提督「この地に食べ放題の店を構えたこと、後悔させてやる!」
赤城「どうせまた4人だけ……慢心してはダメ……」
加賀「頭にきました」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409584896
携帯からだと操作がうにゃうにゃっとしてるので前スレのあれはまた後であれします
前スレ
赤城「スイーツ食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407948136
提督「とても楽しみにしてもらってる所ですが、一つ悲しいお知らせがあります」
赤城「そんな話し聞きたくありません!!」
提督「連れて行けるのは三人です」
加賀「トサカにきました」
提督「では行きたい人は手をあ」
一同「ハイハイハイハイハイ!!」
提督「まぁ、そうなるな」
間宮「あのー、ちょっと宜しいですか?」
鳳翔「私たちから一つお願いがあるんですけど……」
提督「あっ、もしお二人が行きたいなら問答無用でお連れしますよ!それなら誰も文句ないだろうし!」
間宮「いえ、私達は良いんです。それよりこの子を」
大鯨「?」
鳳翔「大鯨さんには毎日食堂の仕事を手伝ってもらっているのでたまには羽休めさせてあげたくて……」
間宮「しゃぶしゃぶも食べたこと無いらしくて。だからお願い出来ませんか?」
提督「それはもう、お二人に頼まれたら断れませんよ!」
間宮「みんな、ごめんなさいね。わがまま言っちゃって」
赤城「お二人がそう言うなら私達も文句はありません」
加賀「その通りです。お二人はこの鎮守府のトップに君臨しているのだから……私達に意見する資格なんてありません」
提督「えっ……俺はトップじゃなかったのか……」
食堂を支配する2人は一航戦にとって神であり絶対的存在であった。
加賀「では行きましょうか」
赤城「一航戦赤城、でます!」
提督「出ますじゃないよ!何勝手に行く気になってんだ」
金剛「へい、提督ぅ。金剛からもお願いがありマース」
提督「ん?」
金剛「この榛名を連れて行ってもらいたいのデース」
提督「なんだ。自分じゃなくて榛名をか?」
金剛「大規模な作戦が続いていたせいで榛名の改二祝いがまだデース!だから祝ってあげたいネ!」
榛名「金剛お姉様………!榛名は、そのお気持ちだけで十分幸せです!」
金剛「もちろん盛大なパーティーも用意しマース♪これは前祝いネ♪」
提督「イイハナシダナー……金剛、お前って時々すごく良いお姉様するよな」
比叡「金剛お姉様はいつも良いお姉様ですよ!」
提督「よし分かった!榛名も連れて行こう!」
提督「さて、最後の一人なんだが……」
赤城「ハイハイハイハイハイ!!」
加賀「…………はい」←最後の一人なので赤城に気を使って控えめ
赤城「私は加賀さんを推薦します!」
加賀「赤城さん……?」
赤城「だってここまで推薦された人が選ばれてるじゃないですか。私が行けないのならせめて加賀さんだけでも!」
加賀「赤城さん……私は自分のことばかり考えて……未熟でした……!」
加賀「提督、私は赤城さんを推薦します」
赤城「ダメですよ加賀さん。残された席は一つ。行くのは加賀さんだけです!」
加賀「いえ、赤城さんが行くべきです。ここは譲れません」
赤城「加賀さん……そんな事言って困らせないでください。席が二つあるならともかく一つしか無いと言うのに……せめて席が二つあれば……」パチッパチッ
提督「……いや、そんな「二人の友情に感動した!両方連れて行こう!」を期待して目配せしても連れて行かないからな」
赤城「ちぇっ」
加賀「頭にきました」
陽炎「はーい!」
提督「お?陽炎が食べ放題へ行きたがるなんて珍しいな」
陽炎「違う違う!私が行きたいんじゃなくて推薦よ!推薦!!この子を連れて行って欲しいの!」
提督「ぬいぬい?しゃぶしゃぶが好きなのか?」
不知火「いえ、不知火は特に好き嫌いは……いったいどういうおつもりですか?」
陽炎「ほら、私達陽炎型ってうるさいくらい元気なのか、異常に発育が良い子がおおいでしょ?」
提督「まあ確かに……」
陽炎「たまに変わった子もいるんだけど、不知火ったら長く陽炎型してるわりに陽炎型っぽく無いって言うか……」
陽炎「元気いっぱいでも無ければ発育もあまりよろしく無いでしょ?色も白いし」
提督「うーん……確かに」チラッ
浜風「なんでしょうか?」
浦風「なんじゃろか?」
提督「発育も……なぁ」チラッ
不知火「不知火に落ち度でも……?」
陽炎型「この子ってば少食だからご飯あんまり食べないのよ!だからいっぱいお肉食べさせてあげたいの!」
提督「少食なら食べ放題に向かない気もするけど……ぬいぬい、どうする?」
不知火「私は……陽炎姉さんが行けと言うならば行きますが……」←鎮守府で唯一陽炎にだけは逆らえない
陽炎「うん♪良い子良い子♪」なでなで
不知火「陽炎姉さん、子供扱いしないでください」
提督「まぁ陽炎型にはいつもお世話になってるからな。連れて行くか!」
陽炎「え?私達いつもお世話してたかしら?」
提督「秋雲も陽炎型だろ?」
秋雲「そうだけどー……でも提督に何かしたっけ??んー……まぁ感謝されてるんなら良っか♪」
提督「本当にいつもお世話になってます」
提督「それじゃメンバーも決まったし行くか」
赤城「仕方ありませんね」
加賀「連れて行って貰えないならついて行くまでです」
提督「確かにお前達はいつも勝手について来るか先回りしてたな。だが今日は無理だぞ」
赤城「何言ってるんですか!私達には時間が無いんですよ!!」
提督「確かにお前達が食べ放題の店に行けるのは長くてオープンから一週間……じゃないと写真が回って出入り禁止だからな」
加賀「まるで賞金首にでもなった気分ね」
提督「でも今回の店は対応が早くてなぁ……オープン初日からお前達は出入り禁止になってたぞ?」
赤城「なっ……なんて酷い事を……!」
加賀「大概にしてもらいたい物ね……」
提督「さらにこれはお前達対策か知らないが、初日の入店は家族連れ限定らしい」
提督「そう言う訳でお前達は詰んでるんだよ……可哀想だが」
金剛「待ってくだサーイ。家族連れ限定だと提督達も入れないのではないデスカ?」
提督「その為に最初から戦艦は連れて行くつもりだったんだ。榛名、頼むぞ」
榛名「はい!……えっと、榛名は何をすれば良いのでしょうか?」
提督「店に入る時、榛名は俺の奥さんでたのむ」
榛名「榛名が提督の奥様にですか!?」
金剛(シット……!食べ放題はどうでも良いけど、それは私もやりたかったネ!!)
提督「いやかも知れないけど少しの間だけよろしく頼むよ」
榛名「嫌だなんてとんでもないです!その、提督さえよければ榛名はいつまででも……」ごにょごにょ…
提督「二人は俺たちの娘だ!」
大鯨「はい♪よろしくお願いします、お父さん♪」
不知火「よろしくお願いします。パパ」
提督「くぅー……!たまら……ええ!?パパ!?」
不知火「何か問題がありましたか?」
提督(てっきり父上とか呼ばれるのかと……)
榛名「それでは行きましょうか。提…………あなた♪」
提督「すごいなこのプレイ……もう食べ放題料金以上の価値があったわ……」
赤城「出入り禁止……」
加賀「家族連れ限定……」
瑞鶴「もう、今回はどうあがいたって無理に決まってるのに。諦めたらどうですか?」
赤城「瑞鶴さん……あっそうだ!確かお二人は改になる前は違う服を着てましたよね!あれ、かしてもらえませんか?」
瑞鶴「まぁ、使ってないからかまわないですけど……まさか」
赤城「後は家族連れ……家族連れ……子供、子供…………」
暁(しゃぶしゃぶってなんなのかしら??)
赤城「見つけた♪」
またかきます
店内
店員「お待たせいたしました。4名でお越し提督様ー」
提督「はーい」
店員「はい!いらっしゃいませー!お席の方ご案内いたしまーす!」
不知火「家族連れ限定と書いていましたが、証明もせずにあっさり入れましたね」
提督「まぁようはテーブルを一人や二人に使われたくなかったんだろうな。客はいっぱいくるわけだし人数入れないと」
榛名「ですがもし証明書の様な物を提示する様に言われたらどうするおつもりだったんですか?」
提督「その時は熱いキスでもして家族愛を証明してやれば大丈夫だと思ってたよ!」
榛名「は、榛名と提督がですか!?」
提督「もちろん不知火と大鯨ともな!」
不知火「不知火は別に構いませんが」
提督「マジで!?」
大鯨「えっと……この中ですか……?玉ねぎや馬鈴薯……」
店員「申し訳ありません、店内への持ち込みはお断りさせていただいてますので……」
大鯨「あと魚雷とか……」
店員「魚雷!?」
提督「しまった!少し目を離した隙に大鯨がややこしい事に!!」
大鯨「すみません、つい癖で持ってきちゃって……」
提督「良いよ良いよ。ロッカーに預けてきたから」
榛名「あの……提督、あれって……」
提督「目を合わせちゃダメだ!俺たちは案内された席でしゃぶしゃぶを食べるだけ。いいな?」
不知火「…………」じーっ
提督「こら、ぬいぬい!見ちゃいけません!!」
不知火の視線の先
店員「3名でお越しの五航戦様ー」
赤城「はいはーい♪」
店員「えっと……3名様で?」
赤城「はい♪この子が娘の暁で」
暁「一人前のレディーとして扱ってよね!」
赤城「で、あっちにいるのが……加……瑞鶴!こっちにいらっしゃい!」
加賀「はぁ……はぁ…………、寒気が……」ガクガク
家長さんが帰ってきたのでご飯の支度をば
また書きます
加賀「赤城さん……少しよろしいでしょうか……?」ヒソヒソ
赤城「えっと……すみません、少し待っていただいて良いですか?」
店員「はあ……」
赤城「どうしたんですか?全て予定通りじゃありませんか?」
加賀「赤城さん、私は赤城さんの言うことなら何でも聞くつもりです。たとえそれが白でも赤城さんが黒と言うなら私も黒と言います……」
加賀「ですが!これだけは……この格好だけは、一航戦としての……いえ、私のプライドが許さないんです……!」
赤城「なに言ってるんですか!熟練度で言えば確かに一航戦ですが、性能その物は五航戦が上……だったら一航戦の熟練度と五航戦の艦を兼ね備えた今の私達こそ無敵ですよ!」
加賀「赤城さんはまだ良いです……服装を替えただけですから……でも私は、なんですかこのふざけた髪型は……」ツインテール
赤城「えっと……似合ってますよ?とても可愛らしいです♪」
加賀「……ありがとうございます」
加賀「ですがこんな格好してもすぐに見破られますよ……あんなにデカデカと写真が……」
店員「おい、あの二人……噂の一航戦なんじゃないか……?」
店員「でも五航戦って書いてあったぞ?一航戦ってのはプライドが高くて五航戦とは仲が悪いとか……」
店員「じゃあ自らを五航戦と名乗る様な事はしないか……」
加賀「……」ズキッ
店員「でもおかしいな。五航戦ってのはその……小さいと聞いてたけど…………なんかはち切れそうなくらいデカくないか……?」
店員「それに片方がツインテールとは聞いてたけど、もう片方は銀髪だか白髪って聞いたことがあるけど……」
店員「まあ誇り高い一航戦が肉食いたさに五航戦と名乗って入店しようなんて思わないだろ」
加賀「すみません、私やっぱり帰らせてもらいます……!」ダッ
赤城「加賀さん!待ってください!!お願いします、帰ったらなんでもしますから!!」
加賀「五航戦二名と駆逐艦一名の計三名でお願いします」スッ
店員「は、はあ……」
店員「あ、あのー……さっき加賀さんって叫んでませんでしたか?」
赤城「え?なんの事でしょうか?」
加賀「すみません。私達五航戦は誇り高き一航戦に憧れるあまり一航戦ごっこをしてしまうのです」
店員「ごっこ……?」
加賀「だいたいあの一航戦がこんなバカみたいな格好するわけないじゃないですか」
赤城「加賀さん……」
加賀「今日はしゃぶしゃぶいっぱい食べるずい」
店員「え?」
加賀「すみません、私は瑞鶴ですので語尾がずいなんですずい」
店員「さっきまで普通に話してたのに……」
加賀「今日も一日がんばるずい!」
赤城「加賀さん……!」ブワッ
店員(どうしよう……滅茶苦茶あやしい……店長呼んだ方が……)
暁「ちょっと!レディーをいつまで待たせるのよ!ぷんすか!」
店員「はっ!」
暁「暁は早くしゃぶしゃぶしたいんだけど!」
店員「しゃぶしゃぶ……したい……?」
暁「初めてのしゃぶしゃぶなんだから早くしてよね!」
店員「うっ…………ふぅ……。申し訳ありませんでした。さぁどうぞこちらへ」
何故か分からないが三人は入店出来た。関係ないが店員はロリコンだった
またかきます
店員「ご注文のほうはいかがいたしましょう?」
提督「えーっと……とりあえずこのファミリーセットにしようか。気に入ったのを後から頼めば良いし」
榛名「はい。提……アナタにお任せします♪」
大鯨「私もお父さんにお任せしますね♪」
不知火「不知火もパピーにお任せします」
提督(パピー……?)
店員(パピー?)
店員「ご注文はいかがいたしましょうか?」
赤城「とりあえず牛しゃぶと豚しゃぶを二十人前づつお願いします!」
加賀「赤城さん、今日はこの子もいるので三十人前では?」
赤城「あっ、そうでしたね。ではプラスして五十人前でお願いします♪」
店員「えっと……当店は食べ残し防止のため一度の注文に上限が……」
加賀「では上限いっぱいでお願いします」
店員「はあ……少々お待ちください」
店員「お待たせいたしました」
暁「わあぁ……しゃぶしゃぶってお肉の事だったのね!……知ってたけど!」キリッ
店員「はあ……では御用の時はそちらのインターフ」
赤城「牛しゃぶ上限いっぱいでお願いします!」
店員「はい?それならそちらに……」
赤城「お願いします」ぺろり
加賀「さすがにこの薄さなら……こうなりますね」ぺろり
店員「ええ!?」
暁「ちょ、ちょっと!暁はまだ食べてないんだけど!」
赤城「大丈夫です♪食べ放題なので肉は無限に食べれますから♪」
加賀「どんどんお願いします」
それからの暁……!全戦全敗……!!
なんとか肉を確保するもしゃぶしゃぶしている間に大半を持っていかれる……!
暁「こ、このお肉だけは暁のなんだから!」ガシッ
赤城「はい、どうぞどうぞ♪」
暁「しゃぶしゃぶー……しゃぶしゃぶー……♪お肉の色が変わって楽しいかも!」
加賀「…………」←大人しく待つ
暁「いっただっきまーす♪あーん……あつっ!もう、なんなのよ……フーフー」
赤城「…………」まだ大人しく待つ
暁「これってどれを付けて食べれば良いのかしら?」キョロキョロ
加賀「…………」しょぼーん←鍋を見ながらカラの餌箱を見る猫の図
赤城「って言うかこんなに大きいお肉一口じゃ無理だし……」はむはむ←滅茶苦茶食べるのが遅い
赤城「…………」カタカタ…←とうとう震え出す
暁「そ、そんなにジッと見られたら緊張しちゃうんだけど……」はむはむ
提督「…………」スタスタ
暁「あっ、司令官!」
提督「暁、こっちへおいで。もう見てられん……」
暁「司令官と一緒に食べても良いの!?いきたいいきたい!」
提督「ああ、来て良いよ。だから……お前達も自由に食っていいぞ。店内に入って食事はじめちまえば追い出されもせんだろ」
加賀「さすがは提督ね」
提督「うむ!(もうこの店はダメだな)」
牧場に腹を空かせたケルベロスが二頭放たれた瞬間である
セリフの暁が赤城になってるけど気づかれてないな……
提督「おーい、暁も一緒に入れてやってくれー」
不知火「あら、いらっしゃい」
暁「しゃぶしゃぶしたいんだけど!」
榛名「はい♪お肉ならたくさんありますよ♪」
大鯨「でも大丈夫なんでしょうか……?赤城さん達と一緒に来た暁がこちらにいて……」
提督「大丈夫大丈夫。俺たちの関係がバレても関係ないよ。もうこのみせは今日で終わりだ!」
暁「司令官、もう食べても大丈夫?」
提督「んー、もうちょっとしゃぶしゃぶしたほうが良いな」
暁「そうなの?あの二人はサッとつけただけで食べてたけど……」
提督「あの二人は特別なんだよ……」
提督「すみません、お肉お代わりしたいんですけど」
店員「はい」
提督「牛しゃぶを四人前」
大鯨「でも凄いですよね。あんなに短いスカートをはいて……」
不知火「そうですか?榛名さんの方が短かい気がしますが」
榛名「榛名は(提督になら見られても)大丈夫です♪」
大鯨「でもあの人達みんな下着を付けてないんですよね……見てるこっちがドキドキしませんか?」
提督「ん?いや、だいたい察しは付くけど誰がそんな事を?」
大鯨「足柄さんがしゃぶしゃぶと言えばノーパンしゃぶしゃぶだと……でも少し違うような……」
提督「だいぶ違うからね!?」
大鯨「確か掃除機などの貸し出しがあって、それを使って女性店員の股」
提督「あいつは帰ったらマジで説教だな」
暁「うー……なんだか寒くなってきたんだけど……」
大鯨「確かにスースーしますね……」
不知火「なべで火を使っているとは言え、少々冷房を効かせすぎでは?」
榛名「確かに……肩が出ているので少し寒いような……」
提督「大丈夫か?……うわっ、本当に肩が冷えてるな」サスサス
榛名「て、提督……あまり肌に触れられたら榛名……っ」
提督「でも我慢してやってくれ。なんせ厨房の中はこれでも暑いくらい地獄なんだろうからな……」
提督「ちょっと様子見て来るわ」
店員「なに!?また上限いっぱい!?」バタバタ
店長「まだ肉は用意出来ないのか!!」
店員「しかし他のお客さんの注文が!!」バタバタ
店長「とにかく用意できた分からドンドン運べ!!」
店長「っくしょおお!!なんでこんな事に!!」
店員「店長!もう肉の在庫が底を尽きそうです!!」
店長「ああああああああ!!食べ放題で肉がありませんなんてシャレにならんぞ!!」
提督「…………」
暁「ん、しょ……と」
提督「ただいま……胸が痛い」
暁「司令官、おかえりなさいです!」トン
提督「ん?なにそれ?」
暁「暁も一人前のレディーとしてマナーは守るんだから」
提督「それ……パンツ……?」
大鯨「さっき馬鈴薯が転がっちゃって……拾う時に暁ちゃんの下着が見えたので教えてあげたんです。しゃぶしゃぶを食べる時は穿かないのがマナーですと♪」
提督「まだ馬鈴薯隠し持ってたのか!?……じゃなくて、そんなルールは無」
パサッ
不知火「そうとは知らず無作法ですみませんでした」
提督「スパッツ……」
不知火「中にそれしか穿いていなかったので……不知火に落ち度でも?」
提督「じゃあ……最初からそれが普通だと思ってと大鯨はまさか鎮守府から……」
大鯨「最初は風でめくれないか怖かったですけど……途中からなんだかドキドキして楽しかったです……♪」
提督「…………」
榛名「榛名、脱ぎます……!」スッ
提督「ぬがなくて良いから!!大丈夫だから!!と、とにかくしゃぶしゃぶ食べよう、な!?」
しゃぶしゃぶ……
不知火「司令、それは不知火のスパッツですが」
提督「すまん……しゃぶしゃぶして食べたかったんだ……」
暁「もうお腹いっぱいだし……」ジタバタ
提督「やれやれ、お腹いっぱいになったな……暁、あんまり膝の上で暴れるなよー」
不知火「…………」モソモソ
提督「なんだなんだ?急に机の下に潜って」
不知火「司」
ゴンッ!
提督(あっ、頭打った……)
不知火「…………司令、今日は司令が不知火の父親の役でしたね」
提督「あ、うん……(頭打った事を流したな……)」
不知火「…………」じーっ
暁「へ?暁に用かしら?」
不知火「……いえ、なんでも」モソモソ
ゴンッ!!
提督「お、おい、大丈……」スッ
不知火「はい……航行には問題ありません……」
提督「…………」
心配して机の下を覗き込んだ提督は、頭を押さえてしゃがみ込む不知火と椅子に座る大鯨の秘密の花園を見た。
ちなみに雑草は生えていなかったと言う
外
榛名「提督、ごちそうさまでした♪」
大鯨「でもあの二人を置いて来て良かったんでしょうか……」
提督「大丈夫大丈夫。そろそろ店長が在庫切れで泣きながら客にお代は良いから帰ってくださいって言い出す頃だ」
不知火「それならば我々ももう少しいれば良かったのでは?」
提督「良いんだよ。せめてもの償いだ……」
暁「帰ったら皆にしゃぶしゃぶの仕方教えてあげるんだから!」
まさにその時、やってきた……!突風……!!
暁「きゃっ」ひらり
大鯨「わわ……っ」ひらり
不知火「…………」ブワッ
提督「うをっ!!こ、これは……!!って、ぬいぬい隠して!なんでこっちガン見なの!?」
榛名「きゃああああ……っ」ひらり
提督「榛名、落ち着け!お前はパンツを穿いて…………なにその凄いの!!?」ブパッ!
大鯨「大変です、まるで噴水のように鼻血が……!」
不知火「司令、あまり出血すると死にますよ」
提督「…………」ピクピク
暁「ちょっと、司令官ー!いつまで寝てるのよー」ツンツン
…………
暁「司令官……?」
不知火「脈を…………」
大鯨「だ、大丈夫ですか!?馬鈴薯なら……」
不知火「…………」ふるふる
榛名「いやあぁぁぁあ!提督ー!!」
榛名「あっ……」フッ…
パタン…
大鯨「大変です……!榛名さんまで……!」
暁「なによ、司令官死んじゃったの……?」
不知火「いえ、生きてますが」
暁「ややこしい事しないでよ!」
不知火「とりあえず救急車を呼びましょう。私達と違って人間は入渠で修理と言う訳にいきませんから」
暁「司令官ならバケツかければ治る気がするけど……」
大鯨「とにかく榛名さんを鎮守府まで運ばないと……ここら不知火さんに任せて私達は榛名さんを連れて帰りましよう」
暁「えっ……でも…………」
大鯨「お気持ちは分かりますけど、付き添いは一人で大丈夫ですから」
暁「救急車……」
救急車に乗ってみたかった暁ちゃんでした
大鯨「せーの……!」
暁「うぅー……戦艦は流石に重たいし……」←非力可愛い
榛名「…………」ポロポロ…
大鯨「重いと言う言葉に反応して涙が……大丈夫ですよ!私達が非力なだけですから!」
不知火「仕方ありませんね。不知火も手伝います」
大鯨「でもそれだと……」
不知火「司令ならあれくらいでは死なないでしょう。一応救急車も呼びましたし」
暁「でも、なんかもう殺人現場みたいに血の水溜りが……」
ピーポーピーポー
不知火「噂をすればなんとやらですね」
隊員「うわっ!死んでる!!」
隊員「いや、なんか生きてるぞ!え!?なんでこの状態で生きてるんだ!?」
隊員「出血量がどう見ても致死量ですが……一応運びましょうか」
隊員「そ、そうだな。もう無理そうだけどとりあえず運ぶか!」
ダイジョウブデスカー!ダイジョウブデスカー!
