俺「あ~、ハエトリグモたん可愛いよぉ」(108)

※俺の妄想をダラダラ書くSS
 そういうのが苦手な人は注意


俺「あ~、目クリクリだよぉ~可愛いなぁ……」

ハエトリグモ(何だコイツ……さっきから俺の事ジロジロ見やがって……)

俺「あー!」

ハエトリグモ(!?)ビクッ

俺「やっべwwクワガタのケースの中で小バエめっちゃ繁殖してるwww」

小バエ「ヒャッハァーーーッ!!」ブーンブーン

俺「うーむ、これはハエトリグモたんに駆逐を依頼せざるおえない」

ガサゴソ………

ハエトリグモ「おわあああっ!?な、何だ!?」

ポトッ

ハエトリグモ「いてて……あれ、何処だココ。」

小バエ「ん?お前新入りか?」

ハエトリグモ「……ここは何処だ?」

小バエ「ここは小バエ王国!天敵の一切いない、素晴らしい場所さ!」


ハエトリグモ「……そうか、確かに、素晴らしい場所だな……」ニヤ

小バエ「…え?」

ハエトリグモ「…」サッ

ガシッ

ハエトリグモ「それじゃあ、ありがたく……いただくぜ……」

俺「あぁーー!!食事してるハエトリグモたん可愛すぎぃぃ!!」

ハエトリグモ「……」モキュモキュ

ハエトリグモ「……うるせえぞ!こっちは食事中なんだよ!」

俺「んあはぁぁぁ!!ハエトリグモたんがこっち見たぁぁぁ!!可愛いよぉぉぉぉ!」

ハエトリグモ「何だコイツ気持ち悪いな」

俺「あぁあぁーーっ!!今ハエトリグモたんに罵倒された気がするよぉぉぉ!!ご褒美ですブヒィィィィwwww」

ハエトリグモ「な、何だ……?寒気が」

ヒラタクワガタ(以下、ヒラタ)「あー、小バエマジうぜえ。しょんべんひっかけたろ。」ジョー

小バエ「うぎゃああああああああ」

ヒラタ「きもちーwww」


ハエトリグモ「おいてめえ」

ヒラタ「あ?」

ハエトリグモ「それ俺の餌なんだが?」

ヒラタ「え、俺のしょんべん?」

ハエトリグモ「んなわけあるかぁ!ハエだよハ、エ、!」

ヒラタ「は?お前あんな物食ってんの?クソワロwwww」

ハエトリグモ「あぁぁん!?てめーこそ何だそのブヨブヨしたキモい物体!」

ヒラタ「は?昆虫ゼリーなめてんじゃねーぞコラ」

小ハエ「うひょおおおおお」

ヒラタ「うるせーなぁ……」

ヒラタ「おいお前」

ハエトリグモ「あぁん?」

ヒラタ「あいつ食ってくんね?」

ハエトリグモ「遠い。無理だ。」

ヒラタ「えwwwすぐそこじゃないですかwwww」

ハエトリグモ「俺は瞬発力はあっても持久力は無いんだよ!だからこうやって基本待ち伏せをするんだ……」

ヒラタ「じゃあ俺があいつここまで引き付けるわwww」

ハエトリグモ「……へえ……やってみろよ」

ヒラタ「おい!」

小バエ「ん?」

ヒラタ「このゼリーまじうまいぞ。一緒に食わねえ?」

小バエ「うつほおおお!!食べr」

ガシィッ

ハエトリグモ「っしゃ!」

ヒラタ「ナイスキャッチwww」

ハエトリグモ「じゃ、早速!いただきまーす」

ヒラタ「うへえwwwマジで喰うのかよwwww」

ハエトリグモ「うめぇ」モキュモキュ

ヒラタ「どーよ?俺の迫真の演技www」

ハエトリグモ「んっ……ゴクッ……中々だったぞ。これからも頼む。」

ヒラタ「えwwwだりぃwwww」

ハエトリグモ「あぁ!?」




この二匹のやりとりは小バエを駆逐するまで続くのであった……

眠いから寝る

明日次の妄想を書く

今日の妄想投下

俺「何故俺は富士山に登ろうと思ったんだろう……」

友「まったくだな。勢いで登るようなもんじゃねーぞコレ。」



俺「やっと八合目だー!」

友「死にそう」


観光客♀「キャー ワー」

俺「何騒いでんだ?」

友「さぁー?虫か何かじゃねーの?」

俺「虫っ!?ちょっと行ってくる!」

友「えー………」

俺「…」チラッ

観光客♀「うわー!気持ち悪いぃー!」

俺「……」イラッ

俺「はいはい、ちょっと退いて下さいねー」スッ

観光客♀「!?」

俺「気持ち悪いんでしょう?退けておきますから。」

観光客♀「あ、ありがとう……ございます……」


俺「さて、こいつは……コノハガか。」

友「本当だ。木の葉みたいだな。」

俺「かわゆす!」

友「…」

友「……まぁ、確かによく見たら愛嬌ある顔してるけど………」

俺「あぁー!コノハガたんが俺の素肌を足で掴んでるぅぅぅ!!半袖で良かったぁぁぁ!!」

友「………」

コノハガ(やばい奴の腕にとまってしまった)


