提督「やっぱポン・デ・リングだよな」 (15)


電「ハニーディップが一番なのです」

暁「レディといえばエンゼルフレンチなんだから」

雷「ハニーチュロも美味しいわよ」

響「やはりオールドファッションじゃないかな」

提督「見事にバラバラだな」

大淀「好きな人は一緒なんですけどね」

提督「えっ」

大淀「コーヒーでも淹れましょうか」

提督「お、おう」



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グラーフ「相変わらず賑やかだな」

提督「よう、グラーフ」

グラーフ「何の話題だ」

提督「最強のおやつをだな」

グラーフ「最強?ふむ……」

グラーフ「コーヒーとバウムクーヘンだな」

提督「おお!バウムクーヘン!」

大淀「そういえばドイツのお菓子でしたね」

提督「あれ旨いよな」

グラーフ「出来たてだ」コトッ

提督「え?お前が作ったの」

グラーフ「いや、間宮に焼いてもらった」

提督「あの人なんでも出来るな」

大淀「さすが給糧艦ですね」






グラーフ「相変わらず賑やかだな」

提督「よう、グラーフ」

グラーフ「何の話題だ」

提督「最強のおやつをだな」

グラーフ「最強?ふむ……」

グラーフ「コーヒーとバウムクーヘンだな」

提督「おお!バウムクーヘン!」

大淀「そういえばドイツのお菓子でしたね」

提督「あれ旨いよな」

グラーフ「出来たてだ」コトッ

提督「え?お前が作ったの」

グラーフ「いや、間宮に焼いてもらった」

提督「あの人なんでも出来るな」

大淀「さすが給糧艦ですね」


雷「バウムクーヘン大好き」

響「本当に年輪みたいだね」

暁「暁に任せて!綺麗に剥いてみせるわ」

雷「雷の方が上手いんだから」

電「はわわっ、お行儀が悪いのです」

グラーフ「……日本人はどうして層を剥がして食べるんだ」

提督「え?」

グラーフ「せっかく綺麗に巻いてあるというのに」

提督「ドイツは違うのか」

グラーフ「そんな食べ方はしないぞ」

提督「ほう」

グラーフ「よっぽど小さな子供ならともかく、普通の大人はそんな事はしないな」

提督「いや、日本もそうだぞ」

大淀「幼子がふざけて剥く事はありますけどね」

グラーフ「ふむ」

ビスマルク「見て見て、プリンツ!綺麗に剥けたわ!」ドヤ!

ビスマルク「一度も切れなかったのよ!ほら見て」

プリンツ「すごいです、ビスマルク姉さま」

ビスマルク「いいのよ、もっと褒めても」ドヤドヤ!

提督「……」

大淀「……」

グラーフ「あいつは例外だ」






コマンダン・テスト「最強のおやつですかー」

コマンダン・テスト「スフレ、マカロン、マドレーヌ……」

コマンダン・テスト「色々ありますけど、エクレアが一番好きです」

コマンダン・テスト「ミルクたっぷりのカフェオレと頂きます」

雷「素敵」

電「お洒落なのです」

提督「さすがフランス艦だな」

暁「憧れるわね」

提督「良かったな暁、一緒だぞ」コトッ

暁「何よこれ!コーヒー牛乳じゃない!」

提督「名前が違うだけだろ」

暁「ダメよこんなの!私もカフェオレがいいわ」

提督「どっちでもいいじゃねーか」

電「コーヒー牛乳美味しいのです」コクコク

暁「そんな子供っぽいのいらないわ、テストさんと同じのがいい」

提督「スマン、暁にも分けてやってくれ」

コマンダン・テスト「構わないですよ。どうぞ、どうぞ」


提督「ほら、暁」

暁「ふふん、これで私もレディの仲間入りね」クピクピ

暁「うっ!?何よこれ!甘くないじゃない」

コマンダン・テスト「エクレアが甘いので、カフェオレには砂糖を入れてません」

暁「う…うぅ……」

提督「ほら、砂糖」

暁「い、いらないっ」

提督「無理すんなって」

響「コーヒー牛乳美味しいよ」

ビスマルク「何よこれ!甘くないじゃない!こんなの飲めないわ!」ガシャーン!

ビスマルク「うわ、にっが!まっず!」ペッペッ!