暁「…………」
大鯨「…………」
不知火「…………」
鎮守府
金剛「おかえりなさいデース♪しゃぶしゃぶはどうデシタカ?」
榛名「…………」
金剛「榛名……?榛名!!どうしたんデース!?」
暁「司令官が死んじゃったからビックリしたみたい」
金剛「提督が!?」
大鯨「違います!まだ多分死んでいませんでした!大量の血を吹き出してましたけど!」
金剛「大量の血を吹き出して!?」
不知火「ご安心ください。救急隊員の方も致死量だと言っていましたから」
金剛「…………」フラッ…
ジリリリリン!ジリリリリン!!
金剛「はい、はい……そうデース!うちの提督ネ!!」
金剛「……提督は!提督は大丈夫デスカ!!ちゃんと治さないと許さないデース!!」
愛宕「落ち着いて。私が代わりに話しますから」
金剛「うぅ……ていとくぅ…………」ズビズビ
愛宕「はい……、そんなにもですか…………ええ、はい……そうですね、ではハイオク満タンで……はい、お願いします」
ガチャッ
愛宕「出血が酷かったらしいけどなんとか一命をとりとめたらしわ。良かったわね」
高雄(ハイオク満タン?)
金剛(ハイオク……?)
武蔵「なんだなんだ?辛気臭い雰囲気じゃないか」
金剛「提督が生死の境をさまよってるのだから当然デース……」
武蔵「おいおい、この武蔵とまともに殴り合える人間がそう簡単に死ぬわけないだろ」
大和「この前お尻を触られてとっさに46cm砲をゼロ距離から撃ちましたけど、ケフッと煙はいただけでピンピンしてましたからね」
比叡「そうですよ!大丈夫です、お姉様!比叡の作ったカレーを食べた時も二日後にはピンピンしてましたから!」
大和「それって私の主砲より威力が……」
摩耶「おーい、なんかさっき提督から電話あったぞー……ってどうしたんだ?」
金剛「提督から!?なんて言っていたネ!!」
摩耶「えーっと……なんかドゥルンドゥルン言ってたけど」
金剛「意味わからないデース!!ふざけないでくだサーイ!!」
摩耶「うるさいなぁ……おい、青葉。さっきの録画してっかー?」
青葉「バッチリです!ポチッとな♪」
提督『ドゥルンドゥルン!ドゥルルルルン!!念のため2、3日入院らしいけドルルルルゥン!!大丈夫なんでヨロシク!!ドルルルルゥン!!』
一同(ハイオク満タン……)
提督を見舞いに行く艦を>>139に
足柄
足柄さん!
またかきます
金剛「提督ぅ……無事で良かったデース…………」しくしく
霧島「榛名姉様も眠っているだけですので大丈夫みたいです」
金剛「ハッ!私はこれからお見舞いに行きマース!!」ガタッ
愛宕「お待ちなさい。あなた、提督に会ったら飛びつく気でしょ?」
金剛「当然デース!」
愛宕「ダメよ。入院が必要なくらい弱ってるはずなんだから」
比叡「では私が金剛姉様の名代として行って来ます!先ほど新作の比叡カレーができた所なので」
愛宕「絶対にやめてちょうだい。そうねぇ……大勢で行くのも迷惑だろうし……」
不知火「そう言えば……なにやら帰ったら足柄さんに話しがあると言っていましたが」
足柄「あら、私に?なにかしら?」
大鯨「私も聞きました。帰ったら……なんとかって……」
暁「なんだか真剣な顔をしてたわ!」
妙高「でしたらうちの足柄にお見舞いを任せましょうか?」
愛宕「はい♪そうしてもらえると助かります」
足柄「私が鎮守府の代表として……?良いわね!みなぎって来たわ!!」
妙高「ちゃんと道は分かってるの?」
足柄「はい、妙高姉さん!」
那智「よろしく伝えておいてくれよ」
羽黒「あの……忘れ物とか大丈夫ですか……?」
足柄「バッチリよ!任せてちょうだい!」
北上「おーい、これ持ってくんじゃなかったのー?」
足柄「いっけない、うっかりしていたわ!ありがとう!」
妙高「やっぱり途中まで着いて行こうかしら……」
足柄「大丈夫ですよ!妙高姉さんったら心配性なんだから」
那智「知らない人に着いて行くんじゃないぞ?車に気を付けて、寄り道もするなよ?」
足柄「だからもう子供じゃないんだから」
羽黒「もし何かあったらすぐに連絡してくださいね……?」
足柄「わかってるってば!じゃあ行って来まーす♪」
妙高「大丈夫かしら……」
那智「あまり心配し過ぎるのも良くない。地図も持ってるし大丈」
羽黒「姉さん!門を出たら左じゃなくて右ですー……!!」
足柄「おっと、いけないいけない」
妙高「心配だわ……」
病院
提督「…………静かだな」
看護婦「申し訳ありません。ついうっかり血管にガソリンを入れてしまって……」
提督「いえいえ、それくらい大丈夫ですよ……にしても誰も見舞いに来ないな。人徳なさすぎて泣ける……」
足柄「おまたせ!!戦場が!病院が私を呼んでいるわ!!」
提督「またとびきりうるさいのが……」
看護婦「では私は失礼しますね……♪なにか御用がありましたらそちらのナースコールでお呼びください」」
提督「ありがとうございます」
足柄「ねえ提督!私に何か用があるんですって!?なにかしら?」
提督「おお、そうだった。ちょっとこっち来てくれ」
足柄「なになに?なにかしら♪」
提督「はい、お尻出して」
足柄「お尻!?そんな、確かに個室で人の目はないけれど……でもいきなりお尻だなんて、提督ったら」
スパーン!スパーン!!
提督「さあ、スーパースパンキングお仕置きタイムの初まりだ!」
足柄「それでね!MO作戦で遠征に行った時の話なんだけれど!」けろっ
提督「全然こたえてないな……」
足柄「そうだわ!私、提督にお土産を持って来たの!」
提督「何と無く匂いでわかるけど……」
足柄「はい♪足柄特製トンカツバーガーよ!病にカツ!!」
提督「まためちゃくちゃ重そうなものを」
足柄「病人には少しヘビーだったかしら?」
提督「いや、病院食じゃ物足りないと思ってたんだ。嬉しいよ」
足柄「良かったわ♪じゃあさっそくどうぞ♪」
ドンッ
提督「これは……」
足柄「トンカツの上にトンカツを乗せて、パンの代わりにトンカツを使って挟んだトンカツバーガーです!」
提督「…………」
足柄「ただちょっとトマトとチーズを切らしてて……だから代わりにトンカツとトンカツを挟んだわ!」
提督「もうただの六枚のトンカツだな」
一時間後……
足柄「あれは私、足柄が英国の観艦式に」
提督「よく喋るなぁ。足柄一人で病院って事を忘れそうなくらい賑やかだ」
足柄「そんなに賑やかかしら?」
ピンポンパーン
放送「間も無く20時になります。面会で起こしの方は」
足柄「あら、もうそんな時間?そろそろ帰らないと。提督、何か必要な物があったら売店で買って来ますよ?」
提督「じゃあ何か雑誌でも買って来てもらおうかな。暇つぶしになるだろうし」
足柄「わかったわ!二次元ですか?三次元ですか!?ロリ?熟女!?」
提督「ジャンプでお願いします」
足柄「それじゃあ行って来ますね♪」
ガチャッ
提督「やっと静かになったか……」
提督「…………」
数分後
提督「…………あれ!?ちょっと淋しい!!」
提督「外もすっかり暗くなったし……ん?今病院を出て行ったあれって……」
足柄「ふんふーん♪」
提督「ああああ!!足柄、雑誌!!雑誌買いに行っただけなのにそれ忘れた挙句帰ってる!?」
提督「足柄ー!!」
足柄「……?…………!……♪♪」ブンブン
提督「手振ってないで帰ってこーい!!足柄ー!帰って来てくれー!!孤独は嫌いなんだよー!!」
提督「あっ……行ってしまった……」
またかきます
提督「もう八時半か……」
コツ、コツ、コツ、コツ
提督「面会の人もいなくなったせいか、部屋の前を通る看護婦さんの足音が響くな……」
コツ、コツ、コツ……コツン…………ッ
提督「ふあ!?へ、部屋の前で足音が……」
…………コツ、コツ、コツ
提督「ふえぇぇ…………」
タッタッタッタッタッ!!!!
提督「なんだよもう……勘弁してくれよ…………」
看護婦「婦長!504号室の…………!!」
婦長「……!!…………ッ!!!!」
提督「な、なな、なんだ!?よく聞こえないけどなに慌ててたんだよ!!」
ギギッ……ギギギ…………パキンッ……
提督「天井から謎の音が……もうだめだぁ……もうおしまいだぁ…………」
ガチャッ
足柄「おまたせ!」
提督「あしがらぁ~!!」
足柄「買ってきましたよ!二次ロリエロ漫画!」バチコーン!
提督「あ、うん……って言うか久々にウインクでバチコーンとかいう効果音聞いたわ」
提督「いったいどこまで行ってたんだよ!」
足柄「それが病院の売店は7時で閉店だったみたいで……だからコンビニまで行ってきました♪少し道に迷ったけど戻って来れてよかったわ!」
提督「そうだったのか……わざわざすまなかったな。その……遠くまでエロ本買いに行ってもらって」
足柄「若い学生君のアルバイトにエロ本を差し出すのは興奮したわ!なんだかみなぎってくるの!!」
提督「足柄、お前がもし男だったら親友になれたかもな」
足柄「それじゃあ私はそろそろ帰ろうかしら」
提督「え!?なんだよ、もっとゆっくりしてけよ」
足柄「でも面会時間も終わってますから……入ってくる時も守衛さんに無理言って入れてもらったんですよ?」
提督「でもほら個室だし……割と重体だったらしいし付き添いって事で、な?」
足柄「でも今日は10時から見たいドラマが……」
提督「ちくしょー!金剛あたりなら無理やりにでも居座ってくれそうなのに!!」
提督「分かった。じゃあカード買って来てココでドラマ見て良いから!だから今日は泊まっていってくれ!」
足柄「そういう事だったら……」
提督「よし!じゃあ鎮守府の皆が心配するから連絡だけは入れておかないとな」
足柄「待合室に電話があったからかけてきますね」
提督「いやいやいや!ここに携帯があるから!」
足柄「院内は携帯使用不可ですよ?」
提督「個室だしすぐ切ればセーフ、セーフだから!」
足柄「そうですか?じゃあお借りしますね」
ピピピッ
金剛「もしもしデース!!」
足柄「あっ、足柄です。今日は帰りませんのでそれだけ報告を」
金剛「ど、どういう事デース!?」
足柄「提督が泊まっていけと……あっ、提督も早く切るように言っていたので切りますね!」
金剛「ちょっ、ちょっと待つネ!!詳しく事情を」
足柄「提督?もう、またエロ……」プツンッ
金剛「エロ!?エロがなんデスカ!?足柄!足柄ー!!」
提督「いやー、最近はネットが普及したからなぁ。エロ本なんて久々に見たけど結構良いもんだな」
足柄「もう、またエロ本ばかり見て。近くにこんな良い女がいるというのに!」
ドラマ終了
足柄「今週も素晴らしい内容だったわ……」ほろり
提督「ギルガメッシュナイト以外のテレビ番組なんて久々に見たな」
足柄「さてと、そろそろ寝ようかしら!このソファーを使っても良いわよね!」
提督「もう寝るの!?」
足柄「朝起きたらその日のうちに寝る!美容のためにも当然なんだから!」
提督「でもほら、今日は特別って言うか……なんかあるだろ!寝るまで手をつないであげるとか!」
足柄「手をつなぐの?」
提督「た、例えばだけど」
足柄「そうね……病人を気づかって手を握るヒロイン!しかし主人公は幸せだったっ言いながら最後を迎え……良いわね!ドラマみたいでみなぎってきたわ!!」
提督「殺すなよ!縁起でもない!!」
足柄「あのイスこっちに持ってきて良いかしら?」
提督「ああ」
ガチャガチャ
足柄「あら、提督の手って冷たいんですね」にぎっ
提督「そうか?」
足柄「手の冷たい人は心が暖かいって言うわよね♪」
提督「じゃあ手が暖かい足柄は心が冷たいのか」
足柄「なに言ってるんですか!手が暖かい人は太陽の手と言ってパン職人に向いてるんですよ!」
提督「パンの代わりにトンカツでトンカツを挟んだやつがなに言ってんだよ」
足柄「でもあれよねぇ……まさかねぇ……」
提督「まさか?」
足柄「まさかあの提督が…………まさ……」
提督「足柄?」
足柄「提督の…………むにゃむにゃ……」スピー…
提督「足柄!?早すぎないか!?」
提督「おーい、足柄ー」
足柄「戦場が私を呼んでいるのー……戦場が…………」スヤスヤ
提督「そんな学生時代よくした授業中机にうつ伏せになって寝るみたいな体勢で寝てたらしんどいだろ」
足柄「学生……?そう、私は学生……ふふふ…………」
提督「ほら、起きて起きて。もう横になって寝てくれて良いから。お前が部屋にいてくれるだけで十分だよ」
足柄「そう……ですか…………?それじゃあお言葉にあまえて……」モソモソ
提督「あれ!?ベッドに入ってくるの!?」
足柄「よい……しょ……」シュルシュル
ぽいっ
提督「なんで脱いでるんだよ!」
足柄「私……寝るときは裸で……むにゃむにゃ……」
提督「はい!?」
足柄「大丈夫……て、とく…………ら、下着は付けて……」スヤスヤ
提督「全然大丈夫じゃねー!!」
ボン、キュッ、ボン!
提督「……すごいよ!!」
提督「ぐぬぬ……なんかネタキャラみたいに扱ってたから気にしてなかったけど……」
足柄「えへへ……また命中したわ……」スヤスヤ
提督「めちゃくちゃ胸でかいな……しかも締まる所はしっかり引き締まって……」
足柄「提督……私がしっかり守る…………から……」スリスリ…
提督「あれ!?足柄が……足柄が可愛い!!って言うか全然寝れないぞこれ!!」ギンギン
提督「…………」
提督「少し抱きしめるくらいなら……いや、この状況ならそうするのが当然だよな……」
ぎゅっ……
足柄「もう……提督が私をまもってどうするん……れしゅか…………」スヤスヤ
提督「柔らかいけど華奢な身体して」
足柄「提督はこの私が守るんだからー……!!」ギリギリギリ!
提督「ぎゃー!足柄、足柄!!ベアハッグ!!ベアハッグ決まってる!!あばらが、あばらが悲鳴をあげてるから!!」
足柄「提督は私が守……ふふふっ……」
提督「いや、守れて無……ちく、しょう……いつもの力が、出ない……」
足柄「へっくちゅっ!」ぎゅっ
提督「あっ……」ガクッ
足柄「提督……大好きよ……♪むにゃむにゃ」
提督「………………」
「……く!…………提督!!」
提督「ん……?」
金剛「提督!なにしてるデース!!」
提督「金剛……?」
金剛「心配して朝1番に来てみれば……どうして足柄が下着姿で提督とベッドに寝ているデース!!」
提督「いや、ちがっ……これは!!」
足柄「あら、みんな来てたの……?おはよう、ふぁーぁ……」
提督「足柄!この状況を説明してくれ!!なんでお前が下着姿なのか、そして俺のあばらがやられてる事を!!」
足柄「あれ?おかしいわね……昨日は確か椅子に座ったまま寝たから服も着てたはずだけど……」
提督「足柄!?」
足柄「まぁ……提督も飢えた狼だったって事かしら♪」
金剛「提督ぅー!!」
提督「足柄ぁー!!」
妙高「あらあら、これは提督にお仕置きが必要かしら♪」
初風「はわわわわ……」
妙高「もう1日入院らしいですけど今日はもう付き添いは無しですね」
提督「ええ!?」
金剛「ええっ!?」←泊まる気満々だった
妙高「当然です」
提督「そんな……頼むよ妙高、病院の夜はおっかないんだよ……」
妙高「自業自得です」
提督「幽霊とか怪奇現象とか苦手なんだよぉ……妙高ー……」
金剛「ハアァ……!弱気な提督もなんだかキュンキュンしマース……!」
提督「金剛ー……一緒にいてくれよ……」
金剛「あわわわ……こ、これは仕方がないデ」
妙高「ダメです!」
提督「……そか、……死のう」
金剛「提督!死んじゃだめデース!!」
妙高「もう……分かりましたよ。それじゃあ秋雲さんを置いていきますから」
秋雲「へ?」
妙高「あなたなら安心だから。お願いできるかしら?」
秋雲「そりゃー別に構わないけど……ってか、妙高さん怒ったら怖いらしいし」
一同「秋雲なら安心だ。秋雲なら安心だー」
その夜、もちろん滅茶苦茶セックスした
またかきます
夜の病院
妙高「それじゃあよろしく頼んだわよ」
秋雲「はいはーい」
ガチャッ
秋雲「ふっふーん♪この秋雲に付きっ切りで看病してもらえるなんてー……提督ってば超ラッキーなんだからねー♪」
提督「そうだな!よし、じゃあセックスするか!!」
秋雲「なんでいつもこうなるの……?」
騎乗位で制空権確保したと思って「この状態で提督の絵描いたげようかぁ?」とか余裕ぶっこいてたら抱きしめられて肩と腰を押さえつけられつつ
提督の主砲で深部まで激しく攻撃されて撃沈されながら提督の耳元で恥ずかしがる余裕もなく喘ぎまくり
提督におでこを合わせられ「俺の絵、描いてくれるんだろ?」とか言われて「こんな状態じゃ……絵なんてかけないしぃ……」と涙を浮かべながら提督にしがみつく秋雲さん
事後はペンで提督の指をプスリと刺して痛がる提督を見ながら「提督、がっつき過ぎ。次からはもっと優しくしてくれないと相手してあげないんだから」と言ったら
「分かった次は優しくするから」とそのまま二回戦に突入しようとする提督に
「今は無理だし!まだちょっとヒリヒリするんだから……」と言いながらも「こっちでならしてあげても良いけど?」と口でしてあげる秋雲可愛い
そう叫びながら次の主人公さんを>>216で
翔鶴
瑞鶴「でさー!また加賀さんがあんな事言ったのよ!?信じらんない!!」
翔鶴「はいはい。もう分かったから」
瑞鶴「ええーっ、翔鶴姉ちゃんと聞いてたの?ほんっっとーに酷いんだから!!」
世間では一航戦と五航戦は仲が良くないみたいに思われている様ですが、実際はそんな事ありません。
確かに瑞鶴と加賀さんはよく言い争いをしていますが……加賀さんの注意は的確で、瑞鶴も心の何処かでは加賀さんを尊敬しているんです。(多分)
むしろ問題は赤城さんと私と言うか……特別仲が悪い訳では無いのですが…………つい最近の大きな作成でも……
赤城「提督。私、加賀さん……そして二航戦のみんななら必ず敵に打ち勝ちます。今度こそ必ず……」
翔鶴(赤城さんには私達が見えていない可能性が……)
瑞鶴「翔鶴姉?どうしたの?ボーッとして」
それでも赤城さんと瑞鶴はたまに会話しているし、私だって尊敬している先輩ですから何度も話し掛けはしていたんです……
ある日の朝
翔鶴「お、おはようございます、先輩!」
赤城「おはようございます♪今日のお漬物は大根のお漬物でしたよ♪」にこにこ
翔鶴「そうですか。ありがとうございます……(なぜ献立のしかもお漬物の種類を……?)」
昼
翔鶴「先輩、午前の出撃ご苦労様でした」
加賀「…………お疲れ様(どこかで会った事が……)」
赤城「はい♪お昼も大根のお漬物でしたよ♪」にこにこ
夜
翔鶴「今日も一日ご苦労様でした!」
加賀「…………ええ、お疲れ様(そう言えば確か五航戦の……姉の方だったかしら?)」
赤城「お夕飯はなんですかね♪」にこにこ
翔鶴(加賀さんは何と無く気付いてくれてるみたいだけど赤城さんは全く分からない……!それでも信じていたのに、あの日……!!そう、しゃぶしゃぶを食べに行った日……)
赤城「瑞鶴さん……あっそうだ!確かお二人は改になる前は違う服を着ていましたよね!あれ、かしてもらえませんか?」
瑞鶴「まぁ、使ってないからかまわないですけど……まさか」
翔鶴(赤城さん……私、改になっても服は変わっていません……!もしかして五航戦は瑞鶴と他の誰かなのだと勘違いされているんじゃ……)
翔鶴「…………」ぽけー
赤城←この鎮守府で1番の古株。レベルはかたい絆を結んだレベル
加賀←提督レベル97でようやく着任したが、持ち前の実力で頭角を現しレベルは赤城と同じ
飛龍←ずっとレベル3で放置されていたが改二実装に伴いレベルは非常に高い練度に
蒼龍←飛龍と同じく改二実装に伴いレベルは非常に高い練度に
瑞鶴←実は赤城の次に着任した古株の正規空母。レベルは一航戦に及ばないものの、非常に高い練度を軽く超えている
大鳳←最後に着任した正規空母。しかし練度は瑞鶴に次ぐ
翔鶴←レベル11。まだ通常海域未経験の箱入り娘
翔鶴「やっぱりある程度の練度は必要よね……提督にお願いしようかしら……」
翔鶴「はぁ……」
赤城「どうしたんですか?ため息なんてついたら幸せが逃げちゃいますよ」にこっ
翔鶴「赤城さ……先輩!」
赤城「良かったら一緒にお茶でも飲みませんか?ここは風通しも良くて気持ち良いですよ?」
翔鶴「えっと、あの……それではお言葉に甘えて」サッ
赤城「何かお悩みですか?私で良ければ聞きますけど……と言っても解決出来るかは分かりませんけどね」にこにこ
翔鶴(どうしよう……半分以上は赤城さんに認識されてない事で悩んでるんだけど……)
翔鶴「私、練度が低いのが悩みで……まだ深海棲艦とも戦ったことが無いんです……」
赤城「それはきっと翔鶴さんが提督から大切にされているからですよ♪可愛い子は手元から離したくないんでしょうね」にこにこ
翔鶴「……っ!」ブワッ
赤城「えっ?だ、大丈夫ですか!?私、何か悪い事言ったのかしら……」あたふた
翔鶴(赤城さんが、私の名前を認識してくれていたなんて……!)
赤城「そうだ!練度を上げたいなら私が特訓の相手をして上げますよ!」
翔鶴「先輩がですか……?」
赤城「はい♪あっ、でも私は空母だから砲雷撃戦の事は詳しくわからないですね……」
翔鶴「先輩にご指導していただけるなんて感激…………砲雷撃戦……?」
赤城「主砲はどの様な物を積んでいるんですか?」
翔鶴(赤城さん?まさか私を空母として認識してない……!?)
翔鶴(どうしよう……今更空母ですって言うのも恥ずかしいし……赤城さんに恥をかかせる訳にも……)
赤城「?」
翔鶴(さりげなくアピールして)
翔鶴「そう言えば最近新しい艦載機が出来たらしいですね!確か……烈風六○一空とか……」
赤城「それなら私が積んでいますよ♪加賀さんの烈風改にはかないませんけど……艦載機の事にお詳しいんですね♪」
翔鶴「ええ、まぁ……」
赤城「あっ!でも今日の出撃では私がMVPだったんですよ?私の江草隊の皆さんが加賀さんの友永隊の皆さんより戦果を上げてくれたおかげですけどね」
翔鶴(飛龍さん……!蒼龍さん……!)