俺「よっしゃ!決めたぞ俺!こいつ頂上まで連れてく!」

友「いやいや…え?マジで?」

俺「当たり前だろ!コノハガたんに頂上からの眺めを見せてやるんだ!!」

友「………勝手にしろ……」ハァ

コノハガ「うわわっ!?」

コノハガ(動きだした!?)


俺「いいか?いざとなったら身をていしてお前がコノハガたんを守れ。……いいな?」

友「よくねーよ」


俺「結構上がったな。」

友「こっからがつらいぜ。」

コノハガ(わわっ………いつも私がいる所があんな遠くに………)

コノハガ「それにしても……」

コノハガ(この人は私をいったい何処に連れて行こうとしてるんだろう?)

俺「頂上まであと少しだよ!コノハガたん頑張って!」

俺「かわゆす!」

友「さっきからうるせーぞ」

俺「機嫌悪いなあ」

友「疲れてんだよ……」

俺「体力ねーなあオイwww」

友「そっちじゃねーよ……」ハァ

俺「……?」

コノハガ(この人、定期的にこっちを見てくるけど……どうしたのかな……私の顔に何かついてる?)コシコシ

俺「ここが………!」

友「頂上……ッ!!」

友「っっっしゃあああああ!!!」

俺「下山」ボソッ

友「うわあああああああああ!!!!」


俺「あいつほっといてベンチに座っとこ。」

コノハガ「……」

俺「うーむ、良い眺めだ。天気に恵まれたな。」

コノハガ「……すごい」

俺「あー、コノハガたん頑張ったねぇー」ナデナデ

コノハガ「!」ビクッ

俺「~♪」ナデナデ


コノハガ「……そっか、この人は……私に、この景色を見せたかったんだ……」

俺「んはぁぁー!コノハガたん愛してるぅぅぅ!!」

コノハガ「私のためなんかに………変な人……」


友「おらぁぁ!!イチャイチャしてねーで、下山すっぞゴルァ!!下山じゃ下山んん!!」

俺「お、おう………」

俺「そんなこんなで」

友「8合目だな……」

俺「……ふむ、コノハガたんともお別れか。」

俺「……んじゃ、元気でな。」ポンッ

コノハガ「……」

俺「……さーて、下山すっか。」クルッ


コノハガ「……あ、あの!」

俺「……」スタスタ

コノハガ「また来て……くれますよね……?」

俺「……」スタスタ

コノハガ「…通じる訳……無いのに……何やってんだろ私……」

俺「……」スタス…ピタッ  クルッ

俺「また来るよぉー!!コノハガたぁーん!!」

コノハガ「!」

友「恥ずかしいからやめろよ」

俺「コノハガたんが俺を呼んでいる気がした」キリッ

友「……ハァ……とにかくさっさと下山すっぞ。」

俺「おう!」



コノハガ(今の……通じたって事……かな……)

コノハガ(また来て……くれるって事……だよね……?)

