コニー「カオス理論」【安価】(48)
前回のあらすじ~コニーが頭をぶつけた~
~食堂~
ライナー「よお、コニー。先にもらってるぜ」モグモグ
コニー「おお」
ベルトルト「珍しいね。コニーが立体機動でミスをするなんて」
コニー「ま、天才でもたまには間違ったりすることもあるってことだな」
コニー「だが間違ったりすることもあるが同じミスを二度としないっていうのが天才の天才たる所以だな」
ライナー「ふふ、そんだけ大口を叩けるなら心配をする必要もなさそうだな」
コニー「ああ、まだちょっと頭は痛いけど。医務官には明日からでも訓練に参加できるって太鼓判を押されたぜ」
ベルトルト「そっか。よかったね。でも気をつけなよ。何かあったら大変だ」
コニー「………」
ベルトルト「ん?どうかしたの?」
コニー「いや、なんかあいつらから目が離せなくて」
ライナー「ん?ああ、クリスタたちか今日も可愛いよな」
コニー「いや、そういうんじゃないだけど」
クリスタ「……疲れた…」
ユミル「今日の訓練はきつかったからな」
クリスタ「ホントに…今日はもうご飯も喉を通りそうにないよ…」
ユミル「バカ言うな。しっかり食わないと大きくなれないぞ」
クリスタ「わかってるよ。けど今日はホントに…」
ユミル「お前、そんなこと言ってると」
サシャ「じゃあ私が食べてあげましょう!」
ユミル「こんな風にバカがわいてくるから早く食っちまえ」
クリスタ「いいよ、サシャ。私の分あげるね」
サシャ「ありがとうございまぶっ!?」
ユミル「ダメだ。これはクリスタのもんだ。ほら、クリスタちゃんと食わないと体が持たないぞ」
クリスタ「う~~~~~。わかった。がんばって食べるよ」
サシャ「がんばってもダメだったら言ってくださいね。私が責任をもって食べてあげますから」
クリスタ「ありがとう。サシャ」
ユミル「はあ、そいつに礼なんか言う必要ないぞクリスタ」
キィィィィィィィィィィィン
コニー「ッッッ!?」
ライナー「お、おいコニー大丈夫か!」
コニー(なんだ!?これ頭が…!!)
ベルトルト「どっか痛むなら無理しないで休んだほうがいいよ!?」
コニー「いや、大丈夫。大丈夫だ。ちょっとなんか、変な感じになっただけだ」
ライナー「変な感じってどうしたんだ」
コニー「なんつーか。口じゃあちょっと説明できないんだけど」
コニー「とりあえず、そうだな。ちょっと席替えねーか?ここ多分あんまりよくないぜ」
ベルトルト「よくないって…どうしたの、コニー」
ライナー「まあいいだろ、ベルトルト。幸い席は空いてるんだし。ひとまず移動するとしようじゃないか」
ベルトルト「・・・わかった。そうしよう」
コニー「悪いな。ベルトルト」
────
──
ライナー「で、どうしたんだコニー。いきなりあの場所はよくないなんて言い出して」
コニー「いや、さっきサシャたちを見てたらよ。わかったんだよ」
ベルトルト「わかったって。何が?」
コニー「わかったっていうか、見えたっていうのかな。あのままだとなんやかんやあってライナーにスープがぶちまけられる光景が見えたんだよ」
ライナー「は?なんだそりゃ」
ベルトルト「やっぱりまだ休んでた方がいいんじゃない?」
コニー「うっせー!二人してそんな心配そうな顔するな!」
ライナー「そう言われても…」
ベルトルト「ねえ…」
コニー「本当なんだって!あのままライナースープおっかぶってんだぞ!」
ライナー「そ、そうか。ありがとな」
ベルトルト「ラ、ライナー。コニー…頭ぶつけて相当おかしくなっちゃってるんじゃないか?」ヒソヒソ
ライナー「ああ、そうみたいだな。だがあまり刺激はしないほうがいい。とりあえずこの場は話を合わせてあとでまた医務室に連れて行こう」ヒソヒソ
ベルトルト「わ、わかった。そうするよ」ヒソヒソ
コニー「おい、二人ともどうしたんだよ」
ベルトルト「な、なんでもないよ」
ライナー「そんなことよりほら。ちゃんと食わないと怪我がよくならないぞ」
コニー「そんなたいした怪我じゃないんだけどな。まあ、お前の言うとおりか」
ベルトルト「ごまかせたみたいだね」ヒソヒソ
ライナー「だな」ヒソヒソ