加賀「赤城さん、今私の名前を呼びませんでしたか?」スタスタ←加賀イヤーは半径2キロ以内なら赤城が発する「加賀」と言う言葉に反応できる
赤城「あら、加賀さんも一緒にお茶しませんか?」
加賀「あなた……確か五航戦の姉の方の……」
赤城「何言ってるんですか?五航戦のお姉さんは瑞鶴さんで妹が瑞鳳さんですよ?」
加賀「いえ、瑞鳳は軽空母ですから。こっちが姉の……さ、し……翔鶴かと」
赤城「え?」
赤城「すみませんでした!!私、てっきり翔鶴さんは航空巡洋艦だとばかり……」
翔鶴「うう……っ、大丈夫です……」しくしく
赤城「でも同じ空母なら話が早いですよ!一緒に鍛錬して練度を上げましょう!ねっ、加賀さん!」
加賀「あの……私は五航戦の子とは……」
赤城「めっ!!そう言うこと言っちゃダメですよ!」
加賀「……分かりました。申し訳ありません」
翔鶴(この鎮守府で加賀さんを叱れるのは赤城さんだけよね……やっぱり赤城さんって凄い……)
加賀「そうね……まぁあなたについて来られるなら構わないけど……」
翔鶴「頑張ります!」
加賀「あなたが頑張る頑張らないなんてどうでも良いわ。ただしっかりついて来なさい。待ってはあげないのだから」
翔鶴「はいっ!」
赤城「あんな事言ってますけど加賀さんは優しいですから安心してください♪」
翔鶴「はい♪」
瑞鶴「…………」
夜
翔鶴「疲れたー…………出撃以外にも毎日あんなハードなメニューをこなしてたなんて……でも久々に充実した一日だったわね……♪」
瑞鶴「あれ?翔鶴姉どうしたの?随分遅かったじゃない」
翔鶴「ちょっと特訓をしてたの……♪すぐに瑞鶴にも追いついちゃうんだから♪」
瑞鶴「へー……で、誰と特訓したの?」
翔鶴「一航戦の先輩達とよ。改めて二人の凄さを思いしっちゃっ」
瑞鶴「どうやって!?」
翔鶴「……へ?」
瑞鶴「あ、いや……どうやってそんな仲になったのかなー……って」
翔鶴「どうって……」
瑞鶴「ほら、加賀さんとか特に気むづかしいでしょ!?だからどうやって仲良……特訓に付き合ってもらったのかなーって!」
翔鶴「うーん……最初は断られそうだったんだけど、赤城さんが加賀さんを説得してくれて……」
翔鶴「でもね、ほとんど加賀さんが指南してくれたのよ!赤城はそれをにこにこしながら見ててくれただけなんだけど……でもそれだけで落ち着くのよね……♪」
瑞鶴「へー……」
翔鶴「さてと!明日も来る様に加賀さんから言われてるし早く寝なきゃ!おやすみなさい、瑞鶴」
瑞鶴「おやすみー……」
翌日、瑞鶴は偶然カッコカリ特訓に出くわして一緒に特訓にしようとしたが、加賀さんに拒否された。
加賀「さあ翔鶴、練度を上げてあの子を倒すのよ」
翔鶴(なんだか趣旨が……)
龍驤「せやからな、うちはおっぱいの練度をあげたいねん!」
赤城「おっぱいですかー」←もう飽きて次のお悩み相談に行ってる
次の主人公を>>259で!
ひえー
病院前
金剛「ヘイ!提督ぅ!退院おめでとうございマース♪」
愛宕「半分は自業自得とは言え大変でしたねぇ♪」
提督「おー、みんな揃ってお出迎えなんて嬉しいじゃないか!!」
北上「まぁー演習に行ってる駆逐艦の子達はいないけどねー。それよりさー、なんで入院してた提督がお見舞いに行った秋雲を抱いて出て来るの?」
19「イクもお姫様だっこしてもらいたいのー!」
提督「これは色々あってな。ちょっと疲れて眠ってるんだよ」
秋雲「むにゃむにゃ……またこんなに…………もう飲めな……」スヤスヤ
妙高「入院してた人に迷惑かけて困った子ねぇ。提督、私が背負って帰りますから」
提督「いやいや、このお姫様は俺が抱いて帰るよ」
金剛「本当に提督は秋雲に甘々デスネー」
愛宕「まあ仕方ないわねぇ♪」
赤城「相手は秋雲さんですからね」
一同「秋雲なら仕方ないかー」
榛名「…………?」
榛名「何かしらこの違和感……」←秋雲なら仕方ないと言う流れに違和感を感じ始めた
提督「じゃあそろそろ我が家に帰るとするか!」
タッタッタッタッ!!
清霜「た、た……大変だよ!!みんな!!」
妙高「あら……演習が終わったら鎮守府で待っ」
清霜「敵襲……!敵襲なの!!みんながいない隙を狙って……!!」
金剛「シット!!この前のE6と同じ状況デース!!」
清霜「今は比叡さんとほかの駆逐艦の子達でなんとか持ちこたえてるけど……!長くは持たないかも!!」
提督「敵戦力は!!また姫級が攻めて来たのか!?」
清霜「それが…………駆逐イ級が海岸から石を投げ込んで……」
提督「なんで!?って言うか、イ級ちゃん腕あったっけ!?」
イ級「ヲ級サーン、モウカンベンデキナイッスヨー!」
イ級「キラツケかナンダカ知らないけど毎日毎日ムダニ1ー1キヤガッテヨー!」
イ級「ヤッチャイマショウヨ!!」
ヲ級「ダメ。この前の作戦で我々も弾薬や燃料を使いすぎた。無駄使いはデキナイ」
イ級「ちぇー。だったら腹いせに石投げ様ぜ石!!」
早霜「六時の方角から砲撃……多分また石ね」
比叡「みなさん落ち着いて!石なら爆発はしません!落ち着いて捌きましょう!!」
綾波「これ、すごく地味だけど今までで最大のピンチじゃないですか!?」
比叡「大丈夫!飛んで来た石はこうやって手で捌けば……弾薬の節約にも」シュッ
パリン!!
比叡「ひえー!!いなした石が提督の部屋の窓に!!
鎮守府
提督「あちゃー、よそ以上にダメージでかいなー」
比叡「あちょー!」バシュッ
ボコーン!!
比叡「ひえー!!また提督のお部屋に!!」
時津風「もう疲れたよー……」ぺたん
比叡「危ない!時津風さん、上から大きな岩が!!」
時津風「大きな岩はいや……すごくいや……」フラフラ
長門「ビッグセブンパンチ」ズドンッ!
比叡「長門さん!あっ、提督も!!皆さん帰って来てくれたんですね!えいっ!」ボコーン
提督(また俺の部屋に……)
時津風「ありがとー。おかげでぺしゃんこにならずにすんだかもー」
長門「私から離れるんじゃ無いぞ」
時津風「むりだよー。もうヘトヘトだもん」
長門「……ならば私の背中にでも引っ付いていろ」
時津風「わぁーい♪ひっつくひっつくー♪」ぎゅっ
長門(神経接続の割合を変更……拳に3、背中に……97!)
提督「よし、皆で力を合わせて鎮守府防衛戦だ!」
金剛「任せてくだサーイ!」
提督「駆逐艦の子供達は安全な場所へ退避!」
陽炎「ちょっ、あんまり子供扱いしてたら怒るわよ!」
不知火「不知火達では役に立たないとでも?」
雷「そうよ!もーっと私達にたよっていいのよ!」
夕雲「そうですよ提督。私達だって駆逐イ級くらいなら捻り潰せるんですから♪」
提督「そうか……じゃあなんかもう、みんな良い感じにそれっぽく頑張ってくれ!」
長波「田中少将の指揮に勝るとも劣らないねえ。提督、やるじゃんか!いける、いけるよ!」
提督(なんか遠回しな田中少々disに聞こえるな)
秋雲「あー……あのさぁ提督、私もそろそろ一人で大丈夫なんだけど。こんな状態じゃ逆に危ないし」
提督「何言ってんだ!お前は足腰が立たない身だろ!」だきっ
秋雲「って、言ってるそばから超でっかい岩が飛んで来てんだけど!!」
提督「ビッグセブンパンチ!」ズドン!
秋雲「ええー……ビッグセブンって……」
提督「なんだ知らないのか?世界のビッグセブンを」
秋雲「それは知ってるけどさぁ……なんで提督が」
提督「そりゃお前、世界のビッグセブンって言ったらコロラド、メリーランド、ウェストバージニア、ネルソン、ロドニー、提督、長門だろ」
陸奥「あら、あらあら」
秋雲「とにかくさ、他の子の目もあるし……」キョロキョロ
黒潮「秋雲やったら仕方ないなぁ」
金剛「しかたないデース」
那智「まぁ仕方あるまい」
秋雲(いつもながら何なんだろうこの空気)
提督「さてと、ちょっと暑苦しいかも知れんが顔は俺の身体に引っ付けておけよー。砕けた石で綺麗な顔に傷でもついたら大変だ」
秋雲「なになにセクハラぁー?私にだけそんな事言って良いのぉ?」
提督「良いんだよ。お前だけは特別だからな」
秋雲「あ…………ぇ……」カアァァァァ…
金剛「本当に提督は秋雲に甘いデース。。秋雲までも顔を真っ赤にして提督の胸へ顔を埋めて……まぁ仕方ないなぁネ」
榛名「あの……金剛お姉様?さっきから気になっているんですが……もしかして提督は秋雲さんの事を……」
金剛「何言ってるデース。相手が秋……あ、あれ?どうして秋雲なら仕方ないんデスカ……?」
榛名「榛名も今違和感に気付いたのですが……」
秋雲が特別扱いされるのは当然と言う謎の魔法が解かれた瞬間である
酔っ払った秋雲を抱えながら夕雲、巻雲、長波を家まで送り届ける夢を見た
きっとこれも病気のせいだ。もうだめかもしれん
またかきます
【艦これ】赤城「焼肉食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高翌揚します」
【艦これ】赤城「焼肉食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394091975/)
【艦これ】赤城「回転寿司の食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高翌揚します」-SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
【艦これ】赤城「回転寿司の食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400343101/)
赤城「カニの食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高翌揚します」
赤城「カニの食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404648414/)
赤城「スイーツ食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高翌揚します」
赤城「スイーツ食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1407/14079/1407948136.html)
夕立「秘書官っぽい、とか
不知火「ケッコンカッコカリ?、とかこの作者の作品じやねぇの?
まとめで悪いけど焼肉とかと一緒にまとめられてたけど
赤城「はぁ……ご馳走様でした……」
提督「ん?」
加賀「え……?」
一同「……ええええ!?」
提督「ど、どど、どうしたんだ赤城!?おま……まだ一人前だぞ!?」
赤城「なんだか少し食欲が無くて吐き気ご……」
金剛「提督ぅ!!」ガタッ
提督「いやいやいやいや!何もしてないから!ニューフェイスは登場しないから!!」
赤城「お先に失礼しますね……」よろよろ…
榛名「どうしたんでしょうか……」
提督「ちょっと心配だな。みんなも赤城の事を時々でいいから気にかけてやってくれ」
加賀「…………」しゅん…
提督「つられて元気が無くなった加賀の事も頼むわ」
数日後
赤城「……はぁ」
陽炎「あれ?赤城さんが体重気にしてるなんて珍しいわね♪」
赤城「最近体重が減りすぎていて」
陽炎「えっ……うらやま……じゃなくて、大丈夫?」
赤城「今週だけで3キロ程……」
黒潮「うへー、大丈夫かいな……もしかして癌とか」
不知火「黒潮、あまり不安を煽るような事はやめてください」
黒潮「あっ……赤城さん、すまんかったわ!今の忘れてーなぁ」
赤城「はぁ……」
青葉「そこまで思い悩むなら胃カメラしてみますか?青葉、胃カメラは得意なんですよー♪」
赤城「お断りします。食べれないものを口に入れるだなんて……」
不知火「畳をむしって食べていたような人がなんて気弱な事を……」
赤城「次の海戦……探照灯は私に持たせてくれませんかね……」
龍驤「こりゃ鬱っぽいなぁ。うちも昔なったわぁー。ほら、うちって繊細やん?」
不知火「赤城さん心配ですね」
龍驤「な?」
黒潮「大丈夫やろか」
ギリギリ生きてます
心身ともにボロボロまで追いやられてるけどちょっと回復した気がする!
家族が代わりに艦これしてくれてて鋼材20万超えてた
元気になった時に秋イベ参加出来るようにとかありがてぇ!
ずっと寝込んでても気が滅入るしチビチビですが書いていくつもりです
何日かに一度とか、1レス2レスが増えそうだけど気分転換に!
緊急会議場
金剛「どうして今まで気にならなかったデース!!」
陽炎「そう言えば特別扱いされてるような気がするー……のかな?」
不知火「秋雲に関しては我々より夕雲型の皆さんが詳しいのでは?」
夕雲「そうねぇ……随分前からだから気にはしてなかったけれど……」
巻雲「巻雲、つよくなりたいです!」
若葉「若葉もだ」
長波「んで?その秋雲はどこいったの?」
青葉「はいはい、ちょっとお待ち下さいねー!ぽちっとな♪」
ピッ
長波「……提督の部屋に隠しカメラが」
提督「秋雲ー、せんべいあるぞせんべい」
秋雲「んー……今ちょっと絵描いてるから後にしてー」
提督「何の絵描いてるんだ?手伝うぞ!」
秋雲「じゃあコレにお水入れてきてー」
提督「はいはーい」
秋雲「あー、もう……なかなか上手く色が作れないし……」
提督「秋雲、煮詰まった時は糖分摂取だ!」
秋雲「いや、今手が絵の具でベタベタだし」
提督「ほら、あーんして!あーんして!」
秋雲「ん……あーん……」パクッ
提督「可愛い!!」
秋雲「…………」ぬーん…
提督「え!?どうしたのさ、その手は……どうしてこっちに伸ばし……あ、秋雲さん!?」
秋雲「提督の顔、絵の具でめちゃくちゃにしてあげよっかぁ~?」ずいずい
提督「ちょっ……no", thank you!no", thank you!!ああー!!」
きゃっきゃっ、うふふ
金剛「ノー!!なに和気藹々ときゃっきゃっうふふしてるデスカ!!」
青葉「これ以上はプライバシーの侵害になりかねないので映像は消しましょうか」ピッ
古鷹「最初からプライバシー侵害だと思うんだけど……」
あの後提督の顔を絵の具でめちゃくちゃにした後めちゃくちゃセックスそた
そた!?
またかきます!
金剛「とにかく提督は駆逐艦を贔屓し過ぎデース!!」
初風「そうかしら?」
金剛「特に秋雲と曙と清霜に甘々ネ!!」
霧島「それはやはり相手が子供だからなのでは……」
金剛「こんな事なら私も駆逐艦に生まれたかったデース!」
清霜「えーっ!私は戦艦の方が良いなぁ……」
金剛「…………」
清霜「……?」
金剛「うん。今日からそっちが高速戦艦清霜ネ!!交換デース♪」
清霜「本当に!?清霜強い!?かっこいい!?」
長門「茶番はそれくらいにしておけ」
金剛「茶番じゃありまセーン。私は駆逐艦金剛デース!」
長門「お前は何か勘違いしているようだから言っておくが、提督は駆逐艦では小さな女子が好きなだけじゃないのか?」
金剛「あっはっはっ!そんなロリコンじゃあるまいし!何言ってるデース!」
一同「…………」
金剛「あ、あれ……?どうしてみんな目をそらすデスカ?」
武蔵「安心しろ。奴も根っからのロリコンでは無い。なにせこの前は私と」
大和「わあー!!」ガシッ
武蔵「もごもご……ぶはっ!何をする!!」
大和「あ、あまりそういう事は人前で言わないでって言ったでしょ!」
武蔵「何を恥ずかしがる必要がある。凱旋の後だったのだから良いではないか」
大和「とにかくダメなものはダメです!!」
武蔵「分かった分かった。まったくうるさい奴だ」
愛宕(いったい何をしたのかしら……)
金剛「とにかくこのまま駆逐艦だけを可愛がるのは許せないデース!」
妙高「もう、大人げないんだから」
金剛「私だって可愛がられたい可愛がられたい可愛がられたいデース!!」
比叡「ヒエー!こ、金剛お姉様、可愛すぎます!!」ブシャー
榛名「比叡お姉様、鼻から血が!!」
秋雲「うぅー……腰いたい……もうフラフラだし…………」ガチャッ
金剛「ガルルルルル!」
秋雲「ええっ!?な、なになに?どうしたの!?」
比叡「金剛お姉様、落ち着いてください!」ブシャー
秋雲「なんで血だらけなの!?」
比叡「いえ、これは梨汁で」
秋雲「梨汁!?」
夕雲「実はかくかくしかじかで……」
秋雲「そ、そうかなぁ……?でもまぁ金剛さんがそんな風に思ってたのなら……うん、ごめんね。自重するよ」しゅん…
金剛「あ、いや……別にそこまで怒っては……こ、こちらこそ大人げなくてごめんなさいデース」
比叡「私も鼻血を出し過ぎてなんだかすみません」
秋雲「それじゃあちょっと疲れたし先に寝るね」フラフラ
ガチャッ
金剛「…………ああああ!!私はなんて心の狭い戦艦なのデース!!」がくーっ
陸奥「あなたメンタル弱すぎでしょ……どうみても普通に疲れてた様に見えたけど?髪とか服も乱れてたし」
愛宕(どうして髪とか服が乱れてたのかしら……)
妙高「とりあえず明日の秘書艦を決めましょうか」
曙「それなら明日は戦艦の誰かがすれば良いと思うわ。確かに私達はあのクソ提督に良く相手してもらってるし」
清霜「うん!私も賛成だよ!」
金剛「うぅっ……みんな、さっきはあんな事言ってごめんなさいデース……」ぐすっ
曙「そんなに謝らなくても……」
清霜「明日は秘書艦頑張ってくださいね!いーっぱい甘えちゃってください!」
金剛「ハイ!みんなのお気持ちありがたくちょうだいシマー」
長門「ちょっと待て。なんかいい感じな所悪いが戦艦と言う事なら私も秘書艦をしたいぞ」
陸奥「あら、あらあら。私もたまには提督とあーんな事やこんな事♪」
武蔵「何があんな事やこんな事だ生娘が。私に任せておけ」
大和「はいはい、じゃあじゃんけんで公平に決めましょう」
金剛「えっ、ちょ……」
じゃんけんぽん!
比叡が勝ちました。
またかきます
提督室
提督「…………」
比叡「はあー……」
提督「…………」
比叡「あーゔー……」ぐてーん
提督「いやはや、今まで色んな秘書艦を見てきたけどこんなにもやる気がない秘書艦は初めてだよ。なんかたれぱんだ思い出すわ」
比叡「なーんであの時チョキを出しちゃったんでしょうか」
提督「チョキ?」
比叡「今日の秘書艦なんですけどね、戦艦がする事になってじゃんけんで決めたんですよ」
提督「へー…………ええ!?なに?じゃんけんで決めるくらい嫌がられてたの!?」
比叡「もう最悪ですよー……」
提督「やめて!傷付くからやめて!!そんなに嫌なら金剛あたりに代わってもらえば良かっただろ!あいつなら喜」
比叡「私もそう思って金剛お姉様に代わっていただけるようお願いしたんですけど断られました(戦艦同士でもめるからって妙高さんに)」
提督「ひえー……」
比叡「だいたい提督が駆逐艦ばかりひいき目に見るからこんな事になったんですよ」
提督(慢心していた……まさかそこまで戦艦に嫌われていたとは……)
比叡「とは言え秘書艦は秘書艦ですからね。ちゃんと仕事はしますよ。気合い、入れて、いきはぁ……」
提督「……」
比叡「それで司令、何をすればいいんですか?」
提督「いや、今日の仕事はこれくらいにしておこうか」
比叡「本当ですか!?それでは秘書艦の仕事も終わりですよね!部屋に戻っ」
提督「いや、たまには飯でも食いに行かないか?」
比叡「はい!お断りします!」
提督「そんな元気よく笑顔で断らないで!」
比叡「でも金剛お姉様が……」
提督「二つ向こうの駅に超美味いカレー屋が出来たらしい。同じカレーを極める者として気にならないのか?」
比叡「はははっ!司令、カレーは私の得意料理。専売特許ですよ?そんな昨日今日出来たような店が参考になるなんてとてもとても」
提督「ちなみに金剛もこの前そこのカレーは世界一美味いと言ってたぞ」
比叡「へ、へぇー……ですが比叡のカレーは宇宙を感じると言っていただきいましたし……」
提督「三日三晩ベッドの中で宇宙がどうこううなされてたもんな」
またかきます。
時津風「あれー?しれー、どこいくのー?」
提督「ちょっと比叡と出掛けてくるから留守番よろしくなー」
雪風「しれぇ!どこへ行くんですか!」
提督「ちょっとなー」
時津風「しれー!どこいくのー!!」
雪風「しれぇ!!白状してください!遊園地なんですか!しれぇ!」
比叡「これからカレーの研究をしにいくんですよ。お二人も一緒に行きますか?」
時津風「比叡さんとカレー……」
雪風「しれぇ、雪風達はお留守番しておきます」
駅
提督「あれ……なんかめちゃくちゃ混んでるな」
比叡「信号機が故障して電車が遅れてるみたいですね。帰りましょうか」
提督「いやいやいや!待とうよ!カレー食べに行こうよ!」
比叡「司令、そんなにカレー好きだったんですか?」
提督「カレーが好きと言うか、親睦をだな……おっ、電車きたぞ!」
比叡「ひえー、すでに満員じゃないですか。あれに乗るんですか?」
提督「ここまで来たら引けんさ」
電車内
提督「比叡ー、いるかー」
比叡「ひえー」
提督(いるな)
比叡「あいたたた、まったくどうしてこんな……ん?」
男「…………」さわさわ
比叡「ちょっ……とりゃー!司令!この人痴漢ですよ!!お尻を触られました!痴漢とっ捕まえましたよ!!」
男「ちがっ、人違いだろ!!」
比叡「こら!抵抗するならこのまま手首を握り潰しますよ!」
提督「さすがにそれはやめてあげて!!」
比叡「いやー、悪者を成敗した後は気分が良いですね!最後はしっかり犯行を認めましたし!」
提督「なんかちょっと痛がり方がおかしくなかったか……?気持ち手首がおかしな方に……」
提督(しかしもし今のが他の金剛型だったら……)
金剛
金剛「シット!どこ触ってるデース!!私の身体に触れていい男性は提督だけなんだからネ!!」
提督「痴漢か!?大丈夫か金剛!」
金剛「女性の敵は許しまセーン!!」
提督「ちょっ、なにやって……
金剛「全砲門、ファイヤー!!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!