コノハガ「……嬉しいなぁ……」

今日の妄想投下終了

次のはまた明日。

今日の妄想というか、昨日の妄想になってしまったが投下


幼女「んー?」

ハナムグリ「うげっ!人間のガキ!」

幼女「?」ガシッ

ハナムグリ「てんめぇっ!放しやがれぇっ!」ジタバタ


幼女母「幼女ちゃーん、そろそろ家に帰るわよ?」

幼女「うん!」

ハナムグリ「うおー!やめろー!」ジタバタ

ー幼女の住んでいるマンションー

幼女母「きゃあっ!?幼女ちゃん!何持ってるの!?」

幼女「んっとねー、これねー、さっき拾ったんだよー」

ハナムグリ「うおおおお!!!!」ジタバタ

幼女母「それ捨ててこないと家に入れませんよ!」

幼女「ちぇー」ポイッ

ガチャッ  バタン

ハナムグリ「ハァ……ハァ………ちきしょう、来ちまったか……その餌の少なさから、ハナムグリの間では『絶望の牢獄』とも言われている………」

ハナムグリ「人間のマンションに……ッ!」

ー回想シーンー

先輩ハナムグリ「実は俺はマンションで3日ほど暮らした事がある。」

ハナムグリ「え、マンションってあの……?」

先輩ハナムグリ「ああ。あそこはやべえ。お前も気をつけろよ。」

ハナムグリ「先輩はどうやって脱出したんですか?」

先輩ハナムグリ「脱出……か。いいか、ハナムグリ。マンションから脱出したけりゃ人間の力を借りるしかねえ。自力は……まぁいけなくはないが、かなり厳しい。」

ハナムグリ「人間の力を借りる?どういう事ですかソレ。」

先輩ハナムグリ「ああ、下に降りる人間の服にくっついたりだとか……俺の場合は……」

ハナムグリ「先輩の場合は?」

先輩ハナムグリ「人間のガキに下まで運んでもらった。」

ハナムグリ「ん?服にくっついてって事ですか?」

先輩ハナムグリ「ちげえよ。親切心だけで運んでもらったんだよ。」

ハナムグリ「へー、人間って結構イイ奴らなんですね。」

先輩ハナムグリ「一部はな。俺らを意味も無く殺そうとする奴もいる。」

ハナムグリ「んー、なんともいえないですねー………」


ー回想シーン終ー

ハナムグリ「とりあえず周囲を見渡して、人間を探すしかねえな……」


「お、おーい………」

ハナムグリ「ん?」

カナブン「し、新入りかい?早く隠れないと……あいつが………」

ハナムグリ「あいつ?」

カナブン「とにかく!早く!僕の所に!」

ハナムグリ「お、おう……」


コフキコガネ「あー、餌ねえかなー」ブイーン

キィ……  ガチャッ

カナブン「ま、まずい!!!」

おばさん「ぎゃっ!?何!?虫!?」

おばさん「キンチョール、キンチョール……」ドタバタ…

コフキコガネ「あー餌ー」ブイーン

シューー………

コフキコガネ「あ……れ………体………が………」ポトッ

コフキコガネ「ぐぅぅあああ!!!く、苦しいぃぃぃ!!!」ジタバタ

ハナムグリ「な、何だ!?何をされたんだ!?」

おばさん「はぁー、怖かった。さて、買い物買い物♪」




カナブン「…行ったか……」

ハナムグリ「………」


コフキコガネ「」ピクピク…

カナブン「ふむ、今はこんなだけど、時間をおけば回復するはず。ふぅー、良かった……」

ハナムグリ「おいおい、何なんだ今の。」

カナブン「キンチョール……別名『死神の息吹』……」

ハナムグリ「ったく、さすが『絶望の牢獄』だぜ。いきなりとんでもねえもん見せてくれるじゃねーか……!」

カナブン「ここの恐ろしさはそれだけじゃないよ……」

ハナムグリ「な、何だ。教えろ。」

カナブン「ほら、壁や床に染みがあるの、わかるかい?」

ハナムグリ「あ、ああ……それがどうした?」

カナブン「あれは全部、叩き潰されたり、踏み潰されたりした虫達なんだよ。」

ハナムグリ「……!?」ゾクッ

カナブン「皆、マンションの一部となった……」

ハナムグリ「なんてこった……!っつーことはこのマンション自体俺達の死骸で……?」

カナブン「ああ。だろうね。」

ハナムグリ「うわああああ!!!最悪だああああ!!!帰りてええええ!!!」

カナブン「ああ……帰りたいね……地上に……」

ハナムグリ「どうすりゃいいんだ……」

カナブン「……ま、とりあえず餌を確保しようか。」

ハナムグリ「餌は無いって聞いたんだが………」

カナブン「ふふふ!それが見つける事に成功したんだ!」

カナブン「餌は……これだーーッ!」

バーン!   プヨンプヨン

ハナムグリ「何このプヨンプヨンした奴。」

カナブン「知らん!でも食える!」

ハナムグリ「………」

やっべ
すげー眠い   寝る

続きは明日に………

見てる人(いるかわからんけど)スマソ

ハナムグリ「……まあ、食ってみるか…」



ハナムグリ「……まぁまぁだな。」モグモグ

カナブン「でしょ?」

