渋谷凛「水嶋咲?」 (46)


※モバマスとsideMのクロス。

※可能性を生み出しただけでNGという人は見ない方がいいと思います。

※咲くん可愛い。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409705063

モバP「ちひろさん」

ちひろ「何ですか?」

モバP「俺、恋しちゃったかもしんないっす・・・」

ちひろ「!?」

凛「!!」ガタッ

まゆ「!!」ガタッ

ちひろ「え、ちょ、どういうことですか」

モバP「どういうことって・・・そのまんまの意味っすよ」

凛「ちょっとプロデューサー」

モバP「おうなんだ凛。俺の恋の相談に乗ってくれるのか」

凛「・・・詳しく聞かせて」

まゆ「うふふ、詳しくも何も、簡単に分かりますよぉ」

凛「・・・どういうこと?」

まゆ「まゆの気持ちが、やっとプロデューサーさんに伝わったってことですよぉ」

まゆ「長かったなあ。たくさん待っちゃいました」

まゆ「でも大丈夫。まゆはいい子だから、プロデューサーさんのためならいくらでも待っていられました」

まゆ「気持ちが通じ合って、赤い糸で結ばれあって・・・まゆ、とっても幸せです」

まゆ「あ、両思いになったってことは、これからはプロデューサーさんじゃなくて、Pさんってお呼びしたほうがいいですよね」

まゆ「Pさん・・・うふふ、なんだか照れちゃいます」

まゆ「ね、Pさんはまゆに名前呼ばれて、どんな気持ち?」

まゆ「嬉しいのかな。恥ずかしいのかな。どうなんですかぁ?」

モバP「いや、待て待てまゆ。勘違いしてるぞ」

凛「そうだよ。プロデューサーがまゆのこと好きになるはずないじゃん」

モバP「そこまでは言わないが・・・流石に担当アイドルに手を出す勇気はないよ」

凛「間接的に私も無理って言われた気がする」

まゆ「・・・じゃあ、プロデューサーさんの心を奪った泥棒猫さんは、何処の、誰なんですかぁ?」

まゆ「みりあちゃんですか? こずえちゃんですか? 晴ちゃんですかぁ?」

モバP「いや、そのチョイスはおかしいだろ。俺、そんな低め◎みたいな奴だと思われてたのか」

凛「まぁ普段の言動を見てたら仕方ないんじゃないかな」

モバP「失敬な。俺はロリコンじゃなくて子供が好きなだけだぞ。男子も女子も好きだ」

ちひろ「ま、まぁまぁ。プロデューサーさんがロリコンでショタコンなのはみんな知ってることじゃないですか」

ちひろ「そんなことより、実際どんな子なんです? 私たちの知ってる娘ですか?」

モバP「うーん、どうだろう・・・知ってるかもしれないし、知らないかもしれないっすね」

ちひろ「ということは、事務所の娘ではないと・・・」

凛「業界の関係者?」

モバP「おう、その子も一応アイドルだぞ」

ちひろ「・・・よそのプロダクションのアイドルに手を出すのは一番やっちゃいけないと思います」

まゆ「そうですよぉ。それにプロデューサーさんにはまゆがいるんだからいいじゃないですかぁ」

モバP「大丈夫っすよ。手を出すつもりはないので」

モバP「彼がどんな遠くにいてもいいんです」

モバP「俺は遠くから、彼を、ずっと見守って、応援していきたいだけなんです」

モバP「そういう意味では恋とは少し違うかもしれないっすけど・・・」

モバP「この気持ちだけは、本物だから」ドヤァ

まゆ「・・・」

凛「・・・」

ちひろ「・・・あの、プロデューサーさん?」

モバP「なんすか、ちひろさん」

ちひろ「あの、聞き間違いだと信じたいんですけど・・・」

ちひろ「・・・今、彼って言いました?」

モバP「・・・そうっすね」

凛「え、プロデューサーって・・・そっちの人?」

まゆ「う、うふふ、まゆが正常に戻してあげますよぅ」

ちひろ「申し訳ないがホモはNGです」

モバP「・・・はぁあああああ」

