【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その8【安価】 (999)

うまく立っているでしょうか?

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よし、大丈夫


前スレ

【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その7【安価】
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登場人物の簡易まとめ

駆逐艦
・暁
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
・黒潮
・不知火
・陽炎
・卯月
・朝霜
・叢雲
・皐月
・漣
・潮
・S朝潮


軽巡
・阿武隈
・夕張
・神通
・川内
・龍田
・天龍
・多摩
・北上
・大井
・球磨

重巡
・加古
・羽黒
・那智
・愛宕

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19
・伊26
・伊13
・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート
・長門
・榛名


空母
・雲龍
・天城
・葛城
・加賀
・瑞鶴
・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・龍驤


その他
・秋津洲
・明石
・レ級
・駆逐棲姫
・提督


ここに挙げている以外のキャラも出てきますので、よろしくお願いします

ーー工廠


不知火「三人同時に改二改修ですか」


陽炎「黒潮と不知火は練度足りてたみたいだけど、改装してなかったのね」


黒潮「急ぐもんでもないし、そこまで強くなる必要もなかったねん」


不知火「不知火は北上さんをリスペクトしてたんです。あの人は改のままであの強さですから」


陽炎「聞いたわよ、改二の大井と北上をうちの北上さんがボコボコにしたって」


黒潮「北上はんは特別過ぎるわぁ、普通は改二の方が強いんやで?」


不知火「そのようですね。なので今回の改装を受け入れたんです」

陽炎「同時にやっちゃえばコストも抑えられるし、丁度いいタイミングだったのよ!」


黒潮「そない思っとこかぁ」


不知火「そうですね」


陽炎「改二改修で気をつけないといけないのは、変な副作用が出たりするのよね?」


黒潮「多摩はんの時はにゃ~しか言われへんようになってしもうたんよ」


不知火「数日も経てば元通りでしたけどね」


陽炎「私達はみんな陽炎型なんだし、共通の副作用が出る可能性もあるわ。個人的にしか出ない可能性もあるから、何か変なことを感じたら情報は共有しましょう」


黒潮「そうしたほうがええねぇ」


不知火「それではまず不知火から改造をやっていきます」


陽炎「頑張って、不知火!」


下1~3高コンマ 改造後の誰かの不具合などを。無くても可

陽炎
金色に輝く鳶が頭の上にのっている

ーー


陽炎「どう?何か変な所ってある?」


不知火「不知火はありません」


黒潮「うちも今のところ無いなぁ」


陽炎「それじゃあ何かあったら報告し合うってことで!私は艤装を金色にしてくるから!」


不知火「陽炎は相変わらずですね。黒潮、一緒に演習で新しい艤装を試しませんか?」


黒潮「ごめんなぁ、うちはちょっと行くところがあるねん」


不知火「そうですか。なら不知火は演習に参加してきます」


黒潮「うん、気をつけてなぁ」

ーー


陽炎「だあーーーー!ダメだーー!」


秋津洲「何を叫んでるかも?」


陽炎「艤装を金メッキにしてるんだけど、どうやっても銀色が混ざっちゃうのよ!」


北上「そもそも艤装は金色にする為に作られてないんだから諦めなよ~」


陽炎「嫌よ、私は金色なのよ!」


秋津洲「既に服は金色かも…せっかくの改二の服なのに……」


陽炎「もう~!何が悪いっていうの!?」


北上「落ち着いてさ、最初からやり直しなよ~」


陽炎「うぅぅぅ…私は金色じゃないと…嫌なのに…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

すいません陽炎がどうなったかを安価で投げたつもりでした、書き方が悪かったです


再安価 下1~3高コンマ この後の陽炎の行動や起こったことなどを

金色に輝く鳶が陽炎の艤装の上に乗り光輝くと、艤装が金色になった

金箔を食べようとしだす

陽炎「こうなったら無理矢理にでも金色にしてやるんだから!」


秋津洲「なにをするつもりかも!?」


陽炎「メッキ液の中に艤装をぶち込むのよ!」


北上「大丈夫?艤装が動かなくなったら大変だよ?」


陽炎「動かないより金色じゃない方が嫌なの!私はやるわよ!」ギギギッ


秋津洲「ああっ!クレーンに艤装を…」


北上「もう止められないね~」


陽炎「私特製のメッキ液は全てのものを金色にするのよ!その気になれば人間だってできるんだから、私の艤装も金色になるはず!」

ーー

ピカーーーーッ


北上「まぶしいねぇ~」


秋津洲「紛う事なき金色かも…」


陽炎「これよ!私が求めたのはこの輝きなの!」


北上「大丈夫?機関部まで液に浸かったんだよね?」


秋津洲「一度分解した方がいいと思うかも」


陽炎「わかってるわよ。でもその前にため

陽炎「どう?この輝き!」ピカー


秋津洲「いつもより眩しいかも!」


北上「太陽を見てるみたいだね~」


陽炎「あぁ…いいわぁこの輝き…」ウットリ


秋津洲「……あれ?なんか変な匂いがしないかも?」


北上「なんだろこれ……」


陽炎「最高よ…やっぱりメッキしたての輝きは違うわ…」


秋津洲「もしかして陽炎の艤装かも?」


北上「そうかもね。陽炎、一旦艤装を外して」

陽炎「え、なに?なんて言ったの?」


北上「だから、一旦艤装を外して……」


ゴゴゴゴゴ……


秋津洲「…危ないかも!早く艤装を外して!!」


陽炎「へ、なに?なにが起こってるの?」


北上「だから一旦外してって!もしかしたら爆発……!」


陽炎「へ……?」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

艤装に黒い玉が転がってきて震えが収まる

弾け飛んだ艤装で秋津州がかすり傷をおう

ドォォォン…


陽炎「きゃあぁぁぁあぁぁ!」


秋津洲「陽炎ー!」


北上「まずい!まさか爆発するなんて…!」


秋津洲「眩しくって何も見えないけど、艤装が爆発したのはわかるかも!」


北上「艤装を展開中だから大怪我をしても大丈夫なはず…だけどもしかしたら…!」


秋津洲「陽炎!無事なら返事して欲しいかも!」

陽炎「私は無事だけど…なにこれ?」


北上「怪我は無いんだったらいいけど…」


秋津洲「陽炎の隣に立ってるのは何かも!?」


陽炎「どうやら私の艤装っぽいわね」


北上「艤装が爆発してロボになったって?」


陽炎「それしか考えられないじゃない。いや、それでも十分おかしいのはわかってるわよ?」


秋津洲「これ…動くかも?」


北上「陽炎のだっていうなら動かしてみてよ~」


陽炎「やったことないのに…でも艤装を動かす感覚で…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

動くけど実弾撃てない、艤装モードに戻せるのは分かった

陽炎「え~~っと…どうにかして…」


マダオワランヨ!


秋津洲「キェェェ!シャベッタァァァァァ!」


北上「いや、これどっから声出てんの?」


陽炎「わからない…」


秋津洲「陽炎がわからないならもう無理かも」


北上「とりあえず演習でもやってみてって言いたいところだけど、ここから動かないんじゃねぇ」

秋津洲「陽炎、動かし方は分からないかも?」


陽炎「全く…」


北上「ねぇ、今思ったんだけどさ。これってパワードスーツ的なものじゃない?」


秋津洲「スーツ?」


北上「ロボ形態なのが正解じゃなくて、腕の部分を外して自分の腕に装着できない?」


陽炎「脚も同じようにできるなら、まさにパワードスーツね」


秋津洲「とにかくやってみるしかないかも!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

秋津洲「これ、アイ[ピー]マン」
北上「怒られるねぇ~」

北上「重いだけのハリボテゴミだねぇ~」

ーー

陽炎「…できたんだけど」


秋津洲「これってアイアンマ…」


北上「トニースタークに消されるよ」


秋津洲「だって…!コンセプトが一緒かも!」


北上「違うよ、これは多分燃料と弾薬で動くし。変なビームも出ないよ………きっと」


陽炎「これなら動けるし、一度演習場に行ってみるわね!」ガションガション


秋津洲「空を飛ばないならまだセーフ…かも」

ーー演習場


不知火「それは何かの冗談ですか?」


陽炎「私だってふざけたわけじゃないのよ」


不知火「眩しいのにはかわりありませんが、見た目がおかしいです」


陽炎「だからそれを試しにここにやってきたのよ!船速は早くなってるのは間違いないけど、火力はわからないから不知火、相手して!」


不知火「…仕方ありませんね」


陽炎「やってやるわよ~!」


下1~3高コンマ 演習の結果などを

弱くはないけどぬいぬいの改二が強くて圧倒される

ーー

不知火「勝てるわけが無いでしょう!!」


陽炎「そりゃ不知火も怒るわよね」


不知火「なんなんですかその頑丈さは!何発当てても耐久が1しか減ってないじゃないですか!」


陽炎「早くなった私に何発も当てられる不知火も凄いけど、それよりこっちの頑丈さが…」


不知火「火力は流石に駆逐艦並みのままですが、そんな艤装は反則です!」


陽炎「火力はほぼ同じでこっちが鬼のように硬いって、そりゃ公平じゃないわ」


不知火「この勝負は無しです!いいですね!?」


陽炎「はいはい、私もこんなので勝っても嬉しくないから無効よ無効」

ギミック解除せんと攻撃通らんのかな?

陽炎「…で、不知火は何か不具合はなかったの?」


不知火「現時点ではありません」


陽炎「それならよかったわ。私のこれは多分イレギュラーでしょうし」ガションガション


不知火(当たり前のように外してますけど、これ絶対アイアンマ…)


陽炎「あ、そうだ。黒潮はどこに行ったか知らない?」


不知火「…執務室の方に歩いていきました。司令官に用事があったのでは無いでしょうか?」


陽炎「わかった、ありがとう。一応黒潮にも話しを聞いておかないとね」


不知火「ついでにその……艤装のことを報告しておいた方がいいと思います」


下1~3高コンマ 執務室の様子や黒潮の状態などを

外出許可届を提督に提出している黒潮

新衣装をお披露目(見せつけ)

ーー食堂

不知火「黒潮と司令官は遊んでいるのでしょうか?」


陽炎「執務室におらんと思ったら食堂で何かやっとるんやもん。そらわからんわ」


不知火「カードゲームでしょうか?不知火には良くわかりません」


陽炎「ただプレイしてるだけじゃないみたいよ。少し様子を見ましょ」

黒潮「司令はん、付き合わせてしもうてごめんなぁ」


提督「いや、面白いから大丈夫だ。黒潮にオススメされてからこっちでも少しデッキをいじったんだぞ」


黒潮「それは見たらわかるわ~しかしまたマイナーなルリグ使ってるんやねぇ」


提督「マイナーとか誰も使わないとかってカードが好きなんだ。ほとんど勝てないがたまに勝てると爽快感が違うぞ?」


黒潮「ほんまに変わった人やわぁ…」

提督「ここでアーツで…えっと、ライフと手札を入れ替える…」


黒潮「絶対あれ仕込むんやん」


提督「わかってしまうか?」


黒潮「それしか無いもん…ま、好きにやってなぁ」


提督「これで次のターンを凌げる…ならその次は…」


黒潮「……司令はん、うちら三人を改造したのって偶然や無いわなぁ」


提督「……」


黒潮「戦力的には足りとるもん。うちらは改二にならんでも十分やったはずや。それやのに改造したってことは、なんかあるんやろ?」


提督「……」

黒潮「司令はん、新兵器の施設破壊ってうちらも手伝うんやんな?」


提督「…そうなるな」


黒潮「今のままやと何かあった時に対処できへんから、うちらを改二にしたんやでな?」


提督「…あぁ」


黒潮「司令はん、うちは反対やで」


提督「…黒潮達は作戦には出さない」


黒潮「そういうことや無いねん、うちらが作戦に参加するっていうのが反対やねん」

黒潮「龍驤はんとか神通はんは確かに強い。朝霜も来てくれるんやったら戦力は十分や」


黒潮「でもな、うちが言いたいのはそういうことやないねん。うちらは無理に危険な目に遭いに行かんでもええんと違うん?」


提督「……」


黒潮「作戦が成功したとしても大本営から目をつけられるかもしれんねん。その覚悟は司令はんにあるん?」


黒潮「うちは反対やで。この件からはすぐに手を引いて欲しいわ」


黒潮「どうしてもうちらが作戦に参加するって言うんやったらうちにも考えがあるから、それだけは知っといてな」


提督「……」


黒潮「…この話はここまでにしとこか。ほな次はうちのターンやね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

陽炎がアイア○マンのまま入室してお姉ちゃんの貫禄を見せる
黒潮困惑、複雑な表情

川内
天井から
私も黒潮に賛成かな

施設の破壊という話に限ってはこの鎮守府は強硬派と言えます


再安価 下1~3高コンマ お願いします

>>68

安価は>>69

新兵器の開発に賛成か反対かは
深海棲艦の殲滅派と融和派に対応していますか?

陽炎「話は聞いたわよ!」ガション


黒潮「だ……れや?」


提督「声と見た目からして陽炎なんだろうが…」


不知火「わざわざ装着していく必要はあったんですか?」


陽炎「そこは姉としての貫禄を出したかったのよ」


黒潮「なんや陽炎かいな…」


陽炎「そうよ!今の話は全部聞いてたんだからね!」

陽炎「黒潮はここの皆んなを信頼してないの?」


黒潮「そういうことや無いねん。全部聞いてたんやったらわかるやろ?」


不知火「勝てるかどうかはさておき、不必要に危険な目に遭うことは無い。不知火はよくわかります」


黒潮「深海棲艦と仲良くしたいっていうのはわかんねん。でもな、これはまた話が違うやろ?」


黒潮「うちらの味方してくれてた人らが、今回の作戦で敵になったらどうするん?それこそ、うちらは孤立してまうで?」


黒潮「司令はん、どうか考え直してくれへん?うちも強行手段はとりたくないんや…」


提督「安価」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

それでもやらなければ後々生きづらい世界になるだろうと提督
黒潮席を立つ

提督「それでも…やらないといけないんだ」


黒潮「……司令はんの考えはようわかったわ」


陽炎「ちょっと、黒潮…」


黒潮「カードの話に戻ろか。次のうちのターンになったら全知全能で司令はんの負けや。カードもここまでにしとこか」スッ


提督「……」


黒潮「その答え…後悔しやんときや」


陽炎「ちょっと待ちなさいって黒潮!何考えてるの!」ガションガション


不知火「…こうなることは考えていなかったんですか?」


提督「わかってくれると…思っていた」


不知火「……そうですか」

ーー夜


黒潮「……」


黒潮「…司令はんが悪いんやで。うちがあれだけ言うても……」


黒潮「…こうするしか無いんや」


黒潮「ごめんなぁ龍驤はん……」ガチャ


川内「残念、龍驤さんは提督の部屋で寝てるよ」


黒潮「全部…お見通しやったんか……」


川内「いつから一緒だと思ってんのさ。黒潮の考えそうなことくらいわかるって」


川内「龍驤さんを攫って人質にする。提督には一番効くだろうからね」

川内「攫ったのが黒潮なら危険な目に遭わせないのはわかってる。だからこそ提督は黒潮の条件を飲むしかないんだよ」


黒潮「…連れて行くのが漣とは考えへんだん?」


川内「あんな裏切り者、攫う価値も無いんでしょ?」


黒潮「そこまで……わかってたん…」


川内「漣が皆んなの前で謝った時、黒潮だけは睨んでたもんね。その目に込められた感情はよく知ってるから」


黒潮「……川内はんはうちの敵なん?」


川内「私はこの鎮守府の味方。提督の大切な人を攫うっていうなら全力で阻止するよ」


黒潮「そんなん…勝たれへんやん…」


川内「……そうだね」

黒潮「…うちもこの鎮守府を守りたいんや!このままやと皆んなが危険な目に遭ってしまうかもしれんのやで!?」


川内「なら黒潮はこの鎮守府の艦娘意外全員死んでもいいの?」


黒潮「…!」


川内「あれは完成させちゃダメ。関係の無い人が大勢死ぬ…死んじゃうんだよ」


川内「友好的な深海棲艦は大勢いるってわかってる。私達の味方をしてくれる人もみんな死ぬんだよ?」


川内「力は間違った使い方をしちゃいけない。その為に私達は戦うの」


川内「黒潮は黒潮の正義があるんだと思う。正義って人によって違うし、正解なんて無いよ」


川内「でも私は黒潮を止める。それが私の正義だからね」


黒潮「安価」


下1~3高コンマ 黒潮の台詞や行動などを

神通「では姉さんは私と敵対するということですね」

黒潮「ぐ…!ぐぅぅぅぅ……!」


黒潮「わからへん…何が正解やねんよぉ……!」


川内「私にも分からないよ。何が合ってるかなんて物事が起こった後じゃないとわからないからね」


黒潮「うちは……ひぐぅ…!うぅぅぅ……」


川内「…泣いて終わり?黒潮の覚悟はそんなものだったの?」


黒潮「そんなこどいうでも!うちにも分がらへんねん!どうじたらええんよぉ!!」

川内「……」カランッ


黒潮「え……」


川内「それ、何かわかるよね?」


黒潮「…ナイフ……」


川内「違法なのじゃないから刃渡りは短いけどね。でも怪我くらいならさせられるよ?」


黒潮「これ……」


川内「黒潮が…自分が正しいと思うならそれで私を刺して」


黒潮「そんなんあかん!」


川内「私は艤装を展開してないから、それなりの怪我はするよ」


黒潮「うちはそんなんできへんって知っててやっとるやろ!」


川内「……自分が正しいと思ってるならできるよ」


川内「10秒で決めて。いくよ、10、9、8…」


黒潮「うっ……!」


川内「7、6、5……」


黒潮「うちは…うちはぁ!!」


川内「……」


下1~3高コンマ 黒潮の行動などを

黒潮「こんな二択卑怯やわ…」カラン


川内「…そうだよね、私もそう思うよ」


黒潮「そう思うって、川内はんが迫ったんやないか!」


川内「私もね、この二択を迫られたことがあるんだ」


川内「相手を刺すか諦めるか。私も酷い二択だと思ったな~」


黒潮「川内はんの…答えは?」


川内「自分をね、刺しちゃったんだ」


黒潮「……」


川内「もうだいぶ目立たなくなったけど、その時の傷はまだ残ってる」


川内「私は相手を刺したくなかったし、自分の思いも貫きたかった。どっちかなんて選べなかったよ」

黒潮「うちは……」


川内「もし黒潮が自分を刺してたら、刺そうとする前に阻止してたし、味方をしてあげたよ」


黒潮「うちにそんな覚悟は…無かった……」


川内「そうだね。だからきっと心の中ではそこまで反対じゃなかったんだよ」


黒潮「それは違う!うちは皆んなが危険な目にはあって欲しくないねん!」


川内「黒潮はその皆んなの中に自分を入れてた?」


黒潮「そうや無い!!うちだけが死んで皆んなが守れるんやったら喜んで死んだる!!」


黒潮「そういうことや無いんよ……」


川内「…今日はこれまでにしとこう。もしかしたら黒潮と同じ考えの子が何人も居るかもしれない。もしそうなら……」


ーー

新スレもよろしくお願いします


コメントなどあればどうぞ

ーー

提督「今日集まってもらったのはあることを皆んなに聞きたいと思ったからなんだ」


提督「もうすぐ俺達は大本営が秘密裏に開発している兵器工場の破壊作戦を行う」


提督「いや…行うつもりであると訂正する」


提督「なぜかというと、今日は皆んなにその作戦を俺達が行うべきなのかを聞きたいんだ」


ざわざわ…


提督「こんな言い方をしてしまったら意見を押し付けるクローズドクエスチョンに聞こえるかもしれない。だがこの件に関しては自由に考えてくれて構わない」


提督「むしろ俺はそれを望んでいる。皆んなの素直な意見を聞きたいんだ」

北上「アンケートはウェブ上で行うから他人に知られることは絶対無いよ」


夕張「万が一スマホなどの端末を持ってないという人は工廠のパソコンからお願いします」


秋津洲「匿名性は保証するかも!だから皆んな思い思いの意見を書いて欲しいかも!」


明石「あああアンケートのななな名前は…ててて提督だけが…かか確認しししします…」


龍驤「ウチですら誰がどんな意見を持ってるかは知らんようにしてもらったんや。だから安心して素直な意見聞かせてな?」


提督「…期限は設けないが、作戦の日付までには意見を聞かせて欲しい。急ぐ必要は無いからな」


漣「これで全体会議は終わります。各員持ち場に戻りつつ、アンケートの内容を考えておいて下さいね」


下1~3高コンマ アンケートの意見や要望などを

ウェブでやったら全世界的に知られるよ
……他人に知られないようにするのなら、
紙媒体を使わないと(--#)

安価下

ーー


提督(戦艦は全員反対か…金剛は分かるが榛名や長門まで……)


提督(ガングートもだ…これは一度戦艦全員と話し合う必要があるな)


