海未「H(>>2)N(>>4)K(>>6)」 (88)

ことり「HNK…?」

海未「はい。HNKです」

ことり「NHKじゃなくて?」

海未「HNKです」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412252984

ことり「HNK(本当に憎たらしいことり)…?」

ことり「う、海未ちゃんどうして? なんでそんなこと言うの?」

海未「……」

ことり「う、海未ちゃん! 私が何かしちゃったなら謝るから! だから…!」ウルウル…

海未「ふん!」ビンタァッ!

ことり「やぁん!」

海未「あなたはいつもそうです…泣いて謝れば全て許されるとでも? いい加減にして下さい」

ことり「う、海未ちゃん…」ポロポロ

海未「……」スタスタ





ことり「う……うぅ……うええええええええん…」グスグス…

>>14「ことり(ちゃん)? どうしたの?」

アリサ

亜里沙「ことりさん? どうしたんですか?」

ことり「亜里沙ちゃん…」グスッ

亜里沙「…えと、とりあえずこれ使って下さい」つハンカチ

ことり「ありがとう…」



━━



ことり「……」フキフキ

亜里沙「……」

ことり「…さっきね、海未ちゃんにHNKって言われちゃったんだ」

亜里沙「! そんな…海未さんがHNKだなんて…」

ことり「えへへ、海未ちゃんに叩かれるのなんて初めてだったよ……私…知らない間に海未ちゃんに嫌な思いさせちゃってたみたい…」

亜里沙「ことりさん…」



亜里沙(あの海未さんがことりさんにH(>>18)N(>>20)K(>>22)って言うなんて…)

ホイホイついていく

ノンケ

かわいい

亜里沙(HNK(ホイホイついていくノンケかわいい)…つまり海未さんはノンケの穂乃果さんをトイレに誘い込んで『ふふ、可愛いですよ穂乃果…』『う、海未ちゃぁん…///』なーんてことをしてやったとことりさんに宣言したんだ…)

亜里沙(ことりさんにとってこれ程ショックなことはないはず…しかも絶交宣言としてビンタをお見舞いするなんて…!)

亜里沙「許せません!」クワッ!