モバP「分かってないなあお前ら」

モバP「ほれ、俺の携帯の待ち受け見てみろ」

凛「ん・・・って誰、この娘?」

まゆ「ツインテールにメイド服・・・媚びてますねぇ」

ちひろ「この娘がどうしたんです? 普通に女の子じゃないですか」

モバP「ふっふっふ・・・お前ら、分かってないな」

モバP「まずはこの子の名前は水嶋咲ちゃん」

モバP「年齢は18歳」

モバP「そして性別は・・・男だ」

凛「・・・いやいや、どこからどう見ても女の子じゃん」

まゆ「プロデューサーさんは冗談がお上手ですねぇ」

ちひろ「ロリコン拗らせて頭がおかしくなったんじゃないですか?」

モバP「いや、今は俺がロリコンとかそんなんは関係ないじゃなっすか」

モバP「でもまぁ、驚くのも無理はないな。確かにどこからどう見ても女の子」

モバP「だけど、プロフィール上は男だし、本人もそう言っているんだ」

ちひろ「そうなんですね・・・たまげたなあ」

モバP「所謂男の娘ってやつですよ。しかもかなりレベルが高い」

凛「・・・それで、プロデューサーはこの女紛いのどこかそんなにいいの?」

凛「いくら外見が女の子でも、結局は男なんだよ」

凛「やっぱりプロデューサーはホモなの?」

凛「なら私が、女の子のよさ、教えてあげようか?」

凛「うん、それがいいよね。担当プロデューサーがホモって嫌だし」

凛「さぁプロデューサー、仮眠室に行こう。いろいろ教えてあげるから」

まゆ「ちょっと凛ちゃん、それはまゆの役目ですよぉ」

まゆ「プロデューサーさんのためならまゆ、何だってできちゃいますから」

モバP「いや、遠慮しとくよ。まだこの仕事やめたくないし、警察に捕まるのもいやだからな」

モバP「分かんないかな~、男なんだぞ、同姓なんだぞ、ってことは何してもいいってことじゃん?」

凛「いや、その理屈はおかしいと思うけど」

ちひろ「それにさっき、遠くから見ておくだけでいいって言ってませんでした?」

モバP「それとこれとは話は別っすよ。触れ合えるなら触れ合いたいです」

まゆ「まゆとはいつでも触れ合えますよ?」

モバP「う~む、じゃあ実際に会ってみる?」

凛「えっ・・・そんな簡単に会えるの?」

モバP「おう、咲くんはアイドルもやってるけど、あるカフェでアルバイトしてるんだ」

モバP「いや~、実は俺が始めて会ったのもそこでな」

モバP「見た瞬間スカウトしてたよ」

モバP「でもまぁ、既に他プロダクションに所属してたからな」

モバP「残念ながらうちに来てもらうことはできなかったんだよなあ・・・」

モバP「315プロ許さん・・・」

凛「っていうかうち、女の子のアイドル専門じゃないの?」

モバP「いや、そういうわけじゃないぞ。俺が女の子に囲まれたいから女の子しかスカウトしてないだけだ」

凛「・・・ちょっと幻滅したかも」

まゆ「プロデューサーさんは悪い人ですねえ」

モバP「まぁ、そんなんどうでもいいって。とりあえず、お前らもう今日は仕事ないし、ちょっと行ってみるか」

ちひろ「でもその子、アイドルなんでしょう?そんな都合よくいるんですか?」

モバP「そこは大丈夫っすよ。ちゃんとメールで今日シフト入ってるか聞いてるんで」

ちひろ「メアド持ってるんですか・・・遠くから見ていたい・・・」

モバP「業界人の特権っすよ。咲くんもスンナリ教えてくれましたし」

モバP「っつーことで行こうぜ。人気アイドルのお前らが来たら咲くんも喜ぶだろ」

凛「・・・まぁいいけど」

まゆ「プロデューサーさんがいるところにまゆはいますよ」

モバP「うし、じゃあ行くか。行って来ますね、ちひろさん」

ちひろ「あ、はい、いってらっしゃい」

ちひろ「・・・やっぱり私はお留守番なんですね・・・」

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