提督(だが下手に呼び出すとこの話をしていることが皆んなにわかってしまう)


提督(ここは直接話すのは諦めて違う方法にしよう)


提督(同時に多人数と話せるアプリを……)

ーー

提督「皆んな、聞こえるか?」


金剛『大丈夫デスよ~』


榛名『榛名も大丈夫です!』


ガングート『長門は私の部屋に居る。私が代理で意見を聞かせよう』


長門 頼むぞガングート


提督「それなら良かった。これから何の話をするかはわかるな?」


金剛『例の作戦についてデスね?』


榛名『大体の検討はついてました』


ガングート『まさか戦艦全員同じ意見か?』


提督「そうなんだ。だから皆んなの意見を聞きたい。なぜ反対なのかも教えて欲しい」


下1~3高コンマ 誰かの意見などを

ガングート『今回の作戦の黒幕。つまり私達の仕業だと発覚した場合矛先はどこに向く?貴様の処罰か?鎮守府の解体か?鎮守府に関係する者全員銃殺刑か?』


提督「矛先は俺だ。皆んなには何も被害は行かないはずだ」


ガングート『話にならん。この期に及んで~なはずという言葉を吐いてる時点でよく考えていない証拠だ』


金剛『矛先が提督だけに向いたとして、ここからアナタが居なくなったらどうするんデスか?』


榛名『新しい提督が来たとしても意味が無いんです。この鎮守府は提督さんだから意味があるんです』


ガングート『提督が居なくなったら私はここから出ていくと長門も言っているぞ』


金剛『それは私もデスね。提督の居ないならここに居る意味はありまセン」


榛名『どうかよく考えて下さい。自分が責任が取ればいいだけだなんて思うのはやめて下さい』


提督「……あぁ」

ガングート『貴様は何を焦っている?今までこんな作戦に参加することは無かっただろう?』


金剛『提督は皆んなの安全を第一に考えてくれてマシた。危険な目に合わないように支配海域は大きすぎず狭すぎず。勲章がかかっていたとしても絶対に無理はしまセンでした』


榛名『榛名達には本当のことを言ってくれませんか?』


ガングート『ここだけの話にすると約束すると長門が言っている。どうなんだ?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞を

↑+そうなったら、君らでここを守り抜け

提督「…………夕張が死ぬかもしれない。だからその前に終戦を迎えたいんだ」


金剛『夕張はそんなに悪かったんデスか?』


提督「トリガーの副作用が酷く、体はもうボロボロなんだ」


榛名『だからずっと工廠に…』


ガングート『演習すらしないのはおかしいと思っていたが、まさかそんなことになっていたとはな』


ガングート『…長門からだ。提督は夕張がトリガーを使っていたのは知っていたのか?』


提督「全く知らなかった。いつの間に作って自分で試していたのか全くわからない」


金剛『そんなに数を作っていたんデスか?』


提督「俺が知っていたのはH、Eの二種類だが、軽く三十は作っていたそうだ」


榛名『そんな数を…!』


ガングート『一つでも重い副作用があるんだ。それを三十もやれば死ぬのも頷けるな』

金剛『もう…持たないんデスか?』


提督「次に倒れたらもうお終いだそうだ」


榛名『そんな…』


ガングート『夕張は入院させるべきなんじゃないのか?』


提督「出撃をしないなら入院してても一緒だと言われたんだ。それなら皆んなの近くに居たいという本人の希望だ」


金剛『夕張は知ってるんデスね』


提督「覚悟も…していた。それくらいの信念でトリガーを開発していたんだ」


ガングート『それに気付けないとは情け無いな。貴様はそれでも提督か?』


提督「…その通りだと思う」


金剛『事情は良くわかりました。でも作戦に参加するのは反対デス』


榛名『それとこれとは話は違うと榛名も思います』


ガングート『貴様はもう一度よく考えろ。衝動的な感情で物事を決めるんじゃない』


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督「夜中にこっそり夕張が連れていかれる
    かもしれぬ。一か八かの賭けなんだ!」

ーー


漣「ご主人様!!」


提督「そんなに慌ててどうしたんだ?」


漣「作戦反対派の皆さんがストライキに入られました!」


提督「……そうか」


漣「どうしますか?話し合いには応じてくれるかと思いますが…」


提督「反対派の皆んなはどこにいる?」


漣「食堂です。ここから動かないとストを開始しました」


提督「わかった、俺が話し合いに行こう」


漣「あの、漣は…」


提督「すまないがここに居てくれ。頼む」


漣「…了解しました」

提督「反対派の艦娘は何人居るんだ…」


提督「黒潮はそうだとして、戦艦の四人もその中に入っているだろう」


提督「ストライキが問題なんじゃない。そういう行動を取らせてしまった俺が悪いんだ」


提督「仲間割れだけは避けたい。話し合いで解決すればいいんだが…」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

葛城「だからー!そんなことしてないで提督さんの作戦に備えてって!」


雲龍「ダメよ、提督には諦めてもらうから」


葛城「何を言ってるの雲龍姉は!!」


雲龍「葛城こそ周りを見なさい。反対派の方が過半数なのよ」


葛城「そんなの関係ない!兵器が完成したら色んな人が被害に遭うんだよ!?」


雲龍「それは許せないわ。でも私達が絶対にやることじゃないの」

葛城「そんな流暢なこと言ってる間にどんどん事態は悪化してるのよ!?」


雲龍「だからそれは私達の仕事じゃないの。無闇に危険な目に遭う意味がわからないのよ」


葛城「意味がわからないのは雲龍姉の方でしょ!!」


雲龍「いいえ、貴女の方よ」


葛城「ぐぎぎぎぎぎ…!」


雲龍「…………」


提督「一触即発といった雰囲気か。俺が行かないと話しは解決しないか…」


提督「二人とも…それに食堂にいる皆んな。俺の話を聞いて欲しい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

雲龍「話は聞いてあげるけど、その前に私の話も聞いて欲しいわ」


提督「…わかった」


雲龍「貴方は解ってるの?普通の任務ですらストレスで体調を崩す子がいるのに一大作戦なんて無理よ」


暁「……」


レ級「大丈夫だ、暁が悪いって言ってるんじゃない」ギュッ


雲龍「大本営の正確な戦力も判明していないというなら、高い確率で犠牲者も出るわ。提督はそれでもやるって言うの?」


提督「……普通ならやるだなんて言わないさ」


雲龍「だったらなんで急にこんな事を言い出したの?」

提督「……夕張が死ぬ前にこの戦争を終わらせたかったんだ」


雲龍「夕張はそんなに悪いの!?」


提督「もし次倒れてしまったら…夕張は……」


雲龍「あの子…なんで……」


提督「トリガーを…使い続けた結果だそうだ……」


雲龍「夕張にはあれだけ言ったのに……!」ギリッ


葛城「雲龍姉が見たこともない表情してる…」


提督「完全に終わらせることは無理だとしても、せめて終わりに向かっている様子は見せたかったんだ」


提督「俺は……この判断が合っているのか…分からない……」


提督「分からなくなってきて…しまったんだ…」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝霜「なんだよ司令、シケた面してんな」


提督「朝霜……」


葛城「今までどこに行ってたのよ?しばらく姿を見ないと思ったら…」


朝霜「ちょっと野暮用だ。それより司令、その作戦は中止していいぜ」


提督「…どういうことだ?」


朝霜「あたいが一人で行くぜ。司令が安全になるなら都合がいいし大船に乗った気持ちで待っててくれよ!」


提督「いくら朝霜でも一人でなんて無謀だ。そんな…」


朝霜「なら特務艦として命令する。貴殿はこの作戦から手を引け。この作戦の存在も忘れろ」


提督「…………」

葛城「いくらなんでも無理よ!私達は何人で作戦を開始しようとしていたかわかるの!?」


朝霜「黙れ正規空母。お前に発言権はない」


葛城「ぐ……!」


朝霜「特務艦の権限は貴様らも知っているだろう。この話はたった今から無いものとして扱う」


提督「朝霜……ダメだ…」


朝霜「各自持ち場に戻れ。話は以上だ」


提督「……」


雲龍「待ちなさい朝霜!」


朝霜「私はこれで失礼する。各員これからも任務に励むように」


雲龍「ちょっと……貴女本気で…」


朝霜「もうここには戻れないかもしれないな…」ボソッ


雲龍「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー某日


朝霜「さて…と。そろそろ頃合いか」


北上「夜中に急襲ってゲリラみたいだねぇ~」


川内「これしか無いんでしょ?」


神通「はい…日が出ていると…姿も見られてしまいますから…」


漣「夜襲キタコレ!」


朝霜「お前らは来るな。全く、どうやって嗅ぎつけたんだよ?」


北上「蛇の道は蛇だよね~」


朝霜「はぁ…特務艦として命令する、この場から…」


川内「何言ってんのさ、ここに居るのはただの駆逐艦朝霜だよ」


漣「海の上にまで勲章は付けてこられませんからね~」


朝霜「……チッ」

神通「どうか…お供させて下さい…」


朝霜「…川内か神通は残れ。二人が居なくなるとマズい」


北上「やっぱ最初から死ぬつもりじゃーん」


漣「漣達が寄って集ればなんとかなりますって!」


朝霜「例え終わらせられたとしてもお前らだってバレたらマズいんだよ!司令に…皆んなに迷惑がかかっちまう!」


北上「その変はちゃんと考えてきてるよね~」


川内「はいこれ!朝霜の分!」


朝霜「これは……」

川内「私と神通は般若の仮面!」


北上「あたしは深海棲艦っぽい仮面!」


漣「漣はウサギの仮面ですぞ!」


朝霜「そんなので顔を隠したところで…」


漣「知ってますか?漣は深海棲艦の魚雷と主砲を使えるんですぜ!」


川内「こんなこともあろうかと装備類は全部他の鎮守府とかから集めた奴なの!」


神通「島風提督や…幹部さんに協力してもらいました…」


北上「朝霜の仮面と装備。もちろんつけるでしょ?」


朝霜「……本気か」


漣「当たり前ですぞ!」

北上「覚悟はしてきてる。迷いは無いよ」


川内「というより死ぬ気は無いからね」


神通「はい…その通りです…」


漣「朝霜こそ特攻かますつもりだったんですよね?やめて下さい」


川内「生きて鎮守府に帰ろうよ!」


北上「もしかしたら提督からのご褒美が…!?」


神通「あるかもしれませんね」


朝霜「…後悔すんなよ」


漣「大丈夫です。漣達の手でアレを破壊してやるんですよ!」


北上「一番槍はあたしが貰ったよ~」


川内「あ、ずるい!私がやりたかったのに!」


朝霜「あたいに付き合う必要は無ぇっていうのに…ほんとにバカな奴らだよ…」


朝霜「でも…こうなったらやるしかないよな!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

北上「……ちょっと待って、何か様子がおかしい」


川内「明かりが点いてる?」


神通「これは…後付けの照明…」


漣「一体どういう…」


夕立「ちょっとちょっと、これは何のパーティっぽい?」


川内(いつのまに後ろに…!)


朝霜「あ…?なんだ夕立か」


夕立「朝霜こそどうしたっぽい?」


朝霜「いや、あたいは…」


夕立「ハロウィンパーティの会場はここじゃ無いっぽい。夕立はお仕事中っぽい」

朝霜「仕事って何の仕事だよ?」


夕立「ここの責任者が殺されたっぽい」


漣「…!」


朝霜「あーそれで夕立が調査してんのか」


夕立「そうっぽい。証拠も無いからどうしようも無いのに…」


神通「朝霜特務艦…こちらの夕立さんは…?」


朝霜「あ?こいつはあたいと同じ特務艦だよ」


川内(だから気配も消せるんだ…!あの夕立…只者じゃない……!)


夕立「自由な朝霜が羨ましい限りっぽい。こっちは朝から晩まで仕事っぽい…」


朝霜「あたいはこの前昇進もしたからな。追いつくのはまだまだ無理だろ」


夕立「悔しいっぽい~~!」

漣(な…なんとかなったんでしょうか…?)


朝霜「施設の状況はどうだ?」


夕立「当分再開は無理っぽい。他の施設に移す計画でいくと思うっぽい」


朝霜「責任者が殺された施設じゃ続きもやりにくいだろうからな」


夕立「そういうことっぽい」


北上(上手いこと帰る方向に持っていければ…)


夕立「…で、貴女達は何をしに来たっぽい?」


朝霜「あ?」


夕立「朝霜には聞いてないっぽい。コイツらに聞いてるっぽい」ゾゾゾ


川内(なに…このプレッシャー……!)


神通(息を…するのも……!)


北上(目線で…殺される……!)


漣(これは……ヤバイ…)


夕立「早く答えるっぽい。夕立はお仕事中で機嫌が悪いっぽい」


北上、川内、神通、漣「安価」


下1~3高コンマ 誰かの台詞や行動などを

夕立「おい、早く答えろ」


川内「ぃ……」


神通「ひゅ……」


北上「……」


漣「そ、それはです…ね……」


ゴゴゴ…


朝霜「あ?なんの音だ?」


夕立「……総員退避!急ぐっぽい!!」


ガァァァァァァァァンッ……!


漣「ば…爆発!?」

朝霜「施設の電源は落としてなかったのかよ!?」


夕立「明かり以外何も付いてないっぽい!この爆発は外的要因に間違いないっぽい!」


朝霜「どうやって攻撃したっていうんだよ?何か飛翔する音でも聞こえたか?」


夕立「何も聞こえなかったからおかしいっぽい!魚雷の音すらなかった!」


朝霜「とりあえず今は火を消すことが優先だ。お前ら、近くの鎮守府に要請してこい」


北上「りょ……了解しました!」


川内「いくよ皆んな…!」


漣「はいです…!」

夕立「あ、まだ話は…」


朝霜「アイツらはあたいの舎弟だよ。夕立も似たようなの居るだろ?」


夕立「…今はそういうことにしてあげるっぽい。とにかく火を消さないと!」


朝霜「それは間違いねぇな。あたいも手伝うぜ」


夕立「手出し無用っぽい!また朝霜の評価が上がるっぽい!」


朝霜「でもよ、この状況で援助を断った方がマイナス評価だぜ?」


夕立「もう~~~~!だったら早く手伝え!」


朝霜「はいはいっと」

ーー鎮守府近く、海上


暁「凄い…本当に命中してる……」


レ級「あたしの超重力砲ならできるって言ったろ?」


暁「それにしたって、ここからあそこまで何キロ離れてると思ってるの?」


レ級「試したことは無いけどよ、地球の反対側でも届くと思うぜ」


暁「凄い……」


レ級「しかも今回は目立たないように出力も絞ったからな。全力で撃ったらあんな施設なんて塵にできる」


暁「……ねぇ、レ級ならあの施設を一人で破壊できてたのよね?なんで私達が揉めてた時もずっと黙ってたの?」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞などを

レ級「何かを変えたいって言う皆の意思が必要なんだ。あたしが解決できるって言ったらあんなに揉めなかっただろ?」


暁「うん…」


レ級「あたしが重力砲で施設をやったのは誰にも言わないでくれよ?」


暁「わかってるわ。レ級の言いたいことは私もわかってるし…」


暁「レ級に力があるって外の誰かにバレたら、きっとその力に頼ろうとする。これは私とレ級のだけの秘密よ」


レ級「ここの何人かに存在はバレてるけど、威力は誤魔化してある。この力は暁を守るためにあるとあたしは思ってるからな」


暁「これで施設は破壊できたけど…今度は鎮守府ね」


レ級「今回ので溝が出来た。それをあの提督は埋められるかだな」


暁「司令官ならできるわ、きっと…」


ーー

こうなりました


コメントなどあればお願いします

ーー足りないもの鎮守府内

ドキドキ!鎮守府仲直りレクリエーション!


