと名乗る才能不明の女子高生。ギャルであることは間違いなく貞操観念の低さをひけらかしてくる。
主人公にも思わせぶりな態度を取ってくる。ただし財布の紐はかたい。
常に笑顔でテンションが高いムードメーカー。日常では思いやりにあふれていて誰かの相談に乗ることもしばしば。

「あたしこー見えて口堅いの知ってるっしょ？　話聞いたげる！　お代は500円かあんたのパンツでいいゾ！」

弁論準備


左右田のステータス

発言力4　集中力4

『スキル』
マシンガントーク　反論ショーダウンで使用可能。集中力を2消費し指定したウィークポイントを全てのコトノハで斬る。
手当て　裁判全体で解答レスと共に使用可能。集中力を2消費し発言力を1回復する。


コトダマ一覧

【モノクマファイル１】
『被害者は超高校級の幽霊部員、呪瀬宮子。発見されたのはポートリー古城一階の廊下。
　腹部に槍が刺さったことによる失血死。死亡時刻は17:30。』

【全員のアリバイ】
『死亡時刻である17:30には姫下以外の全員にアリバイがある。
　お互いのアリバイを保証できるのは、左右田＆田中、佐々木＆忍原、柳生＆嶽守、進藤＆猿渡、マリア＆鹿鳴院、美袋＆愛澤の組み合わせ。』

【佐々木の証言】
『町の捜索中、佐々木と忍原は一時も離れていないらしい。』

【猿渡の証言】
『古城付近の捜索中、猿渡と進藤は一時も離れていないらしい。』

【愛澤の証言】
『浜辺付近の捜索中、愛澤と美袋は一時も離れていないらしい。』

【嶽守の証言】
『旅館の捜索中、嶽守と柳生は二手に分かれて捜索した。離れた時間は5分程度。』

【マリアの証言】
『森の捜索中、マリアは森に入らず鹿鳴院が一人で入った。マリアはその間15分ほど森の入口で待っていた。』

【姫下の証言】
『姫下は島のどこかの海岸線をうろついていたらしい。足跡は波に消され見つけられなかった。』

【古城と病院の距離】
『古城から病院までは走っても最低5分はかかる。』

【荒れた薬品棚】
『病院の薬品棚がひどく荒らされていた。薬品が散乱している。』

【無くなった薬品】
『病院の薬品棚から揮発性で即効性のある睡眠薬が消えていた。』

【ルール：ポイ捨て禁止】
『ポイ捨ては“卒業旅行のしおり”で禁止されており、もし破ると島中に大きな警告音が鳴り響く。』
『いくつかの例外があるらしいが、海に凶器を投げ捨てるのはご法度。』