コフキコガネ「……うっ………」

ハナムグリ「お、気がついたか。とりあえずこのプヨンプヨンした奴食えよ。」

コフキコガネ「……プヨンプヨンした奴……?」

カナブン「うん。何か人間が置いていったんだ。」

ハナムグリ「人間が置いていったのかコレ……毒とかねーよな……?」

カナブン「そう信じるしかない」

コフキコガネ「なんかよくわかんないけど……食べさせてもらうよ……」

カナブン「うん」



コフキコガネ「………おいしい……」


ハナムグリ「いやぁ、しかしよ」

ハナムグリ「コレ食い終わっちまったら次はどうすんだ?」

カナブン「………………餓死?」

ハナムグリ「……」

コフキコガネ「ま、ぶっちゃけそれしか無いだろうねー☆」

ハナムグリ「うわっ!びっくりした……つか回復早くね?」

コフキコガネ「倒れた原因の4割は空腹だったからね☆」

ハナムグリ「……なぁコイツ殴っていい?」

カナブン「え、いや……気持ちはわかるけどやめといた方が………」

コフキコガネ「ねえ、次の食料確保の手段で困ってたんだよね?」

ハナムグリ「おう」

コフキコガネ「じゃあ、この餌を置いていった人間の住処に侵入するっていうのは?」

ハナムグリ「……ほう……どうやって侵入するんだ?」

コフキコガネ「えー、わかんなーい☆」

ハナムグリ「おいカナブン!一緒にコイツぶっ飛ばすぞ、手伝え!」

カナブン「ちょ……落ち着いて……」

ギィ……  ガチャ


カナブン「!!」

ハナムグリ「やべえ!隠れろ!!」

コフキコガネ「え?え?」



俺「あー、待っててねぇーコクワガタたーん!今、餌入れ換えるからねぇ~。」

俺「ん?」

コフキコガネ「あ……あ………」

俺「…」スタスタ

ハナムグリ「やべえぞアイツ……!殺されちまう……!」

俺「コフキコガネたんきゃわわ」ガシッ

コフキコガネ「へ?」

俺「んー、どうしようか。一旦コクワのケースに入れておくか……」ポイッ

コフキコガネ「わわっ!」

俺「さて、餌入れ換えたし部屋に戻ってハエトリグモたんの視k……観察でもしよっと!」

ギィ…  バタン!

ハナムグリ「おいなんかアイツ連れていかれたぞ」

カナブン「………えっと……どうする?」

ハナムグリ「俺らもあの中に入るしかねえな……餌もコレと同じやつを持ってたし……」

カナブン「……出てくるタイミングを見計らってこっそり侵入しよう。」

ハナムグリ「わかった。」

ギィ…  ガチャッ

ハナムグリ「!!?」

俺「あぁーん!!ノコギリクワガタたーん!餌の入れ換え忘れててごめんねぇー!!!」

ハナムグリ「何なんだコイツ」

駄目だ眠い……


というか短い話をいっぱい書く予定だったのに今回の結構長い……

続きは明日のこの時間帯に

ハナムグリ「とりあえず今の内に侵入しちまうぞ!」

カナブン「はい!」



俺「~♪」

ハナムグリ「もう少し……もう少し……」

俺「……ん?」

カナブン「あと……ちょっt」

俺「ハナムグリ&カナブンたんきゃわわ」ガシッ

ハナムグリ&カナブン「ギャアアアアア!!!!」ジタバタ

俺「今日はなんて素晴らしい日なんだ!」

~俺の部屋~

俺「とりあえず、ケースはコフキコガネたんと一緒でいいよね!」ポイッ



コフキコガネ「………久しぶり☆」

ハナムグリ「お、おう………」

カナブン「……捕まえられちゃったよ……これから何されるのかなぁ………」


ガラガラ……

俺「んぁはぁぁーん!!ごめんねぇぇ!餌入れ忘れちゃってたぁぁぁ!」

ハナムグリ「おい何か奇声発しながらこっちに来てるぞ」

カナブン「ひ、ひいぃ………」

ポトンッ


ハナムグリ「……ん?何だ?なんか置いてったぞ」

カナブン「こ、これは……!」

ハナムグリ「プヨンプヨンした奴!!」

コフキコガネ「うまー☆」

ハナムグリ「あっ!てめえ先に食ってんじゃねーよ!」


ポトッ  ポトッ

ハナムグリ「……あ?もう二個おちてきたぞ。」

カナブン「まさかコレって……僕ら一匹につき一個……って事かな……?」

ハナムグリ「……!!マジかよ……!」

ハナムグリ「へへっ、先輩……『絶望の牢獄』だなんて脅してくれたなぁ……!」

カナブン「うまいー」ガツガツ

ハナムグリ「ひゃー!うめぇー!!」バクバク


ノコギリクワガタ(以下、ノコギリ)「うっせぇーな。飯ぐらい黙って食え。」

カナブン「!!?」

ノコギリ「ん?……ああ、まぁそうビビんなよ。謎の透明な壁に邪魔されて俺はそっちに行けないし、飯も足りてるから奪おうとも思わない。」

ハナムグリ「何で、そんなとこにいんだよ。」

ノコギリ「お前らと大体同じだよ。ま、快適だけどな徹底した温度&湿度管理に定期的な餌の入れ換え。ダニが発生したら土ごと換えてくれるし、体についてるのもとってくれる。」