憲兵「……何故俺がこんなふざけた会の司会をしなくちゃならんのだ」


霞「アンタだけ今回の件で賛成にも反対にも付かなかったじゃない」


憲兵「俺は数日前まで脚を撃たれた怪我で入院してたんだぞ?」


北上「病み上がりなのにごめんねぇ~でもさ、あたしを助けると思って、ね?」


憲兵「北上がそう言うなら仕方ない。だが二度目は無いからな」


北上「話がわかる彼氏っていいわぁ~」

天城「そもそもなんでまだ脚を引きずってるような状態で戻ってきてんだよ」


憲兵「俺以外にここに来たがらないのが原因だ。何せここは鬼畜カニバ鬼エロ百合鎮守府だからな」


漣「また増えてる……」


龍驤「寿限無みたいになってきとるな」


鬼畜「はぁ……会だなんだか知らんが、好きにやってくれ」


北上「今のが開始の挨拶ってこと?」


鬼畜「そうだ、後か各自、自由に話せ。度が過ぎた触れ合いは俺がしょっぴくからな」


下1~3高コンマ 会の出来事などを

漣「憲兵さん!なら台本読んで下さい、台本!」


憲兵「これか?……何を入れても自由、ドキドキ闇鍋パーティー…」


憲兵「おい、これを本当にやるのか?」


漣「大丈夫です!球磨さんは事前に指導済みです!」


暁「」ビクッ


電「大丈夫なのですよ、暁ちゃん」


球磨「流石の球磨も空気は読むクマ」


レ級「おい、ならお前だけ先に何を入れようとしたか言え」


球磨「餅だクマ。本来ならこの餅は……」


レ級「全部言ったらぶっとばす」


球磨「う…うっかり言うところだったクマよ」

球磨「じゃあ球磨は入れるものを言っちゃったから鍋奉行やるクマ」


球磨「軽い艦から鍋の周りに並んで、入れる直前になったら明かりを消すクマ」


球磨「明かりを点ける直前に蓋をするから中身は見えないようにするクマ」


球磨「これを繰り返していって、全員具を入れ終わるのを待つクマ」


球磨「そしてある程度煮込んだら闇鍋の開始クマ!各自、掴んだ具は戻さないように!」


球磨「それじゃあドキドキ闇鍋パーティの始まりクマ!」


下1~3高コンマ 闇鍋の結果や起こったことなどを

煮込んでしまっているのでアルコールは飛ぶとします


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー

北上「会の様子は見ててどう思う?」


憲兵「鍋を食いつつお互いに謝罪は終わって一応は和解したようだな。だがまだ何かシコリは残っているな」


北上「だよね、あたしもそう思う」


憲兵「…俺に言えというのか」


北上「司会は一応憲兵なんだからさ、お願い」


憲兵「……」


北上「どうしてもダメ?」


憲兵「仕方ないな…」


北上「流石憲兵!わかってるねぇ~」

憲兵「おい、お前達よく聞け。俺が思ったことを率直に話してやる」


憲兵「表面上この問題は解決したようだが、まだ蟠りが残っているように見える」


憲兵「この際だ、誰が誰に不満を持っているかぶち撒けろ」


憲兵「今日を逃すともう二度と不満を表に出来ないと思え」


憲兵「不満のある奴は前に来て不満のある相手や何かを指名して文句を言え」


憲兵「いいか、問題は今日中に解決できるものは全部解決しろよ」


下1~3高コンマ 文句の内容や指名された人物などを

響「暁に対して言いたいことがあるんだけどいいかな?」


暁「う……」


響「電や雷とか、司令官にも言ったことはあるんだけど、直接言うのは初めてだよね」


響「暁とレ級、アレのときにもう少し声は抑えられないのかな?」


響「特に暁がタチでレ級がネコの時は凄いんだ。ヘッドホンをしてても意味が無いくらいだからね」


響「これは言ったことが無いんだけど、二人が原因で体調を崩してしまったことがあるんだ」


レ級「…それは知らなかった」


響「でもね、勘違しないで欲しいんだけど二人の仲が良いのは嬉しいんだ」

響「私が部屋を移ればいいって話かもしれないけど、暁や電の側から離れたく無いんだ」


響「もう…一人は嫌なんだ」


響「ちょうどいいから皆んなにも相談したい。私はどうすればいいだろう?」


響「暁もレ級も好きなんだ。本当に声だけが……」


響「お願いだ、私にいいアイデアを教えて欲しい」


下1~3高コンマ この後の展開などを

阿武隈「ヤリ専部屋を作ればいいんじゃないですかぁ?」


提督「ダメだったじゃないか…」


羽黒「私が居る以上…見過ごせません…」


憲兵「お前ら、本来は鎮守府内でヤルのは禁止なんだからな?」


北上「まぁあたしと憲兵がヤってるから、事実上黙認だけどね~」


憲兵「……」


阿武隈「あうぅ…」


響「そうか、この相談をすることが間違っていたんだね……」


漣「そんなことはありません!!」

漣「龍驤さん、アレをあげてもいいですか?」


龍驤「……うん」


漣「ありがとうございます。レ級さんには声を抑えられるアイテムを譲受します」


レ級「そんなもんがあるのか?」


漣「はい、ボールギャグというものです。暁は知ってますか?」


暁「……知ってる」


漣「なら話は早いですね。レ級氏に簡単に説明するなら強制的に口を塞がれる性的なオモチャです」


レ級「…」ゾクッ


漣「その反応なら問題なさそうですな。とりあえずはそれを試してみて下さい!」


憲兵「なら響の問題は解決したとしよう。次にある奴は前に来い」


下1~3高コンマ 問題や前に来た人物名を

ーー

雷「皆もっと私を頼って頂戴!」


電「電達はいつもお世話になっているのです」


雷「それもそうだけど、私はもっと皆んなに頼られたいの!」


加古「頼るって言ってもさ、雷にもできないこともあるじゃん?」


雷「私はなんだってできるわよ!響が体調が悪い時は看病してあげるし、暁がプレイ内容がマンネリだって言ってたらそっと百合本を置いてあげたり!」


暁「なんでここでバラすのよ!」


雷「とにかく皆んな私に頼っていいのよ!?私はどんなことだってお手伝いしてあげるんだから!」


下1~3高コンマ この後の展開などを

翔鶴「雷ちゃん…私をなんとかして…」


雷「翔鶴さん…」


翔鶴「瑞鶴さえ加賀さんにつきっきりで寂しいの…私の存在感はどんどん薄くなるばかりで…」


翔鶴「あのね、私が出撃の時……あぁ、そういえば翔鶴さんって居たんだ…っていう目でよく見られるの…」


翔鶴「私だけね…何も属性が無いのが原因なのはわかってるの…」


翔鶴「でも!それは雷ちゃんも同じのはず!第六駆逐隊という縛りがなかったら雷ちゃんも忘れられている時が多いのよ!」


翔鶴「だから雷ちゃん!私と絡んで存在感をアピールしましょう!」


雷「安価」


下1~3高コンマ 雷の台詞や行動などを

雷「いや、自分から存在感薄めにいくのはちょっと……」


翔鶴「」ガクン


瑞鶴「なんでも頼ってって言ったばかりじゃない!」


雷「あのね、私にもできることとできないことがあるの」


加賀「そんなに翔鶴は存在感は無いかしら?」


雷「じゃあ翔鶴さんは昨日何してた?」


加賀「……知らないわ」


翔鶴「昨日は…出撃があったのよ…」


加賀「……」


雷「ね?」

雷「あとね、私の存在感が薄いっていうのも自覚はあるのよ」


電「そんなことないのです!雷ちゃんは頼れるお姉ちゃんなのです!」


雷「じゃあ私は昨日何をしてた?」


電「……」


雷「…ね?」


翔鶴「雷ちゃん!だからこそよ!こうなったら影薄い組として手を組むしかないわ!」


翔鶴「こうなったらエロでもなんでもやってやるわ!雷ちゃんなら私の気持ちはわかるわよね!?」


雷「安価」


下1~3高コンマ 雷の台詞などを

雷「安易なエロはだめよ、身を滅ぼすわ」


翔鶴「そう…ね」


雷「きっと私達には何か役割が与えられるはず。その時まで待っていればいいのよ」


翔鶴「雷ちゃんがそう言うなら、そうなのよね」


雷「でも!私に何か頼って欲しいことがあるならなんでも頼って!それは変わらないから!」


憲兵「雷と翔鶴はこれで良いな?」


翔鶴「ええ、ありがとうございました」

憲兵「そろそろ任務に戻る時間だ。会もここまでにしておくぞ」


黒潮「憲兵はん、ちょっとだけ待ってくれる?」


憲兵「なんだ、早くしろ」


黒潮「漣、前に来てくれるか?」


漣「漣ですか?」


黒潮「そうや、早く来い」


漣「……了解しました」


下1~3高コンマ 漣と黒潮の会話内容や起こったことなどを

黒潮「ごめんな、仲直りしようっていう場でわざわざ言うことや無いんやけど、それでも漣に言いたいことがあんねん」


漣「……」


黒潮「漣、お前のことはやっぱり許せれへん。大嫌いや」


漣「…漣は許されないことをしました」


黒潮「その態度も気に入らへんのや!一回皆んなの前で頭を下げたくらいで許されたつもりやったんと違うんか!」


漣「違います、あれはケジメのつもりでした。一人一人に頭を下げようかとも思いましたが、ご主人様が皆んなの前でと提案を受けましたので」


黒潮「へぇ…許されてない自覚はあったんやな」


漣「もちろんです」

黒潮「その割には何もしてないように見えるけどなぁ?」


漣「……」


黒潮「…舐めとるん違うで!!」グイッ


黒潮「アンタは自分が何をやったんかわかっとんか!?仲間を見捨てて逃げていきよったんや!!」


黒潮「なんでそんなお前が悪びれること無くのうのうと生きとるんや!」


黒潮「答えろ!この裏切り者!!」


漣「安価」


下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを

漣「のうのうと…?」


黒潮「な…お前……漣と…違う…」


漣「悪いな漣、ここからは私が表に出るぞ」


黒潮「漣の中におる深海棲艦か…それがどうしたんや」


漣「まるでコイツが何も考えていないよう言い方をされて黙っていられなかったんだ」


黒潮「その通りやろ!お調子もんの悪ふざけで済まそうとしとる魂胆も気に入らんのや!」

漣「そもそもお前は漣がどうやってここに来たか覚えているか?」


黒潮「組織にええように使われとったけど用済みやって捨てられたんやろ!あの頃は四肢がおかしいし満足に喋れてなかった!」


黒潮「あのままでいてくれた方が良かったとどれだげ思ったか…!」


漣「漣は四肢に異常が出た以外にもう一つあるのを忘れていないか?」


黒潮「あぁ!?」


漣「漣は薬漬けだったんだぞ」


黒潮「……!!」


漣「その様子だと忘れていたようだな」

漣「漣は今でも薬のフラッシュバックに悩まされている。一度発作が起こると立っていられないし呼吸もままならない」


漣「これ、何かわかるか?」ゴソゴソ


黒潮「……わからへんよ」


漣「漣が一度に飲む薬の量だ。片手いっぱいの量の薬を漣は生きている限り飲まなければいけない」


黒潮「それは…漣が…悪い……」


漣「私は漣が凄いと思ったところは、この副作用は治そうと思えば治せたところなんだ」


漣「例の男の元で腕や脚を治してもらった。その時に内臓や薬の副作用を消せると提案されたが断ったんだ」


漣「『これは漣背負うべきものであり、罪を犯したという証拠です。簡単に消すわけにはいきません』これがあの男に言った台詞だ」


漣「他にもまだあるぞ。あの時の夢を見る度に発狂しそうなくらい暴れ回る。何故あの時逃げた!何故提督に寄り添わなかった!頭を掻き毟りながら部屋で暴れるんだ」


漣「漣の部屋が提督の部屋なのはそういう理由なんだ。お前はこれでも漣がのうのうと過ごしていると言えるのか?」


黒潮「安価」


下1~3高コンマ 黒潮の台詞などを

黒潮「言えるで。うちは未だに神通はんや龍田はん相手に立ち回ってる夢見るからな」


黒潮「本人の前でこんなこと言うのは失礼なのはわかってるよ。でも、あの日々は地獄やった」


黒潮「わかるか?発狂した神通はんの相手をできんのはうちだけやった。龍田はんは誰かれ構わず殺そうとしとったなぁ」


黒潮「頼みの綱のはずやった雲龍はんは記憶障害で話しにならん。わかるか?その時のうちの苦労が!」


漣「それは…」


黒潮「わかるはず無いわなぁ!!お前はそこから逃げたんや!」


黒潮「薬の量を自慢するんやったらうちもやったろか!?お前と似たような量をこっちも飲んどるんや!!」



黒潮「しかもこっちは全部精神薬や!!頭おかしなりそうなのはうちもや!!」

黒潮「許されへん…やっぱりお前だけはこの手で!!」


不知火「そこまでです黒潮」ガシっ


黒潮「離せ!うちはアイツを…!」


陽炎「漣、もう戻った?」


漣「いや…まだ私だ」


陽炎「とりあえずはこの部屋から出て。黒潮と一緒の部屋に居るのはマズイは」


漣「だがこのまま立ち去れば事態は悪化するだけだ。なんとか決着をつけたい」


陽炎「そう言っても無理よ。あんなに怒ってるというか、我を失った状態で冷静に話しなんてできないわ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー鎮守府近く、海岸


黒潮「決着、つけよか」


漣「それで済むなら願ったりかなったりです」


黒潮「憲兵はんも見逃してくれとるそうや。ここにはうちとお前だけやな」


漣「そうですね」


黒潮「練度で言えば同じくらいか?」


漣「そのはずです」


黒潮「…どうなっても文句は言わんこと」


漣「それが唯一の約束ですな」

黒潮「漣、本気でかかってこいよ」


漣「はい。殴らせろという提案ではなく決闘ということですので、全力でやらせてもらいます」


黒潮「わかっとるんやったらええわ」


漣「手加減も無用です。存分にやりましょう」


黒潮「…いくで!」


漣「…かかってこい!」


下1~3高コンマ 決着や結果などを

ーー

黒潮「はぁ……はぁ…」ボロボロ


漣「ぐぅ……!」ボロッ


黒潮「これで……終わり…や…!」


漣「あと…一発…だけなら……!」


黒潮、漣「…………っ!!」

バキッ


黒潮「ぁ……」ガクン


漣「なん…で……漣の…方が…遅かった…のに…」


黒潮「もう…疲れたんや…憎しみ……続けるのも…全部……」


漣「え……」


黒潮「……」


漣「黒潮…さん……?」


黒潮「…」


漣「嘘…ですよ……ね…」


漣「黒潮…さん……黒潮、さん…」ユサユサ


黒潮「」


漣「う…ぁ……!」


漣「誰か……!北上…さん……!千歳…さん…!」


漣「黒潮…さんが……!黒潮さん…が……!」


ーー

中途半端ですが、時間的にここまでです


コメントなどあればお願いします

ーー鎮守府内、医務室


漣「先生、黒潮さんは…」


先生「脳浮腫といって脳が腫れている状態だね」


千歳「このまま回復が見込めない場合、もっと大きな病院に移動ね」


漣「原因は……漣に…ありますか……」


先生「はっきり言うなら、君と黒潮さんの喧嘩は原因の一部だね」


千歳「この病気は頭に大きな怪我を負ったり高血圧が原因とされているの」


先生「頭に大怪我といっても、殴った程度で脳浮腫になるとは考えにくい。でも何らかの原因の一つであることはほぼ間違い無いかな」


千歳「私は高血圧が主な原因だと思ってるわ。最近何か変わったことはなかった?」

陽炎「かわったことって無かったわよね?ご飯もいつも通りの量を食べてたし」


不知火「変な様子もありませんでした。しかし心当たりがあるとしたら一つあります」


陽炎「それって何?」


不知火「わかりませんか?不知火達はごく最近改二改装をしたじゃありませんか」


陽炎「……それか」


先生「可能性はあるね。改二でよくある副作用として高血圧は多いから」


千歳「そうだとしたら経過を見守るしかないわよね…」


不知火「このまま脳の腫れが引かない場合どうなりますか?」


先生「……最悪なことが起こってしまうかな」


漣「あぁぁぁ…」


千歳「勿論そうならないように全力を尽くすわ。だから今は黒潮ちゃんを見守ってあげてて」


陽炎「黒潮…元気になりなさいよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣(……深海棲艦には寄生して宿主を治癒する能力もありますよね)


重巡棲姫(確かにあるが、私はもう無理だ)


漣(なぜですか?)


重巡棲姫(私が漣の中から居なくなったらどうなるかわかっているのか?只でさえ薬の後遺症で苦しんでいるのに、それが更にキツくなるんだぞ?)


漣(構いません。なんなら黒潮さんの為に死んでもいいと思っています)


重巡棲姫(自己犠牲はお前の悪い癖だ、そういうことを無闇に口にするな)


漣(……)

重巡棲姫(そもそも私は漣が気に入って、寄生しても乗っ取ることはしなかったんだ。今更他の艦娘に移る意味がわからない)


漣(…よく分かりました)


重巡棲姫(黒潮はそんなに悪いのか)


漣(はい。このままでは命に関わります)


重巡棲姫(なんとかしてやりたいが私達では無理だろう。漣は変に出しゃばることはせずにやれることをやれ。お前が絡むと事態が悪化する傾向にある)


漣(そんなのはわかってます。でもじっとしてられねぇんですよ)


重巡棲姫(じっとしていろ。それがお前にできることだ)


漣(…………)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを


重巡棲姫は漣の内臓に寄生しているので簡単には追い出せません


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー1週間後


千歳「今日でとうとう一週間ね…」


先生「脈拍もあって呼吸もしてるけど、黒潮さんはまだ目覚めないね」


漣「なんとかならないのでしょうか?病院を移すとか…」


千歳「やることは一緒よ。無理にここから動かす方がリスクが大きいわ」


先生「ここで最適な治療ができているか疑問に思うのもよくわかるよ。でもこの病気はそういうものなんだ」


漣「失礼を……すいませんでした」

千歳「あのね漣、今から言うことをよく聞いてくれる?」


先生「このまま意識が戻らないようなら脳波の測定をしようと思う。もしそこで…」


漣「ダメです!!黒潮は死んでません!!」


千歳「でも私達は医者として黒潮の状態を知る必要があるの」


先生「その結果が脳死だったとしても…」


漣「そんな言葉を吐くなぁ!!黒潮は死んでない!!」


千歳「…提督さんにはもう相談してあるのよ」


漣「嘘…ご主人様が……」


先生「準備が出来次第、測定に入る。君達は……どうか祈ってあげていてほしい」


漣「医者が祈るって…もう………黒潮さん…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


先生「……残念ながら黒潮さんの脳波を確認することはできませんでした」


提督「…………そうですか」


千歳「原因は改二改装での副作用の高血圧。それに伴って発症した脳浮腫が病名となります」


先生「黒潮さんを臨床的な脳死と認めます……すいません、私達ではどうしようもできませんでした」


提督「いえ……先生達がよく治療してくれたのは…わかって…ます……」


千歳「改装後の健診をしていたら…こうはならなかったかも…しれない……ごめんなさい…」


提督「…本人達が異常が無いと言っていたんです。先生達には何かあった時の為に待機してもらうのも仕事でした」


先生「私も……後悔しかありません…救えるかもしれない…命だったのに……!」ギリッ

千歳「皆んなには…どう説明しますか?」


提督「……今は何も思い付きません。数日間考えさせて下さい」


先生「脳波を測るのは今日だとは言ってないんですよね…」


提督「…誤魔化せても数日です。その間に…色々と考えます……」


千歳「提督のせいじゃありませんからね?」


提督「いや……改二改造を決定したのは…俺で……そもそも…作戦に参加するなんて……」


千歳「提督さん、それ以上考え過ぎるとまた心が壊れてしまいますよ」


先生「今は落ち着く時間が必要です。どうか……」


提督「……わかりました」

葛城「とんでも無いこと……聞いちゃった……」


葛城「夜中に明かりついてて…何やってるんだろって思って聞いてたら……」


葛城「黒潮が…………」


葛城「いきなり過ぎるし…こんなの…可哀想過ぎる……」


葛城「黒潮は何も悪く無いのに……」


葛城「どうして…なんで…………」


葛城「あぁぁぁ…………」

葛城「黒潮が……だって皆んな知っちゃったら…また…大変なことに……なる…」


葛城「夕張も危ないっていうのに…このままじゃ…この鎮守府は……」


葛城「……神様は居ないの!?なんで黒潮を殺したのよ!!」


葛城「夕張だって!彼女はまだ生きていたっていいでしょ!!」


葛城「なんで…なんでなのよ……!」

葛城「神様なんて、この世に……」


葛城「神…………」


葛城「そういえば…夕張さんが持ってた黒い球……あれって…儀式か何かに…使われてたかもしれないのよね…」


葛城「なんでそれが…艤装に埋め込まれてたか…わからない…でも……」


葛城「……それに頼るしかない…」

ーー工廠


葛城「……あった、これだ」


葛城「禍々しいのか神々しいのかわからないわね…」


葛城「もう……黒潮の脳死って結果は出てしまってる。普通ならどうやったって覆らない」


葛城「でも…未知の力なら……!」


葛城「神様は居ないのはわかった!ならそれ以外の方法に縋るしかないのよ!」


葛城「お願い!夕張も黒潮も助けてあげて……!」ぎゅうううう


葛城「お願い!お願い……!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

『あなたは何を代価にする?』


葛城「今の…………この球から?」


葛城「代価……代わりになるもの……」


葛城「私の命で……二人を救えるなら救いたい」


葛城「でも私一つだけの命じゃ…………」


葛城「代価…………………」


葛城「…………」


葛城「……………………」


下1~3高コンマ 葛城が代価にしようとしたものなどを

葛城「……私のこれまでの経験値は!?」


葛城「今までの全部持っていってもいいし、これからの経験値も全部あげる!」


葛城「私はそれを代価にする!だから二人を…!」


『力は命にはならない』


葛城「う……ぐぅぅぅ…!」


葛城「どうすれば…どうすればいいのよぉ……!」


葛城「…………え…」


葛城「…………」ガクッ


葛城「……」

葛城(こ……ここは…?私は今…工廠に…)


「ここは貴女の心の中よ」


葛城(貴女は…?)


「始まりの艦娘と呼ばれているわ。分かりやすく言えば貴女達艦娘のコアよ」


葛城(コア…!?深海棲艦にしかないんじゃ!?)


「物質としてのコアはそうね。でも貴女達は私がいるからこの世に存在することができたのよ」


葛城(目に見えない力……)


「そう思ってくれた方が理解は早いわね」

葛城(それで…私に何の用なの?)


「貴女、黒潮と夕張を救いたいんでしょ?」


葛城(助けてあげたい!でも…代価が無い…)


「そうね、一つの命で救えるのは一つの命。一つ足りないわ」


葛城(どっちかなんてできない!私は二人を助けてあげたい!)


「その言葉に嘘は無いわね?」


葛城(え……?)

「貴女の心の中には貴女と私という命がある。これを代価にすれば二人を救えるわ」


葛城(……!)


「貴女にその覚悟があるなら、協力してあげるわよ」


葛城(…………)


「迷ってる暇は無いわよ?黒潮は数日後には処理されてしまうし、夕張はいつ倒れてもおかしくはない。今ここで決めるしかないの」


葛城(私は……)


「貴女はどんな選択をするのかしら?」


葛城(安価)


下1~3高コンマ 葛城の台詞や行動などを

葛城(誰かを救うためなら…この命くれてやるわ!)


「後悔は…無いのね」


葛城(……無いって言ったら嘘になる。結局龍驤さんを守れるくらいに強くなれることはできなかったし)


葛城(でも、私の命で二人を救えるならきっと龍驤さん達も喜んでくれる。だから後悔はするけど振り返らない!)