コニー「お、やっぱりサシャが動き出したみたいだな」
サシャ「足りない…足りないです…パンが…お肉が…野菜が…全てが…足りない…」フラフラ
ミカサ「サシャ、うるさい」
サシャ「うるさいって…ひどいですよミカサぁ…」
ミカサ「食事の量はみんな同じ。それなのに一人だけ足りないと騒ぐのは単なる我侭」
サシャ「うう…確かに量は同じかもしれませんけど…!私は皆さんより燃費が悪いんです!だからいっぱい食べないと体がもたないんですよ!」
ミカサ「ならその体質を改善するように務めて。食べる量を毎日少しずつ減らしていけば体はそれに順応してくれるから」
サシャ「そ、そんな…そんなことしたら体質が変わる前に死んでしまいますよ」
ミカサ「大丈夫、そのぐらいで死ぬのなら貴方には兵士の適正がなかったということだから。安心して死んでくれてかまわない」
サシャ「いや、あの、ひどすぎませんか、それ!?」
ミカサ「ひどくない。所詮この世は弱肉強食だから…」
サシャ「なんか別の人が混じってる気がするんですが」
ミカサ「気のせい」
サシャ「気のせいでしたか…よかった…いや、よくないです…このままではひもじすぎて明日の朝には死んでしまいます…」
ミカサ「大丈夫。夕飯をちゃんと食べてからおかわりをしなかったから死んだ人なんて有史以来存在しないはず」
サシャ「さようならミカサ。故郷の父には私は最後まで勇敢な兵士であったと伝えてください」
ミカサ「サシャ、嘘はよくない」
サシャ「家族に恥をかかせないためにつく。そんな優しい嘘なら神様もきっと許してくださると思うんです」
ミカサ「はあ……」
サシャ「うう…」
ミカサ「わかった。私のパンを半分あげるから」
サシャ「ホントですか!」パァァァッ!!
ミカサ「その代わりこれを受け取ったらもううろついたりしないで静かにしてること。わかった?」
サシャ「わかりました!わかりましたから!早くそのパンを!」
ミカサ「どうぞ。よく噛んで食べて」
サシャ「ありがとうございます!ヒャッフー!」タタタタタ
ミカサ「ああ、静かにと言ったのに…」
ジャン「な、なあミカs」
エレン「お前、またあいつにパンやったのかよ」
ミカサ「あんな風に騒いだままでいられるよりパンを与えて静かにさせた方が何倍もいいから」
エレン「お前だって今日の訓練はきつかっただろ。ちゃんと食わないといけないのはお前も同じだ」
ミカサ「私は他の人より燃費がいいから大丈夫」
エレン「嘘つけ」チギチギ
ミカサ「エレン?」
エレン「ほらよ」ポイ
ミカサ「ダメ、エレン。このパンはエレンのパン。エレンが自分でちゃんと食べないと」
ジャン「だ、だったら俺のp」
エレン「俺のパンなら俺がどうしようが勝手だろ」
エレン「それに、お前がサシャにやった分と俺がお前にやった分で、これで大体俺とお前で食べる量は同じくらいだろ?」
ミカサ「それは、そうだけど」
エレン「家族ならそこらへんもちゃんとわけあわねえとな」
ジャン「……」
ミカサ「……エレン」
エレン「なんだよ」
ミカサ「…ありがとう」
エレン「……どういたしまして」
ジャン「…………」
エレン「どうしたんだよ、ジャン。なんか面白い顔で固まってやがって」
ジャン「うるせえ」
エレン「あ?」
ジャン「うるせえ!なめてんのか!てめえは!」ガタッ
エレン「ああ!?いきなりなに吼えてんだこの馬野郎!」
ジャン「てめえはいっつもミカサとイチャつきやがってよお!!」
エレン「何わけわかんねえこと言ってやがる!さっさと服を離せよてめえ!」
ジャン「服なんかどうでも」
ジャン「いいだろうがあ!」ブン!!
エレン「うおっ!あっぶねえ!」
エレン「な!」ガシッ!!
アルミン・アルレルトの訓練兵日誌より一部抜粋
エレンの蹴りは見事にジャンを膝をとらえました
そしてエレンの蹴りを受けたジャンはバランスを崩し机に手をつけたのです
その衝撃で机の上にあったジャンの分のご飯は宙に舞いました
その時のジャンの絶望的な表情を僕は生涯忘れないでしょう
そして宙に舞ったジャンのパンは
サシャ「パアン!!」
一人の少女の胃袋に消えてしまったのでした
サシャ「あ」
ガシャーン!!