【柳生の検死結果】
『腹部に槍が刺さっており、刺し痕は一つのみ。死因はこれで間違いないらしい。』

【死体の状態】
『呪瀬の死体は紐で両手足を縛られており、口もガムテープで塞がれていた。』

【槍】
『呪瀬の腹部に刺さっていた槍。あくまで飾りであるため鋭さが足りず、一般人の力で人体を刺すことは難しい。』

【西洋鎧】
『古城の廊下に置かれた西洋鎧の、手に持った槍が消えていた。』

【謎の残骸】
『古城の廊下に分解された何かの器具が落ちていた。ゴムや木片、細長い金属片が確認できる。』

【廊下の手形】
『古城の廊下の壁はほこりっぽく、うっすらと引きずったような手形が残されていた。』

【古城の廊下】
『普通の懐中電灯では照らせないほどの濃い暗闇に包まれた廊下。左右田特製の照明の強い光ならばある程度照らすことができる。』

【照明】
『左右田お手製の照明。古城の廊下を照らすために作った。トーチ型であり片手で持てる程度には軽い。』

学級裁判

　開廷！



ウサミ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めまちゅ」


ウサミ「学級裁判では、誰が犯人かを議論し……その結果はミナサンの投票により決定されまちゅ」


ウサミ「正しいクロを指摘できれば……クロだけがおしおき」


ウサミ「だけど、もし間違った人をクロとした場合は……はわわ」


ウサミ「クロ以外の全員がおっ、おしおきされ、みんなを裏切ったクロだけが卒業しちゃいまちゅ！」


ウサミ「ミナサン、死なないように、頑張ってくだちゃいね……！」

左右田「その前に、オレの隣のこれは何だよ……」


オレの右隣の証言台には、呪瀬の遺影が飾られていた。


今にも口を開いて喋り出しそうなオーラが漂っている。


ウサミ「死んだからって仲間外れにしちゃダメって、上からのお達しでちゅ」


ウサミ「あちしとしても、仲間外れはいけないと思ってまちゅよ！」


進藤「悪趣味極まりないね。……これで犯人を追いつめようってことかい？」


姫下「そう考えれば意外とアリなんじゃない？　ナイスだよウサミ！」


嶽守「呪瀬に睨まれているような気がするのは我だけか……？」


マリア「ウチもやで……。死んでも怖がらせるとか、ほんま勘弁してほしいわ……」


猿渡「流石は超高校級の幽霊部員ってことだね！」


鹿鳴院「平民共、下らん余興はそこまでにせよ。お前たちには私の代わりに謎を解く義務があるのだからな」


左右田「オメーも参加しろよ！？」

進藤「まず、何から話し合うべきだろうか……」


進藤「皆の意見を聞かせてくれ」


佐々木「議論の必要なんてありません……」


佐々木「犯人は、姫下さん以外にありえないじゃないですか！」


姫下「あたし道に迷ってただけなのになー」


佐々木「そんな言い訳が通用すると思ってるんですか！？」


柳生「待ちな、嬢ちゃん」


柳生「道に迷っていた証拠が出てくるかも知れンだろ？」


佐々木「嬢ちゃんなんて呼ばないでください……」


嶽守「証拠など、後からいくらでもでっち上げられるのではないか……？」


美袋「その可能性は捨てていいわ。私が見逃すわけないもの」


美袋「先にどうやって呪瀬さんを殺したのか、まとめてみましょう？」


美袋「姫下さんにも可能な犯行かどうか確かめるのよ」

※ノンストップ議論の説明をいたします


コトダマ
[超高校級のメカニック]

タナカ ガンダム
【左右田はただの人間】だ……。
つまり、<<俺様に飼いならせる>>動物に過ぎんのだ！


[]で囲われたものがコトダマ
【】で囲われたものがウィークポイント
<<>>で囲われたものが賛成ポイントでございます

今回は

左右田はただの人間←超高校級のメカニック

といった具合に論破します

なお、分かればどのような書き方でも構いません

＜01：ノンストップ議論＞

コトダマ
[全員のアリバイ]
[古城と病院の距離]


ミナギ イズミ
まず、基本的な事から振り返りましょう？

シンドウ アキラ
基本的な事項……超高校級の幽霊部員である、呪瀬宮子さんが殺されたね。

ソウダ カズイチ
それくらい皆分かってるだろ……。

アイザワ ココロ
死因は……刺されたことによる失血死で間違いないよね？

タケガミ ライオン
呪瀬嬢の死亡時刻に自由に動けた者は姫下嬢ただ一人。

サルワタリ ミノリ
それは違うよっ！

サルワタリ ミノリ
左右田クンの証言によると、2人は【手分けして呪瀬さんを探した】んだ！

サルワタリ ミノリ
だから、【左右田クンと田中クンになら犯行は可能】なんだよ！

サルワタリ ミノリ
はい、論破～！

↓

左右田クンと田中クンになら犯行は可能 ← 古城と病院の距離　BREAK！


それは違げーだろ！


左右田「猿渡……なんで初っ端からオレを売ろうとすんだよ！？」


猿渡「論破されてぐうの音も出ないみたいだね」


左右田「喋ってるだろ！？」


姫下「左右田！　ぐう、と言えばいいんだよ！」


左右田「嫌だよ！　聞け、古城と病院の間は、全速力で走っても5分以上かかるんだよ」


左右田「オレたちが城を出たのが17:20……つまり17:30に現場にいることはできないんだ」


鹿鳴院「本当に病院に行ったのか？　フン、怪しいな」


田中「共犯で得るものは無い……俺様が左右田が病院にいたことを保証しよう」


進藤「特に進展はないね。……次は凶器について確かめようか」

＜02：ノンストップ議論＞

コトダマ>>9
[柳生の検死結果]
[死体の状態]
[西洋鎧]


