敵艦隊前線泊地作戦後

提督「翔鶴を救出した後に艦載機を褒章で与えられると複雑な気持ちだな」

菊月「艦載機の事はよく解らないがこれはきっと優秀なのだろ」

提督「加賀に装備させるか。それよりも菊月、よく頑張った。今回の作戦のMVPはお前だ」

菊月「当たり前の結果…いや、今回は偶々だ。皆が必死に闘い、私がMVPだっただけだ」

提督「そうか。だがMVPには褒章を与える。何が良い？」

菊月「…このまま抱きしめていてくれ。それだけでいい」

提督「…」

菊月「死地を乗り越えた後に司令官の温もりを感じると生きているのだと実感できる。今はそれだけで幸せだ」

提督「すまな…」

菊月「謝らなくていい。私は司令官の為に闘っただけだ」

提督「ありがとう」

菊月「ああ…菊月に任せろ。今度も必ず勝利する」

菊月「だからまたこうして抱きしめてくれると…その、嬉しい」

ーーーー

現在

菊月「帰還したぞ、司令官」

提督「ご苦労。どうだった新手の軽巡は？」

菊月「この菊月の前では敵ではないな」

提督「……そうか。ならとりあえずほら、おいで」膝を叩いて

菊月「うん」スッ

提督「この行動も慣れたな」

菊月「そうだな…いや、私はまだ慣れてない」

提督「どうしてだ？」

菊月「…身体を重ねてもこの温もりだけは特別だ」

艦娘指定

↓2

浜風「司令官、お昼はどうしますか？」

提督「カレー」

浜風「またですか。カレー以外にはないんですか？」

提督「無い。鳳翔と大鯨の許可が出てない艦娘の料理はカレー以外食べない」

浜風「わ、私は肉じゃがも作れます」

提督「いや、何があってもカレー以外食べない」

浜風「昔に何があったんですか」

提督「比叡と金剛…うっ、頭が」

浜風「聞いてきます」

浜風「それで何があったんですか？」

比叡「えっとそれは」

金剛「oh…私は演習があるので失礼しマス！」スタスタ…

浜風「比叡さん？」

比叡「ヒエー！待ってください、お姉様！！」スタスタ

浜風「怪しい」

霧島「…あまりその事についてお姉様達に聞かないであげて」

浜風「霧島さん…でも、提督がカレー以外食べてくれないんです」

霧島「鳳翔さん達が許可を出したら食べてくれるわ…あれは事故だったの」

浜風「事故？」

霧島「提督が二週間食中毒と原因不明の高熱で二週間…一ヶ月の間、生死の境を彷徨ったのよ」

浜風「なぜ食中毒と熱が別れてるんですか？」

霧島「お姉様達と一部の艦娘達の料理が原因なの。流石の提督もトラウマになってしまって」

浜風「だからカレーだけなんですね」

霧島「カレー…食べてくれるようになるまで色々とあったけどそれはまた今度にしましょう」

浜風「えっ？」

霧島「提督がお待ちよ」

浜風「あっ、すいません、失礼します」バタバタ

霧島「聞いてましたか、お姉様方」

比叡「…」

金剛「…」

霧島「鳳翔さんの料理教室、今日でしたよね」

比叡「気合いれていってきます」

金剛「がんばる…絶対に食べてもらうから」スタスタ…

霧島「未だにカレーしか食べないのはあの二人がカレーしかまだ作れないからなんて言えませんよね」

艦娘指定

↓2

サーモン海域

レ級「……」

武蔵「どうした、かかってこないのか？」

レ級「お腹空いた」

武蔵「はっ？」

レ級「何も食べてないの」

武蔵「待て待て、お前と私は敵だぞ」

レ級「でも姫はお前達なら戦わなくても良いって言ってた」

武蔵「あのクソ空母か……要件は？」

レ級「お腹空いた」

武蔵「ならとりあえずこの海域を解放しろ」

レ級「お腹いっぱい食べて良いならいいよ」

武蔵「…提督に確認をとる待て」

レ級「わかった」

pipipipi

提督「どうした」

武蔵「レ級が腹いっぱい食べさせたら海域を解放するといってるんだが」

提督「許可する」

武蔵「…それでいいのか」

提督「かまわん」

武蔵「許可がでた、ついてこい」

レ級「ヤッターー！」

提督「……」

レ級「……」もぐもぐ

提督「なあ、レ級」

レ級「…ごくん…何かな？」

提督「一応聞いておきたいんだがな、お前は艦娘だった記憶はあるのか？」

レ級「…あるよ。雷って呼ばれてた」

提督「そうか」

レ級「それだけならまた食べるよ？」

提督「かまわん、食べ続けろ」

レ級「うん！」もぐもぐ

一時間後

レ級「もう食べられない…」ゴロゴロ

提督「約束は守ってくれるな？」

レ級「うんサーモン海域は解放する。でもさ、また食べにきていいかな？」

提督「誰にも見つからなかったらな。あと事前の連絡と空母姫達に連絡を入れる事」

レ級「それなら大丈夫。よかった、またご飯がお腹いっぱい食べられる」

提督「…」

レ級「それじゃあ帰るよ、またね提督」

提督「おう、またこい」

レ級「♪ー」海に帰り

提督「不満そうだな武蔵」

武蔵「当たり前だ。深海棲艦は私達の敵で何人もの同胞を…」

提督「どうでもいい」

武蔵「貴様！」ガシ

提督「あのさ、前からずっと思ってたんだけど肩の力を抜けよ武蔵」

武蔵「お前は軍人としての考えを持て！」

提督「意思疎通可能な相手をこれまでの損益でぶち殺す狂った考えなんかに賛同できるか」

武蔵「っ…ならどうしろと言うんだ」

提督「知らん。お前の方が経験は上だ。性交渉のテクニックは俺だがな」

武蔵「はぁ…提督が、お前がバカだと改めて思いしらされた」

提督「知らなかったのか？武蔵は鈍いな」

武蔵「っ…いつか上層部に消されるぞ」

提督「その時は深海棲艦の提督でもやるさ」

武蔵「頭が痛くなってきた」

艦娘指定

↓2

寝ます

書いててこれではないと感じてしまう。目標定めてやるべきだったかな。