サシャ「あつっ!熱いです!」
ライナー「お、おお…なんか凄いことになってるな」
ベルトルト「ジャンの分の配膳が吹っ飛んだ瞬間にサシャが跳躍してたね」
ライナー「そしてそのまま空中でパンとかオカズとか出来る限り食っていたようだが」
ベルトルト「流石のサシャも空中で一瞬であの量を食べきることはできなかったようだね」
ライナー「食べるのに夢中になってたサシャは空いてた机に顔面直撃、そして飲みきれなかったスープを頭からかぶったってわけか」
ベルトルト「……やっぱりすごいね。サシャって」
ライナー「ああ、すごいな…」
ベルトルト「あれ…そういえばサシャが突っ込んだ席ってさっきまで僕たちがいた席じゃない?」
ライナー「そういえば、そうだな。よかったな。あのままあそこにいたら俺たちも巻き込まれてたぞ」
ベルトルト「そうだね。よかったよ」
コニー「だから言っただろ?あそこにいるとよくねえってよ」
ライベル「!?」
ライナー(そうだ。俺たちがあそこからここに移動したのは)
ベルトルト(コニーがあの席にいるとよくないって言い出したからだ!)
ライナー「コニー、お前わかってたのか?」
コニー「何が?」
ベルトルト「だから、あれだよ。あの机にサシャが突っ込むことをだよ」
コニー「ん、ああ、そのことか。わかってたよ。だから移動するようにいったんじゃねえか」
ベルトルト「そうか。うん、そうだよね」
ライナー「じゃあ、なんでそんなことがわかったんだ」
コニー「しらねえよ。なんかわかったんだよ」
ライナー「なんかわかったってなんだよ」
コニー「だからさー。サシャがクリスタにパンをねだってるのをみたらなんとなくこうなるなってことがわかったんだよ」
ベルトルト「なんだそれ…」
コニー「俺だってわかんねえよ。そんなことはどうでもいいから今はメシ食おうぜ」
ベルトルト(ライナー…これは一体どういうことだ?)
ライナー(わからん…わからんが…これはちょっと他の連中にも相談したほうがいいかもしれんな)
────男子寮
ライナー「っていうことがあったんだ」
エレン「コニーがさっきのことを予知した。ねえ」
ベルトルト「そうなんだよ」
アルミン「ふーん。まるでカオス理論だね」
コニー「なんだそれ?」
ジャン「あれだ。初期条件のわずかな差が最終的な結果に大きな違いをもたらすってヤツだ」
エレン「どういうことだよ」
ジャン「ようするに世の中何が起こるかわかんねえってことだよ」
アルミン「そうだね。例えばさ。僕がこうやって鉛筆を上に投げたりする行為と巨人が駆逐するされるっていう結果がまったく因果関係がないだろ?」
エレン「おお。そりゃそうだよ。鉛筆を上に投げただけで巨人が死ぬなら俺たちは訓練なんかする必要なんかないからな」
アルミン「確かにそうなんだど、それに因果関係があるかもしれないっていうのがカオス理論なんだ」
エレン「あ?」
アルミン「例えば僕が鉛筆を上に投げるのをみてエレンが何かをする。それをみて他の人も何かする。そしてまた違う人もっていう風に連鎖していって最終的に巨人が駆逐されるっていう結果になっているのかもしれない」
エレン「おお……」
アルミン「っていうのがカオス理論かな。うん。間違ってたりしてたらごめんね」
エレン「いや、よくわかったぜ。ありがとな。アルミン」
マルコ「なるほど。コニーもサシャがクリスタにパンをねだるっていう事象をみてサシャがあの机にスープをぶちまけるって結果を予測した。だからアルミンはそれをカオス理論みたいだっていったんだね」
アルミン「うん、そういうことだね。本来ならそんな風にある事象から刺繍的な結果を導くなんてことは出来ないんだろうけど」
アルミン「今のコニーは頭をぶつけたことによって脳の普段使われて部分が活性化して無意識に高度な計算をしているのかもしれない…」
コニー「えーっとつまりどういうことだ?」
ジャン「まあ、今のお前はすごいってことだよ」
コニー「そうか!俺はすごいのか!」
アルミン「もしこのコニーの能力を意図的に引き出すことができるようになれば兵団にとってとんでもない武器になるだろうね」
マルコ「意図的に引き出すって言っても…まだ本当にコニーにそんな力があるかどうかもわからない状態だよ。さっきのはもしかしたら偶然かもしれないし」
アルミン「そうなんだよね。ねえ、コニー。またなんかわかったりないの?」
コニー「そんなこと急に言われてもな……」
キイイィィィィィンッッ!!!