シンドウ アキラ
凶器について話そう。

サルワタリ ミノリ
これは分かるよっ、刺殺だよね。

ソウダ カズイチ
それは死因な。

マリア
<<ハリセンでどつきまわされた>>んちゃうん？

アイザワ ココロ
ううん。<<急所に爪楊枝が刺さった>>んだよ。

ヒメジタ ハナノ
ちょっとあんたたち、ふざけてる場合じゃないって。
ズバリ、<<凶器は呪い>>だったんだよっ！！

タナカ ガンダム
跳ね返された呪いが呪瀬自身の身に降りかかったというわけか……！

ササキ ハルカ
これって、<<呪いを跳ね返した人がクロになる>>んですよね！

ソウダ カズイチ
お前ら大喜利してんじゃねーよ！　命がけの学級裁判だぞ！

オシハラ メイ
や、【槍が凶器】ですね……。

タケガミ ライオン
【抵抗する呪瀬を無理矢理槍で突き殺した】のだな……。

シンドウ アキラ
【槍は西洋鎧から拝借した】ものだったね。

↓

抵抗する呪瀬を無理矢理槍で突き殺した ← 死体の状態　BREAK！


それは違げーだろ！


左右田「嶽守、呪瀬は抵抗できる状態じゃなかったんだ」


嶽守「どういう意味だ？」


左右田「オメーは死体から目を逸らしてたからわかんねぇだろうが……呪瀬は縛られてたんだ」


柳生「つまり逃げたり暴れたりするのは不可能って事だな」


愛澤「ねえ、あの槍って女子でも使える物なの？」


佐々木「意外と軽かったですよ」


姫下「触ったんだー！　さっすがー！」


柳生「しかし問題はあの槍が鋭くない事だ。俺か田中くれぇ体格いい面子じゃねえと刺せねえンだ」


佐々木「謎ですね……」


美袋「解けない謎はひとまず置いておきましょう？」


美袋「ところで、犯人はどうやって呪瀬さんを縛ったのかしら。縛る時に抵抗はするわよね」


美袋「左右田くん？　分かるかしら？」


左右田「オレかよ……」


まあ、アレを使ったんだろうな……。



＜03：コトダマ提示＞

>>9からコトダマを選択してください

↓

無くなった薬品　BREAK！


これで証明できるぜ！


左右田「マリアさん、病院の薬品棚から、睡眠薬が無くなってたんですよね？」


マリア「あ、ああ。そうやな。間違いなく消えてたで」


左右田「犯人はまずその睡眠薬で呪瀬を眠らせ、その後で縛ったんだ。どうだ美袋？」


美袋「フフ、正解よ」


鹿鳴院「馬鹿共め。縛る理由が無いだろう。眠らせた後そのまま刺せばいいではないか」


マリア「なー。その縛った物って何なのか分からへん？　どこから調達したんやろか？」


進藤「なるほど、そこから犯人が推測できるかもしれない」


げっ、出所は詳しく調べてなかったな……。

※推論クラフティングの説明をいたします

文節(パーツ)を組み合わせて推理を組み立てます


言葉　その　斬らせて　あげる
この　較らせて　おわる　あの
理屈　もらう　着らせて　どの

×４


この場合、4つのパーツを選びだし文章を完成させることで議論が前に進みます

なお、推論クラフティングで不正解の場合に受ける発言力ダメージは通常の半分となります

＜04：推論クラフティング＞

呪瀬を縛っていた紐の正体は……

紡績工場で作られている　旅館の　布
佐々木の個室に用意されている　麻縄　町の
病院の　糸　屋上で花火の導火線に使われた

×３

↓

『町の 紡績工場で作られている 糸』　BREAK！


よっしゃ、完成だ！


左右田「町の紡績工場では自動で糸が作られていたよな？　あれをより合わせれば紐になるんじゃねぇか？」


田中「束ねられし因果の糸が呪瀬の運命を決めたのだな……」


マリア「あの糸がそんなに強い紐になるやろか？」


猿渡「できるはずだよっ。超高校級の手芸部である、佐々木春花さんならね！」


佐々木「わ、わたしが呪瀬さんを殺すわけがないじゃないですか！！」


姫下「作った証拠ならあるよー！」


姫下「今朝紡績工場に迷い込んだときに、床に紐が落ちてたんだ。それも頑丈なね！」


忍原「あ、あねさまにはアリバイがっ……！」


左右田「うっせ、忍原は黙ってろ！　佐々木が犯人だ！」


佐々木「ムキになるところが怪しいです！　きみが呪瀬さんを殺したんですね……許しません！」


田中「静かにしろ。……おそらく花火の導火線として作らせたのだろう」


佐々木「そ、そうですよ！　進藤くんに頼まれて作ったんです！」