「そう……貴女は強いのね」


葛城(強くなんて無い。だからこうするしかなかったの)


「……貴女は寝ていなさい。私が彼岸まで連れて行ってあげるから」


葛城(本当は皆んなとお別れしたかったけど…仕方ないよね。始まりの艦娘さん…後はお願い……ね…)


「……………うふふ」


「あはははははははははははははははははは!!」

「揃った……これで器が用意できたわ!!」


「この子の命を使って彼岸まで行って、八島を連れて帰ってこれる!!」


「そして八島の魂をこの馬鹿な艦娘に……!」


「うふふふふふ…私の悲願を達成させるのよ!!」


「待っていなさい八島、今迎えに行くわ!」

ーー

「ここに来るのは何回目かしら?いつ来てもいい気分では無いわね」


「いつもなら艦娘の魂を浄化した後、此岸に戻っていた。でも今日は八島を迎えに来たっていうんだから気分は最高ね」


「後はあの子を探すだけ………」


「…………居たわ」


「「……」」


「八島、迎えに来たわよ。一緒に此岸に行きましょう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「えーなにお姉ちゃん。やだめんどくさいー」


「そんな事言わないで。貴女の力なら建造を完全に止めることができるの」


「ここは気楽でいいのにさー」


「このままじゃ艦娘はいいように使われて終わりよ?なんとしても艦娘の皆んなをニルヤカナイに導くの」


「じゃあさーまた扉開けたらいいじゃん」


「あれには相当な力が必要……ちょっと待って、前は扉は開けてないわよ?そこに扉があるのを確認しただけ」


「ううん、お姉ちゃんは開けたよ。理想郷への扉を」


「なにを……言ってるのかしら?」


「私はぜーんぶここから見てたよ。もしかして何も覚えてないの?」


「……貴女が見たものを私に教えて」

「お姉ちゃんは艦娘が酷い扱いを受けてるのをなんとかしたいって言って、理想郷の扉を開けたの」


「そうしたら世界の法則が変わって…いやー流石は理想郷の扉だよね。開けただけでこうも世界が変わるんだもん」


「……どう変わったったいうの?」


「まず艦娘が怪我をしなくなったよ。扉を開ける前は艤装をしたままでも平気で腕とか千切れちゃってたのが全部無くなったねー。まあ流石に艤装をしてない時の怪我はそのまま残るみたいだけど」


「…他は?」


「艦娘に人権があるとこかな。前なんて動物扱いだったしね」


「これが…この世界が…扉が開いた後だっていうの…?」


「そうだよー」


「提督に犯され、仲間からは暴力を振るわれて、自死を選ぶような艦娘がいる世界が、変わった後だっていうの!?」


「これでも随分とマシになってるんだよねー」

「ありえない…こんな世界が……」


「後ねお姉ちゃん。これが一番違う所なんだけどー……私がここに居ることなの」


「私はね、本当はただの兵器だった。艦娘なんかじゃなかったんだよ」


「兵器としての私は凄かったんだよ?深海棲艦を滅ぼした後、周りの国もぼっこぼこにしちゃったんだから!」


「でもね、お姉ちゃんが扉を開いたからその未来も無くなって、私が生まれたの」


「あ…あぁぁ……」


「私の力が凄いのはそのせい。扉の力はほとんどこっちに来ちゃったかもしれないね」


「あ、あな……貴女は……」


「自分が世界の中心だと思ったら大間違いだよ!お、ね、え、ちゃ、ん!」


「ひ……」ゾクッ

「私は本当にやばくなったら動くからさ、それまではお姉ちゃんがダラダラやっててよー」


「あ…ひ……!」ガタガタ


「このまま帰ってもらってもいいけどーお姉ちゃんにはお仕置きが必要かな?」


「その子を騙してここまでくるなんて。理想郷に艦娘を連れていくんじゃなかったの?」


「た、多少の…犠牲は……」


「ぶっぶーー!そんなの言い訳でーす!お姉ちゃんには罰ゲーム!」


「こここ、来ないで!!」


「わざわざ迎えにきておいて…変なこというお姉ちゃん!」


「ひいいぃぃいぃ!」


「罰ゲームは~デコピン!」


「やめて!やめてぇぇぇぇ!!」


「そうだよね、お姉ちゃんならこれの威力わかるもんね。暫くは大人しくすることしかできなくなるよ!」


「やめ…て………!」

「とりあえずこの子は生き返らせてあげて、ええっと…黒潮ちゃんか。なんとか助けられるかなー」


「あとは夕張ちゃん。これは微妙だけど、こっちに来るまでの時間は伸ばしてあげられるかな」


「お願い八島!それだけは……!」


「はぁ……そっちに都合のいいことばっかり喋られても困るんだけど?」ギロッ


「ぃ……!」


「全部の艦娘を理想郷にねぇ…ま、やれるだけどやってみたら?」


「ぁ…が………!」ガタガタ


「……とっとと帰れ、愚姉」ピンッ


「あ"ぁぁあ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「はぁ…やっと帰らせられた」


「ここから全部見えてるっていうのに、本当愚かなお姉ちゃん」


「まぁでも自分で扉を開けたことも忘れてるんだから仕方ないか」


「全ての艦娘を理想郷にか。扉を開けただけじゃ物足りないから今度は連れて行こうとするなんてねー」


「到底無理な話だろうけど、好きにやらせてみよっか」


「……」


「彼女達を幸せにしてあげたいなら、貴方達も協力してあげてよ。私より大きな力を持ってるでしょ?」


「でも私はあんまり登場させないでよね。喋るの面倒臭いから。じゃ、またね」


下1~3高コンマ 現実で起こったことなどを

ーー


幹部「今回の件は非常に興味深い」


提督「一度脳死と判断されたはずの黒潮が、次の日になったら何事も無かったかのように目を覚ましたんです」


提督「それだけじゃありません、夕張の体も回復していたんです。これなら数年以上は持つと言われました」


幹部「工廠で倒れていた葛城君も無事だったんだろう?」


提督「見つけた時は既に心肺停止で、もう助からないと思っていたんですが…」


幹部「これは何か見えざる力が働いたとしか言いようが無いね」


提督「私もそう思います」

幹部「…そうだ、提督君は大本営の建造ドックが使えなくなった話は知っているかい?」


提督「三日もの間完全に沈黙してたんですよね」


幹部「大本営は以前に一日だけ封印を解けたことが原因だとして、暫くの間建造ドックは現状維持でいくようにしたそうだ」


提督「そうですか…」


幹部「だが私は大本営の考えは違うと思っている」


提督「何か技術的なものだと?」


幹部「違う。黒潮君達のことが影響してるのではないかと思っているんだ」


提督「どういうことでしょう…?」


幹部「大本営のドックが止まった日に黒潮君達が回復した。これは偶然じゃないんだよ」

幹部「以前私の妻がこんな事を言っていた。艦娘の中にもコアがあると」


提督「コア…」


幹部「だがそんなものが無いのは艦娘の解剖結果からわかっている。だが妻は形として存在してないと言う」


提督「形が無い…魂のようなもの?」


幹部「その部類に入るだろうね。艦娘本人以外の意思があったそうだ」


提督「そんなことが…」


幹部「そして驚くことに、この事を知っている…自覚している艦娘は居るそうなんだ」


幹部「彼女達の間でそのコアのことは『始まりの艦娘』と呼ばれているそうだ」


提督「始まりの艦娘……」

幹部「本当にそんなことがあるのか疑いたくなるが、私は妻の言っていることは信用できると思う」


提督「その……コアを知っている艦娘はどれくらいいるんでしょう?」


幹部「わからない。だが身近な艦娘で一人該当するのは居る」


提督「誰ですか!?」


幹部「…朝霜君だよ」


提督「朝霜が…………」


幹部「提督君、彼女から話を聞き出せないか?妻が朝霜がそうだと言うから知っているには違いないんだ!」


提督「……やってみます」

ーー


朝霜「なんだよ司令、あたいと二人っきりなんて珍しいな」


提督「……」


朝霜「まさか…とうとうご褒美をくれんのか!?焦らし過ぎだぜ司令!」


朝霜「人払いは完璧だよな?うひょー今から楽しみだ!」


朝霜「司令、どんな痛い目に遭わせてくれるんだよ?なぁ!」


提督「……朝霜に聞きたいことがある。始まりの艦娘について教えてくれ」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜は始まりの艦娘を追い出しているので倒れる理由がありません


再安価 下1~3高コンマ お願いします

朝霜「……誰から聞いた?」ギリッ


提督「幹部さんだ」


朝霜「あのオッサン……!」


提督「朝霜がそんな顔をするんだ。余程の内容なのか」


朝霜「……」


提督「何か喋ってはくれないか?」


朝霜「……」


提督「…そうか」

提督「情報には対価を払おう。これならどうだ?」


朝霜「なに…?」


提督「そのことについて教えてくれるなら朝霜の望むことをしてやろう」


提督「その代わりに、始まりの艦娘について知っていることを全て話してくれ」


提督「どちらにもメリットのある取引だと思うが、朝霜の返事を聞かせてくれ」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞などを

朝霜「悪いが遠慮させてもらうよ」


提督「……そうか」


朝霜「あーだけど拷問とかされたら話しちゃうかもな~」チラッ


提督「……」


朝霜「首絞められたりとか、無理矢理されない限り話さないだろうなー」チラッチラッ


提督「……わかった」


朝霜「ま、マジかよ!?」


提督「それくらい知りたいことなんだ」


朝霜「龍驤さんを裏切ってまでもか?」


提督「これは裏切りじゃない。お前への拷問だ」


朝霜「……わかってんじゃん司令」ゾクッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督「……」スッ


朝霜「なんだ?まずは首絞めからか?いきなりクライマックスかよぉ」


龍驤「司令か……」ガチャ


朝霜「あ……司令、ここまでだな。龍驤さんが来ちまったしな」


龍驤「いいや、ウチはなにも見てないで。そのまま続けといて」


朝霜「…正気か?」


龍驤「見てないもんを見てないって言うてなにが悪いんや」


朝霜「でもよ……ぁがぐ!?」


朝霜「し……れ……!」ギリギリ


龍驤「…後は頼んだで」ガチャ


朝霜「ぁ……が……がっ…!」

司令…たまんねぇよ司令……!!


龍驤「…これは必要なことなんや。始まりの艦娘についての情報は喉から手が出るくらい欲しい」


龍驤「黒潮と夕張と葛城がいっぺんに治ったんや、きっととてつもない力や」


龍驤「それを使いこなせるかは別として、知ってるのと知らんのとでは大違いやからな」


龍驤「でも……これはちょっち…悲しいわ……」


龍驤「司令官……キミだけは…ウチの側に……」


龍驤「…………」


ーー

また中途半端ですがここまでです

今日は色々と書いたのでよくわからないかもしれないので、質問等あればどうぞ。答えられる範囲で答えます

コメントなどもお待ちしてます

お疲れ様でした
八島の台詞の最後の「貴方達」って自分達の事か、一瞬なんの事か分かんなかったけど。
そんでもって「あまり出さないでよ」は八島自身がかなりの便利キャラになりそうだから事前に釘刺された感じかな?

おつ
凄く良かったよ
八島ちゃんが此方に語りかけた所怖かった
世界の法則の変わり方は『C』を思い出した
そんな感じで捉えて良いのかな?

おつです
やっぱり八島×富士で正しいじゃないですか!
今回で富士さんのイメージが大分固まったというか覆りましたね、ぜってー苦労人オーラ纏ってる(確信)
龍驤は本当に精神的に強くなったなぁ
提督、後でちゃんとフォロー入れとくんだぞ

ーー


幹部「……俄かに信じがたいが、朝霜君はそう語ったんだね」


提督「はい、彼女が知っている全ての情報を教えてくれました」


葛城「あの時話したのが始まりの艦娘だったのね」


黒潮「うちはそんなんとは話してないけど…」


夕張「私も覚えはありませんね」


幹部「黒潮君に関しては脳死状態だった。そうなると会話はできない可能性があるね」


提督「夕張はトリガーの副作用で既に居なくなっている可能性がある」


夕張「その場合、練度を最大まで上げないと判別はできませんね」

幹部「始まりの艦娘を追い出すと練度限界が無くなるというのも凄い話だ」


提督「朝霜は自分の練度は200を超えていると言っていました。しかし表示上は練度限界のままだそうです」


幹部「そうなると他の特務艦の連中も追い出しているだろうね…」


提督「凄い活躍をしているらしいですね。恐らく朝霜と同じ状態でしょう」


レ級「…で、なんであたしがここに呼ばれてんだ?」


幹部「君なら何か知ってるんじゃないかと思ったんだよ」


レ級「あたしが?なんで?」

夕張は今回の事態については知らないってことかな?
不時について覚えていたし

幹部「君が無闇に他人を傷付けない存在だというのは妻から聞いている。だがそれはクキ君と出会ってからの話だ」


幹部「レ級君はクキ君と出会うまでは一人で行動していた。つまり弱肉強食の世界で生きていたんだ」


幹部「その中で君は艦娘を食べたことがあるんじゃないかと思ったんだ」


幹部「もしその経験があるなら、コアについて知っていたり何かを感じたことは無いか聞きたかったんだ」


幹部「答えにくい質問かもしれないが…答えてくれるかい?」


レ級「安価」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

前に長門に深海棲艦は食べてないと言った
勿論艦娘も食べていない

あいにく経験がない

レ級「あいにく経験がない。あたしはどっちも食べたことは無いんだ」


幹部「…そうだったのかい」


レ級「それに食べるとしたら深海棲艦しか食べない。艦娘を食べるメリットは限られたものだからな」


提督「…やはり艦娘自身に聞くしかないみたいですね」


幹部「この中で会ったことがあるのは葛城君か。もう一度会いにいけないかい?」


葛城「急に言われても…」


提督「朝霜によると会いに行く手段も限られている上に、そもそもどうやっても会えない艦娘も居ると言っていました」


幹部「そうか…」


黒潮「会いに行く手段って漣が普段重巡棲姫と会話しとるやつなん?」


提督「わからないな。漣の口からそんな事は聞いたことはない」


夕張「やっぱり無理なんですかねぇ…」

幹部「朝霜君の話からするに、龍驤君の中には始まりの艦娘がいるのは確定だろう」


提督「練度がずっと限界で止まったままで、強さも同じですからね」


幹部「龍驤君がどうやっても会えない艦娘に分類されるかもしれないが、話を聞いてみる価値は無いだろうか?」


提督「そう…ですね……」


幹部「なんだい?まさか龍驤君と喧嘩中なのかい?」


レ級「オッサン、朝霜がそんな情報をただで提供すると思うか?」


幹部「……私の想像が当たっているなら、龍驤君は辛い思いをしているのか」


提督「この情報は…どうやっても知りたかったんです」


幹部「話は一旦ここまでにしよう。提督君は龍驤君のところに行ってくれ」


提督「……ありがとうございます」


幹部「妻を不幸にさせてはいけない。私も同じ妻帯者として注意しているところだ」


提督「龍驤……」


下1~3高コンマ 部屋の様子や龍驤の状態などを

普通にしている
気にしているようにもみられない

ーー


提督「龍驤、入るぞ」コンコン


龍驤「司令官。話し合いはええん?」


提督「読書中だったか…」


龍驤「ウチの数少ない趣味やね。しおりを挟んどいてっと…」


提督「口でページを捲るのも、すっかり慣れたんだな」


龍驤「右手で本持って、口に咥えた棒でページをめくっていくねん。こんな便利なグッズがあるなんて最初は知らんかったもんなぁ」


提督「…あの時はそれどころじゃなかったからな」


龍驤「うん……そうやね」

龍驤「ほんで司令官は何しに来たん?ウチに会いにきてくれたんやったら嬉しいけど」


提督「…実はな、始まりの艦娘について龍驤に聞きたいことがある?」


龍驤「ウチに?」


提督「ある理由で龍驤の中には始まりの艦娘が居るのはわかっている。今まで謎の声というか変な存在に会ったことはないか?」


提督「もちろん現実の話じゃなくて、精神世界というか……そんな感じの所でだ」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

救えなかった女の子について以外は何か聞こえたりとかはないなー

龍驤「ん~ごめん、わからんわ」


提督「それならいいんだ、うん…」


龍驤「ウチが助けられへんだ女の子はよぉ夢に出てくるけど、まさかそれとは違うもんな?」


提督「…………」


龍驤「え?どないしたん?まさかあの子が…?」


提督「いや…その話題を出していいのか……どうかと…」


龍驤「心配してくれてありがとうな。ウチはもう大丈夫やで」

龍驤「確かにあの夢は辛い。でも今は司令官が居るってわかってるから」


龍驤「司令官、ウチの側から離れんといてな?」


提督「…当たり前だ」


龍驤「頼もしい言葉やわ。そう言うてくれたら朝霜との浮気も許せるで」


提督「あれは……本当にすまなかった」


龍驤「朝霜しか始まりの艦娘の情報を持ってる子がおらんかった。それは十分わかってるよ」


龍驤「でも文句の一つくらい言う権利はあるわな?」


提督「本当に…その通りで……」


龍驤「司令官…安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

ぎゅっとしてぇ…?

夕張と伊168は始まりの艦娘と会話したことやその内容を隠すことにしたのかな?

龍驤「司令官…ぎゅっとしてぇ…?」


提督「龍驤…!」ギュッ


龍驤「あぁ……幸せやぁ…」


提督「……こんな俺ですまない」


龍驤「なに言うてんの…キミは最高の旦那やで…」


提督「俺は……」


龍驤「こんなウチを…見捨てやんで…ありがとう…好きやって…言うてくれて…ありがとう…」

龍驤「キミがな…毎日のように大好きやって言うてくれたから…治ってきてるんやで…」


龍驤「腕と脚は二度と治らんけど…心は司令官に治してもらったんや…」


龍驤「ウチほど幸せな艦娘はおらんわ…」


提督「龍驤……」


龍驤「はぁぁぁぁ……いいわぁ…司令官の胸の中で…ずっと過ごしたい…」


龍驤「本もええけど…やっぱり司令官の方が…ええね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

葛城
黒い玉にお礼を言う

幹部「提督君、入って大丈夫かい?」


提督「……はい、どうぞ」


龍驤「ん……」


幹部「よかった、龍驤君の体調は悪くないみたいだね」ガチャ


龍驤「心配してくれてありがとうやで」


提督「それよりどうしたんですか?何か急いでいたようでしたけど」


幹部「そうだ、緊急通信があったんだ。朝潮君を取り調べた視察官が居るだろう?」


提督「ここに来た奴ですね」


幹部「その人物が脱走したそうだ。大本営がなんとしても捕まえろとのことだ」

提督「そこまで必死になるものですか?」


幹部「彼女は色々と知っている。下手に泳がせると情報の漏洩に繋がる可能性が高い」


提督「何か手掛かりは無いんですか?」


幹部「手掛かりと言えるかどうかはわからないが、彼女には親しい仲の艦娘が居るそうだ」


提督「ならその人物の所に逃げている……?」


幹部「可能性はあるが確定とは言えないね」

幹部「我々幹部も最優先で彼女の捜索にあたるようとの指示だ。すまないが話し合いはまた今度にしよう」


提督「わかりました」


幹部「…特務艦にも指示が出ているのか。これはかなりの規模になる」


提督「それほど外に出回るとマズイ情報を知っているということなんでしょうか」


幹部「だろうね。全く、分かりやす過ぎるんだよ大本営は……」


提督「こっちで手伝えることはありませんか?」


幹部「手伝ってもらえるなら嬉しいが、君自身に指示が出るまで待機していて欲しい」


提督「了解しました」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

島風提督の所で捕獲される視察官

視察官
ここにいたのね夕立!
夕立
組織はあなたを処分するわ ばいばーい

ーー

視察官「はぁ…はぁ…はぁ……」


視察官「私は…間違って…いない……」


視察官「言われたことを…その通り…やっただけ…」


視察官「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」


視察官「彼女なら…」


視察官「彼女ならきっと…わかってくれる…はず…」


視察官「ここに…あの子が……!」


下1~3高コンマ 視察官が頼った艦娘とは?

時津風(特務艦)

視察官「時津風!」


時津風「あ」


視察官「やっぱりここに居たわね、探したのよ…!」


時津風「……なんでここに?」


視察官「貴女ならわかってくれると思ったのよ!私は悪くないって!」


視察官「特務艦の貴女なら私を解放できる権限もある!だから……!」


時津風「ふーん、なるほどぉ」

視察官「やれと言われた仕事をやっただけなのに、こんな仕打ちはあり得ない!」


視察官「正義の為に戦う貴女ならわかってくれるわよね?」


時津風「正義ね~」


視察官「その為に特務艦になったんでしょ?だから早く私を助けて!」


時津風「安価」


下1~3高コンマ 時津風の台詞や行動などを

もちろん。戦争を続ける正義の為に死んでもらうね?