提督「あああああああ!!」
榛名
榛名「…………!」
提督「ん?榛名、どうかしたか?」
榛名「いえ、お尻を撫でられていますが榛名は大丈夫です」
提督「痴漢!?大丈夫じゃないだろ!?」
榛名「あっ……今、下着の中に指が入ってきましたけど、榛名は……大丈」
提督「そいー!!痴漢は成敗じゃー!!」
霧島
霧島「ん……?司令、今しがたお尻を触る手を掴んだのですが」
提督「痴漢!?えらい落ち着いてるな」
霧島「あのー、このまま憲兵に突き出して社会的に人生を終わらせるのか、金銭のやりとりで穏便に済ませるかどっちにしますか?」
男「……金銭やりとりで」
霧島「では速やかにキャッシュカードの暗証番号と住所、電話番号、職場と家族構成を」
提督「なんか怖いからやめて!!」
提督(……わりと比叡はまともだったのかもしれない)
またかきます
カレー屋
店員「ありあっしたぁー」
提督「いやー、食った食った。それにしてもあれだなー」
比叡「はい!あまり美味しくなかったですね」キリッ
提督「うん……まぁ、まずくは無いんだけど……なんでこんなに行列できてんだろうな……」
比叡「きっと私達の美味しい基準が鳳翔さんや間宮さんの作るカレーだからじゃないでしょうか?」
提督「それもそうか。何気に俺たちは普段からとんでもない贅沢をしていたんだな」
比叡「でもおかしいですね。どうして金剛お姉様はここのカレーを絶賛したんでしょうか?」
提督(そう言えばあの時は比叡カレーを食べた後だったから何でも美味く感じたんじゃ……)
比叡「さあ!食べる物食べたし帰りましょうか!」
提督「ちょっと待った!せっかくこんな所まで来たんだしデパート寄ってこうぜデパート!」
比叡「何か欲しいものでもあるんでしょうか?」
提督「その……服、服とか買ってやるから!」
比叡「今は欲しい物はありませんけど」
提督「じゃあ金剛に買ってやるのはどうだ!?俺たち二人からさ!喜ぶぞー」
比叡「金剛お姉様が……?なるほど、そういう事でしたらお供します!気合い、入れて、行きましょう!!」
提督「お、おう!でもお支払いは2万くらいまででたのむ!」
比叡「大丈夫です。お金がなくてもこのカードを出せば何でももらえるんですよ」サッ
提督「すごいなー。黒いクレジットカードって本当に存在するんだ」
比叡「司令!この服なんてどうでしょう!きっと金剛お姉様の美しさを引き立てるに違いありませんよ!あとこのスカートも!」
提督「そうだな……ただサイズはどんな感じだ?」
比叡「金剛お姉様ならいかなるサイズでめたお似合いになるはずです!」
提督「いやいや、……そうだ。比叡と金剛は同じ様な体型だし比叡が試着してみたらどうだ?」
比叡「私と金剛お姉様が同じですか!?」
提督「一度自分が試着した服を金剛に着せるとか興奮するだろ?」
比叡「さっ、さっすが司令!では早速試着します!!」バッ
試着中
比叡「どうですか司令!」バッ
提督「くっ……そ可愛い!!」
比叡「本当ですか!?やりました!これで金剛お姉様がさらに美しくなられるのですね!!」
提督「でもその服はショートカットの比叡だから似合うんじゃないか?ほら、背中の辺りが随分こった作りになってるし」
比叡「なるほど……金剛お姉様のようなロングだとどうしても隠れてしまいますからね……」
提督「だからその服は似合ってる比叡が着ればいい!めちゃくちゃ似合ってて可愛いぞ!」
比叡「はあ。そうですか?私はよく分かりませんけど……」
提督(なんかつらい……)
比叡「いやー、随分買い込んじゃいましたね!」
提督「う、うん……正直、ここからあそこまでって買い方した時はちょっと漏らしそうになった」
比叡「あれだけ買っておけばきっと金剛お姉様が気にいる服もあるはずです!早く届いて欲しいですねー♪」
提督「しっかしまだ電車が遅れてるのか……仕事帰りの人とかぶってごった返してるな」
比叡「いつも車やジェットですからたまには新鮮でいいじゃないですか♪」
提督「いや、俺はいつも電車か自転車なんだけどね……」
比叡「司令、きましたよ!」
電車内
提督「比叡、いるかー」
比叡「ひえー……」
提督(あっちか)ズンズン
客「いてっ!」
客「いたたっ!!」
比叡「ん?あれ?司令、よくここが分かりましたね。と言うか、よく来れましたね」
提督「かなりの客に凄い顔で見られたけどな」
比叡「何かご用ですか?」
提督「お前、来るときに痴漢にあっただろ?」
比叡「はい!また痴漢にあったら捻り潰してやりますよ!」
提督「捻り潰すのもどうかと思うけどな……まあなんだ、提督としてもうちの艦娘が触られる事は許せんだろ」
比叡「はい?」
提督「だからその……俺が守ってやるからお前は安心していい」
比叡「そうですか……ではお言葉に甘えて……」
提督「うむ」
比叡「寝ますね!!」
提督(なんか違う……なに、この気持ち)
鎮守府前
提督「しかし本当に器用なやつだな。立ったまま寝るとは」
比叡「いやー、実は寝るの得意なんですよ!」
提督「うん、まぁ知ってるけど」
金剛「ヘイ!そこのお二人さん。仲良くお出かけしていたみたいデスネ!!」ピキピキ
比叡「金剛お姉様!比叡、ただいま帰りました!!」
榛名「比叡お姉様、そのお洋服は……」
比叡「これ?提督が似合ってるから着て帰れってうるさくて」
金剛「へー、ほー……はーん」
提督「あら、何かご機嫌ナナメのようで……」
霧島「司令、その胸の辺りの染みはいったい」
提督「染み?……うわっ!なんだこれ!!って、比叡!お前か!」
比叡「あはは、すみません。なんかよだれ垂れてました!」
提督「おま……」
金剛「どうして胸な比叡のよだれが付いているデース!!」
提督「ちがっ、これは寝てる時に比叡が」
榛名「寝てる時に……?それはまさか……提督が上から覆いかぶさって、比叡お姉様が下からしがみ付くような、そう言う体位で……」
提督「何言いだしたのこの子!?榛名!?」
提督「だいたいそう言う事してたなら服を着てるのはおかしいだろ!?」
榛名「それもそうですね……でももしかしたら脱げない状態……野外という可能性が……」
提督「本当にどうしたんだ!?」
霧島「榛名お姉様は一度ムッツリスイッチが入ってしまうと無限の想像力を発揮してしまうのです」
提督「なにそれ怖い!いいか、これは立ったまま……」
榛名「立ったまま……?まさか、トイレなどの個室で、いわゆる駅弁と言う体位を……!」
比叡「駅弁?」
提督「大丈夫!?なんか変なキャラ付けになってきちゃったけど!!」
金剛「ヘイ!二人とも!!」
提督「お、落ち着け!」
金剛「さっきから何言ってるデース!!どうしてトイレで駅弁が出てくるデスカ!!」
提督「…………」
金剛「訳が分からないデース!」
提督「金剛、お前はいつまでもそのままでいてくれ」
金剛「?」
榛名はおかしなキャラが付いた。金剛と比叡は理解が出来ていなかった。霧島は理解していた。
またかきます
次の主要キャラを>>481に!
金剛
食堂間宮
金剛「まったく!提督はまったく……許せないデース!!」パクパク
霧島「金剛お姉様、そんなに急いで食べては喉につかえてしまいますよ」
金剛「毎日毎日駆逐艦駆逐艦……やっと戦艦にも気を回してくれたと思ったら相手は比叡だなんて……納得いかないデース!!」ムシャムシャ
比叡「まったくです!金剛お姉様の言う通りです!」ふんすっ
榛名「比叡お姉様……」
提督「龍驤、昨日夢の中でお前の肩を揉む夢を見たんだけどさ。肩揉んでやろうか?」
金剛「言ってるそばからまた提督はむこうで駆逐艦とちちくりあってるネ!!」
榛名「金剛お姉様!それ以上はいけません!」
龍驤「なんやの?そんな事言うてほんまはうちの乳揉もう思うてんちゃうの?」
提督「は?なに言ってんだ?」
榛名「提督!それ以上はいけません!!」
提督「おお、榛名。今日も相変わらず可愛いな」
榛名「ええっ!?は、榛名は別にそんな……」
提督「朝から風呂に入ってきたのか?」
榛名「お風呂ですか?いえ、入っていませんけど……?」
提督「香水って感じでも無いし……天然!?すごいいい匂いするんだけど!」クンカクンカ
榛名「て、提督……くすぐったいです……」
提督「うむ……」なでなで
榛名「……?あ、あの、どうして榛名は頭を撫でられているのでしょうか?」
提督「榛名はさ、戦艦でしっかりしてるんだけど何だか子供っぽいって言うか……頭を撫でたくなる可愛さなんだよな」
榛名「そうなのですか?榛名には良く分かりませんけど…………こういう風にされるのは良いものですね……」にこっ
金剛「ぬあぁぁぁぁ!!」バキッ!
霧島「金剛お姉様落ち着いてください!箸に罪はありません!」
提督「ん?」
榛名「…………」うっとり
提督「なんだなんだ、随分派手に食ってるな」スタスタ
金剛「ふんっ、今更こっちに気を使っても許してあげまセーン……」
提督「もう身体は大丈夫なのか?赤城」
赤城「はい、まだまだ本調子ではありませんけど」
加賀「あなたの目は節穴なのかしら?この粗食を見てそんな事を言うなんて」
提督「確かに牛肉や豚肉、揚げ物は食べてないけどな……」
加賀「赤城さん、なんて可哀想な……」
提督「いや、でもほら……」
赤城「すみません、おかわりお願いします!」
提督「この街から鶏肉が消えたのってこいつが原因だよな?」
加賀「鶏胸肉はヘルシーですから」
提督「いくらヘルシーでも一食に何十キロ食べてるんだ……」
加賀「良いじゃないですか。赤城さんは今、あっさりとした物しか口に出来ないんですよ!」
瑞鶴「赤城さーん。ケーキあるんだけど食べますかー?」
赤城「はい!いただきます!」
提督「……めっちゃケーキ食べ」
加賀「リハビリです」
赤城「すみません、この鶏肉はカツにしてカツ丼をいただけますか?」
提督「カツ丼って」
加賀「リハビリです」
赤城「えっ!?もう鶏胸肉が無いんですか!?……じゃあ豚カツでお願いします♪」
提督「豚」
加賀「リハビリです」
金剛「ぐ……ぐぐぐ……ぐぐぐ…ぬああああああ!!」
緊急ミーティング
金剛「もう許す事は出来ないデース……!」
比叡「勇敢なる同志諸君。先程、金剛お姉様は提督から辱めを受けた!」
那珂「同志諸君って那珂ちゃん達の事なのかな?」
川内「さぁ?ここに集まってるみんなの事じゃないの?」
響「このチョコは英国製らしい」
電「とっても美味しいのです♪」
雷「司令官にも持って行ってあげよーっと」
暁「べ、別にお菓子につられて集まった訳じゃないし!」
長門「別に駆逐艦が集まっているから来たわけでは無い」
比叡「金剛お姉様の怒りで我らの砲は復習の女神となる!金剛お姉様の裁きの下、46㎝砲で司令の顎を食いちぎれ!!」
龍驤「あほらしーなぁ。なんでうちらまでそないな事せんといかんねん」
曙「確かにクソ提督だけど殺す事はないわよね……」
不知火「さすがにそこまでするのはどうかと思いますが」
霧島「馬鹿者!!よく聞けよ、司令が大事ならせいぜい祈れ!生きている間にお前が出来ることはそれだけだ!!」
龍驤「な……なんでうちだけこない怒られてるん……?」ぷるぷる
曙「……」サッ
不知火「……」サッ
長門「駆逐艦はこの長門が命に代えて守る」
武蔵「と言うかあいつらは何処の遊撃隊の大尉だ?」
提督室
提督「え?金剛達が俺の命を狙ってる?」
榛名「そうなんです!ですからなんとか提督に止めていただきたくて……」
提督「命を狙われてる俺が説得するのは無理じゃないか?」
榛名「それは……」
提督「しかし金剛に命を狙われるような事したっけな?」
榛名「むしろ金剛お姉様に何もしていなかったからこうなったと言うか……」
かくかくしかじか……
提督「なるほど……じゃあ比叡と同じように金剛と昼飯でも食いに行けば機嫌なおるかな?」
榛名「どうでしょうか……」
提督「ふむ……仕方ない、ちょっと話を聞いてくるか。榛名はここにいてくれ。情報を流した裏切り者扱いされちゃ可哀想だからな」
榛名「でも……!」
提督「いやー、まいったまいった」
バタン
金剛「ぎったんぎったんにしてやるネ!」
比叡「榛名が見当たりませんが。まぁ行きましょう!にしても私達に46㎝砲は少し重いですね」
霧島「こんな物は撃てて当たりゃいいんですよ」
比叡「ひえー」
島風「武蔵さん!止めなくて良いの!?」
清霜「そうだよ武蔵さん!提督がいなくなるのは困るよー!」
武蔵「ん?まぁ大丈夫だろ。あいつも手加減くらいするさ」
雪風「でも、霧島さんは完全に目がマジでしたけど」
武蔵「いや、そっちじゃなくてな。あっちの話だよ」
時津風「あっちー?」
武蔵「あいつらじゃ束になっても敵わんさ。フフッ、なぁ大和よ」
大和「そうですねぇ……」
金剛「あっ」
ばったり
提督「おお、良いところで会った。丁度探しに行く所だったんだよ」
霧島「見敵必殺」
比叡「サーチ&デストロイですね!」
ズドン!ズドン!ズドン!!
提督「なんだ二人とも46㎝積んできてるのか?上手くコントロール出来ないだろう?」
比叡「こんな物は撃てて当たりゃいいんですよ!」
提督「なるほど。だが当たらなければどうと言う事は無い」サッサッ
比叡「ひえー!ば、化け物ですか司令!!」
提督「さてと金剛、ちょっと飯でも食いに行くか!」
金剛「な、何を言っているデース!今更そんな事を言っても許さないんだからネ!!比叡ともランチに行った事はサーチ済みデース!!」
比叡「そうですよ!私とランチに行った事はサーチ済みなんですからね!!そんな事で金剛お姉様の怒りが収ま」
提督「じゃあディナーにするか?」
金剛「ディナー……?ふ、二人きりデスカ?や、夜景なんかも……」
比叡「金剛お姉様!?」
提督「そうだな」
金剛「…………えへへ」
許された
またかきます
調子だいぶ良くなりました。最近お客が泊まりで来てたり、夜10時に寝て朝6時に起きる年寄りのような生活してました。
イベントに備えて母港も拡張したし資材も準備万端です
この間に夢の中で金剛、龍驤、鈴谷、熊野は出てきた
金剛「ふんふ~ん♪」チラチラ
比叡「ハッ……!霧島!霧島!!」ひそひそ
霧島「はい?なんでしょう?」
比叡「んっ!ん!!」
霧島「ええ……またですか?」
比叡「いいから早く!」
霧島「えーっと…………こ、金剛お姉様、随分おめかしして、どこかお出かけなんでしょうか?」
金剛「イエース!これから提督とディナーに行くのデース♪」
霧島「そうだったんですか!それは楽しみですね!」
金剛「もちろんネ!あー、早く提督が迎えに来ないか待ち遠しいデース」
霧島「あのー……比叡お姉様?これで5回目ですけど……」
比叡「仕方ないじゃないですか。なんだか凄く聞いて欲しそうな目でこっち見てるんですから」
霧島「はっ!比叡お姉様、比叡お姉様!」
金剛「んー♪」ちらちら
比叡「あっ、金剛お姉様!情熱的な真っ赤なドレスですね!どこかお出かけなんですか!?」
金剛「ハイ!これから提督とディナーネ!」
以下繰り返し
提督「おーい、そろそろ準備良いかー?」
金剛「イエース!いつでも準備オッケーデース!!」
提督「おわっ、どうしたんだそのドレス!?」
金剛「大人のディナーなんだから当然デース!んー……提督はいつもの制服デスカ」
提督「まあ一年の殆どを制服とパジャマで過ごしてるからな」
榛名「提督!提督……!」ひそひそ
提督「ん?」
カンペ「褒めて!!」
提督(なんだ急に……?)
提督「えーっと……今日もおしとやかで可愛いな!榛名!」
榛名「あ、はわわ……違います、榛名は大丈夫ですから!」
金剛「提督ぅー……!!!!」
提督(こっちだったか!?)
金剛「これから私とディナーだと言うのに妹にちょっかい出すとはどういう事デース!!」
提督「あの、なんて言うか……金剛も今日は一段と、な?あ、赤いな!!」
金剛「赤いドレスを着ているんだから当然ネ!!」
提督「派手な赤い色を着こなすって言うか、赤が似合う女の子は好きだって意味なんだけど……」
金剛「そ……そういう事デスカ……もう!妹達の前だと言うのに仕方のない提督デスネ」ニヨニヨ
提督(ホッ……)
榛名(榛名も赤いスカートです……榛名も赤いスカート……)
提督「で?何食いに行く?」
金剛「提督にお任せしマース♪今日はしっかりエスコートしてくだサーイ♪」
提督「そんな高い店には連れていけないからな?」
金剛「提督のオススメならどこでもいいネ!」
提督「えっと、所持金は…………うわっ!え!?今日は何日だっけ?」
金剛「今日デスカ?えーっと確か……20日デース」
提督(あー……給料日前だったか……)
金剛「どうかしたデスカ?さあさあ、早くいきまショー♪」
提督(待てよ、給料日前ならもしかして……)
提督「よし、行くか!最悪コンビニおでんだ!」
金剛「ええ!?」
金剛「…………」ぶっすぅー
提督「とりあえず牛スジと大根、あとじゃがいも!」
金剛「ああああ!!もう!どうしてこうなるデース!!」
提督「どこでも良いって言っただろ?」
金剛「確かにそうはいいマシタ!けど、どうして屋台でおでんを食べる事になってるネ!!ドレスでおでんって!ディナーがおでんって!!」
提督「ここのおでんは最高だぞ?この時期は特におでんが美味いし」
金剛「確かにおでんは美味しいデス!でも何で……よりにもよってこんな店に来てるデース!!」
飛行場姫「あらぁ、こんな店だなんて随分な言い草ねぇ♪」
戦艦棲姫「味には自信がある」
金剛「どうしてお前達がこんな所でおでん屋台を出しているネ!!」
飛行場姫「どうしてって言われてもねぇー。趣味?」
戦艦棲姫「お前はそこでおでん食べながらお酒を飲んで喋ってるだけだろ」
提督「先生!こんにゃくとがんも!!」
金剛「だから何のんきに食べてるデース!!それに先生ってなんデスカ!!」
戦艦棲姫「私のあだ名だ。戦艦棲姫で戦棲。先生」
金剛「どうでもいいネ!!」
戦艦棲姫「お前が聞いてきたのだろ?」
金剛「にゅわあああああ!!」
提督「まあまあ、とりあえず食べてみろって。こう言っちゃなんだが鳳翔さんと渡り合える味だぞ?」
戦艦棲姫「私も彼女の事は同じ料理人としてリスペクトしている」
金剛「いつから料理人になったデース!!だったら大人しく海底でレストランでも開いていれば良いネ!!」
戦艦棲姫「竜宮城なら経営しているが」
金剛「ああ言えばこう言う……!!もうやけくそデース!この店で一番高い品を注文するネ!!」
戦艦棲姫「一番高い品と言われてもな」
金剛(適当にいちゃもん付けて出直しデース)
飛行場姫「どれでもタダよ。ターダ♪」
金剛「何いってるネ。お金を取らなくては商売は成り立たないデース!」
戦艦棲姫「商売では無い。趣味だと言っただろ」
飛行場姫「お金なんて竜宮城の方でいくらでも入ってくるからねぇー♪私達はこうやって給料日前に屋台を出して提督が来るのを待ってるだけよ♪」
金剛「はぁ!?」
提督「給料日前は生活苦しいからな。ここに来ればタダで飯が食えるし重宝してるんだ!」むしゃむしゃ
飛行場姫「私達は料理を無料で提供する♪代わりに提督と楽しくお話ししたりお酒を飲んだりする♪ギブアンドテイクねぇー♪」
金剛「なんで提督が敵と内通しているデース!!」ブンブン
提督「イタイイタイ!!内通してないから!その場限りの関係だから!!」
金剛「なんか余計に卑猥デース!!」
金剛「だいたい提督は誰にでも優しすぎるんデース!大根と餅巾着!!あとハンペン!」むしゃむしゃ←結局食べた
飛行場姫「そうそう。ほんっと誰にでも優しすぎるのよ」
提督(なんか知らんが意外と話が合うのか……)
金剛「こんっな訳のわからないおでん屋に来て敵にまで気を使うなんてお人好し過ぎネ!」
飛行場姫「ほんっと、さっさとあんなボロボロの鎮守府なんてさっさと見捨てて私達と暮らせば良いのに」
提督「…………」
戦艦棲姫「ん。もうそろそろ店仕舞いだな」
提督「あれ?今日は早いな」
戦艦棲姫「悪いな。また今度ゆっくり来てくれ。明日にはいい牛スジが入る予定だ」
提督「マジですか!!来ます、絶対来ます!!先生最高!!」
戦艦棲姫「ん……そうか。まぁ……お前が喜ぶなら悪い気はしないが……その、なんだ、私もそれなりには楽しみにしている……から」
金剛「ガルルルルル!!」
飛行場姫「がるるるる!!」
提督「ほらほら、喧嘩しない。金剛、そろそろ帰るぞー」
金剛「ふんっ!さっさとこんな所おさらばするデース!!べぇー!!」
飛行場姫「提督ー♪次は邪魔者無しでゆっくり1人できてねー♪」
金剛「提督は当分外出禁止デス!!」
提督「ふぁ!?」
鎮守府
雷「ええーっ!!司令官が金剛さんとご飯食べに行ったのー!?」
榛名「比叡お姉様、それは内緒だとあれほど……」
比叡「いやー、もう時効ですよ!時効!あはは」
愛宕「良いわねー。私もおしゃれなディナーとか食べてみたいわぁ」
赤城「ディナーと言うのは食べ放題ですか?」
愛宕「んー、食べ放題と言うか……高級って感じかしら?」
加賀「高いお金を出して鳳翔さんや間宮さんの作る料理より何ランクも下の食事をしたいのですか?」
愛宕「そう言われるとー……雰囲気を楽しみたいだけで料理はうちが一番よねー♪」
青葉「鳳翔さんと言えばミシュランで三ツ星のレストランからお誘いが何度も来ているみたいですよ!全部断ってるみたいですけど!確かレストラン竜宮城とか……」
愛宕「あら、珍しいわね。青葉が提督と金剛がこっそり出かけたこんな時に鎮守府にいるなんて」
摩耶「確かに。いつもならスクープの匂いを嗅ぎつけたとか言って飛び出していきそうなのに」
青葉「いやー、行きたい気持ちは山々ですけど。ほら、今日って夜は台風直撃じゃないですか!電車とか止まっちゃいますよ!」
一同「あっ……」
その頃台風は時速300キロと言う訳のわからないスピードで鎮守府へ接近、上陸していた。
金剛「さっきまでの天気が嘘みたいネ……」
提督「参ったな……タクシーに乗る金なんて無……ん?なんだ?ポケットに何か……」
手紙「お前がうちの店に来るって事は金欠なんだろ。返すのはいつでも良い『一万円』」
提督(先生……!ありがとうございます!ありがとうございます!!)
提督「よし!タクシーで帰るか!!」
金剛「タクシーってあの列に並ぶつもりデスカ?ハリーポッターのアトラクションでもあるのかってくらい並んでいマース。乗る頃には朝になるネ」
提督「うへー…………ん?」
『Hotel もしもしピエロ』
またかきます
しおいちゃん手に入ってます!三回目で出てきました!
イベントに向けて備蓄してるけどそろそろ鋼材カンストする!尚、ボーキは10万弱の模様
金剛「提督ぅ、びしょびしょで寒いデース」
提督「…………」
金剛「提督?何見てるデース?」
提督「んー」
金剛「んー?…………ハッ!!ラ、ララ、ラ、LOVEHotelがありマース!!」
提督「そうなんだよ」
金剛「ヘイ、提督ぅ。台風を言い訳にしてLOVEホテルに連れ込んでも良いんだからネ♪」
提督「そうだな。じゃあ入るか」
金剛「うえぇっ!?ほ、本当にはいるんデスカ!?」
提督「中のパネル見る限り一部屋だけ空いてそうだし」
金剛「で、でで、でも、こう言うのには順序が……そんないきなり子作りなんて……も、もちろん大歓迎デス!けど、まだ心の準備が……」
提督「うわっ!!どこかの鎮守府の北上が大井に担がれてこっちにくるぞ!金剛、いそげ!!」
金剛「ええ!?ちょっ……」
提督「もう喋ってる余裕は無い!急げ!!」
金剛「そ、そんにも私としたいのデスカ…………し、仕方ないデスネ……!」
目が覚めて久々に書き始めたのに猛烈な睡魔が……
最近ゲームセンターに艦これグッズがあると聞いて久々にSEGAへ行ってみたら赤城さんと加賀さんの人形があった。赤城さんは白いパンツ穿いてました!