柳生「なあ、一ついいか」


柳生「縛って槍で刺したとして、返り血はどうしたんだ？」


愛澤「返り血が付くかな？」


柳生「生きてる人間をあれだけ深く刺すと、馬鹿に出来ねェくれえに血が吹き出る」


進藤「しかし犯人に着替える時間は無いはずだ……」


姫下「島中回ったけど血の付いた服は見付からなかったよ！」


猿渡「そうか、わかったぞっ！　返り血のついた服は海に流したんだ！」


ウサミ「ポイ捨てはダメでちゅ！」


鹿鳴院「『卒業旅行のしおり』にも書かれていただろう」


忍原「では……どうやって処分したのでしょう」


マリア「実は今も着てるってオチや！」


姫下「食べたんじゃないかな！」


猿渡「それに賛成だよっ」


愛澤「お腹壊しちゃうよ……」


田中「呪瀬の血肉をわが身に取り込もうとしたのだな」


左右田「真面目に話しあえって！」


姫下「ゴメンゴメン、ジョーダンだって。答えはあの残骸だよ」


美袋「へえ、貴女もそこまで掴んでいるのね」


あの残骸に含まれていたパーツ、どこかで見覚えがある……。


長いゴム、持ち手のような木片、矢のような細長い金属のパーツもあったな。

※閃きアナグラムの説明をいたします


こ　　ま　　え　　だ　　な　　ぎ　　と

A.○○ぎ○○○


この場合、『ぎ』はすでに埋まっているので残りの5文字を埋めることになります

同じ文字を2回使うこともあるのでご注意ください

＜05：閃きアナグラム＞

廊下に落ちていた謎の残骸の正体は……


ぼ　　く　　が　　そ　　う　　だ　　ま　　ん

A.○○○ん

↓

ぼうがん　COMPLETE！


閃いたぜ！


左右田「あの残骸の正体は、ゾンビ退治の時にオレが作って放置していたボウガンだ！」


柳生「なるほどな。俺も作ったのに忘れちまってたぜ」


柳生「過ぎたことは気にしねェ主義なんだ。はっはっは！」


愛澤「ボウガンって矢を撃つ道具だよね。……凶器は槍だよ」


左右田「おいおい。オレを誰だと思ってる。超高校級のメカニックだぜ？」


左右田「オレのボウガンは細長い棒状の物であれば何でも撃てるんだ！」


佐々木「ドヤ顔しているところ悪いですけど、きみのボウガンが万能なせいで呪瀬さんは殺されたんですからね」


左右田「ぐっ、それは言うなよ……！　それを言ったらオメーの紐も頑丈じゃなければ呪瀬が逃げ出せただろーが！」

進藤「ここで一旦整理してみようか。呪瀬さんがどういった流れで殺されたのかをね」


マリア「きっと犯人が呪瀬はんを縛ったのは廊下じゃなく古城のホールだと思うで」


鹿鳴院「ああ。暗闇で紐を結ぶことなど到底誰にもできない事だ」


姫下「あたしも、あと左右田と佐々木にもできそうだけど？」


佐々木「はい。わたし犯人ではないですけど、暗闇でも簡単な縫い物までならできますよ」


左右田「まあな……器用じゃねぇと機械はいじれねぇよ」


マリア「ありえへん……！　この人らどんだけ器用なんや……！」


鹿鳴院「くく、これで私が犯人ではないと証明できたぞ」


左右田「オメーはもうちょっと自分を恥じろよ……」


嶽守「しかし、暗闇で目のきく呪瀬嬢相手に、廊下で勝負を挑もうとする者がいるのか……？」


忍原「……睡眠薬を持って、廊下で襲ったのでしょうね」


左右田「まとめるぞ。犯人は呪瀬を縛り、片手にボウガンを持って呪瀬を廊下に引きずって行ったんだ」


左右田「そして槍をボウガンにセットして、呪瀬を離れた場所から撃ち殺した」


左右田「最後にボウガンを壊して廊下に放置した」


左右田「きっと暗闇だから見つからないとでも思ったんだろうな。実際はウサミの魔法で明るくなってすぐに見つかったわけだが……」


左右田「これが大まかな事件の流れだな」

　　　　　　　反


そいつぁ認めらんねェな


　　　　　　　論


　　　　　　　！

柳生「おい左右田、アンタの推理にゃ欠陥があるぜ」


左右田「な、なんだよ……！」


柳生「よく聞け。そんな方法で呪瀬は殺せねェよ」



※反論ショーダウンは基本的にノンストップ議論と変わりません

※賛成が無い・ウィークポイントが少ない・コトダマが多いなどの違いがあります

＜06：反論ショーダウン＞

コトダマ
[モノクマファイル１]
[槍]
[廊下の手形]
[古城の廊下]
[照明]