プリンツ「姉さま落ち着いて」

提督「お前はいつでもどこでも騒がしいな」

ビスマルク「全く訳が分からないわね」

ビスマルク「甘いものが欲しいからおやつを食べているのに、甘さ控えめって何を言ってるのよ」

プリンツ「姉さま、ホットチョコレートです」

プリンツ「こちらに焼いたマシュマロも」

ビスマルク「完璧ねプリンツ。流石だわ」グビグビ モキュモキュ

提督「……」

大淀「……」

グラーフ「あいつは例外だ」






赤城「最強のおやつですか……」モグモグ

提督「何で昼の三時に笑顔でカツ丼食ってんだよ」

赤城「足柄さんは親友です」

足柄「じゃんじゃん揚げるわよー!」ワオーン!

提督「仲良くなってんじゃねーよ!」

加賀「カツ丼なんて、おやつみたいなものよ」

提督「ここは羊羹とかだろ、流れ的に」

赤城「羊羹も食べますよ」

提督「食べるのかよ」

赤城「おやつですから」

提督「カツ丼は何なんだよ」

加賀「別腹ですから」

提督「何個あるんだよ。牛か」

赤城「桜餅と大福も用意してあります」

加賀「ああ、そろそろ濃いお茶が怖い」

提督「お前らホントすごいな」






提督「リットリオはどうだ」

リットリオ「私はやはりティラミスが」

大淀「ああ、ティラミスいいですね」

リットリオ「飲み物は、気分でエスプレッソだったりマキアートだったり」

提督「ティラミスは日本でも人気だよな」

リットリオ「ですよね、驚きました」

提督「まあ日本人は基本的にイタリア大好きだしな」

大淀「あ、でもジェラートは意外に普及しませんでしたね」

提督「あー、そういえば」

リベッチオ「ジェラート美味しいよ!夏は毎日ジェラートとソーダ水だよ」

アイオワ「NOーッ!最強はこれよ!」

アイオワ「ハーゲンダッツ!」ドン!

アイオワ「そして、コカ・コーラ!」ドン!

提督「すごいの持ってきたな」

大淀「何でしょうかこのサイズは」

提督「バケツみたいなカップに、消火器みたいなペットボトルとか」

提督「食べ過ぎだろ。糖尿病になるぞ」

アイオワ「アメリカ人は糖尿にならないから」

提督「じゃあ肥満」

アイオワ「大丈夫!」フンス!

アイオワ「ダイエットコーク、最強ネー!」ドヤー!

提督「このドヤ顔」

大淀「絵に描いたようなアメリカ人ですね」






タシュケント「最強のおやつかい?」

ガングート「ふむ、プラガにチャク・チャク、メドヴィクも美味しいぞ」

提督「全然知らん。何だそれは」

ガングート「何?プリャーニクもか」

提督「聞いた事もないぞ」

ガングート「何て事だ、信じられん。お前達は人生を損してるぞ」

タシュケント「えっと……なら、ロシアンティーはどうかな?」

提督「ああ、それは知ってる。紅茶にジャムが入ってるんだよな」

ガングート「ジャムなんて入れないぞ」

提督「えっ」

タシュケント「誤解してる人、多いよね」

ガングート「ジャムは添えてあるだけだ」

タシュケント「普通におやつとして食べるよ」

提督「じゃあ、紅茶には何が入ってるんだ」

ガングート「ウオッカだな」

提督「ウオッカかよ!」

ガングート「こうやって惜しげもなくたっぷり入れるんだ」ドボドボ

提督「入れ過ぎィ!」

提督「何でお前らはそんなにウオッカばかり飲むんだ」

ガングート「寒いからな」

提督「む」

タシュケント「キミ達が想像する以上に寒いんだよ、ロシアは」

伊14「そうだそうだー」グビーッ

隼鷹「飲まずにやってられるかってんだー!」グビグビーッ

提督「お前ら関係ないだろ」


伊14「寒い寒い」ゴキュゴキュ

隼鷹「あー、寒いよー」プハーッ

提督「寒くないだろお前らは」

ポーラ「寒いですー」スッポンポ-ン!

提督「何で脱ぐんだよ!」

隼鷹「提督が暖めてくれてもいいんだぜ~」ギュム

ポーラ「えへへ~、一緒に飲みましょう~」ギュギュー

金剛「テートクはワタシのデース!離れるデース!」ダキーッ

提督「ああもう、お前らくっつくな!」




アークロイヤル「やれやれ、よく毎日飽きないな」

大淀「甘い生活ですね」

ウォースパイト「おもちゃにされてるように見えるけど?」

ジャーヴィス「ジャーヴィスはね!苺のショートケーキがいいかなぁ!」



おしまい。

>>3 が二重投稿になってます
申し訳ない

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