帰りにイオンでガチャガチャしたら加賀さんが出てきました。パンツは白でした!!
提督「おお……なんか豪華だな」
金剛「これくらいで緊張するなんて提督もまだまだお子様デース」
ガチャン!!
金剛「ほわっ!?た、大変ネ!!閉じ込められてしまったデース!!こうなったら提督に貰った装備で」
提督「落ち着け金剛!これはこの機械で料金を支払わないと扉が開かないシステムらしい」
金剛「なるほど……さすがは提督、詳しいデスネ」
提督「別に詳しくないよ。ここに書いてあっただけだ。それに俺はこう言う場所は初めてだしな」
こう言う場所は初めてだしな。こう言う場所は初めてだしな。こう言う場所は初めてだしな……
金剛「はわわぁ……!提督ぅ!提督の初めてにこの金剛を選んだのデスネ!!」
提督「え?あー、ん……まぁ、そうなるな」
金剛「提督ぅ~!!」ダイブ!
提督「まぁ、こうなるな」
提督「しっかしラブホテルって安い割には豪華なんだな……」
金剛「ヘイ!提督ぅ!ここにお食事がお一人様一品無料と書いていマース!」
提督「マジで!?うわっ、カツ丼とかも無料か!ウェルカムドリンクまで!?これ込み込みで3時間3000円、一泊6000円か」
金剛「私はこのハンバーグセットにしマース♪」
提督「さっきあんなにおでん食ったのにまだ食うのか…………まぁ無料だし俺も同じのを頼もうかな」
提督「はい、はい……お願いします…………はぁ、なんか緊張した」
金剛「ベッドも大きいデース♪」ダイブ!
提督「しっかしちゃんとシェフがいて作ってくれるなんて、本当に高級ホテルにでも来たみたいだな。外出は出来ないけど」
金剛「ふんふ~ん♪……ん?」
避妊具「よう」
金剛「…………ッ~!!!!」
提督「ん?どうした?」
金剛「な、なな、な……なんでもないデース!」
提督「そっか」
金剛(うっかりしていたネ……ここはそういう事をする所……つまり私と提督はこれから…………こ、これを使ったり、使わなかったり……!)
提督「おわっ!!」
金剛「!?」
提督「でっかい風呂だな……ハート型になってて…………二人用か?」
金剛(な、なんだかいきなり実感が湧いてきて、心臓が爆発しそうデース……!)ドキドキドキドキ
提督「うーむ……料理まだ来ないな」
金剛「そ、そうデスネ」
提督「濡れて寒いだろうし先に風呂入るか?」
金剛「ええっ!?そ、それはつまり、い
一緒」
提督「先に入ってきて良いぞ。料理がきたら受け取っておくから」
金剛「まぁ、そうなるネ」
提督「ん?」
金剛「いえ、私はあまり濡れてないデス!だから全然寒くないので提督がお先にどうぞデース♪」
提督「そうか?じゃあお言葉に甘えて。すぐにあがるから」
金剛「いえいえ、ごゆっくりしてきてくだサーイ」
提督「じゃあ料理の事だけたのんだぞー」
パタン
金剛「…………」
金剛「神様、仏様、夜戦の神様……どうか私に勇気を分けてくだサーイ……!」
鎮守府
川内「よろしい、その願い叶えてあげましょう」
那珂「なになに!?急にどうしたの!?那珂ちゃん宇宙規模のアイドルになりたい!!」
神通「大変、なんだか目の光が無くなって、代わりにおでこに変な紋章が……!」
金剛「な、なんだか本当に勇気が出て来た気がしマース!」
金剛「……よし!」スポーン
金剛「我、夜戦(バスルーム)ニ突入ス!デース!!」
またかきます
大型建造で金剛出るまで建造しようと4662回し続けた結果、
伊勢日向4、扶桑姉妹2、陸奥長門3、比叡霧島3でフィニッシュ。何も身を結ばなかった
提督「それにしてもでかい風呂だなー。泡風呂とか久々だ」
金剛「ヘイ!提督ぅ!!一緒にバスタイムの時間ダヨー!!」
ガラッ
提督「きゃー!!金剛さんのえっちぃー!!」
金剛「…………ホワット?」
提督「うん……ごめん、ちょっと言ってみたかっただけ」
金剛「そんな事より!この金剛のパーフェクトバディーを見て言う事は無いのデスカ!?」
提督「パーフェクトバディーって、がっちりバスタオル巻いてるじゃないか。お湯につけちゃダメだぞ?」
金剛「ぐぬぬぅ……だったらこうしてやるデース!!」バッ
提督「おお……」
金剛「ど、どうデース!これで感想を言えるはずデース!!」
提督「なんと言うか……ツルツルだな……」
金剛「これは英国式なだけデース!!もう!それよりもっと何かこう……!」
提督「ああ、綺麗だよ」
金剛「はうっ……!き、きき……綺麗って、急にそんな事言われても……困りマース……」
提督(どうすれば良かったんだろう)
提督「とにかく風呂に入れよ。風邪ひいちゃうぞ」
金剛「そうデスネ……ではお言葉に甘えて……」
ちゃぷん
提督「…………」
金剛「いいお湯デース」
提督「えっ?いや、なんでこんなに広いのに股の間に座ったの?」
金剛「提督はいつも駆逐艦にはこうしていマース。たまにはこの席を戦艦にも与えるべきネ」
提督「でも駆逐艦と戦艦じゃ違うだろ……質感と言うか、柔らかさ加減と言うか……」
金剛「提督の身体は硬くてゴツゴツしていマース。あまり座り心地は良くないデスネ」
提督「だったら少し間隔を開けて貰えんかね。このままだと他の箇所まで硬くなりそうなんだが」
金剛「でも……座り心地は良くないデスガ、とっても幸せな気持ちにはなりマース……提督ぅ♪」スリスリ
提督「ホワアァァァァ!!」バシャッ
金剛「わわわっ!いきなり立ち上がって何するデース!!」
提督「よく考えるてな二人とも風呂入ってとら料理が出来た時受け取る人がいないだろ?」ザバザバ
金剛「あっ!提督ぅー!!」
金剛「まったく、提督がいないならお風呂に入っていても仕方ありまセーン」
金剛「私もさっさと上がって提督と……提督と…………」
金剛「提督と!!」
金剛「つ、ついにこの時が来たのデスネ!!ホテルでお風呂上がりに男女がする事と言えば……!」ふんすっ
金剛「お、落ち着くデース。まずは着替えて……確かここにバスローブが……」
金剛「はっ!!下着、下着はどうすれば良いデース!?」
金剛「する事は決まっているならわざわざ穿かなくても良いような……いやいや、でもこう言うのを脱がしたりするのが好きな人もいると足柄が言っていたネ」
金剛「ううー……でもせっかく綺麗にしたのに一度脱いだ下着を…………でもでもおじさんはそう言うお嬢ちゃんの生の匂いが好きなんだと如月は言っていたような……」
金剛「ああああ!もう、どうすれば良いんデース!!」
提督「おーい、金剛ー。飯が来たぞー」
金剛「は、はーい!いま行きマース!!……よし!決めたネ!!」
提督「せっかく風呂に入ってたのに急かして悪かったな」
金剛「ノ、ノープロブレムデース!!」
提督「しかしなんだな。えらくガッチガチにバスローブ着てるな。もう少しゆったり着たらどうだ?」
金剛「あ、あははは、着慣れないから中々難しいデース!」
金剛(うぅ……スースーして、なんだかお風呂で裸になっていた時より恥ずかしいネ……)
4時からのタイムセールに備えまた書きます
お食事中
提督「うん。けっこうイケるな」
金剛「鳳翔さんの煮込みハンバーグに比べればまだまだデース」
提督「シャンパンまで無料とか。なんかオサレだな!オッサレー!」
金剛「確かに屋台のおでんよりはディナーっぽいデスネ」
提督「そういえばあいつらは台風だけど無事に帰れたのかな?深海だから大丈夫だろうけど」
金剛「なんで提督が敵の心配までするんデース!」
提督「まあそう怒らずに。テレビでも付けるか」
ピッ
TV「猛烈なスピードで上陸した台風はそのままのアホみたいなスピードで日本上空を通り過ぎました。日本中めっちゃ晴れてます」
提督「なんだ、もうやんだのか」
金剛「…………」
提督「よし!帰るか!!」
金剛「ノォォォォー!!」
金剛「提督、なに言ってるデース!本番はこれからネ!!」
提督「でも今なら二時間経ってないし金額も安く」
金剛「ベッドに向かって……高速戦艦一本背負い!!」ブンッ!
提督「ぎゃああああああ!!」
ぼふっ
提督「ってて…………しまった、マウントポジション取られてる!」
金剛「提督は私の事をどう思ってるデース!!」ブンブン
提督「お、落ち着いて、あんまり脳を揺らさないで!!シャンパンか!さっきのシャンパンが効いてるのか!?」
ぽろり……
提督「うおおお!!金剛、おま……ぽろり!バスローブがはだけておっぱいぽろりもあるよ!!」
金剛「だいたい提督は駆逐艦にはすぐ発情する癖に、さっきのお風呂と言い!今と言い!どうして私には発情しな……」
ギンッ
金剛「…………」
提督「…………」
金剛「あー……あ、まぁ提督も男の人デスカラネ」あたふた
提督「急に恥ずかしがるなよ!こっちが恥ずかしいわ!」
金剛「えっと、それではその……逢瀬を……」
提督「だ、大丈夫か?いつも肉食系な発言してるのに……なんかくねくねしてるな」
金剛「わ、私はいつでもオッケーデース!!でもこう言うのはお互いの気持ちの問題も……」
提督「金剛!」
金剛「ひっ……ひゃい!」
提督「ぶっちゃけ……めちゃくちゃセックスしたい!」ズドンッ!
金剛「ス、ストレート過ぎデース!!」
提督「基本的に24時間そんな気分だからな」
金剛「提督は性欲の塊デ……んんっ、て、提督…………そんな、赤ちゃんみたいに吸っては……ダメ、デース……」
提督「ふ、ん?んーんんんふぁ、ひゅんひは」
金剛「んぁっ、咥えながらしゃぶ……喋らないでくだサーイ!!」
提督「いや、俺は準備万端たけどさ、金剛も準備しないと……」
金剛「その……準備なら多分、お風呂を出てすぐから……もう出来ているネ……」チラッ
提督「はいてない!?」
利根「うむ!」
筑摩「利根姉さん?どうかしたんですか?」
提督「じゃあとりあえず……紳士的に避妊具を付けるかな」
金剛「それなら私がしてあげるネ!」
ガサッ
金剛「これを提督の提督に……くるくるーっと……」グイグイ
提督「いたっ!いたたっ!!」
金剛「おかしいデース。提督のが大きすぎて奥まで入らないネ」グイグイ
提督「痛い!痛い!!ちょっ、もげるもげる!!何してるの!?」
金剛「まだナニしてないデース!!」
提督「金剛……これ、逆…………」
金剛「ホワッツ?」
提督「裏表逆だから、こっちからだと途中で……」
金剛「これは失礼しまシタ!では巻き直して」
提督「いや、こうなったらもう再利用は難しいな……」
金剛「……だったらもうこんな物いらないネ!!」ぽいっ
提督「いらないって、お前……」
金剛「愛し合う二人にあんな物必要なかったのデース。提督ぅ、二人で護衛艦の建造開始デース……♪」
提督「金剛、お前……!だ、ダメだぞ、こんな……避妊具も無しで性行為なんて!」
秋雲「っくしゅ!」
またかきます。近いうちに書きます。ハロウィンは11月中頃だからギリギリハロウィンネタ間に合いそうだな
金剛「いくら提督と言えど、こうやって押さえ付けてしまえばこっちのものデース!ほらほら、提督ぅ♪今からココに入れマース♪」ツン
提督「あっ!ああっ!!あっ……ええい!もうどうにでもなれ!」
金剛「では提督が観念した事ですし、いただきマース♪」
くちゅっ……
金剛「いっ……」
提督「ぐぬぬぁ……なんと言う焦らしプレ」
金剛「いだだだだだだ!!いたっ……痛いデース!!!!」
提督「ええ!?そこはお前、いたっ……とか小声で言いつつ唇噛み締めて涙浮かべながらゆっくり挿れる所じゃないの!?」
金剛「こんなに痛いとは思わなかったデース!!ぎにゃにゃにゃにゃ!!」
提督「奇声あげてるけど大丈夫か?」
金剛「だ、大丈夫デース……最初は痛くてもだんだん気持ちよくなって、最後はアヘ顏ダブルピースと……」
提督「また訳の分からん知識を……足柄か!如月か!?」
金剛「提督の机の引き出しに入っていた本に……」
提督「ちぇっ、俺か」
金剛「ひぐっ……ふぐぅ…………」
提督「…………」
金剛「ぎにゅ………あたたた……ぐぅぅ」
提督「…………」
金剛「いっ、ぎ……ぎぎ……、ぐ、ううぅぅ……」
提督「あんまり無理するなよ?」
金剛「へ、平気デース……ぅぅ、だんだん慣れてきたネ……」
提督(最初からずっと先しか入っていないんだけど……)
金剛「て、とく……も、気持ちいい、デスカ……?」
提督「ん、ああ。そうだな。もうイキそうかな」
金剛「本当デスカ!?だったらもう少し頑張りマース……!」
提督(とりあえずフリだけでもしておくか……)
提督「うっ……!」ピクッ
金剛「提督?」
提督「えーっとその……イキました」
金剛「うぅー……やったぁ!ついにやったネ!!」
提督「いやー、めでたしめでたし」
金剛「提督の精液がお腹の中に注がれてとても熱いデース」
提督「そ、そうか」
金剛「…………ん?」
提督「どうした?」
金剛「提督、本当に射精したのデスカ……?」
提督「ほわっ!?」
金剛「だっておかしいデース!!私が見た本によると、射精されたらココはもちろん!鼻や口からも精液をドバドバ噴き出すはずデース!!」
提督「なにそれ怖い!そんな話聞いたこと無いよ!どこのオークだよ!!おれはそんな本持ってないぞ!!」
金剛「その本は龍田の部屋で見たネ。主人公が天龍に似ていたからハッキリ覚えていマース。自費出版とか言っていたネ」
提督「マジでなに考えてるんだ龍田は……」
金剛「とにかくまだ射精していないなら続行デース!」
提督「でもあんまり痛そうだからさ……」
金剛「私の事はどうでも良いネ!提督に気持ちよくなって貰えればそれで」
提督「いいや、こう言うのはお互い気持ちよくならないとダメだから。それに俺だって金剛にも気持ちよくなって貰いたいしな」
金剛「うぅー……でも私は今回気持ちよくなれそうに無いデース……」ジンジン
提督「いきなり無理しすぎなんだよ。最初はこれくらいから…………なぁ、金剛。どうして俺の右中指と人差し指が常に深爪なのか知っているか?」
金剛「そう言われれば……いつもヤスリで手入れしていマース。どうしてデスカ?」
提督「それはなぁ……赤ずきん。お前を食べるためさ!」ガバッ
金剛「ふわっ!?あっ、ああああああぁぁぁ!!提督、提督ぅー!!」
提督のゴールドフィンガー炸裂中
数分後……
金剛「あっ……ハァッ、ハァッ…………うぅー……」ガクガク
提督「うむ」
金剛「て、提督ばっかり……今度は私の番デース……!」プルプル
提督「生まれたての子鹿みたいにプルプルして何言ってるんだ。ソイッ!!」しゅぱぱぱ
金剛「ひぐっ、あっ、ああああっ……!!また、提督に……はうぅ……」ぺたん
提督「やれやれ、いつもでかい口を叩いていた割に実は乙女だったんだな」
金剛「だって私は生まれてこのかた提督一筋デース……」ぴくんっ
提督「ははは。うい奴め」
ブィィィィ……ブィ…………
提督「ん?電話鳴ってたねのか。マナーモードにしてたから気づかなかっ……」
不在着信25件
提督「ふぁ!?」
ブィィィィ、ブィィィィ……
『妙高』
提督「あああああ……」ブィィィィ…
金剛「提督?なに携帯と連動しているデース?」
提督「も、もしもし!」
妙高「やっと出ましたね。いつまで遊んでいるんですか!もうすぐ日が変わってしまいますよ?」
提督「す、すまん、すぐ帰るから!」
妙高「まったく……あまり心配かけないでくださいね」ピッ
提督「お……?不在着信25件とか出てたから怒鳴りつけられると思ったけど……」
提督「あれ?妙高からの着信は5回だけか。じゃあ後の20回は……瑞鶴?なんであいつが…………っと、噂をすれば電話が。もしもーし」
赤城「提督!提督提督!!加賀さん、提督が出ましたよ!!」
加賀「やらりました」
瑞鶴「もーう、いい加減携帯返してくださいよー」
提督「なんだお前達か。瑞鶴の携帯まで借りて何の用だ?」
赤城「トリックトリートメン!トリックトリートメン!!」
加賀「トリックワトリーではなかったですか?」
提督「……で?」
赤城「早い話がお菓子をください!」
加賀「死にたくなければお菓子をよこせ……じゃなかったですか?」
提督「そういうのは子供って言うか……せめて31日にしような」
赤城「でも街はすでにハーレウィン一色ですよ!トリックトリートメン!トリックトリートメン!」
加賀「ハレーフィーンでなないですか?」
提督「…………」ピッ
提督「さて、そろそろ帰るか」
金剛「えぇー、今日は泊まるって言ったのにぃー!」
提督「言ってないから。それに早く帰らないと妙高に何されるか分からないぞ」
金剛「うぅ……それはまずいデース…………でもまだ動けないネ!提督ぅ、抱っこ抱っこ!」
提督「仕方ないな……ほらっ、風呂入って帰るぞ」ひょい
金剛「わーお♪気分はお姫様ネ!」
提督「うむ……ベッドもビショビショだけど金剛もビショビショだな」
金剛「よ、余計な事は言わなくて言いデース!!」
提督「そんなに気持ちよかったのか」
金剛「それは、その……提督のテクニックが…………ごにょごにょ」
提督(可愛いけど言葉にすると調子に乗りそうだから黙っとくか)
金剛「…………にひひ♪」
提督「ちょいちょい人の心をよむの止めて!」
金剛「私と提督は身体も心も繋がってしまいマシタ♪これはもうケッコンするしかありまセーン♪」
提督「なにいってんだ。だいたいケッコンならもうしてるだろ」
金剛「そうでしたネ。ケッコンはすでにして……え?ええ!?」
またかきます
次で金剛ちゃん可愛い終わりです
曙ちゃん追加ボイスおめでとう
>>665
ありがとうございます!
帰り道
金剛「まさか私と提督が知らない間にケッコンしていたなんて……」
提督「ちゃんと書類一式書いてもらっただろ?」
金剛「あれは!出撃から戻ってきてすぐに名前を書いてくれと言われたから任務関係の書類かと思っていたデース」
提督「中身を確認せずにサインしちゃダメじゃないか」
金剛「だいたいちゃんとプロポーズしなかった提督が悪いネ!!いきなりケッコンの書類渡してサインさせるなんてムードなさ過ぎデース!」
提督「指輪も渡しただろ?」
金剛「あんな安っぽい指輪がケッコン指輪だなんて誰も思わないデース」
提督「仕方ないだろ。ああいうものなんだから……」
提督「そう言えばお前が指輪してくれてる所見たこと無いもんな」
金剛「ケッコン指輪だと知っていたら24時間ちゃんとはめていたネ」ゴソゴソ
提督「?」
金剛「えーっと……確かココに、あっ!あったデース!」
提督「御守り?」
金剛「一応提督にいただいたものデスカラ、大切にして持ち歩いていマース」
提督「御守りの中に入れても御利益無いぞ……」
金剛「大丈夫デース!今日からはちゃんと左手の薬指に……装着完了デース♪」
比叡「お姉様ー」
金剛「ん?いつの間にか鎮守府前まできたいたのデスネ」
提督「なんだなんだ、みんな揃って。子供じゃないんどからそんなに心配しなくても大丈……」
赤城「トリック、アーンド!」
加賀「トリート」
提督「え……?いたずらされる挙句お菓子まで要求されてる……」
また書きます。
書いたものが消えてしまったのです
金剛「かくかくしかじかと言うわけで……なんと私は提督とケッコンしていたのデース♪」キラン
比叡「ひえー!」
榛名「榛名は大丈夫……榛名は大丈夫…………」
赤城「トリート!トリート!」
加賀「トリート」
提督「お、落ち着け!まだハロウィンじゃないから!だいたいハロウィンは子供が仮装してくるものだから!」
赤城「そんな……!」
加賀「赤城さん、これはむしろ好都合と言えます。ハロウィンまで日があるなら私達がそれまでに子供化すればいいだけの事」
提督「それならまだ明日までに暁が一人前のレディーになる可能性の方が高いな」
金剛「ヘイ!楽しそうに話している所失礼しマース!あまり妻である私の前でイチャイチャしないでくだサーイ!」
加賀「あら、随分偉そうな口をきいてくれるわね。だいたいケッコンくらいなら私達もしているけれど」
金剛「またまた、冗談が過ぎマース。だったら証拠に指輪を見せてくだサーイ!」
赤城「それは出来ませんね。だって指輪はもう私達の血肉となったんですから」
金剛「はい!?」
加賀「たべました」
金剛「い、いくら食欲旺盛だからって指輪を食べるなんてありえまセーン!!絶対に嘘デース!!」
赤城「困りましたねぇ……」
金剛「だいたい何が血肉ネ!そんなの消化されずにすぐ出て来るに決まっていマース!」
加賀「出てくるってどこからかしら?」
金剛「それはその……生理現象と言うか、誰だって……ネ!!」クワッ
那珂「ええ!?ちょっと、そんな話し那珂ちゃんに振らないでよぉ……!」
加賀「何がですか?あなたからは何かでるのかしら?」
那珂「えっと……アイドルはそう言うのしないって言うか……でも嘘もつけないし…………うぅー……」
金剛「この通り自称アイドルの彼女でさえしているのデース!うんこを!!」
那珂「自称!?って、はっきり言わないでよー!!」
響「アイドルはうんこをするのか」
若葉「若葉はしないぞ」
電「わ、私もそう言うのはした事ないのです……」
暁「そう言うのはとっくに卒業したし……」
雷「もう!あんまりそんな事言っちゃダメじゃない!那珂ちゃん、うんこ止まらなくったって良いじゃない!」
那珂「なにこれ!?なんで私だけこんなめに!?」
ああ……
第六駆逐隊と若葉が放送禁止用語を連発していると
愛宕「子供達ってああ言うの好きよねー」
榛名「あの……金剛お姉様、こんな事を言うとあれなんですけど……」
金剛「どうしたのデース?」
榛名「皆さん練度が100を超えていますよね?それってつまり、ケッコンしている証拠なのでは……」
金剛「……シット!!提督ぅ!これはどう言う事デース!!」
…………
金剛「あれ?」
羽黒「あ、あのっ……司令官さんならさっきコソコソ部屋へお戻りになりましたけど……」
金剛「提督ぅー!!」
数日後
提督「やれやれ……今日も1日ご苦労さんっと…………」
提督「…………」
コンコン
提督「はーい」
赤城「とりっく、おあ、とりーと」
加賀「トリート」
提督「…………」
赤城「とりっく、おあ、とりーと!」
加賀「お菓子をください」
提督「ほ、ほああああああ!?ええっ!?なにそれ!なんで縮んでるんだ!?」
赤城「やりました!なせばなりますね!」
加賀「やりました。艦載機は3しか積めなくなりました」
提督「マジでなにしてるの!?確かに31日の0時だけど……」
赤城「とりっく、おあ、とりーと♪ほら加賀さんも」ちんまり
加賀「……とりーと」ちんまり
提督「…………」
この後めちゃくちゃお菓子をあげた
提督「まさか駆逐艦が来ても良いように用意していたお菓子の半分も持って行かれるとは……」
コンコン
提督「はーい」
赤城「とりっく、おあ、とりーと♪」
加賀「トリート」
提督「…………いや、さっき渡してからまだ30分も経って無いけど」
赤城「でももう食べちゃいましたから♪」
加賀「まだまだ大丈夫です」
提督「いやいや、こう言うのは一家に一回だけだから!そう何度も同じ所行ってたら怒られるから!」
赤城「とりっく、おあ、とりーと」
加賀「トリート」
提督「話を聞いて!!……ん?そういやさっきよりちょっと大きくなったような」
赤城「食べると成長するみたいですね!」
加賀「ただいまの艦載機は8です」
提督「じゃあ、今日見逃してくれたら今度食い放題連れて行ってやる!焼肉でも寿司でも!」
赤城「本当ですね!?」
加賀「やりました」
提督「この見た目なら入店禁止ってバレないだろうし、子供料金でいけそうだしな……」
またかきます
イベントより潮改二より曙ちゃん追加ボイス楽しみヒャッハー!!