コニー「くっっ!!まただ!またなんきやがった…!」
エレン「お、おい、大丈夫かよ!コニー!」
ライナー「今度はなんだ何が起こるんだ!?」
コニー「わかった。いや、わけはわかんねえんだけど」
アルミン「うん、落ち着いてコニー。ゆっくりでいい。君に何がわかったのか教えてくれ」
コニー「ああ。なんか>>16すると>>18になるらしいぜ
ライナーがアルミンを掘ると
エレンとサシャが付き合うこと
コニー「ああ。なんかライナーがアルミンを掘るとエレンとサシャが付き合うことになるらしいぜ」
アルミン「……」
ライナー「……」
マルコ「……」
ジャン「……」
ベルトルト「……」
エレン「……」
コニー「あれ?どうしたんだお前ら」
アルミン「ごめん、コニー、もう一回言ってもらえるかな?」
コニー「ああ。なんかライナーがアルミンを掘るとエレンとサシャが付き合うことになるらしいぜ」
アルミン(空耳じゃなかったか)
ジャン(これはひょっとしてチャンスか…?)
アルミン「これは……そうだね。ちょっと実験するのは見送ろうか」
ライナー「そうだな。これはいくらなんでも失うものが多すぎる」
アルミン「コニー、他に何か…」
ジャン「いや、ちょっと待ってお前ら」
アルミン「な、なんだよ。ジャンまさか君は僕にライナーに掘られろとでもいうつもりなのか?」
ジャン「ああ、悪いがそのとおりだ」
アルミン「いや、冗談じゃないよ!何で僕がライナーにケツを掘られないといけないんだ!いくら人類の未来のためだからってそんなのお断りだ!」
ライナー「そのとおりだ。俺だってアルミンには悪いが男のケツに突っ込んだりするのはごめんだ」
アルミン「悪いって何!?僕が君に欲情されないことで傷つくとでも思ってるの!?」
ライナー「あ、いや、すまん。言葉の綾ってヤツだ。気にしないでくれ」
ジャン「まあまあ、落ち着けよ。まずちょっといくつか確認したいことがあるんだ。ちょっと落ち着いて質問に答えてくれねえか?」
アルミン「何を確認するっていうのさ」
ジャン「まず、エレン」
エレン「なんだよ」
ジャン「エレン、お前はサシャと付き合いたいとか考えたことはあるか?」
エレン「ああ?そんなん一回もねえよ」
ジャン「ホントか?」
エレン「そりゃあ同期の仲間としては嫌いじゃねえけどさ。そういう目であいつのことをみたことはねえよ」
ジャン「そうか。まあ、お前はそうだろうな」
ジャン「で、次はサシャだ。あいつはエレンに気があると思うか?」
マルコ「それは……まあ、ないんじゃないかな」
コニー「あいつは完全に色気より食い気だろ」
ベルトルト「うん。エレンうんぬんじゃなくてサシャが男に興味がある気がしないね」
ジャン「そうだよな。俺もお前らと同意見だ。で、アルミンとライナー。お前らだ」
アルミン「なにさ」
ジャン「お前ら、本当にホモじゃないんだな?」
アルライ「当たり前だ!」
ジャン「アルミンはライナーに掘られたいって思ったことはないよな?」
アルミン「あるわけないだろう!」
ジャン「ライナーも、アルミンのケツにぶち込みたいって考えたことはないよな」
ライナー「天地神明に誓って一切ない!」
ジャン「と、いうことはだ。コニーの予知は今回本来ならありえないことを二つも予知したってわけだ」
ジャン「ライナーがアルミンを掘るってこともありえなかった。そしてサシャとエレンが付き合うってこともありえなかった」
ジャン「つまり逆に言えばよ。ライナーがアルミンを掘ってエレンとサシャが付き合うことになったら」
ジャン「それはコニーの能力が本物だっていう証拠になるんじゃねえか?」
アルミン(そ、そうきたかーーーー!!)
マルコ「なるほど…それは確かに一理あるかもしれないな…」
ライナー(マルコーーー!?)