まぁ、そうなるな

時津風「仕方ないなぁ…ほら、おいで」


視察官「あぁ……!貴女を頼って良かった…」ダキッ


時津風「私は正義の味方だからね、悪を成敗しないといけないんだー」


視察官「そう…その通………り…」


時津風「だからね、視察官は死ななきゃいけないの」


視察官「う……そ…」ドロ……


時津風「いやーよかったよ私の所に来てくれてさ。処分する手間も省けてよかったよー」


視察官「な…なに……を……」

時津風「なんでって、自分のやったことを考えなよー脱走犯だよ?」


視察官「だって…それは……」


時津風「もう~しつこい。はいもう一回」グサッ


視察官「が………!」


時津風「これですぐに死ぬよね。あーもう返り血処理しとかないと…」


視察官「な……で……あな……に……じょう…ほ…」


視察官「誰の……お陰…で……特務…艦……」


時津風「あーはいはいありがとうありがとう。じゃ、あとは死んで」グチャ


視察官「」ドサッ


時津風「やっと大人しくなったかぁ」

時津風「視察官を刺したコレは…よっと」ドガンッ


時津風「単装砲で証拠隠滅。これでよしっと」


時津風「あとは着替えて私が視察官の死体を発見。いや、足跡を調べられると面倒だから海に捨てるか」


時津風「こういう人間が一番チョロいのを私は良く知ってる。心の隙間に入り込めば、ぼろぼろ情報を吐き出してくれたよねー」


時津風「その情報を使って私はがっぽり活躍して、あっという間に特務艦。いやー我ながら出来過ぎだよ」


時津風「正義正義って…反吐が出る言葉だよ」


時津風「明日にでも水死体を見つけて報告しとくか。これでまた昇進かな?」


時津風「いいね~これならその内幹部も狙えちゃう…?なんちゃって~~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

時津風の表彰が行われる
夕立(朝霜、時津風から血の臭いがする)

時津風、昇進するも怪しんでる夕立に絡まれる
ていうか二人仲悪いので笑顔のままバチバチやる

土左衛門になってそう

ーーとある場所


視察官「……ここは?」


男「動かない方がいいですよ」


吹雪「貴女は自分が誰がわかりますか?」


視察官「深海棲艦……!」


吹雪「違います、私は吹雪です」


視察官「そんな艦娘がいるはずがない!」


男「そっちがどう思おうが関係ありません。これから貴女には質問をさせて頂きます」


視察官「断る。得体も知れない奴らの質問に答える必要は皆無です」


吹雪「…自分の姿を見てみて下さい」


視察官「なにを…………!!」

視察官「あ…が……がが……!」


男「貴女の体はどうにもなりませんでした。なので身近にあったモノで代用したんです」


吹雪「近くに深海棲艦の死骸があって良かったですね」


視察官「な、な、な…何よ…これは……!」


男「駆逐イ級の体は気に入りませんか?」


視察官「気に入るも何も私は人間だ!こんな体…!」


吹雪「自分の立場をわかってくれましたね?」


視察官「ぐ…ぎ……!」

駆逐シ級爆誕

男「こちらは貴女が逃げ出した視察官だというのはわかってるんです。下手なことはしないで下さい」


視察官「……」


吹雪「司令官、わかってくれたみたいですよ」


男「よし、なら質問に移りますね」


視察官「……何が知りたいの」


男「安価」


下1~3高コンマ 男の台詞などを

今の組織のトップは誰なのかはなしてもらおうか

ーー


吹雪「見つけるのが遅かったみたいですね」


男「記憶の欠落は仕方ないよ」


視察官「……」


男「大本営のことを知るチャンスだったんだけどなぁ…」


吹雪「司令官、彼女はどうしますか?」


視察官「覚えていないものは覚えてないのよ!お願い!殺さないで!」


男「うーんでも…」


視察官「お願い!!私はまだ……!」


男、吹雪「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞や行動などを

男「ここでおとなしくしてくれるならいてもいい」
吹雪「まあこんなところにいるはぐれイ級なんてみつかったら即食われるか沈むかですけどね」



食料調達に協力してくれるなら保護しようか

男「食料調達に協力してくれるなら保護しようか」


視察官「します!なんでもするわ!」


吹雪「じゃあ早速行ってきてくれますか?」


視察官「い…今から?」


男「そうだね、できないなら…」


視察官「行きます!行かせてもらいます!」


吹雪「……」

吹雪「…行っちゃいましたね。ロクに進み方も分からないのに」


男「そうだね。それじゃあ吹雪、帰ろうか」


吹雪「……仕方ないんですよね」


男「助けるべき命とそうでない命がある。でも僕は全ての命を救うと決めたから、彼女を助けた」


男「彼女がどんなことをして捕まったのか。彼女のせいで傷付いた艦娘がどれだけいるのかは分かっていた。それでも僕は助けたんだ」


吹雪「ちょうどこのアジトは放棄する予定だったので、処分する設備しか無いのもたまたまなんです」


男「伊400ちゃん達が先に新しいアジトに行っていて良かったよ」

男「アジトを放棄したのはある理由がある。ここは見つかりにくいけど、周りに深海棲艦がうじゃうじゃ居るんだ」


吹雪「せめてもう少しゆっくりできる所に移動したいって、色々探してたんですよ」


男「こんな所にもし艦娘が一人で来たらあっという間にやられてしまうだろうね」


吹雪「……」


男「裁きを下すのは僕じゃない。僕の役割は命を救うことだ」


男「もし彼女が神に許されたのなら…………」


ギャァァァァァァァァァァァァァァ……!!


男「…行こうか、吹雪」


吹雪「どこまでもついて行きます、司令官」


下1~3高コンマ この後の展開などを

>>449

視察官「ギャァァァァァ…!やめろ!私の体をかじるな!」


視察官「私はこんな所で…死にたくない……!」


「シね…なイ…………!」


「シネないンダァ……!」


「ワタシわ……ァァァァァ!!」


「スベテヲ…クライ……イキノコル……!」


「ソシテ…コノセカイニ……テッツイヲ…!」


「オォォォォォォォォォォォォォォ!!」

ーー

時津風(なんでアイツの死体が無いのさ!?誰かが立ち去った?なんで?)


時津風(このままじゃマズイ…私に疑いがかかる…)


時津風(くそ…死体を確認してから連絡するべきだった…)


時津風(流木を死体を見間違えましたなんて言い訳…通用するはずが無い…!)


時津風(どうする…どうする!?どうやって大本営を誤魔化す!?)


時津風(そうしないと私は…!)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

夕立「お困りっぽい? 何したか正直に教えてくれたら助けてあげるっぽい?(ニタニタ」

視察官級に海に引きずり込まれる時津風

>>483

時津風(あぁ、来る……大本営からの幹部達が…!)


夕立「時津風ぇー!」


時津風「び!……くりしたなぁ。なんなのさ…」


夕立「久しぶりに会ったのに、つれないっぽい」


時津風「…なんで夕立がここにいるのさ」


夕立「さぁ~なんでだと思うっぽい?」


時津風「…知らないっ」

夕立「ねぇ時津風~」


時津風「……なに」


夕立「ひょっとしてお困りっぽい? 何したか正直に教えてくれたら助けてあげるっぽい」ニタニタ


時津風「……!」


夕立「どうするっぽい?」


時津風「私は…何も……」


夕立「ふーん。じゃあ他の幹部達をここに呼んでくるっぽい!」


時津風「ダ……!」


夕立「ん?今ダメっていいかけたかっぽい?」


時津風「…なにも言ってないもん」


夕立「ふーーーーーん…」


時津風「…………見返りは?」


夕立「時津風は今日から夕立の言いなりっぽい。それからそっちが持ってる情報も全部こっちに寄越すっぽい」

時津風「そんなの…!」


夕立「じゃあお前が困ったことになればいいっぽい。夕立は何も困らないっぽい」


時津風「私が…!どれだけ苦労して…ここまで…!」


夕立「そんなの知らないっぽい。ミスをしたのは時津風っぽい」


時津風「ぐぎ………!」


夕立「臭い飯を食うか夕立の犬になるか、とっとと選ぶっぽい」


時津風「安価」


下1~3高コンマ 時津風の台詞などを

時津風「……」土下座


夕立「それが答えっぽい?」


時津風「なんでも話します…私を助けて下さい…!」


夕立「じゃあ夕立の足を舐めろっぽい」


時津風「……」


夕立「できないっぽい?なら…」


時津風「いえ……やらせて…頂きます…」


夕立「早くしろっぽい」

ペロ…ペロ…


夕立(これで特務艦の一人が夕立の駒になったっぽい。何か困ったことがあったらコイツに被せればいいっぽい)


ペロ…ペロ…


夕立(コイツには情報を探らせて、夕立は自分でアイツらを追うっぽい)


ペロ…ペロ…


夕立(アイツらを調べるにはまだまだ権力も足りないっぽい。なんとしても特務艦より上の役員の立場を手に入れるっぽい)


ペロ…ペロ…


夕立(…あの組織が時雨を殺したと分かったのは偶然っぽい。最上とかいうクズ重巡と時雨は出かけてて店アイツらの魚雷の犠牲になったっぽい)


夕立(あの組織の裏はこの国を含めて色んな国が関わってるっぽい。まともにやったんじゃ夕立は消されて終わりっぽい)

夕立(あの組織に近付くために、少しずつ土台を作っていく。コイツもその一部っぽい)


夕立(絶対に……アイツらに復讐してやる!)


夕立(組織の人間全員を時雨と同じようにしてやる!全身に火傷を負わせたあと、生きたまま脳みそをほじくり返してやる!!)


夕立(絶対……許さない!!)


時津風「あの、夕立……さん…」


夕立「もうお前はいいっぽい。早くここから立ち去るっぽい」


時津風「でも…」


夕立「とっとと消えろ!!」


時津風「ひ……は、はい…」


夕立「絶対に許さない……全員…皆殺し……」ブツブツ


ーー

こういう回もいいですね、外伝をやってる気持ちにもなりました


コメントなどあればお願いします

ーー


神通「提督…龍驤さん…お呼びですか…?」


龍驤「楽にしてくれてええで、別に堅苦しい話をするつもりは無いから」


提督「今日の出撃で練度が99になったんだな。おめでとう神通」


神通「こんな私を…育ててくれたからです…提督には…感謝しかありません…」


龍驤「なによりも神通が頑張ったからやで。おめでとうな神通」


神通「ありがとうござます…」

提督「そこでだ。神通、これを受け取ってくれるか?」スッ


神通「これは……!」


龍驤「カッコカリの指輪や」


神通「ダメです!これを受け取ってしまったら龍驤さんが…!」


龍驤「心配してくれてありがとうな。ウチ以外の誰かに指輪なんて、今までやったら体調崩しとったやろうなぁ」


龍驤「でもな、もう大丈夫やで。ウチの心配はしやんでええ」


神通「どういう…ことですか…?」


龍驤「朝霜の件で色々吹っ切れたっていうのもあるけど、ほとんど鬱は治ったみたいやねん」


神通「龍驤さん…!!」


龍驤「今まで迷惑かけてごめんな。ウチは強なったから安心して」

提督「戦力的に神通の練度は高い方が好ましい。是非とも神通には指輪をもらって欲しい」


龍驤「ウチは嫉妬に狂うことも無いし、神通が強くなるのは歓迎やで!」


提督「神通、どうかこの指輪を受け取ってくれるか?」


龍驤「ウチからもお願いできへん?」


神通「安価」


下1~3高コンマ 神通の台詞や行動などを

素質も30で、出撃以外頭になかった私をここまで育ててくれてありがとうございます……!これからも頑張ります!と泣く

神通「いつか…皆さんを引っ張っていく…存在になります…」


龍驤「もう十分皆んなを引っ張ってくれてると思うけど、その心意気は嬉しいで!」


提督「神通、指をこっちに向けてくれるか?」


神通「あの…やっぱり…左手の…」


龍驤「はめる指は決まってないけど、カッコカリといったら左の薬指やで!」


神通「龍驤さん…本当に……いいんですか…?」


龍驤「神通が言わんとしてることはわかるよ。ウチには左腕が無いから永遠に薬指には指輪ははめられへん」


龍驤「カッコカリの指輪を薬指につけるのは、この鎮守府では神通が初めての艦娘になる」

神通「やっぱり…違う指に…」


龍驤「でもな神通、司令官の薬指見てみ」


提督「…この指輪は龍驤との婚約指輪のつもりだ。もちろんカッコカリじゃない本物のな」キラッ


龍驤「あの指輪が司令官の指にはまってる限りは大丈夫やで。だから何も気にしやんでええ」


神通「……はい」


提督「さぁ手をこっちに向けてくれ」


神通「……」スッ


龍驤「貴重な体験やからしっかり覚えときや!」


提督「どうだ?サイズは間違っていないはずだが…」


神通「安価」


下1~3高コンマ 神通の台詞やその他起こったことなどを

二人に抱きついて
少しこのままでいさせてくださいと言う

神通「……」


提督「どうした?もしかして緩いか?」


龍驤「司令官!あれほどちゃんと確認したんかって言うたのに!」


提督「川内にはこのサイズで間違い無いと確認はしたぞ!?」


神通「……っ!」ダキッ


龍驤「なんや神…通!?」


提督「うお…!?」


神通「少し…このままで……ぐすっ…」


龍驤「……ええで、好きなだけ抱きついといてな」


提督「…あぁ」

神通「~~っ!」


龍驤「そうやんな、色々込み上げてくるもんはあるもんな」


提督「神通のお陰で何度助けられたかは分からない。ありがとう…」


神通「お礼を…言う…のは…私…で……ひっ…ひぐ…」


龍驤「今までありがとうな。これからもよろしくやで」ナデナデ


提督「無理はしない程度に頑張ってくれ」


神通「うわぁぁぁ……ぇぐ……」

ーー

神通「お恥ずかしい所を…見せてしまいました…」


龍驤「あれが恥ずかしいんやったら、ウチはどんだけ辱めを受けてるねんって話になるで?」


提督「それは俺もだな」


神通「これからも…この指輪に恥じないよう…努力を続けて参ります…!」


提督「よろしく頼む、神通」


龍驤「それでな、指輪を受け取ってくれた神通にはご褒美を用意しようと思ってんねん」


神通「ご褒美…ですか…?」


提督「欲しいものがあるなら値段によるが買ってやろう」


龍驤「司令官を貸してっていうのもええで?ただし!一回だけやからな!」


提督「どうだ神通?何か欲しいものは無いか?」


神通「安価」


下1~3高コンマ 神通の台詞などを

仲のいい子達と旅行に行きたいです

>>535
菓子食も兼ねて

神通「実は…ネットオークションに欲しい刀があるんです…」


提督「…真剣か?」


神通「はい…本物の刀です…」


龍驤「なんでまたそんなもんを…」


神通「武士の心は…学ぶことが沢山あります…」


龍驤「刀を手に入れた所で武士の心が身につくんかな?」


提督「神通ならありそうな気がしないか?」


龍驤「そない言われたらなぁ…」

龍驤「ちなみにそのオークション見せてくれる?」


神通「はい…これなんですが…」


提督「ぐぇっ!?」


龍驤「司令官から聞いたことの無い声がしたで!」


神通「あぁ…値段がどんどん上がっていってるみたいです…」


龍驤「これってかなりのレアもんなん?」


神通「名工と…呼ばれている刀です…」


龍驤「本物なのは間違い無いんか…司令官、どうする?」


神通「流石にこの値段は…申し訳ないです…何か代わりのものを…考えておきます…」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「それにしても上がり幅が不自然だな……入札履歴を少し調べてみよう」


神通「この人が…値段を吊り上げてますね…」


龍驤「でも値段はアホみたいなことになってないねん。刀で数百万はあり得るやろ?」


提督「本物ならな…名工というならもう一つ桁が動いてもおかしくない」


神通「写真が丁寧に…色んなアングルから撮られています…この写真から…本物と判断したんでしょうか…?」


龍驤「偽物を本物っぽく見せるために値段を上げたとも考えられるわな」


提督「俺達では判断できないか…」

神通「買ってもらうにしても…これは高すぎます…違うものにします…」


龍驤「これが本物や!っていうんやったら予算を使ってもええんやけどね」


提督「オークションで高額なものは危ない。すまないが今回は見送らせてくれ」


神通「大丈夫です…わかってますから…」


龍驤「神通が欲しいものは刀ってことでええ?」


神通「できれば…はい…」


龍驤「何かの縁でそんな話が出るかもしれん。その時は神通に真っ先に教えたるわな!」


神通「ありがとうで…ございます…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

整備士のアジト
旗風「私の刀は何処にいってしまったんでしょう……」

ーー

川内「神通、練度99おめでとう!」


神通「川内姉さん…ありがとうございます…」


川内「指輪も受け取ったんだよね!見せてみて!」


神通「はい…これです…」キラッ


川内「やっぱりサイズピッタリだよね。提督に教えといて良かったよ~」


神通「川内姉さんは…私がこの指にはめると…思ってたんですね…」


川内「龍驤さんの体調は良くなったし、カッコカリの指輪といえば左手薬指でしょ!」

川内「それでね、神通にお祝いを持ってきたんだー」


神通「それは……?」


川内「刀。欲しかったんだよね?」スッ


神通「どこで手に入れたんですか…!?」


川内「それは内緒。本物の刀だから取り扱いには注意してね!」


神通「はい……」


川内「これからも頑張ってね神通!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

烏が刀を見つめている

ーー

隼鷹「お~い神通!小太刀で悪いけど刀を持ってきてやったぜ!」


神通「ありがとうございます…」


隼鷹「これからも頑張ってくれよな~!」


ーー


響「神通さん、この刀を受け取って欲しいな」


神通「まさか…本物の刀を…!?」


響「大丈夫、これは良くできた模造刀だから安心して欲しいな」


神通「なら…よかったです…」

ーー

雲龍「神通、カッコカリおめでとう」


神通「雲龍さん…刀を持ってきてくれたんですか…?」


雲龍「あら、わかってしまったかしら?」


神通「はい…皆さんから刀をもらっているので…」


雲龍「ここの皆んなに欲しいものでも言えばこうなるのよ。まして神通が欲しいって言ってるなら全力で探すわね」


神通「私はそんなつもりはなかったんですが…」


雲龍「いいから貴女は皆んなの気持ちを受け取ればいいのよ」


神通「……はい」

雲龍「刀は何本溜まったの?」


神通「模造刀を含めるなら…十本ほどです…」


雲龍「凄い数ね。博物館レベルじゃない」


神通「はい…とても嬉しいです…」


雲龍「そういえば噂で聞いたことがあるんだけど、カッコカリをしてから変わったことは無い?」


神通「変わったこと…ですか…?」


雲龍「何か特殊能力がついたり性格が変わったりとか、そういうのがあるって聞いたことがあるの」


雲龍「貴女は特に変わったことはないのね?」


神通「安価」


下1~3高コンマ 神通の台詞などを

特にはありませんね

神通「実は…数キロ先の様子が分かるようになったんです…」


雲龍「それは凄いわね…ハッキリと映像が見えるの?」


神通「見える時もありますし…雰囲気だけ…わかることもあります…」


雲龍「使いこなせるようになれば大きな力になるわね」


神通「その通りですね…」

神通「あの…なんで雲龍さんは…指輪の力について知ってたんですか…?」


雲龍「多分私が記憶障害を起こしていた時に聞いた話なの。だから誰からどう聞いたまでは覚えてないんだけど、素質がある艦娘は指輪で力が開放されるらしいの」


神通「素質というのは…練度の…?」


雲龍「そういう素質じゃなくて…そうね、才能といったところかしら」


神通「なんの才能…ですか…?」


雲龍「分かりやすく言えば超能力みたいなものね」


神通「艦娘が……ですか?」


雲龍「人間にもいるかもしれないなら、艦娘に居てもおかしくないわよね?」

雲龍「カッコカリの指輪ができるまでは、不思議な力を持った艦娘が居たって話は有名らしいわ」


神通「私は聞いたことがありませんが…この力が証拠ですよね…」


雲龍「神通のは千里眼の一種かもしれないわね」


神通「正直戸惑っていたので…原因がわかって良かったです…」


雲龍「後はコントロールね。試しに今やってみてくれない?」


神通「今ですか…?」


雲龍「遠くのことは分からないから、この鎮守府の何処かを見てみて欲しいわ」


神通「やって……みます…」


下1~3高コンマ 神通が見た光景などを

黒潮が『神通はんの分』と書かれた高級プリンをもって神通を探している。

そのままかずれるか…どっちだろう…

ややこしいので最安価

下1~3高コンマ お願いします

黒潮が『神通はんの分』と書かれた高級プリンをもって神通を探している。

神通「ひゃあっ…!」


雲龍「な…なに?何が見えたの…?」


神通「龍驤さんと…提督さんがぁ…!」カオマッカ


雲龍「……そういうのが見えたの。でも神通も龍驤さんと提督の動画を見たことはあるわよね?」


神通「あんなものじゃ…ないですよ…!なんなんですかあれは…!」


雲龍「そんなに特殊なプレイをしてたの?」


神通「特殊どころじゃありません…!」

神通「そこはそんなものを入れる穴じゃありませんよ…!」


雲龍「お尻?龍驤さんはそっちもイケるようになったらしいわよ?」


神通「違います…お尻じゃありません!」


雲龍「他に…穴……?」


神通「龍驤さんの尿道に…細い棒を…!!」


雲龍「うわ…ぁ……あの二人とうとうそこまで…」


神通「痛いはずなのに…なんで龍驤さんは嬉しそうなんですか…!」


雲龍「龍驤さんはドMだから仕方ないわ」


神通「これは…ダメです…!少し、行ってきます…!」ダダダっ


雲龍「あっ、ちょっと……お楽しみ中なのを邪魔するのは良くないのに」

神通「首を絞めるのは認めます。龍驤さんの希望だとは何度も聞いてます」


神通「龍驤さんは痛いことが快感になるドMなの理解してます。あんな顔を見れば嫌でもわかりますからね」


神通「でも……これはダメです!」


神通「細いといってもあんな長いものを……!」


神通「そこはデリケートな部分なんです、感染症にでもなったらどうするんですか…!」


神通「提督…龍驤さん…!ここに居るのはわかってますからね…!」ガチャ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

千歳さん医者神通から指導を受けることになる提督&龍驤

ーー夜

神通(私が部屋に入るとお二人は行為の真っ最中でした)


神通(龍驤さんに挿入されていたのは尿道プラグというもので、そういう行為の為だけの道具とのことでした)


神通(私は注意をしようと部屋に入ったはずなのに……衝撃的な光景過ぎて言葉が出なかったんです)


神通(あんな所にプラグを挿しながら…気持ち良さそうな顔で……)


神通(ううぅぅぅ……あの光景が目に焼き付いて…眠れません…)


神通(一人でする…のは……うぅん…)


神通(そうだ……龍驤さんは確か…)


神通「……行ってみましょう…」ムクッ

ーー提督の部屋

神通「夜分遅くにすいません…」


龍驤「うん、寝ようとしとったとこやけど起きてたから」


提督「何かあったのか?」


神通「実は……あの…カッコカリの…ご褒美で…」


提督「刀のことか。すまん、まだ手に入ってないんだ」


龍驤「でも皆んなから色んな刀もらってなかった?まだ欲しいん?」


神通「いえ…そうでは無いんです…」

神通「お昼に…お二人のしていたことが…目に焼き付いて…寝れないんです…!」


神通「あの…うまく言えないんですけど…その…」


神通「私と…そういう行為を…」


神通「う……うぅぅ…」


提督、龍驤「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞や行動などを

龍驤「神通、こっち向いてくれる?」


神通「はい……」


龍驤「……羅生門っ!」


神通「…っ!!」シュバッ


龍驤「流石は神通やな、この距離やったら避けてまうか」


神通「そうですよね…こんなお願い…ダメでしたよね…」


提督「流石に…なぁ…」


龍驤「ウチにも譲れんものがある。でもな、あんなもん見せたウチらにも責任あるから妥協案でどうや?」


神通「どんな…ものなんでしょうか…?」

あ…あぁぁぁぁぁーー!!