お城プロジェクト?は年寄りには難し過ぎた……
第三海域の事なんて考えずに駆逐艦を14隻使った。
龍驤を挟みつつ次のヒロインは>>694でお願いします。
ただ、新キャラはまだ見た事すら無かったりするので今回ばかりは勘弁してつかぁさい
時津風
提督「さて、一難去ったは良いけどお菓子買いに行かないとな……」
提督「もし仮装した駆逐艦達が来た時にお菓子が無いなんて言ったら好感度が下がって大変な事になりかねん……ただでさえ最近はーー」
コンコン
提督「…………」
隼鷹「トリックorビール!」
千歳「トリックor日本酒♪」
龍驤「トリックor焼酎やー!」
提督「おうおう、何か勘違いした軽空母がワラワラと」
瑞鳳「みなさん、ちゃんと仮装しないとお酒はいただけませんよー」
千代田「お姉、猫耳があるんだけど!猫耳が!」
翔鳳「すみません、みんなすっかり出来上がっちゃって」
飛鷹「何言ってんのよ。まだ序の口よ序の口」
提督「酔っぱらってるお前達を見るたびに思うんだよ。大鯨はあのままにしておこうって」
提督「いいか?ハロウィンは駆逐艦(子供)が仮装して!お菓子を貰いに家をまわる的なイベントなの!」
隼鷹「あははっ、私達はもう子供じゃないしねぇー。お菓子じゃなくてお酒で良いよぉー♪」
提督「だから子供じゃない時点で参加資格は無いし。お酒も配らないから」
隼鷹「ええー……じゃあハロウィンってなに?」
提督「少なくともお前達には関係の無い行事だよ。むしろ配る側だろ」ゴソゴソ
隼鷹「あー……そう言うのは提督にまかせるよぉー♪」
龍驤「……なぁ、なんでうちにお菓子くれるん?」
提督「まったく。長門を見てみろよ。あいつは昨日部屋いっぱいにお菓子を買ってたぞ。陸奥なんて今日は廊下で寝てたし」
隼鷹「いやぁ、私も子供はきらいじゃないけどさ。あそこまでは、ねぇ?」
提督「あいつがもし男だったらと考えたら恐ろしいよ」
龍驤「なぁ、なんでうちにお菓子くれるん?」
隼鷹「仕方ない、じゃあ鳳翔さんの所で飲み直そっか」
飛鷹「あーあ、結局無駄足だったじゃない」
瑞鳳「でも良い酔い覚ましにはなりましたねー」
千歳「そうね。これでまた美味しくお酒が飲めそう♪」
提督「はぁ……あんまり鳳翔さんに迷惑かけるなよ」ゴトッ
隼鷹「おおおお!!これって一本何万もするやつじゃん!!」
提督「これは毎日お前達の相手させられてる鳳翔さんにハロウィンのプレゼントだから。行くなら渡しといてくれ」
隼鷹「うんうん♪」
提督「鳳翔さんが良いって言ったらみんなで飲めば良いよ」
隼鷹「かぁ~っ♪これだから提督って好きなんだよ~♪じゃあお礼にチューしてやるよ!ちゅー♪」
飛鷹「ちょっと、あんた酔っぱらっい過ぎよ」
千歳「……私もちゅー♪」
千代田「千歳お姉!?」
翔鳳「千歳さんってお酒強いのに酔ってたんですか?」
千歳「……」ギクッ
隼鷹「よーし、良い酒が手に入ったし居酒屋鳳翔へレッツゴー!者共、かかれぇ~!ヒャッハー♪」
バタバタ
提督「やれやれ、騒がしい奴らだ」ガサガサ
龍驤「なぁ、なんでうちにお菓子くれるん?」
提督「まったく」
龍驤「なんでうちをひざに乗せるん?」
>>1
さっきから気になったんだけど祥鳳さんそっちの「翔」じゃないよ
龍驤「ちょっとキミ!うちも飲みに行きたいんやけど!」ジタバタ
提督「最近さぁ……戦艦やら空母やらが俺から駆逐艦を遠ざけるんだよ。特に秋雲と曙ちゃんを」
龍驤「あー、そういや最近なんや金剛型が目ギラギラさせてんなぁ」
提督「マジで兵糧攻めの様に俺の精神をガリガリ削って行くんだよ……」
龍驤「確かに最近なんか元気なかったなぁ。でもそれと今の状況なんの関係があるん?」
提督「……駆逐艦成分補充」ギュッ
龍驤「そーか、そーか。ほんならうちでタップリ駆逐艦成分を補充しぃ……って、アホかー!!うちは軽空母や!軽空母!!軽空母龍驤や!!」
提督「いやいや、むしろ駆逐艦より駆逐艦だから」くんかくんか
龍驤「嗅ぎぃなやぁー!!うちまだお風呂も入ってへんし、酒かて飲んでたんやで!!」
提督「俺と契約して駆逐艦になってよ!」
龍驤「なるかボケー!!」
提督「なんて言うかさ……駆逐艦ばかり見ててこんな事に今まで気付かなかった俺はどうかしてたよ」
龍驤「うちを駆逐艦にしようとしてる時点で今もどうかしとるけどな」
提督「まさか目の前にこんな可愛い軽空母がいた事に気付かなかったなんて」
龍驤「だ、誰が軽空母や!うちは駆逐艦……あ、あれ?」
提督「なんと言うかさ、もう本当にあれだ……龍驤」
龍驤「な、なんや……」
提督「龍驤と川内したい」
龍驤「それを言うなら夜戦やろが!って、な、なな、何言うとんねん!!あ、あかんで、そないな事……」
提督「もちろん嫌なら仕方ない。でもめちゃくちゃ川内したい!」
龍驤「だいたいそれってアレやろ……?ようはうちに駆逐艦の代わりせえっちゅうことやん?そんなんうちは嫌やし……」
提督「お前は軽空母の良さと駆逐艦の良さを兼ね備えた素晴らしい艦って事じゃないか。もはやニュータイプと言っても過言じゃない!」
龍驤「そ、そうなん?」
ガチャッ
隼鷹「おーい、龍驤ー。早くこないと先に始めちゃうぞー」
龍驤「あ、分かったー。ほな悪いけど……」
提督「…………」
龍驤「すぐ行くから先に始めといてくれてええよー」
隼鷹「ん?あいよー」
バタン
提督「龍驤……」
龍驤「ほんましゃーないな。うちかてまだお酒飲みたいし。……せやからちょっとだけやで?」
提督「龍驤ー!!」ガバッ
龍驤「あ、アホー!!ちゃんと順序は踏まんかい!!まずはその、あるやろ……いろいろ…………」
提督「キス的な?」
龍驤「…………あほ」
この後めちゃくちゃ
居酒屋鳳翔
ガラッ
隼鷹「ん?おおー、龍驤!遅かったじゃん!」
龍驤「ん……ま、まぁ、その……うん」
飛鷹「あら?あんたお風呂に入ってきたの?」
龍驤「ええ!?あ、せ、せや!ちょっと汗かいてしもたからシャワー浴びてきてん!」
祥鳳「こんなに寒いのに汗かいたんですか?」
龍驤「あー……いや、ちゃうかった!酒臭いからシャワー浴びたんよ!酔いも冷ましたかったし!」
隼鷹「なーに言ってんだよぉ♪これからまだまだ酒臭くなるってのに♪なぁ、瑞鳳!」
瑞鳳「そーよ、わたしたちはまだまだ飲めふ……へ」フラフラ
龍驤「あはは、ほなうちもええお酒飲ませて貰おうかな」
鳳翔「大丈夫?なんだかフラフラしてるようですけど……」
龍驤「うん。まぁなんて言うか……意外と結構肉食系なんやなぁ……って…………」
鳳翔「肉食?ごめんなさい、今はお魚しかないんだけど……肉じゃがでも用意しておくべきだったかしら……」
龍驤「あっ!ちゃうちゃう!魚でええよ!うち魚めっちゃ好きやねん!」
飲み会後、深夜。提督室
コンコン……
龍驤「と、トリックorトリート……とか言うたりしてぇ…………」
ガラーン
龍驤「……なんや、おらんのかいな。……まったく、こんな夜中にどこ行っとんねん。ほんま…………あほ」
その頃提督は……
提督「へっくし!!さむっ……。早くお菓子を調達して帰ろう……」
時津風「12cm単装砲はいりませんかー……12cm単装砲はいりませんかー……」
単装砲売りの少女と出会っていた
またかきます
>>708
ちょっと何言ってるか分からないです!分かっ……すみませんでした!
時津風「12㎝単装砲いりませんかー……12㎝単装砲は…………」
提督「こんな夜中に駆逐艦が一人で何をして……ハッ!!」
時津風「12㎝単装砲いりませんかー!ねー!12㎝単装砲ー!!ねぇーってばぁー!!」
提督「完全に俺に言ってる……!そりゃそうだ、人通り無いし」
提督「…………」
時津風「ねぇー、12㎝単装砲ー」
提督「い、いくら?」
時津風「うーん……さんびゃく……じゃなくて、にせん!さんぜん!!」
提督「高くなってるけど……」
時津風「3000万!!」
提督「無茶言わないで!」
時津風「えぇー……じゃあ200円……?」
提督「安いのは良いんだけどさ、それどうみてもゴミだよね?」
時津風「ゴミじゃないよー!あの箱に入ってたんだからー!」
ゴミ箱「」
提督「……あっ、これアレだ。ちょっと会話が成立しないタイプの子だわ」
提督「だいたいなんで子供がこんな時間に外をうろついてるんだ?」
時津風「時津風だけじゃないよー?ほら」
赤城「加賀さん!向こうに明かりのついた家が!次はあの家に行きましょう!」シタタタ
加賀「さっきの家はカステラ……上々ね」スタタタ
提督「あいつら……深夜になんて近所迷惑な……」
時津風「ねぇー、どうしてあの子達はお菓子いっぱい持ってるのー?時津風も食べる食べるー!」
提督「あれはハロウィンという名を利用した追い剥ぎだよ」
時津風「ハロウィン?」
提督「トリックorトリートって言って家をまわるんだ。そうすれば大人がお菓子をくれるんだよ」
時津風「おおー……!とりっくおあとりーと!」
提督「そうそう」
時津風「とりっくおあとりーと!」
提督「ん?」
時津風「とりっくおあとりーと!!」
提督「……いや、俺はお菓子持ってないよ?」
時津風「!!」
時津風「もうお腹ぺこぺこだよー……」くぎゅぅぅぅ…
提督「だったら早く家に帰ってご飯食べたいないと」
時津風「ダメだよー。だって家出してきたんだもん」
提督「家出!?」
時津風「なーんかしれーの事苦手で逃げて来ちゃったんだー」
提督「そんなブラック鎮守府だったの?ご飯もらえないとか酷使されるとか……」
時津風「うーうん。深海せーかんとは戦った事無いし、遠征も行ったことないんだよねー」
提督「じゃあなんで……」
時津風「なんかねー、しれーってばすぐ覗いてくるの。着替えとかぁー、スカートの中とかぁー、パンツの中とか」
提督「パンツの中!?許されるのはスカートの中までだろ!!ロリコンは最低だな!!人間のクズだよ!!」
時津風「そうだよねー」
saga忘れてしまったあぼーん……また書きます。一眠りした後か明日にでも……
これ携帯からだとあぼーんになってるけど他の人は見えてる感じなのかな?
了解しました。ミントガムパワーで忘れる前にもう少し書きます
提督「そんな危険な鎮守府に帰すわけにはいかないな」
時津風「うんうん♪時津風もそう思うよー」
提督「確か腹が減ってるんだったな。とりあえず何か食べ物買ってやるから付いておいで」
時津風「うん♪時津風も行く行くー♪」
提督(あれ……?なんかこれ誘拐っぽくないか……?)
??「まて!貴様!」
提督「ひっ……!ち、違うんです憲兵さん!つい出来心で……」
タ級「何を言っている」
提督「あれ?たっきゅん?」
タ級「馴れ馴れしいな。なんだお前は」
提督「この感じ……さてはお前は、俺の知っているタ級じゃないな!野生のたっきゅんか!!」
タ級「その通り……では無いな。なんだ野生のタ級とは……」
提督「ゆけ!時津風!十万ボルトだ!!」
時津風「トキチュウ!」
提督(思ってた以上にノリが良いな)
タ級「馬鹿な事をしていないでそいつを渡して貰おうか」
提督(こっちはノリが悪いな……)
提督「時津風を渡せとはどういう事だ!」
タ級「私はこの駆逐艦が心に闇を抱えているのを感じ偵察していたんだよ」
提督「くっ……!いったいどこから来たんだ!」
タ級「あっ……そこからか…………まぁ良い。私は昼か南の海域からやってきた。最近やたら深海棲艦を狩るのが流行っていてな。駆逐艦はいくらいても足りないのが現状だ」
タ級「だから私はこうして闇に堕ちそうな者を見つけては機会をうかがっているのさ。深海棲艦にするチャンスを」
提督「なんだと!?つまりお前は野生のたっきゅんではなく、他海域からきた深海棲艦と言うわけか!!」
タ級(なんかめんどくさいタイプだな)
提督「まあ何かよく分からんが時津風を渡すわけにはいかないな!!」
時津風「そうだよー!」
タ級「まて!よく分からないとはどういう事だ!アホなのか!!」
提督「くっ……!精神的に追い詰めるつもりか!!」
タ級「いいか?よく聞け?簡単な事だ。理解しろ。私は南の海域から深海棲艦になりそうな艦を探しに来たんだ」
提督「そんな事はまぁ良い!とにかく敵なんだな!」
タ級「良くない!ちゃんと理解しろ!」
提督「細かいな……さてはA型か!!」
タ級「なんなんだこいつは……」
提督「図星のようだな!俺もA型だ!!」
時津風「時津風もA型?」
提督「おい!どうなんだ!時津風はA型なのか!!」
タ級(過去最大規模でめんどくさいタイプだな……)
タ級「よし、もう沈めてしまおう」
提督「はいそうですかとでも言うと思ったら大間違いだぞ!」
タ級「確かに。なかなかやりそうだな。だがこの状況でもそんな事が言えるのか?」
提督「なんだと!?」
タ級「私がその気になれば貴様がその駆逐艦を誘拐しようとしていたと憲兵に伝え社会的に抹殺出来るのだぞ」
提督「やめてください」
タ級「ならばその駆逐艦を私によこせ」
時津風「しれー……」
提督「ぐぬぬ……憲兵に捕まってしまっては弁解する自信がない……」
赤城「お困りのようですね!」
加賀「チョコレート……上々ね」
提督「お前たちは!……って、なんかでかくなってないか!?中学生くらいに見えるが」
赤城「お菓子をいただきましたから♪」
加賀「ハロウィンとは本当に素晴らしい政ですね。さすがに気分が高揚します」
提督「ここまで成長するなんて……いったいどれだけのご家庭が犠牲に……」
タ級「なんだ?このガキ共があの赤城と加賀なのか?フッ……さすがは最弱の海イーストブルー。一航戦ですらこの程度か」
提督「やばい、何言ってるか分からない……イーストブルー?」
加賀「意味は分かりませんが一航戦を馬鹿にした事は分かりました。いい度胸ね。頭にきました」
タ級「フンッ……確かに口調や態度は一航戦だが…………見た目は完全に子供ではないか。ご自慢の胸部装甲も……すっかり龍驤が胸になってるな」
提督「それを言うなら胸が龍驤みたいになってるだろ!いい加減にしろ!!龍驤よりはあるぞ!!」
赤城「提督、それ以上はいけない!」
タ級「まあ良い。ついでに貴様らも連れて行ってやろう…………深海に!」ズドンッ!
タ級「……跡形も無く消し飛んだか。……しまった、私とした事が咬ませ犬発言を」
加賀「まったく。その通りね」
タ級「だが他の者は消し飛んだようだな」
加賀「あの2人なら赤城さんが抱えて少し離れた所にいるわ」
タ級「そう。だったらまずはあなたから堕ちて貰おうかしら……ね!!」スカッ
タ級「なっ……!」
加賀「無から転じて生をひろう……」
赤城「そう、あれが加賀さんの究極奥義……無想転生」
提督「ひえー」
タ級「ふざけた真似を……だがこの近距離で空母のきさまに何が出来る!避けるなら当たるまで撃ちまくるまで!」ズドンッ!ズドンッ!!
加賀「確かに。この距離で空母は不利……でも残念ね」フォンッ…
タ級「なっ……!なぜ、これは46㎝砲……?」
加賀「あら、見た目通りだけれど」
赤城「加賀さんったら若くなって昔の血が騒いじゃったんでしょうか♪」
タ級「なぜだ……!こいつは空母、加賀……!なのに何故、何故……!」
加賀「敵艦捕捉。全主砲、薙ぎ払いなさい」
タ級「何故お前に大和の影が…………!!」
提督「なんて言うか……加賀も凄いけど、あのタ級の咬ませ犬っぷりがハンパなかったな……」
時津風「しれー、お腹すいたー」
赤城「そうですねー。お腹すきましたねー」
加賀「はい。提督を助けたらお腹がすきました。何かおごってください」
提督(突然の死……!)
またかきます
オイゲンちゃん可愛いので龍驤育てます
あらすじ
赤城と加賀から衝撃の一言。提督を突然の死が襲った。
提督「お腹すいたって言われても……ほら、もう店も閉まってるし……」
赤城「ややや!加賀さん、あんな所に屋台が!」
加賀「ややや、やりました」
時津風「ややや♪」
提督「ややや、勘弁してください」
赤城「お・で・ん!お・で・ん!!」
加賀「お・で・ん。お・で・ん」
時津風「お・で・ん♪お・で・ん♪」
提督「D・V・D!D・V・D!みたいに言うな!だいたい今日は給料日後だから、いきつけのおでん屋はやってないんだよ」
赤城「いきつけのおでん屋ですか……いい響きですね……!」
加賀「さすがに気分が高揚します」
時津風「時津風も高揚するするー♪」
提督「だからやってないんだって。いつもならあの辺りに小さい屋台が……」
デデーン
時津風「わあー♪おおきい店ー!」
赤城「あれを小さい屋台と言い切るなんて……やっぱり提督はスケールが大きいんですね!」
加賀「まぁ……さすがに私と赤城さんが認めた提督なだけありますね」
提督(なんだあのでかい店……)
赤城「さあさあ提督♪」
提督「ちょ……まっ、あれなんかいつもと雰囲気が違うって言うか、知らない店かも……」
加賀「心配いらないわ」
提督「その自信はどこから来るんだよ!」
時津風「しれー!はやくー!ねぇしれーってばー!」シタタタ
提督「ああっ!もうあんな所まで!!」
戦艦棲姫「ん?……なんだ、珍しいな。こんな時期に。給料日後じゃないのか?」
提督「あ、ども。先生」
戦艦棲姫「ああ。この前貸した金でも返しに来てくれたのか?」
提督「あー、いやー……その、ちょっとハロウィンとかでお金が入用で……」
戦艦棲姫「冗談だ。そんなのはいつでも良いさ。何百年でも待ってやるぞ?」
提督「あ、あざーす!」
戦艦棲姫「その代わり生きてるか確かめる為に月に2、3度は顔を出せ。死んだ人間からは金を返してもらえんからな」
提督「はい!……で、今日のこの店はいったいどうしたんですかね?随分サイズが大きいけど……」
戦艦棲姫「ああ、実はあいつがどうしてもおでんを食いたいと言ってな。あれを相手するにはこれくらい必要なんだよ」
空母棲姫「もぐもぐ……」
赤城「これは……」ゴクリ
加賀「鎧袖一触……とはいきそうにありませんね」ジリジリ
提督(あの二人が後ずさりしている!?)
戦艦棲姫「あいつの食い気は凄くてなぁ……空母ってのはみんなあんななのか?」
提督「すんません、うちの空母まで」
赤城「素晴らしい食力ですが私達も負けませんよ!」もぐもぐ
加賀「このポジションは譲れません」もぐもぐ
空母棲姫「…………」もぐもぐ
提督「なんか仲よさそうなだけど……地獄絵図だな……」
戦艦棲姫「おい、あんまり勢い良く食うんじゃない。まだ飛行場姫が新しいおでんを持ってくるまで時間がかかるぞ」
提督(飛行場姫をパシリの様に使うあたり、やっぱり侮れないな)
戦艦棲姫「……で?お前たちは何にする?あっちは勝手に食ってるし放っておいても大丈夫だろ」
提督「じゃあ大根と前に言ってた牛スジを!時津風はどうする?」
時津風「うーん……あたしは焼き鳥にするー。ねぎま♪ねぎま♪」
提督「いや、自由すぎるだろ……ここはおでん屋だからね?」
戦艦棲姫「悪い。大根はあいつらが食い切って次が来るまで無いんだ。牛スジとジャガイモか卵でいいか?」
提督「はい。おまかせします!」
戦艦棲姫「ん。じゃあジャガイモと卵、あと牛スジと……こっちがネギマだったな」ゴトッ
時津風「わぁーい♪」
提督(あった……)
提督「相変わらず美味いなあ」
時津風「おいしいおいしい♪」
戦艦棲姫「遠慮せずどんどん食え」
提督「じゃあお言葉に甘えてがんもとコンニャクを!」
時津風「あたしはねぇー……おっすし、おっすし♪」
提督「もうやりたい放題だな!どう見ても生魚なんて」
バシャッ
ヲ級「…………ヲ」ピチピチ
提督「えっ……とって来たの?その魚……」
時津風「マグロが食べたいー。マグロ♪マグロ♪」
提督「いやいや、どう見てもあれは鯖か何か……」
ザバン!