ことり「わっ! あ、亜里沙ちゃん?」

亜里沙「ことりさん! 海未さんに会いに行きましょう!」

ことり「えぇっ!? で、でも…」

亜里沙「じれったいです! 引きずってでも連れて行きます!」ズルズル

ことり「やぁぁあぁぁぁぁん!」



━━



海未「……」

亜里沙「海未さん!」

海未「む?…亜里沙ですか」

ことり「……」ビクビク

海未「ほぅ…ことりも。何か用ですか?」

亜里沙「海未さん! 穂乃果さんの純潔を散らした上にことりさんの心を傷つけたこと、ここで謝罪してもらいます!」

ことり「え?」

海未「>>30

この穂乃果から貰った星のペンダントを弁償してもらわない限りは許しません

海未「亜里沙が何を言っているのかは分かりませんが…」

海未「この穂乃果から貰った星のペンダントを弁償してもらわない限りは許しません」スッ

ことり「そ、それは…!」

海未「思い出しましたか、ことり? 私に許して欲しいならこれを弁償して下さい。…まず不可能でしょうがね」スタスタ

ことり「わ、私は…なんてことを…」

亜里沙「……?」


━━


亜里沙「なるほど…HNKってそういう意味だったんですね」ハラショー

ことり「うん。…海未ちゃんが私を憎むのも当然だったよ…」

亜里沙「海未さんにとって、そんなに大切なんですか? あの星のペンダントは」

ことり「うん…なんたってあれは>>35だからね」

穂乃果ちゃんの手作り

亜里沙「穂乃果さんの手作り…」

ことり「穂乃果ちゃんがね、たまには海未ちゃんにプレゼントしたいって言ってきて…私がアドバイスして出来たのがあのペンダントなんだ」

ことり「だからあれは世界に一つしかない大切な物…それを私は…」グスッ

亜里沙「ことりさん……そ、そうだ! それならもう一度穂乃果さんに作ってもらえばいいじゃないですか!」

ことり「それは…>>39

小学生の頃の思いでの品だから


ことり「小学生の頃の思い出の品だから…今同じ物を作って渡しても意味がないんだ」

亜里沙「そんな…」

ことり「……」




〜回想〜




ほのか「ことりちゃぁぁぁぁん!」だだだだだ

ことり「わっ、どうしたの、ほのかちゃん?」

ほのか「うみちゃんにぷれぜんとしたい!」

ことり「ぷれぜんと?」

ほのか「うん! ほのかね、いっつもうみちゃんにたすけてもらってるからおれいがしたいの」

ことり「ほのかちゃん…」

ことり「…わかった! ことりがぺんだんとのつくりかたおしえてあげる!」

ほのか「わーい! ありがとうことりちゃん!」


……


ほのか「うーん…む、むずかしい…」

ことり「ここはね、ここをこうして…」


……



ほのか「よいしょ…よいしょ…」

ことり「…あれ? ほのかちゃん、つくるのってほしのぺんだんとだけじゃないの?」ヒョコッ

ほのか「!!?? み、みちゃだめぇぇぇぇ!」バッ

ことり「??」




……



ほのか「はい、うみちゃん! ぷれぜんと!」

うみ「わぁ〜…ありがとうございます、ほのか!」キラキラ

ことり「ふふふ、うみちゃんのめもおほしさまみたい」

ほのか「そして〜、はい、ことりちゃん!」スッ

ことり「えっ?」

ほのか「えへへ〜、さんにんのゆーじょーのあかし! うみちゃんはほしのぺんだんと、ほのかは>>44、ことりちゃんには>>46!」

ことり「ほのかちゃん…」ジーン…

うみ「ふふ、ほのかったら…」

どら焼きの首輪

イカリング

ほのか「これがあればわたしたちはずっといっしょ!」

ことり「ずっと?」

ほのか「うん! おばあちゃんになってもずっと!」

うみ「ずっといっしょ…えへへ…ことりとほのかといっしょ♪」

ほのか「だからずっと持っててね! そうすればいつまでもいっしょにいられるから!」

ことり・うみ「うん(はい)!」




━━みなみけ



ことり「……」ゴソゴソ…

ことり「あった…」つイカリング

ことり「三人の、友情の証…」

ことり「ぐすっ…うぅ……海未ちゃん…」ポロポロ…





━━そのだけ



海未「……」

海未(許せません…いくらことりといえど、絶対に…!)