神通「い…痛くないんですか…?」


提督「痛みよりは異物感だと思う。それに痛みを和らげるローションを塗っているから、龍驤は快感しか感じていないだろう」


ひ、ひぎっ!?そんな……奥ぅぅ……っ!!


神通「そんな根元まで入れて大丈夫なんですか!?」


提督「大丈夫らしい。龍驤の顔を見ればわかるだろう?」


あへぁ……


神通「凄く気持ち良さそう…おしっこの穴なのに…」


提督「まだまだ続くぞ。この後はだな…」


神通「凄い……!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

神通「川内姉さん…!」


川内「それは洒落になんないって!」ダダダッ


黒潮「あの追いかけっこはなんなん?」


卯月「神通さんが川内さんを襲おうとしてるっぴょん。司令官直伝の尿道責めらしいっぴょん」


黒潮「まさか神通はんが…」


卯月「川内さんは意外とチョロいから捕まったら終わりっぴょんね。どこまで逃げれるか見ものっぴょん」


黒潮「いうても練度の差がなぁ……」


川内「嫌だ嫌だ!絶対嫌だ!」


神通「隠れても無駄ですよ…私にはわかるんです…!」


川内「うわぁぁぁぁぁぁぁ……!ぁあっ…ん…」


ーー

これはR18でないと思います。ギリギリセーフです


コメントなどあればお願いします

ーー医務室


千歳「提督と龍驤さんはちゃんと私に相談してくれてたの。こういうことをしたいんだけど問題は無いかって」


千歳「龍驤さんの鬱は数週間に一回薬を飲めばいいくらいにまで回復したの。治ってきたのはいいことだけも、龍驤さんの欲が溢れてきちゃったそうよ」


千歳「陰部にピアスとかもやりたいって言ってたわね。でも相談を受けたのは尿道のことだったのよ」


千歳「普通なら快感を得ることは難しいけど、龍驤さんみたいなドMの人は御用達なのよ」


千歳「だから私は丁寧に教えてあげたわ。感じるようになるには拡張が必要だからね」


千歳「いきなりプラグを入れちゃったりなんかしたら怪我をするかもしれないの。だから最初は物凄く細いものから始めるのよ」

千歳「だからね、技術を会得したとしてもまずは拡張から始めないといけないの」


千歳「そうしないでいきなりそんなプレイをやっちゃうと……」


川内「神通~~~~~~~!!」ズキズキ


神通「川内姉さん…ごめんなさい…」


川内「なにしてくれてんのさ!!尿道の炎症で出撃できないなんてどれだけの辱めだと思ってんの!?」


神通「はい…本当にすいません…」


千歳「川内はしばらくベッドで寝てるしかないわね」


川内「あのさぁ!冷静に考えてあんなのがいきなり入ると思ってるの!?」


神通「気が…動転してて…」


川内「私は…!イタたたたた!!」


神通「あぁ…川内姉さん…」


千歳「大声を出すと響くわよ」


川内「最悪……ほんとにさぁ…」


千歳「提督には報告しておくけど、皆んなには誤魔化してあげるから。それじゃ私は少し外すわね」スッ


神通「川内姉さん…トイレには…」


川内「ナチュラルに触ろうとしないで!まだ痛いって言ってるじゃん!!」

ーー卯月の部屋


千歳「卯月ちゃん、私が貴女の部屋まできた理由はわかるわね?」


卯月「……はい」


千歳「気付いたのはたまたまだったのよ。叢雲ちゃんが変に庇うような仕草をしてたのが目に入ったの」


千歳「身体検査をしようとしたら拒絶されて、それで確信したわ。結局提督と龍驤さんに協力してもらって叢雲ちゃんは強制的に調べさせてもらったわ」


千歳「彼女の体には痣がいくつかあって、肋骨にヒビが入ってた。貴女はその原因を知ってるわね?」


卯月「私が…………やりました…」


千歳「……そう」


卯月「彼女を…何度も蹴ったり…して……殴りも…しました…」


千歳「正直に話してくれてありがとうね」

千歳「原因はこの間鎮守府が二つに割れたこと?」


卯月「はい……また…鎮守府がおかしくなるんじゃないかって…寝れないようになって…」


千歳「作戦に参加するって子と反対の子。ちょうど半分くらいだったわね」


卯月「何日も寝れてなくて…ふらふら歩いてたら…叢雲が……」


千歳「…我慢できなかった?」


卯月「……ぐすっ…」


千歳「大丈夫よ。後悔してるなら卯月はきっと良くなる」


卯月「私は…また入院ですか…?」


千歳「貴女の場合はここで面倒をみた方がいいと思うの。叢雲ちゃんもしばらく出撃ができないし、彼女に看病してもらったら?」


卯月「怪我をさせた私が看病されるなんて…」


千歳「卯月ちゃん、そんな事は思わなくていいの。今はゆっくり休む時間よ」


卯月「お世話を…かけます……」


千歳「ベッドは用意してあるから。何も気にしないでゆっくり休んで」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

叢雲「朝よ卯月、起きてる?」シャッ


卯月「起きてるっぴょん…」


叢雲「体調はどう?」


卯月「最悪っぴょん…」


叢雲「それは良くないわね。先に薬を飲んだ方がいいわ。卯月、体は起こせる?」


卯月「ぴょん……」もそもそ


叢雲「はいお水。自分で飲めるわよね?」


卯月「はい……」

叢雲「どうしたのよ?えらく他人行儀じゃない」


卯月「卯月が…叢雲を怪我させたのに…看病されてるのは…」


叢雲「私は全く気にしてないって言ってるでしょ?」


卯月「でも……」


叢雲「私に痣ができたくらいで落ち込んでるなんてらしくないわね。こんなの鉄パイプを突っ込まれた時に比べたら全然よ?」


卯月「その話はやめて下さい……」


叢雲「ま、私は卯月と一緒にいれるってだけで幸せだから怪我して良かったわね。さぁ卯月、次は朝食よ」


卯月「はい…ありがとうございます…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

再安価

下1~3高コンマ お願いします

ーー


提督「卯月、体調はどうだ?」


卯月「司令官…」


提督「あまり良くは無さそうだな」


叢雲「司令官は何を持ってきたの?」


提督「こういう時は甘いものだと思ってな。お菓子を作ってきたんだ」


卯月「司令官のお菓子……美味しいっぴょんよね…少しだけ…」


提督「食欲があるのはいいことだ。叢雲も食べるか?」


叢雲「そうね、頂くわ。お茶を用意してくるから少しまってて」

卯月「美味しいっぴょん…」


叢雲「ほんと、女子も顔負けの出来だと思うわ」


提督「これで普通の料理も作れるなら自慢できるんだがな。あいにく俺はお菓子専門だ」


卯月「それでも凄いっぴょん…」


叢雲「お菓子は美味しいけど、食べさせるためだけに来たんじゃないんでしょ?何の用で来たのよ」


提督「…この間のことを謝りたくてな」


叢雲「皆んなの前で謝ってたじゃない。急ぎ過ぎたって頭を下げて終わったでしょ?」


提督「あれは全員に向けてだ。俺のせいで卯月は体調を崩したし、叢雲は怪我をした。だから二人に謝罪をしたかったんだ」


叢雲、卯月「安価」


下1~3高コンマ どちらかの台詞や行動などを

叢雲「コイツアホね 」


卯月「司令官はアホっぴょん……」


叢雲「アンタは何でも自分のせいにし過ぎよ。卯月が体調を崩したのは自己責任だし、私は卯月様に殴ってもらえて感謝してるんだから」


卯月「叢雲…」


叢雲「……卯月に殴られたのは司令官のせいじゃないのよ。こんなアホなことをしてる暇があったら仕事に戻りなさい」


提督「だが…」


叢雲「しつこいわね。そんなんじゃ龍驤さんから嫌われるわよ?」


卯月「司令官…うーちゃんは平気っぴょん…」


提督「……そうか」

叢雲「アンタは私達より川内の所に行った方がいいわね」


卯月「司令官も…元凶の一人っぴょん…?」


提督「…………知ってるのか」


叢雲「夕張のドローン。これでわかるでしょ?」


提督「……あぁ」


卯月「川内さんは隠したかったみたいだけど…皆んなにはモロバレっぴょん…」


叢雲「それこそ下手をしたら卯月より重症になるかもしれないわよ?神通さんも含めてフォローしてきなさい」


提督「…ありがとう、そうさせてもらうよ」


叢雲「ほんとに、伊58が司令官のことをノータリンっていうのがわかるわね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

提督「川内、大変だったな」


川内「だったなって…提督も原因の一つなんだからね!?」


提督「…すまない。神通に見せただけでああなるとは思わなかったんだ」


川内「それは私も予想外だったけどさ、せめてマシなプレイしといて欲しかったな」


提督「すまない、龍驤がどうしてもと言うんでな」


川内「龍驤さんのドMに磨きがかかってる…」

川内「提督…今回のことに責任感じてる?」


提督「多少はな…」


川内「じゃあ……ちょっと確認なんだけど、龍驤さんを調教というか…拡張してる時ってエッチはしてたの?」


提督「してない…な。俺が舐めたりとか……なんでそんなことを言わなきゃいけない?」


川内「実さ……私…かなりムラムラというか…中途半端にされてかなりキてるんだよね…」


提督「……」


川内「将来的に私にも指輪くれるでしょ?ならそのご褒美の前借りというか…ダメ?本番はおしっこのとこが絶対痛いから、舐めたりとか…指で……さ…」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「……」スッ


川内「なに?変な方向指差して……え?」


龍驤「川内~」


漣「中々ご機嫌なこと考えてますな~」


川内「ぅげ……」


龍驤「本番をねだらんかったのは褒めたるわ。でもな、人の旦那に言うてええことと違うわな?」


漣「川内さんがムラムラなんて珍しいっすな~でもご主人様は渡せませんぜ」


川内「わかってるけどさ…」

川内「私がこうなったのは提督と龍驤さんのせいでもあるんだよ!?」


龍驤「それは悪かった。だからウチらで責任はとるで」


川内「へ…」


漣「川内さ~ん漣にはあるモノが生えるようになったじゃないっすか!」


川内「い……や!いやいやいや!本番はまだ痛いって!」


漣「口があいてんじゃねぇですか、オラ咥えろってやつですね」


龍驤「ウチは漣と少しやけど経験がある。満足させたるで?」


川内「プチ絶倫の提督の相手してる二人に襲われるって…!提督、助けて!」


提督「……ゆっくり楽しんでくれ」ガチャ


川内「うそぉ~~~~!!」


漣「ほ~ら川内さん、これがご主人様のモノですよ~」


龍驤「漣、川内の服脱がしたって」


川内「い……いやぁ~~~~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを



漣「さぁ早く舐めろってんですよ」ぼろんっ


龍驤「ウチの旦那に変なことを言うた罰やでぇ~?」


川内「そ……それだけは嫌だ!!」


ボフンッ


漣「うお!?煙玉か何かでしょうか…」


龍驤「油断しとったな…まんまと逃げられたわ」


漣「行き先は候補がいくつかありますがどうしますか?」


龍驤「ま……これくらいにしといたろか」

ーー某所


川内「こんな時は滝に打たれるしかない!煩悩は全部消し去る!」


ドドドドドドドド…


川内「性欲なんて消せる、卯月の時はこうやって消せたんだから!」


川内「……よし」


ドドドドドド……


川内「精神統一……私は…無…」


川内「…………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ドドドドドド……


川内「…………」


川内「……何かいる」


川内「動物じゃない…………人?」


川内「ここは山登りのコースからは外れてる。何か目的が無いとここには来ないはず」


川内「もしくはここにしか来れなかった……」


川内「…様子を見てこよう」

川内「……艦娘だ」


那珂「う……」


川内「ちょっと大丈夫?意識はある?」


那珂「あ……ぅ…」


川内「ダメだ、朦朧としてる。外傷は無いけど衰弱が…」


川内「前にもこんなことはあったなぁ…潮以来か。なんとか鎮守府まで連れて帰らないと」


川内「少し我慢してて!鎮守府まで飛ばすから!」


那珂「あ…………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

荒潮「そこに居たのね~こっちに渡してもらえるかしら~?」


川内「それはできない相談だね」


荒潮「あら~貴女は人攫いなのかしら~?」


川内「少なくともアンタに渡すわけにはいかない。こんな弱ってる艦娘を渡せって言われて渡すと思う?」


荒潮「あら~その子はただ迷子になっただけよ~?」


川内「嘘はいいよ。ここは登山コースからも外れてて獣道も無い所。こんなとこに迷い込むなんてあり得ない」


荒潮「……」


川内「乱暴はしたくないからさ、ここは大人しく通してくれない?」

荒潮「…それを渡しなさい。貴女が抱き抱えてるのは艦娘じゃなくて傀儡なのよ」


川内「え……」


荒潮「何のことを言ってるかわからないでしょう?余計な仕事は増やしたくないのよ」


川内「……残念ながら傀儡の意味、わかるんだよね」


荒潮「ちょっと貴女…」


川内「秘技!超絶閃光弾!!」スッ


荒潮(目眩し!?目を瞑らないと視界を奪われる……!)ギュッ


荒潮「…………」


荒潮「……あらぁ?」

川内「そんな都合よく閃光弾なんか持ってないって!」ダダダッ


那珂「ぅ……」


川内「なんとか頑張って!ああいうのは二度目は通用しないし、こっちが丸腰なのもバレた!」


川内「ちょっと乱暴だけど紐で私に固定して……バイク飛ばせばすぐだから!我慢しててよ!」


川内「丸腰なら逃げるしかないって…!これは勇気ある撤退だ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

この二つ同時は無理です

再安価 下1~3高コンマ お願いします

ブォーーーン…


荒潮「逃げられちゃったわねぇ…如月、どうしようかしら?」スッ


荒潮「え…?当たり前よぉ、この球が無いと貴女と喋れないじゃない」


荒潮「お札も剥がしちゃいけないんでしょう?……えぇ、そうね」


荒潮「あの子があの鎮守府に行くのは運命なのかもしれないわねぇ」


荒潮「ええ…彼女達には自分達のやり方があるわよね…」


荒潮「邪魔になれば処理すればいいし…味方になってくれるなら…」


荒潮「ふふ…うふふふふふ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府


提督「…何も覚えていないのか」


千歳「自分が那珂という艦娘ということだけしか覚えないようね」


提督「彼女は傀儡なのは間違いないんだな?」


北上「潮と同じような反応が出てるから間違いないね。でも潮みたいに体が成長するかは分からないよ~」


提督「これからは幹部さんに相談するとして、肝心の那珂は川内に張り付いたままか」


那珂「ひ…ひぃ……」カタカタ


川内「大丈夫だって、ここの皆んなは優しいから」


潮「川内さんの隣は私だったのに…!」ギリッ


漣「ややこしいことになりそうですけど、うちの潮はうまくフォローしといて下さいね?」


提督「…あぁ」


ーー

前にも言いましたが外伝は好きに書いてもらって構いません。
自分も楽しみにしてます


コメントなどあればお願いします

荒潮と如月だけ世界を包む逆因果の円環を使った人みたいになってそう

ーー


幹部「また提督君のところに傀儡がやってくるとはね」


提督「今回も川内が保護したんです。前回と違うところは組織絡みかどうかわからない所ですね」


幹部「私はその荒潮は組織の末端だと思うが、提督君は違うと思っているんだね?」


提督「那珂に外傷がなかったんです。拘束の痕すらなかったということは、自由に過ごせていた可能性があります」


幹部「しかし那珂君は逃げていたんだろう?」


提督「記憶が無い状態で逃げていたんです。何か変なものを見たり直感で逃げ出したというのも考えられます」


幹部「なるほどねぇ…」

幹部「いずれにせよ那珂君は那珂という見た目の傀儡に、軽巡那珂の記憶がインストールされている存在なのは間違いないみたいだね」


提督「はい、そのようです」


幹部「普通なら私が預かるんだが、潮君の面倒を今まで見てもらっているのもある。いっそのこと提督君の鎮守府で見てもらうのもありかと思っているんだ」


提督「こちらは構いませんが…本当にいいんですか?」


幹部「一度本人に話を聞いてみようか。那珂君を呼んでくれるかい?」


提督「わかりました」


下1~3高コンマ 那珂の台詞や行動などを

ーー

那珂「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」


那珂「逃げないと…私は…」


那珂「この球を持って……逃げれば…」


那珂「はぁ…はぁ…はぁ………」


那珂「あの鎮守府は…ダメ…」


那珂「あんな所に居たら…私も……」


那珂「早く…もっと遠くへ……!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

荒潮に見つかり首を絞められる那珂
追ってきた川内に黒い玉を渡す

荒潮「見つけたわよ~」


那珂「ひぃっ!」


荒潮「抵抗しない方がいいわよ~貴女も痛い目は見たくないでしょ~?」


那珂「わ、私がいっぱいいる…」


荒潮「貴女もこの一員なのよ~違うといえば~記憶がインストールされてるところね~」


那珂「記憶……?インストール…?」


荒潮「貴女は何も気にしなくていいの~」

荒潮「全く、こんなことのために二十人も傀儡を使うことになるなんてね~」


荒潮「でも~絶対に貴女を逃すわけにはいかないわ~」


那珂「ひ…ひい…っ!」


荒潮「さぁ…あの那珂を捕らえて」


「「「……」」」ザッザッザッ


那珂「嫌だ……!助けて…!」


荒潮「うふふ~誰も助けてはくれないわよ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

川内「ちょっと待った~!」


神通「その那珂は…私達が保護してたんです…」


潮「ひどい目になんかあわせません!」


荒潮「あら~貴女もしつこいのね~」


川内「それはこっちの台詞ってね」


神通「どうか…こちらに渡してくれませんか…?」


荒潮「それは無理ね~元々こちらのモノなのよ~?」


潮「那珂さんはモノなんかじゃありません!」

荒潮「随分と威勢がいいわね~この人数に勝てるつもりなの~?」


「「「……」」」


川内「まともにやったら勝てないのはわかってるって」


神通「勝ち目のない戦いなんて…しません…」


潮「潮、頑張ります…!」


荒潮「仕方ないわね~貴女達は先にソレを運んでおいて。残りは三人の相手をしなさい~」


那珂「あ、あぁぁ~~!」


「「「……」」」ザッザッザッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

荒潮「如月は返して貰うわ~。」
今までいた荒潮の後頭部に本当の荒潮の主砲が突きつけられる

川内「潮!やっちゃって!」


潮「はい!戦艦の体なら……!」


神通「潮さん!川内姉さん!」


川内「!!」


潮「キャアァァァァァァァァっ!」


川内「後ろ…から……!卑怯…!」


神通「私一人では…この人数は…」


「「「……」」」ザッザッザッ

ーー

川内「待……て…」


「……」ゲシッ


川内「ぁ……」ガクッ


荒潮「終わったわね~じゃあ引き上げよ~」


荒潮「限界突破が一人だけなんて~無謀にも程があるわよ~」


荒潮「全員そうなら~いい戦いにはなったでしょうね~」


神通「那珂……さんを…どう…する………」


荒潮「貴女達は知らなくていいの~貴女はそれより~のびてる二人を回収しなさい~」


荒潮「トドメを刺そうと思えば~いつでもさせるのはわかるでしょ~?」


神通「う…………」

荒潮「…消されたくなかったら、これ以上首を突っ込むのはやめなさい」


神通「私達は……組織のこと…を……知って…」


荒潮「だからよ。組織がその事に気付いていないと思ってるの?」


神通「う…そ……」


荒潮「じゃあ勇敢な貴女にヒントをあげるわ。戦場で敵の情報をくれるのは誰だと思う?」


神通「まさ…か……」


荒潮「うふふ~スパイは一体誰なんでしょうね~」


神通「そんな…はず……は…」


荒潮「信じるかは貴女に任せるわ。じゃあもう会うことは無いでしょうけど、頑張りなさい~」


神通「あ……あぁ…待っ……」


神通「…二人を……連れて帰らないと…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

荒潮「人の姿を真似して混乱させようだなんて死んでもらおうかしら~。如月、やるわ。」ビーザワン!