ヲ級改「…………ヲッ」ビッチビッチ
提督「…………マグロが」
戦艦棲姫「解体するから少し待っていろ。まずは赤身だな」
タ級「酢飯はココに」
提督「…………あっ、じゃあ俺も赤身で」
一時間後
提督「いやー、食った食った!」
時津風「もうお腹いっぱいだよー」
提督「おでんに焼き鳥に寿司にパスタに中華にフランス料理まで……凄いバリエーションだったな」
時津風「デザートもおいしかったねぇー♪」
提督「よし!それじゃあそろそろ行くか!ごちそうさま!」
戦艦棲姫「まて。忘れ物だ。あれを」
赤城「まだまだ入りますよー……」むしゃむしゃ
加賀「なかなかやりますね……さすがに気分が高揚します……」むしゃむしゃ
空母棲姫「…………」もぐもぐ
提督「……それじゃ!」
戦艦棲姫「おい」
提督「いや、なんか意気投合してるみたいだし!それにこっちはもう限界みたいで……」
時津風「むにゃむにゃ……」スヤァ…
戦艦棲姫「じゃあアレはどうするんだ?」
提督「また朝に迎えに来ます。どうせ朝までムシャムシャコースですわありゃ」
戦艦棲姫「面倒見させるならそれなりの見返りはあるんだろうな?」
提督「えっ……あ、じゃあ……コレどうぞ」
『触れ合い小動物ひろば入場券』
戦艦棲姫「…………」
提督「…………」
戦艦棲姫「よ、よし、お前が私を連れて行け!いいな?飛行場姫達には内緒だぞ?」キラキラ
提督(気分が高揚してる……小動物好きなのかな)
戦艦棲姫「例え私がハムスターにもふもふしたとしても内緒だからな!」
提督(必死だなぁ……)
ば鎮守府前
提督「やれやれ、やっと帰ってこれたか……」
妙高「随分と遅いお帰りですね」
提督「ひえー……ち、違うんだ!これはハロウィンが駆逐艦で喜ばせようと」
妙高「はいはい、わかっていますよ。その両手にさげた大きな荷物を見れば。運ぶの手伝いますから」
提督「いやー、助かるよ。じゃあコ」
妙高「…………」ガタガタガタ
提督「ん?妙高?」
妙高「そ、その背中に背負っている駆逐艦は…………」
提督「ああ、実は家出したみたいでな。可哀想だから連れて帰っ」
妙高「だ、大丈夫ですから。この妙高、一生を提督に捧げると決めた身……例え提督が道を踏み外したとしても、正してくれるのならばその気持ちは変わりありません」
提督「え?」
妙高「後の鎮守府の事はこの妙高にお任せください。きっと提督がおつとめを終えて戻る日まで守り通してみせます」
提督「あの……」
妙高「提督……誰にでも間違いはあります。お身体にお気をつけて…………では憲兵に連絡を……」
提督「ちょっとまって!?誘拐じゃないよ!?」
妙高「提督!……見苦しい真似はやめてください。私は提督を信じて待ちますから!」
提督「うん!だから少しは信じて!!何もやってないから!」
この後めちゃくちゃ説明した
またかきます。
みんなは風邪やインフルエンザに気を付けて。
ああ、頭も喉も関節も痛い……
次でひと段落しつつ、その次提督に胸を揉まれるのは>>808で
古鷹
深夜の緊急会議
金剛「うぅ……提督ぅー!!なぜ犯罪に手を染めてしまったデース!!」
提督「だから無実だって!」
霧島「しかし誘拐は立派な犯罪かと……」
提督「誘拐じゃない!これは人助けだから!変態ロリコン野郎からこの少女を救ったの!!」
天龍「…………やっぱやったんじゃねーか?」
提督「ちがう!俺はイエス、ロリコン!ノー、タッチ!!」
愛宕「そういえば今日迷子の捜索願いが出てたわねぇ……確かこの辺りに…………あっ、あったわ」ヒラッ
妙高「あら、この鎮守府って確か……」
提督「有名なのか!?相当なロリコンとして有名なのか!?あのやろー!顔も知らないけど!!」
妙高「いえ……確かこの辺りでは唯一の元帥だったような……」
提督「いやいやいや、駆逐艦にセクハラするような奴が元帥なわけ無いだろ?」
天龍「ちなみにうちは何なんだよ?」
提督「…………少将」
天龍「これもうダメだろ。誘拐だろうがそうじゃなかろうが、そんな奴怒らせたら少将なんてシュッと首飛ばされちまうんじゃねーのか?」
時津風「ううーん……ふぁ~ぁ、よく寝たー」
提督「そうだ!この時津風が生き証人だよ!俺は誘拐なんてしてないよね!?」
時津風「ゆーかいー?しれーはお腹をすかせたあたしにご飯を食べさせてくれた恩人だよー?」
提督「やったー!!」
川内「待ちに待った夜戦だー!」
愛宕「でも現状は連れて来ちゃったんですから誘拐と同じですよねー……」
提督「そうだ!時津風、お前がいた所の提督って偉い人だったのか?凄い精鋭がいたとか?」
時津風「うーん……どーだろー?いつも鎮守府には私や雪風や龍驤……あと睦月型の子と…………とにかく駆逐艦ばかりだったよー?」
提督「やっぱりな……そんな駆逐艦並べてブヒブヒ言ってる変態野郎が偉い分け無い!時津風のしれーがこんなに偉い分けがない!!俺の妹がこん」
妙高「確かに駆逐艦だけでは限界がありますけど……だったらどうしてこの子を手に入れる事が出来たんでしょうか?」
提督「大方の予想だと誘拐でもしたんじゃないか?時津風はそこそこ奥の海域にいたからな。駆逐艦だけじゃ厳しいだろ?」
時津風「ちがうちがう!あたしを迎えに来てくれたのは大和さん達だったよー」
提督「…………ん?でも鎮守府には駆逐艦しかいないって」
愛宕「もしかして駆逐艦以外は常に出撃してていないだけなんじゃないかしら……」
時津風「そうそう!戦艦や空母のみんなはブラック鎮守府だー!って怒ってた!誰のおかげで元帥になれたと思ってるんだー!って」
提督「…………」
加古「えーっと……お別れ会の準備する?最後くらいパーっとさ!」
古鷹「加古!」
龍驤(なんやうち……駆逐艦扱いされてた気がすんねんけど……)
隼鷹「あのさー、イマイチ状況が良くわかんないだけどさー。これってそんなにヤバい状態なの?」
霧島「一航戦の大切にしているおやつをこっそり持ってきた感じですね」
隼鷹「ええー……なんでそんな事したんだよー」
榛名「正直に言ってお返しすれば許して貰えないでしょうか?」
加古「あの二人から食べ物をかすめ取って、返したら許されるとも思えないけど……」
古鷹「そんな事ありません!誠心誠意伝えればきっと!万が一、その……奇跡的に許される可能性も微粒子レベルで…………」
金剛「提督ぅー!一刻も早くその子を返して謝りに行くデース!!私は提督のいない鎮守府なんて絶対に嫌デース!!」
提督「ばっきゃろー!このまま返したらまたロリコンの餌食にされちゃうだろ!」
金剛「でもこのままじゃ提督が……!」
提督「駆逐艦も、潜水艦も!守れないで何が提督だ!!」
北上「ロックだねぇー」
大井「演歌だわ……」
提督「いきのこりーたいー、いきのこりーたいー……また建造したくーなるー……」
榛名「ああ!ここはビスマルクさんの出番なのに……!」
霧島「すでに50連敗以上している傷口が……」
提督「愛宕、タウンワークある?」
金剛「提督ぅー!!」
愛宕「せめてうちの提督も元帥ならよかったんだけどー……」
天龍「なんでだよ?」
愛宕「だってほら、もし加賀さんのおやつを那珂ちゃんが食べちゃったらどうなると思う?」
天龍「まぁ……最悪死、だな」
那珂「那珂ちゃんごきげん!!」
愛宕「でも、もし相手が赤城さんなら?」
天龍「あー……なんかゆるされそう」
愛宕「つまり提督が向こうの提督と同じかそれ以上の立場なら……」
天龍「明日までに少将から元帥かー…………よし、新しい職探そうぜ!」
金剛「ノー!!提督がいなくなったら、提督がいなくなったら金剛は死んでしまいマース!」
比叡「うーん……ちょっと出かけてきますね」
翌日
提督「えー、本日付けで大元帥になりました」
天龍「なんだ、もう就職先決まったのか!うまそうな中華料理屋っぽいな!中華料理、大元帥!」
提督「いやいや、そうじゃなくてさ。なんか知らないけど朝起きたら手紙が枕元にあってさ」
『比叡ちゃんの頼みだから今から君は大元帥です。あと時津風の件、そちらの鎮守府に任せます』
提督「比叡、これどうしたの?」
比叡「いやー、困った事があれば何でも相談しなさいって言われてたから一応相談してみたんですけど……上手く行ったみたいで良かったです!」
提督「そうか!ありがとう!あまり深く聞くとお前との関係がギクシャクしそうだから深くは聞かないよ!送り人になんか凄く偉い人の名前書いてるし!」
頭の中を小人がカナヅチで殴りつけ、喉をタワシで擦りやがるのでまたかきます。次こそは終わります
古鷹改二きましたね。…………ああああ!!!!那智さんと足柄ばかり育ててたからまだレベル30なんだが!!
数日後……
提督「今日も寒いなー……」
愛宕「しっかりしてください。今日も来客が数人と午後からは会議ですよ」
提督「なんか宝くじ当たった途端に寄ってくる親戚みたいに毎日人が来るな」
愛宕「皆さん提督のご機嫌伺いに来ているんですよ」
提督「時津風は元気にしてる?」
愛宕「はい。毎日しれーしれー言ってますよ」
提督「そうかそうか。それならいいんだ」
雪風達の部屋
雪風「しれぇ!」
時津風1「しれー!」
時津風2「しれー!」
島風「おぅっ!」
卯月「ぴょん!!」
酒匂「ぴゃん!!」
長門「……私は、死んだのか?」ホクホク
提督「おっ!ふひひ、曙ちゃん発見!」だきっ
曙「ちょっ……ク、……提督、やめてください」
提督「へ……?」
曙「私、これから遠征ですから」
提督「あ、うん……」
スタスタ……
提督「あれ!?な、なな、なんか避けられてない!?」
愛宕「まぁ提督も偉くなりましたし、貫禄が出てきたんじゃないですか?駆逐艦が近寄りがたいような貫禄が」
提督「そんな迷惑なものいらないんだけど!!」
電「あっ、司令官さん。おはようございますなのです」
提督「おう!電おはよう!雷も一緒なんだな!おはよう!」
雷「司令官……司令官は偉くなっちゃったからもう私を頼らなくても大丈夫なのね!司令官のハゲー!!」ダッ
提督「ハゲ!?」
電「あ、う……雷、まってなのですー!」
提督「…………な、なにこれ」
愛宕「最近お仕事をばかりで駆逐艦の相手をしてあげなかったからコミュニケーション不足で拗ねちゃったんじゃないですか?」
提督「そんな……」
愛宕「ほら、あの影から提督を見てる不知火さんの目……まるで養豚場の豚の糞を見る目ですよ」
提督「いや、あれはいつも通りだけど……」
昼過ぎ
提督「やっと終わった……」
愛宕「この後は会議ですね」
提督「うおお!テンション上がってきたー!!」
金剛「ヘイ!提督ぅ!今日も一段と男前デース♪」
提督「金剛も相変わらず元気だな」
金剛「えーっと……あの、デスネ。これから一緒に」
提督「おっと、会議会議!悪い金剛、話はまた今度な!」
金剛「……ハイ!では行ってらっしゃいデース!」
金剛「…………」
比叡「これは金剛お姉様!今日も一段とお美し…………ど、どど、どうかしたんですか!?」
金剛「なんだか提督が出世して嬉しいはずなのにさみしいデース……」
比叡「お姉様…………わっかりました!この比叡にお任せください!指令の階級をミドリムシ以下に出来るようにお願いしてみます!」
金剛「それはダメデース。せっかく提督がやる気になって仕事しているのに私達か邪魔してちゃいけないネ!」
比叡「お姉様…………分かりました。では比叡も余計な事をせずにしばらく様子をみます!」
金剛「そうデース!今日は一緒に提督の昇格お祝いをしまショウ!」
この夜、提督の降格パーティーが行われる
くぅ……っ、眠気には勝てなかったよ
降格祝いは明日書いてそのまま古鷹へ
またかきます
夕方
提督「ただいまー」
妙高「お疲れ様です」
提督「いやー、疲れた疲れた。ところで比叡はいる?」
比叡「はいー、お呼びでしょうかー?」
提督「そろそろ少将に戻りたいんだけどなんとかならないか?」
比叡「それは構いませんけど……良いんですか?」
提督「ああ。今日の会議で時津風がいた鎮守府の提督から元帥の称号を剥ぎ取ってやったからな。明日からは外国の海へお魚を取りに行くってさ」
比叡「はあ……?」
提督「それになぁ……俺は駆逐艦の子達と接する時間が減る今の暮らしにはもうこりごりなんだ!!」
妙高「はぁ……まあ提督らしいと言えばそれまでですが…………本当によろしいんですか?」
提督「だいたいランキング見てみろ。この下の方。少将 少将 少将 大元帥 少将 少将…………おかしいだろ!?」
提督「えー……と、言うわけで少将に降格しました」
電「はわわ……っ、駆逐艦と遊ぶ時間のために降格なんてダメなのです!」
響「その割には嬉しそう」
雷「もう!すぐ降格されちゃうなんて本当に仕方ないんだから!もーっと私に頼っていいのよ?ね?ね!?」
暁「まぁ私達みたいな大人には色々あるから仕方ないわよね!」
大高坂山城「そうよ!大人な私にもーっと頼っていいんだからね?」
曙「ほんっっと!駆逐艦の相手をしたくて降格願いとか、どうしようもないロリコンクソ提督なんだから!」
提督「あー、曙ちゃん可愛いんじゃー」
夕立「提督さん、元に戻ったっぽい?」
時雨「ボクはこっちの提督の方が好きかな」
夕立「夕立もこっちの提督さんの方が好きっぽい!」
提督「いやー、少将最高だな!!フヒヒ」
比叡「司令ー!言われた通り連絡しておきましたー」
提督「ありがとう。わざわざ悪かったな。せっかくコネで大元帥にしてもらっのにまた少将……」
少将 少将 少将 ミドリムシ 少将 少将……
提督「…………」
祝!提督降格記念!宴会会場
隼鷹「いやぁー、提督が元に戻って良かったねぇー!めでたいめでたい!!さぁ今日は祝い酒だ!パーっと飲もうよ、パーっと!」
飛鷹「あんたの場合は飲めれば何でもいいんでしょ」
千歳「でもめでたい時に飲むお酒は格別ですよね♪今日の記念日に、クリスマスイブ、クリスマス、大晦日、お正月三が日、えびす祭り、2015年1ヶ月経過記念……」
千代田「千歳姉お酒飲みすぎ……もう、酔っ払っちゃったんじゃないの?」
龍驤「なあ、あれが酔うたところ見たことあるか?」
瑞鳳「そう言われてみれば見たことないわね。いつもこっちが提督より先につぶれちちゃうから」
龍驤「ほんならやぁ、みんなでちからあわせてアレをよわせたろ!」
またかきます
龍驤「おーい、ちょっとキミー!」
提督「ん?なんだ、お前たちも注いでくれるのか?」
飛鷹「お前たちも?」
大和「うぅーん…………」
武蔵「この私が、この程度で……」
金剛「ていとくぅ……ていとくぅ……むにゃむにゃ」
千代田「うわっ、提督の周りに戦艦の屍が……」
龍驤「こら予想以上に手強そうやなぁ」
千歳「さあさあ提督♪まずはおビール一杯。どうぞ♪」
提督「おう、ありがとう」グビグビ
千歳「あら、いい飲みっぷり♪惚れちゃいそうです♪」
提督「それじゃあ千歳が俺に惚れるまで飲んでみるかな」
千歳「もう、提督ったら♪」
龍驤(よしよし、ええ感じや!上手いことおだてて飲ます作戦やな!)
バタン!
千代田「むにゃ……千歳お姉……」
龍驤「な、なにやっとんねん!」
千代田「千歳お姉が、飲みっぷりが良いと惚れちゃいそうですって……」
龍驤「ほんでその一升瓶に入った酒を一気飲みしたんやな。……あほか!!」
隼鷹「こうなったらビール、日本酒、焼酎、カクテル……無茶苦茶な飲み合わせで酔わしちゃうか!」
龍驤「それや!ほんなら次はうちがこの焼酎を」
提督「おっと、その前に返杯しないとな。さぁ、千歳も飲んで飲んで」
千歳「ありがとうございます。いただきますね」グビグビ
提督「さて、じゃあ次は龍驤の焼酎を貰おうか」
龍驤「よっしゃ!で、どないする?水割りか?お湯割りか?それともロックにするか?」
提督「ミルク割りで!!あ、いや、龍驤じゃ無理か。じゃあ千歳か千代田のミルク割りで!!」
龍驤「どつきまわしたろか!!」
隼鷹「あはははは」
提督「……千歳のミルクを隼鷹のミルク割りで!」
龍驤「もうそれただの母乳やないか!そんなもんでるかあ!!」
隼鷹「…………」
千歳「…………」
龍驤「……え?で、でるん?」
瑞鳳(とにかく今は気配を消して傍観してよう……)
数十分後
龍驤「うぅ……バケモンか……」
隼鷹「うぅーん……世界が回る…………なーんか、気持ちいい感じ……ひゃっはー……」
提督「いやいや、さすがにみんな酒が強いな。あやうく酔い潰れる所だったよ」
龍驤「あほ、手酌でまだ飲んでる人間に言われたかて嬉しないわ」
提督「いやー、昔から肝臓だけはハイスペックみたいでな!バンバンアルコール分解されてて酔わないんだよ」
飛鷹「ほんと……三つくらい肝臓あるんじゃないの……」
提督「とは言え飲めばトイレは近くなる。ちょっくらお花摘みに行ってくるよ」
龍驤「なにちょっと乙女ちっくに言うとんねん!!」
廊下
提督「いやー、寒い寒い。早くトイレ行って部屋に戻らないと」
雪風「しれぇ!」
時津風1「しれー」
時津風2「しれー」
提督「おお、元気なのは良いけど風邪ひくなよー」
雪風「大丈夫です!子供は風の子元気な子ですから!」
提督「それで中庭に穴掘ってなにしてるんだ?落とし穴か?」
時津風1「あのねー」
時津風2「これはねー」
雪風「巣穴です!」
提督「秘密基地とかじゃないんだ……にしてもその穴じゃ小さ過ぎないか?」
雪風「え?そうですか?ちょっと時津風入ってくださいよ」
時津風1「うん、いーよー」すっぽり
時津風2「わあー、いいなぁー」
提督「ギチギチに詰まってるけど大丈夫なのか……?」
提督「っと、トイレに行く途中だったんだ」
時津風2「おトイレー?時津風も見る見るー♪」
提督「見せものじゃないから!それに女の子は男子トイレに入れないだろ?」
雪風「大丈夫です!」
提督「大丈夫じゃないです!」
雪風「おトイレならちょうどココにありますから!」
時津風1「ええー!ここ巣穴じゃなかったのー?」
雪風「はい。ここは提督専用おトイレになりました」
時津風1「じゃあ時津風は提督の専用おトイレになっちゃったのー?」
提督「ひどく誤解を招く様な言い方はやめなさい!じゃあトイレ行ってくるから。いくら風の子でも寒くなったら部屋にはいるんだぞー」
雪風、時津風1・2「はーい」
提督「子供は風の子か。そう言えば多摩はコタツで丸くなってたな……猫はコタツで丸くなるか……」
足柄「ああ!なんて寒いのかしら!冬のせい?それとも人肌が恋しいの!?」
足柄「冬の寒さを無くすことはできないけど人肌の温かさをあげることは出来るよ」
足柄「まぁ、それはどういう事かしら?」
足柄「こういうことさ!」
足柄「やっ……人がいないからってこんな所で……!」
足柄「なんだ、こんなにビショビショにして。そりゃこれだけ濡れていれば寒いだろう。今すぐ俺の26㎝ジャンプ傘をさしてあげるよ」
足柄「あっ、そんな開かないままさす傘なんて……!」
提督「……あほは風邪をひかないと言うし大丈夫だろう」
提督「いよいよもって我慢の限界だ……やばいやばい、大人にもなって漏らすなんて!がんばれ俺!あの角を曲がれば」タッタッタッ
古鷹「きゃっ……」
どんっ
提督「いてて……あわや大惨事になるところだった……」
提督「しかしこういう事は登校初日にパンをくわえた女の子とするもんじゃ……」
古鷹「あ、あの……」
提督「ん?」
むんず!(意:ぶつかった際に女の子の胸を掴む行為。同意語:リトる)
提督「うわぁっ!す、すす、すまん!!(まずい、1番触っちゃいけない系の真面目な子に触ってしまった……!どう対処すれば……!足柄とかなら冗談ですむのに!)」
古鷹「だ、大丈夫です!私も丁度、あの……目!目が見えなかったんです!」
提督「ええ!?それ全然大丈夫じゃなくないか!?」
古鷹「えっと、私って左目がこうなってるじゃないですか!だからその……何年かに一度見えなくなることがあって……」
提督「そ、そうだったのか。でもまた見えるようになるんだよな?」
古鷹「はい!一晩経てば」
提督「じゃあ加古か衣笠あたりに知らせてきた方がいいな」
古鷹「あ、ああ!あの!本当に大丈夫ですから!」
提督「しかし……」
古鷹「心配かけたくなかったからずっと皆んなにも内緒にしてるんです……」
提督「そうか。仲間を頼らないのはどうかと思うが……まぁ優しい古鷹らしいと言えば古鷹らしいな」
古鷹「ごめんなさい……」
提督(しかし目が見えなくても胸を揉まれた事は分かるんじゃ……いや、この際いい感じに話が流れたし流れに身を任そう!)
古鷹(どうしよう……とっさに訳わからない嘘ついたけど、お酒飲んでて夜風に当たってただけでバッチリ見えてるのに……)
足柄(私、一人で何してたのかしら……)
時津風1(抜けない……)
提督「ふぅ……セーフセーフ。おまたせ」
古鷹「あの……」
提督「いつもは布団に潜って一晩過ぎるのを待つんだよな?」
古鷹「はい。ですから部屋まで連れていってもら」
提督「よし!今日は俺の部屋でしっかり面倒見ようじゃないか!古鷹はいつも真面目に頑張ってくれてるからな!」
古鷹「そんな!そこまでしていただかなくても……」
提督「よし、行くか!」ぎゅっ
古鷹「っ!て、提督、手を……」
提督「ん?ああ、そうか。目が不自由な人と歩く時は手をつなぐんじゃなくて腕を組むんだったな。はい」
古鷹「えっと……」
提督「まぁ嫌かもしれないけど明日までの我慢だ」
古鷹「嫌だなんてとんでもないです!それじゃあ、その……失礼します、ね……?」ぎゅっ
提督「よし、じゃあ歩くぞー」
パシャッ…
青葉「アオバミチャイマシタ」
青葉「司令官と古鷹、深夜の腕組みデート!これで明日の1面は決まりです!」
青葉「……と言いたい所だけど古鷹にはいつもお世話になってますし、なにより真面目な古鷹が勇気を出したなら応援してあげたいですからね」
青葉「この写真は消去して……と、よし!古鷹、頑張ってくださいね!」
金剛「ヘイ!この辺りで提督を見なかったデスカー?」
青葉「提督ならトイレに行くとかで……時津風さんの中にハメて、穴が小さくてギチギチだけど大丈夫か?と言いながらその中におしっこをするとかなんとか」
金剛「ホワッ!?」
青葉「まあ時津風さんも提督の専用トイレになるとかなんとか言ってましたし大丈夫じゃないですか?」
金剛「ていとくぅー!!」ダダダッ
青葉「…………」
青葉「少し上手く伝わなかったみたいですけど大体は間違って無かったし大丈夫ですよね☆」テヘペロ
またかきます
提督室
提督「ここにイスがあるから。ゆっくり腰下ろして」
古鷹「あ、ありがとうございます」
提督「とりあえずお茶でも入れてくるよ」
古鷹「そんな!私がやりますから」
提督「ダメダメ、目が見えないんだから座ってな」
古鷹「……ごめんなさい」
提督「お茶お茶……お、あったあった」
提督「いやー、お酒も良いけど日本人ならお茶だよなー」のほほん
古鷹「そうですねー」のほほん
提督「はぁー……うまい」
古鷹「はぁー……」
提督「…………」
古鷹(この先どうしよう……特にやましい事があるわけじゃないんだし、本当の事言っちゃった方が良いよね…………よし!)
古鷹「あの!提……ええっ!?」
ガタッ!バタン!!バシャ!!