ヤギュウ ソウジ
思い出してみろよ、廊下は元々暗闇だ。まともに歩けやしねぇ。

ゆっくりと歩けば引きずることはできるだろうがよ……

その後槍を取り、ボウガンにセットし、真っ直ぐ呪瀬に向けて撃つのは至難の業だぜ？

犯人は短時間で犯行を終えなきゃいけねえのにそんな暇があるンかい？


ソウダ カズイチ
少なくともボウガンにセットするのは、目をつぶってもできる設計にしたぞ！


ヤギュウ ソウジ
それによ……まだ【わざわざ縛った理由も分かってねえ】し……

呪瀬以外に【暗闇でモノが見える奴なんざいねェ】よ！


↓（『マシンガントーク』を使う場合はウィークポイントだけを書いてください）

暗闇でモノが見える奴なんざいねェ ← 廊下の手形　不正解


発言力４→３


左右田「廊下を伝って行ったんじゃねぇか？」


柳生「ああ。確かに壁にぶつからずに歩けるかもな」


柳生「しかしよぉ、呪瀬とボウガンで両手がふさがってンぜ」


柳生「それに暗闇でどうやって呪瀬に狙いをつけるんだ？」


ちくしょう、間違えちまった……！


田中「……左右田、もし貴様ならどうする？」


田中「考えろ。貴様ならば闇を払うことが可能だろう」


↓　>>38の解答（コトダマ>>9）

暗闇でモノが見える奴なんざいねェ ← 照明　BREAK！


オレが整備してやるぜ！


左右田「オレ特製の照明を使えば十分に物が見えるんだ。死体を発見した時もそうだったぜ」


柳生「そいつは考えたんだがよ。ボウガンと呪瀬を縛った紐で手がふさがってねぇかい？」


左右田「照明はトーチ型だから、脇に挟んでもいいしポケットに差し込んでもいいんだ」


柳生「なるほどな。ちっ、俺の負けだ」


忍原「あ、あの！　……それは、えと……」


姫下「ねーねー、左右田！　呪瀬を縛った理由と、あっという間に犯行が終わった理由は説明できる？」


左右田「いや、まだ分かんねーけど……これから話し合うんだろ？」


姫下「実はねー、あたしは分かってるんだなーそれが」


嶽守「そなたが犯人なのだから当然知っているだろう」


左右田「勿体ぶってないで言えよ、オメーは容疑者なんだぞ」


姫下「うん。だから信じてもらえないだろーし……あたしは個人的にも左右田に気付いてほしいんだよね！」


左右田「は……？」


姫下「別の角度から犯行の流れを考え直してみなよ。ヒントは『犯行時刻』だゾッ！」


こいつは何が言いたいんだ……？

※ロジカルドライブの説明をいたします


１．舞園さんの才能は？　A:超高校級のエスパー　B:超高校級のアイドル　C:超高校級のマネージャー

２．桑田クンの才能は？　A:超高校級の野球選手　B:超高校級のアホ　C:超高校級のミュージシャン

３．桑田クンはこの後どうなる？　A:絶望的にフラれる　B:間違いなくフラれる　C:あっさりとフラれる


このような3つの3択問題に全問正解するとクリアです

左右田クンはバイクに乗って進むのでダイブではなくドライブなのです

脳内なので乗り物酔いはしません

あるいはもしかしたら頭を使いすぎて乗り物酔い並みに気分を悪くしているかもしれません

＜07：ロジカルドライブ＞

１．犯人が呪瀬を殺したのはいつ？　A：今日の17:30　B：今日の17:00以前　C：昨日の17:30

２．犯人が呪瀬を縛った理由は？　A：薬品の使用を隠すため　B：縛った人物と刺した人物が別々にいると思わせるため　C：呪瀬が逃げるのを防ぐため

３．呪瀬が縛られたのはいつ？　A：パーティの準備中　B：17:30ごろ　C：殺害後

↓

A・C・A　COMPLETE！


発言力4→4.5


こういうことでいいのか？


左右田「もしかして……呪瀬はパーティの準備中に縛られて、廊下に運ばれていたんじゃねぇか？」