朝霜「間に合わなかったか。悪かったな神通」


神通「朝霜…さん…」


朝霜「スパイがどうこうって言ってたみたいだけどよ、お前は組織に潜んでるスパイなんだろ?」


荒潮「うふふ~どうかしら~」


朝霜「あたい達はお前らの味方だ」


荒潮「いきなりそんなこと言われて~信用できると思う~?」


朝霜「ま、そうだろうな」

荒潮「貴女のことは知ってるわよ~?特務艦の朝霜よね~」


朝霜「知ってるなら話が早い。大人しくいうことを聞け」


荒潮「い、や、よ~」


朝霜「仕方ねぇな…」スッ


荒潮「あらぁ~?こっちには人質がいるのを忘れてるの~?」


朝霜「チッ……」


荒潮「こっちにはこっちの考えがあるの~下手にかき回さないでちょうだい~」


荒潮「ここで暴れるのは~やめておきなさい~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝霜「[ピーーー]。」
荒潮「如月。」ビーザワン!

荒潮「うふ……うふふふふ~」スゥ……


神通「え…なに……姿が…消え…」


朝霜「陽炎みたいに消えやがったな…」


神通「本体は…最初からここには…居なかったんでしょうか…?」


朝霜「その可能性もあるな。この陽炎を人工的に起こしたってんなら、誰か火でも使いやがったか?」


神通「わかりま……せん…」


朝霜「完璧に逃げられちまった、追うのは無理だ。今は二人を連れて帰るのが優先だ」


神通「はい……」

ーー足りないもの鎮守府


北上「いや~酷くやられたね~」


神通「申し訳…ありませんでした…」


提督「無理はしなくていいと言ったじゃないか。そんな怪我をして…」


神通「連れ去ろうとしてるのを…黙っては見てられませんでした…」


朝霜「神通を責めてやらないでやってくれ。あたいがもう少し早くたどり着けたらこうはならなかった」


提督「だが…」


朝霜「那珂の事は忘れといた方がいい。それがこの鎮守府の為にもなるんだ」


下1~3高コンマ この後の展開などを

ーー

漣「え~皆さんお集まりかと思いますので、会議の方を開かさせてもらいます」


漣「会議のタイトルはですね、『攫われた那珂氏をどうするか』ですな」


漣「初めに言っておきますと、攫われた那珂氏は潮と同じで傀儡に記憶を入れられた存在となっております」


漣「彼女は艦娘ではありません。しかし那珂としての自覚があったんです。それだけは認識してらおいて下さい」


漣「会議の重要点ですが、攫われた那珂氏。これを奪還するか否かが論点となります」


漣「ちなみに現時点で那珂氏はどこにいるかは分かっていません」

漣「那珂氏を攫ったのは組織かどうかもわかりません。しかし川内さんらに攻撃をしかけた荒潮は組織に忍び込んでいるスパイなんですよね?」


朝霜「ほぼ間違いねぇよ」


漣「特務艦からの有り難い意見でした。あ、ちなみに言っときますとこの鎮守府には組織のスパイがいるっぽいですよ」


朝霜「おい!?そんなの言っていいのかよ!?」


漣「なに言ってんですか、こんなんで動揺する漣達じゃないっすよ」


漣「それより今は那珂氏をどうするかです。また意見が割れそうならじっくりと話し合いをしませう!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

葛城「その那珂も大事だけれど黒い玉の方がもっと大事よ!取り返さなきゃ!」

ガングート「探すとなったら人員も分散するし、神通ですら負けた相手では流石に危険すぎるぞ」


漣「漣もそう思います。危険なのは間違いありません」


潮「でも……」


漣「もちろん助けられるなら助けたいです。ですが相手が悪過ぎるんですよ」


葛城「危険を犯してまでやることじゃないっていうのね」


漣「ズバリそうです。もし特務艦が何か情報を掴んだら漣達も少し動くくらいでいいかと思うんですがどうでしょうか?」


朝霜「なんだよ、あたい頼みか?」


漣「強制はいたしません。ですが色々とそういう情報に詳しいのは特務艦かと思いますので」


朝霜「ま、暇なら探っといてやるよ」


漣「ありがとうございます」

加賀「ねぇ漣、それよりこの鎮守府にスパイがいることの方が重要じゃないの?」


漣「そうでしょうか?」


瑞鶴「そうでしょうかってね…まさか漣はそれが誰だか知ってるの?」


漣「はい、おおよその検討はついてます」


金剛「見逃してるっていうんデスか!?」


漣「何か考えがあってのことなんです。現に漣達は危険な目にはあってないじゃないですか」


天城「おいおい…」


漣「朝霜の情報待ちということで、会議はこれくらいにしておきましょうか。それでは皆さんお集まりいただきありがとうございました」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

イク「大変なの!ニムがお見合いするのね!」

ーー

朝霜「漣の野郎、特務艦のあたいをパシリにするとはいい度胸じゃねぇか」


朝霜「ま、司令の件で借りはあるから協力してやるけどよ。何せあの時の事を思い出すだけでよぉ…」ぶるっ


朝霜「お……っといけねぇ。今は真面目にしとかねぇとな」


「……」


朝霜「早速歓迎してくれんのか?見た目は戦艦か…どうせ傀儡なんだから大したことはないだろ」


朝霜「それじゃ……いくぜ!」

ーー

朝霜「なんだコイツ!?なんて強さなんだよ!」


「……」


朝霜「これは今までと違う。見た目は戦艦の傀儡だってのに…」


朝霜「まさかこれが完成版か?だとしたらマズイ…!」


「……」ブワッ


朝霜「クソ!あたいで勝てねぇなんてことがあるなんてよぉ!」


朝霜(実力は互角ってとこか…いや、向こうが体型的に有利だ。ここは…逃げ……特務艦のあたいが逃げんのか?)


「……」


朝霜「……やってやるよ!覚悟しろ!!」

「」ドシャッ


朝霜「ぐぇ……強ぇ…でもよ…倒した…ぜ…」


朝霜「ざまぁみろってんだ……」


朝霜「ぜぇ…ぜぇ…やべぇ……早く…安全な場所…」


朝霜「ここからだと…オッサンの家…か……」


朝霜「ぜぇ……ぜぇ…」


朝霜「こんなのが…大勢…あたい達でも……勝てない…かも…しんねぇ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

早霜「あら、泣き虫姉さん。元気にしてた?」


朝霜「誰だ…お前は…」


早霜「自分の鎮守府のことも忘れたの?」


朝霜「頭のおかしい…妹なんてしらねぇ…」


早霜「覚えててくれてるんじゃない。元気そうで何よりだわ」


朝霜「これの…どこが元気そうだって…?」


早霜「姉さんはとっても元気そうよ」

朝霜「そもそも…ここに居た…」


早霜「ああ、あの深海棲艦ならそこに居るわよ」


駆逐棲姫「」


朝霜「てめぇ…!」


早霜「抵抗しないから楽だったわ。それより姉さん…やっと二人っきりになれたわね」


朝霜「ぐ……こんな奴…ほんとなら一捻りだってのに…」

早霜「これは運命よ。目の前には満身創痍の姉さん…独り占めしていいって神様が言ってるのよ!」


朝霜「コイツ……」


早霜「姉さん…大好き…」ダキッ


朝霜「やめろ…抱き着くな…!」


早霜「もう姉さんったら……仕方ないわね…」グサッ


朝霜「は…………?」


早霜「できれば綺麗な体が欲しかったけど…仕方ないわよね」


朝霜「お…ま……え…!」ドロ…


早霜「抵抗する姉さんが悪いの」

早霜「穴が開いてしまうのは我慢するわ。だから姉さん…」


朝霜「ぐ…ぁ……!」


早霜「好き……」グサッ


朝霜「ぅがっ…!」


早霜「好き、好き……」グサッ


朝霜「いぃ……っ!」


早霜「大好きだから…永遠に…独占していたいの……」グサッグサッ


朝霜「あ……………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「アンタは…やり過ぎよ」ガシッ


早霜「は?どこから……」ぼっ


早霜「き……きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ボォォォォ


「あたしの炎は消えないのよ。そこで燃え尽きなさい」


早霜「あ……ぅあ…」ドサッ


「気絶するの早過ぎるでしょ。こんなんでよくもまぁ襲う気になれたわよね」


早霜「」ボォォォォ


「け、消さないと……」


「わかってるわよ。その内消えるからほっとけば大丈夫よ」

「それよりグラーフ、貴女はこの二人を治療してあげて」


「ひぃぃっ!曙!血、血がぁ!!」


「二人とも刺されてんだから当たり前でしょ」


朝霜「お………まえ…ら……」


「驚いたわね、まだ意識があったの?」


朝霜「ぐ…は………」ビシャっ


「喋ろうとしない方がいいわよ。余計に辛くなるだけだから」


「どっちから先に…」


「深海棲艦の方ね。そっち心臓止まってるわ」


「ひぃぃ~~!」


「アンタはいい加減慣れなさいよ!何のための治癒能力だと思ってんの!」


「だってぇ~~!」

「何が起こっただけは教えてあげる。早霜を寄越したのは夕立よ」


朝霜「アイツ…が…………」


「戦艦の傀儡もそうよ。貴女相当恨まれてるみたいね」


朝霜「ち…が……あたい…が…邪魔……」


「どっちでもいいけど、伝えたいことは伝えたから」スッ


朝霜「ま………て…」


「安心して、命は助けるから。ただ次は助けられるかどうかは分からないから、単独で行動するのは程々にしなさい」


「貴女達は複数の国を相手にしようとしてるのよ。その自覚を持つべきね」


朝霜「ぅ……」ガクッ


「気絶しちゃったわね。グラーフ、とっとと治したら帰るわよ」


「待ってぇ……!」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー病院


幹部「……その二人組が助けてくれたということか」


朝霜「あの二人が居なきゃあたいと駆逐棲姫は死んでたぜ」


幹部「その二人の顔は見てないんだね?」


朝霜「見ただろうけど覚えてねぇ。こっちは死にかけてたんだよ」


幹部「話しをしてる様子はなかったかい?」


朝霜「だからぁ、してたとしても覚えてねぇって」


幹部「…すまない、そうだね」

朝霜「焦る気持ちはわかる。オッサンは嫁が襲われてんだもんな」


幹部「私の妻に手を出されて黙ってるわけにはいかないんだよ。これから本格的に調査に移ろうと思う」


朝霜「無茶はすんな。あたいは単独で行動してこうなってんだ。せめてあたいが退院するまで待ってろ」


幹部「……」


朝霜「待ってろって言ってんだよオッサン」


幹部「……わかった。そうしよう」


朝霜「オッサンは駆逐棲姫の所にでも行ってろ。不安にさせてやるなよ」


幹部「ふぅ……そうだね、私は妻の所に行かせてもらうよ」


下1~3高コンマ 病室の様子や駆逐棲姫の状態などを

幹部「クキ君…」ガチャ


駆逐棲姫「あ、パパ…」


レ級「……」


幹部「レ級君も来てくれていたんだね。妻も喜ぶよ」


レ級「人間。お前はクキを守るって言ったよな」


幹部「…言ったね」


レ級「クキを不幸にさせないって言ったよな」


幹部「…約束した」


レ級「この結果はなんだぁ!!」


幹部「……すまなかった」


レ級「お前のせいでクキが死ぬ所だったんだぞ!!あたしの命より大切な存在が!!」


幹部「本当に申し訳ない……」

レ級「クキはあたしが連れて帰る。文句は無いな」


幹部「ダメだ、妻は……私の…」


レ級「殺すぞ」


幹部「私にも譲れないものがある。妻は渡さない」


レ級「お前に預けてクキは死にかけたんだ!なぜまたお前に渡さなきゃいけない!」


幹部「私の妻だからだ!それ以上の理由は無い!」


レ級「人間が舐めやがって……!」ワナワナ


駆逐棲姫「安価」


下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞や行動などを

駆逐棲姫「お姉ちゃんやめてくれ、悪いのは私だから」


レ級「クキは悪くない!」


駆逐棲姫「いいや、私が悪いんだ。鍵とチェーンをかけないといけなかったのに、鍵だけしかして無かったんだ」


駆逐棲姫「いくら艦娘でもチェーンのかかった扉は破れなかっただろう。鍵だけがかかった扉を蹴破られるなんて、私のミスだ」


レ級「でも……!」


駆逐棲姫「お姉ちゃんが心配してくれて嬉しい。でも私はパパの側に居たいんだ」


レ級「……オッサン、次は無いからな」


幹部「わかっている。クキ君の為に新しい部屋を借りる予定だ。二度とこんな事は起こらない」


駆逐棲姫「今の部屋に慣れたのに、また部屋が変わるのか」


幹部「セキュリティーのしっかりしたマンションに住もう。クキ君の為ならこれが一番だ」


駆逐棲姫「エレベーターのあるマンションか低い部屋で頼むぞ」


幹部「もちろん、わかっているさ」


ーー

色々と進んできました


コメントなどあればお願いします

ーー

提督「朝霜が落ち込んでいるというのは本当なんですか?」


幹部「目覚めてすぐはそこまでではなかったんだが、あることに気付いて酷く落ち込んでるんだ」


提督「自分が話しかけたところで元気になるんでしょうか?」


幹部「君じゃないといけないと思う。実際に会ってみれば私の言ってる意味がわかるはずだよ」


提督「…わかりました、朝霜に会ってきます」


幹部「龍驤君や漣君の相手をしていた君なら彼女を癒せるはずだ。宜しく頼むよ」

提督「朝霜、落ち込んでいるそうだが大丈夫か?」


朝霜「ひぐっ…うぅぅぅぅぅぅ…!」


提督「ど…どうしたんだ…?」


朝霜「じれぇ……ぁだい……ひっ…ひぃ……」


提督「あの朝霜がこんなに泣いているなんて、想像ができん…」


朝霜「う…うぁぁぁぁぁ……」


提督「朝霜、何があったんだ?ゆっくりでいいから話してくれ」


朝霜「ひ……ひぐ……傷…が……」


提督「傷…?」


朝霜「ピアス…開けてた…穴…消えてたんだよぉぉ…」


提督「そういうことか…」

朝霜「刺された…周りの…ピアスがぁ……なんでぇ…」


朝霜「あたいの…心…そのもの…だっだのにぃ~~!」


提督「…治療された時にピアスの穴が塞がったのは仕方ないのか」


朝霜「どうやって治されたか覚えてねぇんだよぉ~!なんで…なんでこれを消したんだよぉぉ…」


提督「全部が全部消えたわけじゃないだろう?」


朝霜「でもよぉ!何個消えたと思ってる!?あたいだけがコイツらを覚えてんのに!あたいは忘れちゃいけねぇのに!」


朝霜「うぁぁぁぁぁぁ~~!もう嫌だ、戦えねぇよ…」


朝霜「じれぇ……あたいは…ここまでだぁ……」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「それはそうと何があったのかを把握しておきたいんだが」


朝霜「なんでぇ…」


提督「いや、こういう時は責めた方が良いのかと思ったんだが…」


朝霜「あたいにも触れて欲しくないことはあるんだよぉ…龍驤さんに女の子の話はできねぇだろぉ…」


提督「それがな、龍驤はもう平気なんだよ」


朝霜「ぇあ……?」


提督「龍驤の鬱はほぼ治ったそうだ。その話をしても落ち込むことはない」


朝霜「龍驤さんがぁ…?」


提督「そうだ、以前とは違うんだ」

提督「朝霜、傷が消えた所で思いは消えないだろう?」


朝霜「ひぐっ……」


提督「お前は刺されたショックで落ち込んでるだけだ。今は体を治すことに専念しよう」


提督「朝霜の独房はそのままにしてある。いつでも帰ってきていいからな」


提督「それにまた情報と引き換えに…な。もちろん龍驤から許可はもらっている。だから早く帰ってこいよ」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「だけどよ…ピアスはもうないんだぜ…アイツらの…名前が刻まれた…」