提督「ちょっ!?ええ!?なんか漫画みたいにイスごと後ろにぶっ倒れたけど大丈夫か!?」
古鷹「いてて……大丈夫、ですけど……あ、あの……どうして上着を脱いでいるんですか?」
提督「ああ、酒臭いし着替えようと思ってさ。それよりよく服脱いだってわかったな」
古鷹「それはその……音が聞こえたから……」
提督「音?」
古鷹「はい!目が見えない分音には敏感になってるみたいで。提督が服を脱ぐ音が聞こえたんです」
提督「そっかー……って!おもいっきり顔にお茶かかってるけど!!」
古鷹「大丈夫です、もうだいぶ冷めてましたから」
提督「でも顔が真っ赤だぞ?」
古鷹「それはその……」
提督「しかも服にまで……どうする、着替えなんて無いし」
古鷹「あっ、じゃあ脱いじゃいますね」
提督「マジで!?ありがとうございます!じゃなくて、こんに大胆な子だっけ!?」
古鷹「実は昨日……」
伊勢「どうよ、この黒インナー!」
古鷹「これを私にくれるんですか?」
日向「まぁ、そうなるな」
伊勢「これで今日から古鷹も我々黒インナー教の一員だよ」
古鷹「黒インナー教?」
日向「まぁ、そうなるな」
古鷹「という事があって実は今日は中にインナーを着ているんです」
提督「あいつらそんな訳の分からん邪教を……」
シュルシュル……
提督「ふぁ!?」
古鷹「結構暖かくて良いですよ?これ」
提督「た、確かに、身体のラインがハッキリでて、す……すばら……って言うか」
古鷹「?」
提督(完全に下ははいてないし上は付けて無いよね!?ピチピチで、山や丘が……あ、あれ?インナーってそんな感じなの!?とにかくハッキリ言えることは)
古鷹(どうしたんだろう提督……すごくジロジロ見られてるような……とにかくハッキリ言えることは)
提督(黒インナー教最高!布教を認める!!)
古鷹(なんだか思ってた以上に恥ずかしい……!)
提督(そういえば今古鷹は目が見えてないんだよな……)ズイズイ
古鷹「提督……?どうかしたんですか?」
提督「ん?んー……うんうん、なるほどなるほど」
古鷹(うう……提督、近い近い……)
提督「…………」
古鷹「…………」
提督(ありがたやありがたや……!)ナムナム
古鷹(どうして拝み出したんですか!?)
提督「そうだ、ちょっと待ってくれるか?」
古鷹「は、はい」
提督「えーっと、紙と鉛筆は……おっ!ここにこうして、こう書いて……」サラサラ
古鷹(何書いてるんだろう……?)
提督「よし!」ピラッ
『インナーな上から鷲掴みにして、首元からインナーをビリビリに破りたい!』
古鷹(本当に何書いてるんですか!?)
提督「うんうん」
古鷹「あ、あの……何をしているんでしょうか……?」
提督「ちょっと紙に夢を書いていただけだよ」
古鷹「夢なんですか……」
提督「しかしお茶とはいえガッツリかぶってるしお風呂で頭洗うか?」
古鷹「そうですね。シャワー貸してもらえれば助かります」
提督「じゃあ頭洗ってやるよ。使い慣れない風呂で視界も無けりゃ大変だろうし」
古鷹「提督が頭を……?良いんですか?」
提督「おう!」
古鷹「ちょっと嬉しいな……でも金剛さんにバレちゃったら怒られちゃうかも」
その頃金剛……
金剛「ほら!みんなで力を合わせて引っ張り出すデース!!」
時津風1「いたたたたた!」
雪風「しれぇ!!」
時津風2「しれー!!」
金剛「しれえじゃなくて手伝えデース!!
時津風を救出していた
古鷹「なんだか大変な事になっちゃったな……」
提督「いやー、おまたせおまたせ!」全裸
古鷹「て、てて、提督!?まさか、その……、裸……だったりしませんか?」
提督「おう!ついでに俺も入ろうかと思ってな!」
古鷹「提督…………あの、えっと……」
提督「ん?」
古鷹(どうして目の前で腰に手を当てて仁王立ちしてるんですか!?)
提督「しかしなんだな。見えてないとはいえ興ふ……緊張すると言うか恥ずかしいな!」
古鷹(提督ごめんなさい、まるみえです……古鷹、提督の提督、丸見えなんです……!)
提督「いやー、なんだか恥ずかしくてタオルで隠しちゃってるからね!逆に小心者の恥ずかしい奴だよ俺は!」ブルンブルン
古鷹(隠してません!隠してませんよ!むしろ腰をブルンブルン振って……何してるんですか!?)
提督「とりあえず頭を洗いたいから前かがみになってくれるか?」
古鷹「えっと……これくらいですか?」グッ
提督「うーん、もうちょっと前かがみかな?インナーまで濡れちゃったら大変だし」グイッ
古鷹「!!!!」
提督「うん、これくらいかな」
古鷹(目の前に提督の提督が提督で……!!)
提督「よし、じゃあ流すぞー」ザーッ
古鷹「あぷっ……ぷはっ!」フーッ
提督「あふっ!」グングン
古鷹(て、てて、提督の魚雷が……爆発しそう……!あ、あれ?なんだか小さく……?)
提督「あ、ああ、ああああ……」ガクガク
古鷹「?」クルッ
妙高「フフッ」ニコニコ
提督「はわわわわわ……」
妙高「提督、少しお話良いかしら?」ニコニコ
またかきますます
古鷹「提督……、大丈夫ですか……?」
提督「ふぁひほぉおふ……」
妙高「もう、そうならそうと早く言ってくれれば良かったのに」
提督「うん……一生懸命状況を説明しようとしたんだけど、口を手で押さえつけられたまま頭を壁に擦り付けられてたから」
妙高「古鷹が前かがみであんな体制取らされてたものだから、私はてっきり提督がお風呂に連れ込んで尺…………」
提督「尺?」
妙高「それにしても古鷹にそんな秘密があったなんて私も全然気付かなかったわ……言ってくれれば色々と協力出来たのに」
古鷹「ごめんなさい……みんなに心配かけたくなくて……」
妙高「…………?」ジー
古鷹「あの……私の顔に何か付いていますか……?」
妙高「…………あら、あれは」チラッ
古鷹「?」チラッ
妙高「ああ……なるほど。ふんふん。そう……あの古鷹がねぇ……♪」ニコニコ
古鷹「??」
妙高「提督、今夜はしっかり古鷹の事お願いしますね」
提督「へ?連れて帰らないのか?」
妙高「そのつもりでしたけど……この子が勇気を出してこう…………まぁ色々あるんですよ」
提督「?」
妙高「それじゃあ私はそろそろ戻りますけど、くれぐれもおかしな事は無いようにお願いしますね」スタスタ
提督「おかしなのは妙こいたたたたたあた!!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
提督「さてと、さっさと寝て早く明日になっていだこうか」
古鷹「そうですね」
提督「もし何か困ったことがあったら遠慮せず言ってくれ」
古鷹「はい、ありがとうございます!」
提督「それじゃあおやすみ」
古鷹「おやすみなさいです」
古鷹(良かった……これで明日になれば普通に過ご)
提督「やれやれ、疲れた疲れた」スッ
古鷹「…………」
提督「…………」
古鷹(一緒の布団に!?)
古鷹「…………」
提督「すぴー……すぴー…………」
古鷹(どうしよう……提督と一緒だなんて緊張して眠れないよ…………加古、助けて……!)
提督「ぐぅ……ぐぅ…………」
古鷹(提督は……私なんかが隣にいても気にせず寝ちゃってるし……)チラッ
提督「すかぴー……すかぴー…………」ギンッギンッ
古鷹(ええ!?提督、いびきかいてるのに目は見開いてる!?)
提督「ふぅー……ふぅーっ……!」
古鷹(な、なな……提督、近い、近いですよ!あとなんだか手の動きがいやらしいです……!)
提督「ぐ……ぬぅぅ……いかんいかん…………いくら見えていないからってこんな卑劣な真似はダメだ!」
古鷹(提督……!)
提督「だから俺は甘んじて罰を受けよう!この黒インナーへのダイブをした後に!!」
古鷹(ええっ!?)
提督「あばらの5本や6本くれてやる!それでこの古鷹バストに飛び込めるなら安いもんだ!!あっ!しまった!声は聞こえてるんだっ」
フッ……プスッ……
提督「あっ…………」パタン…
古鷹「て、提督?」
ガチャッ…
古鷹「誰ですか!?誰か今部屋から出ましたよね!?」
妙高「安心なさい。ただのしびれ薬を塗った吹き矢よ」
古鷹「大丈夫なんですかそれ!?」
妙高「ええ、クマだって三日三晩は動けないはずよ」
古鷹「大丈夫なんですか!?」
提督「むにゃむにゃ……」
古鷹「寝てる……」
古鷹「そんなにこのインナーが好きなのかな……」
古鷹「…………」
古鷹「あ、あのっ……私、今日はたくさん迷惑かけちゃったし、普段もいっぱい提督に感謝してるんです」
古鷹「だからその……こんな事で提督に喜んで貰えるなら……」
むぎゅっ
古鷹「こうで、いいんですか……?苦しくないですか……?」
提督「…………!」グッ
古鷹「よかった……。あれ……?お酒のせいかな……安心したらなんだか古鷹も眠く…………」
古鷹の胸に抱かれながら親指を力強く立てた提督の寝顔は最高の笑顔だったと言う……
翌日
金剛「グッモーニン♪提督ぅ、金剛が起こしにきた……ヨ……」
古鷹「むにゃむにゃ……提督、古鷹は…………ずっと」むぎゅーっ……
提督「…………」にっこり…
金剛「ふ……ふあぁぁぁぁ!!」
早朝から二人の抱き合う姿を見て金剛は走り去った。
その叫び声で目覚めた古鷹は慌てて布団に潜った。
一晩抱きしめ続けられた提督は古鷹の胸で幸せそうな笑みを浮かべ静かに息を引き取っていた。
もはやスレも終わりそうなのでこの辺りにしておきます!
後はスレ埋めに短いのを単発で書いていきます
読み返してくれてる、もしくは今読み始めてくれてると思うと涙がディーパディーパでてくるのです
古鷹「て、てて、提督!あの、し、失礼いたしました!!」ダッ
提督「…………」
ガチャッ
多摩「かつおぶし(しつれいします)」スタスタ
提督「…………」
多摩「……」くんくん
提督「…………」
多摩「死んでいる匂いがするにゃ」
多摩「うぅ~……寒いから布団に潜り込もうと思ったのに、これじゃ冷たくて全然暖かくないにゃ……」
多摩「しかたにゃい。人工呼吸で生き返すにゃ!」
多摩「すぅー…………」
多摩「んっ……ふぅー!!」
提督「…………ゲホッ……!」
多摩「おお、生き返ったにゃ。でも全然暖かくにゃい……早く暖かくなるにゃー」ペロペロ
ガサッ!
多摩「んにゃ?」
金剛「な、なな…………ノォォォォ!!」ダダダッ
多摩「いったい何なのにゃ?あっ、お日様……布団よりあっちの方が暖かそうにゃ」スタスタ
北上「提督ー、入るよー」
提督「ん…………」
北上「もおー、いつまで寝てんのさぁー。おーきーなーよー……って、あれ?提督なんか冷たくない?」
北上「おーい!提督ー、提督ー!返事ー」
提督「あ…………が……」
北上「えっ、うそ……なにこれ、ちょっとヤバくない……?」
北上「とにかく暖めないと。えーっと、熱湯をかけてみるかー……レンジでチン?あーだめかー、入らないや。あと暖めるには、うーん……暖め合う?」
北上「もう、仕方ないなぁー。この北上様に暖めてもらえるなんて提督もラッキーだねぇ♪よっと」ポイポイ
北上「うわっ、本当に冷たいし……でも裸でこんな事してるの大井っちに見られでもしたら大変」
ガシャッ!
北上「お、大井っち!?違うよ、これは提督が死にかけてて!」
金剛「の、ノォォォォー!!!!」
北上「あれ?大井っちじゃなかったのか……いやー、ビックリした。あやうく提督助けるどころかトドメさされちゃう所だったよ」
北上「でもあんまり長居しちゃうと本当に大井っちに見つかっちゃいそうだしあたしは行くねー。ちょっとはあったまったでしょー?」サッサッ
北上「んーじゃーねー」
提督(北上のおっぱい……なかなか……)
曙「ちょっと!糞提督、いつまで寝てんのよ!!」
提督「あけ……ぼの……」
曙「何よ?はっきり喋れば?フンッ」
提督「…………」
曙「……ちょっと、なんなのよ?」
提督「はぁ……」
曙「だ、大丈夫なの?ねぇ」
提督「いやー……まだ身体がうまく動かなくてな……」
曙「はあ?」
提督「いますぐ曙ちゃんにダイブしたいんだけど、身体が言うこと聞かなくて……」
曙「なによそれ、調子悪いの?」
提督「いや、大丈夫大丈夫……」
曙「そんなわけないでしょ!!嘘ついてんじゃないわよ!もう!誰か呼んでくるからしっかりしてよね!!」オロオロ
提督「ごめ……ん……」
曙「だ、誰かー!!」タタタッ
提督「ほんと……どうしたんだ俺の身体…………動かなくて冷たくて……」
ガチャッ
秋雲「おーい、提督いるー?」
曙「提督が!提督が!!」オロオロ
金剛「落ち着いてくだサーイ!とにかく提督の元に!」ダダダッ
金剛「提督ぅー!!」
ガチャッ
秋雲「やっ、あっ……ごめん、なさい……!ごめん、なさい……!!」
提督「部屋に来てパンツを見せるような破廉恥な奴にはお仕置きが必要だろ!!」
秋雲「それは、提督が動けないとかいうからぁ……!!ちょっとからかっただけぇ……んんっ!!」
提督「やっぱり身体を暖めるのには運動が一番だよなぁ!秋雲!!」
秋雲「ら、だめぇ……!熱い、熱い……!中が焼けちゃうよお……!!」
提督「ああ!俺も暖まってきたぞ!秋雲!!」
パタン……
金剛「元気そうでなによりデース」
曙「秋雲がいるなら安心ね」
提督「そんなこんなで地獄の淵から蘇りました提督です」
龍驤「そらキミみたいなもんは天国には行けんわなぁ。まったく……」
提督「今日はみんなに嬉しい報告があります!我が鎮守府に新しい仲間が加わりました!オイゲンちゃんです!」
オイゲン「はじめまして!日本に来てまだ日は浅いですけどよろしくお願いします!」
提督「まずは慣れるまでマックスちゃんとレーベちゃんに任せようと思ってるんだけどー」
愛宕「あら、あの二人ならたった今遠征に出ちゃいましたけど……」
提督「あらー。んー、じゃあドイツと言えばはっちゃんだな!自称ドイツ通だし!」
19「はっちゃん、いま慌てて1人で48時間遠征に行っちゃったみたいなのー」
提督「えー……完全に任務失敗だ……」
オイゲン「あのー、ビスマル」
愛宕「それ以上はいけない!!」
オイゲン「ふえ……?」
愛宕「この鎮守府でビ・ス・マ・ル・クの5文字を並べて口にする事は禁じられているの」
オイゲン「そ、そうだったんですか……」
金剛「ヘイ、提督ぅ!ここは帰国子女の金剛にお任せくだサーイ♪」
提督「大丈夫か?なんか金剛の方が日本語も不安定なんだけど」
金剛「ノープロブレムネ!さあさあこっちへ来てくだサーイ」
オイゲン「……あのー、アドミラールさん」
提督「なんだいなんだい?」
オイゲン「私、あの人と一緒がいいです」
長門「ん?」
提督「長門?どうしてまた」
オイゲン「はい。なんだか一目みた時からあの凛々しさがビス……姉さまにどこか似ていて♪」
提督「だそうなんだけど」
長門「まいったな。私も私で(駆逐艦用のクリスマスプレゼントの用意とかサンタ衣装の準備とか)忙しいんだが」
オイゲン「お願いします!私、長門さんみたいな戦艦に憧れているんです!」
金剛「なんだか凄く悲しいデース……」しくしく
清霜「わかる!わかるよその気持ち!!」
オイゲン「あなたは?」
清霜「私は清霜!今はまだ駆逐艦だけど将来は戦艦になるんだよ!」
オイゲン「それは凄いですね!」
清霜「だから長門さん!私達にお供させてください!」
オイゲン「おねがいしまーす!」
長門「よし!では2人とも、この長門に続け!!2人まとめて立派な戦艦にしてやろう!」
清霜「やったね!オイゲンちゃん!」
オイゲン「はい!清霜ちゃんのおかげです!」
愛宕「いいんですか?長門さんに任せると戦艦と言うか……オイゲンさんまで駆逐艦にされそうですけど……」
提督「…………それはそれでありだな!」
愛宕「はぁ……」
またかきます
提督「いよいよ12月だな!!来たぞ、俺の季節が!!」
愛宕「提督ったら、夏も同じ事言ってませんでしたか?」
提督「夏は薄着で色々とチラチラ見える俺の季節!冬はセーターやサンタ服や振り袖でホクホクできる俺の季節!!」
愛宕「それは別にどうでも構いませんけど……駆逐艦の子にサンタ服とか着せないで下さいよ?」
提督「いやー、冷えるな。今日は」
陸奥「サンタ服かぁー♪今年は私もお姉さんのお色気で迫ってみようかしら♪」
長門「サンタ服を着れば提督は喜ぶのか?」
陸奥「もちろん♪飛びきりセクシーなのを着てあげれば大喜び間違いなしよ♪」
長門「そうか。なら私もサンタ服を着て提督の相手をしてやるか」
陸奥「は……?なんであんたがサンタ服着て提督の相手をするのよ?」
長門「そうすれば喜ぶのだろ?」
陸奥「そりゃそうだけど……でもそのサンタ服って駆逐艦にプレゼントを配る用の」
長門「ビッグセブンパンチ!!」バキッ
陸奥「いたっ……!ちょっ、なにするのよ!」
長門「それはこっちのセリフだ。サンタクロースを信じている子供達に聞かれたらどうする。夢を壊すつもりか?」
陸奥「だったらいかがわしい事に使わず、子供達の為だけに使いなさいよ!」
長門「しかし提督も喜ばせる事ができるなら一石二鳥」
陸奥「あのねぇ……あんたが好きなのは提督じゃなくて駆逐艦の子供達でしょ?」
長門「何を言っている。私はちゃんと提督も愛しているぞ」
陸奥「あっ、そう。…………はい!?ちょっ、え?でも、え!?」
長門「もちろん陸奥、お前の事も愛しているぞ」
陸奥「わ、わかったから!」
コンコン
提督「はーい」
長門「失礼するぞ」
提督「長門か。おつかれさま」
長門「愛しの駆逐艦じゃなくてガッカリか?」
提督「なに言ってんだ。入れよ」
長門「ああ、そうさせてもらう」
長門「今日も随分と駆逐艦にべったりだったじゃないか」
提督「まぁな。長くああしてると可愛いもんだぞ?」
長門「まさか本当に駆逐艦に恋心でも抱いているんじゃないだろうな?」
提督「ははっ、お前にそう言ってもらえるならまだまだ大丈夫そうだな」
長門「そうか。そうだな…………いや、その、あれだ……いつも悪いな。迷惑をかけて」
提督「何が?」
長門「だからその……そうやって駆逐艦に気があるフリをさせてロリコンの汚名まできさせてしまっている事だ」
提督「なんだそんな事か。別に気にしてないよ。おかげでお前とこういう仲だという事を知られずにすんでるだろ?」
長門「そうだな……」
提督「ケッコンカッコカリは複数の艦娘と出来るが……こう言うのは1人だけだからな」
長門「ケッコンカッコカリか……そうだ、この指輪……今だけ外して付け替えても構わないか?」
提督「別にいいけど……ちゃんと部屋を出るときは付け替えるんだぞ?って言うか、持ち歩いてるのか?」
長門「当然だ。これは提督……お前から貰った大切な婚約指輪だからな……」
提督「悪いな。本当ならもっと好きに付けて貰いたいんだが……やっぱり特別な1人を作ってしまうと鎮守府での空気がな……」
長門「分かっている。私は2人でいる時にこうして薬指にはめた指輪を眺めているだけで十分幸せなんだ」
提督「そっか。さて、コーヒーでも入れてくるよ」
長門「よろしく頼む」
提督「ん?なんだ、いつもなら自分が……ってコーヒー入れてくれるのに。今日はお任せか?」
長門「たまにはいいだろ。ほら、早く入れてこい」
提督「はいはい。ブラックで良いんだよな?」
長門「正解。さすがだな」
提督「どんだけ長い付き合いだと思ってんだよ」スタスタ
長門「さてと……」いそいそ
提督「おまた……え!?」
長門「……なんだ」
提督「なんだって……お前、それサンタ服……」
長門「フッ……やはり似合わないか。まぁ出撃のたびに殴り合いだからな。腕の筋肉もつきすぎているし、やはり私には」
提督「いやいや、最高だろ!長門、俺はな……お前のその鍛え上げられた肉体美に惹かれてるんだ!」
長門「…………つまり顔はそう好みでもないという事か」
提督「それはつまり……言って欲しいのか?その可愛い顔も大好きだって」
長門「う、うるさい…………いや、そうだな……たまには、そういうのも悪くはない……か」
提督「長門、可愛いよ」
長門「…………ん」
提督「さてと!サンタ服という事は当然プレゼントもあるんだよな!」
長門「プレゼント?いや、そんな物は用意していないが……だいたいまだ12日……」
提督「それは困る!サンタと言えばプレゼントだろ?……まぁ無いなら仕方ない。それじゃあコレを貰っておこうかな」むんず
長門「こ、こら、それは……やれるわけないだろ……!」
提督「じゃあ貸してもらうって事で」
長門「バカ、やめろ……先ばかり、そんな……鍛えられない場所ばかり…………」
提督「じゃあこっちは…………」
ガバッ!!
長門「…………」スヤスヤ
陸奥「ハァッ、ハァッ……夢!?くっ、昼間に変な事言うから……!」
長門「…………」スヤスヤ
陸奥「グゥ~!あんたはよく寝てるわね~!なんか腹立ってきたわ!!どうせ駆逐艦に囲まれてる夢でも見てるんでしょ!!」
長門「………………」スヤスヤ
陸奥「鼻でも摘んでやろうかしら……私の安眠を妨害した仕返しよ!」スッ
ガバッ!!ゴツン!!
陸奥「ヲウ!!ちょっ、急に起きないでよ……おもわず変な声出ちゃったじゃない……」
長門「すまん。おかしな夢を見てしまってな……お前が出てきたのだが」
陸奥「なになに?あんたも私の夢見たの?」
長門「うむ。酷い悪夢だった」
陸奥「どんな夢か聞かせなさいよ」
長門「陸奥、お前が巨大なカタツムリになって私達に襲いかかるんだ……」
陸奥「なんて悪夢見てるのよ!!」
長門「おもわず塩をかけてしまってな。お前がドンドン溶けていく夢だったんだが……その時の断末魔が恐ろしく禍々しい物で」
陸奥「もうやめて!!私寝るから!!」
長門「そうか……」
陸奥「まったく……」
長門「…………」
ファサァ…
陸奥「んっ!べっぺっ!!しょっぱい……ちょっと!なにしてんのよ!」
長門「すまん。一応塩をまいてみようかと」
陸奥「とけたらどうすんのよ!!」
今日も2人は仲良しです
ここまで長々とありがとうございました
夢オチにしたけど私は提督×長門が大好きでねえ!!
赤城「みかんが食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高翌揚します」
赤城「みかんが食べ放題?」 加賀「さすがに気分が高揚します」 - SSまとめ速報
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このSSまとめへのコメント
面白いデース!!
ホテルの名前で特定したわ
……この提督比叡沈めたらエライ目に遭いそうだなw