ハナムグリ「なっ……!?そんな都合の良い話が……」

ノコギリ「その都合の良い話が今お前らの目の前で起こってんじゃねーかよ」

ハナムグリ「ま、まあ……うん……」

ノコギリ「ま、せっかく隣同士になったし、わかんねえ事があったら俺に聞けよ?」

ハナムグリ「う、うーっす……」


ノコギリ♀「ねえねえ」

ノコギリ「んおぅっ!?お、お前か……どうした?」

ノコギリ♀「今夜あたり……どう、かな……?」

ノコギリ「え、ええ、え!?お、おう……う、うん……いいよ………」

ハナムグリ(後でこれネタにしてからかおう)

~翌日の朝~

ハナムグリ「昨晩はお楽しみでしたね。」ニコッ

ノコギリ「おk、ぶっとばす。」


ノコギリ♀「ちょっとあなた!落ち着いて!!」

ノコギリ「落ち着いてられるかゴルァ!!おい、手伝え!この壁食い破るの手伝え!!」

ハナムグリ「wwwwwwww」

コフキコガネ「今夜は、寝かせねーぜ?」ボソッ

ノコギリ「うわああああ!!!やめろおおおおお!!!!」

カナブン「ほらほらどうだ?感じてんだろ?」ボソッ

ノコギリ「ごめんなさい、俺が悪かったです、だからどうか……」

ハナムグリ「今夜君の樹液を……吸いたいな……ブフッwwwwwwww」

ノコギリ「」

そんなこんなでノコギリをからかったり、餌を食ったり……
そんな事を繰り返していたら、時はあっという間に過ぎていった。



ハナムグリ「んー………そろそろ寿命かな………」

コフキコガネ「…だね…☆」

カナブン「地上に帰ってみたい気もするけど、やっぱここが一番だったのかな……?」

………………………………

カナブン「あ……まったく………最期までせっかちだなぁ……」


…………………………………………


俺「ん……死んじまったか……」

俺「こうやって家で飼うのと、普通に地上に戻してあげるの……どっちが正解だったんだろうなぁ………」


俺「ま、とりあえず墓は三匹仲良く地上につくってやるとしようかね……」

というわけでなんとか終了。

次の妄想は金曜日あたりに

ちょっと番外編的なのを



俺「………ッ!」


カメムシ「…」ドドーーン!


俺「俺の部屋に……カメムシが……!?馬鹿な、いったいどうやって………」

俺「これから友人が来るってのに……、このまんまじゃ」

友人A『お前の部屋カメムシ臭はんぱねえwwww』

俺「的な事になっちまう!!!」

俺「くそう……刺激しないようにそっと追い出そう………」ソーッ


祖母「甘いッ!!!」

俺「!!!?」

祖母「甘いぞ……我が孫よ。」

俺「な、なんだよ!」

祖母「そんな方法では部屋が臭くなって終わりだ。貴様の思いやりなど奴等には伝わらぬ。」

俺「……だ、だったら!俺はどうすれば……!」

祖母「殺すのだ」

俺「ッ!?」

俺「こ、殺すって……!それに殺したって結局臭くなるじゃんかよ!」

祖母「奴等が死に気づく前に殺す。」

俺「……臭いのを出す前にヤるってか?……そんなの無理だろ。第一、潰しちゃったら意味無いし。」

祖母「潰さず包み込むようにして圧殺する……我ならそれが出来る事は貴様も知っているはず……」

俺「……」

祖母「……はぁ、貴様の悪い癖だ。色々理由をつけてはいるが、つまりは殺したくないのだろう?」

俺「……だ、だってよ…!」

祖母「害虫駆除も出来ぬ者が!!よくも昆虫を飼育しようと思えたものだな!!!」

俺「……ごめん。」

祖母「まったく……、友人が来る部屋を臭くするわけにはいかんし、今回は我がやろう……」

祖母「次回からは貴様がやる事だ……よく見ておけ………」グッ


ドウゥンッッ!!!