朝霜「もう無理だよ…立ち直れねぇって…」


提督「ならもう一度ピアスを作って開ければいいじゃないか」


朝霜「簡単に言うなってぇ…あのピアスは…特別なんだよ…」


提督「何が違うんだ?」


朝霜「死んでいった…あたいが救えなかった奴らの…一部が混ざってんだよぉ…」


提督「……」


朝霜「血を…塗り込んだり…灰を混ぜたりとかさぁ…」


朝霜「あれは…何よりも大切なもんなんだよぉ~!」

提督「…そのピアスはどこにいったんだ?」


朝霜「わかんねぇからこうやって泣いてんだ!!」


提督「…すまない」


朝霜「もう…放っといてくれ…」


提督「だが…」


朝霜「いいから出ていってくれ!司令の顔も見たくねぇんだ!!」


提督「……すまなかった」ガチャ

提督「ふぅ……」


幹部「驚いたよ、まさか提督君が追い出されるとは」


提督「朝霜にとってピアスそのものが大事なものだとは知らなかったんです」


幹部「私もだよ。まさかそんな事情があるなんてね」


提督「朝霜が元気になるにはピアスを見つけるしかありません」


幹部「だがあの部屋には全ては無い。妻と朝霜君を治した謎の二人組が持っていったのかもしれない」


提督「探すのは苦労しそうですね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー幹部の部屋


提督「やっぱり無いよな…となるとあの二人組が持ち去ったのか」


夕立「それは違うっぽい」


提督「…誰だ?」


夕立「提督ごときが夕立に話し掛けるなっぽい。こっちは特務艦っぽい」キラッ


提督「……そのバッジは確かにそうなんだろう。だがここは幹部さんの部屋だ。特務艦は許可も無しに他人の家に上がり込んでいいのか?」


夕立「流石はあの鎮守府の提督っぽい。特別に話す許可をあげるっぽい」


提督「…それはどうも」

夕立「お前が欲しいのはこれっぽい?」スッ


提督「それは朝霜のピアス…」


夕立「こんなもの、夕立ならあっという間に握り潰せるのはわかるっぽい?」


提督「…あぁ」


夕立「これが欲しいなら夕立と交渉しましょ?」


提督「何が欲しいんだ?」


夕立「安価」


下1~3高コンマ 夕立の台詞などを

夕立「私の指揮下に入れ。あいつらを皆殺しにする戦力が必要っぽい」


提督「あいつらは例の組織だな?」


夕立「その通りっぽい」


提督「なぜ俺達なんだ?もっと戦力を保持している艦隊はあるだろう」


夕立「お前らが都合が良いっぽい。組織のことも知ってるし、朝霜も味方にしてる。それに深海棲艦も仲間にしてるっぽい」

提督「他にも当てはまる鎮守府はあるだろう?」


夕立「あるにはあるっぽい。でも選ぶ権利は夕立にあるっぽい」


提督「…一つ確認したい。俺達の鎮守府が今の鎮守府ならこの話はもちかけたか?」


夕立「どういうことっぽい?」


提督「お前は龍驤達のことも知ってるだろう?俺達の鎮守府の艦娘なら死んでもいいから、この話を持ってきたんじゃないんだろうな?」


夕立「安価」


下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを

夕立「そう、夕立は全部知ってるっぽい……お前らのところは駆逐艦を使い捨てなんてしてない」


提督「当たり前だ。そんなことなんてするはず無いだろう」


夕立「だからお前らに頼んでるっぽい。ここまで条件が重なってる鎮守府は他に無いっぽい」


提督「夕立の指揮下に入ると俺達はどうなる?」


夕立「その時が来たら夕立に協力してもらうっぽい。奴らの皆殺し作戦の重要な味方になってもらうっぽい」


提督「皆殺しか、ならば無理だな」


夕立「なんで即答できるっぽい!?これは朝霜の命より大切なものなのはわかってるっぽい!?」


提督「理由も無く殺すことはできない。それに殺すことが正解とは限らないからな」


夕立「コイツ…頭腐ってるっぽい……」

提督「そもそも俺達は深海棲艦と和平を結ぶのが前提になる。その時には戦力をどれくらい保持しているかはわからない」


夕立「そんなのんびりやってたら組織が力を付けていくばっかりっぽい!もう傀儡は殆ど完成してるっぽい!」


提督「それでもだ。俺達の鎮守府のことはわかってるんだろう?」


夕立「ぎぃぃぃぃぃ~~~~!」ダンダンッ


提督「皆殺し作戦には参加しないが対組織の情報は共用してもいい。俺達は殺戮をしたいんじゃないんだ」


提督「組織は滅びるべきだと思う。だが殺していい命なんか存在しないんだ」


夕立「安価」


下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを

夕立「交渉決裂っぽい。後悔しても遅いぞ」ぐしゃ


提督「朝霜のピアスを…」


夕立「こうさせたのはお前っぽい。精々後悔してろっぽい」


提督「……」


夕立「夕立は組織を全員殺す為に行動し続けるっぽい。邪魔するならお前らも殺すっぽい」


提督「……」


夕立「お前らみたいな腰抜け共はどうせ殺されるっぽい。その時まで勝手にしてろっぽい」スタスタ

提督「…行ってしまったか」


提督「朝霜のピアスは…もうダメか。全部原型をとどめていない」


提督「組織に対してあれだけの殺意を持っているということは、誰かを殺されてしまったんだろうか?」


提督「…俺には関係な無い話か」


提督「それより朝霜になんて説明するかだな……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー病院


提督「……という訳で、ピアスは回収できなかった。すまない朝霜」


朝霜「本当にあの癇癪持ちと交渉決裂して何もされなかったのか?」


提督「あぁ、ピアスを握り潰された以外は何も無かった」


朝霜「それなら良いんだ。下手したら殺されてただろうからな」


提督「朝霜、ピアスのことは……」


朝霜「確かにまだ辛い。でも今は夕立への怒りが大きいな」


提督「……そうか」

提督「朝霜、戦うのは…」


朝霜「あぁ…今は無理かもしんねぇ。あれはあたいの燃料みたいなもんなんだ」


朝霜「しばらくは…ここで寝させてもらうぜ」


提督「…わかった。無理はしなくていい」


朝霜「司令ならそう言うと思ってたぜ。でもよ、これからは大変かもしんねぇぞ」


提督「どういうことだ?」


朝霜「今まではあたいが司令の鎮守府に居たから誰も手出しをしなかった。でもよ、そのあたいが今居ねぇんだ」


朝霜「司令、これからは自分達でなんとか頑張ってくれよ」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

提督「朝霜という抑止力が無くなった今、自分の身は自分で守るしか無いということか」


提督「自分達が狙われる立場だとわかっただけで体調を崩してしまう艦娘が何人か居るな…」


提督「うまく説明できればいいが、口下手な俺が説明した所でマイナスになる可能性もあるな」


提督「どうすれば……」


荒潮「……」


提督「ん、あれは艦娘か?公園で何をしているんだ?」

荒潮「うふふ、そうよ~カップ麺は水でもできるの~」


荒潮「お湯で三分のものなら水で十五分。覚えおいて損はない豆知識よ~」


荒潮「え…?貴女はご飯とか食べないから関係ない?」


荒潮「あらぁ……」


荒潮「…さて、そろそろ時間が経ったわね~」


提督「ちょっといいかい?」


荒潮「あひゃっ!?」


提督「君は艦娘だろう?なぜこんな所で即席麺なんか食べているんだ?まさか提督に酷い目にでもあわされているのか?」


荒潮「安価」


下1~3高コンマ 荒潮の台詞や行動などを

荒潮「こう見えて任務中なのぉ~監視と情報収集よぉ」


提督「誰を監視してるんだ?」


荒潮「ええっとぉ……その…」


荒潮「…そうね、それでいきましょう」ボソッ


荒潮「実は~ある提督の情報を集めてるの~」


提督「艦娘では無く提督なんだな?」


荒潮「そうよ~それはそれは酷い提督なの~」

荒潮「その提督はね~艦娘の手足を引き千切ったりしてるそうなの~」


荒潮「そして~その手足を他の艦娘に食べさせたりしてるんだって~」


荒潮「さらに~余興と称して~艦娘同士でエッチなこともやらせてるんだって~」


提督「……」


荒潮「この世の地獄よね~そんな鎮守府、滅びるべきだわ~」


提督「その鎮守府は鬼畜カニバ鬼エロ鎮守府と呼ばれてないか?」


荒潮「あら~貴方も知ってたのね~」


提督「その鎮守府の提督は…俺だ」


荒潮「安価」


下1~3高コンマ 荒潮の台詞や行動などを

荒潮「あら~あらあら~」スッ


提督「あの…」


荒潮「あらあらあら~~」ススッ


提督「なんで距離をあけるんだ…」


荒潮「……ズズズズっ」


提督「そんなに勢いよく食べるのは体に良くないぞ…」


荒潮「ご馳走さま……よし……逃げろっ!!」


提督「あ、待ってくれ!説明をさせてくれ!」


荒潮「いやぁ~~!犯される~!」


提督「へんなことを叫びながら逃げないでくれ!」

荒潮「助けて~~!誰か~~!」


提督「なんて足の速さだ…追い付けない…!」


荒潮「いやぁぁぁぁぁ~~!追い掛けてきてる~~!」


提督「とりあえず一旦止まってくれ!色々と誤解される!」


荒潮「ひぃーーー!」


提督「待ってくれ~!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

荒潮「こんな人目の付かない所に追い詰めるなんてぇ…!」


提督「いや、ここに逃げ込んだのは君だろう」


荒潮「犯されるの…この私が…!?」


提督「だから…俺の話を聞いて欲しい」


荒潮「大鳳…!私のことを見てて…!お願い…!」


提督「…その噂は嘘なんだ。一つずつ誤解を解かせてもらう」


荒潮「誰か気付いて…誰か……!」

提督「手足を千切っているというのは事故や怪我で体の一部を欠損した艦娘が何人か所属しているんだ。俺が千切った事実は無い」


提督「だから千切った手足を食べさせることも不可能だ」


提督「そして余興で性的なことをやらせているという話だが…艦娘同士が仲良くしてるだけだ」


提督「俺が何かを強制した事実は無い。今までのは全て誤解なんだ」


提督「だからわかってくれ。信じられないなら俺の鎮守府に来てくれても構わないぞ」


荒潮「安価」


下1~3高コンマ 荒潮の台詞や行動などを

荒潮「いやぁ~やめてぇ~~!」ビリビリ


提督「なぜ自分で服を破くんだ!?」


荒潮「うう…酷い……私の純潔を…」


提督「……」


荒潮「あぁっやめて!そんな…そんなの入らないぃー!」


提督「……」


荒潮「やだ…やだぁ……」


提督「……」

荒潮「…乗ってこないの?」


提督「あいにく俺には心に決めた人がいるんだ」キラッ


荒潮「あ、指輪……」


提督「そういうことだ。君は一体なんなんだ?意味がわからなさ過ぎる」


提督「公園で即席麺を食べたと思ったら自分の服を破き出すし…」


提督「どこの鎮守府に所属している?いや、そもそもどこにも所属していないのかい?」


荒潮「安価」


下1~3高コンマ 荒潮の台詞や行動などを

荒潮「どこかに所属はしてるわよ~何処かは言えないけどぉ~」


提督「じゃあ任務中なのも本当なのかい?」


荒潮「それは…まぁ……あれよね~」


提督「…やはり心配だ。とにかくうちの鎮守府に来てくれ」


荒潮「あらぁ~こんな格好の駆逐艦を連れて行くなんて、本当に捕まっちゃうわよ~?」


提督「む……」


荒潮「なんでもかんでも首を突っ込むのはよくないの。貴方はここから立ち去りなさい~」


提督「……」

荒潮「何をしてるの?早くここから……痛…」


提督「…どうした?」


荒潮「痛…いたたたた…お腹が……」


提督「食べてすぐに全力で走るからだ。薬は持ってないのか?」


荒潮「そんなの…無い……」


提督「公園に戻ろう。薬は持っているが水が無い」


荒潮「この……格好じゃ……いたた…」


提督「俺の服を羽織ればいい。ほら」サッ


荒潮「あ……」


提督「早く戻ろう。ただの服痛だからって放っておくのはよくないからな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「荒潮、公園に居ないから探したじゃない。ほら半額弁当ゲットしてきたわよ…ってアンタ荒潮になにしてんの!」


提督「いや、これはだな…」


荒潮「あけ…ぼの……」


「アンタ、燃やされたくなかったら今すぐ荒潮から手を離しなさい」


提督「だから、話を……」


「…燃えろ!」


提督「うぉ!?なんだ、地面が燃えた!?」


「今のうちに…!よし、荒潮を確保した!」


荒潮「違うの…よ……」


「アンタは喋らなくていいの!神威!緊急事態!とにかく安全なところへ!」バシュッ


提督「消えた……火も…あの艦娘も……」


提督「俺は一体…何を見ていたんだ……?」


ーー

そろそろ次スレですね
水でカップ麺はおいしいです。昨日から食べてますがいけます。お金の無い時はこれですね


コメントなどあればお願いします

ーー

提督「俺に客人が来てるのか?」


黒潮『この前のことを謝りたいのと、渡したいものがあるって言うてるんやけど、何か心当たりあるん?』


提督「あると言えばあるが…」


漣「いざとなれば漣が居ます。例え変な奴でも一人なら大丈夫ですぜ」


黒潮『漣は余計なこと言うな。それで司令はん、どうする?』


提督「渡したいものが俺の思っているのかどうか確認したい。応接室に通してくれ」


黒潮『了解やで~』


漣「ちっ…黒潮……」


提督「…漣、一緒に応接室に行こう」


漣「了解しましたご主人様」

ーー応接室


「この前は悪かったわね。これを受け取ってちょうだい」スッ


提督「やはり俺の服だったか」


「荒潮から話を聞いたわ。服痛を起こしたのを介抱してくれてたそうね」


提督「突然服を自分で破いたのも聞いたんだな?」


「ええ……完全にこっちが悪かったわ。ごめんなさい」


漣「ご主人様、ひょっとしてこの人が…」ヒソヒソ


提督「そうだ、火を出したり目の前から消えたりした怪しい奴だ」


漣「全身包帯なんて怪しさマックスですぜ…」


提督「もうこれで用事は済んだはずだ。刺激しないようにして帰ってもらおうね


漣「さいですな…」

「前置きはこれくらいにして…アンタ、今から言うことをよく聞きなさい」


提督「…なんだ?」


「あたし達を雇うつもりは無い?」


漣「はぁ…?」


「アンタ個人でもいいし、この鎮守府でもいい。とにかく味方になってあげるって言ってるのよ」


提督「…なぜだ?」


「アンタ達は朝霜という切り札を失った。なら新しい力が必要じゃない?」


提督「……」


「安心して、あたし達は特別な力を持ってる。一人単位なら朝霜に負けるけど、束になったあたし達は強いわよ」

漣「話を聞く限り複数人のようですが、何かチーム名でもありますか?」


「本当はそんなの無かったんだけど、あった方がいいってことでNAMELESSって名前は付いてるわね」


提督「……」


「あたし達はみんな名前を失ったから、らしいわ。もっと他のでも良かったのに…」ぶつぶつ


提督「…漣、どう思う?」ヒソヒソ


漣「多分中二病こじらせた勘違いしてる系だと思います。相手にしない方が得策です」


提督「そうか…」


漣「正体は多分家出でもしてる艦娘でしょう。ご主人様、ここはビシッと言ってやるのが正解です」


提督「……わかった。君、聞いてくれるかい?」


「あぁごめんなさい。で、何?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「わかった、もっと詳しく話を聞かせてくれるかい?」


漣「ご主人様!?」


「話がわかる人で良かったわ。なら…」


カァァァァーー


漣「あ、夕張さんの烏がなんの前触れもなく応接室に!」


「え、ちょっ……いや~!」


提督「全身の包帯がつつかれているのか」


カァ~~


「痛い痛い!やめてって~~!」

ぼろぼろ


漣「あっ、素肌が見えてきましたよ」


「やめ…!この……!」


カァァ~~


提督「ん?何か落としたぞ」


漣「あれは……しおり?どこかで見たような…」


「ちょっと!やめてったら!!」パラっ


漣「……その腕の火傷痕。成る程、貴女はあの曙ですな」


提督「知っているのか?」


漣「第七駆逐隊の集いで一緒になった曙です。あの~…なにしてんすか?」


「安価」


下1~3高コンマ 台詞や行動などを

曙「世界平和のためにもう一度動いてる…だったかしら…?」


漣「漣に聞かれてもわかんねぇっす」


提督「なんでこんなことをしてるんだ?」


曙「それが私にも分からないのよ。同じ曙から頼まれたからやっただけ」


漣「同じ曙…?」


曙「漣の提督の服を渡されて、今言った台詞を言ってくれってね」


提督「全身の包帯もか?」


曙「ええ、ご丁寧に巻いてくれたわね」


漣「よくそんなの引き受けましたな」


曙「だって頼まれたら断れないじゃない」

提督「もういいのか?」


曙「言われたことは全部やったわ。だから私は帰るわね」


カァァ~~


曙「なに?私に着いてきたいの?」


漣「違います。夕張さんのとこに戻るからドアを開けろってことだと思います」


曙「そもそもアンタはどうやって入ってきたのよ…ま、そういうことだからこれで失礼するわね」ガチャ


カァーーーー


提督「…なんだったんだ?」


漣「さぁ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

曙「あ、ごめん一番大切なの忘れてたわ」ガチャ


曙「さっきの話を受けるならここに連絡してって。このメモを預かってるのよ」スッ


漣「確かに受け取りましたぜ」


提督「もうなにも無いか?」


曙「本当にこれで最後よ。じゃ、漣も頑張りなさいよ」


漣「りょ~また会いましょうぞ~」


提督「怪しさしか無いが…一度会議をしよう」

ーー

龍驤「会議っていう割には人数が少なすぎへん?」


提督「メモにはそう書いていたんだ」


神通「話し合う…人物が指定されてるなんて…」


漣「ただの指定なら良かったんですがね。メモにはご丁寧に漣達の練度まで書いてあるんですよ」


提督「向こうはこっちのことを知ってるようだな」


龍驤「そうやとしたら厄介やなぁ…」

漣「こちらに従わないとどうなるかわかるな?という脅しにもとれますね」


提督「朝霜が言っていた通りになったか…」


神通「敵だとしたら…こんな回りくどいことをするでしょうか…?」


龍驤「それはあるな。でもいきなり信用してええってもんでも無いやろ」


漣「ご主人様に判断は委ねます。この連中はどうしますか?」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞などを

再安価 下1~3高コンマ お願いします

提督「神通達が会ったという荒潮も気になる…連絡を取ってみよう」


漣「わかりました、では早速…」


「連絡する必要は無いわよ」バシュッ


龍驤「うわ!?」


神通「どこから入ってきたんですか…!?」


「協力してくれて感謝するわ。会話は全部聞かせてもらったわよ」


提督「…どこに潜んでいたんだ?」


「ここには居なかったわよ。でも話の内容は全部聞いてるの」


漣「もしかして盗聴器ですか?一体どこに…」


「ま、そういう反応になるわよね」

「神威、もう一人寄越しなさい」


荒潮「うふふ~神通とは久しぶりね~」バシュッ


神通「は……え…!?」


「驚いた?これが私達の能力よ」


提督「……瞬間移動か何かか?」


「それは仲間の一部よ。私はこれね」ボッ


龍驤「手から火が出とる!?」


「どう?見せた方が早いでしょ?言っとくけど手品とかじゃないから」


提督「……」


「なぜアンタ達に協力を求めたのか。一から説明させてもらうわよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「大切な人を失っていたと気付いたアイツは変わってしまったの。戦争が続いて平和じゃなくなれば帰ってくると信じてる」


「あたし達は何とかあの子の目を覚まさせたい。その為に協力して」


提督「…なぜ俺達なんだ?」


「さっき伝えた通りよ。貴方達は後ろ盾を失った。その代わりにはなるわ」


漣「う~~ん…きな臭いような気もしますなぁ」


神通「私達は…荒潮の傀儡隊に…やられてますからね…」


龍驤「やっぱりそれやんな。それはどうやって説明するん?」


荒潮「私は組織のスパイなの~これ以上の説明は無いでしょ~?」


神通「どうでしょう…」

「わかった、信用してくれないっていうなら何かミッションをちょうだい」


提督「それを完遂したら信用してくれ…か」


荒潮「なんでもいいわよ~私達は大抵のことはできるから~」


龍驤「そこまで言うんやったら何かややこしいことでもやってもらう?」


神通「提督……」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞などを

提督「まだ鎮守府としての意見が決まってない。みんなで話し合あってもいいか?」


荒潮「それはダメよ~知られるとマズイ子がいるわ~」


神通「私達の中に…ですか…?」


「そうよ、だからこうやって話をする連中を指定したの」


漣「いいことを思いつきました。その知られたらマズイ艦娘さんに話を聞いてきてくれませんか?」


「だから、あたし達の存在が知れたらマズイのよ」


荒潮「もしかして~貴女は裏切り者が誰か~知ってるの~」


龍驤「裏切り者……」


漣「ええ、ある程度の検討はついてます」


提督「そっちもその人物は特定してるんだな?」


荒潮「そうよ~」

漣「それは誰ですか?漣に耳打ちして下さい」


「いいわよ、裏切り者は……」


龍驤「どうなん漣?」


漣「…合ってます。漣の予想と同じです」


神通「じゃあ……」


荒潮「なら~今からその艦娘さんと話し合ったら~?」


漣「漣とですか?」


「もし何か起こったらあたし達がカバーしてあげる。これでどう?」


漣「……わかりました。あの人とは話をしなきゃと思ってたところなんです」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

漣「居た居た、伊401さーん」


伊401「あ、漣ちゃん…」


漣「出撃お疲れ様です。お風呂どぼーんはもういいですか?」


伊401「うん、そんなに損傷も無かったから」


漣「そうですか…」


伊401「それで話って何?大切な話だって聞いたけど?」


漣「そうです。これはすごーく大切なお話なんです」

漣「漣は最初潮っぱいだと思ってたんですよ。傀儡の体にそういう機能でもあるんじゃないかって」


漣「事実そうだったかもしれません。漣は例の男の人、漣を治してくれた男がその機能を外してくれたと思ってるんです」


伊401「なんの話…?」


漣「ズバリ言います。伊401さんは組織のスパイですね?」


伊401「……」


漣「何故、とかいつから、とか聞きたいことはありますが、悪いスパイで無いことはわかってます。もしそうなら漣達はとっくにお陀仏ですからな」


漣「伊401さん、何か言うことはありますか?」


伊401「安価」


下1~3高コンマ 伊401の台詞や行動などを

伊401「気付いて欲しくなかった…このままずっと居たかった… 」


伊401「ここの皆んなは温かくて…優しくて…」


伊401「でも……!」バッ


漣「……」


伊401「知られたらからには殺すしかないの!本当はこんなことしたくなかったのに!!」グググっ


漣「……」


伊401「……どうして…」ググッ


漣「……」


伊401「なんで…抵抗しないのぉ……」ガクッ


漣「伊401さんが誰かを傷付けるなんて無理なのは知ってますから」


伊401「うぅぅぅ……」

伊401「いつから……?」


漣「漣がここに戻ってきたあたりからです」


伊401「なんで…しおいだって……」


漣「伊401さん、心の病はとっくに治ってますよね?」


伊401「……うん」


漣「それなのに千歳さんの治療を受けずにわざわざ遠い病院に通院していた。これは何かあるって思いますよ」


伊401「本当に…病院には行ってたんだよ…」


漣「その中での行動ですよね。お見舞と称して誰かと会うなんて楽勝です」


伊401「全部…お見通し……なの…」


漣「はい。漣はわかってて放置してました」


伊401「……」


漣「伊401さん話して下さい。何を組織に握られてるんですか?それとも他に協力してる理由があるんですか?」


伊401「安価」


下1~3高コンマ 伊401の台詞や行動などを

伊401「コアを…握られてるの…」


漣「誰かお友達のですか?」


伊401「うん…座礁して…動けなくなってた…深海棲艦の…」


漣「それは駆逐棲姫がここに来る前の話ですね?」


伊401「連れて帰るわけには…いかなかったから…ある場所で…匿ってたの…」


伊401「それで…いつもみたいに会い行ったら…変な人達が居て…あの子を…捕まえてたの…」


伊401「俺達に協力しろ…そうしないとコイツは殺すって……」


漣「そこでスパイを提案されたわけですな」

伊401「みんなに…迷惑をかけちゃいけないって…しおいが……」


漣「相談してくれたら良かったんですよ?」


伊401「もう…遅いよぉぉぉぉ…!」


伊401「うわぁぁぁん……ごめんなさい…ごめんなさい……」


伊401「ひっぐ……うぅ……」


伊401「漣……助けて………」


伊401「あの子を……助けてください…お願いします……」土下座


伊401「こんなことを言える…立場じゃないのはわかってるけど……もう…ダメなの…」


伊401「お願い……します……ひっぐ……」

漣「…聞こえましたね?貴女達のミッションは決まりました」


「わかった、その深海棲艦を保護するわ」


漣「曙、お願いします」


「あたしは曙じゃない。もう名前は捨ててるの」


漣「それでは貴女は今日からアケボノです。こちらで用意するものはありますか?」


アケボノ「無いわ。全てこっちでなんとかする」


漣「了解しました。仲間を傷付けた連中です、大暴れしてやって下さい」


アケボノ「それは保証できないわ。でも必ず作戦は成功させる。神威、一旦戻るわ」バシュッ


伊401「ひぐ……ひっぐ……」


漣「…久々にブチギレそうです。組織はどこまでやれば気が済むっていうんですか?」


漣「艦娘は道具なんかじゃないんですよ……!」


ーー

スレの残りが少ないのでここまでです


また次スレでもよろしくお願いします

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