マルコ「さっきのヤツだけだと偶然ってこともあるかもしれないけど。今回のことが実現したらコニーの能力は本物だって根拠になるよ」
アルミン「マルコ、落ち着いて。それを確かめるためには僕はライナーに掘られなきゃいけないんだよ?」
マルコ「僕らは兵士とすでに王に心臓を捧げた身だ。人類のさらなる栄達のためならケツぐらい犠牲にして然りじゃあないかな」
アルミン「そ、そうなのかな」
アルミン(そんなわけないだろーーー!!)
ベルトルト「僕は…そうだな。みんなの意見に従うよ…」
ライナー(ベ、ベルトルト、お前…!)
エレン「俺は…アルミンがいやがるなら無理はさせたくねえな」
ジャン「いや、エレン。アルミンだってもう兵士なんだ」
ジャン「自分がやりたくないなんて、そんな我侭を通して人類に損失を出すような馬鹿な真似はしないはずだぜ」
ジャン「こいつはきっと自分がどうするべきかわかれば、何を犠牲にしてもやり通す根性を持っているはずだ」
ジャン「なあ、そうだろ?アルミン」
アルミン「ぼ…僕は…>>27」
掘られるor掘られない
掘られる
アルミン「わかった…掘られる…!僕はライナーに掘られるよ!」
ジャン「よし!よく言った!男だぜ、アルミン!」
ジャン(これでホントにエレンとサシャがくっつけば俺もミカサと…!)
エレン「アルミン。お前、ホントにやるのか」
アルミン「ああ。やるよ。マルコの言うとおりさ。人類のために心臓を捧げた兵士がいまさらケツを捧げるのをやめらうなんてちゃんちゃらおかしいよ」
エレン「……」
アルミン「コニーの力を自由に使えるようになれば、人類にとってとても大きな力になる。それなら僕がケツの純潔を失うぐらいわけないさ」
エレン「そうか。お前がそこまでの覚悟を決めているなら俺は何も言わないよ」
ライナー「いや、待て!アルミンが覚悟を決めても俺は決めてないぞ!」
ジャン「何、情けないこといってやがんだ。掘られる側のアルミンがもうケツまくってんだろう。それに答えなきゃ男じゃねえぜ」
マルコ「そうだよ。掘る方なんて楽なもんじゃないか。キミはアルミンの覚悟を無駄にするつもりなの?」
ライナー「いや、しかしそうは言ってもだなあ!男のケツになにをつっこむってのは!」
ライナー「ベルトルト、お前からもなんかいってやってくれ!」
ベルトルト「ライナー…君は…戦士だろ?」
ライナー「は?お前何言って…」
ベルトルト「戦士なら自分がここで逃げるべきじゃないってことはわかっているはずだ」
ライナー「……そうか」(いや、そうなのか…?)
ベルトルト「もう一度聞くよ。ライナー…君は…戦士だろ?」
ライナー「ああ、俺は戦士だ」
ベルトルト「なら、キミの為すべきはわかるよね」
ライナー「ああ、俺の使命は…戦士としてアルミンを掘ることだ!」
ベルトルト「そうだ!それでこそライナーだ!」
コニー「よし、話もまとまったみたいだし。俺は外に出てるな。終わったら呼んでくれよ」
エレン「じゃあ、俺もそうしようかな。流石に親友がライナーに掘られる様をみたくない」
マルコ「そうだね。そうしようか」
ベルトルト「でもアルミンとライナー以外は席を外しちゃったらちゃんとアルミンがライナーを掘ったかどうかわからなくない?」
コニー「だったらジャンが残ればいいだろ。一番アルミンに掘られてほしいのはジャンみたいだし」
ジャン「はあ!?」
エレン「そうだな。アルミンを説得したのもジャンだしな」
マルコ「自分で炊きつけたんだからちゃんと責任はとらないとね」
ジャン「いや、待て!俺だってそんなもんみたくねえよ!」
ベルトルト「掘られるアルミンが覚悟を決めてるんだ。それをみるぐらいがなんだっていうんだ」
ライナー「そういうことだな」
アルミン「こうなる運びになったのも君のせいなんだ。ちゃんと責任はとらないとね?」
ジャン「いや、ちょっと待て待てお前ら!」
バタン
ジャン「マジでいっちまいがった…」
アルミン「さて、はじめようか。ライナー」
ライナー「ああ…」
アルミン「とりあえず、僕は服を脱いだほうがいいんだよね」ヌギヌギ
ライナー「ああ、そうだな」
アルミン「で、僕はどんな体勢になればいいのかな。仰向けになった方がいい?それとも四つん這いになってお尻を向けたほうがいいかな」