海未「絶対に……!」




━━こーさかけ



穂乃果「うーん…」モグモグ

穂乃果「今日もパンが美味い!」ムシャムシャ



━━後日


海未「はいワンツーワンツー」パンパン

凛「にゃ…ぁぁぁぁぁぁ…」フラフラ

海未「凛、ダンスのキレが落ちてきてますよ」

凛「そ、そんなこと言われて…も……」

凛「も、もう無理にゃぁぁぁぁぁ…」ドテッ

希「凛ちゃん、お疲れ様。少し休憩にしよっか」

海未「ダメです。凛はダンスが苦手なんですからもっと頑張らないといけません」

凛「もう体動かないにゃぁ…」

希「…海未ちゃん、今日なんかおかしいで? カリカリしてるように見える」

海未「…希には関係ないでしょう」

希「関係大アリやん。何があったか知らないけど、凛ちゃんにあたるのは良くないで?」

海未「>>52

すみません、私もメンタルで少し疲れていたので…

海未「すみません、私もメンタルで少し疲れていたので…」

希「あんまり無理しちゃダメだよ? ウチでよければいつでも相談にのるで?」

海未「ありがとうございます。…でも大丈夫です」

希「……そっか」

凛「うぅ…凛は完全にとばっちりだにゃぁ…海未ちゃんなんか嫌いにゃ!」プイッ

海未「すいません凛。後でラーメン奢りますから許…」

凛「海未ちゃん大好きにゃー!」ギュッ

希「た、単純やなぁ凛ちゃん…」





ダダダダダ…ガチャ



花陽「はぁ…はぁ…」

凛「あ、かよちん」

希「どうしたん? 今日はユニット別練習やで?」

花陽「た、大変です!」

海未「?」

花陽「>>59

kskst

花陽「穂乃果ちゃんが突然目眩を起こして倒れちゃったの!」

希・凛・海未「!!」

花陽「そ、それで今はことりちゃんと保健室にいるんだけど…」

凛「穂乃果ちゃんが…よーし、BIBIの三人も呼んでお見舞いに行くにゃー!」

花陽「で、でもそんなに大勢で押しかけたら穂乃果ちゃんがゆっくり休めないよ…」

希「そうやね。幸い保健委員のことりちゃんがついてることだし、ここは…」チラッ

海未「……」

希「海未ちゃん。穂乃果ちゃんのこと、心配やろ?」

海未「え、ええ…」

希「じゃあウチらを代表して、先に様子見てきてくれるよね?」

海未「それは…その……」

希「見てきてくれるよね?」ズイッ

海未「……わ、分かりましたよ」

凛・花陽「??」




━━保健室



穂乃果「ぐぅ〜…パンが二枚で……ぐふふ…」

ことり(倒れた時はびっくりしちゃったけど…良かった。穂乃果ちゃん、大丈夫そう…)


ガラッ



ことり「! あ……」

海未「……」

ことり「う、海未ちゃん…」

海未「>>63

穂乃果から離れてください

海未「…穂乃果から離れて下さい」

ことり「っ…う、うん」

海未「……」スタスタ

穂乃果「ぐ〜…」

海未「…」ホッ…

ことり「よ、良かったよね。穂乃果ちゃん、大事に至らなくて…」

海未「……」

ことり「……うぅ…」

ことり(海未ちゃん、まだすっごく怒ってる…どうしよう、このままなんて嫌だよ…何とかして許して貰わなきゃ!)

ことり「う、海未ちゃん!」

海未「…なんですか?」

ことり「>>66

実は昨日の夜にね、私が壊しちゃった海未ちゃんの星のペンダントを作って見たんだ…
思い出しながら作ったから、所々違うと思うけど、これで…

ことり「こ、これ! 受け取ってください!」スッ

海未「! これは…」

ことり「実は昨日の夜にね、私が壊しちゃった海未ちゃんの星のペンダントを作って見たんだ…
思い出しながら作ったから、所々違うと思うけど、これで……」

ことり「ゆ…許して、貰えないかなって」

海未「……」

ことり「ご…ごめん。やっぱり虫が良すぎるよね、こんなので許して貰おうなんて…」

海未「ことり」

ことり「は、はい!?」

海未「>>69

思い出しました・・・穂乃果は3人の友情のために作ってくれたんでしたね・・・
スイマセンでした・・・私を許してくれますか?

ほのか『はい、うみちゃん。ぷれぜんと!』

ほのか『これがあればわたしたちはずっといっしょ!』



海未(そうだ…そうでしたね)

海未「思い出しました・・・穂乃果は3人の友情のために作ってくれたんでしたね・・・」

ことり「海未ちゃん…?」

海未「それなのに…ペンダントのことでことりにあたるだなんて、私は大馬鹿者です」

海未「ことり…スイマセンでした…私を許してくれますか?」

ことり「……海未ちゃん!」ギュッ

海未「!」

ことり「私こそ…本当にごめん! 海未ちゃんにとって…ううん、私達三人にとってどれだけ大切なものか分かってたのに…!」

海未「いえ、形あるものに拘って本質を忘れた私が愚かでした。ことりは何も悪くないです。それに今は…」スッ

海未「ことりが私のために作ってくれた、素敵なペンダントがありますから」ニコッ

ことり「海未ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!」ギューーー

海未「こ、ことり…そんなに抱きしめられると恥ずかしいです…///」

穂乃果「むぅぅぅ…なんかうるさくて目が覚めちゃったよ! 高坂穂乃果です!」ガバッ

海未「穂乃果!?」

穂乃果「む? 海未ちゃん、ことりちゃん?」

ことり「よかった…よかったよぅ…」ぎゅぅぅぅぅぅ

海未「こ、ことり…///」

穂乃果(ことりちゃんと海未ちゃんが抱き合ってる…)