カメムシ「」

祖母「ふぅ……これを捨てておけ。」ポイッ

俺(あんな技覚えるとかムリゲーすぎる……)


祖母「……我が孫よ。」

俺「ん?」

祖母「確かに虫が好きなのは知っている……だがな、最低限の線引きをしないと………」

俺「し、しないと……?」ゴクリッ

祖母「ムツ●ロウ的な感じの人になるぞ」

俺「ならねえよ!!つかム●ゴロウさんに失礼すぎるだろソレ!!」

祖母「まぁ、我の言いたい事は何となくわかるだろ?」

俺「お、おう……まあな。」

祖母「それならいい………さて、家事をするかね…」スタスタ…



俺「あーあ……世話になりっぱなしだな………ったく恩返すまで死ぬんじゃねーぞ……」

祖母「安心しろ我は100までは生きる」

俺「うん知ってる」

祖母「………ヴッ!シンゾウガッ!」

俺「適当な芝居やんじゃねーよ!!」

祖母「……ふむ、まぁ、あれだ……」

俺「?」

祖母「恩返し……楽しみにしてるぞ?」ニヤリ

俺「うわー……言わなきゃよかったー………」

さて、番外編もやったし……

次の妄想でとりまこのSSを終わろうと思います。

次の妄想は土日のどちらかの深夜に投下します!

俺「……ん?」

クモ「……」

俺「おぉ、久しぶりに見た!まだ俺の部屋にいたのかぁ~。くぅー!可愛い奴め!ぺろぺろしちゃうぞ☆」スッ

クモ「……!」サッ


俺「あ、逃げられた」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

ハエトリグモ「外の世界?」

ヒラタ「おう、見てみたくねえか?」

ハエトリグモ「そりゃあ……見たくないといや嘘になるけどよ……」

ヒラタ「……見せてやろうか?」

ハエトリグモ「ほう………出来るのか?」

ヒラタ「多分無r」

ハエトリグモ「死ね!!」バシッ

ヒラタ「ききませんwwww」


小ハエ「外に出る方法なら知ってるぜぇー!!!」

ハエトリグモ「あぁん?」

小ハエ「教えてもいいが、それは俺を解放してくれたらの話なんだぜーー!!!」

ハエトリグモ「……どうする?」

ヒラタ「そりゃまあ……お前次第じゃね?」

ハエトリグモ「……ふーむ。ま、そこまで腹減ってねーしなぁ……」

ハエトリグモ「いいぞ。」パッ

小ハエ「ひゃっはーー!!久々のシャバだぜーー!!」

ハエトリグモ「うるせえ。食うぞ。」

小ハエ「う、うっす……。」

小ハエ「じゃあ、教えるぜーー!!やり方は簡単!!餌をかえる時に抜け出すだけ!!」

ハエトリグモ「そうか、ご苦労」パシッ パクッ

ヒラタ「ひゅう~、えげつねぇ~」

ハエトリグモ「ふん、一度逃げるチャンスをあげただろうが……」

ハエトリグモ「餌をかえるのっていつだ?」

ヒラタ「夜だな。今は夕方だからもう少しだ。」

ハエトリグモ「……ふーん……」ワクワク

ヒラタ「好奇心を抑えきれてねーぞ。」

ハエトリグモ「う、うるせー!」


ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー

俺「ん、そろそろ餌かえねーとなー。」

俺「あぁー……さすがに眠い……もう家の中で餌かえよ………」

パカッ

ヒラタ「…今だ!!」

ハエトリグモ「っしゃあオラァ!!」ピョーン

俺「ん?」


ハエトリグモ「…」

俺「気のせいか……寝よ………」


ハエトリグモ(やった!やったぞ!!)

ハエトリグモ「おーい!ヒラター!やったぞぉー!」

ヒラタ「よくやった!……いいか?あいつが起きる朝までにはここに帰ってこい!心配させちまうからな……」

ハエトリグモ「わかってるって!じゃ!色々見てくる!!」ピョーンピョーン



ヒラタ(本当にわかってんのかよオイ……)

ハエトリグモ「ん?俺らだけじゃなくて他にも虫がいるのか。」

ハエトリグモ「ど、どうもー………」


ノコギリ「あぁ?……誰お前」

ハエトリグモ「え、えと……ハエトリグモです……」

ノコギリ「……って言われてもなぁ……まぁ、あいつの睡眠の邪魔だけはしてやるなよ。」


俺「ぐがー……ぐがー………」

ハエトリグモ「……お、おう……」

ノコギリ「……そうか、なら良い。俺はあいつに恩を感じてるんだ。」

ハエトリグモ「おう、俺も……ちょっとだけ……」

ノコギリ「素直じゃねーなー。ま、外の世界じっくり楽しめや。」

ハエトリグモ「え、どうしてそれを……!?」

ノコギリ「ははは!隣の馬鹿共が似たような事やってたからな!!」

ハエトリグモ「ま、マジっすか………ちょっと話聞いてみたい……かも」


ハナムグリ「んん??俺らの話ィ??」

カナブン「聞きたいか俺らの武勇伝!」

コフキコガネ「武勇伝♪武勇伝♪」


ハエトリグモ(うわぁ………)

ノコギリ「出たなバカトリオ」


ハナムグリ「君の樹液をs」

ノコギリ「ごめんなさい俺が悪かったです」

ハエトリグモ「君の樹液を……何?」

ノコギリ「純粋な目が心に刺さる」

ハナムグリ「あー、それはな?」

ノコギリ「マジやめて」

ハナムグリ「ったくしょうがねえな。……さて、俺らが外に出た時の話だったな。」

ハエトリグモ「長そうだからアドバイスとかだけにしてくんね?」

ハナムグリ「これは手厳しいwww」

ハナムグリ「んー……アドバイスねえ……」


ハナムグリ「ここには外歩きの達人が住んでる………そいつに会う事だな。」

今日はここまで

続きは明日の深夜

ハエトリグモ「外歩きの……達人?」

ハナムグリ「おう、そうだ。」

ハエトリグモ「ふーん、わかった。じゃあね。」


ハナムグリ「待てぃっ!!」

ハエトリグモ「……何?」

ハナムグリ「俺らも行く。」

ハエトリグモ「嫌だ」

ハナムグリ「ですよねー」

ハナムグリ「……ま、一人で楽しんでこいや。朝までには帰れよ」

ハエトリグモ「おう!」ピョーンピョーン



ハナムグリ「そういや外歩きの達人もクモだったな……あいつみたいな動きは出来てなかったが。」

ハエトリグモ「……うーん、何から見てまわろうかなー」

ハエトリグモ「よいしょっと」ピョーン

ハエトリグモ「何だコレ?木……?でも中に変なのが入ってるな……」



???「それは“えんぴつ”という物ですよ」

ハエトリグモ「っ!?」バッ

ハエトリグモ「何者だ……ッ!姿をあらわせ!!」


クモ「ふふ……さすがは徘徊型のクモですね……その機敏な動き……いくら鍛練しても真似出来そうにありません。」

ハエトリグモ「……な、何だお前……」

クモ「うーん、そうですね……あなたにわかりやすく言えば………」



クモ「外歩きの達人です」

クモ「と、言うわけで……警戒を解いていただけませんか?」

ハエトリグモ(……何だコイツ……構えに隙がまったくねえ……身体能力は俺の方が上だってのに……何しても攻撃が当たるイメージがわかねえ………!)

ハエトリグモ「……ま、あんたと争ってもいい事はなさそうだな。」スッ

クモ「ふふ……そうですか……」

ハエトリグモ「……で?俺に何か用事でも?」

クモ「いえ、ここを案内してあげよう、と思いまして……」

ハエトリグモ「……へえ、あんた詳しい風だったしな。そういうことなら、案内を頼むぜ。」

クモ「ふふふ……わかりました。ではついて来てください……」

ハエトリグモ「おう」テクテク



クモ「こちらをご覧ください……」

ハエトリグモ「な、何だコリャ……雲……?」

クモ「“耳かき”と呼ばれる物の……飾りの部分でございます……」

ハエトリグモ「……乗ってみていい?」

クモ「どうぞ?」

ハエトリグモ「うっひょーーー!!!」ピョーン


モフッ

ハエトリグモ「すっげえ!何だコレ!!モフモフだ!!!」

クモ「ふふ……では次の場所に案内しましょうか?」

ハエトリグモ「おう!」



クモ「こちらが、“写真”でございます……」

ハエトリグモ「しゃしん?」

クモ「はい。姿を写しとるという摩訶不思議な物でございます。」

ハエトリグモ「ふーーん……あ、これヒラタじゃん。」

クモ「ほほう、お知り合いですか?」

ハエトリグモ「ああ、同居人だ。」

ハエトリグモ「お、これはさっき会った奴ら……」

ハエトリグモ「……おい、俺のは無いのか。」


クモ「……貴方は、飼い主を愛していますか?」

ハエトリグモ「かいぬし?」

クモ「そこで寝ている人間の事ですよ。」

ハエトリグモ「嫌いではねえな」

クモ「ふふ……素直じゃありませんね……」

ハエトリグモ「な!?別に俺は……!」

クモ「飼い主は……あなたの事を愛していますよ?」

ハエトリグモ「そ、そんな事……」

クモ「……あなたの写真の所まで案内します。」

ハエトリグモ「え?急になんだよ……」

クモ「…」テクテク

ハエトリグモ「あーもう!行くから待てって!」




クモ「ここです。」

ハエトリグモ「……コレが俺?」

クモ「……はい。」

ハエトリグモ「……あんた、かいぬしが俺の事を愛してるって言ったけどよ……」

ハエトリグモ「そりゃありえねえだろ。」

クモ「……何故?」

ハエトリグモ「だってよ、形が違いすぎるぜ……そんなのを愛せるわけないよ。」


クモ「なら………愛していないのなら……何故……他の写真とは違う、綺麗な枠で囲まれているのでしょう?」

クモ「そして……何故……そんな形の違いすぎる人間を貴方は愛しているのですか?」

ハエトリグモ「……!」

クモ「それは貴方が……彼の愛を……身をもって感じたからでは?」

ハエトリグモ「ち、違……」

クモ「いいえ、違いませんね。」

クモ「ハエトリグモ様……素直になるのが遅過ぎて……後悔する事になりますよ……」

ハエトリグモ「……素直になったって何になるんだよ!!……俺達の言葉は……あいつには伝わらないじゃねえか……!」



クモ「伝わりますよ。」

クモ「伝わらないはずがない。」

ハエトリグモ「な、何で……」

クモ「あなたの隣の写真を見てみてください……」

ハエトリグモ「……それがどうしたんだよ」

クモ「飼い主によると、この写真の“コノハガ”という虫と、約束を交わしたそうですよ?……会話をして。」

ハエトリグモ「なっ……!?そ、そんなわけ……」

クモ「先程あなたは言葉……と言いましたが、会話に言葉など不要なのです。純粋な……心をぶつければ、きっと伝わる……私はそう思います……。」

ハエトリグモ「………」

ハエトリグモ「………俺、あいつに伝えてみるよ。」

クモ「そうですか……!では、朝も近い……私は住処の引き出しに帰らせてもらいますね……」

クモ「あなたはここで待っていて下さい、きっと飼い主が来るはずです。」


ハエトリグモ「……ああ、わかった。」

 チュン  チュンチュン……

俺「……っと、朝か……」

俺「朝の聖地巡礼だぜー!」バッ

俺「……ん?ハエトリグモたん?」

ハエトリグモ(本当に来た……!)

ハエトリグモ「……お、俺……お前の事さ……」

ハエトリグモ「愛してるってまではいかなくてもよ………」



ハエトリグモ「大好きだから!!」


俺「……」

ハエトリグモ「……」



俺「俺も大好きだよ!ハエトリグモたん!!」

ハエトリグモ「………!」

ガラカラッ!

祖母「朝からやかましいぞ貴様ぁ!!」

俺「ひぇっ!……しゃーねーだろ!ハエトリグモたんから大好きって……言われた気がするんだ!!」

祖母「………ふっ、そうかそうか。だが次からはもう少し声をおとせよ。」

俺「う、ういっす……」


ハエトリグモ「や、やった!伝わった!」

クモ「ふふ、若干素直になりきれていない部分もありましたが……合格ですね。」

ハエトリグモ「あっ…!」

クモ「死ぬ前に見れて良かったですよ。」

ハエトリグモ「……ちょっと待て、死ぬってどういう事だよ!」

クモ「長い間ここに住んできましたが、一度たりとも私は素直になれなかった……私は、そんな私とあなたを何処かで重ねていたのかもしれませんね……」

ハエトリグモ「お、おい!そんなのでいいのかよ!!」

クモ「……ふふ、いいんですよ。優しいですね、貴方は。……そろそろ別れの時間のようですね。」

ハエトリグモ「え……?」

ガシッ

ハエトリグモ「お、おいやめろよ!まだ戻れねえんだ俺は!!」

ハエトリグモ「あいつの……あいつの声を聞いてやってくれよ……!」

ハエトリグモ「なあ!!おい!!!お前もこんなんでいいのかよ!!n」

カチャ……  パタン

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俺「えーっと、コンパス、コンパス……」ガラッ

俺「あった!………ん?」


俺「これは……この間のクモの……死骸……か。」


俺「……そうか、こうやって長年俺を見守ってくれてたのか……」



俺「……ありがとよ………お疲れ様……」



    完

というわけで、見てくださった方、ありがとうございました。

少しでもこの世に虫好きが増える事を祈って。



次は人と虫同士がちゃんと会話できるSS書きたいなぁ~

乙!
欲を言えばもっと読みたかった

馬鹿なこと聞くがクモってベープマットじゃ死なないよな?

>>101
そのくらいで死なないとは思いますが……

やっぱりそんな環境ではクモたんもあまり心地良くはないと思いますよ?


……眠いので落ち

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