ライナー「えっと…四つん這いになってくれた方がいいかな…」
アルミン「じゃあ、そうさせてもらうね」
ライナー「……」
アルミン「……」
ライナー「なあ、アルミン」
アルミン「どうしたの?」
ライナー「なんでお前はそんなに躊躇なく淡々とこんなことを進められるんだ」
アルミン「……」
ライナー「……」
アルミン「そんなの…決まってるじゃないか…」
アルミン「何も考えず人形みたいに作業を進めないとこんなことできるわけがないからだよ!」
ライナー「お、おう」
アルミン「だから!キミも早く服を脱いでさっさと僕を掘るんだ!何も考えず僕を掘る機械になるんだ!」
ライナー「そ、そうだな!わかった!いく、いくぞ!アルミン!」ヌギヌギ
アルミン「来い!ライナー!」
ライナー「おう!」
アルミン「……」
ライナー「行くぞ、アルミン」
アルミン「……」
ライナー「準備はいいか?」
アルミン「大丈夫だ」
ライナー「よし、ホントにいれるぞ」
アルミン「……」
ライナー「いれちまうぞ」
アルミン「……」
ライナー「よし…よし…!」
アルミン「……」
アルミン「……」
ライナー「…………」
アルミン「………………」
ライナー「……………………」
アルミン「…………………………」
ライナー「………………………………」
アルミン「……………………………………」
ライナー「…………………………………………」
アルミン「………………………………………………」
ライナー「……………………………………………………」
ジャン「さっさとやれよ!!」
ジャン「何ためらってるんだよライナー!さっさといれてやれよ!」
ジャン「アルミンがずっとケツをおっぴろげて待ってるじゃねえか!」
ライナー「いや、わかってる!わかってるんだがな!」
ジャン「わかってるならとっとと掘ってやれよ!流石にずっとこの体勢でいるのはいろいろときついだろうってのはわかるだろ!」
アルミン「ジャン!ホントに恥ずかしくなるからあんまりそういうこと言わないで!」
ジャン「俺だって野郎のケツの穴をずっとみてるのはきついんだよ!さっさと掘って終わらせてくれよ!」
ライナー「俺だって、俺だってそうしたいんだよ!」
ジャン「じゃあ、そうしろよ!お前がアルミンを掘れば俺たちも解放されてエレンとサシャが付き合ってハッピーエンドなんだから!」
ライナー「でも出来ないんだよ!」
ジャン「なんでだよ!」
ライナー「仕方ねえだろ!」
ライナー「ちんこが……ちんこが勃たないんだからよお!」
ジャン「……」
アルミン「……」
ジャン「……マジかお前」
ジャン「ここまでアルミンさせておいて、チンコが勃たないとか…マジかよお前…」
ライナー「だから言っただろうが!俺はそっちのケはないんだ!男の裸を見ても勃起なんてするわけないだろうが!」
アルミン「……」
ジャン「それでも、頑張ってる仲間のためにたたねえもんを無理にでもたたせるのが男ってもんだろうが!」
ライナー「じゃあお前はこのアルミンをみて勃起するのか!」
ジャン「するわけねえだろ!俺は女が好きなんだから!」
ライナー「俺だってそうなんだよ!」
ジャン「じゃあどうするんだよ!お前がチンコをたたせねえアルミンをほれねえじゃねえか!」
ライナー「そんなこと俺が知るか!」
アルミン「ふふ……」
ジャン「アルミン?」
アルミン「ふふ…ははは…ははは…!」
ライナー「どうした?大丈夫か?」
アルミン「はははははははは!!」
アルミン「二人とも何を悩んでるの?」
アルミン「勃たぬなら、勃たせてみよう、ノンケチンポ」
アルミン「勃起しないなら勃起をさせればいいだけだろう!」
アルミン「こんな醜態をさらしておいて何の成果もなしに終わるなんて。僕の誇りが許さない!」
ジャン「!?」
アルミン「どんな手を使ってでもキミの息子をギンギンにさせてあげるよ。ライナー」
ライナー「だが、俺はノンケなんだ!お前が何をしても俺の息子はおっきくなったりしないぞ!」
アルミン「果たして本当にそうかな。さて、まずは>>からしてみようか」
訂正
アルミン「果たして本当にそうかな。さて、まずは>>43からしてみようか」
フェラ
このSSまとめへのコメント
クソっ、終わりかよ
続きはどこだ!