左右田「そして17:30、自分のアリバイがある時間に、何らかの方法を使って呪瀬にとどめを刺した」


左右田「こうすることで一連の犯行は姫下にのみ可能だと思わせた……そういうことか？」


姫下「そーそー！　左右田やるじゃん！　『一連』なんて言葉よく知ってたね！」


左右田「馬鹿にすんな！」


嶽守「そうなると……他に怪しいのは左右田殿であるぞ」


左右田「何ィ！？」


美袋「ウフフっ。確かに、照明といいボウガンといい、左右田くんに繋がるキーワードが多いわね」


進藤「なるほどね。決まった時間になったら自動で発射するようにボウガンを改造したとすると……」


左右田「オ、オレじゃねーって！？」


鹿鳴院「ボウガンをすぐに解体できたことにも説明が付くぞ」


猿渡「これが事件の全貌だよっ」

左右田「お、おい、姫下、オメー犯人分かってるんじゃねぇのか？」


姫下「おおっ！　『オメーが犯人だ！』じゃないんだね！　嬉しい！　抱いて！」


姫下「結論から言うと……犯人もトリックも分かってるよ」


美袋「そうなの？　貴女、すごいのねぇ」


左右田「そ、そうか。だったらここから先は任せた！　頼む、オレの容疑を晴らしてくれ！」


姫下「ふーん……どうしよっかなー」


左右田「そうしねぇとオメーもおしおきで殺されるんだぞ！？」


佐々木「あの、わたしからもお願いします。きみが犯人じゃないのなら、筋道立てて全部説明してください……！」


佐々木「早く、呪瀬さんの敵を討ちたいんです……！」


愛澤「お願いするよ。……こんな時間、早く終わって欲しいもん」

姫下「…………やだ！」


左右田「おい……なんでだよ！？」


姫下「だってさ、せっかく練ったトリックをあたしがあっさり解き明かしちゃったらさ、犯人が絶望しちゃうじゃん」


鹿鳴院「人殺しに情けなど無用だろう？」


左右田「犯人が絶望するって……！　負けたらオメー含むオレたち全員が死ぬんだぞ！？　それこそ絶望じゃねーか！」


姫下「絶望的だよね！　散々話し合った結果進展がないどころか容疑者が増えたあたりとか特に！」


姫下「でもさ、みんながこんな絶望に屈するなら所詮その程度の人間でしか無かったって事なんだよ」


マリア「あんさん、何言ってんねん……！」


姫下「できれば失望させないで欲しいな。超高校級のみんなはあたしにとっての最後の希望なんだからさ……」


姫下「でも！　あたしは信じてる！　超高校級の才能を持つみんななら絶望に屈することはないって！（芝居がかった調子）」


猿渡「そうだよねっ！　超高校級は素晴らしいんだ！」


愛澤「ややこしくしないでよ……」


姫下「左右田！　あたしはあんたに期待してるんだよ？」


左右田「こっ、ここでオレかよっ……！」


姫下「あんたの才能には可能性を感じるんだ！　そう、あたしの希望になれる可能性をね！」


姫下「さあ！　みんなの未来を創ってみせて！」


姫下「ほら！　あたしという絶望を乗り越えて生き延びろ！」

左右田「意味わかんねぇよ……」


田中「この女の戯言に惑わされるな！」


佐々木「田中くん……！？」


田中「元々容疑者だ。話を聞いたところで鵜呑みにできん……」


田中「特に実害もない。改めて議論すればよいだけの事だ」


進藤「そうだね。……次は何を議題にしようか」


田中「……先に全員の準備中の行動を確認するぞ」


マリア「それで怪しいと思った人のアリバイを見直せばいいんやな」


美袋「ウフフっ。どうしても分からない時は知恵を貸すわよ」


姫下「左右田。あんたは一人じゃないんだ！　がんばって！」


左右田「うっせ……！　自殺志願者は黙ってろよ……！」



学級裁判

　中断！