穂乃果「…よく分からないけど私も交ぜてーーーー! ぎゅーーー!」

海未「穂乃果まで!?」

ことり「えへへ、穂乃果ちゃんも一緒に、ぎゅー♪」

穂乃果「ぎゅー♪」

海未「も、もう! 二人ともいい加減にして下さーい!///」

希「…ふふ、よかったよかった。これで一件落着やね」

亜里沙「うぅ…これが穂乃果さん達の友情…ハラショーです!」グスッ

希「うわっ、亜里沙ちゃん!? なんでここに?」

亜里沙「ことりさんが海未さんと仲直り出来たのか不安で不安で…つい学校まで来ちゃいました」

希「ついって…意外と型破りやねぇ」

亜里沙「でもあの様子ならもう大丈夫そうですね」

希「ふふ、そうやね。三人とも…」






穂乃果「ぎゅうううぅぅぅぅ! ほらほら、海未ちゃんも!」

海未「で、ですから! 恥ずかしいです!///」

ことり「ぎゅぅうううううう♪ えへへ、ぎゅぅぅぅぅぅぅぅ…」

海未「こ、ことりぃぃぃ…///」

穂乃果「まだまだいくよー、二人とも!」

ことり「うん♪ さ、海未ちゃんも」

海未「……はぁ。もう、分かりましたよ」ギュッ

穂乃果・海未・ことり「……」ニコッ







希「とっても仲良しさんやんな♪」



━━その後、穂むら




穂乃果「ほぇ〜、そんなことが……どうりで海未ちゃんとことりちゃんの態度がおかしいと思ったよ」

ことり「こうして仲直り出来て本当によかったよぉ…」ひしっ…

海未「こ、ことり! そろそろいいでしょう!?///」

ことり「やだ」ギュッ

穂乃果「でも二人とも穂乃果のプレゼント凄く大事にしてくれてたんだね…えへへ、嬉しいな」

海未「穂乃果は今も持っているんですか? あのどら焼きの絵が描いてある首輪は」

穂乃果「もちろん! 力作だったからね、大事に保管してあるよ!」ゴソゴソ…

穂乃果「……んっ?」

ことり「どうしたの?」

穂乃果「>>79

あー、色がハゲちゃってる…。

穂乃果「あー、色がハゲちゃってる…」

ことり「あっ、ホントだ…」

海未「まぁ…もう何年も前に作った物ですからね。当然といえば当然です」

穂乃果「むぅ〜……何だか悔しい…」

海未「…時が経てば変わってしまう物もあれば、変わらないものもありますよ。穂乃果」

穂乃果「え、どういうこと?」

ことり「ふふ、海未ちゃんの言う通りだね」

穂乃果「あれ、ことりちゃんは分かったの? どういう意味?」

ことり「えっとね〜…私と海未ちゃんは穂乃果ちゃんのことが大好きってことかな」

穂乃果「え、えぇ〜!? それって答えになってるの?」

ことり「もちろん♪」

海未「ええ。きっとこれからも変わりませんよ。何年、何十年経とうと、私達がおばあちゃんになってもです」

穂乃果「??? ちんぷんかんぷんだよー!」

ことり「…えへへ」

海未「…ふふっ」

穂乃果「もー、笑ってないでちゃんと教えてよー!」



――


にこ「へぇ、そんなことがあったのね。どうりで…」チラッ



ことほのうみ「キャッキャッウフフ」



にこ「最近ますます仲良くなったわけね」

絵里「亜里沙も嬉しそうに話してくれたわ。私も雪穂ともっと仲良くなりたいって」

凛「凛もかよちんともっと仲良しになりたいにゃー」ギュッ

花陽「り、凛ちゃん!?」

真姫「……わ、私も混ぜなさいよ!」ギュッ

花陽「ま、真姫ちゃんまでェェェ!?///」

希「おやおや、一年生組まで。微笑ましいなぁ」

絵里「あら、じゃあ私たちもやる?」

希「うん、大賛成やんな」

にこ「は? ちょっと、なんでこっち来……」


モギュッモギュッ…バイーン…………チクショー!









穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん!」

ことり・海未「?」

穂乃果「私たち…ずっと、ずーっと! 一緒だからね!」

ことり・海未「……うん(はい)!」





終わり

話広げようと思ったけどどうしても蛇足感が出そうなのでここで終わり

ことほのうみは書いてると幸せな気持ちになれます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月17日 (木) 02:48:03   ID: J5MSgvou

イカリング何年ものだよ

2 :  SS好きの774さん   2016年10月10日 (月) 20:50:20   ID: KP17P03j

↑イカの形のリング(指輪)ということだと解釈するんだ。

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom